JP2015150862A - 3次元造形装置を用いて造形物を造形するためのコンピュータプログラムおよびそれを備えた3次元造形システム - Google Patents

3次元造形装置を用いて造形物を造形するためのコンピュータプログラムおよびそれを備えた3次元造形システム Download PDF

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Abstract

【課題】光硬化性樹脂が紫外線に晒される機会を低減することによって、光硬化性樹脂の劣化を防止し、品質に優れた造形物を造形可能とすること。
【解決手段】液体の光硬化性樹脂を硬化して所定の断面形状の樹脂を順次積層することにより造形物を3次元造形するときに必要な樹脂量を算出するための3次元造形装置用コンピュータプログラムである。前記コンピュータプログラムによって、コンピュータ50は、造形物の情報および造形物を支持する補助部材の情報を記憶した第1記憶部60と、第1記憶部60に記憶した造形物の情報および補助部材の情報に基づいて、造形物の造形に必要な樹脂量および補助部材の造形に必要な樹脂量を算出する第1算出部62と、算出後の造形物の造形に必要な樹脂量と算出後の補助部材の造形に必要な樹脂量との合計樹脂量である第1樹脂量を出力する出力部64として機能する。
【選択図】図5

Description

本発明は、3次元造形装置を用いて造形物を造形するためのコンピュータプログラムおよびそれを備えた3次元造形システムに関する。
従来から、槽内に収容された液体の光硬化性樹脂に光を照射し、この光硬化性樹脂を硬化させることによって3次元物体を造形する3次元造形装置が知られている。
この種の3次元造形装置は、開口が形成された台と、台の上に載置された槽と、槽の上方に配置された昇降自在なホルダとを備える。台の下方には、光を照射する光源およびミラー等を有する光学系が配置されている。槽内に収容された光硬化性樹脂のうち、光が照射された部分は硬化する。光の照射位置を制御することにより、硬化する樹脂の位置を適宜変更することができ、硬化後の樹脂に所望の断面形状を形成することができる。ホルダを順次上昇させることにより、所望の断面形状が下方に向かって連続的に形成される。このようにして、所望の3次元造形物が造形される。
ところで、3次元造形物を造形するときに槽内に存在する樹脂量が不足すると、造形物を造形することができなくなるため、従来は槽内に多量の光硬化性樹脂を予め収容していた。このため、造形物を造形した後には、多量の樹脂が槽内に残存していた。次いで、造形物を造形するときには、かかる樹脂を利用していた。しかし、かかる樹脂の一部は、先の造形物を造形するときに、光源からの光に晒されることがあり、これにより、光硬化性樹脂が劣化してしまうということがあった。劣化した光硬化性樹脂を用いて造形物を造形しようとすると、所望の断面形状を形成することができず、造形物の品質が低下してしまう虞がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光硬化性樹脂が紫外線に晒される機会を低減することによって、光硬化性樹脂の劣化を防止し、品質に優れた造形物を造形可能とすることである。
本発明に係るコンピュータプログラムは、液体の光硬化性樹脂を硬化して所定の断面形状の樹脂を順次積層することにより造形物を3次元造形するときに必要な樹脂量を算出するための3次元造形装置用コンピュータプログラムであって、コンピュータを、造形物の情報および前記造形物を支持する補助部材の情報を記憶した第1記憶手段、前記第1記憶手段に記憶した前記造形物の情報および前記補助部材の情報に基づいて、前記造形物の造形に必要な樹脂量および前記補助部材の造形に必要な樹脂量を算出する第1算出手段、および、算出後の前記造形物の造形に必要な樹脂量と算出後の前記補助部材の造形に必要な樹脂量との合計樹脂量である第1樹脂量を出力する出力手段、として機能させるためのコンピュータプログラムである。
本発明に係るコンピュータプログラムによれば、第1算出手段によって、造形物の造形に必要な樹脂量および補助部材の造形に必要な樹脂量が算出される。そして、出力手段によって、算出後の造形物の造形に必要な樹脂量と算出後の補助部材の造形に必要な樹脂量との合計樹脂量である第1樹脂量が出力される。従って、ユーザは、造形物を3次元造形するときに必要な樹脂量を、造形物の造形前に予め知ることができる。このため、ユーザは、造形物を3次元造形するときに必要な樹脂量を用いることができ、造形物の造形後に多量の樹脂が残存することを防止することができる。多量の樹脂が残存している場合、繰り返し造形物を造形することによって、樹脂の劣化が進行してしまう虞がある。しかし、本発明によれば、造形物を造形する際には、常に状態のよい光硬化性樹脂を用いることになるため、造形物の品質の低下を防止することができる。
本発明の一態様によれば、前記第1算出手段は、前記造形物および前記補助部材を積層方向に複数のセグメントに分割し、前記各セグメントの樹脂量をシンプソンの公式により算出し、算出された前記各セグメントの樹脂量を合算することによって前記第1樹脂量を求める。
上記態様によれば、第1樹脂量を短時間で精度よく求めることができる。
本発明の一態様によれば、前記コンピュータをさらに、前記光硬化性樹脂を収容する槽の情報と、前記槽が配置され、前記光硬化性樹脂に照射する光が通過する光通過部を有する台の情報と、を記憶した第2記憶手段、および、前記第2記憶手段に記憶した前記槽の情報および前記台の情報に基づいて、前記造形物を3次元造形した後に前記槽内に残る第2樹脂量を算出する第2算出手段、として機能させ、前記出力手段は、前記第1樹脂量と前記第2樹脂量との合計樹脂量である第3樹脂量を出力する。
