JP2015130447A - 固体撮像装置の製造方法 - Google Patents

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信貴 浮ケ谷
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Abstract

【課題】イオン注入用のマスクを形成するための工程を単純化するために有利な技術を提供する。
【解決手段】半導体装置の製造方法は、画素アレイ領域100および周辺領域200を含む有効領域と、前記有効領域と隣接して配置された非有効領域300とが定義された半導体基板の上に、7マイクロメートル以上の厚さを有するレジスト膜を形成する工程と、前記レジスト膜にフォトリソグラフィー工程によって、前記有効領域に配置された第1開口OP1、前記第1開口OP1と前記第3開口OP3との間に少なくとも一部が配置された第2開口OP2、および、前記非有効領域に配置された第3開口OP3を有するパターンを形成する工程と、前記開口OP1、OP2およびOP3を通して画素アレイ領域にイオンを注入する工程とを含む。前記半導体基板の表面に平行な断面における形状は、前記第2開口OP2の最小曲率半径が前記第3開口OP3よりも大きい。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体撮像装置の製造方法の製造方法に関する。
固体撮像装置の感度を高くするための1つのアプローチとして、半導体基板の深い位置まで空乏層を形成するというアプローチがある。このアプローチでは、半導体基板に対して1MeVを超えるエネルギーでイオンを注入する必要がある。そして、半導体基板の限定された領域に対して選択的にイオンを注入するためには、イオン注入用のマスクには、高いエネルギーでのイオン注入に対して十分なイオン阻止能力を有することが求められる。
特許文献1には、シリコン基板の表面に第1の無機膜、シリコン層、第2の無機膜を順に形成し、第2の無機膜をパターン化し、パターン化された第2の無機膜をマスクとしてシリコン層をパターン化する方法が記載されている。この方法では、パターン化されたシリコン層をマスクとして使い、第1の無機膜を介してシリコン基板にイオンが注入される。しかしながら、このような方法では、イオン注入用のマスクを形成するための工程が複雑であるので、製造の効率が低いという問題がある。
特開2002−217123号公報
本発明は、工程の単純化に有利な技術を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、固体撮像装置の製造方法に係り、該製造方法は、 複数の画素を含む画素アレイ領域および前記画素アレイ領域の外側に配置された周辺領域を含む有効領域と、前記有効領域と隣接して配置された非有効領域とが定義された半導体基板の上に、7マイクロメートル以上の厚さを有するレジスト膜を形成する工程と、前記レジスト膜にフォトリソグラフィー工程を施すことによって、第1開口、第2開口および第3開口を有するレジストパターンを形成する工程と、前記第1開口、前記第2開口および前記第3開口を通して前記半導体基板の画素アレイ領域にイオンを注入する工程と、を含み、前記第1開口は、前記画素アレイ領域にイオンを注入するために前記有効領域に配置され、前記第3開口は、前記非有効領域に配置され、前記第2開口の少なくとも一部分は、前記第1開口と前記第3開口との間に配置され、前記半導体基板の表面に平行な断面における前記第2開口および前記第3開口の形状は、前記第2開口の最小曲率半径が前記第3開口の最小曲率半径よりも大きくなるように決定されている。
本発明によれば、工程の単純化に有利な技術が提供される。
製造途中の複数の固体撮像装置が配列された半導体基板、および、製造途中の1つの固体撮像装置およびその周辺を模式的に示す図。 第2開口および第3開口を模式的に示す図。 製造途中の固体撮像装置の断面を模式的に示す図。 製造途中の固体撮像装置の断面を模式的に示す図。 製造途中の固体撮像装置の断面を模式的に示す図。 製造途中の固体撮像装置の断面を模式的に示す図。 製造途中の固体撮像装置の断面を模式的に示す図。 製造途中の固体撮像装置の断面を模式的に示す図。 製造途中の固体撮像装置の断面を模式的に示す図。 製造途中の固体撮像装置の断面を模式的に示す図。 レジストパターンの変形例を示す図。 レジストパターンの変形例を示す図。 レジストパターンの変形例を示す図。 クラックの問題を説明する図。
以下、添付図面を参照しながら本発明をその例示的な実施形態を通して説明する。
図1(a)には、製造途中の複数の固体撮像装置ISが配列された半導体基板1が模式的に示されている。図1(b)には、製造途中の1つの固体撮像装置ISおよびその周辺が模式的に示されている。半導体基板1には、有効領域EFと、有効領域EFに隣接して配置された非有効領域300とが定義されている。有効領域EFは、複数の画素を含む画素アレイ領域100と、画素アレイ領域100の外側に配置された周辺領域200とを含む。別の観点において、有効領域EFには、固体撮像装置ISが形成され、固体撮像装置ISは、画素アレイ領域100と、周辺領域200とを含む。
