JP2015132513A - 燃料性状判定装置 - Google Patents

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池谷 昌紀
Masanori Iketani
昌紀 池谷
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Abstract

【課題】 燃料の性状をより正確に検出し得る技術を提供する。
【解決手段】 燃料の燃料性状を判定する性状判定ユニット10は、燃料の誘電率及び導電率を検出する電極対40と、燃料の蒸気圧を検出する圧力センサ34と、燃料の温度を検出する温度センサ32と、を備える。電極対40と、圧力センサ34と、温度センサ32とは、セットプレート4に取り付けられるケース14に格納されている。
【選択図】 図2

Description

本明細書では、燃料性状を判定する燃料性状判定装置を開示する。
特許文献1に、燃料性状判定装置が開示されている。燃料性状判定装置は、燃料の蒸気圧を検出する蒸気圧センサと、燃料に含まれるアルコール濃度を検出するアルコール濃度検出センサと、燃料温度を検出する温度センサと、を備える。
特開2010−223732号公報
燃料の性状を正確に把握することによって、内燃機関に、適切に燃料を供給することができる。本明細書では、燃料の性状をより正確に検出し得る技術を提供する。
本明細書で開示される技術は、燃料の燃料性状を判定する燃料性状判定装置に関する。燃料性状判定装置は、電気的特性センサと、蒸気圧センサと、温度センサと、を備える。電気的特性センサは、燃料の誘電率及び導電率を検出する。蒸気圧センサは、燃料の蒸気圧を検出する。温度センサは、燃料の温度を検出する。
上記の燃料性状判定装置では、燃料の誘電率、導電率、蒸気圧及び温度が検出される。この構成によれば、燃料の蒸気圧と、燃料に含まれるアルコール濃度と、燃料の温度と、を検出可能な装置を用いる場合と比較して、燃料の誘電率、導電率、蒸気圧及び温度を用いて、燃料の性状をより正確に判定し得る。
燃料供給装置の構成を示す。 第1実施例の性状判定ユニットの縦断面図を示す。 燃料の蒸気圧と燃料温度との相関関係を説明するためのグラフを示す。 電極対の静電容量と燃料温度との相関関係を説明するためのグラフを示す。 燃料の導電率と燃料温度との相関関係を説明するためのグラフを示す。 第2実施例の性状判定ユニットの縦断面図を示す。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものである。
(特徴1)燃料性状判定装置は、燃料を気化するための気化室を備えていてもよい。気化室は、蒸気圧センサと連通していてもよい。この構成によれば、蒸気圧センサは、気化室で気化された燃料を用いて、燃料の蒸気圧を検出することができる。
(特徴2)燃料性状判定装置は、電気的特性センサを収容する第1の収容室を備えていてもよい。第1の収容室と気化室とは連通していてもよい。この構成によれば、収容室と気化室との一方に流入した燃料を、収容室と気化室との他方に導入することができる。このため、電気的特性センサに燃料を供給するための燃料経路と、気化室に燃料を供給するための燃料経路と、を個別に配置しなくて済む。
(特徴3)第1の収容室は、気化室よりも上流側に位置していてもよい。気化室において一旦気化された燃料が第1の収容室に流入する構成では、電気的特性センサを用いて、燃料の正確な電気的特性を検出することが困難な場合がある。第1の収容室が、気化室の上流側に位置する構成では、第1の収容室が気化室の下流側に位置する構成と比較して、燃料の電気的特性を正確に検出することができる。
(特徴4)燃料性状判定装置は、温度センサを収容する第2の収容室と第1の収容室と気化室とのそれぞれを画定するケースを備えていてもよい。ケースは、ケース内に燃料を導入する導入口と、ケース内の燃料をケース外に放出する放出口と、を備えていてもよい。第1の収容室と第2の収容室と気化室とは、導入口と放出口との間で直列に配置されていてもよい。この構成によれば、電気的特性センサと蒸気圧センサと温度センサとは、導入口から放出口に流れる同一の燃料を検出の対象とすることができる。
(特徴5)燃料性状判定装置では、電気的特性センサは、筒形状を有する少なくとも1個の電極を備えていてもよい。当該少なくとも1個の電極は、気化室と蒸気圧センサとを連通してもよい。この構成によれば、第1の電極を用いて、蒸気圧センサに気化室の蒸気圧を導くことができる。このため、気化室の蒸気圧を蒸気圧センサに導くための導圧管を、第1の電極と別に配置せずに済む。
