JP2015125734A - パラメータ設定装置、電子機器およびプログラム - Google Patents

パラメータ設定装置、電子機器およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】グラフや図形を変化させるパラメータの変化範囲を非常に簡単に変更することが可能になるパラメータ設定装置を提供する。【解決手段】ユーザ任意の関数式y2=sin(x+b)の係数bをパラメータとして変化させながら当該関数式y2に応じたグラフ画像y2を変化させて表示させる際、またはユーザ任意の図形の辺や角をパラメータとして変化させながら当該図形を変化させて表示させる際に、そのパラメータの値を左右ボタン[←]Bd,[→]BuやつまみTの操作により変化させるスライダSLの数値変化範囲(最小値、最大値、現在値)を、パイ[π]キー、ルート[√]キー、べき乗[X^2]キー等の何れか1つの計算キーの入力操作または分数[■/□]キーと数値[2]キー等の計算キーと数値キーの入力操作に応じて一括変更する。【選択図】 図8

Description

本発明は、グラフや図形を変化させるパラメータを設定するためのパラメータ設定装置、電子機器およびその制御プログラムに関する。
従来、任意の関数式に応じたグラフ画像を表示させる機能を備えたグラフ関数電卓において、その関数式に含まれる係数の数値をパラメータとし、このパラメータとしての係数値を変化させながら各対応するグラフ画像の変化を解析することが行われている。
また、任意の図形を表示させる図形描画装置において、その図形の角度や辺の長さをパラメータとし、このパラメータとしての値を変化させながら各対応する図形の変化を解析することが行われている。
X軸とY軸の2軸に、複数の対象物の数値量を示して構成される棒グラフを表示させるグラフ作成装置において、その棒グラフのX軸またはY軸の上限側に設定したある範囲だけを、当該X軸またはY軸の一方向にスライダの操作によって任意の倍率(パラメータ)に拡大して表示させるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−203605号公報
従来、前記グラフ作成装置のように、パラメータをスライダによって変化させることが広く行われているが、当該スライダによりそのパラメータを変化させる範囲(最小値、最大値等)を、必要に応じてデフォルト値から変更するには、パラメータの変化範囲を設定するための画面を開いて、前記最小値、最大値等の個々の数値を個別に設定し直さなければならない。
例えば前記関数式に含まれる係数値をスライダにより変化させてグラフの変化を解析する場合では、解析対象となるグラフやその関数式の特徴によって数学的に適切な数値条件が異なるため、当該係数値の変化範囲の設定し直しが多くなり操作性が悪い問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、グラフや図形を変化させるパラメータの変化範囲を非常に簡単に変更することが可能になるパラメータ設定装置、電子機器およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るパラメータ設定装置は、グラフ画像または図形画像を表示部に表示させる画像表示制御手段と、この画像表示制御手段により表示されるグラフ画像または図形画像を変化させるパラメータの変化範囲の値を設定するパラメータ変化範囲設定手段と、このパラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲において、当該パラメータの現在値をユーザ操作に応じて変更するパラメータ変更手段と、前記パラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲の値を計算キーの1キー操作または計算キーと数値キーとの2キー操作に応じて一括して変更するパラメータ設定値一括変更手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、グラフや図形を変化させるパラメータの変化範囲を非常に簡単に変更することが可能になる。
本発明のパラメータ設定装置の実施形態に係るグラフ関数電卓10の外観構成を示す正面図。 前記グラフ関数電卓10のエミュレータを搭載したタブレット端末10Tの外観構成を示す正面図であり、当該グラフ関数電卓10のエミュレータ画面EMを示す。 前記グラフ関数電卓10の回路構成を示すブロック図。 前記グラフ関数電卓10のグラフ描画処理を示すフローチャート。 前記グラフ関数電卓10のグラフ描画処理に伴う図形描画処理を示すフローチャート。 前記グラフ関数電卓10のグラフ描画処理および図形描画処理に伴うスライダ設定値変更処理を示すフローチャート。 前記グラフ関数電卓10のスライダ設定値変更処理に伴うユーザ操作に応じたスライダSLの表示動作(その1)を示す図。 前記グラフ関数電卓10のスライダ設定値変更処理に伴うユーザ操作に応じたスライダSLの表示動作(その2)を示す図。 前記グラフ関数電卓10のグラフ描画処理に伴う表示動作(その1)を示す図。 前記グラフ関数電卓10のグラフ描画処理に伴う表示動作(その2)を示す図。 前記グラフ関数電卓10の図形描画処理に伴う表示動作を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明のパラメータ設定装置の実施形態に係るグラフ関数電卓10の外観構成を示す正面図である。
