JP2015140184A - ボトル運搬用マルチパック - Google Patents

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康志 中谷
Koji Nakatani
康志 中谷
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【課題】撫で肩状のボトルを集積して確実に保持できるマルチパックを提供する。【解決手段】支持板1の周囲各辺から延びる側板5,6の両側部分には、それぞれ支持板1側から切欠縁8及び張出部9を順次形成して、張出部9の先端側での側板5,6の幅が支持板1の各辺の幅よりも大きくなるように設定し、隣り合う側板5,6の張出部9同士を接合した組立状態では、側板5,6が上端から下端へかけて外側へ迫り出した下広がりのテーパー状となり、隣り合う側板5,6の切欠縁8の間にコーナー窓部10が形成されるものとし、集積したボトルに上方から被せ、各ボトルの首部を支持板1の首出穴3から上方へ突出させると、ボトルの肩部がコーナー窓部10からはみ出すようにする。【選択図】図1

Description

この発明は、複数本の飲料入りボトルを纏めて持ち運べるように集合包装するマルチパックに関するものである。
従来、下記特許文献1には、図11に示すようなボトル運搬用マルチパックが記載されている。このマルチパックは、指入穴52を有する長方形状の支持板51に、ボトルBの首部が下方から上方へ貫通する首出穴53を複数形成し、首出穴53の周縁に、ボトルBの首部のフランジfに係合する首掛片54を設け、支持板51の外周の長辺から延びる側板55と、短辺から延びる側板56とを下方へ折り曲げたものである。
このマルチパックでは、隣り合う側板55,56が組み立てに伴い折り込まれる折込片57を介して繋がれ、側板56の両側部に設けられた帯状延長部58の先端部を隣り合う側板55に貼り付けて、組立形状が維持されている。側板56の帯状延長部58より上方には、開口部59が形成されている。
また、側板55,56の上部には、支持板51との境界の折目線55a,56aに平行な2本の折目線55b,55c及び56b,56cがそれぞれ入れられ、帯状延長部58には、開口部59に臨む端縁から下端縁に至る折目線58aが入れられている。
そして、ボトルBを包装した状態で、側板55,56の上部は、折目線55b,55c及び56b,56cによりボトルBの肩部に沿って順次屈曲し、帯状延長部58は、折目線58aによりボトルBの胴部外周に沿って湾曲する。側板55,56の折目線55c,56cより下方は、ボトルBの胴部外周に沿って垂直となり、ボトルBの肩部が開口部59からはみ出すことはない。
特許第3386135号公報
ところで、近年、350ml等の比較的小容量のペットボトル飲料が販売されており、このようなボトルは、高さは500ml入りのものと同様であるものの、テーパー状の肩部が急傾斜で上下に長く延びた撫で肩状とされ、胴部の高さは低くなっている。
このようなボトルの集合包装に上記のようなマルチパックを使用すると、側板55及び側板56の折目線55c,56cより下方の部分が帯状延長部58を含めてボトルの外周面に密着せず、ボトルの保持力が弱くなる恐れがある。
そこで、この発明は、撫で肩状のボトルを集積して確実に保持できるマルチパックを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、支持板に、集積した複数本のボトルの首部がそれぞれ下方から上方へ貫通する首出穴を形成し、首出穴の周縁に、ボトルの首部のフランジに係合する首掛片を設け、支持板の周囲各辺に側板を連設し、側板を下方へ折り曲げて組み立てるボトル運搬用マルチパックにおいて、支持板の周囲各辺から延びる側板の両側部分には、それぞれ支持板側から切欠縁及び張出部を順次形成して、張出部の先端側での側板の幅が支持板の各辺の幅よりも大きくなるように設定し、隣り合う側板の張出部同士を接合した組立状態では、側板が上端から下端へかけて外側へ迫り出した下広がりのテーパー状となり、隣り合う側板の切欠縁の間にコーナー窓部が形成されるものとし、集積したボトルに上方から被せ、各ボトルの首部を首出穴から上方へ突出させると、ボトルの肩部がコーナー窓部からはみ出すようにしたのである。
また、前記コーナー窓部と首出穴とが連通し、一体となった開口部を形成するようにしたのである。
この発明に係るマルチパックでは、包装するボトルが撫で肩状のものであっても、側板が上端から下端へかけて外側へ迫り出した下広がりのテーパー状となり、コーナー窓部からコーナー部に位置するボトルの肩部がはみ出し、張出部でボトルの外周が締め付けられるので、このようなボトルを集積した状態で確実に保持することができる。
第1実施形態のマルチパックによるボトルの包装状態を示す斜視図 同上のマルチパックのブランクを示す図 第2実施形態のマルチパックによるボトルの包装状態を示す斜視図 同上のマルチパックのブランクを示す図 第3実施形態のマルチパックによるボトルの包装状態を示す斜視図 同上のマルチパックのブランクを示す図 同上の折畳状態を示す斜視図 第4実施形態のマルチパックによるボトルの包装状態を示す斜視図 同上のマルチパックのブランクを示す図 同上の折畳状態を示す斜視図 従来のマルチパックによるボトルの包装状態を示す斜視図
