JP2015132603A - 検査装置および該検査装置を使用して原子炉部品を検査する方法 - Google Patents

検査装置および該検査装置を使用して原子炉部品を検査する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】精度および近づき易さの両方において制限されない検査装置および該検査装置を使用して原子炉部品を検査する方法を提供する。【解決手段】検査装置200は設置プラットフォーム210と走査ヘッド220とを含んでもよい。走査ヘッド220は、インデックス動作、θ動作、リスト展開動作、および、走査動作に関与するように構成されてもよい。走査動作中、走査ヘッド220のトランスデューサは、設置プラットフォーム210が装着される表面とは反対側の表面の検査を可能にするべく周方向経路を移動する。検査装置200は、原子炉内の原子炉部品を検査するために使用されてもよい。【選択図】図2

Description

本開示は、測量器具および該測量器具を使用して原子炉を検査する方法に関する。
図1は、従来の沸騰水型原子炉(BWR)の原子炉圧力容器の部分切断図である。図1を参照すると、原子炉圧力容器100と炉心シュラウド102との間の環状空間内にジェットポンプアセンブリが配置される。ジェットポンプアセンブリのジェットポンプライザー管104がジェットポンプライザーブレース106を用いて原子炉圧力容器100の内壁に固定される。特に、ジェットポンプライザーブレース106は、ヨークセクションと、三面の正方形または長方形に似るようにヨークセクションから延びるサイド部材とを含む。ジェットポンプライザーブレース106のヨークセクションは、ジェットポンプライザー管104と炉心シュラウド102との間にある。ジェットポンプライザーブレース106のヨークセクションはジェットポンプライザー管104に溶接される。ジェットポンプライザー管104は、ジェットポンプライザーブレース106のサイド部材間にある。サイド部材の基端はヨークセクションに接続され、一方、サイド部材の先端は、原子炉圧力容器100の内壁に溶接される。
ジェットポンプライザーブレース106のヨークセクションとジェットポンプライザー管104との間の溶接部は、経時的に亀裂を来す場合がある。溶接部の完全性を監視する努力がなされるが、溶接部へ近づくことが比較的困難であり制限される。例えば、溶接部を調べるために視覚的な検査技術が使用されてきたが、そのような技術は、それらの精度および近づき易さの両方において比較的制限される。これらの制限は、原子炉オペレータが溶接部の完全性を十分に調べて解析することを比較的困難にしてきた。結果として、レギュレータに伴って問題が生じ、原子炉動作が制約されてきた。
原子炉内の原子炉部品を検査する方法は、検査装置を原子炉の原子炉圧力容器内へ下降させるステップを含んでもよい。検査装置は、設置プラットフォームと、走査ヘッドとを含んでもよい。方法は、検査装置の設置プラットフォームを原子炉圧力容器内の原子炉部品の第1の表面に固定するステップを更に含んでもよい。方法は、検査装置の走査ヘッドを原子炉部品の周囲で原子炉部品の反対側の第2の表面へと操作するステップを更に含んでもよい。
検査装置は、設置プラットフォームと、走査ヘッドとを含んでもよい。設置プラットフォームは、ベースフレームと、該ベースフレーム内に接続される長手方向位置決めロッドとを含んでもよい。設置プラットフォームは、x軸に対応する幅、y軸に対応する長さ、および、z軸に対応する厚さを有してもよい。長手方向位置決めロッドがy軸に沿って延びてもよい。走査ヘッドは、設置プラットフォームの長手方向位置決めロッドに接続されてもよい。走査ヘッドは、長手方向位置決めロッドを介してy軸に沿って移動するように構成されてもよい。走査ヘッドは、本体部と、走査アームとを含んでもよい。本体部が第1の端部と第2の端部とを含んでもよい。走査アームは、基端、先端、および、先端に配置されるトランスデューサを含んでもよい。走査アームの基端が走査ヘッドの本体部に接続されてもよい。走査ヘッドは、引き込み状態と伸長状態との間で移行するように構成されてもよい。トランスデューサは、引き込み状態では本体部の第2の端部に隣接するとともに、伸長状態では本体部の第1の端部に隣接するべく周方向経路を移動するように構成されてもよい。
