JP3207466U - スキャナ型ゲートウエイ機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、複数のプロトコルに対応し、持ち運びが容易であるスキャナ型ゲートウエイ機器を提供する。【解決手段】スキャナ型ゲートウエイ機器(生体データ転送装置620)は、バーコードリーダー又はICタグリーダーにより被検体を識別する識別部(621)と、被検体のデータを読み取り又は受信する読取通信部(生体データ受信部623)と、データを、インターネットを介してサーバに送信する無線LAN(通信部625)と、動作に必要な電力を蓄電する電源部(627)と、を備える。【選択図】図10

Description

本考案は、スキャナ型ゲートウエイ機器に関する。
血圧等の生体データは健康管理に役立てることができるため、継続的に生体データを測定したい場合がある。しかし、生体データの収集及び管理には手間がかかり、継続的な生体データの管理の妨げとなる場合があった。これに対して、例えば、特許文献1では、生体データの計測機器と中継器とがBluetooth(登録商標)により接続され、生体データが計測機器から中継器を介して管理サーバに送信されることにより生体データを簡易に登録し管理するシステムが示されている。
特開2014−215709号公報
しかし、特許文献1では、計測機器と中継器とがBluetooth(登録商標)のみにより接続されており、計測機器が他のプロトコルを有する場合には計測機器と中継器との接続を行うことができないという問題がある。また、異なるプロトコルを備える既存の計測機器を有している場合には、全ての計測機器を揃え直してプロトコルを統一することもコスト面から考えて困難である。
そこで、本考案は、複数のプロトコルに対応し、持ち運びが容易であるスキャナ型ゲートウエイ機器を提供することを目的とする。
第1観点のスキャナ型ゲートウエイ機器は、バーコードリーダー又はICタグリーダーにより被検体を識別する識別部と、被検体のデータを読み取り又は受信する読取通信部と、データを、インターネットを介してサーバに送信する無線LANと、動作に必要な電力を蓄電する電源部と、を備える。
第2観点のスキャナ型ゲートウエイ機器は、第1観点において、データを記憶する記憶部を備え、読取通信部で読み取られ又は受信されたデータが記憶部に保存された後に無線LANによりサーバに送信される。
第3観点のスキャナ型ゲートウエイ機器は、第1観点及び第2観点において、読取通信部が、ICタグリーダー、BLEモジュール、USB、又は赤外線通信の少なくとも1つを含む。
第4観点のスキャナ型ゲートウエイ機器は、第1観点から第3観点において、手で持たれる保持領域と、保持領域が持たれた状態で、識別部をかざす領域である識別領域と、を有する。
第5観点のスキャナ型ゲートウエイ機器は、第1観点から第4観点において、被検体の情報を表示する表示部を備える。
本考案のスキャナ型ゲートウエイ機器によれば、複数のプロトコルに対応することができ、持ち運びが容易である。
健康管理システム100の構成図である。 (a)は、生体データ転送装置220の概略斜視図である。 (b)は、生体データ転送装置220の概略構成図である。 生体データ測定装置210の生体データ転送装置220への登録方法が示されたフローチャートである。 (a)は、健康管理システム300の登録方法が示されたフローチャートである。 (b)は、健康管理システム300の部分構成図である。 管理システム400の構成図である。 生体データ転送装置520が示された図である。 生体データ転送装置520の概略構成図である。 生体データ転送装置520を用いて生体データを管理サーバ240に送信するまでの過程が示されたフローチャートである。 生体データ転送装置620が示された図である。 生体データ転送装置620の概略構成図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本考案の範囲は以下の説明において特に本考案を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
(第1実施形態)
<健康管理システム100の構成>
図1は、健康管理システム100の構成図である。健康管理システム100は、健康管理システム100を使用する使用者110の生体データを取得して健康管理を行うためのシステムであり、生体データ測定装置210及び生体データ転送装置220を含んで構成されている。
