JP2015131101A - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技の趣興性を高めること。【解決手段】チャンスモードが設定された場合には「特別図柄遊技1の回数が最大の保留回数(4)に比べて大きい5回に到達する第1の解除条件」または「特別図柄遊技2の回数が5回に到達する第2の解除条件」が成立することに応じてチャンスモードが通常モードに降格する。従って、通常モードで遊技球が第1の始動口21内に入賞したことに応じて保留された特別図柄遊技1がチャンスモードで行われた場合に遊技球を第2の始動口23内に入賞させるチャンスが減らないので、遊技者に大きな落胆を感じさせることがなくなる。【選択図】図2
Description
本発明は遊技球が始動口に入球した場合に大当りであるか否かが判定されるパチンコ遊技機に関する。
パチンコ遊技機には第1の始動口および第2の始動口を備えたものがある。第1の始動口は遊技球が入球可能なものであり、遊技球が入球した場合に大当りであるか否かが判定される。第2の始動口は遊技球が入球容易な状態および入球困難な状態間で制御されるものであり、特別状態が設定されている場合には設定されていない場合に比べて遊技者にとって有利な態様で制御される。この特別状態は大当り遊技が終了するときに設定されるものであり、遊技回数が限度回数に到達することで解除される。この遊技回数は遊技球が第2の始動口に入球したことに応じて遊技が特別状態で開始される場合に限度回数に向けて一定回数だけ更新されるものであり、遊技球が第1の始動口に入球したことに応じて遊技が特別状態で開始される場合にも限度回数に向けて一定回数だけ更新される。
上記パチンコ遊技機の場合には遊技球が特別状態の設定前に第1の始動口に入球したことで保留された遊技が特別状態で開始されることがある。この場合には遊技回数が限度回数に向けて更新されるので、遊技球を第2の始動口に入球させるチャンスが遊技者の意に反して減ってしまう。この第2の始動口は第1の始動口に比べて遊技球が入球した場合に有利となる仕様に設定される傾向にあり、遊技球を第2の始動口に入球させるチャンスが意に反して減ることは遊技者にとって大きな落胆となる。
本発明のパチンコ遊技機は次の[1]第1の始動口〜[6]特別状態設定手段を備えたものである。
[1]第1の始動口は遊技球が入球可能なものであり、図2の符号21は第1の始動口に相当する。
[2]第1の遊技手段は遊技球が第1の始動口に入球した場合に大当りであるか否かを報知するための第1の遊技を実行条件が成立することに応じて行う。図17のステップS94と図17のステップS112と図23のステップS163は第1の遊技手段に相当し、特別図柄遊技1は第1の遊技に相当する。
[3]保留手段は遊技球が第1の始動口に入球した場合に実行条件が成立するまで第1の遊技の実行を上限回数の範囲内で保留するものであり、図4のステップS3は保留手段に相当する。
[4]第2の始動口は遊技球が入球容易な状態および入球困難な状態間で制御されるものであり、特別状態が設定されている場合には設定されていない場合に比べて遊技者にとって有利な態様で制御される。図2の符号23は第2の始動口に相当し、第2の始動口23の開放状態は入球容易な状態に相当し、第2の始動口23の閉鎖状態は入球困難な状態に相当する。
[5]第2の遊技手段は遊技球が第2の始動口に入球した場合に大当りであるか否かを報知するための第2の遊技を行うものであり、図21のステップS134と図21のステップS146と図25のステップS193は第2の遊技手段に相当し、特別図柄遊技2は第2の遊技に相当する。
[6]特別状態設定手段は遊技状態を特別状態に設定するものであり、特別状態に設定している場合に解除条件が成立することに応じて特別状態を解除する。この特別状態設定手段は解除条件として「特別状態で行われる第1の遊技の回数が保留手段の上限回数に比べて大きい第1の限度回数に到達することを成立条件とする第1の解除条件」と「特別状態で行われる第2の遊技の回数が第2の限度回数に到達することを成立条件とする第2の解除条件」とを有している。チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれは特別状態に相当し、図20のステップS124と図22のステップS154と図24のステップS174と図24のステップS178と図28のステップS219と図28のステップS223は特別状態設定手段に相当する。
[1]第1の始動口は遊技球が入球可能なものであり、図2の符号21は第1の始動口に相当する。
[2]第1の遊技手段は遊技球が第1の始動口に入球した場合に大当りであるか否かを報知するための第1の遊技を実行条件が成立することに応じて行う。図17のステップS94と図17のステップS112と図23のステップS163は第1の遊技手段に相当し、特別図柄遊技1は第1の遊技に相当する。
[3]保留手段は遊技球が第1の始動口に入球した場合に実行条件が成立するまで第1の遊技の実行を上限回数の範囲内で保留するものであり、図4のステップS3は保留手段に相当する。
[4]第2の始動口は遊技球が入球容易な状態および入球困難な状態間で制御されるものであり、特別状態が設定されている場合には設定されていない場合に比べて遊技者にとって有利な態様で制御される。図2の符号23は第2の始動口に相当し、第2の始動口23の開放状態は入球容易な状態に相当し、第2の始動口23の閉鎖状態は入球困難な状態に相当する。
[5]第2の遊技手段は遊技球が第2の始動口に入球した場合に大当りであるか否かを報知するための第2の遊技を行うものであり、図21のステップS134と図21のステップS146と図25のステップS193は第2の遊技手段に相当し、特別図柄遊技2は第2の遊技に相当する。
[6]特別状態設定手段は遊技状態を特別状態に設定するものであり、特別状態に設定している場合に解除条件が成立することに応じて特別状態を解除する。この特別状態設定手段は解除条件として「特別状態で行われる第1の遊技の回数が保留手段の上限回数に比べて大きい第1の限度回数に到達することを成立条件とする第1の解除条件」と「特別状態で行われる第2の遊技の回数が第2の限度回数に到達することを成立条件とする第2の解除条件」とを有している。チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれは特別状態に相当し、図20のステップS124と図22のステップS154と図24のステップS174と図24のステップS178と図28のステップS219と図28のステップS223は特別状態設定手段に相当する。
解除条件として「特別状態で行われる第1の遊技の回数が保留手段の上限回数に比べて大きい第1の限度回数に到達することを成立条件とする第1の解除条件」と「特別状態で行われる第2の遊技の回数が第2の限度回数に到達することを成立条件とする第2の解除条件」を有している。従って、遊技球が特別状態の設定前に第1の始動口に入球したことで保留された遊技が特別状態で行われた場合に遊技球を第2の始動口に入球させるチャンスが減らないので、遊技者に大きな落胆を感じさせることがなくなる。
パチンコホールの台島には、図1に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前面および後面のそれぞれが開口する四角筒状をなすものであり、外枠1には外枠1の前方に位置して内枠2が装着されている。この内枠2には横長な長方形状の上皿板3が装着されており、上皿板3には上皿4が固定されている。この上皿4は賞品として払出される遊技球を受けるものであり、上面が開口する容器状をなしている。内枠2には上皿板3の下方に位置して横長な長方形状の下皿板5が装着されており、下皿板5には下皿6が固定されている。この下皿6は上皿4内から溢れた遊技球を受けるものであり、上面が開口する容器状をなしている。
下皿板5の右端部には、図1に示すように、ハンドル台7が固定されており、ハンドル台7には発射ハンドル8が装着されている。この発射ハンドル8は遊技者が前方から手指で操作するものであり、前後方向へ指向する軸を中心に回転可能にされている。内枠2には上皿4の後方に位置して発射ソレノイドが固定されており、発射ソレノイドの出力軸には打球槌9が連結されている。この発射ソレノイドは打球槌9の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル8が予め決められた発射停止位置から時計回り方向へ回転操作された状態では発射ソレノイドに駆動電源が与えられ、打球槌9が駆動することで上皿4内の遊技球を上皿4内から弾き出す。この打球槌9が遊技球を上皿4内から弾き出す打力は発射ハンドル8の発射停止位置を基準とする時計回り方向への操作量が大きくなる程に強く調整されるものであり、遊技球は発射ハンドル8の時計回り方向への操作量に応じた勢いで上皿4内から弾き出される。
内枠2には、図1に示すように、上皿板3の上方に位置して前枠10が装着されている。この前枠10は内枠2の前方に配置されたものであり、前枠10には透明な円形状のガラス窓11が固定されている。この前枠10の後方には、図2に示すように、垂直な板状の遊技盤12が配置されている。この遊技盤12は内枠2に固定されたものであり、前枠10のガラス窓11は遊技盤12を前方から視覚的に認識可能に覆っている。この遊技盤12には外レール13と内レール14と球止めゴム15が固定されている。これら外レール13〜球止めゴム15のそれぞれは遊技盤12の前方に配置されたものであり、外レール13および内レール14のそれぞれは円弧状の金属板から構成され、球止めゴム15は外レール13および内レール14相互間の隙間を塞ぐゴムから構成されている。
遊技盤12には、図2に示すように、発射通路16および遊技領域17が形成されている。発射通路16は外レール13および内レール14間に位置する円弧状の隙間を称するものであり、遊技領域17は外レール13と内レール14と球止めゴム15で囲まれた領域のうち発射通路16を除く残りの円形状の領域を称するものであり、打球槌9が弾いた遊技球は発射通路16を通して遊技領域17内に放出される。この遊技領域17内には複数の障害釘18が固定されており、発射通路16から遊技領域17内に放出された遊技球は障害釘18に当りながら遊技領域17内を落下する。
遊技盤12には、図2に示すように、遊技領域17内に位置して普通始動口19が固定されている。この普通始動口19は上面および下面のそれぞれが開口するものであり、遊技領域17内の右端部に上下方向の中央部に位置して配置されている。この普通始動口19は遊技盤12の前面から前へ突出するものであり、遊技球が遊技領域17内の右半部を狙って発射されている遊技球の右打ち状態で遊技球が上面から下面を通して通過可能にされ、遊技球が遊技領域17内の左半部を狙って発射されている遊技球の左打ち状態で遊技球が通過不能にされている。この普通始動口19内には近接スイッチからなる普通始動口センサ20(図3参照)が固定されており、遊技球が普通始動口19内を通過した場合には普通始動口センサ20が遊技球を検出することで普通始動信号を出力する。
遊技盤12には、図2に示すように、遊技領域17内に位置して第1の始動口21が固定されている。この第1の始動口21は上面が開口するポケット状をなすものであり、遊技領域17内の左右方向の中央部に下端部に位置して配置されている。この第1の始動口21は遊技盤12の前面から前へ突出するものであり、遊技球の左打ち状態で遊技球が上面から入賞可能にされ、遊技球の右打ち状態で遊技球が略入賞不能にされている。この第1の始動口21内には近接スイッチからなる第1の始動口センサ22(図3参照)が固定されており、遊技球が第1の始動口21内に入賞した場合には第1の始動口センサ22が遊技球を検出することで特別始動信号1を出力する。
遊技盤12には、図2に示すように、遊技領域17内に位置して第2の始動口23が固定されている。この第2の始動口23は前面が開口する箱状をなすものであり、第1の始動口21の下方に配置されている。この第2の始動口23には扉24が左右方向へ指向する軸25を中心に回転可能に装着されている。この扉24は始動口ソレノイド26(図3参照)の出力軸に連結されており、始動口ソレノイド26の電気的なオフ状態では扉24が垂直な閉鎖状態となることで第2の始動口23の前面を遊技球が入賞不能に閉鎖する。この扉24は始動口ソレノイド26の電気的なオン状態で前方へ水平に倒れた開放状態に回動するものであり、扉24の開放状態では遊技球が左打ち状態および右打ち状態のそれぞれで発射されることで扉24に乗って第2の始動口23内に入賞可能となる。この第2の始動口23内には近接スイッチからなる第2の始動口センサ27(図3参照)が固定されており、遊技球が第2の始動口23内に入賞した場合には第2の始動口センサ27が遊技球を検出することで特別始動信号2を出力する。
遊技盤12には、図2に示すように、普通始動口19の右側に位置して普通図柄表示器28が固定されている。この普通図柄表示器28は台板に1つのLEDを固定してなるものであり、遊技球が普通始動口19内を通過した場合には当りおよび外れのいずれであるかが判定され、当りと判定された場合には普通図柄表示器28のLEDが点灯状態となる。この普通図柄表示器28のLEDが点灯状態となるか否かの遊技を普通図柄遊技と称する。この普通図柄遊技で普通図柄表示器28のLEDが点灯状態となった場合には当り遊技が開始される。この当り遊技は第2の始動口23を開放状態とするものであり、第2の始動口23は当り遊技を除いて閉鎖状態とされることで遊技球が入賞不能とされる。
遊技盤12には、図2に示すように、遊技領域17内に位置して第1の特別入賞口29が固定されている。この第1の特別入賞口29は前面が開口する横長な箱状をなすものであり、第1の始動口21の右側に配置されている。この第1の特別入賞口29には扉30が左右方向へ指向する軸31を中心に回転可能に装着されている。この扉30は第1の特別入賞口ソレノイド32(図3参照)の出力軸に連結されており、第1の特別入賞口ソレノイド32の電気的なオフ状態では扉30が垂直な閉鎖状態となることで第1の特別入賞口29の前面を遊技球が入賞不能に閉鎖する。この扉30は第1の特別入賞口ソレノイド32の電気的なオン状態で前方へ水平に倒れた開放状態に回動するものであり、扉30の開放状態では遊技球が右打ち状態で発射されることで扉30に乗って第1の特別入賞口29内に入賞可能になり、遊技球が左打ち状態で発射されることで第1の特別入賞口29内に入賞不能になる。この第1の特別入賞口29内には近接スイッチからなる第1の特別入賞口センサ33(図3参照)が固定されており、遊技球が第1の特別入賞口29内に入賞した場合には第1の特別入賞口センサ33が遊技球を検出することで特別入賞信号1を出力する。
