JP2015140907A - トルクコンバータの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トルクコンバータの製造コスト及び工数を低減する。
【解決手段】本発明の製造方法は、フロントカバー3及びポンプインペラ5のそれぞれの回転バランスを測定するバランス測定工程と、バランス測定工程の測定結果に基づいて、フロントカバー3とポンプインペラ5とを固定する際の最適位相を設定する位相設定工程と、フロントカバー3とポンプインペラ5とを最適位相で互いに固定してコンバータハウジングC/Hを組み立てると共に、コンバータハウジングC/Hにバランスウエイト(溶接ビードWの重複部Q)を設けてバランスを調整する組立工程とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、トルクコンバータの製造方法に関する。
トルクコンバータは、エンジンの出力軸の回転を、流体(オイル)を介してトランスミッションの入力軸に伝達するものであり、エンジンの出力軸に連結されたフロントカバーと、フロントカバーに溶接により固定されたポンプインペラと、フロントカバーとポンプインペラとで構成されるコンバータハウジングの内部に配置され、トランスミッションの入力軸に連結されたタービンランナとを備える。コンバータハウジングの内部にはオイルが満たされる。エンジンの出力軸が回転すると、ポンプインペラがオイルに流れを発生させ、この流れでタービンランナが回転駆動され、トランスミッションの入力軸が回転する。
トルクコンバータには、回転時の振動を抑制するために、重量バランスを調整するためのバランスウエイトが設けられる。従来のトルクコンバータのバランス調整は、例えば、トルクコンバータを組み立てた後、タービンを固定した状態でコンバータハウジングを回転させて回転バランスを測定し、この測定結果に基づいて、コンバータハウジングの表面の所定箇所に所定重さの金属チップ(バランスウエイト)を固定することで行われていた。
また、特許文献1では、フロントカバーとポンプインペラとを溶接する溶接ビードの量をアンバランス位置で多くすることにより、トルクコンバータの回転バランスを調整する方法が示されている。具体的には、トルクコンバータを回転させながら、フロントカバーとポンプインペラとの境界に溶接ビードを形成し、溶接棒がアンバランス位置に来たときに溶接棒の送り速度を速くすることで、この部分の溶接ビード量を多くしている。
特開2007−321772号公報
上記のような方法において、コンバータハウジングのアンバランス量が大きいと、バランスウエイト(金属チップあるいは溶接ビード)も大きくなるため、コスト及び工数が増える。
以上のような事情に鑑み、本発明は、トルクコンバータの製造コスト及び工数を低減することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、フロントカバー及びポンプインペラのそれぞれの回転バランスを測定するバランス測定工程と、前記バランス測定工程の測定結果に基づいて、前記フロントカバーと前記ポンプインペラとを固定する際の最適位相を設定する位相設定工程と、前記フロントカバーと前記ポンプインペラとを前記最適位相で互いに固定してコンバータハウジングを組み立てると共に、前記コンバータハウジングにバランスウエイトを設けてバランスを調整する組立工程とを有するトルクコンバータの製造方法を提供する。
このように、本発明では、フロントカバー及びポンプインペラのそれぞれの回転バランスを測定し、この測定結果に基づいて両者を固定する際の最適位相を設定する。これにより、接合前のコンバータハウジングのアンバランス量を抑えることができるため、その後の組立工程でコンバータハウジングに設けるバランスウエイトを小さくすることが可能となる。
例えば、前記位相設定工程において、接合前の前記コンバータハウジングのアンバランスのピークの大きさが最小となるように、前記最適位相を設定すれば、バランスウエイトの大きさを可及的に小さくすることができる。
ところで、製品ごとにバランスウエイトの大きさが異なると、バランスウエイトを設けるための作業時間が製品ごとに異なるため、サイクルタイムにばらつきが生じる。この場合、サイクルタイムの長い製品(すなわちバランスウエイトが大きい製品)に合わせて生産計画を立てざるを得ず、生産効率の低下を招く。
そこで、前記位相設定工程において、接合前の前記コンバータハウジングのアンバランスのピークの大きさが各製品で同じになるように、前記最適位相を設定すれば、コンバータハウジングに設けるバランスウエイトの重量を常に一定にすることができる。これにより、バランスウエイトを設けるための作業時間、ひいては各製品の製造サイクルタイムが一定となり、生産効率を高めることができる。
