JP2015143608A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換効率を高めつつ結露水の飛散を抑制することが可能な熱交換器を提供する。
【解決手段】フィン50は、長手方向に並んでおり複数の伝熱管6を厚み方向に貫通させる複数のカラー部58と、長手方向に並んだカラー部58の間において風上側から風下側に並んで配置された複数のスリット51〜55を有している。第1方向側に位置する第1スリット51の切り起こし高さD1は、第1方向側とは反対側の第2方向側に位置する他の第2〜第5スリット52〜55の平均の切り起こし高さD2よりも低い。
【選択図】図5

Description

本発明は、熱交換器に関する。
従来より、熱交換器のフィン表面にスリットを設けることで、伝熱面積の向上を図ることが提案されている。
例えば、特許文献1(特開平10−206085号公報)に記載の熱交換器では、通過する空気の気流について伝熱管の風下側の死流域を有効に減少させることができるように、切り起こしスリットの形態を工夫することが提案されている。
ところが、上記特許文献1に記載の熱交換器では、蒸発器として用いられた場合に生じる結露水の飛散を抑制することについて、なんら検討されていない。
例えば、フィンの長手方向および板厚方向の両方に垂直な方向の端部(例えば、風下側端部および/または重力方向下方側端部)において、フィン表面で生じた結露水が切り起こしスリットの先端と隣り合うフィンとの間で表面張力の作用により保持されてしまうと、さらに結露水が集まることで水滴が大きく成長することがある。このように水滴が大きく成長すると、やがてフィンから飛散してしまうおそれがある。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、熱交換効率を高めつつ結露水の飛散を抑制することが可能な熱交換器を提供することにある。
第1観点に係る熱交換器は、複数の伝熱管と、複数のフィンと、を備えている。フィンは、複数のカラー部と、複数の切り起こしスリットと、を有している。複数のカラー部は、フィンの長手方向に並んでおり、複数の伝熱管を厚み方向に貫通させる。複数の切り起こしスリットは、フィンの長手方向に並んだカラー部の間において風上側から風下側に並んで配置されている。フィンの長手方向とフィンの板厚方向の両方に垂直な方向を第1方向とした場合において、フィンの長手方向に並んでいる複数のカラー部の中心を結んだ部分よりも第1方向側に位置する低切り起こしスリットを有している。低切り起こしスリットの切り起こし高さは、フィンの長手方向に並んでいる複数のカラー部の中心を結んだ部分よりも第1方向側とは反対側の第2方向側に位置する切り起こしスリットの切り起こし高さの平均より低い。なお、低切り起こしスリットと第2方向側に位置する他の切り起こしスリットとの切り起こし高さの関係は、熱交換器のフィンにおいて少なくとも一部分において採用されていれば当該部分において効果を得ることができるため、必ずしも熱交換器のフィンの全体において採用されている必要はないが、熱交換器のフィンの全体において採用されていることが好ましい。
この熱交換器では、フィンには複数の切り起こしスリットが設けられているため、熱交換効率を高めることが可能になる。また、第1方向側に位置する低切り起こしスリットの切り起こし高さが第1方向側とは反対側の第2方向側に位置する切り起こしスリットの切り起こし高さの平均より低くなるように構成されており、低切り起こしスリットの先端と隣り合うフィンとを大きく離して配置させることができている。このため、低切り起こしスリットの先端と隣り合うフィンとの間では、結露水が保持されて大きく成長することが抑制され、結露水の第1方向側への飛散を低減させることが可能になる。
第2観点に係る熱交換器は、第1観点に係る熱交換器であって、第1方向側は風下側であり、第2方向側は風上側である。
フィン表面で生じた結露水は、空気流れによってフィンの風下側に集まりやすい。そして、フィンの風下側において切り起こしスリットの先端と隣り合うフィンとの間で表面張力が作用するようにして結露水が保持されてしまうと、結露水が大きく成長して、やがてフィンから風下側に向けて飛散してしまうおそれがある。
これに対して、この熱交換器では、風下側に位置する低切り起こしスリットの切り起こし高さが、より風上側に位置している切り起こしスリットの切り起こし高さの平均よりも低く構成されているため、フィンの風下側に位置している低切り起こしスリットの先端と隣り合うフィンとの間で結露水が保持されて大きく成長することが抑制され、結露水の風下側への飛散を低減させることが可能になる。
