JP2015129535A - 電動アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】機械加工による加工費を削減し、低コストで軽量・コンパクトな電動アクチュエータを提供する。【解決手段】ハウジング2bの孔部12にねじ軸10の回り止め用のスリーブ17が嵌合され、このスリーブ17が鋼板からプレス加工によって断面半円状に形成され、2枚1組で、互いに対向配置されて円環状で使用されて、中央部に軸方向に延びる断面コの字状の凹溝部17aと、この凹溝部17aの両端部に円弧状に延びる一対のウィング22、23と、これらのウィング間に突設され、円弧状に延びる係止爪24を備えると共に、ハウジング2bの孔部12に軸方向に延び、アンダーカット部28aを有する一対の凸条28が対向して形成され、これらの凸条28のアンダーカット部28aに、ウィングの端部に形成された舌片25と係止爪24が弾性密着し、当該スリーブ17が周方向と軸方向に位置決め固定されている。【選択図】図8

Description

本発明は、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用されるボールねじ機構を備えた電動アクチュエータ、詳しくは、自動車のトランスミッションやパーキングブレーキ等で、電動モータからの回転入力を、ボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換する自動車用の電動アクチュエータに関するものである。
各種駆動部に使用される電動アクチュエータにおいて、電動モータの回転運動を軸方向の直線運動に変換する機構として、台形ねじあるいはラックアンドピニオン等の歯車機構が一般的に使用されている。これらの変換機構は、滑り接触部を伴うため動力損失が大きく、電動モータの大型化や消費電力の増大を余儀なくされている。そのため、摩擦が非常に低く、より効率的なアクチュエータとしてボールねじ機構が採用されるようになってきた。
従来の電動アクチュエータとしては、例えば、ハウジングに支持された電動モータにより、ボールねじを構成するナットを回転駆動自在とし、このナットを回転駆動することによってナットに結合された出力部材を軸方向に変位可能としている。その代表的なものとして、図10に示すような電動アクチュエータが知られている。この電動アクチュエータ51は、円筒状のハウジング52と、このハウジング52に取り付けられた電動モータ53と、この電動モータ53の回転力をモータ軸53aを介して伝達する減速機構56と、この減速機構56を介して電動モータ53の回転運動を駆動軸57の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構58とを備えている。
ハウジング52はアルミ軽合金からなり、第1のハウジング52aと、その端面に衝合された第2のハウジング52bとを備え、固定ボルト(図示せず)によって一体に固定されている。第1のハウジング52aには電動モータ53が取り付けられると共に、この第1のハウジング52aと第2のハウジング52bに孔部59、60が形成されている。減速機構56は、電動モータ53のモータ軸53aに固定された平歯車からなる入力歯車54と、この入力歯車54に噛合し、ナット61の外周面に固定された出力歯車55とで構成されている。
ボールねじ機構58は、減速機構56に連結され、ハウジング52に装着された支持軸受62、63を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝61aが形成されたナット61と、このナット61に多数のボール64を介して内挿され、駆動軸57と同軸状に一体化され、外周に螺旋状のねじ溝65aが形成されたねじ軸65とで構成されている。
第1のハウジング52aの孔部59に筒状のスリーブ66が嵌合されている。このスリーブ66は焼結合金からなり、周方向に対向して軸方向に延びる凹溝66aが成形されている。このような材料を採用することにより、少なくともアルミ軽合金からなる第1のハウジング52aよりも材料強度と耐摩耗性が高くなり、耐久性を向上させることができる。
一方、ねじ軸65の端部には径方向に貫通する貫通孔67が形成され、この貫通孔67にガイドピン68が嵌着されている。また、スリーブ66は、第1のハウジング52aの孔部59に圧入されている。孔部59の開口部には環状溝69が形成され、この環状溝69に装着された穴用の止め輪70によってスリーブ66が軸方向に位置決め固定されている。