(特徴6)燃料性状判定装置では、電気的特性センサと蒸気圧センサとは、一体的に配置されていてもよい。この構成によれば、電気的特性センサ及び蒸気圧センサの取付性を向上させ得る。
(特徴7)燃料性状判定装置では、温度センサは、電気的特性センサ及び蒸気圧センサと一体的に配置されていてもよい。この構成によれば、温度センサ、電気的特性センサ及び蒸気圧センサの取付性を向上させ得る。
(特徴8)燃料性状判定装置は、電気的特性センサからの出力値を用いて演算を実行する演算部と、蒸気圧センサからの出力値を用いて演算を実行する演算部と、が搭載されている1個の制御基板を備えていてもよい。この構成によれば、複数の演算部を、別々の基板に搭載する構成と比較して、燃料性状判定装置の取付性を向上し得る。
(特徴9)燃料性状判定装置では、電気的特性センサは、互いに対向する2個の電極を備えていてもよい。この構成によれば、燃料の誘電率と導電率との両者を、2個の電極を用いて検出することができる。
(特徴10)燃料性状判定装置は、燃料の種別が、燃料の蒸気圧に関する値、燃料の誘電率に関する値、燃料の導電率に関する値、及び燃料の温度に関する値のうちの少なくとも1個の値と対応付けて記録されている燃料データベースを格納するメモリと、電気的特性センサからの出力値と、蒸気圧センサからの出力値と、温度センサからの出力値と、の少なくとも1個の出力値と、燃料データベースとを用いて、燃料の種類を特定する特定部と、を備えていてもよい。この構成によれば、燃料データベースを用いて、燃料の種類を適切に特定することができる。
(特徴11)燃料性状判定装置では、特定部は、適正な種類の燃料でないことを特定可能であってもよい。燃料性状判定装置は、さらに、適正な種類の燃料でないと特定される場合に、当該燃料の性状を格納するメモリと、適正な種類の燃料でないと特定される場合に、警告信号を出力する信号出力部と、を備えていてもよい。この構成によれば、内燃機関の利用者は、燃料容器内に、不適正な燃料が貯蔵されていることを知ることができる。不適正な種類の燃料の性状を格納することによって、内燃機関に異常が発生した場合に、異常の原因を特定するために利用することができる。
(特徴12)燃料性状判定装置は、燃料の蒸留特性が、燃料の蒸気圧に関する値、燃料の誘電率に関する値、燃料の導電率に関する値、及び、燃料の温度に関する値のうちの少なくとも1個の値と対応付けて記録されている燃料データベースを格納するメモリと、電気的特性センサからの出力値と、蒸気圧センサからの出力値と、温度センサからの出力値と、の少なくとも1個の出力値と、燃料データベースとを用いて、燃料の蒸留特性を特定する蒸留特性特定部と、を備えていてもよい。この構成によれば、燃料データベースを用いて、燃料の蒸留特性を適切に特定することができる。
(第1実施例)
図1に示す燃料供給装置1は、自動車に搭載される。燃料供給装置1は、燃料タンク8と、セットプレート4と、燃料ポンプユニット60と、性状判定ユニット10と、を備える。
燃料タンク8は、エンジン(図示省略)に供給される燃料を貯留する。燃料タンク8に貯留される燃料には、ガソリンとエタノールとが混合されている場合がある。燃料タンク8の上壁には開口が形成されている。
セットプレート4は、燃料タンク8の開口を閉塞する。セットプレート4には、燃料ポンプユニット60と、性状判定ユニット10と、吐出ポート16と、が取り付けられている。
燃料ポンプユニット60は、燃料ポンプ64と、フィルタ62,66と、リザーブカップ68と、プレッシャーレギュレータ69と、を備える。リザーブカップ68は、燃料ポンプ64と、フィルタ62,66と、プレッシャーレギュレータ69と、を収容する。リザーブカップ68は、支柱9によってセットプレート4に取り付けられている。リザーブカップ68の底部には、ジェットポンプ(図示省略)が配置されている。ジェットポンプは、例えば、ベンチュリー構造を備えており、燃料ポンプ64から圧送された燃料の流速を利用して、リザーブカップ68外の燃料をリザーブカップ68内に送り込む。
燃料ポンプ64は、リザーブカップ68内の燃料を、燃料ポンプ64内に吸引して昇圧する。燃料ポンプ64は、昇圧された燃料を、燃料ポンプ64外に吐出する。燃料ポンプ64の吸入側には、フィルタ66が連通している。燃料ポンプ64には、フィルタ66を通過した燃料が吸引される。フィルタ66は、不織布によって、袋状に作製されている。フィルタ66には、図示省略したフレームが収容されており、フィルタ66が、燃料の圧力によって大きく変形されることを防止する。