上記態様によれば、第2算出手段によって、造形物を3次元造形した後に槽内に残る樹脂量が算出される。そして、出力手段によって、第1樹脂量と第2樹脂量との合計樹脂量が出力される。従って、ユーザは、造形物を3次元造形するときに第3樹脂量だけを用いることによって、造形物の3次元造形中に、光通過部の上方に光硬化樹脂が存在しなくなることを防止することができる。すなわち、ユーザは予め必要な光硬化樹脂量を知ることができ、かかる量の光硬化性樹脂を用いることによって、造形物の造形後に多量の樹脂が槽内に残存することを防止することができる。
本発明の一態様によれば、前記第2樹脂量は、前記槽において、前記光通過部の全体を覆うのに必要な樹脂量である。
上記態様によれば、造形物を3次元造形した後に光通過部の全体を覆うのに必要な樹脂量が算出される。これにより、ユーザは予め必要最低限の光硬化樹脂量を知ることができ、かかる量の光硬化性樹脂を用いることによって、造形物の造形後に多量の樹脂が槽内に残存することを防止することができる。
本発明に係る3次元造形システムは、液体の光硬化性樹脂を硬化して所定の断面形状の樹脂を順次積層することにより造形物を3次元造形するための3次元造形システムであって、造形物の情報および前記造形物を支持する補助部材の情報を記憶した第1記憶部と、前記第1記憶部に記憶した前記造形物の情報および前記補助部材の情報に基づいて、前記造形物の造形に必要な樹脂量および前記補助部材の造形に必要な樹脂量を算出する第1算出部と、算出後の前記造形物の造形に必要な樹脂量と算出後の前記補助部材の造形に必要な樹脂量との合計樹脂量である第1樹脂量を出力する出力部と、液体の光硬化性樹脂を収容する槽と、前記槽が載置され、前記光硬化性樹脂に照射する光を通過させる光通過部を有する台と、前記台の下方に配置され、光を発する光源を少なくとも有し、前記光通過部を通じて前記光源からの光を前記槽内の前記光硬化性樹脂に照射する光学装置と、前記槽の上方において昇降自在に設けられ、下降したときに前記槽内の光硬化性樹脂に浸漬し、上昇するときに、前記光が照射されて硬化した前記光硬化性樹脂を吊り上げるホルダと、を備えた3次元造形装置と、を備えた3次元造形システムである。
本発明に係る3次元造形システムによれば、第1算出部によって、造形物の造形に必要な樹脂量および補助部材の造形に必要な樹脂量が算出される。そして、出力部によって、算出後の造形物の造形に必要な樹脂量と算出後の補助部材の造形に必要な樹脂量との合計樹脂量である第1樹脂量が出力される。従って、ユーザは、造形物を3次元造形するときに必要な樹脂量を、造形物の造形前に予め知ることができる。このため、ユーザは、造形物を3次元造形するときに必要な樹脂量を槽内に収容することができ、3次元造形装置で造形物を造形した後に槽内に多量の樹脂が残存することを防止することができる。多量の樹脂が槽内に残存している場合、該樹脂を用いて繰り返し造形物を造形することによって、樹脂の劣化が進行してしまう虞がある。しかし、本発明によれば、造形物を造形する際には、常に状態のよい光硬化性樹脂を槽内に収容することになるため、造形物の品質の低下を防止することができる。
本発明の一態様によれば、前記第1算出部は、前記造形物および前記補助部材を積層方向に複数のセグメントに分割し、前記各セグメントの樹脂量をシンプソンの公式により算出し、算出された前記各セグメントの樹脂量を合算することによって前記第1樹脂量を求める。
上記態様によれば、第1樹脂量を短時間で精度よく求めることができる。
本発明の一態様によれば、前記光硬化性樹脂を収容する槽の情報と、前記槽が配置され、前記光硬化性樹脂に照射する光が通過する光通過部を有する台の情報と、を記憶した第2記憶部と、前記第2記憶部に記憶した前記槽の情報および前記台の情報に基づいて、前記造形物を3次元造形した後に槽内に残る第2樹脂量を算出する第2算出部と、を備え、前記出力部は、前記第1樹脂量と前記第2樹脂量との合計樹脂量である第3樹脂量を出力する。
上記態様によれば、第2算出部によって、造形物を3次元造形した後に槽内に残る樹脂量が算出される。そして、出力部によって、第1樹脂量と第2樹脂量との合計樹脂量が出力される。従って、ユーザは、造形物を3次元造形するときに第3樹脂量だけ槽内に収容することによって、造形物の3次元造形中に、光通過部の上方に光硬化樹脂が存在しなくなることを防止することができる。すなわち、ユーザは予め必要な光硬化樹脂量を知ることができ、かかる量の光硬化性樹脂を用いることによって、造形物の造形後に多量の樹脂が槽内に残存することを防止することができる。
本発明の一態様によれば、前記第2樹脂量は、前記槽において、前記光通過部の全体を覆うのに必要な樹脂量である。
上記態様によれば、造形物を3次元造形した後に光通過部の全体を覆うのに必要な樹脂量が算出される。これにより、ユーザは予め必要最低限の光硬化樹脂量を知ることができ、かかる量の光硬化性樹脂を用いることによって、造形物の造形後に多量の樹脂が槽内に残存することを防止することができる。
本発明の一態様によれば、前記槽の所定方向を前後方向としたときに、前記光通過部は、前記槽の後部の底面に位置し、前記槽の前端は、前記槽の後端よりも上方に位置する。