第3観点に係る熱交換器は、第2観点に係る熱交換器であって、低切り起こしスリットの高さは、フィンピッチの0.05以上0.40以下である。フィンの長手方向に並んでいる複数のカラー部の中心を結んだ部分よりも風上側に位置する切り起こしスリットの切り起こし高さの平均は、フィンピッチの0.45以上0.60以下である。
この熱交換器では、風上側では十分に熱交換効率を高めつつ、風下側では結露水の保持を抑制できる。
第4観点に係る熱交換器は、第3観点に係る熱交換器であって、フィンピッチは、1.0mm以上1.5mm以下である。
この熱交換器では、フィンピッチが短いため、切り起こしフィンと隣り合うフィンとの間の距離が短くなりがちな場合であっても、風下側の切り起こしフィンの高さを低くすることで結露水の飛散を抑制することができる。
第5観点に係る熱交換器は、第2観点から第4観点のいずれかに係る熱交換器であって、低切り起こしスリットは、複数の切り起こしスリットのうち最も風下側に位置している。
この熱交換器では、結露水が多く集まる最も風下側において、結露水が切り起こしフィンと隣り合うフィンとの間に保持されることを抑制できる。
第6観点に係る熱交換器は、第2観点から第5観点のいずれかに係る熱交換器であって、風下側が重力方向下側を向くようにフィンの長手方向が傾斜して配置された部分を有している。
この熱交換器では、熱交換器が傾斜して配置されることで、結露水がフィンを鉛直下方に沿うように流れにくい場合であっても、結露水の飛散を抑制することが可能になる。
第1観点に係る熱交換器では、熱交換効率を高めつつ、結露水の飛散を低減させることが可能になる。
第2観点に係る熱交換器では、結露水の風下側への飛散を低減させることが可能になる。
第3観点に係る熱交換器では、風上側では十分に熱交換効率を高めつつ、風下側では結露水の保持を抑制できる。
第4観点に係る熱交換器では、風下側の切り起こしフィンの高さを低くすることで結露水の飛散を抑制することができる。
第5観点に係る熱交換器では、結露水が切り起こしフィンと隣り合うフィンとの間に保持されることを抑制できる。
第6観点に係る熱交換器では、結露水がフィンを鉛直下方に沿うように流れにくい場合であっても、結露水の飛散を抑制することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る熱交換器を備える空気調和装置の概略構成図。 本発明の一実施形態に係る熱交換器を備える室内機の断面図。 フィンのスリットの配置説明図。 フィンのスリットの形状説明図。 各スリットの高さの違いの説明図(図3のP−P断面図。)。 他の実施形態Aに係る室内機の外観斜視図。 他の実施形態Aに係る室内機の断面図。 他の実施形態Bに係る各スリットの高さの違いの説明図。
以下、本発明に係る熱交換器を備える空気調和装置の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明に係る熱交換器の具体的な構成は、下記の実施形態およびその変形例に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(1)空気調和装置1の概略構成
図1に、空気調和装置1の冷媒回路10を示す冷媒回路図を示す。
空気調和装置1は、熱源側装置としての室外機2と、利用側装置としての室内機4とが冷媒配管によって接続されて、利用側装置が配置された空間の空気調和を行う。この空気調和装置1は、冷媒回路10、各種センサおよび制御部70を有している。
冷媒回路10は、圧縮機21、四路切換弁22、室外熱交換器23、室外膨張弁24、アキュームレータ25、室外ファン26、室内熱交換器41、および、室内ファン42等を備えており、これらが接続されること構成されている。
なお、圧縮機21、四路切換弁22、室外熱交換器23、室外膨張弁24、アキュームレータ25、および、室外ファン26は、室外機2内に収容されている。
また、室内熱交換器41および室内ファン42は、室内機4内に収容されている。
四路切換弁22は、冷房運転サイクルと暖房運転サイクルとを切換可能である。図1では、冷房運転を行う際の接続状態を実線で示し、暖房運転を行う際の接続状態を点線で示している。暖房運転時には、室内熱交換器41が冷媒の冷却器として、室外熱交換器23が冷媒の加熱器として機能する。冷房運転時には、室外熱交換器23が冷媒の冷却器として、室内熱交換器41が冷媒の加熱器として機能する。
