JP2015141625A - 操作権制御機能を備えた制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の操作部が接続された制御装置において、一つ操作部で操作している途中で他の操作部に意図せずに切り替えられることを防止可能な操作権制御機能を備えた制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置10に対して2つの操作盤20a,20bが接続されている。操作部40aからユーザログインすると、制御装置10は操作権を操作部40aに与え、操作部40bからの他のユーザのログインを禁止する。逆に操作部40bからユーザログインすると操作権は操作部40bに与え、操作部40aからの他のユーザのログインを禁止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械を制御する制御装置やロボットを制御する制御装置に関する。
特許文献1には、遠隔地の数値制御工作機械と全く同様な操作方法で遠隔地の数値制御工作機械をリモート操作することができ、しかも数値制御工作機械側の操作とが同時に行われた場合でも数値制御装置が不正に動作しない数値制御装置のリモートシステムが開示されている(特許文献1参照)。
特開2002−341911号公報
大型の機械では、制御装置に接続されたキーボート等の操作部から遠く離れてオペレータが作業を行う場合ある。そのため、オペレータに近接した操作部に操作権を設けるとより安全に使えると考えられる。特に、制御装置に接続される操作部が複数台設置される場合、制御装置に対する操作を何れか一つの操作部に限定して行えるようにする必要がある。この場合、当然のことながら、複数間の操作部の切換のための仕組みが必要となってくる。このため、切り換えスイッチを用意し、DI信号をI/O機器経由で数値制御装置に通知してPMCで制御する方式が知られている。
オペレータが1人の場合には複数備わった操作部を用いて操作することに特に問題が起きることはない。一方、機械を操作するオペレータが2人以上いる場合には簡単なスイッチ操作で複数の操作部間の切り替えを行える。このため、例えばある操作部側で操作している途中に、別の操作部側に意図せず切り替えられてしまうという状況が考えられる。
そこで本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、複数の操作部が接続された制御装置において、一つ操作部で操作している途中で他の操作部に意図せずに切り替えられることを防止可能な操作権制御機能を備えた制御装置を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、複数の操作部が接続された制御装置において、前記操作部から送信されたユーザログイン要求に対応して前記制御装置の操作権を操作部に与え、ログオフ要求に対応して操作権を操作部から解放する操作権管理手段を有し、前記操作権管理手段は、前記複数の操作部のうちの1つの操作部でユーザログイン中に他の操作部からのユーザログイン要求に対して、前記ログイン中のユーザと異なるユーザからのユーザログイン要求があった場合にログインを拒絶し、ログイン中のユーザと同じユーザからのユーザログイン要求があった場合に、前記ログイン中の1つの操作部のログイン中のユーザがパスワードを再入力するまで操作を一時的に禁止するパスワードロックまたはログオフすることによる操作権の開放を行い、ユーザログイン要求のあった他の操作部に前記操作権を与えることを特徴とする制御装置である。
請求項2に係る発明は、前記パスワードロック要求が前記操作権を有する操作部から要求された時、前記ログイン中のユーザがパスワードを再入力するまで操作を一時的に禁止するパスワードロック管理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の制御装置である。
請求項3に係る発明は、前記操作部に対応する表示部を有し、前記パスワードロックの状態を該表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れか一つに記載の制御装置である。
請求項4に係る発明は、前記操作部からの入力が一定時間検出されない場合、前記操作権を有する操作部の強制的なログオフを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の制御装置である。
