JP2015149010A - 電子記録債権相手方利用者氏名表示システム - Google Patents

電子記録債権相手方利用者氏名表示システム Download PDF

Info

Publication number
JP2015149010A
JP2015149010A JP2014022567A JP2014022567A JP2015149010A JP 2015149010 A JP2015149010 A JP 2015149010A JP 2014022567 A JP2014022567 A JP 2014022567A JP 2014022567 A JP2014022567 A JP 2014022567A JP 2015149010 A JP2015149010 A JP 2015149010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
record
user
request
electronic
user data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014022567A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5864636B2 (ja
Inventor
智子 中島
Tomoko Nakajima
智子 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Mitsui Banking Corp
Original Assignee
Sumitomo Mitsui Banking Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Mitsui Banking Corp filed Critical Sumitomo Mitsui Banking Corp
Priority to JP2014022567A priority Critical patent/JP5864636B2/ja
Publication of JP2015149010A publication Critical patent/JP2015149010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5864636B2 publication Critical patent/JP5864636B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】発生記録請求を実行するに際して、相手方利用者氏名を確認することを可能にする電子記録債権相手方利用者氏名表示システムを提供する。
【解決手段】クライアントコンピュータから、電子記録債権に対する発生記録請求もしくは譲渡記録請求の要求を受信するステップと、受信した要求に基づいて、利用者情報照会請求データを作成するステップと、作成した利用者情報照会請求データを、電子債権記録機関システムに送信するステップと、電子債権記録機関システムから、利用者情報照会結果データを受信するステップと、受信した利用者情報照会データに基づいて、利用者データ記憶部に利用者データレコードを追加し、または、利用者データ記憶部の利用者データレコードを更新するステップとを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子記録債権相手方利用者氏名表示システムおよび電子記録債権相手方利用者氏名表示方法に関し、特に、電子記録債権の発生記録請求を行う際に、相手方利用者の氏名を表示して、債権者に誤りがないことを確認することが可能な電子記録債権相手方利用者氏名表示システムおよび電子記録債権相手方利用者氏名表示方法に関する。
平成19年6月に電子記録債権法が成立、公布され、平成20年12月に施行された。電子記録債権は、電子債権記録機関の記録原簿に電子的に記録を行うことにより、債権の発生および譲渡の効力要件としている。電子記録債権は、従来の紙の手形に代わり、国から認可を受けた電子債権記録機関が債権者および債務者の名前、支払い金額、ならびに支払期日などをコンピュータ上で管理し、手形のように譲渡および換金等が可能となる。これにより、取引の安全性および債権の流動化を促進するだけでなく、手形のペーパーレス化による管理業務の簡素化を図ることができる。
電子記録債権は、従来の紙の手形と比較して、コンピュータ上で情報を管理するので、紙の手形につきまとった紛失や盗難などのリスクを回避し、決済期限より前に債権を換金することができるため、企業の資金繰りを円滑にする効果も期待されている。また、電子記録債権は、その額面での取引に加え、分割して譲渡することができるので、必要な額だけを分割して早期に現金化するなど、柔軟な対応が可能である。
電子記録債権法では、利用者の利便性確保の観点から、電子債権記録機関が複数設立されることを前提としている。電子債権記録機関は大きく2つに分けて、いわゆるメガバンクにより設立された電子債権記録機関と、全国銀行協会により設立された電子債権記録機関とが存在する。後者は全銀行参加型のサービス(以下、「でんさいネット」(登録商標))を提供しており、各金融機関の窓口(以下、「参加金融機関」)を通じてのみ利用可能となっている。
電子記録債権の利用を希望する利用者は、参加金融機関が提供するシステム(以下、「銀行システム」)を通じてアカウントを登録する必要がある。アカウントを登録すると、電子債権記録機関において利用者を識別する利用者番号が割り振られ、利用者名などを含む利用者情報が電子債権記録機関の記録原簿に記録される。
上記アカウントを登録すると、利用者は、電子記録債権の発生記録請求を行うことができる。発生記録請求が行われると、銀行システムは、全金融機関共通のフォーマットを有する発生記録請求データファイルを作成し、電子債権記録機関が提供するシステム(以下、「電子債権記録機関システム」)に送信する。電子債権記録機関システムは、発生記録請求データファイルの受信に応じて、電子債権記録機関システムが有する電子記録債権データベースに該当の記録原簿レコードを追加し、このことによって、電子記録債権が発生することになる。
多くの参加金融機関は、自身の銀行システムにおいて利用者に対する入力インタフェースを提供し、利用者は当該入力インタフェースを利用することによって、上述した発生記録請求を行うことができる。具体的には、当該入力インタフェースから債権者および債務者の利用者番号、ならびに、決済口座情報などの情報を入力することによって、その情報に基づいて、上述した発生記録請求データファイルが作成される。
特開2011−039799号公報
ところで、電子記録債権の発生記録請求を実行するに際し、債権者側から電子記録債権を発生させる債権者請求方式(債権者が債務者(相手方利用者)を指定する)、および、債務者側から電子記録債権を発生させる債務者請求方式(債務者が債権者(相手方利用者)を指定する)がある。いずれの発生方式においても、発生記録請求を行う立場からすると、発生記録請求を実行するに際して、相手方利用者の氏名(債権者請求方式の場合は債務者氏名、債務者請求方式の場合は債権者氏名)を確認することが求められる。
