JP2015147264A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】円形のテーブルに対して接近性に優れたクーラントの外部飛散を防止する小型の全閉型カバー体を備えた工作機械を提供することを目的とする。【解決手段】曲率中心Ocがテーブル1の中心Otに対して左右いずれか一側で且つ奥側に位置し、曲率半径Rcがテーブル1の半径Rtよりも大径な平面視円弧状の湾曲周面に形成した固定周面部5と移動周面部6とから成る周面部3と、刃物台7とともに移動する刃物台追従移動天面部8とこの刃物台追従移動天面部8と隣接する正面天面部10とを備えた天面部4とから成り、移動周面部6と刃物台追従移動天面部8と正面天面部10とを開閉自在に構成して、正面側に広大な開口部を形成するように構成したカバー体2を備えた工作機械。【選択図】図1

Description

本発明は、ワーク加工時のクーラントや切削屑の飛散を防止するカバー体を備えた工作機械に関するものである。
立旋盤に代表される工作機械は、加工中にクーラントや切削屑が周囲に飛散するため、これらが工作機械の外部に飛散しない様、飛散防止用のカバー体を備えている。
このカバー体は装置構成により様々な形態のものが提案されており、例えば、特許文献1に示すような工作機械全体を覆う形態のものや、特許文献2に示すような刃物台の左右方向にこの刃物台の移動方向と平行に開閉移動する形態のもの、或いは特許文献3に示すようなワークを載置する円形のテーブルの外周に沿ってテーブルの周囲を囲う形態のものがある。
特開2012−045707号公報 特開2011−016199号公報 特開2006−068859号公報
しかしながら、特許文献1のような工作機械全体を覆うカバー体は、カバー体が大型化しコストが掛かるうえに、カバー体内の刃物台やクロスレールは実質完全防水が困難なため、飛散したクーラントが掛かり故障の原因となる問題があった。
また、特許文献2のような刃物台の左右方向にこの刃物台の移動方向と平行に開閉移動するカバー体は、開き方向がテーブルから離反してゆく方向となるため、正面開口部と円形のテーブルとの接近性が悪く、そのため、このカバー体の開き移動によって形成される開口部も外側に行くにつれテーブルとの離間距離が大きくなって、作業者の手が届きにくくなってしまい作業しにくくなるという問題があった。
また、特許文献3のような円形のテーブルの外周に沿った形状のカバー体は、テーブルに対する接近性は優れているものの、天井を設けた場合、この天井を移動式で開閉するように構成した場合は、退避移動位置がテーブル上になってしまい刃物台と干渉してしまう問題が生じ、また、着脱式に構成した場合は、大型で重量のある天井を着脱する作業は、危険であり、また、作業性が悪くなること等から天井が覆われない構成となっており、そのため完全にクーラントや切削物の飛散を防止することができず、外部にクーラントや切削屑が飛散してしまう問題があった。
本発明は、このような現状に鑑み、円形のテーブルに対して接近性に優れ、テーブルに対する作業性に優れるとともに、工作機械全体を覆わずにクーラントや切削屑の外部飛散を防止するために必要な小範囲を覆う小型の全閉型カバー体を備えることで、クーラントや切削屑の外部飛散を防止し、低コスト化を実現可能とする画期的な工作機械を提供することを目的とする。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
ワークWを載置する円形のテーブル1を覆い、ワーク加工時のクーラントや切削屑の飛散を防止するカバー体2を備えた工作機械において、前記カバー体2は、前記テーブル1の側方を囲う周面部3と上方を覆う天面部4とから成る全閉型のカバー体2に構成し、前記周面部3は、曲率中心Ocが前記テーブル1の中心Otに対して左右いずれか一側で且つ奥側に位置し、曲率半径Rcが前記テーブル1の半径Rtよりも大径な平面視円弧状の湾曲周面に形成した構成とするとともに、前記テーブル1の左右いずれか一側の側方を囲う固定周面部5と、前記テーブル1の正面側の側方を囲い前記固定周面部5に対してスライド移動自在に設けた移動周面部6とから成る構成として、前記移動周面部6を開き方向にスライド移動すると、この移動周面部6が前記固定周面部5に重合状態となって前記カバー体2の正面側が開口状態となるように構成し、前記天面部4は、この天面部4から上方に突出する刃物台7とともに移動する刃物台追従