JP2015138928A - インプリント用モールドの製造方法 - Google Patents

インプリント用モールドの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015138928A
JP2015138928A JP2014011019A JP2014011019A JP2015138928A JP 2015138928 A JP2015138928 A JP 2015138928A JP 2014011019 A JP2014011019 A JP 2014011019A JP 2014011019 A JP2014011019 A JP 2014011019A JP 2015138928 A JP2015138928 A JP 2015138928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hard mask
alignment mark
forming
main pattern
etching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014011019A
Other languages
English (en)
Inventor
貴昭 平加
Takaaki Hiraka
貴昭 平加
公二 市村
Koji Ichimura
公二 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2014011019A priority Critical patent/JP2015138928A/ja
Publication of JP2015138928A publication Critical patent/JP2015138928A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

【課題】転写基板との位置合わせを正確に安定して行えるアライメントマーク部を備えたインプリント用モールドを、メインパターン部の欠陥発生を抑制して製造することができるインプリント用モールドの製造方法を提供する。
【解決手段】 基材の一の面にメインパターン部領域とアライメントマーク部領域とを設定し、この基材上に少なくとも1層からなるハードマスク材料層を形成し、このハードマスク材料層の少なくとも1層をエッチングしてハードマスクをメインパターン部領域とアライメントマーク部領域とに形成し、メインパターン部領域に位置するハードマスクを保護層で被覆した状態で、アライメントマーク部領域に位置するハードマスクを介して基材をエッチングしてアライメントマーク部を形成し、その後、保護層を除去し、メインパターン部領域に位置するハードマスクを介して基材をエッチングしてメインパターン部を形成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、インプリント方法に使用するモールドの製造方法に関する。
近年、フォトリソグラフィ技術に代わる微細なパターン形成技術として、インプリント方法を用いたパターン形成技術が注目されている。インプリント方法は、微細な凹凸構造を備えた型部材(モールド)を用い、凹凸構造を被成形樹脂材料に転写することで微細構造を等倍転写するパターン形成技術である。例えば、被成形樹脂材料として光硬化性樹脂を用いたインプリント方法では、転写基板の表面に光硬化性樹脂組成物の液滴を供給し、所望の凹凸構造を有するモールドと転写基板とを所定の距離まで近接させて凹凸構造内に光硬化性樹脂組成物を充填し、この状態でモールド側から光を照射して光硬化性樹脂組成物を硬化させて樹脂層を形成し、その後、モールドを樹脂層から引き離すことにより、モールドが備える凹凸が反転した凹凸構造(凹凸パターン)を有するパターン構造体を形成する。また、インプリント方法として、転写基板の表面に予め被成形樹脂材料層を形成しておき、モールドが備える凹凸構造の凸部の途中までを被成形樹脂材料層に刺し込み(したがって、凹凸構造の凸部間に位置する凹部の途中まで被成形樹脂材料層が入り込む)、この状態で被成形樹脂材料層を硬化させ、その後、モールドを引き離すことにより、モールドが備える凸部に対応した凹部を有するパターン構造体を形成することが行われている。
このようなインプリント方法では、使用するモールドと転写基板とを高い精度で位置合わせする必要があり、このため位置合わせ用の凹凸構造(以下、アライメントマーク部とも記す)がモールドに設けられ、光学的検出手段を用いてモールドと転写基板との位置合わせが行われる。このようなアライメントマーク部を備えるモールドは、通常、インプリントで目的のパターン構造体を形成するための凹凸構造(以下、メインパターン部とも記す)が設けられている領域の外側にアライメントマーク部が設けられる。しかし、メインパターン部とアライメントマーク部とがモールドの同一面に位置していると、インプリント時にアライメントマーク部の凹部内に被成形樹脂材料が充填される場合がある。一般に、モールドと被成形樹脂材料との光屈折率の差は、モールドと空気との屈折率の差よりも小さいので、アライメントマーク部の凹部内に被成形樹脂材料が充填されてしまうと、アライメントマーク部の検出精度が低下して、高い精度の位置合わせが困難となる。また、インプリントによりメインパターン部に対応した凹凸構造を形成したパターン構造体に、アライメントマーク部の凹凸構造も存在することになり、パターン構造体を用いた後加工に支障を来したり、パターン構造体からアライメントマーク部の凹凸構造を除去する工程が必要となったり、転写基板の使用効率が低下する等の問題もあった。
このため、メインパターン部が形成されている面に対して、メインパターン部の凹部の深さ方向に下がった面にアライメントマーク部を設けたモールドが開発されている(特許文献1、特許文献2)。
特許第4290177号公報 特開2010−245094号公報
上記のようにアライメントマーク部が位置する面が低く設定されたモールドは、まず、モールド用の基材の一平面にメインパターン部とアライメントマーク部とを設け、その後、メインパターン部に保護層を形成し、アライメントマーク部を掘り下げることにより作製されている。しかし、メインパターン部の寸法が極めて微細であり、特にナノインプリントに使用するモールドでは、メインパターン部の凸部のアスペクト比(幅に対する高さの比)が2以上となることがあり、電子線リソグラフィー法やフォトリソグラフィー法、あるいは、インプリント法を用いた保護層の形成過程、例えば、塗布工程、現像工程、リンス工程、乾燥工程等において、メインパターン部に倒れ、破損、剥がれ等の欠陥を生じるおそれがある。このようなメインパターン部の欠陥が生じると、モールドを用いた微細パターンの形成が困難になるという問題がある。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであり、転写基板との位置合わせを正確に安定して行えるアライメントマーク部を備えたインプリント用モールドを、メインパターン部の欠陥発生を抑制して製造することができるインプリント用モールドの製造方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明のインプリント用モールドの製造方法は、基材の一の面にメインパターン部領域とアライメントマーク部領域とを設定し、該面上に多層構造のハードマスク材料層を設け、該ハードマスク材料層上にレジストパターンを形成し、該ハードマスク材料層の構成層の中で前記基材との界面に位置する最下層を少なくとも残存させるように前記レジストパターンを介して前記ハードマスク材料層をエッチングすることにより、前記最下層上にメインパターン部形成用第1ハードマスクおよびアライメントマーク部形成用第1ハードマスクを形成する第1のハードマスク形成工程と、前記アライメントマーク部形成用第1ハードマスクを含むアライメントマーク部領域の所望の領域を露出させ、かつ、前記メインパターン部領域を被覆するように前記最下層上に保護層を形成する保護層形成工程と、前記アライメントマーク部形成用第1ハードマスクを介して前記最下層をエッチングすることにより、前記基材の一の面上にアライメントマーク部形成用第2ハードマスクを形成する第2のハードマスク形成工程と、前記アライメントマーク部形成用第2ハードマスクを介して前記基材をエッチングして前記アライメントマーク部領域にアライメントマーク部を形成するアライメントマーク部形成工程と、前記保護層を除去した後、前記メインパターン部形成用第1ハードマスクを介して前記ハードマスク材料層の前記最下層をエッチングすることにより、前記基材の一の面上にメインパターン部形成用第2ハードマスクを形成する第3のハードマスク形成工程と、前記メインパターン部形成用第2ハードマスクを介して前記基材をエッチングして前記メインパターン部領域にメインパターン部を形成するメインパターン部形成工程と、を有するような構成とした。
