JP2015126356A - 携帯端末装置、及び携帯端末プログラム - Google Patents

携帯端末装置、及び携帯端末プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015126356A
JP2015126356A JP2013269127A JP2013269127A JP2015126356A JP 2015126356 A JP2015126356 A JP 2015126356A JP 2013269127 A JP2013269127 A JP 2013269127A JP 2013269127 A JP2013269127 A JP 2013269127A JP 2015126356 A JP2015126356 A JP 2015126356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incoming call
nuisance
call
call rejection
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013269127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6438197B2 (ja
Inventor
治 小島
Osamu Kojima
治 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Solutions Inc.
Original Assignee
Seiko Solutions Inc.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Solutions Inc. filed Critical Seiko Solutions Inc.
Priority to JP2013269127A priority Critical patent/JP6438197B2/ja
Publication of JP2015126356A publication Critical patent/JP2015126356A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6438197B2 publication Critical patent/JP6438197B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】携帯端末装置に着信拒否登録した電話番号が、他者にとっても迷惑電話に該当しているのか否かを容易に認識する。
【解決手段】携帯端末装置100において、ユーザが着信拒否登録した着信拒否番号の「着信拒否リスト」を表示する際に、各着信拒否番号を迷惑電話DBサーバ800から取得した迷惑電話DBに含まれる各迷惑電話番号と照合し、一致する着信拒否番号の先頭に危険度を表示するアイコン(危険度別アイコンや英数字等)を表示する。また、取得した迷惑電話DBを使用して、迷惑電話番号と一致する着信拒否番号についての危険度を決定し、各電話番号の着信拒否リスト内での管理形態(表示形態、削除操作の形態)を変えている。ユーザは自分が登録した「着信拒否リスト」にある着信拒否番号(電話番号)が、「迷惑電話DB」に含まれているか否かを容易に判定することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、着信拒否機能を備えた携帯端末装置、及び携帯端末プログラムに関する。
無線通信による通話機能を備えた携帯電話やいわゆるPHS、スマートフォン等の各種携帯端末装置が普及している。
この携帯端末装置では、迷惑な電話などに煩わされることが無いようにするために、ユーザにとって迷惑と考えられる特定の電話番号からの着信に対応するための各種機能が提案されている。
例えば、特許文献1では、携帯電話端末において、特定の発信者からの着信を拒否する方法として、拒否をしたい電話番号を端末ユーザが都度、保有する端末の着信拒否リストに記憶させる技術について提案されている。
また、特許文献2では、多数の加入者電話からの迷惑電話番号情報を集約した迷惑電話データベースを構築し、インターネット経由で当該データベースを利用して、未知の電話番号からの着信時に「安全度」をユーザ端末に表示して、ユーザに注意を促すことができるシステムが提案されている。
特開2012−147123号公報 特開2012−109842号公報
しかし、特許文献1記載技術では、単に着信拒否をする電話番号を、ユーザが都度、端末に記憶させる構成であり、その電話番号に対して他者が判断する一般的な「安全度や危険度」については確認することができない。
また、特許文献2記載技術では、迷惑電話データベースサーバを利用して、着信時にユーザが掛かってきた電話の安全度を確認できるだけであり、このユーザ端末に接続される電話機で登録した着信拒否の電話番号に対する危険度などをユーザが知ることはできず、ユーザの危機管理意識の向上には繋がらなかった。また、着信が有る毎にユーザ端末がインターネット経由で迷惑電話データベースを構築したサーバに接続する必要があった。
本願発明は、携帯端末装置に着信拒否登録した電話番号が、他者にとっても迷惑電話に該当しているのか否かを容易に認識することを目的とする。
(1)請求項1に記載の発明では、着信拒否の対象となる電話番号を着信拒否番号として登録する登録手段と、他装置からの接続要求を受信する着信手段と、前記接続要求をした前記他装置の発信者番号を取得する発信者番号取得手段と、前記取得した発信者番号が前記登録された着信拒否番号である場合には、着信拒否をする着信拒否手段と、前記着信拒否番号が、複数ユーザにより所定水準以上の迷惑電話であると判定された迷惑電話番号にも該当するか否かを判断する迷惑電話判断手段と、前記登録した着信拒否番号を表示する際に、当該着信拒否番号が前記迷惑電話にも該当すると判断された場合には、その旨を明示する表示制御手段と、を具備したことを特徴とする携帯端末装置を提供する。
(2)請求項2に記載の発明では、所定水準以上の迷惑電話であると判定された迷惑電話番号が登録された迷惑電話DBを取得する迷惑電話DB取得手段を備え、前記迷惑電話判断手段は、前記着信拒否番号が前記迷惑電話DBに登録されているか否かにより、迷惑電話にも該当するか否かを判断する、ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置を提供する。
(3)請求項3に記載の発明では、前記迷惑電話DBには、各迷惑電話番号に対応する危険度が設定されており、前記表示制御手段は、その旨の明示として、前記危険度に応じた表示をする、ことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の携帯端末装置を提供する。
(4)請求項4に記載の発明では、前記迷惑電話DBには、各迷惑電話番号に対応する危険度が設定されており、前記着信拒否番号に対する着信拒否回数と、前記迷惑電話DBで設定された危険度とに基づいて、総合危険度を決定する総合危険度決定手段と、前記表示制御手段は、その旨の明示として、前記決定した総合危険度に応じた表示をする、ことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の携帯端末装置を提供する。
(5)請求項5に記載の発明では、前記総合危険度決定手段は、前記総合危険度を決定するための着信拒否回数として、着信日が古い程小さくなる重み付けをした着信拒否回数を使用する、ことを特徴とする請求項4に記載の携帯端末装置を提供する。
(6)請求項6に記載の発明では、着信拒否の対象として前記登録された着信拒否番号を削除をする削除手段を供え、前記削除手段は、削除対象である着信拒否番号の危険度が高い程、又は総合危険度が高いほど、消去に必要なユーザの操作量を多くする、ことを特徴とする請求項3、請求項4、又は請求項5に記載の携帯端末装置を提供する。
(7)請求項7に記載の発明では、前記表示制御手段による着信拒否番号を表示する場合は、着信履歴表示において着信拒否番号が含まれる場合、又は、登録された着信拒否番号をリスト表示する場合、であることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1の請求項に記載の携帯端末装置を提供する。
(8)請求項8に記載の発明では、前記登録手段で新たに登録した着信拒否番号を迷惑電話DBサーバに報告する報告手段を備え、前記迷惑電話DB取得手段は、複数の携帯端末装置から報告される着信拒否番号に基づいて迷惑電話DBを作成する迷惑電話DBサーバから迷惑電話DBを取得する、ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1の請求項に記載の携帯端末装置を提供する。
(9)請求項9に記載の発明では、前記報告手段は、更に、前記着信拒否手段による着信拒否があった着信拒否番号を報告対象とする、ことを特徴とする請求項8に記載の携帯端末装置を提供する。
(10)請求項10に記載の発明では、前記報告手段は、前記着信拒否手段による着信拒否について、所定回数毎に報告する、ことを特徴とする請求項9に記載の携帯端末装置を提供する。
(11)請求項11に記載の発明では、着信拒否の対象となる電話番号を着信拒否番号として登録する登録機能と、他装置からの接続要求を受信する着信機能と、前記接続要求をした前記他装置の発信者番号を取得する発信者番号取得機能と、前記取得した発信者番号が前記登録された着信拒否番号である場合には、着信拒否をする着信拒否機能と、前記着信拒否番号が、複数ユーザにより所定水準以上の迷惑電話であると判定された迷惑電話番号にも該当するか否かを判断する迷惑電話判断機能と、前記登録した着信拒否番号を表示する場合に、当該着信拒否番号が前記迷惑電話にも該当すると判断された場合には、その旨を明示する表示制御機能と、をコンピュータに実現させるための携帯端末プログラムを提供する。
本願発明によれば、登録した着信拒否登番号を表示する際に、当該着信拒否番号が前記迷惑電話にも該当すると判断された場合には、その旨を明示するので、着信拒否登録した電話番号が、他者にとっても迷惑電話に該当しているのか否かを容易に認識することができる。
本実施形態における携帯端末装置が取得する迷惑電話DBを構築する迷惑電話DB構築システムについての説明図である。 迷惑電話DBサーバの各機能を表した機能構成図である。 迷惑電話DBの内容を表した説明図である。 携帯端末装置の各機能を表した機能構成図である。 着信拒否リスト記憶部の登録内容についての説明図である。 迷惑電話DB記憶部の記憶内容を表した説明図である。 携帯端末装置のハード構成図である。 携帯端末装置における着信拒否登録の際の処理と、迷惑電話DBサーバにおける迷惑DBの構築処理の動作を表したフローチャートである。 携帯端末装置から迷惑電話DBサーバに接続して迷惑電話DBを取得する場合のフローチャートである。 携帯端末装置から迷惑電話DBサーバに接続して迷惑電話DBを取得する処理のフローチャートである。 迷惑電話DBサーバ側から携帯端末装置に迷惑電話DBを送信する場合のフローチャートである。 携帯端末装置の代表的な状態と各状態間の遷移についての説明図である。 通話履歴からの着信拒否登録の画面遷移についての説明図である。 携帯端末装置に着信があった場合のフローチャートである。 着信拒否リストにも電話帳にも登録されていない発信者番号からの着信における表示、及び着信拒否登録の画面遷移について表した説明図である。 通話中における画面表示及び着信拒否登録の遷移画面についての説明図である。 終話表示中の画面を表した説明図である。 着信拒否番号の削除を求める着信拒否番号削除画面の説明図である。 着信拒否リスト画面とその遷移画面の説明図である。 着信拒否リスト画面における、迷惑電話の明示方法に関する変形例の説明図である。 着信拒否番号を削除する場合の画面遷移についての説明図である。 着信拒否回数を考慮して危険度を決定する場合の着信拒否リスト記憶部について表した説明図である。