移動天面部8と、この刃物台追従移動天面部8の正面側に隣接状態に設けた正面天面部10とを備え、前記刃物台追従移動天面部8を着脱自在若しくは起伏回動自在若しくはスライド移動自在若しくは伸縮自在に設けて、この刃物台追従移動天面部8が覆う前記刃物台7が移動するための刃物台移動範囲天面開口部9を開閉自在に構成し、前記正面天面部10を前記周面部3に沿って退避移動自在に設けて、この正面天面部10で覆う正面側天面開口部12を開閉自在に構成し、前記刃物台移動範囲天面開口部9と前記正面側天面開口部12を、前記周面部3の移動周面部6を開き移動させた際に開口する正面側周面開口部11と連通状態に設けた構成としたことを特徴とする工作機械に係るものである。
また、前記刃物台追従移動天面部8は、帯板状に形成し、前記刃物台7の移動方向の両側に突設状態に設けて、この刃物台7とともに移動する構成とするとともに、前記刃物台7が前記ワークWの加工中に移動する状態においては、前記刃物台移動範囲天面開口部9の閉口状態を保持するように構成したことを特徴とする請求項1記載の工作機械に係るものである。
また、前記刃物台追従移動天面部8は、前記刃物台7に固定状態に設ける固定部13と、起伏回動自在に設けて開閉自在に設けた開閉部14とから成る構成とし、この開閉部14を起立回動させると前記刃物台移動範囲天面開口部9が開口状態となるように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の工作機械に係るものである。
また、前記移動周面部6と前記正面天面部10と前記刃物台追従移動天面部8とを夫々開き状態にすると、前記正面側周面開口部11と前記正面側天面開口部12と前記刃物台移動範囲天面開口部9とが連通状態に開口する構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の工作機械に係るものである。
また、前記移動周面部6と前記正面天面部10とを連設して、この正面天面部10を前記移動周面部6とともに開閉移動する構成として、前記移動周面部6を開き方向に移動すると、この正面天面部10も開き移動して、前記カバー体2の正面側において、前記正面側周面開口部11と前記正面側天面開口部12とが同時に連通状態に開口するように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の工作機械に係るものである。
また、前記天面部4は、前記刃物台追従移動天面部8と前記正面天面部10と、前記テーブル1の左右いずれか一側上方を覆う固定天面部15とから成り、前記正面天面部10をこの固定天面部15に対してスライド移動自在に設けるとともに、この正面天面部10を開き方向にスライド移動すると、前記正面天面部10が前記固定天面部15に重合状態となって前記正面側天面開口部12が開口状態となるように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の工作機械に係るものである。
また、前記固定周面部5の内側にワーク加工時のクーラントや切削屑の飛散を防止する内側カバー部16を設け、この内側カバー部16は、前記テーブル1の中心の同心円上に設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の工作機械に係るものである。
また、前記刃物台追従移動天面部8の下面、若しくは前記正面天面部10の上面に、この刃物台追従移動天面部8と正面天面部10との間に形成される隙間を埋める隙間埋め部材17を設けて、前記隙間からワーク加工時のクーラントや切削屑の飛散を防止するように構成したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の工作機械に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、円形のテーブルに対して接近性に優れ、テーブルに対する作業性に優れるとともに、工作機械全体を覆わずにクーラントや切削屑の外部飛散を防止するために必要な最低限の範囲を覆う小型の全閉型カバー体を備えることで、クーラントや切削屑の外部飛散を防止し、低コスト化を実現可能とする画期的な工作機械となる。
即ち、本発明は、移動周面部の開き移動によって形成される正面側周面開口部がテーブルに対して良好な接近性を有することとなり、これにより、この正面側周面開口部からのワークの設置・回収作業等のテーブル周りの作業が極めてし易くなり作業性が向上する。