遊技盤12には、図2に示すように、遊技領域17内に位置して第2の特別入賞口34が固定されている。この第2の特別入賞口34は右側面が開口する箱状をなすものであり、普通始動口19に比べて低所に配置されている。この第2の特別入賞口34は遊技盤12の前面から前へ突出するものであり、第2の特別入賞口34には扉35が前後方向へ指向する軸36を中心に回転可能に装着されている。この扉35は第2の特別入賞口ソレノイド37(図3参照)の出力軸に連結されており、第2の特別入賞口ソレノイド37の電気的なオフ状態では扉35が垂直な閉鎖状態(実線参照)となることで第2の特別入賞口34の右側面を遊技球が入賞不能に閉鎖する。この扉35は第2の特別入賞口ソレノイド37の電気的なオン状態で左から右に向けて上昇傾斜する開放状態(二点鎖線参照)に回動するものであり、扉35の開放状態では遊技球が右打ち状態で発射されることで扉35に沿って第2の特別入賞口34内に右側面から入賞可能になり、遊技球が左打ち状態で発射されることで第2の特別入賞口34内に入賞不能になる。この第2の特別入賞口34内には近接スイッチからなる第2の特別入賞口センサ38(図3参照)が固定されており、遊技球が第2の特別入賞口34内に入賞した場合には第2の特別入賞口センサ38が遊技球を検出することで特別入賞信号2を出力する。
第2の特別入賞口34内には、図2に示すように、普通入賞口39およびV入賞口40が形成されている。これら普通入賞口39およびV入賞口40のそれぞれは遊技球が通過可能な貫通孔からなるものであり、左右方向に並べて配置されている。この第2の特別入賞口34内には振分け片41が前後方向へ指向する軸42を中心に回転可能に装着されており、振分け片41は振分けソレノイド43(図3参照)の出力軸に連結されている。この振分け片41は振分けソレノイド43の電気的なオフ状態でV入賞口40を右方から覆う普通入賞状態(実線参照)にされるものであり、振分け片41の普通入賞状態では第2の特別入賞口34内に入賞した遊技球がV入賞口40内に入賞することが禁止されると共に普通入賞口39内に入賞することが許容される。この振分け片41は振分けソレノイド43の電気的なオン状態で普通入賞口39に前方から重なるV入賞状態(二点鎖線参照)に回動するものであり、振分け片41のV入賞状態では第2の特別入賞口34内に入賞した遊技球が普通入賞口39内に入賞することが禁止されると共にV入賞口40内に入賞することが許容される。この第2の特別入賞口34内には近接スイッチからなるV入賞口センサ44(図3参照)が固定されており、遊技球がV入賞口40内に入賞した場合にはV入賞口センサ44が遊技球を検出することでV入賞信号を出力する。この第2の特別入賞口34は透明なものであり、振分け片41が遊技球を普通入賞口39およびV入賞口40に振分ける挙動は第2の特別入賞口34を通して視認可能にされている。
遊技盤12の後方には、図2に示すように、賞球払出し装置45が固定されている。この賞球払出し装置45はパルスモータからなる払出モータ46(図3参照)を有するものであり、遊技球が第1の始動口21と第2の始動口23と第1の特別入賞口29と第2の特別入賞口34のそれぞれに入賞した場合には払出モータ46の回転軸が回転操作されることに応じて上皿4内に単位個数の遊技球が賞品として払出される。
遊技盤12には、図2に示すように、遊技領域17内に位置して表示台板47が固定されている。この表示台板47は遊技盤12の前面から前へ突出するものであり、表示台板47には第1の図柄表示器48が固定されている。この第1の図柄表示器48はLED表示器からなるものであり、遊技球が第1の始動口21内に入賞した場合には大当りおよび外れのいずれであるかが判定され、大当りか否かが判定された場合には第1の図柄表示器48に特別図柄遊技1の映像が表示開始される。この特別図柄遊技1の映像は特別図柄を(0)(1)(2)(0)・・・の循環的な順序で変動表示し、(0)(1)(2)のうちのいずれかで変動停止するものであり、外れと判定された場合には特別図柄(0)が停止表示され、大当りと判定された場合には特別図柄(1)および特別図柄(2)のいずれかが停止表示される。この特別図柄(0)を外れ図柄と称し、特別図柄(1)を大当り図柄1と称し、特別図柄(2)を大当り図柄2と称する。
第1の図柄表示器48に特別図柄遊技1で大当り図柄1および大当り図柄2のそれぞれが表示された場合には大当り遊技1が開始される。この大当り遊技1は第1の特別入賞口29を継続的に開放状態とする複数回の大当りラウンド1からなるものであり、複数回の大当りラウンド1のそれぞれは第1の特別入賞口29内に限度個数の遊技球が入賞した場合または第1の特別入賞口29の開放時間が限度時間に到達した場合に終了する。
表示台板47には、図2に示すように、第2の図柄表示器49が固定されている。この第2の図柄表示器49はLED表示器からなるものであり、遊技球が第2の始動口23内に入賞した場合には小当りおよび大当りのいずれであるかが判定され、大当りか否かが判定された場合には第2の図柄表示器49に特別図柄遊技2の映像が表示開始される。この特別図柄遊技2の映像は特別図柄を(1)(2)(3)(4)(1)・・・の循環的な順序で変動表示し、(1)(2)(3)(4)のうちのいずれかで変動停止するものであり、大当りと判定された場合には特別図柄(1)および特別図柄(2)のいずれかが停止表示され、小当りと判定された場合には特別図柄(3)および特別図柄(4)のいずれかが停止表示される。この特別図柄(3)を小当り図柄1と称し、特別図柄(4)を小当り図柄2と称する。
第2の図柄表示器49に特別図柄遊技2で大当り図柄1および大当り図柄2のそれぞれが表示された場合には第1の図柄表示器52に特別図柄遊技1で大当り図柄1および大当り図柄2のそれぞれが表示された場合と同一の大当り遊技1が開始され、第2の図柄表示器49に特別図柄遊技2で小当り図柄1および小当り図柄2のそれぞれが表示された場合には小当り遊技が開始される。この小当り遊技は第2の特別入賞口34を開放状態とするものであり、小当り遊技では第2の特別入賞口34のV入賞口40内に遊技球が1未満の設定確率で入賞可能となるように振分け片41が操作される。この小当り遊技で遊技球がV入賞口40内に入賞した場合には大当りと判定され、大当りと判定された場合には大当り遊技2が開始される。この大当り遊技2は第2の特別入賞口34を継続的に開放状態とする複数回の大当りラウンド2からなるものであり、複数回の大当りラウンド2のそれぞれは第2の特別入賞口34内に限度個数の遊技球が入賞した場合または第2の特別入賞口34の開放時間が限度時間に到達した場合に終了する。
表示台板47には、図2に示すように、装飾図柄表示器50が固定されている。この装飾図柄表示器50はカラー液晶表示器からなるものであり、装飾図柄表示器50の表示領域内には保留領域51が設定されている。この保留領域51は保留絵柄52が表示される領域であり、遊技球が第1の始動口21内に入賞した場合には特別図柄遊技1の保留回数に一定回数(1)が加算され、特別図柄遊技1の保留回数の加算結果に応じた数の保留絵柄52が保留領域51内に表示される。この特別図柄遊技1の保留回数の上限は4回に設定されており、保留領域51内には最大で4つの保留絵柄52が表示される。尚、特別図柄遊技2には保留回数が設定されていない。
遊技モードには通常モードとチャンスモードとラッシュモードが設定されている。通常モードは時短機能がオフされた遊技モードであり、電源が投入された場合には遊技モードが通常モードに初期設定される。この時短機能は遊技球が普通始動口19内を通過した場合に当りと判定する当り確率を高確率(100%)に設定すると共に普通図柄遊技の所要時間を短時間に設定する機能であり、時短機能のオフ状態では当り確率が低確率(0%)に設定されると共に普通図柄遊技の所要時間が長時間に設定される。従って、通常モードでは第2の始動口23が常に閉鎖状態とされ、遊技球が第1の始動口21内に入賞することに応じて大当りおよび外れのいずれであるかが判定される。
チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれは時短機能がオンされた遊技モードであり、特別図柄遊技1および特別図柄遊技2のそれぞれで大当り図柄1が表示された場合にはチャンスモードが設定され、大当り図柄2が表示された場合にはラッシュモードが設定される。これらチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれで限度回数の特別図柄遊技1が行われた場合には時短機能がオフされることに応じて遊技モードが通常モードに降格し、限度回数の特別図柄遊技2が行われた場合にも時短機能がオフされることに応じて遊技モードが通常モードに降格する。これらチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれで遊技球が右打ち状態で発射されている場合には遊技球が普通始動口19内を通過することに応じて当りと判定され、当りと判定されることに応じて第2の始動口23が開放状態とされるので、遊技球が第2の始動口23内に入賞することに応じて大当りおよび小当りのいずれであるかが判定される。
特別図柄遊技2用の時短回数はチャンスモードで少数回に設定され、ラッシュモードで多数回に設定される。この特別図柄遊技2用の時短回数とは時短機能がオフされることとなる特別図柄遊技2の回数であり、ラッシュモードではチャンスモードに比べて多数個の遊技球が第2の始動口23内に入賞可能となることから多数回の小当りが判定されることに応じて多数回の小当り遊技が行われる。この1回の小当り遊技で遊技球が第2の特別入賞口34のV入賞口40内に入賞するV確率はラッシュモードおよびチャンスモードのそれぞれで同一値に設定されており、ラッシュモードではチャンスモードに比べて遊技球が高確率でV入賞口40内に進入することから高確率で大当り遊技2が行われる。
特別図柄遊技1用の時短回数はチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれで特別図柄遊技1の最大の保留回数(4)に比べて多い同一回数に設定される。この特別図柄遊技1用の時短回数とは時短機能がオフされることとなる特別図柄遊技1の回数であり、通常モードがチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれに昇格した時点で最大の4回の特別図柄遊技1が保留されている場合に4回の特別図柄遊技1が実行されてもチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれが通常モードに降格することはない。即ち、チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれでは遊技球が右打ち状態で発射されている限りは特別図柄遊技2用の時短回数に相当する回数の小当り遊技が行われるので、特に特別図柄遊技2用の時短回数が少ないチャンスモードで遊技球をV入賞口40内に入賞させるチャンスが減ることが防止される。
遊技球が第1の始動口21内に入賞した場合には装飾図柄表示器50の表示領域内に装飾図柄遊技の映像が表示される。この装飾図柄遊技の映像は左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを変動状態および変動停止状態で順に表示するものであり、遊技球が第2の始動口23内に入賞した場合には表示されない。これら3列のそれぞれの図柄要素の変動状態は図柄要素が上から下に向けて移動しながらその種類が変化する状態であり、3列のそれぞれの図柄要素の種類の変化は(1)→(2)→(3)→(4)→(1)・・・の循環的な一定順序で行われる。これら3列のそれぞれの図柄要素の変動停止状態は図柄要素の移動表示が表示領域内の目標位置で停止し且つ図柄要素の種類の変化が(1)(2)(3)(4)のいずれか1つで停止した状態であり、3列の図柄要素の変動停止状態での組合せには大当りの組合せおよび外れの組合せが設定されている。大当りの組合せは3列のそれぞれの図柄要素が相互に同一な組合せであり、外れの組合せは3列のそれぞれの図柄要素が相互に同一でない組合せである。これら3列の図柄要素は特別図柄遊技1で外れ図柄が表示される場合に外れの組合せとなるものであり、大当り図柄1および大当り図柄2のそれぞれが表示される場合に大当りの組合せとなる。
図3のメイン制御回路60は普通図柄遊技と当り遊技と特別図柄遊技1と大当り遊技1と特別図柄遊技2と大当り遊技2と小当り遊技のそれぞれの遊技内容を制御するものであり、CPU61とROM62とRAM63を有している。このメイン制御回路60のROM62には制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPU61はRAM63をワークエリアとしてROM62の制御プログラムおよびROM62の制御データに応じて普通図柄遊技〜小当り遊技のそれぞれの遊技内容を制御する。
図3の入力回路64は普通始動口センサ20からの普通始動信号と第1の始動口センサ22からの特別始動信号1と第2の始動口センサ27からの特別始動信号2と第1の特別入賞口センサ33からの特別入賞信号1と第2の特別入賞口センサ38からの特別入賞信号2とV入賞口センサ44からのV入賞信号のそれぞれをメイン制御回路60に出力するものであり、メイン制御回路60は入力回路64を通して特別始動信号1と特別始動信号2と特別入賞信号1と特別入賞信号2のそれぞれを検出した場合に賞球コマンドを設定する。
図3のソレノイド回路65は始動口ソレノイド26を通断電することに応じて第2の始動口23を開放状態および閉鎖状態間で操作するものであり、メイン制御回路60はソレノイド回路65を電気的に制御することで当り遊技の遊技内容を制御する。LED回路66は普通図柄表示器28のLEDを通断電することに応じて点灯状態および消灯状態相互間で操作するものであり、メイン制御回路60はLED回路66を電気的に制御することで普通図柄遊技の遊技内容を制御する。ソレノイド回路67は第1の特別入賞口ソレノイド32を通断電することに応じて第1の特別入賞口29を開放状態および閉鎖状態間で操作するものであり、メイン制御回路60はソレノイド回路67を電気的に制御することで大当り遊技1の遊技内容を制御する。
図3のソレノイド回路68は第2の特別入賞口ソレノイド37を通断電することに応じて第2の特別入賞口34を開放状態および閉鎖状態間で操作するものであり、メイン制御回路60はソレノイド回路68を電気的に制御することで大当り遊技2および小当り遊技のそれぞれの遊技内容を制御する。ソレノイド回路69は振分けソレノイド43を通断電することに応じて振分け片41を普通入賞状態およびV入賞状態間で操作するものであり、メイン制御回路60はソレノイド回路69を電気的に制御することでも小当り遊技の遊技内容を制御する。