本明細書中の非限定的な実施形態の様々な特徴および利点は、添付図面と併せて詳細な説明を検討すると、より明らかになる。添付図面は、単に例示目的で与えられるにすぎず、特許請求の範囲を限定するように解釈されるべきでない。添付図面は、明確に言及されなければ、原寸に比例して描かれると見なされるべきでない。明確にするために、図面の様々な寸法が誇張されてしまっている場合がある。
従来の沸騰水型原子炉(BWR)の原子炉圧力容器の部分切断図である。 本開示の非限定的な実施形態に係る検査装置の第1の位置における斜視図である。 本開示の非限定的な実施形態に係る検査装置の第2の位置における斜視図である。 本開示の非限定的な実施形態に係る検査装置の第3の位置における斜視図である。 本開示の非限定的な実施形態に係る検査装置の第4の位置における斜視図である。 本開示の非限定的な実施形態に係る検査装置の第5の位置における斜視図である。 ジェットポンプライザー管に装着される検査装置の斜視図であり、走査ヘッドが本開示の非限定的な実施形態にしたがって引き込み状態にある。 ジェットポンプライザー管に装着される検査装置の斜視図であり、走査ヘッドが本開示の非限定的な実施形態にしたがって伸長状態にある。 ジェットポンプライザー管に装着される検査装置の垂直断面図であり、走査ヘッドが本開示の非限定的な実施形態にしたがって引き込み状態にある。 ジェットポンプライザー管に装着される検査装置の垂直断面図であり、走査ヘッドが本開示の非限定的な実施形態にしたがって伸長状態にある。
要素または層が他の要素または層「上にある」、「に接続される」、「に結合される」、または、「を覆う」と称される場合、その要素または層は、他の要素または層上に直接にあってもよく、他の要素または層に直接に接続されてもよく、他の要素または層に直接に結合されてもよく、または、他の要素または層を直接に覆ってもよいことが理解されるべきである。一方、要素が他の要素または層「上に直接にある」、「に直接に接続される」、または、「に直接に結合される」と称される場合には、介在する要素または層が存在しない。同様の数字は、明細書の全体にわたって同様の要素を示す。本明細書中で使用される「および/または」という用語は、関連する挙げられた項目のうちの1つ以上の任意の全ての組み合わせを含む。
第1、第2、第3などの用語は、本明細書中では、様々な要素、構成部品、領域、層、および/または、セクションを説明するために使用される場合があるが、これらの要素、構成部品、領域、層、および/または、セクションは、これらの用語によって限定されるべきでないことが理解されるべきである。これらの用語は、1つの要素、構成部品、領域、層、または、セクションを他の領域、層、または、セクションから区別するためだけに使用される。したがって、以下で論じられる第1の要素、構成部品、領域、層、または、セクションを、実施形態例の教示内容から逸脱することなく、第2の要素、構成部品、領域、層、または、セクションと称することができる。
空間的に相対的な用語(例えば、「〜の真下に」、「〜の下方に」、「下側の」、「〜よりも上側に」、「上側の」など)は、本明細書中では、図に示されるような1つの要素または特徴の他の要素または特徴に対する関係を表すべく説明を容易にするために使用される場合がある。空間的に相対的な用語は、図に描かれる方向に加えて使用時または動作時の機器の異なる方向を包含するように意図されることが理解されるべきである。例えば、図中の機器が回転される場合、他の要素または特徴「の下方」または「の真下」として説明される要素は、その後、他の要素または特徴「よりも上側」に方向付けられる。したがって、用語「〜の下方に」は、上側および下側の何れの方向も包含し得る。機器がそれ以外に方向付けられ(90°または他の方向に回転され)てもよく、それにしたがって、本明細書中で使用される空間的に相対的な記述子が解釈される。
本明細書中で使用される専門用語は、単に様々な実施形態を説明する目的のためにすぎず、実施形態例を限定しようとするものではない。本明細書中で使用される単数形「1つの(a)」、「1つの(an)」、および、「その(the)」は、文脈が別段明確に示唆しなければ、複数形も同様に含むように意図される。また、用語「含む」、「含んでいる」、「備える」、および/または、「備えている」は、この明細書中で使用されるときには、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または、構成部品の存在を特定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成部品、および/または、これらのグループの存在または付加を排除しないことが更に理解される。