以下、本発明の携帯端末装置、及び携帯端末プログラムにおける好適な実施の形態について、図1から図22を参照して詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
本実施形態の携帯端末装置は、予め登録された着信拒否番号と一致する発呼者番号からの着信に対して着信拒否を行う着信拒否機能を備えた携帯端末装置を対象としている。
ここで、着信拒否の内容については、各携帯端末装置毎に決められている。例えば、着信明示(着信音の出力、振動、着信の表示)だけを行わない場合、着信明示を行わずに回線を接続したままにする場合、着信明示を行わずに回線を接続して応答メッセージを流す場合、着信明示を行わずに回線を接続した直後に切断する場合、着信明示も回線接続も行わずに拒否信号を交換機に送信する場合、等が存在する。
なお、いずれの場合においても着信履歴を保存する場合と、保存しない場合があるが、説明する実施形態において着信履歴が必要な処理については、着信履歴を保存する機能を備えた携帯端末装置を対象とする。
本実施形態の携帯端末装置では、ユーザが登録した「着信拒否リスト」を、当該携帯端末装置で表示する際に、着信拒否登録してある電話番号(着信拒否番号)が、自分だけでなく、多数のユーザによって迷惑電話として認定されている電話番号(迷惑電話)か否かを判定し、迷惑電話にも該当している着信拒否番号には、その旨を明示する。
迷惑電話の番号か否かの判定については、複数のユーザから提供された情報から迷惑電話と判断された電話番号のデータベースを管理している迷惑電話DB(データベース)サーバから、迷惑電話DBをダウンロードして保存しておき、携帯端末装置に着信が発生したときに、その発信元電話番号が保存した迷惑電話DBに存在しているか否かにより判断する。
着信拒否リストには、迷惑電話にも該当する着信拒否番号には、その旨の明示として、アイコンを表示する。
本実施形態では、迷惑電話DBの迷惑電話(電話番号)に、迷惑の度合いや危険の度合いを示す危険度情報などの付加情報が付与されている場合について説明し、この場合、携帯端末装置で着信拒否リストを表示する際に、迷惑電話にも該当する旨を明示するアイコンに加えて/変えて、危険度を表示するアイコン(危険度別アイコンや英数字等)を表示する。
迷惑電話の明示方法としては、アイコン以外にも、危険度別に「文字色を変える」「背景色を変える」「字体を変える」などが可能である。
そして、本実施形態では、迷惑電話の付加情報に基づく、危険度/迷惑度に応じて、対応する着信拒否番号の、着信拒否リスト内での管理形態を変える。
例えば、着信拒否リストから着信拒否番号を削除する場合には、危険度が高い迷惑電話に該当するか判断し、危険度の程度に応じて削除する際の手続きを厳格にしたり、削除する旨の確認回数を増やしたりする。また、最も危険度のランクが高い迷惑電話に該当する着信拒否番号については、削除できないようにする。
また、携帯端末装置に登録する拒否電話の数に制限があり、すでに上限まで登録されている場合に、更に着信拒否登録の要求があった場合には、登録済みの着信拒否番号を削除する必要がある。その際、所定ランク以上の危険度(本実施形態では最も高い危険度であるが、是に限らない)の迷惑電話は、削除対象リストに掲載しないようにする。または、削除対象リストを表示する際には、危険度の低い順に表示するようにしてもよい。
本実施形態によれば、ユーザは自分が「着信拒否リスト」に登録した着信拒否番号が、多数人にとっても迷惑電話と認識されている電話番号であることを認識することが可能になる。
着信があった場合、携帯端末装置は、その発信元の電話番号に応じて着信に対する処理を変更する。
すなわち、発信元電話番号が、ユーザの電話帳に登録されている場合には通常の着信処理(着信音の出力と、発信元情報の表示)を行い、着信拒否リストに登録されている電話番号であれば着信拒否処理を行う。
一方、発信元電話番号が、ユーザの電話帳にも、着信拒否リストにも登録されていない場合には、携帯端末装置は、ダウンロードした迷惑電話DBを照合し、一致した電話番号がある場合には「迷惑電話の可能性のある電話番号」である旨を表示する。
ユーザの電話帳、着信拒否リスト、及び迷惑電話DBのいずれにも登録されていない電話番号からの着信であれば、着信音の出力と当該電話番号を表示する着信処理を行う。
(2)実施形態の詳細。
図1は本実施形態における携帯端末装置が取得する迷惑電話DBを構築する迷惑電話DB構築システムについて表したものである。
この迷惑電話DB構築システムでは、本実施形態の対象となる迷惑電話DBの収集及び配信を行う迷惑電話DBサーバ800と、音声やデータの通信を行う通信回線網としての音声・パケット交換網400、他社音声網500と、いずれかの通信回線網に携帯端末装置を接続する複数の基地局420と、通信可能エリア内の基地局と接続して通話やデータ通信を行う携帯端末装置100a、100b、100c…、及び、通信回線網に有線接続された固定電話機600等から構成されている。
なお、携帯端末装置100a、100b、100c…のうち、本実施形態の対象となるのは、迷惑電話DB構築システムによるサービス契約に加入している携帯端末装置が対象となる。本実施形態の説明では、図1における携帯端末装置100cと、固定電話機600が未加入であり、その他の携帯端末装置100a、100b、…が加入しているものとする。そして、実施形態において携帯端末装置100は加入している携帯端末装置100a、100bを指すものとして説明する。
本実施形態の携帯端末装置としては、通話機能、着信拒否登録機能を備えた携帯端末装置であり、例えば、携帯電話やいわゆるPHS、スマートフォン、Voip(Voice over Internet Protocol)端末等の各種携帯端末装置が対象となる。
また、通信回線網としては、互いに接続可能なPHS回線網、3G回線網、4G回線網等の各種通信回線網が対象となっている。
図2は迷惑電話DBサーバ800の各機能を表した機能構成図である。
迷惑電話DBサーバ800は、ネットワーク通信部810、制御部820、迷惑電話DB記憶部830、登録情報記憶部840を備えている。
ネットワーク通信部810は通信手段として機能し、通信回線用の変調、復調などを行うことで音声・パケット交換網400を介して迷惑電話DB構築システムに加入している携帯端末装置100との間で通信を行う。
制御部820は、着信拒否番号受信部821、ポイント計算部822、危険度付与部823、通信制御部824、迷惑電話DB送信部825の各機能部を備えている。
制御部820は、図示しないが、CPUを備え、各種プログラムやデータが格納されたROM、作業領域として使用されるRAM等の各種ハードウェアを備えたコンピュータシステムにより構成され、CPUがROMに格納された迷惑電話管理プログラム等を実行することで、着信拒否番号受信部821等の各機能部における機能を実現している。
着信拒否番号受信部821は、ネットワーク通信部810が携帯端末装置100から受信した着信拒否番号を拒否情報として受信し、ポイント計算部822に供給する。
ポイント計算部822では、各携帯端末装置100から送信される着信拒否番号毎に、そのポイントを計算する。本実施形態では、着信拒否登録の報告(送信回数)をポイントとしてカウントしている。
危険度付与部823は、ポイント計算部822で計算される着信拒否番号毎のポイント数から、迷惑電話としての認定(登録)、及び危険度/迷惑度の付与、変更を行う。この登録や付与、変更があると、その旨が通信制御部824に報告される。
通信制御部824は、携帯端末装置100からの要求や、迷惑電話DB変更の報告により、迷惑電話DB送信部825に迷惑電話DBの送信を指示する。
迷惑電話DB送信部825は、通信制御部824からの指示により、迷惑電話DB(差分)をネットワーク通信部810を介して、携帯端末装置100に送信する。
図3は、迷惑電話DB記憶部830に記憶される迷惑電話DBの内容を表した説明図である。
図3に示されるように、迷惑電話DBには、携帯端末装置100から迷惑電話として報告された電話番号(迷惑電話番号)と、報告回数、危険度、及び更新日時が保存されている。
迷惑電話番号は、携帯端末装置100から着信拒否番号として報告された電話番号である。
報告回数は、各迷惑電話番号が、着信拒否番号として登録された携帯端末装置100の数を表し、各携帯端末装置100からの着信拒否登録の報告がある毎に回数がカウントアップされる。
危険度は、各迷惑電話番号に対する危険の程度を表し、報告回数をポイントして区分される。この危険度は、迷惑電話番号の付属情報として携帯端末装置100に提供される。
本実施形態では、危険度として、報告回数11〜50が低、報告回数51〜200が中、報告回数201以上が高と区分されている。報告回数10以下は、携帯端末装置100への提供対象外となっているため、危険度は付与されていない。
なお、危険度の区分数及び、各区分の報告回数は一例であり、他の値を閾値として設定しておき、報告回数が各区分毎の閾値を超える毎に当該迷惑電話番号に対する危険度を変更するようにしてもよい。
更新日時には、危険度の更新がされた日時が保存されている。
すなわち、危険度のランクが無い(×印で表示)迷惑電話番号については、当該迷惑電話番号が追加された日時、すなわち、最初の着信拒否報告がされて当該電話番号が迷惑電話番号として登録された日時が保存される。
一方、低、中、高の危険度が付けられている迷惑電話番号については、ランク無し(×)から低に、低から中に、中から高に当該危険度が変更された日時が保存される。
なお、更新日時には、当該迷惑電話番号の報告回数が追加(変更)された日を保存するようにしてもよい。
本実施形態では、迷惑電話DB記憶部830に保存されている迷惑電話DBのデータのうち、迷惑電話番号と危険度が携帯端末装置100に送信される。最初の送信時には全ての迷惑電話番号と危険度が送信され、その後の送信では更新された差分データが送信されるようになっている。
図2に戻り、登録情報記憶部840は、迷惑電話DB構築システムに加入しているユーザ(携帯端末装置100)に関するユーザ情報が記憶されている。
ユーザ情報としては、ユーザの識別番号、携帯端末装置100の電話番号(識別番号として使用する場合には不要)、携帯端末装置100のメールアドレス、ユーザ登録日、その他の情報が保存される。
このユーザ情報には、後述するように、携帯端末装置100に迷惑電話DBの差分データを送信するために、送信済みの迷惑電話DBのバージョン情報、又は/及び、最後に迷惑電話DBを送信した送信日時が保存される。
