JP6297320B2 - スクリュ圧縮機の軸受部構造 - Google Patents
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Description
ケーシング70に設けたシリンダ71内で噛み合い回転することにより,吸入側より吸入した被圧縮気体を吐出側に向かって圧縮しながら押し出すオス,メス一対のスクリュロータ81,82と,前記各スクリュロータ81,82の両端にそれぞれ設けられたロータ軸83〜86をそれぞれ支承する軸受部20,30,40,50を備えたスクリュ圧縮機1において,
前記軸受部20,30,40,50のうち,前記オス及び/又はメスロータの吐出側に設けたロータ軸84,86を支承する軸受部30,50が,ラジアル荷重とアキシアル荷重の双方を受けることができるように構成されていると共に,吸入側に設けたロータ軸83,85を支承する軸受部20,40が,シリンダ71側から円筒ころ軸受21,41を受け入れ可能にケーシング70に形成された軸受穴23,43と,前記軸受穴23,43内に挿入されたロータ軸83,85と,前記軸受穴23,43に内嵌されると共に,前記ロータ軸83,85に外嵌される前記円筒ころ軸受21,41を備え,
前記円筒ころ軸受21,41の内輪211,411及び外輪212,412のいずれか一方〔図2,図4,図5,図6(A)では外輪212,412;図3,図6(B),図6(C)では内輪411〕を両つば27a,27b;47a,47bが形成された両つば輪と成すと共に,他方〔図2,図4,図5,図6(A)では内輪211,411;図3,図6(B),図6(C)では外輪412〕を片つば26,46のみが形成された片つば輪とし,
前記軸受穴の内周面より中心に向かって突設した係止部24,44,44’と,前記ロータ軸83,85の外周面より外側に向かって突設した係止部25,45,45’に,前記片つば輪のつば26,46形成側の端面と,該片つば輪のつば形成側とは反対側の前記両つば輪の端面(つば27a,47a形成側の端面)を係止すると共に,前記シリンダとは反対側の前記内輪の端面を係止することなく開放したことを特徴とする(請求項1)。
前記ロータ軸85の軸端85aを,前記円筒ころ軸受41に設けた転動体413のシリンダ71側とは反対側の端面から,前記内輪411のシリンダ71側とは反対側の端面との間の間隔W1内に配置することが好ましい(請求項5:図2,3)。
外輪412を前記両つば輪と成すと共に,内輪411を前記片つば輪と成す円筒ころ軸受41を,前記内輪411のつば非形成側がシリンダ71側となるように前記軸受穴43に挿入すると共に,該円筒ころ軸受41の内輪411にロータ軸85を挿入して内輪411のつば46形成側の端面よりロータ軸85を突出させ,突出部分のロータ軸85に固定具(スナップリング45’)を取り付けて前記内輪411のつば46形成側の端面を係止する係止部45’を形成すると共に,前記内輪411のつば46形成側の端面とは反対側の前記外輪412の端面(つば47a形成側の端面)を,前記軸受穴43に形成した係止部44に係止するものとしても良い(請求項7:図5)。
外輪412を前記両つば輪と成すと共に,内輪411を前記片つば輪と成す円筒ころ軸受41を,前記内輪411のつば46形成側がシリンダ71側となるように,前記外輪412の幅以上の深さを有する前記軸受穴43に挿入すると共に,該円筒ころ軸受41の内輪411にロータ軸85を挿入して内輪411のつば46形成側の端面をロータ軸85に形成した係止部45に係止させ,前記外輪412のシリンダ71とは反対側の端面(つば47a形成側の端面)を,前記軸受穴43の内周面に取り付けた固定具(スナップリング44’)によって形成した係止部44’に係止する構成としても良い〔請求項8:図6(A)〕。