ガイドピン68はスリーブ66の凹溝66aに係合し、ねじ軸65の軸方向の案内と共に回り止めを行う。このガイドピン68と、このガイドピン68に係合する凹溝66aを有するスリーブ66とでねじ軸65の回り止め機構を構成している。
このように、ねじ軸65のガイドピン68がスリーブ66の凹溝66aに係合し、ねじ軸65の軸方向の案内と共に回り止めを行うため、アルミ軽合金からなる第1のハウジング52aの摺動摩擦や摩耗の低減を図ると共に、簡便な構造で低コスト化を図った電動アクチュエータ51を提供することができる。
ここで、孔部59に形成された環状溝69に止め輪70が装着され、この止め輪70にスリーブ66が干渉することによってスリーブ66の軸方向の移動が阻止されている。止め輪70は硬鋼線材から形成され、通常のC形同心止め輪のように端面が平坦ではなく、弓形形状、すなわち、切欠き部を中心に左右対称となる位置に頂点を有する湾曲部が形成されている。
これにより、スリーブ66に対して、止め輪70のばね力によって軸方向荷重が発生し、スリーブ66に所定の予圧を付与することができ、第1のハウジング52aの摩耗や音あるいは振動の発生を防止することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2013−167334号公報
こうした従来の電動アクチュエータ51では、スリーブ66の軸方向への抜け止めとして止め輪70が採用されているが、止め輪70を装着するスペースが必要となると共に、スリーブ66の止め輪70との接触部分を敢えて円形にする必要があり、余分な材料が必要となる。
本発明は、こうした従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、スリーブの抜け止めをする止め輪を廃止すると共に、スリーブをプレス化し、このスリーブの軸方向の抜け止めと周方向の回り止めをすることができる構造を着想したもので、機械加工による加工費を削減し、低コストで軽量・コンパクトな電動アクチュエータを提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、アルミ合金製のハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成され、このねじ軸を収容する孔部が前記ハウジングに形成された自動車用の電動アクチュエータにおいて、前記ハウジングの孔部に前記ねじ軸の回り止め用のスリーブが嵌合され、このスリーブが鋼板からプレス加工によって形成され、当該スリーブに周方向と軸方向の位置決め手段が形成されている。
このように、電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構を備え、このボールねじ機構が、ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、駆動軸と同軸状に一体化され、外周にナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成され、このねじ軸を収容する孔部がハウジングに形成された自動車用の電動アクチュエータにおいて、ハウジングの孔部にねじ軸の回り止め用のスリーブが嵌合され、このスリーブが鋼板からプレス加工によって形成され、当該スリーブに周方向と軸方向の位置決め手段が形成されているので、従来のスリーブの抜け止めをする止め輪を廃止できると共に、このスリーブの軸方向の抜け止めと周方向の回り止めをスリーブ自体ですることができ、機械加工による加工費を削減し、低コストで軽量・コンパクトな電動アクチュエータを提供することができる。また、少なくともアルミ合金からなるハウジングよりも材料強度と耐摩耗性が高くなり、耐久性を向上させることができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記位置決め手段が前記スリーブに形成された係止爪からなり、当該係止爪と前記ハウジングの孔部とが係合することにより前記スリーブの軸方向の抜け止めがなされていれば、従来のスリーブの抜け止めをする止め輪を廃止できると共に、このスリーブの軸方向の抜け止めをスリーブ自体ですることができ、機械加工による加工費を削減し、低コスト化を達成することができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記位置決め手段が前記スリーブに形成された舌片からなり、当該舌片と前記ハウジングの孔部とが係合することにより前記スリーブの周方向の回り止めがなされていれば、このスリーブの周方向の回り止めをスリーブ自体ですることができ、機械加工による加工費を削減し、低コスト化を達成することができる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記スリーブが、中央部に軸方向に延びる凹溝部と、この凹溝部の両端部に円弧状に延びる一対のウィングを備え、これらのウィング間に円弧状に延びる前記係止爪が突設されると共に、前記ハウジングの孔部に軸方向に延びる一対の凸条が対向して形成され、これらの凸条に前記舌片が弾性密着していても良い。