迷惑電話DBサーバ800は、これらのユーザ登録された携帯端末装置100において着信拒否対象として登録された電話番号を収集することで迷惑電話DBを構築する。
図4は、携帯端末装置100の各機能を表した機能構成図である。
携帯端末装置100は、無線通信部110、表示部120、通話部130、キー操作部140、情報記憶部160、制御部200を備えている。
無線通信部110は、通信回線網と接続して通話やデータ通信を行う通信手段として機能し、PHS通信や3G通信等の携帯端末装置100が採用する通信方式に応じた変調、復調などを行うことで、他の携帯端末装置100や固定電話機600等との通信を行う。
表示部120は、各種情報を表示する表示手段として機能し、例えば、液晶ディスプレイなどで構成されている。
表示部120には、発信や着信、また本実施形態における着信拒否の登録や、登録済みの着信拒否リスト表示など、携帯端末として必要な各種機能に応じた操作画面などが表示される。
例えば、電話機能を使用して電話をかける際にユーザがキー操作部140のテンキーから入力した発呼先電話番号を表示したり、着呼があった場合の電話番号や電話番号帳に登録してある場合には氏名を表示したりする。また、メール機能を使用する場合にはメールアドレスやメール本文の内容を表示し、カメラ機能を使用する場合には撮影前後の画像を表示する。
また表示部120には、登録済みの着信拒否リストを表示し、その際に、リスト表示される着信拒否番号が迷惑電話DB記憶部161の迷惑電話DBに登録されている番号である場合には、その旨を示す危険度表示がされる。
通話部130は、音声の入出力によって通話を行う通話手段として機能し、後述するように音声を入力するマイク131と、音声を出力するスピーカ132を備えている。
キー操作部140は、各種入力操作を行う入力手段として機能し、テンキー、オンフックキー、オフフックキーを含む機能キー等を備えている。
なお、キー操作部140は、各種操作ボタンがハードキーにより構成されている場合の他、例えば、スマートフォンなどのように大型の表示部120を備える場合には、その表示画面上に配置したタッチパネルで操作キー(入力キー)の全て又は一部をソフトキーとして構成するようにしてもよい。この場合、表示部120には、タッチパネルによる受け付け対象となる操作キー(テンキーや機能キーの全部又は一部)を表示し、タッチパネルに接触させた指などの位置座標と、操作キーの表示位置から、操作キーのタッチ(押下)が検出されるようにする。
情報記憶部160は、着信拒否リスト記憶部162、電話帳記憶部163、迷惑電話DB記憶部161、図示しないその他の記憶部を備えている。
着信拒否リスト記憶部162には、本実施形態における着信拒否登録によって着信拒否番号として登録された、着信拒否の電話番号情報が登録される。
携帯端末装置100は、着信があった場合に、着信した相手の電話番号が着信拒否リスト記憶部162に存在する着信拒否番号か否かを確認し、存在する場合には着信拒否を行う。すなわち、着信音の出力や着信の表示を行わないようになっている。
図5は、着信拒否リスト記憶部162の登録内容について表したものである。
この図5に示すように、着信拒否リスト記憶部162には、各着信拒否番号毎の電話番号情報として、着信拒否番号、最終着信日、拒否回数、データベース登録、危険度、非消去、その他の情報が保存されている。
着信拒否番号は、携帯端末装置100において、ユーザが着信拒否対象として登録した電話番号である。
最終着信日は、該当する着信拒否番号からの着信があった際にその着信日(年月日)が更新され、着信拒否の登録がされた際には当該登録日が保存される。なお、年月日だけでなく、時刻も含めて保存するようにしてもよい。また、最終日(時刻)だけでなく、最終日から遡る所定回数の着信履歴を保存するようにしてもよい。
拒否回数は、着信拒否の登録をした後に当該着信拒否番号から着信があった回数である。
データベース登録は、着信拒否の対象である着信拒否番号が、次の図6で説明する迷惑電話DB記憶部161にも登録されているか否かを示すデータである。図5では登録の有無に応じて○、×で表示されているが、データとしては登録フラグのオン、オフが保存される。
危険度は、データベース登録されている着信拒否番号の危険/迷惑の度合いを示すデータである。この危険度は、各着信拒否番号に対応して迷惑電話DB記憶部161に保存されている危険度が保存される。但し、着信拒否リスト記憶部162には危険度を保存せず、着信拒否番号を検索キーとして迷惑電話DB記憶部161から対応する危険度を読み出すようにしてもよい。
非消去は、着信拒否番号を着信拒否リスト記憶部162から消去する操作がされた場合の対応を規定したものである。本実施形態では、非消去が「○」であれば消去ができず、「×」であれば消去することができるようになっている。この非消去か否か(消去を認めるか否か)については、着信拒否番号に対応する危険度のレベルに応じて決められる。
本実施形態では、危険度が「高」である着信拒否番号には削除ロックが掛けられ、ユーザが着信拒否リストから削除操作をしても消去することができないようになっているか、特殊な操作(例えば、削除専用に設定された削除パスワードの要求と入力操作)を経なければ削除できないようになっている。
なお、図5では、非消去について消去ができない「○」と、消去を可能な「×」について規定されているが、危険度に応じて、更に異なる対応を規定するようにしてもよい。例えば、一切の消去を認めない「消去不可」、消去における操作画面の変更毎に危険度の表示をすると共に消去して良いかの確認を各画面毎に求める「注意喚起消去」、消去画面の最後にだけ危険度の表示と確認を行う「通常消去」等に規定してもよい。
その他の情報としては、着信拒否番号が着信拒否リスト記憶部162に登録された日時等が保存される。
図4に戻り、電話帳記憶部163は、当該携帯端末装置100の電話番号等の他、電話帳機能によってユーザ操作で登録された発呼先の電話番号やメールアドレスや住所等の電話帳が記憶される。
迷惑電話DB記憶部161は、迷惑電話DBサーバ800から取得した迷惑電話DBが記憶されている。
図6は、迷惑電話DB記憶部161の記憶内容を表したものである。
図6に示されるように、迷惑電話DB記憶部161には、迷惑電話DBサーバ800の迷惑電話DB記憶部830に保存されている迷惑電話DBの各データのうち、迷惑電話番号と危険度を取得し保存されている。本実施形態では、迷惑電話DBサーバ800から迷惑電話DB(迷惑電話番号と危険度)を定期的に(最初は全データを、以降は差分データを)ダウンロードするようになっている。
差分データをダウンロードするために、携帯端末装置100は、前回のダウンロード日時を保存し、次のダウンロードの際に迷惑電話DBサーバ800に送信するようにしている。また、迷惑電話DBサーバ800が各携帯端末装置100に送信する迷惑電話DB/差分データ毎にバージョン情報を付加し、携帯端末装置100がダウンロードの際に現在のバージョン情報を送信するようにしてもよい。更に、迷惑電話DBサーバ800が、各携帯端末装置100に送信済みの迷惑電話DB/差分データのバージョン情報を管理しておき、携帯端末装置100から要求があった場合に最新バージョンの差分データを送信するようにしてもよい。
情報記憶部160の図示しないその他の記憶部には、発着信履歴データや、携帯端末装置100が備えるスケジュール管理機能やカメラ機能等の各種機能に対応したデータが保存される。
図4に戻り、制御部200は、無線通信制御部210、迷惑電話DB管理部220、発着信履歴管理部230、着信拒否処理部240、着信拒否リスト管理部250、選択情報送信部260、着信拒否リスト表示制御部270を備えており、携帯端末装置100による発着信(音声、データ)といった各種通信の制御を行うと共に、着信拒否の登録や削除等の制御を行う。
制御部200は、これらの各部により、着信があった場合に発呼者の電話番号が着信拒否リスト記憶部162に着信拒否番号として登録されているか否かを判断し、登録済みであれば当該着信に対する着信処理を行わない。すなわち、制御部200は、発呼者の電話番号が着信拒否番号として登録されている場合には着信音の消音(ユーザ設定により、又は/及び振動)と、オフフックの抑止を行い、登録されていない場合には、着信処理を行うと共に、発呼者の電話番号を一時保存する。
また制御部200は、ユーザにより着信拒否登録がされた着信拒否番号の迷惑電話DBサーバ800への送信や、迷惑電話DBサーバ800から迷惑電話DBの差分データのダウンロードを行う。
無線通信制御部210は、無線通信部110における発呼と着呼の制御、及び、迷惑電話DBサーバ800との通信(主として、着信拒否登録の報告や迷惑電話DBのダウンロード)の制御を行う。
迷惑電話DB管理部220は、無線通信制御部210でダウンロードした、迷惑電話DBの差分データに従い、迷惑電話DB記憶部161の更新を行う。すなわち、迷惑電話DB管理部220は、ダウンロードした差分データに含まれる迷惑電話番号が、迷惑電話DB記憶部161に存在しない場合には、その迷惑電話番号と危険度を新たに保存し、存在する場合には対応する危険度を更新する。
発着信履歴管理部230は、携帯端末装置100からの発信と、携帯端末装置100で受けた着信の履歴として、発着信の日時及び回数を各電話番号毎、着信拒否番号毎に管理する。
着信拒否処理部240は、携帯端末装置100で受けた着信について、発信元の電話番号が着信拒否リスト記憶部162に登録されているか否かを判断し、登録されている電話番号からの着信であれば、着信拒否を行う。
着信拒否リスト管理部250は、着信拒否リスト記憶部162に保存されている着信拒否リストについて、着信拒否番号の新規登録及び削除の管理、及び、各着信拒否番号毎の保存データ(図5参照)の更新等の管理を行う。
選択情報送信部260は、着信拒否番号が新規に登録された場合に、無線通信制御部210を介して迷惑電話DBサーバ800に送信する。
着信拒否リスト表示制御部270は、ユーザによる着信拒否リストを表示する操作に応じて、登録済みの着信拒否番号をリスト表示する。具体的には、携帯端末装置100の待ち受け中において、メニュー操作により、ユーザが登録した着信拒否リストの参照を選択することで、これまでに着信拒否の登録をした電話番号の一覧が画面表示される。
着信拒否リスト表示制御部270は、着信拒否リストを一覧表示する際に、迷惑電話番号DBと一致している電話番号があるか否かについて、着信拒否リスト記憶部162のデーターベース登録のデータが有り(○)であるか否かにより判断し、有る場合には、該当する着信拒否番号の先頭(又は最後に)一致していることを示す(迷惑電話にも該当することを示す)アイコンを表示する。
アイコン以外にも、有りに該当する着信拒否番号に対して、「文字色を変える」「背景色を変える」「字体を変える」などが可能である。
図7は、携帯端末装置100のハード構成を表したものである。
携帯端末装置100は、そのハード構成として、第1無線通信部(RF)110、入力キー140、機能するディスプレイ120、マイク131、スピーカ132、CPU201、RAM202、ROM203、及び情報記憶部160を備えている。
