JP2015153028A - 服薬管理システム、データ管理サーバ、服薬管理アプリケーションおよび服薬管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】患者の服薬管理を確実に行う。
【解決手段】患者が有する携帯通信端末1がレシートタグ2から処方箋IDを読み取り、読み取った処方箋IDをデータ管理サーバ5に問い合わせることで、携帯通信端末1にて処方内容情報を受信する。携帯通信端末1には、予め患者の食事や起床、就寝時間が登録されているので、受信した処方内容情報に基づいて、具体的な服薬時期を示す服用時期情報を作成し、これに基づいて服薬スケジュールを登録することができる。
【選択図】図1
【解決手段】患者が有する携帯通信端末1がレシートタグ2から処方箋IDを読み取り、読み取った処方箋IDをデータ管理サーバ5に問い合わせることで、携帯通信端末1にて処方内容情報を受信する。携帯通信端末1には、予め患者の食事や起床、就寝時間が登録されているので、受信した処方内容情報に基づいて、具体的な服薬時期を示す服用時期情報を作成し、これに基づいて服薬スケジュールを登録することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、患者に処方された医薬品の服用を管理する服薬管理システム、データ管理サーバ、服薬管理アプリケーションおよび服薬管理方法に関する。
病院や薬局等の医療機関において、患者の症状に応じて医薬品が処方される。処方された医薬品は、予め定められた時間や量の指示に従って服用されるべきであるが、患者が服用の指示自体を忘れてしまう等の原因によって、必ずしも指示通りに服用されるとは限らない。
処方された医薬品が服用されることは、患者の生命や健康を維持するために必要であるため、医療機関としては、処方された医薬品が患者に服用されたかを確実に管理したいという要望がある。
処方された医薬品が服用されることは、患者の生命や健康を維持するために必要であるため、医療機関としては、処方された医薬品が患者に服用されたかを確実に管理したいという要望がある。
患者に処方した医薬品の服薬管理を行う技術として、例えば特許文献1には、電子メール機能を搭載し、医薬品の所定期間における服用指定日時に関する服用スケジュール情報を配信する1以上の情報配信装置が、服用スケジュール情報、および当該服用スケジュール情報を配信するクライアント装置の配信先情報を入力し、当該配信先情報に基づいて、患者の携帯電話に対して服用スケジュール情報を配信することが開示されている。
一般に、服用して使用する内服薬は、食前、食後、食間等、患者の食事を基準として服用されることが想定されている。
患者ごとに生活サイクルは異なるため、食事の時間も患者によりまちまちである。したがって、例え同じ医薬品でも、患者ごとに服薬すべき時間が異なることになる。
具体的には、例えば朝食を7時にとる患者は、朝食後服用するべき医薬品を7時半頃に服用することになるが、例えば朝食を10時にとる患者の場合は、同じ医薬品を10時半頃服用することになる。
患者ごとに生活サイクルは異なるため、食事の時間も患者によりまちまちである。したがって、例え同じ医薬品でも、患者ごとに服薬すべき時間が異なることになる。
具体的には、例えば朝食を7時にとる患者は、朝食後服用するべき医薬品を7時半頃に服用することになるが、例えば朝食を10時にとる患者の場合は、同じ医薬品を10時半頃服用することになる。
このように、例え同じ医薬品でも、患者ごとに服薬時間が異なるものである。したがって、医療機関が患者の服薬時間を管理しようとすると、患者ごとに服薬時間を逐一設定し、患者ごとに管理を行う必要がある。しかし、医療機関側は患者の食事時間まで把握していない場合が多いため、服薬時間の設定を医療機関が行うことは難しい。医療機関が患者本人に依頼して服薬時間の設定を行わせる方法も考えられるが、設定の手間が患者の負担となり、医薬品を飲むのを忘れてしまうほど不精な患者は、服薬時間の設定を投げ出してしまう可能性が高い。
また、例えば医療機関が患者ごとの服薬時間の管理を行い、服薬時間に報知を行ったとしても、患者は素直に医薬品を服用するとは限らない。例えば医薬品を服用することに強い抵抗を覚える患者は、医薬品を服用したふりをし、実際には捨てたりして、服薬を回避しようとする傾向がある。このような場合、医療機関側は患者が医薬品を服用したものとみなしてしまうため、患者の生命や健康維持のために好ましくない。
本発明は、患者の服薬管理を確実に行うことを目的とする。
本発明の服薬管理システムは、医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末と、前記医療機関より前記医薬品とともに患者に渡される、当該医薬品を処方するための処方箋を識別する識別子である処方箋IDを記憶した近距離無線通信媒体である処方箋IDタグと、前記処方箋IDと、当該処方箋の内容を示す情報である処方内容情報と、を予め関連付けて記憶し、ネットワークを介して前記携帯通信端末と通信可能なデータ管理サーバと、を有し、前記携帯通信端末は、前記第1近距離無線通信タグと近距離無線通信を行うことにより当該処方箋IDタグから前記処方箋IDを読み取り、前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに当該処方箋IDを送信し、前記データ管理サーバは、前記携帯通信端末からの前記処方箋IDの送信に応じて、当該処方箋IDと関連付けられた処方内容情報を前記ネットワークを介して前記携帯通信端末に送信し、前記携帯通信端末は、前記データ管理サーバから送信された前記処方内容情報に基づいて、患者が前記医薬品を服用すべき時期を示す服用時期情報を生成し、当該服用時期情報に基づいて患者に服用時期の報知を行う。
第2の発明の服薬管理システムは、医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末と、近距離無線通信に使用される帯域の電波を遮断する素材で構成された前記医薬品のパッケージ内に、前記医薬品とともに封入され、当該医薬品を識別する識別子である医薬品IDを記憶した近距離無線通信媒体である医薬品IDタグと、ネットワークを介して前記携帯通信端末と通信可能なデータ管理サーバと、を有し、前記携帯通信端末は、患者が前記医薬品のパッケージを開封したとき、当該パッケージに封入されていた前記医薬品IDタグと近距離無線通信を行うことにより当該医薬品IDタグから前記医薬品IDを読み取り、当該医薬品IDを読み取ったことを条件に、患者が医薬品を服用したとして服用した医薬品と服用時間を示す情報である服薬記録情報を生成し、当該生成した服薬記録情報を前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに送信し、前記データ管理サーバは、前記携帯通信端末から受信した前記服薬記録情報を、患者を識別する識別子である患者IDと関連付けて記憶する。
第3の発明のデータ管理サーバは、医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末とネットワークを介した通信が可能なデータ管理サーバであって、前記データ管理サーバは、前記処方箋IDと、当該処方箋の内容を示す情報である処方内容情報と、を予め関連付けて記憶しており、前記データ管理サーバは、前記携帯通信端末が、前記医療機関より前記医薬品とともに患者に渡される、当該医薬品を処方するための処方箋を識別する識別子である処方箋IDを記憶した近距離無線通信媒体である処方箋IDタグと近距離無線通信を行うことにより当該処方箋IDタグから前記処方箋IDを読み取り、前記ネットワークを介して当該処方箋IDを送信してきたとき、当該処方箋IDと関連付けられた処方内容情報を読み出して前記ネットワークを介して前記携帯通信端末に送信する。
第4の発明のデータ管理サーバは、医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末とネットワークを介した通信が可能なデータ管理サーバであって、前記データ管理サーバは前記携帯通信端末が、患者が、電波を遮断する素材で構成された前記医薬品のパッケージを開封したとき、当該パッケージ内に当該医薬品とともに封入された、当該医薬品を識別する識別子である医薬品IDを記憶した近距離無線通信媒体である医薬品タグと近距離無線通信を行うことにより当該医薬品IDタグから前記医薬品IDを読み取り、当該医薬品IDを読み取ったことを条件に、患者が医薬品を服用したとして服用した医薬品と服用時間を示す情報である服薬記録情報を生成し、当該生成した服薬記録情報を前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに送信してきたとき、前記携帯通信端末から受信した前記服薬記録情報を、患者を識別する識別子である患者IDと関連付けて記憶する。
第5の発明の服薬管理アプリケーションは、医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末において動作する、患者の服薬を管理するための服薬管理アプリケーションであって、当該服薬管理アプリケーションは、前記医療機関より前記医薬品とともに患者に渡される、当該医薬品を処方するための処方箋を識別する識別子である処方箋IDを記憶した近距離無線通信媒体である処方箋IDタグと近距離無線通信を行うことにより当該処方箋IDタグから前記処方箋IDを読み取り、当該処方箋IDを、前記ネットワークを介して、処方箋IDと当該処方箋の内容を示す情報である処方内容情報と、を予め関連付けて記憶するデータ管理サーバに送信して、当該処方箋IDに関連付けられた処方内容情報の送信を要求し、前記データ管理サーバから送信された前記処方内容情報に基づいて、患者が前記医薬品を服用すべき時期を示す服用時期情報を生成し、当該服用時期情報に基づいて患者に服用時期の報知を行う。