このパラメータ設定装置は、以下に説明する専用のグラフ関数電卓10において実施されるか、関数式に応じたグラフ表示機能や図形表示機能を有するタブレット端末、携帯電話、携帯ゲーム機等として構成される。
図2は、前記グラフ関数電卓10のエミュレータを搭載したタブレット端末10Tの外観構成を示す正面図であり、当該グラフ関数電卓10のエミュレータ画面EMを示している。
このグラフ関数電卓10は、入力された関数式とその関数式に応じたグラフ画像を表示させる機能、図形を表示させる機能を備えている。
このグラフ関数電卓10の本体には、本体正面の下半分程度の範囲でキー入力部12が設けられ、上半分程度の範囲でタッチパネル表示部13が設けられる。
前記キー入力部12には、数値・記号キー、関数・演算子キー、カーソルキーなどが備えられる。
前記数値・記号キーは、数字,[.](少数点)、[EXP](×10)、記号などの個々のキーを配列した数値・記号の入力用キー群からなる。
前記関数・演算子キーは、演算式や関数式を入力する際に操作される各種の関数記号キーや、[+][−][×][÷][=]などの演算子キーからなる。
なお、[Keyboard]キー12kは、当該キー入力部12に予め備えられたキーには存在しない種類のキーを含むソフトキーボードをタッチパネル表示部13に表示させる際に操作される。ユーザは、各種関数を入力する際に、初めに[Keyboard]キー12kを1回操作すると、表示部下側に[√]キー、[π]キー、分数[■/□]キー、[x](べき乗)、[x2](二乗)を含む各種関数キーがソフトキーボード上に表示されるので、任意の関数キーを1キーで入力できるようになる。そして、ソフトキーボードが表示された状態で[Keyboard]キー12kを操作すると、ソフトキーボードが消去される。なお「べき乗」関数については常時表示されるキー入力部12の[^]キーによって入力することもできる。
前記タッチパネル表示部13は、カラー表示可能な液晶表示画面13dの上に、透明タッチパネル13tを重ねて構成される。
そして、このグラフ関数電卓10は、グラフ機能の動作モード(グラフモード)において、タッチパネル表示部13に表示させたグラフ式エリアFにユーザ所望の関数式y1,y2を入力し各式毎にその表示色を識別して表示させる機能、グラフ描画の対象とする関数式ynをそのチェックボックスBcにチェックマークを付加して指定する機能、描画対象として指定された関数式y2に含まれる係数bの数値をユーザ操作に応じて変化させるスライダSLを、当該係数bの関数式y2と同じ表示色にして表示させる機能、このスライダSLの左右ボタン[←]Bd,[→]BuやつまみTを操作して変化される係数bの数値の関数式y2に応じたグラフ画像y2を、同関数式y2およびスライダSLと同じ表示色にしてグラフ画像エリアGに表示させる機能、そして、前記スライダSLによる係数値の変化範囲(図中では、最小値“π”、現在値“3π”、最大値“5π”)を1(ワン)キーまたは2(ツー)キー操作で一括変更(図中では、ソフトキーボードが表示された状態でソフトキーボード上の分数[■/□]キー+数値[6]キーで、最小値“π/6”、現在値“π/2”、最大値“5π/6”に変更)する機能を有する。
なお、図中のDyは前記関数式ynの係数値を変化させながら同関数式ynに応じたグラフ画像ynを表示させるダイナミックグラフモードの実行アイコン、Kfrは分数[■/□]キーの操作に応じた分母値入力窓、Cuは数値入力位置を示すカーソルである。
また、前記スライダSLのメニューアイコンMsは、当該スライダSLによる係数値の変化範囲の初期値を設定するための係数値設定画面(図示せず)を開く際に操作される。
図3は、前記グラフ関数電卓10の回路構成を示すブロック図である。
前記グラフ関数電卓10は、マイクロコンピュータであるCPU11を備えている。
前記CPU11は、フラッシュROM等の記憶装置14に予め記憶された電卓制御プログラム14a、あるいはメモリカードなどの外部記録媒体17から記録媒体読取部16を介して前記記憶装置14に読み込まれた電卓制御プログラム14a、あるいは通信ネットワーク(インターネット)上のWebサーバ(プログラムサーバ)から通信制御部18を介して前記記憶装置14にダウンロードされた電卓制御プログラム14aに従い、RAM15を作業用のメモリとして回路各部の動作を制御し、電卓機能や関数グラフ描画機能、図形描画機能など、本グラフ関数電卓10に備えられた各種の機能を実行する。
このCPU11には、図1(図2)に示したキー入力部12、タッチパネル表示部13の他に、前記記憶装置14、RAM15、記録媒体読取部16、通信制御部18などが接続されている。
前記RAM15は、前記CPU11の処理動作に必要な各種のデータを記憶する。このRAM15には、前記タッチパネル表示部13の画面上にカラー表示されるデータが展開される表示データ記憶領域15aの他、タッチ座標データ記憶領域15b、レンジデータ記憶領域15c、数式データ記憶領域15d、係数データ記憶領域15e、スライダパターンテーブル15f、グラフデータ記憶領域15gが設けられる。
前記タッチ座標データ記憶領域15bには、前記タッチパネル表示部13により検出されたユーザ操作に応じたタッチ位置の座標データが記憶される。
前記レンジデータ記憶領域15cには、前記グラフモードにおいてタッチパネル表示部13のグラフ画像エリアGに対して設定されるグラフ画像の表示範囲を示すX座標レンジ(Xmin〜Xmax)とY座標レンジ(Ymin〜Ymax)が記憶される。
