JP4759469B2 - トルクコンバータ装置 - Google Patents

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Description

本発明はトルクコンバータ装置に関し、ステータの回転バランスを修正するための構成を改良したものである。
自動車には、エンジンのクランクシャフトとトランスミッションとの間で、衝撃を伴うことなくトルク伝達を行う流体式トルク伝達装置が設けられている。該流体式トルク伝達装置には、ステータを有しない流体継手(フルードカップリング)と、ステータを有するトルクコンバータ装置とがある。
該トルクコンバータ装置には、運転状態が所定の状況下になると流体を介することなくエンジンとトランスミッションの入力軸とを直結させるロックアップクラッチが設けられ、直結されるために生じるトルク変動を吸収するためロックアップクラッチにはダンパが連結されている。
トルクコンバータ装置には、ポンプインペラからタービンランナへ流体を介してトルク伝達を行うトルク伝達部が設けられ、該トルク伝達部でトルクの増幅を行うため、ポンプインペラとタービンランナとの間にはステータが設けられており、該ステータはワンウエイクラッチを介して一方向へのみ回転自在になっている。そして、該ステータは回転体であるため、回転バランスが調整される。
ステータの回転バランスを調整するための構成について開示した従来のトルクコンバータ装置としては、例えば特許文献1がある。特許文献1の明細書には記載はないが、図1にはステータの外周部に形成された円環状突起部に回転バランス調整用のドリル孔が描かれている。
特開平6−174048号公報
ところが、ステータの円環状突起部は幅が小さく、幅の小さい円環状突起部に半径方向に沿ってドリル孔を形成するため、内径寸法の小さなドリル孔を形成することになり、ドリル孔1個当たりのバランス修正量が少ない。そのため、ドリル孔を長くしたりドリル孔の数を増やしたりする必要があり、アンバランスの修正のための作業に時間がかかる。また、ステータの側面へドリルが貫通しないように、ステータの幅方向でのドリル孔の位置は高い精度の位置決めが要求される。更に、細くて長いドリルは折れ易いという問題もある。また更に、ステータの側面へドリルが貫通した場合は、ドリル孔の内径寸法が小さいためにバリが生じ易く、ドリル孔も深くなるため流体の性能に対する影響が大きい。
そこで本発明は、上記の課題を解決したトルクコンバータ装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、エンジンのクランクシャフトに連結されたインペラシェルに複数のインペラブレードを介してインペラコアを設けて構成されるポンプインペラと、前記インペラシェルと同軸配置されたタービンシェルに複数のタービンブレードを介してタービンコアを設けて構成され前記ポンプインペラとによりトルク伝達部を構成すると共に前記タービンシェルがトランスミッションの入力軸に連結されたタービンランナと、前記ポンプインペラと前記タービンランナとの間に一方向へのみ回転自在に設けられ前記ポンプインペラから前記タービンランナへ伝達されるトルクを増幅させるステータとを備え、
該ステータには、前記インペラコアの内周部と前記タービンコアの内周部との間から前記インペラコアと前記タービンコアとで挟まれた円環状のコア室へ入り込む円環状突起部を一体成形し
該円環状突起部の外周部に回転バランス調整用の切欠部を形成し、該切欠部は前記円環状突起部の幅方向へ貫通して形成し、該貫通する切欠部を介してトルク伝達部の流体の漏れる量が多くならないように、該貫通する切欠部の底面位置は、前記インペラコアおよび前記タービンコアの内径位置よりも半径方向外側に設定したことを特徴とする。
この発明によれば、切欠部を円環状突起部の幅方向へ貫通させて形成することから、円環状突起部をエンドミルで加工することが可能であり、エンドミルで加工することにより1回の加工によるアンバランス修正量が大きい。また、切欠部の底面位置がインペラコアおよびタービンコアの内径位置よりも半径方向外側に設定されているので、トルク伝達部の流体が切欠部を介して漏れる量が多くなることはない。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のトルクコンバータ装置において、前記切欠部の側壁形状が凹状円弧面であることを特徴とする。
この発明によれば、切欠部の側壁形状が凹状円弧面なので、外径寸法の大きなエンドミルを用いることにより、切欠部の加工が短時間で行える。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載のトルクコンバータ装置において、前記切欠部の底面形状が前記ステータの回転軸を中心とする凸状円弧面であることを特徴とする。
