JP2015135629A - 導電性フイルム - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチ位置の検出精度を向上させることが可能であり、このために動作指令に対応した動作をし得るタッチパネルに使用して好適な導電性フイルムを提供する。【解決手段】第1電極パターン36A及び第2電極パターン36Bは、それぞれ金属細線による多数のセル38が組み合わされて構成され、第1電極パターン36Aは、一方向に延びる本体パターン54と、該本体パターン54の一方の側から隣接する一方の第1電極パターン36Aに向けて張り出す一方の張り出しパターン56Aと、本体パターン54の他方の側から隣接する他方の第1電極パターン36Aに向けて張り出す他方の張り出しパターン56Bとを有し、隣接する第1電極パターン間で一方の張り出しパターン56A及び他方の張り出しパターン56Bが入れ子状に配列されている。【選択図】図3

Description

本発明は、導電性フイルムに関し、例えばタッチパネル用電極に用いて好適な導電性フイルムに関する。
近時、表示装置に設置される導電性フイルムとしては、タッチパネルに使用される導電性フイルムが注目されている。タッチパネルは、PDA(携帯情報端末)や携帯電話等の小サイズへの適用が主となっているが、パソコン用ディスプレイ等への適用による大サイズ化が進むと考えられる。
このような将来の動向において、従来の電極は、ITO(酸化インジウムスズ)を用いていることから(例えば特許文献1、2参照)、抵抗が大きく、適用サイズが大きくなるにつれて、電極間の電流の伝達速度が遅くなり、応答速度(指先を接触してからその位置を検出するまでの時間)が遅くなるという問題がある。
そこで、金属製の細線(金属細線)にて構成した格子を多数並べて電極を構成することで表面抵抗を低下させることが考えられる。金属細線を形成する方法としては、例えば特許文献3が挙げられる。また、多数の小格子を組み合わせた複数の大格子と、大格子間を電気的に接続する中格子とからなる導電パターンを有するタッチパネル用の導電性フイルムも提案されている(特許文献4参照)。この特許文献4には、一方向に配列した導電パターン(第1導電パターン)を有する第1導電性フイルムと、他方向(一方向と直交する方向)に配列した導電パターン(第2導電パターン)を有する第2導電性フイルムとを積層した例も記載されている。
特開2009−259003号公報 特表2009−540375号公報 特開2004−221564号公報 特開2012−163933号公報
ところで、静電容量方式のタッチパネルに適用する場合、特許文献4に示すように、第1導電性フイルムと第2導電性フイルムを積層する方式が一般的である。この場合、第1導電パターンと第2導電パターンは、絶縁層を介して複数箇所で対向する。各々の電極が対向する箇所には静電容量が生じ、タッチパネルに指が近接あるいは接触すると、静電容量が変化する。この静電容量の変化量からタッチパネルに指が近接あるいは接触した位置(以下、タッチ位置と記す)を検出することができる。
ところが、タッチ位置の検出精度が低いと、制御回路が、例えば、真のタッチ位置とは別のタッチ位置が押圧されたと誤認識するおそれがある。この場合、意図した動作指令とは異なった動作が営まれる原因となる。このような誤検出を回避して動作指令通りの動作を営ませるべく、タッチ位置の検出精度を向上させることが要請されている。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、タッチ位置の検出精度を向上させることが可能であり、このために動作指令に対応した動作をし得るタッチパネルに使用して好適な導電性フイルムを提供することを目的とする。
[1] 本発明に係る導電性フイルムは、絶縁体と、2以上の第1電極パターンと、2以上の第2電極パターンとを有し、第1電極パターンと第2電極パターンとが絶縁体を挟んで対向する導電性フイルムであって、第1電極パターン及び第2電極パターンは、それぞれ金属細線による多数のセルが組み合わされて構成され、第1電極パターンは、一方向に延びる本体パターンと、本体パターンの一方の側から隣接する一方の第1電極パターンに向けて張り出す一方の張り出しパターンと、本体パターンの他方の側から隣接する他方の第1電極パターンに向けて張り出す他方の張り出しパターンとを有し、一方の張り出しパターン間に、隣接する一方の第1電極パターンの他方の張り出しパターンが入り込み、他方の張り出しパターン間に、隣接する他方の第1電極パターンの一方の張り出しパターンが入り込んで、張り出しパターンが入れ子状に配列されていることを特徴とする。
[2] 本発明において、第2電極パターンは、帯状パターンを有し、第1電極パターンの張り出しパターンと対向して配置されていてもよい。
[3] 本発明において、一方の張り出しパターンは、隣接する一方の第1電極パターンに向かって張り出す第1張り出し部と、第1張り出し部から本体パターンに沿って延在する1以上の第1延在部とを有し、他方の張り出しパターンは、隣接する他方の第1電極パターンに向かって張り出す第2張り出し部と、第2張り出し部から本体パターンに沿って延在する1以上の第2延在部とを有してもよい。
[4] この場合、さらに、第1延在部と第2延在部とが、それぞれ隣接する第1電極パターンの張り出し部から延在する延在部と入れ子状に配列されていてもよい。
[5] さらに、第1延在部及び第2延在部の各最大幅は、第1延在部と、第1延在部と入れ子状態にある、隣接する電極パターンの張り出し部から延在する延在部との間隔より大きくてもよい。
[6] [3]において、第1張り出し部、第2張り出し部、第1延在部及び第2延在部の各最大幅は、セルの平均直径×1/2×k(kは実数)に設計されていてもよい。
[7] この場合、第1延在部と第2延在部との間の間隔は、セルの平均直径×1/2×k(kは実数)であってもよい。
[8] さらに、第1張り出し部、第2張り出し部、第1延在部及び第2延在部の各最大幅は、本体パターンの幅よりも小さくてもよい。
[9] 本発明において、張り出しパターンに対して、1〜5本の第2電極パターンが対向してもよい。
本発明に係る導電性フイルムによれば、タッチ位置の検出精度を向上させることが可能であり、このために動作指令に対応した動作をし得るタッチパネルに使用して好適な導電性フイルムを得ることができる。
