JP2015151893A - 増速型スクリュ圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動軸を支承する軸受の交換を簡単に行うことができるスクリュ圧縮機を提供する。【解決手段】駆動軸83を支承する円筒ころ軸受21の内輪211を幅方向の両端より外周方向につばが形成された両つば輪とし,外輪212を,駆動軸83に取り付ける被駆動ギヤ87の外径(歯先円の直径)よりも大きな内径を有するつば無し輪とする。そして,ケーシング70に形成した貫通穴23に,シリンダ73側から外輪212を受け入れる外輪取付部23aを外輪212の幅w以上の幅Wに形成すると共に,貫通穴23のシリンダ73側とは反対側の端部寄りに,前記被駆動ギヤ87の外径よりも大径で,且つ,前記外輪212の外径よりも小径に形成され貫通穴23の内周方向に突出した係止部23bを設け,外輪取付部23a内に挿入した外輪212を,係止部23bの端面とスナップリング25間で挟持固定する。【選択図】図1

Description

本発明は増速型スクリュ圧縮機に関し,より詳細には,エンジンやモータ等の駆動源からの回転駆動力を増速して入力する増速型スクリュ圧縮機において,スクリュロータの駆動軸を支承する軸受部に特徴を有する増速型スクリュ圧縮機に関する。
図2に示すように,シリンダ173内でオス・メス一対のスクリュロータ181,182が噛み合い回転することにより被圧縮気体を圧縮するスクリュ圧縮機100では,オスのスクリュロータ181及びメスのスクリュロータ182のそれぞれの両端に設けられた吸入側及び吐出側のロータ軸を,ケーシング170に形成した軸受穴内に収容した軸受で支承することで回転可能としている。
そして,オス及びメスのスクリュロータ181,182のいずれか(図示の例ではオスのスクリュロータ181)を駆動側のスクリュロータとし,この駆動側のスクリュロータに対してエンジン,モータ等の図示せざる駆動源からの回転駆動力を入力可能とするために,駆動側のスクリュロータ(オスのスクリュロータ181)の吸入側ロータ軸を,吸入側ケーシング171を貫通させて突出させて駆動軸183として構成し,この駆動軸183を介して駆動源からの回転駆動力を入力することができるようにしている。
そして,駆動源からの回転駆動力を増速して駆動側のスクリュロータ181に入力することができるようにした増速型のスクリュ圧縮機では,駆動源の出力軸に取り付けられた駆動ギヤ(図示せず)と噛合する被駆動ギヤ187を駆動軸183に取り付けると共に,この被駆動ギヤ187を,駆動ギヤに対し小径とすることで,駆動ギヤと被駆動ギヤ187が増速装置として機能し,駆動源からの回転駆動力を増速して入力できるものとなっている。
また,スクリュ圧縮機100の吸入側ケーシング171に設けた連結ハウジング178と,駆動源のハウジング195間を,ギヤケース193で連結することにより,吸入側ケーシング171の連結ハウジング178及びギヤケース193内に,増速装置である前述の駆動ギヤ及び被駆動ギヤ187が収容されるギヤ室190を形成している。
このように増速装置を構成する被駆動ギヤ187が取り付けられる駆動軸183を支承する軸受としては,一般に円筒ころ軸受121が採用されており,その取り付けは,図2及び図3に示すように吸入側ケーシング171にギヤ室190側からシリンダ173側に向かって円筒ころ軸受121を受け入れ可能に形成された軸受穴123を設け,この軸受穴123内に幅方向の両端縁より内周方向に突出するつばが形成された両つば輪である外輪121cを収容し,軸受穴123内に形成した係止部124で外輪121cのシリンダ側端部位置を規制すると共に,軸受穴123に取り付けたスナップリング125によって,外輪121cを軸受穴123内に保持させる。
