JP2015138472A - 映像表示装置及びコンピュータ - Google Patents
映像表示装置及びコンピュータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015138472A JP2015138472A JP2014010744A JP2014010744A JP2015138472A JP 2015138472 A JP2015138472 A JP 2015138472A JP 2014010744 A JP2014010744 A JP 2014010744A JP 2014010744 A JP2014010744 A JP 2014010744A JP 2015138472 A JP2015138472 A JP 2015138472A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cursor
- display screen
- display
- movement information
- pointing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
【課題】マルチ画面表示上の自分のパソコン画像の投影領域以外の領域へもシームレスにカーソルが移動できるようにする場合にも、パソコン画面上でのマウス操作との両立を図る。
【解決手段】パソコンの画面をプロジェクタでマルチ画面表示する際に、当該パソコン画面の投影領域以外の領域へもマウスカーソルが移動できるようにする。その場合に、映像表示装置からコンピュータに対し、カーソルの制御信号を送信することにより、投影画面と操作画面のカーソルの整合性を取ることができるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】パソコンの画面をプロジェクタでマルチ画面表示する際に、当該パソコン画面の投影領域以外の領域へもマウスカーソルが移動できるようにする。その場合に、映像表示装置からコンピュータに対し、カーソルの制御信号を送信することにより、投影画面と操作画面のカーソルの整合性を取ることができるようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は映像表示装置及びコンピュータに関し、特に、映像コンテンツとカーソルを複数の表示装置で表示するシステムに用いて好適な技術に関する。
映像をスクリーンに投影することにより表示画像を生成するプロジェクタは、その高精細化、小型化、PC入力への対応により、手軽な大画面表示装置として企業に普及している。
プロジェクタの効果的な用途として、会議において発表内容を会議参加者にわかりやすく説明するために、発表者のノートパソコンの画面をプロジェクタで投影することがある。この時、パソコンに接続されているマウス等のポインティングデバイスの動きに連動して移動するカーソル表示は、画面の特定の箇所を指し示すポインタとして利用され、プレゼンテーションに役立っている。
また、会議参加者の複数のパソコンの画面をプロジェクタで合成し、マルチ画面表示することにより、議論の活性化を促すこともある。この複数のパソコンの画面をマルチ画面表示する時に、特定のパソコンに接続されているマウスの操作に連動するカーソルを、他のパソコンの画面が表示されている領域にまで移動できる装置が提案されている(特許文献1)。この装置によれば、カーソルを他のパソコン画面へのポインタとして使用することができるようになり、会議参加者間の意思疎通の向上が図れる。
パソコンの画面をプロジェクタで表示して会議を行う場合においても、自分のパソコンから出力される画面の内容を変更する時には、自分のノートパソコンの画面を見ながら操作することは多い。
従来の装置においては、この点が考慮されておらず、マルチ画面表示上のカーソル位置と自分のノートパソコン画面(1601)上のカーソル位置の不整合が発生していた。
図16は、従来の装置におけるカーソル位置の不整合を説明する図である。
図16(a)において、左側はあるノートパソコンに表示されている画面、右側はそのパソコンを含む4つのパソコンの出力画像を表示しているマルチ画面表示(1602)の例である。
図16は、従来の装置におけるカーソル位置の不整合を説明する図である。
図16(a)において、左側はあるノートパソコンに表示されている画面、右側はそのパソコンを含む4つのパソコンの出力画像を表示しているマルチ画面表示(1602)の例である。
パソコンの操作者が、マルチ画面表示上で自分のパソコン画像が表示されている領域より右方へカーソルを動かすために、マウスを右に動かしたとする。マルチ画面表示上では、自分のパソコン画像の表示領域を超えて更に右の領域までカーソルを動かすことができる。一方で、自分のノートパソコン上の画面では、カーソルは画面の右端で止まる。
次に、図16(b)に示すように、操作者がマウスを左下に動かすと、マルチ画面表示上では、自分のパソコン画像の表示領域外で、カーソルが左下に動くことになる。一方で、自分のノートパソコン上の画面では、画面内でカーソルが左下に動くことになる。ここで、この状態での両画面のカーソルの位置に着目すると、マルチ画面表示上のカーソル位置は自分のノートパソコン画像の表示領域外にいるが、ノートパソコン画面上のカーソルは、領域内にいる状態になる。このカーソル位置の不整合が発生すると、どちらかの画面で意図していないところをポインティングすることになり、パソコン上では誤操作の原因になりうる。
これは、1つのマウス操作に基づく移動量情報を双方の画面に分配し、カーソルの位置をそれぞれの画面で別々に管理しているからである。
本発明は前述の問題点に鑑み、マルチ画面表示上の自分のパソコン画像の投影領域以外の領域へもシームレスにカーソルが移動できるようにする場合にも、パソコン画面上でのマウス操作との両立を図ることを目的とする。
本発明は前述の問題点に鑑み、マルチ画面表示上の自分のパソコン画像の投影領域以外の領域へもシームレスにカーソルが移動できるようにする場合にも、パソコン画面上でのマウス操作との両立を図ることを目的とする。
本発明の映像表示装置は、コンピュータの操作画面である第1の表示画面を表示する映像表示装置であって、前記コンピュータから、ポインティングデバイスの移動情報を取得するポインティングデバイス移動情報取得手段と、前記ポインティングデバイス移動情報取得手段が取得した移動情報から、映像表示装置の表示画面である第2の表示画面上に表示する映像に対するカーソル位置を決定するカーソル位置判定手段と、前記カーソル位置判定手段が決定したカーソル位置に基づいて、前記コンピュータに対する制御信号を算出して送信する制御信号送信手段と、前記第1の表示画面および第2の表示画面のカーソル位置を管理するカーソル位置管理手段と、前記カーソル位置判定手段が決定したカーソル位置に基づいて、第2の表示画面を生成する映像生成手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数台のパソコンの画面をプロジェクタ等でマルチ画面表示する場合に、マルチ画面上のマウスカーソルを、該マルチ画面全体をシームレスに移動可能なポインタとして使用しつつ、パソコンの画面上の操作もユーザの意図通りに行うことができる。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態について図面およびフローチャートを用いて説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
図1は本発明におけるシステムの実施形態の構成を示すブロック図である。
101、102は第1の表示画面であり、コンピュータ301、302の操作画面を表示する機器である。
以下、本発明の第1の実施形態について図面およびフローチャートを用いて説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
図1は本発明におけるシステムの実施形態の構成を示すブロック図である。
101、102は第1の表示画面であり、コンピュータ301、302の操作画面を表示する機器である。
201、202はポインティングデバイスであり、第1の表示画面101、102で表示されているカーソルを制御する機器で、例えばマウスなどである。
301、302はコンピュータであり、第1の表示画面101、102に表示する映像を生成し、ポインティングデバイス201、202から受信した第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて、カーソルの表示を制御する。
301、302はコンピュータであり、第1の表示画面101、102に表示する映像を生成し、ポインティングデバイス201、202から受信した第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて、カーソルの表示を制御する。
また、制御信号送信部403から受信した第2のポインティングデバイス移動情報に基づいて、カーソルの表示を制御する。第2のポインティングデバイス移動情報は、第1のポインティングデバイス移動情報と同様の形式である。
この図1においては、例として2つの第1の表示画面101および102、ポインティングデバイス201および202、コンピュータ301および302を記載しているが、システムに1つもしくは3つ以上存在してもよい。
この図1においては、例として2つの第1の表示画面101および102、ポインティングデバイス201および202、コンピュータ301および302を記載しているが、システムに1つもしくは3つ以上存在してもよい。
401は映像表示装置であり、第1の表示画面101、102の表示画面を合成し、表示する装置で、例えば複数のノートパソコンの出力画像を合成して表示するプロジェクタなどである。402はポインティングデバイス移動情報取得部であり、コンピュータ301、302がポインティングデバイス201、202から受信した第1のポインティングデバイス移動情報を取得し、カーソル位置判定部404に送出する。
403は制御信号送信部であり、カーソル位置判定部404で決定した第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置および移動前のカーソル位置に基づいて、第2のポインティングデバイス移動情報を算出する。第2のポインティングデバイス移動情報は、第1の表示画面101、102上のカーソル位置と、第2の表示画面501上のカーソル位置が矛盾しないように、第1の表示画面101、102上のカーソル位置を補正するポインティングデバイス移動情報である。また、算出した第2のポインティングデバイス移動情報をコンピュータ301、302に送信する。
404はカーソル位置判定部である。カーソル位置判定部404は、ポインティングデバイス移動情報取得部402で取得した第1のポインティングデバイス移動情報およびカーソル位置管理部406で管理しているカーソル位置に基づいて、第2の表示画面501上のカーソル位置を決定する。
405は映像生成部であり、映像に対してカーソル位置判定部404で決定したカーソル位置にカーソル画像を合成し、出力画面を生成する。
405は映像生成部であり、映像に対してカーソル位置判定部404で決定したカーソル位置にカーソル画像を合成し、出力画面を生成する。
406はカーソル位置管理部であり、第1の表示画面101、102上のカーソル位置および第2の表示画面501上のカーソル位置を取得し、保持する。カーソル位置を取得するタイミングは、第1の表示画面101、102の映像を第2の表示画面501に表示を始める初期化時、およびポインティングデバイス201、202の操作があった時である。
501は第2の表示画面であり、映像生成部405で生成された出力画面を表示する。例えば、プロジェクタの映像投射部である。
501は第2の表示画面であり、映像生成部405で生成された出力画面を表示する。例えば、プロジェクタの映像投射部である。
