JP2015141208A - 液晶装置、液晶装置の製造方法および電子機器 - Google Patents
液晶装置、液晶装置の製造方法および電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015141208A JP2015141208A JP2014012122A JP2014012122A JP2015141208A JP 2015141208 A JP2015141208 A JP 2015141208A JP 2014012122 A JP2014012122 A JP 2014012122A JP 2014012122 A JP2014012122 A JP 2014012122A JP 2015141208 A JP2015141208 A JP 2015141208A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- liquid crystal
- crystal device
- film
- inorganic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
【解決手段】液晶装置100の液晶パネル100pにおいて、第2基板40は、第1基板20の第1側面20e、20f、20g、20hより外側に第2側面40e、40f、40g、40hが位置する張り出し部41e、41f、41g、41hを備え、張り出し面42e、42f、42g、42hから第1側面20e、20f、20g、20hまでを無機バリア膜70が覆っている。無機バリア膜70は、張り出し面42e、42f、42g、42hを覆う部分の膜厚が第1基板20と第2基板40との間隔より厚い。無機バリア膜70を形成するにあたっては、張り出し面42e、42f、42g、42hおよび第1側面20e、20f、20g、20hと蒸着方向とが成す角度を切り換えて無機膜の蒸着を行う。
【選択図】図1
Description
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る液晶装置の液晶パネルの説明図であり、図1(a)、(b)は各々、液晶パネルを各構成要素と共に対向基板の側から見た平面図、およびそのH−H′断面図である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る液晶装置100に設けた無機バリア膜70等を模式的に示す説明図である。
図3は、本発明の実施の形態1に係る液晶装置100の製造方法を示す説明図である。本形態の液晶装置100を製造するには、パネル形成工程において、第2基板40、第1基板20、液晶層50およびシール材60を備えた液晶パネル100pを形成した後、無機バリア膜形成工程において、無機バリア膜70を形成する。液晶パネル100pを形成するにあたっては、第2基板40として大型のマザー基板を用い、かかるマザー基板上に、単品サイズの第1基板20、シール材60および液晶層50を設けた後、マザー基板を切断して、液晶パネル100pを得る。また、液晶パネル100pを形成するにあたっては、第1基板20および第2基板40として大型のマザー基板を用い、かかる2枚のマザー基板の間にシール材60および液晶層50を設けた後、2枚のマザー基板を切断して、液晶パネル100pを得てもよい。
以上説明したように、本形態において、第2基板40は、第1基板20の第1側面20e、20f、20g、20hより外側に第2側面40e、40f、40g、40hが位置する張り出し部41e、41f、41g、41hを備え、張り出し面42e、42f、42g、42hから第1側面20e、20f、20g、20hまでを無機バリア膜70が覆っている。また、無機バリア膜70は、張り出し面42e、42f、42g、42hを覆う部分の膜厚tが第1基板20と第2基板40との間隔gより厚い。このため、第1基板20と第2基板40との間は、シール材60より外側で無機バリア膜70によっても封止されているので、液晶装置100の耐湿性が高い。また、無機バリア膜70は、第1基板20と第2基板40との間を塞ぐ樹脂層の表面にコーティングされた薄い無機膜と違って、応力によってクラックが発生しにくい。それ故、液晶装置100の耐湿性を長期間にわたって維持することができるので、液晶装置100の信頼性を高めることができる。
図4は、本発明の実施の形態2に係る液晶装置100に設けた無機バリア膜70等を模式的に示す説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図5は、本発明の実施の形態3に係る液晶装置100に設けた無機バリア膜70等を模式的に示す説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。また、以下に説明する形態は、実施の形態1、2のいずれに適用してもよい。
図6は、本発明の実施の形態4に係る液晶装置100に設けた無機バリア膜70等を模式的に示す説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。また、以下に説明する形態は、実施の形態1、2のいずれに適用してもよい。
図7は、本発明の実施の形態5に係る液晶装置100の平面構成を示す説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。また、以下に説明する形態は、実施の形態1、2のいずれに適用してもよい。
図8は、本発明を適用した液晶装置100を用いた投射型表示装置(電子機器)の概略構成図である。なお、以下の説明では、互いに異なる波長域の光が供給される複数の液晶装置100が用いられているが、いずれの液晶装置100にも、本発明を適用した液晶装置100が用いられている。
上記投射型表示装置においては、透過型の液晶装置100を用いたが、反射型の液晶装置100を用いて投射型表示装置を構成してもよい。また、投射型表示装置においては、光源部として、各色の光を出射するLED光源等を用い、かかるLED光源から出射された色光を各々、別の液晶装置に供給するように構成してもよい。
