JP2015130222A - メモリセルのセンス増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 メモリセルのセンス増幅器を提供する。
【解決手段】 メモリセルのセンス増幅器であって、センス電圧を生成するよう構成されるセンス電圧生成回路と、メモリセルのビット線電圧をセンス電圧と比較し、メモリセルの内容を示すデジタル出力信号を出力するよう構成されるセンシング回路とを備え、センスフェーズ中、センシング回路は、プリチャージフェーズ中にビット線キャパシタンスを充電する電圧電源から分断され、ビット線キャパシタンスに結合され、ビット線キャパシタンスによって印加される、センス増幅器。センス電圧生成回路はさらに、プリチャージフェーズ中には電圧電源に左右され、センスフェーズ中には電圧電源から独立するセンス電圧を生成するよう構成される。
【選択図】 図1A

Description

センス増幅器は、メモリアレイのメモリセルからデータを読み出す回路である。センス増幅器は、ビット線からメモリセルに格納されたデータビット(「1」または「0」)を表す低電圧信号を感知し、デジタル後処理のために低電圧信号をフルCMOSレベルの電圧信号まで増幅する。
センス増幅器による読出し動作は、メモリアドレスの変更またはある特定の目的のための読出し開始によって作動され、2つのフェーズ、プリチャージフェーズとセンスフェーズとを有している。プリチャージフェーズ中、ビット線のキャパシタンスは、プリチャージ電位VDDpreまで充電される。後続のセンスフェーズでは、ビット線は電圧源VSS(例えば、グラウンド)に向かうメモリセル電流によって放電される。センス増幅器は、センス電圧(すなわち、基準電圧)とビット線上の電圧を比較する電圧比較器として作用する。低抵抗のセルにアクセスする場合(データビット「0」)、ビット線は、高抵抗セル(データビット「1」)に対応するビット線の放電と比較して、より早く放電される。センス増幅器のデジタル出力信号は、ビット線電圧がセンス電圧よりも低くなる場合、論理「0」に変化する。
センス増幅器の電力消費は、超低電力用途の目標を達成するために、可能な限り低くあるべきである。従来のアプローチによる、この目標からそれたセンス増幅器の特徴が存在している。
例えば、センス増幅器は大域電圧電源から継続的にバイアスがかけられており、それによって、静的および動的電力を消費している。さらに、センス増幅器はセンスフェーズ中に電圧電源VDDによってバイアスがかけられる可能性がある。また、ビット線は通常、規定された電源VDDpreからプリチャージされ、それによって、追加の回路および電流を必要とする。
またさらに、良好な電源電圧変動除去比は通常、ビット線電圧またはセンス増幅器自体の電圧調整を必要とし、電力消費をさらに増加している。加えて、最大ビット線電圧は、電圧調整が必要とする電圧ヘッドルームによって制限される。
例示的な実施形態によるセンス増幅器に結合されるメモリアレイの回路図を示す。 図1Aの回路のタイミング図を示す。 別の例示的な実施形態によるセンス増幅器に結合されるメモリアレイの回路図を示す。 図2A、2C、および2Dの回路のタイミング図を示す。 別の例示的な実施形態によるセンス増幅器に結合されるメモリアレイの回路図を示す。 例示的な実施形態による方法のフローチャートを示す。
本開示は、メモリセルのセンス増幅器であって、センス電圧を生成するよう構成されるセンス電圧生成回路と、メモリセルのビット線電圧をセンス電圧と比較し、メモリセルの内容を示すデジタル出力信号を出力するよう構成されるセンシング回路とを備え、センスフェーズ中、センシング回路が、プリチャージフェーズ中にビット線キャパシタンスを充電する電圧電源から分断され、ビット線キャパシタンスに結合され、ビット線キャパシタンスによって印加される、センス増幅器に向けられる。センス電圧生成回路はさらに、プリチャージフェーズ中には電圧電源に左右され、センスフェーズ中には電圧電源から独立するセンス電圧を生成するよう構成される。かかるセンス増幅器は、従来のアプローチと比較して、低い電力消費と良好な電源電圧変動除去比とを有している点で有利である。
図1Aは、例示的な実施形態によるセンス増幅器120Aに結合されるメモリアレイ110の回路図100Aを示している。図1Bは、図1Aの回路のタイミング図100Bを示している。