図2は、ポインティングデバイス移動情報取得部402が、コンピュータ301から第1のポインティングデバイス移動情報を取得し、映像生成部405が出力画面を生成するまでの手順を示すフローチャートである。コンピュータ1台に対し、1つのカーソルが第2の表示画面501上で表示され、対応したカーソルを制御する。以降の説明では、コンピュータ301と映像表示装置401との間の処理手順を述べるが、その他のコンピュータにも同様の手順で処理を行う。
S201では、ポインティングデバイス移動情報取得部402がコンピュータ301から第1のポインティングデバイス移動情報を取得する。
S202では、カーソル位置管理部406がコンピュータ301から第1の表示画面101上のカーソル位置を取得する。
S202では、カーソル位置管理部406がコンピュータ301から第1の表示画面101上のカーソル位置を取得する。
S203では、ポインティングデバイス移動情報取得部402がカーソル位置判定部404に第1のポインティングデバイス移動情報を送出する。
S204では、カーソル位置判定部404がカーソル位置管理部406から第1の表示画面101上のカーソル位置および第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S204では、カーソル位置判定部404がカーソル位置管理部406から第1の表示画面101上のカーソル位置および第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S205では、カーソル位置判定部404が第1のポインティングデバイス移動情報、第1の表示画面101上のカーソル位置、第2の表示画面501上のカーソル位置から、第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置を決定する。
S206では、制御信号送信部403がカーソル位置判定部404から第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置および移動前のカーソル位置を取得する。
S207では、制御信号送信部403が取得した第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置または移動前のカーソル位置が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の外にあるか否かを判定する。片一方でも領域外にある場合はS208へ、共に領域内にある場合はS210へ遷移する。
S207では、制御信号送信部403が取得した第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置または移動前のカーソル位置が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の外にあるか否かを判定する。片一方でも領域外にある場合はS208へ、共に領域内にある場合はS210へ遷移する。
S208では、制御信号送信部403がコンピュータ301に対して送信する第2のポインティングデバイス移動情報を算出する。
S209では、制御信号送信部403がS208で算出した第2のポインティングデバイス移動情報を、コンピュータ301に送信する。
S209では、制御信号送信部403がS208で算出した第2のポインティングデバイス移動情報を、コンピュータ301に送信する。
S210では、映像生成部405がS205でカーソル位置判定部404が決定した第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S211では、カーソル位置管理部406がS205でカーソル位置判定部404が第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置を取得し、保持する。
S212では、映像生成部405がS210で取得した第2の表示画面501上のカーソル位置に基づいて、第2の表示画面501に表示する出力画面を生成する。
S211では、カーソル位置管理部406がS205でカーソル位置判定部404が第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置を取得し、保持する。
S212では、映像生成部405がS210で取得した第2の表示画面501上のカーソル位置に基づいて、第2の表示画面501に表示する出力画面を生成する。
図3は、図2で示したS208で、コンピュータ301に対して送信する第2のポインティングデバイス移動情報の算出手順を示すフローチャートである。第2のポインティングデバイス移動情報の算出方法は、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域に向かってカーソルが移動する場合に、該表示領域の反対の方向に向かって同量の移動をした場合の移動情報と同等のものとする。その手順を以下に示す。
第2の表示画面501上における移動前のカーソルの位置座標を(Xa、Ya)、移動後のカーソルの位置座標を(Xb、Yb)とする。また、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の左上端の座標を(Xs、Ys)、右下端の座標を(Xe、Ye)とする。また、S209で送信する第2のポインティングデバイス移動情報を(ΔX、ΔY)とする。
S301では、移動前のカーソル位置のX座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の内にあるかを判定する。Xs≦XaかつXa≦Xeを満たす場合はS307へ、満たさない場合はS302へ遷移する。
S302では、移動前のカーソル位置のX座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の右側にあるかを判定する。Xa>Xeを満たす場合はS303へ、満たさない場合はS304へ遷移する。
S302では、移動前のカーソル位置のX座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の右側にあるかを判定する。Xa>Xeを満たす場合はS303へ、満たさない場合はS304へ遷移する。
S303では、移動後のカーソル位置のX座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の内にあるかを判定する。Xs≦XbかつXb≦Xeを満たす場合はS309へ、満たさない場合はS305へ遷移する。
S304では、移動後のカーソル位置のX座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の内にあるかを判定する。Xs≦XbかつXb≦Xeを満たす場合はS310へ、満たさない場合はS306へ遷移する。
S305では、移動後のカーソル位置のX座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の右側にあるかを判定する。Xb>Xeを満たす場合はS308へ、満たさない場合はS309へ遷移する。
S306では、移動後のカーソル位置のX座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の左側にあるかを判定する。Xb<Xsを満たす場合はS311へ、満たさない場合はS310へ遷移する。
S307では、第2のポインティングデバイス移動情報のX座標方向の移動情報ΔXに0を代入する。
S307では、第2のポインティングデバイス移動情報のX座標方向の移動情報ΔXに0を代入する。
S308では、第2のポインティングデバイス移動情報のX座標方向の移動情報ΔXに(+|Xa−Xb|)を代入する。
S309では、第2のポインティングデバイス移動情報のX座標方向の移動情報ΔXに(Xa−Xe)を代入する。
S309では、第2のポインティングデバイス移動情報のX座標方向の移動情報ΔXに(Xa−Xe)を代入する。
S310では、第2のポインティングデバイス移動情報のX座標方向の移動情報ΔXに(Xa−Xs)を代入する。
S311では、第2のポインティングデバイス移動情報のX座標方向の移動情報ΔXに(−|Xa−Xb|)を代入する。
S311では、第2のポインティングデバイス移動情報のX座標方向の移動情報ΔXに(−|Xa−Xb|)を代入する。
S312では、移動前のカーソル位置のY座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の内にあるかを判定する。Ys≦YaかつYa≦Yeを満たす場合はS318へ、満たさない場合はS313へ遷移する。
S313では、移動前のカーソル位置のY座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の右側にあるかを判定する。Ya>Yeを満たす場合はS314へ、満たさない場合はS315へ遷移する。
S314では、移動後のカーソル位置のY座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の内にあるかを判定する。Ys≦YbかつYb≦Yeを満たす場合はS320へ、満たさない場合はS316へ遷移する。
S314では、移動後のカーソル位置のY座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の内にあるかを判定する。Ys≦YbかつYb≦Yeを満たす場合はS320へ、満たさない場合はS316へ遷移する。
S315では、移動後のカーソル位置のY座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の内にあるかを判定する。Ys≦YbかつYb≦Yeを満たす場合はS321へ、満たさない場合はS317へ遷移する。
S316では、移動後のカーソル位置のY座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の右側にあるかを判定する。Yb>Yeを満たす場合はS319へ、満たさない場合はS320へ遷移する。
S316では、移動後のカーソル位置のY座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の右側にあるかを判定する。Yb>Yeを満たす場合はS319へ、満たさない場合はS320へ遷移する。
S317では、移動後のカーソル位置のY座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の左側にあるかを判定する。Yb<Ysを満たす場合はS322へ、満たさない場合はS321へ遷移する。
S318では、第2のポインティングデバイス移動情報のY座標方向の移動情報ΔYに0を代入する。
S318では、第2のポインティングデバイス移動情報のY座標方向の移動情報ΔYに0を代入する。
S319では、第2のポインティングデバイス移動情報のY座標方向の移動情報ΔYに(+|Ya−Yb|)を代入する。
S320では、第2のポインティングデバイス移動情報のY座標方向の移動情報ΔYに(Ya−Ye)を代入する。
S320では、第2のポインティングデバイス移動情報のY座標方向の移動情報ΔYに(Ya−Ye)を代入する。
S321では、第2のポインティングデバイス移動情報のY座標方向の移動情報ΔYに(Ya−Ys)を代入する。
S322では、第2のポインティングデバイス移動情報のY座標方向の移動情報ΔYに(−|Ya−Yb|)を代入する。
S322では、第2のポインティングデバイス移動情報のY座標方向の移動情報ΔYに(−|Ya−Yb|)を代入する。
図4は、第1の表示画面101と第2の表示画面501におけるカーソルの制御例を示す図である。コンピュータ1台に対し、1つのカーソルが第2の表示画面501上で表示され、対応したカーソルを制御する。以降の説明では、1つのカーソルのみ表示しているが、その他のコンピュータのカーソルにも同様の表示制御を行う。また、カーソル移動の矢印は、実線の矢印を第1の表示画面101上および第2の表示画面501上でのカーソルの動きとし、以下で説明する方法で制御する。
コンピュータ301は、ポインティングデバイス201から第1のポインティングデバイス移動情報を受けた後、第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて第1の表示画面101上のカーソルを制御する。さらに、制御信号送信部403から第2のポインティングデバイス移動情報を受けた後、第2のポインティングデバイス移動情報に基づいて第1の表示画面101上のカーソルを制御する。
