JP2015152969A - 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】機器のデータフォーマットの種類が異なる場合であっても、適切にデータを収集すること。【解決手段】情報処理装置は、生体測定機器に関する情報を取得する機器情報取得部と、前記機器情報取得部が取得した前記生体測定機器に関する情報に基づいて前記生体測定機器および前記生体測定機器のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態を特定する機器特定部と、前記生体測定機器に前記生体の状態を表すデータを取得するデータ取得部と、前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に応じた定義情報に基づいて、前記データ取得部が取得した前記生体の状態を表すデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換部と、前記フォーマット変換部が変換したデータフォーマットで前記生体測定機器から取得した前記データを送信するデータ送信部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法に関する。
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置により、複数の機器から出力されるデータを収集するものがある。例えば、特許文献1に記載の技術は、データフォーマット変換装置が複数種の機器のデータフォーマットの特徴と、各種の機器から出力されるデータを予め定められているデータフォーマットのデータに変換するための変換規則とが格納されたフォーマット定義ファイルと、機器が出力するデータとフォーマット定義ファイルに格納されているデータフォーマットの特徴とに基づいてデータの送信元の機器の種類を特定する特定部と、フォーマット定義ファイルに格納されている変換規則の内、特定部が特定した種類に対応した変換規則に従ってデータを予め定められているデータフォーマットのデータに変換するフォーマット変換処理部と、該フォーマット変換処理部でデータフォーマットが変換されたデータをデータ収集装置に送信するデータ送信部とを備えるものである。
特開平7−160556号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、例えば、機器のファームウェアの更新などによって当該機器に対応するデータフォーマットが更新されて新たなデータフォーマットとなった場合など、機器のデータフォーマットの種類が異なる場合、変換規則などのフォーマット定義ファイルを取得することができず、データフォーマットを変換することができないことがあった。その結果、情報処理装置は、データを機器から収集することができないという問題があった。
また、これらの機器からデータを収集するためには、データ収集装置が実行するプログラムを更新する必要があり、ユーザの利便性が十分でないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、機器のデータフォーマットの種類が異なる場合であっても、適切にデータを収集することができる情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法を提供することを課題とする。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の第1の態様は、生体の状態を測定する生体測定機器と通信接続される情報処理装置であって、生体測定機器に関する情報を取得する機器情報取得部と、前記機器情報取得部が取得した前記生体測定機器に関する情報に基づいて前記生体測定機器および前記生体測定機器のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態を特定する機器特定部と、前記生体測定機器に前記生体の状態を表すデータを取得するデータ取得部と、前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に応じた定義情報に基づいて、前記データ取得部が取得した前記生体の状態を表すデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換部と、前記フォーマット変換部が変換したデータフォーマットで前記生体測定機器から取得した前記データを送信するデータ送信部と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
(2)また、本発明の第2の態様は、生体の状態を測定する生体測定機器と通信接続される情報処理装置とを備える情報処理システムであって、前記生体測定機器は、前記情報処理装置からの要求に応じて測定した前記生体の状態を表すデータを送信し、前記情報処理装置は、生体測定機器に関する情報を取得する機器情報取得部と、前記機器情報取得部が取得した前記生体測定機器に関する情報に基づいて前記生体測定機器および前記生体測定機器のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態を特定する機器特定部と、前記生体測定機器に前記生体の状態を表すデータを取得するデータ取得部と、前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に応じた定義情報に基づいて、前記データ取得部が取得した前記生体の状態を表すデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換部と、前記フォーマット変換部が変換したデータフォーマットで前記生体測定機器から取得した前記データを送信するデータ送信部と、を備えることを特徴とする情報処理システムである。
(3)また、本発明の第3の態様は、生体の状態を測定する生体測定機器と通信接続される情報処理装置における情報処理方法であって、生体測定機器に関する情報を取得する機器情報取得過程と、前記機器情報取得過程が取得した前記生体測定機器に関する情報に基づいて前記生体測定機器および前記生体測定機器のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態を特定する機器特定過程と、前記生体測定機器に前記生体の状態を表すデータを取得するデータ取得過程と、前記機器特定過程が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に応じた定義情報に基づいて、前記データ取得過程が取得した前記生体の状態を表すデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換過程と、前記フォーマット変換過程が変換したデータフォーマットで前記生体測定機器から取得した前記データを送信するデータ送信過程と、を有することを特徴とする情報処理方法である。
(4)また、本発明の第4の態様は、生体の状態を測定する生体測定機器と通信接続される情報処理装置のコンピュータに、生体測定機器に関する情報を取得する機器情報取得ステップと、前記機器情報取得ステップが取得した前記生体測定機器に関する情報に基づいて前記生体測定機器および前記生体測定機器のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態特定する機器特定ステップと、前記生体測定機器に前記生体の状態を表すデータを取得するデータ取得ステップと、前記機器特定ステップが特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に応じた定義情報に基づいて、前記データ取得ステップが取得した前記生体の状態を表すデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換ステップと、前記フォーマット変換ステップが変換したデータフォーマットで前記生体測定機器から取得した前記データを送信するデータ送信ステップと、を実行させるための情報処理プログラムである。
