JP6049109B2 - 電子システム、制御装置、ロック解除方法、およびプログラム - Google Patents

電子システム、制御装置、ロック解除方法、およびプログラム Download PDF

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Description

[関連出願についての記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2013−051855号(2013年3月14日出願)に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、電子システム、制御装置、ロック解除方法、およびプログラムに係り、特に、電子システムにおける保守技術に係る。
サーバ装置やパソコンなどの情報処理装置に代表される電子機器では、保守のために様々な工夫がなされている。
例えば、特許文献1には、活性交換/停止交換、故障交換/予防交換、交換/増設等を何ら区別することなく保守作業を行え、作業者が誤操作することなく保守を行うことができる保守ガイダンスを行うため、保守対象となり得る複数の部品を表示して、保守対象部品を選択させる部品選択画面表示部と、前記選択画面表示部において選択された保守対象部品についての電源状態または設備状態を判断する状態判断部と、前記状態判断部により判断された判断状態に応じた保守作業指示を行う指示画面表示部とを備える保守ガイダンス表示装置が開示されている。
また、特許文献2には、第1の無線発信機と、個人と関連付けるように構成された第2の無線発信機と、認証マネージャとを含む少なくとも1つの電子ユニットを含み、認証マネージャは、第1の無線発信機と第2の無線発信機の少なくとも一方のメモリ内に記憶された保守識別子に関する第1の無線発信機と第2の無線発信機との間の無線通信によって少なくとも1つの電子ユニットに対するアクセスを許可する保守制御システムが開示されている。
さらに、特許文献3には、紙幣回収や保守作業に、物理的な鍵よりも複製が極めて困難なICカードで構成の保守カードを利用するようにしたことにより、偽造を防止し、保守カードを持たない者による表扉の開放を不正な開放として不正発覚後の運用を禁止するICカード積増機が開示されている。
また、特許文献4には、ハードウェアを複数ユニットに分割するとともに各分割ユニットをプラグイン交換可能なモジュールとして構成するとともに、(1)上記モジュールに個別IDを持たせる、(2)モジュールの装脱着を検知するセンサを設ける、(3)上記センサによってモジュール交換のイベントを検知するとともに、交換モジュールの個別IDを読み取る、(4)モジュール交換のイベントが発生した場合に、交換モジュールの個別IDを含むモジュール交換情報をネットワークを介して管理サーバへ送信するシン・クライアントが開示されている。
さらに、特許文献5には、取外しが可能なハードディスク装置を内蔵した情報処理装置において、処理装置固有のホストID情報をハードディスク装置に通知するコマンド発行手段と、ハードディスク装置の取外しを禁止するロック手段と、ディスク装置に対して取外しの許可を照会するコマンド発行手段と、コマンドの応答に基づき取外しを許可し、ロック手段にロックの解除を指示する取外し制御手段とを設けた情報処理装置が開示されている。
再公表特許第2007/096971号 特開2007−12050号公報 特開2006−65751号公報 特開2002−358215号公報 特開2001−229613号公報
以下の分析は本発明において与えられる。
ところで、保守時において、保守技術者が保守対象となる装置を間違えると、稼働している装置における部品等を外してしまい、その装置に障害を発生させる虞がある。また、保守対象装置ではあるが、シャットダウンしていない状態で保守対象装置が稼働中に部品等が外されて、保守対象装置に障害を発生させる虞がある。さらに、保守技術者が保守対象装置の稼働状態を把握してからシャットダウン行うと、確認のための時間がかかり、作業時間が長くなってしまう。最近、電子システムの高度化に伴い保守作業の複雑化が増し、保守の作業性をより向上させることが望まれる。しかしながら、特許文献1〜5で開示されるような技術では、保守の作業性をより向上させるには充分とはいえない。