図3のLED回路70は第1の図柄表示器48の複数のLEDを通断電することに応じて点灯状態および消灯状態間で切換えるものであり、メイン制御回路60はLED回路70を電気的に制御することで特別図柄遊技1の遊技内容を制御する。LED回路71は第2の図柄表示器49の複数のLEDを通断電することに応じて点灯状態および消灯状態間で切換えるものであり、メイン制御回路60はLED回路71を電気的に制御することで特別図柄遊技2の遊技内容を制御する。
図3の払出制御回路80は賞品球の払出動作を制御するものであり、CPUとROMとRAMを有している。この払出制御回路80のROMには制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPUはRAMをワークエリアとしてROMの制御プログラムおよびROMの制御データに基づいて遊技球の払出動作を制御する。この払出制御回路80はメイン制御回路60から賞球コマンドが送信されるものであり、賞球コマンドを受信した場合に駆動信号を出力する。モータ回路81は払出制御回路80からの駆動信号が入力されるものであり、駆動信号が入力された場合に払出しモータ46を駆動することで上皿4内に単位個数の賞品球を払出す。
図3の演出制御回路90は装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定するものであり、CPUとROMとRAMを有している。この演出制御回路90のROMには制御プログラムおよび制御データが予め記録されており、CPUはRAMをワークエリアとしてROMの制御プログラムおよびROMの制御データに基づいて装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定する。
図3の表示制御回路100は装飾図柄表示器50を電気的に制御するものであり、表示制御回路100には演出制御回路90から演出内容の設定結果が送信される。この表示制御回路100はVDPとVROMとVRAMを有するものであり、VROMには画像データが予め記録されている。この画像データは図柄要素を表示するためのものであり、表示制御回路100は演出内容の設定結果を受信した場合に画像データを再生することで演出内容の受信結果に応じた装飾図柄遊技の映像を装飾図柄表示器50に表示する。
[1]メイン制御回路60の処理内容
図4のタイマ割込み処理はタイマ割込みの発生する4msec毎に起動するものであり、メイン制御回路60のCPU61はタイマ割込み処理を起動する毎にステップS1のカウンタ更新処理とステップS2の普通プロセス処理とステップS3の保留処理とステップS4の特別プロセス処理のそれぞれへ順に移行する。
[1−1]カウンタ更新処理
図4のステップS1のカウンタ更新処理はRAM63のカウンタC1の値とカウンタC2の値とカウンタC3の値とカウンタC4の値とカウンタC5の値のそれぞれを一定値(1)だけ更新するものである。これらカウンタC1〜C5のそれぞれの値は電源が投入された場合に下限値(0)に初期設定されるものであり、上限値に加算された場合には下限値に戻して循環的に加算される。
[1]メイン制御回路60の処理内容
図4のタイマ割込み処理はタイマ割込みの発生する4msec毎に起動するものであり、メイン制御回路60のCPU61はタイマ割込み処理を起動する毎にステップS1のカウンタ更新処理とステップS2の普通プロセス処理とステップS3の保留処理とステップS4の特別プロセス処理のそれぞれへ順に移行する。
[1−1]カウンタ更新処理
図4のステップS1のカウンタ更新処理はRAM63のカウンタC1の値とカウンタC2の値とカウンタC3の値とカウンタC4の値とカウンタC5の値のそれぞれを一定値(1)だけ更新するものである。これらカウンタC1〜C5のそれぞれの値は電源が投入された場合に下限値(0)に初期設定されるものであり、上限値に加算された場合には下限値に戻して循環的に加算される。
図5はカウンタC1〜C5を説明するものである。カウンタC1の値は遊技球が第1の始動口21内に入賞した場合に大当りおよび外れのいずれであるかを判定するためのものであり、カウンタC1の値の上限値は(198)に設定されている。カウンタC2の値は遊技球が第2の始動口23内に入賞した場合に大当りおよび小当りのいずれであるかを判定するためのものであり、カウンタC2の値の上限値はカウンタC1の値と同一の(198)に設定されている。
カウンタC3の値は遊技球が第1の始動口21内に入賞したことで大当りと判定された場合および第2の始動口23内に入賞したことで大当りと判定された場合のそれぞれに特別図柄を選択(大当りの種類を選択)するためのものであり、カウンタC3の値の上限値は(49)に設定されている。カウンタC4の値は遊技球が第2の始動口23内に入賞したことで小当りと判定された場合に特別図柄を選択(小当りの種類を選択)するためのものであり、カウンタC4の値の上限値は(126)に設定されている。カウンタC5の値は遊技球が普通始動口19内を通過した場合に当りおよび外れのいずれであるかを判定するためのものであり、カウンタC5の値の上限値は(32)に設定されている。
[1−2]普通プロセス処理
図6はステップS2の普通プロセス処理であり、CPU61はRAM63の普通プロセスフラグの値の設定結果に応じてステップS11の当り判定処理とステップS12の普通図柄遊技処理とステップS13の当り遊技処理のいずれか1つへ移行する。この普通プロセスフラグの値は電源が投入された場合に(0)に初期設定されるものであり、CPU61はステップS11の当り判定処理〜ステップS13の当り遊技処理のいずれか1つを終えた場合には普通プロセス処理を終える。
[1−2−1]当り判定処理
図7はステップS11の当り判定処理である。この当り判定処理は普通プロセスフラグの値の設定結果が(0)である場合に実行されるものであり、CPU61はステップS21で普通始動口センサ20からの普通始動信号が有るか否かを判断する。ここで普通始動信号がないと判断した場合には当り判定処理を終え、普通始動信号が有ると判断した場合にはステップS22でRAM63からカウンタC5の値の更新結果を検出する。
[1−2]普通プロセス処理
図6はステップS2の普通プロセス処理であり、CPU61はRAM63の普通プロセスフラグの値の設定結果に応じてステップS11の当り判定処理とステップS12の普通図柄遊技処理とステップS13の当り遊技処理のいずれか1つへ移行する。この普通プロセスフラグの値は電源が投入された場合に(0)に初期設定されるものであり、CPU61はステップS11の当り判定処理〜ステップS13の当り遊技処理のいずれか1つを終えた場合には普通プロセス処理を終える。
[1−2−1]当り判定処理
図7はステップS11の当り判定処理である。この当り判定処理は普通プロセスフラグの値の設定結果が(0)である場合に実行されるものであり、CPU61はステップS21で普通始動口センサ20からの普通始動信号が有るか否かを判断する。ここで普通始動信号がないと判断した場合には当り判定処理を終え、普通始動信号が有ると判断した場合にはステップS22でRAM63からカウンタC5の値の更新結果を検出する。
CPU61はステップS22でカウンタC5の値の更新結果を検出すると、ステップS23でRAM63からカウンタMCの値の設定結果を検出する。このカウンタMCの値は遊技モードが通常モードとチャンスモードとラッシュモードのいずれに設定されているかを示すものであり、図8はカウンタMCの値および遊技モード間の関係である。このカウンタMCの値は電源が投入された場合に(0)に初期設定されるものであり、遊技モードは通常モードに初期設定される。
CPU61はステップS23でカウンタMCの値の設定結果を検出すると、ステップS24でカウンタMCの値の検出結果が通常モード(0)であるか否かを判断する。ここでカウンタMCの値の検出結果が通常モード(0)であると判断した場合にはステップS25でRAM63のタイマT1の値に普通図柄遊技時間1(10×1000msec)を設定し、ステップS26でROM62から当り判定テーブル1を検出する。図9の(a)は当り判定テーブル1である。この当り判定テーブル1はROM62に予め記録されたものであり、カウンタC5の更新範囲内の33の全ての値のそれぞれに外れの判定結果を割付けることで設定されている。
CPU61はステップS24でカウンタMCの値の検出結果がチャンスモード(1)またはラッシュモード(2)であると判断すると、ステップS27でタイマT1の値に普通図柄遊技時間2(0.8×1000msec)を設定する。この普通図柄遊技時間2は普通図柄遊技時間1に比べて短く設定されたものであり、CPU61はステップS27でタイマT1の値を設定した場合にはステップS28でROM62から当り判定テーブル2を検出する。図9の(b)は当り判定テーブル2である。この当り判定テーブル2はROM62に予め記録されたものであり、カウンタC5の更新範囲内の33の全ての値のそれぞれに当りの判定結果を割付けることで設定されている。
CPU61はステップS26またはステップS28で当り判定テーブルを検出すると、ステップS29で当り判定テーブルの検出結果からカウンタC5の値の検出結果に応じた1つの判定結果を選択する。即ち、通常モードでは遊技球が普通始動口19内を通過した場合に当りと通常確率(0/33)で判定され、チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれでは遊技球が普通始動口19内を通過した場合に当りと高確率(33/33)で判定される。
CPU61はステップS29で判定結果を選択すると、ステップS30で判定結果の選択結果が当りであるか否かを判断する。ここで判定結果の選択結果が当りであると判断した場合にはステップS31でRAM63の当りフラグをオン状態に設定し、判定結果の選択結果が外れであると判断した場合にはステップS32で当りフラグをオフ状態に設定する。この当りフラグは電源が投入された場合にオフ状態に初期設定されるものであり、CPU61はステップS31またはS32で当りフラグを設定した場合にはステップS33で普通プロセスフラグの値に(1)を設定し、当り判定処理を終える。
[1−2−2]普通図柄遊技処理
図10はステップS12の普通図柄遊技処理である。この普通図柄遊技処理は普通プロセスフラグの値の設定結果が(1)である場合に実行されるものであり、CPU61はステップS41でタイマT1の値から一定値(4)を減算し、ステップS42でタイマT1の値の減算結果が限度値(0)であるか否かを判断する。ここでタイマT1の値の減算結果が限度値でないと判断した場合には普通図柄遊技処理を終え、タイマT1の値の減算結果が限度値であると判断した場合にはステップS43へ移行する。
[1−2−2]普通図柄遊技処理
図10はステップS12の普通図柄遊技処理である。この普通図柄遊技処理は普通プロセスフラグの値の設定結果が(1)である場合に実行されるものであり、CPU61はステップS41でタイマT1の値から一定値(4)を減算し、ステップS42でタイマT1の値の減算結果が限度値(0)であるか否かを判断する。ここでタイマT1の値の減算結果が限度値でないと判断した場合には普通図柄遊技処理を終え、タイマT1の値の減算結果が限度値であると判断した場合にはステップS43へ移行する。
CPU61はステップS43へ移行すると、当りフラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここで当りフラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS44で普通プロセスフラグの値に(0)を設定し、普通図柄遊技処理を終える。即ち、遊技球が普通始動口19内を通過したことで外れと判定された場合には普通図柄表示器28が消灯状態のままにされる。
CPU61はステップS43で当りフラグがオン状態に設定されていると判断すると、ステップS45で普通図柄表示器32のLEDを消灯状態から点灯状態に切換え、ステップS46へ移行する。即ち、遊技球が普通始動口19内を通過したことで当りと判定された場合には普通図柄表示器28が点灯状態とされる。
CPU61はステップS46へ移行すると、タイマT1の値に当り遊技時間(3.2×1000msec)を設定する。そして、ステップS47で第2の始動口23を閉鎖状態から開放状態に切換えることで当り遊技を開始し、ステップS48で普通プロセスフラグの値に(2)を設定し、普通図柄遊技処理を終える。
[1−2−3]当り遊技処理
図11はステップS13の当り遊技処理である。この当り遊技処理は普通プロセスフラグの値の設定結果が(2)である場合に実行されるものであり、CPU61はステップS51でタイマT1の値から一定値(4)を減算し、ステップS52でタイマT1の値の減算結果が限度値(0)であるか否かを判断する。ここでタイマT1の値の減算結果が限度値でないと判断した場合には当り遊技処理を終え、タイマT1の値の減算結果が限度値であると判断した場合にはステップS53へ移行する。
[1−2−3]当り遊技処理
図11はステップS13の当り遊技処理である。この当り遊技処理は普通プロセスフラグの値の設定結果が(2)である場合に実行されるものであり、CPU61はステップS51でタイマT1の値から一定値(4)を減算し、ステップS52でタイマT1の値の減算結果が限度値(0)であるか否かを判断する。ここでタイマT1の値の減算結果が限度値でないと判断した場合には当り遊技処理を終え、タイマT1の値の減算結果が限度値であると判断した場合にはステップS53へ移行する。
CPU51はステップS53へ移行すると、第2の始動口23を開放状態から閉鎖状態に切換えることで当り遊技を終える。そして、ステップS54で普通図柄表示器28のLEDを点灯状態から消灯状態に戻し、ステップS55で普通プロセスフラグの値に(0)を設定し、当り遊技処理を終える。即ち、第2の始動口23はチャンスモードまたはラッシュモードで遊技球が普通始動口19内を通過した場合に開放状態とされるものであり、通常モードで遊技球が普通始動口19内を通過した場合には開放状態とされない。
[1−3]保留処理
図12はステップS3の保留処理であり、CPU61はステップS61で第1の始動口センサ22からの特別始動信号1が有るか否かを判断する。ここで特別始動信号1がないと判断した場合には保留処理を終え、特別始動信号1が有ると判断した場合にはステップS62でRAM63のカウンタHCの値を上限値(4)と比較する。ここでカウンタHCの値が上限値以上であると判断した場合には保留処理を終え、カウンタHCの値が上限値未満であると判断した場合にはステップS63へ移行する。このカウンタHCの値は特別図柄遊技1の保留回数を計測するものであり、電源が投入された場合に(0)に初期設定される。
[1−3]保留処理