本発明によれば、機器のデータフォーマットの種類が異なる場合であっても、適切にデータを収集することができる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係る定義情報記憶部が記憶するデータ定義および変換規則を含む定義情報の一例を示すテーブルである。 第1の実施形態に係る送信データのデータフォーマットの一例を示す概略図である。 第1の実施形態に係る健康機器から送信される測定データおよびデータフォーマットの一例を示す概略図である。 第1の実施形態に係る健康機器から送信される測定データおよびデータフォーマットの他の一例を示す概略図である。 第1の実施形態に係るフォーマット変換部が生成した送信データおよびデータフォーマットの一例を示す概略図である。 第1の実施形態に係る変換処理部のフォーマット変換処理の一例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムS1の構成の一例を示す概略ブロック図である。
図1に示すように、情報処理システムS1は、データ収集サーバ装置1と、定義情報サーバ装置2と、情報処理装置3と、健康機器4と、を含んで構成される。情報処理装置3は、記憶部31と、入力部32と、第2通信部33と、制御部34と、第1通信部35と、表示部36と、を含んで構成される。
データ収集サーバ装置1は、インターネットなどのネットワークを介して、情報処理装置3に接続して通信する。なお、データ収集サーバ装置1には、複数の情報処理装置3が接続されて、それぞれの情報処理装置3と通信してもよい。データ収集サーバ装置1は、後述する情報処理装置3が健康機器4から受信した測定データをデータ変換し、データ変換した測定データのデータフォーマットを変換して生成した送信データを記憶する。
定義情報サーバ装置2は、インターネットなどのネットワークを介して、情報処理装置3に接続して通信する。なお、定義情報サーバ装置2には、複数の情報処理装置3が接続されて、それぞれの情報処理装置3と通信してもよい。定義情報サーバ装置2は、健康機器4を特定するための機器特定情報と健康機器4の状態を表す状態特定情報とに対応する定義情報を記憶している。機器特定情報および状態特定情報については後述する。ここで、定義情報には、データ定義と、変換規則とが含まれる。
定義情報サーバ装置2は、情報処理装置3から機器特定情報と状態特定情報とを含む問い合わせを受けると、当該問い合わせに対する応答として当該機器特定情報と当該状態特定情報とに対応する定義情報を情報処理装置3に送信する。
情報処理装置3は、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)、タブレットPC、スマートフォンなどである。情報処理装置3は、健康機器4と当該健康機器4のアドレス、認証キー、暗号化キーなどを交換して、健康機器4との接続を確立して当該健康機器4と通信する。そして、情報処理装置3は、健康機器4から機器情報を取得し、当該機器情報に基づいて定義情報を特定する機器特定情報を生成する。情報処理装置3は、健康機器4から当該健康機器4により測定された測定データを取得し、機器特定情報に基づいて測定データをデータ変換し、データ変換した測定データのデータフォーマットを、定義情報に基づいて変換して送信データを生成し、当該送信データをデータ収集サーバ装置1に送信する。
健康機器4は、生体の状態を測定する生体測定機器であり、例えば、歩数計、活動量計、体重計、体組成計、血圧計、脈拍計、体温計などである。健康機器4は、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))などのネットワークを介して、測定した測定データを情報処理装置3に送信する。ここで、測定データには、測定項目に対応する一つまたは複数のデータ情報が含まれる。なお、情報処理システムS1は、複数の健康機器4を備えてもよい。
次いで、情報処理装置3の構成を説明する。
記憶部31は、RAM(Random Access Memory;ランダムアクセスメモリ)、マスクROM(Read Only Memory)、FeRAM(Ferroelectric Randam Access Memory:強誘電体メモリ)、フラッシュメモリ、メモリカード、ハードディスク、SSD(Solid State Drive;ソリッドステートドライブ)などのメモリであり、制御部34が実行するプログラムおよび制御部34が当該プログラムを実行する際に必要となるデータを記憶する。当該プログラムには、アプリケーションやミドルウェアデバイスドライバ、オペレーションシステムなども含まれる。入力部32は、タッチパネル、入力キーやキーボード、マウス、音声入力装置などのユーザによる入力を受け付ける入力デバイスである。
第2通信部33は、無線LAN(Local Area Network;ローカルエリアネットワーク)による通信を行う。情報処理装置3の各部とデータ収集サーバ装置1との間で行う通信は、第2通信部33を介して行われる。また、情報処理装置3の各部と定義情報サーバ装置2との間で行う通信は、第2通信部33を介して行われる。なお、第2通信部33は、3G(第3世代)回線、4G回線、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access;ワイマックス)、LTE(Long Term Evolution)、LTE−Aなどの無線通信、あるいは、インターネットなどの有線通信を行ってもよい。
制御部34は、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)を備え、記憶部31が記憶するプログラムを実行することで、情報処理装置3の各部を制御する。第1通信部35は、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))による通信を行う。本実施形態では、情報処理装置3の各部と健康機器4との間で行う通信は、第1通信部35を介して行われる。なお、第1通信部35は、NFC(Near Field Communication;近距離通信)、無線LAN、赤外線などの無線通信、あるいは、USB(Universal Serial Bus;ユーエスビー)、シリアル(URAT)などの有線通信を行ってもよい。表示部36は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイなどの表示装置を備え、画像を表示する。
図2は、第1の実施形態に係る情報処理装置3のハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。
情報処理装置3は、CPU501と、第1通信部502と、第2通信部503と、出力部504と、メモリ505と、入力部506と、を備える。CPU501と、第1通信部502と、第2通信部503と、出力部504と、メモリ505と、入力部506とは、バスB(母線)を介して相互に接続される。
CPU501は、図1に示す制御部34であり、メモリ505が記憶するプログラムや各種データを読み出して実行し、情報処理装置3を制御する。第1通信部502は、図1に示す第1通信部35である。第2通信部503は、図1に示す第2通信部33である。出力部504は、図1に示す表示部36、スピーカ(非図示)などの出力装置である。メモリ505は、図1に示す記憶部31である。入力部506は、図1に示す入力部32である。
図3は、第1の実施形態に係る情報処理装置3の機能構成の一例を示す概略ブロック図である。
