JP2015138979A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】PBX故障時に低コストでPBX機能サービスを継続する。【解決手段】複数の現用系構内交換機、複数の携帯情報端末、及びバックアップ用構内交換機を備える通信システムであって、複数の現用系構内交換機及びバックアップ用構内交換機は第1のネットワークを介して接続され、複数の携帯情報端末及びバックアップ用構内交換機は第2のネットワークを介して接続され、バックアップ用構内交換機は、現用系構内交換機の障害を監視する障害監視部と、障害が発生した現用系構内交換機に接続される通信端末への着呼を受信した場合、当該通信端末に対応付けられる携帯情報端末への呼出を行う呼制御部とを有し、通信システムは、現用系構内交換機から、当該現用系構内交換機に接続される通信端末への着呼に対する応答がない場合に、当該着呼をバックアップ用構内交換機に転送する転送機能部を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、PBX(Private Branch Exchange)バックアップシステムに関する。
PBXの障害に対応したバックアップシステムの構成として、現用系PBX及び予備系PBXを設けることによってPBXを冗長化したシステムが一般的である。前述したシステムでは、現用系PBXの故障及び現用系PBXにおける通信断等の障害が発生した場合に予備系PBXに呼制御を切り替えることによってPBXサービスの運用が継続される。
現用系PBXに障害が発生した時にバックアップ制御を行う技術として、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。特許文献1には「IP−PBXがIP端末装置の全体データ管理および制御を行い、個々のネットワークに配備されたバックアップ装置が、接続されたネットワーク内の各IP端末データを保持する。これにより、IP−PBXに異常が発生した場合に、バックアップ装置により該バックアップ装置が接続されたネットワーク内の接続管理が担保され、ネットワークまたはIP−PBXに障害が発生し、IP−PBXによるIP端末の制御が不可能になった場合に、一時的にIP端末の制御をバックアップ装置側に移すことでIP端末の運用再開を可能とし、停止時間の最小化を図る」と記載されている。
特開2005−6121号公報
しかし、PBXが冗長化されたバックアップシステムを構成する場合、複数のPBXが必要であるため、冗長化した分だけコストが高くなる。また、PBX自体が高価であるため、小さな拠点などでは冗長化構成をとらず非冗長化構成で運用しているケースも多い。
非冗長化構成のシステムの運用においては、当然、PBXに障害が発生するとPBXサービスの運用ができず、PBXが復旧するまでPBXサービスの停止状態が継続する。また、PBXの保守サービス形態によっては復旧まで長時間かかる場合もある。
特許文献1に記載されたシステムは、正常時はIP−PBXがPBXサービスを提供し、IP−PBXの故障時に拠点毎に配備されたバックアップ装置に制御を移行するシステムであり、IP−PBXに障害が発生した時にしか動作させないバックアップ装置を各拠点に常時配備する必要があるため、システムにかかるコストが高くなってしまうという課題がある。特に、少数の拠点を運用するような小さな企業においては、コスト的に非常に不利となる。
また、特許文献1では、PBXがIP通信に対応していなければならず、アナログ電話機等のレガシー端末の呼制御を行うレガシーPBXを用いてサービスを運用するシステムには適用できないという課題もある。
本発明は、低コスト、かつ、レガシーPBXを用いてサービスを運用するシステムにも適用なPBXのバックアップシステムを実現することを目的とする。
本発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、複数の現用系構内交換機、複数の携帯情報端末、及びバックアップ用構内交換機を備える通信システムであって、前記複数の現用系構内交換機及び前記バックアップ用構内交換機は第1のネットワークを介して接続され、前記複数の携帯情報端末及び前記バックアップ用構内交換機は第2のネットワークを介して接続され、前記複数の現用系構内交換機の各々は、通信端末を収容する通信拠点に収容され、前記通信端末に対する呼制御を行い、前記バックアップ用構内交換機は、前記複数の現用系構内交換機の障害を監視する障害監視部と、前記第1のネットワークを介して、障害が発生した前記現用系構内交換機に接続される前記通信端末への着呼を受信した場合、前記第2のネットワークを介して、当該通信端末に対応付けられる前記携帯情報端末への呼出を行う呼制御部と、を有し、前記通信システムは、前記現用系構内交換機から、当該現用系構内交換機に接続される通信端末への着呼に対する応答がない場合に、当該着呼を前記バックアップ用構内交換機に転送する転送機能部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、現用系構内交換機に障害が発生した場合に携帯情報端末への呼制御を行うバックアップ用構内交換機を複数の現用系構内交換機が共有することによって、低いコストでバックアップシステムを提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1におけるシステムの構成例を示す説明図である。 本発明の実施例1のバックアップ用PBXのハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を説明するブロック図である。 本発明の実施例1の番号変換テーブルの一例を示す説明図である。 本発明の実施例1のバックアップ用PBXがバックアップサービスを開始する時の処理の流れを説明するシーケンス図である。 本発明の実施例1におけるPBXの障害を通知するメールの表示内容の一例を示す説明図である。 本発明の実施例1のバックアップ用PBXがPBXの障害を検出した場合に実行する処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施例1のバックアップ用PBXがPBXの障害を検出した場合に実行する処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施例1のバックアップ用PBXがバックアップサービスの稼働中に携帯情報端末から発信を受け付けた場合の処理の流れを説明するシーケンス図である。 本発明の実施例1のバックアップ用PBXがPBXの復旧を検知した場合の処理の流れを説明するシーケンス図である。 本発明の実施例1のバックアップ用PBXがPBXの復旧を検知した場合の処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施例1における番号変換テーブルの登録処理の流れを説明する動作シーケンス図である。
以下、実施例を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例1におけるシステムの構成例を示す説明図である。
