JP2015137049A - タイヤバルブid登録システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自車のタイヤバルブのIDを受信機に登録するのを早期に完了することができるタイヤバルブID登録システムを提供する。
【解決手段】モード推定部19は、車速情報Svを基に車両1の走行状態を監視するとともに、車両1のイグニッションオフも含めた停止時間も監視する。モード推定部19は、車両1の走行状態及び停止時間を基に、自車のタイヤバルブ4の電波送信モードを推定する。ID登録部20は、推定結果と合うタイヤバルブ4から送信されるバルブIDを、自車タイヤの可能性が高いIDとして取り扱うことにより、バルブIDの登録動作を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤバルブのIDを自車タイヤのIDとして受信機に登録するタイヤバルブID登録システムに関する。
従来、タイヤ空気圧監視システムの1機能として、イニシエータ等のトリガ発生装置を使用せずに、タイヤバルブのID(バルブID)を自車タイヤのIDとして受信機に自動で登録するタイヤバルブID登録システムが周知である(特許文献1等参照)。バルブIDを受信機に登録するにあたり、イニシエータが不要となれば、車両に搭載される部品の点数を少なく抑えることが可能になる。
特表2011−527971号公報
この種のタイヤバルブID登録システムでは、例えば車両が走行を開始してからバルブIDの判定を開始したとき、なるべく早い時間にバルブIDを確定できないと、タイヤ空気圧の監視に支障が出る。よって、バルブIDを受信機に早期に完了したいニーズがあった。
本発明の目的は、自車のタイヤバルブのIDを受信機に登録するのを早期に完了することができるタイヤバルブID登録システムを提供することにある。
前記問題点を解決するタイヤバルブID登録システムは、各タイヤのタイヤバルブからタイヤ空気圧データを含む電波を送信させ、車体の受信機で前記電波を受信して各タイヤの空気圧を監視するのに必要であり、前記タイヤバルブのIDを前記受信機に登録する構成において、前記タイヤバルブは、都度の状況に応じた複数の電波送信モードをとるものであり、前記受信機は、車両の走行状態を監視し、前記タイヤバルブが今とっている電波送信モードを推測するモード推定部と、推定結果と合う前記タイヤバルブから送信されるバルブIDを、自車タイヤの可能性が高いIDとして取り扱うことにより、前記バルブIDを前記受信機に登録する動作を実行するID登録部とを備えた。
本構成によれば、受信機で自車のタイヤバルブの電波送信モードを推定し、推定結果に合う電波送信モードのタイヤバルブから送信されるバルブIDを、自車タイヤのIDの可能性が高いものとして取り扱う。よって、自車の周囲に他車がいて他車からもバルブIDが送信される状況下であっても、自車タイヤから送信されたバルブIDを選別して、受信機に取得させることが可能となる。よって、早い段階で自車タイヤのIDの候補を絞り込むことが可能となるので、バルブIDを受信機に早期に登録することが可能となる。
前記タイヤバルブID登録システムにおいて、前記タイヤバルブは、電波送信モードが停止のモードから走行のモードに切り替わったとき、それまでの停止時間に応じた電波送信モードで動作するものであり、前記モード推定部は、前記車体において前記停止時間を計測し、当該停止時間も考慮に入れて前記タイヤバルブの電波送信モードを推定することが好ましい。この構成によれば、車両が停止から走行に切り替わったときにタイヤバルブが停止時間の時間長に応じた動作をとったとしても、受信機側で停止時間を監視してタイヤバルブの電波送信モードを推定するので、タイヤバルブがとる電波送信モードを、より正しく推定するのに有利となる。
前記タイヤバルブID登録システムにおいて、前記タイヤバルブは、電波送信モードが停止のモードから走行のモードに切り替わったとき、それまでの停止時間と停止前の電波送信モードとに応じたモードで動作することが好ましい。この構成によれば、タイヤバルブの電波送信モードを、車両において走行状況に応じた好適なモードを推定し易くなる。
前記タイヤバルブID登録システムにおいて、前記タイヤバルブは、車両が走行しているとバルブが判断する車速のとき、電波の送信頻度が高い電波送信モードをとり、車両が停止しているとバルブが判断する車速のとき、電波の送信頻度が低い電波送信モードをとることが好ましい。この構成によれば、車両が走行しているときには、タイヤバルブから電波が多数送信されるので、バルブIDを受信機に登録するにあたり、登録を早期に完了するのに有利となる。一方、車両が停止しているときには、タイヤバルブから送信される電波は少なく抑えられるので、タイヤバルブの電源の長寿命化に有利となる。
