JP2015141625A - 操作権制御機能を備えた制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御装置10に対して2つの操作盤20a,20bが接続されている。操作部40aからユーザログインすると、制御装置10は操作権を操作部40aに与え、操作部40bからの他のユーザのログインを禁止する。逆に操作部40bからユーザログインすると操作権は操作部40bに与え、操作部40aからの他のユーザのログインを禁止する。
【選択図】図1
Description
請求項2に係る発明は、前記パスワードロック要求が前記操作権を有する操作部から要求された時、前記ログイン中のユーザがパスワードを再入力するまで操作を一時的に禁止するパスワードロック管理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の制御装置である。
請求項3に係る発明は、前記操作部に対応する表示部を有し、前記パスワードロックの状態を該表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れか一つに記載の制御装置である。
請求項4に係る発明は、前記操作部からの入力が一定時間検出されない場合、前記操作権を有する操作部の強制的なログオフを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の制御装置である。
請求項6に係る発明は、操作権を取得している操作部から前記認証デバイスを抜き取っても、他の認証デバイスが挿入された対応する操作部への操作権の委譲を禁止することを要求する操作権委譲禁止要求が前記操作部から要求された時、操作権を取得している前記操作部から前記認証デバイスを抜き取っても、他の認証デバイスが挿入された対応する操作部への操作権の委譲を禁止する操作権委譲禁止管理手段を有することを特徴とする請求項5に記載の制御装置である。
請求項8に係る発明は、前記操作部からの入力が一定時間検出されない場合、強制的に操作権の解放を行うことを特徴とする請求項5乃至請求項7の何れか一つに記載の制御装置である。
請求項10に係る発明は、操作部が接続された制御装置において、前記操作部の周辺が通信エリアで、前記操作部は該通信エリア内での電子キーの認証要求に対して認証し、前記制御装置の操作部に操作権を与え、前記電子キーが通信エリアから外れると操作権を操作部から解放し、前記電子キーが操作部の周辺の通信エリアに入ると再び操作権を与える操作権管理手段を有し、前記操作権管理手段は、前記電子キーが認証されている間は、異なるIDの電子キーが前記通信エリア内にあっても認証要求に対しては認証しないことを特徴とする制御装置である。
請求項11に係る発明は、前記操作権管理手段が前記電子キーが通信エリアから外れると認証を取り消すことを特徴とする請求項9乃至請求項10の何れか一つに記載の制御装置である。
請求項13に係る発明は、前記操作部からの入力が一定時間検出されない場合、強制的に認証を取り消すことを特徴とする請求項9乃至請求項12の何れか一つに記載の制御装置である。
請求項14に係る発明は、前記操作部は対応する表示部を有し、前記電子キーが認証された場合、該表示部に該電子キーが認証されていることを表示することを特徴とする請求項9乃至請求項13の何れか一つに記載の制御装置である。
請求項15に係る発明は、前記操作部は対応する表示部を有し、前記複数の操作部のうちの1つが操作権を有している場合、他の操作部の表示部に他の操作部が操作権を有していることを表示することを特徴とする請求項9に記載の制御装置である。
本発明の実施形態では、従来技術の問題点を解決するために、ユーザログイン、認証デバイス、電子キーによって行う方式を提案する。つまり、操作前にユーザログイン、認証デバイスの挿入、電子キー認証で、操作権を取得する方式により操作部からの入力を排他的に制御する制御装置を提案する。
図1は、請求項1〜4の実施形態を説明する図である。制御装置10に対して2つの操作盤20a,20bが接続されている。操作盤20aはキーボードなどの入力手段である操作部40a,各種入力データの表示あるいは制御装置10から送信されるデータなどを表示する表示部30aを備えている。同様に、操作盤20bはキーボードなどの入力手段である操作部40b,各種入力データの表示あるいは制御装置10から送信されるデータなどを表示する表示部30bを備えている。
図3は、請求項5〜8の実施形態を説明する図である。制御装置10に対して2つの操作盤20a,20bが接続されている。操作盤20aは、表示部30a,操作部40a,認証デバイス挿入部50aを備えている。また、操作盤20bは、表示部30b,操作部40b,認証デバイス挿入部50bを備えている。認証デバイスとしては例えば認証用のコードを格納したUSBメモリなどである。
図5は実施形態3を説明する図である。制御装置10に操作盤20aと操作盤20bが接続されている。操作盤20aは、表示部30a,操作部40aを備えている。操作盤20aは操作権を取得するために用いる電子キーと通信エリアA内で接続することができる。操作盤20bは、表示部30b,操作部40bを備えている。操作盤20bは操作権を取得するために用いる電子キーと通信エリアB内で接続することができる。
図7は実施形態4を説明する図である。制御装置10は操作盤20が接続されている。制御装置10は、表示部30、操作部40、操作権管理手段16を備えている。制御装置10の操作権管理手段16は、電子キー60aが通信エリアCに入った時(1)、電子キーの認証要求があれば認証され、操作部40の操作権が発生する。また、電子キー60aが再び通信エリア外に出ると(2)、操作部40の操作権は開放されるが、この時、他の電子キー60bが通信エリアCに入っても(3)、電子キー60bの認証はできない。電子キー60aが認証中だからである。再び、電子キー60aが通信エリアに入ると(1)再び操作部40の操作権が発生する。また、フローチャートとしては図6と同じもので説明できる。