燃料ポンプ64の吐出側には、フィルタ62が連通している。フィルタ62は、ケース62aと、フィルタ部材(図示省略)と、を備える。ケース62aは、燃料ポンプ64の周方向に配置されている。ケース62a内に流入した燃料は、不織布製のフィルタ部材によって濾過され、送出パイプ94に送り出される。
燃料ポンプユニット60では、燃料ポンプ64から送出パイプ94に送りだされた燃料は、プレッシャーレギュレータ69によって調圧される。プレッシャーレギュレータ69は、プレッシャーレギュレータ69内の燃料の圧力が所定圧以上になると、余剰な燃料を、連通管52内に吐出する。これにより、送出パイプ94から吐出される燃料の圧力を一定圧力に調整する。燃料タンク8内の燃料は、燃料ポンプ64とプレッシャーレギュレータ69とによって一定の圧力に調整され、吐出ポート16からエンジンに供給される。
燃料ポンプユニット60には、性状判定ユニット10が接続されている。図2に示すように、性状判定ユニット10は、燃料経路50と、センサユニット30と、制御回路70と、を備える。燃料経路50は、連通管52と、放出管54と、を備える。連通管52は、燃料ポンプユニット60のプレッシャーレギュレータ69に着脱可能に取り付けられる。プレッシャーレギュレータ69から吐出された燃料は、連通管52からセンサユニット30に流れる。センサユニット30の下流端には、放出管54が接続されている。放出管54は、センサユニット30とリザーブカップ68とを連通しており、センサユニット30から放出される燃料を、リザーブカップ68に放出する。
センサユニット30は、Oリング36を介して、開口4aに挿入されている。センサユニット30は、ケース14と、温度センサ32と、圧力センサ34と、電極対40と、を備える。
ケース14は、燃料耐性を有する樹脂製である。ケース14は、連通管52とケース14内とを連通する導入口14eと、放出管54とケース14内とを連通する放出口14fと、を備える。ケース14は、導入口14eと放出口14fとの間に、4個の空間14a〜14dを画定する。空間14aは、導入口14eを介して、連通管52に連通している。空間14bは、空間14aに隣接して配置されており、空間14aに連通している。空間14bは、図2において、空間14aの右隣に配置されており、空間14aよりも下方まで伸びている。
空間14bの下方には、空間14cが配置されている。空間14cは、空間14bと連通している。空間14cの下方には、放出口14fを介して、放出管54が連通している。空間14a〜空間14cは、導入口14eと放出口14fとの間で直列に配置されている。空間14a〜14cは、燃料タンク8内に位置している。
空間14bの上方には、空間14dが配置されている。空間14dは、他の空間14a〜14cとは、隔離されている。空間14dは、セットプレート4よりも上方であって、燃料タンク8外に位置している。
ケース14は、温度センサ32と圧力センサ34と電極対40と制御回路70を収容している。各部32,34,40,70は、ケース14によって一体的に支持されている。この構成によれば、ケース14をセットプレート4に取り付けることによって、各部32,34,40,70をセットプレート4に取り付けることができる。
温度センサ32は、空間14aに収容されている。温度センサ32は、サーミスタ等の温度検出素子を有する。温度検出素子は、温度検出素子の温度が変動するのに従って、その抵抗値が変動する。温度センサ32は、制御回路70に電気的に接続されている。
電極対40は、空間14bに収容されている。電極対40は、円筒形状の内側電極44と、円筒形状の外側電極42と、を備える。各電極42,44は、導電性の材料で作製されている。各電極42,44は、制御回路70に電気的に接続されている。外側電極42は、ケース14の空間14bを画定する壁面に嵌め込まれており、外側電極42の外周面は、全面に亘って、空間14bを画定する壁面に接触している。外側電極42には、連通口42aが形成されている。連通口42aは、空間14aに向かって開口している。連通口42aは、外側電極42を貫通しており、空間14aと外側電極42内とを連通している。