したがって、本発明の目的は、保守の作業性をより向上させることに貢献する、電子システム、制御装置、ロック解除方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係る電子システムは、電子機器を構成する筐体と、電子機器を構成し、筐体に着脱可能に搭載される構成部品と、構成部品を筐体に固定するロック機構と、電子機器へのアクセスキーを受信する受信部と、構成部品への人体の近接を感知する感知部と、受信したアクセスキーを認証した後に感知部が人体の近接を感知した場合、電子機器の立ち下げを実行し、電子機器の立ち下げを完了した後にロック機構を解除するように制御する制御部と、を備える。
本発明の他のアスペクト(側面)に係る制御装置は、筐体と、筐体に着脱可能に搭載される構成部品と、構成部品を筐体に固定するロック機構とを備える電子機器へのアクセスキーを認証する認証部と、構成部品への人体の近接を感知したことを示す情報を受け取る情報入力部と、アクセスキーを認証した後に人体の近接を感知した場合、電子機器の立ち下げを実行し、電子機器の立ち下げを完了した後にロック機構を解除するように制御するロック制御部と、を備える。
本発明の別のアスペクト(側面)に係るロック解除方法は、筐体と、筐体に着脱可能に搭載される構成部品と、構成部品を筐体に固定するロック機構とを備える電子機器へのアクセスキーを認証するステップと、構成部品への人体の近接を感知するステップと、アクセスキーを認証した後に人体の近接を感知した場合、電子機器の立ち下げを実行し、電子機器の立ち下げを完了した後にロック機構を解除するように制御するステップと、を含む。
本発明のさらに別のアスペクト(側面)に係るプログラムは、筐体と、筐体に着脱可能に搭載される構成部品と、構成部品を筐体に固定するロック機構とを備える電子機器を制御するコンピュータに、電子機器へのアクセスキーを認証する処理と、構成部品への人体の近接を感知する処理と、アクセスキーを認証した後に人体の近接を感知した場合、電子機器の立ち下げを実行し、電子機器の立ち下げを完了した後にロック機構を解除するように制御する処理と、を実行させる。
本発明によれば、電子システムにおける保守の作業性をより向上させることに貢献する。
第1の実施形態に係る電子システムの構成を模式的に示す図である。 第1の実施形態に係る電子システムの動作を表すフローチャートである。 第2の実施形態に係る電子システムの構成を模式的に示す図である。 第2の実施形態に係る制御装置の構成を示すブロック図である。
以下、一実施形態の概要について説明する。なお、以下の概説に付記した図面参照符号は、専ら理解を助けるための例示であり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
一実施形態に係る電子システムは、電子機器(図1の10)を構成する筐体(図1の11)と、電子機器を構成し、筐体に着脱可能に搭載される構成部品(図1の12)と、構成部品を筐体に固定するロック機構(図1の13)と、電子機器へのアクセスキーを受信する受信部(図1の14)と、構成部品への人体の近接を感知する感知部(図1の15)と、受信したアクセスキーを認証した後に感知部が人体の近接を感知した場合において、電子機器の立ち下げを実行した後にロック機構を解除するように制御する制御部(図1の16)と、を備える。
一実施形態に係る電子システムは、電子システムの稼働中に保守対象の構成部品を取り外すことによる障害発生を防止することに貢献する。また、一実施形態に係る電子システムは、電子システムを立ち下げる手順の確認に係る時間を削減することに貢献する。従って、一実施形態に係る電子システムは、保守における作業性がより向上させることに貢献する。
以下、各実施形態に即し、図面を参照して詳しく説明する。
[実施形態1]
図1は、第1の実施形態に係る電子システムの構成を模式的に示す図である。図1において、電子システム10は、例えば、パーソナルコンピュータやサーバなどの情報処理装置、各種電子制御装置などである。電子システム10は、電子システム10を構成する筐体11を備え、筐体11は、構成ユニット12、ロックユニット13、ワイヤレスキー受信部14、タッチセンサ15、制御ユニット16、警報発信部17を備える。
構成ユニット12は、例えば、ブレード、ディスク、ボードやメモリ等の保守対象部品であって、筐体11に着脱可能に搭載される。図1では、構成ユニット12が一台のみである場合を図示しているが、実際には複数台搭載されるのが通例である。