図4(a)は、第2の表示画面501において、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域内から該表示領域外へカーソルを移動した場合である。
第2の表示画面501上では、第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて移動した結果、カーソルC201からカーソルC202の場所へ移動する。カーソルC201の座標を(Xa、Ya)、カーソルC202の座標を(Xb、Yb)とする。図3のフローチャートにあてはめると、S307およびS318の処理を行うため、コンピュータ301に送信する第2のポインティングデバイス移動情報は(0、0)となる。
第2の表示画面501上では、第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて移動した結果、カーソルC201からカーソルC202の場所へ移動する。カーソルC201の座標を(Xa、Ya)、カーソルC202の座標を(Xb、Yb)とする。図3のフローチャートにあてはめると、S307およびS318の処理を行うため、コンピュータ301に送信する第2のポインティングデバイス移動情報は(0、0)となる。
第1の表示画面101上では、カーソルC101の座標は、カーソルC201と同様のため(Xa、Ya)である。第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて移動した結果、第1の表示画面101の右端で止まるため、カーソルC101からカーソルC102へ移動する。カーソル102の座標は(Xe、Yb)となる。
図4(b)は、第2の表示画面501において、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域外から該表示領域外へカーソルを移動した場合である。
第2の表示画面501上では、第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて移動した結果、カーソルC201からカーソルC202の場所へ移動する。カーソルC201の座標を(Xa、Ya)、カーソルC202の座標を(Xb、Yb)とする。図3のフローチャートにあてはめると、S308およびS318の処理を行うため、コンピュータ301に送信する第2のポインティングデバイス移動情報は((+|Xa−Xb|)、0)となる。
第2の表示画面501上では、第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて移動した結果、カーソルC201からカーソルC202の場所へ移動する。カーソルC201の座標を(Xa、Ya)、カーソルC202の座標を(Xb、Yb)とする。図3のフローチャートにあてはめると、S308およびS318の処理を行うため、コンピュータ301に送信する第2のポインティングデバイス移動情報は((+|Xa−Xb|)、0)となる。
第1の表示画面101上では、カーソルC101の座標は、画面右端で止まっているため(Xe、Ya)である。第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて移動すると、カーソルはC103へ移動しようとするが、コンピュータ301に第2のポインティングデバイス移動情報を送信することで、カーソルC102へ移動するように制御する。そのため、第1の表示画面101上でのカーソルは、カーソルC101からカーソルC102へと移動する。カーソルC103の座標は(Xe+(Xb−Xa)、Ye)、カーソルC102の座標は(Xe、Ye)である。
図4(c)は、第2の表示画面501において、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域外から該表示領域内へカーソルを移動した場合である。
第2の表示画面501上では、第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて移動した結果、カーソルC201からカーソルC202の場所へ移動する。カーソルC201の座標を(Xa、Ya)、カーソルC202の座標を(Xb、Yb)とする。図3のフローチャートにあてはめると、S309およびS320の処理を行うため、コンピュータ301に送信する第2のポインティングデバイス移動情報は((Xa−Xe)、(Ya−Ye))となる。
第2の表示画面501上では、第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて移動した結果、カーソルC201からカーソルC202の場所へ移動する。カーソルC201の座標を(Xa、Ya)、カーソルC202の座標を(Xb、Yb)とする。図3のフローチャートにあてはめると、S309およびS320の処理を行うため、コンピュータ301に送信する第2のポインティングデバイス移動情報は((Xa−Xe)、(Ya−Ye))となる。
第1の表示画面101上では、カーソルC101の座標は、画面右下端で止まっているため(Xe、Ye)である。第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて移動すると、カーソルはC103へ移動しようとするが、コンピュータ301に第2のポインティングデバイス移動情報を送信することで、カーソルC102へ移動するように制御する。そのため、第1の表示画面101上のカーソルは、カーソルC101からカーソルC102へと移動する。カーソルC103の座標は(Xe+(Xb−Xa)、Ye+(Yb−Ya))、カーソルC102の座標は(Xb、Yb)である。
以上の処理を行なうことにより、映像表示装置401から第2のポインティングデバイス移動情報を送信して、第1の表示画面101のカーソル位置と、第2の表示画面501のカーソル位置の整合性を取ることが可能となる。
また、本実施形態では、映像表示装置があたかもポインティングデバイスであるかのように振舞うことで、コンピュータ側に新しいアプリケーションをインストールする等の変更を加えなくてもカーソル位置の整合性を取ることが可能となる。
これにより、パソコン画面をプロジェクタ等でマルチ画面表示し、マウスカーソルを他のパソコン画面へのポインタとして使用し、マルチ画面表示での当該パソコン画像表示領域外へのポインティング操作が実現できる。また、パソコン画面上でのパソコンの正確な操作の両立が実現できる。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
これにより、パソコン画面をプロジェクタ等でマルチ画面表示し、マウスカーソルを他のパソコン画面へのポインタとして使用し、マルチ画面表示での当該パソコン画像表示領域外へのポインティング操作が実現できる。また、パソコン画面上でのパソコンの正確な操作の両立が実現できる。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
(第2の実施形態)
下、本発明の第2の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
本実施形態におけるシステムの構成は、図1で示され、第1の実施形態に準ずる。また、本実施形態におけるポインティングデバイス移動情報取得部402が、コンピュータ301から第1のポインティングデバイス移動情報を取得する。また、映像生成部405が出力画面を生成するまでの手順を示すフローチャートは図2で示され、第1の実施形態に準ずる。
下、本発明の第2の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
本実施形態におけるシステムの構成は、図1で示され、第1の実施形態に準ずる。また、本実施形態におけるポインティングデバイス移動情報取得部402が、コンピュータ301から第1のポインティングデバイス移動情報を取得する。また、映像生成部405が出力画面を生成するまでの手順を示すフローチャートは図2で示され、第1の実施形態に準ずる。
図5は、図2で示したS208で、コンピュータ301に対して送信する第2のポインティングデバイス移動情報の算出手順を示すフローチャートである。第2のポインティングデバイス移動情報の算出方法は、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域に向かってカーソルが移動する場合に、該表示領域の反対の方向に向かって同量の移動をした場合の移動情報を作成する。さらに、第1の表示画面101におけるカーソル位置を、第2の表示画面501での第1の表示画面101の該表示領域の中心と第2の表示画面501上のカーソルの線分上に位置するように補正する。その手順を以下に示す。
第2の表示画面501上における移動前のカーソルの位置座標を(Xa、Ya)、移動後のカーソルの位置座標を(Xb、Yb)とする。また、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の左上端の座標を(Xs、Ys)、右下端の座標を(Xe、Ye)とする。また、S209で送信する第2のポインティングデバイス移動情報を(ΔX、ΔY)とする。
S501〜S522の処理は、前述した図3のフローチャートにおけるS301〜S322の処理と同様であるので、詳細な説明は省略する。
S523では、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の中心と移動後のカーソル位置とを結ぶ線分上に、第1の表示画面101上のカーソルを移動するように、第2のポインティングデバイス移動情報に補正する。
S523では、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の中心と移動後のカーソル位置とを結ぶ線分上に、第1の表示画面101上のカーソルを移動するように、第2のポインティングデバイス移動情報に補正する。
図6は、図5で示したS523で、コンピュータ301に対して送信する第2のポインティングデバイス移動情報の補正手順を示すフローチャートである。
S601では、第2のポインティングデバイス移動情報に基づいて、第1の表示画面101上のカーソル位置が補正された場合のカーソル位置を求める。
S601では、第2のポインティングデバイス移動情報に基づいて、第1の表示画面101上のカーソル位置が補正された場合のカーソル位置を求める。
S602では、第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置から、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の中心と移動後のカーソル位置とを結ぶ線分上に、該表示領域の境界があるか否かを判定する。該表示領域の境界がある場合はS603へ、ない場合はS605へ遷移する。
S603では、第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置から、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の中心と移動後のカーソル位置とを結ぶ線分上の、該表示領域の境界位置を求める。
S604では、第1の表示画面101上のカーソルが境界位置に移動するように第2のポインティングデバイス移動情報を補正する。
S605では、第1の表示画面101上のカーソルが第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置に移動するように、第2のポインティングデバイス移動情報を補正する。
S605では、第1の表示画面101上のカーソルが第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置に移動するように、第2のポインティングデバイス移動情報を補正する。
図7は、第1の表示画面101と第2の表示画面501におけるカーソルの制御例を示す図である。
