JP2015134411A - 三次元造形物の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高強度の材料で三次元造形物を製作しない場合でも、三次元造形物の表面形状精度を低下させることなく、三次元造形物の内部強度を高めることができる方法を提供する。【解決手段】三次元造形物1の外表面の開口3aから内部に延びている補強穴3に補強材を設けた三次元造形物1を製造する。製作対象物体の三次元形状に補強穴3の形状を加えた三次元形状のデータに基づいて積層造形法により補強穴3を含む三次元造形物1を製作し、または、製作対象物体の三次元形状のデータに基づいて積層造形法により三次元造形物1を製作し三次元造形物1に補強穴3を形成する。製作した三次元造形物1の材料と異なる流動性物質を補強穴3に充填する。補強穴3に充填した流動性物質6を硬化させることにより、流動性物質6を三次元造形物1の補強材にする。【選択図】図2

Description

本発明は、製作対象物体の三次元造形物を積層造形法により製造する方法に関する。
積層造形法では、製作対象物体が、多数の層を積み重ねて形成されているとして、多数の層を順に形成して積み重ねていくことにより製作対象物体の三次元造形物を製作する。各層の形成は、製作対象物体の三次元形状を表わす三次元形状データに基づいて行われる。なお、以下において、三次元造形物の各層を、単に層と呼ぶ。
このような積層造形法により、例えば、三次元造形物を製品の模型として製作し、この模型に基づいて、製品の外観や性能を評価する。
積層造形法には、例えば、粉末法、光造形法、シート積層法、および、溶融堆積法がある。
粉末法では、粉末材料を広げて一層分の粉末材料を配置する。この粉末材料にバインダをヘッドから噴射して粉末材料を固め、もしくは、この粉末材料にレーザビームを照射して粉末材料を焼結させる。これにより、1つの層を形成する。次いで、この層の上に次の層分の粉末材料を導入し、この粉末材料に、上記と同様に、バインダを噴射し、または、レーザビームを照射して、次の層を形成する。これを繰り返すことにより、多数の層を積み重ねて三次元造形物を製作する。
光造形法では、紫外線が照射されることにより硬化する紫外線硬化樹脂を用意する。一層分の紫外線硬化樹脂に紫外線を照射して、1つの層を硬化して形成する。次いで、この層の上に次の一層分の紫外線硬化樹脂を導入して、この紫外線硬化樹脂に紫外線を照射して、次の層を硬化して形成する。これを繰り返すことにより、多数の層を積み重ねて三次元造形物を製作する。
シート積層法では、シートを造形テーブルに導入して、このシートにおいて、1つの層に相当する部分の輪郭に切り込みを入れる。その後、次のシートを、造形テーブルに導入して前回導入したシートの上面に接着するとともに、この次のシートにおいて、次の層に相当する部分の輪郭に切り込みを入れる。これを繰り返して多数の層を形成したら、切り込みに沿ってシートの不要部分を除去することにより、多数の層を積み重ねた三次元造形物が得られる。
溶融堆積法では、材料(例えば樹脂)を熱で溶かし、溶けた材料を、1つの層に相当する形状と寸法に延ばして固める。次いで、この層の上に、溶けた材料を新たに導入し、次の層に相当する形状と寸法に延ばして固める。これを繰り返すことにより、多数の層を積み重ねて三次元造形物を製作する。
特開2013−18222号公報
三次元造形物の材料の強度が低い場合には、三次元造形物が破損しやすい。例えば、三次元造形物において細長く延びる部分が存在する場合には、この部分は、強度(曲げ強さ)が低く破断しやすい。
ところで、上記の特許文献1では、製作された三次元造形物の上面にシートを密着させて、三次元構造物を完成させている。これにより、三次元造形物の上面がシートで保護されるため、三次元造形物の上面を人が触って三次元造形物が損傷することが防止される。すなわち、三次元造形物の外面強度が向上する。
また、従来では、製作された三次元造形物の表面に保護用の表面処理剤を塗布することにより、三次元造形物の外面強度を向上させて、三次元造形物の表面を保護することも行われていた。