また、本発明は、カバー体を全閉型としながらも、工作機械全体を覆わずにクーラントや切削屑の外部飛散を防止するために必要な最低限の範囲を覆う小型のカバー体としたから、クーラントや切削屑の飛散範囲が狭まり、刃物台やクロスレールへのクーラントの飛散が無くなり、よって、このクーラントの付着による故障も可及的に低減し、しかも、このカバー体の小型化により、低コスト化を実現でき経済性に優れ、また、工作機械自体も小型化し設置の自由度も向上する極めて実用性に優れた画期的な工作機械となる。
また、請求項2記載の発明においては、刃物台の移動による天面部の全閉状態保持を極めて簡易な構成で容易に実現可能な実用性に優れた工作機械となる。
また、請求項3記載の発明においては、刃物台追従移動天面部の開閉構造を簡易な構造とし、刃物台移動範囲天面開口部の開閉を極めて容易に実現可能とする実用性に優れた工作機械となる。
また、請求項4記載の発明においては、カバー体の正面側において広大な開口部を形成することができ、例えば大きなワークを吊り込み状態でテーブルに設置、回収することもできるようになり、一層作業性に優れた工作機械となる。
また、請求項5記載の発明においては、より一層操作性が向上し、一層実用性に優れた工作機械となる。
また、請求項6記載の発明においては、全閉型のカバー体を簡易な構成で容易に設計実現可能とするとともに、カバー体の小型化を容易に実現可能とする画期的な工作機械となる。
また、請求項7記載の発明においては、クーラントや切削屑等のカバー体内での飛散範囲が制限され、カバー体内のクリーニングや切削屑の回収を効率良く行うことができる実用性に優れた工作機械となる。
また、請求項8記載の発明においては、より一層クーラントや切削屑の外部への飛散防止性能に優れた工作機械となる。
本実施例のカバー体の全閉状態を示す説明斜視図である。 本実施例の周面部及び内側カバー部を示す説明平断面図である。 本実施例の天面部を示す説明平面図である。 本実施例の使用状態(ラムが原点位置)を示す説明平面図である。 本実施例の使用状態(ラムが加工範囲限界位置)を示す説明平面図である。 本実施例の使用状態(ラムがワーク計測位置)を示す説明平面図である。 本実施例の使用状態(正面側周面開口部と正面側天面開口部が開口した状態)を示す斜視図である。 本実施例の使用状態(刃物台移動範囲天面開口部と正面側周面開口部と正面側天面開口部が開口した状態)を示す斜視図である。 本実施例の隙間埋め部材を示す説明図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明のカバー体2は、工作機械全体を覆わず、円形のテーブル1及び刃物台7の下方に設けられたラム18の移動空間の小範囲を覆う全閉型カバーに構成したから、カバー体2自体の大きさが小型化し、低コスト化を実現可能とするとともにクーラントや切削屑の飛散範囲が狭まり、刃物台7やクロスレールへの飛散がなく、クーラントの飛散による故障を可及的に減少することができ、更に工作機械全体の大きさも小型化でき、設置場所の自由度も向上する。
更に、本発明は、移動周面部6が円形のテーブル1に対して良好な接近性を保ちながらスライド開閉移動するので、この移動周面部6を開き方向に移動した際にカバー体2の周面部3の正面側に形成される正面側周面開口部11は、円形のテーブル1に対して良好な接近性を有する開口部となり、開口部の中央部付近は勿論のこと、左右両側付近もテーブル1までの距離が近くなり、作業者はテーブル1に近づいて作業することができるようになるから、手がテーブル1に届き易くなりワークWの設置、回収作業がし易くなる。
また、本発明は、平面視円弧状の周面部3の曲率中心Ocを円形のテーブル1の中心Otに対して左右いずれか一側に位置をずらしたから、テーブル1と周面部3との間に空間が形成され、この空間に正面側天面開口部12を覆う正面天面部10を退避移動させる構成とすることが可能となり、これにより、正面天面部10が開き状態となった際にも刃物台7の移動に干渉しない構成とすることが可能となり、例えば、正面天面部10を開き状態にした状態での作業性(例えばワーク計測作業等)も可能となる。
また更に、本発明は、刃物台追従移動天面部8を刃物台7とともに移動する構成としたから、テーブル1上方を天面部4で覆っても、この天面部4に干渉することなく刃物台7が移動可能となり、全閉状態を保持したまま刃物台7が移動し加工作業することが可能となり、よって、加工作業中のクーラントや切削屑のカバー体2外への飛散を確実に防止することができる。
