JP2015134064A - プログラミング装置、nc加工機および骨部材加工システム - Google Patents

プログラミング装置、nc加工機および骨部材加工システム Download PDF

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真司 今出
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Abstract

【課題】骨部材を高精度に整形加工するためのプログラミング装置を提供する。
【解決手段】プログラミング装置2は、患者の患部画像、および前記患部に埋め込むための骨部材画像から、骨部材を整形加工するためのNC加工プログラムを生成するプログラミング装置であって、前記患部画像および前記骨部材画像から、前記骨部材の最適加工形状を解析する最適形状解析部21と、前記最適形状解析部21によって解析された前記最適加工形状に基づいて前記骨部材の加工座標を決定し、当該加工座標を前記NC加工プログラムに記述する加工座標決定部22と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、骨折等を治療するための骨移植技術に関する。
剥離骨折などを治療するための骨接合術においては、チタンなどの金属製の骨接合ねじを骨折部に埋め込んで骨を固定する術式が一般的に行なわれている。一方、生体内に金属製の骨接合ねじを埋め込んだままでは、その金属製ねじが腐食するおそれや感染巣を提供する危険があるため、骨が癒合した後には埋込んだ金属製ねじを体内から取り出すための再手術が必要であった。しかし、再手術をするには、患者に麻酔の危険性や精神的、身体的負担を強いることになる。
そこで、本出願人は、生体内で周囲の骨と一体化して最終的には正常な骨に置換されるような材料、例えば患者本人の骨を切り出し、この骨片を整形加工した骨部材を骨折部に移植する技術を提案した(例えば、特許文献1)。これにより、骨が癒合した後に再手術をして骨折部に埋め込んだ骨部材を除去する必要がなくなるため、患者の負担を大幅に軽減することができる。
特許第4737595号
現状では、骨部材の整形加工は手作業によって行われている。そのため、加工精度が低いという問題がある。特に、関節部分の骨移植の場合、埋め込まれる骨部材に1mm程度の形状誤差があっても関節面に不適合を生じ、将来変形性関節症を生じ関節がスムーズに動かなくなるため、手作業による整形加工に相当の熟練を必要とする。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、骨部材を高精度に整形加工するためのプログラミング装置、NC加工機および骨部材加工システムの提供を目的とする。
本発明に係るプログラミング装置は、上記課題を解決するためになされたものであり、患者の患部の画像、および前記患部に埋め込むための骨部材の画像から、前記骨部材を整形加工するためのNC加工プログラムを生成するプログラミング装置であって、前記患部の画像および前記骨部材の画像から、前記骨部材の最適加工形状を解析する最適形状解析手段と、前記最適形状解析手段によって解析された前記最適加工形状に基づいて前記骨部材の加工座標を決定し、当該加工座標を前記NC加工プログラムに記述する加工座標決定手段と、を備える。
上記プログラミング装置では、前記加工座標決定手段によって決定される前記加工座標は、前記最適加工形状よりも大きい形状に対応することが好ましい。
上記プログラミング装置では、前記患部の画像には、軟骨が含まれており、 前記最適形状解析手段は、前記患部の画像における前記軟骨の表面に沿ってプロットされた点または線に基づいて、前記軟骨の形状を特定することが好ましい。
本発明に係るNC加工機は、NC加工プログラムに基づいて骨部材を整形加工するNC加工機であって、前記骨部材が固定される固定台を備え、前記固定台には、前記骨部材を支持する支持具が設けられ、前記支持具は、前記固定台に形成された貫通孔に挿通されるピストンロッドを有する複数のエアシリンダにより構成され、前記ピストンロッドの前記固定台上に位置する先端部には、前記骨部材に接触して前記骨部材を下方から支持する第1の接触部材が取り付けられている。
上記NC加工機では、前記第1の接触部材は、ブチルゴム、ポリウレタンゴム、シリコンゴムなどの生体適合性弾性部材(医療用ゴム材)により形成されていることが好ましい。
