JP2015125349A - 画像形成装置 - Google Patents

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太造 松浦
Taizo Matsuura
太造 松浦
照吾 森
Shogo Mori
照吾 森
楠田 晋也
Shinya Kusuda
晋也 楠田
稔 松浦
Minoru Matsuura
稔 松浦
光 吉住
Hikari Yoshizumi
光 吉住
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Abstract

【課題】レーザを走査して感光ドラムを露光する露光装置を備える画像形成装置において、カートリッジの着脱を容易にする。【解決手段】光源と当該光源が発したレーザ光を偏向する偏向器とを有してなる露光装置40は、少なくとも一部が、感光ドラム51を露光可能な露光位置と、露光位置よりもアッパーカバー12に近接した退避位置との間でアッパーカバー12に対して回動可能となるようにアッパーカバー12に支持されている。そして、カラープリンタ1は、アッパーカバー12が閉鎖位置にあるときに露光装置が露光位置に位置し、アッパーカバー12が開放位置にあるときに露光装置40が退避位置に位置するように、露光装置40の移動をアッパーカバー12の移動に連動させる連動機構を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、感光ドラムにレーザ光を走査して露光する露光装置を備える画像形成装置に関する。
近年、レーザ光を走査して感光ドラムを露光するレーザ露光装置は小型化されてきており、複数色で画像を形成する画像形成装置においては、特許文献1の画像形成装置のように、複数の感光ドラムに対応して個別にレーザ露光装置を設けることがある。この画像形成装置では、本体フレームに複数のレーザ露光装置を固定し、この複数のレーザ露光装置の間に現像剤を収容したカートリッジを装着している。
特開2006−119220号公報
しかし、特許文献1のように装置本体にレーザ露光装置が配置されていると、カートリッジの着脱の際にレーザ露光装置が近くて作業がしにくいという問題がある。また、感光ドラムとカートリッジが1つずつしかないモノクロタイプの画像形成装置においても、カバーの回動量が十分にとれない場合や、レーザ露光装置の配置によっては、カートリッジの着脱がしにくい場合がある。
そこで、本発明は、レーザを走査して感光ドラムを露光する露光装置を備える画像形成装置において、カートリッジの着脱を容易にすることを目的とする。
前記した課題を解決する本発明は、感光層を有する感光ドラムと、感光ドラム上にレーザ光を走査する露光装置と、感光ドラムを収容し、開口を有する本体フレームと、開口を開放する開放位置と開口を閉鎖する閉鎖位置との間で回動可能となるように本体フレームに支持されたカバーとを備える画像形成装置である。
露光装置は、光源と当該光源が発したレーザ光を偏向する偏向器とを有してなる。また、露光装置は、少なくとも一部が、感光ドラムを露光可能な露光位置と、露光位置よりも感光ドラムから離れ、かつ、露光位置よりもカバーに近接した退避位置との間でカバーに対して回動可能となるようにカバーに支持されている。
そして、画像形成装置は、カバーが閉鎖位置にあるときに露光装置が露光位置に位置し、カバーが開放位置にあるときに露光装置が退避位置に位置するように、露光装置の移動をカバーの移動に連動させる連動機構を備える。
このような構成によると、露光装置は、カバーに支持され、しかも、カバーを開放位置に位置させたときに、露光位置よりも感光ドラムから離れ、かつ、露光位置よりもカバーに近接した退避位置に移動するので、本体フレームからカバーを開けた状態で、カートリッジを本体フレームに対し着脱する際に露光装置が邪魔にならず、カートリッジの着脱作業が行いやすい。
前記した画像形成装置において、前記露光装置は、前記偏向器で偏向されたレーザ光を前記感光ドラムへ向けて反射する反射面を有する反射部材を有し、前記反射部材は、前記カバーが前記閉鎖位置にあるときに、前記偏向器よりも前記感光ドラムから離れて配置された構成とすることができる。
このような構成によると、偏向器から感光ドラムまでの必要な光路長をとりながら、偏向器を感光ドラムに近づけて配置することができるので、画像形成装置の小型化を図ることができる。
前記した画像形成装置において、前記露光装置は、筐体を有し、前記反射部材は、前記筐体内に配置された構成とすることができる。
このような構成によれば、ユーザが反射部材の反射面を誤って触る可能性が低くなり、また、反射面に異物が接触しにくいため、露光装置の性能劣化を抑制することができる。