コンピュータ1台に対し、1つのカーソルが第2の表示画面501上で表示され、対応したカーソルを制御する。以降の説明では、1つのカーソルのみ表示しているが、その他のコンピュータのカーソルにも同様の表示制御を行う。また、カーソル移動の矢印は、実線の矢印を第1の表示画面101上および第2の表示画面501上でのカーソルの動きとし、以下で説明する方法で制御する。
コンピュータ1台に対し、1つのカーソルが第2の表示画面501上で表示され、対応したカーソルを制御する。以降の説明では、1つのカーソルのみ表示しているが、その他のコンピュータのカーソルにも同様の表示制御を行う。また、カーソル移動の矢印は、実線の矢印を第1の表示画面101上および第2の表示画面501上でのカーソルの動きとし、以下で説明する方法で制御する。
コンピュータ301は、ポインティングデバイス201から第1のポインティングデバイス移動情報を受け、さらに制御信号送信部403から第2のポインティングデバイス移動情報を受けた後、2つのポインティングデバイス移動情報を足し合わせる。足し合わせたポインティングデバイス移動情報に基づいて第1の表示画面101上のカーソルを制御する。
第2の表示画面501において、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域内から該表示領域外へカーソルを移動した場合である。
第2の表示画面501上では、第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて移動した結果、カーソルC211からカーソルC212の場所へ移動する。
第2の表示画面501上では、第1のポインティングデバイス移動情報に基づいて移動した結果、カーソルC211からカーソルC212の場所へ移動する。
カーソルC211の座標を(Xa、Ya)、カーソルC212の座標を(Xb、Yb)とする。図5のフローチャートにあてはめると、S507およびS518の処理を行うため、コンピュータ301に送信する第2のポインティングデバイス移動情報は(0、0)となる。
さらに、図6のフローチャートにあてはめると、S605の処理を行う。そのため、第2の表示画面501上におけるカーソルC213の位置に、第1の表示画面101上のカーソルを移動するために第2のポインティングデバイス移動情報を補正する。
補正した第2のポインティングデバイス移動情報をコンピュータ301に送信することで、第1の表示画面101上では、カーソルC111の位置からカーソルC112の位置に移動する。
補正した第2のポインティングデバイス移動情報をコンピュータ301に送信することで、第1の表示画面101上では、カーソルC111の位置からカーソルC112の位置に移動する。
以上の処理を行なうことにより、映像表示装置401から第2のポインティングデバイス移動情報を送信して、第1の表示画面101のカーソル位置と、第2の表示画面501のカーソル位置の整合性を取ることが可能となる。さらに、第1の表示画面101上のカーソル位置を、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の中心と第2の表示画面501上における移動後のカーソル位置とを結ぶ線分上にする。これにより、第1の表示画面101上において、ユーザにとってカーソルの正確な位置、方向がより分かりやすく表示することが実現できる。
また、本実施形態では、映像表示装置があたかもポインティングデバイスであるかのように振舞うことで、コンピュータ側に新しいアプリケーションをインストールする等の変更を加えなくてもカーソル位置の整合性を取ることが可能となる。
これにより、パソコン画面をプロジェクタ等でマルチ画面表示し、マウスカーソルを他のパソコン画面へのポインタとして使用し、マルチ画面表示での当該パソコン画像表示領域外へのポインティング操作が実現できる。また、パソコン画面上でのパソコンの正確な操作の両立が実現できる。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
本実施形態におけるシステムの構成は、図1で示される。
コンピュータ301、302においては、第1の表示部と、カーソル移動部と、カーソル制御信号入出力部を有している。
第1の表示部は、第1の表示画面101、102に表示する映像を生成する。カーソル移動部は、ポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報に基づいて、カーソルの表示位置を制御する。カーソル制御信号入出力部は、ポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報を、ポインティングデバイス移動情報取得部402に送出する。
以下、本発明の第3の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
本実施形態におけるシステムの構成は、図1で示される。
コンピュータ301、302においては、第1の表示部と、カーソル移動部と、カーソル制御信号入出力部を有している。
第1の表示部は、第1の表示画面101、102に表示する映像を生成する。カーソル移動部は、ポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報に基づいて、カーソルの表示位置を制御する。カーソル制御信号入出力部は、ポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報を、ポインティングデバイス移動情報取得部402に送出する。
また、カーソル位置管理部406に第1の表示画面101、102上のカーソル位置を送信する。また、制御信号送信部403から、X軸方向のカーソル制御の有効または無効、およびY軸方向のカーソル制御の有効または無効を制御するカーソル制御信号を受信する。
コンピュータ301、302では受信したカーソル制御信号に基づいて、カーソル移動部がX軸方向およびY軸方向のカーソルを制御する。具体的にはカーソル制御無効の信号がきたときには、無効とされている軸の第1・第2のポインティングデバイス移動情報を使用せず、第1の表示画面101、102での無効とされている軸のカーソル移動をしない。
図1においては、例として2つの第1の表示画面、ポインティングデバイス、コンピュータを記載しているが、システムに1つもしくは3つ以上存在してもよい。
映像表示装置401は、第1の表示画面101、102の表示画面を合成し、表示する装置で、例えば複数のノートパソコンの出力画像を合成して表示するプロジェクタなどである。
映像表示装置401は、第1の表示画面101、102の表示画面を合成し、表示する装置で、例えば複数のノートパソコンの出力画像を合成して表示するプロジェクタなどである。
ポインティングデバイス移動情報取得部402は、コンピュータ301、302がポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報を取得し、カーソル位置判定部404に送出する。
制御信号送信部403は、カーソル位置判定部404で決定した第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置に基づいて、カーソル制御信号を算出する。また、算出したカーソル制御信号をコンピュータ301、302に送信する。
カーソル位置判定部404は、ポインティングデバイス移動情報取得部402で取得したポインティングデバイス移動情報およびカーソル位置管理部406で管理しているカーソル位置に基づいて、第2の表示画面501上のカーソル位置を決定する。
映像生成部405は、映像に対してカーソル位置判定部404で決定したカーソル位置にカーソル画像を合成し、出力画面を生成する。
映像生成部405は、映像に対してカーソル位置判定部404で決定したカーソル位置にカーソル画像を合成し、出力画面を生成する。
カーソル位置管理部406は、第1の表示画面101、102上のカーソル位置および第2の表示画面501上のカーソル位置を取得し、保持する。カーソル位置を取得するタイミングは、第1の表示画面101、102の映像を第2の表示画面501に表示を始める初期化時、およびポインティングデバイス201、202の操作があった時である。
第2の表示画面501は、映像生成部405で生成された出力画面を表示する。例えば、プロジェクタの映像投射部である。
第2の表示画面501は、映像生成部405で生成された出力画面を表示する。例えば、プロジェクタの映像投射部である。
図8は、ポインティングデバイス移動情報取得部402が、コンピュータ301からポインティングデバイス移動情報を取得し、映像生成部405が出力画面を生成するまでの手順を示すフローチャートである。コンピュータ1台に対し、1つのカーソルが第2の表示画面501上で表示され、対応したカーソルを制御する。以降の説明では、コンピュータ301と映像表示装置401との間の処理手順を述べるが、その他のコンピュータにも同様の手順で処理を行う。
S801では、ポインティングデバイス移動情報取得部402がコンピュータ301からポインティングデバイス移動情報を取得する。
S802では、カーソル位置管理部406がコンピュータ301から第1の表示画面101上のカーソル位置を取得する。
S802では、カーソル位置管理部406がコンピュータ301から第1の表示画面101上のカーソル位置を取得する。
S803では、ポインティングデバイス移動情報取得部402がカーソル位置判定部404にポインティングデバイス移動情報を送出する。
S804では、カーソル位置判定部404がカーソル位置管理部406から第1の表示画面101上のカーソル位置および第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S804では、カーソル位置判定部404がカーソル位置管理部406から第1の表示画面101上のカーソル位置および第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S805では、カーソル位置判定部404がポインティングデバイス移動情報、第1の表示画面101上のカーソル位置、第2の表示画面501上のカーソル位置から、第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置を決定する。
S806では、制御信号送信部403がカーソル位置判定部404から第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置および移動前のカーソル位置を取得する。
S806では、制御信号送信部403がカーソル位置判定部404から第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置および移動前のカーソル位置を取得する。
S807では、制御信号送信部403が取得した第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置および移動前のカーソル位置から、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域外を移動するか否かを判定する。該表示領域外にある場合はS809へ、該表示領域内にある場合はS808へ遷移する。
S808では、制御信号送信部403がコンピュータに対して送信するカーソル制御信号に、X軸方向およびY軸方向のカーソル制御を有効にする制御信号を設定する。
S809では、制御信号送信部403がコンピュータ301に対して送信するカーソル制御信号を算出する。
S809では、制御信号送信部403がコンピュータ301に対して送信するカーソル制御信号を算出する。
S810では、制御信号送信部403がS808で設定したカーソル制御信号、またはS809で算出したカーソル制御信号を、コンピュータ301に送信する。