また、請求項5に記載の発明のように、前記スリーブが断面半円状に形成され、2枚1組で、互いに対向配置されて円環状で使用されていれば、スリーブのプレス加工がし易くなり、低コスト化を図ることができる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記ハウジングの孔部の凸条にアンダーカット部が形成され、このアンダーカット部に前記スリーブの係止爪が係止されていれば、スリーブの軸方向の位置決め固定を一層強固にすることができ、品質の信頼性が向上する。
また、請求項7に記載の発明のように、前記スリーブの係止爪の曲率半径が前記ウィングの曲率半径よりも大きく設定されていれば、係止爪が孔部の凸条に強固に弾性密着するができる。
また、請求項8に記載の発明のように、前記ハウジングがダイカスト成形により形成されると共に、前記スリーブが、前記ハウジングの孔部の抜き勾配に対応する軸方向の勾配が付与されていれば、孔部の内周のダイカスト面を機械加工することなくそのまま利用でき、低コスト化を図ることができる。
また、請求項9に記載の発明のように、前記ハウジングの孔部の底部に前記スリーブとは別体の底板が装着され、この底板が鋼板からプレス加工によって円板状に形成されていれば、スリーブと孔部の底部とで挟持された状態で回転可能となり、ねじ軸の端部が衝突した場合でも、その衝撃荷重を分散させて効率的に吸収することができ、耐久性を向上させることができる。
また、請求項10に記載の発明のように、前記スリーブのウィングの一端面に突片が形成され、この突片が前記底板に弾性密着されていれば、孔部に対してスリーブの軸方向のガタを抑えることができ、スリーブの位置決め精度を向上させると共に、ねじ軸の安定した支持をすることができる。
また、請求項11に記載の発明のように、前記ねじ軸の一端部に係止ピンが植設され、この係止ピンが、前記スリーブの凹溝部に係合されていれば、ねじ軸を、回転不可に、かつ軸方向移動可能に安定して支持することができる。
本発明に係る電動アクチュエータは、アルミ合金製のハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成され、このねじ軸を収容する孔部が前記ハウジングに形成された自動車用の電動アクチュエータにおいて、前記ハウジングの孔部に前記ねじ軸の回り止め用のスリーブが嵌合され、このスリーブが鋼板からプレス加工によって形成され、当該スリーブに周方向と軸方向の位置決め手段が形成されているので、従来のスリーブの抜け止めをする止め輪を廃止できると共に、このスリーブの軸方向の抜け止めと周方向の回り止めをスリーブ自体ですることができ、機械加工による加工費を削減し、低コストで軽量・コンパクトな電動アクチュエータを提供することができる。また、少なくともアルミ合金からなるハウジングよりも材料強度と耐摩耗性が高くなり、耐久性を向上させることができる。
本発明に係る電動アクチュエータの一実施形態を示す縦断面図である。 図1のアクチュエータ本体を示す縦断面図である。 本発明に係るスリーブ単体を示す斜視図である。 (a)は、図3のスリーブを示す正面図、(b)は、(a)のIV−IV線に沿った横断面図である。 (a)は、図3のスリーブをハウジングの孔部に装着した状態を示す横断面図、(b)は、(a)の要部拡大図である。 (a)は、ハウジングの孔部を示す横断面図、(b)は、(a)のVI−VI線に沿った縦断面図である。 (a)は、図6のスリーブの孔部にスリーブを装着した状態を示す縦断面図、(b)は、(a)のスリーブの一部を示す斜視拡大図である。 (a)は、ハウジングの孔部を示す斜視図、(b)は、(a)のハウジングの孔部にスリーブを装着した状態を示す斜視図である。 図8(b)のハウジングの孔部の変形例を示す斜視図である。 従来の電動アクチュエータを示す縦断面図である。