現状の電子債権記録機関システムの仕様では、アカウント(利用者)を登録する際に利用者氏名も記録原簿に記録される。このような状況の下、電子記録債権がまだ発生していない状況において、発生記録請求を実行するに際して相手方利用者の氏名を確認するには、電子債権記録機関システムが提供する利用者情報照会機能を利用する必要がある。利用者情報照会機能は、銀行システムが、照会対象となる利用者の利用者番号および/または決済口座情報を含む利用者情報照会請求データファイルを作成し、当該利用者情報照会請求データファイルを電子債権記録機関システムに送信すると、電子債権記録機関システムが、記録原簿から照会対象となる利用者情報を含む利用者情報照会結果データファイルを作成し、銀行システムに送信することによって実現される。
電子記録債権の発生記録請求は、銀行システムを通じて行われるものの、最終的には電子債権記録機関システムに対して発生記録請求データファイルが送信され、電子債権記録機関システムが当該発生記録請求データファイルに基づいて発生記録結果データファイルを作成することになるので、その発生記録請求の仕組みは電子債権記録機関システムの仕様に依存することになる。
発生記録請求を実行するに際して利用者情報照会機能を利用することによって、相手方利用者氏名を確認することができるのは上述したとおりであるが、発生記録請求を実行する際に、事前に利用者情報照会機能を実行することは、利用者にとって甚大な負担となる。また、利用者情報照会機能を実行すると、利用者情報照会請求データファイルが作成および送信され、それに応じて利用者情報照会結果データファイルが作成および送信されるので、特に、他に多数のオンライン処理が実行される日中時間帯にそのような処理を頻繁に実行することは、銀行システム、電子債権記録機関システムおよび両システム間のトラフィックに甚大な影響を与える可能性がある。
上記課題を解決するために、電子記録債権の発生記録請求を実行した時点で、その利用者氏名などを含む利用者情報を、銀行システムにおいても保持する方法が考えられる。この方法を、図1を参照して説明する。図1の例では、1)利用者Bは、金融機関Bを通じて、利用者Bのアカウント登録請求を行う。2)当該請求が行われると、電子債権記録機関上の記録原簿に利用者Bのアカウント登録(利用者登録)がされ、3)金融機関Bが提供する銀行システムBが有する利用者データベースBに利用者Bの利用者氏名を含む利用者情報が登録される。4)上述した状況において、利用者Aは、金融機関Aを通じて、利用者Aを債務者、および、利用者B(利用者Bの債権者決済口座は金融機関Bが有する口座が指定される)を債権者(相手方利用者)として指定した電子記録債権の発生記録請求を行う(債務者請求方式)。このような状態で、利用者Aは、電子記録債権の発生記録請求を実行するにあたって、債権者(相手方利用者)である利用者Bの氏名を確認してから発生記録請求を行うことを要求しているが、5)発生記録請求を実行するに際して、金融機関Aが提供する銀行システムAが有する利用者データベースAに利用者Bの問い合わせを実行しても、利用者Bの利用者情報が登録されておらず、上述したような確認をすることができない。このことは、電子記録債権の発生記録請求を実行する際に、電子債権記録機関との間でやり取りする発生記録請求データファイルにおいて、相手方利用者の利用者番号のみを指定することになっており、相手方利用者氏名を指定する仕様ではないからである。つまり、利用者Bは、自身のアカウント登録を金融機関Bを通じて行っているので、金融機関Aは利用者Bの利用者情報を利用することができず、利用者Aによる発生記録請求の際に、利用者B(相手方利用者)の氏名を確認することができないことになる。
特許文献1では、売掛債権の発生の基礎である、企業が保有する物流情報および商流情報に基づいて、発生した売掛債権の電子債権記録機関への電子記録の申請、および記録原簿に電子記録された電子記録債権についての物流情報および商流情報と関連付けた管理を行う電子記録債権申請システムが開示されている。しかし、特許文献1に記載の発明では、発生記録請求を実行する際に、事前に相手方利用者氏名を確認することができるものではない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、既存の電子債権記録機関のシステムの仕様に基づきつつ、発生記録請求を実行するに際して、相手方利用者氏名を確認することが可能な電子記録債権相手方利用者氏名表示システムおよび電子記録債権相手方利用者氏名表示方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムは、電子記録債権の発生記録請求を実行する際に、相手方利用者氏名を表示するための電子債権記録機関システムおよびクライアントコンピュータに接続されたコンピュータシステムであって、電子記録債権の相手方利用者についての利用者データを記憶した利用者データ記憶部と、前記クライアントコンピュータから、電子記録債権に対する発生記録請求もしくは譲渡記録請求の要求を受信する要求受信部と、所定の時刻が経過したことに応じて、前記受信した要求に基づいて、利用者情報照会請求データを作成する利用者情報照会請求データ作成部と、前記作成した利用者情報照会請求データを、前記電子債権記録機関システムに送信する利用者情報照会請求データ送信部と、前記電子債権記録機関システムから、利用者情報照会結果データを受信する利用者情報照会結果データ受信部と、前記受信した利用者情報照会データに基づいて、前記利用者データ記憶部に利用者データレコードを追加し、または、前記利用者データ記憶部の利用者データレコードを更新する利用者データ管理部と、前記受信した要求に基づいて、前記利用者データ記憶部から利用者データレコードを取得する利用者データ取得部と、前記取得した利用者データレコードを、前記クライアントコンピュータに送信する利用者データ送信部とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムによれば、電子記録債権の発生記録請求を実行するに際して、相手方利用者氏名を確認することができる。また、日中時間帯における銀行システム、電子債権記録機関システム、および、両システム間のトラフィックに影響を与えることなく、最新の相手方利用者氏名を確認することができる。
現行の発生記録請求を実行する際の銀行システムおよび電子債権記録機関が実行する処理の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムが実行する処理の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システム全体の構成の例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムが実行する処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る入力インタフェース画面500の画面の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る利用者データ記憶部141の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る利用者データ記憶部141の別の例を示す図である。 図7で示した入力インタフェース画面500から遷移した入力インタフェース画面800の例を示す図である。 本発明の別の実施形態に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムが実行する処理の概要を示す図である。 本発明の別の実施形態に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムが実行する処理を示すフローチャートである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の一実施形態に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムを詳細に説明する。図2は、本発明に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムが実行する処理の概要を示す図である。
