JP2015150581A - サイドガイド装置 - Google Patents

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圭三 下谷
Keizo Shimotani
圭三 下谷
前田 和彦
Kazuhiko Maeda
和彦 前田
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Abstract

【課題】打痕原因となるスリットバリが板体上に脱落するのを抑制するサイドガイド装置を提供する。【解決手段】搬送される板体の搬送方向に沿った側部を挿入して支える挿入溝1と、この挿入溝1に連接して挿入溝の溝幅よりも長幅となる中空部2とを備え、この中空部2が、挿入溝1の溝幅方向に突出して板体の側縁を収容する空間を構成している。好ましくは、溝幅方向への突出が、幅方向の両側に設けられている。【選択図】 図1

Description

本発明は、板体を搬送する際に、板体の幅方向を規制するサイドガイド装置に関する。
サイドガイド装置は、板体形状のものを搬送する際に用いられるものであり、板体が加工ライン上から外れることがないように、板体の搬送方向に平行な両辺に対峙するように設けられる。
より具体的には、特許文献1の第4図に示すように、断面エ字状のものを用いて、上下及び側面の壁により、板体が必要以上に位置ずれを起こさないようにしている。
実公平3−46328号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるものは、板体の加工ライン上からの位置ずれに関しては問題ないものの、板体の端面に発生するスリットバリに対しては、何ら考慮されていない。
具体的には、スリットバリは、板体を規定の大きさに切断した際に生じるバリであり、切断を行った端面に発生する。そしてスリットバリの発生方向は、板体の平面方向と直交する方向であり、このスリットバリが特許文献1に記載されるようなサイドガイド装置に接触すると、剥がれて脱落する可能性がある。
脱落したスリットバリは、そのままライン外に排除されれば良いが、板体に付着した場合は、後の工程での打痕原因にもなりかねず、大きな問題となっている。
本発明は、打痕原因となるスリットバリが板体上に脱落するのを抑制するサイドガイド装置を、提供することを目的とする。
本発明は、以下のものに関する。
(1)搬送される板体の搬送方向に沿った側部を挿入して支える挿入溝と、この挿入溝に連接して挿入溝の溝幅よりも長幅となる中空部とを備え、この中空部が、挿入溝の溝幅方向に突出して板体の側縁を収容する空間を構成している、サイドガイド装置。
(2)項(1)において、溝幅方向への突出が、幅方向の両側に設けられる、サイドガイド装置。
(3)項(1)又は(2)において、挿入溝と中空部とが、板体の搬送方向に沿った板体の両側に設けられる、サイドガイド装置。
本発明に係るサイドガイド装置では、挿入溝と、この挿入溝に連接して挿入溝の溝幅よりも長幅となる中空部とを備え、この中空部が、挿入溝の溝幅方向に突出して板体の側縁を収容する空間を構成しているので、スリットバリ部分が、直接サイドガイド装置に接触することがなく、スリットバリの板体上への脱落を抑制できる。そのため、本発明のサイドガイド装置を用いた場合には、打痕原因を大幅に低下させることができる。
溝幅方向への突出が、幅方向の両側に設けられた場合は、スリットバリが、板体の上下どちらの方向に生じていたとしても、その方向を気にすることなく、サイドガイド装置に通すことができ、板体の上下方向の確認作業を省くことができる。
挿入溝と中空部とが、板体の搬送方向に沿った板体の両側に設けられた場合は、前述した効果を有しつつ、板体の幅方向のずれを最小限に抑えることができ、板体が蛇行することがなくなる。
本発明のサイドガイド装置の一例を示す説明図であり、(a)が側面図、(b)が平面図である。 本発明のサイドガイド装置の1実施例を示す説明図である。 板体の加工工程の一例を示す説明図である。 材料搬送装置の一例を示す説明図である。 材料搬送装置の他の一例を示す説明図である。
本発明に係るサイドガイド装置は、図1及び図2に示すように、搬送される板体の搬送方向に沿った側部を挿入して支える挿入溝1と、この挿入溝1に連接して挿入溝の溝幅(図2における「A」)よりも長幅となる中空部2とを備え、この中空部2が、挿入溝1の溝幅方向に突出して板体の側縁を収容する空間を構成している。
材質は、例えば、SKD−11等の鋼材を使用することができる。
<挿入溝>
本発明にて述べる挿入溝1は、サイドガイド装置を用いて搬送させる板体の搬送方向に沿った側部を挿入させる部分であり、その奥に後述する中空部が連接配置されている。
挿入溝1の溝幅(上下方向の幅)は、特に制限されるものではないが、搬送させる板体の厚みよりは大きくする必要があり、複数種類の板体を搬送させるのであれば、使用する最も厚い板体の厚みよりも大きくする。
尚、溝幅は、加工ラインにおいて常に一定の幅にする必要はなく、場所によって変化させることもできる。
挿入溝1と板体との接触部分は、搬送時の抵抗を少しでも低減させるため、摩擦係数が小さいことが好ましく、具体的には、接触面積を小さくするように凹凸面にして凸の部分のみの接触とすることや、自由に回転できるボールを配置すること等を行うことができる。
<中空部>
本発明にて述べる中空部2は、先に述べた挿入溝1の溝幅よりも長幅(上下方向にて長幅)となるものであれば、他に限定されるものではない。より具体的には、サイドガイド装置を板体の搬送方向に直行する方向で切断した断面を見た際に、挿入溝1の溝幅と中空部2の幅(挿入溝の溝幅と同一方向の幅)とを比較し、