アルミ合金をダイカスト成形されたハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成され、このねじ軸を収容する孔部が前記ハウジングに形成された自動車用の電動アクチュエータにおいて、前記ハウジングの孔部に前記ねじ軸の回り止め用のスリーブが嵌合され、このスリーブが鋼板からプレス加工によって断面半円状に形成され、2枚1組で、互いに対向配置されて円環状で使用されて、中央部に軸方向に延びる断面コの字状の凹溝部と、この凹溝部の両端部に円弧状に延びる一対のウィングと、これらのウィング間に突設され、円弧状に延びる係止爪を備えると共に、前記ハウジングの孔部に軸方向に延び、アンダーカット部を有する一対の凸条が対向して形成され、これらの凸条のアンダーカット部に、前記ウィングの端部に形成された舌片と前記係止爪が弾性密着し、当該スリーブが周方向と軸方向に位置決め固定されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電動アクチュエータの一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1のアクチュエータ本体を示す縦断面図、図3は、本発明に係るスリーブ単体を示す斜視図、図4(a)は、図3のスリーブを示す正面図、(b)は、(a)のIV−IV線に沿った横断面図、図5(a)は、図3のスリーブをハウジングの孔部に装着した状態を示す横断面図、(b)は、(a)の要部拡大図、図6(a)は、ハウジングの孔部を示す横断面図、(b)は、(a)のVI−VI線に沿った縦断面図、図7(a)は、図6のスリーブの孔部にスリーブを装着した状態を示す縦断面図、(b)は、(a)のスリーブの一部を示す斜視拡大図、図8(a)は、ハウジングの孔部を示す斜視図、(b)は、(a)のハウジングの孔部にスリーブを装着した状態を示す斜視図、図9は、図8(b)のハウジングの孔部の変形例を示す斜視図である。
この電動アクチュエータ1は、図1に示すように、円筒状のハウジング2と、このハウジング2に取り付けられた電動モータ(図示せず)と、この電動モータのモータ軸3aに取付けられた入力歯車3に噛合する中間歯車4およびこの中間歯車4に噛合する出力歯車5からなる減速機構6と、この減速機構6を介して電動モータの回転運動を駆動軸7の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構8と、このボールねじ機構8を備えたアクチュエータ本体9とを備えている。
ハウジング2はA6063TEやADC12等のアルミ合金からダイカストによって形成され、第1のハウジング2aと、その端面に衝合された第2のハウジング2bとからなり、固定ボルト16によって一体に固定されている。第1のハウジング2aには電動モータが取り付けられると共に、これら第1のハウジング2aと第2のハウジング2bの衝合部には、後述するボールねじ機構8を構成するねじ軸10を収容するための貫通孔11と、孔部12が形成されている。
電動モータのモータ軸3aは、その端部に入力歯車3が圧入により相対回転不能に取り付けられ、第2のハウジング2bに装着された深溝玉軸受からなる転がり軸受13によって回転自在に支持されている。平歯車からなる中間歯車4に噛合する出力歯車5は、ボールねじ機構8を構成するナット18にキー14を介して一体に固定されている。
駆動軸7はねじ軸10と一体に構成され、一端部(図中右端部)に係止(ガイド)ピン15が植設されている。また、第2のハウジング2bの孔部12には後述するスリーブ17が嵌合され、このスリーブ17に軸方向に延びる凹溝部17a、17aが形成されている。そして、凹溝部17a、17aは周方向に対向して配設され、ねじ軸10の係止ピン15が係合されている。これにより、ねじ軸10が、回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されている。
ボールねじ機構8は、図2に拡大して示すように、ねじ軸10と、このねじ軸10にボール19を介して外挿されたナット18とを備えている。ねじ軸10は、外周に螺旋状のねじ溝10aが形成されている。一方、ナット18は、内周にねじ軸10のねじ溝10aに対応する螺旋状のねじ溝18aが形成され、これらねじ溝10a、18aとの間に多数のボール19が転動自在に収容されている。そして、ナット18は、第1、第2のハウジング2a、2bに対して、2つの支持軸受20、20を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支承されている。21は、ナット18のねじ溝18aを連結して循環部材を構成する駒部材で、この駒部材21によって多数のボール19が無限循環することができる。
各ねじ溝10a、18aの断面形状は、サーキュラアーク形状であってもゴシックアーク形状であっても良いが、ここではボール19との接触角が大きくとれ、アキシアルすきまが小さく設定できるゴシックアーク形状に形成されている。これにより、軸方向荷重に対する剛性が高くなり、かつ振動の発生を抑制することができる。