生体データ測定装置210は使用者110の生体データを測定する装置であり、例えば、体温計、血圧計、体重計、体脂肪計、心電計、睡眠計等である。また、生体データ測定装置210には近距離無線通信を行うことができる機能が備えられており、測定した使用者110の生体データを生体データ転送装置220に転送することができる。近距離無線通信には、例えばBluetooth(登録商標)、無線LAN等を用いることができる。
生体データ転送装置220は、生体データ測定装置210で測定した使用者110の生体データを、インターネット又はイントラネット等のネットワークを介して他所に転送し、又はハードディスク等の記憶装置に転送する装置である。例えば、生体データ転送装置220は常時電源が入れられた状態で使用され、生体データ測定装置210の電源が入れられた場合に自動で生体データ測定装置210と生体データ転送装置220とが接続される。また、生体データ転送装置220は、インターネットを介して管理サーバ240に接続される。生体データ測定装置210及び生体データ転送装置220は、使用者110により管理される。
管理サーバ240は、健康管理システム100の管理者120により管理され、インターネットを介して生体データ転送装置220に接続される。管理者120は管理サーバ240を介して健康管理システム100を管理する。管理サーバ240には使用者110の顧客番号、氏名、住所、電話番号等の使用者情報が保存される。
健康管理システム100では、例えばクラウドコンピューティング160(以下、クラウド160)を介して管理サーバ120と生体データ転送装置220とが接続され、生体データ測定装置210で測定された生体データが生体データ転送装置220及びクラウド160を介して管理サーバ120に転送され、管理サーバ120に保存される。この場合、使用者110は、例えばインターネットを介して管理者120が管理するウェブサイトで自己の生体データを確認することができる。また、生体データは、クラウド160を介して医療・介護機関140及び使用者110とは離れて住む使用者110の家族150等と共有されても良い。
また、健康管理システム100は、生体データ転送装置220に有線又は無線で接続される情報端末230を含んでいても良い。この場合、例えば、使用者110は情報端末230を用いて測定した生体データを確認し、生体データ転送装置220の設定、管理を行うことができる。情報端末230には、例えばタブレット、スマートフォン、PC(パソコン)等を用いることができる。また、情報端末230は健康管理システム100のためのみに用いることとし、情報端末230の起動時に自動的に健康管理システム専用のソフトウエアが立ち上がるように設定されることが好ましい。この場合、使用者110はパソコン等に詳しくなくても、健康管理システム100を容易に使用することができる。
健康管理システム100では、使用者110の生体データを医療・介護機関140及び使用者110の家族150等とクラウド160を介して共有することができる。そのため、使用者110が医療・介護機関140及び家族150等と離れて暮らしていても、医療・介護機関140及び家族150等は随時使用者110の健康状態を把握することができる。また、使用者110は、機器の設定等に詳しくなくても、基本的に生体データ転送装置220の使用方法さえ把握していれば健康管理システム100を使用することができる。
図2(a)は、生体データ転送装置220の概略斜視図である。生体データ転送装置220は、例えば略直方体状の箱型に形成され、使用者110が容易に持ち運ぶことができる大きさ及び重さに形成される。
図2(b)は、生体データ転送装置220の概略構成図である。生体データ転送装置220は、生体データ測定装置210から近距離無線通信により使用者110の生体データを受信する生体データ受信部221と、インターネットを介して管理サーバ240に接続され、生体データ測定装置210から受信した使用者110の生体データを管理サーバ240に送信する通信部222と、を有している。
生体データ受信部221は、生体データ測定装置210の近距離無線通信に対応するBluetooth(登録商標)又は無線LAN等の通信を行うことができる機能を備えている。図2(b)では、生体データ受信部221が、Bluetooth(登録商標)の仕様の1つであるBluetooth Low Energy(以下、BLE)モジュール223及び無線LAN224を有しているとして示されている。使用者110の生体データが生体データ測定装置210で測定された後に、近距離無線通信により生体データ測定装置210から生体データ受信部221に生体データが送信される。
