JP2015151373A - 脱色又は染毛剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗髪時の指通りに優れ、ツヤのあるまとまりの良い髪に仕上げることができ、更にはそれらの効果の持続性にも優れる脱色又は染毛剤組成物の提供。【解決手段】成分(A)及び(B)を含有する脱色又は染毛剤組成物。(A) 電荷密度5.0〜7.0meq/gのカチオン性ポリマー(B) 一般式(1)で表される重量平均分子量500以上50,000以下のアニオン性ポリマー〔式中、m及びnはモル比を示し、m+n=100である。〕【選択図】なし

Description

本発明は、脱色又は染毛剤組成物に関する。
毛髪の脱色又は染色処理には、アルカリ剤等を含有する第1剤と、酸化剤等を含有する第2剤とを混合し、酸化反応によって毛髪を脱色又は染色する二剤式脱色又は染毛剤組成物や、酸性染料を用いた一剤式酸性染毛料組成物が広く使用されている。
このうち、上記の二剤式脱色又は染毛剤組成物は、毛髪損傷を引き起こし、水洗、シャンプー洗浄時に髪の絡まりや感触の悪化を生じさせる。更に、この髪の絡まりは、仕上がり後の髪のツヤの消失やまとまりの悪さの原因となる。また、染毛後の毛髪は、ドライヤー、ヘアアイロン等による熱やブラッシング等の日常的ヘアケア行動による物理的刺激によって損傷が更に進行する。このため、水洗、シャンプー洗浄時に髪の絡まりによる感触は更に悪化し、仕上がり後の髪のツヤ、まとまりが更に低下してしまうという問題がある。そこで、これらの問題に対処するため、二剤式脱色又は染毛剤組成物にアミノ変性シリコーン、高重合シリコーン、カチオン性ポリマー等のコンディショニング作用を持つ成分を添加することが行われているが、処理後の洗髪やすすぎによって、これらの添加剤の大半が洗い流され毛髪上への残留量が少なくなってしまうため、それらの効果は十分満足できるものではなかった。
そこで、湿潤時・乾燥後の感触、その持続性、及び色持ちといった効果を向上するため、アミノ変性シリコーン及び高重合シリコーンと共に、特定のカチオン性ポリマーを共存させ、シリコーン類の吸着量を向上させる技術が提案されている(特許文献1)。しかしながら、その効果の持続性は限定的で十分満足できるものではなかった。
一方、両性又はカチオン性ポリマーとアニオン性ポリマーとを併用することで、毛髪のつやや柔軟性を向上させ、さらに自然な染め上がりと十分な堅牢性が得られる脱色又は染毛剤組成物が提案されている(特許文献2)。しかし、当該文献には、水洗、シャンプー時の良好な感触や仕上がり後の良好な髪のツヤ、まとまりといった効果の持続性については一切記述されていない。
特開2008-290953号公報 特開2002-193772号公報
従って本発明は、洗髪時の指通りに優れ、ツヤのあるまとまりの良い髪に仕上げることができ、更にはそれらの効果の持続性にも優れる脱色又は染毛剤組成物に関する。
本発明者らは、特定のカチオン性ポリマーと特定のアニオン性ポリマーを脱色又は染毛剤組成物中に配合することにより、上記課題を一度に解決することができることを見出した。
本発明は、次の成分(A)及び(B)を含有する脱色又は染毛剤組成物を提供するものである。
(A) 電荷密度5.0meq/g以上7.0meq/g以下のカチオン性ポリマー
(B) 一般式(1)で表される重量平均分子量500以上50,000以下のアニオン性ポリマー
Figure 2015151373
〔式中、m及びnはモル比を示し、m+n=100である。〕
本発明の脱色又は染毛剤組成物は、洗髪時の指通りに優れ、ツヤのあるまとまりの良い髪に仕上げることができ、更にはそれらの効果の持続性にも優れる。
本明細書において、第1剤とはアルカリ剤を含有する組成物を指し、第2剤とは過酸化水素を含有する組成物を指し、第3剤とは有効成分を含有する組成物を指すものとする。更に、各成分に関し「脱色又は染毛剤組成物中」の含有量は、一剤式の場合は「脱色又は染毛剤組成物中」の含有量を指し、二剤式の場合は「第1剤と第2剤との混合物中」の含有量を指し、三剤式の場合は「第1剤〜第3剤からなる混合物中」の含有量を指すものとする。
<成分(A):電荷密度5.0meq/g以上7.0meq/g以下のカチオン性ポリマー>
本発明の脱色又は染毛剤組成物は、電荷密度5.0meq/g以上7.0meq/g以下のカチオン性ポリマーを含有する。ここで、カチオン性ポリマーにおける電荷密度とは、ポリマー1g当たりのカチオン性基モル数×1000(meq/g)をいう。
成分(A)の電荷密度は、すすぎ時の指通り及び櫛通りの持続性、並びに乾燥した後のツヤ感の持続性の観点から、好ましくは5.2meq/g以上、より好ましくは5.5meq/g以上、更に好ましくは5.8meq/g以上、更に好ましくは6.0meq/g以上であり、良好な感触を得る観点から、好ましくは6.5meq/g以下である。
成分(A)としては、ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む重合体、4級化ポリビニルピロリドン誘導体等が挙げられる。
ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む重合体としては、次の一般式(2)又は(3)で表される骨格を有するものが好ましい。
Figure 2015151373
〔式中、R1及びR2は同一でも異なってもよく、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、アリール基(フェニル基等)、ヒドロキシアルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基又はカルボアルコキシアルキル基を示し、R3及びR4は同一でも異なってもよく、水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又はフェニル基を示し、X-は陰イオン(塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、硫酸アニオン、スルホン酸アニオン、メチル硫酸アニオン、リン酸アニオン、硝酸アニオン等)を示す。〕
ジアリル4級アンモニウム塩の重合体は、すすぎ時の指通り及び櫛通りの持続性、並びに乾燥した後のツヤ感の持続性の観点から、式(2)又は(3)で表される構成単位を、一分子中に好ましくは65〜100モル%、より好ましくは90〜100モル%、更に好ましくは95〜100モル%含有する。
ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む重合体の具体例としては、次の一般式(4)又は(5)で表されるものが挙げられる。
Figure 2015151373
〔式中、R1、R2及びX-は、前記と同じ意味を示す。p、q及びrはモル比を示し、p+q+r=100である。〕
pは好ましくは0〜50、より好ましくは0〜25、更に好ましくは0〜10、更に好ましくは0〜5であり、qは好ましくは50〜100、より好ましくは65〜100、更に好ましくは75〜100、更に好ましくは90〜100、更に好ましくは95〜100であり、rは好ましくは0〜50、より好ましくは0〜25、更に好ましくは0〜10、更に好ましくは0〜5である。
これらの中でも、ジアリル4級アンモニウム塩のホモポリマー、ジアリル4級アンモニウム塩とアクリル酸とのコポリマーが好ましい。ジアリル4級アンモニウム塩のホモポリマーの具体例としては、マーコート100(Lubrizol Advanced Materials, Inc.製、電荷密度6.2meq/g、重量平均分子量150,000)等が挙げられ、ジアリル4級アンモニウム塩とアクリル酸とのコポリマーの具体例としては、マーコート295(Lubrizol Advanced Materials, Inc.製、電荷密度6.0meq/g、重量平均分子量190,000)、マーコート280(Lubrizol Advanced Materials, Inc.製、電荷密度5.0meq/g、重量平均分子量450,000)等が挙げられる。
4級化ポリビニルピロリドン誘導体としては、例えば次の一般式(6)で表されるものが好ましい。
Figure 2015151373
〔式中、Rは水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、Y-は塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、硫酸アニオン、スルホン酸アニオン、炭素数1〜4のアルキル硫酸アニオン、リン酸アニオン、硝酸アニオン等の陰イオンを示し、s及びtはモル比を示し、s+t=100である。〕
カチオン性を示すモノマーのモル比であるtは、すすぎ時の指通り及び櫛通りの持続性、並びに乾燥した後のツヤ感の持続性の観点から、好ましくは73以上であり、より好ましくは90以上であり、更に好ましくは93以上であり、更に好ましくは100以下である。
このような4級化ポリビニルピロリドン誘導体の具体例としては、ビニルピロリドンと塩化メチルビニルイミダゾリウムとのコポリマー(ルビカットエクセレンス(BASF社製、電荷密度6.1meq/g、重量平均分子量40,000))等が挙げられる。
成分(A)の重量平均分子量は、すすぎ時の指通り及び櫛通りの持続性、並びに乾燥した後のツヤ感の持続性の観点から、好ましくは10,000以上、より好ましくは50,000以上、更に好ましくは100,000以上であり、良好な感触を得る観点から、好ましくは3,000,000以下、より好ましくは1,000,000以下、更に好ましくは800,000以下である。
ここで、重量平均分子量は、例えばゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)により、以下の条件にて測定することができる。
移動層:50mM LiBr, 1%CH3COOH/エタノール:水=3:7
カラム:TSK gel α-M(2本直列)
標準物質:ポリエチレングリコール
これらの成分(A)の中でも、ジアリル4級アンモニウム塩のホモポリマー又はジアリル4級アンモニウム塩とアクリル酸とのコポリマーが好ましい。
成分(A)は、脱色又は染毛剤組成物が二剤式又は三剤式の場合、第1剤、第2剤、第3剤のいずれに含有させてもよい。
成分(A)の脱色又は染毛剤組成物中の含有量は、すすぎ時の指通り及び櫛通りの持続性、並びに乾燥した後のツヤ感の持続性の観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上であり、また、好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは5質量%以下、更に好ましくは3質量%以下である。
<成分(B) 重量平均分子量500以上50,000以下のアニオン性ポリマー>
本発明の脱色又は染毛剤組成物は、一般式(1)で表される重量平均分子量500以上50,000以下のアニオン性ポリマーを含有する。
Figure 2015151373
〔式中、m及びnはモル比を示し、m+n=100である。〕
一般式(1)中、nは、好ましくは10以上、より好ましくは30以上、更に好ましくは50以上、更に好ましくは60以上であり、また、好ましくは95以下、より好ましくは90以下、更に好ましくは85以下、更に好ましくは80以下である。
成分(B)の重量平均分子量は、すすぎ時の指通り及び櫛通りの持続性、並びに乾燥した後のツヤ感の持続性の観点から、好ましくは1,000以上、より好ましくは1,500以上、更に好ましくは2,000以上であり、また、良好な感触を得る観点から、好ましくは30,000以下、より好ましくは10,000以下、更に好ましくは5,000以下である。
重量平均分子量は、例えばゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)により、以下の条件にて測定することができる。
移動層:0.4M硝酸ナトリウム水溶液
カラム:TSK gel G3000PWXL(2本を直列に接続)、標準物質:ポリエチレングリコール
成分(B)の具体例としては、アクアデュウSPA-30(味の素社製、重量平均分子量4,000)、Baypure DS100(ランクセス社製、重量平均分子量2,500)が挙げられる。また、このようなポリアスパラギン酸は、例えばホスゲンを使用する方法(J. Am. Chem.Soc., 82, 2268 (1960))、アスパラギン酸を加熱重合する方法(J. Org. Chem., 26,2084 (1961))等の公知の方法により容易に得ることができる。またポリアスパラギン酸の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等の有機アミン塩又は塩基性アミノ酸塩を利用することができる。
成分(B)は、安定性の観点から、脱色又は染毛剤組成物が二剤式の場合には第1剤中に、三剤式の場合には第3剤中に含有させることが好ましい。