なお、室内機4内には、室内温度センサ43が設けられている。この室内温度センサ43は、室内空気の吸入口側に配置され、室内機4が室内から取り込んで、室内熱交換器41を通過する前の温度(すなわち、室内温度)を検出する。
制御部70は、室外機2内に配置される機器を制御する室外制御部72、室内機4内に配置されている機器を制御する室内制御部74、ユーザからの各種設定入力を受け付けたり各種表示出力を行ったりするコントローラ71、および、各種センサが、通信線70aによって接続されることで構成されている。この制御部70は、空気調和装置1を対象とした種々の制御を行う。
(2)室内機4の配置構成
図2に、室内機4の断面図を示す。なお、特に断らない限り、以下、図2における左側を前面側、右側を背面側、上側を天面側、紙面手前側を右側、紙面奥行側を左側として説明する。
室内機4は、筐体4a、室内熱交換器41、室内ファン42、水平フラップ17、垂直フラップ18等を有して構成されている。
筐体4aは、上述した室内熱交換器41、室内ファン42等を内部に収容しており、前面グリル45a、天面板45b、背面板45c、吹出し流路上面板45d、吹出し流路下面板45e、図示しない左右の側板等を有して構成されている。
前面グリル45aは、室内ファン42が駆動することにより室内の空気を筐体4aの前面側から内側に取り込めるように、開口(図示せず)が設けられている。同様に、天面板45bには、室内ファン42が駆動することにより室内の空気を筐体4aの天面側から内側に取り込めるように、開口(図示せず)が設けられている。背面板45cは、室内熱交換器41や室内ファン42の背面側および吹出し流路下面板45e等の背面側を覆うように設けられている。吹出し流路上面板45dは、室内ファン42の前側下方付近からさらに前側下方に向けて延びており、吹出し流路の上面を構成している。吹出し流路下面板45eは、室内ファン42の背面上方付近から背面側下方に向けて延びた後に前面側下方に向けて延びており、吹出し流路の下面を構成している。
水平フラップ17は、上述した吹出し流路の下流側端部である吹出口45fを覆うことができるように設けられている。水平フラップ17は、運転中は、吹出口45fを開放し、傾斜角度が調節されることにより、調和空気の吹き出し高さ方向を調節可能になっている。
垂直フラップ18は、吹出し流路内部において水平フラップ17よりも上流側に設けられている。運転中は、垂直フラップ18が吹き出し方向に略垂直な方向の軸を軸心として角度調節が行われることにより、調和空気の左右方向の吹き出し方向を調節することが可能になっている。
室内ファン42は、回転軸方向を図2の紙面の奥行き方向とするクロスフローファンである。室内ファン42が回転駆動することにより、図2に示すように、前面グリル45aを介して室内熱交換器41に向かう空気流れF1と、天面板45bを介して室内熱交換器41に向かう空気流れF2と、吹出し流路上面板45dと吹出し流路下面板45eで囲われた吹き出し流路を介して吹出口45fから室内に送られる空気流れF3と、を生じさせる。
室内熱交換器41は、側面視において両端が下方に向いて屈曲する逆V字状となるように配置されている。室内熱交換器41は、板厚方向に所定のフィンピッチで複数枚配置されて構成されたフィン群5が、内部を冷媒が流れる複数本の伝熱管6によって貫通されて構成された、いわゆるフィンチューブ式熱交換器である。
なお、フィン群5を構成するフィン50の一枚当たりの板厚は、例えば、95μm以上125μm以下である。また、フィンピッチ(FP:図5に示すように板厚を含む間隔)は、1.0mm以上1.5mm以下であることが好ましく、1.2mm以上1.4mm以下であることがより好ましい。
この室内熱交換器41は、前面側の前面側室内熱交換器41aと、背面側の背面側室内熱交換器41bと、によって構成されている。
前面側室内熱交換器41aは、室内ファン42の前面側の下方から前面側の上方に掛けて位置している。前面側室内熱交換器41aは、下端部分から室内ファン42の中央部分の高さ位置よりもわずかに高い位置にかけて、わずかに前面側に傾斜するように伸びている。前面側室内熱交換器41aは、室内ファン42の中央部分の高さ位置よりもわずかに高い位置から上方は、背面側に向けて傾斜するように伸びている。前面側室内熱交換器41aのフィン50のうち上方部分は、長手方向が水平面に対して20度以上60度以下の程度で傾斜して設置されている。これにより、後述のフィン50の第1スリット51の端部が、伝熱管6の真下に位置している。