メモリアレイ110は、ビット線において代表するメモリセルと、電圧源VDDとビット線との間に結合されるスイッチS1とを備えている。ビット線は、CBLとして表されるキャパシタンスと、ICELLとして表される電流とを有している。
センス増幅器120Aは、センシング回路122Aを、簡略化のために図示しない他の構成要素と共に備えている。センシング回路122Aは、2つのトランジスタ、pチャネル酸化金属半導体電界効果トランジスタ(PMOS)P1およびnチャネル酸化金属半導体電界効果トランジスタ(NMOS)N1に基づいている。PMOS P1は、ビット線とデジタル出力DOとの間に結合され、電圧検出器として機能する。NMOS N1は、デジタル出力DOと電圧源VSS(例えば、グラウンド)との間に結合され、バイアス電流IBIASを生成する電流源として機能する。
センス増幅器120Aによる読出し動作は、メモリアドレスの変更によって作動され、2つのフェーズ、プリチャージフェーズと後続のセンスフェーズとを有している。図1Bは、タイミング図の最上列にこのメモリアドレス変更を示し、第2列にプリチャージフェーズを示している。
プリチャージフェーズ中、図1Bの第3列に示すように、スイッチS1が導通して、ビット線を直接充電し、電位VDDを供給する。従来のアプローチの予め規定されたビット線電圧VDDpreは省略され、それによって、電力を節約し、ビット線調整のための追加の回路または電流を何も必要としない。
後続のセンスフェーズ中、センシング回路122Aは、開いたスイッチS1によって電圧電源VDDから分断され、従来のアプローチにおけるような大域電源からではなく、ビット線電圧VBLから直接供給されるようビット線に結合されたままである。言い換えれば、センス増幅器120Aはビット線電荷をそのセンス動作に再利用する。センシング回路122Aは、メモリセルのビット線電圧VBLをセンス電圧VSENSEと比較し、図1Bの第3および第4列に示すように、デジタル出力DOにおいてメモリセルの内容を示すデジタル出力信号を出力する。センス電圧VSENSEは、ゲート電圧とトランジスタP1の閾値電圧の絶対値との和(VSENSE=VPGATE+│VTHP1│)である。
より詳細には、センスフェーズ中、プリチャージされたビット線のキャパシタンスCBLは、セル電流ICELLによって放電される。また、電流は、PMOS P1およびNMOS N1を介して放電し、メモリセルの内容を示すデジタル出力信号DOを決定する。PMOS P1は、ビット線電圧VBLがセンス電圧VSENSEよりも大きい間はビット線キャパシタンスCBLからデジタル出力DOへ充電し、NMOS N1は、ビット線電圧VBLがセンス電圧VSENSEよりも小さくなれば、デジタル出力DOを電圧源VSSに対して放電する。言い換えれば、ビット線電圧VBLがセンス電圧VSENSEに到達した場合、ゲート電圧VPGATEとビット線電圧VBLとの間の差はPMOS閾値電圧VTHP1よりも小さくなり、PMOS P1はオフにされる。PMOS P1がオフであり、NMOS N1を流れる電流がまだ存在している場合、デジタル出力DOは、バイアス電流IBIASによりVSS(例えば、グラウンド)に対して放電される。デジタル出力DOの放電速度は、デジタル出力DOが小さな寄生容量しか持っていないため、ビット線キャパシタCBLの放電速度と比べて早く、これは、ビット線電圧VBLがセンス電圧VSENSEと交差する場合にデジタル出力DOにおけるデジタル出力信号の急激な低下によって表される。ビット線電圧VBLがセンス電圧VSENSEよりも大きいままであれば、メモリセルは書き込まれる(論理「1」)と考えられる。一方で、メモリセルのビット線電圧VBLがセンス電圧VSENSEよりも小さくなれば、メモリセルは消去される(論理「0」)と考えられる。
従って、従来のアプローチと同様に、ビット線キャパシタンスCBLは、プリチャージフェーズ中に電圧電源VDDに充電され(すなわち、スイッチS1が導通し)、後続のセンスフェーズにおいて放電される(すなわち、S1が非導通となる)。しかし、センスフェーズ中、センシング回路120Aは、電圧電源VDDから分断され、ビット線電圧VBLに結合され、それによって印加される。プリチャージフェーズが完了した後のセンス増幅器120Aの電力消費は、電圧電源VDDから電圧源VSSまでの電流路が存在しないため、ゼロになる。