成分(B)の脱色又は染毛剤組成物中の含有量は、すすぎ時の指通り及び櫛通りの持続性、並びに乾燥した後のツヤ感の持続性の観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上であり、また、好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは5質量%以下、更に好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1.5質量%以下である。
本発明の脱色又は染毛剤組成物中における成分(B)に対する成分(A)の質量比(成分(A)/成分(B))は、すすぎ時の指通り及び櫛通りの持続性、並びに乾燥した後のツヤ感の持続性の観点から、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.5以上、更に好ましくは1以上であり、また、好ましくは30以下、より好ましくは15以下、更に好ましくは10以下、更に好ましくは5以下、更に好ましくは3以下である。
〔染料〕
本発明の組成物が染毛剤組成物である場合、染料を含有する。本発明の染毛剤組成物が一剤式の場合、当該染毛剤組成物中に直接染料を含有し、二剤式又は三剤式の場合、第1剤中に酸化染料中間体又は直接染料を含有させることができる。
(酸化染料中間体)
酸化染料中間体としては、通常染毛剤に使用されている公知のプレカーサー及びカプラーを用いることができる。プレカーサーとしては、例えばパラフェニレンジアミン、トルエン-2,5-ジアミン、N-フェニルパラフェニレンジアミン、N,N-ビス(ヒドロキシエチル)パラフェニレンジアミン、2-ヒドロキシエチルパラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、パラメチルアミノフェノール、4-アミノ-メタクレゾール、オルトアミノフェノール、及びこれらの塩等が挙げられる。
また、カプラーとしては、例えばレゾルシン、2-メチルレゾルシン、1-ナフトール、1,5-ジヒドロキシナフタレン、5-アミノオルトクレゾール、メタフェニレンジアミン、メタアミノフェノール、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、2,6-ジアミノピリジン、2-メチル-5-ヒドロキシエチルアミノフェノール、2-アミノ-3-ヒドロキシピリジン、及びこれらの塩等が挙げられる。
プレカーサーとカプラーはそれぞれ2種以上を併用してもよく、プレカーサーとカプラーそれぞれの含有量は、染毛剤組成物中0.01質量%以上、更には0.1質量%以上が好ましく、また、5質量%以下、更には4質量%以下が好ましい。
(直接染料)
直接染料としては、酸性染料、ニトロ染料、分散染料、塩基性染料等が挙げられる。より具体的には、酸性染料としては、青色1号、紫色401号、黒色401号、だいだい色205号、赤色227号、赤色106号、黄色203号、酸性橙3等が挙げられ、ニトロ染料としては、2-ニトロ-p-フェニレンジアミン、2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノール、3-ニトロ-p-ヒドロキシエチルアミノフェノール、4-ニトロ-o-フェニレンジアミン、4-アミノ-3-ニトロフェノール、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、HC青2、HC橙1、HC赤1、HC黄2、HC黄4、HC黄5、HC赤3、N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-p-フェニレンジアミン等が挙げられ、分散染料としては、分散紫1、分散青1、分散黒9等が挙げられ、塩基性染料としては、塩基性青99、塩基性茶16、塩基性茶17、塩基性赤76、塩基性黄76、塩基性橙31、塩基性赤51等が挙げられる。
直接染料は、2種以上を併用してもよく、二剤式又は三剤式の場合、酸化染料中間体と併用してもよい。またその含有量は、染毛剤組成物中0.001質量%以上、更には0.01質量%以上が好ましく、また、5質量%以下、更には3質量%以下が好ましい。
〔アルカリ剤〕
本発明の脱色又は染毛剤組成物には、アルカリ剤を含有させることができる。本発明の脱色又は染毛剤組成物が二剤式又は三剤式である場合は、第1剤にアルカリ剤を含有する。アルカリ剤としては、アンモニア及びその塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチルプロパノール、2-アミノブタノール等のアルカノールアミン及びその塩、1,3-プロパンジアミン等のアルカンジアミン及びその塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸グアニジン等の炭酸塩等が挙げられる。
アルカリ剤は、2種以上を併用してもよく、脱色又は染毛剤組成物中の含有量は、十分な染毛効果の点から、0.05質量%以上、更には0.1質量%以上、更には0.2質量%以上が好ましく、また、毛髪損傷や頭皮刺激の低減の点から、5質量%以下、更には3質量%以下が好ましい。
〔過酸化水素〕
本発明の脱色又は染毛剤組成物が二剤式又は三剤式である場合、第2剤に過酸化水素を含有させることができる。脱色又は染毛剤組成物中の過酸化水素の含有量は、十分な染毛効果の点から、0.1質量%以上、更には0.5質量%以上、更には1.0質量%以上が好ましく、また、毛髪損傷や頭皮刺激の低減の点から、12.0質量%以下、更には9.0質量%以下、更には6.0質量%以下が好ましい。
〔界面活性剤〕
本発明の脱色又は染毛剤組成物には、界面活性剤を含有させることができる。二剤式又は三剤式である場合には、第1剤、第2剤及び第3剤のいずれの剤に含有させてもよい。界面活性剤としては、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤のいずれをも使用することができる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩等の硫酸エステル系アニオン界面活性剤;N-アシルアミノ酸塩、N-アシル-N-アルキルアミノ酸塩、アミド型N-アシルアミノ酸塩、エーテルカルボン酸塩、脂肪酸塩、コハク酸アルキル又はコハク酸アルケニルの塩等のカルボン酸系アニオン界面活性剤;スルホコハク酸塩型、イセチオン酸塩型、タウリン塩型、アルキルベンゼンスルホン酸塩型、α-オレフィンスルホン酸塩型、アルカンスルホン酸型等のスルホン酸系アニオン界面活性剤;アルキルリン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩等のリン酸エステル系アニオン界面活性剤が挙げられる。これらのうち、カルボン酸系、硫酸エステル系が好ましく、なかでもカルボン酸系が好ましい。カルボン酸系アニオン界面活性剤の中でも、N-アシルアミノ酸塩、エーテルカルボン酸塩が好ましく、このうち、アシル基の炭素数が10〜18、好ましくは10〜16、更には10〜14のN-アシルグルタミン酸塩、アルキル基の炭素数が10〜18、好ましくは10〜16、更には10〜14でオキシエチレン基の平均付加モル数が3〜15、好ましくは3〜12、更には4〜10のポリオキシエチレンアルキルカルボン酸塩が好ましい。