S811では、映像生成部405がS805でカーソル位置判定部404が決定した第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S811では、映像生成部405がS805でカーソル位置判定部404が決定した第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S812では、カーソル位置管理部406がS805でカーソル位置判定部404が決定した第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置を取得し、保持する。
S813では、映像生成部405がS811で取得した第2の表示画面501上のカーソル位置に基づいて、第2の表示画面501に表示する出力画面を生成する。
S813では、映像生成部405がS811で取得した第2の表示画面501上のカーソル位置に基づいて、第2の表示画面501に表示する出力画面を生成する。
図9は、図8で示したS809で、コンピュータ301に対して送信するカーソル制御信号の算出手順を示すフローチャートである。
第2の表示画面501上における移動後のカーソルの位置座標を(Xb、Yb)とする。また、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の左上端の座標を(Xs、Ys)、右下端の座標を(Xe、Ye)とする。
第2の表示画面501上における移動後のカーソルの位置座標を(Xb、Yb)とする。また、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の左上端の座標を(Xs、Ys)、右下端の座標を(Xe、Ye)とする。
S901では、移動後のカーソル位置のX座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の内にあるかを判定する。Xs≦XbかつXb≦Xeを満たす場合はS903へ、満たさない場合はS902へ遷移する。
S902では、移動後のカーソル位置のY座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の内にあるかを判定する。Ys≦YbかつYb≦Yeを満たす場合はS904へ、満たさない場合はS905へ遷移する。
S902では、移動後のカーソル位置のY座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の内にあるかを判定する。Ys≦YbかつYb≦Yeを満たす場合はS904へ、満たさない場合はS905へ遷移する。
S903では、コンピュータ301に対して送信するカーソル制御信号に、X軸方向のカーソル制御を有効にし、Y軸方向のカーソル制御を無効にする制御信号を設定する。
S904では、コンピュータ301に対して送信するカーソル制御信号に、X軸方向のカーソル制御を無効にし、Y軸方向のカーソル制御を有効にする制御信号を設定する。
S905では、コンピュータ301に対して送信するカーソル制御信号に、X軸方向のカーソル制御を無効にし、Y軸方向のカーソル制御を無効にする制御信号を設定する。
S904では、コンピュータ301に対して送信するカーソル制御信号に、X軸方向のカーソル制御を無効にし、Y軸方向のカーソル制御を有効にする制御信号を設定する。
S905では、コンピュータ301に対して送信するカーソル制御信号に、X軸方向のカーソル制御を無効にし、Y軸方向のカーソル制御を無効にする制御信号を設定する。
図10は、第1の表示画面101と第2の表示画面501におけるカーソルの制御例を示す図である。コンピュータ1台に対し、1つのカーソルが第2の表示画面501上で表示され、対応したカーソルを制御する。以降の説明では、1つのコンピュータのみを対象としているが、その他のコンピュータも同様の表示制御を行う。
ポインティングデバイス201の操作により、第2の表示画面501上のカーソルがカーソルC221の位置に移動した場合、図9のフローチャートに基づき、S903の処理をする。
制御信号送信部403がカーソル制御信号をコンピュータ301に送信すると、コンピュータ301はX軸方向のみカーソルの制御を有効とし、Y軸方向のカーソルの移動制御を無効にする。第1の表示画面101上で表示されているカーソルC121は、左右の動きのみ可能となる。
制御信号送信部403がカーソル制御信号をコンピュータ301に送信すると、コンピュータ301はX軸方向のみカーソルの制御を有効とし、Y軸方向のカーソルの移動制御を無効にする。第1の表示画面101上で表示されているカーソルC121は、左右の動きのみ可能となる。
ポインティングデバイス201の操作により、第2の表示画面501上のカーソルがカーソルC222の位置に移動した場合、図9のフローチャートに基づき、S904の処理をする。制御信号送信部403がカーソル制御信号をコンピュータ301に送信すると、コンピュータ301はY軸方向のみカーソルの制御を有効とし、X軸方向のカーソルの移動制御を無効にする。第1の表示画面101上で表示されているカーソルC122は、上下の動きのみ可能となる。
ポインティングデバイス201の操作により、第2の表示画面501上のカーソルがカーソルC223の位置に移動した場合、図9のフローチャートに基づき、S905の処理をする。制御信号送信部403がカーソル制御信号をコンピュータ301に送信すると、コンピュータ301はX軸方向のカーソルの移動制御、Y軸方向のカーソルの移動制御を共に無効にする。第1の表示画面101上で表示されているカーソルC123は、その位置から動くことはできなくなる。
以上の処理を行うと、映像表示装置401からX軸方向およびY軸方向のカーソル制御を有効または無効とするカーソル制御信号を送信して、第1の表示画面101のカーソル位置と、第2の表示画面501のカーソル位置の整合性を取ることが可能となる。
これにより、パソコン画面をプロジェクタ等でマルチ画面表示し、マウスカーソルを他のパソコン画面へのポインタとして使用し、マルチ画面表示での当該パソコン画像表示領域外へのポインティング操作が実現できる。また、パソコン画面上でのパソコンの正確な操作の両立が実現できる。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
本実施形態におけるシステムの構成は、図1で示される。
101、102は第1の表示画面であり、コンピュータ301、302の操作画面を表示する機器である。
以下、本発明の第4の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
本実施形態におけるシステムの構成は、図1で示される。
101、102は第1の表示画面であり、コンピュータ301、302の操作画面を表示する機器である。
コンピュータ301、302においては、第1の表示部と、カーソル移動部と、カーソル制御信号入出力部を有している。
第1の表示部は、第1の表示画面101、102に表示する映像を生成する。カーソル移動部は、ポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報に基づいて、カーソルの表示位置を制御する。カーソル制御信号入出力部は、ポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報を、ポインティングデバイス移動情報取得部402に送出する。
第1の表示部は、第1の表示画面101、102に表示する映像を生成する。カーソル移動部は、ポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報に基づいて、カーソルの表示位置を制御する。カーソル制御信号入出力部は、ポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報を、ポインティングデバイス移動情報取得部402に送出する。
また、カーソル位置管理部406に第1の表示画面上101、102のカーソル位置を送信する。また、制御信号送信部403から、第1の表示画面101、102におけるカーソル相対座標を受信する。受信したカーソル相対座標に基づいて、カーソル移動部が第1の表示画面101、102上のカーソルを制御する。
図1においては、例として2つの第1の表示画面101、102、ポインティングデバイス201、202、コンピュータ301、302を記載しているが、システムに1つもしくは3つ以上存在してもよい。
映像表示装置401は、第1の表示画面101、102の表示画面を合成し、表示する装置で、例えば複数のノートパソコンの出力画像を合成して表示するプロジェクタなどである。
映像表示装置401は、第1の表示画面101、102の表示画面を合成し、表示する装置で、例えば複数のノートパソコンの出力画像を合成して表示するプロジェクタなどである。
ポインティングデバイス移動情報取得部402は、コンピュータ301、302がポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報を取得し、カーソル位置判定部404に送出する。
制御信号送信部403は、カーソル位置判定部404で決定した第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置に基づいて、カーソル相対座標を算出する。また、算出したカーソル相対座標をコンピュータ301、302に送信する。
制御信号送信部403は、カーソル位置判定部404で決定した第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置に基づいて、カーソル相対座標を算出する。また、算出したカーソル相対座標をコンピュータ301、302に送信する。
カーソル位置判定部404は、ポインティングデバイス移動情報取得部402で取得したポインティングデバイス移動情報およびカーソル位置管理部406で管理しているカーソル位置に基づいて、第2の表示画面501上のカーソル位置を決定する。
映像生成部405は、映像に対してカーソル位置判定部404で決定したカーソル位置にカーソル画像を合成し、出力画面を生成する。
映像生成部405は、映像に対してカーソル位置判定部404で決定したカーソル位置にカーソル画像を合成し、出力画面を生成する。
カーソル位置管理部406は、第1の表示画面101、102上のカーソル位置および第2の表示画面501上のカーソル位置を取得し、保持する。カーソル位置を取得するタイミングは、第1の表示画面101、102の映像を第2の表示画面501に表示を始める初期化時、およびポインティングデバイス201、202の操作があった時である。
第2の表示画面501は、映像生成部405で生成された出力画面を表示する。例えば、プロジェクタの映像投射部である。
第2の表示画面501は、映像生成部405で生成された出力画面を表示する。例えば、プロジェクタの映像投射部である。
図11は、ポインティングデバイス移動情報取得部402が、コンピュータ301からポインティングデバイス移動情報を取得し、映像生成部405が出力画面を生成するまでの手順を示すフローチャートである。コンピュータ1台に対し、1つのカーソルが第2の表示画面501上で表示され、対応したカーソルを制御する。以降の説明では、コンピュータ301と映像表示装置401との間の処理手順を述べるが、その他のコンピュータにも同様の手順で処理を行う。
S1101では、ポインティングデバイス移動情報取得部402がコンピュータ301からポインティングデバイス移動情報を取得する。
S1102では、カーソル位置管理部406がコンピュータ301から第1の表示画面101上のカーソル位置を取得する。
S1102では、カーソル位置管理部406がコンピュータ301から第1の表示画面101上のカーソル位置を取得する。
S1103では、ポインティングデバイス移動情報取得部402がカーソル位置判定部404にポインティングデバイス移動情報を送出する。
S1104では、カーソル位置判定部404がカーソル位置管理部406から第1の表示画面101上のカーソル位置および第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S1104では、カーソル位置判定部404がカーソル位置管理部406から第1の表示画面101上のカーソル位置および第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S1105では、カーソル位置判定部404がポインティングデバイス移動情報、第1の表示画面101上のカーソル位置、第2の表示画面501上のカーソル位置から、第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置を決定する。
