JP2015149045A - 表示制御方法、表示制御装置、表示制御端末及び表示制御プログラム - Google Patents

表示制御方法、表示制御装置、表示制御端末及び表示制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の端末を連携させて同じコンテンツを表示させるときに、操作を煩雑にすることなく操作の衝突を適切に回避する。【解決手段】複数の端末2A,2Bを連携させて同じコンテンツを表示させるときに、ユーザの発話時間に応じて操作権を移動し、ユーザの操作が衝突したときは、操作権を持つユーザの操作を処理する。これにより、明示的に操作権の取得、解放を行わなくても、発話をしているユーザの操作を優先させて、操作の衝突を適切に回避することが可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルコンテンツの表示を制御する技術に関する。
複数端末で一つのサービスを利用する技術が知られている。例えば、非特許文献1には、複数のユーザが1つのリモートディスプレイに同時にアクセスして協調作業や対戦型ゲームを行う例が記載されている。
異なるユーザがそれぞれの端末を使って一つのサービスを利用する場合、例えば同時期に異なるボタンをクリックする等の操作が発生したときは操作の衝突が生じる。操作の衝突が生じると、ユーザの操作が阻害されてユーザの意図しない動作となることがある。
この問題に対して、非特許文献1では、ユーザにトークンと呼ばれる操作権限を与えることによって操作の衝突を回避している。例えば、オセロゲームを利用する際に、トークンをターン毎にユーザに交互に与えたり、一定時間内に操作をしなかった場合にトークンを剥奪するなどの処理を行っている。
上向、他4名、「リモートディスプレイ環境における複数ユーザの同時利用のためのアクセス制御機構」、情報処理学会論文誌、情報処理学会、2002年2月、第43巻、第2号、pp.543-554
オセロゲームでは、トークンを移動するタイミングは明白であるため、ユーザが明示的にトークンを解放する操作をする必要はない。しかしながら、協調作業などにおいて全てのユーザが操作する権限を平等に持つ場合、ユーザ自身がトークンの取得、解放を明示的に行う必要があり、操作が煩雑になるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、複数の端末を連携させて同じコンテンツを表示させるときに、操作を煩雑にすることなく操作の衝突を適切に回避することを目的とする。
第1の本発明に係る表示制御方法は、複数の端末それぞれにおける操作が互いに反映するように当該複数の端末の表示を制御する表示制御方法であって、前記複数の端末それぞれにおいて操作が所定の時間内の同時期に行われた場合に、前記複数の端末それぞれを操作する各ユーザの発話に基づいて反映する操作を選択することを特徴とする。
上記表示制御方法において、発話時間が所定の閾値以上となったユーザの操作を反映することを特徴とする。
上記表示制御方法において、前記端末から操作情報を受信するステップと、前記端末からユーザの発話情報を受信するステップと、前記発話情報に基づいて前記ユーザの発話時間を計測するステップと、前記発話時間が所定の閾値以上となったときに、当該ユーザに操作権を付与するステップと、所定の時間内に異なる端末から前記操作情報を受信した場合、前記操作権を付与されたユーザが操作する端末から受信した前記操作情報に基づいて前記複数の端末の表示を制御するステップと、を有することを特徴とする。
第2の本発明に係る表示制御装置は、複数の端末それぞれにおける操作が互いに反映するように当該複数の端末の表示を制御する表示制御装置であって、前記端末から操作情報を受信する操作情報受信手段と、前記端末からユーザの発話情報を受信する発話情報受信手段と、前記発話情報に基づいて前記ユーザの発話時間を計測し、当該発話時間が所定の閾値以上となったときに、当該ユーザに操作権を付与する操作権移動手段と、所定の時間内に異なる端末から前記操作情報を受信した場合、前記操作権を付与されたユーザが操作する端末から受信した前記操作情報に基づいて前記複数の端末の表示を制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