図1に示すシステムは、複数の拠点100、複数の携帯情報端末130、バックアップ用PBX200及びPSTN端末301から構成される。
各拠点100は、PSTN網300−1、及びデータ通信網400を介してバックアップ用PBX200と接続される。また、各拠点100は、PSTN網300−1、及びデータ通信網400を介して互いに接続される。また、PSTN端末301は、PSTN網300−1を介して各拠点100と接続される。図1に示す例では、システムには拠点1(100−1)から拠点n(100−n)までのn個の拠点100が存在する。また、バックアップ用PBX200は、PSTN網300−1及びモバイルキャリア網500の二つのネットワークを介して、携帯情報端末130と接続する。
拠点100は、PBXサービスを運用するユーザのシステムであり、例えば、企業ビル又は官公庁庁舎などに対応する。拠点100には、PBX110及び複数の内線端末120が含まれる。PBX110及び複数の内線端末120は、LAN又は電話回線などの内部ネットワークを介して互いに接続される。また、本実施例の各拠点100では、PBX110は非冗長化構成で運用される。すなわち、現用系のPBX110が一台のみ存在する。
PBX110は、内線端末120及びPSTN網300に接続する回線を収容し、内線相互通話、外線及び内線通話等のPBXサービスを提供する。図1に示す例では、拠点1(100−1)には一つのPBX110−1が設置され、拠点n(100−n)には一つのPBX110−nが設置される。なお、一つの拠点100に収容されるPBX110の台数は一つ以上であってもよい。
内線端末120は、PBX110に接続される他の端末との間の音声通話、及びPSTN網300を介したPSTN端末301との間の音声通話を行う。内線端末120は、例えば、デジタル多機能電話機等の端末が考えられる。
携帯情報端末130は、モバイルキャリア網500に接続される携帯情報端末130との間で音声通話及びメール伝送等のデータ通信を行う。携帯情報端末130は、プロセッサ、メモリ、ネットワークインタフェースを備え、また、ダイヤルボタン、タッチパネル及びディスプレイなどの入出力装置も備える。
後述するように、本実施例では、バックアップ用PBX200が、内線端末120と一つ以上の携帯情報端末130との対応関係を管理する情報を保持する。
例えば、携帯情報端末130−1は、拠点1(100−1)に収容される内線端末120−1と対応付けられて管理される。なお、携帯情報端末130−1は、内線端末120−1の使用者が所有する携帯情報端末である。バックアップ用PBX200は、拠点1(100−1)に設定されるPBX110−1に障害が発生した後に、PSTN端末301からPSTN網300−1を経由して内線端末120−1への着信を受け付けた場合、内線端末120−1と対応付けられる携帯情報端末130−1への着信に切り替える。
PSTN端末301は、PSTN網300−1を介して接続される端末との間で音声通話を行う。PSTN端末301は、例えば、アナログ電話機等が考えられる。
PSTN網300−1、300−2は、PSTN端末301を収容するネットワークであり、交換機及びゲートウェイ等の装置を含む。PSTN網300−1、300−2を用いて、PSTN網の相互間の呼制御及び相互内線通話等の各種電話サービスが提供される。
PSTN網300−1の含まれる交換機が、一般的なPSTN網において提供される無応答転送サービスを実現する機能(無応答転送機能)を有する。本実施例では、PBX110に障害が発生し、当該PBX110への着信に対して応答がない場合に、無応答転送サービスを用いて、PBX110への着信がバックアップ用PBX200に転送される。なお、拠点100内にゲートウェイを設けて、当該ゲートウェイに無応答転送サービスを実現する方法も考えられる。ゲートウェイは、PBX110に着信を転送し、一定時間応答がない場合にはPSTN網300−1を介して当該着信をバックアップ用PBX200に転送する。
また、PSTN網300−2に含まれるゲートウェイは、収容されるPSTN端末301と、モバイルキャリア網500に収容される携帯情報端末130との間の音声通話を可能とする網変換の機能を有する。
データ通信網400は、携帯情報端末130等のデータ通信端末を収容するネットワークである。データ通信網400を用いて、データ通信端末相互間のデータ通信が行われる。データ通信網400は、例えば、IP(Internet Protocol)プロトコルを用いてデータ通信を行うIPネットワークが考えられる。本実施例では、バックアップ用PBX200は、PBX110に対するヘルスチェック処理の実行時に、データ通信網400を介してヘルスチェック情報を送信し、また、データ通信網400を介してヘルスチェック情報に対する応答を受信する。
モバイルキャリア網500は、携帯情報端末130を収容するネットワークであり、携帯情報端末130とモバイルキャリア網500との間の接続形式は無線である。モバイルキャリア網500を用いて、携帯情報端末相互間の呼制御及び相互通話、携帯情報端末間のメール送受信等の電話・データ通信サービスを提供するモバイルキャリア網である。
バックアップ用PBX200は、任意のPBX110に障害が発生した場合に、PSTN端末301から当該PBX110が設置される拠点100の内線端末120への着信を、当該内線端末120に対応付けられる携帯情報端末130への迂回着信に切り替える。すなわち、バックアップ用PBX200は、PBX110の代わりにPBXサービスを提供する。以下の説明では、バックアップ用PBX200が、障害が発生したPBX110の代わりにPBXサービスを提供するサービスをバックアップサービスとも記載する。
図1に示すシステムの形態は様々形態が考えられる。例えば、(1)一企業が複数の拠点100及びバックアップ用PBX200を有するシステムが考えられる。また、(2)一つの企業が一つの拠点を有し、バックアップサービスを提供する企業がバックアップ用PBX200を有するシステムも考えられる。(2)のシステムの場合、拠点を運用する企業とバックアップサービスを提供する企業とが契約を行うことによって図1に示すようなシステムが構成されることとなる。
次に、図2を用いてバックアップ用PBX200のハードウェア構成及びソフトウェア構成について説明する。
図2は、本発明の実施例1のバックアップ用PBX200のハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を説明するブロック図である。
バックアップ用PBX200は、プロセッサ201、メモリ202、記憶装置203、データIF204、及び電話回線IF205を備える。
プロセッサ201は、メモリ202に格納されるプログラムを実行する。プロセッサ201がプログラムを実行することによってバックアップ用PBX200の各種機能が実現される。プログラムによって実現される機能を主体に処理を説明する場合、プロセッサ201によって当該機能を実現するプログラムが実行されていることを示す。