通信部222は、例えば無線LAN又は有線LAN等によりインターネットに接続され、生体データ受信部221が受信した生体データを管理サーバ240に送信する。また、通信部222は、生体データ転送装置220に書き込まれる生体データ測定装置210の登録情報を受信することができる(図3のステップS103a参照)。さらに、通信部222は、情報端末230と接続され、生体データが通信部222から情報端末230に送信されても良い。通信部222と情報端末230との間の通信は、無線LAN、有線LAN、USB、又はBluetooth(登録商標)等を用いられても良い。
<生体データ測定装置210の登録方法1>
初めに健康管理システム100が使用者110に購入されたときに、健康管理システム100は、例えば健康管理システム100の販売者又は管理者等が使用者110の家に訪問して全ての設定を行うことが考えられる。また、生体データ測定装置210、情報端末230、及び生体データ転送装置220間の設定が全て行われ、使用者110が生体データ転送装置220にLANケーブルを差し込むだけで健康管理システム100を使用できるようにされた状態で使用者110に届けられることが考えられる。これらの場合、使用者110が機器の設定等に詳しくなかったとしても、使用者110は容易に健康管理システム100の使用を開始することができる。また、健康管理システム100では、使用者110が健康管理システム100の使用を開始した後に新たな生体データ測定装置210を購入し、購入した生体データ測定装置210を生体データ転送装置220に登録して購入した生体データ測定装置210を使用しても良い。
図3は、生体データ測定装置210の生体データ転送装置220への登録方法が示されたフローチャートである。以下に、図3を参照して、生体データ測定装置210の生体データ転送装置220への登録方法1について説明する。
ステップS101では、使用者110が販売者130から生体データ測定装置210を購入する。販売者130は、例えば、薬局、家電販売店、通信販売を行う業者等である。登録方法1では、ステップS101の後にステップS102aが行われる。
ステップS102aでは、使用者110の使用者情報と生体データ測定装置210の登録情報とが販売者130から管理者120に伝えられる。ステップS102aは登録情報入手ステップである。生体データ測定装置210の登録情報は、例えば生体データ測定装置210のMACアドレス等のネットワーク上で生体データ測定装置210を識別する物理アドレスである。ステップS102aでは、販売者130が使用者110から使用者情報を聞き、販売者120が使用者情報と共に購入された生体データ測定装置210の登録情報を管理者120に伝えることにより、管理者120が使用者情報及び登録情報を入手する。
使用者110から販売者130に使用者情報を伝える方法としては、口頭で伝える方法がある。また、使用者110が健康管理システム100を購入したときに顧客番号等の使用者情報が付されたカードを使用者110に渡しておき、使用者110が新たに生体データ測定装置210を購入するときにカードを販売者130に見せることにより販売者130に使用者情報を伝えても良い。さらに、通信販売を介して新たな生体データ測定装置210が購入される場合には、電話、郵便、メール、又はインターネット上への使用者情報の入力等により販売者130に使用者情報が伝えられる。
販売者130から管理者120に使用者情報及び登録情報を伝える方法としては、電話、郵便、メール、又はインターネット上への入力等が考えられる。例えば、電話の場合には、管理者120が販売者130の有する使用者情報と同一の情報を有しているか否かを確認しながら伝えることができるため好ましい。ステップS102aの後にはステップS103aが行われる。
ステップS103aでは、生体データ転送装置220に登録情報が書き込まれる。ステップS103aは、登録情報書込みステップである。ステップS103aでは、管理者120が入手した使用者情報を基に登録情報を書き込むべき生体データ転送装置220が特定され、管理者120によって特定された生体データ転送装置220に登録情報が書き込まれる。
ステップS104では、生体データ測定装置210が生体データ転送装置220に登録される。これは、例えば生体データ測定装置210と生体データ転送装置220とを接続する近距離無線通信がBluetooth(登録商標)である場合には、この登録で生体データ測定装置210と生体データ転送装置220とのペアリングが完了することになる。生体データ測定装置210が生体データ転送装置220に登録されることにより、生体データ測定装置210が健康管理システム100の一部として使用可能になる。
