JP2015126442A - 通話システム及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】特定の電話番号の移動電話装置を用いた通話を行う「通話システム及びコンピュータプログラム」を提供する。【解決手段】サポートサービスコールセンタとの通話に用いる移動電話装置2の電話番号とBTアドレスを登録した登録情報テーブルを、あらかじめ記憶装置117に記憶する。サポートサービスクライアントアプリケーション1193は、サポートサービスの利用が指示されたならば、BTインタフェース114を介して、BTアドレスが登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されているBTアドレスと一致する移動電話装置2を、無線接続可能な移動電話装置2の内から探索し、BTインタフェース114に探索された移動電話装置2を無線接続し、HFTコントロールアプリケーション1192に、サポートサービスコールセンタの電話機の電話番号を発信先とするハンズフリー通話の開始を指示する【選択図】図2
Description
本発明は、無線接続した移動電話装置を用いた通話機能を提供する通話システムに関するものである。
無線接続した移動電話装置を用いた通話機能を提供する通話システムとしては、自動車に搭載された通話システムにおいて、無線接続可能な移動電話装置が車内に複数台存在する場合に、当該複数台の移動電話装置のうちから、移動電話装置が移動電話網に接続できる自動車進行方向前方側のエリアが最も大きい移動電話装置を選定し、選定した移動電話装置をハンズフリー通話に用いる通話システムが知られている(たとえば、特許文献1)。
なお、ハンズフリー通話とは、移動電話装置を用いた通話を、送話音声の入力と受話音声の出力に通話システムが備えるマイクとスピーカを用いて行うものである。
通話システムにおいて、ユーザから、ユーザに通話によるサポートを提供するサポートセンタの利用を指示されたときに、無線接続されている移動電話装置を用いて、サポートセンタの電話番号に自動的に発信して、サポートセンタのオペレータとユーザとのハンズフリー通話を可能とする場合を考える。
この場合、サポートセンタにおいて発信元の電話番号よりユーザの識別を行えるようにするためには、予めサポートセンタに各ユーザがサポートセンタとの通話に使用する移動電話装置の電話番号を登録しておくと共に、通話システムにおいて、サポートセンタとの通話に、サポートセンタに電話番号を登録した移動電話装置のみが使用されるようにする必要がある。
しかしながら、このように通話システムにおいて、サポートセンタとの通話に、サポートセンタに電話番号を登録した移動電話装置のみが使用されるようにすると、通話システムに、サポートセンタに電話番号を登録した移動電話装置が無線接続されていない場合や、サポートセンタに電話番号を登録した移動電話装置以外の移動電話装置のみが無線接続されている場合には、ユーザからサポートセンタの利用を指示されたときに、サポートセンタに電話番号を登録した移動電話装置が通話システムと無線通信可能なエリア内に存在していたとしても、ユーザとサポートセンタのオペレータとユーザとのハンズフリー通話を実現することができないこととなる。
そこで、本発明は、移動電話装置を無線接続する通話システムにおいて、特定の電話番号の移動電話装置が無線接続可能なエリア内に存在している場合に、確実に当該特定の電話番号の移動電話装置を用いた通話を行えるようにすることを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、移動電話装置を無線通信で接続可能な通話に、
通話を介してユーザをサポートするサポートセンタへの通話に用いる特定の移動電話装置の電話番号と当該移動電話装置の上記無線通信上のアドレスとを登録したテーブルを記憶した記憶装置と、ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記移動電話装置を用いた前記サポートセンタとの電話通信を行って、ユーザと前記サポートセンタとのハンズフリー通話機能を提供するサポートセンタ通話処理部とを設けたものである。ただし、前記サポートセンタ通話処理部は、ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている場合には、当該移動電話装置を前記サポートセンタとの電話通信に用い、ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されていない場合には、前記無線通信可能な移動電話装置の内から、前記テーブルに登録されているアドレスの移動電話装置を探索し、当該アドレスの移動電話装置を探索できたならば、当該移動電話装置と前記無線通信を接続し、当該移動電話装置を前記サポートセンタとの電話通信に用いるものである。
通話を介してユーザをサポートするサポートセンタへの通話に用いる特定の移動電話装置の電話番号と当該移動電話装置の上記無線通信上のアドレスとを登録したテーブルを記憶した記憶装置と、ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記移動電話装置を用いた前記サポートセンタとの電話通信を行って、ユーザと前記サポートセンタとのハンズフリー通話機能を提供するサポートセンタ通話処理部とを設けたものである。ただし、前記サポートセンタ通話処理部は、ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている場合には、当該移動電話装置を前記サポートセンタとの電話通信に用い、ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されていない場合には、前記無線通信可能な移動電話装置の内から、前記テーブルに登録されているアドレスの移動電話装置を探索し、当該アドレスの移動電話装置を探索できたならば、当該移動電話装置と前記無線通信を接続し、当該移動電話装置を前記サポートセンタとの電話通信に用いるものである。
ここで、このような通話システムは、前記サポートセンタ通話処理部において、ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信での電話番号が前記テーブルに登録されていない移動電話装置が前記無線通信で接続されている場合には、前記無線通信可能な移動電話装置の内から、前記テーブルに登録されているアドレスの移動電話装置を探索し、当該アドレスの移動電話装置を探索できたならば、前記無線通信で接続されている前記電話番号が前記テーブルに登録されていない移動電話装置との無線通信を切断した上で、前記探索できた移動電話装置と前記無線通信を接続し、当該移動電話装置を前記サポートセンタとの電話通信に用い、当該サポートセンタとの電話通信が終了したならば、前記探索できた移動電話装置と前記無線通信を切断し、前記ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに前記無線通信が接続されていた移動電話装置との前記無線通信の接続を復帰するように構成してもよい。
また、前記課題達成のために、本発明は、移動電話装置を無線通信で接続可能な通話システムに、通話を介してユーザをサポートするサポートセンタへの通話に用いる特定の移動電話装置の電話番号と当該移動電話装置の上記無線通信上のアドレスとを登録したテーブルを記憶した記憶装置と、ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の内の、サポートセンタ用移動電話装置として設定されている移動電話装置を用いた前記サポートセンタとの電話通信を行って、ユーザと前記サポートセンタとのハンズフリー通話機能を提供するサポートセンタ通話処理部と、前記サポートセンタ用移動電話装置を設定するサポートセンタ用移動電話装置設定部とを設けたものである。ただし、前記サポートセンタ用移動電話装置設定部は、ユーザからの前記サポートセンタへの通話の開始の指示の発生に先立って、前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている場合には、当該移動電話装置を前記サポートセンタ用移動電話装置に設定し、前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されていない場合には、前記無線通信可能かつ前記無線通信が未接続の移動電話装置の内から、前記テーブルに登録されているアドレスの移動電話装置を探索し、当該アドレスの移動電話装置を探索できたならば、当該移動電話装置と前記無線通信を接続し、当該移動電話装置を前記サポートセンタ用移動電話装置に設定するものである。
ここで、このような通話システムは、ユーザの発信先を指定した電話発信操作に応答して、前記無線通信で接続されている移動電話装置の内の、予めユーザによって一般通話用の移動電話装置として設定されている移動電話装置を用いた電話通信を行って、ユーザと前記発信先とのハンズフリー通話機能を提供する一般通話処理部を備えたものであってもよい。
また、以上の各通話システムには、前記無線通信で接続された移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている場合に、当該移動電話装置の前記無線通信上のアドレスを、前記テーブルに登録されている当該移動電話装置の前記無線通信上のアドレスとして登録する無線通信アドレス登録部を設けることも好ましい。