また、本発明は、この刃物台7とともに移動する刃物台追従移動天面部8を開いて刃物台移動範囲天面開口部9を開口し、刃物台追従移動天面部8と隣接する正面天面部10を開いて正面側天面開口部12を開口し、更に移動周面部6を開いて正面側周面開口部11を開口すると、刃物台移動範囲天面開口部9と正面側天面開口部12と正面側周面開口部11とが連通した広大な開口部が形成され、例えば大きなワークWを吊り込み状態でテーブル1に設置、回収することもできるようになる。
このように、本発明は、円形のテーブル1に対して接近性に優れた小型の全閉型カバー体2を備えることによって、ワークWの設置・回収作業等のテーブル1周りの作業性に優れるとともに、クーラントや切削屑の飛散防止性能にも優れ、しかも、低コストで提供可能な実用性に優れた画期的な工作機械となる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、ワークWを載置する円形のテーブル1を覆い、ワーク加工時のクーラントや切削屑の飛散を防止するカバー体2を備えた工作機械である。
具体的には、本実施例は、テーブル1及びこのテーブル1の上方を移動する刃物台7に設けられたラム18の移動空間の小範囲を覆う小型の全閉型カバー体2を備えた工作機械である。
即ち、本実施例のカバー体2は、従来のように刃物台やクロスレールを含む工作機械全体を覆う大型のカバー体ではなく、図1に示すように、刃物台7から下方側の作業空間を覆い、刃物台7やクロスレールはカバー体2の外部に位置するように構成した小型のカバー体2に構成している。
また、本実施例のカバー体2は、円形のテーブル1の側方を囲う周面部3と、前記テーブル1の上方を覆う天面部4とから成る構成とし、具体的には、周面部3は、図2に示すように、曲率中心Ocが前記テーブル1の中心Otに対して左側で且つ奥側に位置し、曲率半径Rcが前記テーブル1の半径Rtよりも大径な平面視円弧状の湾曲周面に形成した構成としている。
より具体的には、本実施例の周面部3は、円形のテーブル1の左側の側方を囲う固定周面部5と、テーブル1の正面側の側方を囲い、固定周面部5に対してスライド移動自在に設けた移動周面部6とから成る構成としている。
更に具体的に説明すると、本実施例の移動周面部6は、閉じ状態、即ちカバー体2の正面側に位置した状態において、円形のテーブル1に対して良好な近接状態となる位置に設けた構成とし、また、この移動周面部6を開き方向にスライド移動すると、この移動周面部6が固定周面部5に重合状態となってカバー体2の正面側が開口し、カバー体2の正面側にワークWを出し入れしたり作業者がテーブル1上に載置したワークWに対して固定作業等を行なったりするための作業口となる正面側周面開口部11を形成するように構成している。
即ち、本実施例の正面側周面開口部11の開口面は、円形のテーブル1に最も良好な近接状態となる位置に設けた平面視円弧状の湾曲周面に形成した移動周面部6に沿って形成されるため、この正面側周面開口部11も円形のテーブル1に対して良好な接近性を有し、正面側周面開口部11の左右端部側においてもテーブル1との離間距離が小さく、テーブル1に手が届き易く作業し易い正面側周面開口部11となるように構成している。
また、本実施例の周面部3は、移動周面部6が閉じ状態にある位置を最もテーブル1に近接状態となるようにこの周面部3の曲率中心Ocを円形のテーブル1の中心Otに対してずらしたので、固定周面部5は、移動周面部6よりもテーブル1から離間した位置に配設されることとなり、具体的には、図2に示すように、円形のテーブル1の左側側方に比較的広大な空間を開けて配置した構成としている。
本実施例では、この空間を退避空間部19とし、この退避空間部19は、後述する天面部4を構成する正面天面部10がラム18と干渉しない状態で退避し得る空間に設定している。
また、本実施例は、上述のようにテーブル1と固定周面部5との間、即ち、テーブル1の左側方に広い空間が形成されるため、このままでは、この空間に切削屑が飛散し溜まり易くなってしまい、切削屑の回収処理が困難になってしまう問題が生じてしまうので、これを解決するために、固定周面部5の内側に内側カバー部16を設けた構成としている。
