JP2015027738A - 三次元造形装置 - Google Patents

三次元造形装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015027738A
JP2015027738A JP2013157241A JP2013157241A JP2015027738A JP 2015027738 A JP2015027738 A JP 2015027738A JP 2013157241 A JP2013157241 A JP 2013157241A JP 2013157241 A JP2013157241 A JP 2013157241A JP 2015027738 A JP2015027738 A JP 2015027738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
photocurable resin
axis direction
layer thickness
cured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013157241A
Other languages
English (en)
Inventor
大草 圭吾
Keigo Okusa
圭吾 大草
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland DG Corp filed Critical Roland DG Corp
Priority to JP2013157241A priority Critical patent/JP2015027738A/ja
Publication of JP2015027738A publication Critical patent/JP2015027738A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】より短時間で硬化層の下方側に確実に樹脂を充填することができる三次元造形装置を提供する
【解決手段】光硬化性樹脂を用いて三次元造形物を作製する三次元造形装置において、所定の画像を投影する投影手段(14,16)と、液体状態の光硬化性樹脂を貯留するとともに、Y軸方向に移動自在に配設され、その底面を介して貯留する光硬化性樹脂に画像が投影される容器12と、Z軸方向たる上下方向に移動自在に配設されるとともに、容器内に位置し硬化した光硬化性樹脂の土台となる保持手段18と、光硬化性樹脂に対して所定の画像を投影し、保持手段において所定の液層厚さの硬化層が形成されると、保持手段を所定の液層厚さ以上の高さまで上昇させ、容器をY軸方向に所定量移動させた後、保持手段を所定の液層厚さの高さ位置まで下降するように制御する制御手段20とを有するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、三次元造形装置に関し、さらに詳細には、光を照射すると硬化する光硬化性樹脂を用いて三次元造形物を作製する三次元造形装置に関する。
従来より、可視光または紫外光などの光の照射により硬化する特性を備えた液体状態の光硬化性樹脂を用いて三次元造形物を作製する三次元造形装置が知られている。
こうした三次元造形装置としては、例えば、所定の形状に硬化させた光硬化性樹脂を積層して立体造形を行う吊り上げ積層構造方式が用いられる。
この吊り上げ積層構造方式は、液体状態の光硬化性樹脂を貯留する容器の底面に透光板を用い、まず、当該透光板の下側にプロジェクタなどにより所定の画像を照射し、この容器内に配置された三次元造形物の土台となる造形物保持板の下面において所定の液層厚さ分だけ光硬化性樹脂を硬化させて、造形物保持板の下面に所定の液層厚さの硬化層を形成する。
次に、造形物保持板の下面と、容器の底面たる透光板との間で硬化した硬化層を透光板から剥離し、所定の液層厚さ分だけ造形物保持板を上昇させる。
その後、透光板の下側から所定の画像を照射し、造形物保持板の下面に形成された硬化層に、さらに所定の液層厚さ分だけの光硬化性樹脂を硬化させて、硬化層を積層させる。
そして、こうした動作を順次繰り返すことにより、光硬化性樹脂の硬化層を積層させて立体造形を行って三次元造形物を作製することとなる。
こうした吊り上げ積層構造方式による三次元造形装置によれば、上記した動作を順次繰り返し行うことにより、所定の液層厚さ分だけの硬化層が順次積層されているので、所望の形状の硬化層を作製することで、所望の形状の三次元造形物を作製することができるものである。
ここで、こうした吊り上げ積層構造方式の三次元造形装置においては、造形物保持板を所定の液層厚さ分だけ上昇させる際に、透光板から硬化層を剥離するために造形物保持板を所定の液層厚さ以上の高さH1まで上昇させなければならない。
しかしながら、吊り上げ積層構造方式の三次元造形装置は、光硬化性樹脂を貯留する容器が固定的に配設されているとともに、当該容器に貯留された光硬化性樹脂は所定の粘度を有している。
このため、造形物保持板を所定の液層厚さ分だけ上昇させる際には、造形物保持板を高さH1(透光板から硬化層を剥離するための高さである。)以上の高さH2まで上昇させることにより、光硬化性樹脂の表面を水平状態とし、その後、造形物保持板を所定の液層厚さ分の高さ位置まで下降するようにしていた。
即ち、こうした三次元造形装置においては、造形物保持板を所定の液層厚さ分だけ上昇させる際には、造形物保持板を、容器底面から硬化層を剥がすための高さH1以上の高さH2まで上昇させることにより、光硬化性樹脂の表面が水平状態となる時間を確保し、その後、造形物保持板を所定の液層厚さ分の高さ位置まで下降するようにしていた。