また、前記課題達成のために、本発明は、移動電話装置を無線通信で接続可能な通話システムに、ユーザの発信先を指定した電話発信操作に応答して、前記無線通信で接続されている移動電話装置の内の、予めユーザによって一般通話用の移動電話装置として設定されている移動電話装置を用いた電話通信を行って、ユーザと前記発信先とのハンズフリー通話機能を提供する一般通話処理部と、通話を介してユーザをサポートするサポートセンタへの通話に用いる特定の移動電話装置の電話番号を登録したテーブルを記憶した記憶装置と、ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の内の、サポートセンタ用移動電話装置として設定されている移動電話装置を用いた前記サポートセンタとの電話通信を行って、ユーザと前記サポートセンタとのハンズフリー通話機能を提供するサポートセンタ通話処理部と、前記サポートセンタ用移動電話装置を設定するサポートセンタ用移動電話装置設定部とを設けたものである。ただし、前記サポートセンタ用移動電話装置設定部は、ユーザからの前記サポートセンタへの通話の開始の指示の発生に先立って、前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている場合には、当該移動電話装置を前記サポートセンタ用移動電話装置に設定し、前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されていない場合には、前記無線通信可能かつ前記無線通信が未接続の移動電話装置に無線接続すると共に、当該無線接続した移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている電話番号である場合には、当該移動電話装置を前記サポートセンタ用移動電話装置に設定するものである。
ここで、以上の各通話システムには、さらに、移動データ通信を行う移動データ通信部と、前記移動データ通信部を介して前記テーブルを受信し前記記憶装置に記憶するテーブル登録部と備えるようにしてもよい。
また、以上の各通話システムは自動車に搭載された車載の通話システムであってもよい。
以上のような本発明に係る通話システムによれば、サポートセンタへの通話に用いる特定の移動電話装置と無線通信が接続されていない場合には、通話システムは、テーブルに登録されている当該特定の移動電話装置の無線通信上のアドレスや電話番号に基づいて、無線通信可能な移動電話装置の内から当該特定の移動電話装置を探索して前記無線通信を接続し、当該移動電話装置を前記サポートセンタとの電話通信に用いることができる。よって、当該特定の移動電話装置が無線接続可能なエリア内に存在している場合には、確実に当該特定の移動電話装置を用いたサポートセンタとの通話が行えるようになる。
また、以上の各通話システムは自動車に搭載された車載の通話システムであってもよい。
以上のような本発明に係る通話システムによれば、サポートセンタへの通話に用いる特定の移動電話装置と無線通信が接続されていない場合には、通話システムは、テーブルに登録されている当該特定の移動電話装置の無線通信上のアドレスや電話番号に基づいて、無線通信可能な移動電話装置の内から当該特定の移動電話装置を探索して前記無線通信を接続し、当該移動電話装置を前記サポートセンタとの電話通信に用いることができる。よって、当該特定の移動電話装置が無線接続可能なエリア内に存在している場合には、確実に当該特定の移動電話装置を用いたサポートセンタとの通話が行えるようになる。
以上のように、本発明によれば、移動電話装置を無線接続する通話システムにおいて、特定の電話番号の移動電話装置が無線接続可能なエリア内に存在している場合に、確実に当該特定の電話番号の移動電話装置を用いた通話を行えるようになる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
まず、第1の実施形態について説明する。
図1に、本第1実施形態に係るユーザサポートシステムの構成を示す。
図示するように、ユーザサポートシステムは、各自動車に搭載される車載システム1と、自動車に搭乗したユーザによって携帯されるスマートフォンや携帯電話などの移動電話装置2と、サポートセンター3とを含んで構成される。
また、サポートセンター3は、サポートコールセンター31と、サポートサービスサーバ32とを含んで構成される。
また、各自動車に搭載された車載システム1は、データ処理装置11と、データ処理装置11に接続された移動データ通信装置12とを備えており、データ処理装置11は移動データ通信装置12を用いて、移動通信網5を介してサポートサービスサーバ32とデータ通信を行うことができる。
まず、第1の実施形態について説明する。
図1に、本第1実施形態に係るユーザサポートシステムの構成を示す。
図示するように、ユーザサポートシステムは、各自動車に搭載される車載システム1と、自動車に搭乗したユーザによって携帯されるスマートフォンや携帯電話などの移動電話装置2と、サポートセンター3とを含んで構成される。
また、サポートセンター3は、サポートコールセンター31と、サポートサービスサーバ32とを含んで構成される。
また、各自動車に搭載された車載システム1は、データ処理装置11と、データ処理装置11に接続された移動データ通信装置12とを備えており、データ処理装置11は移動データ通信装置12を用いて、移動通信網5を介してサポートサービスサーバ32とデータ通信を行うことができる。
また、各自動車に搭載された車載システム1のデータ処理装置11は、当該自動車に搭乗したユーザが携帯する移動電話装置2とBluetooth(登録商標)を介して無線接続することができ、データ処理装置11は無線接続した移動電話装置2を用いたハンズフリー通話機能を提供することができる。
ここで、サポートコールセンター31には、ユーザと通話してユーザをサポートするオペレータが使用する電話機と情報端末が設置されており、車載システム1のデータ処理装置11は、予めサポートコールセンター31に電話番号等を登録した移動電話装置2を用いてサポートコールセンター31の電話機と電話接続して通話音声を送受することにより、ユーザとサポートコールセンター31のオペレータとのハンズフリー通話を実現する。
また、サポートサービスサーバ32には、各ユーザについてのユーザ登録情報が記憶されており、各ユーザ登録情報は、当該ユーザの氏名、住所、当該ユーザが使用を申請した移動電話装置2の電話番号やBluetoothアドレス(以下、「BTアドレス」と称す)を示す移動電話装置データ、当該ユーザが使用する移動データ通信装置12の通信アドレスなどを示す移動データ通信装置データなどを含む。
そして、サポートコールセンター31の情報端末はサポートコールセンター31の電話機にユーザからの着信が発生すると、電話機から発信元の電話番号を取得して、当該電話番号のユーザ登録情報をサポートサービスサーバ32に照会し、サポートサービスサーバ32は照会された電話番号が登録されているユーザ登録情報を情報端末に応答し、情報端末は応答されたユーザ登録情報を表示することにより、オペレータに提示する。
また、サポートサービスサーバ32には、ユーザサポート用のデータを生成するための各種機能を備えている。ユーザサポート用のデータを生成するための機能とは、たとえば、オペレータの操作に応じて、目的地を設定し、設定した目的地までのルートを探索し、探索したルートのデータをユーザサポート用のデータとして生成する機能などである。
そして、サポートコールセンター31のオペレータは、情報端末からサポートサービスサーバ32を操作し、サポートサービスサーバ32に、ユーザとの通話によってオペレータが得たユーザの要望にマッチするユーザサポート用のデータの生成と、当該ユーザサポート用のデータの、当該ユーザの車載システム1のデータ処理装置11へのデータ通信による送信とを行わせる。
また、サポートサービスサーバ32は、ユーザのユーザ登録情報が新規に登録されたり、ユーザ登録情報が更新されると、そのユーザ登録情報またはその一部を、登録情報テーブルとして、当該ユーザの車載システム1のデータ処理装置11にデータ通信により送信する。
次に、図2に、車載システム1のデータ処理装置11の構成を示す。
図示するように、車載システム1のデータ処理装置11は、入力装置111、表示装置112、マイクやスピーカなどを備えた音声入出力装置113、Bluetooth(登録商標)による近距離無線通信のインタフェースであるBTインタフェース114、USBなどの有線通信インタフェースである外部インタフェース115、オペレーティングシステム116、オペレーティングシステム116上で稼働するアプリケーション、記憶装置117、GPS受信機や自動車の各種状態を検出するセンサなどの、その他の周辺装置118とを備えている。
図示するように、車載システム1のデータ処理装置11は、入力装置111、表示装置112、マイクやスピーカなどを備えた音声入出力装置113、Bluetooth(登録商標)による近距離無線通信のインタフェースであるBTインタフェース114、USBなどの有線通信インタフェースである外部インタフェース115、オペレーティングシステム116、オペレーティングシステム116上で稼働するアプリケーション、記憶装置117、GPS受信機や自動車の各種状態を検出するセンサなどの、その他の周辺装置118とを備えている。