本実施の形態に係る導電性フイルムをタッチパネルに適用した構成例を示す分解斜視図である。 積層導電性フイルムの断面構造の一例と制御系(自己容量方式)の一例を示す説明図である。 図3Aは第1形態における第1導電性フイルム及び第2導電性フイルムの要部を上から見て示す平面図であり、図3Bは第1形態における本体パターン、一方の張り出しパターン及び他方の張り出しパターンを拡大して示す平面図である。 図4Aは第2形態における第1導電性フイルム及び第2導電性フイルムの要部を上から見て示す平面図であり、図4Bは第2形態における本体パターン、一方の張り出しパターン及び他方の張り出しパターンを拡大して示す平面図である。 図5Aは第2形態の他の例における第1導電性フイルム及び第2導電性フイルムの要部を上から見て示す平面図であり、図5Bは第2形態の他の例における本体パターン、一方の張り出しパターン及び他方の張り出しパターンを拡大して示す平面図である。 図6Aは第3形態における第1導電性フイルム及び第2導電性フイルムの要部を上から見て示す平面図であり、図6Bは第3形態における本体パターン、一方の張り出しパターン及び他方の張り出しパターンを拡大して示す平面図である。 図7Aは第4形態における第1導電性フイルム及び第2導電性フイルムの要部を上から見て示す平面図であり、図7Bは第4形態における本体パターン、一方の張り出しパターン及び他方の張り出しパターンを拡大して示す平面図である。 図8Aは第5形態における第1導電性フイルム及び第2導電性フイルムの要部を上から見て示す平面図であり、図8Bは第5形態における本体パターン、一方の張り出しパターン及び他方の張り出しパターンを拡大して示す平面図である。 セルの平均直径を説明するための図である。 積層導電性フイルムの断面構造の一例と制御系(相互容量方式)の一例を示す説明図である。 積層導電性フイルムの断面構造の他の例を示す説明図である。
以下、本発明に係る導電性フイルムを例えばタッチパネルに適用した実施の形態例を図1〜図11を参照しながら説明する。本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。なお、本明細書において数値範囲を示す「〜」は、その前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む意味として使用される。
本実施の形態に係る導電性フイルムが適用されるタッチパネル10は、図1に示すように、センサ本体12と制御回路14(IC回路等で構成:図2参照)とを有する。センサ本体12は、第1導電性フイルム16Aと第2導電性フイルム16Bとを積層して構成された積層導電性フイルム18と、その上に積層された例えばガラス製のカバー層20とを有する。積層導電性フイルム18及びカバー層20は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置22における表示パネル24上に配置されるようになっている。第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bは、上面から見たときに、表示パネル24の表示画面24aに対応した第1センサ領域26A及び第2センサ領域26Bと、表示パネル24の外周部分に対応する第1端子配線領域28A及び第2端子配線領域28B(いわゆる額縁)と、第1センサ領域26Aから第1端子配線領域28Aにかけて形成された第1導電部30Aと、第2センサ領域26Bから第2端子配線領域28Bにかけて形成された第2導電部30Bとを有する。
第1導電性フイルム16Aは、図2に示すように、第1透明基体32Aと、該第1透明基体32Aの表面上に形成された上述の第1導電部30Aと、第1導電部30Aを被覆するように形成された第1透明粘着剤層34Aとを有する。第1透明基体32Aは、板状、層状等の絶縁体(誘電体)で構成することができる。
図1及び図3Aに示すように、第1センサ領域26Aには、金属細線にて構成された透明導電層による複数の第1電極パターン36Aが形成されている。第1電極パターン36Aは、多数のセル38(図3A参照)が組み合わされて構成されたメッシュパターン40(図3A参照)を有し、第1方向(y方向)に延在し、且つ、第1方向と直交する第2方向(x方向)に配列されている。ここで、「セル」とは、複数の金属細線によって二次元的に区画された形状を指す。
図1に示すように、上述のように構成された第1導電性フイルム16Aは、第1電極パターン36Aの各一方の端部にそれぞれ第1結線部42aを介して金属細線による第1端子配線部44aが電気的に接続されている。各第1結線部42aから導出された第1端子配線部44aは、第1導電性フイルム16Aの一方の長辺における略中央部に向かって引き回され、それぞれ対応する第1端子部46aに電気的に接続されている。また、第1端子配線領域28Aには、電極膜48が形成され、この電極膜48と第1接地端子部50aとが電気的に接続されている。
同様に、第2導電性フイルム16Bは、図2に示すように、第2透明基体32Bと、該第2透明基体32Bの表面上に形成された上述の第2導電部30Bと、第2導電部30Bを被覆するように形成された第2透明粘着剤層34Bとを有する。第2透明基体32Bは、板状、層状等の絶縁体(誘電体)で構成することができる。
第2センサ領域26Bには、図1及び図3Aに示すように、金属細線にて構成された透明導電層による複数の第2電極パターン36Bが形成されている。第2電極パターン36Bは、多数のセル38(図3A参照)が組み合わされて構成されたメッシュパターン40(図3A参照)を有し、第2方向(x方向)に延在し、且つ、第1方向(y方向)に配列されている。
図1に示すように、上述のように構成された第2導電性フイルム16Bは、各第2電極パターン36Bの一方の端部に、それぞれ第2結線部42bを介して金属配線による第2端子配線部44bが電気的に接続されている。各第2結線部42bから導出された第2端子配線部44bは、第2導電性フイルム16Bの一方の長辺における略中央部に向かって引き回され、それぞれ対応する第2端子部46bに電気的に接続されている。また、第2端子配線部44bの外側には、一方の第2接地端子部50bから他方の第2接地端子部50bにかけて、第2センサ領域26Bを囲むように、シールド効果を目的とした接地ライン52が形成されている。
そして、第1電極パターン36Aは、図3A及び図3Bに示すように、第1方向(y方向)に延びる本体パターン54と、該本体パターン54の一方の側から、隣接する一方の第1電極パターン36Aに向けて張り出す一方の張り出しパターン56Aと、本体パターン54の他方の側から、隣接する他方の第1電極パターン36Aに向けて張り出す他方の張り出しパターン56Bとを有する。一方の張り出しパターン56A及び他方の張り出しパターン56Bを区別しないで言う場合には、張り出しパターン56と記す。