固体撮像装置ISがMOS型イメージセンサとして構成される場合、各画素は、例えば、光電変換部、転送トランジスタ、電荷電圧変換部、リセット部、出力部および選択部を含みうる。ただし、固体撮像装置ISは、CCDイメージセンサなどの他の形式のイメージセンサとして構成されてもよい。周辺領域200は、例えば、垂直走査回路、定電流源ブロック、列アンプブロック、保持容量ブロック、水平走査回路および出力アンプブロックを含みうる。
非有効領域300は、アライメントマーク領域AMRを含む。アライメントマーク領域AMRには、固体撮像装置ISを製造するための複数のフォトリソグラフィー工程において、アライメントマークが形成される。非有効領域300は、例えば、複数の固体撮像装置ISを相互に分離するためのスクライブラインでありうる。
図3〜10は、図1(b)のA−A’線における製造途中の固体撮像装置ISの断面が模式的に示されている。以下、図3〜10を参照しながら固体撮像装置ISの製造方法を例示的に説明する。半導体基板1は、活性領域ACTおよび素子分離領域2を有する。活性領域ACTは、素子分離領域2が存在しない領域に定義される。画素アレイ領域100は、活性領域ACTおよび素子分離領域2を含み、周辺領域200も、活性領域ACTおよび素子分離領域2を含む。非有効領域300も、活性領域ACTおよび素子分離領域2を含みうる。素子分離領域2は、例えば、LOCOS型の素子分離領域、又は、STI型の素子分離領域でありうる。素子分離領域2は、複数の半導体領域を相互に分離する機能を有する。相互に分離される半導体領域は、例えば、光電変換部を構成する半導体領域、トランジスタのソースおよびドレイン、または、容量を構成する半導体領域でありうる。
ステップS10では、活性領域ACTおよび素子分離領域2を有する半導体基板1を準備する。図2に示す例では、画素アレイ領域100、周辺領域200および非有効領域300の各々が、活性領域ACTおよび素子分離領域2を含む。ここで、非有効領域300のアライメントマーク領域AMRには、素子分離領域2によってアライメントマークAMRが形成されている。
ステップS20およびS30では、6MeVなどの超高エネルギーでイオンを注入するためのレジストパターンR1を形成する。まず、ステップS20では、活性領域ACTおよび素子分離領域2を有する半導体基板1の上にレジスト膜RFを形成する。レジスト膜RFは、典型的には、半導体基板1の上にスピンコート法によってレジスト材料を塗布することによって形成されうる。レジスト膜RFは、7マイクロメートル以上の厚さを有しうる。
ステップS30では、レジスト膜RFにフォトリソグラフィー工程を施すことによって、第1開口OP1、第2開口OP2および第3開口OP3を有するレジストパターンR1を形成する。図2には、第2開口OP2および第3開口OP3が模式的に示されている。ここで、図2(a)は平面図であり、図2(b)は図2(a)のB−B’線における断面図である。
第1開口OP1は、画素アレイ領域100にイオンを注入するために有効領域EFに配置され、第3開口OP3は、非有効領域300に配置され、第2開口OP2の少なくとも一部分は、第1開口OP1と第3開口OP2との間に配置される。第2開口OP2は、典型的には、非有効領域300に配置されるが、有効領域EFに配置されてもよい。半導体基板1の表面に平行な断面における第2開口OP2および第3開口OP3の形状は、第2開口OP2の最小曲率半径が第3開口OP3の最小曲率半径よりも大きくなるように決定される。これは、第2開口OP2においてクラックが発生する可能性を低減するために有効である。図2(a)に示すように、半導体基板1の表面に平行な断面における第2開口OP2および第3開口OP3の形状において、第3開口OP3の外縁が直角な角を有する場合には、第2開口OP2の外縁は、直角よりも鈍角、あるいは丸みを帯びた形状にすればよい。また、第2開口OP2の断面の形状とは、第1開口OP1側の外縁で規定することができ、第3開口OP3の断面の形状は第2開口OP2側の外縁で規定することができる。
1つの例では、レジスト膜RFの材料としてZR8800(東京応化工業社製)が使用され、レジスト膜RFの厚さは9マイクロメートルとされる。リソグラフィー工程は、レジスト膜の塗布、レジスト膜の露光、レジスト膜の現像、焼成(ポストベーク)を含む。焼成は、例えば、120℃で120秒にわたって実施されうる。焼成によって第1開口OP1、第2開口OP2および第3開口OP3の寸法が大きくなりうる。