また、本発明のインプリント用モールドの製造方法は、基材の一の面にメインパターン部領域とアライメントマーク部領域とを設定し、該面上に少なくとも1層からなるハードマスク材料層を設け、該ハードマスク材料層上にレジストパターンを形成し、該レジストパターンを介して前記ハードマスク材料層をエッチングすることにより、前記基材上にメインパターン部形成用ハードマスクおよびアライメントマーク部形成用ハードマスクを形成するハードマスク形成工程と、前記アライメントマーク部形成用ハードマスクを含むアライメントマーク部領域の所望の領域を露出させ、かつ、前記メインパターン部領域を被覆するように前記基材上に保護層を形成する保護層形成工程と、前記アライメントマーク部形成用ハードマスクを介して前記基材をエッチングして前記アライメントマーク部領域にアライメントマーク部を形成するアライメントマーク部形成工程と、前記保護層を除去した後、前記メインパターン部形成用ハードマスクを介して前記基材をエッチングして前記メインパターン部領域にメインパターン部を形成するメインパターン部形成工程と、を有するような構成とした。
本発明の他の態様として、前記アライメントマーク部形成工程では、前記アライメントマーク部を形成した後、更に前記基材を所望の深さまでエッチングするような構成とし、また、前記保護層形成工程では、前記アライメントマーク部を形成した後、更に前記基材を所望の深さまでエッチングすることが完了するまで保護層が残存するように厚みを設定するような構成とした。
本発明のインプリント用モールドの製造方法は、転写基板との位置合わせを正確に、かつ安定して行えるアライメントマーク部を備えたインプリント用モールドを、メインパターン部における欠陥の発生を抑制して製造することができる。
図1は、本発明のインプリント用モールドの製造方法により製造されるインプリント用モールドの一例を示す側面図である。 図2は、図1にて鎖線の円で囲まれる部位の拡大部分断面図である。 図3は、本発明のインプリント用モールドの製造方法の一実施形態を説明するための工程図である。 図4は、本発明のインプリント用モールドの製造方法の一実施形態を説明するための工程図である。 図5は、本発明のインプリント用モールドの製造方法の一実施形態を説明するための工程図である。 図6は、本発明のインプリント用モールドの製造方法の他の実施形態を説明するための工程図である。 図7は、本発明のインプリント用モールドの製造方法の他の実施形態を説明するための工程図である。 図8は、本発明のインプリント用モールドの製造方法により製造されるインプリント用モールドの他の例を示す側面図である。 図9は、本発明のインプリント用モールドの製造方法により製造されるインプリント用モールドの他の例を示す側面図である。 図10は、図9にて鎖線の円で囲まれる部位の拡大部分断面図である。 図11は、本発明のインプリント用モールドの製造方法の他の実施形態を説明するための工程図である。 図12は、本発明のインプリント用モールドの製造方法の他の実施形態を説明するための工程図である。の一例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
尚、図面は模式的または概念的なものであり、各部材の寸法、部材間の大きさの比等は、必ずしも現実のものと同一とは限らず、また、同じ部材等を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比が異なって表される場合もある。
図1は、本発明のインプリント用モールドの製造方法により製造されるインプリント用モールドの一例を示す側面図であり、図2は図1にて鎖線の円で囲まれる部位の拡大部分断面図である。図1および図2において、インプリント用モールド1は、基部12の表面12aに位置する凸構造部13を有する、いわゆるメサ構造の基材11と、この基材11の一の面、図示例では、凸構造部13の表面13aに設定されたメインパターン部領域Aに位置するメインパターン部14と、アライメントマーク部領域Bに位置するアライメントマーク部17と、を有している。
ここで、メインパターン部とは、インプリントで目的のパターン構造体を形成するための凹凸構造であり、パターン形状には特に制限はない。例えば、ホール形状の凹部とその周囲の凸部からなるホールパターン、ピラー形状の凸部とその周囲の凹部からなるピラーパターン、ライン状の凹部と凸部が交互に配列されたライン/スペース形状のパターン、あるいは、配線形状、スリット形状等の所望形状の凹部パターン、凸部パターンを備えた凹凸構造等であってよい。また、このメインパターン部には、被成形樹脂材料の充填を促進するための凹凸構造や、硬化後の樹脂層とモールドとの離型を容易とするための凹凸構造等が含まれていてもよい。また、アライメントマーク部とは、転写基板との位置合わせに使用する凹凸構造であり、パターン形状には特に制限はない。尚、図1では、基材11の凸構造部13に位置するメインパターン部14とアライメントマーク部17の凹凸構造は省略している。
図示例では、インプリント用モールド1が有するメインパターン部14は、凹部15と、この凹部15の間に位置する凸部16を有する凹凸構造である。また、アライメントマーク部17は、凹部18と、この凹部18の間に位置する凸部19を有する凹凸構造である。このインプリント用モールド1では、メインパターン部14を構成する凹部15の底部15bを含む平面(図2に2点鎖線で示している)に対して、アライメントマーク部17を構成する凸部19の頂部19aを含む平面(図2に鎖線で示している)が、メインパターン部14を構成する凹部15の深さ方向(図2に矢印aで示す方向)に距離L離間して存在している。この距離Lは、例えば、20nm〜5μmの範囲で適宜設定される。
このようなインプリント用モールド1は、インプリント時にアライメントマーク部17への被成形樹脂材料の接触が防止され、これにより、アライメントマーク部17の凹部18内への被成形樹脂材料の充填が防止され、転写基板との位置合わせを高い精度で行うことができる。
次に、本発明のインプリント用モールドの製造方法について説明する。
[モールド製造方法の第1の実施形態]
図3〜図5は本発明のインプリント用モールドの製造方法の一実施形態を説明するための工程図であり、上述のインプリント用モールド1の製造を例としている。
(第1のハードマスク形成工程)
まず、モールド製造用の基材11の一の面、上述のインプリント用モールド1では、凸構造部13の表面13aにメインパターン部領域Aとアライメントマーク部領域Bとを設定し、この表面13a上に多層構造のハードマスク材料層30を設け、このハードマスク材料層30上にレジストパターン35を形成する(図3(A))。
インプリント用モールド1を製造するための基材11の材質は、インプリントに使用する被成形樹脂材料が光硬化性である場合には、これらを硬化させるための照射光が透過可能な材料を用いることができ、例えば、石英ガラス、珪酸系ガラス、フッ化カルシウム、フッ化マグネシウム、アクリルガラス等のガラス類の他、サファイアや窒化ガリウム、更にはポリカーボネート、ポリスチレン、アクリル、ポリプロピレン等の樹脂、あるいは、これらの任意の積層材を用いることができる。また、使用する被成形樹脂材料が光硬化性ではない場合や、転写基板側から被成形樹脂材料を硬化させるための光を照射可能である場合には、インプリント用モールド1が光透過性を具備しなくてもよく、基材11として、上記の材料以外に、例えば、シリコンやニッケル、チタン、アルミニウム等の金属およびこれらの合金、酸化物、窒化物、あるいは、これらの任意の積層材を用いることができる。