図2の例では、1)利用者Bは、金融機関Bを通じて、利用者Bのアカウント登録請求を行う。2)当該請求が行われると、電子債権記録機関上の記録原簿に利用者Bのアカウント登録(利用者登録)がされ、3)金融機関Bが提供する銀行システムBが有する利用者データベースBに利用者Bの利用者氏名を含む利用者情報が登録される。4)上述した状況において、利用者Aは、金融機関Aを通じて、利用者Aを債務者、および、利用者B(利用者Bの債権者決済口座は金融機関Bが有する口座が指定される)を債権者(相手方利用者)として指定した電子記録債権の発生記録請求を行う(債務者請求方式)。5)当該請求が行われると、金融機関Aが提供する銀行システムAは、電子債権記録機関に対し、上記発生記録請求において指定された相手方利用者(利用者B)の利用者番号および/または決済口座情報に基づいて、利用者情報照会請求を行う。6)上記利用者情報照会請求が行われると、電子債権記録機関から利用者情報照会結果データファイルが銀行システムAに送信されるので、銀行システムAは、当該データファイルに基づいて、データベースAに利用者Bの利用者情報を登録する。7)このような状況で、上述した電子記録債権の発生記録請求を行う際に、銀行システムAは、利用者データベースAを参照して、利用者Bに対する利用者情報を取得することによって、利用者B(相手方利用者)の氏名を確認することができる。なお、上記5)および6)の処理は、利用者からの要求を処理する時間帯(以下、「サービス時間帯」が終了してからの所定の時間帯に(例えば、夜間)処理がされる。
次に、図3を参照して、本発明に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システム全体の構成の例を説明する。図3において、電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101は、専用線などのネットワーク102を介して、電子債権記録機関システム103に接続される。また、電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101は、インターネットなどのネットワーク104を介して、クライアントコンピュータ105に接続される。
電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101は、本発明に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムのサービスを提供する主要なコンピューティングデバイスである。電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101は、利用者からの電子記録債権の発生記録請求の要求があると、全金融機関共通フォーマットを有する発生記録請求データファイルを作成して、当該発生記録請求データファイルを電子債権記録機関システム103に送信するなどの処理を行う。なお、電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101は単独で実装されてもよいし、または、従来から存在する、銀行の勘定系サービスを提供する銀行システムのサーバもしくはホストで実装されてもよい。
電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101は、ネットワークI/F110、制御部120、主記憶部130、および、補助記憶部140を備え、それらの各要素がシステムバスを介して接続されている。
ネットワークI/F110は、ネットワーク102および104を介してそれぞれ接続された電子債権記録機関システム103およびクライアントコンピュータ105との間で、データを送受信する。
制御部120は、中央処理装置(CPU)とも呼ばれ、上記各構成要素の制御やデータの演算を行い、また、補助記憶部140に格納されている各種プログラムを主記憶部130に読み出して実行する。主記憶部130は、メインメモリとも呼ばれ、電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101が受信した入力データ、コンピュータ実行可能な命令および当該命令による演算処理後のデータなどを記憶する。
補助記憶部140は、ハードディスク(HDD)などに代表される記憶装置であり、利用者データ記憶部141などのデータベーステーブルを格納している。また、補助記憶部140は、制御部120に、本発明に係る各種処理を実行させるためのプログラム(図示せず)を格納している。
電子債権記録機関システム103は、全国銀行協会により設立された電子債権記録機関によって提供される、電子記録債権の発生、譲渡などの記録を行うシステムであり、電子記録債権ごとの記録原簿を格納する電子記録債権データベース150を備える。電子債権記録機関システム103は、電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101から発生記録請求データファイルを受信すると、電子記録債権データベース150に該当の記録原簿レコードを追加するなどの処理を実行する。
クライアントコンピュータ105は、本発明に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムが提供するサービスに対する要求を入力するためのコンピュータ端末である。利用者は、電子記録債権の発生記録請求行う際に必要な情報を、クライアントコンピュータ105に表示された入力インタフェースから入力する。入力された情報は、電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101に送信されて、発生記録などの処理が行われる。
上述した電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101は、1つまたは複数のコンピューティングデバイスによって構成されてもよい。また、上述したクライアントコンピュータ105は、例えば、通信機能を備えるパーソナルコンピュータ、ワークステーション、PDAなどの情報端末機器であってもよい。コンピューティングデバイスおよび情報端末機器は、中央処理装置(CPU)、メモリ、記憶装置などを備えるコンピューティングデバイスであって、メモリまたは記憶装置に格納されたコンピュータプログラムをCPUが処理することによって統括的に制御され、本発明に係る処理を実行し、その機能を実現することができる。なお、上述したシステム構成は、例示のためのものであり、本発明を実行することができるシステム構成を限定するものではない。