ロックユニット13は、対応する構成ユニット12を筐体に固定する機能を有し、制御ユニット16からの制御信号でロック機構を解除することができる。ロックユニット13は、例えば、エアシリンダやソレノイド(電磁石)等のアクチュエータで構成され、機械的に外せない様に、例えば、ロックユニット13は、カバーが外せない様に、カバーの一部の穴にシリンダやソレノイドのロッドを挿入し、ロックするユニットであってもよい。また、ロックユニット13は、例えば、ばねを内蔵したソレノイド(電磁石)でロック機構を解除(アンロック)するようにしてもよい。例えば、ばねを内蔵した自己復帰型ソレノイドでロックしたり、アンロックを外す又はサーボモータやパルスモータを正転/逆転させてロックしたりアンロックするようにしてもよい。
ワイヤレスキー受信部14は、図示されない活性化されたワイヤレスキーが近接したことを検知して、制御ユニット16に対しワイヤレスキーのアクセスキーを出力する。なお、ワイヤレスキーは、電波、近赤外線などの光、磁気誘導、音波などによる所定の信号を発生する。ワイヤレスキーは、セキュリティが求められる為、予め決められた通信エリア(例えば、70〜100cm)の範囲内で、受信できる強度の電波を送信し、その範囲内でのみワイヤレスキーとワイヤレスキー受信部14間の照合が行われてもよい。
タッチセンサ15は、対応する構成ユニット12毎に配置され、人体の接触あるいは近接を感知した場合に、その旨を制御ユニット16に対して出力する。タッチセンサ15は、構成ユニット12に設置されていてもよい。タッチセンサ15は、例えば、静電容量型の近接センサ、距離を限定して検出する光学センサ等であってもよい。
制御ユニット16は、ワイヤレスキー受信部14から出力されたアクセスキーを認証した後に、タッチセンサ15が保守担当者などの人体の接触あるいは近接を感知した場合において、定められた手順で電子システム10の立ち下げを実行し、その後に、制御ユニット16は、タッチセンサ15に対応するロックユニット13を解除するように制御する。制御ユニット16は、内蔵するコンピュータにプログラムを実行させることでこのような機能を実現するようにしてもよい。
警報発信部17は、制御ユニット16がアクセスキーを認証することなくタッチセンサ15が人体の近接を感知した場合において制御ユニット16によって活性化され、音、光などの警報を発する。警報発信部17は、例えば、内蔵のサウンドボードであってもよい。
次に、以上のような構成の電子システム10の動作について説明する。図2は、電子システム10の動作を表すフローチャートである。
ステップS1において、ロックユニット13がロック状態に無ければ、そのまま処理を終了する。ロックユニット13がロック状態にある場合には、ステップS2に進む。
ステップS2において、ワイヤレスキーがID(Identification)あるいは認証キーの信号を含んだ所定の信号(アクセスキー)を発信する。
ステップS3において、ワイヤレスキー受信部14は、ワイヤレスキーが発したIDあるいは認証キーの信号を受信する。
ステップS4において、制御ユニット16は、ワイヤレスキー受信部14から出力されたアクセスキーを予め登録されている認証キーと照合し認証する。
ステップS5において、制御ユニット16は、アクセスキーが認証キーと一致しない場合には、処理を終了し、アクセスキーが認証キーと一致した場合には、ステップS6に進む。
ステップS6において、制御ユニット16は、ロックユニット13を開放可能となるようにスタンバイ状態に設定する。
ステップS7において、タッチセンサ15は、人体の接触あるいは近接を感知する。すなわち、保守担当者が保守対象装置の部品等を外そうとすると、保守担当者の手等をタッチセンサ15で検出する。
ステップS8において、制御ユニット16は、電子システム10の立ち下げを所定の手順で実行する。
ステップS9において、制御ユニット16は、ロックユニット13を開放状態とし、一連の処理を終了する。
以上のように動作する電子システム10によれば、アクセスキーの認証とタッチセンサの感知とを併用し、所望の保守対象の構成ユニットのロックを解除することができる。したがって、保守担当者が保守対象となる装置を間違えて、稼働しているIT(インフォメーション テクノロジー)機器(サーバ装置やパソコン等)の部品等を外してしまい、そのIT機器に障害を発生させたりするようなことが無い。