基材11の厚みは、基部12の表面12aに備える凸構造部13の形状、材質の強度、取り扱い適性等を考慮して設定することができ、例えば、300μm〜10mm程度の範囲で適宜設定することができる。尚、凸構造部13は、その表面13aが、その周囲の領域に対して2段以上の凸構造となっていてもよい。
多層構造のハードマスク材料層30は、図示例では下層ハードマスク材料層31と上層ハードマスク材料層33の2層構造である。下層ハードマスク材料層31は、基材11をエッチングする際にエッチングマスクとして機能するようなエッチング耐性を備えたものとし、また、このようなエッチング耐性を備えた2種以上のハードマスク材料層からなる積層であってもよい。上層ハードマスク材料層33は、下層ハードマスク材料層31をエッチングする際にエッチングマスクとして機能するようなエッチング耐性を備えたものとし、また、このようなエッチング耐性を備えた2種以上のハードマスク材料層からなる積層であってもよい。例えば、基材11の材質が石英ガラスである場合、下層ハードマスク材料層31を窒化クロム等のクロム系化合物で形成し、上層ハードマスク材料層33を酸化シリコン等のシリコン系化合物で形成することができる。形成する下層ハードマスク材料層31と上層ハードマスク材料層33の厚みは、使用する材料が具備するエッチング耐性により適宜設定することができ、例えば、基材11の材質が石英ガラスである上記の例では、クロム系化合物からなる下層ハードマスク材料層31の厚みは2〜100nm、シリコン系化合物からなる上層ハードマスク材料層33の厚みは2〜50nm程度とすることができる。
このような多層構造のハードマスク材料層30は、スパッタリング法等の公知の成膜方法により形成することができる。尚、多層構造のハードマスク材料層30は、基材11の凸構造部13の表面13aのみではなく、基部12の表面12aにも形成してもよい。
ハードマスク材料層30上に形成されたレジストパターン35は、後述するように、メインパターン部形成用第1ハードマスク34aを形成するためのレジストパターン35aと、アライメントマーク部形成用第1ハードマスク34bを形成するためのレジストパターン35bを有している。このレジストパターン35の形成方法は特に制限がなく、上層ハードマスク材料層33のエッチングにおいてエッチング耐性を発現できるレジスト材料を使用して形成することができる。例えば、インプリント方法を用いた形成方法、電子線リソグラフィー法やフォトリソグラフィー法を用いた形成方法等、適宜選択することができる。
次に、上記のように形成したレジストパターン35を介して上層ハードマスク材料層33をエッチングすることにより、下層ハードマスク材料層31上にメインパターン部形成用第1ハードマスク34aとアライメントマーク部形成用第1ハードマスク34bを含む第1ハードマスク34を形成する(図3(B))。上層ハードマスク材料層33のエッチングは、ドライエッチング、ウエットエッチング等を適宜選択することができる。ドライエッチングの場合、上層ハードマスク材料層33の材質、エッチング選択比(上層ハードマスク材料層33のエッチング速度/レジストパターン35のエッチング速度)等を考慮して、例えば、フッ素系ガス等を使用することができる。
(保護層形成工程)
次に、保護層形成工程において、アライメントマーク部形成用第1ハードマスク34bを含むアライメントマーク部領域Bの所望の領域を露出させ、かつ、メインパターン部領域Aを被覆するように、下層ハードマスク材料層31上に保護層36を形成する(図3(C))。これにより、メインパターン部形成用第1ハードマスク34aは保護層36で被覆された状態となる。
保護層36は、後工程における下層ハードマスク材料層31のエッチング、基材11のエッチングにおいてエッチング耐性を発現するレジスト材料を使用して形成することができる。この保護層36の形成では、所望の電子線感応型レジスト、感光性レジスト等を使用したリソグラフィー工程、インプリント工程を採用することができる。これは以下のような理由による。すなわち、本実施形態では、多層構造のハードマスク材料層30をエッチングするのではなく、上述のように、上層ハードマスク材料層33のみをエッチングし、かつ、上層ハードマスク材料層33の厚みが2〜50nm程度の範囲であるので、形成したメインパターン部形成用第1ハードマスク34aの幅が数十nmの微細なものであっても、上層ハードマスク材料層33の厚みを適宜設定することにより、アスペクト比(第1ハードマスク34aの幅に対する高さの比)を1未満とすることができる。したがって、リソグラフィー工程における塗布工程、現像工程、リンス工程、乾燥工程等や、インプリント工程における押印工程、離型工程、残膜除去工程等において作用する外力による第1ハードマスク34aの倒れ、破損、剥がれ等の発生が防止されるからである。
また、所望の電子線感応型レジストを用いて保護層36を電子線リソグラフィー法により形成する場合、下層ハードマスク材料層31上に保護層36を形成するので、例えば、下層ハードマスク材料層31がクロム系化合物等の導電性を具備した材質であれば、電子線描画時の電子線チャージアップを防止することができる。
形成する保護層36の厚みは、使用するレジスト材料が具備するエッチング耐性により適宜設定することができる。本実施形態では、後述のアライメントマーク部形成工程において、所望のアライメントマーク部17を形成した後、更に基材11を所望の深さまでエッチングして、アライメントマーク部17を基材11の深さ方向に掘り下げるので、このエッチングが完了するまで残存するように保護層36の厚みを設定する。このような保護層36の厚みとしては、例えば、20〜1000nm程度の範囲で適宜設定することができる。
(第2のハードマスク形成工程)
次いで、第2のハードマスク形成工程において、アライメントマーク部形成用第1ハードマスク34bを介して下層ハードマスク材料層31をエッチングすることにより、基材11の凸構造部13の表面13a上にアライメントマーク部形成用第2ハードマスク32bを形成する(図3(D))。下層ハードマスク材料層31のエッチングは、ドライエッチング、ウエットエッチング等を適宜選択することができる。ドライエッチングの場合、下層ハードマスク材料層31の材質、エッチング選択比(下層ハードマスク材料層31のエッチング速度/第1ハードマスク34bのエッチング速度)等を考慮して、例えば、塩素系ガスと酸素との混合ガス等を使用することができる。
(アライメントマーク部形成工程)
次に、アライメントマーク部形成工程において、アライメントマーク部形成用第2ハードマスク32bを介して基材11をエッチングすることにより、アライメントマーク部領域Bにアライメントマーク部17を形成し(図4(A))、その後、アライメントマーク部形成用第2ハードマスク32bを除去する(図4(B))。基材11のエッチングは、ドライエッチング、ウエットエッチング等を適宜選択することができる。ドライエッチングの場合、基材11の材質、エッチング選択比(基材11のエッチング速度/第2ハードマスク32bのエッチング速度)等を考慮して、例えば、フッ素系ガス等を使用することができる。このように形成したアライメントマーク部17は、凹部18と、この凹部18の間に位置する凸部19を有する凹凸構造である。
尚、図示例では、アライメントマーク部形成用第2ハードマスク32bを介した基材11のエッチングにより所望のアライメントマーク部17が形成された段階で第2ハードマスク32bが残存しているので、これを除去する工程(図4(B))を要しているが、所望のアライメントマーク部17が形成されると同時に第2ハードマスク32bが消滅していれば、第2ハードマスク32bを除去する工程は不要である。