メモリ202は、プロセッサ201によって実行されるプログラム及び当該プログラムの実行に必要なデータを格納する。メモリ202に格納されるプログラム及び情報については後述する。
記憶装置203は、各種データを格納する。記憶装置203は、例えばHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等が考えられる。本実施例の記憶装置203には、番号変換テーブル220が格納される。番号変換テーブル220の詳細については図3を用いて後述する。
なお、番号変換テーブル220は、メモリ202に格納されてもよい。この場合、バックアップ用PBX200は、記憶装置203を備えていなくてもよい。
データIF204は、データ通信網400と接続するためのインタフェースである。電話回線IF205は、PSTN網300と接続するためのインタフェースである。図2では、データIF204及び電話回線IF205はそれぞれ一つずつであるが、二つ以上あってもよい。
ここで、本実施例のメモリ202に格納されるプログラムについて説明する。本実施例のメモリ202には、呼制御部211、PBX障害監視部212、データIF制御部213、音声交換部214、及び電話回線IF制御部215を実現するプログラムが格納される。
呼制御部211は、バックアップ用PBX200全体を管理する。具体的には、呼制御部211は以下のような機能を有する。
呼制御部211は、PBX110の代わりに呼制御を行う。具体的には、呼制御部211は、電話回線IF制御部215と連携してPSTN網300における呼制御情報を送受信し、また、音声交換部214及び電話回線IF制御部215と連携して番号変換テーブル220に基づく呼制御を行う。
呼制御部211は、PBX障害監視部212及びデータIF制御部213と連携してPBX110の状態を監視する。また、呼制御部211は、PBX110の障害を検知した後に当該PBX110に接続される内線端末120宛の着信を受け付けた場合、内線端末120に対応付けられる携帯情報端末130への発信を行う。
PBX障害監視部212は、PBX110の状態を監視するヘルスチェック処理を実行する。具体的には、PBX障害監視部212は、周期的に、データIF制御部213に対してヘルスチェック情報の送信を指示し、データIF制御部213からヘルスチェック情報に対する応答を受信する。PBX障害監視部212は、ヘルスチェック情報の送受信結果に基づいてPBX110の障害を検知する。PBX障害監視部212は、各PBX110のヘルスチェック処理の結果を呼制御部211に通知する。
なお、ヘルスチェック処理は前述した処理に限定されない。例えば、モバイルキャリア網500を用いたデータ通信を用いる方式でもよいし、PSTN網300を介してヘルスチェック情報を変調/復調した信号を送受信する方式でもよい。
データIF制御部213は、データIF204を制御する。本実施例では、データIF制御部213は、PBX障害監視部212の指示にしたがってPBX110にヘルスチェック情報を送信し、また、各PBX110からヘルスチェック情報に対する応答を受信する。
音声交換部214は、呼制御部211からの指示のしたがって電話回線IF制御部215との間の音声情報の交換を行う。
電話回線IF制御部215は、電話回線IF205を制御する。電話回線IF205は、呼制御機能、PSTN網300間の呼制御情報の伝達、及び音声交換部214とPSTN網300との間の音声情報のパス開閉機能を有する。
本発明では、前述した機能部を有するバックアップ用PBX200が以下のような処理を実現する。
バックアップ用PBX200は、各PBX110に対してヘルスチェック処理を実行し、任意のPBX110の障害を検知した場合、予め保守者によって設定された番号変換テーブル220に基づいてバックアップサービスの提供を開始する。
バックアップ用PBX200は、バックアップサービスの稼働中に、障害が検知されたPBX110に対応するPSTN網300の回線への着信を監視する。バックアップ用PBX200は、着信が検知された場合、発信したPSTN端末301から着信先の内線番号を取得し、番号変換テーブル220を参照して、取得された内線番号に対応する内線端末120を特定する。さらに、バックアップ用PBX200は、番号変換テーブル220を参照して、特定された内線端末120に対応付けられる携帯情報端末130を特定し、当該携帯情報端末130に発信を行う。
以上のような処理によって、PSTN網300を介した、障害が検知されたPBX110への着信を、モバイルキャリア網500を介した携帯情報端末130への迂回着信に切り替えることが可能となる。
図3は、本発明の実施例1の番号変換テーブル220の一例を示す説明図である。
番号変換テーブル220は、対象PBX_ID221、着信電話番号222、内線ID223、内線番号224、電話番号225、及びメールアドレス226を含む。
対象PBX_ID221は、バックアップサービスを利用するPBX110の識別情報である。着信電話番号222は、PBX110に対する着信呼が転送される着信電話番号である。内線ID223は、バックアップ用PBX200が管理する内線端末120を一意に識別するための識別情報である。
内線番号224は、対象PBX_ID221に対応するPBX110に接続される内線端末120の内線番号である。電話番号225は、内線番号224に対応する内線端末120を使用するユーザが所有する携帯情報端末130の電話番号である。メールアドレス226は、内線番号224に対応する内線端末120を使用するユーザが所有する携帯情報端末130へのメール送信時に使用されるメールアドレスである。
後述するように、バックアップ用PBX200は、PBX110の障害を検知した場合、番号変換テーブル220を参照して、当該PBX110に接続される各内線端末120と対応付けられる携帯情報端末130にPBX110の障害を通知するメールを送信する。同様に、バックアップ用PBX200は、PBX110の復旧を検知した場合、番号変換テーブル220を参照して、当該PBX110に接続される各内線端末120と対応付けられる携帯情報端末130にPBX110の復旧を通知するメールを送信する。
図4は、本発明の実施例1のバックアップ用PBX200がバックアップサービスを開始する時の処理の流れを説明するシーケンス図である。
以下の説明では、拠点1(100−1)のPBX110に障害が発生した場合を例に説明する。
バックアップ用PBX200は、通常、各拠点100のPBX110に対して周期的にヘルスチェック処理を実行する。図4に示す例では、バックアップ用PBX200は、データ通信網400を介して、拠点1(100−1)のPBX110にヘルスチェック情報を送信する(ステップS100)。
PBX110は、ヘルスチェック情報を受信すると、受信したヘルスチェック情報に対する応答をバックアップ用PBX200に送信する(ステップS101)。