具体的には、本実施例の内側カバー部16は、図2に示すように、テーブル1から所定間隔(本実施例では、テーブル1正面側における移動周面部6との離間間隔と略同等の間隔)をおいてテーブル1の中心Otの同心円上に円形のテーブル1の左側から奥側を囲うようにして設けている。
即ち、本実施例は、この内側カバー部16を周面部3の内側に設けることにより、飛散した切削屑がこの内側カバー部16にあたって下方に落ち、この内側カバー部16の下方側に設けた切削屑回収部20に回収される構成としている。
また、本実施例の天面部4は、テーブル1上を移動する刃物台7の下端位置高さに設け、テーブル1と、このテーブル1上を移動する刃物台7の下方に設けられているラム18の移動空間を覆うように構成している。
本実施例の天面部4は、三つの天面部から成る構成としており、具体的には、図3に示すように、円形のテーブル1の中心Ot上を通る刃物台7が移動するための刃物台移動範囲天面開口部9を覆う刃物台追従移動天面部8と、この刃物台移動範囲天面開口部9に隣接しテーブル1の正面側上方の正面側天面開口部12を覆う正面天面部10と、前記刃物台移動範囲天面開口部9及び前記正面側天面開口部12以外の天面開口部を覆う固定天面部15とから成る構成としている。
各天面部について具体的に説明すると、刃物台追従移動天面部8は、帯板状に形成し、刃物台7の移動方向の両側に突設状態に設けて、この刃物台7とともに移動する構成とするとともに、刃物台7がワークWの加工中に移動する移動範囲においては、刃物台移動範囲天面開口部9の閉口状態を保持するように構成している。
具体的には、ワークWの加工中は、ラム18は、図4に示す原点位置から、図5に示す加工範囲限界位置間を移動することとなるので、この図4に示すラム18が原点位置にある状態から、図5に示すラム18が加工範囲限界位置にある状態までの移動範囲においては、図示するように、この刃物台追従移動天面部8により刃物台移動範囲天面開口部9の閉口状態が保持されて、カバー体2が全閉状態を保持するように構成している。
本実施例の刃物台追従移動天面部8について更に具体的に説明すると、本実施例の刃物台追従移動天面部8は、刃物台7に固定状態に設ける固定部13と、起伏回動自在に設けて開閉自在に設けた開閉部14とから成る構成としている。
固定部13は、ラム18を貫通配設する貫通孔を有し、この貫通孔にラム18を貫通状態に配設して刃物台7の下端に設けて、この刃物台7の下方及び刃物台7の右側(原点側)に形成される刃物台移動範囲天面開口部9を覆うように構成している。
具体的には、本実施例の固定部13は、図5に示すように、刃物台7の左側からは僅かに突出し、刃物台7の右側からはラム18が加工範囲限界位置にある状態において、刃物台7の下方並びに刃物台7の右側に形成されている刃物台移動範囲天面開口部9を覆うように構成している。
即ち、ラム18が原点から加工範囲限界位置にある状態においては、刃物台7の下方並びに刃物台7の右側の刃物台移動範囲天面開口部9をこの固定部13により覆う構成としている。
また、開閉部14は、上述した固定部13の刃物台7左側から突出した部分に枢着連設して起伏回動自在に設けて、刃物台7の左側に形成されている刃物台移動範囲天面開口部9を覆う構成としている。
即ち、本実施例は、この開閉部14の起伏回動動作により、刃物台7の左側に形成されている刃物台移動範囲天面開口部9が開閉する構成としている。
本実施例の開閉部14の起伏回動動作は、刃物台7の上部側に設けたシリンダー21(本実施例ではエアシリンダーを採用)の伸縮動作により行われる構成としている。
具体的には、シリンダー21の先端を開閉部14の先端部に連結し、シリンダー21が縮退すると開閉部14の先端側が持ち上がり固定部13との境界の枢着部22を支点に起立回動して刃物台移動範囲天面開口部9が開口する構成とし、この開閉部14が起立状態となって刃物台移動範囲天面開口部9が開口した状態においてシリンダー21が伸長すると開閉部14が伏倒回動して刃物台移動範囲天面開口部9を閉口する構成としている。
また、本実施例の開閉部14は、起伏回動自在に設けるとともに、伸縮自在に設けた構成として、刃物台7(ラム18)が加工範囲限界位置やワーク計測位置に移動した際に、この刃物台追従移動天面部8の開閉部14が周面部3から突出しないように構成している。