上記態様によれば、槽は傾斜しているため、光硬化性樹脂は槽の後端側に集まる。これにより、造形物を3次元造形した後に台の光通過部の全体を覆うのに必要な樹脂量を少なくすることができる。
本発明の一態様によれば、前記第2樹脂量は、前記造形物を3次元造形した後に、前記槽の底面のうち前記光通過部の上方部分には前記光硬化性樹脂が存在し、前記上方部分以外の一部には前記光硬化性樹脂が存在しない樹脂量である。
上記態様によれば、造形物を3次元造形した後に台の光通過部の全体を覆うのに必要な樹脂量をより少なくすることができる。
本発明の一態様によれば、前記出力部で出力された前記第1樹脂量または前記第3樹脂量を表示する表示装置を備える。
上記態様によれば、ユーザは第1樹脂量または第3樹脂量を視覚的に認識することができる。
本発明の一態様によれば、前記槽に液体の光硬化性樹脂を供給する供給装置を備え、前記供給装置は、前記第1樹脂量または前記第3樹脂量に基づいて前記槽に光硬化性樹脂を自動的に供給する。
上記態様によれば、ユーザが誤った量の樹脂量を供給することが防止される。
本発明の一態様によれば、前記槽内に存在する樹脂量を測定する測定装置と、前記測定装置により測定される前記槽内の樹脂量が所定量であるか否かを判定する判定部とを備え、前記造形物が造形された後に、前記判定部により前記槽内の樹脂量が所定量より多いと判定されると、前記供給装置は、前記槽に供給する光硬化性樹脂の樹脂量を減少させるように構成されている。
上記態様によれば、造形物が造形された後に、槽内の樹脂量が所定量より多い場合には、供給装置は、槽に供給する光硬化性樹脂の樹脂量を減少させる。これにより、次の造形物を造形した後に、多量の樹脂が槽内に残存することを防止することができる。
本発明によれば、光硬化性樹脂が紫外線に晒される機会を低減することによって、光硬化性樹脂の劣化を防止し、品質に優れた造形物を造形可能とすることができる。
本発明の一実施形態に係る3次元造形システムのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る3次元造形装置の断面図である。 本発明の一実施形態に係る槽が台に載置された状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る槽が台に載置された状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るコンピュータのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る造形物および補助部材の体積を求めるときの説明図である。 本発明の一実施形態に係るメイン画面を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。以下の説明では、本実施形態に係るコンピュータプログラムを用いて、造形物を3次元造形するものとする。図1に示すように、本実施形態に係る3次元造形システム5は、液体の光硬化性樹脂を硬化して所定の断面形状の樹脂を順次積層することにより造形物を3次元造形するためのシステムである。3次元造形システム5は、本実施形態に係るコンピュータプログラムを用いる。3次元造形システム5は、3次元造形装置10と、コンピュータ50と、供給装置94と、測定装置96と、を備えている。3次元造形物は、3次元造形装置10によって造形される。
以下の説明において、特に断らない限り、図2の左、右、上、下をそれぞれ3次元造形装置10の前、後、上、下とする。図3の上、下をそれぞれ3次元造形装置10の右、左とする。図2等において、符号F、Rr、L、R、Up、Dnは、それぞれ前、後、左、右、上、下を示している。ただし、これらは説明の便宜上の方向に過ぎず、3次元造形装置10の設置態様を何ら限定するものではない。
図2に示すように、3次元造形装置10は、台11と、槽12と、ホルダ13と、光学装置14と、ケース25とを備えている。
台11は、ケース25に支持されている。台11には、開口21が形成されている。開口21は、光硬化性樹脂23に照射する光を通過させる部位、すなわち光通過部である。開口21の形状は特に限定されない。本実施形態では、図3に示すように、開口21は平面視矩形状に形成されている。開口21は、光通過部の一例である。
図2に示すように、槽12は、台11上に載置される。槽12は、台11に取り付け可能に配置されている。図3に示すように、槽12は、台11(図2参照)に載置された状態において、台11の開口21を覆っている。槽12は、平面視で台11の開口21と重なる。図2に示すように、槽12は、液体の光硬化性樹脂23を収容する。図3に示すように、槽12は、平面視矩形状の容器である。槽12は、平面視矩形状の底壁12Aと、底壁12Aの左端部、右端部、前端部、後端部からそれぞれ起立した左側壁12B、右側壁12C、前側壁12D、後側壁12Eとを備えている。槽12の底壁12Aは、槽12が台11上に載置された際に、一部が台11の開口21の上方に位置している。ここでは、槽12の底壁12Aの後部が開口21の上方に位置している。開口21は、槽12の後部の底面に位置している。槽12のうち少なくとも底壁12Aは、光を透過させることのできる材料、例えば透明な樹脂またはガラス等で形成されている。本実施形態では、槽12は透明なアクリル樹脂で形成されている。なお、槽12の底壁12Aの表面には、光硬化性樹脂23が固着してしまうことを抑制する層が設けられていてもよい。例えば、槽12の底壁12Aの表面には、シリコン層が設けられていてもよい。図2に示すように、槽12の前端12fは、槽12の後端12bよりも上方に位置する。図4に示すように、槽12は、水平面に対して角度θだけ傾いている。