この発明によれば、切欠部の底面形状が前記ステータの回転軸を中心とする凸状円弧面なので、エンドミルを移動させることなく回転させながら、ステータをその回転軸を中心として回転させることにより、切欠部を形成することができる。そして、底面形状がステータの回転軸を中心とする凸状円弧面なので、切欠部どうしを円周方向に繋いでしまうことが可能であり、繋ぐことにより切欠部はひとつになる。
請求項4に係る発明は、請求項1または2に記載のトルクコンバータ装置において、前記切欠部の底面形状が平面であることを特徴とする。
この発明によれば、切欠部の底面形状が平面なので、ステータをその場に固定した状態で、エンドミルを回転させながら直線移動させることにより、切欠部を形成することができる。
本発明に係るトルクコンバータ装置によれば、円環状突起部を幅方向へ貫通させて切欠部を形成したので、従来のようにドリルにより円環状突起部の外周部に半径方向に沿ってドリル孔を形成する場合に比べ、1加工でより大きなアンバランス修正が可能となり、修正部分の数や加工時間を少なくすることができる。
また、従来のドリル孔を形成する場合にはドリル孔の位置を円環状突起部の幅方向で高精度に位置決めしていたが、切欠部を環状突起部の幅方向へ貫通させるので、円環状突起部の幅方向でエンドミルの位置を高精度に設定する必要がない。
以下、本発明によるトルクコンバータ装置の実施の形態を説明する。
(a)実施の形態1
まず、トルクコンバータ装置の構成と作用との概略を説明し、次に本願発明を構成するステータの部分について詳細に説明する。
トルクコンバータ装置の構成を図4に示す。トルクコンバータ装置1の左方には図示しないエンジンのクランクシャフトが設けられている。このクランクシャフトには、トルクコンバータ装置1の左側のコンバータカバー2が該コンバータカバー2に複数溶接されたボルト5および図示しないドライブプレートを介して結合されており、コンバータカバー2にポンプインペラ3を結合することにより、外枠であるコンバータハウジング4が構成されている。ポンプインペラ3はコンバータカバー2に直接に溶接結合されたインペラシェル3aとインペラコア3bと複数のインペラブレード3cとにより構成されており、インペラシェル3aの軸心位置には、トルクコンバータ装置1の右方の図示しないトランスミッションのオイルポンプへ回転力を伝達するためのスリーブ7のフランジ部が溶接結合されている。
一方、前記トランスミッションの図示しない入力軸にはタービンハブ9がスプライン嵌合され、該タービンハブ9のフランジ部9aにはタービンランナ10のおよびドリブンプレート11が結合されている。タービンランナ10はフランジ部9aにリベット12を介して直接に結合されたタービンシェル10aとタービンコア10bと複数のタービンブレード10cとにより構成されている。このタービンランナ10は前記ポンプインペラ3と対向して配置され、流体を介してトルクを伝達するトルク伝達部26を構成している。そして、軸方向でのポンプインペラ3とタービンランナ10との間にはステータ15が設けられ、該ステータ15は一方向へのみ回転自在に設定されている。
トルクコンバータ装置1の運転状況が所定の状況下になると、コンバータカバー2とタービンランナ10とを直結させるため、ロックアップピストン19が、タービンハブ9の円筒部の外周面にシールリング13を介して軸方向へ移動自在に設けられており、ロックアップピストン19におけるコンバータカバー2の内部壁面と当接する位置には摩擦材8が接着されている。
ロックアップピストン19とタービンハブ9との間には、ダンパ16が設けられている。ダンパ16はロックアップピストン19にリベット17を介して結合され半径方向の外周部でばね24を保持するホールドプレート18と、該ホールドプレート18との間でばね24を圧縮する前記ドリブンプレート11とにより構成される。
ステータ15の両側には、スラスト軸受が設けられている。即ち、フランジ部9aとベアリングサポート14との間および前記スリーブ7のフランジ部とステータ15との間にはスラストニードルベアリング6が夫々設けられている。
ここで、前記構成のトルクコンバータ装置1の作用を説明する。図示しないクランクシャフトからコンバータハウジング4にトルクが入力されると、該トルクはトルク伝達部26を構成するコンバータハウジング4内の流体を介してタービンランナ10へ伝わり、タービンハブ9から図示しないトランスミッションの入力軸へ伝達される。そして、ポンプインペラ3とタービンランナ10との回転数の差が大きい作動状態においては、ステータ15によるトルク増幅作用が働き、タービンランナ10は大きなトルクで回転させられる。ポンプインペラ3とタービンランナ10との回転数の差が小さくなると、トルク増幅作用はなくなり、単にトルク伝達部26を介してポンプインペラ3からタービンランナ10へトルクが伝達される。
トルクコンバータ装置1の運転状況が所定の状況下になると、制御室20の作動液の圧力によって制御されるロックアップピストン19が左方へ移動して摩擦材8がコンバータカバー2の内部壁面に圧接され、ロックアップピストン19がコンバータカバー2と直結される。このため、コンバータカバー2のトルクが、トルク伝達部26を介することなく、ロックアップピストン19およびダンパ16を介してタービンハブ9に伝達される。
