JP2015147585A - ショートパスタ包装袋 - Google Patents

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竜介 木村
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【課題】内部に収容されたショートパスタの振り出し量を精度よく調節することができるショートパスタ包装袋を提供する。【解決手段】対向して配置された側面用包装シート片1aおよび1bの両側縁部3を互いに貼り合わせて少なくとも上半部12が形成される側面部4を有し、内部にショートパスタPを収容する収容室が形成されると共に両側縁部3の上端の間に収容室を開放する取り出し口8が形成され、両側縁部3は下方に位置するに従って互いに離れる一対の肩部9を有すると共に一対の肩部9が側面部4の上半部12に位置する。【選択図】図1

Description

本発明は、ショートパスタ包装袋に関し、特に、包装シートを貼り合わせて形成されたショートパスタ包装袋に関するものである。
ショートパスタは、細長い麺線形状をしていないパスタ類の総称であり、例えば、マカロニ、ペンネ、コンキリエ、フジッリ、ラビオリ等が挙げられる。これらは、小麦粉を主体とした混捏物を押し出し成型した後に乾燥することで製造することができ、喫食時に茹でるなどの調理が施される。近年、ショートパスタは、各種ソースまたはスープなどと合わせて、あるいは、和え物またはサラダに用いられるなど、前菜や主食の材料として多様な調理がなされている。
一般的に、ショートパスタは、包装袋などに充填された状態で市販されており、その調理に応じた適正な量を包装袋から取り出して計量し、これを熱湯に投入して茹で調理がなされる。ここで、ショートパスタが充填される包装袋は、例えば、図7に示すように、1つの包装シート41の側縁部42を互いに貼り合わせる、いわゆる背面シールを施して形成されており、直線状に形成された上端部から下方に向かって同じ幅で真っ直ぐ延びる側面部43を有し、側面部43の内部にはショートパスタPを収容する収容室44が形成されている。
このようなショートパスタ包装袋において、側面部43の下半部を幅が狭まるように把持すると、側面部43の上半部も大きく変形されるため、取り出し口45を一定の大きさで開くことが困難であった。このため、包装袋を把持してショートパスタPを振り出すと、ショートパスタPが出にくい、または、一度に多量のショートパスタPが振り出されるなど、その振り出し量を調節することが難しいといった問題があった。特に、ショートパスタPは、包装袋内を比較的速く移動するため、その振り出し量を調節することは非常に困難であった。このため、包装袋からショートパスタPを取り出して適正な量を計量する場合には、一方の手で包装袋を把持し、他方の手でショートパスタPを撮んで取り出すなどの手間を要していた。
一方、粒状体または粉状体を適正な量だけ振り出すのに適した包装袋が提案されている。例えば、特許文献1には、上端開口部から中央方向に寄った個所に、一方の側部から他方の側部にかけて、外方に突出するようにひだが形成された包装袋が提案されている。また、特許文献2には、一側部のシールの内側が、開口部と底部との間において内方に凸となる凸部を形成するように滑らかに湾曲し、かつこの凸部から開口部までの間において内方に凹となるように滑らかに湾曲した包装袋が提案されている。
特開2012−250736号公報 特開2013−001400号公報
しかしながら、特許文献1および2の包装袋は、大きさが小さく且つ包装袋内における移動が遅い粒状体または粉状体を少量ずつ振り出すのに適した包装袋であり、形状が複雑で且つ包装袋内における移動が速いショートパスタPに適用することは全く想定されておらず、ショートパスタPの振り出し量を調節することはできなかった。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、内部に収容されたショートパスタの振り出し量を精度よく調節することができるショートパスタ包装袋を提供することを目的とする。