図12はステップS3の保留処理であり、CPU61はステップS61で第1の始動口センサ22からの特別始動信号1が有るか否かを判断する。ここで特別始動信号1がないと判断した場合には保留処理を終え、特別始動信号1が有ると判断した場合にはステップS62でRAM63のカウンタHCの値を上限値(4)と比較する。ここでカウンタHCの値が上限値以上であると判断した場合には保留処理を終え、カウンタHCの値が上限値未満であると判断した場合にはステップS63へ移行する。このカウンタHCの値は特別図柄遊技1の保留回数を計測するものであり、電源が投入された場合に(0)に初期設定される。
CPU61はステップS63へ移行すると、RAM63からカウンタC1の値およびC3の値のそれぞれの更新結果を検出する。そして、ステップS64でカウンタHCの値に一定値(1)を加算し、ステップS65でカウンタC1およびC3のそれぞれの値の検出結果をRAM63に記録する。このRAM63には、図13に示すように、保留エリア1〜4の4つが設定されている。これら保留エリア1〜4のそれぞれには(1)〜(4)のうちの1つの値が割付けられており、カウンタC1の値の検出結果およびカウンタC3の値の検出結果は保留エリア1〜4のうちカウンタHCの値の加算結果に応じた1つに記録される。
CPU61はステップS65でカウンタC1およびC3のそれぞれの値の検出結果を記録すると、ステップS66でROM62から保留コマンドテーブルを検出する。図14は保留コマンドテーブルである。この保留コマンドテーブルは(0)〜(4)の5つの値のそれぞれに1つの保留コマンドを割付けたものであり、CPU61はステップS66で保留コマンドテーブルを検出した場合にはステップS67で保留コマンドテーブルからカウンタHCの値の加算結果に応じた1つの保留コマンドを選択する。そして、ステップS68で演出制御回路90に保留コマンドの選択結果を送信し、保留処理を終える。
[1−4]特別プロセス処理
図15はステップS4の特別プロセス処理であり、CPU61はRAM63の特別プロセスフラグの値の設定結果に応じてステップS71の大当り判定処理とステップS72の特別図柄遊技処理1とステップS73の大当り遊技処理1とステップS74の特別図柄遊技処理2とステップS75の小当り遊技処理とステップS76の大当り遊技処理2のいずれか1つへ移行する。この特別プロセスフラグの値は電源が投入された場合に(0)に初期設定されるものであり、CPU61はステップS71の大当り判定処理〜ステップS76の大当り遊技処理2のいずれか1つを終えた場合には特別プロセス処理を終える。
[1−4−1]大当り判定処理
図16はステップS71の大当り判定処理である。この大当り判定処理は特別プロセスフラグの値の設定結果が(0)である場合に実行されるものであり、CPU61はステップS81で第2の始動口センサ27からの特別始動信号2が有るか否かを判断する。ここで特別始動信号2が有ると判断した場合にはステップS82の特別始動信号処理2へ移行し、特別始動信号2がないと判断した場合にはステップS83へ移行する。
[1−4]特別プロセス処理
図15はステップS4の特別プロセス処理であり、CPU61はRAM63の特別プロセスフラグの値の設定結果に応じてステップS71の大当り判定処理とステップS72の特別図柄遊技処理1とステップS73の大当り遊技処理1とステップS74の特別図柄遊技処理2とステップS75の小当り遊技処理とステップS76の大当り遊技処理2のいずれか1つへ移行する。この特別プロセスフラグの値は電源が投入された場合に(0)に初期設定されるものであり、CPU61はステップS71の大当り判定処理〜ステップS76の大当り遊技処理2のいずれか1つを終えた場合には特別プロセス処理を終える。
[1−4−1]大当り判定処理
図16はステップS71の大当り判定処理である。この大当り判定処理は特別プロセスフラグの値の設定結果が(0)である場合に実行されるものであり、CPU61はステップS81で第2の始動口センサ27からの特別始動信号2が有るか否かを判断する。ここで特別始動信号2が有ると判断した場合にはステップS82の特別始動信号処理2へ移行し、特別始動信号2がないと判断した場合にはステップS83へ移行する。
CPU61はステップS83へ移行すると、RAM63の保留エリア1にカウンタC1およびC3の値が記録されているか否かを判断する。ここで保留エリア1にカウンタC1およびC3の値が記録されていると判断した場合にはステップS84の特別始動信号処理1へ移行し、保留エリア1にカウンタC1およびC3の値が記録されていないと判断した場合には大当り判定処理を終える。
図17はステップS84の特別始動信号処理1であり、CPU61はステップS91で保留エリア1からカウンタC1の値およびカウンタC3の値を検出し、ステップS92でROM62から大当り判定テーブル1を検出する。図18の(a)は大当り判定テーブル1である。この大当り判定テーブル1はROM62に予め記録されたものであり、カウンタC1の更新範囲内の1つの値に大当りの判定結果を割付け、カウンタC1の更新範囲内の残りの198の値のそれぞれに外れの判定結果を割付けることで設定されている。
CPU61はステップS92で大当り判定テーブル1を検出すると、ステップS93で大当り判定テーブル1からカウンタC1の値の検出結果に応じた1つの判定結果を選択し、ステップS94で判定結果の選択結果が大当りであるか否かを判断する。即ち、遊技球が第1の始動口21内に入賞した場合には通常モードとチャンスモードとラッシュモードのそれぞれで大当りと一定の確率(1/199)で判定される。
CPU61はステップS94で判定結果の選択結果が外れであると判断すると、ステップS95でRAM63の大当りフラグをオフ状態に設定する。この大当りフラグは電源が投入された場合にオフ状態に初期設定されるものであり、CPU61はステップS95で大当りフラグをオフ状態に設定した場合にはステップS96で特別図柄を外れ図柄に設定し、ステップS100へ移行する。
CPU61はステップS94で判定結果の選択結果が大当りであると判断すると、ステップS97で大当りフラグをオン状態に設定し、ステップS98でROM62から特別図柄テーブル1を検出する。図19の(a)は特別図柄テーブル1である。この特別図柄テーブル1はROM62に予め記録されたものであり、カウンタC3の更新範囲内の25の値のそれぞれに大当り図柄1を割付け、カウンタC3の更新範囲内の残りの25の値のそれぞれに大当り図柄2を割付けることで設定されている。
CPU61はステップS98で特別図柄テーブル1を検出すると、ステップS99で特別図柄を設定する。この特別図柄は特別図柄テーブル1からカウンタC3の値の検出結果に応じた1つの特別図柄を選択することで設定されるものであり、CPU61はステップS99で特別図柄を設定した場合にはステップS100へ移行する。即ち、遊技球が第1の始動口21内に入賞したことで大当りと判定された場合には大当り図柄1および大当り図柄2のそれぞれが(50%)の確率で設定される。
CPU61はステップS100へ移行すると、図柄コマンドを設定する。この図柄コマンドは特別図柄の設定結果に応じて設定されるものであり、CPU61は特別図柄を外れ図柄に設定した場合には図柄コマンド0を設定し、特別図柄を大当り図柄1に設定した場合には図柄コマンド1を設定し、特別図柄を大当り図柄2に設定した場合には図柄コマンド2を設定する。
CPU61はステップS100で図柄コマンドを設定すると、ステップS101で図柄コマンドの設定結果を演出制御回路90に送信し、ステップS102でRAM63のタイマT2の値に変動表示時間1(6×1000msec)を設定する。そして、ステップS103で演出制御回路90に変動開始コマンドを送信し、ステップS104で保留エリア1からカウンタC1の値およびカウンタC3の値を消去する。
CPU61はステップS104で保留エリア1からカウンタC1およびC3の値を消去すると、ステップS105でカウンタHCの値を(1)と比較する。ここでカウンタHCの値が(1)であると判断した場合にはステップS107へ移行し、カウンタHCの値が(2)(3)(4)のいずれかであると判断した場合にはステップS106へ移行する。
CPU61はステップS106へ移行すると、保留エリア2のカウンタC1の値およびカウンタC3の値を保留エリア1にシフトする。そして、保留エリア3にカウンタC1の値およびカウンタC3の値が記録されているか否か判断し、保留エリア3にカウンタC1の値およびカウンタC3の値が記録されていないと判断した場合にはステップS107へ移行する。このCPU61は保留エリア3にカウンタC1の値およびカウンタC3の値が記録されていると判断した場合には保留エリア3のカウンタC1の値およびカウンタC3の値を保留エリア2にシフトし、保留エリア4にカウンタC1の値およびカウンタC3の値が記録されているか否か判断する。ここで保留エリア4にカウンタC1の値およびカウンタC3の値が記録されていないと判断した場合にはステップS107へ移行し、保留エリア4にカウンタC1の値およびカウンタC3の値が記録されていると判断した場合には保留エリア4のカウンタC1の値およびカウンタC3の値を保留エリア3にシフトしてステップS107へ移行する。
CPU61はステップS107へ移行すると、カウンタHCの値から一定値(1)を減算する。そして、ステップS108でROM62から図14の保留コマンドテーブルを検出し、ステップS109で保留コマンドテーブルからカウンタHCの値の減算結果に応じた保留コマンドを選択する。次にステップS110で保留コマンドの選択結果を演出制御回路90に送信し、ステップS111の遊技モード降格処理1へ移行する。この遊技モード降格処理1を終えた場合にはステップS112で第1の図柄表示器48に特別図柄遊技1の映像を表示開始し、ステップS113で特別プロセスフラグの値に(1)を設定し、特別始動信号処理1を終える。
図20はステップS111の遊技モード降格処理1であり、CPU61はステップS121でカウンタMCの値をチャンスモード(1)およびラッシュモード(2)のそれぞれと比較する。ここでカウンタMCの値が通常モード(0)であると判断した場合には遊技モード降格処理1を終え、カウンタMCの値がチャンスモード(1)またはラッシュモード(2)であると判断した場合にはステップS122へ移行する。
CPU61はステップS122へ移行すると、RAM63のカウンタSC1の値から一定値(1)を減算する。このカウンタSC1の値は遊技モードがチャンスモードに設定された場合およびラッシュモードに設定された場合のそれぞれに特別図柄遊技1用の時短回数(5)が設定されるものであり、CPU61はステップS122でカウンタSC1の値を減算した場合にはステップS123へ移行する。
CPU61はステップS123へ移行すると、カウンタSC1の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでカウンタSC1の値の減算結果が限度値でないと判断した場合には遊技モード降格処理1を終え、カウンタSC1の値の減算結果が限度値であると判断した場合にはステップS124でカウンタMCの値に通常モード(0)を設定する。そして、ステップS125で演出制御回路90に遊技モードコマンド0を送信し、遊技モード降格処理1を終える。即ち、カウンタSC1の値は特別図柄遊技1用の残り時短回数を計測するものであり、カウンタSC1の値の減算結果が限度値に到達した場合にはカウンタMCの値に(0)が設定されることに応じてチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれが通常モードに降格する。
図21はステップS82の特別始動信号処理2であり、CPU61はステップS131でRAM63からカウンタC2の値とカウンタC3の値とカウンタC4の値のそれぞれの更新結果を検出し、ステップS132でROM62から大当り判定テーブル2を検出する。図18の(b)は大当り判定テーブル2である。この大当り判定テーブル2はROM62に予め記録されたものであり、カウンタC2の更新範囲内の1つの値に大当りの判定結果を割付け、カウンタC2の更新範囲内の残りの198の値のそれぞれに小当りの判定結果を割付けることで設定されている。
CPU61はステップS132で大当り判定テーブル2を検出すると、ステップS133で大当り判定テーブル2からカウンタC2の値の検出結果に応じた1つの判定結果を選択し、ステップS134で判定結果の選択結果が大当りであるか否かを判断する。即ち、遊技球が第2の始動口23内に入賞した場合には通常モードとチャンスモードとラッシュモードのそれぞれで大当りと(1/199)の確率で判定され、小当りと(198/199)の確率で判定される。
CPU61はステップS134で判定結果の選択結果が大当りであると判断すると、ステップS135で大当りフラグをオン状態に設定する。そして、ステップS136でROM62から図19の(a)の特別図柄テーブル1を検出し、ステップS137で特別図柄テーブル1からカウンタC3の値の検出結果に応じた1つの特別図柄を選択することで特別図柄を設定する。即ち、遊技球が第2の始動口23内に入賞したことで大当りと判定された場合には第1の始動口21内に入賞したことで大当りと判定された場合と同様に大当り図柄1および大当り図柄2のそれぞれが(50%)の確率で設定される。
CPU61はステップS134で判定結果の選択結果が小当りであると判断すると、ステップS138で大当りフラグをオフ状態に設定し、ステップS139でROM62から特別図柄テーブル2を検出する。図19の(b)は特別図柄テーブル2である。この特別図柄テーブル2はROM62に予め記録されたものであり、カウンタC4の更新範囲内の25の値のそれぞれに小当り図柄1を割付け、カウンタC4の更新範囲内の残りの102の値のそれぞれに小当り図柄2を割付けることで設定されている。
CPU61はステップS139で特別図柄テーブル2を検出すると、ステップS140で特別図柄テーブル2からカウンタC4の値の検出結果に応じた1つの特別図柄を選択することで特別図柄を設定する。即ち、遊技球が第2の始動口23内に入賞したことで小当りと判定された場合には小当り図柄1が(約20%)の確率で設定され、小当り図柄2が(80%)の確率で設定される。
CPU61はステップS137またはステップS140で特別図柄を設定すると、ステップS141で図柄コマンドを設定する。この図柄コマンドは特別図柄の設定結果に応じて設定されるものであり、CPU61は特別図柄を大当り図柄1に設定した場合には図柄コマンド1を設定し、大当り図柄2に設定した場合には図柄コマンド2を設定し、小当り図柄1に設定した場合には図柄コマンド3を設定し、小当り図柄2に設定した場合には図柄コマンド4を設定する。