非イオン界面活性剤としては、アルキルポリグルコシド、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、アルキルグリセリルエーテル等が挙げられる。アルキルポリグルコシドとしては、アルキル基の炭素数が8〜18、更には8〜14、更には9〜11であるものが好ましく、またこのアルキル基が直鎖であるものが好ましい。グルコシドの平均重合度は1〜5、更には1〜2が好ましい。ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、アルキル基の炭素数が10〜22、更には12〜18であるものが好ましく、またこのアルキル基が直鎖であるものが好ましい。また、ポリオキシエチレンアルキルエーテルがより好ましく、なかでもオキシエチレン基の平均付加モル数が1〜50、更には2〜40であるものが好ましい。アルキルグリセリルエーテルとしては、アルキル基の炭素数が8〜18、更には8〜12であるものが好ましく、またこのアルキル基が分岐鎖であるものが好ましい。
カチオン界面活性剤としては、モノ長鎖アルキル4級アンモニウム塩、ジ長鎖アルキル4級アンモニウム塩が好ましく、具体的には、セトリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリド、ステアラルコニウムクロリド、ベンザルコニウムクロリド、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリド等が挙げられ、ステアルトリモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリド、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリドがより好ましい。カチオン界面活性剤の市販品としては、コータミン86W、同86P コンク、同60W、同E-80K、同D2345P(以上、花王社製)、ニッコール CA-2580(日本サーファクタント工業社製)が挙げられる。
両性界面活性剤としては、炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル基又はアシル基を有するカルボベタイン系、アミドベタイン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン系、アミドスルホベタイン系、ホスホベタイン系、イミダゾリニウム系の界面活性剤が挙げられ、なかでもカルボベタイン系界面活性剤、スルホベタイン系界面活性剤が好ましい。好ましい両性界面活性剤としては、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等が挙げられる。
界面活性剤は2種以上を併用することもでき、脱色又は染毛剤組成物中の含有量は、脱色又は染毛剤組成物の安定性の観点より、2.0質量%以上、更には2.5質量%以上、更には3.0質量%以上が好ましく、また、20.0質量%以下、更には15.0質量%以下、更には10質量%以下、更には8.0質量%以下、更には7.0質量%以下、更には6.0質量%以下が好ましい。
〔高級アルコール〕
本発明の脱色又は染毛剤組成物には、感触改善、安定性の観点から、炭素数12以上の高級アルコールを含有させることが好ましい。二剤式又は三剤式である場合には、第1剤、第2剤及び第3剤のいずれの剤に含有させてもよい。これらは、界面活性剤と構造体を形成して分離を防ぐと共に、すすぎ時の感触を改善する効果がある。
高級アルコールとしては、炭素数12以上、更には16以上、また、炭素数30以下、更には22以下のものが好ましく、具体的には、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノール、オレイルアルコール等、及びこれらの混合物が挙げられる。
高級アルコールは2種以上を併用してもよく、またその含有量は、脱色又は染毛剤組成物の粘度及び安定性の観点より、脱色又は染毛剤組成物中3.0質量%以上、更には4.0質量%以上が好ましく、また、11.0質量%以下、更には9.0質量%以下が好ましい。
〔多価アルコール〕
本発明の脱色又は染毛剤組成物は、更に多価アルコールを含有することが好ましい。二剤式又は三剤式である場合には、第1剤、第2剤及び第3剤のいずれの剤に含有させてもよい。多価アルコールとしては、炭素数2〜20のもの、具体的には、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,2-ブチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール等のアルキレングリコール類;グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセリン類;キシリット、マンニット、ガラクチット、ソルビット等の糖アルコール類;その他トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどが挙げられる。
多価アルコールは2種以上を併用してもよい。また、脱色又は染毛剤組成物中の含有量は、毛髪にうるおいを与え、毛髪のぱさつきを抑止する効果に優れる点から、0.1質量%以上、更には0.5質量%以上、更には1.0質量%以上が好ましく、また、20.0質量%以下、更には15.0質量%以下、更には10.0質量%以下が好ましい。
〔水〕
本発明の脱色又は染毛剤組成物には、必要により水が使用される。脱色又は染毛剤組成物中の水の含有量は、10質量%以上、更には20質量%以上、更に30質量%以上が好ましく、また、90質量%以下、更には80質量%以下、更には75質量%以下が好ましい。
〔媒体〕