また、一方の張り出しパターン56A間に、隣接する一方の第1電極パターン36Aの他方の張り出しパターン56Bが入り込み、他方の張り出しパターン56B間に、隣接する他方の第1電極パターン36Aの一方の張り出しパターン56Aが入り込んだ形態となっている。すなわち、張り出しパターン56が入れ子状に配列されている。
ここで、張り出しパターン56が入れ子状に配列された形態の例について図3A〜図8Bを参照しながら説明する。
先ず、第1形態は、図3A及び図3Bに示すように、本体パターン54から一方の張り出しパターン56Aと他方の張り出しパターン56Bとが対称に張り出し、それぞれ1つずつ張り出しパターン56が入れ子状に配列された形態を有する。もちろん、図示しないが、それぞれ複数ずつ、例えば2本ずつ張り出しパターン56が入れ子状に配列された形態でもよい。
第2形態は、図4A及び図4Bに示すように、本体パターン54から一方の張り出しパターン56Aと他方の張り出しパターン56Bとがそれぞれ交互に張り出し、それぞれ1つずつ張り出しパターン56が入れ子状に配列された形態を有する。もちろん、図5A及び図5Bに示すように、それぞれ複数ずつ、例えば2本ずつ張り出しパターン56が入れ子状に配列された形態でもよい。
第3形態は以下の形態を有する。すなわち、図6A及び図6Bに示すように、一方の張り出しパターン56Aは、隣接する一方の第1電極パターン36Aに向かって張り出す第1張り出し部58Aと、該第1張り出し部58Aから本体パターン54に沿って延在する1つの第1延在部60Aとを有する。同様に、第1電極パターン36Aの他方の張り出しパターン56Bは、隣接する他方の第1電極パターン36Aに向かって張り出す第2張り出し部58Bと、該第2張り出し部58Bから本体パターン54に沿って延在する1つの第2延在部60Bとを有する。
この場合、第1張り出し部58Aと第2張り出し部58Bは、本体パターン54からそれぞれ交互に張り出した形態を有する。そして、第1張り出し部58Aと第2張り出し部58Bとが入れ子状に配列され、さらに、第1延在部60Aと第2延在部60Bとが入れ子状に配列されている。第1張り出し部58A及び第2張り出し部58Bを区別しないで言う場合には張り出し部58と記し、第1延在部60A及び第2延在部60Bを区別しないで言う場合には延在部60と記す。
第4形態は、図7A及び図7Bに示すように、第3形態と略同様の構成を有するが、第1張り出し部58Aから複数の第1延在部60Aが張り出し、第2張り出し部58Bから複数の第2延在部60Bが張り出している点で異なる。
第5形態は、図8A及び図8Bに示すように、第2形態と略同様及び構成を有するが、一方の張り出しパターン56A及び他方の張り出しパターン56Bの各外形形状が三角形状である点で異なる。すなわち、例えば第1形態及び第2形態のように矩形形状に限らず、三角形状やその他の多角形状でも構わない。
張り出しパターン56の幅Whは、図3B、図4B、図5B、図6B、図7B及び図8Bの例に示すように、張り出しパターン56を区画する仮想電極線Laで形成される矩形形状を、本体パターン54の延在方向(第1方向:y方向)と直交する方向(第2方向:x方向)を法線とする仮想面Maに投影して形成される線分の長さを指す。第3形態や第4形態であれば、張り出しパターン56を区画する仮想電極線Laで形成される矩形形状と、延在部60を区画する仮想電極線Laで形成される矩形形状とを仮想面Maに投影して形成される線分の長さとなる。なお、図6Bに示すように、一方の張り出しパターン56Aと他方の張り出しパターン56Bとで形状が異なる場合は、一方の張り出しパターン56Aの幅Whと他方の張り出しパターン56Bの幅Whとが異なってくる場合もある。
図6B及び図7Bに示すように、第1張り出し部58A、第2張り出し部58B、第1延在部60A及び第2延在部60Bの各最大幅Wa1、Wb1、Wa2及びWb2は、本体パターン54の幅Wdよりも小さい。
幅Wa1、Wa2、Wb1及びWb2はいずれも、セル38の平均直径D×1/2×k(kは実数)に設計することが好ましい。平均直径Dは、図9に示すように、1つのセル38を構成する金属細線の中心を通る線(中心線)で形作られる形状を見たとき、本体パターン54の延在方向(第1方向:y方向)に沿った第1対角線の長さDyと第1方向と直交する方向(第2方向:x方向)に沿った第2対角線の長さDxを定義し、張り出し部あるいは延在部の5個以上のセル38を抽出して平均Dx、平均Dyを求め、各方向の平均直径と定める。そして、張り出し部あるいは延在部の幅と各電極の幅方向の平均直径D(平均Dxあるいは平均Dy)を比較する。具体的には、幅Wa1及び幅Wa2を平均Dyと比較し、幅Wb1及び幅Wb2を平均Dxと比較する。このとき、幅Wa1、Wa2、Wb1及びWb2はいずれも、セル38の平均直径D×1/2×k(kは実数)に設計することが好ましい。
幅Wa1等を上述した設計にしないと、第1張り出し部58A、第2張り出し部58B、第1延在部60A及び第2延在部60Bを構成するメッシュ構造の設計が難しくなり、これら第1張り出し部58A等の抵抗値が場所によって変わるという問題が生じるおそれがある。特に、幅Wa1、Wa2、Wb1及びWb2をいずれも、例えばk=2あるいは4として、セル38の平均直径Dと等しい設計あるいはセル38の平均直径Dの2倍と等しい設計とすることで、抵抗値の変動がほとんどなく、しかも、第1延在部60A及び第2延在部60Bの本数を増やすことも可能となるため、タッチ位置の検出を高精度に行うことが可能となる。
一方、第2電極パターン36Bは、第2方向(x方向)に延在する帯状パターンにて構成されるのが好ましい。また、第2電極パターン36Bは、各張り出しパターン56と対向して配置されるのが好ましい。第2電極パターン36Bの幅Weは、例えば図3Aに示すように、第2電極パターン36Bを区画する仮想電極線Laで形成される矩形形状のうち、第1電極パターン36Aの延在方向(第1方向:y方向)に沿った長さを指す。第2電極パターン36Bの幅Weは、第1電極パターン36Aの張り出しパターン56の幅Whより狭くてもよいし、広くてもよい。第1方向(y方向)の分解能に応じて適宜設定することができる。例えば張り出しパターン56に対して、1〜5本の第2電極パターン36Bを対向させる態様が挙げられる。図6A〜図7Bに示す第3形態及び第4形態においては、第1延在部60Aや第2延在部60Bに対して、1〜5本の第2電極パターン36Bを対向させる態様が挙げられる。
