JP2015138072A - 電子ビューファインダー - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数を増やすことなく各部の間に隙間を確実に塞ぎ、ゴミの浸入防止、静電気による破損防止すると共に、乱反射による誤検知を防止することができる電子ビューファインダーを提供する。
【解決手段】防塵部10aと遮蔽部10bとを一体に形成すると共に、赤外光発光素子5aと受光素子5bとの空間を仕切るための仕切り部10cを一体に形成し、仕切り部10cチャージする構成にすることで、センサー窓8の乱反射による光センサー5の誤検知を防止する。
【選択図】図1
【解決手段】防塵部10aと遮蔽部10bとを一体に形成すると共に、赤外光発光素子5aと受光素子5bとの空間を仕切るための仕切り部10cを一体に形成し、仕切り部10cチャージする構成にすることで、センサー窓8の乱反射による光センサー5の誤検知を防止する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ファインダーに液晶表示による表示を行う電子ビューファインダーの構造に関する。
従来、この種の電子ビューファインダーとして、特許文献1に開示されたものがある。この電子ビューファインダーは、使用者がファインダーに顔を近づけた時だけ液晶表示部の電源をオンにして画像の表示を行うようにされているものがある。例えば、赤外光発光素子と受光素子の組み合わせを設け、接眼時に赤外線発光素子から出射した赤外光が使用者の顔の一部で反射して受光素子で受光された場合には使用状態と判断して、液晶表示部の電源をオンし、受光素子が赤外光を受光しなくなった場合には不使用状態と判断して、液晶表示部の電源をオフにするものである。ファインダーの接眼部の構造は、赤外光発光素子と受光素子とが配置された空間を仕切るための間仕切りと押え部材で構成されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示された構成では、間仕切りと押え部材との間に微少な隙間ができてしまうので、この隙間を通じて押え部材で乱反射した赤外光が受光素子に届き、これによって接眼検知部が接眼を検知したかのように誤動作するという問題もあった。また、静電気により接眼検知部を破壊するという問題もあった。
そこで、本発明は、部品点数を増やすことなく各部の間に隙間を確実に塞ぎ、ゴミの浸入防止、静電気による破損防止すると共に、乱反射による誤検知を防止することができる電子ビューファインダーを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の電子ビューファインダーは、液晶表示による表示を行う電子ビューファインダーにおいて、接眼の有無を検知する赤外線発光素子(5a)と受光素子(5b)から成る光センサー(5)と、該光センサー(5)の前面を覆うように配置されたセンサー窓(8)と、前記液晶表示の表示画像を見るため透明板で構成された表示窓(3)とを備え、前記光センサー(5)周辺部を遮蔽する遮蔽部(10b)と、前記表示窓(3)周辺部を防塵する防塵部(10a)とを一体に形成した弾性部材(10)を設けたことを特徴とする。
また、前記遮蔽部(10b)に前記赤外光発光素子(5a)と前記受光素子(5b)との空間を仕切るための仕切り部(10c)を設けたことを特徴とする。
また、前記遮蔽部(10b)は、前記光センサー(5)と前記センサー窓(8)との間に配置され、前記防塵部(10a)は、前記表示窓(3)と保持枠(4)との間に配置されたことを特徴とする。
また、前記遮蔽部(10b)と前記防塵部(10a)とを結合する結合部(10g)は、前記表示窓(3)の端面部を覆い前記表示窓(3)より接眼側に突出させたことを特徴とする。
本発明によれば、部品点数を増やすことなく各部の間に隙間を確実に塞ぐことができ、ゴミの浸入防止、静電気による破損防止と言った役割を効果的に発揮することができる。
また、乱反射による誤検知を防止することができ、安定した動作を維持することができる電子ビューファインダーを提供する。
また、乱反射による誤検知を防止することができ、安定した動作を維持することができる電子ビューファインダーを提供する。
[実施例]
以下に、本発明の好ましい第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
以下に、本発明の好ましい第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1から図7を参照して、電子ビューファインダーの構成について説明する。
図1は電子ビューファインダーの構成を示す断面図である。図2は接眼部側から見た外観全体を示す斜視図である。図3は接眼部側から見た接眼カバー、アイカップを外した状態を示す斜視図である。図4は接眼部側から見た防塵ゴムを示す斜視図である。図5は液晶表示部側から見た防塵ゴムを示す斜視図である。図6は防塵ゴムの遮蔽部で光センサーを遮蔽した状態を示す斜視図である。図7は図6の光センサーの遮蔽状態を示す断面図である。
液晶表示部は図1及び図2に示すように、液晶表示パネル1、レンズユニット2、表示窓3で構成されている。
液晶表示パネル1とレンズユニット2はケース17に支持され、表示窓3は中央部に開口部4aが形成された保持枠4に保持されている。表示窓3は、液晶表示部の表示画像を見るため透明板で構成されおり、後述する接眼カバー7の開口部7aを塞いでいる。保持枠4は不図示の固定爪によりケース17に固定されている。
液晶表示部は、液晶表示パネル1の表示画像が、レンズ系2及び表示窓3を通して拡大表示される。
接眼検知部は、図1及び図3に示すように、赤外線発光素子5a、受光素子5bが一体化された光センサー5、回路基板6で構成されている。
光センサー5は半田により回路基板6に固定され、回路基板6は両面テープにより保持枠4に固定されている。
接眼検知部は、接眼時に赤外線発光素子5aから出射した赤外光が使用者の顔の一部で反射して受光素子5bで受光された場合には、使用状態と判断して液晶表示部の電源をオンする。また、受光素子5bが赤外光を受光しない場合には、不使用状態と判断して液晶表示部の電源をオフにする。
接眼部は、図1から図2に示すように、接眼カバー7、センサー窓8、アイカップ9、防塵ゴム10で構成されている。
接眼カバー7は中央部に開口部7aが形成されており不図示のビスによりケース17に固定され、センサー窓8は光センサー5の前面を覆うように配置され、接着により接眼カバー7に固定されている。アイカップ9は接眼カバー7に固定され取り外し可能になっている。