本発明の脱色又は染毛剤組成物には、水以外の媒体として、必要により有機溶剤が使用される。有機溶剤としては、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール等の芳香族アルコール類、エタノール、2-プロパノール等の低級アルカノール類、プロピレングリコール、1,3-ブタンジオール、ジエチレングリコール、グリセリン等のポリオール類、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、ベンジルセロソルブ等のセロソルブ類、エチルカルビトール、ブチルカルビトール等のカルビトール類が挙げられる。
〔剤型等〕
本発明の脱色又は染毛剤組成物としては、一剤式、二剤式、又は三剤式の脱色又は染毛剤組成物が挙げられる。
一剤式染毛剤組成物は、直接染料を含有する組成物であり、通称として、ヘアマニキュア、酸性カラー、カラーリンス、カラートリートメントと呼ばれる製品が存在する。一剤式染毛剤組成物の製品形態としては、ゲルタイプ、クリームタイプ、エアゾールタイプ等が挙げられる。
二剤式脱色又は染毛剤組成物は、アルカリ剤を含有する第1剤と過酸化水素を含有する第2剤より構成され、通称として、ヘアブリーチ、ヘアカラーと呼ばれる製品が存在する。二剤式染毛剤組成物の製品形態としては、クリームタイプ、乳液タイプ、液状タイプ、エアゾールタイプ、ノンエアゾールタイプ等が挙げられる。
三剤式脱色又は染毛剤組成物は、上記二剤式脱色又は染毛剤組成物に用いられる第1剤及び第2剤に加えて、更に有効成分(例えば、脱色力向上のための過硫酸塩(過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム等))を含有する第3剤より構成される。三剤式染毛剤組成物の製品形態としては、二剤式脱色又は染毛剤組成物と同様に、クリームタイプ、乳液タイプ、液状タイプ、エアゾールタイプ、ノンエアゾールタイプ等が挙げられる。
〔pH〕
本発明の染毛剤組成物のpH(25℃)は、酸性染料を用いる一剤式染毛料組成物の場合、1以上、更には2.5以上が好ましく、また、5.5以下、更には4.5以下が好ましい。また、塩基性染料を用いる一剤式染毛料組成物の場合、本発明の染毛剤組成物のpH(25℃)は、3.5以上、更には4以上が好ましく、また、8以下、更には6以下が好ましい。
また、本発明の脱色又は染毛剤組成物が二剤式又は三剤式である場合、第1剤のpH(25℃)は8〜12、第2剤のpH(25℃)は2〜5が好ましく、第1剤と第2剤の混合物、又は第1剤、第2剤及び第3剤の混合物のpH(25℃)は、脱色・染毛効果と皮膚刺激性の点から、8〜11.5、更には9〜11が好ましい。pH調整剤としては、前記のアルカリ剤のほか、塩酸、リン酸等の無機酸、クエン酸、グリコール酸、乳酸等の有機酸、塩酸モノエタノールアミン等の塩酸塩、リン酸二水素一カリウム、リン酸一水素二ナトリウム等のリン酸塩等が挙げられる。
〔その他任意成分〕
本発明の脱色又は染毛剤組成物には、上記成分のほかに通常化粧品原料として用いられる他の成分を加えることができる。このような任意成分としては、炭化水素類、動植物油脂、高級脂肪酸類、天然又は合成の高分子(成分(A)及び(B)以外のもの)、シリコーン類、エーテル類、蛋白誘導体、加水分解蛋白、アミノ酸類、防腐剤、キレート剤、安定化剤、酸化防止剤、植物性抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、香料、紫外線吸収剤が挙げられる。
〔脱色又は染毛方法〕
本発明の脱色又は染毛剤組成物を用いて毛髪を脱色又は染色処理するには、例えば本発明の脱色又は染毛剤組成物(二剤式の場合は第1剤と第2剤、三剤式の場合は更に第3剤を使用直前に混合した後)を毛髪に適用し、所定時間放置後、水を用いて洗い流し、乾燥すればよい。毛髪への適用温度は15〜45℃、適用時間は3〜60分間、更には5〜45分間、更には10〜30分間が好ましい。
以上述べた実施形態に関し、以下に本発明の好ましい態様を更に開示する。
<1> 次の成分(A)及び(B)を含有する脱色又は染毛剤組成物。
(A) 電荷密度5.0meq/g以上7.0meq/g以下のカチオン性ポリマー
(B) 一般式(1)で表される重量平均分子量500〜50,000のアニオン性ポリマー
Figure 2015151373
〔式中、m及びnはモル比を示し、m+n=100である。〕
<2> 成分(A)が、好ましくはジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む重合体及び4級化ポリビニルピロリドン誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種である、<1>記載の脱色又は染毛剤組成物。
<3> ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む重合体が、好ましくは次の一般式(2)又は(3)で表される骨格を有するものである、<2>記載の脱色又は染毛剤組成物。
Figure 2015151373
〔式中、R1及びR2は同一でも異なってもよく、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、アリール基(フェニル基等)、ヒドロキシアルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキル基又はカルボアルコキシアルキル基を示し、R3及びR4は同一でも異なってもよく、水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又はフェニル基を示し、X-は陰イオン(塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、硫酸アニオン、スルホン酸アニオン、メチル硫酸アニオン、リン酸アニオン、硝酸アニオン等)を示す。〕
<4> ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む重合体が、式(2)又は(3)で表される構成単位を、一分子中に好ましくは65〜100モル%、より好ましくは75〜100モル%、更に好ましくは90〜100モル%、更に好ましくは95〜100モル%含有するものである、<3>記載の脱色又は染毛剤組成物。
<5> ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む重合体が、好ましくはジアリル4級アンモニウム塩のホモポリマー又はジアリル4級アンモニウム塩とアクリル酸とのコポリマーである、<2>記載の脱色又は染毛剤組成物。