前記タイヤバルブID登録システムにおいて、前記ID登録部は、最初のフェーズで登録の候補となる候補IDを収集し、以降のフェーズで前記候補IDを必要数まで絞り込んでいくことにより、バルブIDを判定することが好ましい。この構成によれば、まず自車のバルブIDの候補となり得るバルブIDを全て収集する。そして、これら候補IDを以降のフェーズで絞り込んでいくことにより、自車のバルブIDを特定して、これらを受信機に登録する。よって、自車のバルブIDを漏れなく登録するのに有利となる。
前記タイヤバルブID登録システムにおいて、前記ID登録部は、前記モード推定部の推定結果を基に、前記フェーズの時間長を設定することが好ましい。この構成によれば、フェーズ時間をモード推定部の推定結果に応じた時間長に設定するので、フェーズ時間をタイヤバルブの電波送信モードに応じた最適の時間長に設定することが可能となる。よって、無駄のないフェーズ時間を設定することが可能となるので、バルブIDを受信機に早期に登録するのに一層有利となる。
本発明によれば、自車のタイヤバルブのIDを受信機に登録するのを早期に完了することができる。
第1実施形態のタイヤバルブID登録システムの構成図。 重力検出部の動作ロジックを示すシーケンス図。 タイヤバルブの電波送信モードを示すシーケンス図。 タイヤバルブがとる電波送信モードの遷移図。 車両が停止から走行へ切り替わったときにタイヤバルブがとる動作の説明図。 車両が走行から停止へ切り替わったときにタイヤバルブがとる動作の説明図。 自車のバルブIDを受信機に登録するときの動作ロジックを示す説明図。 (a)は車両が長時間停止してから走行を開始したときのタイヤバルブの動作図、(b)は車両が短時間停止してから走行を開始したときのタイヤバルブの動作図、(c)は車両が停止しているときのタイヤバルブの動作図。 第2実施形態のフェーズ時間の設定の仕方を示す説明図。
(第1実施形態)
以下、タイヤバルブID登録システムの第1実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1に示すように、車両1は、各タイヤ2(2a〜2d)の空気圧等を監視するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)3を備える。タイヤ空気圧監視システム3は、走行タイヤの各タイヤ2a〜2dにタイヤバルブ4(4a〜4d)を備える。タイヤバルブ4は、タイヤ栓にセンサ及び通信機能を設けたタイヤバルブセンサである。タイヤ空気圧監視システム3は、これらタイヤバルブ4から、少なくともタイヤ2の圧力データ及びIDが紐付けされた電波(バルブ電波)Svaを車体5に送信し、車体5において各タイヤ2a〜2dの空気圧を監視する。
タイヤバルブ4は、タイヤバルブ4の動作を制御するコントローラ6と、タイヤ空気圧を検出する圧力検出部7と、タイヤ2の温度を検出する温度検出部8と、タイヤバルブ4に発生する重力を検出する重力検出部9と、タイヤバルブ4からの電波送信を可能とする送信アンテナ10とを備える。コントローラ6のメモリ11には、各タイヤバルブ4の固有のIDとしてバルブIDが書き込み保存されている。圧力検出部7は、例えば圧力センサであることが好ましい。温度検出部8は、例えば温度センサであることが好ましい。重力検出部9は、例えば加速度センサ(Gセンサ)であることが好ましい。送信アンテナ10は、例えばUHF(Ultra High Frequency)帯の電波を送信可能であることが好ましい。
車体5は、各タイヤバルブ4から送信された電波Svaを受信することにより、各タイヤ2の空気圧を監視する受信機(以降、TPMS受信機12と記す)を備える。TPMS受信機12は、TPMS受信機12の動作を制御するタイヤ空気圧監視ECU(Electronic Control Unit)13と、TPMS受信機12において電波受信を可能とする受信アンテナ14とを備える。タイヤ空気圧監視ECU13のメモリ15には、各タイヤバルブ4から取得したバルブIDが書き込み保存されている。TPMS受信機12は、空気圧の監視結果を表示する表示部16に接続されている。表示部16は、例えば車内のインストルメントパネルに設置されることが好ましい。
TPMS受信機12は、あるタイミングにおいてタイヤバルブ4a〜4dから送信された電波Svaを受信アンテナ14で受信すると、電波Sva内のバルブIDを照合し、バルブID照合が成立すれば、この電波Sva内の圧力データ(空気圧データ)を確認する。TPMS受信機12は、空気圧が低圧閾値以下であれば、タイヤ空気圧が低圧である旨を表示部16に表示する。TPMS受信機12は、このタイヤ空気圧判定を、受信する電波Svaごとに行って、タイヤ2a〜2dの空気圧を逐次監視する。