光硬化性樹脂23とは、光を照射することによって硬化することが可能な樹脂のことである。
図2に示すように、ホルダ13は、槽12の上方に配置されている。ホルダ13は、台11の開口21の上方に配置されている。ホルダ13の形状は特に限定されないが、平面視矩形状に形成されている。ホルダ13は、昇降自在な部材である。ホルダ13は、光学装置14のプロジェクタ31からの光が照射されることによって硬化した光硬化性樹脂23を槽12から引き上げる。ホルダ13は、下降したときに槽12内の光硬化性樹脂23に浸漬するように構成されている。ホルダ13は、上昇するときに、光が照射されて硬化した光硬化性樹脂23を吊り上げるように構成されている。本実施形態では、台11には、上下方向に延びた支柱41が設けられている。支柱41の前方には、スライダ42が取り付けられている。スライダ42は、支柱41に沿って昇降自在であり、モータ(図示せず)によって上方または下方に移動する。ホルダ13は、スライダ42に取り付けられている。ホルダ13は、上記モータによって上方または下方に移動する。支柱41は、スライダ42を介して、ホルダ13を昇降自在に間接的に支持している。ただし、支柱41はホルダ13を直接的に支持していてもよい。ホルダ13は支柱41の前方に配置されている。ホルダ13は前後に移動不能であってもよいが、前後に移動可能になっていてもよい。ホルダ13は左右に移動不能であってもよいが、左右に移動可能になっていてもよい。
光学装置14は、台11の下方に配置されている。光学装置14は、槽12内に収容された液体の光硬化性樹脂23に光を照射する装置である。光学装置14は、プロジェクタ31と、ミラー32とを備えている。光学装置14は台11の下方に設けられたケース25に収容されている。光学装置14は、ケース25に支持されている。
プロジェクタ31は光を発する光源の一例である。ただし、光学装置14の光源はプロジェクタ31に限定される訳ではない。本実施形態では、プロジェクタ31は、台11の前部の下方に配置されている。プロジェクタ31は、ホルダ13より前方に配置されている。プロジェクタ31は、レンズ34を備えている。レンズ34は、プロジェクタ31の後部に配置されている。レンズ34を通じて前方から後方に向かって光が発せられる。プロジェクタ31の投光方向は特に限定されない。ここでは、プロジェクタ31から発せられる光は、レンズ34の光軸34Aを通る水平面の下方よりも上方に多く照射される。プロジェクタ31には、後述のコンピュータ50が接続されている。コンピュータ50は、プロジェクタ31から発せられる光を制御する。例えば、コンピュータ50は、プロジェクタ31から発せられる光の波長帯域、光の形状および光を発するタイミングなどを制御する。
ミラー32は、プロジェクタ31からの光を槽12に向かって反射させるものである。ミラー32は、台11に形成された開口21の下方に配置されている。ミラー32は、プロジェクタ31の後方に配置されている。ミラー32は、プロジェクタ31と前後方向に並ぶように配置されている。側面視において、プロジェクタ31のレンズ34の光軸34Aは、ミラー32の中心32Bよりも下方に位置する。レンズ34の下端34dとミラー32の下端32dとは、略同じ高さである。レンズ34の下端34dとミラー32の下端32dとの上下位置の差は、プロジェクタ31の上下長さ以下であってよく、レンズ34の上下長さ以下であってもよい。レンズ34の下端34dとミラー32の下端32dとの上下位置の差は、零であってもよい。ミラー32は、前下がりに傾斜して配置されている。プロジェクタ31から発せられた光は、ミラー32によって反射され、台11の開口21を通じて槽12内の光硬化性樹脂23に照射される。プロジェクタ31からの光の照射方向は、プロジェクタ31の上下方向の位置を調整したり、ミラー32の角度を調整したりすることによって調整することができる。
3次元造形装置10は、脚15を備えている。脚15は、傾斜装置の一例である。脚15は、槽12の底面の前部が槽12の底面の後部よりも上方に配置されるように、すなわち、槽12が後側に傾くように、槽12を傾斜させるものである。脚15は、ケース25の底壁25Aに設けられている。脚15は、ケース25の底壁25Aの四隅部に設けられており、合計4つ設けられている。図2では、ケース25の底壁25Aの左前部および左後部に設けられた脚15が図示されているが、ケース25の底壁25Aの右前部および右後部にも同様の脚15が設けられている。4つの脚15は、それぞれ独立して長さを調節することが可能である。脚15は、ケース25の底壁25Aに形成された孔(図示せず)に挿入される軸15aを備えている。この軸15aがケース25の底壁25Aに挿入される長さを適宜調節することにより、脚15の長さを調節することができる。4つの脚15のうち、前側の脚15は後側の脚15よりも長い。これにより、槽12は後側に傾いている。槽12は、後斜め下方に傾いている。脚15の長さを調節することによって、槽12の角度θ(図4参照)を調整することができる。
脚15の長さを調節することによって槽12を傾斜させると、3次元造形装置10自体も傾斜する。台11と光学装置14と支柱41とはケース25に支持されているため、前側の脚15の長さと後側の脚15の長さとを相違させると、台11と、光学装置14と、支柱に41に取り付けられたホルダ13とは、槽12と同様に傾斜する。このとき、光学装置14と、台11の開口21と、槽12と、ホルダ13との相対的な位置関係は変化しない。3次元造形装置10の各部位同士の位置関係は変化しない。よって、槽12を傾斜させたとしても、3次元造形の品質が低下するおそれはない。