<6> 4級化ポリビニルピロリドン誘導体が、好ましくは次の一般式(6)で表される骨格を有するものである、<2>記載の脱色又は染毛剤組成物。
Figure 2015151373
〔式中、Rは水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、Y-は塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、硫酸アニオン、スルホン酸アニオン、炭素数1〜4のアルキル硫酸アニオン、リン酸アニオン、硝酸アニオン等の陰イオンを示し、s及びtはモル比を示し、s+t=100である。〕
<7> 一般式(6)中のtが、好ましくは73以上、より好ましくは90以上、更に好ましくは93以上である、<6>記載の脱色又は染毛剤組成物。
<8> 成分(A)の重量平均分子量が、好ましくは10,000以上、より好ましくは50,000以上、更に好ましくは100,000以上であり、また、好ましくは3,000,000以下、より好ましくは1,000,000以下、更に好ましくは800,000以下である、<1>〜<7>のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
<9> 成分(A)の電荷密度が、好ましくは5.2meq/g以上、より好ましくは5.5meq/g以上、更に好ましくは5.8meq/g以上、更に好ましくは6.0meq/g以上であり、また、好ましくは6.5meq/g以下である、<1>〜<8>のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
<10> 成分(A)の含有量が、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上であり、また、好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは5質量%以下、更に好ましくは3質量%以下である、<1>〜<9>のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
<11> 成分(B)における一般式(1)中のnが、好ましくは10以上、より好ましくは30以上、更に好ましくは50以上、更に好ましくは60以上であり、また、好ましくは95以下、より好ましくは90以下、更に好ましくは85以下、更に好ましくは80以下である、<1>〜<10>のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
<12> 成分(B)の重量平均分子量が、好ましくは1,000以上、より好ましくは1,500以上、更に好ましくは2,000以上であり、また、好ましくは30,000以下、より好ましくは10,000以下、更に好ましくは5,000以下である、<1>〜<11>のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
<13> 好ましくは、脱色又は染毛剤組成物が二剤式である場合には成分(B)を第1剤中に含有し、脱色又は染毛剤組成物が三剤式である場合には成分(B)を第3剤中に含有する、<1>〜<12>のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
<14> 成分(B)の含有量が、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上であり、また、好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは5質量%以下、更に好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1.5質量%以下である、<1>〜<13>のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
<15> 成分(B)に対する成分(A)の質量比(成分(A)/成分(B))が、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.5以上、更に好ましくは1以上であり、また、好ましくは30以下、より好ましくは15以下、更に好ましくは10以下、更に好ましくは5以下、更に好ましくは3以下である、<1>〜<14>のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
<16> 好ましくは、更に、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群より選ばれる界面活性剤を含有する、<1>〜<15>のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
<17> 界面活性剤の含有量が、好ましくは2.0質量%以上、より好ましくは2.5質量%以上、更に好ましくは3.0質量%以上であり、また、好ましくは20.0質量%以下、より好ましくは15.0質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、更に好ましくは8.0質量%以下、更に好ましくは7.0質量%以下、更に好ましくは6.0質量%以下である、<16>記載の脱色又は染毛剤組成物。
<18> 好ましくは、更に、炭素数12以上、より好ましくは16以上、また、好ましくは炭素数30以下、より好ましくは22以下の高級アルコールを含有する、<1>〜<17>のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
<19> 高級アルコールの含有量が、好ましくは3.0質量%以上、より好ましくは4.0質量%以上であり、また、好ましくは11.0質量%以下、より好ましくは9.0質量%以下である、<18>記載の脱色又は染毛剤組成物。
<20> 好ましくは、更に、炭素数2〜20の多価アルコールを含有する、<1>〜<19>のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
<21> 多価アルコールの含有量が、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは1.0質量%以上であり、また、好ましくは20.0質量%以下、より好ましくは15.0質量%以下、更に好ましくは10.0質量%以下である、<20>記載の脱色又は染毛剤組成物。