S1106では、制御信号送信部403がカーソル位置判定部404から第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置を取得する。
S1106では、制御信号送信部403がカーソル位置判定部404から第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置を取得する。
S1107では、制御信号送信部403が取得した第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域外にあるか否かを判定する。該表示領域外にある場合はS1108へ、該表示領域内にある場合はS1110へ遷移する。
S1108では、制御信号送信部403がコンピュータ301に対して送信するカーソル相対座標を算出する。
S1108では、制御信号送信部403がコンピュータ301に対して送信するカーソル相対座標を算出する。
S1109では、S1108で算出したカーソル相対座標を、コンピュータ301に送信する。
S1110では、映像生成部405がS1105でカーソル位置判定部404が決定した第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S1110では、映像生成部405がS1105でカーソル位置判定部404が決定した第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S1111では、カーソル位置管理部406がS1105でカーソル位置判定部404が決定した第2の表示画面501上の移動後のカーソル位置を取得し、保持する。
S1112では、S1111で取得した第2の表示画面501上のカーソル位置に基づいて、第2の表示画面501に表示する出力画面を生成する。
S1112では、S1111で取得した第2の表示画面501上のカーソル位置に基づいて、第2の表示画面501に表示する出力画面を生成する。
図12は、図11で示したS1108で、コンピュータ301に対して送信するカーソル相対座標の算出手順を示すフローチャートである。
第2の表示画面501上における移動後のカーソルの位置座標を(Xb、Yb)とする。また、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の左上端の座標を(Xs、Ys)、右下端の座標を(Xe、Ye)とする。
第2の表示画面501上における移動後のカーソルの位置座標を(Xb、Yb)とする。また、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の左上端の座標を(Xs、Ys)、右下端の座標を(Xe、Ye)とする。
S1201では、移動後のカーソル位置のX座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の内にあるかを判定する。Xs≦XbかつXb≦Xeを満たす場合はS1203へ、満たさない場合はS1202へ遷移する。
S1202では、移動後のカーソル位置のX座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の右側にあるかを判定する。Xb>Xeを満たす場合はS1204へ、満たさない場合はS1205へ遷移する。
S1202では、移動後のカーソル位置のX座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の右側にあるかを判定する。Xb>Xeを満たす場合はS1204へ、満たさない場合はS1205へ遷移する。
S1203では、コンピュータ301に対して送信するカーソル相対座標のX座標に、Xbを設定する。
S1204では、コンピュータ301に対して送信するカーソル相対座標のX座標に、Xeを設定する。
S1204では、コンピュータ301に対して送信するカーソル相対座標のX座標に、Xeを設定する。
S1205では、コンピュータ301に対して送信するカーソル相対座標のX座標に、Xsを設定する。
S1206では、移動後のカーソル位置のY座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の内にあるかを判定する。Ys≦YbかつYb≦Yeを満たす場合はS1208へ、満たさない場合はS1207へ遷移する。
S1206では、移動後のカーソル位置のY座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の内にあるかを判定する。Ys≦YbかつYb≦Yeを満たす場合はS1208へ、満たさない場合はS1207へ遷移する。
S1207では、移動後のカーソル位置のY座標が、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の下側にあるかを判定する。Yb>Yeを満たす場合はS1209へ、満たさない場合はS1210へ遷移する。
S1208では、コンピュータ301に対して送信するカーソル相対座標のY座標に、Ybを設定する。
S1208では、コンピュータ301に対して送信するカーソル相対座標のY座標に、Ybを設定する。
S1209では、コンピュータ301に対して送信するカーソル相対座標のY座標に、Yeを設定する。
S1210では、コンピュータ301に対して送信するカーソル相対座標のY座標に、Ysを設定する。
S1210では、コンピュータ301に対して送信するカーソル相対座標のY座標に、Ysを設定する。
図13は、第1の表示画面101と第2の表示画面501におけるカーソルの制御例を示す図である。この例では、コンピュータ1台に対し、1つのカーソルが第2の表示画面501上で表示され、対応したカーソルを制御する。以降の説明では、1つのコンピュータのみを対象としているが、その他のコンピュータも同様の表示制御を行う。
ポインティングデバイス201の操作により、第2の表示画面501上のカーソルがカーソルC231の位置に移動した場合、図12のフローチャートに基づき、S1203およびS1209の処理をする。カーソルC231の座標を(Xb、Yb)とすると、カーソル相対座標(Xb、Ye)をコンピュータ301に送信する。カーソル相対座標を受けたコンピュータ301は、第1の表示画面101上のカーソルをカーソルC131(Xb、Ye)の位置へ移動するよう表示を制御する。
ポインティングデバイス201の操作により、第2の表示画面501上のカーソルがカーソルC232の位置に移動した場合、図12のフローチャートに基づき、S1204およびS1208の処理をする。カーソルC232の座標を(Xb、Yb)とすると、カーソル相対座標(Xe、Yb)をコンピュータ301に送信する。カーソル相対座標を受けたコンピュータ301は、第1の表示画面101上のカーソルをカーソルC132(Xe、Yb)の位置へ移動するよう表示を制御する。
ポインティングデバイス201の操作により、第2の表示画面501上のカーソルがカーソルC231の位置に移動した場合、図12のフローチャートに基づき、S1204およびS1209の処理をする。カーソルC233の座標を(Xb、Yb)とすると、カーソル相対座標(Xe、Ye)をコンピュータ301に送信する。カーソル相対座標を受けたコンピュータ301は、第1の表示画面101上のカーソルをカーソルC133(Xe、Ye)の位置へ移動するよう表示を制御する。
以上の処理が行なわれることにより、映像表示装置401からカーソル相対座標を送信することにより、第1の表示画面101のカーソル位置と、第2の表示画面501のカーソル位置の整合性を取ることが可能となる。
これにより、パソコン画面をプロジェクタ等でマルチ画面表示し、マウスカーソルを他のパソコン画面へのポインタとして使用し、マルチ画面表示での当該パソコン画像表示領域外へのポインティング操作が実現できる。また、パソコン画面上でのパソコンの正確な操作の両立が実現できる。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
これにより、パソコン画面をプロジェクタ等でマルチ画面表示し、マウスカーソルを他のパソコン画面へのポインタとして使用し、マルチ画面表示での当該パソコン画像表示領域外へのポインティング操作が実現できる。また、パソコン画面上でのパソコンの正確な操作の両立が実現できる。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
(第5の実施形態)
以下、本発明の第5の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
第1の実施形態における、ポインティングデバイス移動情報取得部402がコンピュータ301から取得する第1のポインティングデバイス移動情報を、映像表示装置401の設定値に基づいて、増大または減少させる。
以下、本発明の第5の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
第1の実施形態における、ポインティングデバイス移動情報取得部402がコンピュータ301から取得する第1のポインティングデバイス移動情報を、映像表示装置401の設定値に基づいて、増大または減少させる。
前述の設定値とは、映像表示装置401を利用するユーザによる設定値であり、第2の表示画面501上で、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域外のカーソルの移動速度を増減する、通常の移動速度を1とした場合の倍率である。カーソル位置判定部404により決定する第2の表示画面501上のカーソル位置を、設定された倍率に応じて決定する。また、制御信号送信部403により算出する第2のポインティングデバイス移動情報を、設定された倍率に応じて算出する。
設定された倍率が1のとき、第1の表示画面101上のカーソル移動量と、第2の表示画面501上のカーソル移動量は一致する必要がある。しかし、ポインティングデバイス201の移動量に対して、第1の表示画面101上のカーソル移動量と、第2の表示画面501上のカーソル移動量が一致しない場合がある。
その場合は、ポインティングデバイス201の移動量に対する第1の表示画面101上のカーソル移動量の割合に応じて、第2の表示画面501上のカーソル移動量を決定する。また、その割合に応じて第2のポインティングデバイス移動情報を算出する。
以上の処理が行なわれることにより、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域外にカーソルを移動した場合に、ユーザがポイントする対象にカーソルを移動させるための操作性の向上が実現できる。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
以上の処理が行なわれることにより、第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域外にカーソルを移動した場合に、ユーザがポイントする対象にカーソルを移動させるための操作性の向上が実現できる。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
(第6の実施形態)
以下、本発明の第6の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
コンピュータ301、302においては、第1の表示部と、カーソル移動部と、カーソル制御信号入出力部を有している。
第1の表示部は、第1の表示画面101、102に表示する映像を生成する。カーソル移動部は、ポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報に基づいて、カーソルの表示位置を制御する。
以下、本発明の第6の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