前記した画像形成装置において、前記露光装置は、筐体を有し、前記反射部材は、前記筐体外に配置され、前記カバーに固定された構成とすることもできる。
このような構成によれば、反射部材がカバーに対して回動する筐体に入っていない分だけ、反射部材を感光ドラムから離して配置できるので、画像形成装置の小型化を図ることできる。
前記した画像形成装置において、前記露光装置は、前記退避位置において、前記レーザ光の光路が前記反射部材の前記反射面から外れるように構成されることが望ましい。
このような構成によれば、カバーを開放したときに、誤って露光装置からレーザ光が出射された場合でも、反射面でレーザ光が反射されることが防止できる。
前記した画像形成装置において、前記反射部材は、鏡面ではない表面を有し、当該表面は、前記露光装置が前記退避位置に位置するときに、前記レーザ光の光路上に位置するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、カバーを開放したときに、誤って露光装置からレーザ光が出射された場合でも、鏡面ではない表面によりレーザ光を散乱させることができる。
前記した画像形成装置において、前記感光ドラムの軸方向に対する前記レーザ光の走査方向の傾きを調整するために、前記反射部材の向きを調整する調整機構を備えることが望ましい。
このような調整機構を有すると、レーザ光の走査方向の傾きを容易に調整することができる。
前記した画像形成装置において、前記露光装置は、前記感光ドラムの軸方向の大きさが前記感光層の範囲よりも小さい構成とすることが望ましい。
このような構成によれば、露光装置を感光ドラムの軸方向に小さくして画像形成装置の小型化を図ることができる。
前記した画像形成装置において、前記感光ドラムは複数設けられ、前記露光装置は、前記感光ドラムに対応して複数設けられた構成とすることができる。
また、感光ドラムを複数備えた構成において現像剤を収容し、本体フレームに着脱可能に構成された複数のカートリッジを備え、複数のカートリッジと複数の露光装置は、カバーが閉鎖位置にあるときに、一の方向に並んで配置され、かつ、カートリッジと露光装置は、交互に並んで配置されたとすることができる。
また、感光ドラムを複数備えた構成においては、複数の前記感光ドラムを支持する支持部材をさらに備え、当該支持部材は、前記本体フレーム内に位置する内側位置と、当該内側位置よりも前記本体フレームの外側に位置した外側位置との間で前記本体フレームに対して移動可能に構成されることが望ましい。
このような構成によれば、支持部材を本体フレームから引き出すことで、カートリッジの着脱が一層容易になる。
前記した画像形成装置において、前記露光装置は、前記カバーに回動可能に支持された支持部材に固定されており、前記感光ドラムの軸方向に対する前記レーザ光の走査方向の傾きを調整するために、前記露光装置と前記支持部材の間隔を調整するためのスペーサを備えることができる。
このような構成によれば、レーザ光の走査方向の傾きを容易に調整することができる。
本発明によれば、カバーを開けた状態で、カートリッジを本体フレームに対し着脱する際に露光装置が邪魔にならず、着脱作業が行いやすくなる。
画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を示す図である。 アッパーカバーを開いてドロワを引き出し、プロセスカートリッジを外した状態を示す図である。 プロセスカートリッジと露光装置の拡大図である。 反射部材の調整機構を説明する、反射部材周辺の分解斜視図である。 露光ユニットと保持部材の関係を示す分解斜視図である。 感光ドラムと露光装置を上から見た図である。 連動機構を説明する、アッパーカバーが閉鎖位置にあるときの露光装置および連動機構を右前方から見た斜視図である。 連動機構を説明する、アッパーカバーが開放位置にあるときの露光装置および連動機構を右前方から見た(a)斜視図と、(b)部分拡大図である。 連動機構を説明する、アッパーカバーが閉鎖位置にあるときの露光装置および連動機構を左後方から見た(a)斜視図と、(b)部分拡大図である。 第1変形例に係る画像形成装置の、アッパーカバーを開放位置にした図である。 第2変形例に係る画像形成装置の、アッパーカバーを開放位置にした図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下においては、まず、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1の全体構成について簡単に説明し、その後、発明の特徴部分に係るカラープリンタ1の詳細な構成について説明する。また、以下の説明において、方向は、カラープリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。具体的には、ユーザから見て手前側である図1の左側を「前」とし、ユーザから見て奥側である図1の右側を「後」とし、図1の紙面手前側を「右」、紙面奥側を「左」とする。また、図1の上下方向を「上下」とする。