本実施形態では、このアライメントマーク部形成工程において、所望のアライメントマーク部17を形成した後、更に基材11を所望の深さまでエッチングする(図4(C))。このような基材11のエッチングにより、アライメントマーク部領域Bに形成されたアライメントマーク部17が凹部18と凸部19の形状を略維持した状態で、基材11の深さ方向(図4(C)に矢印aで示す方向)に掘り下げられる。これにより、基材11の表面、図示例では、凸構造部13の表面13aを含む平面(図4(C)に2点鎖線で示している)に対して、アライメントマーク部17を構成する凸部19の頂部19aを含む平面(図4(C)に鎖線で示している)が、基材11の深さ方向に距離L離間した状態となる。このような距離Lは、上記のように、例えば、20nm〜5μmの範囲で適宜設定することができる。
(第3のハードマスク形成工程)
次いで、第3のハードマスク形成工程にて、保護層36を除去し(図4(D))、その後、メインパターン部形成用第1ハードマスク34aを介して、メインパターン部領域Aに位置する下層ハードマスク材料層31をエッチングすることにより、基材11の凸構造部13の表面13a上にメインパターン部形成用第2ハードマスク32aを形成する(図5(A))。
本発明では、この段階で基材11にメインパターン部が形成されておらず、メインパターン部の微細な凹部内に保護層36を構成する材料が充填されている状態とはなり得ない。したがって、保護層36の除去は容易であり、保護層36の除去不良による欠陥発生が防止される。また、下層ハードマスク材料層31上に保護層36を形成しており、基材11上に直接保護層36が接することがないので、基材11上に保護層36の残渣が存在することによる欠陥発生が防止される。
下層ハードマスク材料層31のエッチングは、ドライエッチング、ウエットエッチング等を適宜選択することができる。ドライエッチングの場合、下層ハードマスク材料層31の材質、エッチング選択比(下層ハードマスク材料層31のエッチング速度/第1ハードマスク34aのエッチング速度)等を考慮して、例えば、塩素系ガスと酸素との混合ガス等を使用することができる。
(メインパターン部形成工程)
次に、メインパターン部形成工程において、メインパターン部形成用第2ハードマスク32aを介して基材11をエッチングして、メインパターン部領域Aにメインパターン部15を形成し(図5(B))、その後、メインパターン部形成用第2ハードマスク32aを除去して、インプリント用モールド1を作製する(図5(C))。基材11のエッチングは、ドライエッチング、ウエットエッチング等を適宜選択することができる。ドライエッチングの場合、基材11の材質、エッチング選択比(基材11のエッチング速度/第2ハードマスク32aのエッチング速度)等を考慮して、例えば、フッ素系ガス等を使用することができる。このように形成したメインパターン部14は、凹部15と、この凹部15の間に位置する凸部16を有する凹凸構造である。そして、このような基材11のエッチングによるメインパターン部14の形成に伴って、基材11のアライメントマーク部領域Bもエッチングされ、既に形成されているアライメントマーク部17が凹部18と凸部19の形状を略維持した状態で、基材11の深さ方向(図5(B)に矢印aで示す方向)に掘り下げられる。したがって、メインパターン部14を構成する凹部15の底部15bを含む平面(図5(B)に2点鎖線で示している)に対して、アライメントマーク部17を構成する凸部19の頂部19aを含む平面(図5(B)に鎖線で示している)が、基材11の深さ方向(図5(B)に矢印aで示す方向)に距離L離間した状態となる。
尚、図示例では、メインパターン部形成用第2ハードマスク32aを介した基材11のエッチングにより所望のメインパターン部14が形成された段階でも第2ハードマスク32aが残存しているので、これを除去する工程を要しているが、所望のメインパターン部14が形成されると同時に第2ハードマスク32aが消滅していれば、第2ハードマスク32aを除去する工程は不要である。
[モールド製造方法の第2の実施形態]
図6〜図7は本発明のインプリント用モールドの製造方法の他の実施形態を説明するための工程図であり、上述のインプリント用モールド1の製造を例としている。
(ハードマスク形成工程)
まず、モールド製造用の基材11の一の面、上述のインプリント用モールド1では、凸構造部13の表面13aにメインパターン部領域Aとアライメントマーク部領域Bとを設定し、この表面13a上にハードマスク材料層40を設け、このハードマスク材料層40上にレジストパターン43を形成する(図6(A))。
インプリント用モールド1を製造するための基材11は、上述の第1の実施形態と同様とすることができる。
ハードマスク材料層40は、基材11をエッチングする際にエッチングマスクとして機能するようなエッチング耐性を備えたものとし、また、このようなエッチング耐性を備えた2種以上のハードマスク材料層からなる積層であってもよい。例えば、基材11の材質が石英ガラスである場合、ハードマスク材料層40を窒化クロム等のクロム系化合物で形成することができる。ハードマスク材料層40の厚みは、使用する材料が具備するエッチング耐性により適宜設定することができ、例えば、基材11の材質が石英ガラスである上記の例では、クロム系化合物からなるハードマスク材料層40の厚みは2〜100nm程度とすることができる。このような少なくとも1層からなるハードマスク材料層40は、スパッタリング法等の公知の成膜方法により形成することができる。
ハードマスク材料層40上に形成されたレジストパターン43は、後述するように、メインパターン部形成用ハードマスク41aを形成するためのレジストパターン43aと、アライメントマーク部形成用ハードマスク41bを形成するためのレジストパターン43bを有している。このレジストパターン43の形成方法は特に制限がなく、ハードマスク材料層40のエッチングにおいてエッチング耐性を発現するレジスト材料を使用して形成することができる。例えば、インプリント方法を用いた形成方法、電子線リソグラフィー法やフォトリソグラフィー法を用いた形成方法等、適宜選択して用いることができる。
次に、上記のように形成したレジストパターン43を介してハードマスク材料層40をエッチングすることにより、基材11の凸構造部13の表面13a上にメインパターン部形成用ハードマスク41aとアライメントマーク部形成用ハードマスク41bを含むハードマスク41を形成する(図6(B))。ハードマスク材料層40のエッチングは、ドライエッチング、ウエットエッチング等を適宜選択することができる。ドライエッチングの場合、ハードマスク材料層40の材質、エッチング選択比(ハードマスク材料層40のエッチング速度/レジストパターン43のエッチング速度)等を考慮して、例えば、塩素系ガスと酸素との混合ガス等を使用することができる。
(保護層形成工程)
次いで、保護層形成工程にて、アライメントマーク部形成用ハードマスク41bを含むアライメントマーク部領域Bの所望の領域を露出させ、かつ、メインパターン部領域Aを被覆するように基材11上に保護層44を形成する(図6(C))。これにより、メインパターン部形成用ハードマスク41aは保護層44で被覆された状態となる。
保護層44は、後工程における基材11のエッチングにおいてエッチング耐性を発現するレジスト材料を使用して形成することができる。この保護層44の形成では、所望の電子線感応型レジスト、感光性レジスト等を使用したリソグラフィー工程、インプリント工程を採用することができる。これは、上述のように、ハードマスク材料層40の厚みが2〜100nm程度の範囲であり、上記のように形成したメインパターン部形成用ハードマスク41aの幅が数十nmの微細なものであっても、ハードマスク材料層40の厚みを適宜設定することにより、アスペクト比(ハードマスク41aの幅に対する高さの比)を1未満とすることができる。したがって、リソグラフィー工程における塗布工程、現像工程、リンス工程、乾燥工程等や、インプリント工程における押印工程、離型工程、残膜除去工程等において作用する外力によるハードマスク41aの倒れ、破損、剥がれ等の発生が防止されるからである。
形成する保護層44の厚みは、使用するレジスト材料が具備するエッチング耐性により適宜設定することができる。本実施形態では、後述のアライメントマーク部形成工程において、所望のアライメントマーク部17を形成した後、更に基材11を所望の深さまでエッチングして、アライメントマーク部17を基材11の深さ方向に掘り下げるので、このエッチングが完了するまで残存するように保護層44の厚みを設定する。このような保護層44の厚みとしては、例えば、20〜1000nm程度の範囲で適宜設定することができる。
