JP2015126099A - 光電変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 更に高効率化が可能な光電変換装置を提供する。
【解決手段】 複数の光電変換層が積層された多接合型の光電変換装置であって、光電変換層11と、光電変換層11に対して光の入射側に位置する光電変換層12と、光電変換層11の光電変換層12側の表面に沿って屈折率が異なる2つの領域が交互に周期的に配列された構成を有し、光の方向を2つの領域の配列方向へ変換する方向変換層30と、を有しており、光電変換層11の面積が光電変換層12の面積より大きく、平面視した際に、配列方向における光電変換層11の両端が、配列方向における光電変換層12の両端よりも外側に位置している光電変換装置とする。更に高効率化が可能な光電変換装置を得ることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、効率が高い光電変換装置に関するものである。
光電変換効率を高めるために、バンドギャップの異なる半導体材料からなる複数の光電変換層を、光の入射側からバンドギャップが大きい順に配列するように積層して構成した光電変換装置が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開平11−214726号公報
特許文献1に記載されたような従来の光電変換装置は、複数の光電変換層が直列に接続されるため、効率を低下させないために各々の光電変換層を流れる電流の大きさを等しくする必要がある。ところが、伝搬距離に応じた光の減衰と、波長の増大による光吸収係数の減少とによって、光の入射側から遠ざかるにつれて発電効率が低下するため、光の入射側から遠ざかるにつれて光電変換層の厚みを大きくする必要が生じる。しかしながら、光電変換層の厚みを大きくすると、光の吸収によって発生したキャリアが電極に到達し難くなるため、結果的に効率が低下してしまう。このような問題により、特許文献1に記載されたような従来の光電変換装置は、ある程度までしか効率を高めることができないという問題があった。
本発明はこのような従来の技術における問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、更に高効率化が可能な光電変換装置を提供することにある。
本発明の光電変換装置は、複数の光電変換層が積層された多接合型の光電変換装置であって、第1光電変換層と、該第1光電変換層に対して光の入射側に位置する第2光電変換層と、前記第1光電変換層の前記第2光電変換層側の表面に沿って屈折率が異なる2つの領域が交互に周期的に配列された構成を有し、光の方向を前記2つの領域の配列方向へ変換する方向変換層と、を有しており、前記第1光電変換層の面積が前記第2光電変換層の面積より大きく、平面視した際に、前記配列方向における前記第1光電変換層の両端が、前記配列方向における前記第2光電変換層の両端よりも外側に位置していることを特徴とするものである。
本発明の光電変換装置によれば、更に高効率化が可能な光電変換装置を得ることができる。
本発明の第1実施形態の光電変換装置を模式的に示す平面図である。 本発明の第1実施形態の光電変換装置を模式的に示す平面図である。 図2のA−A’線断面図である。 本発明の第2実施形態の光電変換装置を模式的に示す平面図である。 本発明の第2実施形態の光電変換装置を模式的に示す平面図である。 図5のB−B’線断面図である。
以下、本発明の光電変換装置を添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1および図2は、本発明の第1実施形態の光電変換装置を模式的に示す平面図である。図3は、図2のA−A’線断面図である。なお、図1においては、集光器55および電極22を透視した状態を示している。また、図2においては、集光器55,電極22および光電変換層12を透視した状態を示している。本実施形態の光電変換装置は、図1〜図3に示すように、光電変換層11と、光電変換層12と、電極21と、電極22と、方向変換層30と、基板51と、集光器55とを有している。また、本実施形態の光電変換装置は、光の入射方向(z軸方向)に沿って複数の光電変換層(光電変換層11および光電変換層12)が積層された多接合型の光電変換装置である。
光電変換層11および光電変換層12は、半導体材料を用いて構成されており、光を吸収して電気エネルギーに変換する機能を有している。そして、光電変換層11は、光電変換層12よりも波長が長い光を吸収可能に構成されている。すなわち、光電変換層11は、光電変換層12よりもバンドギャップが小さい構成を含んでいる。光電変換層12は、光電変換層11に対して光の入射側(+z方向側)に位置している。詳細には、光電変換層11における光の入射側の表面(+z方向側の表面)に接するように方向変換層30が配置されており、方向変換層30における光の入射側の表面(+z方向側の表面)に接するように光電変換層12が配置されている。