次に、図4を参照して、本発明に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムが実行する処理を説明する。本実施形態では、以下の事項を前提とする。1)利用者1を債務者、および、利用者2を債権者として指定した電子記録債権の発生記録請求の要求が、サービス提供金融機関を通じて利用者1からあったものとする(債務者請求方式)。2)利用者1は、サービス提供金融機関を通じて電子債権記録機関システム103に既にアカウント(利用者)登録を行っている。3)利用者2は、サービス提供金融機関以外の金融機関を通じて電子債権記録機関システム103に既にアカウント(利用者)登録を行っている。4)利用者2は、サービス提供金融機関を通じて、債権者および債務者のいずれにおいても電子記録債権を利用した実績がないものとする。
<要求受付>
利用者1は、クライアントコンピュータ105上に表示された入力インタフェースから利用者1の利用者番号を入力する。入力した利用者番号は、クライアントコンピュータ105から電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101に送信される(S401)。
電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101のネットワークI/F110は、S401で送信された利用者番号を受信し、制御部120が、当該利用者番号に基づいて、利用者データ記憶部141から利用者データレコードを取得する(S402)。
次に、電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101のネットワークI/F110は、S402で取得した利用者データを、クライアントコンピュータ105に送信する(S403)。クライアントコンピュータ105は、利用者データを受信すると、当該利用者データを入力インタフェース画面500の請求者情報表示ボックス501に表示する。入力インタフェース画面500を、図5を参照して説明する。
入力インタフェース画面500は、発生記録請求を実行する際に必要となる情報を入力するためのインタフェース画面である。発生記録請求を実行するには、請求者情報(債務者請求方式の場合は債務者情報、利用者番号および決済口座情報を含む)、相手方利用者情報(債務者請求方式の場合は債権者情報、利用者番号および決済口座情報を含む)、ならびに、債権情報(債権金額、支払期日、電子記録年月日および譲渡制限の有無を含む)の入力が必要であり、入力インタフェース画面500からそれらの情報が入力される。
利用者1は、図5に示す情報を入力インタフェース画面500から入力し、確認ボタン502を押下すると、入力した情報を含む発生記録請求データが電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101に送信される(S404)。
電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101のネットワークI/F110は、S404で送信された発生記録請求データを受信すると、制御部120が、当該発生記録請求データに含まれる相手方利用者番号および/または相手方利用者決済口座情報、ならびに、タイムスタンプを含むデータを、一時保存データ記憶部142(図示せず)に追加する(S405)。一時保存データ記憶部142とは、後述する、電子債権記録機関システム103への利用者情報照会を実行するために必要となる利用者番号を格納したデータベーステーブルである。なお、本実施形態では、一時保存データ記憶部142をデータベーステーブルの形式で実装しているが、そのような形式に限定されず、主記憶部130または補助記憶部140において待ち行列を実装し、当該待ち行列に追加するような形式で実装してもよい。
上述したS401乃至S405の処理は、サービス時間帯において実行される。次に説明するS406乃至S410の処理は、サービス時間帯が経過してからの所定の時間帯(例えば、夜間帯)に実行されることに想定する。したがって、S404において、利用者1が確認結果を参照することができるのは翌日以降なので、入力インタフェース画面500にその旨を示すインジケーションを表示してもよい。
<利用者データ記憶部追加・更新>
S406からの処理は、例えば、時間起動でバッチファイルを起動するなど、サービス時間帯が終了してから所定の時刻になると処理が開始される。電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101の制御部120は、一時保存データ記憶部142から全レコードをタイムスタンプ順に取得する(S406)。一時保存データ記憶部142は、上述したように相手方利用者番号およびタイムスタンプが記憶されており、取得した全レコードに基づいて、以下の処理を実行する。
次に、制御部120は、上記取得したレコード(以下、一時保存レコード)を1件ずつ読み込んで、一時保存レコードに含まれる相手方利用者番号および/または相手方利用者決済口座情報に基づいて利用者情報照会請求データファイルを作成し、当該利用者情報照会請求データファイルを電子債権記録機関システム103に送信する(S407)。利用者情報照会請求データファイルは、上述したような電子債権記録機関システム103に対して利用者情報照会を行うためのデータファイルであり、全金融機関共通のフォーマットが規定されている。電子債権記録機関システム103は、受信した利用者情報照会請求データファイルに基づいて、電子記録債権データベース150から該当の利用者データを取得して、利用者情報照会結果データファイルを作成して、電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101に送信する(S408)。このようにして、利用者情報照会を行った時点で最新となる相手方利用者氏名を取得することができる。なお、S407およびS408で実行する利用者情報照会の処理は、現行の処理と同様であるので本明細書での詳細な説明は省略する。
次に、電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101のネットワークI/F110は、S408で送信された利用者情報照会結果データファイルを受信し、制御部120が、当該利用者情報照会結果データファイルに含まれる利用者情報に基づいて、利用者データ記憶部141に利用者データレコードを追加する(既に、同一の利用者番号を有する利用者データレコードが存在する場合は、当該利用者データレコードを更新する)(S409)。ここで、利用者データ記憶部141を、図6を参照して説明する。
利用者データ記憶部141は、電子債権記録機関に登録された利用者に関する情報を記憶したデータベーステーブルである。利用者データ記憶部141は、項目「利用者番号」、「利用者名」および「利用者名(カナ)」を含む。図6のNo.1のレコードが利用者1の利用者データレコードに該当し、No.2のレコードが利用者2の利用者データレコードに該当し、S409においてNo.2のレコードが追加(更新)される。