しかし、このように、三次元造形物の表面に保護用のシートや表面処理剤を付加すると、三次元造形物の表面形状精度が低下する可能性がある。
また、三次元造形物の表面に対する、保護用のシートや表面処理剤の付加によっては、三次元構造物の内部強度を向上させることができない。
一方、三次元造形物を高強度の物質で形成することも考えられる。しかし、この場合には、高強度の物質が積層造形法に適さず、三次元造形物の形成が困難となる可能性がある。
そこで、本発明の目的は、高強度の材料で三次元造形物を製作しない場合でも、三次元造形物の表面形状精度を低下させることなく、三次元造形物の内部強度を高めることができる方法を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明によると、三次元造形物の外表面の開口から内部に延びている補強穴に補強材を設けた該三次元造形物の製造方法であって、
(A)製作対象物体の三次元形状に前記補強穴の形状を加えた三次元形状のデータに基づいて積層造形法により前記補強穴を含む三次元造形物を製作し、または、製作対象物体の三次元形状のデータに基づいて積層造形法により三次元造形物を製作し該三次元造形物に前記補強穴を形成し、
(B)前記(A)で製作した前記三次元造形物の材料と異なる流動性物質を、前記補強穴に充填し、
(C)前記補強穴に充填した前記流動性物質を硬化させることにより、該流動性物質を前記三次元造形物の補強材にする、ことを特徴とする三次元造形物の製造方法が提供される。
本発明の具体例は、以下の通りである。
前記三次元造形物は、線状に延びる線状部分を含み、
前記補強穴は、前記線状部分の内部において、該線状部分に沿って延びている。
線状に細長く延びる線状部分は破断しやすい。そこで、このような線状部分の内部において当該線状部分に沿って延びる補強穴を形成し、この補強穴に補強材を設ける。これにより、線状部分の強度を高めることができる。
前記(A)の前に、製作対象物体の三次元形状に補強穴を加えた形状を表わす修正後の三次元形状のデータを作成し、
前記(A)では、修正後の三次元形状のデータに基づいて、三次元造形物を積層造形法により製作する。
このように、積層造形法で用いる三次元形状データに補強穴を含ませることにより、強度を高めたい部分を自由に設定し、設定した部分の強度を高めることができる。
前記補強穴は、前記三次元造形物の外表面から、前記三次元造形物の内部へ延びて当該内部において分岐している。
このように補強穴が分岐しているので、三次元造形物の外表面における補強穴の1つの開口から流動性物質を導入するだけで、補強穴の全体に流動性物質を充填できる。したがって、互いに独立した複数の補強穴を、上述のように分岐した補強穴に置き換えることにより、補強穴全体に流動性物質を充填する作業の効率が高まる。
前記(B)において、
(B1)三次元造形物の前記外表面において、補強穴が開口している開口面に対する側面である外周面に取付具を取り付け、該取付具に結合された蓋部で前記開口面を覆い、該蓋部と前記開口面により内部空間を形成し、
(B2)前記蓋部を貫通する貫通穴と前記内部空間を通して、前記補強穴に流動性物質を導入することにより、前記補強穴に流動性物質を充填する。
本発明によると、三次元造形物に形成された補強穴に流動性物質を充填し、この流動性物質を硬化させることにより該流動性物質を三次元造形物の補強材にする。したがって、三次元造形物の外表面に保護用のシートや表面処理剤を付加する場合と違って、三次元造形物の表面形状精度が低下しない。また、補強穴に補強材を設けるので、高強度の材料で三次元造形物を製作しなくても、三次元造形物の内部強度を高めることができる。
このように、高強度の材料で三次元造形物を製作しない場合でも、三次元造形物の表面形状精度を低下させることなく、三次元造形物の内部強度を高めることが可能となる。
