JP2015144058A - 発光装置 - Google Patents

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雄司 齋藤
Yuji Saito
雄司 齋藤
真滋 中嶋
Shinji Nakajima
真滋 中嶋
幸二 藤田
Koji Fujita
幸二 藤田
田中 信介
Shinsuke Tanaka
信介 田中
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Abstract

【課題】発光素子の基材に曲げ応力をかけた状態で、この基材をベース部材に保持させる場合において、発光装置が故障する可能性を低くする。【解決手段】発光素子は基材100の一面に形成されている。第2引出配線160は発光素子に接続している。ベース部材は、基材100に曲げ応力をかけた状態で基材100を保持する。ベース部材は保持部を有している。保持部は、基材100の一部を厚さ方向に挟んでいる。そして第2引出配線160は、保持部と重なる部分には形成されていない。【選択図】図3

Description

本発明は、発光装置に関する。
近年は、有機層を発光層として使用した発光装置の開発が進んでいる。このような発光装置は、例えば特許文献1に記載されているように、曲げることができる基材を使用した場合、曲げることができる。特許文献1において、有機ELパネルの基材の両端は駆動回路に固定されている。この際、この基材は湾曲した状態で駆動回路に固定されている。
また特許文献2には、有機EL素子の基材を保持部材に保持させることが記載されている。特許文献2に記載されている保持部材は凹部を有している。そして有機ELの基材の縁は、この凹部に差し込まれている。
特開2002−258774号公報 特開2010−49978号公報
有機層を有する発光素子の実装方法の一つに、発光素子の基材に曲げ応力をかけた状態で、この基材をベース部材に保持させることが考えられる。この場合、ベース部材には、基材を厚さ方向に挟む保持部を設ける必要がある。しかし、基材のうち保持部と重なる部分には応力が集中する。発光素子や配線のレイアウトによっては、この応力集中に起因して発光装置に不具合が生じる可能性がでてくる。
本発明が解決しようとする課題としては、発光素子の基材に曲げ応力をかけた状態で、この基材をベース部材に保持させる場合において、発光装置が故障する可能性を低くすることが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、基材と、
前記基材に形成され、有機層を有する発光素子と、
前記発光素子に接続する配線と、
前記基材に曲げ応力をかけた状態で前記基材を保持するベース部材と、
を備え、
前記ベース部材は、前記基材の一部を厚さ方向に挟む保持部を備え、
前記配線は、前記保持部と重なる部分には形成されていない発光装置である。
実施形態に係る発光装置の構成を示す斜視図である。 発光装置の側面図である。 発光装置が有する基材の平面図である。 図3の点線αで囲んだ領域の拡大図である。 図4から絶縁層、有機層、第2電極、隔壁、及び被覆膜を取り除いた図である。 図3の点線βで囲んだ領域の拡大図である。 図4のA−A断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施形態に係る発光装置10の構成を示す斜視図である。図2は、発光装置10の側面図である。図3は、発光装置10が有する基材100の平面図である。なお、説明のため、図3では、第2電極150、隔壁180、及び被覆膜190を省略している。図4は、図3の点線αで囲んだ領域の拡大図である。図5は、図4から絶縁層120、有機層140、第2電極150、隔壁180、及び被覆膜190を取り除いた図である。図6は、図3の点線βで囲んだ領域の拡大図である。図7は、図4のA−A断面図である。
発光装置10は、基材100、発光素子102、第2引出配線160(配線)、及びベース部材200を備えている。発光素子102は基材100の一面に形成されている。第2引出配線160は発光素子102に接続している。ベース部材200は、基材100に曲げ応力をかけた状態で基材100を保持する。ベース部材200は保持部220を有している。保持部220は、基材100の一部を厚さ方向に挟んでいる。そして第2引出配線160は、保持部220と重なる部分には形成されていない。発光装置10は、例えばディスプレイであるが、照明装置であっても良い。以下、詳細に説明する。