<カラープリンタの全体構成>
図1に示すように、カラープリンタ1は、本体フレーム10内に、給紙部20と、画像形成部30とを主に備えている。本体フレーム10は、プロセスカートリッジ50を収容しており、プロセスカートリッジ50を着脱するための開口10Aを有している。本体フレーム10の上側には、後側に位置する回動軸線C1を中心として前側が上下に開閉可能に構成されたカバーの一例としてのアッパーカバー12が設けられている。アッパーカバー12は、本体フレーム10の開口10Aを開放する開放位置(図2の状態)と、開口10Aを閉鎖する閉鎖位置(図1の状態)との間で回動可能となるように、本体フレーム10に支持されている。なお、以下の説明において、特に断らない場合、上下、前後の方向は、アッパーカバー12が閉鎖位置にある状態で用いる。
給紙部20は、本体フレーム10内の下部に設けられた給紙トレイ21と、給紙機構22とを主に備えている。給紙トレイ21は、用紙Sをセットするための部材であり、本体フレーム10に対し着脱可能となっている。給紙機構22は、用紙Sを、給紙トレイ21内から画像形成部30に向けて送り出し、1枚ずつ分離して画像形成部30に供給する。
画像形成部30は、4つの露光装置40と、4つのプロセスカートリッジ50と、転写ユニット70と、定着ユニット75とを主に備えて構成されている。
4つのプロセスカートリッジ50は、アッパーカバー12が閉鎖位置にあるときに前後方向に並んで配置され、それぞれ、感光層51A(図3参照)を有する感光ドラム51を備えている。4つの露光装置40は、それぞれが、対応するプロセスカートリッジ50の後側に並んで配置されている。すなわち、プロセスカートリッジ50と露光装置40は、前後方向に交互に並んで配置されている。
露光装置40は、図3に示すように、露光ユニット41と、露光ユニット41から出たレーザ光を感光ドラム51へ向けて反射する反射部材42とを備えてなる。露光ユニット41は、レーザ光をビーム状態にして発する光源41Bと、光源41Bが発したレーザ光を偏向する偏向器41Cと、偏向器41Cで偏向されたレーザ光を感光ドラム51上で結像させるための走査レンズ41Dとを有している。反射部材42は、アッパーカバー12が閉鎖位置にあるときに、偏向器41Cよりも感光ドラム51から離れて配置されている。この露光装置40は、画像データに基づいて光源41Bが明滅しながらレーザ光を偏向器41Cで偏向することで、帯電後の感光ドラム51の表面を露光して感光ドラム51上に静電潜像を形成する。
露光ユニット41は、図3に示した、露光装置40が感光ドラム51を露光可能な露光位置と、図2に示した、アッパーカバー12に対し下端が後側に回動して、露光位置よりもアッパーカバー12に近接して、感光ドラム51から離れた退避位置との間で移動可能である。図3に示すように、筐体41Aは、平たい箱状に形成され、厚み方向がおよそ前後方向を向いている。そして、筐体41A内において、偏向器41Cが下部に配置され、走査レンズ41Dが上部に配置されており、走査レンズ41Dを出たレーザ光は、上側の面から上方に出射されるようになっている。露光ユニット41は、保持部材80に固定され、保持部材80は、アッパーカバー12に対して回動可能に支持されている。詳細な構成は後述するが、保持部材80は、図1に示すように、アッパーカバー12が閉鎖位置にあるときに露光装置40が露光位置に位置し、図2に示すように、アッパーカバー12が開放位置にあるときに露光装置40が退避位置に位置するように、露光装置40の移動をアッパーカバー12の移動に連動させる連動機構100(図7参照)を介してアッパーカバー12に支持されている。
図3に示すように、反射部材42は、鏡面からなる反射面42Aを有している。反射部材42は、反射面42Aを下側に向けた姿勢で、アッパーカバー12の内面に固定されている。具体的には、アッパーカバー12は、内面にミラー支持板13が固定され、ミラー支持板13の下側の面にミラー支持部材90が固定されている。そして、反射部材42は、筐体41Aの外に配置され、ミラー支持部材90(アッパーカバー12)に対してクリップ95で固定されている。