バックアップ用PBX200は、PBX110からヘルスチェック情報に対する応答を受信した場合、当該PBX110が正常に稼働していると判定する。一方、バックアップ用PBX200は、PBX110からヘルスチェック情報に対する応答を受信できない場合、当該PBX110の障害であると判定する。
図4に示す例では、PBX110が故障したため、バックアップ用PBX200がヘルスチェック情報を送信しても(ステップS102)、当該ヘルスチェック情報に対する応答がない。したがって、バックアップ用PBX200は、PBX110の障害と判定し(ステップS103)、バックアップサービスを開始する(ステップS104)。
バックアップ用PBX200が、PBX110の障害が検知された場合にのみ、当該PBX110のバックアップサービスを起動させるのは、バックアップ用PBX200の呼制御に必要なリソースを最小限にし、かつ、多くのPBX110がバックアップサービスを利用できるようにするためである。これによって、低コストでPBX110のバックアップシステムを実現できる。
なお、呼制御に必要なリソースに制限がない場合には、バックアップサービスを起動した状態で運用してもよい。この場合、ヘルスチェック処理を実行しなくてもよい。
バックアップ用PBX200は、バックアップサービスを開始すると、まず、番号変換テーブル220を参照して、障害が検知されたPBX110に接続される内線端末120と対応付けられる全ての携帯情報端末130にPBX110の障害を通知するメールを送信する(ステップS105)。
これは、PBX110への着信が迂回して携帯情報端末130へ着信する状態であることを携帯情報端末130の所有者に認識してもらうためである。したがって、携帯情報端末130の所有者が前述した状態を認識する必要がない場合、バックアップ用PBX200は、PBX110の障害を通知するメールを送信しなくてもよい。
ここで、図5を用いてPBX110の障害を通知するメールの表示内容について説明する。
図5は、本発明の実施例1におけるPBX110の障害を通知するメールの表示内容の一例を示す説明図である。図5に示すように、メールには、PBX110の障害が検知された時刻、及びバックアップサービスによって携帯情報端末130に着信がある旨等の内容が含まれる。
図4の説明に戻る。
PBX110が故障している状態において、PSTN端末301が当該PBX110に発信した場合(ステップS106)、PSTN網300を介して、当該着信がPBX110に送信される。
しかし、PBX110は故障しているためPSTN端末301からの着信に対して着信応答動作をすることができない。そのため、PSTN網300の交換機は、一定時間、PSTN端末301からの着信に対する応答がない場合、予め設定された無応答転送サービスに基づいて、PSTN端末301からPBX110への着信呼をバックアップ用PBX200に転送する(ステップS107)。
バックアップサービスが稼働しているバックアップ用PBX200は、転送された着信を受け付けると、障害が発生したPBX110への着信呼である場合にのみ、受け付けた着信に対して応答する(ステップS108)。
バックアップ用PBX200は、PSTN端末301に対して、PBX110に障害が発生し、バックアップ用PBX200が稼働している旨の音声ガイダンスを送信する(ステップS109)。
これは、PSTN端末301の使用者、すなわち、発信者に対し、PBX110に障害が発生し、バックアップ用PBX200においてバックアップサービスが稼働している状態であることを認識させるためである。したがって、発信者に前述した状態を認識させる必要がない場合には、音声ガイダンスを送信しなくともよい。
バックアップ用PBX200は、PSTN端末301に対して、PBX110が行う呼制御と同様に、内線番号を要求する(ステップS110)。PSTN端末301は、バックアップ用PBX200からの要求に応じて内線番号をバックアップ用PBX200に送信する(ステップS111)。
本実施例では、ダイレクトインダイヤルの着信形態を例に説明しているが、ダイヤルイン又はダイレクトインラインなどの他の着信形態の場合には、バックアップ用PBX200は当該着信形態に沿った呼制御を行う。
バックアップ用PBX200は、受信した内線番号に基づいて番号変換テーブル220を参照して、受信した内線番号に対応する携帯電話番号を検索する(ステップS112)。
バックアップ用PBX200は、検索された携帯電話番号に基づいて、モバイルキャリア網500を介した携帯情報端末130への呼出しを行う(ステップS113)。また、バックアップ用PBX200は、PSTN端末301に呼出中音を送信する(ステップS114)。
なお、バックアップ用PBX200が使用するPSTN回線を予め設定しておき、また、当該PSTN回線の電話番号を携帯情報端末130の電話帳に登録しておくことによって、携帯情報端末130の所有者は、障害が発生したPBX110への着信が迂回してきた着信、又は、それ以外の通常の携帯情報端末130への着信のいずれであるかを、呼出しに対する応答前に確認できる。
携帯情報端末130は、呼出しに対して応答すると(ステップS115)、PSTN端末301と携帯情報端末130との間で音声通話が開始する(ステップS116)。
なお、前述した処理では、バックアップ用PBX200は、一つの内線番号への着信に対して、一つの携帯情報端末130の呼出しを行っているが、一つの内線番号に対して複数の携帯電話番号を対応付けて登録することによって、一般的なPBX110が行うグループ呼出しの着信形態と同様に、一つの内線番号へ着信に対して複数台の携帯情報端末130の呼出しを行ってもよい。
図6A及び図6Bは、本発明の実施例1のバックアップ用PBX200がPBX110の障害を検出した場合に実行する処理を説明するフローチャートである。
バックアップ用PBX200は、バックアップサービスを開始する前、すなわち、通常の状態では、所定の周期で、ヘルスチェック処理を実行する(ステップS200からステップS202)。
バックアップ用PBX200は、ヘルスチェック情報を送信するPBX110(拠点)を選択する(ステップS200)。例えば、バックアップ用PBX200は、番号変換テーブル220を参照して、上のエントリから順に選択する方法が考えられる。また、予めPBX110に優先順位を設定し、当該優先順位に従ってPBX110を選択してもよい。さらに、全てのPBX110に対するヘルスチェック処理を並列で実行してもよい。
バックアップ用PBX200は、選択されたPBX110に対してヘルスチェック情報の送信し(ステップS201)、選択されたPBX110からのヘルスチェック情報に対する応答を待つ。
バックアップ用PBX200は、選択されたPBX110からのヘルスチェック情報に対する応答が検出されたか否かを判定する(ステップS202)。選択されたPBX110からのヘルスチェック情報に対する応答が検出された場合、バックアップ用PBX200は、ステップS201に戻り、他のPBX110に対して同様の処理を実行する。