そして、この積層導電性フイルム18をタッチパネル10として使用する場合は、第2導電性フイルム16B上にカバー層20を積層し、第1導電性フイルム16Aの多数の第1電極パターン36Aから導出された第1端子配線部44aと、第2導電性フイルム16Bの多数の第2電極パターン36Bから導出された第2端子配線部44bとを、例えばスキャンをコントロールする制御回路14(図2参照)に接続する。
タッチ位置の検出方式としては、自己容量方式や相互容量方式を好ましく採用することができる。
自己容量方式は、図2に示すように、制御回路14から第1端子配線部44aに対して順番にタッチ位置を検出するための第1パルス信号P1を供給し、制御回路14から第2端子配線部44bに順番にタッチ位置を検出するための第2パルス信号P2を供給する。
指先をカバー層20の上面に接触又は近接させることで、タッチ位置に対向する第1電極パターン36AとGND(グランド)間の容量、並びに第2電極パターン36BとGND間の容量が増加することから、当該第1電極パターン36A及び第2電極パターン36Bからの伝達信号の波形が、他の第1電極パターン36A及び第2電極パターン36Bからの伝達信号の波形と異なった波形となる。従って、制御回路14では、当該第1電極パターン36A及び第2電極パターン36Bからの伝達信号に基づいてタッチ位置を演算する。
一方、相互容量方式は、図10に示すように、制御回路14から第1電極パターン36Aに対して順番にタッチ位置検出のための電圧信号S1を印加し、第2電極パターン36Bに対して順番にセンシング(伝達信号S2の検出)を行う。指先をカバー層20の上面に接触又は近接させることで、タッチ位置に対向する第1電極パターン36Aと第2電極パターン36B間の寄生容量(初期の静電容量)に対して並列に指の浮遊容量が加わることから、タッチ位置に対応する第2電極パターン36Bからの伝達信号S2の波形が他の第2電極パターン36Bからの伝達信号S2の波形と異なった波形となる。従って、制御回路14では、電圧信号S1を供給している第1電極パターン36Aの順番と、供給された第2電極パターン36Bからの伝達信号S2に基づいてタッチ位置を演算する。
このような自己容量方式又は相互容量方式のタッチ位置の検出方法を採用することで、カバー層20の上面に同時に2つの指先を接触又は近接させても、各タッチ位置を検出することが可能となる。
なお、投影型静電容量方式の検出回路に関する先行技術文献として、米国特許第4,582,955号明細書、米国特許第4,686,332号明細書、米国特許第4,733,222号明細書、米国特許第5,374,787号明細書、米国特許第5,543,588号明細書、米国特許第7,030,860号明細書、米国特許出願公開第2004/0155871号明細書等がある。
第1電極パターン36Aに張り出しパターン56が存在しない場合、第1電極パターン36Aの隣接する2つの本体パターン54の間であって、且つ、隣接する2つの第2電極パターン36Bの間には、静電容量の変化を捉えるための電極パターンが存在しない。そのため、このような箇所に、指が接触あるいは近接した場合、指の位置検出精度が低下し、ペン等のタッチ範囲が小さいもので接触した際に、タッチ位置を検出することができず、操作者の意図とは異なる動作が行われるおそれがある。
これに対して、本実施の形態では、第1電極パターン36Aに、第2電極パターン36Bが、各張り出しパターン56と対向するように配列されているため、第1電極パターン36Aの隣接する2つの本体パターン54の間であって、且つ、隣接する2つの第2電極パターン36Bの間であっても、指が接触あるいは近接した場合、静電容量の変化を捉えることができるため、このような箇所でもタッチ位置を検出することができる。換言すれば、タッチ位置の検出精度が向上する。その結果、操作者が意図した動作指令に応じた動作が営まれる。
本実施の形態では、第1電極パターン36Aの隣接する2つの本体パターン54の間であって、且つ、隣接する2つの第2電極パターン36Bの間であっても、指が接触あるいは近接した場合、静電容量の変化を捉えることができる。特に、第3形態や第4形態のように、第1延在部60Aと第2延在部60Bとが入れ子状に配列されていることから、第1電極パターン36A間におけるタッチ位置の検出分解能が高くなり、第1形態や第2形態に示すパターンよりもタッチ位置の検出精度が高くなる。
また、第1張り出し部58A及び第2張り出し部58Bを、それぞれ複数のセル38を張り出し方向に配列させて構成し、第1延在部60A及び第2延在部60Bを、それぞれ複数のセル38を本体パターン54の延在方向に配列させて構成したので、第1電極パターン36A間におけるタッチ位置の検出分解能を最大限に高めながらも、第1張り出し部58A、第2張り出し部58B、第1延在部60A及び第2延在部60Bの導電性を確保することができる。
また、第1延在部60A及び第2延在部60Bの各最大幅Wb1及びWb2を、第1延在部60Aと第2延在部60Bとの間の間隔Wc(図6A及び図7A参照)よりも大きくすることで、以下の効果を奏することになる。すなわち、第1電極パターン36Aの隣接する2つの本体パターン54の間であって、且つ、隣接する2つの第2電極パターン36Bの間を埋めるように、互いに入れ子状に配列されたくし歯状の一方の張り出しパターン56Aと他方の張り出しパターン56Bが配置された形態となる。そのため、タッチ位置の検出ができない、あるいは検出し難い箇所がなくなり、タッチ位置の検出精度をさらに向上させることができる。特に、間隔Wcをメッシュを構成するセル38の平均直径D×1/2×k(kは実数)とすることで、第1張り出し部58Aや第2張り出し部58B等のメッシュ構造の設計が容易になり、抵抗値が局部的に変動することを抑制することができる。また、間隔Wcを、例えばk=1として、セル38の平均直径Dの1/2と等しい設計とすることで、第1張り出し部58A及び第2張り出し部58Bのメッシュ構造の設計が容易で、抵抗値の変動がほとんどない設計ができ、しかも、第1張り出し部58A及び第2張り出し部58Bの配列ピッチを狭くすることができ、タッチ位置の検出を高精度に行うことが可能となる。なお、ここでセル38の平均直径Dは第1電極パターン36Aを構成するセル38を5個以上任意に抽出して、その幅方向(x方向)の長さの平均値(平均Dx)を算出したものとする。