背面側室内熱交換器41bは、室内ファン42の背面側上方に位置しており、前面側室内熱交換器41aの上端近傍から背面側下方に向けて延びている。
(3)室内熱交換器41のフィン50の構成
以下、図3を参照しながら、室内熱交換器41のうち、特に、前面側室内熱交換器41aのフィン50を例に挙げて説明する。なお、背面側室内熱交換器41bは、配置の傾斜姿勢以外は、前面側室内熱交換器41aと同様である。
前面側室内熱交換器41aのフィン50は、板厚方向に複数の伝熱管6を貫通させるカラー部58と、第1〜第5スリット51〜55を有して構成されている。なお、前面側室内熱交換器41aは、空気流れFの方向に2列に並んで一体化するように設けられており、当該2列の間には熱伝導を抑制するためのミシン目59が所々に設けられている。
カラー部58は、フィン50の長手方向に所定間隔で並んでおり、空気流れFの風上側と風下側で互い違いになるように配置されている。
第1〜第5スリット51〜55は、空気流れFの風下側の部分において、各カラー部58の間に配置されている。なお、空気流れFの風上側の部分にも同様にスリットが設けられており、ミシン目59を軸として第1〜第5スリット51〜55と線対称となるようにしつつ、ミシン目59の長手方向に伝熱管6の間隔の半分だけずれるようにして設けられている。
第1スリット51は、空気流れFの最も風下側に位置するスリットであり、フィン50の風下側端部に沿うように長手方向に伸びている。第1スリット51は、図4の側面視配置説明図に示すように、フィン50を板厚方向に隆起させることで、隆起している部分と隆起していない部分との間に空気流れFを通過させることが可能になるように構成されている。
第2スリット52は、第1スリット51よりも空気流れFの風上側であって、近接する伝熱管6同士を結ぶラインよりも風下側に位置するスリットであり、第1スリット51と同様に長手方向に伸びている。また、スリットが隆起して構成されることについては、第2スリット52、第3スリット53、第4スリット54、第5スリット55についても同様となっている。
第3スリット53は、第2スリット52よりも空気流れFの風上側であって、近接する伝熱管6同士を結ぶラインよりも風上側に位置するスリットであり、第2スリット52と同様に長手方向に伸びている。
第4スリット54と第5スリット55とは、フィン50の風下側の部分において最も風上側に位置しており、所定の間隔を開けて長手方向に伸びつつ並んで配置されている。
(4)第1スリット51と他の第2〜第5スリット52〜55との高さについて
図3のP−P断面の図5に示すように、第2スリット52のフィン50の板厚方向の高さは、高さD2となるように構成されており、第1スリット51の高さD1のほうが低くなるように構成されている。なお、ここで、各スリットの高さは、板厚方向におけるスリットの端部から当該端部とは反対側の端部までの板厚方向の長さをいう。
また、第1スリット51以外の第1スリット51よりも風上側に位置する他の第2〜第5スリット52〜55は、いずれも、第1スリット51の高さD1より高い高さD2(すなわち、第2〜第5スリット52〜55の平均高さもD2)で同じ高さとなるように構成されている。
ここで、第2〜第5スリット52〜55の高さD2は、フィンピッチFPの45%以上60%以下となるように構成されている。
第1スリット51の高さD1は、フィンピッチFPの5%以上40%未満となるように構成されている。また、より好ましくは、第1スリット51の高さD1は、第1スリットの高さD1からフィン50の板厚を差し引いた値を、フィンピッチFPからフィン50の板厚を差し引いた値で除して得られる値が0.35未満になることが好ましい。
(5)室内熱交換器41のフィン50の特徴
本実施形態のフィン50には複数のスリット(第1〜第5スリット51〜55)が設けられており、通過する空気をフィン50に接触させやすくすることができているため、熱交換効率を高めることができている。