ここで、図14を参照しながら本発明者が発見した課題を説明する。レジスト膜RFの厚さが7マイクロメートル以上になると、第1開口OP1と第3開口OP3との間に第2開口OP2を設けない場合、現像後のレジストパターンR1の焼成において、第3開口OP3の角部などから延びるクラックCRが形成される。そして、このクラックCRが第1開口OP1まで到達する現象が多発する。また、クラックCRは、レジストパターンR1を使って半導体基板1にイオンを注入するための減圧環境下でも起こりうる。第1開口OP1は、画素アレイ領域100にイオンを注入するために使用されうるので、第1開口OP1にクラックCRが到達していると、画素アレイ領域100におけるイオンを注入すべきではない部分にもイオンが注入され、不良が発生しうる。
本発明者は、第1開口OP1と第3開口OP3との間に第2開口OP2を形成することによって、図2に模式的に示されているように、第3開口OP3から延びるクラックCRを第2開口OP2で終端させることができることを見出した。ここで、半導体基板1の表面に平行な断面における第2開口OP2および第3開口OP3の形状は、第2開口OP2の最小曲率半径が第3開口OP3の最小曲率半径よりも大きくなるように決定されることが効果的である。
画素アレイ領域100にイオンを注入するための第1開口OP1の最大寸法は、クラックCRを終端するための第2開口OP2の最大寸法より大きく、第2開口OP2の最大寸法は、アライメントマークAMの形成領域を含む第3開口OP3の最大寸法より大きい。第2開口OP2は、第3開口OP3を取り囲むように、好ましくは、第3開口OP3を全周にわたって取り囲むように配置されうる。
レジストパターンR1における第3開口OP3を構成する側面は、素子分離領域2の上に配置されうる。レジストパターンR1における第2開口OP2を構成する側面は、活性領域ACTの上に配置されうる。レジストパターンR1における第1開口OP1を構成する側面は、素子分離領域2の上に配置されうる。
第2開口OP2を設けることによって厚いレジストパターンでありながらクラックCRが第1開口OP1に到達することが低減されるので、レジスト膜以外の膜(例えば、シリコン膜、シリコン窒化膜など)をマスクとして形成する必要がない。したがって、イオン注入用のマスクを形成するための工程を単純化することができる。
ステップS40では、レジストパターンR1の第1開口OP1を通して、6MeVなどの超高エネルギーでイオン(ボロン(B))を半導体基板1に注入する。この際に、第2開口OP2および第3開口OP3を通しても、半導体基板1にイオンが注入される。図3〜10に示す例では、レジストパターンR1は、1つの画素アレイ領域100の複数の画素に対して共通の1つの開口OP1を有する。ここで、半導体基板1がN個の固体撮像装置ISの領域を含む場合、レジストパターンR1は、N個の画素アレイ領域100のためにN個の開口OP1を有する。ステップS40の実施により、画素アレイ領域100にウェル(第1半導体領域)10が形成される。
ステップS50、S60、S70では、レジストパターンR2、R3、R4を形成し、レジストパターンR2、R3、R4の開口を通して半導体基板1にイオンを注入する。これにより、周辺領域200のNMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタの拡散層(ソースおよびドレイン)28、ならびに、周辺領域の保持容量ブロックの保持容量のための拡散層(下部電極)25が形成される。ここで、レジストパターンR2、R3、R4の厚さは、例えば、1マイクロメートル程度であり、クラックの発生は起こらない。
ステップS80では、半導体基板1の上に絶縁膜およびポリシリコン膜を順に形成し、これらをパターニングする。これによって、画素アレイ領域100には、ゲート絶縁膜31およびゲート電極32を含むゲート構造が形成される(図示されているのは、転送トランジスタのゲート構造である)。また、周辺領域200のNMOSトランジスタの領域には、ゲート絶縁膜33およびゲート電極34を含むゲート電極が形成され、周辺領域200のPMOSトランジスタの領域には、ゲート絶縁膜35およびゲート電極36を含むゲート電極が形成される。また、周辺領域200の保持容量の領域には、絶縁膜37および上部電極38を含む構造が形成される。
ステップS90では、複数の画素の電荷蓄積領域11のそれぞれに対応する複数の開口を有するレジストパターン(第2レジストパターン)R5を形成する。そして、レジストパターンR5およびゲート電極32をマスクとして使用し、半導体基板1に第1導電型(ここではN型)の不純物(ここではヒ素(As))を注入する。これによって第1導電型の半導体領域からなる電荷蓄積領域(第2半導体領域)11が形成される。ここで、電荷蓄積領域11の最大深さは、ウェル10の最大深さより小さい。ステップS90では、レジストパターンR5およびゲート電極32をマスクとして使用し、半導体基板1の表面近傍に第2導電型(ここではP型)の不純物(ここではボロン(B))を注入する。これにより、電荷蓄積領域11の上に保護領域12が形成される。ここで、第2導電型の保護領域12、第1導電型の電荷蓄積領域11、第2導電型のウェル10によって埋め込み型の光電変換部が構成される。