そして,外輪121cのつば間にころ121bを取り付けた状態で,駆動軸183に外嵌したつば無し輪である内輪121aを,シリンダ173側から外輪121c内に挿入し,ころ121bと内輪121aを外輪121c内に配置すると共に,軸受穴123を貫通してギヤ室190側に突出した駆動軸183の軸端に,被駆動ギヤ187を取り付けることで,被駆動ギヤ187のボス187aと駆動軸183に設けた係止部183b間で円筒ころ軸受121の内輪121aを挟持固定している(特許文献1の図4)。
特許第3349872号公報
以上のように構成されたスクリュ圧縮機100において,スクリュロータ181,182を支承する軸受は,経年使用に伴う摩耗により機能が低下することから,これを定期的に交換する必要がある。
ここで,スクリュ圧縮機100は,エンジンやモータ等の駆動源(図示せず)や,その他の構成機器(図示せず)と共に防音箱(図示せず)内に収容して使用され,この防音箱には,点検窓やこれを開閉する点検扉を設け,収容機器の保守・点検作業は通常,この点検窓を介して行うことができるように構成されている。
しかし,図2及び図3を参照して説明した駆動軸183の軸受部構造を採用する従来の増速型のスクリュ圧縮機100では,駆動軸183を支承する円筒ころ軸受121の交換を,防音箱に設けた点検窓を介して行うことができず,防音箱からスクリュ圧縮機100を取り出して交換作業を行う必要があった。
すなわち,増速型のスクリュ圧縮機100では,前述したように駆動軸183に対し増速装置を構成する被駆動ギヤ187が取り付けられていると共に,スクリュ圧縮機100の吸入側ケーシング171と,駆動源のハウジング195間を,ギヤケース193で連結して,増速装置である駆動ギヤと被駆動ギヤ187を収容するギヤ室190を形成している。
一方,図2,図3に示すスクリュ圧縮機100の駆動軸183を支承する軸受部120において,円筒ころ軸受121を取り外すためには駆動軸183を軸受穴123より抜き取る必要があるが,駆動軸183には被駆動ギヤ187が取り付けられているために,そのままでは駆動軸183を軸受穴123より抜き取ることができない。
仮に駆動軸183を軸受穴123より抜き取ることができたとしても,円筒ころ軸受121を交換するためには,軸受穴123内に取り付けた外輪121cを取り外す作業が必要となる。
そして,駆動軸183から被駆動ギヤ187を取り外す作業,及び,軸受穴123より外輪121cを取り外す作業は,いずれともにギヤ室190側からでなければ行うことができない作業であるため,図2及び図3を参照して説明した従来の増速型のスクリュ圧縮機100では,駆動軸183を支承する円筒ころ軸受121の交換にはギヤ室190を開放する作業が不可欠で,防音箱内にスクリュ圧縮機100を収容したままの状態で交換作業を行うことができず,作業にあたっては,先ず,防音箱の外装パネルを取り外す等してスクリュ圧縮機100の取り出しに必要な空間を確保した後,駆動源のハウジング195とギヤケース193間を連結する連結ボルト197を取り外してスクリュ圧縮機100を駆動源から切り離せる状態とし,更に,スクリュ圧縮機100をクレーン等で吊り上げて防音箱外に取り出すという,大掛かりな作業が必要となる。
また,このように,スクリュ圧縮機100を防音箱から取り出す必要があるために,クレーン等の吊上げ装置の準備が必要となるだけでなく,取り外したスクリュ圧縮機100を安定した状態に保持しておくための固定具(好ましくはスクリュ圧縮機100を反転可能な反転作業器具)を用意しなければならず,軸受の交換作業には相応の設備が必要となる。
更に,防音箱外にスクリュ圧縮機100を取り出すことから,取り出したスクリュ圧縮機100,スクリュ圧縮機100より取り外した被駆動ギヤ187,スクリュロータ181,182等の部品を仮置きするためのスペースを確保することが必要で,圧縮機の設置・使用現場,例えば屋外の土木建築現場や,工場の圧縮機設置スペース等にこのようなスペースを確保できない場合には,取り出したスクリュ圧縮機100を整備工場等に搬送して作業を行わなければならず,圧縮機の停止時間が長くなり,圧縮空気を使用する作業工程に対する影響が大きい。