メモリアレイ110は簡略化のために単一のメモリセルを示している。メモリアレイ110が意図する目的に適したいくつものメモリセルを含んでもよいことは、周知である。また、電圧センス増幅器120Aはこの単一のメモリセルを読み出すよう結合されるものとして示されている。メモリアレイの種類によって、1つの電圧センス増幅器120Aが、意図する目的に適するようないくつものメモリセルを読み出すようマルチプレクサ回路を介して結合されてもよい。
また、メモリアレイはいずれの公知の揮発性または不揮発性のメモリであってもよい。メモリアレイの種類の例は、ROM、PCRAM(相変化RAM)、CBRAM(導電性ブリッジ)、MRAM(磁気抵抗メモリ)等を含むが、これらに限定されない。
図2A、2C、および2Dは、例示的な実施形態による、局部センス電圧VSENSEを生成するセンス電圧生成回路224を有するセンス増幅器220に結合されるメモリアレイ110の回路図を示している。より詳細には、図2Aは通常のセンス電圧生成回路224Aを示し、図2Cはプリチャージフェーズ中のセンス電圧生成回路224Cを示し、図2Dはセンスフェーズ中のセンス電圧生成回路224Dを示している。図2Bは、図2A、2C、および2Dのセンス増幅器220のタイミング図200Bを示している。
最初に図2Aを参照すると、センス増幅器220Aに結合されるメモリアレイ110の回路図200Aが示されている。
メモリアレイ110は図1Aに示すメモリアレイと同一であり、簡潔のために、その説明はここで繰り返さない。
センス増幅器220Aはセンシング回路222Aとセンス電圧生成回路224Aとを備えている。センシング回路222Aは図1Aに関して上で説明されており、簡潔のために、その説明はここで繰り返さない。
センス電圧生成回路224Aは、メモリアレイのすべてのセンス増幅器のためのPMOSゲート電圧VPGATEを生成する、従来アプローチの大域センス電圧生成回路に代わる局部回路である。本開示の局部センス電圧生成回路224Aは、3つの追加スイッチS2〜S4、サンプルキャパシタンスCSAMPLE、およびセンス抵抗RSENSEによって実現される。スイッチにより、図2Cおよび2Dに関してそれぞれ以下でより詳細に説明するように、センス電圧VSENSEがプリチャージフェーズ中では電圧電源VDDに左右され、センスフェーズ中では電圧電源VDDから独立することが可能となる。
より詳細には、スイッチS2はビット線とPMOS P1のソースとの間に結合されている。スイッチS3は電圧電源VDDとPMOS P1のソースとの間に結合されている。スイッチS4はPMOS P1のゲートとPMOS P1のドレインとの間に結合されている。センス抵抗RSENSEは電圧電源VDDとスイッチS3との間に結合されている。サンプルキャパシタCSAMPLEは、PMOS P1のゲートと安定した電圧源(例えば、電圧源VSS)との間に結合され、センスフェーズ中、VPGATEを安定させるために電圧をVPGATEに印加するよう構成されている。
図2Cは、そのプリチャージフェーズの状態を示す図2Aの回路図である。説明するように、プリチャージフェーズ中、センス電圧生成回路224Cは、センス電圧VSENSEが電圧電源VDDに左右されるように構成される。
プリチャージフェーズ中、スイッチS2は開かれるよう構成され、スイッチS3およびS4は閉じられるよう構成される。センシング回路222Cは電圧電源VDDに結合され、従って、センス電圧VSENSEは電圧電源VDDに左右される。
局部センス電圧生成回路224Cは、プリチャージフェーズ中の局部電圧電源VDDの「バンプ」(すなわち、電圧電源VDDにおける急激な増加または低下)が、電圧電源VDDに左右されるセンス電圧VSENSEのために、センスフェーズ中のセンシング動作を阻害しないという点で、従来アプローチの大域センス電圧生成回路よりも有利である。局部センス電圧生成回路224Cの利点は、従来アプローチの大域センス電圧生成回路の説明により最良に明らかとなる。