図1に示すようにプロセスカートリッジ50は、アッパーカバー12と給紙トレイ21との間で前後方向に並んで配置されている。4つのプロセスカートリッジ50は、上方および下方が開放された枠状の支持部材60に支持されている。本体フレーム10は、前側の壁を構成するフロントカバー11を有し、図2に示すようにアッパーカバー12を開放位置に移動させるとともにフロントカバー11を前側に開くことで支持部材60を前方に引き出しとなっている。より詳しく言うと、支持部材60は、本体フレーム10内に位置する図1に示した内側位置と、内側位置よりも本体フレーム10の外側に位置する図2に示した外側位置との間で本体フレーム10に対して移動可能に構成されている。
図2に示すように、プロセスカートリッジ50は、アッパーカバー12が開かれた状態においてそれぞれが本体フレーム10、詳しくは支持部材60に対し開口10Aを通して着脱可能(交換可能)となっている。図3に示すように、各プロセスカートリッジ50は、それぞれ、ドラムカートリッジ50Aと、このドラムカートリッジ50Aに対して着脱可能に構成された現像カートリッジ50Bとを備えてなる。ドラムカートリッジ50Aは、ドラムフレーム52を有し、ドラムフレーム52で、前記した感光ドラム51と、感光ドラム51に接したクリーニングローラ54と、感光ドラム51を帯電させる帯電器53とを支持している。現像カートリッジ50Bは、現像フレーム55を有し、現像フレーム55で、現像剤の一例としてのトナーを担持する現像ローラ56と、現像ローラ56にトナーを供給する供給ローラ57と、現像ローラ56に摺接して現像ローラ56上のトナーの厚さを規制する層厚規制ブレード58とを支持している。また、現像フレーム55は、内部にトナーを収容するトナー収容室59が形成されている。現像ローラ56は、感光ドラム51に接触した状態で正の現像バイアスの印加により感光ドラム51にトナーを供給するように構成されている。
図1に示すように、転写ユニット70は、給紙部20とプロセスカートリッジ50との間に設けられ、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、無端状の搬送ベルト73と、4つの転写ローラ74とを主に備えている。搬送ベルト73は、駆動ローラ71と従動ローラ72との間に張設され、外周面の上側に各感光ドラム51が対向して配置されている。転写ローラ74は、搬送ベルト73を介して感光ドラム51の下方に対向して配置され、負の転写バイアスの印加により感光ドラム51との間を搬送される用紙Sに感光ドラム51上のトナー像を転写する。
定着ユニット75は、プロセスカートリッジ50および転写ユニット70の後方に設けられ、加熱ローラ75Aと、加熱ローラ75Aと対向配置されて加熱ローラ75Aを押圧する加圧ローラ75Bとを主に備えている。
定着ユニット75の後側および上方には、定着ユニット75を出た用紙Sをアッパーカバー12の上面からなる排紙トレイ12Aに排出するための搬送ローラ15と、排紙ガイド16が設けられている。
以上のような構成の画像形成部30においては、帯電器53が感光ドラム51の表面を正に帯電させた後、露光装置40が感光ドラム51の表面を露光することで感光ドラム51の表面に静電潜像を形成する。そして、感光ドラム51との間で現像バイアスがかけられた現像ローラ56が静電潜像にトナーを供給することで、感光ドラム51上にトナー像を形成する。さらに、感光ドラム51は、転写ローラ74との間で転写バイアスがかけられ、搬送ベルト73上を搬送されてきた用紙S上にトナー像を転写する。トナー像が転写された用紙Sは、搬送ベルト73により定着ユニット75に搬送され、加熱ローラ75Aにより加熱されながら加圧ローラ75Bとの間で挟持されて、用紙S上にトナー像が熱定着される。トナー像が形成された用紙Sは、排紙ガイド16に案内されながら搬送ローラ15に搬送されて排紙トレイ12A上に排出される。
<露光装置の詳細構成>
次に、露光装置40の詳細な構成について説明する。
まず、反射部材42の支持構造を含む詳細構成について説明する。図4に示すように、反射部材42は、長方形断面の四角柱形状を有し、前記したように、アッパーカバー12が閉鎖位置にあるときに下方を向いた反射面42Aと、後方を向いた後面42Bと、上方を向き、反射面42Aと平行な裏面42Cとを有する。後面42Bは、鏡面ではなく、適度に粗い表面となっており、レーザ光が当たった場合には、レーザ光を殆ど反射させずに散乱させるようになっている。
反射部材42を支持するミラー支持部材90は、左右方向に長い板状のベース部90Aと、ベース部90Aの左右両端部において下方に突出する組付部90Bを備えている。各組付部90Bは、その下面において上方に向けて凹み、反射部材42を受け入れる凹部90Cが形成されている。そして、各凹部90Cの底(最も上の部分)には、下方に突出する突出部90Dが設けられている。また、各組付部90Bには、前後方向の側面(図4においては後側のみ図示)に、クリップ95を係止するための爪部90Fを有している。