各セル38は、多角形で構成されている。多角形としては、三角形、四角形(正方形、長方形、平行四辺形、ひし形等)、五角形、六角形、ランダム多角形等が挙げられる。また、多角形を構成する辺の一部が曲線からなっていてもよい。セル38の一辺の長さは100〜300μmが好ましい。一辺の長さが短すぎると、開口率及び透過率が低下し、それに伴って、透明性が劣化するという問題がある。反対に、一辺の長さが長すぎると、開口率及び透過率は向上するが、第1電極パターン36A及び第2電極パターン36Bの電気抵抗が高くなり、タッチ位置の検出精度が劣化するという問題がある。セル38の一辺の長さが上記の範囲である場合には、さらに透明性も良好に保つことが可能であり、表示装置22の表示パネル24上にとりつけた際に、違和感なく表示を視認することができる。
金属細線の線幅は0.1μm以上15μm以下が好ましく、0.5μm以上9μm以下がより好ましく、1μm以上7μm以下がさらに好ましい。第1電極パターン36A及び第2電極パターン36Bの表面抵抗は、0.1〜100オーム/sq.の範囲にあることが好ましい。下限値は、1オーム/sq.以上、3オーム/sq.以上、5オーム/sq.以上、10オーム/sq.以上であることが好ましい。上限値は、70オーム/sq.以下、50オーム/sq.以下であることが好ましい。
次に、本実施の形態に係る導電性フイルムの好ましい態様について以下に説明する。
上述した第1端子配線部44a、第2端子配線部44b、第1端子部46a、第2端子部46b、電極膜48、第1接地端子部50a、第2接地端子部50b及び接地ライン52を構成する金属配線、並びに第1電極パターン36A及び第2電極パターン36Bを構成する金属細線は、それぞれ単一の導電性素材にて構成されているのが好ましい。単一の導電性素材は、銀、銅、アルミニウムのうちの1種類からなる金属、もしくはこれらの少なくとも1つを含む合金からなるのが好ましい。
本実施の形態における第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bは、可視光透過率の点から少なくともセンサ領域26A、26Bの開口率が85%以上であることが好ましく、90%以上であることがさらに好ましく、95%以上であることが最も好ましい。開口率とは、金属細線を除いた透光性部分が全体に占める割合であり、例えば、線幅6μm、細線ピッチ240μmの正方形の格子状の開口率は、95%である。
上述の積層導電性フイルム18では、例えば図2に示すように、第1透明基体32Aの表面に第1導電部30Aを形成し、第2透明基体32Bの表面に第2導電部30Bを形成するようにしたが、その他、図11に示すように、第2透明基体32Bの一方の面(例えば下面)に第1導電部30Aを形成し、第2透明基体32Bの他方の面(例えば上面)に第2導電部30Bを形成するようにしてもよい。この場合、第1透明基体32Aが存在せず、第1導電部30A上に、第2透明基体32Bが積層され、第2透明基体32B上に第2導電部30Bが積層された形態となる。この場合も、第1導電部30Aを被覆するように第1透明粘着剤層34Aが形成され、第2導電部30Bを被覆するように第2透明粘着剤層34Bが形成されるのが好ましい。また、第1導電性フイルム16Aと第2導電性フイルム16Bとはその間に他の層が存在してもよく、第1電極パターン36Aと第2電極パターン36Bとが絶縁状態であれば、それらが対向して配置されてもよい。
図1に示すように、第1導電性フイルム16Aと第2導電性フイルム16Bの例えば各コーナー部に、第1導電性フイルム16Aと第2導電性フイルム16Bの貼り合わせの際に使用する位置決め用の第1アライメントマーク62a及び第2アライメントマーク62bを形成することが好ましい。この第1アライメントマーク62a及び第2アライメントマーク62bは、第1導電性フイルム16Aと第2導電性フイルム16Bを貼り合わせて積層導電性フイルム18とした場合に、新たな複合アライメントマークとなり、この複合アライメントマークは、該積層導電性フイルム18を表示パネル24に設置する際に使用する位置決め用のアライメントマークとして利用してもよい。
上述の例では、第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bを投影型静電容量方式のタッチパネル10に適用した例を示したが、その他、表面型静電容量方式のタッチパネルや、抵抗膜式のタッチパネルにも適用することができる。
なお、上述した本実施の形態に係る第1導電性フイルム16A及び第2導電性フイルム16Bは、表示装置22のタッチパネル用の導電性フイルムのほか、表示装置22の電磁波シールドフイルムや、表示装置22の表示パネル24に設置される光学フイルムとしても利用することができる。表示装置22としては液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL、無機EL等が挙げられる。
次に、代表的に第1導電性フイルム16Aの製造方法について簡単に説明する。第2導電性フイルム16Bにおいても同様である。
第1導電性フイルム16Aを製造する方法としては、例えば第1透明基体32Aに感光性ハロゲン化銀塩を含有する乳剤層を有する感光材料を露光し、現像処理を施すことによって、露光部及び未露光部にそれぞれ金属銀部及び光透過性部を形成して第1導電部30Aを形成するようにしてもよい。なお、さらに金属銀部に物理現像及び/又はめっき処理を施すことによって金属銀部に導電性金属を担持させるようにしてもよい。
あるいは、第1透明基体32A上にめっき前処理材を用いて感光性被めっき層を形成し、その後、露光、現像処理した後にめっき処理を施すことにより、露光部及び未露光部にそれぞれ金属部及び光透過性部を形成して第1導電部30Aを形成するようにしてもよい。なお、さらに金属部に物理現像及び/又はめっき処理を施すことによって金属部に導電性金属を担持させるようにしてもよい。
めっき前処理材を用いる方法のさらに好ましい形態としては、次の2通りの形態が挙げられる。なお、下記のより具体的な内容は、特開2003−213437号公報、特開2006−64923号公報、特開2006−58797号公報、特開2006−135271号公報等に開示されている。
(a) 第1透明基体32A上に、めっき触媒又はその前駆体と相互作用する官能基を含む被めっき層を塗布し、その後、露光・現像した後にめっき処理して金属部を被めっき材料上に形成させる態様。