第6の発明の服薬管理アプリケーションは、医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末において動作する、患者の服薬を管理するための服薬管理アプリケーションであって、当該服薬管理アプリケーションは、患者が、近距離無線通信に使用される帯域の電波を遮断する素材で構成された前記医薬品のパッケージを開封したとき、当該パッケージ内に当該医薬品とともに封入された、当該医薬品を識別する識別子である医薬品IDを記憶した近距離無線通信媒体である医薬品タグと近距離無線通信を行うことにより当該医薬品IDタグから前記医薬品IDを読み取り、当該医薬品IDを読み取ったことを条件に、患者が医薬品を服用したとして服用した医薬品と服用時間を示す情報である服薬記録情報を生成し、当該生成した服薬記録情報を前記ネットワークを介してデータ管理サーバに送信する。
第7の発明の服薬管理方法は、医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末と、前記医療機関より前記医薬品とともに患者に渡される、当該医薬品を処方するための処方箋を識別する識別子である処方箋IDを記憶した近距離無線通信媒体である処方箋IDタグと、前記処方箋IDと、当該処方箋の内容を示す情報である処方内容情報と、を予め関連付けて記憶し、ネットワークを介して前記携帯通信端末と通信可能なデータ管理サーバと、を有する服薬管理システムにおける服薬管理方法であって、前記携帯通信端末が、前記第1近距離無線通信タグと近距離無線通信を行うことにより当該処方箋IDタグから前記処方箋IDを読み取り、前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに当該処方箋IDを送信する工程と、前記データ管理サーバが、前記携帯通信端末からの前記処方箋IDの送信に応じて、当該処方箋IDと関連付けられた処方内容情報を前記ネットワークを介して前記携帯通信端末に送信する工程と、前記携帯通信端末が、前記データ管理サーバから送信された前記処方内容情報に基づいて、患者が前記医薬品を服用すべき時期を示す服用時期情報を生成し、当該服用時期情報に基づいて患者に服用時期の報知を行う工程と、を有する。
第8の発明の服薬管理方法は、医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末と、近距離無線通信に使用される帯域の電波を遮断する素材で構成された前記医薬品のパッケージ内に、前記医薬品とともに封入され、当該医薬品を識別する識別子である医薬品IDを記憶した近距離無線通信媒体である医薬品IDタグと、ネットワークを介して前記携帯通信端末と通信可能なデータ管理サーバと、を有する服薬管理システムにおける服薬管理方法であって、前記携帯通信端末が、患者が前記医薬品のパッケージを開封したとき、当該パッケージに封入されていた前記医薬品IDタグと近距離無線通信を行うことにより当該医薬品IDタグから前記医薬品IDを読み取り、当該医薬品IDを読み取ったことを条件に、患者が医薬品を服用したとして服用した医薬品と服用時間を示す情報である服薬記録情報を生成し、当該生成した服薬記録情報を前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに送信する工程と、前記データ管理サーバが、前記携帯通信端末から受信した前記服薬記録情報を、患者を識別する識別子である患者IDと関連付けて記憶する工程と、を有する。
本発明によれば、患者の服薬管理を確実に行うことができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る服薬管理システム100の構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る服薬管理システム100は、携帯通信端末1、処方箋タグ2、医薬品タグ3、医療機関端末4、データ管理サーバ5を有する。
処方箋タグ2および医薬品タグ3は、NFC(Near Field Communication)タグ等の近距離無線通信タグであり、携帯通信端末1と近距離無線通信可能に構成される。また、携帯通信端末1、医療機関端末4、データ管理サーバ5は、それぞれネットワーク6に接続されており、ネットワーク6を介して互いに通信が可能である。携帯通信端末1、医療機関端末4、データ管理サーバ5の、ネットワーク6との接続方法は、それぞれ無線、有線のいずれでもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る服薬管理システム100の構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る服薬管理システム100は、携帯通信端末1、処方箋タグ2、医薬品タグ3、医療機関端末4、データ管理サーバ5を有する。
処方箋タグ2および医薬品タグ3は、NFC(Near Field Communication)タグ等の近距離無線通信タグであり、携帯通信端末1と近距離無線通信可能に構成される。また、携帯通信端末1、医療機関端末4、データ管理サーバ5は、それぞれネットワーク6に接続されており、ネットワーク6を介して互いに通信が可能である。携帯通信端末1、医療機関端末4、データ管理サーバ5の、ネットワーク6との接続方法は、それぞれ無線、有線のいずれでもよい。
以下、服薬管理システム100の各構成の詳細について説明する。
携帯通信端末1は、例えば、携帯電話機やスマートフォン、タブレット端末等、携帯可能な通信端末装置であり、医薬品を服用するべき患者が保有するものである。携帯通信端末1は、無線あるいは有線にてネットワーク6に接続可能である。さらに、携帯通信端末1は、NFC等の近距離無線通信により、処方箋タグ2や医薬品タグ3と近接させることにより、処方箋タグ2や医薬品タグ3に記憶された情報を読み取ることができる。
また、携帯通信端末1には、予めネットワーク6を介して、患者の服薬を管理するための服薬管理アプリケーションがダウンロードおよびインストールされている。
この服薬管理アプリケーションの詳細については後述する。
携帯通信端末1は、例えば、携帯電話機やスマートフォン、タブレット端末等、携帯可能な通信端末装置であり、医薬品を服用するべき患者が保有するものである。携帯通信端末1は、無線あるいは有線にてネットワーク6に接続可能である。さらに、携帯通信端末1は、NFC等の近距離無線通信により、処方箋タグ2や医薬品タグ3と近接させることにより、処方箋タグ2や医薬品タグ3に記憶された情報を読み取ることができる。
また、携帯通信端末1には、予めネットワーク6を介して、患者の服薬を管理するための服薬管理アプリケーションがダウンロードおよびインストールされている。
この服薬管理アプリケーションの詳細については後述する。
処方箋タグ2は、医療機関により提供される医薬品に付随したレシート等に貼付されたNFCタグ等の近距離無線通信タグである。近距離無線通信タグは、アンテナと、アンテナを介して数センチメートル〜十数センチメートル程度の比較的近距離で無線給電を受けて無線通信を行うICチップとで構成されている。
通常、医療機関において、医師が作成した処方箋に基づいて薬剤師が医薬品を処方することにより医薬品が患者に提供される。この際、患者の医薬品に対する理解を深めるために、薬剤師は、提供する医薬品に関する情報が記載された紙片等を医薬品に添付して患者に渡すことが多い。この医薬品に関する情報が記載された紙片を、本実施形態ではレシートと称する。
処方箋タグ2には、医薬品の処方箋に対応する識別子(処方箋ID)が記憶されている。処方箋タグ2は、本発明の処方箋IDタグに対応する。
通常、医療機関において、医師が作成した処方箋に基づいて薬剤師が医薬品を処方することにより医薬品が患者に提供される。この際、患者の医薬品に対する理解を深めるために、薬剤師は、提供する医薬品に関する情報が記載された紙片等を医薬品に添付して患者に渡すことが多い。この医薬品に関する情報が記載された紙片を、本実施形態ではレシートと称する。
処方箋タグ2には、医薬品の処方箋に対応する識別子(処方箋ID)が記憶されている。処方箋タグ2は、本発明の処方箋IDタグに対応する。
医薬品タグ3は、医薬品パッケージの内部に、医薬品とともに封入されたNFCタグ等の近距離無線通信タグである。
図2は、医薬品タグ3を含む医薬品パッケージ20の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、医薬品21と医薬品タグ3とがパッケージ素材22および23の間に配置される。図2(a)は、パッケージ素材22と23とが貼り合わされる前の状態を示した図である。図2(b)は、パッケージ素材22と23とが、医薬品21と医薬品タグ3とを間に挟んだまま貼り合わされた後の状態を横から見た図である。
医薬品が患者に提供される際には、図2(b)に示すように、パッケージ素材22と23の周辺部が貼り合わされることにより、医薬品21と医薬品タグ3とが内部に封入された医薬品パッケージ20が生成される。