請求項5に係る発明は、複数の操作部が接続された制御装置において、前記操作部に対応する認証デバイスの挿入部を有し、前記挿入部への前記認証デバイスの挿入の検出により、前記認証デバイスが挿入されている前記挿入部に対応する前記操作部に操作権を与え、他の操作部に対しては対応する挿入部に認証デバイスの挿入を検出しても操作権の付与を拒絶し、前記操作権が与えられた前記操作部に対応する前記挿入部から前記認証デバイスが抜き取られた場合、前記操作権を解放する操作権管理手段を有する制御装置である。
請求項6に係る発明は、操作権を取得している操作部から前記認証デバイスを抜き取っても、他の認証デバイスが挿入された対応する操作部への操作権の委譲を禁止することを要求する操作権委譲禁止要求が前記操作部から要求された時、操作権を取得している前記操作部から前記認証デバイスを抜き取っても、他の認証デバイスが挿入された対応する操作部への操作権の委譲を禁止する操作権委譲禁止管理手段を有することを特徴とする請求項5に記載の制御装置である。
請求項7に係る発明は、前記操作部に対応する表示部を有し、操作権の委譲を禁止する状態を該操作部に表示する請求項6記載の制御装置である。
請求項8に係る発明は、前記操作部からの入力が一定時間検出されない場合、強制的に操作権の解放を行うことを特徴とする請求項5乃至請求項7の何れか一つに記載の制御装置である。
請求項9に係る発明は、複数の操作部が接続された制御装置において、前記操作部の周辺が通信エリアで、前記操作部は該通信エリア内での電子キーの認証要求に対して認証し、前記制御装置の操作部の操作権を与え、前記電子キーが通信エリアから外れると操作権を操作部から解放し、前記電子キーが何れか一つの操作部の周辺の通信エリアに入ると再び操作権を前記操作部に与える操作権管理手段を有し、前記操作権管理手段は、前記電子キーが認証されている間は、異なるIDの電子キーが前記通信エリア内にあっても認証要求に対しては認証しないことを特徴とする制御装置である。
請求項10に係る発明は、操作部が接続された制御装置において、前記操作部の周辺が通信エリアで、前記操作部は該通信エリア内での電子キーの認証要求に対して認証し、前記制御装置の操作部に操作権を与え、前記電子キーが通信エリアから外れると操作権を操作部から解放し、前記電子キーが操作部の周辺の通信エリアに入ると再び操作権を与える操作権管理手段を有し、前記操作権管理手段は、前記電子キーが認証されている間は、異なるIDの電子キーが前記通信エリア内にあっても認証要求に対しては認証しないことを特徴とする制御装置である。
請求項11に係る発明は、前記操作権管理手段が前記電子キーが通信エリアから外れると認証を取り消すことを特徴とする請求項9乃至請求項10の何れか一つに記載の制御装置である。
請求項12に係る発明は、前記操作権管理手段が前記電子キーまたは前記操作部からの認証取り消しを要求する認証取消要求に対して、電子キーの認証を取り消すことを特徴とする請求項9乃至請求項11の何れか一つに記載の制御装置である。
請求項13に係る発明は、前記操作部からの入力が一定時間検出されない場合、強制的に認証を取り消すことを特徴とする請求項9乃至請求項12の何れか一つに記載の制御装置である。
請求項14に係る発明は、前記操作部は対応する表示部を有し、前記電子キーが認証された場合、該表示部に該電子キーが認証されていることを表示することを特徴とする請求項9乃至請求項13の何れか一つに記載の制御装置である。
請求項15に係る発明は、前記操作部は対応する表示部を有し、前記複数の操作部のうちの1つが操作権を有している場合、他の操作部の表示部に他の操作部が操作権を有していることを表示することを特徴とする請求項9に記載の制御装置である。
本発明により、複数の操作部が接続された制御装置において、一つ操作部で操作している途中で他の操作部に意図せずに切り替えられることを防止可能な操作権制御機能を備えた制御装置を提供できる。
実施形態1を示す図である。 実施形態1の処理を示すフローチャートである。 実施形態2を示す図である。 実施形態2の処理を示すフローチャートである。 実施形態3を示す図である。 実施形態3の処理を示すフローチャートである。 実施形態4を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
本発明の実施形態では、従来技術の問題点を解決するために、ユーザログイン、認証デバイス、電子キーによって行う方式を提案する。つまり、操作前にユーザログイン、認証デバイスの挿入、電子キー認証で、操作権を取得する方式により操作部からの入力を排他的に制御する制御装置を提案する。