そこで本発明は,上記従来技術における欠点を解消するために成されたものであり,スクリュ圧縮機を防音箱内に収容し,且つ,ギヤ室を開放することなくスクリュ圧縮機のケーシングと駆動源のハウジング間の連結状態を維持したままであっても,防音箱に設けた点検窓等を介して簡単にスクリュ圧縮機の駆動軸を支承する軸受の交換作業を行うことができるスクリュ圧縮機を提供することを目的とする。
以下に,課題を解決するための手段を,発明を実施するための形態で使用する符号と共に記載する。この符号は,特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態の記載との対応を明らかにするためのものであり,言うまでもなく,本願発明の技術的範囲の解釈に制限的に用いられるものではない。
上記目的を達成するために,本発明の増速型スクリュ圧縮機1は,
ケーシング70内に形成したシリンダ73内で噛み合い回転することにより,吸入側より導入した被圧縮流体を吐出側に向かって圧縮しながら吐出するオス,メス一対のスクリュロータ81,82と,前記各スクリュロータ81,82の両端にそれぞれ設けられたロータ軸83〜86をそれぞれ支承する軸受部20,30,40,50を備え,前記オス又はメスのスクリュロータ81,82のうち,いずれか一方のスクリュロータ(本実施形態においてオスのスクリュロータ)81の吸入側に設けたロータ軸を,ケーシング70の吸入側壁面を貫通してケーシング外部に突設させて駆動軸83とすると共に,駆動源の出力軸に設けた駆動ギヤ(図示せず)と噛合する被駆動ギヤ87を前記駆動軸83に取り付けた増速型のスクリュ圧縮機1において,
前記ケーシング70が,前記シリンダ73が形成されたケーシング本体71と,前記シリンダ73の吐出側端部を被蓋し,前記ケーシング本体71に着脱可能に取り付けられた吐出側ケーシング72を備え,
前記駆動軸83を支承する軸受部20が,前記ケーシング本体71に形成された貫通穴23と,前記貫通穴23に内嵌されると共に,前記駆動軸83に外嵌される円筒ころ軸受21を備え,
前記円筒ころ軸受21が,幅方向の両端縁より外周方向に突出するつばが形成された両つば輪である内輪211と,前記被駆動ギヤ87の外径(歯先円の直径)よりも大きな内径を有し,少なくともシリンダ73側の端縁に内周方向に突出するつばを備えない(図示の例ではつば無し輪である)外輪212を備え,
前記貫通穴23が,シリンダ73側から前記外輪212を受け入れて内嵌する,前記外輪212の幅w以上の幅Wに形成された外輪取付部23aを備えると共に,前記貫通穴23のシリンダ73側とは反対側の端部寄りに,前記被駆動ギヤ87の外径よりも大径で,且つ,前記外輪212の外径よりも小径に形成され貫通穴23の内周方向に突設した係止部23bを備えたことを特徴とする(請求項1)。
前記外輪212を幅方向両端縁のいずれにもつばが形成されていないつば無し輪とした場合,前記外輪212のシリンダ73側の端部位置を規制するスナップリング等の係止具25を前記外輪取付部23aに着脱可能に取り付ける(請求項2)。
また,前記駆動軸83に,前記内輪211を外嵌する内輪取付部83aと,前記内輪取付部83aに対しロータ側に形成された大径部83bとを設け,前記大径部83bの端面と前記被駆動ギヤ87に設けたボス87aの端面間で内輪211を挟持することにより,前記駆動軸83に前記内輪211を固定するものとしても良い(請求項3)。
以上で説明した本発明の構成により,本発明の増速型スクリュ圧縮機1では,駆動軸83より被駆動ギヤ87を取り外すことなく,吐出側ケーシング72をケーシング本体71より取り外してスクリュロータ81と共に駆動軸83をシリンダ73側に引き抜くことで,駆動軸83を内輪211及び被駆動ギヤ87と共に貫通穴23より抜き取ることができた。
また,駆動軸83を抜き取った後,貫通穴23内に残る外輪212は,これをシリンダ73側より取り外すことができた。