このように、三次元造形装置においては、硬化層の下方側に樹脂を充填するための時間を設ける必要があり、こうした時間が三次元造形装置における造形時間を長くしてしまうことが問題点として指摘されていた。
このため、より短時間で硬化層の下方側に確実に樹脂を充填することができる三次元造形装置の提案が望まれていた。
また、容器底面の透光板の上面には、剥離性の向上を図るためにシリコン樹脂などのコーティング材によりコーティングがなされている。
しかしながら、三次元造形装置においては、光硬化性樹脂を貯留した容器が固定されているため、透光板のほぼ同じ位置にプリジェクタから所定の画像が投影することとなり、これにより、所定の画像が投影される領域のコーティング材が劣化して白濁してしまうことが問題点として指摘されていた。
なお、本願出願人が特許出願のときに知っている先行技術は、文献公知発明に係る発明ではないため、本願明細書に記載すべき先行技術文献情報はない。
本発明は、上記した従来の技術に対する要望および種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、より短時間で硬化層の下方側に確実に樹脂を充填することができる三次元造形装置を提供しようとするものである。
また、本発明の目的とするところは、光硬化性樹脂を貯留する容器底面の透光板のコーティング材が劣化し難くなる三次元造形装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、光の照射により硬化する光硬化性樹脂を用いて三次元造形物を作製する三次元造形装置において、所定の画像を投影する投影手段と、液体状態の光硬化性樹脂を貯留するとともに、XYZ直交座標系のY軸方向に移動自在に配設され、その底面を介して貯留する光硬化性樹脂に上記投影手段から画像が投影される容器と、Z軸方向たる上下方向に移動自在に配設されるとともに、上記容器内において硬化した光硬化性樹脂の土台となる造形物保持手段と、上記容器に貯留された光硬化性樹脂に対して上記投影手段から所定の画像を投影し、上記造形物保持手段において所定の液層厚さの硬化層が形成されると、上記造形物保持手段を上記所定の液層厚さ以上の高さまで上昇させるとともに、上記容器をY軸方向に所定量移動させた後、上記造形物保持手段を上記所定の液層厚さの高さ位置まで下降するように制御する制御手段とを有するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記容器では、光硬化性樹脂と接する上記底面の表面には、硬化した光硬化性樹脂の剥離性向上のためのコーティング材がコーティングされているようにしたものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、より短時間で造形物保持板の硬化層の下方側に確実に樹脂を充填することができるという優れた効果を奏するものである。
また、本発明は、上記したように構成されているので、光硬化性樹脂を貯留する容器底面の透光板のコーティング材が劣化し難くなるという優れた効果を奏するものである。
図1は、本発明による三次元造形装置の一部を破断した状態の概略構成説明図である。 図2は、容器の概略構成説明図である。 図3(a)は、容器の移動機構を示す説明図であり、また、図3(b)は、図3(a)のI矢視図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による三次元造形装置の実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。
まず、図1には、本発明による三次元造形装置の一部を破断した状態の概略構成説明図が示されている。
この図1に示す三次元造形装置10は、底面12aが透光板により形成されるとともに、可視光または紫外光などの光の照射により硬化する液体状態の光硬化性樹脂を貯留する容器12と、容器12の底面12aへミラー14を介して画像を投影するプロジェクタ16と、XYZ直交座標系のZ軸方向(上下方向)に移動可能であり、容器12内で硬化された光硬化性樹脂を保持する造形物保持部18とを有して構成されている。
なお、この三次元造形装置10の全体の動作は、マイクロコンピューター20により制御されている。
より詳細には、容器12は、例えば、アクリル樹脂製であり、ベース部材22の上面22aに配設され、底面12aの透光板の上面には、硬化した樹脂の剥離性を向上させるために、底面12aを透過した光を透過可能なコーティング材(例えば、シリコン樹脂である。)によりコーティングがなされている。
そして、ベース部材22内に配設されるプロジェクタ16からミラー14を介して投影される画像が、容器12内に貯留される光硬化性樹脂に投影されるようになされている。
また、容器12は底面12aにおいて、プロジェクタ16から画像が投影される領域たる画像投影領域を、Y軸方向に沿って2つ並べることができる大きさとなっている(図2を参照する。)。
さらに、容器12は、ベース部材22の上面22aにおいて、Y軸方向(前後方向)に移動自在に配設されており、プロジェクタ16からミラー14を介して投影される画像がを底面12a内に投影することが可能な範囲で移動することができるよう設計されている。
具体的には、容器12は、ベース部材22の上面22aに形成された開口部22abの左方側および右方側に、Y軸方向に延設された一対のガイドレール26上に摺動自在に配設されている。なお、この開口部22abを介してプロジェクタ16からの画像が容器12の底面12aに照射されることとなる。
この容器12の側面12bには、容器12の右方側においてプーリー30、32に無端状に張設されたベルト28と接続する接続部材50が配設されており、この接続部材50によってベルト28と接続することにより、ベルト28の移動に伴って容器12が一対のガイドレール26上を移動することができる。