また、利用者データ記憶部141は、図7に示すように、利用者1とその相手方利用者である利用者2を関連付けて情報を記憶してもよい。この場合は、後述するS411の利用者データ記憶部141からの利用者データレコードの取得においては、発生記録請求データに含まれる利用者番号(債権者利用者番号)に基づいてレコードが取得される。
S407乃至S409の処理を、S406で取得した全一時保存データレコードに対し、1件ずつ実行し、最後のレコードに対する処理を終了すると、一時保存データ記憶部142の全レコードを削除する(S410)。このようにして、サービス時間帯に処理した発生記録請求などの処理において、相手方利用者として指定された利用者番号および/または決済口座情報(一時保存データレコード)を一時保存データ記憶部142に格納し、格納された一時保存データレコードに基づいて利用者情報照会を実行して、利用者データ記憶部141のレコードを追加・更新するので、サービス提供金融機関に対して発生記録請求などの処理が実行されるたびに、利用者データ記憶部141のレコードを最新に更新することができる。本実施形態では、一時保存データ記憶部142から全レコードを一斉に取得するような構成としているが、このような形式に限定されず、一時保存データ記憶部142から一時保存データレコードを1件ずつ取得し、全レコードに対する処理が終了するまでS911乃至S914を繰り返してもよい。また、一時保存データ記憶部142の一時保存データレコードを1件ずつ削除するような構成にしてもよい。
以上述べたとおり、利用者からの発生記録請求が行われると、当該請求に基づいてサービス時間帯が終了してから利用者情報照会請求を行い、利用者情報照会結果データに基づいて利用者データ記憶部141を更新するので、後述する電子記録債権の発生記録請求を行う際に、相手方利用者の最新の氏名を確認することができる。
<電子記録債権発生記録請求実行>
次に、S410の処理が行われ、翌日のサービス時間帯になり、利用者1が、上述した入力インタフェース画面500に再度ログインした時点から後続処理を開始する。電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101のネットワークI/F110は、S404で送信された発生記録請求データを受信し、制御部120が、当該発生記録請求データに含まれる相手方利用者番号に基づいて、利用者データ記憶部141から利用者データレコードを取得する(S411)。
次に、制御部120は、S404で送信された発生記録請求データに、S411で取得した利用者データレコードに含まれる相手方利用者氏名を補足して、当該発生記録請求データをクライアントコンピュータ105に送信する(S412)。
クライアントコンピュータ105は、発生記録請求データを受信すると、当該発生記録請求データを、入力インタフェース画面500から遷移した入力インタフェース画面800に表示する(図8参照)。上述したように、利用者データ記憶部141において利用者2の利用者データを保持しているので、入力インタフェース画面800の相手方情報表示ボックス801に利用者2の利用者氏名を表示して、発生記録請求を実行するに際して、相手方利用者氏名を確認することが可能になる。
このような状態で、利用者1が実行ボタン802を押下することによって、クライアントコンピュータ105から発生記録請求実行インジケーションが電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101に送信される(S413)。電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101のネットワークI/F110は、S413で送信された発生記録請求実行インジケーションを受信し、制御部120が、S404で送信された発生記録請求データに基づいて発生記録請求データファイルを作成し、当該発生記録請求データファイルを電子債権記録機関システム103送信する(S414)。これに応じて、電子債権記録機関システム103は発生記録を実行する(S415)。なお、発生記録請求データファイルは全金融機関共通で定義されたフォーマットを有しており、電子債権記録機関システム103への発生記録請求は現行の発生記録請求を実行するのと同様の処理であるので、本明細書での詳細な説明は省略する。
以上説明したように、利用者からの発生記録請求の要求を受け付けた時点で、当該要求を保存し、夜間などの時間帯に利用者情報照会を実行することによって利用者データ記憶部141を最新に更新するので、利用者1は、相手方利用者(本実施形態における利用者2)がサービス提供金融機関を通じて電子記録債権を利用したことがなくても、発生記録請求を実行する際に相手方利用者氏名を確認することができる。なお、本実施形態では、利用者1を債務者、および、利用者2を債権者として指定した電子記録債権の発生記録請求(債務者請求方式)を実行する例を説明したが、このような例に限定されず、利用者1を債権者、および、利用者2を債務者として指定した電子記録債権の発生記録請求(債権者請求方式)、または、利用者1を債務者、および、利用者2を債権者とする電子記録債権1の譲渡記録請求など、利用者1の相手方利用者として利用者2が指定された電子記録債権に対する記録請求であれば何でもよい。
次に、図9を参照して、本発明に係る別の実施形態に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムが実行する処理の概要を説明する。
図9の例では、1)利用者Bは、金融機関Bを通じて、利用者Bを債務者、および、利用者A(利用者Aの債権者決済口座は金融機関Aが有する口座が指定される)を債権者(相手方利用者)として指定した電子記録債権1の発生記録請求を行う。2)当該請求が行われると、電子記録債権1が電子債権記録機関上の記録原簿に記録され、3)金融機関Bが提供する銀行システムBが有する利用者データベースBにも利用者Bの利用者氏名が登録される。4)電子債権記録機関において上記発生記録が実行されると、金融機関Aが提供する銀行システムAに、電子記録債権1の発生記録結果データファイルが送信される。発生記録結果データファイルとは、電子債権記録機関において発生記録が実行され、記録原簿に登録された記録内容を含むデータファイルであり、債権者および債務者が指定した決済口座を有する金融機関の銀行システムに送信される(本実施形態では、電子記録債権1の債権者が利用者Aとなっており、利用者Aの決済口座に金融機関Aが有する口座が指定されているので、発生記録結果データファイルは銀行システムAに送信される)。5)銀行システムAは、受信した発生記録結果データファイルに含まれる債務者情報(利用者Bの情報)に基づいて、銀行システムAが有する利用者データベースAに利用者Bに対する利用者データレコードを追加する。6)上記発生記録請求の後に、利用者Aは、金融機関Aを通じて、利用者Aを債務者、および、利用者B(利用者Bの債権者決済口座は金融機関Bが有する口座が指定される)を債権者(相手方利用者)として指定した電子記録債権2の発生記録請求を行う。7)当該請求が行われると、銀行システムAは、利用者データベースAを参照して、利用者Bに対する利用者情報を取得する。このようにして、銀行システムBを通じて発生記録請求が実行された時点で、銀行システムAは電子債権記録機関から送信された発生記録結果データファイルを基に、利用者データベースAに利用者Bに対する利用者情報を登録するので、電子記録債権2の発生記録請求を実行するに際して、金融機関Aが提供する銀行システムAが有する利用者データベースAに利用者Bの問い合わせをすることによって、債権者(相手方利用者)の氏名を確認することができる。