また、携帯端末装置100は、3G回線を使用する3G端末である場合には、そのハード構成として、更に、SIMカードを挿入するためのSIMカード挿入口(図示しない)を備えている。
CPU201〜ROM203は、機能構成により携帯端末装置100を表示した図4における制御部200として機能する。
CPU201は、RAM202を作業領域として、ROM203に格納されている各種プログラムに基づいて、着信拒否登録、着信拒否登録した電話番号からの着信拒否、着信拒否登録のリスト表示、迷惑電話DBサーバ800とのデータの送受信等の着信拒否に関連する各種処理を行うと共に、通常の携帯端末装置100としての備える各種機能(通話、データ送信、インターネット接続、撮像、音楽や動画データの再生等)に対応する処理を行う。
マイク131とスピーカ132は、図4における通話部として機能する。
また、入力キー140はキー操作部として、ディスプレイ120は表示部として機能する。
次に、以上の通り構成された携帯端末装置100及び迷惑電話DBサーバ800による各処理について説明する。
図8は、携帯端末装置100における着信拒否登録の際の処理と、迷惑電話DBサーバ800における迷惑DBの構築処理の動作を表したフローチャートである。なお、図8では、1つの携帯端末装置を対象にして記載しているが、登録(又は契約)されている全ての携帯端末装置100が対象であり、迷惑電話DBサーバ800はこれら全ての携帯端末装置100からの送信データに基づいて迷惑DBを構築する。
携帯端末装置100の制御部200は、ユーザによる着信拒否操作がなされたかを監視している(ステップ11)。この着信拒否操作が行われる場面としては、図12以降における操作画面の遷移説明において説明する。
ユーザによる着信拒否操作がなされた場合(ステップ11;Y)、制御部200は、対象となる電話番号を迷惑電話番号として着信拒否リスト記憶部162の着信拒否リストに登録する(ステップ12)。対象となる電話番号としては、ユーザがテンキーから入力した電話番号、RAM202に保存した発信時の発信先電話番号や着信時の発信元電話番号、発信履歴や着信履歴の表示において選択した電話番号等が該当する。
ステップ12における着信拒否リストへ登録した後、及び、ユーザによる着信拒否操作がなされていない場合(ステップ11;N)、制御部200は、タイマーが満了しているか否かを判断する(ステップ13)。
本実施形態では、タイマーの設定時間Tとして24時間に設定されているが、他の時間Sとしても良く、ユーザが設定時間Tを変更できるようにしてもよい。
また、タイマーの開始時刻についても任意であるが、本実施形態では午前0時に設定されている。この開始時刻についてユーザが変更できるようにしてもよい。
タイマーが満了していなければ(ステップ13;N)、制御部200は、ステップ11に戻って着信拒否操作の監視を継続する。
一方、タイマーが満了している場合(ステップ13;Y)、制御部200は、今回のタイマー期間内に新規登録した着信拒否番号を着信拒否リスト記憶部162から読み出し、自装置の識別番号(例えば、自装置の電話番号)と共に、迷惑電話DBサーバ800に送信して(ステップ14)処理を終了する。
なお、今回のタイマー期間内に新規登録した着信拒否番号を読み出す場合、制御部200は、着信拒否番号に登録された日時から判断するようにしているが、送信済みと未送信の着信拒否番号を区別するフラグを着信拒否リストに記憶しておき、未送信フラグが1の着信拒否番号を読み取り送信すると共に、送信した着信拒否番号に対応するフラグを未送信フラグ0にするようにしてもよい。
一方、迷惑電話DBサーバ800の制御部820は、携帯端末装置100から新規登録した着信拒否番号を受信したか否かを監視している(ステップ21)。
着信拒否番号を受信した場合(ステップ21;Y)、制御部820は、着信拒否番号(電話番号)に対応するポイントに1を加える(ステップ22)。
すなわち、制御部820は、着信拒否番号が他の携帯端末装置100から報告済みの電話番号であり、既に迷惑電話DB記憶部830に記憶されている場合には、当該番号に対応する報告回数を1回分カウントアップする。
一方、受信した着信拒否番号が迷惑電話DB記憶部830に登録されていない場合、すなわち、今回が初めての報告である場合、制御部820は、迷惑電話DB記憶部830に今回受信した着信拒否番号を迷惑電話番号とする領域を確保し、報告回数を1とする。
このステップ22の処理は、携帯端末装置100から受信した着信拒否番号が複数存在する場合には、その各々について行われる。
次に、制御部820は、ステップ22で更新(ポイントアップ)した各着信拒否番号のポイント合計が所定の閾値を超えたか否かを判断する(ステップ23)。
閾値を超えた場合(ステップ23;Y)、制御部820は、迷惑電話DB記憶部830における当該着信拒否番号の危険度を変更すると共に、更新日時を今回危険度を変更した日時に変更し(ステップ24)、処理を終了する。
ここで、所定の閾値は、設定されている危険度に応じて複数存在し、本実施形態では、各危険度毎の閾値として、低が10、中が50、高が200に設定されていて、各閾値の回数を超えた場合に対応する危険度に変更される。例えば、報告回数が50回からカウントアップされて51回になると、危険度低から危険度中に変更される。
危険度が閾値を超えない着信拒否番号については、そのまま処理を終了する。
次に、携帯端末装置100が迷惑電話DBサーバ800から迷惑電話DBを取得する処理について、図9〜図11を参照しながら説明する。
図9は、携帯端末装置100から迷惑電話DBサーバ800に接続して迷惑電話DBを取得する場合のフローチャートである。
携帯端末装置100の制御部200は、迷惑電話DBサーバ800に対して迷惑電話DBの送信を要請する(ステップ31)。この要請は、ユーザ操作による場合、予め決められた特定の操作がされた場合(例えば、着信拒否リストの表示操作がされた場合、着信拒否の登録操作がされた場合等がある)等に行われる。
また制御部200は、迷惑電話DBの送信を要求する際に、ユーザ(又は携帯端末装置100)の識別番号を迷惑電話DBサーバ800に送信する。この識別番号としては、ユーザID、電話番号、端末ID等のユーザ又は携帯端末装置100を特定する番号が使用される。ユーザIDを使用する場合、本実施形態の対象である迷惑電話DB構築システムへのユーザ登録の際に決められるユーザIDが使用される。
迷惑電話DBサーバ800では、携帯端末装置100から迷惑電話DBの送信要請を受信したか否かを制御部820が監視している(ステップ41)。
送信要請を受信した場合(ステップ41;Y)、制御部820は、送信要請が正規ユーザからのものか否かについて判断する(ステップ42)。この正規ユーザか否かについては、送信要請において携帯端末装置100から送信される識別番号が登録情報記憶部840に登録されているか否かをしらべ、登録されていれば正規ユーザであると判断する。なお、携帯端末装置100の電話番号が登録情報記憶部840に登録されており、かつ、当該電話番号に対応して登録されている識別番号が一致する場合に、正規ユーザであると判断するようにしてもよい。
正規ユーザでない場合(ステップ42;N)、制御部820はステップ41にもどり、送信要請の受信の監視を継続する。
一方、正規ユーザからの送信要請である場合(ステップ42;Y)、制御部820は、迷惑電話DBの差分データを携帯端末装置100に送信し(ステップ43)、当該送信要請に対する処理を終了する。
制御部820は、当該識別番号に対応して登録情報記憶部840に保存されている最後の差分送信日時以降に更新された迷惑電話DBの差分、すなわち、最後の差分送信日時以降に新たに追加された迷惑電話番号とその危険度、及び危険度が変更された迷惑電話番号と変更後の危険度を抽出して差分データとする。
一方、携帯端末装置100では、送信要請(ステップ31)をした後、当該送信要請に基づいて迷惑電話DBサーバ800から迷惑電話DBが送信されたか否かを監視している(ステップ32)。
そして、迷惑電話DBが送信されると(ステップ32;Y)、携帯端末装置100の制御部200は、受信した迷惑電話DBを迷惑電話DB記憶部161に記憶する(ステップ33)。すなわち、制御部820は、受信した迷惑電話DBに含まれる迷惑電話番号が迷惑電話DB記憶部161に存在しない場合には、当該迷惑電話番号用のエリアを新たに確保し、その危険度を保存する。また迷惑電話番号が迷惑電話DB記憶部161に存在する場合には、その危険度を受信した迷惑電話DBの危険度に変更(更新)する。
制御部200は、受信した迷惑電話DBを記憶(ステップ33)した後に処理を終了するが、迷惑電話DBが更新された旨をユーザに明示するようにしてもよい。
明示方法としては迷惑電話番号が追加された場合には「データベースに追加されました」、危険度が変更された場合には「危険度UP」等の表示を画面に表示する。
また、明示のタイミングとしては、迷惑電話DBの更新をした際や、ユーザが着信拒否リストの表示操作をした際等とすることが可能である。
図10は、携帯端末装置100から迷惑電話DBサーバ800に接続して迷惑電話DBを取得する処理のフローチャートである。
図9で説明した処理では、携帯端末装置100で予め定められた特定の操作がなされた場合に迷惑電話DBサーバ800に送信要請をする場合について説明した。
これに対して、図10の処理では、予め定められた所定時間S毎に携帯端末装置100が送信要請をするものである。本実施形態では所定時間Sとして24時間が設定されているが、2日、1週間等の他の時間間隔であってもよく、また、各携帯端末装置100が所定時間Sをユーザが変更できるようにしてもよい。
携帯端末装置100の制御部200は、所定時間Sのタイマーが満了したか否かを監視しており(ステップ30)、タイマーが満了していなければ(ステップ30;N)、監視を継続する。
一方、所定時間Sのタイマーが満了した場合(ステップ30;Y)、制御部200は、迷惑電話DBサーバ800に対して迷惑電話DBの送信を要請する(ステップ31)。
以降、携帯端末装置100と迷惑電話DBサーバ800の処理は図9で説明したのと同じであるので省略する。
なお、本例において、所定時間Sのタイマーは、制御部200が満了を判断した後にリセットするようになっているが、送信要請(ステップ31)をした後、又は、迷惑電話DBサーバ800から受信した迷惑電話DBを更新(ステップ33)した後にリセットするようにしてもよい。
図11は、迷惑電話DBサーバ800側から携帯端末装置100に迷惑電話DBを送信する場合のフローチャートである。
迷惑電話DBサーバ800の制御部820は、危険度の変更がなされたか否かを判断する(ステップ51)。この危険度の変更は、図8で説明したステップ24に基づく。
危険度の変更がされた場合(ステップ51;Y)、制御部820は、登録情報記憶部840に保存されている各携帯端末装置100に迷惑電話DB(変更分)を送信し(ステップ52)、処理を終了する。
ここで制御部820は、変更分の迷惑電話DBを次のようにして各携帯端末装置100に送信する。
制御部820は、SMS(Short Message Service)を利用して、登録情報記憶部840に保存されている各電話番号の携帯端末装置100宛に、迷惑電話DB受信用に迷惑電話DBサーバ800への接続を要求するメッセージを送信する。