(b) 第1透明基体32A上に、ポリマー及び金属酸化物を含む下地層と、めっき触媒又はその前駆体と相互作用する官能基を含む被めっき層とをこの順に積層し、その後、露光・現像した後にめっき処理して金属部を被めっき材料上に形成させる態様。
その他の方法としては、第1透明基体32A上に形成された金属箔上のフォトレジスト膜を露光、現像処理してレジストパターンを形成し、レジストパターンから露出する金属箔をエッチングすることによって、第1導電部30Aを形成するようにしてもよい。
あるいは、第1透明基体32A上に金属微粒子を含むペーストを印刷し、ペーストに金属めっきを行うことによって、メッシュパターンを形成するようにしてもよい。
あるいは、第1透明基体32A上に、メッシュパターンをスクリーン印刷版又はグラビア印刷版によって印刷形成するようにしてもよい。
あるいは、第1透明基体32A上に、第1導電部30Aをインクジェットにより形成するようにしてもよい。
次に、本実施の形態に係る第1導電性フイルム16Aにおいて、特に好ましい態様であるハロゲン化銀写真感光材料を用いる方法を中心にして述べる。これは、第2導電性フイルム16Bについても同様である。
本実施の形態に係る第1導電性フイルム16Aの製造方法は、感光材料と現像処理の形態によって、次の3通りの形態が含まれる。
(1) 物理現像核を含まない感光性ハロゲン化銀黒白感光材料を化学現像又は熱現像して金属銀部を該感光材料上に形成させる態様。
(2) 物理現像核をハロゲン化銀乳剤層中に含む感光性ハロゲン化銀黒白感光材料を溶解物理現像して金属銀部を該感光材料上に形成させる態様。
(3) 物理現像核を含まない感光性ハロゲン化銀黒白感光材料と、物理現像核を含む非感光性層を有する受像シートを重ね合わせて拡散転写現像して金属銀部を非感光性受像シート上に形成させる態様。
上記(1)の態様は、一体型黒白現像タイプであり、感光材料上に光透過性導電性膜等の透光性導電性膜が形成される。得られる現像銀は化学現像銀又は熱現像銀であり、高比表面のフィラメントである点で後続するめっき又は物理現像過程で活性が高い。
上記(2)の態様は、露光部では、物理現像核近縁のハロゲン化銀粒子が溶解されて現像核上に沈積することによって感光材料上に光透過性導電性膜等の透光性導電性膜が形成される。これも一体型黒白現像タイプである。現像作用が、物理現像核上への析出であるので高活性であるが、現像銀は比表面の小さい球形である。
上記(3)の態様は、未露光部においてハロゲン化銀粒子が溶解されて拡散して受像シート上の現像核上に沈積することによって受像シート上に光透過性導電性膜等の透光性導電性膜が形成される。いわゆるセパレートタイプであって、受像シートを感光材料から剥離して用いる態様である。
いずれの態様もネガ型現像処理及び反転現像処理のいずれの現像を選択することもできる(拡散転写方式の場合は、感光材料としてオートポジ型感光材料を用いることによってネガ型現像処理が可能となる)。
ここでいう化学現像、熱現像、溶解物理現像、拡散転写現像は、当業界で通常用いられている用語どおりの意味であり、写真化学の一般教科書、例えば菊地真一著「写真化学」(共立出版社、1955年刊行)、C.E.K.Mees編「The Theory of Photographic Processes, 4th ed.」(Mcmillan社、1977年刊行)に解説されている。本件は液処理に係る発明であるが、その他の現像方式として熱現像方式を適用する技術も参考にすることができる。例えば、特開2004−184693号、同2004−334077号、同2005−010752号の各公報、特願2004−244080号、同2004−085655号の各明細書に記載された技術を適用することができる。
ここで、本実施の形態に係る第1導電性フイルム16Aの各層の構成について、以下に詳細に説明する。これは、第2導電性フイルム16Bについても同様である。
[第1透明基体32A]
第1透明基体32Aとしては、プラスチックフイルム、プラスチック板、ガラス板等を挙げることができる。上記プラスチックフイルム及びプラスチック板の原料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル類;トリアセチルセルロース(TAC)、ポリカーボネイト、環状オレフィン(COP)等を用いることができる。第1透明基体32Aとしては、融点が約290℃以下であるプラスチックフイルム、又はプラスチック板が好ましく、特に、光透過性や加工性等の観点から、PETが好ましい。
[銀塩乳剤層]
第1導電性フイルム16Aの金属細線となる銀塩乳剤層は、銀塩とバインダーの他、溶媒や染料等の添加剤を含有する。
本実施の形態に用いられる銀塩としては、ハロゲン化銀等の無機銀塩及び酢酸銀等の有機銀塩が挙げられる。本実施の形態においては、光センサーとしての特性に優れるハロゲン化銀を用いることが好ましい。
銀塩乳剤層の塗布銀量(銀塩の塗布量)は、銀に換算して1〜30g/m2が好ましく、1〜25g/m2がより好ましく、5〜20g/m2がさらに好ましい。この塗布銀量を上記範囲とすることで、第1導電性フイルム16Aとした場合に所望の表面抵抗を得ることができる。
本実施の形態に用いられるバインダーとしては、例えば、ゼラチン、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン(PVP)、澱粉等の多糖類、セルロース及びその誘導体、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルアミン、キトサン、ポリリジン、ポリアクリル酸、ポリアルギン酸、ポリヒアルロン酸、カルボキシセルロース等が挙げられる。これらは、官能基のイオン性によって中性、陰イオン性、陽イオン性の性質を有する。
本実施の形態の銀塩乳剤層中に含有されるバインダーの含有量は、特に限定されず、分散性と密着性を発揮し得る範囲で適宜決定することができる。銀塩乳剤層中のバインダーの含有量は、銀/バインダー体積比で1/4以上が好ましく、1/2以上がより好ましい。銀/バインダー体積比は、100/1以下が好ましく、50/1以下がより好ましい。また、銀/バインダー体積比は1/1〜4/1であることがさらに好ましい。1/1〜3/1であることが最も好ましい。銀塩乳剤層中の銀/バインダー体積比をこの範囲にすることで、塗布銀量を調整した場合でも抵抗値のばらつきを抑制し、均一な表面抵抗を有する第1導電性フイルム16Aを得ることができる。なお、銀/バインダー体積比は、原料のハロゲン化銀量/バインダー量(重量比)を銀量/バインダー量(重量比)に変換し、さらに、銀量/バインダー量(重量比)を銀量/バインダー量(体積比)に変換することで求めることができる。