この発明に係るショートパスタ包装袋は、対向して配置された側面用包装シート片の両側縁部を互いに貼り合わせて少なくとも上半部が形成される側面部を有し、内部にショートパスタを収容する収容室が形成されると共に両側縁部の上端の間に収容室を開放する取り出し口が形成され、両側縁部は下方に位置するに従って互いに離れる一対の肩部を有すると共に一対の肩部が側面部の上半部に位置するものである。
ここで、取り出し口の幅に対する一対の肩部の間の幅の比率は、1.05以上2.15以下であるのが好ましい。
また、側面部は、取り出し口の周囲に剛性を高めるための剛性部を有することが好ましい。
また、剛性部は、取り出し口を閉じるためのチャックシールからなるのが好ましい。また、剛性部は、側面部の厚みを部分的に増加させた肥厚部からなるのが好ましい。
また、剛性部は、側面部の幅方向に、取り出し口の周の長さに対して50%以上の長さ範囲で形成することができる。
また、側面用包装シート片の底縁部に底面用包装シート片を貼り合わせてガゼット形状とされた底面部をさらに有することが好ましい。
この本発明によれば、対向して配置された側面用包装シート片の両側縁部を互いに貼り合わせて形成される側面部を有し且つ両側縁部が下方に位置するに従って互いに離れる一対の肩部を有するので、内部に収容されたショートパスタの振り出し量を精度よく調節することが可能となる。
この発明に係るショートパスタ包装袋の構成を示す側面図である。 内部にショートパスタが収容されたショートパスタ包装袋を示す斜視図である。 ショートパスタ包装袋を把持した様子を示す図である。 ショートパスタ包装袋からショートパスタを振り出す様子を示す図である。 変形例に係るショートパスタ包装袋の構成を示す斜視図である。 他の変形例に係るショートパスタ包装袋の構成を示す平面図である。 従来のショートパスタ包装袋の構成を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に、この発明の一実施の形態に係るショートパスタ包装袋の構成を示す。ショートパスタ包装袋は、対向して配置された2つの側面用包装シート片1aおよび1bと、底面用包装シート片2とを有し、側面用包装シート片1aおよび1bの両側縁部3を互いに貼り合わせて側面部4が形成されると共に側面用包装シート片1aおよび1bの底縁部5を底面用包装シート片2の縁部に貼り合わせて底面部6が形成されている。
これにより、図2に示すように、内部にショートパスタPを収容する収容室7を有すると共に両側縁部3の上端の間に収容室7を開放する取り出し口8を有するショートパスタ包装袋を形成することができる。なお、側面用包装シート片1aおよび1bの底縁部5と底面用包装シート片2の縁部とは、底面部6がガゼット形状を構成するように貼り合わされており、これによりショートパスタ包装袋を自立させることができる。
側面用包装シート片1aおよび1bは、例えば、両側縁部3を熱融着可能なプラスチックを主体とするフィルム材、および両側縁部3を接着材などで接着可能な紙材などから構成することができる。フィルム材としては、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンテレフタレートなどを用いることができる。また、側面用包装シート片1aおよび1bは、互いに異なる材料から構成される複数の層を積層して構成することもできる。
両側縁部3は、側面用包装シート片1aおよび1bを貼り合わせて形成されることで側面部4において高い剛性を備えることができ、これにより側面部4を両側から支持することができる。
また、両側縁部3は、側面部4の上半部において、下方に位置するに従って互いに離れる一対の肩部9を有し、直線状に形成された側面部4の上端に対して直交する方向に、一対の肩部9の上端10から上方に真っ直ぐ延びる一方、側面部4の上端に対して直交する方向に、一対の肩部9の下端11から下方に真っ直ぐ延びるように形成されている。
ここで、側面部4の上端から一対の肩部9の下端11までを上半部12、一対の肩部9の下端11から側面部4の下端までを下半部13とする。
また、側面部4は、取り出し口8を閉じるために、取り出し口8の周囲を全て囲むように側面用包装シート片1aおよび1bに形成されたチャックシール14を有する。このチャックシール14は、本発明の剛性部を構成しており、取り出し口8を閉じる役割だけでなく、取り出し口8の剛性を高める役割も担っている。