このような光電変換層11および光電変換層12としては、例えば、光電変換層11を微結晶シリコン(μc−Si)で形成し、光電変換層12をアモルファスシリコン(a−Si)で形成すると良い。詳細には、光電変換層11をp型微結晶シリコンとn型微結晶シリコンとの積層構造とし、光電変換層12をp型アモルファスシリコンとn型アモルファスシリコンとの積層構造とすれば良い。
なお、光電変換層11および光電変換層12の組み合わせとしては、他にも種々の組み合わせが可能である。例えば、光電変換層11として多結晶シリコン(poly−Si)を用い、光電変換層12としてアモルファスシリコン(a−Si)を用いても構わない。また、光電変換層11としてヒ化ガリウム(GaAs)を用い、光電変換層12としてリン化インジウムガリウム(GaInP)を用いても良い。また、光電変換層11としてアモルファスシリコン(a−Si)を用い、光電変換層12としてアモルファスシリコンカーバイド(a−SiC)を用いても構わない。また、光電変換層11として砒化窒化インジウムガリウム(GaInNAs)を用い、光電変換層12としてヒ化ガリウム(GaAs)を用いても構わない。
また、光電変換層11および光電変換層12を、n型半導体層とp型半導体層との間に量子ドット層が配置された構造とし、光電変換層11の量子ドット層における量子ドットの直径が、光電変換層12の量子ドット層における量子ドットの直径よりも大きくなるようにしても良い。詳細には、例えば、光電変換層12の量子ドット層における量子ドットの直径を3nm〜5nmとし、光電変換層11の量子ドット層における量子ドットの直径を6nm〜10nmとすれば良い。
方向変換層30は、光電変換層11における光の入射側の表面(+z方向側の表面)に接するように、光電変換層11と光電変換層12との間に配置されている。また、方向変換層30は、屈折率が異なる2つの領域(第1領域31および第2領域32)が、光電変
換層11の光電変換層12側の表面に沿って交互に周期的に配列された構成を有している。そして、方向変換層30は、この構成によって、光の方向を2つの領域(第1領域31および第2領域32)の配列方向へ変換する。
本実施形態では、図2に示すように、2つの領域(第1領域31および第2領域32)が、x軸方向およびy軸方向の両方において、交互に周期的に配列されている。このため、本実施形態における方向変換層30は、+z方向側から入射した光の伝播方向を、x軸方向およびy軸方向へ変換する。
なお、方向変換層30の厚みについては、方向変換層30の厚みをhとし、第1領域31の屈折率をnとし、第2領域32の屈折率をnとし、光の波長をλとし、mを任意の自然数としたときに、次の(1)式を満たすようにhの値を設定すれば良い。
(2π|n−n|h)/λ=(2m−1)π・・・(1)
また、第1領域31および第2領域32の配列周期(配列方向における、1つの第1領域31および1つの第2領域32によって構成される基本構造の長さ)については、配列周期をDとし、光電変換層11(および方向変換層30)から成る導波路における実効屈折率をneffとしたときに、次の(2)式を満たすようにDの値を設定すれば良い。
D=mλ/neff・・・(2)
また、第1領域31および第2領域32の繰り返し数(1つの第1領域31および1つの第2領域32によって構成される基本構造の数)については、例えば5以上であることが望ましい。
また、本実施形態においては、2つの領域(第1領域31および第2領域32)が、x軸方向およびy軸方向の両方において、交互に周期的に配列された例を示したが、これに限定されるものではない。場合によっては、2つの領域(第1領域31および第2領域32)が1つの方向において交互に周期的に配置されるようにしても構わない。
第1領域31および第2領域32は、透光性を有している必要がある。また、第1領域31および第2領域32の少なくとも一方は導電性を有している必要があるが、第1領域31および第2領域32の両方が導電性を有していることが望ましい。このような第1領域31および第2領域32は、透光性および導電性を有する種々の材料を用いて形成することができる。例えば、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)、フッ素をドープした酸化錫(FTO)などの導電性の金属酸化物を用いることができる。
電極21は、光電変換層11に接するように配置されている。電極21は、導電性を有する材料で形成することができ、例えば、種々の金属または合金を用いて形成することができる。例えば、アルミニウム(Al)を好適に用いることができるが、ニッケル(Ni),コバルト(Co),白金(Pt),銀(Ag),金(Au),銅(Cu),モリブデン(Mo),チタン(Ti)およびタンタル(Ta)などの金属または合金を用いることもできる。なお、図3においては、光電変換層11と基板51の間に電極21が配置された例を示したが、光電変換層11の材質によっては他の場所に配置される場合もある。