CPU61はステップS141で図柄コマンドを設定すると、ステップS142で図柄コマンドの設定結果を演出制御回路90に送信し、ステップS143でタイマT2の値に変動表示時間2(0.8×1000msec)を設定する。この変動表示時間2は変動表示時間1に比べて短く設定されたものであり、CPU61はステップS143でタイマT2の値を設定した場合にはステップS144で演出制御回路90にメッセージ表示コマンドを送信し、ステップS145の遊技モード降格処理2へ移行する。この遊技モード降格処理2を終えた場合にはステップS146で第2の図柄表示器49に特別図柄遊技2の映像を表示開始し、ステップS147で特別プロセスフラグの値に(3)を設定し、特別始動信号処理2を終える。
図22はステップS145の遊技モード降格処理2であり、CPU61はステップS151でカウンタMCの値をチャンスモード(1)およびラッシュモード(2)のそれぞれと比較する。ここでカウンタMCの値が通常モード(0)であると判断した場合には遊技モード降格処理2を終え、カウンタMCの値がチャンスモード(1)またはラッシュモード(2)であると判断した場合にはステップS152へ移行する。
CPU61はステップS152へ移行すると、RAM63のカウンタSC2の値から一定値(1)を減算する。このカウンタSC2の値は遊技モードがチャンスモードに設定された場合に特別図柄遊技2用の時短回数(5)が設定され、遊技モードがラッシュモードに設定された場合に特別図柄遊技2用の時短回数(95)が設定されるものであり、CPU61はステップS152でカウンタSC2の値を減算した場合にはステップS153へ移行する。
CPU61はステップS153へ移行すると、カウンタSC2の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでカウンタSC2の値の減算結果が限度値でないと判断した場合には遊技モード降格処理2を終え、カウンタSC2の値の減算結果が限度値であると判断した場合にはステップS154でカウンタMCの値に通常モード(0)を設定する。そして、ステップS155で演出制御回路90に遊技モードコマンド0を送信し、遊技モード降格処理2を終える。即ち、カウンタSC2の値は特別図柄遊技2用の残り時短回数を計測するものであり、カウンタSC2の値の減算結果が限度値に到達した場合にはカウンタMCの値に(0)が設定されることに応じてチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれが通常モードに降格する。
[1−4−2]特別図柄遊技処理1
図23はステップS72の特別図柄遊技処理1である。この特別図柄遊技処理1は遊技球が第1の始動口21内に入賞した場合に特別始動信号処理1で特別プロセスフラグの値に(1)が設定されることで実行されるものであり、CPU61はステップS161でタイマT2の値から一定値(4)を減算し、ステップS162でタイマT2の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでタイマT2の値の減算結果が限度値でないと判断した場合には特別図柄遊技処理1を終え、タイマT2の値の減算結果が限度値であると判断した場合にはステップS163へ移行する。
[1−4−2]特別図柄遊技処理1
図23はステップS72の特別図柄遊技処理1である。この特別図柄遊技処理1は遊技球が第1の始動口21内に入賞した場合に特別始動信号処理1で特別プロセスフラグの値に(1)が設定されることで実行されるものであり、CPU61はステップS161でタイマT2の値から一定値(4)を減算し、ステップS162でタイマT2の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでタイマT2の値の減算結果が限度値でないと判断した場合には特別図柄遊技処理1を終え、タイマT2の値の減算結果が限度値であると判断した場合にはステップS163へ移行する。
CPU61はステップS163へ移行すると、第1の図柄表示器48に特別図柄の設定結果を停止表示する。即ち、遊技球が第1の始動口21内に入賞したことで外れと判定された場合には第1の図柄表示器48に外れ図柄が停止表示され、大当りと判定されたことで大当り図柄1が設定された場合には大当り図柄1が停止表示され、大当りと判定されたことで大当り図柄2が設定された場合には大当り図柄2が停止表示される。
CPU61はステップS163で第1の図柄表示器48に特別図柄の設定結果を停止表示すると、ステップS164で演出制御回路90に変動停止コマンドを送信し、ステップS165で大当りフラグがオフ状態に設定されているか否かを判断する。ここで大当りフラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS166で特別図柄の設定結果を消去し、ステップS167で特別プロセスフラグの値に(0)を設定し、特別図柄遊技処理1を終える。このCPU61はステップS165で大当りフラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS168で特別プロセスフラグの値に(2)を設定し、特別図柄遊技処理1を終える。
[1−4−3]大当り遊技処理1
図24はステップS73の大当り遊技処理1である。この大当り遊技処理1は遊技球が第1の始動口21内に入賞したことで大当りと判定された場合に特別図柄遊技処理1で特別プロセスフラグの値が(2)に設定されることで実行されるものであり、CPU61はステップS171で大当りラウンド処理1を実行する。この大当りラウンド処理1は第1の特別入賞口29内に限度個数(10)の遊技球が入賞または第1の特別入賞口29の開放時間が限度時間(30.0×1000msec)に到達するまで第1の特別入賞口29を継続的に開放状態とする大当りラウンド1を行うものであり、大当りラウンド1の継続回数は15回に設定されている。
[1−4−3]大当り遊技処理1
図24はステップS73の大当り遊技処理1である。この大当り遊技処理1は遊技球が第1の始動口21内に入賞したことで大当りと判定された場合に特別図柄遊技処理1で特別プロセスフラグの値が(2)に設定されることで実行されるものであり、CPU61はステップS171で大当りラウンド処理1を実行する。この大当りラウンド処理1は第1の特別入賞口29内に限度個数(10)の遊技球が入賞または第1の特別入賞口29の開放時間が限度時間(30.0×1000msec)に到達するまで第1の特別入賞口29を継続的に開放状態とする大当りラウンド1を行うものであり、大当りラウンド1の継続回数は15回に設定されている。
CPU61はステップS171の大当りラウンド処理1を終えると、ステップS172で最終回(15回)の大当りラウンド1が終了したか否かを判断する。ここで最終回の大当りラウンド1が終了していないと判断した場合には大当り遊技処理1を終え、最終回の大当りラウンド1が終了したと判断した場合にはステップS173で特別図柄の設定結果が大当り図柄1であるか否かを判断する。
CPU61はステップS173で特別図柄の設定結果が大当り図柄1であると判断すると、ステップS174でカウンタMCの値に(1)を設定することで遊技モードをチャンスモードに設定する。そして、ステップS175でカウンタSC1の値に特別図柄遊技1用の時短回数(5)を設定し、ステップS176でカウンタSC2の値に特別図柄遊技2用の時短回数(5)を設定する。次に、ステップS177で演出制御回路90に遊技モードコマンド1を送信し、ステップS182へ移行する。
CPU61はステップS173で特別図柄の設定結果が大当り図柄2であると判断すると、ステップS178でカウンタMCの値に(2)を設定することで遊技モードをラッシュモードに設定する。そして、ステップS179でカウンタSC1の値に特別図柄遊技1用の時短回数(5)を設定し、ステップS180でカウンタSC2値に特別図柄遊技2用の時短回数(95)を設定する。次に、ステップS181で演出制御回路90に遊技モードコマンド2を送信し、ステップS182へ移行する。
CPU61はステップS182へ移行すると、特別図柄の設定結果を消去する。そして、ステップS183で特別プロセスフラグの値に(0)を設定し、大当り遊技処理1を終える。即ち、遊技モードは遊技球が第1の始動口21内に入賞したことで大当りと判定された場合に最終回の大当りラウンドが終了するときに設定されるものである。この遊技モードは特別図柄が大当り図柄1に設定された場合にチャンスモードに設定されるものであり、チャンスモードが設定された場合には特別図柄遊技1用の時短回数および特別図柄遊技2用の時短回数のそれぞれが5回に設定される。この遊技モードは特別図柄が大当り図柄2に設定された場合にラッシュモードに設定されるものであり、ラッシュモードが設定された場合には特別図柄遊技1用の時短回数が5回に設定され、特別図柄遊技2用の時短回数が95回に設定される。
[1−4−4]特別図柄遊技処理2
図25はステップS74の特別図柄遊技処理2である。この特別図柄遊技処理2は遊技球が第2の始動口23内に入賞した場合に特別始動信号処理2で特別プロセスフラグの値が(3)に設定されることで実行されるものであり、CPU61はステップS191でタイマT2の値から一定値(4)を減算し、ステップS192でタイマT2の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでタイマT2の値の減算結果が限度値でないと判断した場合には特別図柄遊技処理2を終え、タイマT2の値の減算結果が限度値であると判断した場合にはステップS193へ移行する。
[1−4−4]特別図柄遊技処理2
図25はステップS74の特別図柄遊技処理2である。この特別図柄遊技処理2は遊技球が第2の始動口23内に入賞した場合に特別始動信号処理2で特別プロセスフラグの値が(3)に設定されることで実行されるものであり、CPU61はステップS191でタイマT2の値から一定値(4)を減算し、ステップS192でタイマT2の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでタイマT2の値の減算結果が限度値でないと判断した場合には特別図柄遊技処理2を終え、タイマT2の値の減算結果が限度値であると判断した場合にはステップS193へ移行する。
CPU61はステップS193へ移行すると、第2の図柄表示器49に特別図柄の設定結果を停止表示する。即ち、遊技球が第2の始動口23内に入賞したことで大当り図柄1が設定された場合には第2の図柄表示器49に大当り図柄1が停止表示され、大当り図柄2が設定された場合には大当り図柄2が停止表示され、小当り図柄1が設定された場合には小当り図柄1が停止表示され、小当り図柄2が設定された場合には小当り図柄2が停止表示される。
CPU61はステップS193で第2の図柄表示器49に特別図柄の設定結果を停止表示すると、ステップS194で大当りフラグがオフ状態に設定されているか否かを判断する。ここで大当りフラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS195で特別プロセスフラグの値に(2)を設定し、特別図柄遊技処理2を終える。即ち、遊技球が第2の始動口23内に入賞したことで大当りと判定された場合には第2の図柄表示器49に大当り図柄1または大当り図柄2が表示された後に図24の大当り遊技処理1で15回の大当りラウンド1が行われ、最終の15回目の大当りラウンド1が終了するときに特別図柄の設定結果に応じて遊技モードがチャンスモードまたはラッシュモードに設定され、カウンタSC1の値およびカウンタSC2の値のそれぞれが遊技モードの設定結果に応じて設定される。
CPU61はステップS194で大当りフラグがオフ状態に設定されていると判断すると、ステップS196でRAM63のカウンタOCの値に大当りラウンド回数(10)を設定する。そして、ステップS197で特別プロセスフラグの値に(4)を設定し、特別図柄遊技処理2を終える。
[1−4−5]小当り遊技処理
図26はステップS74の小当り遊技処理である。この小当り遊技処理は遊技球が第2の始動口23内に入賞したことで小当りと判定された場合に特別図柄遊技処理2で特別プロセスフラグの値が(4)に設定されることで実行されるものであり、CPU61はステップS201で小当りパターン処理を実行し、ステップS202へ移行する。この小当りパターン処理は第2の特別入賞口34の扉35および振分け片41を一定の小当りパターンで操作するものであり、CPU61は小当りパターン処理でV入賞口センサ44からのV入賞信号が有るか否かを判断し、V入賞信号が有ると判断した場合にはV入賞フラグをオン状態に設定する。このV入賞フラグは電源が投入された場合にオフ状態に初期設定されるものである。
[1−4−5]小当り遊技処理
図26はステップS74の小当り遊技処理である。この小当り遊技処理は遊技球が第2の始動口23内に入賞したことで小当りと判定された場合に特別図柄遊技処理2で特別プロセスフラグの値が(4)に設定されることで実行されるものであり、CPU61はステップS201で小当りパターン処理を実行し、ステップS202へ移行する。この小当りパターン処理は第2の特別入賞口34の扉35および振分け片41を一定の小当りパターンで操作するものであり、CPU61は小当りパターン処理でV入賞口センサ44からのV入賞信号が有るか否かを判断し、V入賞信号が有ると判断した場合にはV入賞フラグをオン状態に設定する。このV入賞フラグは電源が投入された場合にオフ状態に初期設定されるものである。
図27は小当りパターンであり、小当りパターンでは扉35が1回だけ開放状態とされる(a参照)。この扉35の開放時間OT1は一定値(1.6×1000msec)に設定されており、振分け片41は扉35が閉鎖状態から開放状態に切換えられると同時に普通入賞状態からV入賞状態に切換えられ(b参照)、普通入賞状態からV入賞状態に切換えられたことを基準に一定のV入賞時間OT2(0.2×1000msec)が経過した時点でV入賞状態から普通入賞状態に戻される。この小当りパターンは第2の特別入賞口34が小当りパターンで10回だけ操作された場合に遊技球が第2の特別入賞口34のV入賞口40内に100%の確率で入賞するように設定されたものであり、ラッシュモードが設定された場合にはラッシュモードが通常モードに降格する前に遊技球がV入賞口40内に100%の確率で入賞し、チャンスモードが設定された場合にはチャンスモードが通常モードに降格する前に遊技球がV入賞口40内に50%の確率で入賞する。
CPU61はステップS202へ移行すると、第2の特別入賞口34の扉35および振分け片41の小当りパターンでの操作が終了したか否かを判断する。ここで扉35および振分け片41の小当りパターンでの操作が終了していないと判断した場合には小当り遊技処理を終え、扉35および振分け片41の小当りパターンでの操作が終了したと判断した場合にはステップS203でカウンタOCの値から一定値(1)を減算する。