また、保守対象の装置ではあるが、シャットダウンしないにも拘らず、保守担当者が稼働中に部品等を外してしまい、障害を発生させたりすることが無い。
さらに、制御ユニット16は、保守対象の装置の稼働状態を把握しながらシャットダウンを行い、その後において保守担当者が部品等を外すことができるので、作業時間が必要以上に長くなることが無い。
また、本実施形態に係る電子システム10においては、保守担当者は、ワイヤレスキー等を持たずに、あるいは、保守対象装置外のワイヤレスキーを持って、保守対象装置のロック解除を行い、保守対象装置の中の部品等を交換するようにカバー等のロックを外すことができない。したがって、本実施形態に係る電子システム10は、関係者外による部品等の取り外しや交換、部品等の盗難を防止することができる。この際、本実施形態に係る電子システム10は、内蔵のサウンドボードなどの警報発信部17よってブザー音を鳴らすことで、盗難防止の警告としたり、保守対象装置の間違い防止を知らせることができる。
本実施形態に係る電子システム10は、電子システム10の稼働中に保守対象の構成ユニット12を取り外すことによる障害発生を防止することに貢献する。また、本実施形態に係る電子システム10は、電子システム10を立ち下げる手順確認に係る時間を削減することに貢献する。
[実施形態2]
図3は、第2の実施形態に係る電子システムの構成を模式的に示す図である。図3において、電子システム20は、デスクトップPC21a、サーバ装置21b、制御装置26を備える。制御装置26と、情報処理装置であるデスクトップPC21a、サーバ装置21bのそれぞれとは、ネットワークで接続される。
デスクトップPC21aは、第1の実施形態で説明した電子システム10に相当する。ただし、図1の制御ユニット16は、制御装置26としてネットワークを介して接続される装置とされる。デスクトップPC21aは、図1のロックユニット13に相当するロックユニット23a、図1のタッチセンサ15に相当するタッチセンサ25aを内蔵し、図1のワイヤレスキー受信部14に相当するワイヤレスキー受信装置24aをデスクトップPC21aの近傍あるいは内部に配置する。
ワイヤレスキー受信装置24aは、ワイヤレスキー30が発信する特定の信号を受信した場合に、制御装置26にその旨を通知する。この場合、ワイヤレスキー30が発信する信号は、デスクトップPC21aを特定する情報を含む。
サーバ装置21bは、第1の実施形態で説明した電子システム10に相当し、制御装置26とネットワークを介して接続される。サーバ装置21bは、図1のロックユニット13に相当するロックユニット23b、図1のタッチセンサ15に相当するタッチセンサ25bを内蔵し、図1のワイヤレスキー受信部14に相当するワイヤレスキー受信装置24bをサーバ装置21bの近傍あるいは内部に配置する。
ワイヤレスキー受信装置24bは、ワイヤレスキー30が発信する特定の信号を受信した場合に、制御装置26にその旨を通知する。この場合、ワイヤレスキー30が発信する信号は、サーバ装置21bを特定する情報を含む。
なお、図3では、ロックユニット23a、23b、タッチセンサ25a、25b、ワイヤレスキー受信装置24a、24bがそれぞれ制御装置26とネットワークを介して直接接続されるように図示されている。しかし、これはあくまで論理的な接続を意味するものであって、実際にはデスクトップPC21aあるいはサーバ装置21bを介して物理的に接続されるのが通例である。
次に、制御装置26について説明する。図4は、制御装置26の構成を示すブロック図である。制御装置26は、認証部27、情報入力部28、ロック制御部29を備える。
認証部27は、ワイヤレスキー受信装置24a、24bから入力したアクセスキーを認証する。
情報入力部28は、タッチセンサ25a、25bへの人体の近接を感知したことを示す情報を受け取る。
ロック制御部29は、認証部27がアクセスキーを認証した後に情報入力部28が人体の近接を感知した情報を受け取った場合において、認証および近接の対象であるデスクトップPC21aあるいはサーバ装置21bの立ち下げを実行した後に、ロックユニット23a、23bを解除するように制御する。