本発明の実施形態による三次元造形物の製造方法を示すフローチャートである。 補強穴を含む三次元造形物の例を示す斜視図である。 粉末法を行う三次元造形装置の一例を示す。 光造形法を行う三次元造形装置の一例を示す。 シート積層法を行う三次元造形装置の一例を示す。 溶融堆積法を行う三次元造形装置の一例を示す。 補強穴へ流動性物質を充填する方法の説明図である。 補強穴へ流動性物質を充填する別の方法の説明図である。 補強穴へ流動性物質を充填する別の方法の説明図である。
本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態による三次元造形物の製造方法を示すフローチャートである。この方法により、三次元造形物1の外表面の開口3aから内部に延びている補強穴3に補強材を設けた三次元造形物1(後述の図2を参照)を製造する。この方法は、ステップS1〜ステップS4を有する。
ステップS1において、製作対象物体の三次元形状に補強穴3の形状を加えた三次元形状のデータ(以下、修正後三次元形状データという)を作成する。すなわち、ステップS1において、製作対象物体の三次元形状を表現する修正前の三次元形状のデータ(以下、修正前三次元形状データという)に基づいて、製作対象物体の三次元形状に補強穴3の形状を加えた三次元形状を表わす修正後三次元形状データを作成する。したがって、この修正後三次元形状データは、製作対象物体の三次元形状における補強穴3の位置と形状を含んでいる。修正後三次元形状データの作成は、例えば、人がコンピュータの入力装置(キーボードやマウスなど)を操作することによりなされてよい。修正前三次元形状データと修正後三次元形状データは、コンピュータの記憶装置に記憶される。なお、修正後三次元形状データは、適宜の手段により、後述する三次元造形装置の記憶装置へ伝えられて記憶装置に記憶される。なお、修正前三次元形状データは、例えばCADデータである。
ステップS2において、補強穴3を有する三次元造形物1を製作する。このステップS2では、ステップS1で作成した修正後三次元形状データに基づく積層造形法により、補強穴3を有する三次元造形物1を製作する。すなわち、ステップS1では、後述する三次元造形装置が、修正後三次元形状データに基づいて、多数の層を順に形成して積み重ねていくことにより、これらの多数の層で三次元造形物1を形成する。ステップS2における三次元造形物1の製作を、後でより詳しく説明する。
図2は、ステップS2で製作された三次元造形物1の例を示す斜視図である。
図2(A)の例では、三次元造形物1を貫通する補強穴3が形成されている。各補強穴3は、その一端と他端において開口3aを有する。
図2(B)の例では、三次元造形物1は、線状に延びる線状部分1aを含む。また、補強穴3は、線状部分1aの内部において、線状部分1aに沿って延びる部分を有する。これについて、修正後三次元形状データに基づく積層造形法により、比較的容易に、線状部分1aの内部に補強穴3を形成できる。図2(B)の例では、補強穴3は、三次元造形物1を貫通している。ただし、線状部分1aの内部において線状部分1aに沿って延びる部分を有する補強穴3は、三次元造形物1を貫通していなくてもよい。なお、三次元造形物1は、例えば、工場の各設備の配置を示す模型であり、設備1bと、設備1cと、設備1bから設備1cまで延びている配管1aを各模型部分として有する。ここで、配管1aは、上述の線状部分である。
図2(C)の例では、補強穴3は、三次元造形物1の外表面から、三次元造形物1の内部へ延びてこの内部において分岐している。
ステップS3において、ステップS2で製作された三次元造形物1の材料と異なる材質の流動性物質を、三次元造形物1の補強穴3に充填する。流動性物質は、例えば、樹脂や他の物質である。より具体的には、流動性物質として、例えば、エポキシ、シアノアクリレート、ウレタン、または、モルタルを用いることができる。ただし、流動性物質は、これらに限定されない。ステップS3における流動性物質の充填の具体的方法は後述する。
図2(C)のように分岐している補強穴3が開口3aを1つのみ有し、かつ、流動性が高い流動性物質を用いる場合には、補強穴3の開口3aが上方を向いている状態で、この開口3aに流動性物質を流し込むだけで、補強穴3に流動性物質を充填できる。