選択されたPBX110からのヘルスチェック情報に対する応答が検出されない場合、バックアップ用PBX200は、選択されたPBX110の障害であると判定して、バックアップサービスを開始する(ステップS203)。バックアップ用PBX200は、バックアップサービスの稼働状態に遷移すると、PSTN網300からの着信の監視を開始する。このとき、バックアップ用PBX200は、周期的に、障害が発生したPBX110に対してヘルスチェック処理を実行する。
また、バックアップ用PBX200は、バックアップサービスの稼働状態に遷移するときに、番号変換テーブル220を参照して、障害が発生したPBX110に接続される各内線端末120と対応付けられる全ての携帯情報端末130に、PBX110の障害を通知するメールを送信する(ステップS204)。具体的には、以下のような処理が実行される。
バックアップ用PBX200は、番号変換テーブル220の障害が発生したPBX110に対応するエントリを参照する。バックアップ用PBX200は、当該エントリのメールアドレス226を参照して、メールを送信する携帯情報端末130を全て特定する。
バックアップ用PBX200は、予め設定されたフォーマットにしたがって、PBX110の障害発生を通知するためのメッセージを生成し、特定された全ての携帯情報端末130に生成されたメッセージを含むメールを送信する。これによって、図5に示すような内容のメールが携帯情報端末130の表示画面等に表示される。
以上がステップS204の処理の説明である。
次に、バックアップ用PBX200は、バックアップサービスの開始後、PSTN網300からの着信が検出されたか否かを判定する(ステップS205)。PSTN網300からの着信が検出されない場合、バックアップ用PBX200は、着信監視を継続する。
PSTN網300からの着信が検出された場合、バックアップ用PBX200は、検出された着信に含まれる着信電話番号に基づいて番号変換テーブル220を参照して、障害が発生したPBX110に対応する着信電話番号への着信であるか否かを判定する(ステップS206)。
具体的には、バックアップ用PBX200は、番号変換テーブル220の障害が発生したPBX110に対応するエントリの着信電話番号222と、検出された着信に含まれる着信電話番号とが一致するか否かを判定する。着信電話番号222と検出された着信に含まれる着信電話番号とが一致する場合、障害が発生したPBX110に対応する着信電話番号への着信であると判定される。
障害が発生したPBX110に対応する着信電話番号への着信でない場合、バックアップ用PBX200は、ステップS205に戻り、着信の監視を継続する。
障害が発生したPBX110に対応する着信電話番号への着信である場合、バックアップ用PBX200は、検出された着信に対する応答を行う。
まず、バックアップ用PBX200は、着信元のPSTN端末301に対して、PBX110に障害が発生し、バックアップサービスが稼働している旨の音声ガイダンスを送信する(ステップS207)。また、バックアップ用PBX200は、PSTN端末301に対して、内線番号を要求する(ステップS208)。例えば、バックアップ用PBX200は、PSTN端末301に対して音声ガイダンス又は特殊トーン等を送信することによって、内線番号を要求する方法が考えられる。
バックアップ用PBX200は、PSTN端末301から内線番号を取得すると、番号変換テーブル220を参照して、障害が発生したPBX110において取得された内線番号が存在するか否かを判定する(ステップS209)。
具体的には、バックアップ用PBX200は、番号変換テーブル220の障害が発生したPBX110に対応するエントリの内線番号224を参照して、取得された内線番号と一致する内線番号を検索する。
障害が発生したPBX110において取得された内線番号が存在しない場合、バックアップ用PBX200は、ステップS205に戻り、着信の監視を継続する。
障害が発生したPBX110において取得された内線番号が存在する場合、バックアップ用PBX200は、取得された内線番号と対応付けられる携帯電話番号へ発信することによって、当該内線番号に対応する内線端末120と対応付けられる携帯情報端末130を呼び出す(ステップS210)。
バックアップ用PBX200は、携帯情報端末130からの着信に対する応答が検出されたか否かを判定する(ステップS211)。携帯情報端末130からの着信に対する応答が検出されない場合、バックアップ用PBX200は、当該応答の監視を継続する。
携帯情報端末130からの着信に対する応答が検出された場合、バックアップ用PBX200は、PSTN端末301及び携帯情報端末130の通話を実現するための相互通信処理を開始する(ステップS212)。なお、相互通信処理は公知のものであるため説明を省略する。
次に、バックアップ用PBX200は、PSTN端末301又は携帯情報端末130の少なくともいずれかから通話の切断が検出されたか否かを判定する(ステップS213)。PSTN端末301及び携帯情報端末130のいずれからも通話の切断が検出されない場合、バックアップ用PBX200は、通話の切断の監視を継続する。
PSTN端末301又は携帯情報端末130のいずれかから通話の切断が検出された場合、バックアップ用PBX200は、PSTN端末301及び携帯情報端末130の通話を切断するための切断処理を実行し(ステップS214)、その後、ステップS205に戻る。バックアップ用PBX200は、PBX110の復旧が検出されるまで同様の処理を実行することとなる。
図7は、本発明の実施例1のバックアップ用PBX200がバックアップサービスの稼働中に携帯情報端末130から発信を受け付けた場合の処理の流れを説明するシーケンス図である。
図7では以下のような前提を仮定して説明する。拠点1(100−1)のPBX110が故障したものとする。携帯情報端末130がPSTN網300−1に接続されるPSTN端末301に発信する場合を例に説明する。なお、バックアップ用PBX200には、バックアップサービスを利用するPBX110毎に一意的なバックアップ発信用PSTN回線が登録されているものとする。また、バックアップ発信用PSTN回線に対して、一般的なPSTN網300において提供される着信課金サービスを利用するための契約がされており、着信課金電話番号が付与されているものとする。
携帯情報端末130の所持者は、PBX110に障害が発生していることを認識すると、着信課金電話番号宛に発信を行う(ステップS300)。これによって、PSTN網300−1における着信課金サービスを利用して、着信課金電話番号に対応付けられるバックアップ発信用PSTN回線へ発信が行われる。
バックアップ用PBX200は、バックアップ発信用PSTN回線への着信を受け付けると、当該着信に対する応答を行う(ステップS301)。バックアップ用PBX200は、携帯情報端末130に対して、電話番号の送信を促す電話番号要求音声ガイダンスを送信する(ステップS302)。