防塵ゴム10は、図4及び図5に示すように、開口部10aが形成された防塵部10bと、仕切り部10c、開口部10d、10eが形成された遮蔽部10fが形成されている。防塵部10bと遮蔽部10fとは結合部10gにより一体化されている。
防塵部10bは、図1に示すように、表示窓3と保持枠4との間に配置され、接眼カバー7により表示窓3が押圧されることで防塵部10bがチャージされる。このチャージにより発生する弾性力を利用して表示窓3と保持枠4とを確実に密閉させている。この密着により、接眼カバー7の開口部7aから浸入するゴミを確実に防止することができる。
遮蔽部10fは、図1に示すように、回路基板6とセンサー窓8との間に配置され、図6及び図7に示すように、光センサー5周囲及び回路基板6を確実に保護している。この保護により、静電気による光センサー5の破壊を防止することができる。
また、仕切り部10cは、図6及び図7に示すように、赤外光発光素子5aと受光素子5bとの空間を仕切るように配置され、一方を光センサー5、他方をセンサー窓8に密着させ、更に表示窓8により仕切り部10cがチャージされる。このチャージにより表示窓8と仕切り部10cとの隙間を確実に塞いでいる。これにより、表示窓8と仕切り部10cとの隙間を通じてセンサー窓8の乱反射による光センサー5の誤検知を防止することができる。また、開口部10dは赤外光発光素子5aを開放し、開口部10eは受光素子5bを開放している。
結合部10gは、図1及び図6に示すように、接眼検知部側の表示窓3の端面部を覆い更に表示窓3より接眼側に突出させ、接眼カバー7によりチャージされている。このチャージにより、表示窓3と接眼カバー7との隙間から浸入するゴミを確実に防止することができる。また、静電気による回路基板6の破壊を防止することができる。
以上、説明したように、上記実施形態によれば、防塵部10aと遮蔽部10bとを一体に形成しているので、部品点数を増やすことなく各部の間に隙間を確実に塞ぐことができ、ゴミの浸入防止、静電気による破損防止と言った役割を効果的に発揮することができる。
また、赤外光発光素子5aと受光素子5bとの空間を仕切るための仕切り部10cを一体に形成し、仕切り部10cチャージする構成にすることで、センサー窓8の乱反射による光センサー5の誤検知を防止することができ、安定した動作を維持することができる。
3…表示窓
5…光センサー
5a…赤外線発光素子
5b…受光素子
6…回路基板
8…センサー窓
10…防塵ゴム(弾性部材)
10b…防塵部
10c…仕切り部
10f…遮蔽部
10g…結合部
5…光センサー
5a…赤外線発光素子
5b…受光素子
6…回路基板
8…センサー窓
10…防塵ゴム(弾性部材)
10b…防塵部
10c…仕切り部
10f…遮蔽部
10g…結合部
Claims (4)
- 液晶表示による表示を行う電子ビューファインダーにおいて、
接眼の有無を検知する赤外線発光素子(5a)と受光素子(5b)から成る光センサー(5)と、
該光センサー(5)の前面を覆うように配置されたセンサー窓(8)と、
前記液晶表示の表示画像を見るため透明板で構成された表示窓(3)とを備え、
前記光センサー(5)周辺部を遮蔽する遮蔽部(10b)と、前記表示窓(3)周辺部を防塵する防塵部(10a)とを一体に形成した弾性部材(10)を設けたことを特徴とする電子ビューファインダー。 - 前記遮蔽部(10b)に前記赤外光発光素子(5a)と前記受光素子(5b)との空間を仕切るための仕切り部(10c)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子ビューファインダー。
- 前記遮蔽部(10b)は、前記光センサー(5)と前記センサー窓(8)との間に配置され、前記防塵部(10a)は、前記表示窓(3)と保持枠(4)との間に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の電子ビューファインダー。
- 前記遮蔽部(10b)と前記防塵部(10a)とを結合する結合部(10g)は、前記表示窓(3)の端面部を覆い前記表示窓(3)より接眼側に突出させたことを特徴とする請求項1に記載の電子ビューファインダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014008234A JP2015138072A (ja) | 2014-01-21 | 2014-01-21 | 電子ビューファインダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014008234A JP2015138072A (ja) | 2014-01-21 | 2014-01-21 | 電子ビューファインダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015138072A true JP2015138072A (ja) | 2015-07-30 |
Family
ID=53769126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014008234A Pending JP2015138072A (ja) | 2014-01-21 | 2014-01-21 | 電子ビューファインダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015138072A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018097179A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | キヤノン株式会社 | 電子機器、及び撮像装置 |
-
2014
- 2014-01-21 JP JP2014008234A patent/JP2015138072A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018097179A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | キヤノン株式会社 | 電子機器、及び撮像装置 |
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