前記数式データ記憶領域15dには、前記キー入力部12の操作により入力された関数式y=f(x)に関するデータが、複数の関数式y1,y2,…毎に設定されるグラフ式エリアF上での表示色のデータと共に記憶される。本実施形態においては、関数式y1の表示色は「青色」、y2の表示色は「赤色」、y3は「緑色」、y4は「桃色」、y5は「黒色」の5種類に設定され、y6以降はその5種類の表示色の繰り返しで設定される。
前記係数データ記憶領域15eには、前記数式データ記憶領域15dに記憶された関数式y=f(x)に含まれる各項毎の係数に関するデータが、その係数の記号(例えば、a,b,c,…)、その係数に設定された数値のデータと共に記憶される。
前記スライダパターンテーブル15fには、前記係数データ記憶領域15eに記憶された各係数a…の数値を、ユーザ操作に応じて指定するための操作表示体である係数スライダSLのパターンに関するデータが、その表示色、可変最小値(Min)、可変最大値(Max)、現在値(Current)、変化量(Step)に関するデータと共に記憶される。ここで、前記係数スライダSLの各表示色は、該当する係数が含まれる前記関数式ynの表示色と同一色に設定され、その可変最小値(Min)“1”、可変最大値(Max)“5”、現在値(Current)“3”、変化量(Step)“1”として初期設定される。
なお、前記スライダパターンテーブル15fに記憶される係数値の変化量(Step)は、係数スライダSLの左ボタン[←]Bdまたは右ボタン[→]Buに対する1回のタッチ操作に応じた減少または増加の変化量であり、これとは別に、前記係数スライダSLのつまみTの移動範囲(最小値(Min)〜最大値(Max))における1表示ドット分の移動幅に対応した変化量(Dot)も記憶される。
ここで、前記係数スライダSLの左ボタン[←]Bdまたは右ボタン[→]Buに対する1回のタッチ操作に応じた変化量(Step)をステップ単位、前記係数スライダSLのつまみTの移動範囲における1表示ドット分の移動幅に対応した変化量(Dot)をドット単位と定義する。
前記グラフデータ記憶領域15gには、前記数式データ記憶領域15dに記憶された関数式y=f(x)と当該関数式y=f(x)に含まれる各項の係数の数値とに基づき生成されるグラフに関するデータが、前記複数の関数式y1,y2,…のそれぞれに応じたグラフ画像の描画位置を示すデータおよび当該各グラフ画像y1,y2,…の表示色を示すデータとして記憶される。ここで、前記グラフ画像y1,y2,…の各表示色は、該当する関数式ynの表示色と同一色に設定される。
すなわち、前記数式データ記憶領域15dに記憶された関数式ynの表示色と、前記スライダパターンテーブル15fに記憶された当該関数式ynに含まれる係数の数値を変化させるためのスライダSLの表示色と、前記グラフデータ記憶領域15gに記憶された当該係数スライダSLによって係数値が変化される前記関数式ynに応じたグラフ画像ynの表示色とは同一色になる。
このように構成されたグラフ関数電卓10は、CPU11が前記電卓制御プログラム14aに記述された各種の処理の命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べる各種の機能を実現する。
次に、前記構成のグラフ関数電卓10の動作について説明する。
図4Aは、前記グラフ関数電卓10のグラフ描画処理を示すフローチャートである。
図4Bは、前記グラフ関数電卓10のグラフ描画処理に伴う図形描画処理を示すフローチャートである。
図5は、前記グラフ関数電卓10のグラフ描画処理および図形描画処理に伴うスライダ設定値変更処理を示すフローチャートである。
図6は、前記グラフ関数電卓10のスライダ設定値変更処理に伴うユーザ操作に応じたスライダSLの表示動作(その1)を示す図である。
図7は、前記グラフ関数電卓10のスライダ設定値変更処理に伴うユーザ操作に応じたスライダSLの表示動作(その2)を示す図である。
本実施形態の動作説明では、先ず、前記スライダ設定値変更処理について説明する。
前記スライダ13による数値変化範囲の初期値は、前述した通り、最小値(Min)“1”、最大値(Max)“5”、現在値(Current)“3”、変化量(Step)“1”に設定されている。
図6(A)に示すように、四則キーの加算[+]キーが操作されると(ステップA1,A2a)、加算値入力窓Kpが表示され(ステップA3)、数値[2]キーが入力されると(ステップA4)、前記数値変化範囲の各パラメータが“2”加算されてなる最小値(Min)“3”、最大値(Max)“7”、現在値(Current)“5”に一括変更され(ステップA5)、スライダSL´に表示更新される(ステップA6)。
また、四則キーの減算[−]キーが操作されると(ステップA1,A2a)、減算値入力窓Ksが表示され(ステップA3)、数値[3]キーが入力されると(ステップA4)、前記数値変化範囲の各パラメータが“3”減算されてなる最小値(Min)“−2”、最大値(Max)“2”、現在値(Current)“0”に一括変更され(ステップA5)、スライダSL´に表示更新される(ステップA6)。
また、四則キーの乗算[×]キーが操作されると(ステップA1,A2a)、乗算値入力窓Kmが表示され(ステップA3)、数値[2]キーが入力されると(ステップA4)、前記数値変化範囲の各パラメータが“2”乗算されてなる最小値(Min)“2”、最大値(Max)“10”、現在値(Current)“6”に一括変更され(ステップA5)、スライダSL´に表示更新される(ステップA6)。