実施形態例は、本明細書中では、実施形態例の理想的な実施形態(および中間構造)の概略図である断面図を参照して説明される。したがって、例えば製造技術および/または製造公差の結果としての例図の形状からのばらつきが予期されるべきである。そのため、実施形態例は、本明細書中に例示される領域の形状に限定されるように解釈されるべきでなく、例えば製造に起因する形状の逸脱を含み得る。例えば、長方形として示される埋め込まれた領域は、一般に、埋め込まれた領域から埋め込まれない領域への二元変化ではなく、丸みを帯びたあるいは湾曲した特徴および/または埋め込み濃度の勾配をその縁に有する。同様に、埋め込みによって形成される埋設領域は、埋設領域と埋め込みが行われる表面との間の領域で何らかの埋め込みをもたらしてもよい。したがって、図示の領域は、本質的に概略的であり、それらの領域の形状は、機器の領域の実際の形状を示そうとしておらず、また、実施形態例の範囲を限定しようとしていない。
別段に規定されなければ、本明細書中で使用される全ての用語(技術用語および科学用語を含む)は、実施形態例が属する技術分野における当業者により共通に理解される意味と同じ意味を有する。また、言うまでもなく、一般に使用される辞書に規定される用語を含む用語は、関連技術に照らしたそれらの意味と一致する意味を有するように解釈されるべきであり、理想的なあるいは非常に形式的な意味で解釈されない。ただし、本明細書中でそのように明確に規定される場合を除く。
1つの非限定的な実施形態例において、本開示は、原子炉内で遠隔超音波探傷試験(UT)検査(例えば、RS−8溶接部およびRS−9溶接部、または、ジェットポンプライザー管−ジェットポンプライザーブレース接合部の試験)を行うことができる自動電気機械マニピュレータである検査器具に関する。該器具は、多軸マトリックス相配列トランスデューサを送出してライザーブレースの上端および下端の隅肉溶接部付近の垂直管表面を検査するために様々な動き(例えば、垂直動作および周方向動作)を使用する。
器具は、モーションコントローラプラットフォームにつながれた小型水中自動マニピュレータと、UT取得システムとを含む。器具は、検査中にBWR原子炉圧力容器に組み込まれてもよく、また、所望の走査シーケンスを行うためにジェットポンプライザーブレースに一時的に装着されてもよい。
器具は、設置プラットフォームおよび走査ヘッドを含む。スキャナ設置プラットフォーム(SIP)は、スキャナのための骨格および中核としての役目を果たす。SIPは、配電盤用のベースと、位置合わせ・クランプ機構と、動作の3つの軸とを与える。SIPは走査ヘッドも支持する。走査ヘッドユニット(SHU)は、フェーズドアレイトランスデューサを伴う径方向走査アームを含むとともに、周方向動作軸を与える。
器具は、一連の小径ハンドリングポールを介して原子炉圧力容器内に組み込まれてもよい。器具は、ハンドリングポールに取り付けられるが、検査に適したジェットポンプライザー管へと誘導されてもよく、また、原子炉圧力容器の壁付近でジェットポンプライザー管の背後に手動で位置付けられてもよい。器具がポールによって垂直に吊り下げられた状態で、オペレータは、器具を水平なジェットポンプライザーブレース上へ降ろして原子炉圧力容器の中心に対して垂直に位置合わせしてもよい。その後、ジェットポンプライザーブレース、ジェットポンプライザー管、および、原子炉圧力容器の壁の間に器具を位置合わせしてクランプするために、一連の空気圧作動が使用されてもよい。
器具が所定位置にしっかりとクランプされた状態で、オペレータは、その後、C形状走査ヘッドをそれがジェットポンプライザー管の前方に位置合わせされて下方に面するまでθ軸により回転させてもよい。空気圧作動のリスト軸は、走査ヘッドをそれがジェットポンプライザーブレースと同じ水平面内でジェットポンプライザー管の軸と同心に位置するまで跳ね上げる。