ナット18はSCM415やSCM420等の肌焼き鋼からなり、真空浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。これにより、熱処理後のスケール除去のためのバフ加工等を省略することができ、低コスト化を図ることができる。一方、ねじ軸10はS55C等の中炭素鋼あるいはSCM415やSCM420等の肌焼き鋼からなり、高周波焼入れ、あるいは浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。
ナット18の外周面18bには減速機構6を構成する出力歯車5がキー14を介して固定されると共に、この出力歯車5の両側に2つの支持軸受20、20が所定の締め代を介して圧入されている。これにより、駆動軸7からスラスト荷重が負荷されても支持軸受20、20と出力歯車5の軸方向の位置ズレを防止することができる。また、2つの支持軸受20、20は、両端部にシールド板20a、20aが装着された密封型の深溝玉軸受で構成され、軸受内部に封入された潤滑グリースの外部への漏洩と、外部から埃や塵埃、摩耗粉等の異物が軸受内部に侵入するのを防止している。
また、本実施形態では、ナット18を回転自在に支持する支持軸受20が同じ仕様の深溝玉軸受で構成されているので、前述した駆動軸7からスラスト荷重および出力歯車5を介して負荷されるラジアル荷重の両方を負荷することができると共に、組立時に誤組み防止のための確認作業を簡便化することができ、組立作業性を向上させることができる。なお、ここで、同じ仕様の深溝玉軸受とは、軸受の内径、外径、幅寸法をはじめ、転動体サイズ、個数および軸受内部すきま等が実質的に同一なものを言う。
ここで、本実施形態では、図1に示すように、第2のハウジング2bの孔部12に筒状のスリーブ17が嵌合されている。このスリーブ17は、冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工によって断面略半円状に形成され、2枚1組で、互いに対向配置されて円環状で使用される。これにより、スリーブ17のプレス加工がし易くなると共に、少なくともアルミ合金からなる第2のハウジング2bよりも材料強度と耐摩耗性が高くなり、耐久性を向上させることができる。スリーブ17は、図3および図4(a)に示すように、中央部に軸方向に延びる断面コの字状の凹溝部17aと、この凹溝部17aの両端部に円弧状に延びる一対のウィング22、23と、これらのウィング22、23間に突設され、円弧状に延びる係止爪24とを備えている。そして、後述するダイカスト成形により形成される第2のハウジング2bの抜き勾配に対応して、矢印に示すように軸方向に所定の勾配が付与されている。これにより、孔部12の内周のダイカスト面を機械加工することなくそのまま利用でき、低コスト化を図ることができる。
ウィング22、23は、図4(b)に示すように、その周方向の端面に、後述する第2のハウジング2bの孔部12の凸条28に弾性密着する舌片25が形成されると共に、ウィング23の軸方向の端面には底板27(図1参照)に弾性密着する突片26が形成されている。そして、少なくとも凹溝部17aが高周波焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。なお、スリーブ17の材質として、前述したもの以外に、オーステナイト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS304系等)やフェライト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS430系等)、冷間圧延鋼板に電気メッキ、無電解ニッケルメッキ等の液相メッキが施されたもの、あるいは、アルミニウム、マグネシウムの緻密な三元共晶組織からなる高耐食性溶融めっき鋼板(ZAM鋼板と呼称されている)等を例示することができる。
底板27は、冷間圧延鋼板等の鋼板からプレス加工によって円板状に形成され、図1および図7(a)に示すように、第2のハウジング2bの孔部12の底部2cに装着されている。そして、高周波焼入れあるいは浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。本実施形態では、底板27がスリーブ17と別体で、かつ円板状に形成されているので、スリーブ17と孔部12の底部2cとで挟持された状態で回転可能となり、ねじ軸10の端部が衝突した場合でも、その衝撃荷重を分散させて効率的に吸収することができ、耐久性を向上させることができる。