タイヤ空気圧監視システム3は、各タイヤバルブ4のIDを自車タイヤのIDとしてTPMS受信機12に自動で登録するタイヤバルブID登録機能(タイヤバルブID登録システム17)を備える。タイヤバルブID登録システム17は、タイヤ2の各バルブIDを、所定のツールを使用せずにTPMS受信機12に登録することが可能である。タイヤバルブID登録システム17は、タイヤ2の取付位置を識別せずに、単にバルブIDのみをTPMS受信機12を登録するものでもある。なお、登録対象となるタイヤ2は、走行タイヤ(タイヤ2a〜2d)に限らず、スペアタイヤを含んでもよい。走行タイヤは、車体5の前後左右の車軸18に連結されるとともに、走行時に回転するタイヤのことをいう。
図2に、重力検出部9の動作ロジックを図示する。重力検出部9は、タイヤ2の回転に応じた重力(重力加速度)を検出し、主としてタイヤ回転時にタイヤバルブ4に発生する遠心力に基づく加速度を検出する。タイヤバルブ4は、重力検出部9で検出される重力信号を基に、車両1が「走行」又は「停止」のいずれの状態であるかということや、タイヤ2の回転速度、すなわち車速を検出することが可能である。
重力検出部9は、ある一定のモニタリングタイミングで、タイヤバルブ4に発生する重力を繰り返し検出する。重力モニタリング間隔Taは、例えば「16s」であることが好ましい。タイヤバルブ4は、モニタリングのタイミングが電波送信のタイミングにされ、走行中のとき、重力モニタリング間隔TaにK1を掛けた送信間隔「Ta×K1」が電波送信のタイミングにされ、停止中のとき、重力モニタリング間隔TaにK2(>K1)をかけた送信間隔「Ta×K2」が電波送信のタイミングにされる。すなわち、走行中は電波Svaの送信周期が短く設定され、停止中は電波Svaの送信周期が長く設定されている。なお、係数のK1,K2は、例えばその時々の車速や、車両1が停止していた時間長である停止時間Tstなどに応じて可変可能としてもよい。
図3に、タイヤバルブ4の電波送信の頻度の具体例を図示する。タイヤバルブ4は、都度の状況に応じた複数の電波送信モードをとる。タイヤバルブ4は、車両1が走行していると判断する車速のとき、電波の送信頻度が高い電波送信モードをとり、車両1が停止していると判断する車速のとき、電波の送信頻度が低い電波送信モードをとることが好ましい。具体的にいうと、タイヤバルブ4は、高頻度送信の「第1送信モード」、中頻度送信の「第2送信モード」、低頻度送信の「第3送信モード」の3モードをとることが好ましい。
タイヤバルブ4は、電波送信モードが停止のモードから走行のモードに切り替わったとき、それまでの停止時間Tstに応じた電波送信モードで動作するものであることが好ましい。本例の場合、「停止のモード」は「第3モード」であり、「走行のモード」は「第1送信モード」又は「第2送信モード」である。なお、ここでいう車両1の「停止」は、エンジンをきって車両1を止める「駐車」、エンジンをかけたまま車両1を止める「停車」、ゆっくり走行する「低速走行(例えば5km/h未満)」の少なくともいずれか1つの状態を含む。タイヤバルブ4は、電波送信モードが停止のモードから走行のモードに切り替わったとき、それまでの停止時間Tstと停止前の電波送信モードとに応じたモードで動作するとよい。
図4に、タイヤバルブ4の電波送信モードの遷移図を示す。第1送信モードは、停止から走行に移行したとき、停止時間Tstが所定時間以上(例えば15分以上)であることを条件に入るモードであり、電波Svaの送信回数が「高頻度」である。第2送信モードは、第1送信モードでの電波送信回数が規定値に達することを条件に入るモードであり、電波Svaの送信回数が「中頻度」である。第3送信モードは、車両1が停止しているときに入るモードであり、電波Svaの送信回数が「低頻度」である。
例えば、車両1が頻繁に走行と停止とを繰り返した場合、停止前の電波送信モードが第1送信モードのときには、低頻度送信と高頻度送信とが繰り返され、停止前の電波送信モードが第2送信モードのときには、低頻度送信と中頻度送信とが繰り返される。また、所定時間Tst以上の停止の後、車両1が走行を開始すると、タイヤバルブ4は第1送信モードでの送信回数がリセットされ、高頻度送信の第1送信モードに設定される。