従来アプローチの大域センス電圧生成回路はVDDに左右されるセンス電圧VSENSEがない。例えば、センシング動作の中断は、プリチャージフェーズ中に、電圧電源VDDの急激な変化(例えば、低下)があった場合、起こる可能性がある。より詳細には、ゲート電圧VPGATEが固定され、そのため、ゲート電圧VGATEに左右されるセンス電圧VSENSE(VSENSE=VPGATE+│VTHP1│)も固定される。一方で、電圧電源VDDは、ノイズおよびシステム全体の挙動のために増加および低下する可能性がある。プリチャージフェーズ中にビット線キャパシタンスCBLを充電する電圧電源VDDにおける急激な低下は、結果としてプリチャージされたビット線電圧VBLの低下を招く。ところが、センス電圧VSENSEは固定されている。センスフェーズの開始時、低下したビット線電圧VBLは従って、既にセンス電圧VSENSE未満である。そのため、ビット線電圧VBLがビット線の放電中にさらに低下する場合、センス電圧VSENSEよりも大きい電圧からセンス電圧VSENSEよりも小さい電圧までに、消去されたセル(論理「0」)を示す、ビット線電圧VBLが交差できる点はまったく無い。この状況において、メモリセルを読み出して論理「0」と「1」との間を検知することは不可能であるため、実際のセンスフェーズはない。
本開示のセンス電圧生成回路224Cは、センス電圧VSENSEが、いずれのVDDバンプも考慮することによって電圧電源VDDの変動に対応しているため、大域アプローチの欠点を被らない。電圧電源が急激に低下すると、センス電圧VSENSEも、電圧電源VDDがセンス電圧VSENSEよりも小さくならないように、PMOS P1を電圧電源VDDと結合するよう閉じられるスイッチS3のために、同様の量まで低下する。
また、本開示の局部センス電圧生成により、製造時の相違によるPMOS P1のトランジスタ不一致がセンス増幅器間で相殺される。より詳細には、プリチャージフェーズ中、PMOS P1は、略センス電圧−PMOS P1の閾値電圧(VPGATE=VSENSE−|VTHP1|)となるようそのゲート電位VPGATEを調整するダイオード接続状態にある。センス電圧VSENSEは、VSENSE=VIN=VDD−RSENSE*IBIASによって局部電圧電源VDDに関連する。VPGATE変動は、それ自体のゲート電圧VPGATEを設定し、この同じゲート電圧VPGATEをセンシングフェーズ中に使用するPMOS P1によって回避される。
図2Dは、そのセンスフェーズの状態を示す図2Aの回路図である。説明するように、センスフェーズ中、センス電圧生成回路224Aは、センス電圧VSENSEが電圧電源VDDに左右されるプリチャージフェーズ中とは対照的に、センス電圧VSENSEが電圧電源VDDから独立するように構成される。
センスフェーズ中、スイッチS2は閉じられるよう構成され、スイッチS3およびS4は開かれるよう構成される。センシング回路222Cは電圧電源VDDに結合されず、従って、センス電圧VsenseはVDDから独立している。
また、このセンスフェーズ中、キャパシタンスCBLを有するビット線は、セル電流ICELL+トランジスタN1を流れる電流(例えば、バイアス電流IBIAS)で放電される。Csampleにおいてサンプリングされた電圧はPMOS P1のゲートに印加される。RSENSEを流れる電流はない。
局部センス電圧生成回路224Dは、局部電圧電源VDDのバンプが、電圧電源VDDから独立したセンス電圧VSENSEのために、センシング動作を阻害しないという点で、従来アプローチの大域センス電圧生成回路よりも有利である。センスフェーズ中にセンス電圧VSENSEがプリチャージフェーズ中のように電圧電源VDDに左右されるままであると、例えば、電圧電源VDDにおける急激な増加が、必然的にセンス電圧VSENSEの増加を招いてしまう。ビット線電圧VBLは、開いたスイッチS1のためにビット線がそれ以上ソース電圧VDDと結合されないのと実質的に同じレベルのままであり、既にセンス電圧VSENSE未満となるであろう。従って、ビット線電圧VBLがセンスフェーズ中に低下する場合、ビット線電圧VBLはセンス電圧VSENSEより小さくなる。センス電圧VSENSEよりも大きい電圧からセンス電圧VSENSEよりも小さい電圧までに、消去されたセル(論理「0」)を示す、ビット線電圧VBLが交差できる点はまったく無い。この状況において、メモリセルを読み出して論理「0」と「1」との間を検知することは不可能であるため、実際のセンスフェーズはない。これは、センスフェーズ中にセンス電圧VSENSEが電圧電源VDDから独立する本開示のセンス電圧生成回路224Dでは発生しない。
図3は、例示的な実施形態による、センス増幅器によってメモリセルを読み出す方法のフローチャートを示している。
ステップ310において、メモリセルのビット線CBLがプリチャージフェーズ中に電圧電源VDDによって充電される。