電極22は、光電変換層12に対して光の入射側(+z方向側)に、光電変換層12に接するように配置されている。電極22は、透光性および導電性を有する種々の材料を用いて形成することができる。例えば、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)、フッ素をドープした酸化錫(FTO)などの導電性の金属酸化物を用いて電極22を形成することができる。
基板51は、既知の絶縁性材料を用いて形成することができる。例えば、ガラス,セラ
ミックス等の無機材料や、プラスチックのような有機材料を好適に用いることができる。光電変換層11の材質によっては、単結晶シリコンや多結晶シリコンを用いて基板51を形成する。
集光器55は、+z方向から入射した光を光電変換層12へ向けて集約する機能を有している。図3では、透光性を有しているとともに、適度な屈折率および形状を有するレンズ状の部分を備えた集光器55の例を示したが、これに限定されるものではない。集光器55は、光を光電変換層12へ向けて集約する機能を有していれば何でも良く、例えば、1つ以上の鏡を用いて構成された反射型の集光器55であっても構わない。また、集光器55は必須ではなく、場合によっては無くても構わない。
このような構成を有する本実施形態の光電変換装置では、+z方向側から入射した光は、光電変換層12を通過した後に方向変換層30によって伝播方向が変換され、光電変換層12内を、x軸方向およびy軸方向に沿って周囲へ広がるように伝播する。そして、光電変換層11および光電変換層12によって光が吸収され、光エネルギーが電気エネルギーに変換されて、電極21と電極22との間に電圧が発生する。このようにして、本実施形態の光電変換装置は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電変換装置として機能する。
本実施形態の光電変換装置は、バンドギャップが互いに異なる光電変換層11および光電変換層12の両方を用いて光電変換(光エネルギーの電気エネルギーへの変換)をする。これにより、広い範囲の波長の光を利用することができるので、変換効率の高い光電変換装置を得ることができる。
また、本実施形態の光電変換装置は、光電変換層11の面積が光電変換層12の面積より大きく、平面視した際に、配列方向における光電変換層11の両端が、配列方向における光電変換層12の両端よりも外側に位置している。これにより、光電変換層11の厚みを大きくすることなく、光電変換層11および光電変換層12における電流を等しくすることができるので、光電変換層11,光電変換層12で発生したキャリアが、電極21,電極22に到達し難くなるという問題の発生を防止できる。よって、さらに効率が高い光電変換装置を得ることができる。なお、本明細書において、平面視とは、光電変換層11および光電変換層12の積層方向(z軸方向)からの平面視を意味する。
また、本実施形態の光電変換装置は、平面視した際に、2つの方向(x軸方向およびy軸方向)において2つの領域(第1領域31および第2領域32)が交互に周期的に配列されており、2つの方向の各々において、光電変換層11の両端が光電変換層12の両端よりも外側に位置している。すなわち、第1領域31および第2領域32が、x軸方向において交互に周期的に配置されているとともに、平面視した際に、x軸方向における光電変換層11の両端が、x軸方向における光電変換層12の両端よりも外側に位置している。そして、第1領域31および第2領域32が、y軸方向において交互に周期的に配置されているとともに、平面視した際に、y軸方向における光電変換層11の両端が、y軸方向における光電変換層12の両端よりも外側に位置している。これにより、1つの方向に沿って第1領域31および第2領域32が交互に周期的に配置されている場合と比較して、光電変換層11の面積を大きくしたときの光の伝播距離の増大を小さくすることができる。これにより、光の伝播距離に応じた減衰を小さくすることができるので、さらに効率が高い光電変換装置を得ることができる。
また、本実施形態の光電変換装置は、方向変換層30の2つの領域(第1領域31および第2領域32)の両方が導電性を有している。これにより、方向変換層30の抵抗に起因する電流の減少による効率の低下を低減することができる。
また、本実施形態の光電変換装置は、集光器55を有していることから、集光器55を有さない場合と比較して、光電変換層12へ入射する光のエネルギーを大きくすることができる。これにより、更に効率が高い光電変換装置を得ることができる。
このような本実施形態の光電変換装置は、例えば、以下の方法によって作製することができる。まず、例えばスパッタや蒸着によって基板51上に電極21を形成し、例えば蒸着やCVDなどによって電極21上に光電変換層11を形成する。次に、光電変換層11上に方向変換層30を形成する。方向変換層30の形成に際しては、蒸着やCVDと、リフトオフ法やドライエッチングとを用いて、第1領域31と第2領域32とを順次形成する。次に、例えば蒸着やCVDなどによって方向変換層30上に光電変換層12を形成する。そして、例えばスパッタや蒸着によって光電変換層12上に電極22を形成する。なお、それぞれのパターニングには、例えばリフトオフ法やドライエッチングを用いることができる。最後に、レンズ等を有する集光器55を取り付ける。