反射部材42は、裏面42Cと突出部90Dとの間にスペーサ91,92を挟んだ状態で、左右両端部がクリップ95により組付部90Bに取り付けられている。
クリップ95は、前後方向の中央が上方に突出するように屈曲した支持部95Aと、支持部95Aの前後方向両端部から上方に延びた一対の係合部95Bとを備えてなり、各係合部95Bには、組付部90Bの爪部90Fに係合する係合孔95Cが形成されている。クリップ95は、支持部95Aが、屈曲していることで多少のばね性を有しており、反射部材42を、スペーサ91および突出部90D側に付勢した状態でミラー支持部材90に組み付けることが可能となっている。
右側に配置されたスペーサ91は、前後方向の中央において下方に突出した位置決め突起91Aを一つ有している。一方、左側に配置されたスペーサ92は、前後方向の前端部と後端部の2箇所に、下方に突出した位置決め突起92A,92Bを有している。反射部材42の裏面42Cは、この3つの位置決め突起91A,92A,92Bの3点によって支持されている。反射部材42の反射面42Aと裏面42Cは平行であるので、反射面42Aは、3つの位置決め突起91A,92A,92Bで規定される平面と平行となっている。
このように支持された反射部材42の向きを調整する場合、すなわち、感光ドラム51の軸方向に対するレーザ光の走査方向の傾きを調整する場合、調整機構として、左側の位置決め突起92A,92Bの一方または両方に適宜な厚さの調整部材93を介在させるとよい。また、必要に応じて、位置決め突起91Aと反射部材42の間に別の調整部材93を介在させてもよい。調整部材93として、複数種類の厚さのものを用意しておけば、レーザ光の走査方向の傾きを適切に調整することができる。
次に、露光ユニット41およびその支持の構成について説明する。
図5に示すように、保持部材80は、露光ユニット41が取り付けられるブラケット81と、ブラケット81をアッパーカバー12に対して回動可能に支持するためのシャフト82A,82Bと、シャフト82Aに回動力を伝えるためのアーム83を備えて構成されている。
ブラケット81は、前後方向を向く板状のベース部81Aと、ベース部81Aの右端から後方に向けて延びる板状の右側壁81Bと、ベース部81Aの左端から後方に向けて延びる板状の左側壁81Cとを備えてなる。右側壁81Bの上部には、左右外側に向けて突出するようにシャフト82Aが設けられ、左側壁81Cの上部には、左右外側に向けて突出するようにシャフト82Bが設けられている。アーム83は、右のシャフト82Aの端部付近において、上方に延び、その先端部に、右側に突出する動作入力部83Aが設けられている。
ベース部81Aには、露光ユニット41を3つのねじ89で固定するための固定部85A,85B,85Cを備えている。固定部85Aは、ベース部81Aにおける右端部の上部に配置され、固定部85Bは、ベース部81Aにおける右端部の下部に配置され、固定部85Cは、ベース部81Aにおける左端部の上部に配置されている。この3つの固定部85A,85B,85Cと露光ユニット41との間には、スペーサ87が介在されている。3つのスペーサ87の後側の面は、その3箇所により露光ユニット41の姿勢を規定する。そこで、このスペーサ87として複数種類の厚さのものを用意しておき、適宜なものを選択して露光ユニット41と保持部材80のベース部81Aの間隔を調整することで、感光ドラム51の軸方向に対するレーザ光の走査方向の傾きを調整することが可能である。
図6に示すように、感光ドラム51の軸方向における、露光装置40の大きさW0は、感光層51Aの範囲W1よりも小さい。また、感光ドラム51の軸方向における露光装置40の大きさW0は、画像形成範囲W2、つまり、露光装置40で感光ドラム51を露光する範囲よりも小さい。このため、画像形成範囲W2や感光層51Aの範囲W1に対応させて露光装置を配置する場合に比較して、露光装置40を支持するための構成を左右方向に小さくすることが可能であるので、カラープリンタ1の全体の小型化に繋げることができる。
<連動機構>
次に、アッパーカバー12の開閉動作に露光装置40の移動を連動させる連動機構100について図7から図9を参照して説明する。
図7および図9に示すように、連動機構100は、カバーフレーム110と、スライダ120と、第1揺動リンク130と、第2揺動リンク140と、伝達リンク150と、引張ばね160とを備えて構成されている。