上記NC加工機は、前記骨部材を前記固定台に押さえつける第2の接触部材を有する固定具をさらに備え、前記第2の接触部材は、ブチルゴム、ポリウレタンゴム、シリコンゴムなどの生体適合性弾性部材(医療用ゴム材)により形成されていることが好ましい。
本発明に係る骨部材加工システムは、上記プログラミング装置と、上記NC加工機と、を備える。
上記骨部材加工システムは、前記骨部材の前記最適加工形状に対応する位置にマーキングを施すマーキング装置をさらに備えることが好ましい。
上記骨部材加工システムは、前記骨部材の前記最適加工形状に対応する位置に光線を投影する投影装置をさらに備えることが好ましい。
本発明によれば、骨部材を高精度に整形加工することができる。
本発明の一実施形態に係る骨部材加工システムの構成を示すブロック図である。 上記骨部材加工システムの構成を示す斜視図である。 (a)は、患部の画像データであり、(b)は、患者から採取した骨部材の画像データである。 患部画像と骨部材画像との適合性シミュレーションの一例を示す図である。 骨移植手術の手順の一例を示すフローチャートである。 骨部材へのマーキングの一態様を示す斜視図である。 加工座標に対応する形状の変形例を示す図である。 骨部材へのマーキングの他の例を示す図である。 NC加工機の他の実施形態を示す斜視図である。 図9に示すNC加工機の部分拡大斜視図である。 骨部材を固定した状態における上記NC加工機の部分拡大斜視図である。 骨部材を支持する支持具の断面図である。 (a)および(b)はそれぞれ、骨釘の目標形状を示す側面図および平面図である。 (a)は、本発明に係る骨部材加工システムによって整形加工された骨釘の写真であり、(b)は、手作業によって整形加工された骨釘の写真である。 (a)および(b)は、実施例1における初期固定力試験の態様を示す断面図である。 実施例1における初期固定力試験の結果を示すグラフである。 (a)および(b)は、実施例2における骨癒合能試験の態様を示す断面図である。 (a)および(b)は、実施例2における骨癒合能試験の態様を示す断面図である。 実施例2における骨癒合能試験の結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。ただし、本発明は実施形態に限定されるものではない。
(骨部材加工システム1の構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る骨部材加工システム1の構成を示すブロック図であり、図2は、骨部材加工システム1の構成を示す斜視図である。骨部材加工システム1は、骨部材を整形加工するためのNC加工プログラムを生成するプログラミング装置2と、前記NC加工プログラムに基づいて前記骨部材を整形加工するNC加工機3とを備えている。
(プログラミング装置2の構成)
図2に示すように、プログラミング装置2は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータで構成される。図1に示すように、プログラミング装置2には、患者の患部の画像(患部画像)および患部に埋め込むための骨部材の画像(骨部材画像)が入力される。患部画像および骨部材画像は、3Dデータとして加工データを生成する場合には、対象を深さ方向に輪切りした画像を撮像するMR装置(図示省略)もしくはCT装置(図示省略)により取得した画像データであることが好ましい。2Dデータとして加工データを生成する場合には、患部画像および骨部材画像をレントゲン装置もしくはデジタルカメラなどの撮像装置で取得してもよい。さらに、これらから作成した作図からスキャナー、デジタイザなどのデジタル画像データ入力機器を利用して、形状のデジタルデータとして取得してもよい。
プログラミング装置2は、患部画像および骨部材画像に基づき、骨部材を整形加工するためのNC加工プログラムを生成する機能を有している。この機能を実現するために、プログラミング装置2は、最適形状解析部(最適形状解析手段)21、加工座標決定部(加工座標決定手段)22、サイズ調整部23およびプログラム記憶部24を備えている。
最適形状解析部21は、患部画像および骨部材画像から、骨部材の最適加工形状を解析する機能を有している。最適加工形状の解析の一例について説明する。図3(a)は、患部(骨欠損部)の画像データであり、図3(b)は、患者から採取した骨部材の画像データである。これらの画像データは、図1に示すプログラミング装置2の最適形状解析部21に入力される。