内側電極44は、外側電極42と同軸上に配置されている。内側電極44の外径は、外側電極42の内径よりも小さい。このため、外側電極42の内周面と内側電極44の外周面との間には、隙間が形成されており、外側電極42の内周面と内側電極44の外周面とは対向している。内側電極44の軸方向の長さは、外側電極42の軸方向の長さよりも長い。内側電極44の下端は、外側電極42の下端と同じ高さに位置しており、内側電極44の上端は、外側電極42の上端よりも上方に位置している。
内側電極44の上端には、圧力センサ34が配置されている。圧力センサ34は、空間14d内に配置されている。圧力センサ34は、内側電極44の内側と連通する圧力空間と、ダイアフラムと、を有する。圧力センサ34は、制御回路70と電気的に接続されている。圧力空間内の気圧は、内側電極44の内側の気圧と同一である。ダイアフラムは、圧力空間内の気圧によって変形する。圧力センサ34は、ダイアフラムの変形量を検出することによって、圧力空間内の気圧を検出する。
内側電極44の下端には、空間14cが配置されている。空間14cは、外側電極42と内側電極44との隙間に連通している。外側電極42と内側電極44との隙間と空間14cとの間には、ノズル46が配置されている。ノズル46の先端は、空間14c内に位置している。空間14cの下端には、放出管54が接続されている。空間14cは、放出管54に連通している。
温度センサ32と圧力センサ34と電極対40とは、制御回路70から信号を受信し、制御回路70に信号を供給する。制御回路70は、空間14dに収容されている。即ち、制御回路70は、空間14a〜14cから隔離されている。制御回路70は、1枚の基板72と、基板72上に載置される複数個の回路74と、を備える。制御回路70には、図示省略したバッテリから電力が供給される。この構成によれば、複数個の回路74を、別々の基板に搭載する構成と比較して、性状判定ユニット10の構造を簡略化することとができ、これにより、性状判定ユニット10を、セットプレート4に取り付ける際の取付性を向上することができる。
次いで、燃料供給装置1の動作について説明する。運転者が、例えば、イグニションスイッチを操作して、自動車を始動させると、燃料供給装置1が駆動する。燃料供給装置1が駆動すると、燃料ポンプ64が駆動する。燃料ポンプ64が駆動すると、リザーブカップ68内の燃料は、燃料ポンプ64に吸引され、昇圧されて、プレッシャーレギュレータ69に送出される。プレッシャーレギュレータ69は、調圧による余剰燃料を、連通管52に吐出する。連通管52に吐出された燃料は、連通管52を通過して、導入口14eからケース14内に流入する。ケース14内の燃料は、空間14a、14b、14cの順に流れて、放出口14fを介して放出管54から、ケース14外に吐出される。この構成によれば、空間14a〜14cに燃料の導入するための経路を個別に配置しなくて済む。
空間14b内の燃料は、ノズル46を通過して、空間14c内に流入する。ノズル46から空間14c内に流入する燃料は、流路面積が急激に拡大されるため減圧する。この結果、空間14c内に流入する燃料の一部が気化される。気化燃料は、内側電極44内を通過して、圧力センサ34に到達する。これにより、圧力センサ34は、空間14c内で気化された燃料を用いて、燃料の蒸気圧を検出することができる。また、この構成によれば、空間14c内の蒸気圧を、圧力センサ34に導入するために、内側電極44を利用することができる。このため、圧力センサ34に蒸気圧を導入するための導圧管を、内側電極44とは別に設けなくて済む。
自動車が始動すると、センサユニット30は、温度センサ32と圧力センサ34と電極対40とを用いて、燃料タンク8内の燃料の種別、異物含有量、及び、蒸留特性を特定する。具体的には、以下のようにして、燃料タンク8内の燃料の種別、異物含有量、及び、蒸留特性を特定する。なお、燃料中の異物は、水分、鉄等の導電性材料を含む。
複数の回路74のうちの第1の回路74は、温度センサ32を用いて、燃料の温度を検出する。具体的には、第1の回路74には、温度センサ32の電流値と、燃料の温度と、の関係を示すデータベース(又は数式)格納されている。第1の回路74は、温度センサ32からの出力信号(即ち電流値)と、第1の回路74のデータベースと、を用いて、燃料の温度を検出する。
複数の回路74のうちの第2の回路74は、圧力センサ34からの出力信号を用いて、蒸気圧を検出する。具体的には、第2の回路74には、圧力センサ34の出力信号と、燃料の温度と、の関係を示すデータベース(又は数式)格納されている。第2の回路74は、圧力センサ34からの出力信号と、第2の回路74のデータベースと、を用いて、燃料の蒸気圧を検出する。