まず、図1及び図2を用いて発光装置10の構成を説明する。基材100は細長い形状(例えば長方形)であり、一部(本図に示す例では一端側)を除いてベース部材200と重なっている。基材100のうちベース部材200と重なっていない領域には、端子部170が形成されている。端子部170は、第1引出配線130及び第2引出配線160を介して、発光素子102に接続している。また、端子部170はフレキシブルプリント基板(FPC,Flexible Printed Circuits)やリードフレームなどの導電部材300に接続している。導電部材300は、発光装置10を制御回路に接続する。
基材100は、ガラス基板や樹脂基板などの透明基板である。基材100は可撓性を有しており、その厚さは、例えば10μm以上1000μm以下である。
ベース部材200は、湾曲部材210及び保持部220を備えている。湾曲部材210は板状の部材であり、細長い形状を有している。湾曲部材210は、長手方向に沿って湾曲している。そして、湾曲部材210のうち基材100に対向する面は湾曲面になっている。また、湾曲部材210の幅は、基材100の幅よりわずかに広い。そして、湾曲部材210には、複数の保持部220が設けられている。保持部220は、断面がLを上下に逆にした形状を有しており、湾曲部材210の2つの長辺のそれぞれに複数設けられている。湾曲部材210は、例えばステンレス(SUS)やアルミニウムなどの金属、又は樹脂で形成されており、保持部220は、例えばSUSやアルミニウムなどの金属、又は、樹脂で形成されている。保持部は220は、板状のSUSなどをプレス加工、又はワイヤー加工し、折り曲げることにより形成され、その後、湾曲部材210に取付けられる。
そして、保持部220と湾曲部材210の間に基材100の縁を挟みながら、基材100を湾曲部材210の湾曲面に沿って移動させることにより、基材100は湾曲した状態でベース部材200に保持される。ここで、基材100は弾性を有しているため、基材100は直線状に戻ろうとする。このため、基材100のうち保持部220に接している部分には、圧力が加わる。保持部220は、発光素子102とは重なっていない。
なお、保持部220は、湾曲部材210と一体に設けられていても良いし、湾曲部材210とは別の部材として設けられていても良い。
次に、図4、図5、図6、及び図7を用いて、発光素子102の構成について説明する。発光素子102は、第1電極110と第2電極150の間に有機層140を挟んだ構成を有している。第1電極110及び第2電極150のうち少なくとも一方は透光性の電極になっている。また、残りの電極は、例えばAl、Mg、Au、Ag、Pt、Sn、Zn、及びInからなる第1群の中から選択される金属、又はこの第1群から選択される金属の合金からなる金属層によって形成されている。透光性の電極の材料は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium Zinc Oxide)等の無機材料、またはポリチオフェン誘導体などの導電性高分子、又は銀もしくは炭素からなるナノワイヤを利用した網目状電極である。例えば、ボトムエミッション型の発光素子102であって、基材100の上に第1電極110、有機層140、及び第2電極150をこの順に積層した構成を有している場合、第1電極110は透光性の電極になっており、第2電極150は、Alなど光を反射する電極になっている。また、トップエミッション型の発光素子102であって、基材100の上に第1電極110、有機層140、及び第2電極150をこの順に積層した構成を有している場合、第1電極110はAlなど光を反射する電極になっており、第2電極150は透光性の電極になっている。また、両方の電極(第1電極110、第2電極150)を透光性の電極として、透光型の発光装置としても良い(デュアルエミッション型)。
有機層140は、例えば、正孔輸送層、発光層、及び電子輸送層をこの順に積層させた構成を有している。正孔輸送層と発光層との間には正孔注入層が形成されていてもよい。また、発光層と電子輸送層との間には電子注入層が形成されていてもよい。有機層140の少なくとも一つの層は、塗布法によって形成されている。なお、有機層140の残りの層は、蒸着法によって形成されている。なお、有機層140は全ての材料に蒸着材料を用いて蒸着法で形成してもよく、また、有機層140は全ての材料に塗布材料を用いて、インクジェット法、印刷法、スプレー法で形成してもよい。