ステップS4において、補強穴3に充填した流動性物質を硬化させることにより、流動性物質を三次元造形物1の補強材にする。この硬化は、例えば、補強穴3に充填した流動性物質を自然乾燥させることにより行われる。補強穴3が三次元造形物1を貫通しており流動性物質の流動性が高いときには、補強穴3の開口3aのうち、下方側を向く補強穴3に適宜の手段で蓋をした状態で、補強穴3に充填した流動性物質を硬化させるのがよい。
一例では、流動性物質が硬化した上述の補強材は、ステップS3で製作された三次元造形物1よりも高い弾性を有する。例えば、ステップS3で、石膏粉末(後述の粉末2)を用いて三次元造形物1を粉末法で製作した場合に、補強材は、ステップS3で製作された三次元造形物1の材質である石膏よりも高い弾性を有する。これにより、三次元造形物1に生じたクラックが三次元造形物1全体に進展することを防止できる。すなわち、クラックが進展するように応力が三次元造形物1に作用した場合、この応力が補強材に作用すると補強材は弾性変形するので、クラックの進展を補強材において食い止めることができ、三次元造形物1が完全に破断することを防止できる。
他の例では、補強材は、ステップS3で製作された三次元造形物1よりも高い強度を有する。ここで、強度とは、引張強さ、圧縮強さ、せん断強さ、または曲げ強さを意味する。
ステップS2における三次元造形物1の製作をより詳しく説明する。ステップS2では、上述した粉末法、光造形法、シート積層法、または、溶融堆積法により、三次元造形物1を製作する。
(粉末法の場合)
図3は、ステップS2を行うのに用いられる三次元造形装置10の構成例を示す。図3の三次元造形装置10は、粉末法で三次元造形物1を製作する。三次元造形装置10は、上下に移動する昇降底面部11aを有し粉末2が導入される造形容器11と、粉末2を造形容器11に導入する粉末導入装置12と、造形容器11に導入された粉末2を部分的に固める固着装置13と、上述のステップS1で作成された修正後三次元形状データを記憶する記憶装置14と、粉末導入装置12と固着装置13と昇降底面部11aを制御する制御装置15とを備える。なお、修正後三次元形状データは、三次元造形物1の多数の層にそれぞれ対応する多数のスライスデータから構成されている(以下、同様)。
図3の場合、ステップS2において、制御装置15は、次の(1)〜(3)の制御を、この順で繰り返すことにより、三次元造形物1を製作する。
(1)制御装置15が粉末導入装置12を制御することにより、粉末導入装置12は、一層分の粉末2を造形容器11に導入する。この時、造形容器11に導入された粉末2の上面が水平になるように、粉末導入装置12は粉末2を造形容器11に導入する。図3の例では、粉末導入装置12は、昇降底面部12a1を有し粉末2が蓄えられた粉末容器12aと、ローラ12bとを有する。粉末容器12aの上面は開口している。制御装置15は、一層分に対応する距離だけ昇降底面部12a1を上昇させる。次いで、制御装置15は、図3(A)のように、ローラ12bを、粉末容器12aの開口に関して造形容器11と反対側から、水平に、この開口と造形容器11の開口を横切るように移動させる。これにより、粉末容器12aの開口から上昇した一層分の粉末2が造形容器11に導入される。この方法で、一層分の粉末2が、造形容器11に導入され、導入された粉末2の上面が水平にされる。
(2)制御装置15が一層分のスライスデータに従って固着装置13を制御することにより、固着装置13は、図3(B)のように造形容器11に導入された粉末2を固める。固着装置13が、バインダ(例えば水溶性接着剤)を導入するノズルである場合には、この制御により、ノズル13は、上記(1)で導入された一層分の粉末2のうち、対応する一層分のスライスデータが示す部分にバインダを噴射して、この部分を固める。固着装置13が、レーザビームを照射するレーザ照射装置である場合には、この制御により、レーザ照射装置13は、上記(1)で導入された一層分の粉末2のうち、対応する一層分のスライスデータが示す部分にレーザビームを照射して、この部分を焼結して固める。