第3の本発明に係る表示制御端末は、複数の端末それぞれにおける操作が互いに反映するように前記複数の端末および自身の表示を制御する表示制御端末であって、当該表示制御端末における操作を入力する操作入力手段と、当該表示制御端末を操作するユーザが発話した音声を入力する音声入力手段と、前記操作入力手段及び前記端末から操作情報を受信する操作情報受信手段と、前記音声入力手段及び前記端末からユーザの発話情報を受信する発話情報受信手段と、前記発話情報に基づいてユーザの発話時間を計測し、当該発話時間が所定の閾値以上となったときに、当該ユーザに操作権を付与する操作権移動手段と、所定の時間内に異なる端末から前記操作情報を受信した場合および前記所定の時間内に前記操作入力手段から受信した前記操作情報と別の端末から前記操作情報を受信した場合、前記操作権を付与されたユーザの前記操作情報に基づいて前記複数の端末あるいは当該表示制御端末の表示を制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
第4の本発明に係る表示制御プログラムは、上記表示制御装置の各手段としてコンピュータを動作させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の端末を連携させて同じコンテンツを表示させるときに、操作を煩雑にすることなく操作の衝突を適切に回避することができる。
本実施の形態における表示制御装置を含む全体構成図である。 複数の端末それぞれの表示部に表示されるコンテンツの例を示す図である。 本実施の形態における表示制御装置が操作に関するイベントを受信したときの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態における表示制御装置の操作権の移動処理の流れを示すフローチャートである。 発話時間と操作権の移動を説明する図である。 発話時間と操作権の移動を説明する別の図である。 本実施の形態における表示制御装置が取得したWebコンテンツの一部を各端末へ配信して表示させるシステムの全体構成図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における表示制御装置1を含む全体構成図である。同図に示す表示制御装置1は、複数の端末2A,2Bを接続し、端末2A,2B間の表示を連携させる装置である。具体的には、表示制御装置1は、端末2A,2Bそれぞれに同じコンテンツを表示させて、ユーザが端末2A,2Bを操作してコンテンツの画面が遷移したり、表示するコンテンツに変化が生じた場合は、操作されていない他の端末2A,2Bも連携して表示を変化させる。
端末2A,2Bは、入力部21、表示部22、通信部23、およびマイク31を備える。
入力部21はユーザからの指示を入力する。例えばマウスやタッチパネルなどの入力装置を備え、表示部22に表示されたコンテンツに対する操作を入力し、入力された操作を表示制御装置1へ送信する。
また、入力部21はマイク31を接続し、ユーザの音声を入力して表示制御装置1を介して別の端末2A,2Bへ送信する。
表示部22は、表示制御装置1を介して他の端末2A,2Bと連携してコンテンツを表示する。表示するコンテンツは、表示制御装置1から受信したものでもよいし、端末2A,2Bが備える記憶装置に蓄積したものであってもよい。
通信部23は、表示制御装置1との間で通信を行う。
表示制御装置1は、連携部11、イベント受信部12、衝突判定部13、および操作権移動部14を備える。
連携部11は、端末2A,2B間で連携して表示させるコンテンツの配信、あるいは表示させるコンテンツの指示を行う。
イベント受信部12は、各端末2A,2Bで発生したイベントを受信する。各端末2A,2Bから受信するイベントの種類としては、コンテンツに対する操作に関連するイベント、ユーザの発話に関連するイベントがある。
イベント受信部12は、操作に関連するイベントを受信すると、受信したイベントに従ってコンテンツを操作し、コンテンツに生じた変化を連携部11が全ての端末2A,2Bへ通知し、端末2A,2Bで表示されているコンテンツを連携させる。
また、イベント受信部12は、発話に関連するイベントを受信すると、操作権移動部14へ通知して操作権の移動処理を行わせる。操作権は、コンテンツを優先して操作する権利であり、コンテンツの操作に関連するイベントが衝突したときは、操作権を有するユーザのイベントを優先して処理する。
操作権移動部14は、ユーザの発話に応じて操作権を移動する。本実施の形態では、ユーザの発話時間が所定の閾値以上となったときに、そのユーザに操作権を移動する。
