JP2015144342A - 半導体装置、電子カメラ、及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置、電子カメラ、及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電気的な接続の信頼性を高める。
【解決手段】半導体装置16は、第1の電極31bを有する半導体チップ31と、第2の電極32bを有する基板32と、第1の電極31bと第2の電極32bとの間に設けられその間を電気的に接続する液状又はゲル状の導電物36とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置及びこれを用いた電子カメラ、並びに、半導体装置の製造方法に関するものである。
半導体装置の1つである固体撮像装置の一例として、下記特許文献1の図4には、光通過孔の形成された配線基板と、この配線基板の一方の面に前記光通過孔を閉塞するように設置されたカバーガラスと、前記配線基板の他方の面に前記光通過孔を閉塞するように設置された固体撮像素子(ベアチップ撮像素子)とから構成された撮像部が、開示されている。
この固体撮像装置では、前記固体撮像素子と対面する側の前記配線基板の面における前記光通過孔の周囲の領域と、前記固体撮像素子における撮像領域側の面とが、固体金属からなるバンプ及び接着剤により接合されている。
特開2000−147346号公報
しかしながら、前記従来の固体撮像装置では、ベアチップ撮像素子の線膨張係数と配線基板の線膨張係数との差に起因するバイメタル効果により生ずる応力によって、電気的な接続の不良による信頼性の低下を招いてしまう。このような事情は、固体撮像装置以外の半導体装置についても同様である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、電気的な接続の信頼性を高めることができる半導体装置、これを用いた電子カメラ、及び、前記半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段として、以下の各態様を提示する。第1の態様による半導体装置は、第1の電極を有する半導体チップと、第2の電極を有する基板と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に設けられその間を電気的に接続する液状又はゲル状の導電物と、を備えたものである。
第2の態様による半導体装置は、前記第1の態様において、前記導電物はインジウム・ガリウム・錫合金又は水銀であるものである。
第3の態様による半導体装置は、前記第1又は第2の態様において、前記導電物を前記第1の電極と前記第2の電極との間に保持する保持部材を備えたものである。
第4の態様による半導体装置は、前記第3の態様において、前記保持部材は、前記半導体チップと前記基板との間に設けられ、前記第1の電極及び前記第2の電極に臨み前記導電物を収容する貫通孔を有するものである。
第5の態様による半導体装置は、前記第1乃至第4のいずれかの態様において、前記半導体チップは撮像領域を有するものである。
第6の態様による半導体装置は、前記第3又は第4の態様において、前記半導体チップは撮像領域を有し、前記保持部材は、前記撮像領域を囲むように枠状に構成されたものである。
第7の態様による半導体装置は、前記第5又は第6の態様において、前記基板は、少なくとも前記撮像領域と対応する領域に開口部を有する配線基板であり、前記基板の前記半導体チップとは反対側の面に前記開口部を塞ぐように接着された透光性部材を備えたものである。
第8の態様による半導体装置の製造方法は、前記第4の態様による半導体装置を製造する方法であって、前記保持部材を前記基板に接着する第1の段階と、前記第1の段階の後に、前記保持部材の前記基板とは反対側の面を上側にして、前記保持部材の貫通孔内に前記導電物を充填する第2の段階と、前記第2の段階の後に、前記保持部材に前記半導体チップを接着する第3の段階と、を備えたものである。
第9の態様による電子カメラは、前記第5乃至第7のいずれかの態様による半導体装置を備えたものである。
第10の態様による電子カメラは、前記第9の態様において、マウントベースを備え、前記基板は、支持部材を介することなく前記マウントベースに取り付けられたものである。
本発明によれば、電気的な接続の信頼性を高めることができる半導体装置、これを用いた電子カメラ、及び、前記半導体装置の製造方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態による電子カメラを模式的に示す概略断面図である。 図1中の固体撮像装置を模式的に示す概略平面図である。 図2中のY1−Y2矢視概略拡大断面図である。 図2及び図3中の半導体チップを模式的に示す概略平面図である。 図4中のY3−Y4矢視概略拡大断面図である。 図2及び図3中の配線基板を模式的に示す概略平面図である。 図6中のY5−Y6矢視概略拡大断面図である。 図2及び図3中の保持部材を模式的に示す概略平面図である。 図8中のY7−Y8矢視概略拡大断面図である。 図2及び図3に示す固体撮像装置の製造方法の各工程を示す概略断面図である。