<実施形態1>
図1は、請求項1〜4の実施形態を説明する図である。制御装置10に対して2つの操作盤20a,20bが接続されている。操作盤20aはキーボードなどの入力手段である操作部40a,各種入力データの表示あるいは制御装置10から送信されるデータなどを表示する表示部30aを備えている。同様に、操作盤20bはキーボードなどの入力手段である操作部40b,各種入力データの表示あるいは制御装置10から送信されるデータなどを表示する表示部30bを備えている。
制御装置10は、操作盤20aの操作部40aから送信されたユーザログイン要求に対応して、制御装置10の操作権を操作盤20aの操作部40aに与え、操作盤20aの操作部40aから送信されたユーザログオフ要求に対応して、制御装置10の操作権を操作盤20aの操作部40aから開放する操作権管理手段11を備えている。ここで操作権とはキーボードなどの操作部から入力された各種指令あるいはデータが制御装置10に受け入れられる権限である。
操作権管理手段11は、制御装置10に接続された複数の操作盤の操作部(図1では操作部40a,40b)のうち、1つの操作部でユーザログイン中に、他の操作部からのユーザログイン要求に対して、前記ログイン中の操作部と異なるユーザからのユーザログイン要求があった場合にログインを拒絶し、前記ログイン中のユーザと同じユーザからのユーザログイン要求があった場合に、パスワードロックあるいはログオフによって前記ログイン中の操作部から制御装置の操作権を開放し、ユーザログイン要求があった他の操作部に操作権を与える手段である(請求項1に対応)。
図2は実施形態1の処理のフローチャートを示す図である。各ステップに従って説明する。制御装置10の操作権管理手段11は、ある操作部からログイン要求を受けると(sa1)、他のユーザがログイン中であるか否か判断し(sa2)、他のユーザがログイン中の場合(YES)、ログイン失敗を前記のある操作部に送り(sa3)、他のユーザがログイン中ではない場合(NO)、同じユーザが他の操作部からログイン中であるか否か判断し(sa4)、同じユーザが他の操作部からログイン中の場合(YES)、ログオフまたはパスワードロックにより前記の他の操作部から制御装置10を操作する操作権を開放しステップsa6に移行し(sa5)、同じユーザが他の操作部からログイン中ではない場合(NO)、ある操作部からのログイン要求を許可し、ある操作部は制御装置10を操作する操作権を取得する(sa6)。
例えば、操作部40aからユーザログインすると、制御装置10は操作権を操作部40aに与え、操作部40bからの他のユーザのログインを禁止する。逆に操作部40bからユーザログインすると操作権は操作部40bに与え、操作部40aからの他のユーザのログインを禁止する。操作部40aからユーザログインしている時に、操作部40bから同じユーザのログインに関してはログインを許可する。この場合、操作部40aは強制的にログオフされ操作権は解放される。逆の場合も同じ動きをする。
制御装置10は、パスワードロック管理手段12を備えてもよい。パスワードロック管理手段12は、ログイン中のユーザがパスワードを再入力するまで操作を一時的に禁止するパスワードロック要求が操作権を有する操作部から要求された時、前記ログイン中のユーザがパスワードを再入力するまで操作を一時的に禁止する手段である。パスワードロック管理手段12は、例えば、操作盤40aからユーザログインしている時に、同じユーザが操作部40bから操作をする必要がある場合に、操作部40bに移動する途中に他のユーザが操作部40aからの操作を出来なくするための手段である。そのために、パスワードロック管理手段12は、一時的に操作部40aのログインを保持しつつ現在のユーザパスワードを入力しないと操作を再開できないロック状態にした上で、操作部40bからユーザログインするための機能である。
操作権管理手段11は、操作権を有する操作盤の操作部からの入力が一定時間検出されない場合、強制的にパスワードロック状態あるいはログオフ状態とすることにより操作権を開放する機能を備えてもよい。また、各操作盤20a,20bに備わった表示部30a,30bに、パスワードロックの状態を表示するようにしてもよい。
<実施形態2>