ここで、データ処理装置11のBTインタフェース114には移動電話装置2を無線接続することができる。ただし、本第1実施形態では、データ処理装置11のBTインタフェース114に、同時には1台のみの移動電話装置2を無線接続できるものとする。
また、データ処理装置11の外部インタフェース115には移動データ通信装置12が固定的に接続されている。
また、データ処置装置は、上述したアプリケーションとして、ナビゲーションアプリケーション1191と、HFTコントロールアプリケーション1192と、サポートサービスクライアントアプリケーション1193と、その他のアプリケーションとを備えている。
また、データ処理装置11の外部インタフェース115には移動データ通信装置12が固定的に接続されている。
また、データ処置装置は、上述したアプリケーションとして、ナビゲーションアプリケーション1191と、HFTコントロールアプリケーション1192と、サポートサービスクライアントアプリケーション1193と、その他のアプリケーションとを備えている。
ナビゲーションアプリケーション1191は、自動車の現在位置を算出したり、ユーザが設定した目的地までのルートを探索して探索したルートに沿った走行を案内したり、サポートサービスサーバ32からユーザサポート用のデータとして受信したルートに沿った走行を案内する処理などを行う。
また、HFTコントロールアプリケーション1192は、BTインタフェース114に無線接続した移動電話装置2の移動電話機能のインタフェースをデータ処置装置の入力装置111や表示装置112や音声入出力装置113を用いて提供するアプリケーションであり、データ処理装置11の音声入出力装置113を移動電話装置2が送受する通話音声の入出力に用いたハンズフリー通話機能をユーザに提供する。
なお、データ処理装置11は、ハードウエア的には、CPUやメモリなどを備えたコンピュータを用いて構成されるものであり、オペレーティングシステム116やアプリケーションなどは、当該コンピュータが、所定のコンピュータプログラムを実行することにより実現されるものである。
さて、ここで、上述のように、サポートサービスサーバ32からデータ処理装置11にデータ通信で送信された登録情報テーブルは、サポートサービスクライアントアプリケーション1193により受信され、記憶装置117に記憶される。
登録情報テーブルは、図3aに示すように、オペレーションコールデータを含み、オペレーションコールデータには、上述した移動電話装置データが含まれる。移動電話装置データは、ユーザが複数台の移動電話装置2の使用を申請している場合には、各移動電話装置毎に設けられる。そして、各移動電話装置データには、移動電話装置2の電話番号とBTアドレスとが含まれる。
登録情報テーブルは、図3aに示すように、オペレーションコールデータを含み、オペレーションコールデータには、上述した移動電話装置データが含まれる。移動電話装置データは、ユーザが複数台の移動電話装置2の使用を申請している場合には、各移動電話装置毎に設けられる。そして、各移動電話装置データには、移動電話装置2の電話番号とBTアドレスとが含まれる。
このような構成において、データ処理装置11のサポートサービスクライアントアプリケーション1193は、入力装置111を介してユーザより、ユーザサポートの利用開始を指示されると、ユーザとサポートコールセンター31のオペレータとのハンズフリー通話を実現するために、オペレータ電話接続処理を実行する。
図4に、このオペレータ電話接続処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2が存在するかどうかを調べ(ステップ402)、存在しない場合には、ステップ406に進む。
一方、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2が存在する場合には(ステップ402)、無線接続している移動電話装置2の電話番号が記憶装置117の登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されている電場番号と一致するかどうかを調べ(ステップ404)、一致する場合には、HFTコントロールアプリケーション1192に、予め記憶しておいたサポートサービスコールセンタの電話機の電話番号を通話相手とするハンズフリー通話の開始を指示する(ステップ412)。そして、移動電話装置2とサポートサービスコールセンタの電話機との間の通信の切断を待って(ステップ414)、移動電話装置2の無線接続の有無や、無線接続している移動電話装置2などの、BTインタフェース114の移動電話装置2の接続状態を、オペレータ電話接続処理開始時の状態に復帰し(ステップ416)、オペレータ電話接続処理を終了する。
図示するように、この処理では、まず、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2が存在するかどうかを調べ(ステップ402)、存在しない場合には、ステップ406に進む。
一方、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2が存在する場合には(ステップ402)、無線接続している移動電話装置2の電話番号が記憶装置117の登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されている電場番号と一致するかどうかを調べ(ステップ404)、一致する場合には、HFTコントロールアプリケーション1192に、予め記憶しておいたサポートサービスコールセンタの電話機の電話番号を通話相手とするハンズフリー通話の開始を指示する(ステップ412)。そして、移動電話装置2とサポートサービスコールセンタの電話機との間の通信の切断を待って(ステップ414)、移動電話装置2の無線接続の有無や、無線接続している移動電話装置2などの、BTインタフェース114の移動電話装置2の接続状態を、オペレータ電話接続処理開始時の状態に復帰し(ステップ416)、オペレータ電話接続処理を終了する。
ここで、サポートサービスコールセンタの電話機の電話番号を通話相手とするハンズフリー通話の開始を指示されたHFTコントロールアプリケーション1192は、無線接続している移動電話装置2に、サポートサービスコールセンタの電話機の電話番号に発信させると共に、データ処理装置11の音声入出力装置113を電話接続が確立した電話機との間の通話音声の入出力に用いることにより、ユーザとオペレータとの間のハンズフリー通話を実現する。
一方、無線接続している移動電話装置2の電話番号が記憶装置117の登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されている電場番号と一致しなかった場合には(ステップ404)、ステップ406に進む。
そして、以上のようにしてステップ402またはステップ404から、ステップ406に進んだならば、BTインタフェース114を介して、BTアドレスが登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されているBTアドレスと一致する移動電話装置2を、無線接続可能な移動電話装置2の内から探索する。なお、移動電話装置2のBTアドレスは、当該移動電話装置2と無線接続を確立していなくても移動電話装置2から取得することができる。
そして、以上のようにしてステップ402またはステップ404から、ステップ406に進んだならば、BTインタフェース114を介して、BTアドレスが登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されているBTアドレスと一致する移動電話装置2を、無線接続可能な移動電話装置2の内から探索する。なお、移動電話装置2のBTアドレスは、当該移動電話装置2と無線接続を確立していなくても移動電話装置2から取得することができる。
そして、BTアドレスが登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されているBTアドレスと一致する移動電話装置2が存在しないために探索が失敗した場合には(ステップ408)、登録されている移動電話装置2と無線接続できないため、サポートコールセンタと通話できない旨を表す所定のエラーメッセージを表示装置112に表示し(ステップ418)、BTインタフェース114の移動電話装置2の接続状態を、オペレータ電話接続処理開始時の状態に復帰し(ステップ416)、オペレータ電話接続処理を終了する。
一方、BTアドレスが登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されているBTアドレスと一致する移動電話装置2の探索が成功した場合には(ステップ408)、BTインタフェース114に探索された移動電話装置2を無線接続する(ステップ410)。なお、ステップ410では、既にBTインタフェース114に移動電話機が無線接続している場合には、当該無線接続を切断した上で、BTインタフェース114に探索された移動電話装置2を無線接続する