プーリー30は、一対のガイドレール26の前方側においてX軸方向に延設されたシャフト34の右方側端部に設けられており、このシャフト34の左方側端部にはプーリー36が配設されている。
また、プーリー32は、一対のガイドレール26の後方側においてX軸方向に延設されたシャフト38の右方側端部に設けられており、このシャフト38の左方側端部には、プーリー40が配設されている。
そして、プーリー36とプーリー40とには、無端状にベルト42が張設されている。
さらに、シャフト34にはギア44が設けられており、このギア44はギア46に係合している。なお、ギア46は、モーター48の回転軸48aの先端部に配設されている。
したがって、容器12は、モーター46の駆動によりギア46が矢印C方向に回転すると、プーリー30、36が矢印D方向に回転し、プーリー30、36が矢印D方向に回転することによりベルト28、42が矢印E方向に移動する。
これにより、ベルト28に接続された接続部材50を介して容器12がY軸方向に沿って前方側から後方側に移動することとなる。
また、容器12は、モーター46の駆動によりギア46が矢印F方向に回転すると、プーリー30、36が矢印G方向に回転し、プーリー30、36が矢印G方向に回転することによりベルト28、42が矢印H方向に移動する。
これにより、ベルト28に接続された接続部材50を介して容器12がY軸方向に沿って後方側から前方側に移動することとなる。
なお、こうした移動機構としては、上記した構成に限られるものではなく、従来より公知の種々の技術を用いることができる。
プロジェクタ16は、ベース部材22内に配設されるとともに、マイクロコンピューター20から出力された画像データに基づく画像をミラー14を介して、容器12の光硬化性樹脂に投影するようになされている。
なお、プロジェクタ16から投影する画像は、作製する三次元造形物の形状を水平方向に分割して複数の層に分けた複数の画像である。
そして、プロジェクタ16は、この複数の画像を順番に、一定時間毎に1層分ずつ投影するように、マイクロコンピューター20に制御されている。
造形物保持部18は、ベース部材22の上面22aの後端部22aaに立設した立設部材24において、Z軸方向に摺動自在に設けられている。
そして、造形物保持部18は、モーターなどの駆動手段(図示せず。)の駆動により、立設部材24の前面24aにおいてZ軸方向に移動することとなる。
また、造形物保持部18は、下面18aにおいて、容器12内で硬化する光硬化性樹脂と密着して三次元造形物を保持する土台となる。
以上の構成において、三次元造形装置10により三次元造形物を作製する場合には、作業者が三次元造形物の作製を指示する操作を行うと、マイクロコンピューター20から予め記憶された画像データがプロジェクタ16に出力される。
なお、この予め記憶された画像データは、作製する三次元造形物の形状を水平方向に分割して複数の層に分けた各層の画像を表すデータであって、一定時間毎に一層分の画像データがマイクロコンピューター20からプロジェクタ16に出力される。
そして、硬化層を形成した後に、所定の液層厚さ分だけ造形物保持部18を上昇させる際には、所定の液層厚さ分以上の高さH1まで造形物保持部18を上昇させるとともに、容器12をY軸方向に移動させるようにする。
なお、この高さH1は、従来の技術による三次元造形装置において、容器底面から硬化層を剥離するために造形物保持板を上昇させる高さH1であり、造形物保持板に形成された硬化層の下方側に樹脂を充填するために上昇させる高さH2より下方側に位置する。
具体的には、三次元造形物の作製が指示されると、マイクロコンピューター20から、作製する三次元造形物の第1層目の画像データをプロジェクタ16に出力し、プロジェクタ16から当該画像データに基づく画像を、容器12に貯留された光硬化性樹脂に投影する。このとき、容器12は、Y軸方向における最も前方側に位置した状態(図1の実線で示す状態である。)とし、後方側に位置する画像投影領域Bにプロジェクタ16からの画像が投影される。
次に、一定の時間が経過すると、マイクロコンピューター20の制御により、造形物保持部18を所定の液層厚さ分以上の高さH1まで上昇させる。これにより、容器12の底面12aから硬化層を剥がす。
そして、容器12をY軸方向における最も前方側に位置した状態から最も後方側に位置した状態(図1の破線で示す状態である。)へ移動する。これにより、プロジェクタ16から投影される画像は画像投影領域Aに投影されることとなる。
その後、造形物保持部18を所定の液層厚さ分の高さ位置まで下降させ、マイクロコンピューター20から、作製する三次元造形物の第2層目の画像データをプロジェクタ16に出力し、画像投影領域Aにプロジェクタ16から当該画像データに基づく画像を投影する。
さらに、一定時間が経過すると、マイクロコンピューター20の制御により、造形物保持部18を所定の液層厚さ分以上の高さH1まで上昇させるとともに、容器12をY軸方向における最も後方側に位置した状態から最も前方側に位置した状態へ移動する。
その後、造形物保持部18を所定の液層厚さ分の高さ位置まで下降させ、マイクロコンピューター20から作製する三次元造形物の第3層目の画像データをプロジェクタ16に出力し、画像投影領域Bにプロジェクタ16から当該画像データに基づく画像を投影する。
そして、こうした動作を順次繰り返す頃により、光硬化性樹脂の硬化層を積層させて、三次元造形装置10において三次元造形物を作製することとなる。