(アライメントマーク部形成工程)
次に、アライメントマーク部形成工程において、アライメントマーク部形成用ハードマスク41bを介して基材11をエッチングすることにより、アライメントマーク部領域Bにアライメントマーク部17を形成する(図6(D))。基材11のエッチングは、ドライエッチング、ウエットエッチング等を適宜選択することができる。ドライエッチングの場合、基材11の材質、エッチング選択比(基材11のエッチング速度/ハードマスク41bのエッチング速度)等を考慮して、例えば、フッ素系ガス等を使用することができる。このように形成したアライメントマーク部17は、凹部18と、この凹部18の間に位置する凸部19を有する凹凸構造である。
本実施形態では、このアライメントマーク部形成工程において、所望のアライメントマーク部17を形成した後、更に基材11を所望の深さまでエッチングする(図7(A))。このような基材11のエッチングにより、アライメントマーク部領域Bに形成されたアライメントマーク部17が凹部18と凸部19の形状を略維持した状態で、基材11の深さ方向(図7(A)に矢印aで示す方向)に掘り下げられる。これにより、基材11の表面、すなわち、凸構造部13の表面13aを含む平面(図7(A)に2点鎖線で示している)に対して、アライメントマーク部17を構成する凸部19の頂部19aを含む平面(図7(A)に鎖線で示している)が、基材11の深さ方向に距離L離間した状態となる。このような距離Lは、上記のように、例えば、20nm〜5μmの範囲で適宜設定することができる。
尚、図6(D)に示すように、アライメントマーク部形成用ハードマスク41bを介した基材11のエッチングにより所望のアライメントマーク部17が形成された段階でハードマスク41bが残存している場合、これを除去した後に、基材11のエッチングによるアライメントマーク部17の掘り下げを行う。
(メインパターン部形成工程)
次に、メインパターン部形成工程において、保護層44を除去し(図7(B))、その後、メインパターン部形成用ハードマスク41aを介して基材11をエッチングして、メインパターン部領域Aにメインパターン部15を形成する(図7(C))。次いで、メインパターン部形成用ハードマスク41aを除去して、インプリント用モールド1を作製する(図7(D))。
本発明では、保護層44を除去する段階で、基材11にはメインパターン部が形成されておらず、メインパターン部の微細な凹部内に保護層44を構成する材料が充填されている状態とはなり得ない。したがって、保護層44の除去は容易であり、保護層44の除去不良による欠陥発生が防止される。
基材11のエッチングは、ドライエッチング、ウエットエッチング等を適宜選択することができる。ドライエッチングの場合、基材11の材質、エッチング選択比(基材11のエッチング速度/ハードマスク41aのエッチング速度)等を考慮して、例えば、フッ素系ガス等を使用することができる。このように形成したメインパターン部14は、凹部15と、この凹部15の間に位置する凸部16を有する凹凸構造である。そして、このような基材11のエッチングによるメインパターン部14の形成に伴って、基材11のアライメントマーク部領域Bもエッチングされ、既に形成されているアライメントマーク部17が凹部18と凸部19の形状を略維持した状態で、基材11の深さ方向(図7(C)に矢印aで示す方向)に掘り下げられる。したがって、メインパターン部14を構成する凹部15の底部15bを含む平面(図7(C)に2点鎖線で示している)に対して、アライメントマーク部17を構成する凸部19の頂部19aを含む平面(図7(C)に鎖線で示している)が、基材11の深さ方向に距離L離間した状態となる。
尚、図示例では、メインパターン部形成用ハードマスク41aを介した基材11のエッチングにより所望のメインパターン部14が形成された段階でもハードマスク41aが残存しているので、これを除去する工程を要しているが、所望のメインパターン部14が形成されると同時にハードマスク41aが消滅していれば、ハードマスク41aを除去する工程は不要である。
図8は、本発明のインプリント用モールドの製造方法により製造されるインプリント用モールドの他の例を示す拡大部分断面図であり、図2に相当する図である。図8において、インプリント用モールド2は、基部12の表面12aに位置する凸構造部13を有する、いわゆるメサ構造の基材11と、この基材11の一の面、図示例では、凸構造部13の表面13aに設定されたメインパターン部領域Aに位置するメインパターン部14と、アライメントマーク部領域Bに位置するアライメントマーク部17と、を有している。
このインプリント用モールド2は、メインパターン部14を構成する凹部15の底部15bを含む平面と、アライメントマーク部17を構成する凸部19の頂部19aを含む平面(図8に鎖線で示している)とが同一位置に存在している点で、上述のインプリント用モールド1と相違している。
上記のようなインプリント用モールド2は、以下のようにして本発明のモールド製造方法により製造することができる。すなわち、上述のモールド製造方法の第1の実施形態では、アライメントマーク部形成工程において、アライメントマーク部形成用第2ハードマスク32bを介した基材11のエッチングにより所望のアライメントマーク部17を形成し(図4(A)、図4(B)参照)、その後、基材11を更にエッチングすることなく、第3のハードマスク形成工程に移ることにより、インプリント用モールド2を製造することができる。また、上述のモールド製造方法の第2の実施形態では、アライメントマーク部形成工程において、アライメントマーク部形成用ハードマスク41bを介した基材11のエッチングにより所望のアライメントマーク部17を形成し(図6(D)参照)、その後、基材11を更にエッチングすることなく、メインパターン部形成工程に移ることにより、インプリント用モールド2を製造することができる。
図9は、本発明のインプリント用モールドの製造方法により製造されるインプリント用モールドの他の例を示す側面図であり、図10は図9にて鎖線の円で囲まれる部位の拡大部分断面図である。図9および図10において、インプリント用モールド3は、基部12の表面12aに位置する凸構造部13を有する、いわゆるメサ構造の基材11と、この基材11の凸構造部13の表面13aに設定されたメインパターン部領域Aに位置するメインパターン部14と、基材11の基部12の表面12aに設定されたアライメントマーク部領域Bに位置するアライメントマーク部17と、を有している。
このインプリント用モールド3では、メインパターン部14は、凹部15と、この凹部15の間に位置する凸部16を有する凹凸構造である。また、アライメントマーク部17は、凹部18と、この凹部18の間に位置する凸部19を有する凹凸構造である。そして、メインパターン部14を構成する凹部15の底部15bを含む平面(図10に2点鎖線で示している)に対して、基部12の表面12aに設定されたアライメントマーク部領域Bに位置するアライメントマーク部17を構成する凸部19の頂部19aを含む平面(図10に鎖線で示している)は、メインパターン部14を構成する凹部15の深さ方向(図10に矢印aで示す方向)に大きく離間して存在しており、両平面の距離Lは、メサ構造をなす凸構造部13が基部12の表面12aから突出している高さに略等しいものであり、例えば、5〜50μmの範囲で適宜設定される。
このようなインプリント用モールド3は、インプリント時にアライメントマーク部17への被成形樹脂材料の接触が防止され、これにより、アライメントマーク部17の凹部18内への被成形樹脂材料の充填が防止され、転写基板との位置合わせを高い精度で行うことができる。