図3において、変換処理部30は、制御部34が記憶部31からプログラムを読み出して実行することで実現される。変換処理部30は、機器情報取得部301と、機器情報記憶部302と、定義情報状態抽出部303と、機器特定部304と、定義情報取得部305と、データ取得部306と、定義情報記憶部307と、フォーマット変換部308と、データ送信部309と、を含んで構成される。
機器情報取得部301は、広告(advertising)している健康機器4を検出し、当該健康機器4と接続し、情報処理装置3と健康機器4との間の通信に必要な通信情報を交換し、情報処理装置3と健康機器4との間の接続を確立して通信する。そして、機器情報取得部301は、当該通信情報を機器情報記憶部302に記憶させる。ここで、通信情報とは、健康機器4のアドレス情報、認証キー情報、暗号化キー情報などを含む通信接続を確立するための情報である。例えば、機器情報取得部301は、広告しているブルートゥース機器(健康機器4)を検出し、当該ブルートゥース機器に仮接続し、情報処理装置3とブルートゥース機器との間の接続に必要なブルートゥース機器のアドレス、認証キー情報、暗号化キー情報などを交換し、情報処理装置3とブルートゥース機器との間の接続を確立して通信する。
機器情報取得部301は、通信接続された健康機器4が提供するサービスを検索し、当該サービスに含まれる機器情報を提供するサービスに対してデータ要求を行い、健康機器4から機器情報および状態情報を取得する。ここで、機器情報とは、健康機器4の機種名と、機種種別と、を含む情報である。なお、機器情報は、健康機器4の機種を識別できる情報であればよく、JAN(Japanese Article Number;ジャン)コードなどの商品識別コードであってもよいし、型番や機種名であってもよいし、メーカー名と型番とのように複数の機種を識別できる情報の組み合わせであってもよい。
また、状態情報とは、健康機器4のファームウェア(ソフトウェア)のバージョンやワードウェアのバージョンなどの制御情報の状態や構成情報の状態などの状態を表す情報のことである。例えば、ある健康機器4のファームウェアのバージョンがver.1.3である場合、当該健康機器4の状態情報とは、ver.1.3を表す情報や、このバージョンを識別する識別情報のことである。本実施形態では、ファームウェアの状態、すなわちファームウェアのバージョンの状態を状態情報とする一例について説明する。
機器情報取得部301は、接続を確立した健康機器4と、取得した機器情報および状態情報と、を対応付けて機器情報記憶部302に記憶させる。
ここで、2回目以降、同じ健康機器4と接続する場合、機器情報取得部301は、機器情報の取得を行わなくてもよい。例えば、機器情報記憶部302に機器情報が記憶されている健康機器4である場合、情報処理装置3は、健康機器4の電源が投入されたときに送信する当該健康機器4の識別情報などに基づいて、機器情報記憶部302が記憶する機器情報を参照する。そして、該当する機器情報が機器情報記憶部302に存在する場合には、そのまま情報処理装置3と当該健康機器4との接続を確立すればよい。つまり、情報処理装置3は、健康機器4が広告するより前に、自装置に過去に接続したことがある健康機器4との接続を確立するため、健康機器4が広告しているか否かによって、過去に自装置に接続したことがある健康機器4であるか否かを判定することができる。
これにより、健康機器4と接続する毎に機器情報を取得する必要がなくなり、処理を簡素化できるとともに、処理時間を短縮することができる。また、当該処理の簡素化、処理時間の短縮により消費電力を削減することができる。
機器情報記憶部302は、健康機器4と機器情報と状態情報とを対応付けて記憶する。具体的には、機器情報記憶部302は、健康機器4のアドレスと健康機器4の機器情報と健康機器4の状態情報とを対応付けて記憶する。
機器特定部304は、機器情報記憶部302から機器情報に含まれるメーカー名と型番とを読み出し、当該メーカー名と型番とから健康機器4の定義情報を特定するための機器特定情報を生成する。また、機器特定部304は、機器情報記憶部302から状態情報を読み出して、健康機器4の状態、すなわちファームウェアのバージョンを特定するための状態特定情報を生成する。そして、機器特定部304は、生成した機器特定情報および状態特定情報を定義情報状態抽出部303、定義情報取得部305、およびフォーマット変換部308に出力する。
なお、機器特定情報には、歩数計、活動量計、体重計、体組成計、血圧計、脈拍計、体温計などの健康機器4の種別が含まれてもよい。また、機器情報には、一定の共通点を有する健康機器4が機器群に予め分類された機器群情報が含まれてもよく、当該機器群情報が機器情報に含まれる場合、機器特定部304は、当該機器群情報と、メーカー名とから機器特定情報を生成してもよい。
定義情報記憶部307は、機器特定情報と、状態特定情報と、機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報と、を対応付けて記憶する。
なお、機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報がバージョン管理されている場合、例えば、定義情報サーバ装置2が記憶する定義情報が、健康機器4において新しい用途や使用方法が見つかった場合や、定義情報にバグが存在した場合などの要因によって、更新される場合、定義情報記憶部307は、機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報をバージョンごとに記憶してもよいし、記憶する定義情報を上書きして記憶してもよい。
定義情報状態抽出部303は、機器特定部304から機器特定情報および状態特定情報が入力されると、定義情報記憶部307を参照し、機器特定情報および状態特定情報に該当する定義情報が記憶されているか否かを判定する。定義情報状態抽出部303は、機器特定情報および状態特定情報に該当する定義情報が定義情報記憶部307に記憶されている場合、当該機器特定情報に対応する新しい定義情報が存在するか否かを確認させるための確認要求を定義情報取得部305に出力する。この確認要求には、定義情報記憶部307が記憶する定義情報のバージョンを表す情報が含まれる。一方、定義情報状態抽出部303は、機器特定情報および状態特定情報に該当する定義情報が定義情報記憶部307に記憶されていない場合、当該機器特定情報および当該状態特定情報に対応する定義情報の取得させるための取得要求を定義情報取得部305に出力する。この取得要求には、例えば、ファームウェアのバージョンを表す情報が含まれる。
これにより、情報処理装置3は、健康機器4のファームウェアの更新などの状態情報が更新された場合であっても、健康機器4の現在の状態情報に対応する定義情報を自動的に取得することができるため、取得した定義情報によりデータフォーマットを変換することができる。また、情報処理装置3は、定義情報のバージョンが更新された場合、すなわち、健康機器4の機器情報および状態情報が同一で、定義情報記憶部307が記憶する定義情報よりも新しい定義情報が存在する場合であっても、新しい定義情報を自動的に取得することができるため、取得した定義情報によってデータフォーマットを変換することができるため、以前の定義情報でデータフォーマットを変換した場合よりも適切にデータフォーマットを変換することができる。
なお、定義情報状態抽出部303は、機器特定情報および状態特定情報に基づいて定義情報記憶部307を参照し、当該機器特定情報および当該状態特定情報に対応する定義情報が定義情報記憶部307に記憶されている場合、定義情報取得部305に確認要求を出力しなくてもよい。すなわち、当該機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報が定義情報記憶部307に記憶されている場合には、新しい定義情報が存在するか否かの確認を行わなくてもよい。これにより、ネットワークを経由した問い合わせおよび当該問い合わせに対する応答の取得などの処理が不要になり、処理時間が短縮することができるため消費電力を削減することができる。