(3)制御装置15は、一層分の厚みだけ昇降底面部11aを下降させる。
(光造形法の場合)
図4は、ステップS2を行うのに用いられる三次元造形装置20の構成例を示す。図4の三次元造形装置20は、光造形法で三次元造形物1を製作する。三次元造形装置20は、光(一般的には紫外線)のエネルギーにより硬化する液状の光硬化性樹脂4が蓄えられた樹脂容器21と、樹脂容器21内に配置され昇降する造形テーブル22と、樹脂容器21内の光硬化性樹脂4の上面の一部に光を照射することによりこの一部を硬化させる光照射装置23と、液体の光硬化性樹脂4の上面を水平にするために水平に往復動するリコータ24と、上述のステップS1で作成された修正後三次元形状データを記憶する記憶装置25と、造形テーブル22と光照射装置23とリコータ24を制御する制御装置26とを備える。なお、光照射装置23は、例えば、光を射出する光源23aと、光源23aからの光を樹脂容器21内の光硬化性樹脂4の上面へ反射させるミラー23bとを有する。
図4の場合、ステップS2において、制御装置26は、次の(1)〜(3)の制御を、この順で繰り返すことにより、三次元造形物1を製作する。
(1)制御装置26が、一層分のスライスデータに従って、光照射装置23(例えば、光硬化性樹脂4の上面に対するミラー23bの向き)を制御することにより、図4(A)のように、光照射装置23は、樹脂容器21内の光硬化性樹脂4の上面の一部に光を照射する。この制御により、光照射装置23は、光硬化性樹脂4の上面のうち、一層分のスライスデータが示す部分に光を照射して、この部分を一層分の厚みだけ硬化させる。
(2)制御装置26は、造形テーブル22を、一層分の厚みだけ下降させる。
(3)制御装置26は、図4(B)のように、下面が光硬化性樹脂4に接するリコータ24を水平方向に往復動させる。これによって、液体である光硬化性樹脂4の上面を正確に水平にする。その結果、上記(1)で硬化した光硬化性樹脂4の上に、正確に、一層分の厚みだけ液体の光硬化性樹脂4が位置するようになる。
(シート積層法の場合)
図5は、ステップS2を行うのに用いられる三次元造形装置30の構成例を示す。図5の三次元造形装置30は、シート積層法で三次元造形物1を製作する。三次元造形装置30は、昇降する造形テーブル31と、造形テーブル31上にシート32を供給するシート供給装置33と、造形テーブル31へ供給されたシート32を造形テーブル31上の最上位のシート32に圧着する圧着装置34と、造形テーブル31へ供給されたシート32を切り取るカット装置35と、上述のステップS1で作成された修正後三次元形状データを記憶する記憶装置36と、造形テーブル31とシート供給装置33と圧着装置34とカット装置35を制御する制御装置37とを備える。なお、この例では、シート32の表面には接着剤が塗られている。
図5の場合、ステップS2において、制御装置37は、次の(1)〜(4)の制御を、この順で繰り返すことにより、三次元造形物1を製作する。
(1)制御装置37がシート供給装置33を制御することにより、図5(A)に示すように、シート供給装置33は、造形テーブル31上にシート32を供給する。図5の例では、シート供給装置33は、シート32が巻き付けられたシート供給ドラム33aを備える。制御装置37は、シート供給ドラム33aを回転させることにより、シート32がシート供給ドラム33aから巻き出されて造形テーブル31上へシート32が送られる。
(2)制御装置37は、図5(B)のように、圧着装置34を駆動する(この例では、圧着装置34としての圧着ローラを水平に移動させる)ことにより、上記(1)で造形テーブル31上へ供給されたシート32を、造形テーブル31における最上位のシート32(製作途中の三次元造形物1の最上位シート32)に圧着させる。