走査ヘッドがジェットポンプライザー管の中心と位置合わせされた時点で、フェーズドアレイUTプローブがジェットポンプライザー管の表面と接触する。オペレータは、UTプローブが(ジェットポンプライザーブレースの上端にある)RS−9溶接部の上端面に触れるまで、SIP骨格に組み込まれる垂直軸を移動させてもよい。オペレータは、その後、UTプローブがRS−9を形成する90°隅肉溶接部の始点をちょうど越えるまで、走査ヘッドの周方向軸を移動させてもよい。
器具セットアップが完了した時点で自動走査シーケンスが始まる。自動動作は、RS−9溶接部の1つの縁部から溶接部の他方側へと向かうジェットポンプライザー管の表面の周囲の周方向動作と、前記溶接部から離れるようなその後の垂直動作とを含むとともに、最初の開始点へと戻る他の周方向動作がその後に続く。
RS−9溶接部の自動走査が完了した時点で、器具は、周方向軸、リスト軸、および、その後、θ軸のためのその設置位置へ戻されてもよい。走査ヘッドが垂直軸を利用してジェットポンプライザーブレースの下側に移動された後、一連のθ回転、リスト跳ね上げ、および、自動走査動作が(ジェットポンプライザーブレースの下端にある)RS−8溶接部の場合と同様の態様で繰り返されてもよい。
本開示の検査システムは、検査のためにこれまでは比較的近づきにくかった領域を十分に特徴付けることができる能力をBWRオペレータに与える。以下、図面に関連して本開示の実施形態例について更に詳しく論じる。
図2は、本開示の非限定的な実施形態に係る検査装置の第1の位置における斜視図である。図2を参照すると、検査装置200は、設置プラットフォーム210と走査ヘッド220とを含む。第1の位置において、走査ヘッド220は、設置プラットフォーム210に比較的近接するように方向付けられるとともに、設置プラットフォーム210の幅を越えて突出しないように方向付けられる。図2に示される第1の位置は、比較的コンパクトであり、検査装置200を比較的小さい空間内(例えば、原子炉圧力容器100の壁、ジェットポンプライザー管104、および、ジェットポンプライザーブレース106の間)に配置できるようにする。図2では走査ヘッド220が左に面するように示されるが、走査ヘッド220を右に面するように方向付けることができることは言うまでもない。
設置プラットフォームは、ベースフレーム212と、該ベースフレーム212内に接続される長手方向位置決めロッド214とを含む。ベースフレーム212は長方形形状を有してもよい。長手方向位置決めロッド214はベースフレーム212の側脚と平行であってもよい。設置プラットフォーム210は、x軸に対応する幅、y軸に対応する長さ、および、z軸に対応する厚さを有する。長手方向位置決めロッド214はy軸に沿って延びる。第1の位置にあるとき、検査装置200の長さは約35インチ以下であってもよい。第1の位置における検査装置200の幅は約15インチ以下であってもよい。第1の位置における検査装置200の厚さは約5インチ以下であってもよい。
走査ヘッド220は、設置プラットフォーム210の長手方向位置決めロッド214に接続される。走査ヘッド220は、長手方向位置決めロッド214を介してy軸に沿って(例えば上下に)移動するように構成される(インデックス動作)。例えば、検査装置200がジェットポンプライザー管104に位置決めされて固定された後、走査ヘッド220は、ジェットポンプライザーブレース106のサイド部材間でその上面および/または下面に近づくべく移動するように構成される。また、走査ヘッド220は、設置プラットフォームの幅を越えて突出するべくz軸周りに回転する(θ動作)ように構成され、これについては図3において更に論じられる。また、走査ヘッド220は、設置プラットフォーム210から垂直に突出するべくx軸周りに回転する(リスト展開動作)ように構成され、これについては図4において更に論じられる。
走査ヘッド220は本体部222と走査アーム224(図5)とを含む。本体部222は第1の端部と第2の端部とを含む。走査アーム224は、基端、先端、および、先端に配置されるトランスデューサ226を含む。走査アーム224の基端は、走査ヘッド220の本体部222に接続される。走査ヘッド220は、引き込み状態と伸長状態との間で移行するように構成される。トランスデューサ226は、引き込み状態では本体部222の第2の端部に隣接するとともに、伸長状態では本体部222の第1の端部に隣接するべく周方向経路を移動する(走査動作)ように構成される。トランスデューサ226は超音波試験を行うように構成される。