図2は、医薬品タグ3を含む医薬品パッケージ20の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、医薬品21と医薬品タグ3とがパッケージ素材22および23の間に配置される。図2(a)は、パッケージ素材22と23とが貼り合わされる前の状態を示した図である。図2(b)は、パッケージ素材22と23とが、医薬品21と医薬品タグ3とを間に挟んだまま貼り合わされた後の状態を横から見た図である。
医薬品が患者に提供される際には、図2(b)に示すように、パッケージ素材22と23の周辺部が貼り合わされることにより、医薬品21と医薬品タグ3とが内部に封入された医薬品パッケージ20が生成される。
ここで、パッケージ素材22および23は、医薬品タグ3が通信に使用する帯域の電波を通さない素材で構成される。これにより、医薬品パッケージ20の封が破られ、医薬品が外部に取り出される、すなわち医薬品が服用可能な状態となるまで、医薬品タグ3に記憶された情報は、携帯通信端末1等による読み取りが不可能となっている。
医薬品タグ3には、医薬品の種類に対応する識別子(医薬品ID)が記憶されている。医薬品タグ3は、本発明の医薬品IDタグに対応する。
医薬品タグ3には、医薬品の種類に対応する識別子(医薬品ID)が記憶されている。医薬品タグ3は、本発明の医薬品IDタグに対応する。
医療機関端末4は、例えば病院や薬局等、患者に対して医薬品を処方する医療機関に設置され、医師や薬剤師により操作される端末装置である。具体的には、医療機関端末4は、PC(パーソナルコンピュータ)やタブレット端末等、表示と操作入力を好適に行うことができる端末装置であればよい。
例えば薬剤師が処方箋に従い医薬品を処方する際に、薬剤師は医療機関端末4を介して、処方する医薬品の処方箋に対応する識別子(処方箋ID)と、処方内容に関する情報である処方内容情報とを入力する。処方内容情報とは、具体的には、例えば患者に関する情報(名前、性別、年齢、生年月日等)、処方する医薬品の種類や名称等、処方する医薬品の画像、医薬品の服用時期(食前、食後等)や服用量等である。
あるいは、医療機関端末4において、薬剤師ではなく、医師が直接、処方箋IDと処方内容に関する情報とを入力するようにしてもよい。
なお、ここで入力された処方箋IDと処方内容情報とは、ネットワーク6を介して後述するデータ管理サーバ5に送信され、互いに関連付けられて記憶される。
あるいは、医療機関端末4において、薬剤師ではなく、医師が直接、処方箋IDと処方内容に関する情報とを入力するようにしてもよい。
なお、ここで入力された処方箋IDと処方内容情報とは、ネットワーク6を介して後述するデータ管理サーバ5に送信され、互いに関連付けられて記憶される。
データ管理サーバ5は、医療機関端末4において医師あるいは薬剤師により入力された処方箋IDと処方内容情報とを互いに関連付けて記憶および管理する。そして、携帯通信端末1や医療機関端末4からのアクセスに応じて、要求された情報を提供する。さらに、携帯通信端末1から送信される、医薬品の服用記録に関する情報を、当該医薬品に対応する処方箋IDと関連付けて記憶および管理する。
データ管理サーバ5の詳細な動作例については後述する。
データ管理サーバ5の詳細な動作例については後述する。
図3は、携帯通信端末1の構成の一例を示す図である。
図3に示すように、携帯通信端末1は、表示部11、操作部12、近距離無線通信部13、ネットワーク通信部14、近距離無線通信アンテナ15、ネットワークアンテナ16、メモリ17、CPU18、バッテリ19を有する。
図3に示すように、携帯通信端末1は、表示部11、操作部12、近距離無線通信部13、ネットワーク通信部14、近距離無線通信アンテナ15、ネットワークアンテナ16、メモリ17、CPU18、バッテリ19を有する。
表示部11は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等、CPU18により実行される種々のアプリケーションソフトウェアの実行結果等を表示する表示デバイスである。
操作部12は、例えばタッチパネルやテンキー等の操作デバイスであり、ユーザの操作を受け付ける。
操作部12は、例えばタッチパネルやテンキー等の操作デバイスであり、ユーザの操作を受け付ける。
近距離無線通信部13は、近距離無線通信タグ、すなわち処方箋タグ2や医薬品タグ3との近距離無線通信を行うための通信デバイスである。
ネットワーク通信部14は、携帯電話回線等を用いてネットワーク6との通信を行う通信デバイスである。
ネットワーク通信部14は、携帯電話回線等を用いてネットワーク6との通信を行う通信デバイスである。
近距離無線通信アンテナ15は、近距離無線通信部13による、NFC等の近距離無線通信に使用される内蔵アンテナである。例えば13.56MHz等、MHz周波数帯の電波を用いた送受信を行う。また、近距離無線通信アンテナ15は、近距離無線通信タグに対して無線での給電を行う。
ネットワークアンテナ16は、ネットワーク通信部14による、携帯電話回線等を用いたネットワーク6との無線通信に使用される内蔵アンテナであり、近距離無線通信部13と近距離無線通信アンテナ15との通信に使用される周波数帯より高い周波数帯である、例えば800MHz〜2GHz帯の電波を用いた送受信を行う。
ネットワークアンテナ16は、ネットワーク通信部14による、携帯電話回線等を用いたネットワーク6との無線通信に使用される内蔵アンテナであり、近距離無線通信部13と近距離無線通信アンテナ15との通信に使用される周波数帯より高い周波数帯である、例えば800MHz〜2GHz帯の電波を用いた送受信を行う。
このように、本発明の実施形態に係る携帯通信端末1では、2つの通信部(近距離無線通信部13およびネットワーク通信部14)および2つのアンテナ(近距離無線通信アンテナ15およびネットワークアンテナ16)を有するが、使用する周波数帯域が大幅に異なるので混信は生じない。
メモリ17は、フラッシュメモリ等、複数回の書き込みが可能な記憶媒体であり、CPU18が行う処理に使用される各種データ(各種アプリケーションソフトウェアや、画像データ等)を記憶する記憶媒体である。
CPU(Central Processing Unit)18は、携帯通信端末1において実行される各種処理の制御を行う。すなわち、CPU18は、例えば、各種アプリケーションソフトウェアの実行、上記携帯通信端末1の各種構成の制御、等を行う。CPU18が実行するアプリケーションソフトウェアは、例えば服薬管理アプリケーションである。服薬管理アプリケーションの詳細については後述する。
バッテリ19は、携帯通信端末1の各構成部に電力を供給する。
また、CPU18は、処方箋タグ2や医薬品タグ3と近距離無線通信を行うときに、通信を行うタグに非接触電力伝送を行うことにより、バッテリ19から供給される電力を給電する。
また、CPU18は、処方箋タグ2や医薬品タグ3と近距離無線通信を行うときに、通信を行うタグに非接触電力伝送を行うことにより、バッテリ19から供給される電力を給電する。
図4は、処方箋タグ2および医薬品タグ3を構成する近距離無線通信タグ30の一例を示す図である。
IC(Integrated Circuit)チップ31は、アンテナ32を介して携帯通信端末1からの給電を受け、データの送受信を行うとともに、携帯通信端末1から受信したデータをメモリに記憶し、またメモリに記憶した情報を携帯通信端末1に対して送信する。メモリは図示しないが、例えばICチップ31が内蔵すればよい。
IC(Integrated Circuit)チップ31は、アンテナ32を介して携帯通信端末1からの給電を受け、データの送受信を行うとともに、携帯通信端末1から受信したデータをメモリに記憶し、またメモリに記憶した情報を携帯通信端末1に対して送信する。メモリは図示しないが、例えばICチップ31が内蔵すればよい。
図5は、医療機関端末4の構成の一例を示す図である。
図5に示すように、医療機関端末4は、表示部41、操作部42、近距離無線通信部43、ネットワーク通信部44、近距離無線通信アンテナ45、CPU46を有する。
表示部41は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等、CPU46により実行される種々のアプリケーションソフトウェアの実行結果等を表示する表示デバイスである。
操作部42は、例えばタッチパネルやキーボード等の操作デバイスであり、ユーザの操作を受け付ける。
図5に示すように、医療機関端末4は、表示部41、操作部42、近距離無線通信部43、ネットワーク通信部44、近距離無線通信アンテナ45、CPU46を有する。
表示部41は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等、CPU46により実行される種々のアプリケーションソフトウェアの実行結果等を表示する表示デバイスである。
操作部42は、例えばタッチパネルやキーボード等の操作デバイスであり、ユーザの操作を受け付ける。
近距離無線通信部43は、近距離無線通信タグとの近距離無線通信が可能な通信デバイスである。
ネットワーク通信部44は、ネットワーク6を介した通信を行うための通信デバイスである。
近距離無線通信アンテナ45は、近距離無線通信部43による近距離無線通信に使用される内蔵アンテナである。近距離無線通信アンテナ45は、例えば処方箋タグ2との近距離無線通信に使用される。