CPU61はステップS203でカウンタOCの値を減算すると、ステップS204でV入賞フラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここでV入賞フラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS205で特別図柄の設定結果を消去し、ステップS206で特別プロセスフラグの値に(0)を設定し、小当り遊技処理を終える。
CPU61はステップS204でV入賞フラグがオン状態に設定されていると判断すると、ステップS207でV入賞フラグをオフ状態に設定する。そして、ステップS208で特別プロセスフラグの値に(5)を設定し、小当り遊技処理を終える。
[1−4−6]大当り遊技処理2
図28はステップS76の大当り遊技処理2である。この大当り遊技処理2は小当り遊技処理で遊技球が第2の特別入賞口34のV入賞口40内に入賞した場合に特別プロセスフラグの値が(5)に設定されることで実行されるものであり、CPU61はステップS211で大当りラウンド処理2を実行し、ステップS212へ移行する。この大当りラウンド処理2は第2の特別入賞口34内に限度個数の遊技球が入賞または第2の特別入賞口34の開放時間が限度時間に到達するまで第2の特別入賞口34を開放状態とする大当りラウンド2を行うものであり、CPU61は大当りラウンド処理2でV入賞口センサ44からのV入賞信号が有るか否かを判断し、V入賞信号が有ると判断した場合にV入賞フラグをオン状態に設定する。
[1−4−6]大当り遊技処理2
図28はステップS76の大当り遊技処理2である。この大当り遊技処理2は小当り遊技処理で遊技球が第2の特別入賞口34のV入賞口40内に入賞した場合に特別プロセスフラグの値が(5)に設定されることで実行されるものであり、CPU61はステップS211で大当りラウンド処理2を実行し、ステップS212へ移行する。この大当りラウンド処理2は第2の特別入賞口34内に限度個数の遊技球が入賞または第2の特別入賞口34の開放時間が限度時間に到達するまで第2の特別入賞口34を開放状態とする大当りラウンド2を行うものであり、CPU61は大当りラウンド処理2でV入賞口センサ44からのV入賞信号が有るか否かを判断し、V入賞信号が有ると判断した場合にV入賞フラグをオン状態に設定する。
図29は大当りラウンド処理2での第2の特別入賞口34の扉35および振分け片41の挙動であり、扉35は第2の特別入賞口34内に限度個数(10)の遊技球が入賞または第2の特別入賞口34の開放時間が限度時間(30.0×1000msec)に到達するまで継続的に開放状態とされる(a参照)。振分け片41は扉35が閉鎖状態から開放状態に切換えると同時に普通入賞状態からV入賞状態に切換えられるものであり(b参照)、扉35が開放状態から閉鎖状態に戻されると同時にV入賞状態から普通入賞状態に戻される。即ち、大当りラウンド2は遊技球がV入賞口40内に100%の確率で入賞するように設定されたものであり、小当り遊技で遊技球がV入賞口40内に入賞した場合には小当り遊技を1回目の大当りラウンド2とみなして大当り遊技処理2が行われる。
CPU61はステップS212へ移行すると、今回の大当りラウンド2が終了したか否かを判断する。ここで今回の大当りラウンド2が終了していないと判断した場合には大当り遊技処理2を終え、今回の大当りラウンド2が終了したと判断した場合にはステップS213でカウンタOCの値から一定値(1)を減算する。
CPU61はステップS213でカウンタOCの値を減算すると、ステップS214でカウンタOCの値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでカウンタOCの値の減算結果が限度値に比べて大きいと判断した場合にはステップS215へ移行し、V入賞フラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここでV入賞フラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS216でV入賞フラグをオフ状態に設定して大当り遊技処理2を終え、V入賞フラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS218へ移行する。
CPU61はステップS214でカウンタOCの値の減算結果が限度値であると判断すると、ステップS217でV入賞フラグをオフ状態に設定し、ステップS218で特別図柄の設定結果が小当り図柄2であるか否かを判断する。ここで特別図柄の設定結果が小当り図柄1であると判断した場合にはステップS219でカウンタMCの値に(1)を設定することで遊技モードをチャンスモードに設定し、ステップS220でカウンタSC1の値に特別図柄遊技1用の時短回数(5)を設定する。そして、ステップS221でカウンタSC2の値に特別図柄遊技2用の時短回数(5)を設定し、ステップS222で演出制御回路90に遊技モードコマンド1を送信し、ステップS227へ移行する。
CPU61はステップS218で特別図柄の設定結果が小当り図柄2であると判断すると、ステップS223でカウンタMCの値に(2)を設定することで遊技モードをラッシュモードに設定し、ステップS224でカウンタSC1の値に特別図柄遊技1用の時短回数(5)を設定する。そして、ステップS225でカウンタSC2の値に特別図柄遊技2用の時短回数(95)を設定し、ステップS226で演出制御回路90に遊技モードコマンド2を送信し、ステップS227へ移行する。
CPU61はステップS227へ移行すると、特別図柄の設定結果を消去する。そして、ステップS228で特別プロセスフラグの値に(0)を設定し、大当り遊技処理2を終える。即ち、小当り遊技で遊技球が第2の特別入賞口34のV入賞口40内に入賞した場合には最終回の大当りラウンド2が終了するときに遊技モードが設定される。この遊技モードは特別図柄が小当り図柄1に設定された場合にチャンスモードに設定されるものであり、特別図柄が小当り図柄2に設定された場合にラッシュモードに設定される。
[2]演出制御回路90の処理内容
[2−1]外部割込み処理
演出制御回路90のCPUはメイン制御回路60から図柄コマンドと変動開始コマンドと変動停止コマンドとメッセージ表示コマンドと遊技モードコマンドのそれぞれが送信されることで外部割込み処理を起動する。このCPUは外部割込み処理を起動した場合には割込み禁止状態となり、図柄コマンド〜遊技モードコマンドのそれぞれを外部割込み処理でRAMに記録した後に割込み禁止状態を解除する。
[2−2]タイマ割込み処理
図30のタイマ割込み処理はタイマ割込みの発生する10msec毎に起動するものであり、演出制御回路90のCPUはタイマ割込み処理を起動する毎にステップS301の保留コマンド処理とステップS302の第1の始動口遊技処理とステップS303の第2の始動口遊技処理とステップS304の遊技モード表示処理のそれぞれへ順に移行する。
[2−2−1]保留コマンド処理
図31はステップS301の保留コマンド処理であり、演出制御回路90のCPUはステップS311でRAMに保留コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAMに保留コマンドが記録されていないと判断した場合には保留コマンド処理を終え、RAMに保留コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS312でRAMから保留コマンドを検出する。
[2]演出制御回路90の処理内容
[2−1]外部割込み処理
演出制御回路90のCPUはメイン制御回路60から図柄コマンドと変動開始コマンドと変動停止コマンドとメッセージ表示コマンドと遊技モードコマンドのそれぞれが送信されることで外部割込み処理を起動する。このCPUは外部割込み処理を起動した場合には割込み禁止状態となり、図柄コマンド〜遊技モードコマンドのそれぞれを外部割込み処理でRAMに記録した後に割込み禁止状態を解除する。
[2−2]タイマ割込み処理
図30のタイマ割込み処理はタイマ割込みの発生する10msec毎に起動するものであり、演出制御回路90のCPUはタイマ割込み処理を起動する毎にステップS301の保留コマンド処理とステップS302の第1の始動口遊技処理とステップS303の第2の始動口遊技処理とステップS304の遊技モード表示処理のそれぞれへ順に移行する。
[2−2−1]保留コマンド処理
図31はステップS301の保留コマンド処理であり、演出制御回路90のCPUはステップS311でRAMに保留コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAMに保留コマンドが記録されていないと判断した場合には保留コマンド処理を終え、RAMに保留コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS312でRAMから保留コマンドを検出する。
CPUはステップS312で保留コマンドを検出すると、ステップS313で表示制御回路100に保留コマンドの検出結果を送信する。そして、ステップS314でRAMから保留コマンドを消去し、保留コマンド処理を終える。
表示制御回路100のVDPは保留コマンド1〜4を受信した場合にVROMから画像データを検出し、画像データの検出結果を再生することに応じて装飾図柄表示器50の保留領域51内に保留絵柄52を表示する。この表示制御回路100のVDPは保留コマンド1を受信した場合に保留領域51内に1つの保留絵柄52を表示し、保留コマンド2を受信した場合に2つの保留絵柄52を表示し、保留コマンド3を受信した場合に3つの保留絵柄52を表示し、保留コマンド4を受信した場合に4つの保留絵柄52を表示するものであり、保留コマンド0を受信した場合には保留領域51内から全ての保留絵柄52を消去する。
[2−2−2]第1の始動口遊技処理
図32はステップS302の第1の始動口遊技処理であり、演出制御回路90のCPUはステップS321でRAMに変動開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAMに変動開始コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS330へ移行し、RAMに変動開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS322でRAMから変動開始コマンドを消去する。
[2−2−2]第1の始動口遊技処理
図32はステップS302の第1の始動口遊技処理であり、演出制御回路90のCPUはステップS321でRAMに変動開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAMに変動開始コマンドが記録されていないと判断した場合にはステップS330へ移行し、RAMに変動開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS322でRAMから変動開始コマンドを消去する。
CPUはステップS322で変動開始コマンドを消去すると、ステップS323でRAMから図柄コマンドを検出し、ステップS324で図柄コマンドの検出結果を図柄コマンド0と比較する。ここで図柄コマンドの検出結果が図柄コマンド0であると判断した場合にはステップS325の外れ図柄設定処理へ移行し、図柄コマンドの検出結果が図柄コマンド1または2であると判断した場合にはステップS326の大当り図柄設定処理へ移行する。これら外れ図柄設定処理および大当り図柄設定処理は左列と中列と右列のそれぞれの図柄要素を(1)(2)(3)(4)のうちから選択するものであり、外れ図柄設定処理では装飾図柄が外れの組合せとなるように各列の図柄要素が選択され、大当り図柄設定処理では装飾図柄が大当りの組合せとなるように各列の図柄要素が選択される。
CPUはステップS325またはステップS326で装飾図柄の組合せを設定すると、ステップS327で表示制御回路100に左列の図柄要素の選択結果と中列の図柄要素の選択結果と右列の図柄要素の選択結果のそれぞれを送信し、ステップS328でRAMから図柄コマンドを消去する。そして、ステップS329で表示制御回路100に遊技開始コマンドを送信し、ステップS330へ移行する。この表示制御回路100のVDPは左列の図柄要素の選択結果〜右列の図柄要素の選択結果を受信した場合にはVRAMに記録する。
CPUはステップS330へ移行すると、RAMに変動停止コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAMに変動停止コマンドが記録されていないと判断した場合には第1の始動口遊技処理を終え、RAMに変動停止コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS331へ移行する。ここでRAMから変動停止コマンドを消去し、ステップS332で表示制御回路100に遊技停止コマンドを送信し、第1の始動口遊技処理を終える。
表示制御回路100のVDPは遊技開始コマンドを受信すると、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれの変動表示を開始する(図33のa参照)。このVDPは3列の図柄要素の変動表示を開始した場合にはVRAMから左列の図柄要素の選択結果を検出し、左列の図柄要素の変動表示を左列の図柄要素の検出結果で停止する(図33のb参照)。このVDPは左列の図柄要素の変動表示を停止した場合にはVRAMから右列の図柄要素の選択結果を検出し、右列の図柄要素の変動表示を右列の図柄要素の検出結果で停止する(図33のc参照)。このVDPは遊技停止コマンドを受信した場合にはVRAMから中列の図柄要素の選択結果を検出し、中列の図柄要素の変動表示を中列の図柄要素の検出結果で停止する(図33のd参照)。即ち、遊技球が第1の始動口21内に入賞した場合には装飾図柄表示器50に装飾図柄遊技の映像が表示され、大当りと判定された場合には装飾図柄遊技の映像で装飾図柄が大当りの組合せとなり、外れと判定された場合には装飾図柄が外れの組合せとなる。
[2−2−3]第2の始動口遊技処理
図34はステップS303の第2の始動口遊技処理であり、演出制御回路90のCPUはステップS341でRAMにメッセージ表示コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAMにメッセージ表示コマンドが記録されていないと判断した場合には第2の始動口遊技処理を終え、RAMにメッセージ表示コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS342でRAMからメッセージ表示コマンドを消去する。
[2−2−3]第2の始動口遊技処理