<溶媒>
銀塩乳剤層の形成に用いられる溶媒は、特に限定されるものではないが、例えば、水、有機溶媒(例えば、メタノール等のアルコール類、アセトン等のケトン類、ホルムアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、酢酸エチル等のエステル類、エーテル類等)、イオン性液体、及びこれらの混合溶媒を挙げることができる。
<その他の添加剤>
本実施の形態に用いられる各種添加剤に関しては、特に制限は無く、公知のものを好ましく用いることができる。
[その他の層構成]
銀塩乳剤層の上に図示しない保護層を設けてもよい。また、銀塩乳剤層よりも下に、例えば下塗り層を設けることもできる。
次に、第1導電性フイルム16Aの作製方法の各工程について説明する。
[露光]
本実施の形態では、第1導電部30Aを印刷方式によって施す場合を含むが、印刷方式以外は、第1導電部30Aを露光と現像等によって形成する。すなわち、第1透明基体32A上に設けられた銀塩含有層を有する感光材料又はフォトリソグラフィ用フォトポリマーを塗工した感光材料への露光を行う。露光は、電磁波を用いて行うことができる。電磁波としては、例えば、可視光線、紫外線等の光、X線等の放射線等が挙げられる。さらに露光には波長分布を有する光源を利用してもよく、特定の波長の光源を用いてもよい。
[現像処理]
本実施の形態では、乳剤層を露光した後、さらに現像処理が行われる。現像処理は、銀塩写真フイルムや印画紙、印刷製版用フイルム、フォトマスク用エマルジョンマスク等に用いられる通常の現像処理の技術を用いることができる。本発明における現像処理は、未露光部分の銀塩を除去して安定化させる目的で行われる定着処理を含むことができる。本発明における定着処理は、銀塩写真フイルムや印画紙、印刷製版用フイルム、フォトマスク用エマルジョンマスク等に用いられる定着処理の技術を用いることができる。
現像、定着処理を施した感光材料は、水洗処理や安定化処理を施されるのが好ましい。
現像処理後の露光部に含まれる金属部の質量は、露光前の露光部に含まれていた金属の質量に対して50質量%以上の含有率であることが好ましく、80質量%以上であることがさらに好ましい。露光部に含まれる金属の質量が露光前の露光部に含まれていた金属の質量に対して50質量%以上であれば、高い導電性を得ることができるため好ましい。
以上の工程を経て第1導電性フイルム16Aは得られる。現像処理後の第1導電性フイルム16Aに対しては、さらにカレンダー処理を行ってもよく、カレンダー処理により各透明導電層の表面抵抗を所望の表面抵抗(0.1〜100オーム/sq.の範囲)に調整することができる。
[物理現像及びめっき処理]
本実施の形態では、前記露光及び現像処理により形成された金属部の導電性を向上させる目的で、前記金属部に導電性金属粒子を担持させるための物理現像及び/又はめっき処理を行ってもよい。本発明では物理現像又はめっき処理のいずれか一方のみで導電性金属粒子を金属銀部に担持させてもよく、物理現像とめっき処理とを組み合わせて導電性金属粒子を金属部に担持させてもよい。なお、金属部に物理現像及び/又はめっき処理を施したものを含めて「導電性金属部」と称する。
本実施の形態における「物理現像」とは、金属や金属化合物の核上に、銀イオン等の金属イオンを還元剤で還元して金属粒子を析出させることをいう。この物理現象は、インスタントB&Wフイルム、インスタントスライドフイルムや、印刷版製造等に利用されており、本発明ではその技術を用いることができる。また、物理現像は、露光後の現像処理と同時に行っても、現像処理後に別途行ってもよい。
本実施の形態において、めっき処理は、無電解めっき(化学還元めっきや置換めっき)、電解めっき、又は無電解めっきと電解めっきの両方を用いることができる。本実施の形態における無電解めっきは、公知の無電解めっき技術を用いることができ、例えば、プリント配線板等で用いられている無電解めっき技術を用いることができ、無電解めっきは無電解銅めっきであることが好ましい。
[酸化処理]
本実施の形態では、現像処理後の金属部、並びに、物理現像及び/又はめっき処理によって形成された導電性金属部には、酸化処理を施すことが好ましい。酸化処理を行うことにより、例えば、光透過性部に金属が僅かに沈着していた場合に、該金属を除去し、光透過性部の透過性を略100%にすることができる。
[第1透明基体32A等の厚み]
本実施の形態に係る第1導電性フイルム16Aにおける第1透明基体32Aの厚さは、5〜350μmであることが好ましく、30〜150μmであることがさらに好ましい。5〜350μmの範囲であれば所望の可視光の透過率が得られ、且つ、取り扱いも容易である。
第1透明基体32A上に設けられる金属部の厚さは、第1透明基体32A上に塗布される銀塩含有層用塗料の塗布厚みに応じて適宜決定することができる。金属部の厚さは、0.01μm〜200μmから選択可能であるが、30μm以下であることが好ましく、20μm以下であることがより好ましく、0.01〜9μmであることがさらに好ましく、0.05〜5μmであることが最も好ましい。また、金属部はパターン状であることが好ましい。金属部は1層でもよく、2層以上の重層構成であってもよい。金属部がパターン状であり、且つ、2層以上の重層構成である場合、異なる波長に感光できるように、異なる感色性を付与することができる。これにより、露光波長を変えて露光すると、各層において異なるパターンを形成することができる。
導電性金属部の厚さは、タッチパネル10の用途としては、薄いほど表示パネル24の視野角が広がるため好ましく、視認性の向上の点でも薄膜化が要求される。このような観点から、導電性金属部に担持された導電性金属からなる層の厚さは、9μm未満であることが好ましく、0.1μm以上5μm未満であることがより好ましく、0.1μm以上3μm未満であることがさらに好ましい。
本実施の形態では、上述した銀塩含有層の塗布厚みをコントロールすることにより所望の厚さの金属部を形成し、さらに物理現像及び/又はめっき処理により導電性金属粒子からなる層の厚みを自在にコントロールできるため、5μm未満、好ましくは3μm未満の厚みを有する導電性フイルムであっても容易に形成することができる。
なお、本実施の形態に係る第1導電性フイルム16Aの製造方法では、めっき等の工程は必ずしも行う必要はない。本実施の形態に係る第1導電性フイルム16Aの製造方法では銀塩乳剤層の塗布銀量、銀/バインダー体積比を調整することで所望の表面抵抗を得ることができるからである。なお、必要に応じてカレンダー処理等を行ってもよい。