次に、本発明の別の実施形態に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムが実行する処理を、図10を参照して説明する。本実施形態では、以下の事項を前提とする。1)利用者2を債務者、および、利用者1を債権者として指定した電子記録債権1の発生記録請求の要求が、サービス提供金融機関以外の金融機関を通じて利用者2からあったものとする(債務者請求方式)。2)上記電子記録債権1の発生記録がされた後に、利用者1を債務者、および、利用者2を債権者として指定した電子記録債権2の発生記録請求の要求が、サービス提供金融機関を通じて利用者1からあったものとする(債務者請求方式)。3)利用者1は、サービス提供金融機関を通じて電子債権記録機関システム103に既にアカウント(利用者)登録を行っている。4)利用者2は、サービス提供金融機関以外の金融機関を通じて電子債権記録機関システム103に既にアカウント(利用者)登録を行っている。5)利用者2は、サービス提供金融機関を通じて、債権者および債務者のいずれにおいても電子記録債権を利用した実績がないものとする。
<利用者データ記憶部追加・更新>
電子債権記録機関システム103は、電子記録債権1に対する発生記録がされると、電子記録債権1の債務者決済口座を管理する参加金融機関、すなわち、サービス提供金融機関が有する電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101に、発生記録結果データファイルを送信する(S1001)。発生記録結果データファイルには、少なくとも、電子記録債権1の債権者情報(利用者2の利用者番号および氏名を含む利用者情報)が含まれる。発生記録結果データファイルは、全金融機関共通のフォーマットを有しており、既に公知なものであるので本明細書での詳細な説明は省略する。また、電子債権記録機関システム103において発生記録が実行されると、相手方利用者が指定した決済口座を有する金融機関の銀行システムに発生記録結果データファイルが送信されることも公知であるので、その説明は省略する。
次に、電子記録債権相手方利用者氏名表示装置101のネットワークI/F110は、S1001で送信された発生記録結果データファイルを受信し、制御部120が、当該発生記録結果データファイルに含まれる債権者情報(利用者2の利用者情報)に基づいて、利用者データ記憶部141に利用者データレコードを追加する(既に、同一の利用者番号を有する利用者データレコードが存在する場合は、当該利用者データレコードを更新する)(S1002)。
上述した、S1001およびS1002における利用者データ記憶部141の更新・追加の処理は、サービス時間帯が終了してからの所定の時間帯(例えば、夜間帯)に実行されてもよく、または、利用者からの要求を処理する時間帯に実行されてもよい。このように、サービス提供金融機関以外の金融機関を通じて発生記録請求などの処理が実行された場合に、その記録請求の結果データファイルを電子債権記録機関システム103から受信して、利用者データ記憶部141のレコード追加・更新を実行するので、上記記録請求がされることに応じて、利用者データ記憶部141を最新にすることができる。
<電子記録債権発生記録請求実行>
このような状況において、利用者1は、クライアントコンピュータ105に表示された入力インタフェースを利用して、発生記録請求を行う(S1003乃至S1011)(S1003乃至S1006は、図4の例におけるS401乃至S404に対応し、S1007乃至S1011は、図4の例におけるS411乃至S415に対応するので、処理の詳細な説明は省略する)。上記発生記録請求において、利用者データ記憶部141は最新の利用者情報を保持しているので、S1007において利用者2の利用者情報を取得することができ、利用者1は発生記録請求を行うに際して、相手方利用者氏名を確認することができる。
このように、サービス提供金融機関以外の金融機関を通じて利用者2から発生記録請求などの要求があった場合に、その要求に応じて電子債権記録機関システム103から送信された発生記録結果データファイルに基づいて、利用者データ記憶部141に利用者データレコードを追加するので、利用者1を債務者、および、利用者2を債権者(相手方利用者)として指定した電子記録債権の発生記録請求を行う際に、当該相手方利用者の氏名を確認することができる。なお、本実施形態では、利用者1を債務者、および、利用者2を債権者として指定した電子記録債権の発生記録請求(債務者請求方式)を実行する例を説明したが、このような例に限定されず、利用者1を債権者、および、利用者2を債務者として指定した電子記録債権の発生記録請求(債権者請求方式)、または、利用者1を債務者、および、利用者2を債権者とする電子記録債権1の譲渡記録請求など、利用者1の相手方利用者として利用者2が指定された電子記録債権に対する記録請求であれば何でもよい。
以上のように、本発明に係る電子記録債権相手方利用者氏名表示システムの説明を詳述したが、実施形態で説明した、利用者データ記憶部141および一時保存データ記憶部142などの具体的なデータ構造は例示的なものにすぎず、特許請求する事項から逸脱しない範囲で変更がされてもよい。
102 ネットワーク
104 ネットワーク
501 請求者情報表示ボックス
502 確認ボタン
801 相手方情報表示ボックス
802 実行ボタン

Claims (10)

  1. 電子記録債権の発生記録請求を実行する際に、相手方利用者氏名を表示するための電子債権記録機関システムおよびクライアントコンピュータに接続されたコンピュータにより実行される方法であって、前記コンピュータは、電子記録債権の相手方利用者についての利用者データを記憶した利用者データ記憶部を備え、
    前記方法は、
    前記クライアントコンピュータから、電子記録債権に対する発生記録請求もしくは譲渡記録請求の要求を受信するステップと、
    前記受信した要求に基づいて、利用者情報照会請求データを作成するステップと、
    前記作成した利用者情報照会請求データを、前記電子債権記録機関システムに送信するステップと、
    前記電子債権記録機関システムから、利用者情報照会結果データを受信するステップと、
    前記受信した利用者情報照会データに基づいて、前記利用者データ記憶部に利用者データレコードを追加し、または、前記利用者データ記憶部の利用者データレコードを更新するステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  2. 前記受信した要求に基づいて、前記利用者データ記憶部から利用者データレコードを取得するステップと、