次に、前記ステータ15の構成について説明する。図4に示すように、ステータ15は、内側円環部15aと、内側円環部15aよりも外側の外側円環部15bと、内側円環部15aと外側円環部15bとを半径方向に連結する複数のステータブレード15cと、図4中において内側円環部15aの右側から半径方向中心へ向かう側面部15dとにより構成されている。そして、内側円環部15aの内側にアウタレース21が圧入嵌合され、該アウタレース21の内側にワンウエイクラッチ22を介してインナレース23が設けられ、該インナレース23は図示しない中空の固定シャフトにスプライン結合されて回転が拘束されている。そして、前記側面部15dが、前記アウタレース21,ワンウエイクラッチ22,インナレース23の右側面を覆っている。一方、前記アウタレース21,ワンウエイクラッチ22,インナレース23の左側面を覆うベアリングサポート14がアウタレース21の内部に嵌合した状態で設けられている。
図4に示すように、ステータ15の外側円環部15bの外側には外側円環部15bから半径方向外側へ突出する円環状突起部15eが一体成形されている。該円環状突起部15eは、前記インペラコア3bの内周部と前記タービンコア10bの内周部との間から前記インペラコア3bと前記タービンコア10bとで挟まれた円環状のコア室25へ入り込んでいる。
図4からわかるように、該円環状突起部15eの外周部には、回転バランス調整用の切欠部15fが形成されている。該切欠部15fは円環状突起部15eを幅方向へ貫通している。そして、ステータ15の正面図を図1に示すように該切欠部15fの底面15gは、平面になっている。切欠部15fの深さが最も深くなっている切欠部15fの中央部の底面15gの位置からステータ15の中心Oまでの半径寸法R1は、図4において底面15gの位置がインペラコア3bおよびタービンコア10bの内径位置よりも半径方向外側となるように設定されている。この切欠部15fは2つ形成されている。
図1のA矢視図を図2に示すように、切欠部15fの両側の側壁15hの形状は凹状円弧面となっている。換言すれば円環状突起部15eを直径Dの円柱状に切り欠いて切欠部15fを形成したものであり、側壁15hと側壁15hとの距離はDになっている。
この発明によれば、円環状突起部15eを幅方向へ貫通する切欠部15fを形成することから、円環状突起部15eを外径寸法の大きなエンドミルで加工することが可能であり、エンドミルで加工することにより1回の加工でのアンバランス修正量が大きい。また、切欠部15fの底面15gの位置がインペラコア3bおよびタービンコア10bの内径位置よりも半径方向外側に設定されているので、切欠部15fからの流体の漏れ量が多くなることはない。
この凹状円弧面である側壁15hを有する切欠部15fは、円環状突起部15eの部分の半径方向に回転軸芯を合わせた外径寸法Dのエンドミルを、回転させながらその回転軸芯に沿って半径方向内側へ向かって1往復させるだけで形成することができる。
この発明によれば、切欠部15fの側壁15hの形状が凹状円弧面なので、外径寸法の大きなエンドミルを用いることにより切欠部15fの加工が短時間で行える。
(b)実施の形態2
次に、実施の形態2を説明する。なお、実施の形態2は実施の形態1の一部を変更したものなので、同一部分の説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図3に示すように切欠部15fの両側の側壁15hの形状が平面に形成されている。この平面の側壁15hを有する切欠部15fは、円環状突起部15eの部分の半径方向に回転軸芯を合わせたエンドミルを、回転させながら円環状突起部15eの幅方向へ移動させることにより、形成することができる。
図3に示すように側壁15hの形状を平面にしたので、実施の形態1の図2のように凹状円弧面とした場合に比べて、側壁15hとステータ15の側面15iとのなす角度がより鈍角になり、バリの発生を抑制することができる。
その他の構成作用は実施の形態1と同じなので説明を省略する。
(c)実施の形態3
次に、実施の形態3を説明する。なお、実施の形態3は実施の形態2の一部を変更したものなので、同一部分の説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図5に示すように切欠部15fは、円周方向に沿って長く形成されており、その底面15gの形状がステータ15の回転軸Oを中心とする凸状円弧面となっている。このため、ステータ15の中心から底面15gまでの寸法R1は、切欠部15fのどの位置でも同じ値になる。そして、切欠部15fの両側の側壁15hの形状は実施の形態2と同様に平面になっている。