図3は、請求項5〜8の実施形態を説明する図である。制御装置10に対して2つの操作盤20a,20bが接続されている。操作盤20aは、表示部30a,操作部40a,認証デバイス挿入部50aを備えている。また、操作盤20bは、表示部30b,操作部40b,認証デバイス挿入部50bを備えている。認証デバイスとしては例えば認証用のコードを格納したUSBメモリなどである。
制御装置10は、操作権管理手段13を備えている。操作権管理手段13は、認証デバイスの挿入を検出すると、認証デバイスが挿入されている認証デバイス挿入部を備えた操作盤の操作部に制御装置10の操作権を与え、他の操作部に対しては対応する認証デバイス挿入部に認証デバイスが挿入されたことを検出しても操作権を渡すことを拒絶し、操作権が与えられた操作部に対応する認証デバイス挿入部から前記認証デバイスが抜き取られたことを検知したら、操作権を開放する手段である(請求項5に対応)。
図4は実施形態2の処理のフローチャートを示す図である。各ステップに従って説明する。制御装置10の操作権管理手段13は、ある操作盤に備わった認証デバイス挿入部に認証デバイスが挿入されたことを検出すると(sb01)、他の認証デバイスが操作権を取得しているか、つまり、他の操作盤に備わった認証デバイス挿入部に他の認証デバイスが挿入され、該他の操作盤の操作部が操作権を有しているか否か判断し(sb02)、他の認証デバイスが挿入された認証デバイス挿入部に対応する操作部が操作権を有している場合(YES)、ステップsb01で検出された認証デバイスが挿入された認証デバイス挿入部に対応する操作部に操作権を与えない、つまり、操作権の取得に失敗する(sb03)。一方、ステップsb02で他の認証デバイスが挿入され操作権を有する操作部が無い場合(NO)、ステップsb01で認証デバイスが検出された認証デバイス挿入部に対応する操作盤の操作部は操作権を取得する(sb04)。操作権管理手段13は、操作部からの入力が一定時間検出されない場合、強制的に操作権の開放を行ってもよい。
制御装置10の操作権管理手段13は、例えば認証デバイス挿入部50aに認証デバイス(図示せず)が挿入されたことを検知すると、制御装置10は操作権を操作部40aに与え、操作部40bからの操作を禁止する。制御装置10は逆に認証デバイス挿入部50bに認証デバイス(図示せず)が挿入されたことを検知すると、操作権は操作部40bに与え、操作部40aからの操作を禁止する。操作盤の表示部に操作権の委譲を禁止する状態を表示するようにしてもよい。
また、操作権委譲禁止管理手段14は、例えば、操作盤40aに操作権が与えられている時に、同じユーザが操作部40bから操作をする必要がある場合に、操作部40bに移動する途中に他の認証デバイスを所持するユーザが操作権を取得出来なくするための手段であって、そのために、操作部40aから認証デバイスを抜く前に別の認証デバイスが挿入されても操作権を与えないロック状態にした上で、認証デバイス挿入部50bに同じ認証デバイスを挿入した場合に操作盤20bの操作部40bが操作権を取得するための機能を備えてもよい。なお、操作部対応する表示部に操作権の委譲を禁止する状態を表示するようにしてもよい。
<実施形態3>
図5は実施形態3を説明する図である。制御装置10に操作盤20aと操作盤20bが接続されている。操作盤20aは、表示部30a,操作部40aを備えている。操作盤20aは操作権を取得するために用いる電子キーと通信エリアA内で接続することができる。操作盤20bは、表示部30b,操作部40bを備えている。操作盤20bは操作権を取得するために用いる電子キーと通信エリアB内で接続することができる。
操作盤の操作部の周辺が電子キーとの通信エリアである。操作部は通信エリア内の電子キーの認証要求を制御装置に対して通知し、制御装置10の操作権管理手段15は、電子キーの認証要求のあった操作盤の操作部に対して操作権を与える。操作権管理手段15は、電子キーが操作盤の操作部の通信エリアから外れると操作権を操作部から開放する。
操作権管理手段15は、電子キーが何れか一つの操作部の周辺の通信エリアに入ると、入った通信エリアの操作部に操作権を与える。操作権管理手段15は、何れか一つの電子キーが認証されている間は、異なるID(認証番号)の電子キーが何れかの通信エリアの操作盤の操作部を介して認証要求しても認証しない。