図1に示すように、3次元造形装置10は、コンピュータ50に通信可能に接続されている。3次元造形装置は、コンピュータ50に常時接続されていてもよく、適宜に接続されていてもよい。また、3次元造形装置10とコンピュータ50との接続は、有線による接続に限らず、無線による接続であってもよい。
コンピュータ50の種類は特に限定されず、例えば、汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。コンピュータ50は、本実施形態に係るコンピュータプログラムに従って、3次元造形装置10を用いて造形物を3次元造形するときに必要な樹脂量を算出する。コンピュータ50には、読み取り装置54が設けられている。読み取り装置54は、コンピュータプログラムを記録した記録媒体52からコンピュータプログラムを読み取る。なお、この種の記録媒体52として、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ、メモリカード等を利用することができる。ただし、上記コンピュータプログラムは、予めコンピュータ50の内部のメモリに記憶されていてもよい。また、上記コンピュータプログラムは、有線または無線の通信手段を介してコンピュータ50に読み取られてもよい。
コンピュータ50には、液晶ディスプレイ等からなる表示装置56と、キーボードやマウス等からなる入力装置58とが接続されている。
本実施形態に係るコンピュータプログラムは、液体の光硬化性樹脂を硬化して所定の断面形状の樹脂を順次積層することにより造形物を3次元造形するときに必要な樹脂量を算出するための3次元造形装置用コンピュータプログラムである。コンピュータ50は、本実施形態に係るコンピュータプログラムによって、以下の各機能を果たすように機能する。図5は、コンピュータ50の機能ブロック図である。図5に示すように、コンピュータ50は、第1記憶部60として機能する。第1記憶部60は、造形物の形状等の情報を記憶する。第1記憶部60は、造形物を支持する補助部材の形状等の情報を記憶する。コンピュータ50は、第1算出部62として機能する。第1算出部62は、第1記憶部60に記憶した造形物の情報に基づいて、造形物の造形に必要な樹脂量を算出する。第1算出部62は、第1記憶部60に記憶した補助部材の情報に基づいて、補助部材の造形に必要な樹脂量を算出する。第1算出部62は、造形物の造形に必要な樹脂量と補助部材の造形に必要な樹脂量との合計樹脂量である第1樹脂量を算出する。樹脂量とは、液体の光硬化性樹脂の量を表す。補助部材とは、造形物の造形の際に必要な部材であり、造形物の完成後には取り除かれる部材である。
本実施形態では、第1樹脂量は、以下のようにして求められる。すなわち、図6に示すように、第1算出部62は、造形物90および補助部材92を積層方向に複数のn個(nは整数)のセグメントに分割する。第1算出部62は、各セグメントを造形するのに必要な樹脂量をシンプソンの公式により算出する。第1算出部62は、算出された各セグメントの樹脂量を合算することによって第1樹脂量を求める。本実施形態では、造形物90および補助部材92を4個のセグメント93A〜93Dに分割している。
造形物90および補助部材92を積層方向に複数のセグメント93A〜93Dに分割するとき、各セグメント93A〜93Dの上下方向の長さLが相互に同じとなることが好ましい。例えば、各セグメントの長さLは、0.5mm〜5mm(好ましくは、1mm〜2mm。)であるとよい。なお、造形物90および補助部材92の形状によっては、最上層のセグメントの長さがその他のセグメントの長さと異なることがある。本実施形態では、セグメント93Dの長さは、セグメント93A〜93Cの長さとは異なっている。
各セグメント93A〜93Dを造形するのに必要な樹脂量、すなわち各セグメント93A〜93Dの体積Vはシンプソンの公式(シンプソン法)を用いて概算される。シンプソンの公式は下記式(1)で表される。
V≒h/3×(y+4y+2y+・・・・・+4yn−1+y) (1)
ここで、hは、各セグメントの上下方向の長さ、yは各セグメントの1層目の面積、yは各セグメントの2層目の面積、yは各セグメントの3層目の面積、yn−1は各セグメントのn層目の面積、yは各セグメントの(n+1)層目の面積である。
各セグメントの各層の面積は、外積を用いることによって算出される。すなわち、各セグメントの各層の面積は、各線分と原点によってできる複数の三角形の面積の総和である。また、シンプソンの公式(1)を用いて各セグメント93A〜93Dの体積を求めるとき、各セグメント93A〜93Dをn層(例えば1000層から20000層、好ましくは10000層)に分割することによって、概算される各セグメントの体積の誤差を低減することができる。
第1算出部62は、シンプソンの公式(1)により算出された各セグメント93A〜93Dの体積に光硬化性樹脂の比重を乗ずることによって各セグメントに必要な樹脂量を求め、これら樹脂量を合算する。これにより、造形物90および補助部材92の造形に必要な第1樹脂量を求めることができる。
