JPH11504301A - ボトル運搬装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、共同して接続するための２つのベースパネル（１５、１６）と、２つのサイドウォール（２０、２１）と、２つのトップパネル（２２、２３）と、折り目（２６）によってヒンジが付けられて接続される２つのハンドルパネル（２４、２５）とを有するブランク（１０）から作成される厚紙装置を提供するものである。上記トップパネル（２２、２３）は、該装置によって保有されるべくボトルの首状部を受けるための開口（２８）を設けている。トップパネルは、また、フラップ部（３４）をも有しており、その１つはタブ（３５）を有し、使用中に、もう一方のトップパネル（２３）内の開口（２８）の１つを通って、その開口内にボトルの首状部によりそれらを引き上げて保有する。

Description

【発明の詳細な説明】 ボトル運搬装置 本発明は、ボトルを運搬するための厚紙装置に関するものである。 本発明に従って、２列以上に配置されて蓋によって冠された首状部を各々有す る複数のボトルを運搬するための厚紙カートンであって、上記カートンは、対向 して配置されたサイドウォールと、それぞれのサイドウォールにヒンジが付けら れて接続されると共に上記ボトルの下で互いに関係して確実にするべく適合され たベースウォールと、上記それぞれのサイドウォールにヒンジが付けられて接続 された対向して配置され、且つ上記ボトルの首状部を受けるための開口を有する トップパネルと、それぞれのトップパネル及び互いにヒンジが付けられて接続さ れ、且つ上記トップパネルから上方に突出されたハンドルパネルと、上記トップ パネルの１つに取り付けられ、他のトップパネル上の開口の１つを通って上記１ つのトップパネルから延出され、上記１つの開口に上記ボトルによって上記１つ の開口の位置に保持して使用する安全タブとを具備する厚紙カートンを提供する 。 好ましくは、安全タブは、開口、他のトップパネル内のタブ及び1つの開口が 、カートンの横方向で実質上一列に整列されるような、第１のトップパネル内の 開口に隣接した位置から延出される。 1つの実施の形態に於いて、一列に整列された開口はそれぞれのトップパネル のフラップ部内に形成されるもので、各フラップ部は、その関連付けられた開口 の各々の縦方向の側の上に横方向に延出され２つの間隔をおいた切り込みの間に 定義される。 切り込みはトップパネルとサイドウォール間のヒンジ接続から離れて設けられ るという好ましい特徴がある。好ましくは、切り込みはそれらの長さに沿った位 置でもろいブリッジで形成される。好ましい装置に於いて、上記カートンは３本 のボトルの２つの列のためのものであり、上記タブはボトルの中央の１組の開口 と関連付けられる。 確実な実施の形態で、別のヒンジは、ハンドルパネルとサイドウォールとのヒ ンジ接続の間の各パネルの長さに延出する。また、別の連結は、上記２つのトッ プパネルの間で提供されるもので、上記別の連結は、上記ボトルによるタブの保 有以前の２つのトップパネルを接続する。上記保有は、好ましくはタブの上向き の曲げによるものである。都合のいいことには、上記タブは、それが上記第１の トップパネルと連結したところから外側に張り出され、他のトップパネル内の開 口が、理想的にぱちんと係合して、タブの狭い部分を受けるための狭くされたト ップを有している。 本発明の1つの実施の形態は、今、より詳細に述べられるであろう。説明は、 添付の図面を参照して行われる。 図１は、本発明に従ったカートンを生産するためのブランクを示す。 図２は、破線で示されるボトルに対する初期位置のカートンを上方から見た透 視図である。 図３は破線で示されるボトルに対する、それが引き上げられた後のカートンを 上方から見た透視図である。 図４Ａ、４Ｂ及び４Ｃ図は、カートンのトップパネルの接続のステージを示す もので、カートンの内側から見た透視図である。 