なお、ショートパスタPとは、細長い麺線形状をしていないパスタ類の総称であり、例えば、マカロニ、ペンネ、コンキリエ、フジッリ、ラビオリ等が挙げられる。また、ショートパスタPは、最も幅が大きい部分が0.5cm〜7cm程度であるのが好ましく、1個当たりの重量が1g〜50g程度であるのが好ましい。
次に、この一実施の形態の動作について説明する。
まず、図2に示すように、収容室7にショートパスタPを収容した状態で、図3に示すように、両側縁部3が互いに近づくように一対の肩部9の下側に位置する側面部4の下半部13が手Hで把持される。この時、両側縁部3は、一対の肩部9の下端11を境に、その上側に位置する部分の変形が抑制され、下側に位置する部分の間隔のみが大きく近づけられる。これにより、両側縁部3には、下方に向かって外側に拡がるように形成された一対の肩部9の傾斜を維持しつつ、下方に向かって内側に狭まるような傾斜が一対の肩部9の下側に形成される。そして、これらの傾斜により、側面部4の内部には外側に突出するような段部15が形成される。
また、両側縁部3において肩部9から上側に位置する部分の変形が一対の肩部9により抑制されるため、取り出し口8近傍の形状を維持することができ、取り出し口8からショートパスタPを振り出す際の振り出し量を一定に保つことができる。
続いて、側面部4の内部に形成された段部15の一方が下側に位置するようにショートパスタ包装袋を傾斜させていき、図4に示すように、取り出し口8が側方を向いた状態と、取り出し口8が下方斜めを向いた状態とを繰り返すように、ショートパスタ包装袋が振られる。これにより、収容室7に収容されたショートパスタPが取り出し口8に向かって移動し、取り出し口8からショートパスタPが振り出される。
この時、ショートパスタPは、段部12に衝突しつつ取り出し口8に向かって移動するため、その移動速度を抑制することができ、ショートパスタPの振り出し量を容易に調節することができる。
ここで、図1に示すように、取り出し口8の幅aに対する一対の肩部9の下端11の間の幅bの比率は、1.05以上2.15以下であるのが好ましい。上記の比率を1.05以上とすることで、側面部4の内部に段部12を確実に形成することができ、上記の比率を2.15以下とすることで、ショートパスタPが入り込んで取り出し口8への移動を遮るような大きな段部12が形成されることを抑制することができる。また、取り出し口8の幅aに対する一対の肩部9の下端11の間の幅bの比率は、1.10以上2.00以下であるのがより好ましい。これにより、段部12がショートパスタPの移動速度をより確実に抑制し、振り出し量を精度よく調節することができる。
また、一対の肩部9の傾斜は、直線状に形成された側面部4の上端に直交する方向に対して、20度以上70度以下の角度αで形成するのが好ましい。一対の肩部9の傾斜を20度以上とすることで、側面部4の内部に段部12を確実に形成することができ、一対の肩部9の傾斜を70度以下とすることで、ショートパスタPが入り込んで取り出し口8への移動を遮るような大きな段部12が形成されるのを抑制することができる。
さらに、両側縁部3は、側面部4において高い剛性を備えることで側面部4を両側から支持している。これにより、側面部4の上半部12が、ショートパスタPを振り出す際に、ショートパスタPの重量により変形することを抑制し、ショートパスタPの振り出し量を一定に保つことができる。
また、側面部4には、取り出し口8近傍の剛性を高めるチャックシール10が取り出し口8の周囲を全て囲むように形成されており、これによりショートパスタPの重量で取り出し口8が変形することを抑制し、ショートパスタPの振り出し量を一定に保つことができる。
このようにして、調理に応じた適正な量のショートパスタPをショートパスタ包装袋から振り出し、振り出されたショートパスタPに茹で調理などが施される。
本実施の形態によれば、ショートパスタ包装袋を把持してショートパスタPを振り出す際に、収容室7から取り出し口8に向かって移動するショートパスタPの移動速度を抑制すると共に側面部4の上半部の形状が一定に保たれるため、ショートパスタPの振り出し量を精度よく調節することができる。
なお、本実施の形態では、2つの側面用包装シート片1aおよび1bの両側縁部3を互いに貼り合わせて側面部4を形成したが、少なくとも上半部12について2つの側面用包装シート片1aおよび1bの両側縁部3を互いに貼り合せて側面部4を形成する、すなわち少なくとも両側縁部3の上端から一対の肩部9の下端11までを互いに貼り合せて側面部4を形成すればよく、これに限られるものではない。