そして、上記フィン50のうち風下側のフィンに位置する第2〜第5スリット52〜55の平均高さD2よりも、最も風下側に位置する第1スリット51の高さD1が低くなるように構成されている。このため、第2〜第5スリット52〜55とその隣(図5でいう左側)のフィン50との間隔よりも、第1スリット51とその隣(図5でいう左側)のフィン50との間隔のほうが広くなるように構成することができている。したがって、最も風下側における第1スリット51と隣り合うフィン50との間を十分に広く確保したため、室内熱交換器41が冷媒の蒸発器として機能する冷房運転時にフィン50において結露水が生じたとしても、当該結露水が第1スリット51と隣り合うフィン50とによって保持されて大きく成長することが抑制され、結露水の飛散を低減させることが可能になっている。特に、結露水は、空気流れFによって風上側に集まりやすく、第1スリット51周辺においては多くの結露水が集まるが、その場合であっても結露水が保持されにくく、飛散を抑制することができている。
また、上記室内熱交換器41のフィン50の板厚は95μm以上125μm以下であり、フィンピッチFPは1.0mm以上1.5mm以下であり、密に積層されていることから、熱交換容量を高めることができている。このように熱交換容量を高めることで、フィン50同士の間の隙間が小さくなることで結露水が隣り合うフィン50とスリットとの間で保持されがちになる場合であっても、最も風下側の第1スリット51については高さD1を低くすることができているため、結露水の保持を抑制できている。
また、上記室内熱交換器41は、水平面に対して傾斜して配置されており、伝熱管6の真下にも第1スリット51の一部が存在する配置となっている。このため、伝熱管6の下方に集まって伝熱管6において表面張力で保持されることで成長した結露水が、自重によって当該伝熱管6から脱落した場合には、第1スリット51において保持されうることになる。これに対して、第1スリット51の高さD1が低く構成されているため、伝熱管6の下方で成長した結露水が流れ落ちてくることがあっても、第1スリット51と隣り合うフィン50との間で当該結露水が保持されにくくすることができている。
さらに、最も風下側で結露水が集まりやすい第1スリット51部分では、高さD1が低く構成されているため、隣り合うフィン50との間が広く構成されている。このため、第1スリット51と隣り合うフィン50との間を通過する空気流れFは、その流速が速くなりすぎない。したがって、結露水が速い流速によって吹き飛ばされて飛散することが抑制されている。
(6)他の実施形態
上記実施形態では、本発明の実施形態の一例を説明したが、上記実施形態はなんら本願発明を限定する趣旨ではなく、上記実施形態には限られない。本願発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更した態様についても当然に含まれる。
(6−1)他の実施形態A
他の実施形態Aに係る空気調和装置の冷媒回路構成および室外機の構成は、上記実施形態と同様であり、説明を省略する。
図6に、他の実施形態Aに係る空気調和装置の室内機104の外観斜視図を示す。
図7に、室内機104の断面図(本体30の長手方向視の断面図)を示す。
室内機104は、天井設置型の室内機であって、下面に吸込口32aおよび吹出口33aを有する本体30と、吸込口32aを開閉するフラットパネル24と、吹出口33aを開閉する風向調節羽根33と、フィルタ34、フィルタ清掃機構35、室内熱交換器80、室内ファン60、および、ドレンパン37を備えている。
本体30の下面は、天井面に沿うように配置される化粧パネル31によって覆われている。吸込口32aおよび吹出口33aは、この化粧パネル31における板厚方向に貫通した開口として形成されている。
吸込口32aおよび吹出口33aは、それぞれ化粧パネル31の長手方向に沿うように伸びている。吸込口32aと吹出口33aとは、本体30の長手方向とは垂直な方向に一定距離を隔てて設けられており、吹出口33aから吹き出された空気が吸込口32aに吸い込まれるというショートサーキットが生じにくいように配置されている。
フラットパネル24は、運転停止時には吸込口32aの全体を実質的に覆うように閉じ、運転時には長手方向を軸方向として回動することで吸込口32aを開くことが可能となるようにモータによって傾斜角度が調整される。
風向調節羽根33は、運転停止時には吹出口33aの全体を実質的に覆うように閉じ、運転時には長手方向を軸方向として回動することで吹出口33aを開くことが可能となるようにモータによって傾斜角度が調整される。
室内ファン60は、本体30の内部に設けられたクロスフローファンであり、幅寸法が直径よりも長く、回転軸と垂直な方向から空気を吸い込んで吹き出す。
本体30内には、発泡スチロール36が設けられることで、吸込口32aから室内ファン60までの空気流路である吸込流路36aが設けられている。