また、四則キーの除算[÷]キーが操作されると(ステップA1,A2a)、除算値入力窓Kdが表示され(ステップA3)、数値[2]キーが入力されると(ステップA4)、前記数値変化範囲の各パラメータが“2”除算されてなる最小値(Min)“0.5”、最大値(Max)“2.5”、現在値(Current)“1.5”に一括変更され(ステップA5)、スライダSL´に表示更新される(ステップA6)。
また、図6(B)に示すように、ソフトキーボード上の分数[■/□]キーが操作されると(ステップA1,A2b)、分母値入力窓Kfrが表示され(ステップA3)、数値[2]キーが入力されると(ステップA4)、前記数値変化範囲の各パラメータが2分の1となる最小値(Min)“1/2”、最大値(Max)“5/2”、現在値(Current)“3/2”に一括変更され(ステップA5)、スライダSL´に表示更新される(ステップA6)。
さらに、図7(A)に示すように、マイナス[(−)]キーが操作されると(ステップA1,A2c)、前記数値変化範囲の各パラメータがマイナスとなる最小値(Min)“−1”、最大値(Max)“−5”、現在値(Current)“−3”に一括変更され(ステップA5)、スライダSL´に表示更新される(ステップA6)。
また、図7(B)に示すように、小数点[.]キーが操作されると(ステップA1,A2d)、前記数値変化範囲の各パラメータが小数値となる最小値(Min)“0.1”、最大値(Max)“0.5”、現在値(Current)“0.3”に一括変更され(ステップA5)、スライダSL´に表示更新される(ステップA6)。
また、図7(C)に示すように、[EXP]キーが操作されると(ステップA1,A2e)、前記数値変化範囲の各パラメータが10倍されてなる最小値(Min)“10”、最大値(Max)“50”、現在値(Current)“30”に一括変更され(ステップA5)、スライダSL´に表示更新される(ステップA6)。
また、図7(D)に示すように、べき乗[^]キーが操作されると(ステップA1,A2f)、前記数値変化範囲の各パラメータが二乗されてなる最小値(Min)“1”、最大値(Max)“25”、現在値(Current)“9”に一括変更され(ステップA5)、スライダSL´に表示更新される(ステップA6)。なお、ソフトキーボード上の[x](べき乗)又は、[x2](二乗)キーを操作しても、キートップのべき乗[^]キーと同様に前記数値変化範囲の各パラメータが二乗されてなる最小値(Min)“1”、最大値(Max)“25”、現在値(Current)“9”に一括変更され(ステップA5)、スライダSL´に表示更新される(ステップA6)。
また、図7(E)に示すように、ソフトキーボード上のルート[√]キーが操作されると(ステップA1,A2g)、前記数値変化範囲の各パラメータがルート化されてなる最小値(Min)“1”、最大値(Max)“√5”、現在値(Current)“√3”に一括変更され(ステップA5)、スライダSL´に表示更新される(ステップA6)。
また、図7(F)に示すように、ソフトキーボード上のパイ[π]キーが操作されると(ステップA1,A2h)、前記数値変化範囲の各パラメータがパイ化されてなる最小値(Min)“1π”、最大値(Max)“5π”、現在値(Current)“3π”に一括変更され(ステップA5)、スライダSL´に表示更新される(ステップA6)。
このように、前記スライダSLによる数値変化範囲のパラメータである最小値(Min)、最大値(Max)、現在値(Current)は、前記係数値設定画面を開く必要なく、1(ワン)キーまたは2(ツー)キー操作で非常に簡単に一括変更できる。
図8は、前記グラフ関数電卓10のグラフ描画処理に伴う表示動作(その1)を示す図である。
図9は、前記グラフ関数電卓10のグラフ描画処理に伴う表示動作(その2)を示す図である。
前記タッチパネル表示部13に表示されるメインメニュー(図示せず)から[Graph & Table]アイコンがタッチ操作されて選択されると、グラフモードが起動され、図8(A)に示すように、タッチパネル表示部13の上半分の領域と下半分の領域とにそれぞれグラフ式エリアFとグラフ画像エリアGとが表示される(ステップS1(Yes))。
前記グラフ式エリアFにおいて、式番号ynの位置がタッチ操作により指定され、キー入力部12の操作に応じて係数付きの関数式が入力されると(ステップS2)、入力された関数式は、前記数式データ記憶領域15dに記憶され、前記指定された式番号ynに応じて予め個別に設定されている表示色により表示される(ステップS3)。
本実施形態では、入力された関数式y1=a・xが青色で表示され、関数式y2=sin(x+b)が赤色で表示され、また、各関数式y1,y2に応じたグラフ画像の線分の描画色を示す描画色マークm1,m2も同各関数式の表示色と同色で表示される。
このように、任意の関数式y1,y2が入力されたグラフ式エリアFにおいて、当該関数式の先頭に位置させたチェックボックスBcがタッチされて指定され、グラフ画像の描画対象となる関数式y2にチェックマークが付加される(ステップS4)。