以上において説明したように、本発明による三次元造形装置10は、ベース部材22上において容器12をY軸方向に移動自在な構成とし、容器12内で硬化された光硬化性樹脂を保持する造形物保持部18をZ軸方向で移動自在な構成とした。なお、容器12は、底面12aにおいて画像投影領域をY軸方向に沿って2つ並べることができる大きさとした。
そして、所定の液層厚さ分を硬化し、造形物保持部18に所定の液層厚さ分の硬化層を形成した後に、造形物保持部18を所定の液層厚さ分だけ上昇させる際に、造形物保持部18を所定の液層厚さ分以上の高さH1まで上昇させ、容器12をY軸方向に移動し、その後、造形物保持部18を所定の液層厚さ分の高さ位置まで下降するようにした。
これにより、本発明による三次元造形装置10においては、造形物保持部18を所定の液層厚さ分だけ上昇させる際に、造形物保持部18の下面18aに形成された硬化層の下方側に確実に光硬化性樹脂が充填されるようになる。
このため、本発明による三次元造形装置10においては、造形物保持部18を所定の液層厚さ分だけ上昇させる際に、造形物保持部18を所定の液層厚さ以上の高さH2(高さH1より高い高さ位置である。)に上昇させ、光硬化性樹脂の表面を水平状態とした後に、総計物保持部18を所定の液層厚さ分の高さ位置まで下降するようにした従来の技術により三次元造形装置と比較して、より短時間で硬化層の下方側に樹脂を充填することができる。
これにより、本発明による三次元造形装置10によれば、三次元造形物を作製する時間たる造形時間を短縮化することができるようになる。
さらに、本発明による三次元造形装置10においては、容器12の底面12aの透光板における画像が投影される画像投影領域が2箇所あり、硬化層を1層形成する毎に画像投影領域を交換するため、容器の底面の透光板のほぼ同じ領域にのみ画像が照射される従来の技術による三次元造形装置と比較して、透光板上にコーティングされたコーティング剤の劣化が生じにくくなる。
なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(5)に示すように変形するようにしてもよい。
(1)上記した実施の形態においては、容器12をY軸方向(前後方向)に移動自在な構成としたが、これに限られるものではないことは勿論であり、容器12をX軸方向(左右方向)に移動自在な構成としてもよいし、あるいは、容器12をX軸方向およびY軸方向に移動自在な構成としてもよい。
なお、容器12をX軸方向に移動自在とする際には、容器12は、底面12aにおいて画像投影領域をX軸方向に沿って2つ並べることができる大きさとする。
また、容器12をX軸方向およびY軸方向に移動自在とする際には、容器12は、底面12aにおいて、画像投影領域をX軸方向に沿って2つ並べるとともに、Y軸方向に沿って2つ並べることができる大きさとする。
(2)上記した実施の形態においては、容器12をY軸方向に移動する際に、プロジェクタ16から投影される画像データが変更するたびに、容器12をY軸方向の最も前方側および最も後方側に移動するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、容器12をY軸方向に一定量ずつ移動するようにしてもよい。
(3)上記した実施の形態においては、プロジェクタ16は、容器12に貯留された光硬化性樹脂にミラー14を介して画像を投影するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、プロジェクタ16は、ミラー14を介することなく光硬化性樹脂に画像を投影するようにしてもよい。
(4)上記した実施の形態においては、容器12は、底面12aにおいて画像投影領域をY軸方向に沿って2つ並べるようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、底面12aにおいて画像投影領域をY軸方向に沿って3つ以上並べるようにしてもよい。
この場合には、硬化層を一層形成する毎に、容器12をY軸方向に所定量移動して画像投影領域を変えるようにする。
(5)上記した実施の形態ならびに上記した(1)乃至(4)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、吊り上げ積層構造方式の三次元造形装置に用いることができる。
10 三次元造形装置、12 容器、14 ミラー、16 プロジェクタ、18 造形物保持部、20 マイクロコンピューター、22 ベース部材、24 立設部材
しかしながら、三次元造形装置においては、光硬化性樹脂を貯留した容器が固定されているため、透光板のほぼ同じ位置にプロジェクタから所定の画像が投影されることとなり、これにより、所定の画像が投影される領域のコーティング材が劣化して白濁してしまうことが問題点として指摘されていた。

Claims (2)

  1. 光の照射により硬化する光硬化性樹脂を用いて三次元造形物を作製する三次元造形装置において、
    所定の画像を投影する投影手段と、
    液体状態の光硬化性樹脂を貯留するとともに、XYZ直交座標系のY軸方向に移動自在に配設され、その底面を介して貯留する光硬化性樹脂に前記投影手段から画像が投影される容器と、
    Z軸方向たる上下方向に移動自在に配設されるとともに、前記容器内において硬化した光硬化性樹脂の土台となる造形物保持手段と、
    前記容器に貯留された光硬化性樹脂に対して前記投影手段から所定の画像を投影し、前記造形物保持手段において所定の液層厚さの硬化層が形成されると、前記造形物保持手段を前記所定の液層厚さ以上の高さまで上昇させるとともに、前記容器をY軸方向に所定量移動させた後、前記造形物保持手段を前記所定の液層厚さの高さ位置まで下降するように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする三次元造形装置。
  2. 請求項1に記載の三次元造形装置において、