引き込み状態において、走査アーム224の基端および先端は、本体部222の第1の端部および第2の端部のそれぞれと位置合わせされる。本体部222および走査アーム224はほぼ同じ形状およびサイズを有してもよい。図2では、走査ヘッド220が引き込み状態で半円形状を有する。半円形状は、ジェットポンプライザー管104の表面の曲率に対応するように形成されてもよい。
走査アーム224の基端は、本体部222の第1の端部から本体部222の第2の端部へと可逆的に移動するように構成される。本体部222および走査アーム224のそれぞれは半円形状を有するため、走査ヘッド220は伸長状態で円形状(図5)を有する。円形状の内径は、ジェットポンプライザー管104の外形に対応するように設計されてもよい。
検査装置200は、ベースフレーム212の両端に端部支持体228を更に含む。特に、一方の端部支持体228がベースフレーム212の上端に配置されてもよく、一方、他方の端部支持体228がベースフレーム212の下端に配置されてもよい。端部支持体228は複合U−V形状を有してもよいが、実施形態例はこれに限定されない。例えば、端部支持体228は、ジェットポンプライザー管104の表面の曲率に対応するように形成されてもよい。端部支持体228は、伸長状態でベースフレーム212から垂直に突出するべくx軸周りに回転する(Vブロック展開動作)ように構成される。
検査装置200は、ベースフレーム212の両側からx軸に沿って突出する側部支持体230も含む。側部支持体230は、検査中にジェットポンプライザーブレース106のサイド部材上に載置するように構成される。側部支持体230の形状は、特に限定されず、側部支持体230が検査装置200の全重量を支持するのに十分強固である限り、様々な形状を有してもよい。
検査装置200は、ベースフレーム212のそれぞれの角にジャッキシリンダを更に含んでもよい。図2には4つのジャッキシリンダが示される。ジャッキシリンダは(端部支持体228と共に)、装着ステップ中にジェットポンプライザー管104に対して検査装置200を位置決めして固定するのに役立ってもよい。端部支持体228はジャッキシリンダ間にあるように示されるが、代わりに、ジャッキシリンダが端部支持体228間に配置されてもよいことは言うまでもない。
検査装置200は、図2に示される第1の位置にあるとき、1つ以上のハンドリングポールを用いて原子炉圧力容器100内へと下げられるように設定される。検査装置200は、ハンドリングポールを受けるおよび/またはハンドリングポールと係合するための1つ以上の構造を上端に含んでもよい。検査装置200が適切な位置に位置決めされると、ハンドリングポールが検査装置200から引き抜かれてもよい。あるいは、ハンドリングポールが検査装置200に取り付けられたままであってもよい。
図3は、本開示の非限定的な実施形態に係る検査装置の第2の位置における斜視図である。図3を参照すると、走査ヘッド220がz軸周りに回転されてしまっている(θ動作)。図3では、走査ヘッド220が下方に面するようにz軸周りで反時計回りに約90°回転されてしまっているように示されるが、代わりに走査ヘッド220が上方に面するように時計回りに約90°回転されてもよいことは言うまでもない。端部支持体228もベースフレーム212から垂直に突出するようにx軸周りに回転されてしまっている(Vブロック展開動作)。ジャッキシリンダもベースフレーム212から外側に突出してもよい。端部支持体228およびジャッキシリンダが液圧で及び/または空気圧で作動されてもよい。
図4は、本開示の非限定的な実施形態に係る検査装置の第3の位置における斜視図である。図4を参照すると、走査ヘッド220は、設置プラットフォーム210から垂直に突出するようにx軸周りに回転されてしまっている(リスト展開動作)。リスト展開動作が液圧で及び/または空気圧で作動されてもよい。この第3の位置では、走査ヘッド220が端部支持体228と平行であってもよい。
図5は、本開示の非限定的な実施形態に係る検査装置の第4の位置における斜視図である。図5を参照すると、走査ヘッド220が引き込み状態から伸長状態へと移行してしまっている。特に、走査アーム224は、本体部222の曲率に沿って本体部222の第1の端部から第2の端部へ移動する。結果として、走査アーム224の先端にあるトランスデューサ226が本体部222の第1の端部に隣接するように周方向経路を移動する(走査動作)。