内輪411を前記両つば輪と成すと共に,外輪412を前記片つば輪と成す円筒ころ軸受41を,前記外輪412のつば46形成側がシリンダ71側となるように前記軸受穴43に挿入して,前記外輪412のつば46形成側の端面を前記軸受穴43に形成した係止部44に係止すると共に,該円筒ころ軸受41の内輪411にロータ軸85を挿入して内輪411のシリンダ71側とは反対側の端面(つば47a形成側の端面)よりロータ軸85を突出させ,突出部分のロータ軸85に固定具(スナップリング45’)を取り付けて前記外輪412のつば46形成側の端面とは反対側の内輪411の端面(つば47a形成側の端面)を係止する係止部45’を形成するものとしても良い〔請求項9:図6(B)〕。
内輪411を前記両つば輪と成すと共に,外輪412を前記片つば輪と成す円筒ころ軸受41を,前記外輪412のつば非形成側がシリンダ71側となるように,前記外輪412の幅に対し深く形成された前記軸受穴43に挿入すると共に,該円筒ころ軸受41の内輪411にロータ軸85を挿入して内輪411のシリンダ71側の端面(つば47a形成側の端面)をロータ軸85に形成した係止部45に係止すると共に,前記外輪412のつば46形成側の端面を,前記軸受穴43の内周面に取り付けた固定具(スナップリング44’)によって形成した係止部44’に係止することもできる〔請求項10:図6(C)〕。
本発明の軸受部構造が適用されるスクリュ圧縮機1は,ケーシング70に設けたシリンダ71内に,オス,メス一対のスクリュロータ81,82を噛み合い状態で回転可能に収容して構成されており,このスクリュロータ81,82をシリンダ71内で噛み合い状態で回転させることにより,スクリュロータ81,82の歯溝とシリンダ71の内壁とによって画成された圧縮作用空間に対して被圧縮気体の導入と閉じ込みを行うと共に,この圧縮作用空間がスクリュロータ81,82の回転に伴い容積減少する結果,閉じ込まれた被圧縮気体が圧縮されて吐出されるようになっている。
以上のように構成されたスクリュ圧縮機1において,本発明の軸受部の構造は,ロータ軸83〜86を支承する軸受部20,30,40,50のうち,スクリュロータ81,82の吸入側端面より突設された吸入側のロータ軸83,85を支承する軸受部20,40に対し適用される。
図2に,本発明の軸受部構造を,従動側ロータ(メスロータ82)の吸入側ロータ軸85の軸受部40の構造に採用した例を示す。
図2を参照して説明した軸受部40の構成では,外輪412を両つば輪,内輪411を片つば輪とした円筒ころ軸受41を使用した例について説明したが,この構成に代え,図3に示すように,外輪412を幅方向の一端縁より内周方向に突出するつば46が形成された片つば輪とし,内輪411を幅方向の両端縁より外周方向に突出するつば47a,47bが形成された両つば輪とした円筒ころ軸受41を使用して,吸入側ロータ軸85の軸受部40を構成するものとしても良い。
更に,図2及び図3を参照して説明した実施例1,2では,いずれも,従動側ロータ(メスロータ82)の吸入側ロータ軸85の軸受部40に対し,本発明の軸受部構造を適用した例について説明したが,本発明の軸受部構造は,図4に示すように,駆動側ロータ(オスロータ81)の吸入側ロータ軸(駆動軸)83の軸受部20に対し適用することもできる。
以上,図2〜4を参照して説明した吸入側軸受部20,40の構造は,いずれも,軸受穴23,43に対する円筒ころ軸受21,41の挿入を,シリンダ71側より行うことができるように構成したものであるが,図5に示す例では,この構成に代えて,軸受穴43に対する円筒ころ軸受41の挿入を,ケーシング70の外側から行うことができるようにしたものである。
20 軸受部(オスロータ吸入側)
21 円筒ころ軸受
211 内輪
212 外輪
213 ころ
23 軸受穴
23a 開口縁
24 係止部(軸受穴に設けた)
25 係止部(ロータ軸に設けた)
26 つば(片つば輪の)
27a,27b つば(両つば輪の)