即ち、本実施例の刃物台追従移動天面部8は、図4に示すようにラム18が原点位置にある状態においても刃物台移動範囲天面開口部9を閉口状態とするため、開閉部14は固定部13に比べて長尺な寸法となっている。そのため、刃物台7がラム18の加工範囲限界位置まで移動すると、この刃物台7の左側に設けられている開閉部14は、周面部3から外方に突出してしまい、この周面部3から突出した開閉部14(刃物台追従移動天面部8)に作業者がぶつかって怪我をする危険性がある。
本実施例は、この周面部3から刃物台追従移動天面部8が突出することを防止し、作業者が安全に作業できるよう、この刃物台追従移動天面部8の突出側となる開閉部14を伸縮自在に設けて、刃物台7の移動位置が、刃物台追従移動天面部8が周面部3から突出する位置になると、この開閉部14が縮退して、若しくは縮退したのち起立回動して周面部3から突出しないように構成している。
具体的には、本実施例の開閉部14は、固定部13と枢着連設する連設部14Aと、この連設部14Aに対してスライド移動自在に設けたスライド部14Bとから成る構成とし、このスライド部14Bは、連設部14Aをスライドガイドとして連設部14Aに重合スライド移動自在に設けた構成とし、このスライド部14Bのスライド移動により開閉部14が伸縮する構成としている。
より具体的に説明すると、本実施例の開閉部14は、スライド部14Bを直動ガイドにより連設部14Aに対してスライド移動自在に設けた構成とし、縮退時は、図5に示すように、刃物台7の移動をガイドする移動ガイド部の先端に設けたストッパ23に、開閉部14の先端、即ちスライド部14Bが当接した状態で刃物台7が移動することにより、スライド部14Bがストッパ23に押圧され相対的に連設部14A側にスライド移動して開閉部14が縮退する構成としている。
また、図5の状態よりも、更に左側に移動し、図6に示すようなラム18がワーク計測位置まで移動する場合は、本実施例は、開閉部14が縮退するとともにシリンダー21により起立回動して上方側に退避し突出を回避する構成としている。
尚、開閉部14の伸長動作については、本実施例では、シリンダー21の伸長によりスライド部14Bを先端側に押動して伸長させる構成としているが、例えば、連設部14Aとスライド部14Bとの間にスプリング等の付勢部材を介在させて、この付勢部材の伸び付勢によりスライド部14Bを伸長方向にスライド移動させる構成としても良い。
また、本実施例の正面天面部10は、図3に示すように、上述した刃物台追従移動天面部8と隣接し、周面部3に沿ってスライド移動自在に設けた構成としている。
また、本実施例の正面天面部10は、移動周面部6と連設した構成とし、移動周面部6とともにスライド開閉移動する構成としている。
即ち、本実施例は、移動周面部6を開き方向に移動すると、この正面天面部10も開き移動して、カバー体2の正面側において、図7に示すように、移動周面部6の開き移動により開口する正面側周面開口部11と、この正面天面部10の開き移動により開口する正面側天面開口部12とが同時に連通状態に開口する構成としている。
更に、本実施例は、この正面側周面開口部11と正面側天面開口部12とを連通状態に開口した状態において、上述した刃物台追従移動天面部8をラム18の原点位置まで移動させた状態で開閉部14を起立回動して刃物台移動範囲天面開口部9を開口状態とすると、図8に示すように、刃物台移動範囲天面開口部9と正面側天面開口部12と正面側周面開口部11とが連通状態となって広大な開口部が形成されるように構成している。
即ち、本実施例は、刃物台移動範囲天面開口部9と正面側天面開口部12と正面側周面開口部11とが連通状態に開口することで、カバー体2の正面側において広大な開口を形成し、これによりワークWを吊り込み状態でテーブル1上に載置したり、回収したりすることができるように構成している。
また、本実施例の正面天面部10は、開き方向にスライド移動した際、ラム18と干渉しない、テーブル1と周面部3の固定周面部5との間に形成された退避空間部19に退避するように構成している。
即ち、本実施例は、移動周面部6及び正面天面部10を開いた状態において、この移動周面部6及び正面天面部10がラム18の移動に干渉しない位置に退避する構成として、正面側周面開口部11及び正面側天面開口部12が開口状態でラム18をワーク計測位置に移動させて、カバー体2内が外部から目視できる状態でもワーク計測作業を行うことができる構成としている。
また、固定天面部15は、図3に示すよう、テーブル1と周面部3の固定周面部5との間の上方を覆うとともに、刃物台追従移動天面部8により覆われる刃物台移動範囲天面開口部9の奥側(テーブル1の奥側上方)を覆うように構成している。