表示制御装置1、端末2A,2Bが備える各部は、演算処理装置、記憶装置等を備えたコンピュータにより構成して、各部の処理がプログラムによって実行されるものとしてもよい。このプログラムは表示制御装置1、端末2A,2Bが備える記憶装置に記憶されており、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
次に、端末2A,2B間の連携について説明する。
図2は、端末2A,2Bそれぞれの表示部22に表示されるコンテンツの例を示す図である。
図2の例では、各端末2A,2Bの表示部22には、画像を表示する画像表示領域201と画像表示領域201に表示する画像を選択するための3つのボタン202,203,204を備えたコンテンツが表示されている。端末2A,2Bのいずれかにおいてボタン202,203,204を操作されると、操作されたボタン202,203,204に対応する画像A,B,Cが端末2A,2Bそれぞれの画像表示領域201に表示される。例えば、端末2Aで画像Bに対応するボタン203が操作されると、表示制御装置1を介して端末2A,2Bが連携し、端末2A,2Bそれぞれの画像表示領域201に画像Bが表示される。
このときの表示制御装置1、端末2A,2Bの処理は以下のようになる。まず端末2Aにおいてボタン203が操作されると、端末2Aは、ボタン203が操作された旨のイベントを表示制御装置1へ通知する。表示制御装置1は、ボタン203の操作に対応する処理を実行し、画像表示領域201に画像Bを表示する指示を端末2A,2Bへ通知する。通知を受けた端末2A,2Bは、画像表示領域201に画像Bを表示する。
以上のように、端末2A,2Bのいずれかで行われた操作が別の端末2A,2Bにも反映されるので、離れた地点間で同一の画面を操作しながら会話をすることが可能となる。しかしながら、端末2A,2Bの両方で同時に操作が行われた場合は操作が衝突してしまう。例えば、端末2Aでボタン203が操作され、同時期に端末2Bでボタン204が操作された場合、表示制御装置1は、ボタン203が操作されたイベントとボタン204が操作されたイベントを受信する。同時期に端末2A,2Bが操作された場合、表示制御装置1が受信したイベントの順序によってイベントの処理順序が変わり、ユーザが意図しない動作となることがある。
そこで、本実施の形態では、ユーザの発話に応じていずれかのユーザに操作権を付与しておき、所定の時間(例えば数百ミリ秒から数秒程度)内の同時期に別々の端末2A,2Bから操作に関するイベントを受信したときは操作が衝突したと判定し、操作が衝突した場合は操作権を持つユーザの処理を優先する。以下、表示制御装置1が操作に関するイベントを受信したときの処理と操作権の移動処理について説明する。
図3は、本実施の形態における表示制御装置1が操作に関するイベントを受信したときの処理の流れを示すフローチャートである。本実施の形態では、操作に関するイベントを受信すると、衝突判定処理を行った後、受信したイベントに対応する処理を実行する。
表示制御装置1が端末2A,2Bから操作に関するイベントを受信すると(ステップS11)、操作が衝突しているか否か判定する(ステップS12)。表示制御装置1が受信するイベントは、端末2A,2Bを識別する端末識別子、発生したイベントの種別などの情報を含む。表示制御装置1は、受信したイベントをイベント発生時刻(あるいはイベント受信時刻)とともに表示制御装置1が備えた記憶装置に保存しておき、所定時間内に別々の端末2A,2Bから操作に関するイベントを受信しているか否かを調べることで操作の衝突を判定する。所定時間内に別々の端末2A,2Bから操作に関するイベントを受信していた場合は操作が衝突したと判定する。
操作が衝突していた場合(ステップS12のYES)、イベントが発生した端末2A,2Bのユーザが操作権を持っているか否か判定する(ステップS13)。イベントが発生した端末2A,2Bのユーザに操作権がない場合(ステップS13のNO)、そのイベントに対応する処理は実行せずに処理を終了する。
操作が衝突していない場合(ステップS12のNO)、あるいはイベントが発生した端末2A,2Bのユーザに操作権がある場合(ステップS13のYES)、受信したイベントに対応する処理を実行し(ステップS14)、処理の結果を全ての端末2A,2Bに反映させる(ステップS15)。例えば、図2の例で、端末2Aにおいて画像Bに対応するボタン203が操作されたイベントの場合、全ての端末2A,2Bの画像表示領域201に画像Bを表示させる。なお、イベントに対応する処理を実行する際、操作権がないユーザの端末2A,2Bからのイベントについては、操作の衝突を判定する所定時間経過後に処理を実行する。処理の実行を待つ間に操作権を持つユーザの端末2A,2Bからイベントを受信した場合は、操作権を持つユーザのイベントを実行する。