    前記容器では、光硬化性樹脂と接する前記底面の表面には、硬化した光硬化性樹脂の剥離性向上のためのコーティング材がコーティングされている
    ことを特徴とする三次元造形装置。
JP2013157241A 2013-07-30 2013-07-30 三次元造形装置 Pending JP2015027738A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013157241A JP2015027738A (ja) 2013-07-30 2013-07-30 三次元造形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013157241A JP2015027738A (ja) 2013-07-30 2013-07-30 三次元造形装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015027738A true JP2015027738A (ja) 2015-02-12

Family

ID=52491819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013157241A Pending JP2015027738A (ja) 2013-07-30 2013-07-30 三次元造形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015027738A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017523932A (ja) * 2014-06-20 2017-08-24 カーボン,インコーポレイテッド 重合性液体の往復運動供給による三次元印刷
JP2017165084A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 三緯國際立體列印科技股▲ふん▼有限公司XYZprinting, Inc. 三次元印刷装置
WO2019038937A1 (ja) * 2017-08-25 2019-02-28 カンタツ株式会社 パターン製造装置、および、3次元造形物製造装置
JP2019059225A (ja) * 2017-09-22 2019-04-18 三緯國際立體列印科技股▲ふん▼有限公司XYZprinting, Inc. 3dプリンティング装置及びその液体タンク
US10596755B2 (en) 2013-02-12 2020-03-24 Carbon, Inc. Method for three-dimensional fabrication
US11141910B2 (en) 2013-08-14 2021-10-12 Carbon, Inc. Continuous liquid interphase printing
US11786711B2 (en) 2013-08-14 2023-10-17 Carbon, Inc. Continuous liquid interphase printing

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS648021A (en) * 1987-02-27 1989-01-12 Masao Yamamoto Shaping method and device for solid
JPH02188228A (ja) * 1989-01-18 1990-07-24 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 光学的造形法
JP2007331118A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Roland Dg Corp 光造形装置
JP2010240865A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Real Vision Systems Inc 光造形装置
JP2013528514A (ja) * 2010-05-17 2013-07-11 ディーダブリューエス エス.アール.エル. 改良されているステレオリソグラフィー機械

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS648021A (en) * 1987-02-27 1989-01-12 Masao Yamamoto Shaping method and device for solid
JPH02188228A (ja) * 1989-01-18 1990-07-24 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 光学的造形法
JP2007331118A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Roland Dg Corp 光造形装置
JP2010240865A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Real Vision Systems Inc 光造形装置
JP2013528514A (ja) * 2010-05-17 2013-07-11 ディーダブリューエス エス.アール.エル. 改良されているステレオリソグラフィー機械

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10596755B2 (en) 2013-02-12 2020-03-24 Carbon, Inc. Method for three-dimensional fabrication