ここで、制御装置26は、立ち下げに関し、保守対象となる装置やシステムに対し、リモートからシャットダウン等で行っても良く、立ち下げコマンドを送信しても良い。あるいは、保守対象装置がローカルコンピュータまたはリモートコンピュータであって、シャットダウンの指示を行うコマンドを送信しても良い。また、LAN(Local Area Network)接続されているパソコンやサーバ装置に、立ち下げを行うツールをインストールしておいても良い。
また、制御装置26は、保守対象装置が立ち下がった(シャットダウンした)ことを、シャットダウン指示や立ち下げ処理指示を行ってから、所定時間経過したことで判断しても良い。また、制御装置26は、保守対象装置から出力される信号等が出なくなったこと、所定の電圧以下になったこと、あるいは、シャットダウンが完了した旨の信号を出す別付けの装置からの信号を受けることなどによって、保守対象装置が立ち下がったと判断しても良い。
そして、制御装置26は、保守対象装置が立ち下がったと判断すると、保守対象装置の中の回路基板や部品等を外せない様に機械的にロックしているロックを外す。
本実施形態に係る電子システム20においても、デスクトップPC21aあるいはサーバ装置21bと、制御装置26とが第1の実施形態に係る電子システム10と同様に動作し、第1の実施形態と同様に障害発生の防止および手順確認に係る時間の削減が可能である。また、複数台の情報処理装置が連携して同期を取っている場合、各情報処理装置の電源の落とし方、シャットダウンの方法は、予め定められる順序で行わなければならない。この場合に、保守担当者がシャットダウンの方法を知らなくとも、制御装置26が、定められた方法で各情報処理装置のシャットダウンを行うので、保守担当者の作業に長時間を要しない。すなわち、制御装置26が、情報処理装置の接続を自動認識して、情報処理装置の接続に応じ予め決められた各情報処理装置のシャットダウンの順番を制御することにより、シャットダウンが可能となる。
さらに、制御装置26は、ネットワークを介して接続される複数台の情報処理装置(デスクトップPC21aおよびサーバ装置21b)を集中して制御するので、大規模なシステムでは、システム構成における冗長性が低減される。
なお、上記の実施形態の一部または全部は、以下の形態のようにも記載されうるが、以下に限定されるものではない。
(形態1)
電子機器を構成する筐体と、
前記電子機器を構成し、前記筐体に着脱可能に搭載される構成部品と、
前記構成部品を前記筐体に固定するロック機構と、
前記電子機器へのアクセスキーを受信する受信部と、
前記構成部品への人体の近接を感知する感知部と、
受信した前記アクセスキーを認証した後に前記感知部が人体の近接を感知した場合において、前記電子機器の立ち下げを実行した後に前記ロック機構を解除するように制御する制御部と、
を備える電子システム。
(形態2)
前記アクセスキーは、ワイヤレスキーによって発生される形態1記載の電子システム。
(形態3)
前記感知部は、前記ワイヤレスキーのスイッチがオンとされたことを感知する形態2記載の電子システム。
(形態4)
前記感知部は、人体の接触を感知するタッチセンサである形態1記載の電子システム。
(形態5)
警告を発信する警告発信部を備え、
前記制御部は、前記アクセスキーを認証することなく前記感知部が人体の近接を感知した場合において前記警告発信部を活性化させる形態1記載の電子システム。
(形態6)
筐体と、前記筐体に着脱可能に搭載される構成部品と、前記構成部品を筐体に固定するロック機構とを備える電子機器へのアクセスキーを認証する認証部と、
前記構成部品への人体の近接を感知したことを示す情報を受け取る情報入力部と、
前記アクセスキーを認証した後に人体の近接を感知した場合において、前記電子機器の立ち下げを実行した後に前記ロック機構を解除するように制御するロック制御部と、
を備える制御装置。
(形態7)
1または2以上の前記電子機器とネットワークを介して接続される形態6記載の制御装置。
(形態8)
前記電子機器中に組み込まれている形態6記載の制御装置。
(形態9)
筐体と、前記筐体に着脱可能に搭載される構成部品と、前記構成部品を筐体に固定するロック機構とを備える電子機器へのアクセスキーを認証するステップと、
前記構成部品への人体の近接を感知するステップと、
前記アクセスキーを認証した後に前記人体の近接を感知した場合において、前記電子機器の立ち下げを実行した後に前記ロック機構を解除するように制御するステップと、