CPU46は、医療機関端末4において実行される各種処理の制御を行う。
ネットワーク通信部44は、ネットワーク6を介した通信を行うための通信デバイスである。
近距離無線通信アンテナ45は、近距離無線通信部43による近距離無線通信に使用される内蔵アンテナである。近距離無線通信アンテナ45は、例えば処方箋タグ2との近距離無線通信に使用される。
CPU46は、医療機関端末4において実行される各種処理の制御を行う。
図6は、データ管理サーバ5の構成の一例を示す図である。
図6に示すように、データ管理サーバ5は、ネットワーク通信部51、データ管理部52、メモリ53を有する。
ネットワーク通信部51は、ネットワーク6を介した通信を行うための通信デバイスである。
データ管理部52は、メモリ53におけるデータの記憶を管理する。
メモリ53は、大容量の記憶装置であり、種々のデータを記憶する。メモリ53に記憶されるデータは、例えばネットワーク6を介して携帯通信端末1や医療機関端末4から送信されたデータである。
図6に示すように、データ管理サーバ5は、ネットワーク通信部51、データ管理部52、メモリ53を有する。
ネットワーク通信部51は、ネットワーク6を介した通信を行うための通信デバイスである。
データ管理部52は、メモリ53におけるデータの記憶を管理する。
メモリ53は、大容量の記憶装置であり、種々のデータを記憶する。メモリ53に記憶されるデータは、例えばネットワーク6を介して携帯通信端末1や医療機関端末4から送信されたデータである。
次に、携帯通信端末1で動作する服薬管理アプリケーションについて説明する。
服薬管理アプリケーションは、携帯通信端末1上で、ユーザである患者が服用するべき医薬品の種類、服薬するべき時間、服薬すべき量、医薬品の種類、服薬履歴等を管理するためのアプリケーションである。
服薬管理アプリケーションは、携帯通信端末1上で、ユーザである患者が服用するべき医薬品の種類、服薬するべき時間、服薬すべき量、医薬品の種類、服薬履歴等を管理するためのアプリケーションである。
患者は、医療機関から受け取った医薬品に関して、携帯通信端末1を利用した服薬の管理を希望する場合には、予め、自らの有する携帯通信端末1に、ネットワーク6を介して所定のデータサーバから服薬管理アプリケーションをダウンロードし、インストールする。所定のデータサーバは、例えば服薬管理システム100の図示しないデータサーバや、携帯通信端末1のキャリアあるいはアプリケーションベンダーが用意するデータサーバである。服薬管理アプリケーション自体は、服薬管理システム100の管理者が作成し、上記所定のデータサーバを介してユーザへと提供するものである。
服薬管理アプリケーションは、以下説明する複数の動作を行う。
(動作1)生活時間情報登録
(動作2)患者属性登録
(動作3)処方箋IDの読み取り
(動作4)処方内容情報の取得
(動作5)服薬スケジュール登録
(動作6)報知
(動作7)医薬品IDの読み取り
(動作8)服薬記録をデータ管理サーバ5に送信
(動作1)生活時間情報登録
(動作2)患者属性登録
(動作3)処方箋IDの読み取り
(動作4)処方内容情報の取得
(動作5)服薬スケジュール登録
(動作6)報知
(動作7)医薬品IDの読み取り
(動作8)服薬記録をデータ管理サーバ5に送信
服薬管理アプリケーションの各動作の詳細について説明する。
(動作1:生活時間情報登録)
携帯通信端末1に服薬管理アプリケーションがインストールされると、服薬管理アプリケーションは初めに、携帯通信端末1に生活時間情報登録画面を表示し、患者に情報の登録を促す。
(動作1:生活時間情報登録)
携帯通信端末1に服薬管理アプリケーションがインストールされると、服薬管理アプリケーションは初めに、携帯通信端末1に生活時間情報登録画面を表示し、患者に情報の登録を促す。
生活時間情報登録画面は、例えば患者の食事の時間や就寝時間、起床時間等、服薬時間の候補となるべき患者の生活サイクルを登録する画面である。生活時間情報登録画面では、患者が自らの起床時間や食事の時間を自ら入力してもよいが、入力の手間を軽減するために、予め設定されたモデルケースを選択することで食事の時間や就寝時間を選択可能であるようにしてもよい。モデルケースとしては、例えば、「早朝タイプ」「普通タイプ」「夜型タイプ」を選択可能とし、「早朝タイプ」は起床4時、朝食5時、昼食11時、夕食17時、就寝21時、「普通タイプ」は起床6時、朝食7時、昼食12時、夕食19時、就寝23時、「夜型タイプ」は起床10時、朝食11時、昼食14時、夕食21時、就寝3時、とする。また、モデルケースを選択後、いずれかの時間を任意の時間に再設定可能であるようにしてもよい。
(動作2:患者属性登録)
服薬管理アプリケーションは、動作1の生活時間情報登録に続いて、患者属性の登録画面を表示し、患者に属性の登録を促す。
患者の属性とは、ここでは例えば性別、年齢(年代)、病名等、患者の個人情報に該当する情報を指す。また、患者属性の登録とともに、服薬管理アプリケーションにより収集される種々の情報が、医療機関以外の第三者、例えば服薬管理システム100の管理者等により活用されることに同意するか否かの選択を行うようにしてもよい。この際、服薬管理システム100の管理者が、服薬管理アプリケーションにより収集される種々の情報を利用して、どのようなことを行うのかを患者に対して明示し、患者の了解を得られるようにすることが望ましい。
服薬管理アプリケーションは、動作1の生活時間情報登録に続いて、患者属性の登録画面を表示し、患者に属性の登録を促す。
患者の属性とは、ここでは例えば性別、年齢(年代)、病名等、患者の個人情報に該当する情報を指す。また、患者属性の登録とともに、服薬管理アプリケーションにより収集される種々の情報が、医療機関以外の第三者、例えば服薬管理システム100の管理者等により活用されることに同意するか否かの選択を行うようにしてもよい。この際、服薬管理システム100の管理者が、服薬管理アプリケーションにより収集される種々の情報を利用して、どのようなことを行うのかを患者に対して明示し、患者の了解を得られるようにすることが望ましい。
(動作3:処方箋IDの読み取り)
服薬管理アプリケーションは、患者に処方された医薬品に添付するレシートに貼付された処方箋タグ2に記憶された処方箋IDを取得する。
具体的には、患者が医薬品を処方された後、服薬管理アプリケーションを起動すると、既に生活時間情報と患者属性の登録が完了した服薬管理アプリケーションは、処方箋タグ2の読み取りを促す画面を携帯通信端末1に表示させる。これに従って患者が携帯通信端末1をレシートに貼付された処方箋タグ2に近づけることによって、携帯通信端末1により処方箋タグ2に記憶された、患者に処方された医薬品に対応する処方箋IDが読み取られる。
服薬管理アプリケーションは、患者に処方された医薬品に添付するレシートに貼付された処方箋タグ2に記憶された処方箋IDを取得する。
具体的には、患者が医薬品を処方された後、服薬管理アプリケーションを起動すると、既に生活時間情報と患者属性の登録が完了した服薬管理アプリケーションは、処方箋タグ2の読み取りを促す画面を携帯通信端末1に表示させる。これに従って患者が携帯通信端末1をレシートに貼付された処方箋タグ2に近づけることによって、携帯通信端末1により処方箋タグ2に記憶された、患者に処方された医薬品に対応する処方箋IDが読み取られる。
処方箋IDとは、上記説明したように、病院等において医師が患者を診察した後、投薬の必要がある場合に、医師が作成した、処方すべき医薬品を薬剤師に指示するための処方箋それぞれに付与された識別子である。
(動作4:処方内容情報の取得)
処方箋IDは、上記説明したように、処方内容情報、すなわち、例えば患者に関する情報(名前、性別、年齢、生年月日等)、処方する医薬品の種類や名称等、処方する医薬品の画像、医薬品の服用時期(食前、食後等)や服用量等、の情報と関連付けられてデータ管理サーバ5に記憶されている。
したがって、服薬管理アプリケーションは、動作3において読み取った処方箋IDを、ネットワーク6を介してデータ管理サーバ5に送信するとともに、読み取った処方箋IDに関連付けられた処方内容情報をデータ管理サーバから取得する。
処方箋IDは、上記説明したように、処方内容情報、すなわち、例えば患者に関する情報(名前、性別、年齢、生年月日等)、処方する医薬品の種類や名称等、処方する医薬品の画像、医薬品の服用時期(食前、食後等)や服用量等、の情報と関連付けられてデータ管理サーバ5に記憶されている。
したがって、服薬管理アプリケーションは、動作3において読み取った処方箋IDを、ネットワーク6を介してデータ管理サーバ5に送信するとともに、読み取った処方箋IDに関連付けられた処方内容情報をデータ管理サーバから取得する。
(動作5:服薬スケジュール登録)
服薬管理アプリケーションは、動作4において取得した処方内容情報に基づいて、医薬品の服用時期を示す情報を携帯通信端末1に表示させるとともに、服薬スケジュールの登録を行う。
ここで、服薬管理アプリケーションは、動作1において登録された患者の食事時間等に応じて、医薬品の服用時期のスケジュール登録を行う。
服薬管理アプリケーションは、動作4において取得した処方内容情報に基づいて、医薬品の服用時期を示す情報を携帯通信端末1に表示させるとともに、服薬スケジュールの登録を行う。
ここで、服薬管理アプリケーションは、動作1において登録された患者の食事時間等に応じて、医薬品の服用時期のスケジュール登録を行う。