上記のようなインプリント用モールド3は、メサ構造ではない平板形状の基材11を使用し、以下のようにして本発明のモールド製造方法により製造することができる。すなわち、上述のモールド製造方法の第1の実施形態では、アライメントマーク部形成工程において、アライメントマーク部形成用第2ハードマスク32bを介した基材11のエッチングにより所望のアライメントマーク部17を形成する(図4(A)、図4(B)参照)。次に、その状態から所望の高さの凸構造部13が形成されるまで基材11を更にエッチングして掘り下げる。その後、上述の第1の実施形態と同様に、第3のハードマスク形成工程に移ることにより、インプリント用モールド3を製造することができる。また、上述のモールド製造方法の第2の実施形態では、アライメントマーク部形成工程において、アライメントマーク部形成用ハードマスク41bを介した基材11のエッチングにより所望のアライメントマーク部17を形成する(図6(D)参照)。次に、その状態から所望の高さの凸構造部13が形成されるまで基材11を更にエッチングして掘り下げる。その後、上述の第2の実施形態と同様に、メインパターン部形成工程に移ることにより、インプリント用モールド3を製造することができる。
上述のインプリント用モールドの製造方法の実施形態は例示であり、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、メサ構造の基材を有するモールドと、その製造例であるが、基材がメサ構造を有していないモールドであってもよく、また、このようなモールドの製造においても、本発明が適用可能である。
また、保護層形成工程を下記のように行ってもよい。すなわち、上述のモールド製造方法の第1の実施形態と同様に、第1のハードマスク形成工程にて、下層ハードマスク材料層31上にメインパターン部形成用第1ハードマスク34aとアライメントマーク部形成用第1ハードマスク34bを含む第1ハードマスク34を形成する(図11(A)参照)。次に、保護層形成工程では、メインパターン部領域Aを被覆するように下層ハードマスク材料層31上に保護層36を形成するとともに、アライメントマーク部形成用第1ハードマスク34bを含むアライメントマーク部領域Bの所望の領域を露出させ、その他のアライメントマーク部領域Bには保護層36′を形成する(図11(B))。次いで、上述のモールド製造方法の第1の実施形態と同様に、第2のハードマスク形成工程において、アライメントマーク部形成用第1ハードマスク34bを介して下層ハードマスク材料層31をエッチングすることにより、アライメントマーク部形成用第2ハードマスク32bを形成する。次に、アライメントマーク部形成工程において、アライメントマーク部形成用第2ハードマスク32bを介して基材11をエッチングすることにより、アライメントマーク部領域Bの所望の領域にアライメントマーク部17を形成し(図11(C))、更に基材11を所望の深さまでエッチングする(図12(A))。その後、上述の第1の実施形態と同様に、第3のハードマスク形成工程、メインパターン部形成工程に移ることにより、アライメントマーク部領域Bの所望の領域にアライメントマーク部17を備えたインプリント用モールド4を製造することができる(図12(B))。このようなアライメントマーク部領域Bへの保護層の形成は、上述のモールド製造方法の第2の実施形態にも適用することができる。
次に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
[実施例1]
厚み6.35mmの石英ガラス(152mm角)をモールド用の基材として準備した。この基材の一方の面の中央にメインパターン部領域(26mm×33mm)を設定し、メインパターン部領域の外側に隣接させて幅200μmの枠状のアライメントマーク部領域を設定した。
次に、基材の一方の面の全域にスパッタリング法により下層ハードマスク材料層としての窒化クロム薄膜(厚み5nm)を成膜し、さらに、スパッタリング法により上層ハードマスク材料層としての酸化シリコン薄膜(厚み5nm)を積層して、2層構造のハードマスク材料層を形成した。
次いで、このハードマスク材料層上に市販の電子線感応型のレジストを塗布し、基材を市販の電子線描画装置内のステージ上に、基材の他方の面がステージと対向するように配置した。そして、基材の中央に設定したメインパターン部領域に位置するレジスト、および、メインパターン部領域の外側に設定したアライメントマーク部領域に位置するレジストに電子線を照射した。これにより、メインパターン部領域に位置するレジストにライン/スペース(30nm/30nm)のパターン潜像を形成するとともに、アライメントマーク部領域に位置するレジストにライン/スペース形状のアライメントマーク用のパターン潜像を形成した。その後、レジストを現像してレジストパターン(厚み60nm)を形成した(図3(A)参照)。
次に、このレジストパターンをエッチングマスクとしてCF4ガスを用いたドライエッチングにより、上層ハードマスク材料層である酸化シリコン薄膜をエッチングした。これにより、下層ハードマスク材料層である窒化クロム薄膜上に、メインパターン部形成用第1ハードマスクと、アライメントマーク部形成用第1ハードマスクを形成した(図3(B)参照)。
次に、上記のように形成したハードマスクを被覆するように上記と同じ電子線感応型のレジストを塗布し、上記の電子線描画装置を用いてレジストに電子線を照射し、現像した。これにより、メインパターン部形成用第1ハードマスクを被覆する保護層(厚み300nm)をメインパターン部領域に形成した(図3(C)参照)。
次に、保護層で被覆されずに露出しているアライメントマーク部形成用第1ハードマスクをエッチングマスクとして酸素と塩素との混合ガスを用いたドライエッチングにより、下層ハードマスク材料層である窒化クロム薄膜をエッチングした。これにより、基材のアライメントマーク部領域にアライメントマーク部形成用第2ハードマスクを形成した(図3(D)参照)。次いで、アライメントマーク部形成用第2ハードマスクをエッチングマスクとしてCF4ガスを用いたドライエッチングにより、基材を深さ100nmまでエッチングした。これにより、凹部の深さが100nm、幅が2μmであるアライメントマーク部を形成した(図4(A)参照)。そして、残存するアライメントマーク部形成用第2ハードマスクを塩素と酸素の混合ガスを用いたドライエッチングにより除去し(図4(B)参照)、その後、CF4ガスを用いたドライエッチングにより基材を更にエッチングして、アライメントマーク部を100nm(図4(C)の距離Lに相当)掘り下げた。
次いで、保護層を硫酸過水洗浄により除去し(図4(D)参照)、露出されたメインパターン部形成用第1ハードマスクをエッチングマスクとして酸素と塩素との混合ガスを用いたドライエッチングにより、下層ハードマスク材料層である窒化クロム薄膜をエッチングした。これにより、基材のメインパターン部領域にメインパターン部形成用第2ハードマスクを形成した(図5(A)参照)。次いで、メインパターン部形成用第2ハードマスクをエッチングマスクとしてCF4ガスを用いたドライエッチングにより、基材を深さ60nmまでエッチングした。これにより、凹部の深さが60nm、幅が30nmであるメインパターン部を形成した(図5(B)参照)。そして、残存するメインパターン部形成用第2ハードマスクを硝酸第2セリウムアンモニウム水溶液を用いたウエットエッチングにより除去し、硫酸過水洗浄を行って、インプリント用モールドを得た(図5(C)参照)。
このように作製したインプリント用モールドのメインパターン部に位置するライン/スペースの凹凸構造を電子顕微鏡で観察したところ、倒れ、滑り、剥離等の欠陥は見られなかった。
[実施例2]
実施例1と同様の基材を準備し、実施例1と同様に、メインパターン部領域とアライメントマーク部領域を設定した。
次に、基材の一方の面の全域にスパッタリング法により窒化クロム薄膜(厚み10nm)を成膜してハードマスク材料層とした。
次いで、このハードマスク材料層上に実施例1と同様の電子線感応型のレジストを塗布し、実施例1と同様に電子線を照射して、メインパターン部領域に位置するレジストにライン/スペースのパターン潜像を形成するとともに、アライメントマーク部領域に位置するレジストにライン/スペース形状のアライメントマーク用のパターン潜像を形成した。その後、レジストを現像してレジストパターン(厚み60nm)を形成した(図6(A)参照)。
次に、このレジストパターンをエッチングマスクとして酸素と塩素との混合ガスを用いたドライエッチングにより、ハードマスク材料層である窒化クロム薄膜をエッチングした。これにより、基材のメインパターン部領域にメインパターン部形成用ハードマスクを形成し、基材のアライメントマーク部領域にアライメントマーク部形成用ハードマスクを形成した(図6(B)参照)。