図は、蓋１４がされた首状部１３を各々有している複数のボトルを保有するた めの厚紙カートン１１を生産するためのブランク１０を示している。この特定の 実施の形態に於いて、上記カートン１１は３本のボトルを２列保有するために適 合させられるが、他の配列は熟練した読者により明白であろう。 ブランク１０は、２つのベースパネル１５、１６を結合するための連結構造の 填合い部品１７を各々合体している一対のベースパネル１５、１６を有している 。上記ベースパネルは、トップパネル２２、２３にヒンジが付けられて順々に接 続されるサイドウォール２０、２１にヒンジが付けられて順々に接続される下側 のサイドウォール１８、１９にヒンジが付けられて接続される。トップパネル２ ２、２３は、また、中央折り目２６について互いに順々にヒンジが付けられて接 続されるハンドルパネル２４、２５にヒンジが付けられて接続される。 開口２７は、ボトル１２の底部を受けて保有するためのベースパネル／下側の ウォール、サイドウォール接合の領域に提供される。また、開口２８は、ボトル １２の首状部１３を受けるためのトップパネル２２、２３にも提供される。ハン ドル開口２９は、また、使用者の手を受けるためのハンドルパネル２４、２５に も提供される。クッションパネル３０は、使用者にとってのいくらか援助を提供 するために、ハンドルパネル２４、２５にヒンジが付けられて接続されて残る。 1組の切り込み３１、３２は、各々のトップパネル２２、２３中の横方向に、 また、中央開口２８の何れの側上のハンドルパネル２４、２５の部分を介して延 出される。切り込み３１、３２は、トップパネル２２、２３とサイドウォールと の折り目接続から離れて設けられる。切り込み３１、３２は、それらの長さに沿 って間隔がおかれた位置にもろいブリッジ３３をも有している。これらの切り込 み３１、３２とハンドル開口２９は、中央開口２８が配置されたフラップ部３４ を定義する。 フラップ部３４から外側に張り出した安全タブ３５が、フラップ部３４の１つ から延出され、その接続は狭い部分３６を有している。狭い部分３６に隣接して 、タブ３５は1組の耳片３７を有している。また、上記フラップ部内は、切り込 み３１、３２に垂直の１組の折り目３８があり、その折り目３８はリップ３９を 形成するためにおよそチャネル状に形成された切り込みによって、リンクされる 。 他のフラップ部３４はスロット４０により形成され、このフラップ部の中央開 口２８はその頂端部で直線状に区分された狭い凹部４１を有している。更に、折 れ線４２は、トップパネル２２、２３の縦長方向に提供される。 カートン１１のアセンブリは今述べられ、そして、図４Ａ、Ｂ及びＣへの参照 が補助される。 ブランク１０はその中央折り目２６で折り曲げられ、タブ３５がもう一方のフ ラップ部３４より下になるようにトップパネル２２、２３は外側に折り曲げられ る。折り目３８で折り曲げることは、他のフラップ部３４の開口２８を部分的に 塞ぐタブ３５により、初期連結を構成するために、スロット４０に係合するため にリップ３９を可能にする。 そのとき、ブランクは６本のボトルの組み立てられた配列の上に下げられ、そ の首状部１３はトップパネル２２、２３内の開口２８を通る。上記開口の１つを 部分的に塞ぐタブ３５はボトルによって係合され、上記開口２８内の凹部４１に 係合する狭い部分３６より上方へヒンジを付けるために動かせられる。上記狭い 部分の何れの側上の耳片３７は、狭い凹部４１と直ちに側面を接触する開口３５ のエッジを過ぎてぱちんと係合する。これは、フラップ部３５の間の別の連結を 引起こす。 プロセスの残りは、伝統的な方法に於けるサイドウォール、下側サイドウォー ル及びボトルの列の周囲のベースパネルの折り目、及び連結するベースパネル構 造１７の確保を含んでいる。このステージで、トップパネルは折り目４２によっ てわずかに曲げられる。 また、このステージで、もろいブリッジ３３はまだ手練であり、２つのハンド ルパネル２４、２５は一般に互いに背合わせに接触した状態となる。使用者がカ ートンを持ち上げると、ボトルの重さは散らされてブリッジ３３にかかる。