具体的には、例えば、朝食後と夕食後とに服用すべきである医薬品の場合、動作1において患者が朝食を7時に、夕食を19時に摂取するように登録したとすると、服薬管理アプリケーションは、例えば以下のような形式で服用時期を示す服用時期情報を作成する。
<服用時期情報の例>
「医薬品1」
・7時(朝食後)
・19時(夕食後)
「医薬品1」
・7時(朝食後)
・19時(夕食後)
服薬管理アプリケーションは、上述したように作成した服用時期情報を登録する。 服薬管理アプリケーションは、患者の要望に応じて、例えば服用時期のスケジュール一覧を作成してカレンダー形式等で表示したり、特定の一日のみの服用時期スケジュールを表示したり、といった様々な形態での服用時期スケジュールの表示を行う。また、後述するように、服用時期スケジュールに合わせて、患者に対する報知を行う。
なお、医薬品が複数種類処方されている場合には、服薬管理アプリケーションは、医薬品ごとに服用時期情報の作成を行い、表示するとともに、すべての医薬品の服用時期をスケジュール登録する。ここで、服薬管理アプリケーションは、医薬品ごとに作成した服用時期情報を表示する際に、対応する医薬品の画像や服用量をともに表示することで、患者がどの医薬品をどれだけ服用すればよいかわからない、という事態を回避することができる。
(動作6:報知)
動作5において登録されたスケジュールに従って、服用管理アプリケーションは服用時期を報知する。具体的には、例えば動作1において患者の朝食の時間が10時に登録されており、動作4において取得した医薬品の服用時期が朝食後であった場合、10時になった時点で、服用すべき医薬品の画像や、服用量、「この薬を服用して下さい」等の報知文等を携帯通信端末1に表示するとともに、図3に図示しないスピーカ等からアラーム音等の報知音を鳴らすことにより、患者に医薬品の服用を思い出させることができるようになる。
動作5において登録されたスケジュールに従って、服用管理アプリケーションは服用時期を報知する。具体的には、例えば動作1において患者の朝食の時間が10時に登録されており、動作4において取得した医薬品の服用時期が朝食後であった場合、10時になった時点で、服用すべき医薬品の画像や、服用量、「この薬を服用して下さい」等の報知文等を携帯通信端末1に表示するとともに、図3に図示しないスピーカ等からアラーム音等の報知音を鳴らすことにより、患者に医薬品の服用を思い出させることができるようになる。
(動作7:医薬品IDの読み取り)
動作6により、服用管理アプリケーションは患者に所定の服用時期に医薬品を服用することを思い出させることができる。
ここで、上記説明したように、本実施形態の服薬管理システム100においては、医薬品21と当該医薬品に関する情報が書き込まれた近距離無線通信タグである医薬品タグ3とがパッケージ素材22および23により封入されることにより医薬品パッケージ20が構成される。パッケージ素材22および23はそれぞれ医薬品タグ3の通信に使用される帯域の電波を遮断する素材でできているため、パッケージ素材22および23による封が破られるまでは、例え医薬品パッケージ20に携帯通信端末1を近づけたところで、携帯通信端末1と医薬品タグ3との近距離無線通信を行うことはできない。
動作6により、服用管理アプリケーションは患者に所定の服用時期に医薬品を服用することを思い出させることができる。
ここで、上記説明したように、本実施形態の服薬管理システム100においては、医薬品21と当該医薬品に関する情報が書き込まれた近距離無線通信タグである医薬品タグ3とがパッケージ素材22および23により封入されることにより医薬品パッケージ20が構成される。パッケージ素材22および23はそれぞれ医薬品タグ3の通信に使用される帯域の電波を遮断する素材でできているため、パッケージ素材22および23による封が破られるまでは、例え医薬品パッケージ20に携帯通信端末1を近づけたところで、携帯通信端末1と医薬品タグ3との近距離無線通信を行うことはできない。
そして、動作6により医薬品の服用を思い出した患者が、医薬品パッケージ20の封を破って医薬品21を取り出し服用した後は、医薬品タグ3に携帯通信端末1を近づけることで、携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションは、医薬品タグ3に記憶された医薬品IDを読み取ることができるようになる。
携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションは、医薬品タグ3から読み取った医薬品IDを受け取る。服薬管理アプリケーションは、医薬品IDを受け取ったことを条件に、その服用時期における医薬品の服用が完了したことを記録する。この記録を服薬記録情報と称する。
携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションは、医薬品タグ3から読み取った医薬品IDを受け取る。服薬管理アプリケーションは、医薬品IDを受け取ったことを条件に、その服用時期における医薬品の服用が完了したことを記録する。この記録を服薬記録情報と称する。
また、服薬管理アプリケーションは、患者の要望に応じて、患者が所望する服薬記録情報を携帯通信端末1の表示部に表示する。これにより、患者は自らが服用した医薬品の履歴を自由に参照することができる。
(動作8:服薬記録をデータ管理サーバ5に送信)
服薬管理アプリケーションは、動作7において作成した服薬記録情報をネットワーク6を介してデータ管理サーバ5に送信する。
データ管理サーバ5は、送信された服薬記録情報を、対応する処方箋IDおよび処方内容情報と関連付けて記憶および管理する。そして、データ管理サーバ5は、記憶および管理する情報を、医療機関や服薬管理システム100の管理者の要求に応じて開示する。
服薬管理アプリケーションは、動作7において作成した服薬記録情報をネットワーク6を介してデータ管理サーバ5に送信する。
データ管理サーバ5は、送信された服薬記録情報を、対応する処方箋IDおよび処方内容情報と関連付けて記憶および管理する。そして、データ管理サーバ5は、記憶および管理する情報を、医療機関や服薬管理システム100の管理者の要求に応じて開示する。
次に、服薬管理システム100の各構成の具体的な動作例について説明する。
図7は、患者が服薬管理システム100の利用登録を行うときの動作例を説明するフローチャートである。
図7は、患者が服薬管理システム100の利用登録を行うときの動作例を説明するフローチャートである。
患者が保有する携帯通信端末1は、ネットワーク6を介して所定のデータサーバから服薬管理アプリケーションをダウンロードする(ステップST101)。
所定のデータサーバとは、上述したように、例えば服薬管理システム100の図示しないデータサーバや、携帯通信端末1のキャリアあるいはベンダーが用意するデータサーバである。
また、携帯通信端末1において、ダウンロードした服薬管理アプリケーションをインストールし、使用可能とする。
所定のデータサーバとは、上述したように、例えば服薬管理システム100の図示しないデータサーバや、携帯通信端末1のキャリアあるいはベンダーが用意するデータサーバである。
また、携帯通信端末1において、ダウンロードした服薬管理アプリケーションをインストールし、使用可能とする。
服薬管理アプリケーションのインストール完了後、服薬管理アプリケーションの初回起動時に、携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションは、生活時間情報入力画面を携帯通信端末1に表示させ、生活時間情報の入力を受け付ける(ステップST102)。
患者が画面の指示に従い、生活時間情報、すなわち、食事の時間や起床および就寝時間等を入力したら、携帯通信端末1は入力された生活時間情報を携帯通信端末1のメモリ17等に記憶するとともに、データ管理サーバ5に送信してステップST103に進む。
患者が画面の指示に従い、生活時間情報、すなわち、食事の時間や起床および就寝時間等を入力したら、携帯通信端末1は入力された生活時間情報を携帯通信端末1のメモリ17等に記憶するとともに、データ管理サーバ5に送信してステップST103に進む。
データ管理サーバ5は、ステップST102において携帯通信端末1から送信された生活時間情報を受信し、これを記憶および管理する(ステップST111)この際、患者を識別するための識別番号で有る患者IDを患者ごとに付与し、生活時間情報と関連付けて患者IDをともに記憶することが望ましい。患者ごとに患者IDを付与することで、同一患者の各種情報を関連付けて記憶および管理することが容易となるからである。
携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションは、ステップST102における生活時間情報の入力に続いて、患者属性の入力画面を携帯通信端末1に表示する(ステップST103)。そして、属性情報が入力されたら、携帯通信端末1は入力された属性情報を携帯通信端末1のメモリ17等に記憶するとともに、データ管理サーバ5に送信する。
ここで、携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションは、患者がその属性情報を医療機関や服薬管理システム100の管理者等の第三者に活用されてもよいか否かの選択画面を表示部11に表示し、「よい」が選択された場合のみ、入力された属性情報をデータ管理サーバ5に送信するようにしてもよい。この場合、「否」が選択されたときは、携帯通信端末1内でのみ入力された属性情報を扱い、データ管理サーバ5には送信しないようにすればよい。