次に、上記のように形成したハードマスクを被覆するように感光性のレジストを塗布し、レーザー描画装置を用いてレジストにレーザーを照射し、現像した。これにより、メインパターン部形成用ハードマスクを被覆する保護層(厚み300nm)をメインパターン部領域に形成した(図6(C)参照)。
次いで、保護層で被覆されずに露出しているアライメントマーク部形成用ハードマスクをエッチングマスクとしてCF4ガスを用いたドライエッチングにより、基材を深さ100nmまでエッチングした。これにより、凹部の深さが100nm、幅が2μmであるアライメントマーク部を形成した(図6(D)参照)。そして、残存するアライメントマーク部形成用ハードマスクを塩素と酸素の混合ガスを用いたドライエッチングにより除去し、その後、CF4ガスを用いたドライエッチングにより基材を更にエッチングして、アライメントマーク部を100nm(図7(A)の距離Lに相当)掘り下げた。
次に、保護層を硫酸過水洗浄により除去し(図7(B)参照)、露出されたメインパターン部形成用ハードマスクをエッチングマスクとしてCF4ガスを用いたドライエッチングにより、基材を深さ60nmまでエッチングした。これにより、凹部の深さが60nm、幅が30nmであるメインパターン部を形成した(図7(C)参照)。そして、残存するメインパターン部形成用ハードマスクを硝酸第2セリウムアンモニウム水溶液を用いたウエットエッチングにより除去し、硫酸過水洗浄を行って、インプリント用モールドを得た(図7(D)参照)。
このように作製したインプリント用モールドのメインパターン部に位置するライン/スペースの凹凸構造を電子顕微鏡で観察したところ、倒れ、滑り、剥離等の欠陥は見られなかった。
[比較例]
実施例2と同様にして、基材のメインパターン部領域にメインパターン部形成用ハードマスクを形成し、基材のアライメントマーク部領域にアライメントマーク部形成用ハードマスクを形成した(図6(B)参照)。
次に、メインパターン部形成用ハードマスクとアライメントマーク部形成用ハードマスクをエッチングマスクとしてCF4ガスを用いたドライエッチングにより、基材を深さ60nmまでエッチングした。その後、残存するメインパターン部形成用ハードマスクとアライメントマーク部形成用ハードマスクを、硝酸第2セリウムアンモニウム水溶液を用いたウエットエッチングにより除去した。これにより、凹部の深さが60nm、幅が30nmであるメインパターン部と、凹部の深さが60nm、幅が2μmであるアライメントマーク部とを形成した。
次いで、実施例2と同様の感光性のレジストを塗布し、実施例2と同様に、レーザー描画装置を用いてレジストにレーザーを照射し、現像した。これにより、メインパターン部を被覆する保護層(厚み300nm)をメインパターン部領域に形成した。
次いで、保護層で被覆されずに露出している基材をCF4ガスを用いたドライエッチングによりエッチングして、アライメントマーク部を100nm掘り下げた。
次に、保護層を硫酸過水洗浄により除去して、インプリント用モールドを得た。
このように作製したインプリント用モールドのメインパターン部に位置するライン/スペースの凹凸構造を電子顕微鏡で観察したところ、倒れ、滑り、剥離等の欠陥発生が確認された。
インプリント方法を用いた種々の微細加工を要する分野に利用可能であり、例えば、半導体集積回路を備える電子部品や高密度記録媒体の製造、光学部品等の製造に適用することができる。
1,2,3,4…インプリント用モールド
11…基材
12…基部
13…凸構造部
14…メインパターン部
15…凹部
15b…凹部の底部
17…アライメントマーク部
19…凸部
19a…凸部の頂部
30…ハードマスク材料層
31…下層ハードマスク材料層
33…上層ハードマスク材料層
32a…メインパターン形成用第2ハードマスク
32b…アライメントマーク部形成用第2ハードマスク
34a…メインパターン形成用第1ハードマスク
34b…アライメントマーク部形成用第1ハードマスク
36,36′…保護層
40…ハードマスク材料層
41a…メインパターン形成用ハードマスク
41b…アライメントマーク部形成用ハードマスク
44…保護層

Claims (4)

  1. 基材の一の面にメインパターン部領域とアライメントマーク部領域とを設定し、該面上に多層構造のハードマスク材料層を設け、該ハードマスク材料層上にレジストパターンを形成し、該ハードマスク材料層の構成層の中で前記基材との界面に位置する最下層を少なくとも残存させるように前記レジストパターンを介して前記ハードマスク材料層をエッチングすることにより、前記最下層上にメインパターン部形成用第1ハードマスクおよびアライメントマーク部形成用第1ハードマスクを形成する第1のハードマスク形成工程と、
    前記アライメントマーク部形成用第1ハードマスクを含むアライメントマーク部領域の所望の領域を露出させ、かつ、前記メインパターン部領域を被覆するように前記最下層上に保護層を形成する保護層形成工程と、
    前記アライメントマーク部形成用第1ハードマスクを介して前記最下層をエッチングすることにより、前記基材の一の面上にアライメントマーク部形成用第2ハードマスクを形成する第2のハードマスク形成工程と、
    前記アライメントマーク部形成用第2ハードマスクを介して前記基材をエッチングして前記アライメントマーク部領域にアライメントマーク部を形成するアライメントマーク部形成工程と、
    前記保護層を除去した後、前記メインパターン部形成用第1ハードマスクを介して前記ハードマスク材料層の前記最下層をエッチングすることにより、前記基材の一の面上にメインパターン部形成用第2ハードマスクを形成する第3のハードマスク形成工程と、
    前記メインパターン部形成用第2ハードマスクを介して前記基材をエッチングして前記メインパターン部領域にメインパターン部を形成するメインパターン部形成工程と、を有することを特徴とするインプリント用モールドの製造方法。
  2. 基材の一の面にメインパターン部領域とアライメントマーク部領域とを設定し、該面上に少なくとも1層からなるハードマスク材料層を設け、該ハードマスク材料層上にレジストパターンを形成し、該レジストパターンを介して前記ハードマスク材料層をエッチングすることにより、前記基材上にメインパターン部形成用ハードマスクおよびアライメントマーク部形成用ハードマスクを形成するハードマスク形成工程と、
    前記アライメントマーク部形成用ハードマスクを含むアライメントマーク部領域の所望の領域を露出させ、かつ、前記メインパターン部領域を被覆するように前記基材上に保護層を形成する保護層形成工程と、
    前記アライメントマーク部形成用ハードマスクを介して前記基材をエッチングして前記アライメントマーク部領域にアライメントマーク部を形成するアライメントマーク部形成工程と、
    前記保護層を除去した後、前記メインパターン部形成用ハードマスクを介して前記基材をエッチングして前記メインパターン部領域にメインパターン部を形成するメインパターン部形成工程と、を有することを特徴とするインプリント用モールドの製造方法。
  3. 前記アライメントマーク部形成工程では、前記アライメントマーク部を形成した後、更に前記基材を所望の深さまでエッチングすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインプリント用モールドの製造方法。
  4. 前記保護層形成工程では、前記アライメントマーク部を形成した後、更に前記基材を所望の深さまでエッチングすることが完了するまで保護層が残存するように厚みを設定することを特徴とする請求項3に記載のインプリント用モールドの製造方法。