以上のように、本発明の方法によれば、コンバータハウジングに設けるバランスウエイトの大きさを小さくすることができるため、バランスウエイトのコスト及びこれを取り付けるための作業時間が短縮され、トルクコンバータの製造コスト及び工数を低減することができる。
トルクコンバータの断面図である。 (a)はフロントカバーのアンバランスを示す平面図、(b)はポンプインペラのアンバランスを示す平面図、(c)はフロントカバーとポンプインペラを組み合わせた状態を示す平面図、(d)は(c)のアンバランスのベクトルを拡大して示す図である。 本発明の一実施形態に係るトルクコンバータの製造方法を示す図であって、1台の溶接機でコンバータハウジングに溶接を施す様子を示す平面図である。 フロントカバー及びポンプインペラの溶接部の拡大図である。 本発明の他の実施形態に係るトルクコンバータの製造方法を示す図であって、3台の溶接機でコンバータハウジングに溶接を施す様子を示す平面図である。 (a)及び(b)は、本発明の他の実施形態に係る製造方法の位相設定工程を示す図であって、フロントカバー及びポンプインペラのアンバランスのベクトルを示す。
図1に、トルクコンバータ1の一例の断面図(回転中心よりも上側のみ)を示す。トルクコンバータ1は、フロントカバー3、ポンプインペラ5、タービン6、ステータ7、ロックアップクラッチ8等で構成されている。
フロントカバー3は、エンジンの出力軸(クランクシャフト9)にドライブプレート4を介して連結され、クランクシャフト9と一体に回転する。フロントカバー3は、軸方向と直交する円盤部31と、円盤部31の軸心からエンジン側(図中右側)に突出した突出部32と、円盤部31の外周端からトランスミッション側(図中左側)に延在した円筒部33とを有する。図示例のフロントカバー3は、金属板のプレス加工により、円盤部31、突出部32、及び円筒部33が一体成形される。円盤部31は、連結部34を介してドライブプレート4にボルト固定される。突出部32の外周面は、クランクシャフト9の端面に設けられた軸方向孔の内周面に嵌合している。
ポンプインペラ5は、インペラシェル51と、このインペラシェル51内に固設された複数のインペラブレード52と、インペラシェル51の回転中心側に形成されたインペラハブ53とを備えている。インペラシェル51の外周端は、フロントカバー3の円筒部33のトランスミッション側端部と嵌合し、溶接により固定される。こうして溶接部(溶接ビードW)を介して一体化されたフロントカバー3及びポンプインペラ5で、コンバータハウジングC/Hが構成される。インペラハブ53には爪部54が形成されており、この爪部54はオイルポンプ10のロータ11の係合部12に係合している。つまり、ポンプインペラ5の回転動力がオイルポンプ10のロータ11に伝達され、オイルポンプ10が駆動されるようになっている。
タービン6は、タービンシェル61と、タービンシェル61内に固設された複数のタービンブレード62と、タービンシェル61の回転中心側に固定されたタービンハブ63とを備えている。タービンハブ63は、トランスミッションのインプットシャフト2にスプライン嵌合されている。タービン6は、フロントカバー3とポンプインペラ5との間に配置される。タービンブレード62とインペラブレード52とは、軸方向で互いに対向している。
ステータ7は、ポンプインペラ5とタービン6との間の内径側領域に配置されている。ステータ7は、ステータキャリア71と、ステータキャリア71の外径側に設けられ、タービン6からインペラ5へと戻される作動油の方向を調整するための複数のステータブレード72とを備えている。ステータ7は、ワンウェイクラッチ73を介して、ステータシャフト74に支持されている。ステータキャリア71と、インペラシェル51およびタービンハブ63との間には、それぞれスラストベアリング75が介設されている。ワンウェイクラッチ73のインナーレース73aは、トランスミッションのハウジングHに固定されたステータシャフト74の外周にスプライン嵌合されている。
ロックアップクラッチ8は、タービンハブ63に設置されている。フロントカバー3の円盤部31の内面の外周部に設けられた平坦面に、ロックアップクラッチ8を押し付けることにより、トルクコンバータ1の入力側に設けられたフロントカバー3と出力側に設けられたタービンハブ63とが直接連結される。これにより、エンジンのクランクシャフト9の回転が、ドライブプレート4、フロントカバー3、ロックアップクラッチ8、タービンハブ63を介して、トランスミッションのインプットシャフト2に直接伝達される。尚、特に必要が無ければ、ロックアップクラッチ8を省略してもよい。
以下、本発明の一実施形態に係るトルクコンバータ1の製造方法を説明する。
(1)バランス測定工程