この発明の第1実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。
このマルチパックは、図1に示すように、ボトルBを2本ずつ2列に集積して包装するものである。ボトルBは、円筒状の胴部a、上窄まりテーパー状の肩部b、キャップにより閉栓される首部cから成るペットボトルであり、肩部bの傾斜が大きい撫で肩状とされ、首部cには、キャップの下方にフランジfが設けられている。
このマルチパックのブランクは、図2に示すような板紙から成り、各コーナー部が切り欠かれた正方形状の支持板1には、中央部に押込に伴い開口する指入穴2が形成され、各コーナー部に臨んで4個の首出穴3が形成されている。首出穴3の周縁には、支持板1の各コーナー部を除いて、周方向に3個ずつ首掛片4が設けられている。
支持板1の周囲各辺のうち、一方の対向する辺には、折目線5aを介して側板5が連設され、他方の対向する辺には、折目線6aを介して側板6が連設されている。側板6の両側には、継代片7が連設されている。
そして、側板5,6の両側部分には、支持板1側から切欠縁8及び張出部9が順次形成され、切欠縁8は首出穴3の切欠部に達し、張出部9の先端側での側板5,6の幅は、支持板1の各辺の幅よりも大きくなるように設定されている。
このブランクを組み立てる際には、図1に示すように、支持板1から側板5,6を下方へ折り曲げ、継代片7を隣り合う側板5に貼り付けて、組立形状を維持する。
この組立状態では、側板5,6が上端から下端へかけて外側へ迫り出した下広がりのテーパー状となる。また、隣り合う側板5,6の切欠縁8の間にコーナー窓部10が形成され、コーナー窓部10と首出穴3とが連通し、一体となった開口部が形成される。
このように、組立状態において、側板5,6が下広がりのテーパー状となるので、多数のマルチパックを積み重ねたとき、下方のマルチパックが上方のマルチパックの内部に挿入され、保管に際し、嵩張ることがない。
一方、上記のように組み立てたマルチパックを、集積した4本のボトルBに上方から被せ、各ボトルBの首部cをフランジfまで首出穴3から上方へ突出させると、首掛片4は、押し上げられた後、反発によりフランジfの下部に係合する。
また、ボトルBの肩部bがコーナー窓部10からはみ出し、ボトルBの胴部aに沿って張出部9が湾曲し、張出部9でボトルBの胴部aが締め付けられる。この状態で、指入穴2に指を入れて、マルチパックをボトルBと共に持ち上げると、ボトルBを集積した状態で確実に保持して、運搬することができる。
また、このマルチパックでは、支持板1の各コーナー部が切り欠かれて、側板5,6の切欠縁8が首出穴3の切欠部に達し、コーナー窓部10と首出穴3とが一体となった開口部を形成しているので、包装状態で支持板1と側板5,6のコーナー部が煩わしく感じられることがない。
次に、この発明の第2実施形態の上記実施形態と異なる特徴部分を図3及び図4に基づいて説明する。
このマルチパックでは、支持板1のコーナー部が切り欠かれておらず、首出穴3の周縁には、首掛片4が周方向に4個ずつ設けられている。コーナー窓部10と首出穴3とは連通していないが、側板5,6の両側上方のコーナー部に、組立状態で支持板1と側板5,6のコーナー部の尖りを緩和する補助罫線が入れられている。
このようなマルチパックでも、ボトルBの肩部bがコーナー窓部10からはみ出し、ボトルBの胴部aに沿って張出部9が湾曲し、張出部9でボトルBの胴部aが締め付けられるので、ボトルBを集積した状態で確実に保持して、運搬することができる。
次に、この発明の第3実施形態の上記実施形態と異なる特徴部分を図5〜図7に基づいて説明する。
このマルチパックでは、図5及び図6に示すように、一方の側板5に、高さ方向の中間部で幅方向に延びる折目線5bが入れられ、両方の側板6に、支持板1の一側のコーナー部付近から斜め方向に延びる折目線6bと、これに続いて側板6の下端となる端縁へ垂直に延びる折目線6cが入れられている。
このような構成とすると、図7に示すように、一方の側板5を折目線5bで谷折りし、両方の側板6を折目線6b,6cで山折りにすることにより、偏平に折り畳んで保管しておくことができ、ボトルの包装に際し、折目線6b,6cでの折り曲げを伸ばして、迅速に組み立てることができる。
次に、この発明の第4実施形態の上記実施形態と異なる特徴部分を図8〜図10に基づいて説明する。
このマルチパックでは、図8及び図9に示すように、側板5,6の高さ方向の寸法が小さく設定され、両方の側板6に、両側縁から下端となる端縁の中央側へかけて斜め方向に延びる折目線6dがV字状に入れられている。
このような構成とすると、上記のような撫で肩状のボトルBだけでなく、500ml入りのペットボトルのように、テーパー状の肩部の傾斜が緩く、胴部の高さ方向の寸法が大きいボトルBの包装にも使用できる。また、両方の側板6を折目線6dで山折りにすることにより、偏平に折り畳んで保管しておくことができ、ボトルの包装に際し、折目線6dでの折り曲げを伸ばして、迅速に組み立てることができる。
1 支持板
2 指入穴
3 首出穴
4 首掛片
5,6 側板
5a,5b,6a〜6d 折目線
7 継代片
8 切欠縁
9 張出部
10 コーナー窓部
,B ボトル
a 胴部
b 肩部
c 首部
f フランジ