詳細には、第1電極110は、基材100の第1面側に形成され、第1方向(図4,5におけるX方向)にライン状に延在している。第1電極110は透光性の材料によって形成されている。そして第1電極110の端部は、第1引出配線130に接続している。
本図に示す例では、第1引出配線130の一端側は第1電極110に接続しており、第1引出配線130の他端側は端子部170を構成する端子の一つになっている。第1引出配線130は、第1層132と第2層134とを積層した構成を有している。第1層132は第1電極110と同様の材料によって形成されており、第1電極110と一体になっている。第2層134は、複数の金属層を積層した構成を有している。ここで、金属層は、合金層の場合もある。例えば、ここで用いられる金属層はMo層、Al層、NiとMoの合金層、又はMoとNbの合金層である。そしてこれらの金属層を複数積層することによって、第2層134が形成される。なお、同一の金属層が複数回積層されてもよい。
そして、図4及び図7に示すように、複数の第1電極110上及びその間の領域には、絶縁層120が形成されている。絶縁層120は、例えばポリイミド系樹脂などの感光性の材料によって形成されている。絶縁層120には、複数の開口122及び複数の開口124が形成されている。複数の第2電極150は、詳細を後述するように、第1電極110と交差する方向(例えば直交する方向:図4,5におけるY方向)に互いに平行に延在している。そして、複数の第2電極150の間には、隔壁180が延在している。開口122は、平面視で第1電極110と第2電極150の交点に位置している。複数の開口122は、所定の間隔を空けて設けられている。そして、複数の開口122は、第1電極110が延在する方向(図4,5におけるX方向)に並んでいる。また、複数の開口122は、第2電極150の延在方向(図4,5におけるY方向)にも並んでいる。このため、複数の開口122はマトリクスを構成するように配置されていることになる。
開口124は、平面視で複数の第2電極150のそれぞれの一端に位置している。また開口124は、開口122が構成するマトリクスの一辺に沿って配置されている。そしてこの一辺に沿う方向(例えば図4,5におけるX方向)で見た場合、開口124は、第1電極110に沿う方向において、所定の間隔で配置されている。開口124からは、第2引出配線160の一部分が露出している。
開口122と重なる領域には、有機層140が形成されている。有機層140の正孔輸送層は第1電極110に接しており、有機層140の電子輸送層は第2電極150に接している。このようにして、有機層140は第1電極110と第2電極150の間で挟持されている。
なお、図7に示す例では、有機層140を構成する各層は、いずれも開口122の外側まではみ出している場合を示している。有機層140を構成する各層は、隔壁180が延在する方向において、隣り合う開口122の間にも連続して形成されていてもよいし、連続して形成していなくてもよい。ただし、有機層140は、開口124には形成されていない。
上記したように、有機層140は、第1電極110及び第2電極150に挟持されている。第2電極150は、図5及び図7に示すように、有機層140より上に形成され、第1方向と交わる第2方向(図4,5におけるY方向)に延在している。第2電極150は、有機層140に電気的に接続している。例えば第2電極150は、有機層140上に形成されていても良いし、有機層140の上に形成された導電層の上に形成されていても良い。発光装置10は、互いに平行な複数の第2電極150を有している。一つの第2電極150は、複数の開口122上を通過する方向に形成されている。
第2電極150は第2引出配線160に接続している。図示の例では、第2電極150の端部が開口124上に位置することにより、開口124において第2電極150と第2引出配線160は接続している。
第2引出配線160は、第2電極150に接続する配線である。第2引出配線160の一端側は開口124の下に位置しており、第2引出配線160の他端側は、絶縁層120の外部に引き出されている。そして本図に示す例では、第2引出配線160の他端側が端子部170を構成する端子の一つとなっている。第2引出配線160は、第1層162と第2層164とを積層した構成を有している。そして第1層162は第1層132と同様の材料によって形成されており、第2層164は第2層134と同様の材料によって形成されている。