最適形状解析部21は、図4に示すように、患部の欠損部分の形状と、骨部材の形状とを比較し、両者の適合性をシミュレーションする。患部画像の破線は骨部材の外周を示しており、前記破線の内側の実線は、欠損部分の外周を示している。例えば、最適形状解析部21は、破線と実線との距離が所定以上となるように、患部画像に骨部材画像を重畳させる。これにより、最適形状解析部21は、骨部材の最適な加工形状を解析する。
さらに本実施形態では、患部画像に軟骨が含まれている場合であっても、最適形状解析部21は、患部画像における軟骨の表面に沿ってプロットされた点または線に基づいて、軟骨の形状を特定して、骨部材の最適な加工形状を解析することができる。患部画像の軟骨は、自動的に判別困難であるため、術者が、前記によって撮像されたMR画像の患部を深さ方向に輪切りした画像データ上の軟骨の表面を判定し、軟骨の表面に沿って点または線をプロットする。これを前記CT画像の輪切りデータに合わせおくことによって骨軟骨形状を再現する。最適形状解析部21は、プロットされた点または線に基づいて、軟骨の形状を特定することができる。
加工座標決定部22は、最適形状解析部21によって解析された最適加工形状に基づいて前記骨部材の加工座標を決定し、当該加工座標をNC加工プログラムに記述する機能を有している。加工座標決定部22によって決定される加工座標は、最適形状解析部21によって解析された前記最適加工形状よりも一回り大きい形状に対応する。決定される加工座標に対応するサイズと、最適加工形状に対応するサイズとの差は、サイズ調整部23によって調整される。本実施形態において、上記の差は、例えば1mmである。加工座標の具体的な決定方法については、後述する。
プログラム記憶部24は、メモリ等の記憶媒体で構成され、NC加工プログラムを記憶する。プログラム記憶部24には、加工対象物の送り速度やNC加工機3のスピンドル(後述)の回転数等の初期設定値があらかじめ記述されたデフォルトのNC加工プログラムが記憶されている。骨部材加工システム1の加工対象物は破損しやすく、かつ、熱により細胞組織が死滅する影響を受けやすい材質であるため、上記の送り速度および回転数は、金属やプラスチックを加工する場合に比べ、おおむね小さく(すなわち、多少時間が掛かっても慎重に加工されるように)設定されている。同時に精密な送り精度を必要とし、最小移動指令値は1μm以下、スピンドルの回転の振れ精度は約2μm以下であることが好ましい。また、これらの数値は加工に用いる工具によって、あるいは術者の経験などによって後から変更できるようになっていても良い。デフォルトのNC加工プログラムには、加工座標は記述されておらず、上述の加工座標決定部22が、決定した加工座標をデフォルトのNC加工プログラムに記述する。これにより、NC加工機3を制御可能なNC加工プログラムが生成される。
生成されたNC加工プログラムは、プログラム記憶部24に記憶されるとともに、有線通信または無線通信によってNC加工機3に送信される。また、最適形状解析部21によって解析された最適加工形状を示すデータも、NC加工機3に送信される。なお、NC加工プログラムおよび最適加工形状を示すデータは、USBメモリなどの記憶媒体によってNC加工機3に送信されてもよい。
また、最適形状解析部21、加工座標決定部22およびサイズ調整部23の各部は、ハードウェア的に実現してもよいし、CPUを用いてソフトウェア的に実現してもよい。これらの各部をソフトウェア的に実現する場合、コンピュータであるプログラミング装置2が外部からインストールされたNC生成用ソフトウェアを実行することによって各部が実現される。当該ソフトウェアは、CD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録してもよいし、プログラミング装置2を通信ネットワークと接続し、通信ネットワークを介してダウンロードしてもよい。
(NC加工機3の構成)
NC加工機3は、NC加工プログラムに基づいて加工対象物を整形加工する装置であり、本実施形態では、公知のものを使用することができる。図2に示すように、NC加工機3は、固定台31、位置決め機構32、上下移動機構33およびスピンドル34を備えている。また、NC加工機3には、刻印用ディスペンサ4およびカメラ5が取り付けられている。なお、骨部材加工システム1の加工対象物は破損しやすい材質であるため、精密な送り精度を必要とし、各位置決め機構は5μm以下の繰り返し位置決め制度、2μm以下のバックラッシであり、スピンドル34の回転の振れ精度は約5μm以下であることが好ましい。
固定台31には、加工対象物である骨部材Bが固定される。本実施形態では、骨部材Bは、患者から採取された骨片であるが、他人から採取された骨片や人工骨であってもよい。骨部材Bは、整形加工中に動かないように複数の針311等で固定台31に押さえつけられる。