携帯情報端末130は、電話番号要求音声ガイダンスを受信すると、「0」発信に代表される外線発信を識別するダイヤルをバックアップ用PBX200に対して送信する(ステップS303)。その後、携帯情報端末130は、PSTN端末301の電話番号ダイヤルをバックアップ用PBX200に送信する(ステップS304)。
次に、バックアップ用PBX200は、携帯情報端末130から受信したPSTN端末301の電話番号ダイヤルに基づいて、PSTN網300−1を介して、PSTN端末301の呼出しを行う(ステップS305)。また、バックアップ用PBX200は、携帯情報端末130に対して呼出中音を送信する(ステップS306)。
PSTN端末301が呼出しに対して応答を行うと(ステップS307)、バックアップ用PBX200は、PSTN端末301と携帯情報端末130との音声通話を開始する(ステップS308)。
本実施例では、着信課金サービスを利用することによって、携帯情報端末130から発信した場合でも、携帯情報端末130ではなく、バックアップ用PBX200に課金される。そのため、PBX110の内線端末120を利用する場合と同様に、無課金で携帯情報端末130を使用することができる。
なお、図7では、携帯情報端末130からPSTN網300−1に接続されるPSTN端末301へ発信する場合を例に説明したが、携帯情報端末130からPBX110の内線端末120への発信(内線への発信)も同様処理にて実現可能である。具体的には、バックアップ用PBX200が、携帯情報端末130から内線電話ダイヤルを受信した後に(ステップS304)、着信したバックアップ発信用PSTN回線及び受信した内線電話ダイヤルに基づいて番号変換テーブル220を参照することによって、携帯情報端末130を特定し、特定された携帯情報端末130に対して発信を行う。
図8は、本発明の実施例1のバックアップ用PBX200がPBX110の復旧を検知した場合の処理の流れを説明するシーケンス図である。
図8では、バックアップ用PBX200のバックアップサービスにおける呼制御によって、PSTN端末301及び携帯情報端末130が通話状態であるものとする(ステップS400)。
PBX110が障害状態から正常状態に復旧すると(ステップS401)、PBX110は、バックアップ用PBXが周期的に送信するヘルスチェック情報を受信した場合(ステップS402)、当該ヘルスチェック情報に対する応答を送信する(ステップS403)。これによって、バックアップ用PBX200は、PBX110が復旧したものと判定する(ステップS404)。
バックアップ用PBX200は、番号変換テーブル220を参照して、復旧したPBX110に接続される内線端末120と対応付けられる全ての携帯情報端末130に、PBX110の復旧を通知するメールを送信する(ステップS405)。なお、携帯情報端末130を特定する方法はステップS204と同一の方法が用いられる。
これは、PBX110への着信が迂回して携帯情報端末130へ着信する状態が終了することを携帯情報端末130の所有者に認識してもらうためである。したがって、携帯情報端末130の所有者が前述した状態を認識する必要がない場合、バックアップ用PBX200は、PBX110の復旧を通知するメールを送信しなくてもよい。
この時点では、携帯情報端末130及びPSTN端末301が通話状態であるため、すなわち、携帯情報端末130及びPSTN端末301の間の通話呼が存在するため、バックアップサービスの終了は行われない。したがって、バックアップ用PBX200は、全ての携帯情報端末130の通話状態が終了するまでバックアップサービスを継続することによって、通話呼を維持する。図8に示す例では携帯情報端末130及びPSTN端末301の間の一つの通話呼が維持される。
バックアップ用PBX200は、通話呼の切断を監視する(ステップS406)。具体的には、バックアップ用PBX200は、携帯情報端末130及びPSTN端末301のいずれか一方からの切断を監視する。図8に示す例では、携帯情報端末130が切断したものとする(ステップS407)。
バックアップ用PBX200は、携帯情報端末130からの切断信号を検出すると(ステップS408)、PSTN端末301に切断を促す終話音を送信する(ステップS409)。PSTN端末301が、受信した終話音に従って切断する(ステップS410)。バックアップ用PBX200は、PSTN端末301からの切断信号を検出すると(ステップS411)、切断処理を実行して通話呼を終了させる。
バックアップ用PBX200は、バックアップサービスにおける全ての通話呼が終了したか否かを確認する。図8に示す例では、全ての携帯情報端末130の通話呼が終了しているため、バックアップ用PBX200は、バックアップサービスを終了する。
図9は、本発明の実施例1のバックアップ用PBX200がPBX110の復旧を検知した場合の処理を説明するフローチャートである。
バックアップ用PBX200は、バックアップサービスの稼働中は、障害が検出されたPBX110に対して周期的にヘルスチェック処理を実行する。すなわち、バックアップ用PBX200は、PBX110に対して周期的にヘルスチェック情報を送信し(ステップS500)、PBX110からのヘルスチェック情報に対する応答が検出されたか否かを判定する(ステップS501)。
PBX110からのヘルスチェック情報に対する応答が検出されない場合、バックアップ用PBX200は、PBX110の障害状態が継続しているものと判定してステップS500に戻り、ヘルスチェック処理を継続する。
PBX110からのヘルスチェック情報に対する応答が検出された場合、バックアップ用PBX200は、PBX110が復旧したと判定し(ステップS502)、番号変換テーブル220を参照し、PBX110に接続される内線端末120に対応する全ての携帯情報端末130にPBX110の復旧を通知するメールを送信する(ステップS503)。
次に、バックアップ用PBX200は、バックアップサービスの稼働中における呼制御による通話呼の監視を開始する(ステップS504)。バックアップ用PBX200は、通話呼が存在するか否かを判定する(ステップS505)。
通話呼が存在すると場合、バックアップ用PBX200は、バックアップサービスと通話呼の監視とを継続し、通話呼の切断が検出されたか否かを判定する(ステップS506)。通話呼の切断が検出されない場合、バックアップ用PBX200は、通話呼の監視を継続する。
通話呼の切断が検出された場合、バックアップ用PBX200は、携帯情報端末130とPSTN端末301との間の通話を切断するために切断処理を実行し(ステップS507)、その後、ステップS505に戻る。
ステップS505において、通話呼が存在しない場合、バックアップ用PBX200は、バックアップサービスを終了する(ステップS508)。バックアップサービスの終了後、バックアップ用PBX200は、各拠点100のPBX110の監視処理を開始することとなる。
図10は、本発明の実施例1における番号変換テーブル220の登録処理の流れを説明する動作シーケンス図である。
以下の説明では、バックアップ用PBX200に、バックアップサービスを提供するPBX110毎に、一意的なテーブル登録用PSTN回線及び暗証番号が設定されているものとする。