US11235516B2 (en) 2013-02-12 2022-02-01 Carbon, Inc. Method and apparatus for three-dimensional fabrication
US10618215B2 (en) 2013-02-12 2020-04-14 Carbon, Inc. Method for three-dimensional fabrication with feed-through carrier
US11141910B2 (en) 2013-08-14 2021-10-12 Carbon, Inc. Continuous liquid interphase printing
US11786711B2 (en) 2013-08-14 2023-10-17 Carbon, Inc. Continuous liquid interphase printing
US10471699B2 (en) 2014-06-20 2019-11-12 Carbon, Inc. Three-dimensional printing with reciprocal feeding of polymerizable liquid
JP2017523932A (ja) * 2014-06-20 2017-08-24 カーボン,インコーポレイテッド 重合性液体の往復運動供給による三次元印刷
US11400698B2 (en) 2014-06-20 2022-08-02 Carbon, Inc. Three-dimensional printing with reciprocal feeding of polymerizable liquid
US11772324B2 (en) 2014-06-20 2023-10-03 Carbon, Inc. Three-dimensional printing with reciprocal feeding of polymerizable liquid
JP2017165084A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 三緯國際立體列印科技股▲ふん▼有限公司XYZprinting, Inc. 三次元印刷装置
JP2019040051A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 カンタツ株式会社 パターン製造装置
WO2019038937A1 (ja) * 2017-08-25 2019-02-28 カンタツ株式会社 パターン製造装置、および、3次元造形物製造装置
CN111033383A (zh) * 2017-08-25 2020-04-17 康达智株式会社 图案制造装置以及三维造型物制造装置
JP2019059225A (ja) * 2017-09-22 2019-04-18 三緯國際立體列印科技股▲ふん▼有限公司XYZprinting, Inc. 3dプリンティング装置及びその液体タンク

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015027738A (ja) 三次元造形装置
KR101533374B1 (ko) Dlp 방식 3d 프린터
CN103921443B (zh) 3d打印方法及3d打印系统
CN105014963B (zh) 立体打印装置
CN104626586B (zh) 基于dmd的光固化成型方法
US20150165695A1 (en) Three dimensional printing apparatus
CN102229245B (zh) 一种使用变光斑工艺的光固化快速成型方法
CN105014974A (zh) 一种高速光固化3d打印装置和打印方法
EP3323615B1 (en) Three-dimensional printing apparatus
JP6557565B2 (ja) 三次元造形装置
CN106965430B (zh) 一种层间复合可控梯度式复杂零件的制备方法和专用设备
CN104085106A (zh) 一种基于dlp原理的3d打印机
CN105014970B (zh) 一种光固化立体模型的成型设备及其成型方法
JP2017007148A (ja) 三次元造形装置
CN204431745U (zh) 基于dmd的倒立式数字光固化成型机
WO2017110130A1 (ja) 立体形状物の造形装置及び製造方法
WO2020119591A1 (zh) 三维打印设备及其刮板组件
US20210260819A1 (en) Systems, apparatuses, and methods for manufacturing three dimensional objects via continuously curing photopolymers, utilising a vessel containing an interface fluid
JP6210784B2 (ja) 三次元造形装置および三次元造形方法
KR101887419B1 (ko) 광경화식 3d 성형방법 및 광경화식 3d 성형장치
JP2010046800A (ja) 光造形装置
KR20190115528A (ko) Dlp방식 3d 프린터의 구동 제어방법
JP6557563B2 (ja) 三次元造形装置
JP6022493B2 (ja) 光造形方法、光造形装置、及び生成プログラム
TW201713489A (zh) 下照式光投影多材料之三維列印系統

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170221