複数の回路74のうちの第3の回路74は、電極対40からの出力信号を用いて、燃料の誘電率及び導電率を検出する。具体的には、第3の回路74は、電極42,44の一方に信号を供給すると共に、他方を接地する。第3の回路74は、電極42に供給される信号(即ち電極対40から出力信号)を検知する。これにより、第3の回路74には、電極対40の静電容量に相関する第1の出力信号が供給される。第3の回路74には、電極対40からの出力信号から電極対40の静電容量(即ち燃料の誘電率)を算出するための数式(又はデータベース)が格納されている。第3の回路74は、第1の出力信号と数式とを用いて、電極対40の静電容量を検出する。
第3の回路74は、さらに、電極42,44の一方に信号を供給すると共に、他方から出力される出力信号を検知する。この結果、第3の回路74には、電極42,44間に存在する物体(即ち燃料)の導電率に相関する第2の出力信号が供給される。第3の回路74には、第2の出力信号から、電極42,44間の導電率を算出するための数式(又はデータベース)格納されている。第3の回路74は、第2の出力信号と数式とを用いて、燃料の導電率を検出する。この構成によれば、電極対40を用いて、燃料の誘電率に関する値である電極対40の静電容量と燃料の導電率との両者を検出することができる。
複数の回路74のうちの第4の回路74は、第1〜第3の回路74によって検出される燃料の温度、燃料の蒸気圧、電極対40の静電容量、燃料の導電率を用いて、燃料の種別、及び、蒸留特性を特定する。図3には、燃料の種別毎に、燃料の蒸気圧と燃料温度との相関関係を示すグラフが示されている。図3の縦軸は蒸気圧を示し、横軸は燃料温度を示す。図4には、燃料の種別毎に、電極対40の静電容量(即ち燃料の誘電率)と燃料温度との相関関係を示すグラフが示されている。図4の縦軸は電極対40の静電容量を示し、横軸は燃料温度を示す。
図3,4のラインLFは、重軽質が比較的に低いガソリン(いわゆる軽質ガソリン)の相関関係を示し、ラインHFは、重軽質が比較的に高いガソリン(いわゆる重質ガソリン)の相関関係を示し、ラインFAは、重軽質が比較的に低いガソリンにアルコールが混合している混合燃料の相関関係を示し、ラインOAは、ガソリンを含まず、アルコールを含む燃料の結果を示す。
図3から明らかなように、燃料の蒸気圧と燃料温度との相関関係は、燃料の種別によって異なる。しかしながら、重質ガソリン(ラインHF参照)と混合燃料(ラインFA参照)とでは、燃料の蒸気圧と燃料温度との相関関係が近似しており、燃料の蒸気圧と燃料温度との相関関係だけでは、重質ガソリンと混合燃料とを適切に判別することは難しい。一方、図4から明らかなように、燃料の誘電率燃料温度との相関関係も、燃料の種別によって異なる。しかしながら、軽質ガソリンと重質ガソリンとでは、燃料の誘電率と燃料温度との相関関係が近似しており、燃料の誘電率燃料温度との相関関係だけでは、軽質ガソリンと重質ガソリンとを適切に判別することは難しい。
第4の回路74では、燃料の蒸気圧と燃料温度との相関関係とを表すデータベース、即ち図3のグラフに示される相関関係を表すデータベース(即ちデータマップ)と、燃料の誘電率と燃料温度との相関関係を表すデータベース、即ち図4のグラフに示される相関関係を表すデータベース(即ちデータマップ)と、を格納している。各データベースは、実験又はシミュレーションによって得られた結果に基づいて作製され、予め第4の回路74に格納されている。
第4の回路74は、第4の回路74に格納されている各データベースと、第1〜第3の回路74によって検出される燃料の温度、蒸気圧、及び、電極対40の静電容量を用いて、燃料の種別を判別する。この構成によれば、データベースを用いて、燃料の種別を適切に特定することができる。
第4の回路74は、さらに、燃料の導電率と燃料温度とを用いて、燃料内に異物が多量に含まれているか否かを判断する。図5から明らかなように、燃料内に異物が多くなるほど、燃料の導電率は低下する。第4の回路74は、図5のラインTHで示される燃料の導電率と燃料温度との関係を格納している。第4の回路74は、検出された燃料温度における燃料の導電率が、ラインTHよりも低い場合、燃料中に異物が多く含まれていると判断する。なお、第4の回路74に格納される燃料の導電率と燃料温度との関係は、実験又はシミュレーションによって得られた結果に基づいて作製され、予め第4の回路74に格納されている。なお、変形例では、第4の回路74は、燃料の種別毎に、燃料中に異物が多く含まれていると判断するための閾値となる燃料の導電率と燃料温度との関係を格納していてもよい。