上記したように、隣り合う第2電極150の間には、隔壁180が形成されている。隔壁180は、第2電極150と平行すなわち第2方向に延在している。隔壁180の下地は、例えば絶縁層120である。隔壁180は、例えばポリイミド系樹脂などの感光性の樹脂であり、露光及び現像されることによって、所望のパターンに形成されている。隔壁180は、例えばネガ型の感光性樹脂を用いて形成される。なお、隔壁180はポリイミド系樹脂以外の樹脂、例えばエポキシ系樹脂やアクリル系樹脂、二酸化珪素等の無機材料で構成されていても良い。
隔壁180は、断面が台形の上下を逆にした形状(逆台形)になっている。すなわち隔壁180の上面の幅は、隔壁180の下面の幅よりも大きい。このため、隔壁180を第2電極150より前に形成しておくと、蒸着法やスパッタリング法を用いて、第2電極150を基材100の一面側に形成することで、複数の第2電極150を一括で形成することができる。また、隔壁180は、有機層140を分断する機能も有している。
さらに、図4及び図7に示すように、基材100には被覆膜190が形成されている。被覆膜190は、第2電極150より上に位置しており、発光素子102を封止する機能を有している。被覆膜190は、成膜法、例えばALD(Atomic Layer Deposition)法又はCVD法を用いて形成されている。ALD法で形成されている場合、被覆膜190は、例えば酸化アルミニウムなどの酸化金属膜によって形成されており、その膜厚は、例えば10nm以上200nm以下、好ましくは、50nm以上100nm以下である。CVD法で形成されている場合、被覆膜190は、酸化シリコン膜などの無機絶縁膜によって形成されており、その膜厚は、例えば0.1μm以上10μm以下である。被覆膜190が設けられることにより、発光素子102は水分等から保護される。被覆膜190は、スパッタリング法で形成されても良い。この場合、被覆膜190は、SiO又はSiNなど絶縁膜によって形成される。その場合、膜厚は10nm以上1000nm以下である。そして、基材100のうち被覆膜190が形成されている面は、湾曲部材210の湾曲面とは逆側を向いている。
なお、発光素子102の封止構造は、図7に例示した封止構造(膜封止)の他に、被覆膜190の上に、エポキシ樹脂やアクリル樹脂などの樹脂モールドを形成した構造であっても良い。このときの樹脂モールドの厚みは、例えば50μm以上200μm以下がよい。発光素子102の封止構造の他の例としては、ガラスや樹脂製の封止部材を利用して封止する中空封止構造でも良い。この場合、基材100と封止部材の間隔は10μm以上100μm以下が好ましい。更に、発光素子102の封止構造として、上記した中空封止構造の空隙内にエポキシ樹脂やアクリル樹脂、液体乾燥剤、又はオイル等を充填する充填封止構造を利用しても良い。
上記したように、基材100は細長い形状、例えば長方形を有している。そして、第1電極110及び第2電極150の一方(本図に示す例では第1電極110)は、基材100の長軸方向に延在しており、第1電極110及び第2電極150の他方(本図に示す例では第2電極150)は基材100の短軸方向に端子部170まで延在している。そして、第1引出配線130は、第1電極110と同一方向に延在している。一方、第2引出配線160は、基材100の長軸方向の縁に沿って、端子部170まで延在している。このため、第2引出配線160を直線状に形成した場合、第2引出配線160の一部が保持部220と重なってしまう。
上記したように、基材100には直線状に戻ろうとする復元力が働くため、基材100のうち保持部220と重なる部分には力が集中する。このため、第2引出配線160の一部と保持部220が重なると、この部分で第2引出配線160が断線したり、高抵抗になる恐れがでてくる。
また、第2引出配線160は被覆膜190によって覆われているが、保持部220から加わる応力によって、被覆膜190のうち保持部220と重なる部分に亀裂が生じる恐れがある。この亀裂が入った部分の下に第2引出配線160が位置していた場合、第2引出配線160が水分等によって劣化する恐れが出てくる。