次いで、ステップ320では、センス電圧生成回路がセンス電圧VSENSEを生成する。センス電圧VSENSEは、プリチャージフェーズ中には電圧電源VDDに左右され、センスフェーズ中には電圧電源VDDから独立する。
ステップ330は、センシング回路122A、222A、222B、222Cが電圧電源VDDから分断されるが、ビット線には結合されたままであり、ビット線電圧VBLによって供給されている、センスフェーズを開始する。
ステップ340において、センシング回路は、ビット線電圧VBLをセンス電圧VSENSEと比較し、ステップ350において、メモリセルの内容を示すデジタル出力DOにおけるデジタル出力信号で出力する。
本明細書中に開示するセンス増幅器は、ドレイン側のセンス増幅器として説明してきたが、本開示はこの局面に限定されない。代替として、センス増幅器はソース側のセンス増幅器であってもよい。
さらに、バイポーラトランジスタ(例えば、PNPまたはNPN)をMOSトランジスタの代わりに使用してもよい。PNPがNPNの代わりに用いられてもよく、PMOSがNMOSの代わりに用いられてもよい。従って、本開示は添付特許請求の範囲によってのみ制限されることを意図している。本明細書中に説明するシステムは同等のデジタル論理機能に取り換えることができるが、それでも本開示の適用範囲内にある。
前記のものは例示的な実施形態と共に説明したが、用語「例示的」とは、最良または最適ではなく、単に例としてのものを意味することは言うまでもない。従って、本開示は、本開示の適用範囲内に含まれるであろう代替例、変形例、および同等物を含むことを意図している。
特定の実施形態を本明細書中に示し、説明してきたが、種々の代替および/または同等の実装が、本出願の適用範囲から逸脱することなく、図示し、説明した特定の実施形態の代わりに用いられてもよいことは、当業者によって正しく理解されよう。本出願は、本明細書中で検討した特定の実施形態のいずれの適応または変形も含むことを意図している。
100A、200A 回路図
100B、200B タイミング図
110 メモリアレイ
120A、220 センス増幅器
122A、222 センシング回路
224 センス電圧生成回路
BL ビット線キャパシタンス
SAMPLE サンプルキャパシタンス
DO デジタル出力
BIAS バイアス電流
CELL セル電流
N1 nチャネル酸化金属半導体電界効果トランジスタ(NMOS)
P1 pチャネル酸化金属半導体電界効果トランジスタ(PMOS)
SENSE センス抵抗
S1、S2、S3、S4 スイッチ
BL ビット線電圧
VDD 電圧電源
VDDpre プリチャージ電位
PGATE ゲート電圧
SENSE センス電圧
VSS 電圧源
THP1 PMOS閾値電圧

Claims (17)

  1. メモリセルのセンス増幅器であって、
    センス電圧を生成するよう構成されるセンス電圧生成回路と、
    前記メモリセルのビット線電圧を前記センス電圧と比較し、前記メモリセルの内容を示すデジタル出力信号を出力するよう構成されるセンシング回路と、を備え、
    センスフェーズ中、前記センシング回路は、プリチャージフェーズ中にビット線キャパシタンスを充電する電圧電源から分断され、前記ビット線キャパシタンスに結合され、前記ビット線キャパシタンスによって印加される、
    センス増幅器。
  2. 請求項1に記載の前記センス増幅器に結合される前記メモリセルを備えるメモリアレイ。
  3. 請求項2に記載のメモリアレイにおいて、前記電圧電源と前記ビット線との間に結合されるスイッチをさらに備え、前記プリチャージフェーズ中に前記スイッチは閉じられ、前記センスフェーズ中に前記スイッチは開けられるメモリアレイ。
  4. 請求項1に記載のセンス増幅器において、前記センス電圧生成回路は、前記プリチャージフェーズ中には電圧電源に左右され、前記センスフェーズ中には前記電圧電源から独立する前記センス電圧を生成するようさらに構成される、センス増幅器。
  5. メモリセルのセンス増幅器であって、
    プリチャージフェーズ中に前記メモリセルのビット線キャパシタンスを充電し、センスフェーズ中に前記電圧電源から独立する、電圧電源に左右されるセンス電圧を生成するよう構成されるセンス電圧生成回路と、
    ビット線電圧を前記センス電圧と比較し、前記メモリセルの内容を示すデジタル出力信号を出力するよう構成されるセンシング回路と、を備える、