次に、操作権の移動処理について説明する。
図4は、本実施の形態における操作権の移動処理の流れを示すフローチャートである。本実施の形態では、端末2A,2Bを操作する各ユーザの発話時間に応じてコンテンツの操作権を移動させる。ユーザの発話は端末2A,2Bが備えるマイク31により取得する。ユーザが発話を開始したときは発話開始イベント、発話を終了したときは発話終了イベントが端末2A,2Bから表示制御装置1へ送信される。また、発話中は、端末2A,2Bがマイク31で取得したユーザの発話データを他の端末2A,2Bへの転送を要求する発話中イベントが表示制御装置1へ送信される。
端末2A,2Bから発話に関するイベントを受信すると(ステップS21)、発話者であるユーザが操作権を持っているか否か(ステップS22)、そのイベントが発話終了イベントであるか否かを判定する(ステップS23)。発話者が操作権を持っている場合(ステップS22のYES)や発話終了イベントの場合は(ステップS23のYES)、操作権を移動することはないので処理を終了する。
続いて、発話開始イベントであるか否かを判定する(ステップS24)。
発話開始イベントである場合は(ステップS24のYES)、イベントを送信した端末2A,2Bのユーザの発話時間をクリアした後、発話時間の計測を開始する(ステップS28)。
発話開始イベントでない場合、つまり発話中の場合(ステップS24のNO)、発話時間を更新し(ステップS25)、発話時間が閾値以上となったか否か判定する(ステップS26)。
発話時間が閾値以上の場合(ステップS26のYES)、現在操作権を持つユーザから発話者に操作権を移動する(ステップS27)。操作権の管理については、表示制御装置1が操作権を管理して操作権を持つユーザの識別子やそのユーザが操作する端末2A,2Bの端末識別子を保持してもよいし、各端末2A,2Bが操作権を管理し、操作に関するイベントに操作権の有無を記載してもよい。
発話時間が閾値未満の場合は(ステップS26のNO)、操作権を移動しないので処理を終了する。
以上の処理により、発話時間が閾値以上となったユーザに操作権が付与される。
次に、発話時間と操作権の移動について具体例を用いて説明する。
図5は、ユーザA以外のユーザが操作権を持つときに、ユーザAが発話した例を説明する図である。
当初はユーザA以外の他のユーザに操作権が付与されている。時刻t11にユーザAが発話を開始すると、表示制御装置1はユーザAの発話時間の計測を開始する。
時刻t12にユーザAの発話が終了するが、時刻t11から時刻t12までの時間は閾値未満であるので、ユーザAに操作権は移動しない。
その後、再び、時刻t13にユーザAが発話を開始すると、表示制御装置1がユーザAの発話時間の計測を開始する。
時刻t14にユーザAの発話時間が閾値に達すると、操作権がユーザAに付与される。なお、時刻t12から時刻t13までのように発話が途切れた場合、計測される発話時間はクリアされるので、時刻t13からの発話時間が閾値に達したときに操作権がユーザAに付与される。
時刻t15にユーザAの発話が終了した後も、他のユーザの発話時間が閾値以上にならない場合は、操作権はユーザAに付与されたままである。
時刻t16にユーザAが発話を開始するが、ユーザAはすでに操作権を持っているので、発話時間の計測開始などの操作権を移動する処理は行わない。
図6は、ユーザA,Bが発話したときの操作権の移動を説明する図である。
当初はユーザAに操作権が付与されている。時刻t21にユーザAの発話が終了した後、時刻t22にユーザBが発話を開始すると、表示制御装置1はユーザBの発話時間の計測を開始する。
時刻t23にユーザBの発話が終了するが、時刻t22から時刻t23までの時間は閾値未満であるので、ユーザBに操作権は移動しない。
その後、時刻t24にユーザBが発話を開始すると、表示制御装置1がユーザBの発話時間の計測を開始する。
時刻t25にユーザBの発話時間が閾値に達すると、操作権はユーザAからユーザBに移動する。
時刻t26にユーザBの発話が終了し、時刻t27にユーザAが発話を開始した時点では、操作権はユーザBが持っている。