一方、第2のハウジング2bの孔部12は、図6、図8に示すように、内径側に突出し、180°対向して形成された一対の凸条28、28と、これらの凸条28、28間に180°対向して形成され、スリーブ17を収容する軸方向に延びる一対の凹所29、29と、これらの凹所29と凸条28との間に対向して軸方向に延びて突設され、スリーブ17のウィング22、23がガイドされる規制部30、30を備えている。ここで、図4(b)に示すように、係止爪24の曲率半径r1は規制部30に嵌挿されるウィング22、23の曲率半径r2よりも大きく設定されている(r1>r2)。これにより、係止爪24が孔部12の凸条28と規制部30に強固に弾性密着するができる。
本実施形態では、機械加工による加工費を削減して低コストを図るため、ハウジング2はダイカスト成形により形成されているが、孔部12の凸条28と規制部30は、抜き勾配を設けてダイカストで成形し易いように、図6、図8(a)に示すように、孔部12の底部2cから開口部2dに亙って漸次その幅が薄くなるようにテーパ状に形成されると共に、これら凸条28と規制部30の軸方向略中央部にアンダーカット部(凹み)28a、30aがそれぞれ形成されている。
スリーブ17は、図5、図8(b)に示すように、孔部12の凹所29にスリーブ17の凹溝部17aが収容されると共に、スリーブ17のウィング22、23の端部に形成された舌片25が孔部12の凸条28に弾性密着し、周方向にスリーブ17が位置決め固定されている。また、スリーブ17の係止爪24が孔部12の凸条28に弾性密着し、軸方向にスリーブ17が位置決め固定されている。これにより、従来のスリーブの抜け止めをする止め輪を廃止できると共に、このスリーブ17の軸方向の抜け止めと周方向の回り止めをスリーブ17自体ですることができ、機械加工による加工費を削減し、低コストで軽量・コンパクトな電動アクチュエータを提供することができる。
ここで、図5(b)に示すように、ダイカスト成形により抜き勾配が残ったままの孔部12の凹所29に寸法精度が必要なスリーブ17の凹溝部17aが接触して変形しないよう、凹所29と凹溝部17aとの間には径方向のすきまが確保されている。さらに、図7(a)に示すように、凸条28に形成されたアンダーカット部28aにスリーブ17の係止爪24を係止することにより、スリーブ17の軸方向の位置決めができると共に、規制部30に形成されたアンダーカット部30aに係止爪24を係止することにより、スリーブ17の軸方向の位置決め固定がさらに強固になり、品質の信頼性が向上する。
また、図7(b)に示すように、スリーブ17のウィング23の端面に形成された突片26が、組立時にスリーブ17の圧入によって軸心方向に向かって反り返りながら底板27に当接され、この突片26が底板27に弾性密着することにより、孔部12に対してスリーブ17の軸方向のガタを抑えることができ、スリーブ17の位置決め精度を向上させると共に、ねじ軸10の安定した支持をすることができる。
図9に前述した第2のハウジング2bの変形例を示す。この第2のハウジング31は、前述した第2のハウジング2bの孔部12と異なり、スリーブ17の係止爪24が係止される規制部30が形成されておらず、一対の凸条32、32のみが孔部33の内径側に突出し、180°対向して形成されている。そして、スリーブ17のウィング22、23の端部に形成された舌片25が孔部33の凸条32に弾性密着し、周方向にスリーブ17が位置決め固定されると共に、スリーブ17の係止爪24が孔部33の凸条32に弾性密着し、軸方向にスリーブ17が位置決め固定されている。これにより、一層の軽量化を図ることができると共に、加工性および組立性が向上し、低コスト化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る電動アクチュエータは、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用され、電動モータからの回転入力を、ボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換するボールねじ機構を備えた電動アクチュエータに適用できる。
1 電動アクチュエータ
2 ハウジング
2a 第1のハウジング
2b、31 第2のハウジング
2c 第2のハウジングの底部
2d 第2のハウジングの開口部
3 入力歯車
3a モータ軸
4 中間歯車
5 出力歯車
6 減速機構
7 駆動軸
8 ボールねじ機構
9 アクチュエータ本体