その結果,スクリュ圧縮機1の駆動軸83の円筒ころ軸受21を交換するに際し,ギヤ室90を開放すること,すなわち駆動源のハウジング(図示せず)とギヤケース93との間の連結を解除する必要がなく,スクリュ圧縮機1を防音箱内に収容したままの状態で駆動軸83を支承する円筒ころ軸受21を交換可能となり,スクリュ圧縮機1を防音箱外に取り出す等の大掛かりな作業が不要となり,軸受の交換に伴う圧縮機の停止時間を短縮することができた。
前記外輪212のシリンダ側の端部位置を規制するスナップリング等の係止具25を設けることにより,外輪212をつば無し輪として構成した構成にあっても,外輪212を外輪取付部23a内の所定の位置に保持することができ,外輪212の移動による脱落を防止することができた。
なお,前記外輪212をシリンダ73側の端縁には内周方向に突出するつばを備えないが,ギヤ室90側の端縁には内周方向に突出するつばを備えた片つば輪とすれば,片つばがころ213と係合し,ころ213が内輪211の両つばにより保持され,内輪211は内輪取付部83aのロータ側に形成された大径部83bにより係止されるため,外輪212は,係止部23bによってギヤ室90側への移動が規制されるだけでなく,シリンダ73側への移動も規制されて外輪取付部23a内の所定の位置に保持され,スナップリング等の係止具25を設ける必要がない。
更に,内輪211を駆動軸83に設けた大径部83bの端面と被駆動ギヤ87のボス87aの端面間で挟持した構成にあっては,駆動側のスクリュロータ81をスクリュ圧縮機1より抜き取った後,駆動軸83より被駆動ギヤ87を取り外すことで内輪211の取り外し作業を容易に行うことができた。
本発明の増速型スクリュ圧縮機の断面説明図。 従来の増速型スクリュ圧縮機の断面説明図。 図2の増速型スクリュ圧縮機における駆動軸の軸受部の拡大図。
以下に,添付図面を参照しながら本発明の増速型スクリュ圧縮機1について説明する。
〔増速型スクリュ圧縮機の全体構造〕
増速型スクリュ圧縮機1は,ケーシング70に設けたシリンダ73内に,オス,メス一対のスクリュロータ81,82を噛み合い状態で回転可能に収容して構成されており,このスクリュロータ81,82をシリンダ73内で噛み合い状態で回転させることにより,スクリュロータ81,82の歯溝とシリンダ73の内壁とによって画成された圧縮作用空間に対して被圧縮気体の導入と閉じ込みを行うと共に,この圧縮作用空間がスクリュロータ81,82の回転に伴い容積減少する結果,閉じ込まれた被圧縮気体が圧縮されて吐出されるように構成されている。
図示の実施形態では,前述のケーシング70を,シリンダ73とシリンダ73の吸入側端部を塞ぐ部分とが一体に形成されたケーシング本体71と,シリンダ73の吐出側端部を塞ぐように被蓋し,前記ケーシング本体71に着脱可能に取り付けられた吐出側ケーシング72の二部材によって形成しているが,この構成に代え,図2を参照して説明した従来の圧縮機本体のように,ケーシング170を,シリンダ173と,該シリンダ173の吐出側端部を塞ぐ吐出側ケーシング172と,シリンダの吸入側端部を塞ぐ吸入側ケーシング171の三部材によって構成するものとしても良い。
オス,メス一対のスクリュロータ81,82に形成された歯溝と前記シリンダ73の内周面とによって画成される前述の圧縮作用空間に対し被圧縮気体の導入を可能とするために,前記ケーシング70(ケーシング本体71)には吸気口74およびこの吸気口74に連続する吸入流路75が形成されていると共に,この吸入流路75をオス及びメスのスクリュロータ81,82の吸入側の端面に向かって開口することにより,前述した圧縮作用空間に対する被圧縮気体の導入が可能となっている。
なお,本発明に関する説明において,この吸入通路75と連通したロータ81,82の端面側を「吸入側」,この吸入側とは反対側を「吐出側」とする。
前述したオス,メス一対のスクリュロータ81,82には,各スクリュロータ81,82の両端より突設されたロータ軸83〜86が設けられていると共に,このロータ軸83〜86を,前述のケーシング70内に形成した軸受部20,30,40,50でそれぞれ回転可能に支承することで,スクリュロータ81,82の円滑な回転を可能としている。