第4の回路74は、さらに、燃料の蒸留特性(あるいは蒸留性状)として、50%留出温度を特定する。50%留出温度は、自動車の加速性能(例えば50%留出温度が高くなると、加速するのに時間が掛かる)や、暖機性能(例えば50%留出温度が高くなると、暖機に時間が掛かる)に影響を及ぼす。第4の回路74は、燃料の温度、燃料の蒸気圧、電極対40の静電容量、燃料の導電率と、50%留出温度と、の相関関係を示すデータベースを格納している。第4の回路74は、検出された燃燃料の温度、燃料の蒸気圧、電極対40の静電容量、燃料の導電率と、データベースとを用いて、50%留出温度を特定する。データベースは、実験又はシミュレーションによって得られた結果に基づいて作製され、予め第4の回路74に格納されている。この構成によれば、データベースを用いて、50%留出温度を適切に特定することができる。なお、変形例では、第4の回路74は、燃料の蒸留特性として、50%留出温度と共に、あるいは、50%留出温度に代えて、例えば10%留出温度を特定してもよい。
第4の回路74は、さらに、燃料の温度と、燃料の蒸気圧と、電極対40の静電容量と、燃料の導電率と、50%留出温度と、から、適切な種類の燃料であるか否かを判断する。具体的には、第4の回路74は、予め燃料の温度に対する蒸気圧の適正範囲と、燃料の温度に対する電極対40の適正範囲と、燃料の温度に対する導電率の適正範囲と、50%留出温度の適正範囲とが、格納されている。第4の回路74は、さらに、検出済みの燃料の温度と、燃料の蒸気圧と、電極対40の静電容量と、燃料の導電率と、50%留出温度と、を用いて、上記の適正範囲のいずれかを満たさない場合、適切な種類の燃料でないと判断する。上記の適正範囲は、予め実験又はシミュレーションによって得られた結果に基づいて作製され、予め第4の回路74に格納されている。
適切な種類でない燃料は、例えば、ガソリン用のエンジンに供給される燃料としての軽油や、水分等の異物を多く含む燃料等の粗悪燃料や、劣化の程度が激しい劣化燃料を含む。適切な種類でない燃料がエンジンに供給されると、エンジンの性能が低下したり、エンジンが駆動しなくなる事態が生じ得る。適切な種類の燃料でないと判断される場合、第4の回路74は、適切な種類でない燃料の温度、燃料の蒸気圧と、電極対40の静電容量と、導電率と、50%留出温度と、を第4の回路74に格納する。この構成によれば、例えば、エンジンに異常が発生した場合に、第4の回路74に格納されている燃料の蒸気圧等を確認することによって、異常の原因が、適切な種類の種類でない燃料がエンジンに供給されたからであるか否かを判断することができる。
制御回路70は、特定された燃料の種別と蒸留特性とを、図示省略したECU(Engine Control Unitの略)に出力する。ECUは、燃料の種別と蒸留特性とに応じて、エンジンに供給する燃料量を調整する。
また、制御回路70は、燃料中に異物が多く含まれていると判断すると、ECUに、燃料中に異物が多く含まれていることを示す信号を送信する。ECUは、燃料中に異物が多く含まれていることを示す信号を受信すると、自動車の表示部に、燃料中に異物が多く含まれていることを示す表示(例えば異常ランプの点灯)させる。これにより、運転者は、燃料中に異物が多く含まれていることを知ることができる。
(第1実施例の効果)
上記の性状判定ユニット10では、燃料の誘電率、燃料の導電率、燃料の蒸気圧及び燃料の温度が検出される。この構成によれば、燃料の蒸気圧と、燃料に含まれるアルコール濃度と、燃料の温度と、を検出可能な装置を用いる場合と比較して、燃料の誘電率、導電率、蒸気圧及び温度を用いて、燃料の性状をより正確に判定し得る。なお、本実施例では、燃料の誘電率、燃料の導電率、燃料の蒸気圧、燃料の温度、燃料の種別、蒸留特性、異物含有量のそれぞれが、「性状」の一例である。
また、上記の性状判定ユニット10では、空間14a〜空間14cは、導入口14eと放出口14fとの間で直列に配置されている。このため、ケース14内の燃料は、空間14a、14b、14cの順に流れる。この構成によれば、温度センサ32、圧力センサ34及び電極対40は、空間14a、14b、14cの順に流れる同一の燃料を検出の対象とすることができる。また、燃料が気化される空間14cよりも上流側に、空間14a、14bが位置しているため、空間14a、14bが空間14cよりも下流側に位置する構成と比較して、温度センサ32及び電極対40による燃料の誘電率、導電率、及び温度を正確に検出することができる。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点を説明する。図6に示すように、第2実施例では、センサユニット130の構成が、センサユニット30と異なる。なお、第1実施例と同様の構成については、第1実施例と同一の符号がふされている。センサユニット130は、ケース114と、温度センサ32と、圧力センサ34と、電極対140と、を備える。
