JP2015131396A - ポケット付カレンダー - Google Patents
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Abstract
【課題】ポケット付カレンダーにおいて、暦を印刷したカレンダー用紙を別途用意することなくカレンダーに容易に書き込みが可能で且つポケットの挿入口を容易に視認することが可能で、貼付面に繰り返し貼ったり剥がしたりすることが可能なポケット付カレンダーを提供する。【解決手段】日付と書き込みスペースが設けられた月を印刷したカレンダー印刷面2が下シート1に形成され、カレンダー印刷面2の下方に三辺がシールされるとともに、残りの一辺が開放されて挿入口11が形成されたポケット10が設けられ、下シート1の裏側面には貼着面に繰り返し貼着剥離可能な貼着剥離層が設けられているポケット付カレンダーに、ポケット10の挿入口11の位置を示す挿入口位置表示目印12が設けられているポケット付カレンダー。【選択図】図4
Description
本発明は、書き込み可能なカレンダーの印刷面と、メモ用紙、レシートなどのシート類や小物の出し入れが可能なポケットを備えたポケット付カレンダーに関する。
カレンダーには種々のものが使用されており、そのなかに書き込み可能なカレンダーとして、例えば吊り下げ式カレンダーが利用されている。この吊り下げ式カレンダーは、複数枚のカレンダー用紙が綴じ具で綴じられており、使用時には綴じ具に設けられた吊り下げ用孔にピンを通して壁に刺したり、あるいは吊り下げ用孔を壁に固定されたフックに掛けたりして吊り下げられる。
前記従来の吊り下げ式カレンダーは、カレンダーを吊り下げるためにカレンダーの吊り下げ用孔に通すピンやフックが必要であるが、カレンダーを吊り下げたい箇所が硬い壁やガラスなどではピンを刺すことができなかったり、逆に柔らかい障子などではピンを保持したり或いはフックを設けることができなかったりするため、吊り下げ箇所が制限されていた。
また、吊り下げ式カレンダーには直接書き込み可能になっているものもあるが、カレンダーの吊り下げ箇所が、カレンダーに直接書き込みにくい箇所、例えば高い位置などの場合、書き込みの際にはカレンダーをピンやフックから外し、書き込み後にピンやフックにかけて再度つり下げるために手間がかかるという煩わしさもあった。
そこで、本出願人は、平滑な面に繰り返し貼着、剥離可能であるとともに、カレンダー用紙に直接書き込んでカレンダー用紙収納袋に収納あるいはカレンダー用紙をカレンダー用紙収納袋から取り出して書き込み可能なカレンダーを提案した(特許文献1参照)。
また、本出願人は、書き込み可能なカレンダーとして、暦を印刷したカレンダー用紙の出し入れ口が形成されるとともに、保持したカレンダー用紙に直接書き込みができるように窓部が形成されているカレンダー用紙保持枠が形成され、その下方にレシートやメモなどを収納するポケットが形成され、裏側シートの裏面には壁や家具などの貼着面に繰り返し貼着剥離可能な貼着剥離層が形成されているポケット付カレンダーを提案した(特許文献2の図9参照)。
前記特許文献1,2に記載されたカレンダーは、カレンダー用紙をカレンダー用紙収納袋あるいはカレンダー用紙保持枠に収納するためにカレンダー用紙収納袋あるいはカレンダー用紙保持枠を設ける必要があり、さらに、カレンダー用紙を別途用意しなくてはならないばかりでなく、このカレンダー用紙を毎月あるいは数ヶ月ごとに入れ替えなければならないため、カレンダー用紙の交換に手間がかかるという欠点がある。
また、前記特許文献2のカレンダーでは、ポケットが薄い透明シート製であるためにポケットの上縁が視認しにくいことから、カレンダー用紙の挿入の際にポケットの挿入口を見つけにくいという欠点があった。
そこで、本発明は、ポケット付カレンダーにおいて、暦を印刷したカレンダー用紙を別途用意することなくカレンダーに直接書き込みが可能で、且つポケットの挿入口を容易に視認することが可能であり、さらに貼付面に繰り返し貼ったり剥がしたりすることが可能なポケット付カレンダーを提供するものである。
本願請求項1に記載の発明は、日付と書き込みスペースが設けられたカレンダーを印刷したカレンダー印刷面が下シートに形成され、前記カレンダー印刷面上に三辺がシールされるとともに、残りの一辺が開放されて挿入口が形成されたポケットが設けられ、前記下シートの裏側面には貼着面に繰り返し貼着剥離可能な貼着剥離層が設けられているポケット付カレンダーにおいて、前記ポケットの前記挿入口の位置を示す挿入口位置表示目印が設けられていることを特徴とするポケット付カレンダーである。
本願請求項2に記載の発明は、前記ポケットの上辺にラインで挿入口の位置を示す挿入口位置表示目印が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のポケット付カレンダーである。
本願請求項3に記載の発明は、前記カレンダー印刷面の挿入口の位置に挿入口の位置を示す挿入口位置表示目印が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のポケット付カレンダーである。