前記チェックマークが付加された関数式y2について、当該関数式y2の係数bを変化させながら同関数式y2に応じたグラフ画像の変化を表示させるために、ダイナミックグラフモードの実行アイコンDyがタッチ操作されると(ステップS5(Yes))、同関数式y2の係数bに対応付けたスライダSLのスライダパターンが設定され前記スライダパターンテーブル15fに記憶される(ステップS6)。
具体的には、前記係数bを変化させるための初期値として、最小値(Min)“1”、最大値(Max)“5”、変化量(Step)“1”、現在値(Current)“3”、に設定されると共に、その表示色が前記指定の関数式y2の表示色と同色である赤色に設定され、当該各設定データが前記スライダパターンテーブル15fに記憶される。
すると、前記グラフ式エリアFに対して、前記スライダSLが前記設定された表示色(赤色)のバーが付けられて表示される(ステップS7)。
ここで、前記スライダSLは、前記設定された係数値(最小値“1”、最大値“5”、現在値“3”、変化量“1”)に応じた値で可変設定するための左ボタン[←]Bd、右ボタン[→]Buと、当該左右のボタンBd,Bu間に伸びる棒状の可変範囲にて現在値を示すつまみTとを有し、そのつまみTの位置を左右に移動させると、当該移動した位置に対応する値が係数の現在値として前記可変範囲上の係数値エリアに表示される。
すると、前記係数bの数値を前記設定された現在値“3”とした前記描画対象の関数式y2=sin(x+b)に応じたグラフ画像y2のデータが、前記レンジデータ記憶領域15cに記憶されたXY座標レンジに従い前記グラフデータ記憶領域15gに描画される。そして、前記グラフ画像y2は、前記関数式y2=sin(x+b)の係数bのスライダSLと同じ表示色の赤色でグラフ画像エリアGに表示される(ステップS8)。
ここで、前記スライダSLによる係数bの変化範囲について、前記関数式y2=sin(x+b)に応じた数値に設定するために、図8(B)に示すように、ソフトキーボード上のパイ[π]キーが操作されると(ステップS9(Yes))、前記スライダ設定値変更処理(図5参照)に従って、前記図7(F)で示したように、当該係数bの変化範囲の各パラメータが最小値“π”、最大値“5π”、現在値“3π”に一括変更される(ステップSA)。
そして、前記係数bの変化範囲の各パラメータが一括変更された後のスライダSLが表示されると共に(ステップS6,S7)、当該変更後の係数bの現在値“3π”とした関数式y2=sin(x+b)に応じたグラフ画像y2が再描画される(ステップS8)。
さらに、図9(A)に示すように、ソフトキーボード上の分数[■/□]キーが操作されると、分母値入力窓Kfrが表示され、数値[6]キーが入力されると、前記スライダ設定値変更処理(図5参照)に従って、当該係数bの変化範囲の各パラメータが最小値“(1/6)π”、最大値“(5/6)π”、現在値“(1/2)π”に一括変更される(ステップSA)。
そして、図9(B)に示すように、[EXE]キーが操作されると、前記係数bの変化範囲の各パラメータが一括変更された後のスライダSLが表示されると共に(ステップS6,S7)、当該変更後の係数bの現在値“(1/2)π”とした関数式y2=sin(x+b)に応じたグラフ画像y2が再描画される(ステップS8)。
ここで、図9(C)に示すように、前記スライダSLの右ボタン[→]Buがタッチ操作されると(ステップS10(Yes))、当該スライダSLに対応した係数bの数値が、前記一括変更された現在値“(1/2)π”からステップ単位の変化量“(1/6)π”だけ増加した値“(2/3)π”に変更され、この変更された係数bの数値“(2/3)π”に対応する位置につまみTが移動されて表示される(ステップS11)。
すると、前記スライダSLにより変更された係数bの数値“(2/3)π”に変化した後の前記関数式y2に応じたグラフ画像y2が再描画され、前記グラフ画像エリアGに更新されて表示される(ステップS14)。
また、前記スライダSLのつまみTがタッチ操作されて左または右に移動されると(ステップS12(Yes))、当該スライダSLに対応した係数bの数値が、前記つまみTのドット単位での移動位置に応じた値に変更される(ステップS13)。
すると、前記スライダSLにより変更された係数bの数値に変化した後の前記関数式y2に応じたグラフ画像y2が再描画され、前記グラフ画像エリアGに更新されて表示される(ステップS14)。
図10は、前記グラフ関数電卓10の図形描画処理に伴う表示動作を示す図である。
前記タッチパネル表示部13に表示されるメインメニュー(図示せず)から[Geometry]アイコンがタッチ操作されて選択されると、動く図形モードが起動され、図10(A)に示すように、タッチパネル表示部13に図形画像エリアGeが表示される(ステップS15(Yes))。
前記図形画像エリアGeにおいて、ユーザ操作に応じて任意の図形が表示され(ステップS16)、当該図形の何れかの辺または角が、同図形を変化させるパラメータとして設定される(ステップS17)。
そして、前記表示された図形について、前記設定された辺または角を変化させながら同図形の変化を表示させるために、図形アニメーションモードの実行アイコンAnがタッチ操作されると(ステップS18(Yes))、前記辺がパラメータとして設定されているのか(ステップS19)、前記角がパラメータとして設定されているのか(ステップS21)、が判断される。