制御部820は、このメッセージに応じて迷惑電話DBサーバ800に接続してきた携帯端末装置100に対して、迷惑電話DBの変更分を送信する。
また、登録情報記憶部840に各携帯端末装置100のメールアドレスが保存されている場合には、各メールの添付ファイルとして迷惑電話DBの変更分を送信するようにしてもよい。
一部の携帯端末装置100についてだけメールアドレスが保存されている場合、メールアドレスが保存されている携帯端末装置100には添付ファイルとして、保存されていない携帯端末装置100にはSMSにより送信するようにしてもよい。
一方、携帯端末装置100の制御部200は、迷惑電話DBサーバ800から迷惑電話DB(変更分)が送信されたか否かを監視している(ステップ32)。
そして、迷惑電話DB(変更分)が送信されると(ステップ32;Y)、携帯端末装置100の制御部200は、受信した迷惑電話DB(変更分)を迷惑電話DB記憶部161に記憶する(ステップ33)。すなわち、制御部200は、受信した迷惑電話DBに含まれる迷惑電話番号が迷惑電話DB記憶部161に存在しない場合には、当該迷惑電話番号用のエリアを新たに確保し、その危険度を保存する。また迷惑電話番号が迷惑電話DB記憶部161に存在する場合には、その危険度を変更後の危険度に変更(更新)する。
なお、図9で説明したのと同様に、迷惑電話DBが更新された旨をユーザに明示するようにしてもよい。
図11で説明した例では、迷惑電話DBサーバ800は、危険度の変更がある毎に変更分を迷惑電話DBとして、全携帯端末装置100に送信する場合について説明した。
これを、1の変更がある毎ではなく、所定数n(n>1)の変更がある毎に送信するようにしてもよい。
また、所定数nの変更だけの条件だと、所定数nになる前の最初の変更が長期に亘って各携帯端末装置100の迷惑電話DBに反映されない可能性があるので、所定数nの変更及び所定時間の経過のいずれか一方の条件を満たした場合に迷惑電話DBの変更分を送信するようにしてもよい。
次に、携帯端末装置100の各状態における、着信拒否登録を行う際の画面遷移について説明する。
図12は、携帯端末装置100の代表的な状態と、各状態間の遷移について表したものである。
図12に示すように、携帯端末装置100は、待ち受け中、通話履歴、着信中、発信中、通話中、終話表示中の各状態をとる。
具体的には、待ち受け中では通常の待ち受け画面が表示され、この待ち受けの状態から、ユーザ操作によって通話履歴の表示が行われる。通話履歴の表示画面からの着信拒否登録については図13で説明する。
また、待ち受け状態で着信があると、着信中の状態に移行し、この着信中におけるユーザ操作に応じて終話表示中又は通話中に移行する。着信中の処理については図14で、着信中の表示画面からの着信拒否登録については図15で説明する。
一方、待ち受け画面からユーザにより発信操作がなされると、発信中の表示がなされ、発信相手のオフフック操作により通話中の表示が成され、その後、終話表示中に移行する。通話中の表示画面からの着信拒否登録については図16で説明し、終話表示中の表示画面からの着信拒否登録については図17で説明する。
なお、この状態遷移については一例であり、各携帯端末装置100の機能に応じて表示、遷移される。
図13は、通話履歴からの着信拒否登録の画面遷移について表したものである。
携帯端末装置100のユーザが待ち受け中において、通話履歴の表示操作を行うと、図13(a)に示すように通話履歴表示画面が表示される。この通話履歴表示画面では、通話履歴が新しい順に表示され、画面上で選択されている通話対象が発信によるか着信によるかによって、着信の「発信」又は「着信」のアイコンが区別表示される。
図13(a)の例では、「危険花子」の履歴を選択すると、選択されている履歴対象が枠で囲われることで区別表示され、更に、選択された履歴対象が着信によるものであることが上部の「着信」アイコンが濃く表示されることで区別表示される。なお、「発信」アイコンが薄く表示されることで区別表示されるようにしてもよい。
図13(a)に示すように、この通話履歴表示画面の下部には操作ボタンが表示され、「戻る」ボタンが選択されると1つ前の操作画面(この場合には、待ち受け画面)に戻り、「選択」ボタンが選択されると選択中の通話履歴の詳細が表示される。
一方、「メニュー」ボタンが選択されると、図13(b)に示すように、サブメニュー画面が表示される。このサブメニュー画面では、選択された着信履歴(電話番号)に対応して、可能な操作がリスト表示される。
このサブメニュー画面において、6番の「着信拒否登録」が選択されると、携帯端末装置100の制御部200は、図13(a)の画面で選択した着信履歴電話番号を着信拒否リスト記憶部162に登録した後、待ち受け画面に戻る。
なお、着信拒否登録が完了した後に所定時間、例えば、5秒間だけ着信リストに登録されたことを示す登録完了画面を表示し、その後に待ち受け画面に戻るようにしてもよい。登録完了画面では対象となった電話番号、データが有る場合には当該電話番号に対応する氏名等の情報を表示すると共に、着信拒否登録が登録が完了したこと示す「着信拒否登録が完了しました」等の文字表示を行う。
図14は、携帯端末装置100に着信があった場合の処理について表したフローチャートである。
携帯端末装置100の制御部200は、着信があった場合、発信者の電話番号(発信者番号)を取得しRAM202に保存する(ステップ61)。
そして、取得した発信者番号が着信拒否リストに存在するか否かについて着信拒否リスト記憶部162を調べる(ステップ62)。
着信拒否リストに発信者番号が存在する場合(ステップ62;Y)、制御部200は、当該着信ついて着信拒否の処理(ステップ63)をした後、処理を終了する。
発信者番号が着信拒否リストに存在しない場合(ステップ62;N)、制御部200は、発信者番号が電話帳記憶部163の電話帳に登録されているか否かを判断する(ステップ64)。
発信者番号が電話帳に登録されている場合(ステップ64;Y)、制御部200は、電話帳情報を表示し(ステップ65)、ステップ69に移行する。
電話帳情報の表示画面では、電話帳への登録内容に応じて表示され、例えば、登録した発信者の氏名(又は愛称)、当該電話番号がグループ分けされている場合には当該グループ名、発信元電話種別(固定電話、携帯電話等の区別)等が表示される。
着信拒否リストにも電話帳にも登録されていない場合、制御部200は、さらに迷惑電話DB記憶部161に発信者番号が存在するか否かを判断する(ステップ66)。
制御部200は、発信者番号が迷惑電話DB存在する場合には(ステップ66;Y)、迷惑電話表示を行い(ステップ68)、一方、存在しない場合には(ステップ66;N)着信電話番号表示を行い(ステップ67)、ステップ69に移行する。
迷惑電話表示及び着信電話番号表示については図15において後述する。
着信拒否(ステップ63)の場合を除き、制御部200は、各ステップに応じた表示におけるユーザ操作に応じた着信対応処理を行い(ステップ69)、処理を終了する。
図15は、着信拒否リストにも電話帳にも登録されていない発信者番号からの着信における、迷惑電話表示、着信電話番号表示、及び着信拒否登録の画面遷移について表したものである。
図15(a)は、着信拒否リストにも電話帳にも登録されていないが、迷惑電話DBに登録されている場合の着信中画面(迷惑電話表示)を表している。この図に示すように、表示画面には発信者番号と共に、「迷惑電話の疑いのある番号です」等の、迷惑電話の可能性があることを報知するための表示がされる。
図15(b)は、着信拒否リストにも電話帳にも、更に、迷惑電話DBにも登録されていない場合の着信中画面(着信番号表示)を表している。この図に示すように、表示画面には、発信者番号が表示される。
図15(a)、(b)の両画面の下部には、着信中の発信者番号に対する拒否操作を行うための「拒否」ボタンが表示されている。この「拒否」ボタンがユーザにより選択されると、制御部200は、同図(c)に示すように、拒否のためのサブメニュー画面が表示され、着信拒否と、着信拒否登録がメニュー表示される。
このサブメニュー画面において、1番の着信拒否が選択されると制御部200は、今回の着信に対して着信拒否を行い終話する。
一方、2番の着信拒否登録が選択されると、制御部200は、今回の着信の着信拒否を行い終話すると共に、当該発信者番号を着信拒否リスト記憶部162に登録する。
なお、終話については、後述する図17において終話画面表示の後に終話するようにしてもよい。
図16は、通話中における画面表示及び着信拒否登録の遷移画面について表したものである。
図16(a)は、通話中画面を表したものである。
この通話中画面は、図12で説明したように携帯端末装置100からの発信に対して相手側がオフフックした場合、及び、着信中の着信処理において携帯端末装置100でオフフックした場合に表される。
通話中画面では、通話中である旨の表示「通話中」と共に、通話相手の電話番号(発信者番号非表示での着信を除く)、及び通話時間が表示される。
この通話中画面において画面下部の「拒否」ボタンがユーザにより選択されると、制御部200は、図16(b)に示すように、拒否のためのサブメニューが面が表示され、拒否と、拒否登録がメニュー表示される。
このサブメニュー画面において、1番の拒否が選択されると制御部200は、現在の通話を終了(終話)する。
一方、2番の拒否登録が選択されると、制御部200は、現在の通話を終了(終話)すると共に、当該通話相手の電話番号を着信拒否リスト記憶部162に登録する。
なお、終話については、後述する図17において終話画面表示の後に終話するようにしてもよい。
図17は、終話表示中の画面を表したものである。
図17(a)は、電話帳記憶部163に保存されている相手との通話、発信、着信から終話において通信が切断された場合の終話表示画面を表したものである。この場合、制御部200は、通信を切断した旨の表示「切断しました」と、電話帳記憶部163に登録されている通信相手の表示(登録されている場合)を所定時間(例えば3秒間)表示した後、待ち受け画面に移行する。
一方、電話帳記憶部163に保存されていない相手との通話、発信、着信からの終話で有る場合、図17(b)に示すように、電話帳への登録、着信拒否登録、又は登録をしないのいずれかを選択する画面が表示される。この画面において制御部200は、ユーザによって電話帳登録が選択されると通話等の対象となった電話番号を電話帳記憶部163に登録し、着信拒否登録が選択されると着信拒否リスト記憶部162に登録し、登録しないが選択されるとそのまま終話し、待ち受け画面に移行する。
図18は、着信拒否番号の削除を求める着信拒否番号削除画面を表したものである。
この着信拒否番号削除画面は、既に着信拒否の登録が最大数(例えば、100件)となっている場合に、図12で説明した各状態から新たに着信拒否登録の操作がされると表示される画面である。
新たな着信拒否登録をするためには、既に登録済みの着信拒否番号のいずれかを削除する必要があるため、制御部200は、着信拒否番号削除画面を表示する。
この着信拒否番号削除画面において制御部200は、迷惑電話DB記憶部161にも存在する着信拒否番号のなかで、最終着信日が最も古い電話番号データの順から削除候補として1件ずつ表示する。