図3に示すように、タイヤバルブ4は、重力検出部9の検出信号を基に判定した車両状態情報Dcrを電波Svaに含ませて、送信アンテナ10から送信する。車両状態情報Dcrは、いまタイヤ2がどのような回転状態にあるのかを表す情報である。このため、各電波Svaは、例えばバルブID、車両状態情報Dcr、圧力データ等を含む信号であることが好ましい。車両状態情報Dcrは、例えば車両1が走行中であることを表す走行情報Ddrや、車両1が停止中であることを表す停止情報Dstなどがある。走行情報Ddr及び停止情報Dstは、例えば数ビットのデータから構築されることが好ましく、走行情報Ddrが「走行ビット」であり、停止情報Dstが「停止ビット」であるとよい。
図5に、車両1が停止から走行へ切り替わったときのタイヤバルブ4の動作を図示する。この場合、タイヤバルブ4は、走行に切り替わった後の最初の重力モニタリングタイミングのとき、重力検出部9の出力が変化することに基づき、車両1が走行に切り替わったと認識するので、同タイミングで電波Svaの送信を実行する。すなわち、タイヤバルブ4は、車両1が停止から走行に切り替わったとき、モニタリング間隔Ta相当の一定時間内に電波Svaを送信する。本例の場合、タイヤバルブ4の電波送信タイミングが重力モニタタイミングにされ、かつ重力モニタリング間隔Taが「16s」と設定されているので、車両1が停止から走行に切り替わったとき、少なくとも「16s」以内にタイヤバルブ4が電波Svaを送信する。
図6に、車両1が走行から停止行へ切り替わったときのタイヤバルブ4の動作を図示する。この場合、タイヤバルブ4は、停止に切り替わった後の最初の重力モニタリングタイミングのとき、重力検出部9の出力が変化することに基づき、車両1が非走行に切り替わったと認識するので、同タイミングで電波Svaの送信を実行する。すなわち、タイヤバルブ4は、車両1が走行から停止行に切り替わったとき、重力モニタリング間隔Ta相当の一定時間内に電波Svaを送信する。このときも、タイヤバルブ4は少なくとも「16s」以内に電波Svaを送信する。
図1に示すように、タイヤバルブID登録システム17は、車両1の走行状態を監視し、タイヤバルブ4がいまとっている電波送信モードを推定するモード推定部19を備える。モード推定部19は、車体5において取得できる車速情報Svを基に、車両1の走行状態を判定することが好ましい。モード推定部19は、車体5において車両1の停止時間Tstを計測し、停止時間Tstも考慮に入れてタイヤバルブ4の電波送信モードを推定することが好ましい。停止時間Tstは、車両1のイグニッションオフも含めた停止の総時間であるとよい。モード推定部19は、停止時間Tstの計測を、例えばタイヤ空気圧監視ECU13に設けられたカウンタで行うとよい。
タイヤバルブID登録システム17は、モード推定部19の推定結果と合うタイヤバルブ4から送信されるバルブIDを、自車タイヤの可能性が高いIDとして取り扱うことにより、バルブIDをTPMS受信機12に登録するID登録部20を備える。ID登録部20は、例えばタイヤ空気圧監視ECU13に設けられることが好ましい。ID登録部20は、最初のフェーズで登録の候補となる候補IDを収集し、以降のフェーズで候補IDを必要数まで絞り込んでいくことにより、バルブIDの正否を判定することが好ましい。
ID登録部20は、各タイヤバルブ4a〜4dから送信されたバルブIDを受信することにより、登録すべきバルブIDの候補を収集するタイヤID収集部21を備えることが好ましい。タイヤID収集部21は、例えばある時間帯を区切り、その所定時間の間に受信できるバルブIDを候補IDとして取得する。ID登録部20は、収集したバルブIDの候補IDを以降も継続して受信できるか否かを確認することによってIDを絞り込んでいくことにより、登録するバルブIDを確定するタイヤID確定部22を備えることが好ましい。本例の場合、登録対象とするタイヤは、走行タイヤ及びスペアタイヤの両方であるとする。タイヤID確定部22は、候補IDを必要数まで絞り込めると、これらIDを自車タイヤのIDとして確定する。
次に、図7及び図8を用いて、タイヤバルブID登録システム17の動作を説明する。
図7に、自車タイヤのIDをTPMS受信機12に登録するときに実行する動作ロジックを図示する。TPMS受信機12は、登録モード切り替え操作が実行されると、「登録モード」に入り、バルブIDの登録動作を開始する。このとき、まずタイヤID収集部21は、ある所定時間幅の仮登録期間(一例は2分)NにおいてTPMS受信機12の受信アンテナ14で受信できる電波Svaを監視し、バルブIDを収集する。すなわち、タイヤID収集部21は、タイヤ2のID登録動作の「第1フェーズ」である仮登録期間Nの間、受信できるバルブIDをTPMS受信機12のメモリ15に仮登録する。登録候補となったバルブIDは、「タイヤID候補とするフラグ」が立てられてメモリ15に書き込まれる。仮登録期間Nは、例えばタイヤバルブ4における電波受信率を加味し、理論上のある一定以上の高い確率で電波Svaを受信できるような時間幅に設定されることが好ましい。