具体的には、図10(A)に示すように、ユーザ任意の図形(三角形ABC)を表示させ(ステップS16)、図形変化のパラメータとして角Aを設定し(ステップS17)、図形アニメーションモードの実行アイコンAnがタッチ操作されると(ステップS18(Yes))、前記角Aがパラメータとして設定されていると判断される(ステップS21(Yes))。
すると、前記角AをパラメータとするスライダSLの数値変化範囲の初期値(最小値“0°”、最大値“180°”、現在値“90°”、変化量“45°”)が設定され(ステップS22)、当該スライダSLが前記三角形ABCの角Aの表示色と同色の青色のバーを付加して表示される(ステップS23)。
すると、前記設定された角AをパラメータとするスライダSLの数値変化範囲の初期値に従った三角形ABCが描画されて表示される(ステップS24)。
一方、前記図形の辺がパラメータとして設定されていると判断された場合は(ステップS19(Yes))、当該辺をパラメータとするスライダSLの数値変化範囲の初期値(最小値“1”、最大値“5”、現在値“3”、変化量“1”)が設定され(ステップS20)、当該スライダSLが前記図形の辺の表示色と同色のバーを付加して表示される(ステップS23)。
前記角AをパラメータとするスライダSLの数値変化範囲の初期値(最小値“0°”、最大値“180°”、現在値“90°”、変化量“45°”)が設定され(ステップS21,S22)、前記図形画像エリアGeに表示された三角形ABCにおいて、前記スライダSLの左ボタン[←]Bdが1回タッチ操作されると(ステップS26(Yes))、前記角Aの現在値“90°”がステップ単位の変化量“45°”だけ減少した角A“45°”に変更され(ステップS27)、図10(A)に示すように、三角形ABCが再描画される(ステップS30)。
この角A“45度”の三角形ABCにおいて、前記スライダSLによる角Aの変化範囲を一括変更するために、除算[÷]キーが操作されると(ステップS25(Yes))、除算値入力窓Kdが表示され、図10(B)に示すように数値[2]キーが入力され、図10(C)に示すように[EXE]キーが操作されると、前記スライダ設定値変更処理(図5参照)に従って、当該角Aの変化範囲の各パラメータが最小値“0°”、最大値“90°”、現在値“22.5°”に一括変更される(ステップSA)。
そして、前記角Aの変化範囲の各パラメータが一括変更された後のスライダSLが表示されると共に(ステップS23)、当該変更後の角Aの現在値“22.5°”とした三角形ABCが再描画される(ステップS24)。
また、前記スライダSLのつまみTがタッチ操作されて左または右に移動されると(ステップS28(Yes))、当該スライダSLに対応した角A(または辺)の数値が、前記つまみTのドット単位での移動位置に応じた値に変更される(ステップS29)。
すると、前記スライダSLにより変更された角A(または辺)の数値に変化した後の三角形ABCが再描画され、前記図形画像エリアGeに更新されて表示される(ステップS30)。
したがって、前記構成のグラフ関数電卓10のパラメータ設定機能によれば、ユーザ任意の関数式y2=sin(x+b)の係数bをパラメータとして変化させながら当該関数式y2に応じたグラフ画像y2を変化させて表示させる際、またはユーザ任意の図形の辺や角をパラメータとして変化させながら当該図形を変化させて表示させる際に、そのパラメータの値を左右ボタン[←]Bd,[→]BuやつまみTの操作により変化させるスライダSLの数値変化範囲(最小値、最大値、現在値)を、べき乗[^]キー、ソフトキーボード上のパイ[π]キー、ルート[√]キー等の何れか1つの計算キーの入力操作またはソフトキーボード上の分数[■/□]キーと数値[2]キー等の計算キーと数値キーとの入力操作に応じて一括変更する。
このため、グラフや図形を変化させるパラメータの変化範囲を非常に簡単に変更することが可能になり、操作性を大幅に向上できる。
なお、前記各実施形態において記載したパラメータ設定装置を搭載したグラフ関数電卓10による各処理の手法、すなわち、図4Aのフローチャートに示すグラフ描画処理、図4Bのフローチャートに示す図形描画処理、図5のフローチャートに示す前記グラフ描画処理や図形描画処理に伴うスライダ設定値変更処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録装置の媒体に格納して配布することができる。そして、ユーザ入力可能な表示部を備えた電子機器のコンピュータ(制御装置)は、この外部記憶装置の媒体に記憶されたプログラムを記憶装置に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明したグラフ描画機能や図形描画機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク上を伝送させることができ、この通信ネットワークに接続されたコンピュータ装置(プログラムサーバ)から前記プログラムのデータをユーザ入力可能な表示部を備えた電子機器に取り込んで記憶装置に記憶させ、前述したグラフ描画機能や図形描画機能を実現することもできる。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
グラフ画像または図形画像を表示部に表示させる画像表示制御手段と、
この画像表示制御手段により表示されるグラフ画像または図形画像を変化させるパラメータの変化範囲の値を設定するパラメータ変化範囲設定手段と、
このパラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲において、当該パラメータの現在値をユーザ操作に応じて変更するパラメータ変更手段と、
前記パラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲の値を計算キーの1キー操作または計算キーと数値キーとの2キー操作に応じて一括して変更するパラメータ設定値一括変更手段と、
を備えたことを特徴とするパラメータ設定装置。
[2]
前記パラメータ変更手段により変更されたパラメータの現在値または前記パラメータ設定値一括変更手段により一括変更されたパラメータの変化範囲における現在値に応じて、前記画像表示手段により表示されたグラフ画像または図形画像を変化させて再表示させる画像再表示制御手段、
を備えたことを特徴とする[1]に記載のパラメータ設定装置。
[3]
前記パラメータ変更手段は、
前記パラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲において、当該パラメータの現在値をユーザ操作に応じて変更するための操作表示体を前記表示部に表示させる操作表示体表示制御手段を有し、
この操作表示体表示制御手段により表示された操作表示体のユーザ操作に応じて前記パラメータの現在値を変更する、
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のパラメータ設定装置。
[4]
前記パラメータ変化範囲設定手段により設定されるパラメータの変化範囲の値は、最小値、最大値、現在値を含み、
前記パラメータ設定値一括変更手段は、前記パラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲の最小値、最大値、現在値を、前記計算キーの1キー操作または計算キーと数値キーとの2キー操作に応じた計算処理に従い一括して変更する、
ことを特徴とする[1]ないし[3]の何れかに記載のパラメータ設定装置。
[5]
前記パラメータ設定値一括変更手段は、前記パラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲の値を、[マイナス]キー、[小数点]キー、[EXP]キー、[べき乗]キー、[ルート]キー、[パイ]キー何れかの1キー操作、または[四則]キー、[分数]キーと計算数値キーとの2キー操作に応じて一括して変更する、
ことを特徴とする[1]ないし[4]の何れかに記載のパラメータ設定装置。
[6]
前記画像表示制御手段は、係数を含む関数式を表示部に表示させる関数式表示制御手段と、この関数式表示制御手段により表示された関数式に応じたグラフ画像を前記表示部に表示させるグラフ画像表示制御手段とを有し、
前記パラメータ変化範囲設定手段は、前記関数式表示制御手段により表示された関数式に含まれる係数の数値をパラメータとし当該係数の数値の変化範囲を設定する係数値変化範囲設定手段を有する、
ことを特徴とする[1]ないし[5]の何れかに記載のパラメータ設定装置。
[7]
前記画像表示制御手段は、複数の辺と角を含む図形画像を表示部に表示させる図形画像表示制御手段を有し、
前記パラメータ変化範囲設定手段は、前記図形画像表示制御手段により表示された図形画像に含まれる辺または角の数値をパラメータとし当該辺または角の数値の変化範囲を設定する数値変化範囲設定手段を有する、
ことを特徴とする[1]ないし[6]の何れかに記載のパラメータ設定装置。
[8]
[1]ないし[7]の何れかに記載のパラメータ設定装置と、
前記表示部とを備えることを特徴とする電子機器。
[9]
表示部を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
グラフ画像または図形画像を表示部に表示させる画像表示制御手段、
この画像表示制御手段により表示されるグラフ画像または図形画像を変化させるパラメータの変化範囲の値を設定するパラメータ変化範囲設定手段、
このパラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲において、当該パラメータの現在値をユーザ操作に応じて変更するパラメータ変更手段、
前記パラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲の値を計算キーの1キー操作または計算キーと数値キーとの2キー操作に応じて一括して変更するパラメータ設定値一括変更手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
10 …グラフ関数電卓
11 …CPU
12 …キー入力部
13 …タッチパネル表示部
14 …記憶装置
14a…電卓制御プログラム
15 …RAM
15a…表示データ記憶領域
15b…タッチ座標データ記憶領域
15c…レンジデータ記憶領域
15d…数式データ記憶領域
15e…係数データ記憶領域
15f…スライダパターンテーブル
15g…グラフデータ記憶領域
16 …記録媒体読取部
17 …外部記録媒体
18 …通信制御部
F …グラフ式エリア
G …グラフ画像エリア
Ge…図形画像エリア
SL …スライダ
Bd …左ボタン
Bu …右ボタン
T …つまみ
Kp …加算値入力窓
Ks …減算値入力窓、
Km …乗算値入力窓
Kd …除算値入力窓
Kfr …分母値入力窓
Ms …メニューアイコン

Claims (9)

  1. グラフ画像または図形画像を表示部に表示させる画像表示制御手段と、