また、図5に示すように、コンピュータ50は、第2記憶部66として機能する。第2記憶部66は、光硬化性樹脂を収容する槽12の形状等の情報を記憶する。第2記憶部66は、槽12が配置され、光硬化性樹脂に照射する光が通過する開口21を有する台11の形状等の情報を記憶する。コンピュータ50は、第2算出部68として機能する。第2算出部68は、第2記憶部66に記憶した槽12の情報および台11の情報に基づいて、造形物を3次元造形した後に槽12内に残る第2樹脂量を算出する。ここで、第2樹脂量は、槽12において、開口21の全体を覆うのに必要な樹脂量であることが好ましい。図3に示すように、第2樹脂量は、造形物を3次元造形した後に、光硬化性樹脂23の前端23Fが開口21の前端21Fよりも前方かつ槽12の前壁12DWよりも後方に位置する樹脂量である。図4に示すように、第2樹脂量は、造形物を3次元造形した後に、槽12の底面のうち開口21の上方部分には光硬化性樹脂23が存在し、上方部分以外の一部には光硬化性樹脂23が存在しない樹脂量である。
第2記憶部66は、槽12および台11の情報を記憶する。第2記憶部66は、槽12の前後方向の長さA(図4参照)と、槽12の高さ方向の長さB(図4参照)と、槽12の左右方向の長さZ(図3参照)と、を記憶する。図4に示すように、槽12の前後方向の長さAとは、前側壁12Dの内壁12DWから後側壁12Eの内壁12EWまでの長さAである。槽12の上下方向の長さBとは、底壁12Aの上面12ATから前側壁12Dの上面12DTまでの長さBである。図3に示すように、槽12の左右方向の長さZとは、左側壁12Bの内壁12BWから右側壁12Cの内壁12CWまでの長さZである。第2記憶部66は、台11の開口21の形状および寸法を記憶する。第2記憶部66は、台11上に槽12が載置されたときに、槽12のどの部分の下方に開口21が位置するのかを記憶する。
本実施形態では、第2樹脂量は、以下のようにして求められる。すなわち、第2算出部68は、造形物を3次元造形した後に槽12内に残る光硬化性樹脂23の上下方向の長さX(図4参照)と、造形物を3次元造形した後に槽12内に残る光硬化性樹脂23の前後方向長さY(図4参照)と、左側壁12Bの内壁12BWから右側壁12Cの内壁12CWまでの長さZ(図3参照)と、を乗じることによって第2樹脂量を求める。好ましくは、光硬化性樹脂23の上下方向の長さX(図4参照)は、開口21の全体を覆うのに必要な樹脂量であり、光硬化性樹脂23の前後方向長さY(図4参照)は、開口21の全体を覆うのに必要な樹脂量である。図4に示すように、長さXは、槽12の底壁12Aの上面12ATから光硬化性樹脂23の上面23Tまでの長さであって、最も長い部分の長さである。本実施形態では、長さXは、後側壁12Eに沿った部分の長さである。長さYは、槽12の後側壁12Eの内壁12EWから光硬化性樹脂23の前端23F(図3参照)までの長さである。ここで、槽12の傾きθと開口21の位置情報とから、開口21の前後方向の全てを覆うのに必要な長さYを求めることができる。なお、図3に示すように、長さYは、後側壁12Eの内壁12EWから開口21の前端21Fまでの長さC(図3参照)と同じか長さCよりも大きければよい。ただし、造形物を3次元造形した後に、槽12内に収容される光硬化性樹脂23は少ないほどよいため、長さYは、長さCよりも僅かに長いことが好ましい。開口21の前端21Fから光硬化性樹脂23の前端23Fまでの距離Eは、後側壁12Eの内壁12EWから開口21の後端21Bまでの距離Fと同じかそれ以下であることが好ましい。
また、図5に示すように、コンピュータ50は、出力部64として機能する。出力部64は、第1算出部62によって算出された造形物の造形に必要な樹脂量と第1算出部62によって算出されたの補助部材の造形に必要な樹脂量との合計樹脂量である第1樹脂量を出力する。また、出力部64は、第1樹脂量と第2樹脂量との合計樹脂量である第3樹脂量を出力する。出力部64で出力された第1樹脂量または第3樹脂量は、表示装置56に表示される。
また、コンピュータ50は、判定部70として機能する。判定部70は、測定装置96により測定される槽12内の樹脂量が所定量であるか否かを判定する。
また、コンピュータ50は、供給部72として機能する。供給部72は、第1算出部62により算出された第1樹脂量を槽12内に供給するように供給装置94に指示する。供給部72は、第1算出部62により算出された第1樹脂量と第2算出部68により算出された第2樹脂量との合計樹脂量である第3樹脂量を槽12内に供給するように供給装置94に指示する。
図1に示すように、測定装置96は、コンピュータ50に接続されている。測定装置96は、槽12(図2参照)内に存在する樹脂量を測定する。測定装置96は、3次元造形装置10の槽12内に配置される。測定装置96の種類は特に限定されず、例えば、液面センサ等の周知のセンサを好適に用いることができる。
図1に示すように、供給装置94は、コンピュータ50に接続されている。供給装置94は、3次元造形装置10に設けられる。供給装置94は、槽12(図2参照)に液体の光硬化性樹脂を自動的に供給する。なお、ユーザが槽12に光硬化性樹脂を直接供給してもよい。図5に示すように、供給装置94は、供給部72の指示に基づいて、槽12に液体の光硬化性樹脂を第1樹脂量または第3樹脂量だけ自動的に供給する。造形物が造形された後に、判定部70により槽12内の樹脂量が所定量より多いと判定されると、判定部70は供給部72に指示をする。これにより、供給装置94は、槽12に供給する光硬化性樹脂の樹脂量を減少させるように構成されている。また、造形物の造形中に、判定部70により槽12内の樹脂量が所定量より少ないと判定されると、判定部70は供給部72に指示をする。これにより、供給装置94は、槽12に不足分だけ光硬化性樹脂を供給するように構成されている。