位置決め機構32は、直交する水平2軸方向に固定台31を移動させる機構であり、2つのテーブル321,322を備える。テーブル321は、NC加工機3の台座30上に設けられており、X方向(NC加工機3の正面視で左右方向)に移動可能である。テーブル322は、テーブル321上に設けられており、Y方向(NC加工機3の正面視で手前から奥行き方向)に移動可能である。固定台31は、テーブル322上に設けられている。各テーブル321,322は、図示しないモータなどの移動用駆動装置により駆動され、当該移動用駆動装置は、NC加工機3の図示しない制御装置により移動量や移動速度などが制御されている。
上下移動機構33は、スピンドル34を上下方向に移動させる機構であり、台座30上にZ方向(NC加工機3の上下方向)に移動可能に設けられた架台331を備える。架台331にスピンドル34が取り付けられており、架台331の上下動に伴いスピンドル34は上下方向に移動する。架台331は、図示しないモータなどの移動用駆動装置により駆動され、当該移動用駆動装置は、NC加工機3の図示しない制御装置により移動量や移動速度などが制御されている。
スピンドル34は、スチールバー等の回転工具で構成されており、図示しないモータなどの回転用駆動装置により回転駆動される。当該回転用駆動装置は、NC加工機3の図示しない制御装置により回転速度などが制御されている。スピンドル34が上下方向に移動しかつ回転しながら骨部材Bに当接することにより、骨部材Bが整形加工される。
NC加工機3の前記制御装置は、NC加工機3に入力されたNC加工プログラムに記述された加工対象物の送り速度、スピンドル34の回転数、加工対象物の加工座標などに基づいて、テーブル321,322および架台331の移動制御、並びに、スピンドル34の回転制御を行う。
なお、衛生上、少なくとも固定台31およびスピンドル34は、NC加工機3から取り外して滅菌処理可能となっている。
刻印用ディスペンサ4は、骨部材Bにインクを吐出するマーキング装置であり、固定台31の上方に設けられている。具体的には、刻印用ディスペンサ4は、最適形状解析部21によって解析された最適加工形状を示すデータに基づいて、骨部材Bの上記最適加工形状に対応する位置にマーキングを施す。
カメラ5は、固定台31の上方に設けられており、骨部材Bを至近距離から任意の角度で撮影することができる。これにより、骨部材Bの立体的な画像を取得することができる。また整形加工中に、術者は、骨部材Bの加工状態の確認や骨部材Bの位置補正を行うことができる。
本実施形態では、従来、手作業で行っていた骨部材Bの整形加工をNC加工機3によって行う。よって、従来よりも高い精度で骨部材Bを整形加工することができる。
(骨移植手術の手順)
図5は、骨移植手術の手順の一例を示すフローチャートである。まず、MR装置、CT装置、レントゲン装置などによって、患者の患部の画像を取得する(S1)。さらに、患者から骨部材(骨片)を採取して固定台31に載置し、カメラ5によって骨部材画像を取得する(S2)。なお、骨片の採取は、骨移植手術の直前が好ましく、骨片の採取部位は、脛骨、腸骨などが好ましい。
また、骨部材をあらかじめヒアルロン酸水溶液に浸しておくことが望ましい。これにより、骨部材の粗密な部分の強度が向上するため、整形加工中に骨部材が破損することを防止することができる。
続いて、患部画像および骨部材画像をプログラミング装置2に入力し、プログラミング装置2はNC加工プログラムを生成して、NC加工機3に送信する(S3)。なお、NC加工機3には、NC加工プログラムとともに、最適形状解析部21によって解析された最適加工形状を示すデータも送信される。
続いて、図6に示すように、刻印用ディスペンサ4が、固定台31に載置された骨部材Bの最適加工形状に対応する位置にマーキングMを施す(S4)。マーキングMに用いられるインクは、塩化メチルロザニリン(ピオクタニン)などを含む生体適合性インク(皮膚ペン)が好ましい。マーキングMは、最適加工形状に整形加工するためのガイドラインとなり、術者は、骨部材Bが最適加工形状よりも小さく加工されていないか、確認することができる。なお、本発明は、刻印用ディスペンサ4によるマーキングに限らず、例えば、プロジェクター装置などの投影装置により、骨部材Bの最適加工形状に対応する位置に光線を投影してもよい。