まず、フロントカバー3及びポンプインペラ5の回転バランスを測定する。具体的に、フロントカバー3を回転させながら振動を測定し、この測定結果に基づいて、フロントカバー3のアンバランスの大きさ(重さ)及び位相(円周方向位置)を計算する。同様に、ポンプインペラ5を回転させながら振動を測定し、この回転振動の測定結果に基づいて、ポンプインペラ5のアンバランスの大きさ及び位相を計算する。尚、実際のフロントカバー3及びポンプインペラ5のアンバランスは円周方向に分布しているが、図2(a)及び(b)では、フロントカバー3及びポンプインペラ5のアンバランスのピークを、それぞれベクトルU及びU(以下、アンバランスベクトルU,Uと言う)で示している。
(2)位相設定工程
フロントカバー3及びポンプインペラ5のそれぞれのバランス測定結果に基づいて、両者を固定する最適な円周方向位置(最適位相)を設定する。本実施形態では、フロントカバー3とポンプインペラ5とを組み合わせたときのアンバランスのピークの大きさが最小となる円周方向位置を、最適位相として設定する。具体的には、図2(b)に示すように、フロントカバー3のアンバランスベクトルUの位相と、ポンプインペラ5のアンバランスベクトルUの位相とが180°異なるように、フロントカバー3に対してポンプインペラ5を回転させ{図2(b)の点線矢印参照}、このフロントカバー3及びポンプインペラ5の相対的な円周方向位置を最適位相とする。
(3)組立工程
次に、トルクコンバータ1を組み立てる。具体的には、ステータ7、タービン6、及びロックアップクラッチ8が組み付けられたポンプインペラ5の外周端に、フロントカバー3の円筒部33を嵌合させる。このとき、ポンプインペラ5とフロントカバー3とを、上記のバランス測定工程で求めた最適位相で嵌合させることにより{図2(c)参照}、フロントカバー3のアンバランスベクトルUとポンプインペラ5のアンバランスベクトルUとが打ち消し合い、これらを合算したアンバランスベクトルUの大きさが最小となる{図2(d)参照}。
この状態で、ポンプインペラ5の外周端及びフロントカバー3の円筒部33の全周を溶接することで、コンバータハウジングC/Hが構成される。具体的には、図3に示すように、溶接機100に対して、フロントカバー3及びポンプインペラ5(接合前のコンバータハウジングC/H)を回転させながら、溶接機100の溶接棒101をフロントカバー3とポンプインペラ5の境界に接近させて通電することで、溶接が行われる。図示例では、溶接機100を固定させた状態で、フロントカバー3及びポンプインペラ5を図中時計回り方向に回転させながら、溶接が行われる。フロントカバー3及びポンプインペラ5の回転速度や、溶接棒101の送り出し速度は一定とされ、これにより、フロントカバー3とポンプインペラ5との境界に、一定幅(詳しくは、円周方向単位長さあたりの体積が一定)の溶接ビードWが形成される。溶接ビードWがフロントカバー3及びポンプインペラ5の外周を一周したら、図4に示すように、溶接ビードWの終端W2を始端W1に重複させる。
溶接ビードWの重複部Qは、コンバータハウジングC/Hのアンバランスを抑制するバランスウエイトとして機能する。具体的に、溶接ビードWの重複部Qは、接合前のコンバータハウジングC/Hのアンバランスのピーク位置(ベクトルU方向)と位相が180°異なる円周方向位置P(図3及び図4参照)に配される。すなわち、この円周方向位置Pが、溶接ビードWの重複部Qの円周方向範囲内に配されるように、溶接ビードWの始端W1及び終端W2が設定される。溶接ビードWの重複部Qの円周方向長さ(すなわちバランスウエイトの重さ)は、接合前のコンバータハウジングC/Hのアンバランスを抑制するように設定される。例えば、溶接ビードWの重複部Qの円周方向長さは、重複部Qの重量が、接合前のコンバータハウジングC/Hのアンバランスのピークを相殺する重さとなるように設定される。
このように、溶接ビードWの重複部Qをバランスウエイトとして機能させることで、バランス測定工程で算出された回転バランス(詳しくは、最適位相で組み合わせたフロントカバー3及びポンプインペラ5のアンバランスベクトルUの大きさ及び方向)に基づいて、溶接ビードWの始端W1及び終端W2の円周方向位置を設定するだけで、適切な重さのバランスウエイトを設けることができる。この場合、コンバータハウジングC/Hの回転速度や溶接棒101の送り出し速度を一定とすることができるため、制御を簡略化できると共に、スパッタ等を発生させることなく安定した溶接ビードWを形成することができる。これにより、溶接ビードWの重複部Qの円周方向長さ(バランスウエイトの重量)が高精度に形成されるため、トルクコンバータ1の回転バランスを高精度に調整することができる。さらに、本実施形態では、接合前のフロントカバー3及びポンプインペラ5のアンバランス量が最小となるように最適位相を設定しているため、バランスウエイトの大きさ、すなわち溶接ビードWの重複部Qの円周方向長さを可及的に小さくすることができ、溶接棒の材料コストが低減されると共に、溶接の作業時間を短縮できる。