30 軸受部(オスロータ吐出側)
31 円筒ころ軸受
32 アンギュラ玉軸受
33 軸受穴
40 軸受部(メスロータ吸入側)
41 円筒ころ軸受
411 内輪
412 外輪
413 ころ
43 軸受穴
43a 開口縁
44 係止部(軸受穴に設けた)
44’ スナップリング(係止部)
44x 係止部
45 係止部(ロータ軸に設けた)
45’ スナップリング(係止部)
45x 係止部
46 つば(片つば輪の)
47a,47b つば(両つば輪の)
50 軸受部(メスロータ吐出側)
51 円筒ころ軸受
52 アンギュラ玉軸受
53 軸受穴
70 ケーシング
71 シリンダ
72 吸入通路
81 オスロータ(駆動側ロータ)
82 メスロータ(従動側ロータ)
83 吸入側ロータ軸(オスロータの)
84 吐出側ロータ軸(オスロータの)
85 吸入側ロータ軸(メスロータの)
85a 軸端
86 吐出側ロータ軸(メスロータの)
87 駆動ギヤ
87a ボス(駆動ギヤの)
88,88’ 嵌合溝
W1,W2 間隔
141 円筒ころ軸受
141a 内輪
141b ころ
141c 外輪
143 軸受穴
144 係止部
144’ スナップリング
145 係止部
145’ スナップリング
148 端部カバー
149 円筒状スリーブ
181 オスロータ
182 メスロータ
183,185 吸入側ロータ軸
188,188’ 嵌合溝
Claims (10)
- ケーシングに設けたシリンダ内で噛み合い回転することにより,吸入側より吸入した被圧縮気体を吐出側に向かって圧縮しながら押し出すオス,メス一対のスクリュロータと,前記各スクリュロータの両端にそれぞれ設けられたロータ軸をそれぞれ支承する軸受部を備えたスクリュ圧縮機において,
前記軸受部のうち,前記オス及び/又はメスロータの吐出側に設けたロータ軸を支承する軸受部が,ラジアル荷重とアキシアル荷重の双方を受けることができるように構成されていると共に,吸入側に設けたロータ軸を支承する軸受部が,シリンダ側から円筒ころ軸受を受け入れ可能にケーシングに形成された軸受穴と,前記軸受穴内に挿入されたロータ軸と,前記軸受穴に内嵌されると共に,前記ロータ軸に外嵌される前記円筒ころ軸受を備え,
前記円筒ころ軸受の内輪及び外輪のいずれか一方を両つばが形成された両つば輪と成すと共に,他方を片つばのみが形成された片つば輪とし,
前記外輪を内嵌する前記軸受穴の内周面より中心に向かって突設した係止部と,前記内輪を外嵌する前記ロータ軸の外周面より外側に向かって突設した係止部に,前記片つば輪のつば形成側の端面と,該片つば輪のつば形成側とは反対側の前記両つば輪の端面を係止すると共に,前記シリンダとは反対側の前記内輪の端面を係止することなく開放したことを特徴とするスクリュ圧縮機の軸受部構造。 - 外輪を前記両つば輪と成すと共に,内輪を前記片つば輪と成す円筒ころ軸受を,前記内輪のつば形成側がシリンダ側となるように前記軸受穴に挿入すると共に,該円筒ころ軸受の内輪にロータ軸を挿入し,ロータ軸に形成された前記係止部に前記内輪のつば形成側の端面を係止すると共に,前記内輪のつば形成側の端面とは反対側の前記外輪の端面を,前記軸受穴に形成した前記係止部に係止したことを特徴とする請求項1記載のスクリュ圧縮機の軸受部構造。
- 内輪を前記両つば輪と成すと共に,外輪を前記片つば輪と成す円筒ころ軸受を,前記外輪のつば非形成側がシリンダ側となるように前記軸受穴に挿入すると共に,該円筒ころ軸受の内輪にロータ軸を挿入し,前記軸受穴内に形成された前記係止部で前記外輪のつば形成側の端面を係止すると共に,前記外輪のつば形成側の端面とは反対側の前記内輪の端面を,前記ロータ軸に形成した前記係止部に係止したことを特徴とする請求項1記載のスクリュ圧縮機の軸受部構造。
- 前記軸受穴の開口縁を,前記円筒ころ軸受に設けた転動体のシリンダ側の端面から,前記外輪のシリンダ側の端面間の間隔内に配置したことを特徴とする請求項2又は3記載のスクリュ圧縮機の軸受部構造。