(3)制御装置37がカット装置35を制御することにより、図5(C)のように、カット装置35は、上記(2)で圧着された新たなシート32を設定範囲Xに切り取るとともに、この設定範囲X内において、一層分のスライスデータが示す輪郭に沿って、造形テーブル31上の新たな最上位シート32のみをカット装置35が切り取る。ここで、上記輪郭は、補強穴3の内周面を区画する輪郭を含む。カット装置35は、例えば、カッタによりシート32を切り取る装置であってもよいし、レーザ光によりシート32を切り取る装置であってもよい。
(4)制御装置37は、一層分の厚みだけ、造形テーブル31を下降させる。
(溶融堆積法の場合)
図6は、ステップS2を行うのに用いられる三次元造形装置40の構成例を示す。図3の三次元造形装置40は、溶融堆積法で三次元造形物1を製作する。三次元造形装置40は、造形テーブル41と、造形テーブル41に対して(加熱により)溶融状態となっている材料(例えば、樹脂)を供給する材料供給装置42と、上述のステップS1で作成された修正後三次元形状データを記憶する記憶装置43と、修正後三次元形状データの一層分のスライスデータに従って材料供給装置42を制御する制御装置44とを備える。
図6の場合、ステップS2において、制御装置44は、次の制御を、繰り返すことにより、三次元造形物1を製作する。
制御装置44が材料供給装置42を制御することにより、材料供給装置42は、一層分の溶融状態の材料を、造形テーブル41上に(製作途中の三次元造形物1の最上面に)材料供給装置42が供給する。この時、材料供給装置42は、一層分のスライスデータが示す部分に溶融状態の材料を供給するように制御される。
なお、ステップS2では、このように製作された三次元造形物1に対して脱脂処理や焼結処理を必要に応じて行う。
ステップS3を詳しく説明する。ステップS3において、三次元造形物1の補強穴3に流動性物質を充填する方法として、以下の充填方法1〜5がある。ただし、充填方法1〜4以外の方法でステップS3を行ってもよい。
(充填方法1)
三次元造形物1を貫通している補強穴3に、流動性物質6を加圧注入装置51により注入する。図7(A)の例では、加圧注入装置51は、流動性物質6が充填されたシリンダ室51aと、シリンダ室51aに連通する注入口51bと、シリンダ室51a内を移動可能なピストン51cと、ピストン51cに結合されたピストンロッド51dとを有する。図7(A)のように、注入口51bを補強穴3の開口3aに接続した状態で、ピストンロッド51dをシリンダ室51a内に押し込む。これにより、シリンダ室51a内の流動性物質6が加圧されて注入口51bを通って、補強穴3の内部へ導入される。このようにして、流動性物質6を補強穴3に充填する。複数の補強穴3が存在する場合には、補強穴3毎に上記のように流動性物質6を注入する。
(充填方法2)
補強穴3が三次元造形物1を貫通していない場合には、図7(B)のように、一端53aが加圧注入装置51の注入口51bに接続されたチューブ53を補強穴3の内部に挿入する。この状態で、加圧注入装置51の注入口51bからチューブ53へ流動性物質6を導入し、この流動性物質6をチューブ53の他端53bの開口から補強穴3の内部に注入する。このように注入を行いながら、チューブ53の他端53bを補強穴3の開口3a側へ徐々に移動させることにより、流動性物質6を補強穴3に充填できる。
(充填方法3)
図8(A)のように、三次元造形物1において、補強穴3が開口している開口面1dに対する側面である外周面に取付具55を取り付ける。この状態では、取付具55の内周面とこの外周面との間は適宜の手段で密閉されている。図8(B)は、図8(A)のB−B線矢視図である。
次に、図8(C)のように、取付具55に蓋部57を取り付けることにより取付具55に蓋部57を結合して、取付具55の開口を蓋部57で閉じる。この状態で、蓋部57が開口面1dを覆っており、少なくとも蓋部57と開口面1d(図の例では、蓋部57と開口面1dと取付具55)により内部空間59を形成する。なお、取付具55への蓋部57の取り付けは、蓋部57の内周面57bを取付具55の外周面55aに嵌合または螺合させることにより行われる。図8(C)のように内周面57bと外周面55aとが互いに嵌合または螺合している状態で、内周面57bと外周面55aとの間は密閉されている。図8(D)は、図8(C)のD−D線断面図である。