    前記取得した利用者データレコードを、前記クライアントコンピュータに送信するステップと
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 所定の時刻が経過したことに応じて、
    前記利用者情報照会請求データを作成するステップと、
    前記作成した利用者情報照会請求データを送信するステップと、
    前記利用者情報照会結果データを受信するステップと、
    前記利用者データ記憶部に利用者データレコードを追加し、または、前記利用者データ記憶部の利用者データレコードを更新するステップと
    が実行されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 電子記録債権の発生記録請求を実行する際に、相手方利用者氏名を表示するための電子債権記録機関システムに接続されたコンピュータにより実行される方法であって、前記コンピュータは、電子記録債権の相手方利用者についての利用者データを記憶した利用者データ記憶部を備え、
    前記方法は、
    第1の電子記録債権に対する発生記録請求もしくは譲渡記録請求がされたことに応答して、前記電子債権記録機関システムから、前記第1の電子記録債権に対する発生記録結果データもしくは譲渡記録結果データを受信するステップと、
    前記受信した発生記録結果データもしくは前記受信した譲渡記録結果データに基づいて、前記利用者データ記憶部に利用者データレコードを追加し、または、前記利用者データ記憶部の利用者データレコードを更新するステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  5. 前記コンピュータは、クライアントコンピュータにさらに接続され、
    前記クライアントコンピュータから、第2の電子記録債権に対する発生記録請求データもしくは譲渡記録請求データの要求を受信するステップと、
    前記受信した要求に基づいて、前記利用者データ記憶部から利用者データレコードを取得するステップと、
    前記取得した利用者データレコードを、前記クライアントコンピュータに送信するステップと
    をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 電子記録債権の発生記録請求を実行する際に、相手方利用者氏名を表示するための電子債権記録機関システムおよびクライアントコンピュータに接続されたコンピュータシステムであって、
    電子記録債権の相手方利用者についての利用者データを記憶した利用者データ記憶部と、
    前記クライアントコンピュータから、電子記録債権に対する発生記録請求もしくは譲渡記録請求の要求を受信する要求受信部と、
    所定の時刻が経過したことに応じて、
    前記受信した要求に基づいて、利用者情報照会請求データを作成する利用者情報照会請求データ作成部と、
    前記作成した利用者情報照会請求データを、前記電子債権記録機関システムに送信する利用者情報照会請求データ送信部と、
    前記電子債権記録機関システムから、利用者情報照会結果データを受信する利用者情報照会結果データ受信部と、
    前記受信した利用者情報照会データに基づいて、前記利用者データ記憶部に利用者データレコードを追加し、または、前記利用者データ記憶部の利用者データレコードを更新する利用者データ管理部と、
    前記受信した要求に基づいて、前記利用者データ記憶部から利用者データレコードを取得する利用者データ取得部と、
    前記取得した利用者データレコードを、前記クライアントコンピュータに送信する利用者データ送信部と
    を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
  7. 電子記録債権の発生記録請求を実行する際に、相手方利用者氏名を表示するための電子債権記録機関システムおよびクライアントコンピュータに接続されたコンピュータシステムであって、
    電子記録債権の相手方利用者についての利用者データを記憶した利用者データ記憶部と、
    第1の電子記録債権に対する発生記録請求もしくは譲渡記録請求がされたことに応答して、前記電子債権記録機関システムから、前記第1の電子記録債権に対する発生記録結果データもしくは譲渡記録結果データを受信する第1の受信部と、
    前記受信した発生記録結果データもしくは前記受信した譲渡記録結果データに基づいて、前記利用者データ記憶部に利用者データレコードを追加し、または、前記利用者データ記憶部の利用者データレコードを更新する利用者データ管理部と、
    前記クライアントコンピュータから、第2の電子記録債権に対する発生記録請求データもしくは譲渡記録請求データの要求を受信する第2の受信部と、
    前記受信した要求に基づいて、前記利用者データ記憶部から利用者データレコードを取得する利用者データ取得部と、
    前記取得した利用者データレコードを、前記クライアントコンピュータに送信する送信部と
    を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
  8. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを記録したコンピュータ可読記憶媒体。
  10. プロセッサとメモリを備えたコンピュータであって、メモリは前記プロセッサに請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法を実行させるプログラムを記録したコンピュータ。
JP2014022567A 2014-02-07 2014-02-07 電子記録債権相手方利用者氏名表示システム Active JP5864636B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014022567A JP5864636B2 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 電子記録債権相手方利用者氏名表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014022567A JP5864636B2 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 電子記録債権相手方利用者氏名表示システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015149010A true JP2015149010A (ja) 2015-08-20
JP5864636B2 JP5864636B2 (ja) 2016-02-17

Family

ID=53892302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014022567A Active JP5864636B2 (ja) 2014-02-07 2014-02-07 電子記録債権相手方利用者氏名表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5864636B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6154508B1 (ja) * 2016-03-18 2017-06-28 株式会社三井住友銀行 電子記録債権支払代行システム