例えば、図5に示すように、ショートパスタ包装袋は、対向して配置された2つの側面用包装シート片21aおよび21bと、底面用包装シート片22とを有し、側面用包装シート片21aおよび21bの両側縁部23のうち上半部12に位置する部分については互いに貼り合せ、側面用包装シート片21aおよび21bの両側縁部23のうち下半部13に位置する部分と側面用包装シート片21aおよび21bの底縁部24は底面用包装シート片22の縁部と貼り合わせて形成することができる。これにより、底面部6だけでなく両側縁部23をガゼット形状とすることができる。
また、本実施の形態では、取り出し口8に設けられたチャックシール14により剛性部を構成したが、剛性部は取り出し口の周囲の剛性を高めることができればよく、これに限られるものではない。
例えば、取り出し口8の周囲において、側面部4の厚みを部分的に増加させた肥厚部から剛性部を構成することもできる。
また、本実施の形態では、取り出し口8の周囲を全て囲むようなチャックシール14が剛性部として形成されたが、剛性部は取り出し口の周囲の剛性を高めることができればよく、これに限られるものではない。
例えば、図6に示すように、側面部4の幅方向に、所定の長さ範囲で剛性部31を形成することができる。ここで、剛性部31は、側面部4の幅方向に、取り出し口8の周の長さに対して50%以上の長さ範囲で形成されることが好ましい。また、剛性部31は、側面部4の中央部を含むように形成されることが好ましい。
以下に実施例に基づいて本発明をさらに詳細に説明する。
(実施例1〜5)
取り出し口8の幅と一対の肩部9の下端11の間の幅とが下記の第1表に示す値となるように、2つの側面用包装シート片1aおよび1bを互いに貼り合わせて側面部4を形成し、側面用包装シート片1aおよび1bに底面用包装シート片2を貼り合わせてガゼット形状を有する底面部6を形成することにより、ショートパスタ包装袋を作製した。なお、底面部6から取り出し口8までの高さは17cm、底面部6から一対の肩部9の下端11までの高さは10cm、一対の肩部9の傾斜の角度αを45度とした。また、取り出し口8の周囲を全て囲むようにチャックシール14を設けた。
このようなショートパスタ包装袋の内部にショートパスタPを一対の肩部9の下端11まで充填した。ショートパスタPには、直径7mmで且つ長さ4cmのマカロニを用いた。
(実施例6)
取り出し口8の周囲にチャックシールを設けなかった以外は、実施例4と同様の方法により、ショートパスタ包装袋を作製した。
(実施例7)
取り出し口8の周囲にチャックシールを設けなかった以外は、実施例5と同様の方法により、ショートパスタ包装袋を作製した。
(実施例8〜11)
チャックシールに換えて取り出し口8の周囲に肥厚部を下記第1表に示す割合となるように設けた以外は、実施例4と同様の方法により、ショートパスタ包装袋を作製した。なお、下記第1表に示す肥厚部の割合は、取り出し口8の全周長に対する割合であり、その割合を満たす長さの肥厚部を取り出し口8の中央部を起点として設けた。
(比較例1)
取り出し口8の幅を16cm、一対の肩部9の下端11の間の幅を16cmで形成して一対の肩部を除いた以外は、実施例1と同様の方法により、ショートパスタ包装袋を作製した。
(比較例2)
取り出し口8の周囲にチャックシールを設けなかった以外は、比較例1と同様の方法により、ショートパスタ包装袋を作製した。
(比較例3および4)
取り出し口8の幅と、一対の肩部9の下端11の間の幅とを下記第1表に示す値で形成して一方の側縁部のみに一対の肩部9を形成した以外は、実施例1と同様の方法により、ショートパスタ包装袋を作製した。
(評価結果)