ここで、携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションは、患者がその属性情報を医療機関や服薬管理システム100の管理者等の第三者に活用されてもよいか否かの選択画面を表示部11に表示し、「よい」が選択された場合のみ、入力された属性情報をデータ管理サーバ5に送信するようにしてもよい。この場合、「否」が選択されたときは、携帯通信端末1内でのみ入力された属性情報を扱い、データ管理サーバ5には送信しないようにすればよい。
データ管理サーバ5は、ステップST103において携帯通信端末1から属性情報が送信された場合、これを受信し、ステップST111において記憶した生活時間情報および患者IDと関連付けて記憶および管理する(ステップST112)。
次に、患者が医療機関において医薬品の処方を受けるときの服薬管理システム100の動作例について説明する。
図8は、患者が医療機関において医薬品の処方を受けるときの服薬管理システム100の動作例を示すフローチャートである。
図8は、患者が医療機関において医薬品の処方を受けるときの服薬管理システム100の動作例を示すフローチャートである。
薬剤師等が操作する医療機関端末4は、操作に従い、処方箋IDを発行する(ステップST211)。具体的には、薬剤師は医師等が作成した処方箋に基づいて医薬品を処方するが、薬剤師が医師から処方箋を受け取ったとき、その新たな処方箋を受け取ったことを医療機関端末4に入力すると、医療機関端末4は自動的に新たな識別番号である処方箋IDをその処方箋に対して付与する。
処方箋IDの発行に続いて、医療機関端末4は、処方内容情報の入力を受け付ける(ステップST212)。具体的には、例えば医療機関端末4は、ステップST211における処方箋IDの発行を完了すると、自動的にその処方箋IDに対応する処方内容情報の入力画面を表示し、薬剤師の入力に従って処方内容情報の入力を受け付けるようにすればよい。
ここで、処方内容情報とは、患者に関する情報(患者名、性別、年齢等)、処方すべき医薬品の種類や名称、医薬品の画像データ、医薬品の服用時期に関する情報、服用量等、処方箋に記載された内容に関する情報である。
医療機関端末4は、処方箋IDと入力された処方内容情報を、ネットワーク6を介して自動的にデータ管理サーバ5に送信する。また、医療機関端末4は、近距離無線通信を行って処方箋IDを処方箋タグ2に送信する。具体的には、処方内容情報を入力した薬剤師等が、情報を書き込み可能な処方箋タグ2を医療機関端末4の近距離無線通信アンテナ45に近づけておき、医療機関端末4上で処方箋IDの書き込み操作を行うことにより、近距離無線通信部43および近距離無線通信アンテナ45を介して処方箋IDを処方箋タグ2に送信する。
ここで、処方内容情報とは、患者に関する情報(患者名、性別、年齢等)、処方すべき医薬品の種類や名称、医薬品の画像データ、医薬品の服用時期に関する情報、服用量等、処方箋に記載された内容に関する情報である。
医療機関端末4は、処方箋IDと入力された処方内容情報を、ネットワーク6を介して自動的にデータ管理サーバ5に送信する。また、医療機関端末4は、近距離無線通信を行って処方箋IDを処方箋タグ2に送信する。具体的には、処方内容情報を入力した薬剤師等が、情報を書き込み可能な処方箋タグ2を医療機関端末4の近距離無線通信アンテナ45に近づけておき、医療機関端末4上で処方箋IDの書き込み操作を行うことにより、近距離無線通信部43および近距離無線通信アンテナ45を介して処方箋IDを処方箋タグ2に送信する。
ステップST212において医療機関端末4から処方箋IDおよび処方内容情報を受信したデータ管理サーバ5は、受信した処方箋IDと処方内容情報とを関連付けて記憶および管理する(ステップST221)。
また、医療機関端末4から処方箋IDを受信した処方箋タグ2は、受信した処方箋IDをメモリに書き込む(ステップST201)。
このように処方箋IDを記憶した処方箋タグ2は、医薬品についての情報が書かれたレシートに薬剤師の手によって貼付され、処方された医薬品とともに患者に渡される。
このように処方箋IDを記憶した処方箋タグ2は、医薬品についての情報が書かれたレシートに薬剤師の手によって貼付され、処方された医薬品とともに患者に渡される。
このように患者に医薬品が渡された後、次に携帯通信端末1において、患者が医薬品の登録を行うことで、携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションによって、服薬管理が行われる。
以下携帯通信端末1における、医薬品の登録処理について説明する。
図9は、服薬管理アプリケーションに医薬品の登録をするときの動作例を示すフローチャートである。
以下携帯通信端末1における、医薬品の登録処理について説明する。
図9は、服薬管理アプリケーションに医薬品の登録をするときの動作例を示すフローチャートである。
携帯通信端末1において、医薬品を受け取った患者の操作に応じて、服薬管理アプリケーションが起動する(ステップST311)。起動した服薬管理アプリケーションは、例えば処方箋タグ2の読み取りを患者に要求する画面等を携帯通信端末1に表示させることにより、携帯通信端末1と処方箋タグ2とを近接させるよう患者に促す。携帯通信端末1と処方箋タグ2とが近接したら、服薬管理アプリケーションは処方箋タグ2から処方箋IDを読み取る(ステップST301、ST312)。
携帯通信端末1において、服薬管理アプリケーションは、ステップST312において読み取った処方箋IDを、ネットワーク6を介してデータ管理サーバ5に送信する(ステップST313)。
データ管理サーバ5は、ステップST313において携帯通信端末1から送信された処方箋IDを受信すると、受信した処方箋IDに対応する処方内容情報を読み出して、ネットワーク6を介して携帯通信端末1に対して送信する(ステップST321)。
データ管理サーバ5は、ステップST313において携帯通信端末1から送信された処方箋IDを受信すると、受信した処方箋IDに対応する処方内容情報を読み出して、ネットワーク6を介して携帯通信端末1に対して送信する(ステップST321)。
携帯通信端末1は、データ管理サーバ5から送信された処方内容情報を受信する(ステップST314)。そして、携帯通信端末1において、服薬管理アプリケーションは、ステップST314において受信した処方内容情報と、ステップST102に置いて入力された生活時間情報とに基づいて、患者が服薬するべきである時間を示す服用時期情報を作成する(ステップST315)。さらに、服薬管理アプリケーションは、作成した服用時期情報をスケジュール登録する(ステップST316)。これにより、服薬管理アプリケーションは、患者の要求に応じて服薬スケジュールの表示を行ったり、服用時期が来たら報知を行ったりすることができる。
以下、携帯通信端末1において、服用時期が来たときに患者に対して報知を行う場合の動作例を説明する。
図10は、服用時期が来たときに患者に対して報知を行う場合の動作例を示すフローチャートである。
図10は、服用時期が来たときに患者に対して報知を行う場合の動作例を示すフローチャートである。
携帯通信端末1は、ステップST316において登録された服用時期情報に従って、登録された服用時期が来たか否かの判定を行う(ステップST401)。服用時期が来たと判定した場合はステップST402に進み、来ていないと判定した場合はステップST401を繰り返す。
携帯通信端末1において、服薬管理アプリケーションは、報知動作を行う。報知動作は、例えば、服用すべき医薬品の画像や服用量を表示したり、アラーム音を鳴らしたりする動作を含む。
携帯通信端末1において、服薬管理アプリケーションは、報知動作を行う。報知動作は、例えば、服用すべき医薬品の画像や服用量を表示したり、アラーム音を鳴らしたりする動作を含む。
このようにして、服薬管理アプリケーションは、登録された医薬品を服用すべき時間を患者に対して報知することができる。これにより、患者の医薬品の飲み忘れを防止することが期待できる。
次に、医薬品を服用後の動作例について説明する。
図11は、医薬品を服用後の動作例を示すフローチャートである。
次に、医薬品を服用後の動作例について説明する。
図11は、医薬品を服用後の動作例を示すフローチャートである。
携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションは、患者の服薬後、医薬品パッケージ20が開封されることにより読み取り可能となった医薬品タグ3と近距離無線通信を行うことにより、医薬品タグ3から医薬品IDを読み取る(ステップST501)。ステップST501における読み取り要求を受けた医薬品タグ3は、医薬品IDを携帯通信端末1に対して送信する(ステップST511)。
医薬品タグ3から送信された医薬品IDを受け取った携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションは、医薬品IDに基づいて、服薬記録情報を作成する(ステップST502)。服薬記録情報とは、上述したように、その服用時期における服薬が完了したことを示す情報であり、服用時期(医薬品を服用した時間や日付等)と医薬品IDとを少なくとも含む。
次に、携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションは、ステップST502において作成した服薬記録情報をデータ管理サーバ5に対して送信する(ステップST503)。