まず、携帯情報端末130の所持者は、携帯情報端末130の発信者番号通期機能を有効化する(ステップS600)。
次に、携帯情報端末130は、当該携帯情報端末130と対応付けられる内線端末120が接続されるPBX110に割り当てられた一意的なテーブル登録用PSTN回線に対して発信を行う(ステップS601)。
バックアップ用PBX200は、テーブル登録用PSTN回線からの着信を受け付けると応答し(ステップS602)、携帯情報端末130に暗証番号の入力を促す暗証番号音声ガイダンスを送信する(ステップS603)。
携帯情報端末130の所持者は、受信した音声ガイダンスにしたがって携帯情報端末130を操作することによって暗証番号を入力する。携帯情報端末130は、入力された暗証番号をバックアップ用PBX200に送信する(ステップS604)。
バックアップ用PBX200は、暗証番号を受信すると、テーブル登録用PSTN回線に設定される暗証番号と受信した暗証番号とが一致するか否かを判定する(ステップS605)。
テーブル登録用PSTN回線に設定される暗証番号と受信した暗証番号とが一致しない場合、バックアップ用PBX200は、携帯情報端末130との間の呼を切断し(ステップS610)、番号変換テーブル220の登録処理を終了する。
テーブル登録用PSTN回線に設定される暗証番号と受信した暗証番号とが一致した場合、バックアップ用PBX200は、携帯情報端末130に、内線番号の入力を促す内線番号音声ガイダンスを送信する(ステップS606)。
なお、ステップS603からステップS605において暗証番号を用いた認証処理を実行するのは、番号変換テーブル220の高度なセキュリティを確保するためである。したがって、番号変換テーブル220の高度なセキュリティを確保する必要がない場合、暗証番号を用いた認証処理を省略することができる。
携帯情報端末130の所持者は、受信した音声ガイダンスにしたがって携帯情報端末130を操作することによって、携帯情報端末130と対応づける内線端末120の内線番号を入力する。携帯情報端末130は、入力された内線番号をバックアップ用PBX200に送信する(ステップS607)。
バックアップ用PBX200は、内線番号を受信すると、番号変換テーブル220を更新する(ステップS608)。具体的には、以下のような処理が実行される。
バックアップ用PBX200は、着信したテーブル登録用PSTN回線が割り当てられたPBX110を特定する。バックアップ用PBX200は、番号変換テーブル220の対象PBX_ID221を参照して、特定されたPBX110に対応するエントリが存在するか否かを判定する。エントリの有無に応じて以下の(1)又は(2)の処理に分岐する。
(1)番号変換テーブル220に特定されたPBX110に対応するエントリが存在しない場合、バックアップ用PBX200は、番号変換テーブル220に新たなエントリを追加する。このとき、バックアップ用PBX200は、PBX110から着信用電話番号を取得するものとする。
バックアップ用PBX200は、追加されたエントリの対象PBX_ID221に特定されたPBX110の識別情報を設定し、また着信電話番号222にPBX110から取得した着信用電話番号を設定する。そして、バックアップ用PBX200は、追加されたエントリの内線ID223、内線番号224、電話番号225、及びメールアドレス226のそれぞれに行を一つ生成する。
バックアップ用PBX200は、内線ID223に任意の識別番号を設定し、電話番号225にはステップS601において取得された電話番号を設定し、内線番号224及びメールアドレス226には受信した内線番号及びメールアドレスを設定する。
(2)番号変換テーブル220に特定されたPBX110に対応するエントリが存在する場合、バックアップ用PBX200は、当該エントリの内線ID223、内線番号224、電話番号225、及びメールアドレス226のそれぞれに行を一つ生成する。
バックアップ用PBX200は、内線ID223に任意の識別番号を設定し、電話番号225にはステップS601において取得された電話番号を設定し、内線番号224及びメールアドレス226には受信した内線番号及びメールアドレスを設定する。
以上がステップS608の処理の説明である。
次に、バックアップ用PBX200は、携帯情報端末130に登録成功音声ガイダンスを送信し(ステップS609)、その後、携帯情報端末130との間の呼を切断し(ステップS610)、番号変換テーブル220の登録処理を終了する。
なお、番号変換テーブルの更新方法は前述したものに限定されない。例えば、保守者がバックアップ用PBX200に対して、直接シリアル伝送又はIPパケット通信を利用して必要な情報を登録する方法が考えられる。また、保守者が又はPBX利用者が、PBX110に対して、電話機操作、又はシリアル伝送若しくはIPパケット通信を利用して必要な情報を登録した後に、PBX110が、データ通信網400等のライフチェック経路を利用して、バックアップ用PBX200へ登録する方法も考えられる。
なお、図10では、内線番号、携帯情報端末130の電話番号、及び携帯情報端末130のメールアドレスを一度に登録したが、携帯情報端末130の電話番号と携帯情報端末130のメールアドレスを別々のタイミングで登録するような処理であってもよい。
以上説明したように、本発明によれば、複数の拠点が一つのバックアップ用PBXを共有する構成であるため、拠点毎にバックアップ用のPBXを設置する必要がなく、低いコストでPBXのバックアップシステムを構築できる。例えば、バックアップ用PBXを運用する企業と拠点を運用する企業とが異なる場合、拠点を運用する企業は、バックアップ用PBXを運用する企業との間でバックアップサービスを利用するための契約及び設定を行えばよいため、新たに設備投資を行う必要がなく、低コストでバックアップシステムを構築することが可能となる。
また、拠点内のPBXに障害が発生した場合、バックアップ用PBX200は、当該PBXへの着信を内線端末に対応付けられた携帯情報端末への着信に迂回させてPBXサービスを運用するため、レガシーPBXを用いてPBXサービスを運用するシステムにも適用することができる。
また、本発明を既存のシステムに適用する場合に、拠点内のPBXの機能を大幅に変更する必要がないため、既存のPBXの入替え等を行う必要がない。したがって、コストをかけることなく本発明を既存のシステムに適用することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記憶媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
100 拠点
110 PBX
120 内線端末
130 携帯情報端末
200 バックアップ用PBX
201 プロセッサ
202 メモリ
203 記憶装置
204 データIF
205 電話回線IF
211 呼制御部
212 PBX障害監視部
213 データIF制御部