図7は、本実施形態に係るコンピュータプログラムの実行中に、表示装置56(図1参照)に表示されるメイン画面56Aを表している。メイン画面56Aには、造形物を3次元造形するときに必要な樹脂量を表示する領域56Bと、上記必要な樹脂量の計算を操作するためのボタン56Cと、造形物90および補助部材92を表示する領域56Dとが含まれている。第1算出部62(図5参照)で算出された第1樹脂量と第2算出部68(図5参照)で算出された第2樹脂量との合計樹脂量である第3樹脂量は、領域56Bに表示される。なお、第1算出部62で算出された第1樹脂量だけを領域56Bに表示してもよい。第1記憶部60に記憶されている造形物90および補助部材92の情報が領域56Dに表示される。
ユーザがボタン56Cをクリックすると、第1算出部62(図5参照)は、領域56Dに表示されている造形物90および補助部材92の造形に必要な樹脂量を算出する。このとき、第2算出部68(図5参照)は、造形物90および補助部材92を3次元造形した後に台11の開口21の全体を覆うのに必要な第2樹脂量を算出する。そして、第1樹脂量と第2樹脂量との合計樹脂量である第3樹脂量が、領域56Bに表示される。なお、ユーザがボタン56Cをクリックしたとき、第1算出部62が算出した第1樹脂量だけを領域56Bに表示してもよい。
本実施形態の3次元造形装置10では、以下のようにして造形物を3次元造形する。ここでは、槽12内に第1樹脂量と第2樹脂量との合計樹脂量である第3樹脂量を供給する場合を例に説明する。先ず、ユーザがボタン56C(図7参照)をクリックすることによって、第1算出部62(図5参照)が第1樹脂量を算出し、第2算出部68(図5参照)が第2樹脂量を算出する。次いで、出力部64(図5参照)が第1樹脂量と第2樹脂量との合計樹脂量である第3樹脂量を出力し、メイン画面56Aの領域56Bに第3樹脂量が出力される。このとき、供給部72(図5参照)の指示に基づいて、供給装置94(図5参照)は槽12(図2参照)内に液体の光硬化性樹脂を第3樹脂量だけ自動的に供給する。なお、ユーザが槽12内に液体の光硬化性樹脂を第3樹脂量だけ供給してもよい。
次に、図2に示すように、コンピュータ50によって、プロジェクタ31のレンズ34を通して、プロジェクタ31から光を照射させる。プロジェクタ31の光は、ミラー32によって反射される。ミラー32に反射した光は、台11の開口21を通過する。開口21を通過した光は、槽12の底壁12Aを通過する。槽12の底壁12Aを通過した光は、上記底壁12Aとホルダ13との間に位置し、槽12内に収容された光硬化性樹脂23に照射される。光を受けた光硬化性樹脂23は硬化する。ミラー32の角度が適宜変更されることにより、光の照射位置が適宜変更され、光硬化性樹脂23によって、所望の断面形状を有する固体の樹脂の層が形成される。
上記層が形成されると、ホルダ13を昇降自在に動かすモータ(図示せず)が駆動され、ホルダ13は上方に移動する。このとき、ホルダ13に保持された固体の樹脂層は引き上げられ、その樹脂層と槽12との間に隙間が形成される。この隙間に液体状の光硬化性樹脂23が流れ込む。そして、プロジェクタ31からの光が上記隙間内の光硬化性樹脂23に照射され、所望の断面形状を有する次の固体の樹脂層が形成される。以後、同様の動作が繰り返され、所望の3次元形状を有する造形物90(図7参照)および補助部材92(図7参照)が生成される。なお、造形物90および補助部材92を造形中に、槽12内の光硬化性樹脂が不足したと判定部70(図5参照)が判定したとき、供給装置94は、不足分を槽12内に自動的に供給する。また、造形物90および補助部材92が造形された後に、判定部70が槽12内の樹脂量が所定量より多いと判定したとき、供給装置94は、次の造形物90の作成に備えて、槽12に供給する光硬化性樹脂の樹脂量を減少させる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、上述の実施形態は例示に過ぎず、本発明は他の種々の形態で実施することが可能である。
上述した実施形態では、第1記憶部60は、造形物の情報および補助部材の情報を記憶するが、造形物を3次元造形するときに、補助部材を必要としない場合は、第1記憶部60は、造形物の情報のみを記憶する。
上述した実施形態では、第1算出部62は、造形物の造形に必要な樹脂量および補助部材の造形に必要な樹脂量を算出するが、造形物を3次元造形するときに、補助部材を必要としない場合は、第1算出部62は、造形物の造形に必要な樹脂量のみを算出する。
上述した実施形態では、第1算出部62は、造形物全体の造形に必要な樹脂量と補助部材全体の造形に必要な樹脂量とを一度に算出しているが、所望の断面形状を有する固体の各樹脂層の造形物および補助部材の造形に必要な樹脂量を、樹脂層ごとに算出してもよい。
5 3次元造形システム
10 3次元造形装置
11 台
12 槽
21 開口
23 光硬化性樹脂
50 コンピュータ
60 第1記憶部
62 第1算出部
64 出力部
66 第2記憶部
68 第2算出部
90 造形物
92 補助部材

Claims (13)

  1. 液体の光硬化性樹脂を硬化して所定の断面形状の樹脂を順次積層することにより造形物を3次元造形するときに必要な樹脂量を算出するための3次元造形装置用コンピュータプログラムであって、
    コンピュータを、