次に、携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションは、ステップST502において作成した服薬記録情報をデータ管理サーバ5に対して送信する(ステップST503)。
ステップST503において送信された服薬記録情報を受信したデータ管理サーバ5は(ステップST521)、送信された服薬記録情報と、送信元の携帯通信端末1に対応する患者IDとを関連付けて記憶する(ステップST522)。これにより、データ管理サーバ5において、患者IDと、生活時間情報、患者の属性情報および服薬記録情報とが、互いに関連付けられて記憶されることになる。
次に、携帯通信端末1において、患者により服薬記録情報の閲覧要求があったか否かを判定する(ステップST504)。服薬記録情報の閲覧要求があったと判定した場合はステップST505に進み、そうでない場合はステップST504を繰り返す。
携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションは、ステップST504における服薬記録情報閲覧要求に応じて、服薬記録情報の表示を行う。
携帯通信端末1の服薬管理アプリケーションは、ステップST504における服薬記録情報閲覧要求に応じて、服薬記録情報の表示を行う。
以上説明したように、本実施形態の服薬管理システム100では、処方内容情報と関連付けられた処方箋IDを記憶する処方箋タグ2が貼付されたレシートを医薬品とともに患者に渡し、一方でデータ管理サーバ5において処方箋IDと処方内容情報とを関連付けて記憶および管理することにより、患者が有する携帯通信端末1が処方箋タグ2から処方箋IDを読み取り、読み取った処方箋IDをデータ管理サーバ5に問い合わせることで、携帯通信端末1にて処方内容情報を受信することが可能となる。
ここで、携帯通信端末1において、患者が予め患者の食事や起床、就寝時間等、患者の生活サイクルを示す生活時間情報を登録する。医薬品ごとに服用時間を登録するのと比較して、生活時間情報の入力は、その入力量が少なくて済むため、患者に係る負担も少ない。
また、携帯通信端末は、生活時間情報と、受信した処方内容情報とに基づいて、具体的な服薬時期を示す服用時期情報を作成し、これに基づいて服薬スケジュールを登録することができる。携帯通信端末1は、服用時期情報に従って、服用時期には患者に服薬を促すための報知を行うことができるので、患者の医薬品の飲み忘れを防止することができるようになる。
また、携帯通信端末は、生活時間情報と、受信した処方内容情報とに基づいて、具体的な服薬時期を示す服用時期情報を作成し、これに基づいて服薬スケジュールを登録することができる。携帯通信端末1は、服用時期情報に従って、服用時期には患者に服薬を促すための報知を行うことができるので、患者の医薬品の飲み忘れを防止することができるようになる。
また、医薬品を患者に渡すとき、医薬品21と医薬品タグ3とが電波を遮断するパッケージ素材により封入された医薬品パッケージ20を渡すことにより、患者が携帯通信端末1の報知動作に応じて服薬を行ったとき、医薬品パッケージ20が開封されてはじめて携帯通信端末1と医薬品タグ3との近距離無線通信を行うことができ、医薬品タグ3に記憶された医薬品IDを読み取ることができるようになる。携帯通信端末1は、医薬品IDを読み取ったことを条件に、患者が服薬を完了したと判断し、患者の服薬履歴を示す服薬記録情報を作成する。
このため、患者は服用した医薬品のパッケージの残骸に携帯通信端末1を近づけるだけで、服薬したことを記録できるため、患者が服薬したことを記録するための手間を軽減することができる。また、医薬品のパッケージを開封しないと医薬品IDを読み取ることができず、服薬記録情報が作成されないので、患者は服薬について虚偽の記録を行うことが難しく、服薬記録情報の正確性が向上する。
また、患者の食事時間等を示す生活時間情報や、患者の年齢、性別等の個人情報を示す属性情報、携帯通信端末1において作成された服薬記録情報は、データ管理サーバ5において、患者の識別情報である患者IDにより互いに関連付けられて一元的に記憶および管理されるので、例えば医師や第三者がデータ管理サーバ5に記憶されている各種情報を参照して活用する際に、活用しやすい環境が構築されている。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態では、データ管理サーバ5において、生活時間情報、属性情報および服薬記録情報が、患者IDにより互いに関連付けられて一元的に記憶および管理されており、それとは別に、処方箋IDと処方内容情報とが関連付けられて記憶および管理されていた。すなわち、患者ID、生活時間情報、属性情報および服薬記録情報と、処方箋IDおよび処方内容情報とは互いに無関係にデータ管理サーバ5において記憶および管理されていた。
しかし、例えばデータ管理サーバ5に対して携帯通信端末1が処方箋IDを送信し、処方内容情報を要求するとき、データ管理サーバ5において送信された処方箋IDを携帯通信端末1に対応する患者IDと関連付けることで、上述した各種情報をデータ管理サーバ5の中ですべて関連付けて記憶および管理するようにしてもよい。
このようにすれば、データ管理サーバ5側でも患者の服用時期等を把握することができるようになり、例えば携帯通信端末1以外の患者が保有する端末に向けて服薬報知指示を行うことができるようになる。
しかし、例えばデータ管理サーバ5に対して携帯通信端末1が処方箋IDを送信し、処方内容情報を要求するとき、データ管理サーバ5において送信された処方箋IDを携帯通信端末1に対応する患者IDと関連付けることで、上述した各種情報をデータ管理サーバ5の中ですべて関連付けて記憶および管理するようにしてもよい。
このようにすれば、データ管理サーバ5側でも患者の服用時期等を把握することができるようになり、例えば携帯通信端末1以外の患者が保有する端末に向けて服薬報知指示を行うことができるようになる。
また、上述した実施形態では、医療機関が患者に医薬品を渡すとき、レシートを同時に渡し、そのレシートに処方箋タグ2が貼付されているとしたが、本発明はこれには限定されない。処方箋IDが記憶された処方箋タグ2は、例えば単体で患者に渡されてもよいし、レシート以外の紙片に貼付されて患者に渡されてもよい。
100・・・服薬管理システム、1・・・携帯通信端末、2・・・処方箋タグ、3・・・医薬品タグ、4・・・医療機関端末、5・・・データ管理サーバ、6・・・ネットワーク、11・・・表示部、12・・・操作部、13・・・近距離無線通信部、14・・・ネットワーク通信部、15・・・近距離無線通信アンテナ、16・・・ネットワークアンテナ、17・・・メモリ、18・・・CPU、19・・・バッテリ、20・・・医薬品パッケージ、21・・・医薬品、22・・・パッケージ素材、23・・・パッケージ素材、30・・・近距離無線通信タグ、31・・・ICチップ、32・・・アンテナ、41・・・表示部、42・・・操作部、43・・・近距離無線通信部、44・・・ネットワーク通信部、45・・・近距離無線通信アンテナ、51・・・ネットワーク通信部、52・・・データ管理部、53・・・メモリ
Claims (11)
- 医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末と、
前記医療機関より前記医薬品とともに患者に渡される、当該医薬品を処方するための処方箋を識別する識別子である処方箋IDを記憶した近距離無線通信媒体である処方箋IDタグと、
前記処方箋IDと、当該処方箋の内容を示す情報である処方内容情報と、を予め関連付けて記憶し、ネットワークを介して前記携帯通信端末と通信可能なデータ管理サーバと、
を有し、
前記携帯通信端末は、前記第1近距離無線通信タグと近距離無線通信を行うことにより当該処方箋IDタグから前記処方箋IDを読み取り、前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに当該処方箋IDを送信し、
前記データ管理サーバは、前記携帯通信端末からの前記処方箋IDの送信に応じて、当該処方箋IDと関連付けられた処方内容情報を前記ネットワークを介して前記携帯通信端末に送信し、
前記携帯通信端末は、前記データ管理サーバから送信された前記処方内容情報に基づいて、患者が前記医薬品を服用すべき時期を示す服用時期情報を生成し、当該服用時期情報に基づいて患者に服用時期の報知を行う
服薬管理システム。 - 前記医療機関において使用される端末装置である医療機関端末
をさらに有し、
当該医療機関端末は、前記医薬品が前記患者に処方されるとき、当該医薬品を処方するための処方箋を識別する識別子である前記処方箋IDと、前記処方内容情報と、の入力を受け付け、入力された前記処方箋IDと前記処方内容情報とを前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに送信する
請求項1または2に記載の服薬管理システム。 - 前記携帯通信端末は、患者の生活サイクルを示す情報である生活時間情報を予め患者に入力させるとともに、入力された生活時間情報を前記データ管理サーバに送信し、
前記前記データ管理サーバは、送信された前記生活時間情報を、患者を識別する識別子である患者IDと関連付けて記憶し、
前記携帯通信端末は、前記データ管理サーバから送信された前記処方内容情報と、前記生活時間情報と、に基づいて、前記服用時期情報を生成する