そして、HFTコントロールアプリケーション1192に、予め記憶しておいたサポートサービスコールセンタの電話機の電話番号を通話相手とするハンズフリー通話の開始を指示する(ステップ412)。そして、移動電話装置2とサポートサービスコールセンタの電話機との間の通信の切断を待って(ステップ414)、移動電話装置2の無線接続の有無や、無線接続している移動電話装置2などの、BTインタフェース114の移動電話装置2の接続状態を、オペレータ電話接続処理開始時の状態に復帰し(ステップ416)、オペレータ電話接続処理を終了する。ここで、ステップ416では、オペレータ電話接続処理開始時にBTインタフェース114と接続している移動電話装置2が存在していなかった場合には、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2との無線接続を切断する。また、ステップ416では、オペレータ電話接続処理開始時にBTインタフェース114と接続している移動電話装置2が存在し、当該移動電話装置2が現在BTインタフェース114と接続している移動電話装置2と異なる移動電話装置2である場合には、現在無線接続している移動電話装置2とBTインタフェース114との無線接続を切断した上で、オペレータ電話接続処理開始時に無線接続していた移動電話装置2をBTインタフェース114と無線接続する。
そして、HFTコントロールアプリケーション1192に、予め記憶しておいたサポートサービスコールセンタの電話機の電話番号を通話相手とするハンズフリー通話の開始を指示する(ステップ412)。そして、移動電話装置2とサポートサービスコールセンタの電話機との間の通信の切断を待って(ステップ414)、移動電話装置2の無線接続の有無や、無線接続している移動電話装置2などの、BTインタフェース114の移動電話装置2の接続状態を、オペレータ電話接続処理開始時の状態に復帰し(ステップ416)、オペレータ電話接続処理を終了する。ここで、ステップ416では、オペレータ電話接続処理開始時にBTインタフェース114と接続している移動電話装置2が存在していなかった場合には、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2との無線接続を切断する。また、ステップ416では、オペレータ電話接続処理開始時にBTインタフェース114と接続している移動電話装置2が存在し、当該移動電話装置2が現在BTインタフェース114と接続している移動電話装置2と異なる移動電話装置2である場合には、現在無線接続している移動電話装置2とBTインタフェース114との無線接続を切断した上で、オペレータ電話接続処理開始時に無線接続していた移動電話装置2をBTインタフェース114と無線接続する。
以上、データ処理装置11のサポートサービスクライアントアプリケーション1193が行う、オペレータ電話接続処理について説明した。
以上のように、本第1実施形態によれば、たとえば、移動電話装置Aの電話番号とBTアドレスが移動電話装置データとして登録情報テーブルに登録されており、移動電話装置Bのみデータ処理装置11に無線接続されている状態で、ユーザより、ユーザサポートの利用開始を指示されると、登録情報テーブルに登録されているBTアドレスに基づいて移動電話装置Aが探索され、移動電話装置Aがデータ処理装置11と無線通信可能なエリア内に存在する場合には、移動電話装置Aがデータ処理装置11に無線接続されて、サポートサービスコールセンタの電話機との移動電話装置Aを用いた通話が開始されることとなる。よって、登録情報テーブルに登録されている移動電話装置Aがデータ処理装置11と無線接続されていない場合にも、当該移動電話装置Aがデータ処理装置11と無線通信可能な位置にあれば、登録情報テーブルに登録されている移動電話装置Aを用いたサポートサービスコールセンタのオペレータとのハンズフリー通話機能を、ユーザに提供することができる。
以上のように、本第1実施形態によれば、たとえば、移動電話装置Aの電話番号とBTアドレスが移動電話装置データとして登録情報テーブルに登録されており、移動電話装置Bのみデータ処理装置11に無線接続されている状態で、ユーザより、ユーザサポートの利用開始を指示されると、登録情報テーブルに登録されているBTアドレスに基づいて移動電話装置Aが探索され、移動電話装置Aがデータ処理装置11と無線通信可能なエリア内に存在する場合には、移動電話装置Aがデータ処理装置11に無線接続されて、サポートサービスコールセンタの電話機との移動電話装置Aを用いた通話が開始されることとなる。よって、登録情報テーブルに登録されている移動電話装置Aがデータ処理装置11と無線接続されていない場合にも、当該移動電話装置Aがデータ処理装置11と無線通信可能な位置にあれば、登録情報テーブルに登録されている移動電話装置Aを用いたサポートサービスコールセンタのオペレータとのハンズフリー通話機能を、ユーザに提供することができる。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
本第2実施形態は、上記第1実施形態と以下の点が異なる。
すなわち、本第2実施形態に車載システム1のデータ処理装置11のBTインタフェース114には複数台の移動電話機を同時に無線接続できる。
また、本第2実施形態では、HFTコントロールアプリケーション1192は、BTインタフェース114に複数台の移動電話装置2が接続されている場合には、ユーザの通話先を指定した発呼操作等により開始される通常の通話については、無線接続されている複数台の移動電話装置2のうちの、予めユーザから通常通話用に設定された移動電話装置2を通話に用いる。
本第2実施形態は、上記第1実施形態と以下の点が異なる。
すなわち、本第2実施形態に車載システム1のデータ処理装置11のBTインタフェース114には複数台の移動電話機を同時に無線接続できる。
また、本第2実施形態では、HFTコントロールアプリケーション1192は、BTインタフェース114に複数台の移動電話装置2が接続されている場合には、ユーザの通話先を指定した発呼操作等により開始される通常の通話については、無線接続されている複数台の移動電話装置2のうちの、予めユーザから通常通話用に設定された移動電話装置2を通話に用いる。
そして、本第2実施形態の、サポートサービスクライアントアプリケーション1193は、上述したオペレータ電話接続処理に代えて以下の処理を行う。
すなわち、本第2実施形態の、サポートサービスクライアントアプリケーション1193は、後述するサポートサービス用移動電話装置登録処理を行い、無線接続可能な移動電話装置2の内にBTアドレスが登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されているBTアドレスと一致する移動電話装置2が存在する場合には、当該BTアドレスと一致する移動電話装置2をサポートサービス用移動電話装置に設定する。
すなわち、本第2実施形態の、サポートサービスクライアントアプリケーション1193は、後述するサポートサービス用移動電話装置登録処理を行い、無線接続可能な移動電話装置2の内にBTアドレスが登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されているBTアドレスと一致する移動電話装置2が存在する場合には、当該BTアドレスと一致する移動電話装置2をサポートサービス用移動電話装置に設定する。
また、本第2実施形態の、サポートサービスクライアントアプリケーション1193は、入力装置111を介してユーザより、ユーザサポートの利用開始を指示されたときに、サポートサービス用移動電話装置が設定されている場合には、HFTコントロールアプリケーション1192に、サポートサービス用移動電話装置に設定されている移動電話装置2を用いた、サポートサービスコールセンタの電話機とのハンズフリー通話を行わせ、入力装置111を介してユーザより、ユーザサポートの利用開始を指示されたときに、サポートサービス用移動電話装置が設定されていない場合には、上述のようなエラーメッセージの表示のみを行う。
以下、上述のようにサポートサービスクライアントアプリケーション1193が、サポートサービス用移動電話装置を設定するために行うサポートサービス用移動電話装置登録処理について説明する。
ここで、サポートサービス用移動電話装置登録処理は、データ処理装置11が起動されたときに行う処理としても、サポートサービス用移動電話装置が設定されていない期間中、定期的に行う処理としてもよい。
図5に、サポートサービス用移動電話装置登録処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2が存在するかどうかを調べ(ステップ502)、存在しない場合には、ステップ506に進む。
一方、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2が存在する場合には(ステップ502)、無線接続している移動電話装置2のいずれかの電話番号が記憶装置117の登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されている電場番号と一致するかどうかを調べ(ステップ504)、一致する場合には、電話番号が一致した移動電話装置2をサポートサービス用移動電話装置に設定し(ステップ514)、サポートサービス用移動電話装置登録処理を終了する。
ここで、サポートサービス用移動電話装置登録処理は、データ処理装置11が起動されたときに行う処理としても、サポートサービス用移動電話装置が設定されていない期間中、定期的に行う処理としてもよい。
図5に、サポートサービス用移動電話装置登録処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2が存在するかどうかを調べ(ステップ502)、存在しない場合には、ステップ506に進む。