JP2018151698A (ja) * 2017-03-09 2018-09-27 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ四国 債権債務管理装置、債権債務管理方法、および債権債務管理プログラム
JP2018156286A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 取引先名称確認装置、取引先名称確認方法及びプログラム
JP2018156285A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 取引先名表示装置、取引先名表示方法及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002298221A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Fujitsu Ltd 商品情報登録システム、商品情報問い合わせ先通知装置、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2002300266A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Kanda Tsushinki Co Ltd 顧客情報表示装置
JP2008009873A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Mizuho Information & Research Institute Inc 請求管理システム、請求管理方法及び請求管理プログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002298221A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Fujitsu Ltd 商品情報登録システム、商品情報問い合わせ先通知装置、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2002300266A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Kanda Tsushinki Co Ltd 顧客情報表示装置
JP2008009873A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Mizuho Information & Research Institute Inc 請求管理システム、請求管理方法及び請求管理プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6154508B1 (ja) * 2016-03-18 2017-06-28 株式会社三井住友銀行 電子記録債権支払代行システム
JP2017173901A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 株式会社三井住友銀行 電子記録債権支払代行システム
JP2018151698A (ja) * 2017-03-09 2018-09-27 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ四国 債権債務管理装置、債権債務管理方法、および債権債務管理プログラム
JP2018156286A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 取引先名称確認装置、取引先名称確認方法及びプログラム
JP2018156285A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 取引先名表示装置、取引先名表示方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5864636B2 (ja) 2016-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210279814A1 (en) Methods and systems for providing digital identification cards for mobile applications
JP2021135904A (ja) データ処理装置およびデータ処理方法
JP2020513131A (ja) 商品清算の方法、装置、記憶媒体及び端末 本出願は出願番号が201711291864.3であり、出願日が2017年12月08日であり、発明の名称が「商品清算の方法、装置、記憶媒体及び端末」である中国特許出願に基づいて提出され、その優先権を主張する。
JP5864636B2 (ja) 電子記録債権相手方利用者氏名表示システム
JP6943282B2 (ja) 仮想通貨の支払代行装置、仮想通貨の支払代行方法およびプログラム
JP2009098986A (ja) 電子債権仲介システム
JP5953279B2 (ja) 電子記録債権管理システムおよび方法
US20150193870A1 (en) Generating electronic documents (edocs) for transactions
JP2013050909A (ja) 口座管理システムおよび方法
AU2008323996B2 (en) Financial transaction funds collection and distribution
US9483660B2 (en) Enterprise content management platform validator
CN111178826A (zh) 基于区块链的消费金融风险管理方法及云平台
JP6154508B1 (ja) 電子記録債権支払代行システム
JP2015125452A (ja) マンション管理会社向け振込管理システムおよび方法
JP5848785B2 (ja) 電子記録債権管理システム
JP6018690B1 (ja) 割賦支払電子記録債権管理システム
JP5871966B2 (ja) 電子記録債権管理システム
JP6018615B2 (ja) 口座振替システムおよび方法
JP5871968B2 (ja) 電子記録債権の処理システム、方法、およびプログラム
JP6130979B1 (ja) 与信管理システム、方法、およびプログラム
JP5936643B2 (ja) 電子記録債権極度与信管理システム
JP5511909B2 (ja) 口座管理システムおよび方法
JP6214207B2 (ja) 振込データ処理装置および方法
JP6761771B2 (ja) 取引先名表示装置、取引先名表示方法及びプログラム
JP6461400B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5864636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250