例えば、電子キー60aが通信エリアAに入った時(1)、電子キー60aの認証要求があれば認証され、操作部40aの操作権が発生する。また、電子キー60aが再び通信エリアAの外に出ると(2)、操作部40aの操作権は解放されるが、この時、別の電子キー60bが通信エリアA又は通信エリアBに入っても(3or4)電子キー60bの認証は出来ない。なぜなら、電子キー60aが認証中だからである。再び電子キー60aが通信エリアAに入ると(1)再び操作部40aの操作権が発生する。また、電子キー60aが通信エリアBに入ると(5)操作部40bの操作権が発生する。
図6は実施形態4の処理を示すフローチャートである。制御装置10の操作権管理手段16は、認証要求を受けると(sc01)、他のID(識別番号)で認証中であるか否かを判断し(sc02)、他のIDで認証中の場合(YES)、認証要求のあった電子キーを認証しない(sc03)、他のIDで認証中ではない場合(NO)、認証を成功とし(sc04)、制御装置10は操作部40に操作権を与える(sc5)。また、電子キーが通信エリアCから外に出た場合操作権を開放し、通信エリアCに再び入れば操作権を取得する(sc6)。
操作権管理手段15は電子キーが通信エリアから外れると認証を取り消す機能を備えてもよい。また、操作権管理手段15は電子キーまたは操作部からの認証の取り消しを要求する認証取消要求に対して、電子キーの認証を取り消すことができる。操作権管理手段15は操作部からの入力が一定時間検出されない場合、強制的に認証を取消す機能を備えてもよい。
操作盤の操作部は対応する表示部を備えており、電子キーが認証された場合、表示部に電子キーが認証されていることを表示するようにしてもよい。また、複数の操作部のうち一つの操作部の操作権を有している場合、他の操作部に対応する表示部に、他の操作部が操作権を有していることを表示するようにしてもよい。
<実施形態4>
図7は実施形態4を説明する図である。制御装置10は操作盤20が接続されている。制御装置10は、表示部30、操作部40、操作権管理手段16を備えている。制御装置10の操作権管理手段16は、電子キー60aが通信エリアCに入った時(1)、電子キーの認証要求があれば認証され、操作部40の操作権が発生する。また、電子キー60aが再び通信エリア外に出ると(2)、操作部40の操作権は開放されるが、この時、他の電子キー60bが通信エリアCに入っても(3)、電子キー60bの認証はできない。電子キー60aが認証中だからである。再び、電子キー60aが通信エリアに入ると(1)再び操作部40の操作権が発生する。また、フローチャートとしては図6と同じもので説明できる。
操作権管理手段16は電子キーが通信エリアから外れると認証を取り消す機能を備えてもよい。また、操作権管理手段16は電子キーまたは操作部からの認証の取り消しを要求する認証取消要求に対して、電子キーの認証を取り消すことができる。操作権管理手段16は操作部からの入力が一定時間検出されない場合、強制的に認証を取消す機能を備えてもよい。
操作盤の操作部は対応する表示部を備えており、電子キーが認証された場合、表示部に電子キーが認証されていることを表示するようにしてもよい。また、複数の操作部のうち一つの操作部の操作権を有している場合、他の操作部に対応する表示部に、他の操作部が操作権を有するようにしてもよい。
10 制御装置
11 操作権管理手段
12 パスワードロック管理手段
13 操作権管理手段
14 操作権委譲禁止管理手段
15 操作権管理手段
16 操作権管理手段

20a,20b 操作盤
30,30a,30b 表示部
40,40a,40b 操作部
50a,50b 認証デバイス挿入部
60a,60b 電子キー

A,B,C 通信エリア

Claims (15)

  1. 複数の操作部が接続された制御装置において、
    前記操作部から送信されたユーザログイン要求に対応して前記制御装置の操作権を操作部に与え、ログオフ要求に対応して操作権を操作部から解放する操作権管理手段を有し、
    前記操作権管理手段は、前記複数の操作部のうちの1つの操作部でユーザログイン中に他の操作部からのユーザログイン要求に対して、前記ログイン中のユーザと異なるユーザからのユーザログイン要求があった場合にログインを拒絶し、ログイン中のユーザと同じユーザからのユーザログイン要求があった場合に、前記ログイン中の1つの操作部のログイン中のユーザがパスワードを再入力するまで操作を一時的に禁止するパスワードロックまたはログオフすることによる操作権の開放を行い、ユーザログイン要求のあった他の操作部に前記操作権を与えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記パスワードロック要求が前記操作権を有する操作部から要求された時、前記ログイン中のユーザがパスワードを再入力するまで操作を一時的に禁止するパスワードロック管理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記操作部に対応する表示部を有し、前記パスワードロックの状態を該表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れか一つに記載の制御装置。