定義情報取得部305は、機器特定部304から入力された機器特定情報および状態特定情報と、定義情報状態抽出部303から入力された確認要求または取得要求に基づいて、定義情報サーバ装置2に対して問い合わせを行う。具体的には、定義情報取得部305は、定義情報状態抽出部303から確認要求が入力されると、機器特定部304から入力された機器特定情報および状態特定情報に対応し、確認要求に含まれる定義情報のバージョンよりも新しい定義情報が定義情報サーバ装置2に記憶されているか否かを、定義情報サーバ装置2に対して問い合わせを行う。そして、定義情報取得部305は、当該問い合わせの応答として新しい定義情報が記憶されていることを表す新定義有情報を定義情報サーバ装置2から受信した場合に、機器特定情報および状態特定情報に対応する新しい定義情報を定義情報サーバ装置2から取得し、取得した新しい定義情報を、定義情報記憶部307に定義情報バージョン情報と機器特定情報および状態特定情報とに対応付けて記憶させる。
また、定義情報取得部305は、定義情報状態抽出部303から取得要求が入力されると、機器特定部304から入力された機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報、すなわち、機器特定情報が表す健康機器4のファームウェアのバージョンに対応する定義情報が定義情報サーバ装置2に記憶されているか否かを、定義情報サーバ装置2に対して問い合わせを行う。そして、定義情報取得部305は、当該問い合わせの応答として機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報が記憶されていることを表す定義有情報を定義情報サーバ装置2から受信した場合に、機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報を定義情報サーバ装置2から取得し、取得した定義情報を、定義情報記憶部307に定義情報バージョン情報と機器特定情報および状態特定情報とに対応付けて記憶させる。
データ取得部306は、接続が確立された健康機器4から随時、送信される測定データを取得し、当該測定データをフォーマット変換部308に出力する。なお、この測定データの構造は、例えば、データIDとデータ情報とが対になったデータ構造である。また、データ情報は、一つの測定項目のデータ情報であってもよいし、複数の測定項目のデータ情報がまとめられたデータ情報であってもよい。
フォーマット変換部308は、機器特定部304から入力された機器特定情報および状態特定情報に基づいて、定義情報記憶部307から当該機器特定情報および当該状態特定情報に対応する定義情報を読み出し、当該定義情報に含まれるデータ定義に基づいてデータ取得部306から入力された測定データに付随するデータIDを判定する。そして、フォーマット変換部308は、判定したデータIDに基づいて測定データの種類、構成、属性を特定し、定義情報に含まれる変換規則に基づいて測定データのデータ情報ごとにデータ変換し、データ変換した測定データのデータフォーマットを変換することで送信データを生成する。フォーマット変換部308は、生成した送信データをデータ送信部309に出力する。
なお、フォーマット変換部308は、機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報に複数のバージョンが存在する場合、予め指定されるバージョンの定義情報を読み出し、当該定義情報に基づいて送信データを生成してもよいし、機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報に複数のバージョンのうち、最も新しいバージョンの定義情報を読み出し、当該定義情報に基づいて送信データを生成してもよい。なお、ここで言う「最も新しいバージョン」とは、バージョンの改訂番号が最も大きいもの、例えば、ver.1.2とver.1.3とver.1.4とが存在する場合では、最もバージョンの改訂番号が大きいver.1.4の定義情報を読み出し、当該定義情報に基づいて送信データを生成すればよい。
データ送信部309は、フォーマット変換部308から入力された送信データに対し、データの符号化、変調、AD(Analog to Digital:アナログデジタル)変換、周波数変換、などの通信処理を施す。データ送信部309は、通信処理を施した送信データをデータ収集サーバ装置1に送信する。なお、データ送信部309は、通信処理を施した送信データを複数のデータ収集サーバ装置1に送信してもよい。
なお、本実施形態では、フォーマット変換部308が生成した送信データをデータ収集サーバ装置1に送信すると説明したが、データ収集サーバ装置1の代わりに変換処理部30に予めインストールされたデータ収集用のアプリケーションに送信データを送信してもよい。この場合、ネットワークを経由したデータ送信の必要がなくなるため、処理時間を短縮することができ、消費電力を削減することができる。また、第2通信部33が一時的に通信不可能になった場合であっても、データ収集用のアプリケーションへのデータ送信は可能であり、表示部36を用いて送信データを確認することもできる。
図4は、第1の実施形態に係る定義情報記憶部307が記憶するデータ定義および変換規則を含む定義情報の一例を示すテーブルである。
図示するように定義情報のテーブルT1は、定義番号と、データ名と、データIDと、データ構造と、位置と、サイズと、データ型と、単位と、変換位置と、データ型変換と、単位変換と、の各項目の列を有する行と列からなる2次元の表形式のデータである。ここで、定義情報には、定義番号、データ名、データID、データ構造、位置、サイズ、データ型、単位のデータ定義と、変換位置、データ型変換、単位変換の変換規則と、が含まれる。定義情報記憶部307は、機器特定情報および状態特定情報ごとに定義情報のテーブルを記憶している。また、定義情報記憶部307は、定義情報のバージョンごとに、この定義情報のテーブルを記憶している。例えば、定義情報のテーブルT1は、定義情報のバージョン1.0に対応する定義情報である。
例えば、定義情報のテーブルT1の1行目は、定義番号が1であり、データ名が体重であり、データIDがAAAAであり、データ構造が多重であり、位置が0であり、サイズが2であり、データ型が16ビット浮動小数点数であり、単位がKgであり、変換位置が(3)であり、データ型変換が最大4桁小数点第1位であり、単位変換が「そのまま」である。
2行目は、定義番号が2であり、データ名が体脂肪率であり、データIDがAAAAであり、データ構造が多重であり、位置が2であり、サイズが2であり、データ型が16ビット浮動小数点数であり、単位が%であり、変換位置が(4)であり、データ型変換が最大3桁小数点第1位であり、単位変換が「そのまま」である。
3行目は、定義番号が3であり、データ名が骨格筋率であり、データIDがAAAAであり、データ構造が多重であり、位置が4であり、サイズが2であり、データ型が16ビット浮動小数点数であり、単位が%であり、変換位置が(5)であり、データ型変換が最大3桁小数点第1位であり、単位変換が「そのまま」である。
4行目は、定義番号が4であり、データ名がタイムスタンプであり、データIDがAAAAであり、データ構造が多重であり、位置が6であり、サイズが7であり、データ型が7バイト年月日時分秒であり、単位が秒であり、変換位置が(1)であり、データ型変換が年月日時分秒(文字列)であり、単位変換が「そのまま」である。
5行目は、定義番号が5であり、データ名がユーザ番号であり、データIDがBBBBであり、データ構造が単一であり、位置が0であり、サイズが1であり、データ型が8ビット整数であり、単位が「なし」であり、変換位置が(2)であり、データ型変換が最大3桁であり、単位変換が「そのまま」である。