請求項1または2に記載の服薬管理システム。 - 前記医薬品のパッケージ内に、当該医薬品とともに封入された、当該医薬品を識別する識別子である医薬品IDを記憶した近距離無線通信媒体である医薬品IDタグ
をさらに有し、
前記医薬品IDタグを封入する前記医薬品のパッケージは、当該医薬品IDタグの近距離無線通信に使用される帯域の電波を遮断する素材で構成されており、
前記携帯通信端末は、患者が前記医薬品のパッケージを開封したとき、当該パッケージに封入されていた前記医薬品IDタグと近距離無線通信を行うことにより当該医薬品IDタグから前記医薬品IDを読み取り、当該医薬品IDを読み取ったことを条件に、患者が医薬品を服用したとして服用した医薬品と服用時間を示す情報である服用記録情報を生成し、前記ネットワークを介して当該生成した服用記録情報を前記データ管理サーバに送信し、
前記データ管理サーバは、前記携帯通信端末から受信した前記服用記録情報を、前記患者IDと関連付けて記憶する
請求項3に記載の服薬管理システム。 - 医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末と、
近距離無線通信に使用される帯域の電波を遮断する素材で構成された前記医薬品のパッケージ内に、前記医薬品とともに封入され、当該医薬品を識別する識別子である医薬品IDを記憶した近距離無線通信媒体である医薬品IDタグと、
ネットワークを介して前記携帯通信端末と通信可能なデータ管理サーバと、
を有し、
前記携帯通信端末は、患者が前記医薬品のパッケージを開封したとき、当該パッケージに封入されていた前記医薬品IDタグと近距離無線通信を行うことにより当該医薬品IDタグから前記医薬品IDを読み取り、当該医薬品IDを読み取ったことを条件に、患者が医薬品を服用したとして服用した医薬品と服用時間を示す情報である服用記録情報を生成し、当該生成した服用記録情報を前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに送信し、
前記データ管理サーバは、前記携帯通信端末から受信した前記服用記録情報を、患者を識別する識別子である患者IDと関連付けて記憶する
服薬管理システム。 - 医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末とネットワークを介した通信が可能なデータ管理サーバであって、
前記データ管理サーバは、前記処方箋IDと、当該処方箋の内容を示す情報である処方内容情報と、を予め関連付けて記憶しており、
前記データ管理サーバは、
前記携帯通信端末が、前記医療機関より前記医薬品とともに患者に渡される、当該医薬品を処方するための処方箋を識別する識別子である処方箋IDを記憶した近距離無線通信媒体である処方箋IDタグと近距離無線通信を行うことにより当該処方箋IDタグから前記処方箋IDを読み取り、前記ネットワークを介して当該処方箋IDを送信してきたとき、当該処方箋IDと関連付けられた処方内容情報を読み出して前記ネットワークを介して前記携帯通信端末に送信する
データ管理サーバ。 - 医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末とネットワークを介した通信が可能なデータ管理サーバであって、
前記データ管理サーバは
前記携帯通信端末が、患者が、電波を遮断する素材で構成された前記医薬品のパッケージを開封したとき、当該パッケージ内に当該医薬品とともに封入された、当該医薬品を識別する識別子である医薬品IDを記憶した近距離無線通信媒体である医薬品タグと近距離無線通信を行うことにより当該医薬品IDタグから前記医薬品IDを読み取り、当該医薬品IDを読み取ったことを条件に、患者が医薬品を服用したとして服用した医薬品と服用時間を示す情報である服用記録情報を生成し、当該生成した服用記録情報を前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに送信してきたとき、前記携帯通信端末から受信した前記服用記録情報を、患者を識別する識別子である患者IDと関連付けて記憶する
データ管理サーバ。 - 医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末において動作する、患者の服薬を管理するための服薬管理アプリケーションであって、
当該服薬管理アプリケーションは、
前記医療機関より前記医薬品とともに患者に渡される、当該医薬品を処方するための処方箋を識別する識別子である処方箋IDを記憶した近距離無線通信媒体である処方箋IDタグと近距離無線通信を行うことにより当該処方箋IDタグから前記処方箋IDを読み取り、
当該処方箋IDを、前記ネットワークを介して、処方箋IDと当該処方箋の内容を示す情報である処方内容情報と、を予め関連付けて記憶するデータ管理サーバに送信して、当該処方箋IDに関連付けられた処方内容情報の送信を要求し、
前記データ管理サーバから送信された前記処方内容情報に基づいて、患者が前記医薬品を服用すべき時期を示す服用時期情報を生成し、当該服用時期情報に基づいて患者に服用時期の報知を行う
服薬管理アプリケーション。 - 医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末において動作する、患者の服薬を管理するための服薬管理アプリケーションであって、
当該服薬管理アプリケーションは、
患者が、近距離無線通信に使用される帯域の電波を遮断する素材で構成された前記医薬品のパッケージを開封したとき、当該パッケージ内に当該医薬品とともに封入された、当該医薬品を識別する識別子である医薬品IDを記憶した近距離無線通信媒体である医薬品タグと近距離無線通信を行うことにより当該医薬品IDタグから前記医薬品IDを読み取り、
当該医薬品IDを読み取ったことを条件に、患者が医薬品を服用したとして服用した医薬品と服用時間を示す情報である服用記録情報を生成し、当該生成した服用記録情報を前記ネットワークを介してデータ管理サーバに送信する
服薬管理アプリケーション。 - 医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末と、
前記医療機関より前記医薬品とともに患者に渡される、当該医薬品を処方するための処方箋を識別する識別子である処方箋IDを記憶した近距離無線通信媒体である処方箋IDタグと、
前記処方箋IDと、当該処方箋の内容を示す情報である処方内容情報と、を予め関連付けて記憶し、ネットワークを介して前記携帯通信端末と通信可能なデータ管理サーバと、
を有する服薬管理システムにおける服薬管理方法であって、
前記携帯通信端末が、前記第1近距離無線通信タグと近距離無線通信を行うことにより当該処方箋IDタグから前記処方箋IDを読み取り、前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに当該処方箋IDを送信する工程と、
前記データ管理サーバが、前記携帯通信端末からの前記処方箋IDの送信に応じて、当該処方箋IDと関連付けられた処方内容情報を前記ネットワークを介して前記携帯通信端末に送信する工程と、
前記携帯通信端末が、前記データ管理サーバから送信された前記処方内容情報に基づいて、患者が前記医薬品を服用すべき時期を示す服用時期情報を生成し、当該服用時期情報に基づいて患者に服用時期の報知を行う工程と、
を有する服薬管理方法。 - 医療機関において処方された医薬品を服用すべき患者が有する携帯通信端末と、
近距離無線通信に使用される帯域の電波を遮断する素材で構成された前記医薬品のパッケージ内に、前記医薬品とともに封入され、当該医薬品を識別する識別子である医薬品IDを記憶した近距離無線通信媒体である医薬品IDタグと、
ネットワークを介して前記携帯通信端末と通信可能なデータ管理サーバと、
を有する服薬管理システムにおける服薬管理方法であって、
前記携帯通信端末が、患者が前記医薬品のパッケージを開封したとき、当該パッケージに封入されていた前記医薬品IDタグと近距離無線通信を行うことにより当該医薬品IDタグから前記医薬品IDを読み取り、当該医薬品IDを読み取ったことを条件に、患者が医薬品を服用したとして服用した医薬品と服用時間を示す情報である服用記録情報を生成し、当該生成した服用記録情報を前記ネットワークを介して前記データ管理サーバに送信する工程と、
前記データ管理サーバが、前記携帯通信端末から受信した前記服用記録情報を、患者を識別する識別子である患者IDと関連付けて記憶する工程と、
を有する服薬管理方法。
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---|---|---|---|
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JP2006178736A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 開封証跡確認システム |
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2014
- 2014-02-12 JP JP2014024734A patent/JP2015153028A/ja active Pending
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