以下、本発明による半導体装置及びその製造方法、並びに、電子カメラについて、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による電子カメラ1を模式的に示す概略断面図である。図1に示すように、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を定義する。X軸方向のうち矢印の向きを+X方向又は+X側、その反対の向きを−X方向又は−X側と呼び、Y軸方向及びZ軸方向についても同様である。Z軸は電子カメラ1の撮影レンズ3の光軸Oの方向と一致し、X軸は電子カメラ1の左右方向(水平方向)と一致し、Y軸は電子カメラ1の上下方向(垂直方向)と一致している。−Z側は被写体側で前側と呼び、+Z側を後側と呼ぶ。これらの点は、後述する図についても同様である。
本実施の形態による電子カメラ1は、一眼レフのデジタルカメラとして構成されているが、本発明による電子カメラは、これに限らず、ミラーレスカメラなどの他の撮影レンズ交換式の電子カメラや、レンズ交換できない電子カメラや、電子スチルカメラや、ビデオカメラや、携帯電話機に搭載されたカメラ等の種々の電子カメラなどに適用することができる。
本実施の形態による電子カメラ1は、カメラボディ2と、カメラボディ2に交換可能に保持される撮影レンズ3とを備えている。図1では、撮影レンズ3を想像線で示している。
カメラボディ2は、撮影レンズ3を交換可能に保持するレンズマウント(ボディ側マウント)11と、レンズマウント11が取り付けられたマウントベース12と、これら及び後述する部品を収容している外筐体13とを有している。マウントベース12は、構成部品の取り付けの基礎となる部材である。マウントベース12は光軸Oに沿った中央開口部12aを有し、その前側にレンズマウント11が取り付けられている。また、カメラボディ2は、マウントベース12の中央開口部12aに光軸Oに沿って配置される部材として、クイックリターンミラー14と、フォーカルプレーンシャッタ15と、半導体装置としての固体撮像装置16とを有している。さらに、カメラボディ2は、マウントベース12の上側に固定支持されファインダ装置を構成する部材として、フォーカシングスクリーン17と、ペンタプリズム18と、接眼レンズ19とを有している。外筐体13における接眼レンズ19との対向位置には、ファインダ観察窓20が設けられている。
撮影レンズ3を通過した被写体光はクイックリターンミラー14で上方に反射されてフォーカシングスクリーン17上に結像する。フォーカシングスクリーン17に結像した被写体像はペンタプリズム18から接眼レンズ19を通してファインダ観察窓20から観察される。クイックリターンミラー14は図示しないレリーズ釦が全押しされると上方に跳ね上がり、撮影レンズ3からの被写体像が固体撮像装置16に入射する。
また、カメラボディ2の外筐体13の背面には液晶表示装置21が設けられている。固体撮像装置16と液晶表示装置21と間には、所定の回路(例えば、カメラ全体を制御する制御回路など)が搭載された回路基板22が、図示しない部材により支持されて配置されている。
図2は、図1中の固体撮像装置16を模式的に示す概略平面図である。図3は図2中のY1−Y2矢視概略断面図である。図4は、図2及び図3中の半導体チップ31を模式的に示す概略平面図である。図5は、図4中のY3−Y4矢視概略拡大断面図であり、図3に対応している。図6は、図2及び図3中の配線基板32を模式的に示す概略平面図である。図7は、図6中のY5−Y6矢視概略拡大断面図であり、図3に対応している。図8は、図2及び図3中の保持部材35を模式的に示す概略平面図である。図9は、図8中のY7−Y8矢視概略拡大断面図であり、図3に対応している。
本実施の形態では、固体撮像装置16は、前面(−Z側の面)に撮像領域(受光領域)31aを有する半導体チップ31と、配線基板32と、透光性部材としての透光性板33と、2枚のフレキシブル配線基板34と、保持部材35と、液状又はゲル状の導電物36とを備えている。理解を容易にするため、図2では、撮像領域31aにハッチングを付している。図示していないが、必要に応じて、透光性板33の前側(−Z側)に光学ローパスフィルタが配置される。フレキシブル配線基板34は、配線基板32に接続されている。図面には示していないが、フレキシブル配線基板34は図1中の回路基板22に例えばコネクタにより接続されており、配線基板32は、フレキシブル配線基板34によって、回路基板22と接続されている。
本実施の形態では、半導体チップ31は、チップとして構成されたCMOS、CCD等のイメージセンサであり、撮像領域31aには複数の画素(図示せず)が2次元状に配置されている。半導体チップ31は、透光性板33を介して撮像領域31aに入射した入射光を光電変換して、画像信号を出力する。半導体チップ31には、例えば、前記画素を駆動して画像信号を読み出す読み出し回路(図示せず)や、出力信号を処理する処理回路(例えば、AD変換回路等)を搭載してもよい。
半導体チップ31の外周付近の前面(−Z側の面)には、第1の電極としての電極パッド31bが形成されている。電極パッド31bに接続されている配線等の図示は省略している。
本実施の形態では、半導体チップ31の基板材料はシリコンとされ、半導体チップ31はいわゆるシリコンチップとなっている。もっとも、本発明では、半導体チップ31の基板材料は必ずしもシリコンに限定されるものではない。
本実施の形態では、配線基板32は、リジッド配線基板であり、半導体チップ31の撮像領域31aと対向する領域を含む領域に形成された開口部32aを有している。配線基板32は、片面基板、両面基板及び多層基板のいずれでもよい。配線基板32には、中継配線等の配線のみを搭載してもよいし、回路部品を含む任意の回路を搭載してもよい。