また、本体30内には、発泡スチロール38が設けられることで、室内ファン60から吹出口33aまでの空気流路である吹出流路38aが設けられている。この吹出流路38aのうち室内ファン60とドレンパン37との間には吹出空気の吹出流路38aからの漏れを防止するための舌部39が設けられている。本実施形態においては、下部熱交換器82の下端部が、舌部39の下方に位置するように配置されている。
空調運転時には、吸込口32aおよび吹出口33aが開いた状態で室内ファン60が回転することで、室内の空気が吸込口32aを介して本体30内部に吸い込まれ、吸込流路36aを通過する。その後、室内熱交換器12における熱交換を終えて、吹出流路38aを通過した後に吹出口33aから吹き出される。
室内ファン60の上流側に配置されている室内熱交換器80は、互いに異なる傾斜姿勢で隣接して配置された上部熱交換器81と、下部熱交換器82とを有している。
上部熱交換器81の長手方向は、上端から下端に向かって傾斜する角度が鉛直方向に対して45°以下となるように配置されている。
下部熱交換器82は、上部熱交換器81の下端に近接から風下側下方に向けて傾斜するように配置されている。下部熱交換器82の長手方向は、上端から下端に向かって傾斜する角度が鉛直方向に対して45°を超えるように配置されている。
なお、本実施形態において、上部熱交換器81の長手方向の長さは、下部熱交換器82の長手方向の長さよりも長く構成されている。
ドレンパン37は、下部熱交換器82の下方全域および上部熱交換器81の下端部分の下方領域において広がるようにして配置されている。ここで、室内熱交換器80のうちの上部熱交換器81は鉛直方向に対して45°以下の傾斜角度で設けられているため、上部熱交換器81の上方おいて生じた結露水は、鉛直下方のドレンパン37の存在していない領域にそのまま落下することなく、上部熱交換器81のフィン表面を沿って風下側に導かれるように流れ、ドレンパン37に到達しやすくなっている。他方、下部熱交換器82は鉛直方向に対して45°を超えるように傾斜して配置されているため、下部熱交換器82の表面で生じた結露水がそのまま鉛直下方に落下することがあるが、ドレンパン37は下部熱交換器82の下方全域を覆っているため当該結露水を確実に捕らえることが可能になっている。以上により、ドレンパン37は、室内熱交換器80の下方全域を覆う必要がなく、下部熱交換器82の下方全域と上部熱交換器81の下端部分の下方領域のみにおいて広がるように設けられている。
なお、室内熱交換器80のうち下方がドレンパン37によって覆われていない部分は、その下方に吸込流路36aが位置しており、吸込口32aまで繋がっている。
フィルタ34は、室内熱交換器80に対して空気流れ上流側の吸込流路36aを覆うように設けられており、室内から取り込まれる空気に含まれる塵埃を捕集する。フィルタ34の一部は、上部熱交換器81の上端近傍部分の鉛直下方部分に位置している。このフィルタ34に対しては掃除機構35が設けられている。掃除機構35は、ローラー35a、ブラシ35b、ダストボックス35c等を有している。モータによってピニオン歯車が駆動するとローラー35aが回転し、フィルタ34は、フィルタ収納枠内まで移動する。ここで、フィルタ34が捕捉していた集塵がブラシ35bによって取り除かれる。このようにして取り除かれた集塵は、ダストボックス35c内に集められる。
上述した他の実施形態Aの室内機104の室内熱交換器80も、空気流れ方向を除いて上記実施形態の室内熱交換器41と同様に第1〜第5スリットを有している。すなわち、より鉛直方向上方(風下側)に位置する第2〜第5スリットの平均高さよりも、最も鉛直方向下方(最も風上側)に位置する第1スリットの高さが低くなるように構成されている。
これにより、第2〜第5スリットの高さ方向先端部分とその隣のフィンとの間隔よりも、鉛直方向下方に位置している第1スリットの高さ方向先端部分とその隣のフィンとの間隔のほうが広くなるように構成することができている。したがって、室内熱交換器41が冷媒の蒸発器として機能する冷房運転時にフィンにおいて結露水が生じたとしても、最も鉛直方向下方における第1スリットと隣り合うフィンとの間を十分に広く確保することで、当該結露水が第1スリットと隣り合うフィンとの間で保持されて大きく成長することが抑制される。すなわち、フィンの鉛直方向下端近傍において結露水が集まりつつ大きく成長することが抑制される。これにより、上部熱交換器81のうち鉛直下方がドレンパン37によって覆われていない部分の鉛直方向下端近傍(空気流れ上流側端部近傍)からの吸込口32a側に向かう結露水の飛散を低減させることが可能になっている。