ここで、データ名とは、健康機器4から送信される測定データに含まれる情報の名称であり、データIDとは、健康機器4から送信される測定データに付随する識別子(Identifier;ID)である。また、データ構造には、健康機器4から送信される測定データのデータ構造が多重構造を表す「多重」、単一構造を表す「単一」が格納される。また、位置とは、健康機器4から送信される測定データに含まれるデータ情報の位置であり、サイズとは、当該データ情報のバイトサイズである。データ型とは、健康機器4から送信される測定データのデータ情報ごとのデータ型である。単位とは、健康機器4から送信される測定データのデータ情報ごとに付随する単位であり、変換位置とは、健康機器4から送信される測定データに含まれるデータ情報を送信データのフォーマットに埋め込む位置である。また、データ型変換とは、健康機器4から送信されるデータ情報を送信データに変換するときの変換方法であり、単位変換には、データ情報に付随する単位、例えば、体重に付随する単位であるkgをポンド、オンスなどへの単位変換のように、変換後の単位が格納される。
なお、本実施形態では、測定データに付随するデータIDが一つの場合について説明しているが、カテゴリID、データIDなど複数のIDを付随した階層型の測定データであってもよい。これにより、データ情報の数が増えた場合でも、測定データの管理を容易に行うことができる。
図5は、第1の実施形態に係る送信データのデータフォーマットの一例を示す概略図である。
図示するように、送信データのデータフォーマットは、例えば、データフォーマットの始点を表す“START”、データ名“タイムスタンプ”、区切りを表す「,」、タイムスタンプのデータ情報を格納する“(1)”、区切りを表す「,」、データ名“ユーザ番号”、区切りを表す「,」、ユーザ番号のデータ情報を格納する“(2)”、区切りを表す「,」、データ名“体重”、区切りを表す「,」、体重のデータ情報を格納する(3)、区切りを表す「,」、データ名“体脂肪率”、区切りを表す「,」、体脂肪率のデータ情報を格納する“(4)”、区切りを表す「,」、データ名“骨格筋率”、区切りを表す「,」、骨格筋率のデータ情報を格納する“(5)”、データフォーマットの終了を表す“END”の順にデータ名とデータ情報とを格納するものである。ここで、例えば、(1)は、定義情報のテーブルT1における4行目の変換位置(1)に対応する。
図6は、第1の実施形態に係る健康機器4から送信される測定データおよびデータフォーマットの一例を示す概略図である。
図示するように、健康機器4から送信されるデータフォーマットには、AAAA、cf、f2、c9、f0、49、f1、dd、07、02、1c、12、1e、00の順に測定データのデータ情報のバイト列が格納されている。
フォーマット変換部308は、定義情報に含まれるデータ定義に基づいて測定データに付随するデータIDを判定することでデータ構成を判定する。例えば、フォーマット変換部308は、データID、AAAAからデータ構成を判定し、定義情報のテーブルT1の位置の項目列からcf、f2が体重を表すデータ情報、c9、f0が体脂肪率を表すデータ情報、49、f1が骨格筋率を表すデータ情報、dd、07、02、1c、12、1e、00がタイムスタンプを表すデータ情報と判定する。
図7は、第1の実施形態に係る健康機器4から送信される測定データおよびデータフォーマットの他の一例を示す概略図である。
図示するように、健康機器4から送信されるデータフォーマットには、BBBB、01の順に測定データのデータ情報のバイト列が格納されている。フォーマット変換部308は、例えば、データID、BBBBからデータ構成を判定し、01がユーザ番号を表すデータ情報と判定する。
図8は、第1の実施形態に係るフォーマット変換部308が生成した送信データおよびデータフォーマットの一例を示す概略図である。
図4、図5および図6を参照して測定データのデータフォーマットの変換手段を説明する。フォーマット変換部308は、定義情報のテーブルT1におけるサイズが2以上であるデータ情報に対しては、データの下位バイトからデータ変換処理を行うリトルエンディアンの方法を使用する。また、16ビット浮動小数点数のフォーマットは、順に、基数10の指数部4ビット(2の補数)、仮数部12ビット(2の補数)から構成されるものとする。
例えば、フォーマット変換部308は、定義情報のテーブルT1における1行目の体重のデータ情報のデータ型が16ビット浮動小数点数、サイズが2であることから、図5における体重を表すバイト列cf、f2からf2cfhと変換し、指数部をfh=−1、仮数部を2cfh=719と算出する。そして、フォーマット変換部308は、算出したfh=−1、2cfh=719から719×10−1=71.9と変換することで体重を表すデータ情報のデータ変換を行う。そして、フォーマット変換部308は、定義情報のテーブルT1における1行目の体重のデータ情報の変換位置が(3)であることから、図5におけるデータ名“体重”の次の“(3)”にデータ変換した71.9を格納する。
同様に、フォーマット変換部308は、体脂肪率、骨格筋率のデータ情報をデータ変換する。
例えば、フォーマット変換部308は、定義情報のテーブルT1における4行目のタイムスタンプのデータ情報のデータ型がバイト年月日時分秒、サイズが7であることから、図6における位置6から12までのバイト列、dd、07、02、1c、12、1e、00から、07ddh=2013、02h=2、1ch=28、12h=14、1eh=30、00h=00、01h=1と算出し、2013−2−28−14:30:00とタイムスタンプを表すデータ情報のデータ変換を行う。そして、フォーマット変換部308は、定義情報のテーブルT1における4行目のタイムスタンプのデータ情報の変換位置が(1)であることから、図5におけるデータ名“タイムスタンプ”の次の“(1)”にデータ変換した2013−2−28−14:30:00を格納する。
このようにして、フォーマット変換部308は、測定データをデータ変換し、測定データのデータフォーマットを変換して図8に示す送信データを生成する。
図9は、第1の実施形態に係る変換処理部30のフォーマット変換処理の一例を示すフローチャートである。
ステップST101において、機器情報取得部301は、広告(advertising)している健康機器4を検出し、当該健康機器4と接続し、初めて通信接続される健康機器4か否かを判定する。健康機器4が初めて通信接続される場合、ステップST102に進む。一方、初めて通信接続される健康機器4ではない場合、ステップST103に進む。
ステップST102において、機器情報取得部301は、健康機器4と通信情報を交換し、接続を確立(ペアリング実行)し、ステップST103に進む。
ステップST103において、機器情報取得部301は、接続された健康機器4が提供するサービスを検索し、当該サービスに含まれる機器情報を提供するサービスに対してデータ要求を行い、健康機器4から機器情報および当該健康機器4の状態情報を取得して、ステップST104に進む。
なお、本実施形態では、情報処理装置3は、ステップST102およびST103において、ペアリングを実行して接続を確立した上で機器情報および状態情報を取得しているが、これに限らず、ペアリングを実行しない健康機器4と通信する場合には、ペアリングを実行せずに接続を確立して機器情報および状態情報を取得するようにしてもよい。あるいは、情報処理装置3は、例えば、健康機器4の広告に機器情報および状態情報が含まれる場合など、接続を確立せずとも機器情報および状態情報を取得することが可能である場合は、接続を確立せずに取得した機器情報および状態情報を利用してもよい。
ステップST104において、機器情報取得部301は、取得した機器情報および状態情報を機器情報記憶部302に記憶させ、ステップST105に進む。