ケース114は、燃料耐性を有する樹脂製である。ケース114は、セットプレート4に取り付けられる。ケース114は、4個の空間114a〜114dを画定する。空間114aは、導入口14eを介して、連通管52に連通している。空間114bは、空間114aに隣接して配置されており、空間14bに連通している。空間114bは、図6において、空間114aの右隣に配置されている。
空間14bの右隣には、空間114cが配置されている。空間114cは、空間114bと連通している。空間114cは、放出口14fを介して、放出管54に連通している。空間114a〜空間114cは、導入口14eと放出口14fとの間で直列に配置されている。空間114a〜114cは、燃料タンク8内に位置している。
空間114bの上方には、空間114dが配置されている。空間114dは、他の空間114a〜114cとは、隔離されている。空間114dは、セットプレート4よりも上方に位置しており、燃料タンク8外に位置している。
ケース114は、温度センサ32と圧力センサ34と電極対140と制御回路70を収容している。この結果、ケース114によって、各部32,34,140,70が一体的に支持されている。なお、空間114aは、空間14aと同様に温度センサ32を収容する。
電極対140は、空間114bに収容されている。電極対140は、それぞれが平板形状の電極142,144を備える。各電極142,144は、導電性の材料で作製されている。各電極142,144は、制御回路70に電気的に接続されている。電極142,144は、同一の形状を有する。電極142と電極144との間には、隙間が形成されており、空間114bに流入する燃料によって充満される。
空間114bと空間114cとの間には、ノズル146が配置されている。ノズル146の先端は、空間114c内に位置している。空間114cの上端には、圧力センサ34が配置されている。ノズル46と同様に、空間114bから空間114cに導入される燃料は、ノズル146によって一部が気化される。
圧力センサ34は、空間114cの直上に配置されており、空間114cに連通している。
自動車が始動されると、燃料は、連通管52から空間114aに流入し、空間114b、空間114cの順に流れて、放出管54からケース114外に放出される。
第2実施例によっても、第1実施例と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(1)電極対40,140の形状は、上記の実施例に限定されない。例えば、電極対40は、2個の平板形状の電極を有していてもよいし、電極対140は、2個の円筒形状の電極を有していてもよい。また、電極対40,140は、2個の櫛歯形状の電極を有していてもよい。さらに、電極対40,140は、3個以上の電極を有していてもよいし、2対以上の電極を有していてもよい。
(2)複数の回路74のうち、いずれかの回路74は、電極対40の静電容量を用いて、燃料のアルコール濃度(即ちエタノール濃度)を特定してもよい。この場合、当該回路74は、電極対40の静電容量と燃料のアルコール濃度との相関関係を示す数式又はデータベースを格納しており、数式又はデータベースと、電極対40の静電容量と、を用いて、アルコール濃度を特定してもよい。ECUは、さらに、アルコール濃度に基づいて、エンジンに供給する燃料量を制御してもよい。
(3)上記の実施例では、制御回路70は、複数の回路74を備える。しかしながら、制御回路70は、複数の回路74に代えて、単一の回路あるいは1個以上のIC(Integrated Circuitの略)を備えていてもよい。
(4)本明細書で開示される燃料性状判定装置は、自動車の燃料に限られず、自動二輪車等の車両に用いられる燃料の性状を検出してもよい。