- 前記軸受部が,従動側ロータのロータ軸を支承する軸受部であり,
前記ロータ軸の軸端を,前記円筒ころ軸受に設けた転動体のシリンダ側とは反対側の端面から,前記内輪のシリンダ側とは反対側の端面間の間隔内に配置したことを特徴とする請求項2〜4いずれか1項記載のスクリュ圧縮機の軸受部構造。 - ケーシングに設けたシリンダ内で噛み合い回転することにより,吸入側より吸入した被圧縮気体を吐出側に向かって圧縮しながら押し出すオス,メス一対のスクリュロータと,前記各スクリュロータの両端にそれぞれ設けられたロータ軸をそれぞれ支承する軸受部を備えたスクリュ圧縮機において,
前記軸受部のうち,前記オス及び/又はメスロータの吐出側に設けたロータ軸を支承する軸受部が,ラジアル荷重とアキシアル荷重の双方を受けることができるように構成されていると共に,吸入側に設けたロータ軸を支承する軸受部が,シリンダ側から円筒ころ軸受を受け入れ可能にケーシングに形成された軸受穴と,前記軸受穴内に挿入されたロータ軸と,前記軸受穴に内嵌されると共に,前記ロータ軸に外嵌される前記円筒ころ軸受を備え,
前記円筒ころ軸受の内輪及び外輪のいずれか一方を両つばが形成された両つば輪と成すと共に,他方を片つばのみが形成された片つば輪とし,
前記外輪を内嵌する前記軸受穴の内周面より中心に向かって突設した係止部と,前記内輪を外嵌する前記ロータ軸の外周面より外側に向かって突設した係止部に,前記片つば輪のつば形成側の端面と,該片つば輪のつば形成側とは反対側の前記両つば輪の端面を係止して成り,
前記軸受穴が,該軸受穴を貫通してケーシング外に突出する駆動側ロータのロータ軸を収容する軸受穴であり,
前記ロータ軸に設けた前記係止部と,該ロータ軸に嵌合した駆動ギヤに設けたボスの端面との間で前記円筒ころ軸受の内輪を挟持したことを特徴とするスクリュ圧縮機の軸受部構造。 - ケーシングに設けたシリンダ内で噛み合い回転することにより,吸入側より吸入した被圧縮気体を吐出側に向かって圧縮しながら押し出すオス,メス一対のスクリュロータと,前記各スクリュロータの両端にそれぞれ設けられたロータ軸をそれぞれ支承する軸受部を備えたスクリュ圧縮機において,
前記軸受部のうち,前記オス及び/又はメスロータの吐出側に設けたロータ軸を支承する軸受部が,ラジアル荷重とアキシアル荷重の双方を受けることができるように構成されていると共に,吸入側に設けたロータ軸を支承する軸受部が,ケーシングに形成された軸受穴と,前記軸受穴内に挿入されたロータ軸と,前記軸受穴に内嵌されると共に,前記ロータ軸に外嵌される円筒ころ軸受を備え,
前記軸受穴が,ケーシングの外側からシリンダ側に向かって前記円筒ころ軸受を受け入れ可能に形成されており,
外輪を両つばが形成された両つば輪と成すと共に,内輪を片つばのみが形成された片つば輪と成す円筒ころ軸受を,前記内輪のつば非形成側がシリンダ側となるように前記軸受穴に挿入すると共に,該円筒ころ軸受の内輪にロータ軸を挿入して内輪のつば形成側の端面よりロータ軸を突出させ,突出部分のロータ軸に固定具を取り付けて前記内輪のつば形成側の端面を係止する係止部を形成すると共に,前記内輪のつば形成側の端面とは反対側の前記外輪の端面を,前記軸受穴の内周面より中心に向かって突設した係止部に係止したことを特徴とするスクリュ圧縮機の軸受部構造。 - ケーシングに設けたシリンダ内で噛み合い回転することにより,吸入側より吸入した被圧縮気体を吐出側に向かって圧縮しながら押し出すオス,メス一対のスクリュロータと,前記各スクリュロータの両端にそれぞれ設けられたロータ軸をそれぞれ支承する軸受部を備えたスクリュ圧縮機において,