(4)バランス確認工程
上記のようにトルクコンバータ1を組み立てた後、コンバータハウジングC/Hを回転させてバランスを測定し、アンバランス量が所定範囲内にあることを確認する。具体的には、ステータ7及びタービン6の回転を治具で固定した状態で、コンバータハウジングC/Hのみを回転させ、このときの振動を測定する。その結果、コンバータハウジングC/Hのアンバランス量が所定範囲内であれば良品と判定され、アンバランス量が所定範囲を超えていれば不良品と判定される。尚、特に必要が無ければ、バランス確認工程を省略してもよい。
本発明は上記の実施形態に限られない。以下、本発明の他の実施形態を説明するが、上記の実施形態と同様の機能を有する部位には同一の符号を付して重複説明を省略する。
例えば、上記の実施形態では、1台の溶接機100を用いて、フロントカバー3とポンプインペラ5との溶接を行う場合を示したが、これに限らず、複数の溶接機を用いて溶接を行ってもよい。図5に示す実施形態では、円周方向等間隔に配置した3台の溶接機100を用いて溶接を行っている。この場合、各溶接機100による溶接ビードWの終端W2が、隣接する溶接機100による溶接ビードWの始端W1の上に重複される。このとき、溶接機100ごとに溶接終了位置(溶接ビードWの終端W2の円周方向位置)を設定することにより、各溶接ビードWの重複部Qの円周方向長さが個別に調整される。これにより、各重複部Qを合算したバランスウエイトを任意の大きさに設定することが可能となる。特に、各重複部Qを、円周方向等間隔に配置した3箇所以上に設けることで、各重複部Qを合算したバランスウエイトを任意の円周方向位置に設けることが可能となる。
また、上記の実施形態では、位相決定工程において、フロントカバー3とポンプインペラ5とを組み合わせたアンバランスのピークの大きさが最小となる円周方向位置を最適位相とする場合を示したが、これに限られない。例えば、フロントカバー3とポンプインペラ5とを組み合わせたアンバランスのピークの大きさが、各製品で同じになるように、最適位相を設定してもよい。すなわち、図6(a)及び(b)に示すように、フロントカバー3のアンバランスベクトルUの大きさや、ポンプインペラ5のアンバランスベクトルUの大きさは、製品ごとに異なるが、これらの相対的な位相(すなわち、ベクトルUとベクトルUとの間の角度)を適宜設定することで、これらを合わせたベクトルUの大きさを常に一定になるようにする。これにより、接合前のコンバータハウジングC/Hに生じるアンバランスの大きさが常に一定となるため、組立工程においてコンバータハウジングC/Hに設けるバランスウエイトの量、すなわち溶接ビードWの重複部Qの円周方向長さを常に一定にすることができ、製造を簡略化できる。
また、上記の実施形態では、バランスウエイトを溶接ビードWの重複部Qで構成した場合を示したが、これに限られない。例えば、溶接ビードWの中間部で肉盛量を増やすことで、バランスウエイトを構成してもよい。あるいは、金属チップでバランスウエイトを構成してもよい。この場合、重さの異なる複数種の金属チップを予め用意し、接合前のコンバータハウジングC/Hのアンバランス量に応じて、コンバータハウジングC/Hに取り付ける金属チップの種類及び個数を設定すればよい。このとき、図6に示す実施形態のように、バランスウエイトの量が常に一定となるように、フロントカバー3及びポンプインペラ5の最適位相を設定すれば、常に同じ重さの金属チップを取り付ければよいため、作業が簡略化されると共に、サイクルタイムが均一化されて、生産効率が高められる。
1 トルクコンバータ
2 インプットシャフト
3 フロントカバー
4 ドライブプレート
5 ポンプインペラ
6 タービン
7 ステータ
8 ロックアップクラッチ
9 クランクシャフト
100 溶接機
101 溶接棒
C/H コンバータハウジング
W 溶接ビード
W1 始端
W2 終端
Q 重複部

Claims (2)

  1. フロントカバー及びポンプインペラのそれぞれの回転バランスを測定するバランス測定工程と、
    前記バランス測定工程の測定結果に基づいて、前記フロントカバーと前記ポンプインペラとを固定する際の最適位相を設定する位相設定工程と、
    前記フロントカバーと前記ポンプインペラとを前記最適位相で互いに固定してコンバータハウジングを組み立てると共に、前記コンバータハウジングにバランスウエイトを設けてバランスを調整する組立工程とを有するトルクコンバータの製造方法。
  2. 前記位相設定工程において、接合前の前記コンバータハウジングのアンバランスのピークの大きさが各製品で同じになるように、前記最適位相を設定する請求項1記載のトルクコンバータの製造方法。
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