カバーフレーム110は、前後方向に長い部材であり、アッパーカバー12のフレームを構成している。カバーフレーム110は、基端の揺動軸受部111において、前記した回動軸線C1を中心に本体フレーム10に回動可能に支持されている。また、カバーフレーム110は、下側に突出して設けられた、保持部材80のシャフト82Aを回動可能に支持する軸受部112を4つ有している。また、図9に示すように、カバーフレーム110の左右方向内側の前端部には、引張ばね160を掛止するためのフック113が設けられている。
スライダ120は、図7に示すように、カバーフレーム110に対してカバーフレーム110の長手方向にスライド移動可能に支持された部材である。スライダ120は、後端部において第1揺動リンク130と回動可能に連結されている。また、詳細は図示しないが、後述する第2揺動リンク140の下アーム142(図8(b)参照)と係合可能に構成され、カバーフレーム110に対して前側にスライドしたときに下アーム142を前側に押し、カバーフレーム110に対して後側にスライドしたときに、下アーム142が後側に移動するのを許容するように構成されている。
第1揺動リンク130は、前後方向に長い部材であり、後端部131において、本体フレーム10に回動可能に支持され、前端部132において、スライダ120の後端部と回動可能に連結されている。後端部131における回動軸線C2は、回動軸線C1と平行で、所定距離前側に位置している。そのため、図8(a)に示すようにアッパーカバー12を開いたときには、カバーフレーム110に対する前端部132の位置が、カバーフレーム110の揺動軸受部111に近づき、これにより、スライダ120を後側(揺動軸受部111)側にスライド移動させるようになっている。
第2揺動リンク140は、カバーフレーム110に対して揺動可能に支持された部材であり、図8(b)に示すように、揺動軸受部141と、揺動軸受部141から下方に延出した下アーム142と、揺動軸受部141から上方に延出した上アーム143とを備えてなる。上アーム143には、上下方向、つまり、上アーム143の長手方向に長い長孔144が形成されている。長孔144には、後述する伝達リンク150の動作入力部152が入り込んで係合している。
伝達リンク150は、図9(a)に示すように、カバーフレーム110の左右内側に配置された、前後方向に長い部材である。伝達リンク150は、第2揺動リンク140に対応した位置に、左右方向外側に突出する動作入力部152を有しており、前記したように、動作入力部152が第2揺動リンク140の上アーム143の長孔144に係合している(図9(b)参照)。そして、伝達リンク150は、保持部材80の4つの動作入力部83Aに対応した位置に、動作入力部83Aと係合した係合部153A,153Bを有している。前側の3つの係合部153Aは、円形の孔を有して動作入力部83Aが回転可能に係合している。最も後の係合部153Bは、前後方向に長い長孔159を有しており、動作入力部83Aが前後方向に遊んだ状態で係合している。このため、最も後ろの係合部153Bに係合した保持部材80は、この遊びの分だけ、他の保持部材80よりもアッパーカバー12を開閉させたときの回動量が小さくなっている。また、伝達リンク150の前端部には、引張ばね160を係止するためのフック154が設けられている。
引張ばね160は、引張コイルばねからなり、前側に位置する一端がカバーフレーム110のフック113に掛止され、後側に位置する他端が伝達リンク150のフック154に掛止されている。引張ばね160は、初期荷重が与えられた状態で設けられており、伝達リンク150を常時、前側へ付勢している。このため、図9(b)に示す動作入力部152も常時前側に付勢されており、動作入力部152に係合している第2揺動リンク140の上アーム143は、常時前側に付勢され、逆に、下アーム142は、常時後側に付勢されている。
以上のように構成されたカラープリンタ1の作用効果について、アッパーカバー12の開閉およびプロセスカートリッジ50の着脱に関して説明する。
図1に示すように、カラープリンタ1が通常の使用状態にあるとき、支持部材60には4つのプロセスカートリッジ50が装着され、支持部材60が内側位置に位置している。このとき、各露光装置40はすべて互いに同じ姿勢であり、それぞれ、感光ドラム51を露光可能な露光位置にある。そして、フロントカバー11は閉じられ、アッパーカバー12は閉鎖位置にある。