一方、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2が存在する場合には(ステップ502)、無線接続している移動電話装置2のいずれかの電話番号が記憶装置117の登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されている電場番号と一致するかどうかを調べ(ステップ504)、一致する場合には、電話番号が一致した移動電話装置2をサポートサービス用移動電話装置に設定し(ステップ514)、サポートサービス用移動電話装置登録処理を終了する。
一方、無線接続している移動電話装置2のいずれの電話番号も、記憶装置117の登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されている電場番号と一致しなかった場合には(ステップ504)、ステップ506に進む。
そして、以上のようにしてステップ502またはステップ504から、ステップ506に進んだならば、BTインタフェース114を介して、BTアドレスが登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されているBTアドレスと一致する移動電話装置2を、無線接続可能な移動電話装置2の内から探索する。
そして、以上のようにしてステップ502またはステップ504から、ステップ506に進んだならば、BTインタフェース114を介して、BTアドレスが登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されているBTアドレスと一致する移動電話装置2を、無線接続可能な移動電話装置2の内から探索する。
そして、BTアドレスが登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されているBTアドレスと一致する移動電話装置2が存在しないために探索が失敗した場合には(ステップ508)、そのままサポートサービス用移動電話装置登録処理を終了する。
一方、BTアドレスが登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されているBTアドレスと一致する移動電話装置2の探索が成功した場合には(ステップ508)、BTインタフェース114に探索された移動電話装置2を無線接続する(ステップ510)。
一方、BTアドレスが登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されているBTアドレスと一致する移動電話装置2の探索が成功した場合には(ステップ508)、BTインタフェース114に探索された移動電話装置2を無線接続する(ステップ510)。
そして、探索した移動電話装置2をサポートサービス用移動電話装置に設定し(ステップ512)、サポートサービス用移動電話装置登録処理を終了する。
以上、本第2実施形態においてサポートサービスクライアントアプリケーション1193が行うサポートサービス用移動電話装置登録処理について説明した。
ところで、本第2実施形態は、サポートサービスクライアントアプリケーション1193において、入力装置111を介してユーザよりユーザサポートの利用開始を指示されたときに、上述したサポートサービス用移動電話装置登録処理を行った上で、サポートサービス用移動電話装置が設定されている場合には、HFTコントロールアプリケーション1192に、サポートサービス用移動電話装置に設定されている移動電話装置2を用いた、サポートサービスコールセンタの電話機とのハンズフリー通話を行わせ、入力装置111を介してユーザより、ユーザサポートの利用開始を指示されたときに、サポートサービス用移動電話装置が設定されていない場合には、エラーメッセージの表示を行うものとしてもよい。
以上、本第2実施形態においてサポートサービスクライアントアプリケーション1193が行うサポートサービス用移動電話装置登録処理について説明した。
ところで、本第2実施形態は、サポートサービスクライアントアプリケーション1193において、入力装置111を介してユーザよりユーザサポートの利用開始を指示されたときに、上述したサポートサービス用移動電話装置登録処理を行った上で、サポートサービス用移動電話装置が設定されている場合には、HFTコントロールアプリケーション1192に、サポートサービス用移動電話装置に設定されている移動電話装置2を用いた、サポートサービスコールセンタの電話機とのハンズフリー通話を行わせ、入力装置111を介してユーザより、ユーザサポートの利用開始を指示されたときに、サポートサービス用移動電話装置が設定されていない場合には、エラーメッセージの表示を行うものとしてもよい。
以上、本発明の第2の実施形態について説明した。
以上のように、本第2実施形態によれば、たとえば、移動電話装置Aの電話番号とBTアドレスが移動電話装置データとして登録情報テーブルに登録されており、移動電話装置Bが通常通話用に設定されており、移動電話装置Aと移動電話装置Bとがデータ処理装置11と無線接続されている状態では、登録情報テーブルに登録されている移動電話装置Aがサポートサービス用移動電話装置に設定され、通常の通話には通常通話用に設定されている動電話装置Bが用いられ、サポートサービスコールセンタの電話機との通話にはサポートサービス用移動電話装置に設定された移動電話装置Aが用いられることとなる。
以上のように、本第2実施形態によれば、たとえば、移動電話装置Aの電話番号とBTアドレスが移動電話装置データとして登録情報テーブルに登録されており、移動電話装置Bが通常通話用に設定されており、移動電話装置Aと移動電話装置Bとがデータ処理装置11と無線接続されている状態では、登録情報テーブルに登録されている移動電話装置Aがサポートサービス用移動電話装置に設定され、通常の通話には通常通話用に設定されている動電話装置Bが用いられ、サポートサービスコールセンタの電話機との通話にはサポートサービス用移動電話装置に設定された移動電話装置Aが用いられることとなる。
また、移動電話装置Aの電話番号とBTアドレスが移動電話装置データとして登録情報テーブルに登録されており、移動電話装置Bが通常通話用に設定されており、移動電話装置Bのみがデータ処理装置11と無線接続されている状態では、登録情報テーブルに登録されているBTアドレスに基づいて移動電話装置Aが探索され、移動電話装置Aがデータ処理装置11と無線通信可能なエリア内に存在する場合には、移動電話装置Aがデータ処理装置11に無線接続されてサポートサービス用移動電話装置に設定される。
そして、以降は、通常の通話には通常通話用に設定されている動電話装置Bが用いられ、サポートサービス用移動電話装置に設定された移動電話装置Aが用いられることとなる。
以下、本発明の第3実施形態について説明する。
本第3実施形態は、上述した第2実施形態と以下の点が異なる。
すなわち、本第3実施形態では、サポートサービスサーバ32のユーザ登録情報の移動電話装置データには、移動電話装置2の電話番号のみが含まれBTアドレスは含まれていない。また、サポートサービスサーバ32から送信されデータ処理装置11の記憶装置117に記憶される登録情報テーブルの移動電話装置データにも、図3bに示すように、電話番号のみが含まれBTアドレスは含まれない。
以下、本発明の第3実施形態について説明する。
本第3実施形態は、上述した第2実施形態と以下の点が異なる。
すなわち、本第3実施形態では、サポートサービスサーバ32のユーザ登録情報の移動電話装置データには、移動電話装置2の電話番号のみが含まれBTアドレスは含まれていない。また、サポートサービスサーバ32から送信されデータ処理装置11の記憶装置117に記憶される登録情報テーブルの移動電話装置データにも、図3bに示すように、電話番号のみが含まれBTアドレスは含まれない。
また、本第3実施形態では図5に示したサポートサービス用移動電話装置登録処理に代えて、図6に示すサポートサービス用移動電話装置登録処理を行う。
図6に示す本第3実施形態に係るサポートサービス用移動電話装置登録処理では、まず、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2が存在するかどうかを調べ(ステップ602)、存在しない場合には、ステップ606に進む。
一方、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2が存在する場合には(ステップ602)、無線接続している移動電話装置2のいずれかの電話番号が記憶装置117の登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されている電場番号と一致するかどうかを調べ(ステップ604)、一致する場合には、電話番号が一致した移動電話装置2をサポートサービス用移動電話装置に設定し(ステップ618)、サポートサービス用移動電話装置登録処理を終了する。
図6に示す本第3実施形態に係るサポートサービス用移動電話装置登録処理では、まず、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2が存在するかどうかを調べ(ステップ602)、存在しない場合には、ステップ606に進む。