この表示では図18に示されるように、着信拒否リストがいっぱいであるため新規登録には削除する必要がある旨のコメントと、削除を推奨する着信拒否番号についての、最終着信日、電話番号、着信拒否の回数が表示される。
本実施形態における着信拒否番号削除画面では、図18に示すように、表示した削除候補に対する操作ボタンとして、「はい」「いいえ」「次の候補」ボタンが表示されている。
制御部200は、「はい」が選択されると表示中の着信拒否番号を着信拒否リストから削除し、「いいえ」が選択されると新規登録を中止(キャンセル)し、「次の候補」が選択されると次の削除候補の情報を表示する。
なお、制御部200は、迷惑電話DB記憶部161にも存在する着信拒否番号のなかで、最終着信日が最も古い電話番号データの順から削除候補として画面表示した後、削除候補をそのまま自動的に削除するようにしてもよい。
また、削除候補の順番については、最終着信日が古い順としたが、他に、登録日が古い順、着信拒否をした回数が少ない順等のいずれかでも良く、これらのいずれかにより削除候補の順番を決めるかについてユーザが設定するようにしてもよい。
更に、上記実施形態及び変形例では、削除候補の対象として、迷惑電話DB記憶部161にも存在する着信拒否番号を対象とする場合について説明したが、着信拒否リストの全てを対象とするようにしてもよい。
次に、ユーザ操作による着信拒否番号のリスト表示について説明する。
図19は、着信拒否リスト画面とその遷移画面を表したものである。
待ち受け中のメニューから登録した着信拒否リストを参照する操作がユーザによってなされると、制御部200は、図19(a)に示されるように、着信拒否リスト画面を表示する。
この着信拒否リスト画面では、ユーザが着信拒否登録した着信拒否番号を、予め決められた順番にリスト表示する。このリスト表示の際、制御部200は、表示する着信拒否番号が迷惑電話DB記憶部161にも登録されているか否かについて、着信拒否リスト記憶部162の「データベース登録」(図5参照)から判断し、登録されている場合には、当該着信拒否番号が迷惑電話にも該当している旨の明示を行う。この明示として制御部200は、図19(a)に示されるように、該当する着信拒否番号の先頭に迷惑電話であることを示すアイコン(迷)を表示するようになっている。
なお、迷惑電話であることの明示は、アイコン(迷)以外に他のアイコン表示でも良く、また、アイコン以外にも、「文字色を変える」「背景色を変える」「字体を変える」などにより明示するようにしてもよい。
予め決められたリスト順番としては、例えば、着信日順、登録日順、電話番号順、迷惑電話番号データベース内の危険度順、着信拒否をした回数順のいずれかを選択することができ、ユーザが選択した順にソートして表示がされる。
図19(a)に示したように、カーソル移動キーの操作により選択されている着信拒否番号が明示(図では四角枠で表示)される。
この状態で、画面の「詳細」ボタンが選択されると、制御部200は、同図(b)、(c)に示すように、選択中の着信拒否番号に対応する詳細画面を表示する。
図19(b)の詳細画面は、着信拒否番号が迷惑電話DBにも登録されている場合の画面で、制御部200は、着信拒否番号に対応する詳細情報として、着信拒否回数、危険度、電話番号、登録日、最終着信日などを表示する。
一方、図19(c)の詳細画面は、着信拒否番号が迷惑電話DBに登録されていない場合の画面で、制御部200は、危険度に代えて、「迷惑電話DB未登録」である旨の表示がされる。
図20は、着信拒否リスト画面における、迷惑電話の明示方法に関する変形例を表したものである。
図19で示した本実施形態では、該当する着信拒否番号の先頭には、一律に迷惑電話であることを明示するアイコン(迷)を表示する場合について説明したが、図20に示す変形例では、着信拒否リスト記憶部162に保存されている当該着信拒否番号の危険度を示すアイコン、すなわち、危険度別アイコンを表示するようにしてもよい。
図20(a)は、着信拒否番号に対応する危険度「高」「中」「低」に対応する危険度別アイコンとしてそれぞれ(危)、(中)、(低)を表示するものであるが、危険度別アイコンとして「危高」「危中」「危低」としても良い。
また、英数字等で危険度を表示するようにしても良く、図20(b)では、数字が大きい程危険度が大きいことを示すアイコンを表示した例である。
次に、着信拒否リスト画面から、特定の着信拒否番号を削除する場合について説明する。なお、後述する総合危険度を決定する場合には、以下に説明する危険度に変えて総合危険度を適用することも可能である。
図21は、着信拒否番号を削除する場合の画面遷移について表したものである。
図19、20に示した着信拒否リスト画面において、リスト表示されている着信拒否番号のいずれかを選択すると共に、画面下部の「詳細ボタン」が選択されると、制御部200は、図21(a)に示すようにメニュー画面をポップアップ表示する。
図21のポップアップ表示したメニュー画面において、2番のソートが選択されるとソートの項目が表示され選択されたソート項目順に着信拒否番号が表示される。また、3番の新規拒否が選択されると、新たに着信拒否登録を行うための画面が表示され、ここで入力(又は履歴からの選択)された電話番号が着信拒否リストに登録される。
一方、ポップアップしたメニュー画面において、1番の削除が選択されると、制御部200は、削除対象である着信拒否番号の、迷惑電話DBによる危険度が高い場合(本実施形態では危険度「高」が該当するが、「高」と「中」が該当するようにしてもよい)、削除ロックを掛け、図21(b)に示すように、削除できない旨の画面をポップアップ表示をする。
なお、変形例として、図21(c)に示すように、迷惑電話DBによる危険度が高い着信拒否番号について、制御部200は、危険度が高い旨を告知する画面をポップアップ表示した上で、ユーザにより「はい」が選択された場合に削除するようにしてもよい。
告知文としては、図21(c)に示す例の他、「これは危険度の高い電話番号です。削除しないことをお勧めします。」というように削除しないことを積極的に促す表示にしてもよい。
また、図示しないが、危険度が高い着信拒否番号の削除を認める場合には、通常のデータ削除操作に比べてより確認操作回数を増やすようにしたり、特殊な操作(例えば、パスワードの入力)を要求するようにしてもよい。
また、危険度に応じて表示するポップアップメッセージを代えるようにしてもよい。
例えば、危険度に応じてメッセージや背景色等の色を変えたり、メッセージ内容を変更する。
また、危険度に応じて、ポップアップの数、すなわち、消去までの段階数を変えるようにしてもよい。
例えば、次の(a)〜(b)に示すように、危険度が高い電話番号を消去する場合は、何度も確認メッセージをポップアップ表示する。この場合、「」内の表示がポップアップ画面の表示で、右矢印→が肯定(消去)意志を示す操作(「はい」ボタンや「実行」キーの選択)がされたことを示している。
(a)危険度低:「消去します」→消去
(b)危険度中:「消去します」→「迷惑電話番号にも該当します。消去しますか?」→消去
(c)危険度高:「消去します」→「迷惑電話番号にも該当します。消去しますか?」→「これは危険度の高い電話番号です。本当に消去しますか?」→消去
このように、危険度が高い着信拒否番号ほど、消去に必要なユーザの操作量が多くなることで、消去されにくくすることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、着信拒否の登録だけでなく、迷惑電話DBサーバ800からダウンロードした迷惑電話DBに基づいて、着信拒否リストの表示や着信拒否番号の削除操作を行うようにしている。
これにより、ユーザは自分が着信拒否登録した着信拒否番号が、多数人にとっても迷惑電話と認識されている電話番号であることを認識することを容易に認識することができる。
また、危険度が高い着信拒否番号(迷惑電話)の削除を、危険度が低い着信拒否番号や、迷惑電話DBにない着信拒否番号の削除よりも削除に必要な操作を加重している、若しくは削除出来なくしているので、ユーザは当該番号の危険度、迷惑度の高さを確実に認識することができる。
次に、各着信拒否番号に対する危険度を決定する場合の第1変形例について説明する。
実施形態では、着信拒否リスト記憶部162の危険度として、迷惑電話DBサーバ800から取得した迷惑電話DBの危険度をそのまま使用する場合について説明したが、本変形例では、迷惑電話DBの危険度に加えて各着信拒否の回数を考慮して危険度を決定するものである。
図22は、着信拒否回数を考慮して危険度を決定する場合の着信拒否リスト記憶部162について表したものである。
この第1変形例では、図22(a)に示すように、迷惑電話DBによる危険度のランクと、携帯端末装置100で着信拒否した回数による拒否回数ランクとから総合危険度が決定される。
迷惑電話DBランクは、迷惑電話DBの危険度「高」「中」「低」に応じてランク「3」「2」「1」に決められている。
一方、拒否回数ランクは、図22(b)に示されるように、各着信拒否番号の着信拒否回数に応じて、1回〜10回がランク「1」、11回〜50回がランク「2」、51回以上がランク「3」に決められている。
そして、迷惑電話DBランクの値と、拒否回数ランクの値の合計値が、最終的に数値化された1〜6の総合危険度となる。
この総合危険度(数値)が、図20(b)に示したように、着信拒否リストの対応する着信拒否番号の先頭にアイコン表示される。
但し、図20(a)に示したように、迷惑電話DBランクと拒否回数ランクの合計値から、1と2を総合危険度「低」、3と4を総合危険度「中」、5と6を総合危険度「高」として表示するようにしてもよい。
図22(c)、(d)は、拒否回数ランクを決定する場合の第2変形例について表したものである。この第2変形例は、第1変形例を前提として、更なる変形を行うものである。
この第2変形例では、着信拒否の回数として、各回の着信に対して着信日時に応じた重み付けをする(係数を乗じる)ことにより、古い着信拒否ほどランクに反映しにくくしたものである。
すなわち、図22(c)に示すように、着信拒否日が古い場合の係数が0.2、中くらいの場合の係数が0.5、新しい場合の係数が1と決められている。ここで着信拒否リスト表示日から1年以前の着信を「古」、着信拒否リスト表示から3ヶ月前までの着信を「新」、その間の着信を「中」とするが、この期間設定については任意である。
そして、図22(d)に例示するように、4件の着信があった場合、各回の着信に対して着信拒否日に応じた係数を乗じた回数が算出され、その合計値1.9が当該着信拒否番号に対する拒否回数となる。
以上説明した第1、第2変形例によれば、迷惑電話DBの危険度だけでなく、着信拒否回数が総合危険度に反映されているので、携帯端末装置100のユーザに合わせた総合危険度の表示や削除操作とすることができる。
なお、第1、第2の変形例において、迷惑電話DBの危険度はあくまでもユーザ以外の者がユーザと同様に着信拒否をしていることで設定されるので、迷惑電話DBに存在しない着信拒否番号については、携帯端末装置100における着信拒否回数にかかわらず、総合危険度が「0」となる。
但し、着信拒否回数によるランクについては、後日迷惑電話DBの差分データにより危険度が付けられることを考慮して、決定しておくようにしてもよい。