図6は、本開示の非限定的な実施形態に係る検査装置の第5の位置における斜視図である。図6を参照すると、走査ヘッド220は、長手方向位置決めロッド214を介してy軸に沿って下方へ移動するとともに、問題のある原子炉部品の下面の検査を可能にするべくz軸周りに180°回転されてしまっている。動作時、走査ヘッド220がy軸に沿って下方へ移動される前に、図5の第4の位置が(図4の第3の位置および図3の第2の位置を介して)図2の第1の位置へと戻される。特に、図2の第1の位置は、ジェットポンプライザーブレースの下部構造(例えばRS−8溶接部)の検査が望まれるときに走査ヘッド220がジェットポンプライザーブレース106のサイド部材間の下側を通過できるようにする。走査ヘッド220がジェットポンプライザーブレース106の下側にきた時点で、図6の第5の位置を達成するために図3−図5に示されるシーケンスを逆方向で行うことができる。
前述したように、検査装置200は、原子炉内の原子炉部品を検査するために使用されてもよい。以下、方法の実施形態例について更に詳しく論じる。非限定的な実施形態において、原子炉内の原子炉部品を検査する方法は、検査装置200を原子炉の原子炉圧力容器100内へと下降させるステップを含んでもよい。検査装置200は設置プラットフォーム210と走査ヘッド220とを含む。下降ステップ中、検査装置200が図2に示される第1の位置にあってもよい。方法は、検査装置200の設置プラットフォーム210を原子炉圧力容器100内の原子炉部品の第1の表面に固定するステップを更に含んでもよい。方法は、検査装置200の走査ヘッド220を原子炉部品の周囲で原子炉部品の反対側の第2の表面へ向けて操作するステップを更に含んでもよい。
下降ステップ中、検査装置200は、原子炉圧力容器100と該原子炉圧力容器100内にある炉心シュラウド102とによって画定される環状空間内へと下降されてもよい。環状空間内にジェットポンプアセンブリが配置されてもよい。検査装置200は、原子炉圧力容器100とジェットポンプアセンブリのジェットポンプライザー管104であってもよい原子炉部品との間に配置されてもよい。ジェットポンプライザー管104は、ジェットポンプライザーブレース106を用いて原子炉圧力容器100に固定されてもよい。固定ステップ中、検査装置200の設置プラットフォーム210は、原子炉圧力容器100、ジェットポンプライザー管104、および、ジェットポンプライザーブレース106の間に装着されてもよい。
操作ステップは、ジェットポンプライザー管104とジェットポンプライザーブレース106との間の接合部に近づく走査ヘッド220を走査することを含んでもよい。接合部は、ジェットポンプライザー管104の反対側の第2の表面上の溶接部の形態を成してもよい(この場合、設置プラットフォーム210がジェットポンプライザー管104の第1の表面上にある)。溶接部は、RS−8溶接部および/またはRS−9溶接部であってもよい。BWRVIP−41により示されるように、RS−8溶接部は、ジェットポンプライザーブレース106の下面とジェットポンプライザー管104との間にある下側溶接部であり、一方、RS−9溶接部は、ジェットポンプライザーブレース106の上面とジェットポンプライザー管104との間にある上側溶接部である。
特に、操作ステップは、走査ヘッド220の形状が原子炉部品の表面に対応するように、第1の軸周りで走査ヘッド220の第1の回転を行う(θ動作)とともに、第2の軸周りで走査ヘッド220の第2の回転を行う(リスト展開動作)ことを含んでもよく、この場合、第1の軸は第2の軸に対して垂直である。また、操作ステップは、走査ヘッド220を周方向経路で原子炉部品の反対側の第2の表面へと移動させる(走査動作)ことを更に含んでもよい。操作ステップは、原子炉部品の反対側の第2の表面で超音波試験を行うことを更に含んでもよい。