本発明を適用した液晶装置100については、上記の電子機器の他にも、携帯電話機、情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)、デジタルカメラ、液晶テレビ、カーナビゲーション装置、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等の電子機器において直視型表示装置として用いてもよい。
Claims (13)
- 第1基板と、
前記第1基板と対向配置され、前記第1基板の第1側面より外側に張り出して当該第1側面より外側に第2側面が位置する張り出し部を備えた第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に設けられた液晶層と、
前記液晶層の周りで前記第1基板と前記第2基板とを貼り合わせて前記液晶層を封止するシール材と、
前記張り出し部の前記第1基板側に向く張り出し面から前記第1側面までを覆い、前記張り出し面を覆う部分の膜厚が前記第1基板と前記第2基板との間隔より厚い無機バリア膜と、
を有していることを特徴とする液晶装置。 - 前記無機バリア膜は、前記張り出し面から前記第2側面までを覆っていることを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
- 前記無機バリア膜は、前記張り出し面を覆う第1無機膜と、該第1無機膜と材料が相違し、前記第1無機膜の前記第1基板側の面から前記第1側面までを覆う第2無機膜と、を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶装置。
- 前記無機バリア膜は、前記シール材の外側の面から離間していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の液晶装置。
- 前記第1基板の前記第2基板側の面と前記第1側面との間が面取りされていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の液晶装置。
- 第1基板、前記第1基板と対向配置され、前記第1基板の第1側面より外側に張り出して当該第1側面より外側に第2側面が位置する張り出し部を備えた第2基板、前記第1基板と前記第2基板との間に設けられた液晶層、および前記液晶層の周りで前記第1基板と前記第2基板とを貼り合わせて前記液晶層を封止するシール材を備えた液晶パネルを形成するパネル形成工程と、
蒸着方向と前記張り出し部の前記第1基板側に向く張り出し面とが成す角度を切り換えて蒸着を行うことにより、前記張り出し面から前記第1側面までを覆い、前記張り出し面を覆う部分の膜厚が前記第1基板と前記第2基板との間隔より厚い無機バリア膜を形成する無機バリア膜形成工程と、
を有していることを特徴とする液晶装置の製造方法。 - 前記無機バリア膜は、前記張り出し面から前記第2側面まで覆っていることを特徴とする請求項6に記載の液晶装置の製造方法。
- 前記無機バリア膜形成工程では、前記張り出し面に垂直な方向から前記第1側面から離間する側への第1傾き角がθ1°の方向から第1無機膜を蒸着する第1蒸着工程と、前記張り出し面に垂直な方向から前記第1側面から離間する側の第2傾き角がθ1°より大きなθ2°の方向から第2無機膜を蒸着する第2蒸着工程と、を行うことを特徴とする請求項6または7に記載の液晶装置の製造方法。
- 前記第1無機膜と前記第2無機膜とは同一材料からなることを特徴とする請求項8に記載の液晶装置の製造方法。
- 前記第1無機膜と前記第2無機膜とは異なる材料からなることを特徴とする請求項8に記載の液晶装置の製造方法。
- 前記無機バリア膜は、前記シール材の外側の面から離間していることを特徴とする請求項6乃至10の何れか一項に記載の液晶装置の製造方法。
- 前記第1基板の前記第2基板側の面と前記第1側面との間が面取りされていることを特徴とする請求項6乃至11の何れか一項に記載の液晶装置の製造方法。
- 請求項1乃至5の何れか一項に記載の液晶装置を備えていることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014012122A JP2015141208A (ja) | 2014-01-27 | 2014-01-27 | 液晶装置、液晶装置の製造方法および電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014012122A JP2015141208A (ja) | 2014-01-27 | 2014-01-27 | 液晶装置、液晶装置の製造方法および電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015141208A true JP2015141208A (ja) | 2015-08-03 |
Family
ID=53771634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014012122A Withdrawn JP2015141208A (ja) | 2014-01-27 | 2014-01-27 | 液晶装置、液晶装置の製造方法および電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015141208A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63165823A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-09 | Stanley Electric Co Ltd | 液晶セルの構造 |
JPH10125463A (ja) * | 1995-12-28 | 1998-05-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 有機エレクトロルミネセンス素子、液晶照明装置、表示デバイス装置、および、有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法 |
JP2003243155A (ja) * | 2002-02-21 | 2003-08-29 | Konica Corp | 有機エレクトロルミネッセンス表示装置及び有機エレクトロルミネッセンス表示素子の封止方法 |
JP2005148387A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の製造方法及び電気光学装置、並びにこれを備えた電子機器 |