その後、加圧注入装置51は、蓋部57を貫通する貫通穴57aを通して、内部空間59へ流動性物質6を導入する。加圧注入装置51の構成は、上述したものと同じである。したがって、ピストンロッド51dをシリンダ室51a内に押し込むことにより、シリンダ室51a内の流動性物質6が加圧されて注入口51bおよび内部空間59を通って、補強穴3の内部へ導入される。このようにして、流動性物質6を補強穴3に充填する。図8(C)の例では、蓋部57は、加圧注入装置51のシリンダ51eに結合されている。これにより、蓋部57の取り扱いが便利になる。
この充填方法3では、内部空間59を通して補強穴3に流動性物質6を充填するので、補強穴3の開口3aと注入口51bを合わせる必要がない。したがって、例えば、補強穴3の開口3aが小さいことにより、補強穴3の開口3aと注入口51bとを合わせにくい場合に、この充填方法3が便利である。また、図8の例のように、開口面1dに複数の補強穴3が開口しているので、これらの補強穴3に流動性物質6を同時に充填できる。
外周面55aと内周面57bとの間は適宜の手段で密閉される。例えば、内周面57bの寸法が外周面55aの寸法よりわずかに小さいことにより、内周面57bが外周面55aに密着して嵌合していることで、外周面55aと内周面57bとの間が密閉される。内周面57bの寸法とは、内周面57bをその軸方向から見た内周面57bの輪郭の内部面積であり、外周面55aの寸法とは、外周面55aをその軸方向から見た外周面55aの輪郭の内部面積である。なお、内周面57bをその軸方向から見た形状(例えば円形)は、外周面55aをその軸方向から見た形状と同じである。また、外周面55aをその軸方向から見た形状が、円形である場合、外周面55aと内周面57bとの間にOリングを設けることにより、外周面55aと内周面57bとの間が密閉されてもよい。三次元造形物1の外周面と、取付具55の内周面との間も、上記と同様に適宜の手段で密閉される。
(充填方法4)
三次元造形物1を貫通している補強穴3に、流動性物質6を吸引により充填する。図9の例では、容器61に蓄えられた流動性物質6の内部に、三次元造形物1を入れる。これにより、補強穴3の一方の開口3aを流動性物質6の流動面(液面)より下方に位置させ、補強穴3の他方の開口3aを流動性物質6の流動面より上方に位置させる。この状態で、補強穴3の他方の開口3aから補強穴3の内部を吸引する。例えば、図9のように、補強穴3の他方の開口3aに接続した吸引チューブ62を通して、適宜の吸引装置63により補強穴3の内部を吸引する。このような吸引により、容器61内の流動性物質6を、一方の開口3aから補強穴3に流入させて、流動性物質6を補強穴3に充填する。三次元造形物1を貫通する補強穴3が複数存在する場合には、補強穴3毎に上記のように流動性物質6を充填する。
(充填方法5)
流動性物質6の流動性が高い場合には、適宜の容器に蓄えられた流動性物質6の内部に、三次元造形物1を浸してもよい。これにより、流動性物質6が補強穴3の内部に自然に流入して、流動性物質6が補強穴3に充填される。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、以下の変更例1〜3のいずれかを単独で採用してもよいし、変更例1〜3を適宜に組み合わせて採用してもよい。この場合、以下で述べない点は、上述と同じであってよい。
(変更例1)
上述では、ステップS2において、修正後三次元形状データに基づく積層造形法により、三次元造形物1を製作したが、修正前三次元形状データに基づいて三次元造形物1を製作してもよい。この場合、ステップS1において修正後三次元形状データを作成せず、ステップS2の後であって、ステップS3を開始する前に、三次元造形物1に補強穴3を形成する加工(例えば切削加工)を行う。