(5)上記の各実施例では、プレッシャーレギュレータ69から、性状判定ユニット10に供給される。しかしながら、性状判定ユニット10には、燃料ポンプ64内の気泡を燃料ポンプ64外に排出するベーパジェットから排出される燃料が供給されてもよいし、燃料ポンプ64とエンジンとを連通する供給管から分岐した燃料が供給されてもよい。あるいは、性状判定ユニット10には、燃料ポンプ64によって昇圧された燃料以外の燃料が、供給されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:燃料供給装置、8:燃料タンク、10:性状判定ユニット、14:ケース、14a,14b,14c,14d:空間、30:センサユニット、32:温度センサ、34:圧力センサ、42:外側電極、44:内側電極、46:ノズル、60:燃料ポンプユニット、70:制御回路、72:基板、74:回路

Claims (13)

  1. 燃料の燃料性状を判定する燃料性状判定装置であって、
    燃料の誘電率及び導電率を検出する電気的特性センサと、
    燃料の蒸気圧を検出する蒸気圧センサと、
    燃料の温度を検出する温度センサと、を備える、燃料性状判定装置。
  2. 燃料を気化するための気化室であって、蒸気圧センサと連通する気化室を、さらに備える、請求項1に記載の燃料性状判定装置。
  3. 電気的特性センサを収容する第1の収容室をさらに備え、
    第1の収容室と気化室とは連通している、請求項2に記載の燃料性状判定装置。
  4. 第1の収容室は、気化室よりも上流側に位置する、請求項3に記載の燃料性状判定装置。
  5. 温度センサを収容する第2の収容室と第1の収容室と気化室とのそれぞれを画定するケースをさらに備え、
    ケースは、
    ケース内に燃料を導入する導入口と、
    ケース内の燃料をケース外に放出する放出口と、を備え、
    第1の収容室と第2の収容室と気化室とは、導入口と放出口との間で直列に配置されている、請求項3又は4に記載の燃料性状判定装置。
  6. 電気的特性センサは、筒形状を有する少なくとも1個の電極を備え、
    当該少なくとも一個の電極は、気化室と蒸気圧センサとを連通する、請求項2から5のいずれか一項に記載の燃料性状判定装置。
  7. 電気的特性センサと蒸気圧センサとは、一体的に配置されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の燃料性状判定装置。
  8. 温度センサは、電気的特性センサ及び蒸気圧センサと一体的に配置されている、請求項7に記載の燃料性状判定装置。
  9. 電気的特性センサからの出力値を用いて演算を実行する演算部と、蒸気圧センサからの出力値を用いて演算を実行する演算部と、が搭載されている1個の制御基板をさらに備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の燃料性状判定装置。
  10. 電気的特性センサは、互いに対向する2個の電極を備える、請求項1から9のいずれか一項に記載の燃料性状判定装置。
  11. 燃料の種別が、燃料の蒸気圧に関する値、燃料の誘電率に関する値、燃料の導電率に関する値、及び燃料の温度に関する値のうちの少なくとも1個の値と対応付けて記録されている燃料データベースを格納するメモリと、
    電気的特性センサからの出力値と、蒸気圧センサからの出力値と、温度センサからの出力値と、の少なくとも1個の出力値と、燃料データベースとを用いて、燃料の種類を特定する特定部と、をさらに備える、請求項1から10のいずれか一項に記載の燃料性状判定装置。
  12. 特定部は、適正な種類の燃料でないことを特定可能であり、
    燃料性状判定装置は、さらに、
    適正な種類の燃料でないと特定される場合に、当該燃料の性状を格納するメモリと、
    適正な種類の燃料でないと特定される場合に、警告信号を出力する信号出力部と、をさらに備える、請求項11に記載の燃料性状判定装置。
  13. 燃料の蒸留特性が、燃料の蒸気圧に関する値、燃料の誘電率に関する値、燃料の導電率に関する値、及び、燃料の温度に関する値のうちの少なくとも1個の値と対応付けて記録されている燃料データベースを格納するメモリと、
    電気的特性センサからの出力値と、蒸気圧センサからの出力値と、温度センサからの出力値と、の少なくとも1個の出力値と、燃料データベースとを用いて、燃料の蒸留特性を特定する蒸留特性特定部と、をさらに備える、請求項1から12のいずれか一項に記載の燃料性状判定装置。
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