配線基板32の後面(+Z側の面)における開口部32aの周囲において、半導体チップ31の電極パッド31bと対応する位置に、第2の電極としての電極32bが形成されている。電極32bに接続されている配線等の図示は省略している。
半導体チップ31の電極パッド31bと配線基板32の電極32bとの間に液状又はゲル状の導電物36が設けられ、電極パッド31bと電極32bとの間が導電物36によって電気的に接続されている。本実施の形態では、導電物36は、半導体チップ31と配線基板32との間に設けられた保持部材35によって、電極パッド31bと電極32bとの間に保持されている。
本実施の形態では、保持部材35は、半導体チップ31の撮像領域31aを取り囲むように枠状に絶縁材料で構成され、撮像領域31aと対向する領域を含む領域に開口部35aを有している。保持部材35には、半導体チップ31の電極パッド31b及び配線基板32の電極32bに対応する位置において、Z軸方向に貫通した貫通孔35bが形成されている。貫通孔35bは、+Z側において電極パッド31bに臨むとともに−Z側において電極32bに臨んでいる。貫通孔35b内に導電物36が収容されている。これにより、導電物36が電極パッド31bと電極32b間に保持され、電極パッド31bと電極32bとの間が電気的に接続されている。
保持部材35の+Z側の面と半導体チップ31の−Z側の面とが接着剤(図示せず)により接着され、保持部材35の−Z側の面と配線基板32の+Z側の面とが接着剤(図示せず)により接着されている。これにより、導電物36が貫通孔35b内から漏れ出さないとともに、撮像領域31aと透光性板33との間の空間の気密性が保たれるようになっている。なお、保持部材35の構造は必ずしも前述した構造に限らない。
液状又はゲル状の導電物36は、使用環境温度(例えば、−10℃〜+40℃)において液状又はゲル状をなす導電体である。液状の導電物としては、例えば、インジウム・ガリウム・錫合金や、水銀などを挙げることができる。ゲル状の導電物としては、例えば、特許第4625435号公報に開示されている導電性ゲル状樹脂組成物や、特許第4564466号公報に開示されている導電性ゲル体や、特許第4464254号公報に開示されている導電性ゲル組成物などを挙げることができる。
透光性板33は、配線基板32の−Z側の面に、開口部32aを塞ぐように接着剤37で接着されている。接着剤37は、配線基板32における開口部32aの全周に渡って設けられ、撮像領域31aと透光性板33との間の空間の気密性が保たれるように、透光性板33と配線基板32との間が封止されている。透光性板33の材料としては、例えば、α線対策のガラス(α線の放出量を十分に低減したガラス)や、光学ローパスフィルタである水晶、透明樹脂などを使用することができる。
配線基板32は、取り付け穴32dを有する3つの耳部32cを有している。1つの耳部32cは−X側において+Y側に突出するように配置され、もう1つの耳部32cは+X側において+Y側に突出するように配置され、残りの1つの耳部32cは+X側寄りにおいて−Y側に突出するように配置されている。マウントベース12は、その後面側において各耳部32cに対応する位置に、後方へ(+Z側へ)突出した取り付け部12bを有している。配線基板32は、取り付け穴32dを挿通したネジ41等を含む取り付け構造(図示せず)によって、金属板等の板状の支持部材を介することなく、マウントベース12の取り付け部12bに取り付けられている。なお、固体撮像装置16のマウントベース12に対する取り付け位置の基準点は、例えば、配線基板32の端面の3点とすることができる。
配線基板32の材質(主たる構成材料)は、必ずしも限定されるものではない。しかしながら、本実施の形態では、配線基板32の材質の選定に際しては、電子部品を搭載して回路基板を形成する必要があるという制約や、マウントベース12への取り付け基板を兼ねていることから半導体チップ31の位置精度を保つために十分な強度を確保する必要があることという制約や、コスト等を考慮することが好ましい。これらの制約下では、基板材料のコストも考慮すると、配線基板32の材質として、半導体チップの基板材料であるシリコンの熱膨張係数(線膨張係数)と近い熱膨張係数を有する材料を採用することは、困難である。前述した制約下では、配線基板32の材質としては、例えば、ガラスエポキシ、セラミック、ガラス等が挙げられる。ガラスエポキシの熱膨張係数は例えば30ppm〜70ppm、セラミックの熱膨張係数は例えば7ppm〜8ppm、ガラスは例えば7ppm〜9ppmである。これに対して、シリコンの熱膨張係数は3.3ppmである。
図10は、図2及び図3に示す固体撮像装置16の製造方法の各工程を示す概略断面図であり、図3に対応している。固体撮像装置16の製造方法の一例では、まず配線基板32を用意し(図10(a))、配線基板32上に保持部材35を接着剤(図示せず)により接着する(図10(b))。次いで、保持部材35の配線基板32とは反対側の面を上側にして、保持部材35の貫通孔35b内に液状又はゲル状の導電物36を充填する(図10(c))。図10(c)において、101は導電物36の充填ノズルを示している。次に、保持部材35の上に半導体チップ31を接着剤(図示せず)により接着する(図10(d))。その後、図10(d)に示す組立体を上下反転して、配線基板32の開口部32aの周辺に接着剤37を塗布し(図10(e))、この接着剤37によって透光性板33を配線基板32上に接着する(図10(f))。これにより、固体撮像装置16を得ることができる。なお、図10(e)において、102は接着剤37の塗布ノズルを示している。