一方、BTインタフェース114に無線接続している移動電話装置2が存在する場合には(ステップ602)、無線接続している移動電話装置2のいずれかの電話番号が記憶装置117の登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されている電場番号と一致するかどうかを調べ(ステップ604)、一致する場合には、電話番号が一致した移動電話装置2をサポートサービス用移動電話装置に設定し(ステップ618)、サポートサービス用移動電話装置登録処理を終了する。
一方、無線接続している移動電話装置2のいずれの電話番号も、記憶装置117の登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されている電場番号と一致しなかった場合には(ステップ604)、ステップ606に進む。
そして、以上のようにしてステップ602またはステップ604から、ステップ606に進んだならば、BTインタフェース114を介して、BTインタフェース114と未接続の無線接続可能な移動電話装置2を探索する。
そして、BTインタフェース114と未接続の無線接続可能な移動電話装置2が存在しないために探索が失敗した場合には(ステップ608)、そのままサポートサービス用移動電話装置登録処理を終了する。
一方、BTインタフェース114と未接続の無線接続可能な移動電話装置2の探索が成功した場合には(ステップ608)、探索した各移動電話装置2のうちの最初の移動電話装置2に着目し(ステップ610)、着目した移動電話装置2について以下の処理を行う。
そして、以上のようにしてステップ602またはステップ604から、ステップ606に進んだならば、BTインタフェース114を介して、BTインタフェース114と未接続の無線接続可能な移動電話装置2を探索する。
そして、BTインタフェース114と未接続の無線接続可能な移動電話装置2が存在しないために探索が失敗した場合には(ステップ608)、そのままサポートサービス用移動電話装置登録処理を終了する。
一方、BTインタフェース114と未接続の無線接続可能な移動電話装置2の探索が成功した場合には(ステップ608)、探索した各移動電話装置2のうちの最初の移動電話装置2に着目し(ステップ610)、着目した移動電話装置2について以下の処理を行う。
すなわち、まず、着目した移動電話装置2にBTインタフェース114に無線接続し(ステップ612)、着目した移動電話装置2の電話番号を取得し、取得した電話番号が記憶装置117の登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されている電場番号と一致するかどうかを調べる(ステップ614)。
そして、一致していない場合には、当該移動電話装置2との無線接続を切断し(ステップ620)、探索した移動電話装置2の内に未着目の移動電話装置2が存在する場合には(ステップ622)、着目する移動電話装置2を、次の未着目の移動電話装置2に更新し(ステップ624)、ステップ612からの処理を行い、探索した移動電話装置2の内に未着目の移動電話装置2が存在しない場合には(ステップ622)、サポートサービス用移動電話装置登録処理を終了する。
一方、着目した移動電話装置2の電話番号が記憶装置117の登録情報テーブルのいずれかの移動電話装置データに登録されている電場番号と一致する場合には当該移動電話装置2をサポートサービス用移動電話装置に設定し(ステップ616)し、サポートサービス用移動電話装置登録処理を終了する。
以上、本第3実施形態においてサポートサービスクライアントアプリケーション1193が行うサポートサービス用移動電話装置登録処理について説明した。
なお、本第3実施形態も、サポートサービスクライアントアプリケーション1193において、入力装置111を介してユーザより、ユーザサポートの利用開始を指示されたときに、図6に示したサポートサービス用移動電話装置登録処理を行った上で、サポートサービス用移動電話装置が設定されている場合には、HFTコントロールアプリケーション1192に、サポートサービス用移動電話装置に設定されている移動電話装置2を用いた、サポートサービスコールセンタの電話機とのハンズフリー通話を行わせ、入力装置111を介してユーザより、ユーザサポートの利用開始を指示されたときに、サポートサービス用移動電話装置が設定されていない場合には、エラーメッセージの表示のみを行うものとしてもよい。
なお、本第3実施形態も、サポートサービスクライアントアプリケーション1193において、入力装置111を介してユーザより、ユーザサポートの利用開始を指示されたときに、図6に示したサポートサービス用移動電話装置登録処理を行った上で、サポートサービス用移動電話装置が設定されている場合には、HFTコントロールアプリケーション1192に、サポートサービス用移動電話装置に設定されている移動電話装置2を用いた、サポートサービスコールセンタの電話機とのハンズフリー通話を行わせ、入力装置111を介してユーザより、ユーザサポートの利用開始を指示されたときに、サポートサービス用移動電話装置が設定されていない場合には、エラーメッセージの表示のみを行うものとしてもよい。
以上、本発明の第3の実施形態について説明した。
以上のように、本第3実施形態によれば、たとえば、移動電話装置Aの電話番号が移動電話装置データとして登録情報テーブルに登録されており、移動電話装置Bが通常通話用に設定されており、移動電話装置Aと移動電話装置Bとがデータ処理装置11と無線接続されている状態では、登録情報テーブルに登録されている移動電話装置Aがサポートサービス用移動電話装置に設定され、通常の通話には通常通話用に設定されている動電話装置Bが用いられ、サポートサービスコールセンタの電話機との通話にはサポートサービス用移動電話装置に設定された移動電話装置Aが用いられることとなる。
以上のように、本第3実施形態によれば、たとえば、移動電話装置Aの電話番号が移動電話装置データとして登録情報テーブルに登録されており、移動電話装置Bが通常通話用に設定されており、移動電話装置Aと移動電話装置Bとがデータ処理装置11と無線接続されている状態では、登録情報テーブルに登録されている移動電話装置Aがサポートサービス用移動電話装置に設定され、通常の通話には通常通話用に設定されている動電話装置Bが用いられ、サポートサービスコールセンタの電話機との通話にはサポートサービス用移動電話装置に設定された移動電話装置Aが用いられることとなる。
また、移動電話装置Aの電話番号が移動電話装置データとして登録情報テーブルに登録されており、移動電話装置Bが通常通話用に設定されており、移動電話装置Bのみがデータ処理装置11と無線接続されている状態では、登録情報テーブルに登録されている電話番号に基づいて移動電話装置Aが探索され、移動電話装置Aがデータ処理装置11と無線通信可能なエリア内に存在する場合には、移動電話装置Aがデータ処理装置11に無線接続されてサポートサービス用移動電話装置に設定される。
そして、以降は、通常の通話には通常通話用に設定されている動電話装置Bが用いられ、サポートサービス用移動電話装置に設定された移動電話装置Aが用いられることとなる。
ところで、以上の第1、第2実施形態は、サポートサービスクライアントアプリケーション1193において、以下の登録BTアドレス更新処理を、さらに行うようにしてもよい。
ここで、登録BTアドレス更新処理において、サポートサービスクライアントアプリケーション1193は、BTインタフェース114に移動電話装置2が接続される度に、当該移動電話装置2の電話番号とBTアドレスを取得し、記憶装置117に記憶されている登録情報テーブル中に、取得した電話番号が登録されている移動電話装置データが存在すれば、存在した移動電話装置データのBTアドレスを取得したBTアドレスに更新する。
ところで、以上の第1、第2実施形態は、サポートサービスクライアントアプリケーション1193において、以下の登録BTアドレス更新処理を、さらに行うようにしてもよい。
ここで、登録BTアドレス更新処理において、サポートサービスクライアントアプリケーション1193は、BTインタフェース114に移動電話装置2が接続される度に、当該移動電話装置2の電話番号とBTアドレスを取得し、記憶装置117に記憶されている登録情報テーブル中に、取得した電話番号が登録されている移動電話装置データが存在すれば、存在した移動電話装置データのBTアドレスを取得したBTアドレスに更新する。
このような登録BTアドレス更新処理を行うことにより、ユーザが電話番号の変更を伴わない移動電話装置2の機種変更などを行った場合でも、その変更後の移動電話装置2のBTアドレスに、登録情報テーブルの移動電話装置データのBTアドレスを自動的に更新することができる。
ここで、このような登録BTアドレス更新処理を行う場合には、サポートサービスサーバ32のユーザ登録情報の移動電話装置データに、移動電話装置2の電話番号のみを含めBTアドレスは含めないと共に、サポートサービスサーバ32から送信されデータ処理装置11の記憶装置117に記憶される登録情報テーブルの移動電話装置データにも、電話番号のみを含めBTアドレスは含めないようにしてもよい。ただし、この場合には、登録BTアドレス更新処理において、記憶装置117に記憶されている登録情報テーブル中に、取得した電話番号が登録されている移動電話装置データにBTアドレスが登録されていない場合には、存在した移動電話装置データのBTアドレスを新規登録するようにする。