発話に応じて操作権を移動させてもよいが、発話時間が閾値未満のときは、操作権を移動させないことで、返事やうなずきなどの短い発話では操作権が移動しないようにすることが可能となる。
なお、本実施の形態では、表示制御装置1を介して端末2A,2Bを連携させたが、表示制御装置1の各部を端末2A,2Bのいずれかが備え、端末2A,2Bにおいて表示制御装置1の処理を行うものでもよい。端末2A,2Bが表示制御装置1の各部を備える場合、当該端末2A,2Bにおける操作と他の端末2A,2Bの操作が衝突しているか否かを判定する。また、本実施の形態では、端末2A,2Bが2台の例で説明したが、端末が3台以上の場合も同様に適用できる。
次に、Webコンテンツを端末2A,2Bで連携させる実施例について説明する。
図7は、本実施の形態における表示制御装置1が取得したWebコンテンツの一部を、表示制御装置1が各端末2A,2Bへ配信して表示させるシステムの全体構成図である。
表示制御装置1は、サーバなどからWebコンテンツを取得し、取得したWebコンテンツの一部を各端末2A,2Bへ送信してWebコンテンツの一部を表示させる。図1で示した連携部11、イベント受信部12、衝突判定部13、および操作権移動部14は、表示制御装置1が取得したWebコンテンツに含まれるJavaScript(登録商標)をスクリプト実行部15が実行することによって構成される。各端末2A,2Bとの間の通信は、WebSocketなどで通信部16を構成して行う。
端末2A,2Bは、マイク31を備えた携帯端末などで動作するブラウザで構成する。受信部24は、表示制御装置1からWebコンテンツの一部を受信して記憶部26に格納する。通知部25は、ユーザの操作などにより発生したイベントを表示制御装置1へ通知する。記憶部26は、表示制御装置1から受信したWebコンテンツの一部を記憶する。
続いて、図7の表示制御装置1がWebコンテンツを各端末2A,2Bに表示させる動作について説明する。
表示制御装置1は、取得したWebコンテンツに含まれるHTMLデータ、CSSデータを記憶部17に格納し、JavaScriptをスクリプト実行部15に送る。
記憶部17は、HTMLデータを解析してツリー状のデータ構造であるDOMに展開して記憶する。通信部16は、記憶部17に記憶されたDOMから端末2A,2Bそれぞれに表示させるWebコンテンツの一部に対応するDOMの部分木を端末2A,2Bに送信する。端末2A,2Bに送信するDOMは、例えばHTMLデータのタグで指定した属性に基づいて決定する。端末2A,2Bは、表示制御装置1からDOMを受信して記憶部26に格納するとともに、表示部22で表示する。表示制御装置1は、端末2A,2BにDOMを送信したり、端末2A,2Bが保持するDOMを削除することで、端末2A,2Bの表示を制御する。あるいは端末2A,2Bが保持するDOMのエレメントの属性を変更して表示を制御する。
スクリプト実行部15が記憶部17のDOMのエレメントにアクセスする際には、アクセス対象のDOMのエレメントを保持する端末2A,2Bに通知して端末2A,2B自身が保持するDOMのエレメントにアクセスさせる。エレメントに対するアクセスに戻り値がある場合は戻り値を端末2A,2Bから受け取る。
また、端末2A,2Bでイベントが発生した場合、端末2A,2Bからイベントの発生通知を受信し、記憶部17のDOMでイベントを発生させて登録されたコールバック関数を実行させる。端末2A,2Bには、DOMのエレメントでイベントが発生したときに発生したイベントの種別とイベントが発生したエレメントの識別子を表示制御装置1へ通知する機能を備えさせる。
ここで図7の表示制御装置1による表示制御について具体例を用いて説明する。各端末2A,2Bには、図2で示した画像を表示するコンテンツが送信されているものとする。
図2の端末2Aにおいて画像Bに対応するボタン203がクリックされた場合、端末2Aのボタン203のエレメントにおいてクリックイベントが発生する。端末2Aは、ボタン203のエレメントでクリックイベントが発生したことを表示制御装置1に通知する。表示制御装置1は、端末2Aからクリックイベントの発生通知を受信すると、他の端末2Bと操作が衝突するか否か判定し、記憶部17のボタン203のエレメントに登録されたコールバック関数をスクリプト実行部15に実行させ、端末2A,2Bの両方に画像表示領域201に画像Bを表示させる処理を行う。この処理により端末2A,2Bそれぞれの表示部22に画像Bが表示される。なお、操作が衝突していた場合は、操作権を持つユーザの操作が実行されて、端末2A,2Bの表示が更新される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、複数の端末2A,2Bを連携させて同じコンテンツを表示させるときに、ユーザの発話時間に応じて操作権を移動し、ユーザの操作が衝突したときは、操作権を持つユーザの操作を処理することにより、明示的に操作権の取得、解放を行わなくても、発話をしているユーザの操作を優先させて、操作の衝突を適切に回避することが可能となる。その結果、例えばオペレータがユーザに対して説明しながら操作をする場合などにおいて、オペレータの操作を優先させることが可能となる。