図34はステップS303の第2の始動口遊技処理であり、演出制御回路90のCPUはステップS341でRAMにメッセージ表示コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAMにメッセージ表示コマンドが記録されていないと判断した場合には第2の始動口遊技処理を終え、RAMにメッセージ表示コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS342でRAMからメッセージ表示コマンドを消去する。
CPUはステップS342でメッセージ表示コマンドを消去すると、ステップS343でRAMから図柄コマンドを検出し、ステップS344で図柄コマンドの検出結果を大当り用の図柄コマンド1および2のそれぞれと比較する。ここで図柄コマンドの検出結果が図柄コマンド1または2であると判断した場合にはステップS345で表示制御回路100にメッセージコマンド1を送信し、図柄コマンドの検出結果が小当り用の図柄コマンド3または4であると判断した場合にはステップS346で表示制御回路100にメッセージコマンド2を送信する。このCPUはステップS345またはステップS346でメッセージコマンドを送信した場合にはステップS347でRAMから図柄コマンドを消去し、第2の始動口遊技処理を終える。
表示制御回路100のVDPはメッセージコマンド1を受信すると、装飾図柄表示器50に絵柄(V)を表示する(図35のa参照)。即ち、遊技球が第2の始動口23内に入賞したことで大当りと判定された場合には装飾図柄表示器50に装飾図柄遊技の映像が表示されずに絵柄(V)が表示される。
表示制御回路100のVDPはメッセージコマンド2を受信すると、装飾図柄表示器50に絵柄(チャンス)を表示する(図35のb参照)。即ち、遊技球が第2の始動口23内に入賞したことで小当りと判定された場合には装飾図柄表示器50に装飾図柄遊技の映像が表示されずに絵柄(チャンス)が表示される。
[2−2−4]遊技モード表示処理
図36はステップS304の遊技モード表示処理であり、演出制御回路90のCPUはステップS351でRAMに遊技モードコマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAMに遊技モードコマンドが記録されていないと判断した場合には遊技モード表示処理を終え、RAMに遊技モードコマンドが記録されていると判断した場合にはステップS352でRAMから遊技モードコマンドを検出する。
[2−2−4]遊技モード表示処理
図36はステップS304の遊技モード表示処理であり、演出制御回路90のCPUはステップS351でRAMに遊技モードコマンドが記録されているか否かを判断する。ここでRAMに遊技モードコマンドが記録されていないと判断した場合には遊技モード表示処理を終え、RAMに遊技モードコマンドが記録されていると判断した場合にはステップS352でRAMから遊技モードコマンドを検出する。
CPUはステップS352で遊技モードコマンドを検出すると、ステップS353で遊技モードコマンドの検出結果が遊技モードコマンド0であるか否かを判断する。ここで遊技モードコマンドの検出結果が遊技モードコマンド0であると判断した場合にはステップS354で表示制御回路100に通常モードコマンドを送信し、ステップS358でRAMから遊技モードコマンドを消去し、遊技モード表示処理を終える。
CPUはステップS353で遊技モードコマンドの検出結果が遊技モードコマンド0でないと判断すると、ステップS355で遊技モードコマンドの検出結果が遊技モードコマンド1であるか否かを判断する。ここで遊技モードコマンドの検出結果が遊技モードコマンド1であると判断した場合にはステップS356で表示制御回路100にチャンスモードコマンドを送信する。そして、ステップS358でRAMから遊技モードコマンドを消去し、遊技モード表示処理を終える。
CPUはステップS355で遊技モードコマンドの検出結果が遊技モードコマンド2であると判断すると、ステップS357で表示制御回路100にラッシュモードコマンドを送信する。そして、ステップS358でRAMから遊技モードコマンドを消去し、遊技モード表示処理を終える。
表示制御回路100のVDPは通常モードコマンドを受信した場合には装飾図柄表示器50に絵柄(残念 通常モードです)を表示し(図37のa参照)、チャンスモードコマンドを受信した場合には絵柄(チャンスモードです 右打ちしてね)を表示し(図37のb参照)、ラッシュモードコマンドを受信した場合には絵柄(ラッシュモードです 右打ちしてね)を表示する(図37のc参照)。即ち、チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれが通常モードに降格した場合には装飾図柄表示器50に絵柄(残念 通常モードです)が表示され、チャンスモードが設定された場合には絵柄(チャンスモードです 右打ちしてね)が表示され、ラッシュモードが設定された場合には絵柄(ラッシュモードです 右打ちしてね)が表示される。
[3]遊技内容の説明
[3−1]通常モード
電源が投入された場合には遊技モードが通常モードに初期設定され、通常モードでは遊技者が遊技球を左打ち状態で発射する。この遊技球の左打ち状態では遊技球が普通始動口19内を通過不能となり、第1の始動口21内に入賞可能となり、第2の始動口23内に入賞不能となる。
[3]遊技内容の説明
[3−1]通常モード
電源が投入された場合には遊技モードが通常モードに初期設定され、通常モードでは遊技者が遊技球を左打ち状態で発射する。この遊技球の左打ち状態では遊技球が普通始動口19内を通過不能となり、第1の始動口21内に入賞可能となり、第2の始動口23内に入賞不能となる。
通常モードで遊技球が第1の始動口21内に入賞した場合には大当りおよび外れのいずれであるかが判定される。この第1の始動口21内に遊技球が入賞したことで大当りと判定された場合には特別図柄として大当り図柄1または2が設定され、第1の図柄表示器48に特別図柄の設定結果が表示された後に大当り遊技1が開始される。この大当り遊技1は第1の特別入賞口29を開放状態とするものであり、大当り遊技1が終了するときには遊技モードがチャンスモードまたはラッシュモードに設定される。
遊技モードがチャンスモードに設定された場合には特別図柄遊技1用の残り時短回数および特別図柄遊技2用の残り時短回数のそれぞれが5回に設定され、装飾図柄表示器50に絵柄(チャンスモードです 右打ちしてね)が表示される。遊技モードがラッシュモードに設定された場合には特別図柄遊技1用の残り時短回数が5回に設定されると共に特別図柄遊技2用の残り時短回数が95回に設定され、装飾図柄表示器50に絵柄(ラッシュモードです 右打ちしてね)が表示される。
[3−2]チャンスモードおよびラッシュモード
チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれでは遊技者が遊技球を右打ち状態で発射する。この遊技球の右打ち状態では遊技球が普通始動口19内を通過可能となり、第1の始動口21内に略入賞不能となり、第2の始動口23内に入賞可能となる。
[3−2]チャンスモードおよびラッシュモード
チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれでは遊技者が遊技球を右打ち状態で発射する。この遊技球の右打ち状態では遊技球が普通始動口19内を通過可能となり、第1の始動口21内に略入賞不能となり、第2の始動口23内に入賞可能となる。
チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれで遊技球が普通始動口19内を通過した場合には当りと判定され、当りと判定された場合には当り遊技が開始される。この当り遊技で遊技球が第2の始動口23内に入賞した場合には大当りおよび小当りのいずれであるかが判定される。この第2の始動口23内に遊技球が入賞したことで大当りと判定された場合には特別図柄として大当り図柄1または大当り図柄2が設定され、第2の図柄表示器49に特別図柄の設定結果が表示された後に大当り遊技1が開始され、大当り遊技1が終了するときには遊技モードがチャンスモードまたはラッシュモードに設定される。
第2の始動口23内に遊技球が入賞したことで小当りと判定された場合には特別図柄として小当り図柄1または小当り図柄2が設定され、第2の図柄表示器49に特別図柄の設定結果が表示された後に小当り遊技が開始される。この小当り遊技は第2の特別入賞口34を小当りパターンで操作するものであり、小当り遊技で遊技球が第2の特別入賞口34のV入賞口40内に入賞しなかった場合には大当り遊技2が開始されず、小当り遊技で遊技球がV入賞口40内に入賞した場合には大当り遊技2が開始される。この大当り遊技2は第2の特別入賞口34を開放状態とするものであり、大当り遊技2が終了するときには遊技モードがチャンスモードまたはラッシュモードに設定される。
遊技モードがラッシュモードに設定された場合には特別図柄遊技2用の残り時短回数が95回に設定される。この特別図柄遊技2用の残り時短回数は遊技球が第1の始動口21内に入賞したことで特別図柄遊技1が開始された場合に減算されず、遊技球が第2の始動口23内に入賞したことで特別図柄遊技2が開始された場合に1回だけ減算されるものであり、特別図柄遊技2用の残り時短回数が0回に到達するまでに95回の小当り遊技が行われる。このラッシュモードでは遊技球が小当り遊技でV入賞口40内に100%の確率で入賞する。従って、大当り遊技2が100%の確率で行われ、大当り遊技2が終了するときに遊技モードがチャンスモードまたはラッシュモードに設定される。
遊技モードがチャンスモードに設定された場合には特別図柄遊技2用の残り時短回数が5回に設定され、特別図柄遊技2用の残り時短回数が0回に到達するまでに5回の小当り遊技が行われる。このチャンスモードでは遊技球が小当り遊技でV入賞口40内にラッシュモードに比べて低確率で入賞する。従って、大当り遊技2がラッシュモードに比べて低確率で行われ、大当り遊技2が行われた場合には大当り遊技2が終了するときには遊技モードがチャンスモードまたはラッシュモードに設定される。
遊技モードが通常モードからチャンスモードまたはラッシュモードに昇格した時点では特別図柄遊技1が高確率で保留されている。この特別図柄遊技1が保留されている場合には遊技者が遊技球を右打ち状態で発射しているにも拘らず保留された特別図柄遊技1が開始されることがあり、特別図柄遊技1が開始された場合には特別図柄遊技1用の残り時短回数が減算される。この特別図柄遊技1用の残り時短回数は5回に設定されており、遊技者が遊技球を右打ち状態で発射している限りは遊技モードがチャンスモードまたはラッシュモードに昇格した時点で4回の特別図柄遊技1が保留されている場合であっても特別図柄遊技1用の残り時短回数が0回に到達することがない。このため、チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれが特別図柄遊技1の保留回数の影響で通常モードに降格することがないので、チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれで特別図柄遊技2用の初期の残り時短回数に相当する回数の小当り遊技が保証される。従って、特に特別図柄遊技2用の初期の残り時短回数が少ないチャンスモードで大当り遊技2の獲得機会が特別図柄遊技1の保留回数の影響で減ることが防止されるので、遊技者の目線で悔しい思いをすることがなくなる。
図38は遊技モードが通常モードとチャンスモードとラッシュモード相互間で移行する様子であり、実線は遊技球が第1の始動口21内に入賞したことで大当りと判定された場合および第2の始動口23内に入賞したことで大当りと判定された場合(1種大当り)であり、破線は遊技球が第2の特別入賞口34のV入賞口40内に入賞したことで大当りと判定された場合(2種大当り)である。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
チャンスモードが設定された場合には「特別図柄遊技1の回数が最大の保留回数(4)に比べて大きい5回に到達する第1の解除条件」または「特別図柄遊技2の回数が5回に到達する第2の解除条件」が成立することに応じてチャンスモードが通常モードに降格し、ラッシュモードが設定された場合には「特別図柄遊技1の回数が5回に到達する第1の解除条件」または「特別図柄遊技2の回数が95回に到達する第2の解除条件」が成立することに応じてラッシュモードが通常モードに降格する。従って、通常モードで遊技球が第1の始動口21内に入賞したことに応じて保留された特別図柄遊技1がチャンスモードおよびラッシュモードで行われた場合に遊技球を第2の始動口23内に入賞させるチャンスが減らないので、遊技者に大きな落胆を感じさせることがなくなる。
チャンスモードが設定された場合には「特別図柄遊技1の回数が最大の保留回数(4)に比べて大きい5回に到達する第1の解除条件」または「特別図柄遊技2の回数が5回に到達する第2の解除条件」が成立することに応じてチャンスモードが通常モードに降格し、ラッシュモードが設定された場合には「特別図柄遊技1の回数が5回に到達する第1の解除条件」または「特別図柄遊技2の回数が95回に到達する第2の解除条件」が成立することに応じてラッシュモードが通常モードに降格する。従って、通常モードで遊技球が第1の始動口21内に入賞したことに応じて保留された特別図柄遊技1がチャンスモードおよびラッシュモードで行われた場合に遊技球を第2の始動口23内に入賞させるチャンスが減らないので、遊技者に大きな落胆を感じさせることがなくなる。
チャンスモードで遊技球が第1の始動口21内および第2の始動口23内に入賞したことで大当りと判定された場合にはラッシュモードが(50%)の確率で設定され、チャンスモードで遊技球が第2の特別入賞口34のV入賞口40内に入賞した場合にはラッシュモードが(80%)の高い確率で設定される。このラッシュモードはチャンスモードおよび通常モードのそれぞれに比べて遊技球の少ない消費個数で多数の賞品球を獲得できる遊技モードであり、チャンスモードでは小当り遊技で遊技球がV入賞口40内に入賞することに対して遊技者が大きな期待感を持つ。このチャンスモードは特別図柄遊技2用の時短回数に相当する回数の小当り遊技が行われた場合に遊技球がV入賞口40内に入賞する確率がラッシュモードに比べて低く設定された遊技モードであり、1回当りの小当り遊技では遊技球がV入賞口40内に入賞することに対する遊技者の期待感がラッシュモードに比べて大幅に高くなる。このチャンスモードで遊技球をV入賞口40内に入賞させるチャンスが減らないので、チャンスモードのそもそもの趣興性が損なわれることがない。