プロセスカートリッジ50の交換などを行う場合、まず、アッパーカバー12を上に上げて図2に示すように開放位置にする。このとき、連動機構100により、アッパーカバー12の開放動作に連動して露光装置40が露光位置から図2に示す退避位置に回動する。この動作を具体的に説明すると、まず、図7から図8(a)のように、スライダ120がカバーフレーム110に対して後側に相対的に移動する。そして、第2揺動リンク140は、下アーム142が常時後側に付勢されているので、スライダ120が後側に退避することでその動きが許容され、第2揺動リンク140は、図8における反時計回りに回動する。これにより、図8(b)に示す第2揺動リンク140の上アーム143は前側に移動し、伝達リンク150が前側に移動する。そして、伝達リンク150に係合している各保持部材80の動作入力部83Aが前に移動することで、保持部材80が図8(a)における反時計回りに回動する。すなわち、露光装置40がアッパーカバー12に近づくようにアッパーカバー12に対して回動して図2に示す退避位置となる。なお、最も後ろの動作入力部83Aが長孔159(図9(a)参照)に係合していることで、最も後ろの露光装置40は、他の露光装置40よりも回動量が少ないので、退避位置において他の露光装置40と異なる姿勢となっている。このように、各露光装置40が退避位置になると、露光装置40が本体フレーム10、支持部材60およびプロセスカートリッジ50から十分に離れるので、プロセスカートリッジ50と露光装置40の間に手を入れやすくなる。
図2に示す退避位置において、各露光装置40のレーザ光は、その光路(一点鎖線参照)が反射部材42の反射面42Aから外れる。具体的には、一番前側の露光装置40のレーザ光の光路は、アッパーカバー12の前端部に遮られ、その他の露光装置40のレーザ光の光路は、前側に隣接する他の露光装置40に遮られる。このため、仮に何らかの誤りにより退避位置でレーザ光が出射されることがあっても、レーザ光は、アッパーカバー12または露光装置40で遮られる。
そして、プロセスカートリッジ50をより着脱しやすくするため、フロントカバー11を前側に開いて、支持部材60を適宜な量引き出して外側位置にする。このようにすると、最も後のプロセスカートリッジ50と露光装置40の間の距離も十分に大きくなり、プロセスカートリッジ50を容易に外すことができる。
そして、プロセスカートリッジ50の交換作業を終えたあとは、これまでと逆の操作により、使用状態に戻す。具体的には、まず、支持部材60を押し込んで外側位置から内側位置に戻し、フロントカバー11を閉じる。そして、アッパーカバー12を開放位置から閉鎖位置に閉じる。このとき、連動機構100により、露光装置40が退避位置から露光位置に回動する。具体的には、図8(a)から図7に示すように、スライダ120がカバーフレーム110に対して相対的に前側にスライド移動し、スライダ120が第2揺動リンク140の下アーム142に係合して前側に押す。すると、第2揺動リンク140が図8(a)の時計回りに回動し、図9(a)に示す伝達リンク150は、第2揺動リンク140の上アーム143により後側に移動させられる。これにより、保持部材80の動作入力部83Aが後側に移動して、保持部材80が図7の時計回りに回動し、露光装置40が図1に示す露光位置に戻る。
このように、本実施形態のカラープリンタ1によれば、アッパーカバー12を開けて開放位置にすると、露光装置40がアッパーカバー12に近接した退避位置に移動するので、本体フレーム10からアッパーカバー12を開けた状態で、プロセスカートリッジ50を本体フレーム10に対し着脱する際に露光装置40が邪魔にならず、着脱作業が行いやすい。また、支持部材60を外側位置に引き出すことによっても、プロセスカートリッジ50と露光装置40の間隔を広くすることができるので、プロセスカートリッジ50の着脱作業が行いやすい。特に、本実施形態のカラープリンタ1のように、プロセスカートリッジ50が一方向に並び、露光装置40とプロセスカートリッジ50が交互に並んでいると、プロセスカートリッジ50の着脱の際に露光装置40が邪魔になりやすいので、上記のように露光装置40が退避位置に移動するように構成することで、プロセスカートリッジ50の着脱作業を大きく改善することができる。
そして、アッパーカバー12が閉鎖位置にあり、露光装置40が露光位置にあるときに、反射部材42は、偏向器41Cよりも感光ドラム51から離れているので、偏向器41Cから感光ドラム51までの必要な光路長をとりやすい。このように光路長を確保しながら偏向器41Cを感光ドラム51に近づけて配置できるので、カラープリンタ1の小型化を図ることができる。また、仮に、反射部材42が筐体41A内に配置されている場合には、アッパーカバー12に対して回動する筐体41Aとアッパーカバー12のクリアランスを考慮して、その分アッパーカバー12を上に配置しなければならないが、本実施形態では、反射部材42は、露光ユニット41の筐体41Aの外に配置され、アッパーカバー12に固定されているので、反射部材42を感光ドラム51から必要なだけ離すとともにアッパーカバー12を低くすることができ、カラープリンタ1のさらなる小型化を図ることできる。