本実施例は、この固定天面部15が天面部4のベースとなり、正面天面部10は、この固定天面部15の上面側を重なるようにして移動し、また、刃物台追従移動天面部8は、正面天面部10と固定天面部15との間に形成された刃物台移動範囲天面開口部9を覆うように、この正面天面部10と固定天面部15との上面側を移動する構成としている。
本実施例は、この刃物台追従移動天面部8が正面天面部10、固定天面部15上を移動する際、天面部同士が擦れ合わず円滑に移動するように、正面天面部10及び固定天面部15に対して隙間を設けて刃物台追従移動天面部8を設けた構成としている。
しかしながら、この正面天面部10、固定天面部15と刃物台追従移動天面部8との間に隙間が形成されると、この隙間からカバー体2の外部にクーラントが飛散する可能性が出てくるので、本実施例は、図9に示すように、この正面天面部10、固定天面部15と刃物台追従移動天面部8との間に隙間埋め部材17を設けて、クーラントの外部への飛散を防止した構成としている。
具体的には、隙間埋め部材17は、正面天面部10及び固定天面部15の上面に、刃物台移動範囲天面開口部9に沿って設けた構成としている。尚、この隙間埋め部材17は、刃物台追従移動天面部8の裏面に設けた構成としても良い。
このように、本実施例は、工作機械全体をカバー体2で覆わず、テーブル1及び刃物台7の下方に設けられたラム18の移動空間だけをカバー体2で覆う構成としたから、カバー体2の小型化が可能となり、低コスト化を実現可能とするとともにクーラントや切削屑の飛散範囲が狭まり、刃物台7やクロスレールへの飛散がなく、クーラントの飛散による故障を可及的に減少することができ、更に工作機械自体も小型化でき、設置場所の自由度も向上する。
しかも、本実施例は、移動周面部6を円形のテーブル1に対して良好な接近性を保ちながらスライド開閉移動する構成としたから、この移動周面部6を開き方向に移動した際にカバー体2の周面部3の正面側に形成される正面側周面開口部11が、円形のテーブル1に対して良好な接近性を有する開口部となり、作業者の手がテーブル1に届き易くワークWの設置、回収作業がし易くなる。
また、本実施例は、平面視円弧状の周面部3の曲率中心Ocをテーブル1の中心Otに対して左右いずれか一側に位置をずらしたから、テーブル1と周面部3との間に空間が形成され、この空間に正面側天面開口部12に開閉自在に設けた正面天面部10を退避移動する構成とすることが可能となり、これにより、正面天面部10を開き状態としてもこの正面天面部10と干渉することなく刃物台7を移動させることが可能となり、正面天面部10を開き状態にしたままでの刃物台7の移動範囲が広くなり、作業性が向上する。
更に、本実施例は、刃物台追従移動天面部8を刃物台7とともに移動する構成としたから、テーブル1上方を天面部4で覆っても、この天面部4に干渉することなく刃物台7が移動可能となり、全閉状態を保持したまま刃物台7が移動し加工作業することが可能となり、よって、加工作業中のクーラントや切削屑のカバー体2外への飛散を確実に防止することができる。
また更に、本実施例は、刃物台移動範囲天面開口部9と正面側天面開口部12と正面側周面開口部11とを連通状態で開口可能な構成としたから、カバー体2の正面側に広大な開口部を形成することが可能となり、これにより、例えば大きなワークWを吊り込み状態でテーブル1に設置、回収することもできるようになり作業性が向上する。
このように、本実施例は、円形のテーブル1に対して接近性に優れた小型の全閉型カバー体2を備えることによって、ワークWの設置・回収作業等のテーブル1周りの作業性に優れるとともに、クーラントや切削屑の飛散防止性能にも優れ、しかも、低コストで提供可能な実用性に優れた画期的な工作機械となる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 テーブル
2 カバー体
3 周面部
4 天面部
5 固定周面部
6 移動周面部
7 刃物台
8 刃物台追従移動天面部
9 刃物台移動範囲天面開口部
10 正面天面部
11 正面側周面開口部
12 正面側天面開口部
13 固定部
14 開閉部
15 固定天面部
16 内側カバー部
17 隙間埋め部材
W ワーク
Oc 曲率中心
Ot テーブルの中心
Rc 曲率半径
Rt テーブルの半径

Claims (8)