    この画像表示制御手段により表示されるグラフ画像または図形画像を変化させるパラメータの変化範囲の値を設定するパラメータ変化範囲設定手段と、
    このパラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲において、当該パラメータの現在値をユーザ操作に応じて変更するパラメータ変更手段と、
    前記パラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲の値を計算キーの1キー操作または計算キーと数値キーとの2キー操作に応じて一括して変更するパラメータ設定値一括変更手段と、
    を備えたことを特徴とするパラメータ設定装置。
  2. 前記パラメータ変更手段により変更されたパラメータの現在値または前記パラメータ設定値一括変更手段により一括変更されたパラメータの変化範囲における現在値に応じて、前記画像表示手段により表示されたグラフ画像または図形画像を変化させて再表示させる画像再表示制御手段、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のパラメータ設定装置。
  3. 前記パラメータ変更手段は、
    前記パラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲において、当該パラメータの現在値をユーザ操作に応じて変更するための操作表示体を前記表示部に表示させる操作表示体表示制御手段を有し、
    この操作表示体表示制御手段により表示された操作表示体のユーザ操作に応じて前記パラメータの現在値を変更する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパラメータ設定装置。
  4. 前記パラメータ変化範囲設定手段により設定されるパラメータの変化範囲の値は、最小値、最大値、現在値を含み、
    前記パラメータ設定値一括変更手段は、前記パラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲の最小値、最大値、現在値を、前記計算キーの1キー操作または計算キーと数値キーとの2キー操作に応じた計算処理に従い一括して変更する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のパラメータ設定装置。
  5. 前記パラメータ設定値一括変更手段は、前記パラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲の値を、[マイナス]キー、[小数点]キー、[EXP]キー、[べき乗]キー、[ルート]キー、[パイ]キー何れかの1キー操作、または[四則]キー、[分数]キーと計算数値キーとの2キー操作に応じて一括して変更する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のパラメータ設定装置。
  6. 前記画像表示制御手段は、係数を含む関数式を表示部に表示させる関数式表示制御手段と、この関数式表示制御手段により表示された関数式に応じたグラフ画像を前記表示部に表示させるグラフ画像表示制御手段とを有し、
    前記パラメータ変化範囲設定手段は、前記関数式表示制御手段により表示された関数式に含まれる係数の数値をパラメータとし当該係数の数値の変化範囲を設定する係数値変化範囲設定手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載のパラメータ設定装置。
  7. 前記画像表示制御手段は、複数の辺と角を含む図形画像を表示部に表示させる図形画像表示制御手段を有し、
    前記パラメータ変化範囲設定手段は、前記図形画像表示制御手段により表示された図形画像に含まれる辺または角の数値をパラメータとし当該辺または角の数値の変化範囲を設定する数値変化範囲設定手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載のパラメータ設定装置。
  8. 請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載のパラメータ設定装置と、
    前記表示部とを備えることを特徴とする電子機器。
  9. 表示部を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    グラフ画像または図形画像を表示部に表示させる画像表示制御手段、
    この画像表示制御手段により表示されるグラフ画像または図形画像を変化させるパラメータの変化範囲の値を設定するパラメータ変化範囲設定手段、
    このパラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲において、当該パラメータの現在値をユーザ操作に応じて変更するパラメータ変更手段、
    前記パラメータ変化範囲設定手段により設定されたパラメータの変化範囲の値を計算キーの1キー操作または計算キーと数値キーとの2キー操作に応じて一括して変更するパラメータ設定値一括変更手段、
    として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
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