<22> <1>〜<21>のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物を毛髪に適用する工程、3〜60分間放置する工程、水を用いて洗い流す工程を有する脱色又は染毛方法。
実施例1〜8及び比較例1〜2
表1に示す第1剤(pH(25℃)=10.2)、表2に示す第2剤(共通)(pH(25℃)=3.4)及び表3に示す第3剤(pH(25℃)=5.7)を、それぞれ常法により調製した(第1剤、第2剤及び第3剤の混合液のpH(25℃)は10.5であった)。パネラー10名により、下記方法及び基準に従って、すすぎ時の指通り(染毛直後,染毛後経時)、髪を乾かした後のツヤ感(染毛直後,染毛後経時)を評価した。その合計点を表4に示す。
また、すすぎ時の櫛通り力(染毛直後,染毛後経時)についても測定し、表4に示した。
<すすぎ時の指通り(染毛直後)>
第1剤5g、第2剤5g、第3剤1gをよく混合し、ブリーチ等の美容処理を行った日本人毛髪10gに塗布し、30分放置した。その後、流水ですすぎ、シャンプーで洗浄した後、流水ですすいだ。シャンプー洗浄後のすすぎ時の指通りを、比較例1を対照として次の5段階で官能評価した。
+2:比較例1に比べ、指通りが良い
+1:比較例1に比べ、指通りがやや良い
0:比較例1に比べ、指通りがほぼ同等
−1:比較例1に比べ、指通りがやや悪い
−2:比較例1に比べ、指通りが悪い
<髪を乾かした後のツヤ感(染毛直後)>
第1剤5g、第2剤5g、第3剤1gをよく混合し、ブリーチ等の美容処理を行った日本人毛髪10gに塗布し、30分放置した。その後、流水ですすぎ、シャンプーで洗浄、流水ですすぎ、コンディショナー処理、流水ですすいで乾燥した後の髪のツヤ感について、比較例1を対照として次の5段階で官能評価した。
+2:比較例1に比べ、ツヤがある
+1:比較例1に比べ、ツヤがややある
0:比較例1に比べ、ツヤがほぼ同等
−1:比較例1に比べ、ツヤがややない
−2:比較例1に比べ、ツヤがない
<すすぎ時の指通り(染毛後経時)>
第1剤5g、第2剤5g、第3剤1gをよく混合し、ブリーチ等の美容処理を行った日本人毛髪10gに塗布し、30分放置した。その後、流水ですすぎ、シャンプーで洗浄、流水ですすぎ、コンディショナー処理、流水ですすいで乾燥した。その後流水ですすぎ、シャンプーで洗浄、流水ですすぎ、コンディショナー処理、すすいで乾燥する操作を14回繰り返した。15回目の流水すすぎ時の指通りを、比較例1を対照として次の5段階で官能評価した。
+2:比較例1に比べ、指通りが良い
+1:比較例1に比べ、指通りがやや良い
0:比較例1に比べ、指通りがほぼ同等
−1:比較例1に比べ、指通りがやや悪い
−2:比較例1に比べ、指通りが悪い
<髪を乾かした後のツヤ感(染毛後経時)>
第1剤5g、第2剤5g、第3剤1gをよく混合し、ブリーチ等の美容処理を行った日本人毛髪10gに塗布し、30分放置した。その後、流水ですすぎ、シャンプーで洗浄、流水ですすぎ、コンディショナー処理、流水ですすいで乾燥した。その後流水ですすぎ、シャンプーで洗浄、コンディショナー処理、すすいで乾燥する操作を14回繰り返した。その後の髪のツヤ感について、比較例1を対照として次の5段階で官能評価した。
+2:比較例1に比べ、ツヤがある
+1:比較例1に比べ、ツヤがややある
0:比較例1に比べ、ツヤがほぼ同等
−1:比較例1に比べ、ツヤがややない
−2:比較例1に比べ、ツヤがない
<すすぎ時の櫛通り力(染毛直後)>
鈴木,JSCCJ,27,11,1993に記載の方法に従い、染毛剤処理後シャンプー洗浄のすすぎ時における櫛通り力を測定した。
<すすぎ時の櫛通り力(染毛後経時)>
鈴木,JSCCJ,27,11,1993に記載の方法に従い、染毛剤処理後シャンプー洗浄、コンディショナー処理、すすいで乾燥を繰り返し、15回目のシャンプー洗浄のすすぎ時における櫛通り力を測定した。
Figure 2015151373
Figure 2015151373
Figure 2015151373
Figure 2015151373
*1:マーコート100(Lubrizol Advanced Materials, Inc.製,電荷密度6.2meq/g)
*2:マーコート295(Lubrizol Advanced Materials, Inc.製,電荷密度6.0meq/g)
*3:マーコート280(Lubrizol Advanced Materials, Inc.製,電荷密度5.0meq/g)
*4:ルビカットエクセレンス(BASF社製,電荷密度6.1meq/g)
*5:マーコート550(Lubrizol Advanced Materials, Inc.製,電荷密度3.1meq/g)
*6:アクアデュウSPA-30(味の素社製)
処方例1(二剤式染毛剤) 第1剤:第2剤=1:1(質量比)
・第1剤(クリーム状) (質量%)
強アンモニア水(28質量%) 1.5
モノエタノールアミン 3.0
炭酸水素アンモニウム 0.5
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体液(40質量%)*1 6.0
アモジメチコーン(40質量%エマルジョン)*2 1.0
高重合ジメチルポリシロキサン(数平均重合度2700) 1.5
ジメチルポリシロキサン(数平均重合度550) 4.0
セトステアリルアルコール 7.0
オクチルドデカノール 1.0
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 2.0
ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル 1.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム液(28質量%) 3.0
塩化ジアルキル(12-18)ジメチルアンモニウム液(75質量%) 0.5
プロピレングリコール 3.0
エデト酸四ナトリウム 0.1
アスコルビン酸 0.3
亜硫酸ナトリウム 0.5
パラフェニレンジアミン 0.4
トルエン-2,5-ジアミン 0.4
パラアミノフェノール 0.5
メタアミノフェノール 0.2
2-メチル-5-アミノフェノール 0.1
レゾルシン 0.4
香料 0.5
精製水 残量
*1:マーコート295(Lubrizol Advanced Materials, Inc.,電荷密度6.0meq/g)
*2:シリコーンSM8704C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社)