図示の例では,オスのスクリュロータ81が,メスのスクリュロータ82を駆動回転するように形成し,オスのスクリュロータ81の吸入側端面より突出する吸入側ロータ軸を,図示せざるエンジンやモータ等の駆動源からの回転駆動力の入力が行われる駆動軸83とし,この駆動軸83が,ケーシング70の吸入側壁面を貫通してケーシングの外部に突設した構成としているが,メスのスクリュロータ82がオスのスクリュロータ81を駆動回転するようにしても良く,この場合には,メスのスクリュロータの吸入側端面に設けた吸入側ロータ軸を駆動軸とし,この駆動軸がケーシング70の吸入側壁面を貫通してケーシングの外部に突設させる。
この駆動軸83には,増速装置を構成する被駆動ギヤ87が取り付けられており,この被駆動ギヤ87が図示せざるエンジンやモータ等の駆動源の出力軸に取り付けた駆動ギヤ(図示せず)と噛合することにより,駆動源からの回転駆動力を増速してスクリュ圧縮機1に入力することができるように構成されている。
なお,ケーシング本体71の吸入側の連結ハウジング78は,駆動源のハウジング(図示せず)とギヤケース93を介して連結され,ケーシング本体71の吸入側の連結ハウジング78およびギヤケース93の内部にギヤ室90が形成されており,このギヤ室90内に増速装置を構成する前述の駆動ギヤと被駆動ギヤ87が収容されている。
オスのスクリュロータ81とメスのスクリュロータ82に設けたロータ軸83〜86を支承する軸受部20,30,40,50のうち,吐出側に設けた軸受部30,50の構造については,既知のスクリュ圧縮機で採用されている軸受部の構造を採用することができ,図示の例ではラジアル荷重に対する負荷能力の高い円筒ころ軸受31,51とアキシアル荷重を受けることができるアンギュラ玉軸受32,52とを組み合わせて軸受穴33,53内に収容して吐出側の軸受を構成している。
吐出側の軸受部30,50の構成は,ラジアル荷重とアキシアル荷重の双方を受けることができるものであれば,既知の他の構成を採用するものであっても良く,例えば,2つのアンギュラ玉軸受を逆向きに組み合わせて使用する等しても良い。
また,従動側のスクリュロータ(図示の例ではメスのスクリュロータ)82の吸入側ロータ軸85の軸受部40についても既知のスクリュ圧縮機で採用されている構造を採用することができ,図示の実施形態にあっては,幅方向の両端周縁よりそれぞれ内周方向に突出するつばを形成した両つば輪である外輪412と,シリンダ73側の端縁にのみ外周方向に突出するつばを形成した片つば輪である内輪411を備えた円筒ころ軸受41を,シリンダ73側に向かって開口する,有底穴である軸受穴43に内嵌すると共に,前記吸入側ロータ軸85に外嵌している。
〔駆動軸の軸受部の構成〕
本発明の増速型スクリュロータ1の特徴部分である駆動軸83の軸受部20の構造においても,ケーシング70(ケーシング本体71)に形成された貫通穴23と,前記貫通穴23内に挿入された駆動軸83と,前記貫通穴23に内嵌されると共に,前記駆動軸83に外嵌される円筒ころ軸受21を備えるものである点では,図2及び図3を参照して従来技術として説明した特許文献1の増速型スクリュ圧縮機の駆動軸183の軸受部120と同様である。
しかし,本発明のスクリュ圧縮機1における駆動軸83の軸受部20では,前記円筒ころ軸受21の内輪を幅方向の両端縁より外周方向に突出するつばが形成された両つば輪として構成すると共に,外輪212を,被駆動ギヤ87の外径(歯先円の直径)よりも大きな内径を有するものと成すと共に,少なくともシリンダ側の端縁に内周方向に突出するつばを備えない,片つば輪又はつば無し輪(図示の例ではつば無し輪)として構成している。