(第2実施形態)
図4および図5は、本発明の第2実施形態の光電変換装置を模式的に示す平面図である。図6は、図5のB−B’線断面図である。なお、図4においては、集光器55および電極22を透視した状態を示している。また、図5においては、集光器55,電極22,光電変換層12および中間層40を透視した状態を示している。なお、本実施形態においては、前述した第1実施形態と異なる部分のみについて説明し、同様の構成要素には同じ参照符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態の光電変換装置は、平面視した際に、光電変換層11と、光電変換層12と、2つの領域(第1領域31および第2領域32)とが、中心を同じとする円状または環状に形成されている。すなわち、z軸方向から平面視した際に、中央に位置する第1領域31と、光電変換層11と、光電変換層12とが円状に形成されており、中央以外に位置する第1領域31と、第2領域32とが、環状に形成されている。そして、中央に位置する第1領域31と、光電変換層11と、光電変換層12との各々の輪郭が描く円の中心と、中央以外に位置する第1領域31と、第2領域32との各々の輪郭が描く環の中心が、全て等しくされている。これにより、場所による光の強さのばらつきを最小にできるとともに、光の伝播距離を最小にすることができるので、さらに効率が高い光電変換装置を得ることができる。また、光電変換装置の平面形状を最小にすることができる。
また、本実施形態の光電変換装置は、方向変換層30と光電変換層12との間に、導電性を有する中間層40が形成されている。また、方向変換層30の2つの領域の一方(第2領域32)と中間層40とが同じ材料で形成されている。そして、方向変換層30の2つの領域の他方(第1領域31)と光電変換層11とが同じ材料で形成されている。なお、中間層40は、透光性および導電性を有する種々の材料を用いて形成することができる。例えば、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)、フッ素をドープした酸化錫(FTO)などの導電性の金属酸化物を用いて電極22を形成することができる。
本実施形態の光電変換装置は、方向変換層30と光電変換層12との間に、導電性を有する中間層40が形成されている。これにより、方向変換層30を構成する第1領域31および第2領域32の材質の自由度が向上する。よって、例えば、図6に示すように、方向変換層30の第1領域31と光電変換層11とを同じ材料で形成することも可能となる。また、例えば、方向変換層30の第2領域32と中間層40とを同じ材料で形成することも可能となる。このように、構成の自由度が高く、高性能化や製造が容易な光電変換装置を得ることができる。
11,12:光電変換層
21,22:電極
30:方向変換層
40:中間層
51:基板
55:集光器

Claims (6)

  1. 複数の光電変換層が積層された多接合型の光電変換装置であって、
    第1光電変換層と、
    該第1光電変換層に対して光の入射側に位置する第2光電変換層と、
    前記第1光電変換層の前記第2光電変換層側の表面に沿って屈折率が異なる2つの領域が交互に周期的に配列された構成を有し、光の方向を前記2つの領域の配列方向へ変換する方向変換層と、
    を有しており、
    前記第1光電変換層の面積が前記第2光電変換層の面積より大きく、平面視した際に、前記配列方向における前記第1光電変換層の両端が、前記配列方向における前記第2光電変換層の両端よりも外側に位置している
    ことを特徴とする光電変換装置。
  2. 平面視した際に、2つの方向において前記2つの領域が交互に周期的に配列されており、前記2つの方向の各々において、前記第1光電変換層の両端が第2光電変換層の両端よりも外側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 平面視した際に、前記第1光電変換層と、前記第2光電変換層と、前記2つの領域とが、中心を同じとする円状または環状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
  4. 前記方向変換層と前記第2光電変換層との間に、導電性を有する中間層が形成されており、前記2つの領域の一方と前記中間層とが同じ材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光電変換装置。
  5. 前記2つの領域の両方が導電性を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光電変換装置。
  6. 前記第2光電変換層へ向けて光を集約する集光器を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の光電変換装置。
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