登録方法1では、使用者110は販売者130に使用者情報を伝え又は販売者130にカードを提示する等の簡単な行動のみで生体データ測定装置210を生体データ転送装置220に登録することができる。そのため、装置の設定等を苦手とする使用者110が新たに生体データ測定装置210を購入した場合でも、購入した生体データ測定装置210を健康管理システム100の一部として容易に使用することができる。
また、従来は使用者100が購入した生体データ測定装置210を登録するために販売者130又は管理者120に自宅まで来てもらう場合があったが、上記の登録方法1では、販売者130又は管理者120が使用者100宅に出向く必要がなく、使用者100は購入した生体データ測定装置210を登録するために管理者120に来てもらう等の新たな出費をしなくて済むため好ましい。さらに、登録方法1では管理者120がインターネットを介して登録を行うため登録を迅速に行うことができ、場合によっては使用者110が購入した生体データ測定装置210を持って帰宅してすぐに生体データ測定装置210を健康管理システム100の一部として使用することも可能になる。
<生体データ測定装置210の登録方法2>
図3のステップS102aの登録情報入手ステップでは、販売者130が管理者120に使用者情報及び登録情報を伝えたが、使用者110自身が管理者120に使用者情報及び登録情報を伝えても良い。以下に、ステップS102aの代わりに使用者110自身が管理者120に使用者情報及び登録情報を伝えるステップS102bを行う登録方法2について説明する。
図3のステップS102bでは、使用者110の使用者情報と生体データ測定装置210の登録情報とが使用者110から管理者120に伝えられる。ステップS102bは登録情報入手ステップである。使用者110は、販売者130又は購入した生体データ測定装置210の説明書等から登録情報を取得し、使用者情報と共に電話等で管理者120に知らせる。
また、登録情報には例えば生体データ測定装置210のMACアドレスが用いられるが、MACアドレスは12桁16進数で表された長いアドレスであり、使用者110の見間違い、伝え間違い、管理者120の聞き間違い、又はパソコン入力を行う場合には入力間違い等が生じやすい。そのため、登録情報としてMACアドレスが短く変換されたアドレスを用いても良い。MACアドレスの変換では、例えば数字及びアルファベットを用いて32進数のアドレスとして変換することが考えられる。この場合、12桁のMACアドレスを4桁にまで短くすることができる。また、例えばダミーコードを加えて6桁のアドレスとしても、MACアドレスを半分の桁数に変換できるため、入力間違い等により生体データ測定装置210の登録を行うことができない事態を少なくすることができる。このように変換されたアドレスの使用は、例えば生体データ測定装置の説明書等に記載してもらうこと等により行うことができる。
<生体データ測定装置210の登録方法3>
図3のステップS102aの登録情報入手ステップでは、使用者110自身が登録情報を入手し、ステップS103aの登録情報書込みステップでは使用者110自身が生体データ転送装置220に登録情報を書き込んでも良い。以下に、使用者110自身が生体データ転送装置220に登録情報を書き込む登録方法3について説明する。
図3のステップS102cでは、生体データ測定装置210の登録情報が使用者110により入手される。ステップS102cは登録情報入手ステップである。使用者110は、販売者130に聞くことにより、又は購入した生体データ測定装置210の説明書等から登録情報を入手することができる。ステップS102cの後にはステップS103bが行われる。
ステップS103bでは、使用者110により生体データ転送装置220に登録情報が書き込まれる。ステップS103bは、登録情報書込みステップである。ステップS103bでは、例えば情報端末230を介して生体データ転送装置220に新たに購入した生体データ測定装置210の登録情報を書き込むことができる。
ステップS103bで情報端末230が使用される場合には、情報端末230に健康管理システム100の専用のソフトウエアがインストールされ、専用のソフトウエアを介して登録情報を書き込むことができるようにされることが望ましい。専用のソフトウエアを介して書込みを行うようにすることにより、登録情報を書き込む位置を分かり易く表示する等のサポートを行い易くなるため、使用者110が登録情報の書き込み方法に迷うことを防ぐことができる。また、登録方法2で述べられたように、登録情報としてMACアドレスを変換して短縮されたアドレスを用いた場合には、入力ミス等を防ぐことができるため好ましい。
(第2実施形態)