図7は、ジェットポンプライザー管に装着される検査装置の斜視図であり、この場合、走査ヘッドは、本開示の非限定的な実施形態にしたがって引き込み状態にある。図7を参照すると、検査装置200は図4により描かれる第3の位置にあるが、言うまでもなく、検査装置200は、図3に示される第2の位置へ移行した後に図4に示される第3の位置へ移行する前に、最初に図2に示される第1の位置にある。検査装置200の側部支持体230は、ジェットポンプライザーブレース106のサイド部材上に配置される。端部支持体228およびジャッキシリンダは、検査装置200を動作のために位置決めして固定するのに役立つべくジェットポンプライザー管104に押し付けられる。走査ヘッド220もジェットポンプライザー管104の第1の表面に近接して位置付けられる。
図8は、ジェットポンプライザー管に装着される検査装置の斜視図であり、この場合、走査ヘッドが本開示の非限定的な実施形態にしたがって伸長状態にある。図8を参照すると、検査装置200は、図5により描かれる第4の位置にある。特に、トランスデューサ226を伴う走査アーム224がジェットポンプライザー管104の反対側の第2の表面に近づくように周方向経路を移動してしまっている(走査動作)。
図9は、ジェットポンプライザー管に装着される検査装置の垂直断面図であり、この場合、走査ヘッドが本開示の非限定的な実施形態にしたがって引き込み状態にある。図10は、ジェットポンプライザー管に装着される検査装置の垂直断面図であり、この場合、走査ヘッドが本開示の非限定的な実施形態にしたがって伸長状態にある。図9−図10を参照すると、ジェットポンプライザーブレース106のヨークセクションが溶接部108を介してジェットポンプライザー管104に固定される。検査装置200を用いると、ジェットポンプライザー管104の両側から溶接部108に近づいて溶接部108を調べることができる。走査は、ジェットポンプライザー管104の第2の表面の約155°走査であってもよい。トランスデューサ226は、溶接部108(および周囲の領域)に関してその完全性を決定するべく超音波試験を行うように構成されてもよい。溶接部108(例えば、RS−9溶接部)を検査した後、走査ヘッド220は、検査装置200を再配置する必要なく、ジェットポンプライザーブレース106の反対側の表面上の溶接部(例えば、RS−8溶接部)を検査するべく操作されてもよい。
多くの実施形態例を本明細書中で開示してきたが、他の変形が想定し得ることは言うまでもない。そのような変形は、本開示の思想および範囲からの逸脱と見なされるべきでなく、また、当業者に自明なそのような改変は、以下の特許請求の範囲内に含まれるように意図される。
100 原子炉圧力容器
102 炉心シュラウド
104 ジェットポンプライザー管
106 ジェットポンプライザーブレース
108 溶接部
200 検査装置
210 設置プラットフォーム
212 ベースフレーム
214 長手方向位置決めロッド
220 走査ヘッド
222 本体部
224 走査アーム
226 トランスデューサ
228 端部支持体
230 側部支持体

Claims (20)

  1. 原子炉内の原子炉部品を検査する方法であって、
    検査装置(200)を原子炉の原子炉圧力容器(100)内へ下降させるステップであって、前記検査装置(200)が設置プラットフォーム(210)と走査ヘッド(220)とを含むステップと、
    前記検査装置(200)の前記設置プラットフォーム(210)を前記原子炉圧力容器(100)内の前記原子炉部品の第1の表面に固定するステップと、
    前記検査装置(200)の前記走査ヘッド(220)を前記原子炉部品の周囲で前記原子炉部品の反対側の第2の表面へと操作するステップと、
    を備える方法。
  2. 下降させる前記ステップは、前記検査装置(200)を環状空間内に配置することを含み、前記環状空間が前記原子炉圧力容器(100)と炉心シュラウド(102)とによって画定される請求項1に記載の方法。
  3. 下降させる前記ステップは、前記原子炉圧力容器(100)と前記原子炉部品との間に前記検査装置(200)を配置することを含み、前記原子炉部品がジェットポンプライザー管(104)である請求項1に記載の方法。
  4. 前記ジェットポンプライザー管(104)がジェットポンプライザーブレース(106)を用いて前記原子炉圧力容器(100)に固定される請求項3に記載の方法。
  5. 前記固定は、前記検査装置(200)の前記設置プラットフォーム(210)を前記原子炉圧力容器(100)、前記ジェットポンプライザー管(104)、および、前記ジェットポンプライザーブレース(106)の間に装着することを含む請求項4に記載の方法。