前記軸受部のうち,前記オス及び/又はメスロータの吐出側に設けたロータ軸を支承する軸受部が,ラジアル荷重とアキシアル荷重の双方を受けることができるように構成されていると共に,吸入側に設けたロータ軸を支承する軸受部が,ケーシングに形成された軸受穴と,前記軸受穴内に挿入されたロータ軸と,前記軸受穴に内嵌されると共に,前記ロータ軸に外嵌される円筒ころ軸受を備え,
前記軸受穴が,ケーシングの外側からシリンダ側に向かって前記円筒ころ軸受を受け入れ可能に形成されており,
外輪を両つばが形成された両つば輪と成すと共に,内輪を片つばのみが形成された片つば輪と成す円筒ころ軸受を,前記内輪のつば形成側がシリンダ側となるように,前記外輪の幅以上の深さを有する前記軸受穴に挿入すると共に,該円筒ころ軸受の内輪にロータ軸を挿入して内輪のつば形成側の端面をロータ軸の外周面より外側に向かって突設した係止部に係止させ,前記外輪のシリンダとは反対側の端面を,前記軸受穴の内周面に取り付けた固定具によって形成した係止部に係止したことを特徴とするスクリュ圧縮機の軸受部構造。 - ケーシングに設けたシリンダ内で噛み合い回転することにより,吸入側より吸入した被圧縮気体を吐出側に向かって圧縮しながら押し出すオス,メス一対のスクリュロータと,前記各スクリュロータの両端にそれぞれ設けられたロータ軸をそれぞれ支承する軸受部を備えたスクリュ圧縮機において,
前記軸受部のうち,前記オス及び/又はメスロータの吐出側に設けたロータ軸を支承する軸受部が,ラジアル荷重とアキシアル荷重の双方を受けることができるように構成されていると共に,吸入側に設けたロータ軸を支承する軸受部が,ケーシングに形成された軸受穴と,前記軸受穴内に挿入されたロータ軸と,前記軸受穴に内嵌されると共に,前記ロータ軸に外嵌される円筒ころ軸受を備え,
前記軸受穴が,ケーシングの外側からシリンダ側に向かって前記円筒ころ軸受を受け入れ可能に形成されており,
内輪を両つばが形成された両つば輪と成すと共に,外輪を片つばのみが形成された片つば輪と成す円筒ころ軸受を,前記外輪のつば形成側がシリンダ側となるように前記軸受穴に挿入して,前記外輪のつば形成側の端面を前記軸受穴の内周面より中心に向かって突設した係止部に係止すると共に,該円筒ころ軸受の内輪にロータ軸を挿入して内輪のシリンダ側とは反対側の端面よりロータ軸を突出させ,突出部分のロータ軸に固定具を取り付けて前記外輪のつば形成側の端面とは反対側の内輪の端面を係止する係止部を形成したことを特徴とするスクリュ圧縮機の軸受部構造。 - ケーシングに設けたシリンダ内で噛み合い回転することにより,吸入側より吸入した被圧縮気体を吐出側に向かって圧縮しながら押し出すオス,メス一対のスクリュロータと,前記各スクリュロータの両端にそれぞれ設けられたロータ軸をそれぞれ支承する軸受部を備えたスクリュ圧縮機において,
前記軸受部のうち,前記オス及び/又はメスロータの吐出側に設けたロータ軸を支承する軸受部が,ラジアル荷重とアキシアル荷重の双方を受けることができるように構成されていると共に,吸入側に設けたロータ軸を支承する軸受部が,ケーシングに形成された軸受穴と,前記軸受穴内に挿入されたロータ軸と,前記軸受穴に内嵌されると共に,前記ロータ軸に外嵌される円筒ころ軸受を備え,
前記軸受穴が,ケーシングの外側からシリンダ側に向かって前記円筒ころ軸受を受け入れ可能に形成されており,
内輪を両つばが形成された両つば輪と成すと共に,外輪を片つばのみが形成された片つば輪と成す円筒ころ軸受を,前記外輪のつば非形成側がシリンダ側となるように,前記外輪の幅に対し深く形成された前記軸受穴に挿入すると共に,該円筒ころ軸受の内輪にロータ軸を挿入して内輪のシリンダ側の端面をロータ軸の外周面より外側に向かって突設した係止部に係止すると共に,前記外輪のつば形成側の端面を,前記軸受穴の内周面に取り付けた固定具によって形成した係止部に係止したことを特徴とするスクリュ圧縮機の軸受部構造。
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