[現像処理後の硬膜処理]
銀塩乳剤層に対して現像処理を行った後に、硬膜剤に浸漬して硬膜処理を行うことが好ましい。硬膜剤としては、例えば、グルタルアルデヒド、アジポアルデヒド、2,3−ジヒドロキシ−1,4−ジオキサン等のジアルデヒド類及びほう酸等の特開平2−141279号公報に記載のものを挙げることができる。
本実施の形態に係る第1導電性フイルム16Aには、反射防止層やハードコート層等の機能層を付与してもよい。
[カレンダー処理]
金属部にカレンダー処理を施して平滑化するようにしてもよい。これによって金属部の導電性が顕著に増大する。カレンダー処理は、カレンダーロールにより行うことができる。カレンダーロールは通常一対のロールからなる態様が好ましい。
カレンダー処理に用いられるロールとしては、エポキシ、ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミド等のプラスチックロール又は金属ロールが好適に用いられる。特に、両面に乳剤層を有する場合は、金属ロール同士で処理することが好ましい。片面に乳剤層を有する場合は、シワ防止の点から金属ロールとプラスチックロールの組み合わせとすることもできる。線圧力の上限値は1960N/cm(200kgf/cm、面圧に換算すると699.4kgf/cm2)以上、さらに好ましくは2940N/cm(300kgf/cm、面圧に換算すると935.8kgf/cm2)以上である。線圧力の上限値は、6880N/cm(700kgf/cm)以下である。
カレンダーロールで代表される平滑化処理の適用温度は10℃(温調なし)〜100℃が好ましく、より好ましい温度は、金属メッシュパターンや金属配線パターンの画線密度や形状、バインダー種によって異なるが、おおよそ10℃(温調なし)〜50℃の範囲にある。
なお、本発明は、下記表1及び表2に記載の公開公報及び国際公開パンフレットの技術と適宜組合わせて使用することができる。「特開」、「号公報」、「号パンフレット」等の表記は省略する。
Figure 2015135629
Figure 2015135629
なお、本発明に係る導電性フイルムは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…タッチパネル 16A…第1導電性フイルム
16B…第2導電性フイルム 18…積層導電性フイルム
22…表示装置 30A…第1導電部
30B…第2導電部 32A…第1透明基体
32B…第2透明基体 36A…第1電極パターン
36B…第2電極パターン 38…セル
40…メッシュパターン 54…本体パターン
56A…一方の張り出しパターン 56B…他方の張り出しパターン
58A…第1張り出し部 58B…第2張り出し部
60A…第1延在部 60B…第2延在部

Claims (9)

  1. 絶縁体と、2以上の第1電極パターンと、2以上の第2電極パターンとを有し、前記第1電極パターンと前記第2電極パターンとが前記絶縁体を挟んで対向する導電性フイルムであって、
    前記第1電極パターン及び前記第2電極パターンは、それぞれ金属細線による多数のセルが組み合わされて構成され、
    前記第1電極パターンは、一方向に延びる本体パターンと、該本体パターンの一方の側から隣接する一方の第1電極パターンに向けて張り出す一方の張り出しパターンと、前記本体パターンの他方の側から隣接する他方の第1電極パターンに向けて張り出す他方の張り出しパターンとを有し、
    前記一方の張り出しパターン間に、前記隣接する一方の前記第1電極パターンの前記他方の張り出しパターンが入り込み、前記他方の張り出しパターン間に、前記隣接する他方の前記第1電極パターンの前記一方の張り出しパターンが入り込んで、前記張り出しパターンが入れ子状に配列されていることを特徴とする導電性フイルム。
  2. 請求項1記載の導電性フイルムにおいて、
    前記第2電極パターンは、帯状パターンを有し、前記第1電極パターンの前記張り出しパターンと対向して配置されていることを特徴とする導電性フイルム。
  3. 請求項1又は2記載の導電性フイルムにおいて、
    前記一方の張り出しパターンは、前記隣接する一方の第1電極パターンに向かって張り出す第1張り出し部と、該第1張り出し部から前記本体パターンに沿って延在する1以上の第1延在部とを有し、
    前記他方の張り出しパターンは、前記隣接する他方の第1電極パターンに向かって張り出す第2張り出し部と、該第2張り出し部から前記本体パターンに沿って延在する1以上の第2延在部とを有することを特徴とする導電性フイルム。
  4. 請求項3記載の導電性フイルムにおいて、
    さらに、前記第1延在部と前記第2延在部とが、それぞれ隣接する第1電極パターンの張り出し部から延在する延在部と入れ子状に配列されていることを特徴とする導電性フイルム。
  5. 請求項4記載の導電性フイルムにおいて、
    前記第1延在部及び前記第2延在部の各最大幅は、前記第1延在部と、該第1延在部と入れ子状態にある、隣接する電極パターンの張り出し部から延在する延在部との間隔よりも大きいことを特徴とする導電性フイルム。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の導電性フイルムにおいて、
    前記第1張り出し部、前記第2張り出し部、前記第1延在部及び前記第2延在部の各最大幅は、前記セルの平均直径×1/2×k(kは実数)に設計されていることを特徴とする導電性フイルム。
  7. 請求項6記載の導電性フイルムにおいて、
    前記第1延在部と前記第2延在部との間の前記間隔は、前記セルの平均直径×1/2×k(kは実数)であることを特徴とする導電性フイルム。
  8. 請求項3〜7のいずれか1項に記載の導電性フイルムにおいて、
    前記第1張り出し部、前記第2張り出し部、前記第1延在部及び前記第2延在部の各最大幅は、前記本体パターンの幅よりも小さいことを特徴とする導電性フイルム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の導電性フイルムにおいて、
    前記張り出しパターンに対して、1〜5本の前記第2電極パターンが対向することを特徴とする導電性フイルム。
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