    センス増幅器。
  6. 請求項5に記載のセンス増幅器において、前記センシング回路は、
    前記メモリセルの前記ビット線と前記センシング回路の出力との間に結合される電圧検出器と、
    前記センシング回路の出力と電圧源との間に結合される電流源と、を備えるセンス増幅器。
  7. 請求項6に記載のセンス増幅器において、前記電圧検出器はpチャネル酸化金属半導体電界効果トランジスタ(PMOS)であり、前記電流源はnチャネル酸化金属半導体電界効果トランジスタ(NMOS)である、センス増幅器。
  8. 請求項6に記載のセンス増幅器において、前記センスフェーズ中、
    前記電圧検出器は、前記メモリセルの前記ビット線電圧が前記センス電圧よりも大きい場合、前記メモリセルの前記ビット線キャパシタンスを前記センシング回路の前記出力に対して放電するよう構成され、
    前記電流源は、前記メモリセルの前記ビット線電圧が前記センス電圧よりも小さい場合、前記センシング回路の前記出力を前記電圧源に対して放電するよう構成される、センス増幅器。
  9. 請求項6に記載のセンス増幅器において、前記センス電圧生成回路は、
    前記メモリセルの前記ビット線と前記PMOSのソースとの間に結合される第1のスイッチと、
    前記電圧電源と前記PMOSのソースとの間に結合される第2のスイッチと、
    前記PMOSのゲートと前記PMOSのドレインとの間に結合される第3のスイッチと、を備える、センス増幅器。
  10. 請求項9に記載のセンス増幅器において、前記プリチャージフェーズ中、前記センス電圧が前記電圧電源に左右されるように、前記第1のスイッチは開けられるよう構成され、前記第2および第3のスイッチは閉じられるよう構成される、センス増幅器。
  11. 請求項9に記載のセンス増幅器において、前記センスフェーズ中、前記センス電圧が前記電圧電源から独立するように、前記第1のスイッチは閉じられるよう構成され、前記第2および第3のスイッチは開けられるよう構成される、センス増幅器。
  12. 請求項9に記載のセンス増幅器において、前記センス電圧生成回路は、
    前記電圧電源と前記第2のスイッチとの間に結合されるセンス抵抗と、
    前記PMOSの前記ゲートと安定した電圧源との間に結合され、前記センスフェーズ中に電圧を前記PMOSの前記ゲートに印加するよう構成されるサンプルキャパシタと、をさらに備える、センス増幅器。
  13. 請求項5に記載の前記センス増幅器に結合される前記メモリセルを備えるメモリアレイ。
  14. 請求項13に記載のメモリアレイにおいて、前記電圧電源と前記ビット線との間に結合されるスイッチをさらに備え、前記プリチャージフェーズ中に前記スイッチは閉じられ、前記センスフェーズ中に前記スイッチは開けられる、メモリアレイ。
  15. メモリセルを読み出すセンス増幅器の方法であって、
    プリチャージフェーズ中に、電圧電源によって前記メモリセルのビット線キャパシタンスを充電することと、
    センスフェーズ中に、センシング回路を前記電圧電源から分断することと、
    前記センシング回路によって、ビット線電圧をセンス電圧と比較することと、
    前記センシング回路の出力において、前記メモリセルの内容を示すデジタル出力信号を出力することと、
    前記センスフェーズ中に、前記ビット線に結合され、前記ビット線キャパシタンスによって供給される前記センシング回路を維持することと、を含む、
    方法。
  16. 請求項15に記載の方法において、センス電圧生成回路によって、前記センス電圧を生成することをさらに含み、前記センス電圧は、前記プリチャージフェーズ中には前記電圧電源に左右され、前記センスフェーズ中には前記電圧電源から独立する、方法。
  17. 請求項16に記載の方法において、前記センスフェーズ中、
    前記メモリセルの前記ビット線電圧が前記センス電圧よりも大きい場合、前記ビット線キャパシタンスから、前記電圧検出器によって、前記センシング回路の出力を充電することと、
    前記メモリセルの前記ビット線電圧が前記センス電圧よりも小さい場合、前記電流源によって、前記センシング回路の前記出力を電圧源に対して放電することと、をさらに含む方法。
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