ステップS100では、レジストパターンR6を形成し、レジストパターンR6およびゲート電極32、34をマスクとして使用し、半導体基板1に第1導電型の不純物を低濃度で注入する。これにより、画素アレイ領域100の電荷電圧変換部(フローティングディフュージョン)の低濃度領域13、および、周辺領域200のNMOSトランジスタのLDD領域21が形成される。
ステップS110では、ゲート電極32、34、36および上部電極38を覆うように2層の絶縁膜を形成する。2層の絶縁膜のうち1層目の絶縁膜は、例えばシリコン窒化膜(SiN)で形成される。1層目の絶縁膜は、光電変換部(保護領域12)の受光面における光の反射を防止する反射防止膜として機能させることを考慮し、その膜厚を40nm〜55nmとすることが好適である。そして、1層目の絶縁膜を覆うように2層目の絶縁膜が形成される。2層目の絶縁膜は、例えばシリコン酸化膜(SiO)で形成されうる。
ステップS110では、更に、2層の絶縁膜の上に、保護領域12を覆うレジストパターンR7を形成する。そして、レジストパターン75をマスクとしてエッチングを行う。これにより、保護領域12と、保護領域12側におけるゲート電極32およびゲート絶縁膜31の側面とを覆う絶縁膜51が形成されるとともに、ゲート電極32およびゲート絶縁膜31の電荷電圧変換部側の側面にサイドウォールスペーサ41が形成される。また、ゲート電極34およびゲート絶縁膜33の側面、ゲート電極36およびゲート絶縁膜35の側面、ならびに、上部電極38および絶縁膜37の側面にもそれぞれサイドウォールスペーサ42、43、44が形成される。その後、レジストパターンR6を除去する。
ステップS120では、NMOSトランジスタの領域に開口を有するレジストパターンR8を形成し、レジストパターンR8、ゲート電極34およびサイドウォールスペーサ42をマスクとして使用し、半導体基板1に第1導電型のイオンを高濃度で注入する。これにより、NMOSトランジスタのソースおよびドレイン22が形成される。
ステップS130では、PMOSトランジスタの領域に開口を有するレジストパターンR9を形成し、レジストパターンR9、ゲート電極36およびサイドウォールスペーサ43をマスクとして使用し、半導体基板1に第2導電型のイオンを高濃度で注入する。これにより、PMOSトランジスタのソースおよびドレイン24が形成される。
ステップS140では、半導体基板1の上に層間絶縁膜30を形成する。ステップS150では、層間絶縁膜30にコンタクトホールを形成し、そのコンタクトホールにコンタクトプラグ53を形成し、更に、層間絶縁膜30の上に配線パターン54を形成する。以下、図示されていないが、更に層間絶縁膜および配線パターンを積層し、その上に、カラーフィルタ、マイクロレンズなどを形成する。
図11には、第2開口OP2の変形例が示されている。図11に示された例では、第2開口OP2は、第1開口OP1を全周にわたって取り囲むように配置されている。図12には、第2開口OP3の他の変形例が示されている。図12に示す例では、第2開口OP2は、第1開口OP1を部分的に取り囲むように配置されている。他の観点では、第2開口OP2の少なくとも一部分は、第1開口OP1の角部と第3開口OP3との間に配置されている。
図13には、第1開口OP1の変形例が示されている。図13には、1つの画素アレイ領域100に対して複数の開口OP1を有するレジストパターンR1が例示されている。このようなレジストパターンR1は、1つの画素アレイ領域100内における互いに分離した領域に対して6MeVなどの超高エネルギーでイオンを注入するために使用される。複数の開口OP1は、例えば、画素アレイ領域100を構成する複数の画素を相互に分離する半導体領域ISOを形成するために使用されうる。

Claims (16)

  1. 複数の画素を含む画素アレイ領域および前記画素アレイ領域の外側に配置された周辺領域を含む有効領域と、前記有効領域と隣接して配置された非有効領域とが定義された半導体基板の上に、7マイクロメートル以上の厚さを有するレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜にフォトリソグラフィー工程を施すことによって、第1開口、第2開口および第3開口を有するレジストパターンを形成する工程と、
    前記第1開口、前記第2開口および前記第3開口を通して前記半導体基板の画素アレイ領域にイオンを注入する工程と、を含み、
    前記第1開口は、前記画素アレイ領域にイオンを注入するために前記有効領域に配置され、前記第3開口は、前記非有効領域に配置され、前記第2開口の少なくとも一部分は、前記第1開口と前記第3開口との間に配置され、