・第2剤(クリーム状) (質量%)
過酸化水素水(35質量%) 16.2
8-キノリノール硫酸塩 0.04
ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 1.0
ポリオキシエチレン(2)セチルエーテル 1.0
ポリアスパラギン酸ナトリウム水溶液(40質量%)*3 4.0
セトステアリルアルコール 3.5
リン酸 pH3.5とする量
精製水 残量
*3:Baypure DS100(ランクセス社,重量平均分子量2,500)
処方例2(二剤式染毛剤)第1剤:第2剤=1:1(質量比)、混合後ジェル状
・第1剤(ジェル状) (質量%)
強アンモニア水(28質量%) 5.0
ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム液(40質量%)*1 6.0
オレイン酸 5.0
オクチルドデカノール 1.0
ポリオキシエチレン(10)ノニルフェニルエーテル 20.0
ポリエチレングリコール 20.0
亜硫酸ナトリウム 0.5
パラフェニレンジアミン 2.0
オルトアミノフェノール 0.5
レゾルシン 0.5
香料 0.1
精製水 残量
*1:マーコート100(Lubrizol Advanced Materials, Inc.,電荷密度6.2meq/g)
第2剤(液状) (質量%)
過酸化水素水(35質量%) 15.0
エデト酸四ナトリウム 0.5
セタノール 2.0
ラウリル硫酸ナトリウム 0.5
ポリアスパラギン酸ナトリウム水溶液(30質量%)*2 5.3
フェナセチン 0.1
精製水 残量
*2:アクアデュウSPA-30(味の素社,重量平均分子量4,000)
処方例3(酸性染毛料) (質量%)
黒色401号 0.2
紫色401号 0.3
黄色4号 0.3
ベンジルアルコール 4.0
クエン酸 0.3
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体液(40質量%)*1 3.0
ポリアスパラギン酸ナトリウム水溶液(30質量%)*2 2.7
N-ステアロイル-N-メチルタウリンナトリウム 20.0
ステアリルアルコール 8.0
ジメチルポリシロキサン(6cs) 2.0
ジメチルポリシロキサン乳化重合物 2.0
香料 0.1
精製水 残量
*1:マーコート295(Lubrizol Advanced Materials, Inc.,電荷密度6.0meq/g)
*2:アクアデュウSPA-30(味の素社,重量平均分子量4,000)
処方例4(酸性染料含有のカラーリンス) (質量%)
黒色401号 0.03
紫色401号 0.01
黄色4号 0.01
ベンジルアルコール 3.0
ジプロピレングリコール 15.0
クエン酸 1.5
ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム液(40質量%)*1 3.0
ポリアスパラギン酸ナトリウム水溶液(30質量%)*2 2.7
メチルフェニルポリシロキサン 4.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油EO40 1.0
ヒドロキシエチルセルロース 2.5
精製水 残量
*1:マーコート100(Lubrizol Advanced Materials, Inc.,電荷密度6.2meq/g)
*2:アクアデュウSPA-30(味の素社,重量平均分子量4,000)
処方例5(塩基性染料含有のカラーリンス) (質量%)
セチルトリメチルアンモニウムクロリド 1.00
セトステアリルアルコール 2.75
ココナッツモノエタノールアミド 1.00
パラフィンワックス 1.00
ベイシックブルー99 0.15
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体液(40質量%)*1 3.0
ポリアスパラギン酸ナトリウム水溶液(30質量%)*2 2.7
ベイシックブラウン16 0.03
HC青2 0.15
ディスパースバイオレット4 0.20
香料 0.70
防腐剤 0.25
pH調整剤 適量
精製水 残量
*1:マーコート100(Lubrizol Advanced Materials, Inc.,電荷密度6.2meq/g)
*2:アクアデュウSPA-30(味の素社,重量平均分子量4,000)

Claims (7)

  1. 次の成分(A)及び(B)を含有する脱色又は染毛剤組成物。
    (A) 電荷密度5.0meq/g以上7.0meq/g以下のカチオン性ポリマー
    (B) 一般式(1)で表される重量平均分子量500以上50,000以下のアニオン性ポリマー
    Figure 2015151373
    〔式中、m及びnはモル比を示し、m+n=100である。〕
  2. 成分(A)が、ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む重合体及び4級化ポリビニルピロリドン誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項1記載の脱色又は染毛剤組成物。
  3. ジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む重合体が、ジアリル4級アンモニウム塩のホモポリマー又はジアリル4級アンモニウム塩とアクリル酸とのコポリマーである、請求項2記載の脱色又は染毛剤組成物。
  4. 成分(A)の含有量が、0.01質量%以上20質量%以下である、請求項1〜3のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
  5. 脱色又は染毛剤組成物が二剤式である場合には成分(B)を第1剤中に含有し、脱色又は染毛剤組成物が三剤式である場合には成分(B)を第3剤中に含有する、請求項1〜4のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
  6. 成分(B)の含有量が、0.01質量%以上20質量%以下である、請求項1〜5のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の脱色又は染毛剤組成物を毛髪に適用する工程、3〜60分間放置する工程、水を用いて洗い流す工程を有する脱色又は染毛方法。
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