第1実施形態では、主に管理者120又は使用者110が登録情報を生体データ転送装置220に登録したが、自動で登録されるシステムとされても良い。以下に、登録情報が生体データ転送装置220に自動で登録される健康管理システム300について説明する。
<健康管理システム300の構成>
図4(a)は、健康管理システム300の登録方法が示されたフローチャートである。健康管理システム300は健康管理システム100の一例であり、第1実施形態の登録方法1において、管理者120の役割を主に管理サーバ240が行っている。
図4(b)は、健康管理システム300の部分構成図である。健康管理システム300の基本的な構成は図1に示される健康管理システム100と同じであり、図4(b)では健康管理システム300の説明に必要な部分のみが示されており、使用者情報又は登録情報等の情報の流れが矢印により示されている。健康管理システム300では、管理サーバ240が、使用者情報及び登録情報を受信する受信部241、使用者情報を記憶している記憶部242、入力された使用者情報と記憶部242の使用者情報との一致又は不一致を判断する判断部243、及び登録情報を生体データ転送装置220に登録する登録部244を有している。以下に図4(a)のフローチャート及び図4(b)の部分構成図を用いて、健康管理システム300の登録方法を説明する。
ステップS201では、使用者情報が販売者130に伝えられる。使用者110が生体データ測定装置220を購入したときに、販売者130に使用者情報を伝える。この時点で、販売者130は使用者情報及び生体データ測定装置220の登録情報を有することになる。
ステップS202では、使用者情報及び登録情報が販売者130により管理サーバ240に送信される。ステップS202では、例えば、販売者130が管理者240により管理される健康管理システム専用のホームページにアクセスし、使用者情報及び登録情報を入力することにより、使用者情報及び登録情報が管理サーバ241の受信部241に伝えられる。登録情報には例えばMACアドレスを用いることができ、また、短縮されたアドレスが用いられても良い。
ステップS203では、送信された使用者情報と記憶部242内の使用者情報との一致・不一致が判断される。管理サーバ240は、判断部243で受信した使用者情報を記憶部242内の使用者情報と照合し、一致・不一致を判断する。ステップS202からステップS203は、登録情報入手ステップに相当する。使用者情報が不一致であった場合にはステップS204に進み、一致した場合にはステップS205に進む。
ステップS204では、販売者130に使用者情報の再度の入力が促される。使用者情報が不一致であった場合には、販売者130が入力した使用者情報が間違っている可能性があるため、販売者130に対して再度の使用者情報の入力を促すことにより販売者130に入力した使用者情報の確認を求める。販売者130が再度使用者情報を入力した場合には、ステップS202に進む。
ステップS205では、登録情報が生体データ転送装置220に登録される。ステップS205は書込みステップに相当する。ステップS205では、送信された使用者情報に関連付けられた生体データ転送装置220に、登録部244がインターネットを介して登録情報を登録する。
(第3実施形態)
第1実施形態及び第2実施形態では生体データ測定装置210及び生体データ転送装置220を含む健康管理システムについて説明されたが、生体データ測定装置210は電気で作動する電気機器410であり、生体データ転送装置220は生体データ以外のデータをも転送するデータ転送装置420であり、健康管理システムは電気機器410等を管理する管理システム400であっても良い。以下に、管理システム400について説明する。
<管理システム400の構成>
図5は、管理システム400の構成図である。管理システム400では、使用者110が使用するデータ転送装置420及び管理者120が管理する管理サーバ240がクラウド160等のインターネットに接続されている。管理システム400では、この状態で、使用者110が例えば販売者130から電気製品410を新たに購入し、電気製品410をデータ転送装置420と近距離無線通信を介して接続したい場合に、電気製品410とデータ転送装置420との接続を容易に行うことができる。電気製品410は、例えば、デジタルカメラ又はDVDレコーダー等の家電製品であり、電気製品410とデータ転送装置420とを接続することで、写真又は動画等の様々なデータをクラウド160上に保存し又は使用者110が外出時にスマートフォン等の携帯端末430を介してこれらの電気製品410を操作できるように設定できる。また、データ転送装置420は、例えば、ルーター、PC(パソコン)等である。