JP2007240811A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及びその製造方法、並びに電子機器 |
US20120120364A1 (en) * | 2010-11-11 | 2012-05-17 | Ho-Chien Wu | Display device and method of fabricating the same |
JP2014063153A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-04-10 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 表示装置及び電子機器 |
-
2014
- 2014-01-27 JP JP2014012122A patent/JP2015141208A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63165823A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-09 | Stanley Electric Co Ltd | 液晶セルの構造 |
JPH10125463A (ja) * | 1995-12-28 | 1998-05-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 有機エレクトロルミネセンス素子、液晶照明装置、表示デバイス装置、および、有機エレクトロルミネセンス素子の製造方法 |
JP2003243155A (ja) * | 2002-02-21 | 2003-08-29 | Konica Corp | 有機エレクトロルミネッセンス表示装置及び有機エレクトロルミネッセンス表示素子の封止方法 |
JP2005148387A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の製造方法及び電気光学装置、並びにこれを備えた電子機器 |
JP2007240811A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及びその製造方法、並びに電子機器 |
US20120120364A1 (en) * | 2010-11-11 | 2012-05-17 | Ho-Chien Wu | Display device and method of fabricating the same |
JP2014063153A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-04-10 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 表示装置及び電子機器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5849489B2 (ja) | 電気光学装置、投射型表示装置、電子機器、および電気光学装置の製造方法 | |
JP5845679B2 (ja) | 電気光学装置、電気光学装置の製造方法および投射型表示装置 | |
JP5737037B2 (ja) | 電気光学装置および投射型表示装置 | |
JP2014145890A (ja) | 電気光学装置および電子機器 | |
JP2015075681A (ja) | 液晶装置および電子機器 | |
JP2012098577A (ja) | 液晶装置および投射型表示装置 | |
JP5736656B2 (ja) | 液晶装置および電子機器 | |
US9921435B2 (en) | Electro-optical device and electronic apparatus | |
JP3199691U (ja) | 電気光学装置および電子機器 | |
JP2017191154A (ja) | 電気光学装置、電子機器および電気光学装置の製造方法 | |
JP3199692U (ja) | 電気光学装置および電子機器 | |
JP6311811B2 (ja) | 電気光学装置、投射型表示装置及び電子機器 | |
JP2012255960A (ja) | 電気光学装置の製造方法 | |
JP2013003184A (ja) | 電気光学装置および投射型表示装置 | |
JP2017009887A (ja) | 電気光学装置および電子機器 | |
JP5982094B2 (ja) | 電気光学装置、投射型表示装置および電子機器 | |
JP2012185422A (ja) | 液晶装置、液晶装置の製造方法、および投射型表示装置 | |
JP2015141208A (ja) | 液晶装置、液晶装置の製造方法および電子機器 | |
JP2018045018A (ja) | 液晶装置および電子機器 | |
JP2017187569A (ja) | 電気光学装置、電子機器、および電気光学装置の製造方法 | |
JP6107919B2 (ja) | 電気光学装置、電子機器 | |
JP2019200372A (ja) | 液晶装置および電子機器 | |
JP6225718B2 (ja) | 電気光学装置の製造方法、電気光学装置、および電子機器 | |
JP2013109258A (ja) | 電気光学装置および電子機器 | |
JP2012198255A (ja) | 基板、および電気光学装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20160614 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20160624 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161104 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170816 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171003 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20171127 |