図8(a)に示すように、例えば車両1が長時間停止した後、走行を開始したとする。ところで、モード推定部19は、タイヤバルブ4の電波送信モードを判定するにあたり、車体5で取得する車速情報Svを基に、車両1の走行状態を判定する。車速情報Svは、例えばメータECU等の他の車載ECUから定期的に取得する車速データであることが好ましい。また、車速情報Svは、例えば車軸18の回転位置(回転量)を検出可能な車軸回転検出部23から出力されるパルス信号であってもよい。車軸回転検出部23は、例えば各車軸に設けられたABS(Antilock Brake System)センサが好ましい。その場合、TPMS受信機12は、パルス信号のパルス数の変化(単位時間あたりの変化量)を確認することにより、車速を判断する。
車両1が長時間停止してから走行を開始するとき、タイヤバルブ4は、「第1送信モード」で動作することにより、電波送信を実行する。一方、モード推定部19は、車速情報Svに基づく車速判定において停止→走行への切り替わりを確認したことと、それまでの停止時間Tst(長時間の情報)とから、タイヤバルブ4がいま第1送信モードをとると推定する。ID登録部20は、受信するバルブIDのうち、第1送信モードに準じた動作で送信されたバルブIDを、自車タイヤのIDである可能性が高いものとして取り扱う。
受信したバルブIDが推測結果に合うタイヤバルブ4から送信されたか否かの判定は、例えば以下の3通りがある。
(I)バルブIDの電波Svaに、推測した電波送信モードに準ずる内容のデータ(車両状態情報Dcr)が含まれていること
(II)バルブIDの電波Svaが、推測した電波送信モードに準ずる送信頻度をとること
(III)バルブIDの電波Svaの送信間隔が電波送信モードごとに切り替わる場合、電波Svaの送信間隔が、推測した電波送信モードに準ずる送信間隔をとること
タイヤID収集部21は、受信するバルブIDのうち、第1送信モードに準じた動作で送信されたバルブIDであれば、これを登録の候補IDとして記憶する。一方、タイヤID収集部21は、受信するバルブIDのうち、第1送信モードに準じた動作で送信されなかったバルブIDであれば、これは自車タイヤのIDである可能性が低いものとして取得しない。タイヤID収集部21は、以上の動作を繰り返すことにより、登録対象となり得る候補IDを収集する。
図8(b)に示すように、例えば車両1が短時間のみ停止した後、走行を開始したとする。このとき、タイヤバルブ4は、停止前の電波送信モード(「第1送信モード」又は「第2送信モード」)で動作することにより、電波送信を実行する。一方、モード推定部19は、車速情報Svに基づく車速判定において停止→走行への切り替わりを確認すると、それまでの停止時間Tst(短時間の情報)から、タイヤバルブ4がいま停止前の電波送信モード(第1送信モード又は第2送信モード)をとると推定する。タイヤID収集部21は、受信するバルブIDのうち、停止前の電波送信モードに準じて送信されたバルブIDを自車タイヤのIDとして取得し、停止前の電波送信モードに準じないモードで送信されたバルブIDを自車タイヤのIDではないとして取得しない。
図8(c)に示すように、例えば車両1が停止しており、タイヤ2が回転していないとする。このとき、タイヤバルブ4は、「第3送信モード」で動作することにより、電波送信を実行する。一方、モード推定部19は、いま車速が「0」で停止していることから、タイヤバルブ4が第3送信モードをとると推定する。タイヤID収集部21は、受信するバルブIDのうち、第3送信モードに準じて送信されたバルブIDを自車タイヤのIDとして取得し、第3送信モードに準じないモードで送信されたバルブIDを自車タイヤのIDではないとして取得しない。
図7に示すように、仮登録の完了後、タイヤID確定部22は、ある所定時間幅の本登録期間(一例は2分)Mにおいて候補IDの絞り込みを開始する。このとき、タイヤID確定部22は、タイヤ2のID登録動作の「第2フェーズ」である1回目の本登録期間Mにおいて、仮登録した候補IDを再度受信できるか否かを確認する。すなわち、タイヤID確定部22は、仮登録した候補IDのうち、1回目の本登録期間Mにおいて再度受信でなかったものを除外していくことにより、候補IDを絞り込む。本登録期間Mは、例えば仮登録期間Nに対し、別途設定されることが好ましい。