11 操作権管理手段
12 パスワードロック管理手段
13 操作権管理手段
14 操作権委譲禁止管理手段
15 操作権管理手段
16 操作権管理手段
20a,20b 操作盤
30,30a,30b 表示部
40,40a,40b 操作部
50a,50b 認証デバイス挿入部
60a,60b 電子キー
A,B,C 通信エリア
Claims (15)
- 複数の操作部が接続された制御装置において、
前記操作部から送信されたユーザログイン要求に対応して前記制御装置の操作権を操作部に与え、ログオフ要求に対応して操作権を操作部から解放する操作権管理手段を有し、
前記操作権管理手段は、前記複数の操作部のうちの1つの操作部でユーザログイン中に他の操作部からのユーザログイン要求に対して、前記ログイン中のユーザと異なるユーザからのユーザログイン要求があった場合にログインを拒絶し、ログイン中のユーザと同じユーザからのユーザログイン要求があった場合に、前記ログイン中の1つの操作部のログイン中のユーザがパスワードを再入力するまで操作を一時的に禁止するパスワードロックまたはログオフすることによる操作権の開放を行い、ユーザログイン要求のあった他の操作部に前記操作権を与えることを特徴とする制御装置。 - 前記パスワードロック要求が前記操作権を有する操作部から要求された時、前記ログイン中のユーザがパスワードを再入力するまで操作を一時的に禁止するパスワードロック管理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
- 前記操作部に対応する表示部を有し、前記パスワードロックの状態を該表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れか一つに記載の制御装置。
- 前記操作部からの入力が一定時間検出されない場合、前記操作権を有する操作部の強制的なログオフを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の制御装置。
- 複数の操作部が接続された制御装置において、
前記操作部に対応する認証デバイスの挿入部を有し、前記挿入部への前記認証デバイスの挿入の検出により、前記認証デバイスが挿入されている前記挿入部に対応する前記操作部に操作権を与え、他の操作部に対しては対応する挿入部に認証デバイスの挿入を検出しても操作権の付与を拒絶し、前記操作権が与えられた前記操作部に対応する前記挿入部から前記認証デバイスが抜き取られた場合、前記操作権を解放する操作権管理手段を有する制御装置。 - 操作権を取得している操作部から前記認証デバイスを抜き取っても、他の認証デバイスが挿入された対応する操作部への操作権の委譲を禁止することを要求する操作権委譲禁止要求が前記操作部から要求された時、操作権を取得している前記操作部から前記認証デバイスを抜き取っても、他の認証デバイスが挿入された対応する操作部への操作権の委譲を禁止する操作権委譲禁止管理手段を有することを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
- 前記操作部に対応する表示部を有し、操作権の委譲を禁止する状態を該操作部に表示する請求項6記載の制御装置。
- 前記操作部からの入力が一定時間検出されない場合、強制的に操作権の解放を行うことを特徴とする請求項5乃至請求項7の何れか一つに記載の制御装置。
- 複数の操作部が接続された制御装置において、
前記操作部の周辺が通信エリアで、前記操作部は該通信エリア内での電子キーの認証要求に対して認証し、前記制御装置の操作部の操作権を与え、前記電子キーが通信エリアから外れると操作権を操作部から解放し、前記電子キーが何れか一つの操作部の周辺の通信エリアに入ると再び操作権を前記操作部に与える操作権管理手段を有し、
前記操作権管理手段は、前記電子キーが認証されている間は、異なるIDの電子キーが前記通信エリア内にあっても認証要求に対しては認証しないことを特徴とする制御装置。 - 操作部が接続された制御装置において、
前記操作部の周辺が通信エリアで、前記操作部は該通信エリア内での電子キーの認証要求に対して認証し、前記制御装置の操作部に操作権を与え、前記電子キーが通信エリアから外れると操作権を操作部から解放し、前記電子キーが操作部の周辺の通信エリアに入ると再び操作権を与える操作権管理手段を有し、
前記操作権管理手段は、前記電子キーが認証されている間は、異なるIDの電子キーが前記通信エリア内にあっても認証要求に対しては認証しないことを特徴とする制御装置。 - 前記操作権管理手段が前記電子キーが通信エリアから外れると認証を取り消すことを特徴とする請求項9乃至請求項10の何れか一つに記載の制御装置。
- 前記操作権管理手段が前記電子キーまたは前記操作部からの認証取り消しを要求する認証取消要求に対して、電子キーの認証を取り消すことを特徴とする請求項9乃至請求項11の何れか一つに記載の制御装置。
- 前記操作部からの入力が一定時間検出されない場合、強制的に認証を取り消すことを特徴とする請求項9乃至請求項12の何れか一つに記載の制御装置。
- 前記操作部は対応する表示部を有し、前記電子キーが認証された場合、該表示部に該電子キーが認証されていることを表示することを特徴とする請求項9乃至請求項13の何れか一つに記載の制御装置。
- 前記操作部は対応する表示部を有し、前記複数の操作部のうちの1つが操作権を有している場合、他の操作部の表示部に他の操作部が操作権を有していることを表示することを特徴とする請求項9に記載の制御装置。
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JP2017042880A (ja) * | 2015-08-27 | 2017-03-02 | ファナック株式会社 | 複数のティーチング装置からロボットを操作するロボットシステム |
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