ステップST105において、機器特定部304は、機器情報記憶部302から機器情報を読み出し、機器情報に含まれるメーカー名と型番とから機器特定情報を生成する。また、機器特定部304は、機器情報記憶部302から状態情報を読み出し、健康機器4の状態、すなわちファームウェアのバージョンを特定するための状態特定情報を生成し、ステップST106に進む。
ステップST106において、定義情報状態抽出部303は、定義情報記憶部307を参照し、機器特定部303が生成した機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報が定義情報記憶部307に記憶されているか否かを判定する。定義情報状態抽出部303は、機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報が定義情報記憶部307に記憶されている場合、ステップST107に進む。一方、定義情報状態抽出部303は、機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報が定義情報記憶部307に記憶されていない場合、定義情報サーバ装置2から定義情報を取得するための取得要求を生成し、ステップST109aに進む。
ステップST107において、定義情報状態抽出部303は、定義情報記憶部307から機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報を読み出し、ステップST108に進む。
ステップST108において、定義情報状態抽出部303は、定義情報記憶部307から読み出した定義情報のバージョン情報を抽出し、当該バージョン情報よりも新しいバージョンの定義情報が定義情報サーバ装置2に記憶されているか否かを確認させるための確認要求を生成し、ステップST109に進む。
ステップST109において、定義情報取得部305は、定義情報状態抽出部303が生成した確認要求と、機器特定部304が生成した機器特定情報および状態特定情報とに基づいて、定義情報サーバ装置2に対して定義情報の問い合わせを行い、ステップST110に進む。
ステップST110において、定義情報取得部305は、定義情報サーバ装置2から問い合わせの応答として受信した新しい定義情報が記憶されていることを表す新定義有情報に基づいて、定義情報記憶部307が記憶する定義情報のバージョンよりも新しいバージョンの定義情報があるか否かを判定する。定義情報取得部305は、新定義有情報を定義情報サーバ装置2から受信した場合、すなわち、新しい定義情報が定義情報サーバ装置2に存在する場合、ステップST111に進む。一方、定義情報取得部305は、新定義有情報を定義情報サーバ装置2から受信していない場合、すなわち、新しい定義情報が定義情報サーバ装置2に存在しない場合、ステップST113に進む。
ステップST111において、定義情報取得部305は、該当する新しい定義情報を取得し、ステップST112に進む。
ステップST112において、定義情報取得部305は、取得した新しい定義情報を、機器特定情報および状態特定情報と定義情報のバージョン情報と対応付けて定義情報記憶部307に記憶させ、ステップST113に進む。
ステップST109aにおいて、定義情報取得部305は、定義情報状態抽出部303が生成した取得要求と、機器特定部304が生成した機器特定情報および状態特定情報とに基づいて、定義情報サーバ装置2に対して定義情報の問い合わせを行い、ステップST111aに進む。
ステップST111aにおいて、定義情報取得部305は、機器特定情報および状態特定情報に対応する定義情報、例えば、対応する定義情報のうち最も新しい定義情報を取得し、ステップST112aに進む。
ステップST112aにおいて、定義情報取得部305は、取得した定義情報を、機器特定情報および状態特定情報と定義情報のバージョン情報と対応付けて定義情報記憶部307に記憶させ、ステップST113に進む。
なお、情報処理装置3が健康機器4と接続を開始して(ステップST101)から、定義情報サーバ装置2から定義情報を取得し(ステップST111、ST111a)、取得した定義情報を記憶する(ステップST112、ST112a)までに時間がかかることがある。この場合、健康機器4によっては、接続タイムアウトが発生し、確立した接続が切断されてしまうことがある。このような場合には、情報処理装置3は、定義情報が利用可能になった段階(例えば、ステップST113)で健康機器4と再接続して処理を継続すればよい。
ステップST113において、データ取得部306は、健康機器4から随時、送信される測定データを取得する。
ステップST114において、フォーマット変換部308は、定義情報に基づいて測定データのデータ情報ごとにデータ変換し、データ変換した測定データのデータフォーマットを変換することで送信データを生成する。
ステップST115において、データ送信部309は、送信データを送信して、健康機器4との通信を終了する。
なお、ステップST111aにおいて、定義情報取得部305は、最も新しい定義情報ではなく、問い合わせのときに定義情報のバージョンを指定して定義情報を取得してもよいし、対応する定義情報のうち、最初に検出された定義情報を取得してもよい。この場合、情報処理装置3は、ステップST112aにおいて定義情報を定義情報記憶部307に記憶させた後、ステップST110に進み、定義情報記憶部307に記憶した定義情報よりも新しいバージョンの定義情報が定義情報サーバ装置2に記憶されているか否かを確認してもよい。
ステップST109およびステップST109aにおいて、定義情報取得部305は、健康機器4の状態情報、例えばファームウェアのバージョンと当該ファームウェアのバージョンに対応する定義情報のバージョンの範囲との対応情報に基づいて、取得する定義情報を指定して定義情報サーバ装置2に問い合わせてもよい。例えば、対応情報が健康機器4のファームウェアのバージョン1.0に対応する定義情報のバージョンが1.0〜1.1、健康機器4のファームウェアのバージョン1.1に対応する定義情報のバージョンが1.0〜1.2、健康機器4のファームウェアのバージョン1.2に対応する定義情報のバージョンが1.1〜1.3であるとすると、健康機器4のファームウェアのバージョン1.0を指定した場合に、情報処理装置3は、定義情報のバージョン1.0〜1.1に該当する範囲のバージョンの定義情報が記憶されているか否かの問い合わせを行い、その結果として、該当する定義情報を取得してもよい。より具体的には、例えば、ステップST109において、情報処理装置3は、機器特定情報と状態情報と対応情報に基づいて、対応する定義情報のバージョンの範囲を指定する確認要求を定義情報サーバ装置2に送信し、ステップST110において、確認要求に含まれる定義情報のバージョンの範囲に該当するバージョンの定義情報があるか否かを判定すればよい。
なお、情報処理装置3は、データフォーマット変換に必要なデータ情報が複数ある場合、該当するデータ送信要求をそれぞれ送信し、ステップST113からステップST115までの処理を繰り返し行ってもよい。
また、上述したフローチャートでは、情報処理装置3は、ステップST115において自動的に健康機器4との通信を切断しているが、これに限らず、例えば、データ収集サーバ装置1から取得したデータに基づいて、測定データの取得及び健康機器4との通信の切断をしてもよい。例えば、情報処理装置3は、ステップST115の後に通信を継続させて、再度測定データを取得するようにしてもよい。これにより、再度測定データを取得する際に、通信接続に関する処理を省略することができるため、処理時間を省略することができる。