    造形物の情報および前記造形物を支持する補助部材の情報を記憶した第1記憶手段、
    前記第1記憶手段に記憶した前記造形物の情報および前記補助部材の情報に基づいて、前記造形物の造形に必要な樹脂量および前記補助部材の造形に必要な樹脂量を算出する第1算出手段、および、
    算出後の前記造形物の造形に必要な樹脂量と算出後の前記補助部材の造形に必要な樹脂量との合計樹脂量である第1樹脂量を出力する出力手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
  2. 前記第1算出手段は、前記造形物および前記補助部材を積層方向に複数のセグメントに分割し、前記各セグメントの樹脂量をシンプソンの公式により算出し、算出された前記各セグメントの樹脂量を合算することによって前記第1樹脂量を求める、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. 前記コンピュータをさらに、
    前記光硬化性樹脂を収容する槽の情報と、前記槽が配置され、前記光硬化性樹脂に照射する光が通過する光通過部を有する台の情報と、を記憶した第2記憶手段、および、
    前記第2記憶手段に記憶した前記槽の情報および前記台の情報に基づいて、前記造形物を3次元造形した後に前記槽内に残る第2樹脂量を算出する第2算出手段、
    として機能させ、
    前記出力手段は、前記第1樹脂量と前記第2樹脂量との合計樹脂量である第3樹脂量を出力する、請求項1または2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記第2樹脂量は、前記槽において、前記光通過部の全体を覆うのに必要な樹脂量である、請求項3に記載のコンピュータプログラム。
  5. 液体の光硬化性樹脂を硬化して所定の断面形状の樹脂を順次積層することにより造形物を3次元造形するための3次元造形システムであって、
    造形物の情報および前記造形物を支持する補助部材の情報を記憶した第1記憶部と、
    前記第1記憶部に記憶した前記造形物の情報および前記補助部材の情報に基づいて、前記造形物の造形に必要な樹脂量および前記補助部材の造形に必要な樹脂量を算出する第1算出部と、
    算出後の前記造形物の造形に必要な樹脂量と算出後の前記補助部材の造形に必要な樹脂量との合計樹脂量である第1樹脂量を出力する出力部と、
    液体の光硬化性樹脂を収容する槽と、
    前記槽が載置され、前記光硬化性樹脂に照射する光を通過させる光通過部を有する台と、
    前記台の下方に配置され、光を発する光源を少なくとも有し、前記光通過部を通じて前記光源からの光を前記槽内の前記光硬化性樹脂に照射する光学装置と、
    前記槽の上方において昇降自在に設けられ、下降したときに前記槽内の光硬化性樹脂に浸漬し、上昇するときに、前記光が照射されて硬化した前記光硬化性樹脂を吊り上げるホルダと、を備えた3次元造形装置と、を備えた3次元造形システム。
  6. 前記第1算出部は、前記造形物および前記補助部材を積層方向に複数のセグメントに分割し、前記各セグメントの樹脂量をシンプソンの公式により算出し、算出された前記各セグメントの樹脂量を合算することによって前記第1樹脂量を求める、請求項5に記載の3次元造形システム。
  7. 前記光硬化性樹脂を収容する槽の情報と、前記槽が配置され、前記光硬化性樹脂に照射する光が通過する光通過部を有する台の情報と、を記憶した第2記憶部と、
    前記第2記憶部に記憶した前記槽の情報および前記台の情報に基づいて、前記造形物を3次元造形した後に前記槽内に残る第2樹脂量を算出する第2算出部と、を備え、
    前記出力部は、前記第1樹脂量と前記第2樹脂量との合計樹脂量である第3樹脂量を出力する、請求項5または6に記載の3次元造形システム。
  8. 前記第2樹脂量は、前記槽において、前記光通過部の全体を覆うのに必要な樹脂量である、請求項7に記載の3次元造形システム。
  9. 前記槽の所定方向を前後方向としたときに、前記光通過部は、前記槽の後部の底面に位置し、
    前記槽の前端は、前記槽の後端よりも上方に位置する、請求項5から8のいずれか一項に記載の3次元造形システム。
  10. 前記第2樹脂量は、前記造形物を3次元造形した後に、前記槽の底面のうち前記光通過部の上方部分には前記光硬化性樹脂が存在し、前記上方部分以外の一部には前記光硬化性樹脂が存在しない樹脂量である、請求項9に記載の3次元造形システム。
  11. 前記出力部で出力された前記第1樹脂量または前記第3樹脂量を表示する表示装置を備える、請求項5から10のいずれか一項に記載の3次元造形システム。
  12. 前記槽に液体の光硬化性樹脂を供給する供給装置を備え、
    前記供給装置は、前記第1樹脂量または前記第3樹脂量に基づいて前記槽に光硬化性樹脂を自動的に供給する、請求項5から11のいずれか一項に記載の3次元造形システム。
  13. 前記槽内に存在する樹脂量を測定する測定装置と、
    前記測定装置により測定される前記槽内の樹脂量が所定量であるか否かを判定する判定部とを備え、
    前記造形物が造形された後に、前記判定部により前記槽内の樹脂量が所定量より多いと判定されると、前記供給装置は、前記槽に供給する光硬化性樹脂の樹脂量を減少させるように構成されている、請求項12に記載の3次元造形システム。
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