電気製品410とデータ転送装置420との間の接続は、図3に示される登録方法と同様の方法により行うことができる。すなわち、管理者120が販売者130又は使用者110から使用者情報及び電気製品410の登録情報を入手し(図3のステップS102a又はステップS102b参照)、データ転送装置420に登録情報が管理者120により書き込まれ(図3のステップS103a参照)、電気製品410がデータ転送装置420に登録される(図3のステップS104参照)。
また、使用者110自身により登録情報をデータ転送装置420に書き込んでも良く(図3のステップS102c、ステップ103b参照)、図4(a)に示されるように自動で登録情報がデータ転送装置420に登録されても良い。さらに、使用者110は生体データを測定される者に限らず、生体データが測定される者の家族、看護師、介護者等であっても良く、管理者120と販売者130とは同一の者であっても良い。
(第4実施形態)
第1実施形態及び第2実施形態に示された健康管理システムは、複数の家族がいる家庭及び複数の患者がいる病院等で用いられても良い。これらの場合、生体データ測定装置210が複数の者によって使用され、複数の者の生体データが管理されることになる。しかし、生体データ測定装置210を複数の者が使用する場合では、単純に生体データ測定装置210から生体データ転送装置に生体データが送信されても誰の生体データか区別できず、生体データの管理が困難になる。以下に、生体データ測定装置210を複数の者が使用する場合でも生体データ管理が容易である生体データ転送装置520及び生体データ転送装置620について説明する。
<生体データ転送装置520の構成>
図6は、生体データ転送装置520が示された図である。生体データ転送装置520は、スキャナ部521とゲートウエイ部522とにより構成されている。スキャナ部521では主に生体データが測定される者である被検者510を識別するための情報(以下、被検者情報)が取得され、手で持ちやすい形状に形成されている。ゲートウエイ部522では、主に生体データ測定装置210により測定された被検者510の生体データが生体データ測定装置210から受信される。スキャナ部221とゲートウエイ部222とは、有線又は無線で接続されており、スキャナ部221で取得された被検者情報は、ゲートウエイ部222に送られる。
図7は、生体データ転送装置520の概略構成図である。生体データ転送装置520が用いられる場合には、生体データ測定装置210を使用する複数の被検者510が、それぞれ各被検者510の被検者情報を含む識別タグ511を有している。被検者情報は、例えば、氏名、特定の番号等の個人を特定するための1つ又は複数の情報であり、識別タグ511は、例えばバーコード、ICタグ、又はBluetooth(登録商標)等である。生体データ転送装置520のスキャナ部521は、識別タグ511に対応し、識別タグ511から被検者510の被検者情報を読み取るための、例えば、BLEモジュール521a、赤外線バーコードリーダー521b、又はICタグリーダー521cを含んでいる。ここで、ICタグリーダーはNFC及びフェリカ等のリーダーの上位概念であり、以降の説明で「ICタグリーダー」と表記した場合にはNFC及びフェリカ等のリーダーである可能性を含んでいるものとする。
ゲートウエイ部522は、生体データ受信部523、記憶部524、及び通信部525を含んでいる。また、生体データ受信部523は生体データ測定装置210から生体データを受信するための、BLEモジュール523a、赤外線通信523b、無線LAN523c、ICタグリーダー523d、及びUSB523eを含んでいる。生体データ測定装置210と生体データ転送装置520との間で通信接続のためのペアリング等の設定が必要である場合には、例えば第1実施形態から第3実施形態に示されるような方法により設定を行うことができる。
図8は、生体データ転送装置520を用いて生体データを管理サーバ240に送信するまでの過程が示されたフローチャートである。以下に、図8のフローチャートを、図7を参照しながら説明する。
図8のステップS301では、生体データの測定準備がなされる。生体データ転送装置520を使用する場合には、複数の被検者510に対して個別に識別タグ511が準備される。生体データ転送装置520が病院で使用される場合には、例えば各被検者510(患者)に識別タグ511が付されたリストバンドをしてもらう等により、識別タグ511を準備することができる。
ステップS302では、被検者510の識別タグ511が読み取られる。識別タグ511の読み取りはスキャナ部521が識別タグ511に当てられることにより行われ、これによって被検者情報が読み取られる。