本願請求項4に記載の発明は、前記ポケットの色をカレンダー印刷面と異なる色にしてポケットの色とカレンダー印刷面とのポケットの色違いの境により挿入口の位置を示す挿入口位置表示目印が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のポケット付カレンダーである。
本願請求項5に記載の発明は、前記ポケットが透明の下シートと透明の上シートで形成されるとともに、下シートのポケットの部分の裏面に貼着剥離層が設けられていない透明なポケットと不透明なカレンダー印刷面との境により挿入口の位置を示す挿入口位置表示目印が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のポケット付カレンダーである。
本発明では、カレンダーを下シートに直接印刷するため、カレンダー用紙を別途用意する必要がなく且つカレンダー用紙を保持するための袋や保持枠を設ける必要もなく、そのために容易に書き込みが可能となる。
本発明では、ポケットの収納口の回りに挿入口識別目印を設けることによりポケットの収納口がすぐ視認でき、シート類を容易に挿入できるようになるので、シート類の出し入れに手間がかからなくなる。
本発明は、再剥離糊層により、ガラス、金属、木材、タイル、陶磁器、樹脂、紙などの平滑な表面に繰り返し貼着剥離できるので、机まわり、壁、冷蔵庫、ノート等、いたる所に貼ることができる。
また、本発明のカレンダーは、書き込みしやすい位置に貼ることができまた、直接書き込みしにくい場合には容易に剥離して筆記した後貼付できるので、カレンダーへの書き込みが容易にできる。
本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2において、合成樹脂製のシート材、例えばポリプロピレン製の下シート1の表面にカレンダーが印刷されてカレンダー印刷面2が形成される。カレンダーには、日付とその回りに書き込みスペース3が設けられている。カレンダー印刷面2は、書き込みスペース3に行事などが筆記具で直接書き込みできるように、例えばDM用インキを塗布する等の加工が施されている。
カレンダー印刷面2は、図1に示すように、一月分、3か月分あるいは半年分など用途などに応じて印刷する。本実施例では、3か月分を限られた上下スペースにできるだけ大きく表示できるように、月ごとに行を改めることなく日付を表示するとともに、月を区切る境界線を太線としている。
図2に示すように下シート1の裏面には壁や家具などの貼着面に繰り返し貼着剥離可能な貼着剥離層5が形成されている。図3に示すように、貼着5は、下シート1に貼着するための強粘着糊層6(例えば、リンテック(株)製「PW糊」)に表面に仕切りシート7を介して再剥離糊層8(例えば、リンテック(株)製「リピール」)が積層されている。再剥離糊層8には剥離シート9が積層されており、剥離シート9は、貼着時にめくって剥離して除き、再剥離糊層8を露出させる。10は後述するポケットである。
本実施例では、貼着剥離層5を裏面側の全面に設けているが、例えば、帯状に間隔をおいて形成したり、枠状に形成したりしてもよく、貼着剥離層5の配置および大きさは適宜選択できる。
カレンダー印刷面2の下方には、三辺がシールされるとともに、残りの一辺が開放されて挿入口が形成されたレシート、メモ用紙などのシート類あるいは小物などが収納できるポケット10が形成される。
ポケット10には、透明のポケットの場合に挿入口11の位置がわかりにくいが、ポケット10の上辺にラインをカラーで表示して挿入口の位置を示す挿入口位置表示目印12を設ける。
本実施例では、図4に示すように、書類を装入する際にポケット10の挿入口11の位置を挿入口位置表示目印12のラインにより視認することができるので、レシートやメモなどの紙片13をポケット10の挿入口11に容易に挿入することができる。
本実施例は挿入口位置表示目印の別実施例を示すもので、図5に示すように、カレンダー印刷面2に挿入口11にあたる位置に挿入口位置表示目印12を設ける。本実施例では、カレンダー印刷面2の挿入口11の位置にラインをカラーで示した挿入口位置表示目印12を設けて挿入口11の位置を示す。
本実施例では、カレンダー印刷面2に挿入口位置表示目印12のラインが設けるので、下シート1の裏面の貼着剥離層5は全面あるいは部分的(図7参照)のいずれであっても、挿入口11の位置は視認できる。
本実施例ではカレンダー印刷面2に設けられた挿入口位置表示目印12により挿入口11の位置を視認することができるので、レシートやメモなどの紙片13をポケット10に容易に挿入することができる。
本実施例は挿入口位置表示目印の別実施例を示すもので、図6に示すように、ポケットをカレンダー印刷面と異なる色にすることにより、カレンダー印刷面の色とポケットの色との境が挿入口位置表示目印となる。
本実施例ではカレンダー印刷面2とポケット10の境に形成される色違いで示される挿入口位置表示目印12により挿入口の位置を視認することができるので、レシートやメモなどの紙片をポケット10に容易に挿入することができる。