これ は、ハンドルパネルの下側に折るクッションパネル３０により、中央折り目２６ で尚接続される間分離するハンドルパネルにより得られる。フラップ部３４は、 それらの関連付けられたトップパネル２２、２３の面の外に明瞭に移動し、ボト ルの重さのように消える傾向がある折り目４２の角度がトップパネルの残ってい る部分によって生じる。連結されたフラップ部３４は、ハンドルパネル２４、２ ５が確実なポイントを越えて分離するのを防止する。このハンドルパネル２４、 ２５の一部分の分離は、運搬するためにより快適であるが、カートンはしっかり と固定されて残り、運搬の前、運搬中、運搬後のユニットを確実にする。 別のボトルの列が合同されることが容易に認識されるであろう。加えて、別の 連結手段がトップパネルの間で提供可能な場合、各列に於いてより多くのボトル が提供される。ベースパネルを確保し、ボトルの底部を保有する他の方法は、ま た、もちろん可能である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． ２列以上に配置されて蓋によって冠された首状部を各々有する複数のボ トルを運搬するための厚紙カートンであって、 上記カートンは、対向して配置されたサイドウォールと、それぞれのサイドウ ォールにヒンジが付けられて接続されると共に上記ボトルの下で互いに関係して 確実にするべく適合されたベースウォールと、上記それぞれのサイドウォールに ヒンジが付けられて接続された対向して配置され、且つ上記ボトルの首状部を受 けるための開口を有するトップパネルと、それぞれのトップパネル及び互いにヒ ンジが付けられて接続され、且つ上記トップパネルから上方に突出されたハンド ルパネルと、上記トップパネルの１つに取り付けられ、他のトップパネル上の開 口の１つを通って上記１つのトップパネルから延出され、上記１つの開口に上記 ボトルによって上記１つの開口の位置に保持して使用する安全タブと を具備することを特徴とする厚紙カートン。 ２． 上記安全タブは、上記開口、タブ及び他のトップパネル内の１つの開口 が上記カートンの横方向で実質上一列に整列されるような第１のトップパネル内 の開口に隣接した位置から延出されることを特徴とする請求項１に記載のカート ン。 ３． 上記一列に整列された開口は、上記それぞれのトップパネルのフラップ 部に形成されるもので、各々のフラップ部はその関連付けられた開口の各々の縦 側上に横方向に延出している間隔がおかれた２つの切り込みの間に定義されるこ とを特徴とする請求項２に記載のカートン。 ４． 上記フラップ部は、上記ハンドルパネルに直接に接続されないことを特 徴とする請求項３に記載のカートン。 ５． 上記切り込みは、上記トップパネルとサイドウォールの間のヒンジ接続 から離れて設けられることを特徴とする請求項３若しくは４に記載のカートン。 ６． 上記切り込みは、それらの長さに沿った配置でもろいブリッジにより形 成されることを特徴とする請求項３乃至５の何れか１に記載のカートン。 ７． 上記カートンは、３本のボトルを２列配したものであり、上記タブは中 央の１組のボトル用の開口に関連付けられることを特徴とする請求項１乃至６の 何れか１に記載のカートン。 ８． 別のヒンジは、上記ハンドルパネルとサイドウォールとのヒンジ接続の 間の各々のパネルの長さに延出することを特徴とする請求項１乃至７の何れか１ に記載のカートン。 ９． 別の連結は２つのトップパネル間に提供されるもので、上記別の連結は 上記ボトルによる上記タブの保有以前に上記２つのトップパネルを接続すること を特徴とする請求項８に記載のカートン。 １０． 上記保有は、上記タブの上向きの曲げによるものであることを特徴と する請求項９に記載のカートン。 １１． 上記タブは上記第１のトップパネルを接合するところから外側に張出 され、上記他のトップパネルの開口は理想的にぱちんと係合して上記タブの狭い 部分を受けるための狭くされたトップを有することを特徴とする請求項１０に記 載のカートン。