そして,前記貫通穴23に,シリンダ73側から前記外輪を受け入れて内嵌する,前記外輪212の幅w以上の幅Wに形成された外輪取付部23aを設けると共に,前記貫通穴23のシリンダ73側とは反対側(ギヤ室90側)の端部寄りに,前記被駆動ギヤ87の外径よりも大径で,且つ,前記外輪212の外径よりも小径に形成され貫通穴23の内周方向に突設した係止部23bを設け,この係止部23bの端面に外輪212のギヤ室側の端部を突合させると共に,図示の例では,外輪212のシリンダ73側端面を,外輪取付部23aに設けた嵌合溝26に嵌合させた係止具(スナップリング)25に突合させて外輪取付部23a内に保持させている。
また,図示の実施形態において,駆動軸83に内輪211を外嵌する内輪取付部83aを設けると共に,この内輪取付部83aに対してロータ寄りの位置に大径部83bを設け,この大径部83bの端面と,被駆動ギヤ87のボス87aの端面間で前述の内輪211を挟持することで,前記駆動軸83の軸線方向に内輪211が移動することのないよう,内輪211を駆動軸83上に固定している。
このように大径部83bの端面と被駆動ギヤ87のボス87aの端面間で内輪211を挟持して固定することで,スクリュ圧縮機1よりオスのスクリュロータ81を取り外した後,駆動軸83から被駆動ギヤ87を取り外すだけで内輪211を取り外すことができる。
〔作用等〕
以上のように構成された本発明のスクリュ圧縮機1において,駆動軸83を支承する円筒ころ軸受21の交換を行う場合,ケーシング本体71に吐出側ケーシング72を固定している連結ボルト76を外し,吐出側ケーシング72をケーシング本体71より取り外す。
吐出側ケーシング72の取り外しに際しては,事前に吐出側ケーシング72に取り付けられている端部カバー77を外し,吐出側ロータ軸84,86の軸端に取り付けられている端板89bを外しておくことにより,シリンダ73内にスクリュロータ81,82を残した状態で吐出側ケーシング72のみを取り外し,その後,シリンダ73内に収容されているスクリュロータ81,82を抜き取るようにしても良く,又は,端部カバー77や端板89bを取り外すことなく,吐出側ケーシング72の取り外しと同時に,スクリュロータ81,82をシリンダ73より抜き取るようにしても良い。
駆動軸83を支承する円筒ころ軸受21の外輪212は,貫通穴23に設けた係止部23bの端面と,係止具であるスナップリング25間に挟持されて貫通穴23内の外輪取付部23a内に固定されているが,外輪212は,少なくともシリンダ73側の端縁には内周方向に突出するつばが形成されていない,片つば輪又はつば無し輪(図示の例ではつば無し輪)として構成されていることから,駆動側のスクリュロータであるオスのスクリュロータ81をシリンダ73より引き抜くと,外輪212内から,内輪211,及び内輪211のつば間に保持されたころ213を,駆動軸83と共にシリンダ73側に引き抜くことができる。
このとき,駆動軸83には依然として被駆動ギヤ87が取り付けられた状態であるものの,被駆動ギヤ87の外径(歯先円直径)は,外輪212の内径および係止部23bの内径よりも小径に形成されていることから,被駆動ギヤ87を付けたままの状態の駆動軸83をシリンダ73側に外輪212内を通して引き抜くことが可能で,駆動軸83をシリンダ73側に引き抜く際に,駆動軸83から被駆動ギヤ87を取り外す必要がなく,従って,ギヤ室90を開放することなくスクリュロータ81をシリンダ73より抜き取ることができる。
このようにして,シリンダ73よりオスのスクリュロータ81を抜き取った後,吐出側ケーシング72の除去により開放されているシリンダ73内に手や工具を挿入する等して,貫通穴23の外輪取付部23aに取り付けられているスナップリング25を外し,貫通穴23内に残っている円筒ころ軸受21の外輪212を取り外す。
また,シリンダ73より抜き取ったオスのスクリュロータ81の駆動軸83より被駆動ギヤ87を取り外し,駆動軸83に取り付けられている円筒ころ軸受21の内輪211,及びこの内輪211のつば間に保持されているころ213を取り外すことで,使用済みの円筒ころ軸受21の取り外しが完了する。