このように切欠部15fが円周方向に沿って長く形成されているので、一度の加工でより大きなアンバランス修正が可能となる。また、このような切欠部15fが複数必要な場合には、隣り合う切欠部15fどうしの間隔が小さいと切欠部15fどうしの間にバリ状の部分が生じることになるが、底面15gの形状がステータ15の回転軸Oを中心とする凸状円弧面なので、切欠部15fどうしを円周方向に繋いでしまうことが可能であり、繋ぐことにより切欠部15fはひとつになり、バリ状の部分をなくすることができる。
この発明によれば、切欠部15fの底面15gの形状がステータ15の回転軸Oを中心とする凸状円弧面なので、エンドミルを移動させることなく回転させながら、ステータ15をその回転軸Oを中心として回転させることにより、切欠部15fを形成することができる。切欠部15fの両側の平面の側壁15hの形成手順は実施の形態2と同様である。
(d)実施の形態4
次に、実施の形態4を説明する。なお、実施の形態4は実施の形態1の一部を変更したものなので、同一部分の説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
この実施の形態も、図1の場合と同様に切欠部15fの底面15gの形状は平面であるが、図1と図6とを比較するとわかるように、切欠部15fの平面状の底面15gが円環状突起部15eの外周面を突っ切って形成されており、そのために切欠部15fの両端には側壁が形成されていない。そして、ステータ15の中心から底面15gまでの半径寸法R1は、切欠部15fの円周方向での中間部の底面15gまでの距離になり、円周方向でのその他の位置では半径寸法R1よりも大きくなるので、実施の形態1で説明した要件を満たしている。
この発明によれば、切欠部15fの底面15gの形状が平面なので、ステータ15をその場で固定した状態で、エンドミルを回転させながら円環状突起部15eの長さ方向へ直線移動させることにより、切欠部15fを形成することができる。底面15gの形状が平面であって、切欠部15fの両端に側壁は形成されないので、グラインダ等により切欠部15fを加工することも可能である。図1の場合は底面15gの形状が平面である点では同じであるが、切欠部15fの円周方向の長さがエンドミルの外径寸法分しかなく短いので、エンドミルを円環状突起部15eの円周方向へ移動させることなく形成されている。
トルクコンバータ装置のステータを示す正面図(実施の形態1)。 図1のA矢視図(実施の形態1)。 図1のA矢視図に相当する図(実施の形態2)。 トルクコンバータ装置の断面図(実施の形態1〜4)。 トルクコンバータ装置のステータを示す正面図(実施の形態3)。 トルクコンバータ装置のステータを示す正面図(実施の形態4)。
符号の説明
1…トルクコンバータ装置
3…ポンプインペラ
3a…インペラシェル
3b…インペラコア
3c…インペラブレード
10…タービンランナ
10a…タービンシェル
10b…タービンコア
10c…タービンブレード
15…ステータ
15e…円環状突起部
15f…切欠部
15g…底面
15h…側壁
25…コア室

Claims (4)

  1. エンジンのクランクシャフトに連結されたインペラシェルに複数のインペラブレードを介してインペラコアを設けて構成されるポンプインペラと、前記インペラシェルと同軸配置されたタービンシェルに複数のタービンブレードを介してタービンコアを設けて構成され前記ポンプインペラとによりトルク伝達部を構成すると共に前記タービンシェルがトランスミッションの入力軸に連結されたタービンランナと、前記ポンプインペラと前記タービンランナとの間に一方向へのみ回転自在に設けられ前記ポンプインペラから前記タービンランナへ伝達されるトルクを増幅させるステータとを備え、
    該ステータには、前記インペラコアの内周部と前記タービンコアの内周部との間から前記インペラコアと前記タービンコアとで挟まれた円環状のコア室へ入り込む円環状突起部を一体成形し
    該円環状突起部の外周部に回転バランス調整用の切欠部を形成し、該切欠部は前記円環状突起部の幅方向へ貫通して形成し、該貫通する切欠部を介してトルク伝達部の流体の漏れる量が多くならないように、該貫通する切欠部の底面位置は、前記インペラコアおよび前記タービンコアの内径位置よりも半径方向外側に設定したことを特徴とするトルクコンバータ装置。
  2. 請求項1に記載のトルクコンバータ装置において、
    前記切欠部の側壁形状が凹状円弧面であることを特徴とするトルクコンバータ装置。
  3. 請求項1または2に記載のトルクコンバータ装置において、
    前記切欠部の底面形状が前記ステータの回転軸を中心とする凸状円弧面であることを特徴とするトルクコンバータ装置。
  4. 請求項1または2に記載のトルクコンバータ装置において、
    前記切欠部の底面形状が平面であることを特徴とするトルクコンバータ装置。
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