このように、本実施形態によれば、情報処理装置3は、生体の状態を測定する生体測定機器(健康機器4)と通信接続される情報処理装置3であって、生体測定機器(健康機器4)に関する情報を取得する機器情報取得部(機器情報取得部301)と、機器情報取得部(機器情報取得部301)が取得した生体測定機器(健康機器4)に関する情報に基づいて生体測定機器(健康機器4)および生体測定機器(健康機器4)のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態を特定する機器特定部(機器特定部304)と、生体測定機器に生体の状態を表すデータを取得するデータ取得部と、機器特定部(機器特定部304)が特定した生体測定機器(健康機器4)および生体測定機器(健康機器4)のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態に応じた定義情報に基づいて、データ取得部が取得した生体の状態を表すデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換部(フォーマット変換部308)と、フォーマット変換部(フォーマット変換部308)が変換したデータフォーマットで生体測定機器(健康機器4)から取得したデータを送信するデータ送信部(データ送信部309)と、を備える。
これにより、情報処理装置3は、健康機器4のデータフォーマットの種類、例えば、ファームウェアのバージョンやハードウェアのバージョンが異なり、これらのデータフォーマットの種類によって定義情報が異なる場合であっても、データ収集装置1が実行するプログラムを更新しなくても適切にデータを収集することができる。その結果、データを収集するときのユーザの利便性を向上させることができる。
なお、上述した実施形態における情報処理装置3の一部、例えば、変換処理部30をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、情報処理装置3に内蔵されたコンピュータシステムまたは外部のコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した第1の実施形態では、情報処理装置3は、ネットワークを介して定義情報サーバ装置2から定義情報を取得しているが、これに限らず、情報処理装置3に接続可能な記憶媒体に定義情報を記憶しておき、当該記憶された定義情報を利用してもよい。記憶媒体は、例えば、光磁気ディスク、フレキシブルディスク、フラッシュメモリなどの可搬記憶媒体である。あるいは、健康機器4に張り付けられたQR(Quick Response)コード(登録商標)やRFID(Radio Frequency IDentification)に定義情報を格納してもよい。この場合、情報処理装置3は、QRコード(登録商標)またはRFIDから定義情報を読み取り、読み取った定義情報を利用すればよい。
また、上述した第1の実施形態では、第1通信部35の通信をブルートゥースとしたが、これに限らず、例えば、シリアル(例えば、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter))やUSBなどの有線通信や、赤外線や無線LANなどの無線通信であってもよい。
(1)生体の状態を測定する生体測定機器と通信接続される情報処理装置であって、生体測定機器に関する情報を取得する機器情報取得部と、前記機器情報取得部が取得した前記生体測定機器に関する情報に基づいて前記生体測定機器および前記生体測定機器のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態を特定する機器特定部と、前記生体測定機器に前記生体の状態を表すデータを取得するデータ取得部と、前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に応じた定義情報に基づいて、前記データ取得部が取得した前記生体の状態を表すデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換部と、前記フォーマット変換部が変換したデータフォーマットで前記生体測定機器から取得した前記データを送信するデータ送信部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
(2)前記定義情報は、データ定義および変換規則を含み、前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に基づいて、前記定義情報を取得する定義情報取得部をさらに備え、前記フォーマット変換部は、前記定義情報取得部が取得した前記定義情報に含まれるデータ定義と前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態とに応じて、前記生体の状態を表すデータをデータ変換し、前記定義情報に含まれる変換規則に基づいて前記データ変換した前記データのデータフォーマットを変換することを特徴とする(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記定義情報取得部が取得した前記定義情報を、前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態と対応付けて記憶する定義情報記憶部をさらに備え、前記定義情報取得部は、前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に対応する前記定義情報が前記定義情報記憶部に記憶されているか否かを判定することを特徴とする(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記定義情報取得部は、前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に対応する前記定義情報が前記定義情報記憶部に記憶されている場合、前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に対応する定義情報に、前記定義情報記憶部が記憶する定義情報よりも新しい定義情報がある場合、前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に対応する前記新しい定義情報を取得することを特徴とする(3)に記載の情報処理装置。
(5)前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態は、ファームウェアのバージョンの状態またはハードウェアのバージョンの状態であることを特徴とする(1)から(4)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(6)生体の状態を測定する生体測定機器と通信接続される情報処理装置とを備える情報処理システムであって、前記生体測定機器は、前記情報処理装置からの要求に応じて測定した前記生体の状態を表すデータを送信し、前記情報処理装置は、生体測定機器に関する情報を取得する機器情報取得部と、前記機器情報取得部が取得した前記生体測定機器に関する情報に基づいて前記生体測定機器および前記生体測定機器のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態を特定する機器特定部と、前記生体測定機器に前記生体の状態を表すデータを取得するデータ取得部と、前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に応じた定義情報に基づいて、前記データ取得部が取得した前記生体の状態を表すデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換部と、前記フォーマット変換部が変換したデータフォーマットで前記生体測定機器から取得した前記データを送信するデータ送信部と、を備えることを特徴とする情報処理システム。