本実施の形態によれば、発話時間が所定の閾値以上となったときに操作権を移動することで、単に返事をした場合やうなずいた場合に操作権が移動することがない。
1…表示制御装置
11…連携部
12…イベント受信部
13…衝突判定部
14…操作権移動部
15…スクリプト実行部
16…通信部
17…記憶部
2A,2B…端末
21…入力部
22…表示部
23…通信部
24…受信部
25…通知部
26…記憶部
31…マイク
201…画像表示領域
202,203,204…ボタン

Claims (6)

  1. 複数の端末それぞれにおける操作が互いに反映するように当該複数の端末の表示を制御する表示制御方法であって、
    前記複数の端末それぞれにおいて操作が所定の時間内の同時期に行われた場合に、前記複数の端末それぞれを操作する各ユーザの発話に基づいて反映する操作を選択することを特徴とする表示制御方法。
  2. 発話時間が所定の閾値以上となったユーザの操作を反映することを特徴とする請求項1記載の表示制御方法。
  3. 前記端末から操作情報を受信するステップと、
    前記端末からユーザの発話情報を受信するステップと、
    前記発話情報に基づいて前記ユーザの発話時間を計測するステップと、
    前記発話時間が所定の閾値以上となったときに、当該ユーザに操作権を付与するステップと、
    所定の時間内に異なる端末から前記操作情報を受信した場合、前記操作権を付与されたユーザが操作する端末から受信した前記操作情報に基づいて前記複数の端末の表示を制御するステップと、
    を有することを特徴とする請求項2記載の表示制御方法。
  4. 複数の端末それぞれにおける操作が互いに反映するように当該複数の端末の表示を制御する表示制御装置であって、
    前記端末から操作情報を受信する操作情報受信手段と、
    前記端末からユーザの発話情報を受信する発話情報受信手段と、
    前記発話情報に基づいて前記ユーザの発話時間を計測し、当該発話時間が所定の閾値以上となったときに、当該ユーザに操作権を付与する操作権移動手段と、
    所定の時間内に異なる端末から前記操作情報を受信した場合、前記操作権を付与されたユーザが操作する端末から受信した前記操作情報に基づいて前記複数の端末の表示を制御する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする表示制御装置。
  5. 複数の端末それぞれにおける操作が互いに反映するように前記複数の端末および自身の表示を制御する表示制御端末であって、
    当該表示制御端末における操作を入力する操作入力手段と、
    当該表示制御端末を操作するユーザが発話した音声を入力する音声入力手段と、
    前記操作入力手段及び前記端末から操作情報を受信する操作情報受信手段と、
    前記音声入力手段及び前記端末からユーザの発話情報を受信する発話情報受信手段と、
    前記発話情報に基づいてユーザの発話時間を計測し、当該発話時間が所定の閾値以上となったときに、当該ユーザに操作権を付与する操作権移動手段と、
    所定の時間内に異なる端末から前記操作情報を受信した場合および前記所定の時間内に前記操作入力手段から受信した前記操作情報と別の端末から前記操作情報を受信した場合、前記操作権を付与されたユーザの前記操作情報に基づいて前記複数の端末あるいは当該表示制御端末の表示を制御する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする表示制御端末。
  6. 請求項4記載の表示制御装置又は請求項5記載の表示制御端末の各手段としてコンピュータを動作させることを特徴とする表示制御プログラム。
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