このようにして,使用済みの円筒ころ軸受21の取り外しが完了した後,これとは逆の手順で,新たな円筒ころ軸受21の外輪212をケーシング本体71に形成した貫通穴23の外輪取付部23aに内嵌すると共に,スナップリング25の取り付けによって固定し,つば間にころ213を保持した内輪211を駆動軸83の内輪取付部83aに外嵌した後,駆動軸83に被駆動ギヤ87を取り付けて内輪211を大径部83bの端面と被駆動ギヤ87のボス87aの端面間で挟持して固定し,この状態でシリンダ73の吐出側端部よりオスのスクリュロータ81を挿入して,外輪212内に駆動軸と共にころ213及び内輪211を配置すると共に,吐出側ケーシング72をケーシング本体71に連結ボルト76で固定することにより,駆動軸83を支承する円筒ころ軸受21の交換が完了する。
このように,本発明のスクリュ圧縮機1にあっては,スクリュ圧縮機1の吐出側からの作業のみで,シリンダ73からオスのスクリュロータ81の抜き取り,従って,駆動軸83用の円筒ころ軸受21の内輪211や,この内輪211に設けたつば間に保持されたころ213の取り出しを可能と成すと共に,貫通穴23内に残った外輪212についても,吐出側からの作業によって取り外すことができるようにしたことで,図2及び図3を参照して従来技術として説明したスクリュ圧縮機のように,駆動軸用の円筒ころ軸受を交換するに際し,スクリュ圧縮機を防音箱内より取り出す作業が不要となり,従って,防音箱の外装パネルを取り外す作業,駆動源とスクリュ圧縮機間の連結を解除する作業,クレーン等によってスクリュ圧縮機を取り出す作業等といった,煩雑な作業が不要となる。
その結果,駆動軸を支承する円筒ころ軸受の交換に際し,クレーン等の吊上げ装置や,取り外した圧縮機本体を保持する固定具等を準備することも不要となり,吐出側ケーシングおよびスクリュロータを取り外すスペースを確保できれば良いため,防音箱に設けた点検窓等の開口部からの交換作業が可能となる。
また,圧縮機を設置している現場での軸受の交換作業が可能となり,整備工場等へ取り外したスクリュ圧縮機を搬出する必要がなくなることから,圧縮機の停止時間を短くでき,圧縮空気を使用する作業工程に対する影響を小さくできる。
更に,図2を参照して説明した従来のスクリュ圧縮機の構成にあっては,前記被駆動ギヤの取り外しを,前記駆動軸とケーシングが組み付いた状態で実施しなければならず,被駆動ギヤの周囲は,軸受が取り付けられたケーシング本体の吸入側壁面や,ケーシング本体の吸入側に設けた連結ハウジングに囲まれているため,例えば,油圧等による着脱治具の使用や,被駆動ギヤを加熱して着脱する等の手法を用いることが困難であることから,駆動軸と被駆動ギヤとの嵌合は,被駆動ギヤの着脱が容易なすきまばめまたは中間ばめを主に用いていた。
これに対し,本発明のスクリュ圧縮機では,駆動軸に対し被駆動ギヤを嵌合した状態で駆動側ロータをシリンダから抜き取ることができ,従って,駆動軸に対する被駆動ギヤの着脱作業を,制約を受けることなく行うことが可能で,被駆動ギヤの着脱に加熱等の手法を用いることもできることから,駆動軸と被駆動ギヤの結合を,図1に示すように被駆動ギヤ87を端板89aおよび端板固定用ボルト88により駆動軸83の軸端からロータ側へ押圧することに限定せず,駆動軸と被駆動ギヤとの嵌合にしまりばめを採用することも容易である。
しまりばめを採用することで,駆動源の出力軸に設けた駆動ギヤから被駆動ギヤに伝達された動力を,確実に駆動軸に対して伝達させることができ,すきまばめや中間ばめの場合にこのような動力伝達を行うために駆動軸の外面や被駆動ギヤのボスの内面に設けていた,キーやキー溝の加工,スプライン加工が不要となり,加工工数を減少させることができると共に,軸方向における被駆動ギヤの幅およびロータ軸の長さを短くでき,更に駆動軸83端部の端板89aおよび端板固定用ボルト88が不要となるため,圧縮機本体を小型化することができる。
1 スクリュ圧縮機
20 軸受部(オスロータ吸入側)
21 円筒ころ軸受
211 内輪
212 外輪
213 ころ
23 貫通穴
23a 外輪取付部
23b 係止部
25 係止具(スナップリング)
26 嵌合溝
30 軸受部(オスロータ吐出側)