このとき、タイヤID確定部22は、バルブIDの候補IDを収集するときと同様の方法で、バルブIDを取得することが好ましい。すなわち、タイヤID確定部22は、本登録期間Mで仮にバルブIDを受信できても、推測した電波送信モードが一致するバルブIDであれば、登録の候補として取得し、推測した電波送信モードが一致しないバルブIDであれば、登録の候補として取得しない。
登録候補から除外されたバルブIDは、メモリ15に残されるものの「タイヤID候補としないフラグ」が立てられることにより、候補から除外される。なお、例えば「ID13」のように、仮登録期間Nで受信しておらず本登録期間Mで初めて受信したIDがあったときには、これを1回目の本候補に加えてもよい。タイヤID確定部22は、1回目の本登録期間Mがタイムアップしたとき、バルブIDの個数が所定個(一例は走行タイヤ及びスペアタイヤの計5つ)まで絞り込めていれば、本登録の動作を終了する。
一方、タイヤID確定部22は、1回目の本登録期間Mがタイムアップしても、バルブIDの個数を所定個(一例は走行タイヤ及びスペアタイヤの計5つ)まで絞り込めていなければ、本登録を再実行する。すなわち、タイヤID確定部22は、タイヤ2のID登録動作の「第3フェーズ」である2回目の本登録期間Lにおいて、絞り込みを継続する。なお、例えば「ID19」のように、1回目の本登録で除外されたにもかかわらず2回目の本登録で再度受信したIDがあったとしても、これを繰り返しの本登録で復帰させない。そして、タイヤID確定部22は、バルブIDを所定個に絞り込めるまで、フェーズ単位の本登録を繰り返す。
タイヤID確定部22は、候補IDを自車タイヤ数の所定個(一例は走行タイヤ及びスペアタイヤの計5つ)まで絞り込むことができると、これらバルブIDを「自車タイヤのID」としてメモリ15に書き込んで、TPMS受信機12に登録されるバルブIDを更新する。TPMS受信機12は、自車タイヤのID登録動作を、例えば車両1のイグニッションスイッチがオンされて車両1の走行が開始される度に実行することが好ましい。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)TPMS受信機12で自車のタイヤバルブ4の電波送信モードを推定し、推定結果に合う電波送信モードのタイヤバルブ4から送信されるバルブIDを、自車タイヤのIDの可能性が高いものとして取り扱う。よって、自車の周囲に他車がいて他車からもバルブIDが送信される状況下であっても、自車タイヤから送信されたバルブIDを選別して、TPMS受信機12に取得させることが可能となる。よって、早い段階で自車タイヤのバルブIDの候補を絞り込むことになるので、自車タイヤのバルブIDをTPMS受信機12に早期に登録することができる。
(2)モード推定部19は、車両1の停止時間Tstを監視し、停止時間Tstも考慮に入れてタイヤバルブ4の電波送信モードを推定する。よって、車両1が停止から走行に切り替わったときにタイヤバルブ4がそれまでの停止時間Tstに応じた動作をとったとしても、TPMS受信機12側では停止時間Tstも考慮に入れた推定を行うので、タイヤバルブ4がとる電波送信モードを、より正しく推定することができる。
(3)タイヤバルブ4は、電波送信モードが停止のモードから走行のモードに切り替わったとき、それまでの停止時間Tstと停止前の電波送信モードとに応じたモードで動作する。よって、タイヤバルブ4の電波送信モードを、車両において走行状況に応じた好適なモードを推定し易くなる。
(4)タイヤバルブ4は、車両1が走行していると判断する車速のとき、電波Svaの送信頻度が高い電波送信モード(第1送信モード、第2送信モード)をとり、車両1が停止していると判断する車速のとき、電波Svaの送信頻度が低い電波送信モード(第3モード)をとる。このため、車両1が走行しているときには、タイヤバルブ4から電波Svaが多数送信されるので、バルブIDをTPMS受信機12に登録するにあたり、登録を早期に完了するのに有利となる。一方、車両1が停止しているときには、タイヤバルブ4から送信される電波Svaは少なく抑えられるので、タイヤバルブ4の電源の長寿命化に有利となる。
(5)まず仮登録期間Nのフェーズで自車のバルブIDの候補となり得るバルブIDを全て収集し、その後の本登録期間M,Lのフェーズの繰り返しによって候補IDを絞り込んでいくことにより、自車のバルブIDを特定する。よって、自車のバルブIDを漏れなくTPMS受信機12に登録することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図9に従って説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態に記載のフェーズについて、時間長の設定の仕方を変更した実施例である。よって、第1実施形態と同一部分には同じ符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