10 ねじ軸
10a、18a ねじ溝
11 貫通孔
12、33 孔部
14 キー
15 係止ピン
16 固定ボルト
17 スリーブ
17a 凹溝部
18 ナット
18b ナットの外周面
19 ボール
20 支持軸受
20a シールド板
21 駒部材
22、23 ウィング
24 係止爪
25 舌片
26 突片
27 底板
28、32 凸条
28a、30a アンダーカット部
29 凹所
30 規制部
51 電動アクチュエータ
52 ハウジング
52a 第1のハウジング
52b 第2のハウジング
53 電動モータ
53a モータ軸
54 入力歯車
55 出力歯車
56 減速機構
57 駆動軸
58 ボールねじ機構
59、60 孔部
61 ナット
61a、65a ねじ溝
62、63 支持軸受
64 ボール
65 ねじ軸
66 スリーブ
66a 凹溝
67 貫通孔
68 ガイドピン
59 環状溝
70 止め輪
r1 係止爪の曲率半径
r2 ウィングの曲率半径

Claims (11)

  1. アルミ合金製のハウジングと、
    このハウジングに取り付けられた電動モータと、
    この電動モータの回転力を伝達する減速機構と、
    この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、
    このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、
    このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成され、
    このねじ軸を収容する孔部が前記ハウジングに形成された自動車用の電動アクチュエータにおいて、
    前記ハウジングの孔部に前記ねじ軸の回り止め用のスリーブが嵌合され、このスリーブが鋼板からプレス加工によって形成され、当該スリーブに周方向と軸方向の位置決め手段が形成されていることを特徴とする電動アクチュエータ。
  2. 前記位置決め手段が前記スリーブに形成された係止爪からなり、当該係止爪と前記ハウジングの孔部とが係合することにより前記スリーブの軸方向の抜け止めがなされている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  3. 前記位置決め手段が前記スリーブに形成された舌片からなり、当該舌片と前記ハウジングの孔部とが係合することにより前記スリーブの周方向の回り止めがなされている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  4. 前記スリーブが、中央部に軸方向に延びる凹溝部と、この凹溝部の両端部に円弧状に延びる一対のウィングを備え、これらのウィング間に円弧状に延びる前記係止爪が突設されると共に、前記ハウジングの孔部に軸方向に延びる一対の凸条が対向して形成され、これらの凸条に前記舌片が弾性密着している請求項2または3に記載の電動アクチュエータ。
  5. 前記スリーブが断面半円状に形成され、2枚1組で、互いに対向配置されて円環状で使用されている請求項1乃至4いずれかに記載の電動アクチュエータ。
  6. 前記ハウジングの孔部の凸条にアンダーカット部が形成され、このアンダーカット部に前記スリーブの係止爪が係止されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  7. 前記スリーブの係止爪の曲率半径が前記ウィングの曲率半径よりも大きく設定されている請求項4に記載の電動アクチュエータ。
  8. 前記ハウジングがダイカスト成形により形成されると共に、前記スリーブが、前記ハウジングの孔部の抜き勾配に対応する軸方向の勾配が付与されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  9. 前記ハウジングの孔部の底部に前記スリーブとは別体の底板が装着され、この底板が鋼板からプレス加工によって円板状に形成されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  10. 前記スリーブのウィングの一端面に突片が形成され、この突片が前記底板に弾性密着されている請求項9に記載の電動アクチュエータ。
  11. 前記ねじ軸の一端部に係止ピンが植設され、この係止ピンが、前記スリーブの凹溝部に係合されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
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