続いて、NC加工機3がNC加工プログラムに基づいて、骨部材Bを整形加工する(S5)。ここで、NC加工プログラムに記述されている加工座標は、加工座標決定部22によって決定される加工座標であるが、前述のように、加工座標決定部22によって決定される加工座標は、最適形状解析部21によって解析された最適加工形状よりも一回り大きい形状に対応する。そのため、NC加工機3は、最適形状解析部21によって解析された最適加工形状よりも一回り大きい形状に骨部材Bを整形加工する。
整形加工が完了すると、術者は、骨部材Bを実際に患部に嵌め込む(S6)。骨部材Bが患部に適合する場合(S7においてYES)、骨移植手術は終了する。
骨部材Bが患部に適合しない場合(S7においてNO)、NC加工プログラムを修正する(S8)。具体的には、NC加工プログラムに記述されている加工座標を、小さいサイズ(例えば、0.1mmだけ小さいサイズ)に対応する加工座標に書き換える。その後、修正したNC加工プログラムに基づいてNC加工機3に骨部材Bを整形加工させ(S9)、再度、骨部材Bを実際に患部に嵌め込む(S6)。そして、骨部材Bが患部に適合するまで(S7においてYES)、S8、S9およびS6の工程を繰り返す。なお、NC加工プログラムの修正を行わずに、再度の整形加工を術者の手作業で行ってもよい。
このように、本実施形態では、いったん骨部材Bを最適加工形状よりも一回り大きい形状に整形加工し、骨部材Bが患部に適合するまで、整形加工を繰り返す。これにより、骨部材Bの変形等に起因して、骨部材Bを最適形状よりも小さく加工してしまうことを防止できる。よって、加工失敗による骨部材Bの損失を抑えることができる。
なお、本実施形態では、加工座標決定部22によって決定される加工座標に対応する形状が、最適加工形状よりも一回り大きい形状であった。しかし、本発明はこれに限定されず、例えば、加工座標に対応する形状は、その一部が最適加工形状からはみ出すような形状であってもよい。具体的には、図7に示すように、加工座標に対応する形状F1の外周の一部が突出しており、その突出部分Pが最適加工形状F2からはみ出しており、形状F1の他の部分は最適加工形状F2に沿っていてもよい。この場合、整形加工された骨部材には突起が形成され、突起によって、患部と骨部材との接合性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、刻印用ディスペンサ4によって骨部材Bの最適加工形状に対応する位置にマーキングMを施していたが、図8に示すように、マーキングMと骨部材Bの外周との間に、補助マーキングM1を施してもよい。補助マーキングM1は、術者がペンチやカッターによって手作業で骨部材Bを整形加工するためのガイドラインとなる。なお、刻印用ディスペンサ4の代わりにプロジェクター装置を備え、マーキングM、M1をプロジェクター装置で骨部材に投影してもよい。さらに、その投影部分を術者が皮膚ペン等で直接骨部材Bの表面にマーキングしてもよい。
(骨部材加工に適したNC加工機の構成例)
図9は、NC加工機3の他の実施形態を示している。なお、以下の説明において、図2の実施形態のNC加工機3と同様の構成については、対応する構成に同一の符号を付することで詳細な説明を省略する。このNC加工機3も、固定台35、位置決め機構32、上下移動機構33、スピンドル34、刻印用ディスペンサ4およびカメラを備えている。なお、図9では、カメラの図示を省略している。
固定台35は、図9および図10に示すように、加工対象物である骨部材Bを固定するものであり、本実施形態では平面視円形状である。固定台35は、回転駆動機構36を介してテーブル322上に設けられている。回転駆動機構36は、モータ361を駆動源とし、固定台35を水平面内で回転させる機構であり、よって、固定台35は、位置決め機構32により直交する水平2軸方向(X方向およびY方向)に移動可能であるとともに、水平面内を回転可能である。固定台35を回転駆動させるモータ361は、NC加工機3の図示しない制御装置により回転速度などが制御されている。
NC加工機3の台座30上には、骨部材Bを整形加工中に動かないように固定台35に固定するための固定具37が設けられている。固定具37は、シリンダ機構370と、シリンダ機構370により台座30上に上下方向に移動可能に支持されたL字型の押付部材371とを備える。押付部材371の一端部はシリンダ機構370のピストンロッド372の先端部に固定されており、押付部材371はピストンロッド372の往復動作に伴い上下動する。一方、押付部材371の他端部には、押付部材371の下方向の移動時に骨部材Bと接触して骨部材Bを固定台35に押さえつける接触部材(第2の接触部材)373が取り付けられている。接触部材373は、例えばブチルゴム、ポリウレタンゴム、シリコンゴムなどの生体適合性弾性部材(医療用ゴム材)により形成されているなお、シリンダ機構370は、電動シリンダ、エアシリンダ、油圧シリンダなど、種々のものを用いることができる。