    前記半導体基板の表面に平行な断面における前記第2開口および前記第3開口の形状は、前記第2開口の最小曲率半径が前記第3開口の最小曲率半径よりも大きくなるように決定されている、
    ことを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  2. 前記第1開口の最大寸法は、前記第2開口の最大寸法より大きく、前記第2開口の最大寸法は、前記第3開口の最大寸法より大きい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置の製造方法。
  3. 前記第2開口は、前記第3開口を取り囲むように配置されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像装置の製造方法。
  4. 前記第2開口は、前記第3開口を全周にわたって取り囲むように配置されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像装置の製造方法。
  5. 前記第2開口は、前記第1開口を取り囲むように配置されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像装置の製造方法。
  6. 前記第2開口は、前記第1開口を全周にわたって取り囲むように配置されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像装置の製造方法。
  7. 前記第2開口の少なくとも一部分は、前記第1開口の角部と前記第3開口との間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像装置の製造方法。
  8. 前記レジストパターンにおける前記第3開口を構成する側面は、前記半導体基板に形成された素子分離領域の上に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の固体撮像装置の製造方法。
  9. 前記レジストパターンにおける前記第2開口を構成する側面は、前記半導体基板の活性領域の上に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の固体撮像装置
  10. 前記レジストパターンにおける前記第1開口を構成する側面は、前記半導体基板に形成された素子分離領域の上に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の固体撮像装置の製造方法。
  11. 前記第1開口は、前記画素アレイ領域を構成する複数の画素に対して共通の1つの開口である、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の固体撮像装置の製造方法。
  12. 前記レジストパターンは、複数の前記開口を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の固体撮像装置の製造方法。
  13. 前記イオンを注入する工程では、前記画素アレイ領域を構成する複数の画素を相互に分離する半導体領域が形成される、
    ことを特徴とする請求項12に記載の固体撮像装置の製造方法。
  14. 複数の画素を含む画素アレイ領域および前記画素アレイ領域の外側に配置された周辺領域を含む有効領域と、前記有効領域と隣接して配置された非有効領域とが定義された半導体基板の上に、7マイクロメートル以上の厚さを有するレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜にフォトリソグラフィー工程を施すことによって、第1開口、第2開口および第3開口を有するレジストパターンを形成する工程と、
    前記開口を通して前記半導体基板の画素アレイ領域にイオンを注入する工程と、を含み、
    前記第1開口は、前記画素アレイ領域にイオンを注入するために前記有効領域に配置され、前記第3開口は、前記非有効領域に配置され、前記第2開口は、前記第1開口と前記第3開口との間に配置され、
    前記レジストパターンにおける前記第3開口を構成する側面は、前記半導体基板に形成された素子分離領域の上に配置されている、
    ことを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  15. 前記レジストパターンにおける前記第2開口を構成する側面は、前記半導体基板の活性領域の上に配置されている、
    ことを特徴とする請求項14に記載の固体撮像装置
  16. 前記レジストパターンにおける前記第1開口を構成する側面は、前記半導体基板に形成された素子分離領域の上に配置されている、
    ことを特徴とする請求項14又は15に記載の固体撮像装置の製造方法。
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