  4. 前記操作部からの入力が一定時間検出されない場合、前記操作権を有する操作部の強制的なログオフを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の制御装置。
  5. 複数の操作部が接続された制御装置において、
    前記操作部に対応する認証デバイスの挿入部を有し、前記挿入部への前記認証デバイスの挿入の検出により、前記認証デバイスが挿入されている前記挿入部に対応する前記操作部に操作権を与え、他の操作部に対しては対応する挿入部に認証デバイスの挿入を検出しても操作権の付与を拒絶し、前記操作権が与えられた前記操作部に対応する前記挿入部から前記認証デバイスが抜き取られた場合、前記操作権を解放する操作権管理手段を有する制御装置。
  6. 操作権を取得している操作部から前記認証デバイスを抜き取っても、他の認証デバイスが挿入された対応する操作部への操作権の委譲を禁止することを要求する操作権委譲禁止要求が前記操作部から要求された時、操作権を取得している前記操作部から前記認証デバイスを抜き取っても、他の認証デバイスが挿入された対応する操作部への操作権の委譲を禁止する操作権委譲禁止管理手段を有することを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記操作部に対応する表示部を有し、操作権の委譲を禁止する状態を該操作部に表示する請求項6記載の制御装置。
  8. 前記操作部からの入力が一定時間検出されない場合、強制的に操作権の解放を行うことを特徴とする請求項5乃至請求項7の何れか一つに記載の制御装置。
  9. 複数の操作部が接続された制御装置において、
    前記操作部の周辺が通信エリアで、前記操作部は該通信エリア内での電子キーの認証要求に対して認証し、前記制御装置の操作部の操作権を与え、前記電子キーが通信エリアから外れると操作権を操作部から解放し、前記電子キーが何れか一つの操作部の周辺の通信エリアに入ると再び操作権を前記操作部に与える操作権管理手段を有し、
    前記操作権管理手段は、前記電子キーが認証されている間は、異なるIDの電子キーが前記通信エリア内にあっても認証要求に対しては認証しないことを特徴とする制御装置。
  10. 操作部が接続された制御装置において、
    前記操作部の周辺が通信エリアで、前記操作部は該通信エリア内での電子キーの認証要求に対して認証し、前記制御装置の操作部に操作権を与え、前記電子キーが通信エリアから外れると操作権を操作部から解放し、前記電子キーが操作部の周辺の通信エリアに入ると再び操作権を与える操作権管理手段を有し、
    前記操作権管理手段は、前記電子キーが認証されている間は、異なるIDの電子キーが前記通信エリア内にあっても認証要求に対しては認証しないことを特徴とする制御装置。
  11. 前記操作権管理手段が前記電子キーが通信エリアから外れると認証を取り消すことを特徴とする請求項9乃至請求項10の何れか一つに記載の制御装置。
  12. 前記操作権管理手段が前記電子キーまたは前記操作部からの認証取り消しを要求する認証取消要求に対して、電子キーの認証を取り消すことを特徴とする請求項9乃至請求項11の何れか一つに記載の制御装置。
  13. 前記操作部からの入力が一定時間検出されない場合、強制的に認証を取り消すことを特徴とする請求項9乃至請求項12の何れか一つに記載の制御装置。
  14. 前記操作部は対応する表示部を有し、前記電子キーが認証された場合、該表示部に該電子キーが認証されていることを表示することを特徴とする請求項9乃至請求項13の何れか一つに記載の制御装置。
  15. 前記操作部は対応する表示部を有し、前記複数の操作部のうちの1つが操作権を有している場合、他の操作部の表示部に他の操作部が操作権を有していることを表示することを特徴とする請求項9に記載の制御装置。
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