固定台35には、骨部材Bを支持する支持具38が設けられている。支持具38は、図10〜図12に示すように、複数のエアシリンダ381により構成されている。エアシリンダ381は、ピストンロッド382が固定台35に形成された貫通孔351に挿通されるように固定台35の下方に配置されており、ピストンロッド382の固定台35上に位置する先端部には、骨部材Bに接触して骨部材Bを下方から支持する接触部材(第1の接触部材)383が取り付けられている。この接触部材383も、固定具37の接触部材373と同様に、例えばブチルゴム、ポリウレタンゴム、シリコンゴムなどの生体適合性弾性部材(医療用ゴム材)により形成されている。複数のピストンロッド382を往復動作させ、各接触部材383を骨部材Bの形状に沿った任意の位置でそれぞれ停止させることで、固定具37とともに骨部材Bを所定の姿勢をキープした状態で固定台35上に固定できる。
エアシリンダ381のシリンダ384には、シリンダ384に空気を供給・排出するポートa及びポートbが設けられており、シリンダ384内のピストン385の前後の空間に空気を供給・排出できるようになっている。シリンダ384内には、エアコンプレッサなどの圧力空気発生源(図示せず)からポートa及びポートbを介して空気が供給される。各ポートa及び各ポートbには、それぞれ絞り弁付ソレノイドバルブ(図示せず)が設けられており、各ポートa及び各ポートbに供給される空気の流量を調整することで、ピストン385の停止位置を制御可能であり、各接触部材383を骨部材Bの形状に沿った任意の位置でそれぞれ停止させることができる。よって、あらゆる形状の骨部材Bを安定して固定することができる。なお、絞り弁付ソレノイドバルブ(図示せず)は、NC加工機3の図示しない制御装置により回転速度などが制御されている。
この図9のNC加工機3においても、前記制御装置は、NC加工機3に入力されたNC加工プログラムに記述された加工対象物の送り速度、固定台35の回転数、スピンドル34の回転数、加工対象物の加工座標、加工対象物の形状データなどに基づいて、テーブル321,322および架台331の移動制御、固定台35およびスピンドル34の回転制御、各エアシリンダ381の駆動制御を行うことで、加工対象物である骨部材Bを所望の形状に高精度に整形加工することができる。
本発明に係る骨部材加工システムによって、骨部材を高精度に整形加工できることを実証するため、骨部材を釘状に整形加工した骨釘を作製した。骨部材を整形加工するためのNC加工機として、株式会社ナノ製の「NANOWAVE MTS4」を用いた。図13(a)および(b)は、骨釘の目標形状を示す側面図および平面図であり、胴の長さを20.00mm、胴の直径を3.00mm、頭の厚さを1.00mm、頭の直径を5.00mmに設定した。
図14(a)は、本発明に係る骨部材加工システムによって整形加工された骨釘(以下、「機械製骨釘」)の写真であり、図14(b)は、手作業によって整形加工された骨釘(以下、「手製骨釘」)の写真である。直径の実測値は機械製骨釘で2.98±0.06mm、手製骨釘で2.77±0.22mmであった。
そして、図15(a)に示すように、2つの機械製骨釘を、軟骨と同程度の硬度を有する直方体部材に埋め込んだ。より詳細には、胴の長手方向が直方体部材の上面の法線に対して20°の角度をなし、先端同士が接近するように、2つの機械製骨釘を線対称に埋め込んだ。同様に、2つの手製骨釘も、直方体部材に埋め込んだ。
そして、図15(b)に示すように、2つのクランプCを直方体部材の上面および下面に取り付け、下側のクランプCを固定し、上側のクランプCを上方向に引っ張った。その後、骨釘が抜けた時点でのクランプCの引張力を計測した。その結果を図16に示す。
図16から、機械製骨釘のほうが手製骨釘よりも初期固定力が2倍以上大きいことが分かった。すなわち、本発明に係る骨部材加工システムによって、手作業による整形加工よりも高精度に骨部材を整形加工でき、強固な固定力を得ることができることが分かった。
実施例1と同様、骨部材を整形加工するためのNC加工機として、株式会社ナノ製の「NANOWAVE MTS4」を用いた。骨釘の目標形状についても、実施例1と同様、胴の長さを20.00mm、胴の直径を3.00mm、頭の厚さを1.00mm、頭の直径を5.00mmに設定した。すなわち、図14(a)に示す機械製骨釘と、図14(b)に示す手製骨釘を作製した。