ショートパスタ包装袋の取り出し口8を開口し、側面部4の下半部13を片手で把持して段部15を形成し、一方の段部15が下側に位置するようにショートパスタ包装袋を傾斜させていき、両側縁部3が水平となったところで静止させた。続いて、取り出し口8が下方斜めを向くように手首をひねる振り出し操作を10回繰り返し行い、マカロニの振り出し量の調節性を評価した。評価は、振り出し操作ごとに一定量のマカロニが振り出され、ショートパスタ包装袋の荷重変化がほとんどなく、調節性に優れるものを4点、振り出し操作ごとの振り出し量にややばらつきがあるが、ショートパスタ包装袋の荷重変化は小さく、調節性にやや優れるものを3点、振り出し操作ごとの振り出し量にばらつきがあり、ショートパスタ包装袋の荷重変化があるため、操作性にやや劣るものを2点、振り出し操作ごとの振り出し量に大きなばらつきがあり、ショートパスタ包装袋の荷重変化も大きく、操作性に劣るものを1点とした。この結果を下記第1表に示す。
なお、下記第1表において、「−」は、一対の肩部を設けていないこと、または剛性部を設けていないことを示している。
第1表に示す結果から、一対の肩部9を両側縁部3に設けた実施例1〜11は、一対の肩部9を設けていない比較例1および2と比較して、マカロニの振り出し量を精度よく調節できることがわかった。
また、一対の肩部9を両側縁部3に設けた実施例2および3は、一方の側縁部のみに肩部9を設けた比較例3および4と比較して、マカロニの振り出し量を精度よく調節できることがわかった。比較例3および4については、ショートパスタ包装袋内に多くのマカロニが収容されている間は、マカロニの振り出し量をやや良好に調節することができたが、マカロニの収容量が減少するのに応じて側面部4の変形量が大きくなり、マカロニの振り出し量を調節することが困難となった。
このことから、両側縁部3に一対の肩部9を設けることにより、ショートパスタPの振り出し量を精度よく調節できることが示唆された。
また、取り出し口8の幅aに対する一対の肩部9の下端11の間の幅bの比率が1.10以上2.00以下である実施例2〜4、6、および8〜11は、取り出し口8の幅aに対する一対の肩部9の下端11の間の幅bの比率が1.10未満または2.00を超える値である実施例1、5および7と比較して、マカロニの振り出し量をより精度よく調節できることがわかった。
また、肥厚部が取り出し口8の全周長に対して50%以上の長さ範囲に形成された実施例9〜11は、肥厚部が取り出し口8の全周長に対して50%未満の長さ範囲に形成された実施例8と比較して、マカロニの振り出し量を精度よく調節できることがわかった。このことから、剛性部を取り出し口8の全周長に対して50%以上の長さ範囲に形成することにより、ショートパスタPの振り出し量を精度よく調節できることが示唆された。
1a,1b,21a,21b 側面用包装シート片、2,22 底面用包装シート片、3,23 両側縁部、4 側面部、5,24 底縁部、6 底面部、7 収容室、8 取り出し口、9 一対の肩部、10 一対の肩部の上端、11 一対の肩部の下端、12 上半部、13 下半部、14 チャックシール、15 段部、31 剛性部、P ショートパスタ、H 手。

Claims (7)

  1. 対向して配置された側面用包装シート片の両側縁部を互いに貼り合わせて少なくとも上半部が形成される側面部を有し、
    内部にショートパスタを収容する収容室が形成されると共に前記両側縁部の上端の間に前記収容室を開放する取り出し口が形成され、
    前記両側縁部は下方に位置するに従って互いに離れる一対の肩部を有すると共に前記一対の肩部が前記側面部の上半部に位置するショートパスタ包装袋。
  2. 前記取り出し口の幅に対する前記一対の肩部の間の幅の比率は、1.05以上2.15以下である請求項1に記載のショートパスタ包装袋。
  3. 前記側面部は、前記取り出し口の周囲に剛性を高めるための剛性部を有する請求項1または2に記載のショートパスタ包装袋。
  4. 前記剛性部は、前記取り出し口を閉じるためのチャックシールからなる請求項3に記載のショートパスタ包装袋。
  5. 前記剛性部は、前記側面部の厚みを部分的に増加させた肥厚部からなる請求項3または4に記載のショートパスタ包装袋。
  6. 前記剛性部は、前記側面部の幅方向に、前記取り出し口の周の長さに対して50%以上の長さ範囲で形成される請求項3〜5のいずれか一項に記載のショートパスタ包装袋。
  7. 前記側面用包装シート片の底縁部に底面用包装シート片を貼り合わせてガゼット形状とされた底面部をさらに有する請求項1〜6のいずれか一項に記載のショートパスタ包装袋。
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