図9に示すように、ID登録部20は、モード推定部19によって推定されたタイヤバルブ4の電波送信モードに応じて、フェーズの時間長を設定することが好ましい。これは、例えばタイヤバルブ4が第1送信モードや第2送信モードのときには、第3送信モード時に比べてタイヤバルブ4から電波Svaが多く送信されるので、仮にフェーズ時間を短くしても、判定に必要なバルブIDは集まると想定されるからである。
タイヤID収集部21は、バルブIDの仮登録の動作を実行するとき、仮登録期間Nのフェーズ時間を、仮登録を開始する時点でのモード推定部19の推定結果に応じた時間長に設定する。ちなみに、仮登録動作が走行開始時に開始されるのであれば、タイヤバルブ4は第1送信モード又は第2送信モードのいずれかをとる。タイヤバルブ4が第1送信モードをとっていると推定されていれば、仮登録期間Nは最も短いフェーズ時間Tk1に設定される。また、タイヤバルブ4が第2送信モードをとっていると推定されていれば、仮登録期間Nは2番目に短いフェーズ時間Tk2に設定される。これにより、仮登録期間Nのフェーズ時間を、そのときのタイヤバルブ4がとる電波送信モードに準じた無駄のない時間長に設定することが可能となる。
タイヤID確定部22は、バルブIDの本登録の動作を実行するとき、本登録期間M,Lのフェーズ時間を、本登録を開始する時点でのモード推定部19の推定結果に応じた時間長に設定する。よって、タイヤバルブ4が第1送信モードをとっていると推定されれば、本登録期間M,Lは最も短いフェーズ時間Tk1に設定され、タイヤバルブ4が第2送信モードをとっていると推定されれば、本登録期間M,Lは2番目に短いフェーズ時間Tk2に設定され、タイヤバルブ4が第3送信モードをとっていると推定されれば、最も長いフェーズ時間Tk3に設定される。これにより、本登録期間M,Lのフェーズ時間を、そのときのタイヤバルブ4がとる電波送信モードに準じた無駄のない時間長に設定することが可能となる。
なお、フェーズ時間Tk1は、仮登録と本登録とでそれぞれ異なる値に設定されてもよい。一例としては、仮登録期間Nを長めにとり、本登録期間M,Lを短くとるのであれば、仮登録期間Nのときのフェーズ時間Tk1を、本登録期間M,Lのときのフェーズ時間Tk1よりも長い時間に設定することも可能である。これは、フェーズ時間Tk2,Tk3でも同様である。
本実施形態の構成によれば、第1実施形態に記載の(1)〜(5)に加え、以下の効果を得ることができる。
(6)仮登録期間Nや本登録期間M,Lのフェーズ時間を、モード推定部19の推定結果に応じた時間長に設定するので、フェーズ時間をタイヤバルブ4の電波送信モードに応じた最適の時間長に設定することができる。よって、無駄のないフェーズ時間を設定することが可能となるので、バルブIDをTPMS受信機12に早期に登録するのに一層有利となる。
(7)タイヤバルブ4が高頻度送信や中頻度送信をとるときには、仮登録期間Nや本登録期間M,Lのフェーズ時間が短く設定される。よって、バルブIDを早く完了することができる。フェーズ時間が短く済めば、他車のバルブIDの排除率が向上する。よって、フェーズの繰り返し回数が減るので、バルブIDの登録にかかる時間が短く済む。また、他車のバルブIDを誤って登録してしまう可能性も低くなる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・各実施形態において、TPMS受信機12を登録モードに切り替えるトリガは、直接又は間接を問わず、種々の態様が採用可能である。
・各実施形態において、各フェーズの時間は、全て同じ一定の時間長としてもよい。
・各実施形態において、各フェーズの間に登録の動作を一旦停止する中断期間を設けてもよい。
・各実施形態において、タイヤ判定の第1フェーズ(仮登録期間N)は、例えば0〜10km/hのときに第1の時間、10〜20km/hのときに第2の時間とするように、種々の走行条件に応じてフェーズ時間を可変としてもよい。
・各実施形態において、タイヤ判定の第1フェーズ(仮登録期間N)は、例えば候補IDの総数が所定数に到達したときに、フェーズを終了するようにしてもよい。
・各実施形態において、第1フェーズと第2フェーズとを別々のフェーズにすることに限定されず、第1フェーズ及び第2フェーズを1つの処理期間として設定してもよい。すなわち、あるバルブIDを候補IDとして取得でき、同一フェーズ内において、そのIDを再度受信できたことをもって、候補IDを絞り込んでいく処理としてもよい。