ステップS303では、被検者510の生体データの測定が生体データ測定装置210により行われ、さらに測定された生体データが生体データ転送装置520に送られる。例えば、生体データ測定装置210が血圧計等でありNFCリーダーに対応する機器であり、ICタグリーダー523dがNFCリーダーである場合には、生体データ転送装置520はNFCリーダーであるICタグリーダー523dにより生体データ測定装置210から生体データを受信することができる。ステップS303では、ステップS302の後に生体データが測定されて生体データ転送装置520に送られるのではなく、予め測定されていた生体データが生体データ転送装置520に送られても良い。また、複数の生体データが連続して生体データ転送装置520に送られても良い。
ステップS304では、被検者情報と生体データとが関連付けられて記憶部524に記憶される。生体データと被検者情報とが関連付けられて保存されることにより、誰の生体データであるかが明確になり、生体データの管理が容易になる。
ステップS305では、他の被検者の生体データの測定を行うか否かが判断される。他の被検者510の測定を行う場合はステップS302に進み、行わない場合にはステップS306に進む。
ステップS306では、被検者情報に関連付けられた生体データが管理サーバ240に送信される。生体データ測定装置210及び生体データ転送装置520が病院内で使用される場合等には、管理サーバ240が病院内に設置されていても良い。この場合、生体データは管理サーバ240に送信されると共に電子カルテに自動的に入力されても良い。さらに、生体データが情報端末230に送られて測定された生体データがその場で確認され、生体データが確認された後に管理サーバ240に送信されても良い。
生体データ転送装置520が用いられた場合には、複数の被検者510の生体データを測定する場合であっても、各被検者510の生体データがそれぞれ被検者情報に関連付けられているため、生体データの管理が容易である。また、生体データ転送装置が、生体データ受信部523は生体データ測定装置210から生体データを受信するための、BLEモジュール523a、赤外線通信523b、無線LAN523c、ICタグリーダー523d、及びUSB523e等の複数の受信手段を有している場合には、生体データ転送装置520を導入する前から使用している生体データ測定装置にも対応させやすく好ましい。
<生体データ転送装置620の構成>
図9は、生体データ転送装置620が示された図である。生体データ転送装置620は、全体形状がハンディスキャナ型に形成されたスキャナ型ゲートウエイ機器であり、手で持つための保持領域620aと、識別タグ511から被検者情報を得るための識別領域620bと、を有している。生体データ転送装置620では、識別領域620bを識別タグ511に当てることにより被検者情報を取得することができる。また、保持領域620aの一部には、情報を表示させるための表示部626が形成されている。
図10は、生体データ転送装置620の概略構成図である。生体データ転送装置620は、被検者510の識別タグ511から被検者情報を読み取る識別部621と、生体データ測定装置620から被検者510の生体データを受け取る生体データ受信部623と、を含んでいる。識別部621は、被検者情報を受信し易いように、主に生体データ転送装置620の識別領域620bに配置される。また、読み込まれた被検者情報の一部は、表示部626に表示されても良い。被検者510の生体データを測定する場合には、例えば、識別タグ511を読み込んで被検者510の被検者識別情報を生体データ転送装置620に読み込ませ、その後に、被検者510の生体データを測定し、生体データを生体データ受信部623により受信する。この際に、表示部626に被検者510の氏名等を表示した状態で生体データを受信することで、被検者510と生体データとの関係を確認すると共に被検者情報と生体データとが関連付けられた状態で生体データを受信しても良い。
生体データ受信部623では、生体データ測定装置210から、生体データ測定装置210により測定された被検者510の生体データを受信する。生体データ受信部623は、例えば、BLEモジュール623a、赤外線通信623b、ICタグリーダー623d、又はUSB623eの中の少なくとも1つを含んでいる。BLEモジュール623aと生体データ測定装置210とは、第1実施形態から第3実施形態で示されたようなペアリング等の登録方法により登録されることができる。