JP2014011019A 2014-01-24 2014-01-24 インプリント用モールドの製造方法 Pending JP2015138928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014011019A JP2015138928A (ja) 2014-01-24 2014-01-24 インプリント用モールドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014011019A JP2015138928A (ja) 2014-01-24 2014-01-24 インプリント用モールドの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015138928A true JP2015138928A (ja) 2015-07-30

Family

ID=53769717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014011019A Pending JP2015138928A (ja) 2014-01-24 2014-01-24 インプリント用モールドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015138928A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019161020A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 キヤノン株式会社 モールド、インプリント装置、および物品の製造方法
JP2019179186A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 キヤノン株式会社 リソグラフィ装置、パターン形成方法及び物品の製造方法
JP2019200444A (ja) * 2019-08-30 2019-11-21 キヤノン株式会社 リソグラフィ装置、パターン形成方法及び物品の製造方法
JP2020167268A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 大日本印刷株式会社 被加工基板及びインプリント方法
JP2020177979A (ja) * 2019-04-16 2020-10-29 キヤノン株式会社 モールド作製方法、および物品の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140460A (ja) * 2005-06-08 2007-06-07 Canon Inc モールド、パターン形成方法、及びパターン形成装置
JP2007258419A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Toppan Printing Co Ltd インプリント用モールドの製造方法
JP2013165127A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Hoya Corp 微細パターンを有するガラス構造体の製造方法及び微細パターンを有するガラス構造体、並びにインプリント用モールド

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140460A (ja) * 2005-06-08 2007-06-07 Canon Inc モールド、パターン形成方法、及びパターン形成装置
JP2007258419A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Toppan Printing Co Ltd インプリント用モールドの製造方法
JP2013165127A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Hoya Corp 微細パターンを有するガラス構造体の製造方法及び微細パターンを有するガラス構造体、並びにインプリント用モールド

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019161020A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 キヤノン株式会社 モールド、インプリント装置、および物品の製造方法
JP2019179186A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 キヤノン株式会社 リソグラフィ装置、パターン形成方法及び物品の製造方法
US11243462B2 (en) 2018-03-30 2022-02-08 Canon Kabushiki Kaisha Lithography apparatus, method of forming pattern, and method of manufacturing article
JP2020167268A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 大日本印刷株式会社 被加工基板及びインプリント方法
JP7263885B2 (ja) 2019-03-29 2023-04-25 大日本印刷株式会社 被加工基板及びインプリント方法
JP2020177979A (ja) * 2019-04-16 2020-10-29 キヤノン株式会社 モールド作製方法、および物品の製造方法
JP7194068B2 (ja) 2019-04-16 2022-12-21 キヤノン株式会社 モールド作製方法、および物品の製造方法
JP2019200444A (ja) * 2019-08-30 2019-11-21 キヤノン株式会社 リソグラフィ装置、パターン形成方法及び物品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102336560B1 (ko) 템플릿 및 템플릿 블랭크, 그리고 임프린트용 템플릿 기판의 제조 방법, 임프린트용 템플릿의 제조 방법 및 템플릿
US8962081B2 (en) Template forming method
JP6232731B2 (ja) インプリントモールドの製造方法
JP5426489B2 (ja) テンプレートの製造方法
JP2015138928A (ja) インプリント用モールドの製造方法
US20100308513A1 (en) Template and pattern forming method
JP2012019076A (ja) パターン形成方法
KR20110093654A (ko) 패턴 형성 방법
JP2012023109A (ja) テンプレートの欠陥修正方法、テンプレートの作成方法および半導体装置の製造方法
KR102052465B1 (ko) 나노임프린트 몰드의 제조 방법
JP2019087678A (ja) 機能性基板及びその製造方法、並びにインプリントモールド
JP2019114667A (ja) インプリントモールドの製造方法
JP7139751B2 (ja) インプリントモールドの製造方法
JP6394114B2 (ja) テンプレートの製造方法およびテンプレート
JP6089451B2 (ja) ナノインプリントモールドおよびその製造方法
JP6819172B2 (ja) 凹凸構造体の製造方法、インプリントモールド製造用基材、およびインプリントモールドの製造方法
JP5899931B2 (ja) ナノインプリント用テンプレート及びその製造方法
JP6015140B2 (ja) ナノインプリントモールドおよびその製造方法
JP6136721B2 (ja) パターン形成方法及びインプリントモールドの製造方法
JP6972581B2 (ja) インプリントモールド及びインプリントモールドの製造方法
JP2019145578A (ja) ブランクス基材、インプリントモールド、インプリントモールドの製造方法及びインプリント方法
JP6417728B2 (ja) テンプレートの製造方法
JP7124585B2 (ja) レプリカモールドの製造方法
JP6156013B2 (ja) インプリントモールドの製造方法
JP2018163942A (ja) インプリントモールド及びインプリントモールドの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180327