・各実施形態において、本登録の処理は、フェーズを繰り返すことで候補IDを絞り込む処理に限定されない。例えば、1度のフェーズで最初に所定回数受信できたバルブIDを、自車タイヤのIDとして本確定する処理としてもよい。
・各実施形態において、本登録の処理は、例えばバルブIDを必要数に絞り込めた段階から、これらIDを所定回数受信できたとき、これを自車タイヤのIDとして確定するようにしてもよい。
・各実施形態において、バルブIDの確定は、イグニッションスイッチのオフ→オンの切り替え後の再受信を課してもよい。この場合、再受信を複数課してもよい。
・各実施形態において、高頻度送信や中頻度送信において複数回送信される電波Svaは、全てが同じ信号内容を有することに限らず、例えば1番目の電波Svaと2番目以降の電波Svaとで信号情報が異なるなど、適宜変更してもよい。
・各実施形態において、タイヤバルブ4の電波送信モードは、第1送信モード、第2送信モード及び第3送信モード以外のモードをとってもよい。
・各実施形態において、電波送信モードの内容は、例えば電波Svaの送信頻度、データ内容、送信周期など、種々の内容に適宜変更可能である。
・各実施形態において、電波送信モードの推定方法は、車両1の走行状態を監視して行う方法であれば、どのような態様に変更してもよい。
・各実施形態において、走行タイヤのID登録動作とスペアタイヤのID登録動作とは、それぞれ別のロジックで実行されるようにしてもよい。
・各実施形態において、バルブIDの登録は、複数のフェーズ区切りからなる処理であれば、種々の態様に変更可能である。
・各実施形態において、バルブIDの登録は、フェーズ区切りからなる登録方法に限定されず、種々の登録方法が採用可能である。
1…車両、2(2a〜2d)…タイヤ、4(4a〜4d)…タイヤバルブ、5…車体、12…受信機(TPMS受信機)、17…タイヤバルブID登録システム、19…モード推定部、20…ID登録部、Sva…電波、Tst…停止時間、Tk1〜Tk3…フェーズ時間。

Claims (6)

  1. 各タイヤのタイヤバルブからタイヤ空気圧データを含む電波を送信させ、車体の受信機で前記電波を受信して各タイヤの空気圧を監視するのに必要であり、前記タイヤバルブのIDを前記受信機に登録するタイヤバルブID登録システムにおいて、
    前記タイヤバルブは、都度の状況に応じた複数の電波送信モードをとるものであり、
    前記受信機は、
    車両の走行状態を監視し、前記タイヤバルブが今とっている電波送信モードを推測するモード推定部と、
    推定結果と合う前記タイヤバルブから送信されるバルブIDを、自車タイヤの可能性が高いIDとして取り扱うことにより、前記バルブIDを前記受信機に登録する動作を実行するID登録部と
    を備えたことを特徴とするタイヤバルブID登録システム。
  2. 前記タイヤバルブは、電波送信モードが停止のモードから走行のモードに切り替わったとき、それまでの停止時間に応じた電波送信モードで動作するものであり、
    前記モード推定部は、前記車体において前記停止時間を計測し、当該停止時間も考慮に入れて前記タイヤバルブの電波送信モードを推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤバルブID登録システム。
  3. 前記タイヤバルブは、電波送信モードが停止のモードから走行のモードに切り替わったとき、それまでの停止時間と停止前の電波送信モードとに応じたモードで動作する
    ことを特徴とする請求項2に記載のタイヤバルブID登録システム。
  4. 前記タイヤバルブは、車両が走行していると判断する車速のとき、電波の送信頻度が高い電波送信モードをとり、車両が停止していると判断する車速のとき、電波の送信頻度が低い電波送信モードをとる
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のタイヤバルブID登録システム。
  5. 前記ID登録部は、最初のフェーズで登録の候補となる候補IDを収集し、以降のフェーズで前記候補IDを必要数まで絞り込んでいくことにより、バルブIDを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のタイヤバルブID登録システム。
  6. 前記ID登録部は、前記モード推定部の推定結果を基に、前記フェーズの時間長を設定する
    ことを特徴とする請求項5に記載のタイヤバルブID登録システム。
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