  1. ワークを載置する円形のテーブルを覆い、ワーク加工時のクーラントや切削屑の飛散を防止するカバー体を備えた工作機械において、前記カバー体は、前記テーブルの側方を囲う周面部と上方を覆う天面部とから成る全閉型のカバー体に構成し、前記周面部は、曲率中心が前記テーブルの中心に対して左右いずれか一側で且つ奥側に位置し、曲率半径が前記テーブルの半径よりも大径な平面視円弧状の湾曲周面に形成した構成とするとともに、前記テーブルの左右いずれか一側の側方を囲う固定周面部と、前記テーブルの正面側の側方を囲い前記固定周面部に対してスライド移動自在に設けた移動周面部とから成る構成として、前記移動周面部を開き方向にスライド移動すると、この移動周面部が前記固定周面部に重合状態となって前記カバー体の正面側が開口状態となるように構成し、前記天面部は、この天面部から上方に突出する刃物台とともに移動する刃物台追従移動天面部と、この刃物台追従移動天面部の正面側に隣接状態に設けた正面天面部とを備え、前記刃物台追従移動天面部を着脱自在若しくは起伏回動自在若しくはスライド移動自在若しくは伸縮自在に設けて、この刃物台追従移動天面部が覆う前記刃物台が移動するための刃物台移動範囲天面開口部を開閉自在に構成し、前記正面天面部を前記周面部に沿って退避移動自在に設けて、この正面天面部で覆う正面側天面開口部を開閉自在に構成し、前記刃物台移動範囲天面開口部と前記正面側天面開口部を、前記周面部の移動周面部を開き移動させた際に開口する正面側周面開口部と連通状態に設けた構成としたことを特徴とする工作機械。
  2. 前記刃物台追従移動天面部は、帯板状に形成し、前記刃物台の移動方向の両側に突設状態に設けて、この刃物台とともに移動する構成とするとともに、前記刃物台が前記ワークの加工中に移動する状態においては、前記刃物台移動範囲天面開口部の閉口状態を保持するように構成したことを特徴とする請求項1記載の工作機械。
  3. 前記刃物台追従移動天面部は、前記刃物台に固定状態に設ける固定部と、起伏回動自在に設けて開閉自在に設けた開閉部とから成る構成とし、この開閉部を起立回動させると前記刃物台移動範囲天面開口部が開口状態となるように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の工作機械。
  4. 前記移動周面部と前記正面天面部と前記刃物台追従移動天面部とを夫々開き状態にすると、前記正面側周面開口部と前記正面側天面開口部と前記刃物台移動範囲天面開口部とが連通状態に開口する構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の工作機械。
  5. 前記移動周面部と前記正面天面部とを連設して、この正面天面部を前記移動周面部とともに開閉移動する構成として、前記移動周面部を開き方向に移動すると、この正面天面部も開き移動して、前記カバー体の正面側において、前記正面側周面開口部と前記正面側天面開口部とが同時に連通状態に開口するように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の工作機械。
  6. 前記天面部は、前記刃物台追従移動天面部と前記正面天面部と、前記テーブルの左右いずれか一側上方を覆う固定天面部とから成り、前記正面天面部をこの固定天面部に対してスライド移動自在に設けるとともに、この正面天面部を開き方向にスライド移動すると、前記正面天面部が前記固定天面部に重合状態となって前記正面側天面開口部が開口状態となるように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の工作機械。
  7. 前記固定周面部の内側にワーク加工時のクーラントや切削屑の飛散を防止する内側カバー部を設け、この内側カバー部は、前記テーブルの中心の同心円上に設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の工作機械。
  8. 前記刃物台追従移動天面部の下面、若しくは前記正面天面部の上面に、この刃物台追従移動天面部と正面天面部との間に形成される隙間を埋める隙間埋め部材を設けて、前記隙間からワーク加工時のクーラントや切削屑の飛散を防止するように構成したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の工作機械。
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