(7)生体の状態を測定する生体測定機器と通信接続される情報処理装置における情報処理方法であって、生体測定機器に関する情報を取得する機器情報取得過程と、前記機器情報取得過程が取得した前記生体測定機器に関する情報に基づいて前記生体測定機器および前記生体測定機器のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態を特定する機器特定過程と、前記生体測定機器に前記生体の状態を表すデータを取得するデータ取得過程と、前記機器特定過程が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に応じた定義情報に基づいて、前記データ取得過程が取得した前記生体の状態を表すデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換過程と、前記フォーマット変換過程が変換したデータフォーマットで前記生体測定機器から取得した前記データを送信するデータ送信過程と、を有することを特徴とする情報処理方法。
(8)生体の状態を測定する生体測定機器と通信接続される情報処理装置のコンピュータに、生体測定機器に関する情報を取得する機器情報取得ステップと、前記機器情報取得ステップが取得した前記生体測定機器に関する情報に基づいて前記生体測定機器および前記生体測定機器のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態を特定する機器特定ステップと、前記生体測定機器に前記生体の状態を表すデータを取得するデータ取得ステップと、前記機器特定ステップが特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に応じた定義情報に基づいて、前記データ取得ステップが取得した前記生体の状態を表すデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換ステップと、前記フォーマット変換ステップが変換したデータフォーマットで前記生体測定機器から取得した前記データを送信するデータ送信ステップと、を実行させるための情報処理プログラム。
S1・・・情報処理システム、1・・・データ収集サーバ装置、2・・・定義情報サーバ装置、3・・・情報処理装置、4・・・健康機器、30・・・変換処理部、31・・・記憶部、32・・・入力部、33・・・第2通信部、34・・・制御部、35・・・第1通信部、36・・・表示部、301・・・機器情報取得部、302・・・機器情報記憶部、303・・・定義情報状態抽出部、304・・・機器特定部、305・・・定義情報取得部、306・・・データ取得部、307・・・定義情報記憶部、308・・・フォーマット変換部、309・・・データ送信部

Claims (5)

  1. 生体の状態を測定する生体測定機器と通信接続される情報処理装置であって、
    生体測定機器に関する情報を取得する機器情報取得部と、
    前記機器情報取得部が取得した前記生体測定機器に関する情報に基づいて前記生体測定機器および前記生体測定機器のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態を特定する機器特定部と、
    前記生体測定機器に前記生体の状態を表すデータを取得するデータ取得部と、
    前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に応じた定義情報に基づいて、前記データ取得部が取得した前記生体の状態を表すデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換部と、
    前記フォーマット変換部が変換したデータフォーマットで前記生体測定機器から取得した前記データを送信するデータ送信部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記定義情報は、データ定義および変換規則を含み、
    前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に基づいて、前記定義情報を取得する定義情報取得部をさらに備え、
    前記フォーマット変換部は、前記定義情報取得部が取得した前記定義情報に含まれるデータ定義と前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態とに応じて、前記生体の状態を表すデータをデータ変換し、前記定義情報に含まれる変換規則に基づいて前記データ変換した前記データのデータフォーマットを変換すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記定義情報取得部が取得した前記定義情報を、前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態と対応付けて記憶する定義情報記憶部をさらに備え、
    前記定義情報取得部は、前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に対応する前記定義情報が前記定義情報記憶部に記憶されているか否かを判定すること
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 生体の状態を測定する生体測定機器と通信接続される情報処理装置とを備える情報処理システムであって、
    前記生体測定機器は、前記情報処理装置からの要求に応じて測定した前記生体の状態を表すデータを送信し、
    前記情報処理装置は、
    生体測定機器に関する情報を取得する機器情報取得部と、
    前記機器情報取得部が取得した前記生体測定機器に関する情報に基づいて前記生体測定機器および前記生体測定機器のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態を特定する機器特定部と、
    前記生体測定機器に前記生体の状態を表すデータを取得するデータ取得部と、
    前記機器特定部が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に応じた定義情報に基づいて、前記データ取得部が取得した前記生体の状態を表すデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換部と、
    前記フォーマット変換部が変換したデータフォーマットで前記生体測定機器から取得した前記データを送信するデータ送信部と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  5. 生体の状態を測定する生体測定機器と通信接続される情報処理装置における情報処理方法であって、
    生体測定機器に関する情報を取得する機器情報取得過程と、
    前記機器情報取得過程が取得した前記生体測定機器に関する情報に基づいて前記生体測定機器および前記生体測定機器のファームウェアの状態、或いはハードウェアの状態を特定する機器特定過程と、
    前記生体測定機器に前記生体の状態を表すデータを取得するデータ取得過程と、
    前記機器特定過程が特定した前記生体測定機器および前記生体測定機器の前記ファームウェアの状態、或いは前記ハードウェアの状態に応じた定義情報に基づいて、前記データ取得過程が取得した前記生体の状態を表すデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換過程と、
    前記フォーマット変換過程が変換したデータフォーマットで前記生体測定機器から取得した前記データを送信するデータ送信過程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
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