そして、機械製骨釘および手製骨釘をウサギの大腿骨へ移植した。具体的には、図17(a)および(b)に示すように、2羽のウサギの大腿骨の幅14.5〜15.5mmの部分に、上記の目標計上の骨釘と螺合する直径3.10mmの螺子穴を形成し、一方のウサギの螺子穴に機械製骨釘を移植し、他方のウサギの螺子穴に手製骨釘を移植した。
移植手術の10日後、ウサギを屠殺して大腿骨を取り出した。さらに、図18(a)および(b)に示すように、垂直押し込み試験で、大腿骨の骨釘が移植された部分の強度を測定した。その結果を図19に示す。
図19から、機械製骨釘のほうが手製骨釘よりも骨癒合能が大きいことが分かった。すなわち、本発明に係る骨部材加工システムによって、手作業による整形加工よりも高精度に骨部材を整形加工することで、早期の骨癒合を得ることができることが分かった。
1 骨部材加工システム
2 プログラミング装置
3 NC加工機
4 刻印用ディスペンサ
5 カメラ
21 最適形状解析部(最適形状解析手段)
22 加工座標決定部(加工座標決定手段)
23 サイズ調整部
24 プログラム記憶部
30 台座
31 固定台
32 位置決め機構
33 上下移動機構
34 スピンドル
35 固定台
36 回転駆動機構
37 固定具
38 支持具
321 テーブル
322 テーブル
331 架台
351 貫通孔
361 モータ
370 シリンダ機構
371 押付部材
372 ピストンロッド
373 接触部材(第2の接触部材)
381 エアシリンダ
382 ピストンロッド
383 接触部材(第1の接触部材)
384 シリンダ
385 ピストン
B 骨部材
C クランプ
F1 加工座標に対応する形状
F2 最適加工形状
M マーキング
M1 補助マーキング
P 突出部分
a ポート
b ポート

Claims (9)

  1. 患者の患部の画像、および前記患部に埋め込むための骨部材の画像から、前記骨部材を整形加工するためのNC加工プログラムを生成するプログラミング装置であって、
    前記患部の画像および前記骨部材の画像から、前記骨部材の最適加工形状を解析する最適形状解析手段と、
    前記最適形状解析手段によって解析された前記最適加工形状に基づいて前記骨部材の加工座標を決定し、当該加工座標を前記NC加工プログラムに記述する加工座標決定手段と、
    を備える、プログラミング装置。
  2. 前記加工座標決定手段によって決定される前記加工座標は、前記最適加工形状よりも大きい形状に対応する、請求項1に記載のプログラミング装置。
  3. 前記患部の画像には、軟骨が含まれており、
    前記最適形状解析手段は、前記患部の画像における前記軟骨の表面に沿ってプロットされた点または線に基づいて、前記軟骨の形状を特定する、請求項1または2に記載のプログラミング装置。
  4. NC加工プログラムに基づいて骨部材を整形加工するNC加工機であって、
    前記骨部材が固定される固定台を備え、
    前記固定台には、前記骨部材を支持する支持具が設けられ、
    前記支持具は、前記固定台に形成された貫通孔に挿通されるピストンロッドを有する複数のエアシリンダにより構成され、
    前記ピストンロッドの前記固定台上に位置する先端部には、前記骨部材に接触して前記骨部材を下方から支持する第1の接触部材が取り付けられている、NC加工機。
  5. 前記第1の接触部材は、生体適合性弾性部材により形成されている、請求項4に記載のNC加工機。
  6. 前記骨部材を前記固定台に押さえつける第2の接触部材を有する固定具をさらに備え、
    前記第2の接触部材は、生体適合性弾性部材により形成されている、請求項4または5に記載のNC加工機。
  7. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のプログラミング装置と、
    請求項4〜6のいずれか1項に記載のNC加工機と、
    を備える、骨部材加工システム。
  8. 前記骨部材の前記最適加工形状に対応する位置にマーキングを施すマーキング装置をさらに備える、請求項7に記載の骨部材加工システム。
  9. 前記骨部材の前記最適加工形状に対応する位置に光線を投影する投影装置をさらに備える、請求項7に記載の骨部材加工システム。
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