コンピュータ301、302においては、第1の表示部と、カーソル移動部と、カーソル制御信号入出力部を有している。
第1の表示部は、第1の表示画面101、102に表示する映像を生成する。カーソル移動部は、ポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報に基づいて、カーソルの表示位置を制御する。
カーソル制御信号入出力部は、ポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報を、ポインティングデバイス移動情報取得部402に送出する。また、カーソル位置管理部406に第1の表示画面101、102上のカーソル位置を送信する。
また、制御信号送信部403から、第2の表示画面501におけるカーソルの可動領域、および第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の位置を受信する。受信したカーソルの可動領域および該表示領域の位置に基づいて、カーソル移動部は第1の表示画面101、102におけるカーソルの仮想可動領域を作成し、仮想可動領域内のカーソル移動を可能にする。
仮想可動領域における第1の表示画面101、102の該表示領域外をカーソルが移動する場合に、第1の表示画面101、102上でのカーソル表示は、該表示領域の中心とカーソルの直線上に位置するように、第1の表示部がカーソルの表示位置を制御する。
以下、図14を参照して説明する。図14はコンピュータ301上に作られる、仮想可動領域を示す。本実施形態では第2の表示画面501の可動領域(0、0):(X2e、Y2e)を制御信号送信部403から送り、コンピュータ301上で第2の表示画面501イメージと同じ仮想可動領域を作る。
第1の表示画面101のイメージ1402は第2の表示画面501のイメージ上では1403となる。
ポインティングデバイス201からのポインティングデバイス移動情報をもとに仮想可動領域1401上でのカーソル位置を算出する。図14では1405に仮想可動領域1401上にカーソルがある。これはコンピュータ301でのカーソル位置計算とカーソル位置判定部404でのカーソル位置計算とは同一なので第2の表示画面501でのカーソル位置と一致する。
ポインティングデバイス201からのポインティングデバイス移動情報をもとに仮想可動領域1401上でのカーソル位置を算出する。図14では1405に仮想可動領域1401上にカーソルがある。これはコンピュータ301でのカーソル位置計算とカーソル位置判定部404でのカーソル位置計算とは同一なので第2の表示画面501でのカーソル位置と一致する。
第1の表示画面101、102でのカーソル位置は以下のように求める。
仮想可動領域1401上のカーソル位置1405と、仮想可動領域1401上にある第1の表示画面のイメージ1403のセンター1404(Xc、Yc)と、を結ぶ直線と、第1の表示画面のイメージ1403の境界とが交わる位置1406を求める。第1の表示画面では、求められた仮想可動領域1401上の位置1406に相当する位置1407にカーソルを表示する。
仮想可動領域1401上のカーソル位置1405と、仮想可動領域1401上にある第1の表示画面のイメージ1403のセンター1404(Xc、Yc)と、を結ぶ直線と、第1の表示画面のイメージ1403の境界とが交わる位置1406を求める。第1の表示画面では、求められた仮想可動領域1401上の位置1406に相当する位置1407にカーソルを表示する。
図1においては、例として2つの第1の表示画面、ポインティングデバイス、コンピュータを記載しているが、システムに1つもしくは3つ以上存在してもよい。
映像表示装置401は、第1の表示画面101、102の表示画面を合成し、表示する装置で、例えば複数のノートパソコンの出力画像を合成して表示するプロジェクタなどである。
映像表示装置401は、第1の表示画面101、102の表示画面を合成し、表示する装置で、例えば複数のノートパソコンの出力画像を合成して表示するプロジェクタなどである。
ポインティングデバイス移動情報取得部402は、コンピュータ301、302がポインティングデバイス201、202から受信したポインティングデバイス移動情報を取得し、カーソル位置判定部404に送出する。
制御信号送信部403は、第2の表示画面501におけるカーソルの可動領域、および第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の位置を算出し、コンピュータ301に送信する。映像表示装置401にコンピュータ301、302が接続された時点で算出および送信をすることで、その後の第1の表示画面101、102上のカーソル制御はコンピュータ301、302で判断し、制御する。
カーソル位置判定部404は、ポインティングデバイス移動情報取得部402で取得したポインティングデバイス移動情報およびカーソル位置管理部406で管理しているカーソル位置に基づいて、第2の表示画面501上のカーソル位置を決定する。
映像生成部405は、映像に対してカーソル位置判定部404で決定したカーソル位置にカーソル画像を合成し、出力画面を生成する。
カーソル位置管理部406は、第1の表示画面101、102上のカーソル位置および第2の表示画面501上のカーソル位置を取得し、保持する。
カーソル位置管理部406は、第1の表示画面101、102上のカーソル位置および第2の表示画面501上のカーソル位置を取得し、保持する。
カーソル位置を取得するタイミングは、第1の表示画面101、102の映像を第2の表示画面501に表示を始める初期化時、およびポインティングデバイス201、202の操作があった時である。
第2の表示画面501は、映像生成部405で生成された出力画面を表示する。例えば、プロジェクタの映像投射部である。
第2の表示画面501は、映像生成部405で生成された出力画面を表示する。例えば、プロジェクタの映像投射部である。
図15は、映像表示装置401にコンピュータ301が接続した時点から、初期化処理が完了するまでの手順を示すフローチャートである。コンピュータ1台に対し、1つのカーソルが第2の表示画面501上で表示され、対応したカーソルを制御する。以降の説明では、コンピュータ301と映像表示装置401との間の処理手順を述べるが、その他のコンピュータにも同様の手順で処理を行う。
S1501では、カーソル位置管理部406がコンピュータ301から第1の表示画面101上のカーソル位置を取得する。
S1502では、カーソル位置判定部404がカーソル位置管理部406から第1の表示画面101上のカーソル位置を取得する。
S1502では、カーソル位置判定部404がカーソル位置管理部406から第1の表示画面101上のカーソル位置を取得する。
S1503では、カーソル位置判定部404が第1の表示画面101上のカーソル位置から、第2の表示画面501上のカーソル位置を決定する。
S1504では、制御信号送信部403がカーソル位置判定部404から、第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S1504では、制御信号送信部403がカーソル位置判定部404から、第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S1505では、制御信号送信部403がコンピュータ301に対して送信する、第2の表示画面501におけるカーソルの可動領域、および第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の位置を算出する。
S1506では、S1505で算出した、第2の表示画面501におけるカーソルの可動領域、および第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の位置を、コンピュータ301に送信する。
S1506では、S1505で算出した、第2の表示画面501におけるカーソルの可動領域、および第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の位置を、コンピュータ301に送信する。
S1507では、映像生成部405がカーソル位置判定部404から、第2の表示画面501上のカーソル位置を取得する。
S1508では、カーソル位置管理部406がカーソル位置判定部404から、第2の表示画面501上のカーソル位置を取得し、保持する。
S1509では、映像生成部405が取得した第2の表示画面501上のカーソル位置に基づいて、第2の表示画面501に表示する出力画面を生成する。
S1508では、カーソル位置管理部406がカーソル位置判定部404から、第2の表示画面501上のカーソル位置を取得し、保持する。
S1509では、映像生成部405が取得した第2の表示画面501上のカーソル位置に基づいて、第2の表示画面501に表示する出力画面を生成する。
以上の処理が行なわれることにより、コンピュータ301が映像表示装置401に接続された時点で、第2の表示画面501上のカーソル可動領域および第1の表示画面101の第2の表示画面501上での該表示領域の位置をコンピュータ301に送信する。それにより、コンピュータ301側でカーソルの制御範囲を判断し制御することで、第1の表示画面101のカーソル位置と、第2の表示画面501のカーソル位置の整合性を取ることが可能となる。
これにより、パソコン画面をプロジェクタ等でマルチ画面表示し、マウスカーソルを他のパソコン画面へのポインタとして使用し、マルチ画面表示での当該パソコン画像表示領域外へのポインティング操作が実現できる。また、パソコン画面上でのパソコンの正確な操作の両立が実現できる。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
なお、前述の実施形態では第2の表示画面501で表示されるカーソルはコンピュータごとに存在する例を示した。また、複数のポインティングデバイスが第2の表示画面501上で1つのカーソルを制御する場合には、制御信号送信部403より第2の表示画面501上でのカーソル位置を送出するようにする。これにより、コンピュータ301ではそのカーソル位置情報で仮想可動領域のカーソル位置とすることで同様な効果を得ることができる。
(第7の実施形態)
以下、本発明の第7の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
本実施形態では、第2の表示画面501上に表示する同一のカーソルに対して、複数のコンピュータで制御する。
以下、本発明の第7の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に説明する。ただし、本発明の技術的範囲がこの実施形態に限定されるものではない。
本実施形態では、第2の表示画面501上に表示する同一のカーソルに対して、複数のコンピュータで制御する。
コンピュータ301、302が映像表示装置401に接続された時点で、第2の表示画面の右下端から左上端に十分に移動できるポインティングデバイス移動情報を、コンピュータ301、302に送信する。これにより、第1の表示画面101、102上のカーソル位置、および第2の表示画面501上のカーソル位置が左上端に統一される。
コンピュータ301、302が第2の表示画面501上の同じカーソルを制御している場合、ポインティングデバイス201の操作によりコンピュータ301に第1のポインティングデバイス移動情報が送信される。その後、映像表示装置401に第1のポインティングデバイス移動情報が送信され、第2のポインティングデバイス移動情報が返ってくる。
そのとき、第1の表示画面102の第2の表示画面501上での該表示画面外にカーソルがある場合、コンピュータ302にもポインティングデバイス201で操作したときに送信されたものと同様の第1のポインティングデバイス移動情報を与える。これにより、あたかもポインティングデバイス202が操作されたように振る舞い、第1の表示画面102上のカーソル位置と、第2の表示画面501上のカーソル位置の整合性が取れる。