本実施例ではポケット10の色がカレンダー印刷面2と異なるので、下シート1の裏面の貼着剥離層5は全面あるいは部分的(図7参照)のいずれであっても、挿入口11の位置は視認できる。
本実施例ではカレンダー印刷面2とポケット10の色違いにより形成される境により挿入口位置表示目印12により挿入口の位置を視認することができるので、レシートやメモなどの紙片をポケットに容易に挿入することができる。
本実施例は挿入口位置表示目印の別実施例を示すもので、図7に示すように、ポケット10が透明の下シートと透明の上シートで形成されるとともに、下シート1のポケット10の部分の裏面には貼着剥離層5が設けられていないので、透明なポケット10となる。
ポケット10が透明でカレンダー印刷面が不透明であることから、透明なポケット10と不透明なカレンダー印刷面との境目により挿入口位置表示目印12が示されることにより、挿入口の位置を視認することができるので、レシートやメモなどの紙片をポケットに容易に挿入することができる。
1:下シート
2:カレンダー印刷面
3:書き込みスペース
4:境界線
5:貼着剥離層
6:強粘着糊層
7:仕切りシート
8:再剥離糊層
9:剥離シート
10:ポケット
11:挿入口
12:挿入口位置表示目印
13:紙片
2:カレンダー印刷面
3:書き込みスペース
4:境界線
5:貼着剥離層
6:強粘着糊層
7:仕切りシート
8:再剥離糊層
9:剥離シート
10:ポケット
11:挿入口
12:挿入口位置表示目印
13:紙片
Claims (5)
- 日付と書き込みスペースが設けられたカレンダーを印刷したカレンダー印刷面が下シートに形成され、前記カレンダー印刷面上に三辺がシールされるとともに、残りの一辺が開放されて挿入口が形成されたポケットが設けられ、前記下シートの裏側面には貼着面に繰り返し貼着剥離可能な貼着剥離層が設けられているポケット付カレンダーにおいて、
前記ポケットの前記挿入口の位置を示す挿入口位置表示目印が設けられていることを特徴とするポケット付カレンダー。 - 前記ポケットの上辺にラインで挿入口の位置を示す挿入口位置表示目印が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のポケット付カレンダー。
- 前記カレンダー印刷面の挿入口の位置に挿入口の位置を示す挿入口位置表示目印が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のポケット付カレンダー。
- 前記ポケットの色をカレンダー印刷面と異なる色にしてポケットの色とカレンダー印刷面とのポケットの色違いの境により挿入口の位置を示す挿入口位置表示目印が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のポケット付カレンダー。
- 前記ポケットが透明の下シートと透明の上シートで形成されるとともに、下シートのポケットの部分の裏面に貼着剥離層が設けられていない透明なポケットと不透明なカレンダー印刷面との境により挿入口の位置を示す挿入口位置表示目印が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のポケット付カレンダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014002555A JP2015131396A (ja) | 2014-01-09 | 2014-01-09 | ポケット付カレンダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014002555A JP2015131396A (ja) | 2014-01-09 | 2014-01-09 | ポケット付カレンダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015131396A true JP2015131396A (ja) | 2015-07-23 |
Family
ID=53899068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014002555A Pending JP2015131396A (ja) | 2014-01-09 | 2014-01-09 | ポケット付カレンダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015131396A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111634137A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-09-08 | 於峰 | 一种全平面日历显示体及全平面日历显示方法 |
-
2014
- 2014-01-09 JP JP2014002555A patent/JP2015131396A/ja active Pending
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