(イ)中空部上端が挿入溝上端より高く、中空部下端が挿入溝下端より低い。
(ロ)中空部上端が挿入溝上端と同じで、中空部下端が挿入溝下端より低い。
(ハ)中空部上端が挿入溝上端より高く、中空部下端が挿入溝下端と同じ。
といった、3つの形態の何れかとする(すなわち、上端又は下端の両方又は何れかの方向に突出させる)ことができる。
また、スリットバリの方向が、上下何れでも対応可能なように、中空部2は、上記(イ)の形態であることが、最も好ましい。
中空部2の幅は、挿入溝1の溝幅よりも長幅となることは述べたが、どれ程長幅にするかは、スリットバリの高さにより決定されるものであり、「中空部の幅≧挿入溝の溝幅+スリットバリの高さ」との関係を維持させる必要がある。
尚、中空部2の奥行き(挿入溝1の奥側端部からの距離)は、スリットバリのバリ幅以上とする。
<ガイド>
本発明にて述べるガイド3は、先に述べた挿入溝1及び中空部2を備えたものであり、搬送させる板体の搬送方向に沿った片側又は両側に設けられる。板体の搬送方向に沿った両側に設けられた場合は、板体の蛇行を防止することができ、生産性が向上するため、好ましい。
ガイド3の材質は、特に限定されるものではないが、合成樹脂製又は金属製とすることができ、特に金属製とすることが好ましい。これは、合成樹脂製のものが、金属製のものに比較し、摩耗し易く、粉塵等の発生要因にもなるためである。
以下、図面を用いて本願発明のサイドガイド装置を説明する。
本実施例のサイドガイド装置は、図2に示すように、挿入溝1の溝幅Aを5.5mmとしており、これに連続する中空部2として、挿入溝の溝幅の上下方向に、それぞれ1mm突出(B、C部分)させた中空部2を有している。また、サイドガイド装置の奥行き方向(図面上での左右方向)は、挿入溝1の部分(D)の厚みを3mmとして、中空部2の部分(E)の厚みを1mmとしている。
サイドガイド装置は、ダイス鋼(SKD−11:JIS)製であり、上部ガイド部3aと下部ガイド部3bとをネジ止めして構成している。
サイドガイド装置を通して搬送する板体は、表面に保護フィルム(日東電工株式会社製、商品名:SPV−M−6030)を貼り付けたアルミニウム板4(A6101:JIS、幅:140〜240mm×厚み:2.0mm)のコイル材であり、スリットバリの長さは、アルミニウム板表面より70μm以下の突出となっている。
アルミニウム板4の搬送は、スリットバリの突出方向が、アルミニウム板4の下方となるようにサイドガイド装置に挿入して行われ、スリットバリは、中空部2にて空間に保持され、サイドガイド装置に接触することがない。
図3を用いて、アルミニウム板4の加工工程における搬送の一例について説明する。
アルミニウム板4は、スリットバリが下方へと突出するように、サイドガイド装置5にセットされる。具体的には、アルミニウム板4は、幅方向の両端をサイドガイド装置5の挿入溝1へと入れられる(図3(a)参照)。
アルミニウム板4がサイドガイド装置5にセットされた状態にて第1の加工を行うため、上型6が下型7に向かって下降し(図3(b)参照)、上型6がアルミニウム板4に接触してから更に、下死点に到達するところまで行き停止する(図3(c)参照)。
上型6は、アルミニウム板4の第1の加工を終えると上昇し(図3(d)参照)、当初位置まで上昇して停止する(図3(e)参照)。その後、アルミニウム板4は、第1の加工が完了した状態にて、図示していない材料搬送装置により次工程へと搬送される(図3(f)参照)。
アルミニウム板4の搬送は、図4に示すように、上ロール8と下ロール9とでアルミニウム板4を挟持し、上下のロールをサーボモータ等により任意量動かして搬送する、ロールフィーダ方式、図5に示すように、送りクランプ10及び固定クランプ11を、圧縮空気等により起動させて搬送する、クリッパーフィーダ方式等を用いることができるが、本実施例では、図4に示すロールフィーダ方式にて、アルミニウム板4の搬送を行っている。
図3に示す加工工程にて、アルミニウム板4を1000枚加工し、その表面を調べたところ、スリットバリによる打痕不良は、0.04%であった。
一方、中空部2のない、従来用いられているサイドガイド装置を用いて、同様のアルミニウム板4を1000枚加工したところ、スリットバリによる打痕不良は32%であり、本発明によるサイドガイド装置を用いることで、スリットバリの打痕を押さえ込むことができるとの確認が得られた。
1…挿入溝、2…中空部、3…ガイド、3a…上部ガイド部、3b…下部ガイド部、4…アルミニウム板、5…サイドガイド装置、6…上型、7…下型、8…上ロール、9…下ロール、10…送りクランプ、11…固定クランプ

Claims (3)

  1. 搬送される板体の搬送方向に沿った側部を挿入して支える挿入溝と、この挿入溝に連接して挿入溝の溝幅よりも長幅となる中空部とを備え、この中空部が、挿入溝の溝幅方向に突出して板体の側縁を収容する空間を構成している、サイドガイド装置。
  2. 請求項1において、溝幅方向への突出が、幅方向の両側に設けられる、サイドガイド装置。
  3. 請求項1又は2において、挿入溝と中空部とが、板体の搬送方向に沿った板体の両側に設けられる、サイドガイド装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS642966A (en) * 1987-06-26 1989-01-06 Toshiba Corp Plate material conveying method

Patent Citations (1)

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