Claims (2)

  1. 支持板(1)に、集積した複数本のボトルの首部がそれぞれ下方から上方へ貫通する首出穴(3)を形成し、首出穴(3)の周縁に、ボトルの首部のフランジに係合する首掛片(4)を設け、支持板(1)の周囲各辺に側板(5,6)を連設し、側板(5,6)を下方へ折り曲げて組み立てるボトル運搬用マルチパックにおいて、
    支持板(1)の周囲各辺から延びる側板(5,6)の両側部分には、それぞれ支持板(1)側から切欠縁(8)及び張出部(9)を順次形成して、張出部(9)の先端側での側板(5,6)の幅が支持板(1)の各辺の幅よりも大きくなるように設定し、隣り合う側板(5,6)の張出部(9)同士を接合した組立状態では、側板(5,6)が上端から下端へかけて外側へ迫り出した下広がりのテーパー状となり、隣り合う側板(5,6)の切欠縁(8)の間にコーナー窓部(10)が形成されるものとし、集積したボトルに上方から被せ、各ボトルの首部を首出穴(3)から上方へ突出させると、ボトルの肩部がコーナー窓部(10)からはみ出すようにしたことを特徴とするボトル運搬用マルチパック。
  2. 前記コーナー窓部(10)と首出穴(3)とが連通し、一体となった開口部を形成することを特徴とする請求項1に記載のボトル運搬用マルチパック。
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