なお、運転中は、室内ファン60によって生じる空気流れが室内熱交換器80を斜め下方から斜め上方に向けて通過するため、例えば、上部熱交換器81で生じた結露水は鉛直下方に落下しにくく、空気流れによって下流側に導かれやすい。これに対して、運転を停止し、室内ファン60が停止することで室内熱交換器80を斜め下方から斜め上方に向けて通過する空気流れが無くなり、運転停止時直後に上部熱交換器81に残っていた結露水は空気流れによって下流側に導かれることなく自重で鉛直下方に向かいやすくなる。この場合であっても、上部熱交換器81の上流側端部において結露水が保持されにくいため、鉛直方向下端近傍での結露水の成長を抑制し、吸込口32a側に向かう結露水の飛散を抑制することが可能になる。
(6−2)他の実施形態B
上記実施形態および他の実施形態Aでは、最も風下側に位置している第1スリット51のみが高さが低い室内熱交換器41を例に挙げて説明した。
しかし、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、図8に示す室内熱交換器241のように、最も風下側に位置する第1スリット51だけでなく、風下側の伝熱管6の中心を結んだラインよりも風下側に位置する第2スリット252の高さD1についても、風下側の伝熱管6の中心を結んだラインよりも風上側に位置する第3〜第5スリット53〜55の平均高さD2よりも低くなるように構成されていてもよい。
1 空気調和装置
5 フィン群
6 伝熱管
41 室内熱交換器(熱交換器)
41a 前面側室内熱交換器
41b 背面側室内熱交換器
50 フィン
51 第1スリット(低切り起こしスリット、スリット)
52 第2スリット(スリット)
53〜55 第3〜第5スリット(スリット)
58 カラー部
59 ミシン目
80 室内熱交換器(熱交換器)
81 上部熱交換器
82 下部熱交換器
252 第2スリット(低切り起こしスリット、スリット)
FP フィンピッチ
特開平10−206085号公報

Claims (6)

  1. 複数の伝熱管(6)と、
    フィン(50)の長手方向に並んでおり複数の前記伝熱管を厚み方向に貫通させる複数のカラー部(58)と、前記フィンの長手方向に並んだカラー部の間において風上側から風下側に並んで配置された複数の切り起こしスリット(51〜55)と、を有する複数のフィン(50)と、
    を備え、
    前記フィン(50)の長手方向と前記フィン(50)の板厚方向の両方に垂直な方向を第1方向とした場合において、
    前記フィンの長手方向に並んでいる複数の前記カラー部の中心を結んだ部分よりも前記第1方向側に位置する低切り起こしスリット(51)を有しており、
    前記低切り起こしスリット(51)の切り起こし高さ(D1)は、前記フィンの長手方向に並んでいる複数の前記カラー部の中心を結んだ部分よりも前記第1方向側とは反対側の第2方向側に位置する前記切り起こしスリット(53〜55)の切り起こし高さ(D2)の平均より低い、
    熱交換器(41、80)。
  2. 前記第1方向側は風下側であり、
    前記第2方向側は風上側である、
    請求項1に記載の熱交換器(41)。
  3. 前記低切り起こしスリット(51)の高さ(D1)は、前記フィンピッチ(FP)の0.05以上0.40以下であり、
    前記フィンの長手方向に並んでいる複数の前記カラー部の中心を結んだ部分よりも風上側に位置する前記切り起こしスリット(53〜55)の切り起こし高さ(D2)の平均は、前記フィンピッチの0.45以上0.60以下である、
    請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記フィンピッチ(FP)は、1.0mm以上1.5mm以下である、
    請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記低切り起こしスリット(51)は、複数の前記切り起こしスリットのうち最も風下側に位置している、
    請求項2から4のいずれか1項に記載の熱交換器。
  6. 風下側が重力方向下側を向くように前記フィンの長手方向が傾斜して配置された部分を有している、
    請求項2から5のいずれか1項に記載の熱交換器。
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