31 円筒ころ軸受
32 アンギュラ玉軸受
33 軸受穴
40 軸受部(メスロータ吸入側)
41 円筒ころ軸受
411 内輪
412 外輪
413 ころ
43 軸受穴
50 軸受部(メスロータ吐出側)
51 円筒ころ軸受
52 アンギュラ玉軸受
53 軸受穴
70 ケーシング
71 ケーシング本体
72 吐出側ケーシング
73 シリンダ
74 吸入口
75 吸入流路
76 連結ボルト
77 端部カバー
78 連結ハウジング
81 オスのスクリュロータ(駆動側)
82 メスのスクリュロータ(従動側)
83 駆動軸〔吸入側ロータ軸(オスロータの)〕
83a 内輪取付部
83b 大径部
84 吐出側ロータ軸(オスロータの)
85 吸入側ロータ軸(メスロータの)
86 吐出側ロータ軸(メスロータの)
87 被駆動ギヤ
87a ボス(被駆動ギヤの)
88 端板固定ボルト
89a 端板(駆動軸の)
89b 端板(吐出側ロータ軸の)
90 ギヤ室
93 ギヤケース
100 スクリュ圧縮機
120 軸受部
121 円筒ころ軸受
121a 内輪
121b ころ
121c 外輪
123 軸受穴
124 係止部
125 スナップリング
170 ケーシング
171 吸入側ケーシング
172 吐出側ケーシング
173 シリンダ
178 連結ハウジング
181 オスのスクリュロータ(駆動側)
182 メスのスクリュロータ(従動側)
183 駆動軸
183b 係止部
187 被駆動ギヤ
187a ボス
190 ギヤ室
193 ギヤケース
195 ハウジング(駆動源の)
197 連結ボルト

Claims (3)

  1. ケーシング内に形成したシリンダ内で噛み合い回転することにより,吸入側より導入した被圧縮流体を吐出側に向って圧縮しながら吐出するオス,メス一対のスクリュロータと,前記各スクリュロータの両端にそれぞれ設けられたロータ軸をそれぞれ支承する軸受部を備え,前記オス又はメスのスクリュロータのうち,いずれか一方のスクリュロータの吸入側に設けたロータ軸を,ケーシングの吸入側壁面を貫通してケーシング外部に突設させて駆動軸とすると共に,駆動源の出力軸に設けた駆動ギヤと噛合する被駆動ギヤを前記駆動軸に取り付けた増速型のスクリュ圧縮機において,
    前記ケーシングが,前記シリンダが形成されたケーシング本体と,前記シリンダの吐出側端部を被蓋し,前記ケーシング本体に着脱可能に取り付けられた吐出側ケーシングを備え,
    前記駆動軸を支承する軸受部が,前記ケーシング本体に形成された貫通穴と,前記貫通穴に内嵌されると共に,前記駆動軸に外嵌される円筒ころ軸受を備え,
    前記円筒ころ軸受が,幅方向の両端縁より外周方向に突出するつばが形成された両つば輪である内輪と,前記被駆動ギヤの外径よりも大きな内径を有し,少なくともシリンダ側の端縁に内周方向に突出するつばを備えない外輪を備え,
    前記貫通穴が,シリンダ側から前記外輪を受け入れて内嵌する,前記外輪の幅以上の幅に形成された外輪取付部を備えると共に,前記貫通穴のシリンダ側とは反対側の端部寄りに,前記被駆動ギヤの外径よりも大径で,且つ,前記外輪の外径よりも小径に形成され貫通穴の内周方向に突設した係止部を備えたことを特徴とする増速型スクリュ圧縮機。
  2. 前記外輪を幅方向両端縁のいずれにもつばが形成されていないつば無し輪と成すと共に,前記外輪のシリンダ側の端部位置を規制する係止具を前記外輪取付部に着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の増速型スクリュ圧縮機。
  3. 前記駆動軸が,前記内輪を外嵌する内輪取付部と,前記内輪取付部に対しロータ側に形成された大径部とを備え,前記大径部の端面と前記被駆動ギヤに設けたボスの端面間で前記内輪を挟持することにより,前記駆動軸に前記内輪を固定したことを特徴とする請求項1又は2記載の増速型スクリュ圧縮機。
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