ここで、本実施の形態における固体撮像装置16と比較される比較例による固体撮像装置について説明する。図面には示していないが、この比較例による固体撮像装置が本実施の形態における固体撮像装置16と異なる所は、保持部材35が取り除かれ、液状又はゲル状の導電物36に代えて固体金属からなるバンプが設けられ、この固体金属バンプによって半導体チップ31の電極パッド31bと配線基板32の電極32bとの間がバンプ接合され、撮像領域31aと透光性板33との間の空間の気密性を保つために、この固体金属バンプ付近を含む撮像領域31aの周囲において半導体チップ31と配線基板32との間が接着剤で接着される点である。
この比較例では、半導体チップ31の電極パッド31bと配線基板32の電極32bとの間が固体金属バンプで接合されているため、配線基板32の材質の熱膨張係数と半導体チップ31の基板材料の熱膨張係数との差に起因するバイメタル効果により環境温度変化に応じて繰り返し変化する応力が、電極パッド31bと固体金属バンプとの界面及び電極32bと固体金属バンプとの界面に掛かる。したがって、この比較例では、電極パッド31bと固体金属バンプとの間及び電極32bと固体金属バンプとの間が剥離し易く、ひいては、電極パッド31bと電極32bとの間の電気的な接続の不良が生じ易く、電気的な接続の信頼性が低い。
これに対し、本実施の形態では、半導体チップ31の電極パッド31bと配線基板32の電極32bとの間が液状又はゲル状の導電物36で電気的に接続されているので、電極パッド31bと導電物36との間や電極32bと導電物36との間に前述したような応力が掛かることなく、電極パッド31bと電極32bとの間の電気的な接続の不良を防止することができ、電気的な接続の信頼性が高まる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施の形態では、配線基板32としてリジッド配線基板が用いられているが、本発明では、配線基板32としてフレキシブル配線基板を用いてもよい。
また、前記実施の形態は、本発明を固体撮像装置に適用した例であるが、本発明は固体撮像装置以外の種々の半導体装置にも適用することができる。本発明は、特に、温度変化の大きい環境で使用される半導体装置に好適である。
1 電子カメラ
16 固体撮像装置
31 半導体チップ
31a 撮像領域
32 配線基板
32a 開口部
33 透光性板
35 保持部材
36 液状又はゲル状の導電物

Claims (10)

  1. 第1の電極を有する半導体チップと、
    第2の電極を有する基板と、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に設けられその間を電気的に接続する液状又はゲル状の導電物と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記導電物はインジウム・ガリウム・錫合金又は水銀であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記導電物を前記第1の電極と前記第2の電極との間に保持する保持部材を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 前記保持部材は、前記半導体チップと前記基板との間に設けられ、前記第1の電極及び前記第2の電極に臨み前記導電物を収容する貫通孔を有することを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記半導体チップは撮像領域を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 前記半導体チップは撮像領域を有し、
    前記保持部材は、前記撮像領域を囲むように枠状に構成されたことを特徴とする請求項3又は4記載の半導体装置。
  7. 前記基板は、少なくとも前記撮像領域と対応する領域に開口部を有する配線基板であり、
    前記基板の前記半導体チップとは反対側の面に前記開口部を塞ぐように接着された透光性部材を備えた、
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の半導体装置。
  8. 請求項4記載の半導体装置を製造する方法であって、
    前記保持部材を前記基板に接着する第1の段階と、
    前記第1の段階の後に、前記保持部材の前記基板とは反対側の面を上側にして、前記保持部材の貫通孔内に前記導電物を充填する第2の段階と、
    前記第2の段階の後に、前記保持部材に前記半導体チップを接着する第3の段階と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項5乃至7のいずれかに記載の半導体装置を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  10. マウントベースを備え、
    前記基板は、支持部材を介することなく前記マウントベースに取り付けられたことを特徴とする請求項9記載の電子カメラ。
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