また、迷惑電話DBに存在しない着信拒否番号についても、図22で説明した変形例を適用して拒否回数ランクの値を総合危険度として決定するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、携帯端末装置100において、ユーザが着信拒否登録した着信拒否番号の「着信拒否リスト」を表示する際に、各着信拒否番号を迷惑電話DBサーバ800から取得した迷惑電話DBに含まれる各迷惑電話番号と照合し、一致する着信拒否番号にその旨を明示(例えば、一致アイコンの表示)する。
そして、取得した迷惑電話DBの迷惑電話番号に危険度情報などの付加情報が付与されている場合には、携帯端末装置100で着信拒否リストを表示する際に、一致する旨の表示に加えて/変えて危険度を表示するアイコン(危険度別アイコンや英数字等)を表示する。
また、取得した迷惑電話DBを使用して、迷惑電話番号と一致する着信拒否番号についての危険度を決定し、各電話番号の着信拒否リスト内での管理形態(表示形態、削除操作の形態)を変えている。
このため、説明した実施形態によれば、ユーザは自分が登録した「着信拒否リスト」にある着信拒否番号(電話番号)が、「迷惑電話DB」に含まれているか否かを容易に判定することができる。
そしてユーザは、自己の携帯端末装置100に着信拒否登録した電話番号が、「迷惑電話DB構築システムに加入している多くのユーザが迷惑電話であると認識している」電話番号でもあるのか否かについて認識することが可能となる。
以上、本願発明の各実施形態について説明したが、本願発明では説明した実施形態に限定されるものではなく他の構成とすることも可能である。
例えば、説明した実施形態では、無線通信による通話や通信を行う携帯端末装置について説明したが、有線で接続されている固定電話機等の各種端末装置に対しても、実施形態で説明した着信拒否番号の登録機能や着信拒否番号の拒否リスト表示機能、迷惑電話DBサーバ800との通信により迷惑電話DBを受信して保存する機能等を備えることを条件に、適用対象とすることができる。
説明した実施形態では、迷惑電話DBサーバ800が、特定の電話番号に対して、加入済みの携帯端末装置において着信拒否の登録がされた数を計数し、着信拒否登録数に応じて、迷惑電話DBへの登録と、危険度/迷惑度の設定を行うようにしたが、着信拒否番号の登録件数だけでなく、危険度のランクを決める際に、各携帯端末装置100が着信拒否をした着信拒否回数も考慮するようにしてもよい。
この場合、携帯端末装置100では、着信拒否番号の登録に加えて、登録済着信拒否番号に対する着信拒否も迷惑電話DBサーバ800への報告対象(着信拒否報告)とする。携帯端末装置100における着信拒否の報告は、着信拒否をする毎に迷惑電話DBサーバ800に報告するようにしても良く、また、所定回数毎(例えば、5回、10回毎)に報告するようにしてもよい。
一方、迷惑電話DBサーバ800では、着信拒否番号登録の報告と、着信拒否報告(又は報告に含まれる着信拒否回数)に基づいて、迷惑電話DBへの登録と、危険度/迷惑度の設定を行う。
すなわち、迷惑電話DBサーバ800では、各迷惑電話番号毎に着信拒否回数(総計値)を保存するようにし、携帯端末装置100から着信拒否の報告があると、迷惑電話番号に対する着信拒否回数をカウントアップする。
そして、迷惑電話DBサーバ800の制御部820は、着信拒否の回数n回(例えば、10回)当たり、着信拒否登録の報告1件に換算して危険度の決定を行うことで、着信拒否回数の総計を危険度の決定に反映させる。
また説明した実施形態では、着信拒否番号の登録がされた携帯端末装置の数に応じて危険度や迷惑度を付与する場合について説明したが、着信拒否番号の登録がされた携帯端末装置の数が所定数を超えた場合に、迷惑電話の対象として迷惑電話DBに登録をし、危険度や迷惑度については付与しないことも可能である。
説明した実施形態及び上記変形例では、各携帯端末装置100からの着信拒否登録や着信拒否の報告に基づいて迷惑電話DBを構築する場合について説明したが、特定の事業者が独自に収集したデータベースに基づいて迷惑電話DBを作成するようにしてもよい。
また、説明した実施形態では、迷惑電話DBの差分として、新たに登録された迷惑電話番号とその危険度、及び、危険度の変更を、迷惑電話DBサーバ800から各携帯端末装置100に送信する場合について説明したが、迷惑電話番号の削除指示を含めてもよい。迷惑電話番号の削除指示は、例えば、当該電話番号が使用されなくなった場合等の差分として送信される。
迷惑電話番号の削除指示は、迷惑電話DBサーバ800が、迷惑電話DB記憶部830に登録されている各迷惑電話番号が現在も使用されているか否かについて定期的に調べ、使用されていない場合に削除対象とする。但し、実際に迷惑電話番号を削除するのは各携帯端末装置100の迷惑電話DB記憶部161からであり、迷惑電話DBサーバ800では、全ユーザ(全携帯端末装置100)における削除が完了するまでは削除しない。完了した後は迷惑電話DBサーバ800の迷惑電話DB記憶部830から削除するようにしてもよい。
迷惑電話DBサーバ800の制御部820は、迷惑電話DBを携帯端末装置100に送信する際に、削除対象となった迷惑電話番号について、その危険度に代えて削除対象であることを示す削除データを送信する。
携帯端末装置100の制御部200は、受信した迷惑電話DBに削除データが存在する場合には、削除データが対応づけられている迷惑電話番号を削除する。この場合、危険度が変更された場合について説明したのと同様に、「データベースから削除されました」等の表示をするようにしてもよい。
迷惑電話番号の削除データが当該電話番号が使用されていないために削除対象となっている場合、携帯端末装置100の制御部200は、当該迷惑電話番号が着信拒否リストにも登録されているか否かを調べ、登録されている場合には着信拒否リスト記憶部162から削除するようにしてもよい。この場合、制御部200は、削除前に「着信拒否対象の番号○○−××は現在使用されていません。削除しますか?」との確認をし、ユーザの許可があった場合に削除するようにしてもよく、また、「着信拒否対象の番号○○−××は現在使用されていないため削除しました。」というように削除した旨の明示を行うようにしてもよい。
なお説明した実施形態において、携帯端末装置100から発信する際、電話帳から選択した電話番号ではなく、テンキーから入力した電話番号への発信である場合に、制御部200は、当該電話番号が迷惑電話DBに登録されている迷惑電話番号のいずれかと一致するか否かを判断し、一致している場合には、発信前にその旨をポップアップ表示して注意を喚起するようにしてもよい。
また説明した実施形態では、携帯端末装置100において着信拒否リストを表示する際に、迷惑電話DBにも登録されている着信拒否番号に対してその旨を、危険度アイコンの表示等によって明示する場合について説明した。
これに対して、着信拒否リストを表示場合だけでなく、迷惑電話DBにも登録されている着信拒否番号を表示する全ての場合において、携帯端末装置100の制御部200は、実施形態及び変形例で説明した表示を行うようにしてもよい。
例えば、発信履歴や着信履歴を表示する際に、迷惑電話DBにも登録されている着信拒否番号の先頭には危険度アイコンを表示する。
さらに、電話番号を表示する全ての場合において、携帯端末装置100の制御部200は、当該電話番号が、着信拒否リストにだけ登録されている場合、迷惑電話DBにだけ登録されている場合、両者に登録されている場合のいずれかに該当するか否かを判断し、該当する場合にはそれぞれを区別して明示するようにしてもよい。
例えば、着信拒否リストにだけ登録されている電話番号には(拒)アイコンを表示し、迷惑電話DBにだけ登録されてい電話番号の場合には(迷)アイコンを表示し、両者に登録されている電話番号には(拒迷)アイコンを表示する。後二者の場合には、迷惑電話DBに基づく危険度が決められている場合には、当該危険度に応じた色やサイズを変更するようにしてもよい。
なお、いずれにも登録されていない電話番号であれば電話番号だけを表示する。
また、説明した実施形態では、迷惑電話DBサーバ800から迷惑電話DBを取得して迷惑電話DB記憶部161に保存し、保存した迷惑電話DBにも着信拒否番号が存在するか否かを判断する場合について説明した。
これに対して、迷惑電話DBを携帯端末装置100に保存せずに、着信拒否番号が迷惑電話DBにも該当するか否かを迷惑電話DBサーバ800に問い合わせ、その回答結果により判断するようにしてもよい。
100 携帯端末装置
110 無線通信部
120 表示部
130 通話部
140 キー操作部
160 情報記憶部
161 迷惑電話DB記憶部
162 着信拒否リスト記憶部
163 電話帳記憶部
200 制御部
210 無線通信制御部
220 迷惑電話DB管理部
230 発着信履歴管理部
240 着信拒否処理部
250 着信拒否リスト管理部
260 選択情報送信部
270 着信拒否リスト表示制御部
800 迷惑電話DBサーバ
820 制御部
830 迷惑電話DB記憶部
840 登録情報記憶部

Claims (11)

  1. 着信拒否の対象となる電話番号を着信拒否番号として登録する登録手段と、
    他装置からの接続要求を受信する着信手段と、
    前記接続要求をした前記他装置の発信者番号を取得する発信者番号取得手段と、
    前記取得した発信者番号が前記登録された着信拒否番号である場合には、着信拒否をする着信拒否手段と、
    前記着信拒否番号が、複数ユーザにより所定水準以上の迷惑電話であると判定された迷惑電話番号にも該当するか否かを判断する迷惑電話判断手段と、
    前記登録した着信拒否番号を表示する際に、当該着信拒否番号が前記迷惑電話にも該当すると判断された場合には、その旨を明示する表示制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 所定水準以上の迷惑電話であると判定された迷惑電話番号が登録された迷惑電話DBを取得する迷惑電話DB取得手段を備え、
    前記迷惑電話判断手段は、前記着信拒否番号が前記迷惑電話DBに登録されているか否かにより、迷惑電話にも該当するか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記迷惑電話DBには、各迷惑電話番号に対応する危険度が設定されており、
    前記表示制御手段は、その旨の明示として、前記危険度に応じた表示をする、
    ことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記迷惑電話DBには、各迷惑電話番号に対応する危険度が設定されており、
    前記着信拒否番号に対する着信拒否回数と、前記迷惑電話DBで設定された危険度とに基づいて、総合危険度を決定する総合危険度決定手段と、
    前記表示制御手段は、その旨の明示として、前記決定した総合危険度に応じた表示をする、
    ことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の携帯端末装置。