識別部621で受信した被検者情報及び生体データ受信部623で受信された生体データは、記憶部624に送られ、被検者情報と生体データとが互いに関連付けられた状態で保存される。生体データは、無線LANである通信部625によりインターネットを介して管理サーバ240に送られる。また、生体データの一部又は全部が表示部626に表示され、生体データの送信前又は送信後に生体データが確認されても良い。
また、生体データ転送装置620は、動作に必要な電力を蓄電する電源部627を備えている。生体データ転送装置620は、持ち運びが容易であり、手で持ちながら被検者情報及び生体データを取得することができるという特徴があり、電源部627を備えることで持ち運び及び使用の自由度が高くなる。電源部627は、充電器により充電される。
生体データ転送装置620は、病院等で用いられる場合に、生体データの転送以外の用途に用いられても良い。例えば、病院内で使用される各装置にそれぞれバーコード又はICタグ等の識別タグを付して、識別部621で読み取ることができるようにし、各装置の資材管理が成されても良い。この場合、被検者510は被検者510だけではなく各装置等も含んだ概念である「被検体」と置き換え、生体データは各装置の情報等を含んだ概念として単に「データ」とし、生体データ受信部623は生体データ以外の「データ」も受信することができる「読取通信部」とし、生体データ転送装置620は生体データ以外の「データ」をも転送できる「スキャナ型ゲートウエイ機器」とすることができる。また、例えば、患者に点滴をする場合、患者の識別タグ511及び点滴の識別タグを読み取ることで電子カルテに点滴の実施が記載されると共に、点滴の在庫管理、期限管理等が成されても良い。
以上、本考案の最適な実施形態について詳細に説明したが、当業者に明らかなように、本考案はその技術的範囲内において実施形態に様々な変更・変形を加えて実施することができる。また、各実施形態の一部が様々に組み合わせされて実施されても良い。
100、300 … 健康管理システム
110 … 使用者
120 … 管理者
130 … 販売者
140 … 医療・介護機関
150 … 家族
160 … クラウド
210 … 生体データ測定装置
220、520、620 … 生体データ転送装置
221、623 … 生体データ受信部
222、625 … 通信部
223 … BLEモジュール
224 … 無線LAN
230 … 情報端末
240 … 管理サーバ
241 … 受信部
242、524、624 … 記憶部
243 … 判断部
244 … 登録部
400 … 管理システム
410 … 電気機器
420 … データ転送装置
430 … 携帯端末
510 … 被験者
521 … スキャナ部
521a、621a … BLEモジュール
521b、621b … 赤外線バーコードリーダー
521c、621c … ICタグリーダー
523 … ゲートウエイ部
523a、623a … BLEモジュール
523b、623b … 赤外線通信
523c、623c … 無線LAN
523d、623d … ICタグリーダー
523e、623e … USB
620a … 保持領域
620b … 識別領域
621 … 識別部
623 … 生体データ受信部
626 … 表示部
650 … 充電器

Claims (5)

  1. バーコードリーダー又はICタグリーダーにより被検体を識別する識別部と、
    前記被検体のデータを読み取り又は受信する読取通信部と、
    前記データを、インターネットを介してサーバに送信する無線LANと、
    動作に必要な電力を蓄電する電源部と、を備えるスキャナ型ゲートウエイ機器。
  2. 前記データを記憶する記憶部を備え、
    前記読取通信部で読み取られ又は受信された前記データは、前記記憶部に保存された後に前記無線LANにより前記サーバに送信される請求項1に記載のスキャナ型ゲートウエイ機器。
  3. 前記読取通信部は、ICタグリーダー、BLEモジュール、USB、又は赤外線通信の少なくとも1つを含む請求項1又は請求項2に記載のスキャナ型ゲートウエイ機器。
  4. 手で持たれる保持領域と、
    前記保持領域が持たれた状態で、前記識別部をかざす領域である識別領域と、を有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のスキャナ型ゲートウエイ機器。
  5. 前記被検体の情報を表示する表示部を備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のスキャナ型ゲートウエイ機器。

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