を含むロック解除方法。
(形態10)
筐体と、前記筐体に着脱可能に搭載される構成部品と、前記構成部品を筐体に固定するロック機構とを備える電子機器を制御するコンピュータに、
前記電子機器へのアクセスキーを認証する処理と、
前記構成部品への人体の近接を感知する処理と、
前記アクセスキーを認証した後に前記人体の近接を感知した場合において、前記電子機器の立ち下げを実行した後に前記ロック機構を解除するように制御する処理と、
を実行させるプログラム。
なお、前述の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10、20 電子システム
11 筐体
12 構成ユニット
13、23a、23b ロックユニット
14 ワイヤレスキー受信部
24a、24b ワイヤレスキー受信装置
15、25a、25b タッチセンサ
16 制御ユニット
17 警報発信部
21a デスクトップPC
21b サーバ装置
26 制御装置
27 認証部
28 情報入力部
29 ロック制御部
30 ワイヤレスキー

Claims (10)

  1. 電子機器を構成する筐体と、
    前記電子機器を構成し、前記筐体に着脱可能に搭載される構成部品と、
    前記構成部品を前記筐体に固定するロック機構と、
    前記電子機器へのアクセスキーを受信する受信部と、
    前記構成部品への人体の近接を感知する感知部と、
    受信した前記アクセスキーを認証した後に前記感知部が人体の近接を感知した場合、前記電子機器の立ち下げを実行し、前記電子機器の立ち下げを完了した後に前記ロック機構を解除するように制御する制御部と、
    を備える電子システム。
  2. 前記アクセスキーは、ワイヤレスキーによって発生される請求項1記載の電子システム。
  3. 前記感知部は、前記ワイヤレスキーのスイッチがオンとされたことを感知する請求項2記載の電子システム。
  4. 前記感知部は、人体の接触を感知するタッチセンサである請求項1記載の電子システム。
  5. 警告を発信する警告発信部を備え、
    前記制御部は、前記アクセスキーを認証することなく前記感知部が人体の近接を感知した場合において前記警告発信部を活性化させる請求項1記載の電子システム。
  6. 筐体と、前記筐体に着脱可能に搭載される構成部品と、前記構成部品を筐体に固定するロック機構とを備える電子機器へのアクセスキーを認証する認証部と、
    前記構成部品への人体の近接を感知したことを示す情報を受け取る情報入力部と、
    前記アクセスキーを認証した後に人体の近接を感知した場合、前記電子機器の立ち下げを実行し、前記電子機器の立ち下げを完了した後に前記ロック機構を解除するように制御するロック制御部と、
    を備える制御装置。
  7. 1または2以上の前記電子機器とネットワークを介して接続される請求項6記載の制御装置。
  8. 前記電子機器中に組み込まれている請求項6記載の制御装置。
  9. 筐体と、前記筐体に着脱可能に搭載される構成部品と、前記構成部品を筐体に固定するロック機構とを備える電子機器へのアクセスキーを認証するステップと、
    前記構成部品への人体の近接を感知するステップと、
    前記アクセスキーを認証した後に前記人体の近接を感知した場合、前記電子機器の立ち下げを実行し、前記電子機器の立ち下げを完了した後に前記ロック機構を解除するように制御するステップと、
    を含むロック解除方法。
  10. 筐体と、前記筐体に着脱可能に搭載される構成部品と、前記構成部品を筐体に固定するロック機構とを備える電子機器を制御するコンピュータに、
    前記電子機器へのアクセスキーを認証する処理と、
    前記構成部品への人体の近接を感知する処理と、
    前記アクセスキーを認証した後に前記人体の近接を感知した場合、前記電子機器の立ち下げを実行し、前記電子機器の立ち下げを完了した後に前記ロック機構を解除するように制御する処理と、
    を実行させるプログラム。
JP2015505546A 2013-03-14 2014-03-13 電子システム、制御装置、ロック解除方法、およびプログラム Active JP6049109B2 (ja)

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