以上の処理が行なわれることにより、複数のコンピュータで同一のカーソルを共有しつつ、複数の第1の表示画面と第2の表示画面間の整合性を取ることが実現できる。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムでも、達成される。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101、102 第1の表示画面
201、202 ポインティングデバイス
301、302 コンピュータ
401 映像再生装置
402 ポインティングデバイス移動情報取得部
403 制御信号送信部
404 カーソル位置判定部
405 映像生成部
406 カーソル位置管理部
501 第2の表示画面
201、202 ポインティングデバイス
301、302 コンピュータ
401 映像再生装置
402 ポインティングデバイス移動情報取得部
403 制御信号送信部
404 カーソル位置判定部
405 映像生成部
406 カーソル位置管理部
501 第2の表示画面
Claims (14)
- コンピュータの操作画面である第1の表示画面を表示する映像表示装置であって、
前記コンピュータから、ポインティングデバイスの移動情報を取得するポインティングデバイス移動情報取得手段と、
前記ポインティングデバイス移動情報取得手段が取得した移動情報から、映像表示装置の表示画面である第2の表示画面上に表示する映像に対するカーソル位置を決定するカーソル位置判定手段と、
前記カーソル位置判定手段が決定したカーソル位置に基づいて、前記コンピュータに対する制御信号を算出して送信する制御信号送信手段と、
前記第1の表示画面および第2の表示画面のカーソル位置を管理するカーソル位置管理手段と、
前記カーソル位置判定手段が決定したカーソル位置に基づいて、第2の表示画面を生成する映像生成手段と、
を有することを特徴とする映像表示装置。 - 前記制御信号送信手段が送出する制御信号は、第2のポインティングデバイス移動情報であることを特徴とする、
請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記制御信号送信手段は、第2の表示画面においてのカーソル位置と、第1の表示画面のカーソル位置とが矛盾しないように前記第2のポインティングデバイス移動情報を算出することを特徴とする、
請求項1または2に記載の映像表示装置。 - 前記制御信号送信手段は、前記第1の表示画面におけるカーソル位置を、前記第2の表示画面における第1の表示画面の表示領域の中心と第2の表示画面におけるカーソルとの線分上に位置するように補正して前記第2のポインティングデバイス移動情報を算出することを特徴とする、
請求項1または2に記載の映像表示装置。 - 前記制御信号送信手段は、前記ポインティングデバイスの移動情報に基づいて、第1の表示画面におけるX軸方向およびY軸方向のカーソル制御に対し、有効または無効の制御信号を送信することを特徴とする、
請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記制御信号送信手段は、前記第2の表示画面のカーソル位置に基づいて、前記第1の表示画面上に表示するカーソルの位置座標を前記コンピュータに送信することを特徴とする、
請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記制御信号送信手段は、第2の表示画面におけるカーソルの可動領域の情報を、前記可動領域における第1の表示画面の領域の大きさや位置を含む領域の情報として前記コンピュータに送信することを特徴とする、
請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記カーソル位置判定手段は、前記ポインティングデバイス移動情報取得手段から受けた移動情報を、映像表示装置における設定値に基づいて増大あるいは減少させることで、第2の表示画面におけるカーソルの移動速度を変更することを特徴とする、
請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記第2の表示画面に表示するカーソルは、1つのコンピュータに対して1つのカーソルを表示し、対応したカーソルを制御することを特徴とする、
請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記第2の表示画面に表示するカーソルは、複数のコンピュータで同一のカーソルを制御することを特徴とする、
請求項1に記載の映像表示装置。 - 操作画面である第1の表示画面を表示する映像表示装置に接続するコンピュータであって、
前記操作画面である第1の表示画面の表示を制御する第1の表示手段と、
ポインティングデバイス移動情報に基づいてカーソルの表示位置を制御するカーソル移動手段と、
前記映像表示装置のポインティングデバイス移動情報取得手段にポインティングデバイス移動情報を送信する処理、及び前記映像表示装置の制御信号送信手段からのカーソル制御信号を受信する処理を行うカーソル制御信号入出力手段とを有し、
前記カーソル移動手段が前記ポインティングデバイス移動情報と前記カーソル制御信号に基づいて、前記第1の表示画面のカーソルを表示する位置を決定することを特徴とする、コンピュータ。 - 前記カーソル制御信号が、カーソル制御の有効または無効を示す制御信号の場合、前記第1の表示手段におけるX軸方向およびY軸方向のカーソル制御を、有効または無効とすることを特徴とする、
請求項11に記載のコンピュータ。 - 前記カーソル制御信号が、カーソル相対座標の場合、前記第1の表示手段によりカーソル相対座標の位置にカーソルを移動制御することを特徴とする、
請求項11に記載のコンピュータ。 - 前記カーソル制御信号が、第2の表示画面におけるカーソルの可動領域の情報の場合、前記第1の表示手段により第1の表示画面上のカーソルの可動領域を設定することを特徴とする、
請求項11に記載のコンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014010744A JP2015138472A (ja) | 2014-01-23 | 2014-01-23 | 映像表示装置及びコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014010744A JP2015138472A (ja) | 2014-01-23 | 2014-01-23 | 映像表示装置及びコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015138472A true JP2015138472A (ja) | 2015-07-30 |
Family
ID=53769403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014010744A Pending JP2015138472A (ja) | 2014-01-23 | 2014-01-23 | 映像表示装置及びコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015138472A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11934616B2 (en) | 2020-12-23 | 2024-03-19 | Seiko Epson Corporation | Image display system, method for controlling image display system, and method for controlling display apparatus |
-
2014
- 2014-01-23 JP JP2014010744A patent/JP2015138472A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11934616B2 (en) | 2020-12-23 | 2024-03-19 | Seiko Epson Corporation | Image display system, method for controlling image display system, and method for controlling display apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8099662B2 (en) | Efficient image annotation display and transmission | |
JP4695474B2 (ja) | 合成映像制御装置、合成映像制御方法およびプログラム | |
US10698530B2 (en) | Touch display device | |
US20150116367A1 (en) | Information processing device, display enlarging method, and computer readable medium | |
US20110234632A1 (en) | Image display device, image information processing device, image display system, image display method, and image information processing method | |
WO2012176926A1 (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、サーバ、情報処理方法、および、コンピュータ・プログラム | |
JP2015106222A (ja) | 情報処理装置、プログラム、情報処理システム、及び情報処理方法 | |
US20180011592A1 (en) | Display method and display control apparatus | |
WO2019000669A1 (zh) | 工作模式的切换方法及装置、镜面显示设备及存储介质 | |
JP2017090950A (ja) | 仮想デスクトッププログラム、仮想デスクトップ処理方法、および仮想デスクトップシステム | |
JP5430491B2 (ja) | 情報処理装置、表示装置、表示システム、情報処理装置の制御方法、及び表示装置の制御方法 | |
JP2015138472A (ja) | 映像表示装置及びコンピュータ | |
TWI507962B (zh) | 圖片瀏覽系統及圖片縮放方法和圖片切換方法 | |
JP7119408B2 (ja) | 画像処理装置、画面取扱い方法、およびコンピュータプログラム | |
TWI540494B (zh) | 虛擬桌面用戶端、虛擬桌面用戶端之控制晶片以及伺服裝置之控制方法 | |
US10645144B2 (en) | Computer-implemented method for controlling a remote device with a local device | |
JP2010128567A (ja) | カーソル移動制御方法及び装置、プログラム | |
JP2016110436A (ja) | 画像投影装置、及び対話型入出力システム。 | |
JP2009086082A (ja) | 画像表示装置及び画像表示システム | |
JP5087031B2 (ja) | 表示制御装置、入力操作装置、表示システム、及び管制システム | |
JP2016076853A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置 | |
JP2013125526A (ja) | 画像表示装置、その制御方法及びプログラム | |
US10788925B2 (en) | Touch panel sharing support apparatus, touch panel sharing method, and computer program | |
KR101719454B1 (ko) | 키보드 타이핑 모션 생성 방법 및 장치 | |
TWI446245B (zh) | 具有遠距離輸入裝置之電腦設備 |