このようにすることにより、必ずしも、サポートサービスサーバ32のユーザ登録情報やサポートサービスサーバ32から送信する登録情報テーブルの移動電話装置データに、BTアドレスを含めなくとも、一度、サポートサービスサーバ32のユーザ登録情報やサポートサービスサーバ32から送信する登録情報テーブルに電話番号が登録された移動電話装置2をデータ処理装置11に無線接続した後は、上述した各実施形態の動作を同様に行うことができる。
また、以上の各実施形態では、データ処理装置11と移動電話装置2との無線接続にBluetooth(登録商標)を用いたが、当該無線接続はWi-Fiなどの他の無線インタフェースを用いて行うようにしてもよい。ただし、この場合には移動電話装置2のBTアドレスに代えて、無線接続に用いた無線インタフェースが行う無線通信用の移動電話装置2のアドレスを用いるようにする。
また、以上の実施形態では、登録情報テーブルを、サポートサービスサーバ32からデータ処理装置11に送信し、データ処理装置11において送信された登録情報テーブルを記憶するようにしたが、登録情報テーブルは、直接、データ処理装置11の記憶装置117に設定するようにしてもよい。
1…車載システム、2…移動電話装置、3…サポートセンター、5…移動通信網、11…データ処理装置、12…移動データ通信装置、31…サポートコールセンター31ー、32…サポートサービスサーバ、111…入力装置、112…表示装置、113…音声入出力装置、114…BTインタフェース、115…外部インタフェース、116…オペレーティングシステム、117…記憶装置、118…周辺装置、1191…ナビゲーションアプリケーション、1192…HFTコントロールアプリケーション、1193…サポートサービスクライアントアプリケーション。
Claims (17)
- 移動電話装置を無線通信で接続可能な通話システムであって、
通話を介してユーザをサポートするサポートセンタへの通話に用いる特定の移動電話装置の電話番号と当該移動電話装置の上記無線通信上のアドレスとを登録したテーブルを記憶した記憶装置と、
ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記移動電話装置を用いた前記サポートセンタとの電話通信を行って、ユーザと前記サポートセンタとのハンズフリー通話機能を提供するサポートセンタ通話処理部とを有し、
前記サポートセンタ通話処理部は、
ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている場合には、当該移動電話装置を前記サポートセンタとの電話通信に用い、
ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されていない場合には、前記無線通信可能な移動電話装置の内から、前記テーブルに登録されているアドレスの移動電話装置を探索し、当該アドレスの移動電話装置を探索できたならば、当該移動電話装置と前記無線通信を接続し、当該移動電話装置を前記サポートセンタとの電話通信に用いることを特徴とする通話システム。 - 請求項1記載の通話システムであって、
前記サポートセンタ通話処理部は、ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信での電話番号が前記テーブルに登録されていない移動電話装置が前記無線通信で接続されている場合には、前記無線通信可能な移動電話装置の内から、前記テーブルに登録されているアドレスの移動電話装置を探索し、当該アドレスの移動電話装置を探索できたならば、前記無線通信で接続されている前記電話番号が前記テーブルに登録されていない移動電話装置との無線通信を切断した上で、前記探索できた移動電話装置と前記無線通信を接続して当該移動電話装置を前記サポートセンタとの電話通信に用い、当該サポートセンタとの電話通信が終了したならば、前記探索できた移動電話装置と前記無線通信を切断し、前記ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに前記無線通信が接続されていた移動電話装置との前記無線通信の接続を復帰することを特徴とする通話システム。 - 移動電話装置を無線通信で接続可能な通話システムであって、
通話を介してユーザをサポートするサポートセンタへの通話に用いる特定の移動電話装置の電話番号と当該移動電話装置の上記無線通信上のアドレスとを登録したテーブルを記憶した記憶装置と、
ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の内の、サポートセンタ用移動電話装置として設定されている移動電話装置を用いた前記サポートセンタとの電話通信を行って、ユーザと前記サポートセンタとのハンズフリー通話機能を提供するサポートセンタ通話処理部と、
前記サポートセンタ用移動電話装置を設定するサポートセンタ用移動電話装置設定部とを有し、
前記サポートセンタ用移動電話装置設定部は、ユーザからの前記サポートセンタへの通話の開始の指示の発生に先立って、
前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている場合には、当該移動電話装置を前記サポートセンタ用移動電話装置に設定し、
前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されていない場合には、前記無線通信可能かつ前記無線通信が未接続の移動電話装置の内から、前記テーブルに登録されているアドレスの移動電話装置を探索し、当該アドレスの移動電話装置を探索できたならば、当該移動電話装置と前記無線通信を接続し、当該移動電話装置を前記サポートセンタ用移動電話装置に設定することを特徴とする通話システム。 - 請求項3記載の通話システムであって、
ユーザの発信先を指定した電話発信操作に応答して、前記無線通信で接続されている移動電話装置の内の、予めユーザによって一般通話用の移動電話装置として設定されている移動電話装置を用いた電話通信を行って、ユーザと前記発信先とのハンズフリー通話機能を提供する一般通話処理部を有することを特徴とする通話システム。 - 請求項1、2、3または4記載の通話システムであって、
移動データ通信を行う移動データ通信部と、
前記移動データ通信部を介して前記テーブルを受信し前記記憶装置に記憶するテーブル登録部とを有することを特徴とする通話システム。 - 請求項1、2、3、4または5記載の通話システムであって、
前記無線通信で接続された移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている場合に、当該移動電話装置の前記無線通信上のアドレスを、前記テーブルに登録されている当該移動電話装置の前記無線通信上のアドレスとして登録する無線通信アドレス登録部を有することを特徴とする通話システム。 - 移動電話装置を無線通信で接続可能な通話システムであって、
ユーザの発信先を指定した電話発信操作に応答して、前記無線通信で接続されている移動電話装置の内の、予めユーザによって一般通話用の移動電話装置として設定されている移動電話装置を用いた電話通信を行って、ユーザと前記発信先とのハンズフリー通話機能を提供する一般通話処理部と、
通話を介してユーザをサポートするサポートセンタへの通話に用いる特定の移動電話装置の電話番号を登録したテーブルを記憶した記憶装置と、
ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の内の、サポートセンタ用移動電話装置として設定されている移動電話装置を用いた前記サポートセンタとの電話通信を行って、ユーザと前記サポートセンタとのハンズフリー通話機能を提供するサポートセンタ通話処理部と、
前記サポートセンタ用移動電話装置を設定するサポートセンタ用移動電話装置設定部とを有し、
前記サポートセンタ用移動電話装置設定部は、ユーザからの前記サポートセンタへの通話の開始の指示の発生に先立って、
前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている場合には、当該移動電話装置を前記サポートセンタ用移動電話装置に設定し、
前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されていない場合には、前記無線通信可能かつ前記無線通信が未接続の移動電話装置に無線接続すると共に、当該無線接続した移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている電話番号である場合には、当該移動電話装置を前記サポートセンタ用移動電話装置に設定することを特徴とする通話システム。 - 請求項7記載の通話システムであって、
移動データ通信を行う移動データ通信部と、
前記移動データ通信部を介して前記テーブルを受信し前記記憶装置に記憶するテーブル登録部とを有することを特徴とする通話システム。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の通話システムであって、
当該通話システムは自動車に搭載された車載の通話システムであることを特徴とする通話システム。 - 移動電話装置を無線通信で接続可能なコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
通話を介してユーザをサポートするサポートセンタへの通話に用いる特定の移動電話装置の電話番号と当該移動電話装置の上記無線通信上のアドレスとを登録したテーブルを記憶した記憶装置と、
ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記移動電話装置を用いた前記サポートセンタとの電話通信を行って、ユーザと前記サポートセンタとのハンズフリー通話機能を提供するサポートセンタ通話処理部として機能させ、
前記サポートセンタ通話処理部は、
ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている場合には、当該移動電話装置を前記サポートセンタとの電話通信に用い、
ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されていない場合には、前記無線通信可能な移動電話装置の内から、前記テーブルに登録されているアドレスの移動電話装置を探索し、当該アドレスの移動電話装置を探索できたならば、当該移動電話装置と前記無線通信を接続し、当該移動電話装置を前記サポートセンタとの電話通信に用いることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項10記載のコンピュータプログラムであって、
前記サポートセンタ通話処理部は、ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信での電話番号が前記テーブルに登録されていない移動電話装置が前記無線通信で接続されている場合には、前記無線通信可能な移動電話装置の内から、前記テーブルに登録されているアドレスの移動電話装置を探索し、当該アドレスの移動電話装置を探索できたならば、前記無線通信で接続されている前記電話番号が前記テーブルに登録されていない移動電話装置との無線通信を切断した上で、前記探索できた移動電話装置と前記無線通信を接続し、当該移動電話装置を前記サポートセンタとの電話通信に用い、当該サポートセンタとの電話通信が終了したならば、前記探索できた移動電話装置と前記無線通信を切断し、前記ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに前記無線通信が接続されていた移動電話装置との前記無線通信の接続を復帰することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 移動電話装置を無線通信で接続可能なコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
通話を介してユーザをサポートするサポートセンタへの通話に用いる特定の移動電話装置の電話番号と当該移動電話装置の上記無線通信上のアドレスとを登録したテーブルを記憶した記憶装置と、
ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の内の、サポートセンタ用移動電話装置として設定されている移動電話装置を用いた前記サポートセンタとの電話通信を行って、ユーザと前記サポートセンタとのハンズフリー通話機能を提供するサポートセンタ通話処理部と、
前記サポートセンタ用移動電話装置を設定するサポートセンタ用移動電話装置設定部として機能させ、
前記サポートセンタ用移動電話装置設定部は、ユーザからの前記サポートセンタへの通話の開始の指示の発生に先立って、
前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている場合には、当該移動電話装置を前記サポートセンタ用移動電話装置に設定し、
前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されていない場合には、前記無線通信可能かつ前記無線通信が未接続の移動電話装置の内から、前記テーブルに登録されているアドレスの移動電話装置を探索し、当該アドレスの移動電話装置を探索できたならば、当該移動電話装置と前記無線通信を接続し、当該移動電話装置を前記サポートセンタ用移動電話装置に設定することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項12記載のコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
ユーザの発信先を指定した電話発信操作に応答して、前記無線通信で接続されている移動電話装置の内の、予めユーザによって一般通話用の移動電話装置として設定されている移動電話装置を用いた電話通信を行って、ユーザと前記発信先とのハンズフリー通話機能を提供する一般通話処理部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項10、11、12または13記載のコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
移動データ通信を行う移動データ通信部と、
前記移動データ通信部を介して前記テーブルを受信し前記記憶装置に記憶するテーブル登録部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項10、11、12、13または14記載の通話システムであって、
記載のコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記無線通信で接続された移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている場合に、当該移動電話装置の前記無線通信上のアドレスを、前記テーブルに登録されている当該移動電話装置の前記無線通信上のアドレスとして登録する無線通信アドレス登録部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 移動電話装置を無線通信で接続可能なコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
ユーザの発信先を指定した電話発信操作に応答して、前記無線通信で接続されている移動電話装置の内の、予めユーザによって一般通話用の移動電話装置として設定されている移動電話装置を用いた電話通信を行って、ユーザと前記発信先とのハンズフリー通話機能を提供する一般通話処理部と、
通話を介してユーザをサポートするサポートセンタへの通話に用いる特定の移動電話装置の電話番号を登録したテーブルを記憶した記憶装置と、
ユーザから前記サポートセンタへの通話の開始を指示されたときに、前記無線通信で接続されている移動電話装置の内の、サポートセンタ用移動電話装置として設定されている移動電話装置を用いた前記サポートセンタとの電話通信を行って、ユーザと前記サポートセンタとのハンズフリー通話機能を提供するサポートセンタ通話処理部と、
前記サポートセンタ用移動電話装置を設定するサポートセンタ用移動電話装置設定部と、して機能させ、
前記サポートセンタ用移動電話装置設定部は、ユーザからの前記サポートセンタへの通話の開始の指示の発生に先立って、
前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている場合には、当該移動電話装置を前記サポートセンタ用移動電話装置に設定し、
前記無線通信で接続されている移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されていない場合には、前記無線通信可能かつ前記無線通信が未接続の移動電話装置に無線接続すると共に、当該無線接続した移動電話装置の電話番号が前記テーブルに登録されている電話番号である場合には、当該移動電話装置を前記サポートセンタ用移動電話装置に設定することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項16記載のコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
移動データ通信を行う移動データ通信部と、
前記移動データ通信部を介して前記テーブルを受信し前記記憶装置に記憶するテーブル登録部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013270376A JP2015126442A (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 通話システム及びコンピュータプログラム |
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JP2013270376A JP2015126442A (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 通話システム及びコンピュータプログラム |
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017195459A (ja) * | 2016-04-19 | 2017-10-26 | マツダ株式会社 | 緊急通報装置及び緊急通報システム |
WO2017183377A1 (ja) * | 2016-04-19 | 2017-10-26 | マツダ株式会社 | 緊急通報装置及び緊急通報システム |
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2013
- 2013-12-26 JP JP2013270376A patent/JP2015126442A/ja active Pending
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