  6. 操作する前記ステップは、前記走査ヘッド(220)を前記ジェットポンプライザー管(104)と前記ジェットポンプライザーブレース(106)との間の接合部に近づけるように操作することを含み、前記接合部が反対側の前記第2の表面上の溶接部の形態を成す請求項4に記載の方法。
  7. 前記溶接部がRS−8溶接部およびRS−9溶接部のうちの少なくとも一方である請求項6に記載の方法。
  8. 操作する前記ステップは、前記走査ヘッド(220)の形状が前記原子炉部品の表面に対応するように、第1の軸周りで前記走査ヘッド(220)の第1の回転を行うとともに、第2の軸周りで前記走査ヘッド(220)の第2の回転を行うことを含み、前記第1の軸が前記第2の軸に対して垂直である請求項1に記載の方法。
  9. 操作する前記ステップは、前記走査ヘッド(220)を周方向経路で前記原子炉部品の反対側の前記第2の表面へと移動させることを含む請求項1に記載の方法。
  10. 操作する前記ステップは、前記原子炉部品の反対側の前記第2の表面で超音波試験を行うことを含む請求項1に記載の方法。
  11. ベースフレーム(212)と、該ベースフレーム(212)内に接続される長手方向位置決めロッド(214)とを含む設置プラットフォーム(210)であって、前記設置プラットフォーム(210)が、x軸に対応する幅、y軸に対応する長さ、および、z軸に対応する厚さを有し、前記長手方向位置決めロッド(214)がy軸に沿って延びる、設置プラットフォーム(210)と、
    前記設置プラットフォーム(210)の前記長手方向位置決めロッド(214)に接続される走査ヘッド(220)であって、該走査ヘッド(220)が前記長手方向位置決めロッド(214)を介してy軸に沿って移動するように構成され、前記走査ヘッド(220)が本体部(222)と走査アーム(224)とを含み、前記本体部(222)が第1の端部と第2の端部とを含み、前記走査アーム(224)が、基端、先端、および、前記先端に配置されるトランスデューサ(226)を含み、前記走査アーム(224)の前記基端が前記走査ヘッド(220)の前記本体部(222)に接続され、前記走査ヘッド(220)は、引き込み状態と伸長状態との間で移行するように構成され、前記トランスデューサ(226)は、前記引き込み状態では前記本体部(222)の前記第2の端部に隣接するとともに、前記伸長状態では前記本体部(222)の前記第1の端部に隣接するべく周方向経路を移動するように構成される、走査ヘッド(220)と、
    を備える検査装置(200)。
  12. 前記引き込み状態において、前記走査アーム(224)の前記基端および前記先端は、前記本体部(222)の前記第1の端部および前記第2の端部のそれぞれと位置合わせされる請求項11に記載の検査装置(200)。
  13. 前記走査ヘッド(220)が前記引き込み状態で半円形状を有する請求項11に記載の検査装置(200)。
  14. 前記走査ヘッド(220)は、前記設置プラットフォーム(210)の幅を越えて突出するべくz軸周りに回転するように構成される請求項11に記載の検査装置(200)。
  15. 前記走査ヘッド(220)は、前記設置プラットフォーム(210)から垂直に突出するべくx軸周りに回転するように構成される請求項11に記載の検査装置(200)。
  16. 前記走査アーム(224)の前記基端は、前記本体部(222)の前記第1の端部から前記本体部(222)の前記第2の端部へと可逆的に移動するように構成される請求項11に記載の検査装置(200)。
  17. 前記走査ヘッド(220)が前記伸長状態で円形形状を有する請求項11に記載の検査装置(200)。
  18. 前記トランスデューサ(226)が超音波試験を行うように構成される請求項11に記載の検査装置(200)。
  19. 前記ベースフレーム(212)の両端に端部支持体(228)を更に備え、前記端部支持体(228)は、前記伸長状態で前記ベースフレーム(212)から垂直に突出するべくx軸周りに回転するように構成される請求項11に記載の検査装置(200)。
  20. 前記ベースフレーム(212)の両側からx軸に沿って突出する側部支持体(230)を更に備える請求項11に記載の検査装置(200)。
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