図39の大当り遊技処理1はメイン制御回路60CPU61が図24の大当り遊技処理1に換えて行うものであり、CPU61はステップS173で特別図柄の設定結果が大当り図柄1であると判断した場合には第1の始動口21用のカウンタSC1の値を設定せず、ステップS176で第2の始動口23用のカウンタSC2の値のみを設定する。このCPU61はステップS173で特別図柄の設定結果が大当り図柄2であると判断した場合にも第1の始動口21用のカウンタSC1の値を設定せず、ステップS180で第2の始動口23用のカウンタSC2の値のみを設定する。
図40の大当り遊技処理2はCPU61が図28の大当り遊技処理2に換えて行うものであり、CPU61はステップS218で特別図柄の設定結果が小当り図柄1であると判断した場合には第1の始動口21用のカウンタSC1の値を設定せず、ステップS221で第2の始動口23用のカウンタSC2の値のみを設定する。このCPU61はステップS218で特別図柄の設定結果が小当り図柄2であると判断した場合にも第1の始動口21用のカウンタSC1の値を設定せず、ステップS225で第2の始動口23用のカウンタSC2の値のみを設定する。
図41の特別始動信号処理1はCPU61が図17の特別始動信号処理1に換えて行うものである。この図41の特別始動信号処理1では図17のステップS111の遊技モード降格処理1が廃止されており、CPU61はチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれで特別図柄遊技1を開始する場合にカウンタの値を減算しない。即ち、残り時短回数は特別図柄遊技1が行われることとは無関係に遊技球が第2の始動口23内に入賞したことで特別図柄遊技2が行われる毎に一定回数が減算されるものであり、チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれは残り時短回数が0回に到達した場合に解除される。従って、通常モードで遊技球が第1の始動口21内に入賞したことに応じて保留された特別図柄遊技1がチャンスモードおよびラッシュモードで行われた場合に遊技球を第2の始動口23内に入賞させるチャンスが減らないので、遊技者に大きな落胆を感じさせることがなくなる。
図42の大当り遊技処理1はメイン制御回路60CPU61が図24の大当り遊技処理1に換えて行うものであり、CPU61はステップS173で特別図柄の設定結果が大当り図柄1であると判断した場合にはステップS176で第2の始動口23用のカウンタSC2の値に時短回数(5)を設定し、ステップS401でRAM63のカウンタSC3の値に時短回数(100)を設定する。このカウンタSC3の値は特別図柄遊技1および2のいずれが開始される場合にも減算されるものであり、CPU61はステップS173で特別図柄の設定結果が大当り図柄2であると判断した場合にはステップS180でカウンタSC2の値に時短回数(95)を設定し、ステップS402でカウンタSC3の値に時短回数(100)を設定する。
図43の大当り遊技処理2はCPU61が図28の大当り遊技処理2に換えて行うものであり、CPU61はステップS218で特別図柄の設定結果が小当り図柄1であると判断した場合にはステップS221でカウンタSC2の値に時短回数(5)を設定し、ステップS411でカウンタSC3の値に時短回数(100)を設定する。このCPU61はステップS218で特別図柄の設定結果が小当り図柄2であると判断した場合にはステップS225でカウンタSC2の値に時短回数(95)を設定し、ステップS412でカウンタSC3の値に時短回数(100)を設定する。
図44の遊技モード降格処理1はCPU61が図20の遊技モード降格処理1に換えて行うものであり、CPU61はステップS121で遊技モードの設定結果がチャンスモード(1)またはラッシュモード(2)であると判断した場合にはステップS421でカウンタSC3の値から一定値(1)を減算し、ステップS422でカウンタSC3の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでカウンタSC3の値の減算結果が限度値でないと判断した場合には遊技モード降格処理1を終え、カウンタSC3の値の減算結果が限度値であると判断した場合にはステップS124で遊技モードを通常モード(0)に設定する。
図45の遊技モード降格処理2はCPU61が図22の遊技モード降格処理2に換えて行うものであり、CPU61はステップS151で遊技モードの設定結果がチャンスモード(1)またはラッシュモード(2)であると判断した場合にはステップS152でカウンタSC2の値から一定値(1)を減算する。そして、ステップS431でカウンタSC3の値から一定値(1)を減算し、ステップS153へ移行する。
CPU61はステップS153へ移行すると、カウンタSC2の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでカウンタSC2の値の減算結果が限度値であると判断した場合にはステップS154で遊技モードを通常モード(0)に設定し、カウンタSC2の値の減算結果が限度値でないと判断した場合にはステップS432へ移行する。
CPU61はステップS432へ移行すると、カウンタSC3の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでカウンタSC3の値の減算結果が限度値であると判断した場合にはステップS154で遊技モードを通常モード(0)に設定し、カウンタSC3の値の減算結果が限度値でないと判断した場合には遊技モード降格処理2を終える。
チャンスモードが設定された場合にはカウンタSC2の値に時短回数(5)が設定され、カウンタSC3の値に時短回数(100)が設定される。このカウンタSC3の値は特別図柄遊技1および特別図柄遊技2の合計回数用の残り時短回数である。このカウンタSC3の値は遊技球が第1の始動口21および第2の始動口23のいずれかに入賞した場合に一定値(1)が減算されるものであり、チャンスモードで5回の特別図柄遊技2が行われる前に4回の特別図柄遊技1が開始された場合であっても限度回数(0)に減算されない。従って、チャンスモードでは5回の特別図柄遊技2が行われることに応じてカウンタSC2の値が限度回数(0)に減算され、カウンタSC2の値が限度回数(0)に減算されることに応じてチャンスモードが通常モードに降格する。
ラッシュモードが設定された場合にはカウンタSC2の値に時短回数(95)が設定され、カウンタSC3の値に時短回数(100)が設定される。このラッシュモードでは95回の特別図柄遊技2が行われる前に4回の特別図柄遊技1が開始された場合であってもカウンタSC3の値が限度回数(0)に減算されず、95回の特別図柄遊技2が行われることに応じてカウンタSC2の値が限度回数(0)に減算されることでラッシュモードが通常モードに降格する。
上記実施例3によれば次の効果を奏する。
チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれで特別図柄遊技1が行われることとは無関係に特別図柄遊技2用の残り時短回数が0回に到達した場合に遊技モードが通常モードに降格する。従って、通常モードで保留された特別図柄遊技1がチャンスモードまたはラッシュモードで行われた場合であっても遊技球を第2の始動口23に入賞させるチャンスが減らないので、遊技者に大きな落胆を感じさせることがなくなる。
チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれで特別図柄遊技1が行われることとは無関係に特別図柄遊技2用の残り時短回数が0回に到達した場合に遊技モードが通常モードに降格する。従って、通常モードで保留された特別図柄遊技1がチャンスモードまたはラッシュモードで行われた場合であっても遊技球を第2の始動口23に入賞させるチャンスが減らないので、遊技者に大きな落胆を感じさせることがなくなる。
上記実施例1においては、チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれで特別図柄遊技1用のカウンタSC1の値を(6)以上に初期設定しても良く、要は特別図柄遊技1の保留回数の上限(4)に比べて大きな回数に設定すれば良い。
上記実施例1においては、チャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれで特別図柄遊技1の回数が第1の限度回数に到達した場合または特別図柄遊技2の回数が第2の限度回数に到達した場合または特別図柄遊技1および特別図柄遊技2の合計回数が第3の限度回数に到達した場合にチャンスモードまたはラッシュモードを通常モードに降格させても良い。この場合には第1〜第3のそれぞれの限度回数を100回以下に設定し、第2の限度回数を第1の限度回数以上に設定することが好ましい(例えば第1〜第3の限度回数のそれぞれを100回に設定する)。この場合には特別図柄遊技1の回数が第1の限度回数に到達する前で且つ特別図柄遊技2の回数が第2の限度回数に到達する前に両者の合計回数が第3の限度回数に到達することでチャンスモードまたはラッシュモードを通常モードに降格させることができる。
上記実施例3においては、チャンスモードで特別図柄遊技1および特別図柄遊技2の合計回数用のカウンタSC3の値を(9)に初期設定しても良く、要は下記(1)の関係を満足する回数に初期設定すれば良い。但し、Naはチャンスモードの目標継続回数(特別図柄遊技2の回数)であり、Nbは特別図柄遊技1の最大の保留回数である。
Na+Nb≦カウンタSC3≦100・・・(1)
上記実施例3においては、ラッシュモードでカウンタSC3の値を(99)に初期設定しても良く、要は上記(1)の関係を満足する回数に初期設定すれば良い。
上記実施例3においては、ラッシュモードでカウンタSC3の値を(99)に初期設定しても良く、要は上記(1)の関係を満足する回数に初期設定すれば良い。
上記実施例3においては、チャンスモードおよびラッシュモード間でカウンタSC3の値を上記(1)の関係を満足する異なる回数に初期設定しても良い。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、第2の始動口23を遊技球が入賞可能な困難状態および困難状態に比べて容易に入賞可能な容易状態間で切換えても良い。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、第2の始動口23を遊技球が入賞可能な困難状態および困難状態に比べて容易に入賞可能な容易状態間で切換えても良い。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、遊技球が第2の始動口23内に入賞した場合に特別図柄遊技2が保留される構成としても良い。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、通常モードでの当り確率をチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれでの当り確率と同一に設定しても良い。この場合にはチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれでの普通図柄遊技時間を通常モードに比べて短縮またはチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれでの当り遊技時間を通常モードに比べて延長することが好ましく、要はチャンスモードおよびラッシュモードでは通常モードに比べて遊技者にとって有利な態様で第2の始動口23を制御すれば良い。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、通常モードでの当り確率をチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれでの当り確率と同一に設定しても良い。この場合にはチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれでの普通図柄遊技時間を通常モードに比べて短縮またはチャンスモードおよびラッシュモードのそれぞれでの当り遊技時間を通常モードに比べて延長することが好ましく、要はチャンスモードおよびラッシュモードでは通常モードに比べて遊技者にとって有利な態様で第2の始動口23を制御すれば良い。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、特別状態としてチャンスモードおよびラッシュモードの2種類を例示したが、1種類または3種類以上であっても良い。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、1種ベースの1種2種混合タイプのパチンコ遊技機に本発明を適用したが、2種ベースの1種2種混合タイプまたは1種2種混合タイプ以外のパチンコ遊技機に本発明を適用しても良い。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、1種ベースの1種2種混合タイプのパチンコ遊技機に本発明を適用したが、2種ベースの1種2種混合タイプまたは1種2種混合タイプ以外のパチンコ遊技機に本発明を適用しても良い。
21は第1の始動口、23は第2の始動口、60はメイン制御回路(第1の大当り判定手段、第2の大当り判定手段、特別状態設定手段,第1の遊技手段,保留手段,第2の遊技手段)である。
Claims (1)
- 遊技球が入球可能な第1の始動口と、
遊技球が前記第1の始動口に入球した場合に大当りであるか否かを報知するための第1の遊技を実行条件が成立することに応じて行う第1の遊技手段と、
遊技球が前記第1の始動口に入球した場合に前記実行条件が成立するまで前記第1の遊技の実行を上限回数の範囲内で保留する保留手段と、
遊技球が入球容易な状態および入球困難な状態間で制御されるものであって、特別状態が設定されている場合には設定されていない場合に比べて遊技者にとって有利な態様で制御される第2の始動口と、
遊技球が前記第2の始動口に入球した場合に大当りであるか否かを報知するための第2の遊技を行う第2の遊技手段と、
遊技状態を前記特別状態に設定すると共に、前記特別状態に設定している場合に解除条件が成立することに応じて前記特別状態を解除する特別状態設定手段を備え、
前記特別状態設定手段は、
前記解除条件として、前記特別状態で行われる前記第1の遊技の回数が前記保留手段の前記上限回数に比べて大きい第1の限度回数に到達することを成立条件とする第1の解除条件と、前記特別状態で行われる前記第2の遊技の回数が第2の限度回数に到達することを成立条件とする第2の解除条件とを有していることを特徴とするパチンコ遊技機。
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