  5. 前記総合危険度決定手段は、前記総合危険度を決定するための着信拒否回数として、着信日が古い程小さくなる重み付けをした着信拒否回数を使用する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の携帯端末装置。
  6. 着信拒否の対象として前記登録された着信拒否番号を削除をする削除手段を供え、
    前記削除手段は、削除対象である着信拒否番号の危険度が高い程、又は総合危険度が高いほど、消去に必要なユーザの操作量を多くする、
    ことを特徴とする請求項3、請求項4、又は請求項5に記載の携帯端末装置。
  7. 前記表示制御手段による着信拒否番号を表示する場合は、着信履歴表示において着信拒否番号が含まれる場合、又は、登録された着信拒否番号をリスト表示する場合、である
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1の請求項に記載の携帯端末装置。
  8. 前記登録手段で新たに登録した着信拒否番号を迷惑電話DBサーバに報告する報告手段を備え、
    前記迷惑電話DB取得手段は、複数の携帯端末装置から報告される着信拒否番号に基づいて迷惑電話DBを作成する迷惑電話DBサーバから迷惑電話DBを取得する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1の請求項に記載の携帯端末装置。
  9. 前記報告手段は、更に、前記着信拒否手段による着信拒否があった着信拒否番号を報告対象とする、
    ことを特徴とする請求項8に記載の携帯端末装置。
  10. 前記報告手段は、前記着信拒否手段による着信拒否について、所定回数毎に報告する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の携帯端末装置。
  11. 着信拒否の対象となる電話番号を着信拒否番号として登録する登録機能と、
    他装置からの接続要求を受信する着信機能と、
    前記接続要求をした前記他装置の発信者番号を取得する発信者番号取得機能と、
    前記取得した発信者番号が前記登録された着信拒否番号である場合には、着信拒否をする着信拒否機能と、
    前記着信拒否番号が、複数ユーザにより所定水準以上の迷惑電話であると判定された迷惑電話番号にも該当するか否かを判断する迷惑電話判断機能と、
    前記登録した着信拒否番号を表示する場合に、当該着信拒否番号が前記迷惑電話にも該当すると判断された場合には、その旨を明示する表示制御機能と、
    をコンピュータに実現させるための携帯端末プログラム。
JP2013269127A 2013-12-26 2013-12-26 携帯端末装置、及び携帯端末プログラム Active JP6438197B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013269127A JP6438197B2 (ja) 2013-12-26 2013-12-26 携帯端末装置、及び携帯端末プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013269127A JP6438197B2 (ja) 2013-12-26 2013-12-26 携帯端末装置、及び携帯端末プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015126356A true JP2015126356A (ja) 2015-07-06
JP6438197B2 JP6438197B2 (ja) 2018-12-12

Family

ID=53536783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013269127A Active JP6438197B2 (ja) 2013-12-26 2013-12-26 携帯端末装置、及び携帯端末プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6438197B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016178507A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 Kddi株式会社 詐欺被害警告装置、及びプログラム
JP2017126965A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 シャープ株式会社 電話機
JP2022023356A (ja) * 2020-07-27 2022-02-08 ソフトバンク株式会社 通信端末、制御方法、及びプログラム
JP7360061B2 (ja) 2019-12-27 2023-10-12 日本電信電話株式会社 呼処理装置、呼処理方法、呼処理システムおよび呼処理プログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004208030A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Casio Comput Co Ltd 通信システム
JP2013214963A (ja) * 2012-03-06 2013-10-17 Tobira Systems Inc 端末装置、管理サーバ、着信管理システム及びプログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004208030A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Casio Comput Co Ltd 通信システム
JP2013214963A (ja) * 2012-03-06 2013-10-17 Tobira Systems Inc 端末装置、管理サーバ、着信管理システム及びプログラム

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
EXILIM ケータイ W53CA BY CASIO 取扱説明書, vol. 第1版, JPN6018012484, July 2007 (2007-07-01), pages 50 - 51, ISSN: 0003773977 *
W62PT 取扱説明書, vol. 第2版, JPN6017031324, May 2009 (2009-05-01), pages 54 - 55, ISSN: 0003622918 *

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016178507A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 Kddi株式会社 詐欺被害警告装置、及びプログラム
JP2017126965A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 シャープ株式会社 電話機
JP7360061B2 (ja) 2019-12-27 2023-10-12 日本電信電話株式会社 呼処理装置、呼処理方法、呼処理システムおよび呼処理プログラム
JP2022023356A (ja) * 2020-07-27 2022-02-08 ソフトバンク株式会社 通信端末、制御方法、及びプログラム
JP7117061B2 (ja) 2020-07-27 2022-08-12 ソフトバンク株式会社 通信端末、制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6438197B2 (ja) 2018-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6961409B2 (en) Telecommunication terminal equipment responding with electronic mail containing schedule and response method using electronic mail containing schedule
KR101344265B1 (ko) 휴대 단말기 및 인간 관계 표시 방법
US7613286B2 (en) Automatic identification and blocking method of spam cell
EP2219352B1 (en) Method and communication device for displaying caller information and recording medium
JP6438197B2 (ja) 携帯端末装置、及び携帯端末プログラム
US20080089487A1 (en) Method and system for telephone number change notification and tracking
EP3048824A1 (en) Call control method and system
JP2006203750A (ja) 未知の迷惑電話の着信拒否システム
KR20060050668A (ko) 선별적 통신 서비스 제공이 가능한 무선 및 유선 통신 통신단말기 및 이를 이용한 서비스 방법
KR100616477B1 (ko) 선별적 통신 서비스 제공이 가능한 무선 통신 단말기 및 이를 이용한 서비스 방법
CN105554233B (zh) 一种去电提醒方法及终端
JP4073365B2 (ja) 通信端末
JP2004153420A (ja) 携帯端末のアドレス帳インデックス作成・管理システム,方法,サーバおよびプログラム
KR100582206B1 (ko) 사생활 보호 기능을 갖는 이동통신 단말 및 이를 이용한착신 정보 관리 방법
CN114731355A (zh) 基于呼叫设置的呼入控制
JP2004178294A (ja) 関連する電子メールを表示する携帯端末、電子メール表示方法、及びプログラム
KR101161442B1 (ko) 이동 단말기에서의 스팸 전화 차단 방법
KR20090013433A (ko) 이동통신 단말기와 그의 이전 연락 이력 표시 방법
KR20060073333A (ko) 인맥 관리를 위해 착/발신 히스토리 데이터를 사용자에게통보해주는 이동통신 단말기 및 그 방법
JP2004274256A (ja) 管理サーバ及び通信システム
KR20060016426A (ko) 이동 통신 단말기의 메시지 관리 방법
KR101802241B1 (ko) 휴대용 단말기에서 메시지를 전송하기 위한 장치 및 방법
KR101514294B1 (ko) 발신자정보 안내 방법
KR100738417B1 (ko) 주소록을 이용한 버디 관리 기능을 제공하는 이동통신단말기
KR20050027591A (ko) 이동통신단말기에서 수신 메시지 관리 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6438197

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250