これに対して本実施形態では、図6に示すように、第2引出配線160は、保持部220と重なる部分には形成されていない。詳細には、第2引出配線160は、保持部220の近傍において、第1部分166、第2部分167、及び第3部分168を有している。第1部分166は、保持部220よりも発光素子102の近くに位置しており、第2部分167は、保持部220よりも端子部170の近くに位置している。第3部分168は、第1部分166のうち第2部分167側の端部と、第2部分167のうち第1部分166側の端部とを接続している。第1部分166のうち第2部分167側の端部と、第2部分167のうち第1部分166側の端部とを直線で結んだ場合、この直線は保持部220と重なる。これに対して本実施形態では、第3部分168は、保持部220を避けるように曲がっている。
従って、第2引出配線160が断線したり、高抵抗になることを抑制できる。また、被覆膜190のうち保持部220と重なる部分に亀裂が生じても、第2引出配線160が水分等によって劣化することを抑制できる。
以上、本実施形態によれば、第2引出配線160は、保持部220と重なる部分には形成されていない。このため、ベース部材200が、基材100に曲げ応力を加えた状態で基材100を保持していても、第2引出配線160が断線したり、高抵抗になることを抑制できる。また、被覆膜190のうち保持部220と重なる部分に亀裂が生じても、第2引出配線160が水分等によって劣化することを抑制できる。
特に本実施形態では、基材100は細長い形状を有している。発光装置10は、非発光領域を狭くすることが求められている。このため、発光素子102が形成されている領域を避けて第2引出配線160を配置した場合、第2引出配線160と基材100の縁の間隔は、例えば200μm以下と、狭くなってしまう。この場合、第2引出配線160を直線状に形成すると、保持部220は第2引出配線160に重なりやすくなってしまう。これに対して本実施形態では、第2引出配線160のうち保持部220と重なる可能性のある部分(第3部分168)を曲げ、保持部220が第2引出配線160に重ならないようにしている。従って、第2引出配線160が断線したり、高抵抗になることを抑制できる。また、被覆膜190のうち保持部220と重なる部分に亀裂が生じても、第2引出配線160が水分等によって劣化することを抑制できる。
なお、上記した実施形態では、発光装置10は、発光面が凸となる向きに湾曲しているが、発光面が凹となる向きに湾曲していても良い。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
100 基材
102 発光素子
110 第1電極
120 絶縁層
140 有機層
160 第2引出配線(配線)
166 第1部分
167 第2部分
168 第3部分
170 端子部
190 被覆膜
200 ベース部材
210 湾曲部材
220 保持部

Claims (6)

  1. 基材と、
    前記基材に形成され、有機層を有する発光素子と、
    前記発光素子に接続する配線と、
    前記基材に曲げ応力をかけた状態で前記基材を保持するベース部材と、
    を備え、
    前記ベース部材は、前記基材の一部を厚さ方向に挟む保持部を備え、
    前記配線は、前記保持部と重なる部分には形成されていない発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、
    前記配線は、第1部分、第2部分、及び前記第1部分と前記第2部分とを結ぶ第3部分を備え、
    前記第1部分の前記第2部分側の端部と、前記第2部分の前記第1部分側の端部とを結ぶ直線は、前記保持部と重なり、
    前記第3部分は、前記保持部を避けるように曲がっている発光装置。
  3. 請求項2に記載の発光装置において、
    前記基材に形成され、前記発光素子及び前記配線を覆う被覆膜を備える発光装置。
  4. 請求項3に記載の発光装置において、
    前記ベース部材は、前記基材に対向する湾曲面を有しており、
    前記基材は、前記湾曲面に沿って湾曲している発光装置。
  5. 請求項4に記載の発光装置において、
    前記基材のうち前記被覆膜が形成されている面は、前記湾曲面とは逆側を向いている発光装置。
  6. 請求項5に記載の発光装置において、
    前記基材のうち前記保持部と重ならない部分に形成された端子を備え、
    前記配線は、前記端子と前記発光素子とを接続している発光装置。
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