(変更例2)
上述の充填方法3について、上述では、取付具55と蓋部57との結合は、蓋部57の内周面57bを取付具55の外周面55aに嵌合または螺合させることにより行われた。これに代えて、取付具55と蓋部57との結合は、取付具55の内周面55b(図8(A)(C)を参照)に蓋部57の外周面を嵌合または螺合させることにより行われてもよい。
(変更例3)
上述の充填方法3について、取付具55と蓋部57は、互いに分離不可能に一体で形成されていてもよい。この場合、補強穴3が開口している開口面1dに対する側面である外周面55aに取付具55を取り付けることにより、内部空間59が形成される。また、この場合、蓋部57は、加圧注入装置51(例えば上述のシリンダ51e)に結合されていてもよいし、加圧注入装置51(例えば上述のシリンダ51e)から分離していてもよい。後者の場合、蓋部57の貫通穴57aと注入口51bとはチューブで接続されていてもよい。
1 三次元造形物、1a 線状部分(配管)、1d 開口面、2 粉末、3 補強穴、3a 開口、4 光硬化性樹脂、6 流動性物質、10 三次元造形装置、11 造形容器、11a 昇降底面部、12 粉末導入装置、12a 粉末容器、12a1 昇降底面部、12b ローラ、13 固着装置(ノズル,レーザ照射装置)、14 記憶装置、15 制御装置、20 三次元造形装置、21 樹脂容器、22 造形テーブル、23 光照射装置、23a 光源、23b ミラー、24 リコータ、25 記憶装置、26 制御装置、30 三次元造形装置、31 造形テーブル、32 シート、33 シート供給装置、33a シート供給ドラム、34 圧着装置、35 カット装置、36 記憶装置、37 制御装置、40 三次元造形装置、41 造形テーブル、42 材料供給装置、43 記憶装置、44 制御装置、51 加圧注入装置、51a シリンダ室、51b 注入口、51c ピストン、51d ピストンロッド、51e シリンダ、53 チューブ、55 取付具、55a 外周面、55b 内周面、57 蓋部、57a 貫通穴、57b 内周面、59 内部空間、61 容器、62 吸引チューブ、63 吸引装置

Claims (4)

  1. 三次元造形物の外表面の開口から内部に延びている補強穴に補強材を設けた該三次元造形物の製造方法であって、
    (A)製作対象物体の三次元形状に前記補強穴の形状を加えた三次元形状のデータに基づいて積層造形法により前記補強穴を含む三次元造形物を製作し、または、製作対象物体の三次元形状のデータに基づいて積層造形法により三次元造形物を製作し該三次元造形物に前記補強穴を形成し、
    (B)前記(A)で製作した前記三次元造形物の材料と異なる流動性物質を、前記補強穴に充填し、
    (C)前記補強穴に充填した前記流動性物質を硬化させることにより、該流動性物質を前記三次元造形物の補強材にする、ことを特徴とする三次元造形物の製造方法。
  2. 前記三次元造形物は、線状に延びる線状部分を含み、
    前記補強穴は、前記線状部分の内部において、該線状部分に沿って延びている、ことを特徴とする請求項1に記載の三次元造形物の製造方法。
  3. 前記補強穴は、前記三次元造形物の外表面から、前記三次元造形物の内部へ延びて当該内部において分岐している、ことを特徴とする請求項1または2に記載の三次元造形物の製造方法。
  4. 前記(B)において、
    (B1)三次元造形物の前記外表面において、補強穴が開口している開口面に対する側面である外周面に取付具を取り付け、該取付具に結合された蓋部で前記開口面を覆い、該蓋部と前記開口面により内部空間を形成し、
    (B2)前記蓋部を貫通する貫通穴と前記内部空間を通して、前記補強穴に流動性物質を導入することにより、前記補強穴に流動性物質を充填する、ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の三次元造形物の製造方法。
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