214 音声交換部
215 電話回線IF制御部
220 番号変換テーブル
300 PSTN網
301 PSTN端末
400 データ通信網
500 モバイルキャリア網

Claims (8)

  1. 複数の現用系構内交換機、複数の携帯情報端末、及びバックアップ用構内交換機を備える通信システムであって、
    前記複数の現用系構内交換機及び前記バックアップ用構内交換機は第1のネットワークを介して接続され、
    前記複数の携帯情報端末及び前記バックアップ用構内交換機は第2のネットワークを介して接続され、
    前記複数の現用系構内交換機の各々は、
    通信端末を収容する通信拠点に収容され、
    前記通信端末に対する呼制御を行い、
    前記バックアップ用構内交換機は、
    前記複数の現用系構内交換機の障害を監視する障害監視部と、
    前記第1のネットワークを介して、障害が発生した前記現用系構内交換機に接続される前記通信端末への着呼を受信した場合、前記第2のネットワークを介して、当該通信端末に対応付けられる前記携帯情報端末への呼出を行う呼制御部と、を有し、
    前記通信システムは、前記現用系構内交換機から、当該現用系構内交換機に接続される通信端末への着呼に対する応答がない場合に、当該着呼を前記バックアップ用構内交換機に転送する転送機能部を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記バックアップ用構内交換機は、
    前記現用系構内交換機の識別情報、前記通信端末を呼び出すための第1の番号と、前記通信端末に対応付けられる前記携帯情報端末を呼び出すための第2の番号との対応関係を管理する番号対応情報を保持し、
    前記第1のネットワークを介して、前記障害が発生した現用系構内交換機に接続される通信端末への着呼を受信した場合、前記受信した着呼から前記通信端末の第1の番号を取得し、
    前記取得された通信端末の第1の番号に基づいて、前記番号対応情報を参照することによって、前記通信端末に対応付けられる携帯情報端末の前記第2の番号を取得し、
    前記取得された携帯情報端末の第2の番号を用いて、前記第2のネットワークを介して、前記携帯情報端末への呼出を行うことを特徴とする通信システム。
  3. 請求項2に記載の通信システムであって、
    前記複数の現用系構内交換機は、第1の現用系構内交換機を含み、
    前記番号対応情報には、前記第1の番号及び前記第2の番号と、前記第2の番号に対応する前記携帯情報端末に対して情報を送信するためのアドレスとの対応関係が格納され、
    前記バックアップ用構内交換機は、
    前記第1の現用系構内交換機の障害を検知した場合、前記番号対応情報を参照して、前記第1の現用系構内交換機に接続される前記通信端末に対応付けられる前記携帯情報端末のアドレスを取得し、
    前記第1の現用系構内交換機に接続される前記通信端末に対応付けられる前記携帯情報端末に、前記第1の現用系構内交換機に障害が発生した旨を通知することを特徴とする通信システム。
  4. 請求項2に記載の通信システムであって、
    前記バックアップ用構内交換機は、前記第1のネットワークに収容される通信端末から前記障害が発生した現用系構内交換機に接続される通信端末への着呼を受信した場合、前記第1のネットワークに収容される通信端末に、前記現用系構内交換機が故障し、前記バックアップ用構内交換機によって呼制御が行われている旨を通知することを特徴とする通信システム。
  5. 複数の現用系構内交換機、複数の携帯情報端末、及びバックアップ用構内交換機を備える通信システムにおける呼制御の切替方法であって、
    前記複数の現用系構内交換機及び前記バックアップ用構内交換機は第1のネットワークを介して接続され、
    前記複数の携帯情報端末及び前記バックアップ用構内交換機は第2のネットワークを介して接続され、
    前記複数の現用系構内交換機の各々は、
    通信端末を収容する通信拠点に収容され、
    前記通信端末に対する呼制御を行い、
    前記通信システムは、前記現用系構内交換機から、当該現用系構内交換機に接続される通信端末への着呼に対する応答がない場合に、当該着呼を前記バックアップ用構内交換機に転送する転送機能部を備え、
    前記呼制御の切替方法は、
    前記バックアップ用構内交換機が、前記複数の現用系構内交換機の障害を監視する第1のステップと、
    前記バックアップ用構内交換機が、前記第1のネットワークを介して、障害が発生した前記現用系構内交換機に接続される前記通信端末への着呼を受信した場合、前記第2のネットワークを介して、当該通信端末に対応付けられる前記携帯情報端末への呼出を行う第2のステップと、を含むことを特徴とする呼制御の切替方法。
  6. 請求項5に記載の呼制御の切替方法であって、
    前記バックアップ用構内交換機は、前記現用系構内交換機の識別情報、前記通信端末を呼び出すための第1の番号と、前記通信端末に対応付けられる前記携帯情報端末を呼び出すための第2の番号との対応関係を管理する番号対応情報を保持し、
    前記第2のステップは、
    前記受信した着呼から前記通信端末の第1の番号を取得するステップと、
    前記取得された通信端末の第1の番号に基づいて、前記番号対応情報を参照することによって、前記通信端末に対応付けられる携帯情報端末の前記第2の番号を取得するステップと、
    前記取得された携帯情報端末の第2の番号を用いて、前記第2のネットワークを介して、前記携帯情報端末への呼出を行うステップと、を含むことを特徴とする呼制御の切替方法。
  7. 請求項6に記載の呼制御の切替方法であって、
    前記複数の現用系構内交換機は、第1の現用系構内交換機を含み、
    前記番号対応情報には、前記第1の番号及び前記第2の番号と、前記第2の番号に対応する前記携帯情報端末に対して情報を送信するためのアドレスとの対応関係が格納され、
    前記第1のステップは、
    前記第1の現用系構内交換機の障害を検知した場合、前記番号対応情報を参照して、前記第1の現用系構内交換機に接続される前記通信端末に対応付けられる前記携帯情報端末のアドレスを取得するステップと、
    前記第1の現用系構内交換機に接続される前記通信端末に対応付けられる前記携帯情報端末に、前記第1の現用系構内交換機に障害が発生した旨を通知するステップと、を含むことを特徴とする呼制御の切替方法。
  8. 請求項6に記載の呼制御の切替方法であって、
    前記第2のステップは、前記第1のネットワークに収容される通信端末から前記障害が発生した現用系構内交換機に接続される通信端末への着呼を受信した場合、前記第1のネットワークに収容される通信端末に、前記現用系構内交換機が故障し、前記バックアップ用構内交換機によって呼制御が行われている旨を通知するステップを含むことを特徴とする呼制御の切替方法。
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