また、露光装置40が退避位置にあるときに、レーザ光の光路は、反射部材42の反射面42Aから外れるので、アッパーカバー12を開放したときに、誤って露光装置40からレーザ光が出射された場合でも、反射面42Aでレーザ光が反射されることを防止できる。
さらに、カラープリンタ1は、感光ドラム51の軸方向に対するレーザ光の走査方向の傾きを調整するために、反射部材42の向きを調整する調整機構としてシム93を選択的に配置する構成を採っているので、レーザ光の走査の傾きを容易に調整することができる。また、適宜な厚さのスペーサ87を配置することで、保持部材80に対する露光装置40の傾きを調整して、レーザ光の走査の傾きを容易に調整することができる。
また、露光装置40は、感光ドラム51の軸方向の大きさが感光層51Aの範囲W1よりも小さいので、露光装置40の前記軸方向の大きさを小さくしてカラープリンタ1の小型化を図ることができる。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。
例えば、図10に示す第1変形例のように、アッパーカバー12を開放位置にして、露光装置40が退避位置に位置したときに、各露光装置40のレーザ光の光路上に、後面42Bが位置するようにしてもよい。このようにすることで、仮に何らかの誤りにより露光ユニット41からレーザ光が出ても、後面42Bでレーザ光を散乱させることができる。
また、本発明において、支持部材60を引き出し可能に構成することは必要ではなく、図10に示すように、フロントカバーを開かないように構成しても構わない。この場合であっても、アッパーカバー12を開放位置にすれば露光装置40が退避位置に回動するので、プロセスカートリッジ50を容易に上方に取り出すことが可能である。
また、図11に示す第2変形例のように、露光装置40の筐体41A内に反射部材42を配置し、筐体41Aがアッパーカバー12に対して回動するのとともに、反射部材42も回動するように構成してもよい。この構成によれば、ユーザが反射部材42の反射面を誤って触る可能性が低くなり、また、反射面に異物が付着しにくいため、露光装置40の性能劣化を抑制することができる。
前記実施形態においては、カートリッジの一例としてプロセスカートリッジを示したが、カートリッジは、現像ローラを備え感光ドラムを備えない現像カートリッジであってもよいし、トナーを収容し、現像ローラを備えないトナーカートリッジであってもよい。
前記実施形態においては、カバーの一例としてアッパーカバーを示したが、カバーは、フロントカバーであってもよい。例えば、フロントカバーを開閉してカートリッジを前方に取り出すような構成であってもよい。
前記実施形態では、カラー印刷が可能なプリンタを例示したが、本発明の画像形成装置は、カラータイプのものには限られず、感光ドラムおよび露光装置が1つずつ設けられたモノクロタイプのものであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、フラットベッドスキャナなどの原稿読取装置を備える複写機や複合機などであってもよい。
1 カラープリンタ
10 本体フレーム
10A 開口
11 フロントカバー
12 アッパーカバー
20 給紙部
30 画像形成部
40 露光装置
41 露光ユニット
41A 筐体
41B 光源
41C 偏向器
42 反射部材
42A 反射面
42B 後面
42C 裏面
50 プロセスカートリッジ
51 感光ドラム
51A 感光層
60 支持部材
70 転写ユニット
75 定着ユニット
80 保持部材
87 スペーサ
90 ミラー支持部材
93 シム
95 クリップ
100 連動機構
110 カバーフレーム
120 スライダ
130 第1揺動リンク
140 第2揺動リンク
150 伝達リンク

Claims (12)

  1. 感光層を有する感光ドラムと、
    光源と当該光源が発したレーザ光を偏向する偏向器とを有し、前記感光ドラム上にレーザ光を走査する露光装置と、
    前記感光ドラムを収容し、開口を有する本体フレームと、
    前記開口を開放する開放位置と前記開口を閉鎖する閉鎖位置との間で回動可能となるように前記本体フレームに支持されたカバーとを備える画像形成装置であって、
    前記露光装置は、少なくとも一部が、前記感光ドラムを露光可能な露光位置と、前記露光位置よりも前記感光ドラムから離れ、かつ、前記露光位置よりも前記カバーに近接した退避位置との間で前記カバーに対して回動可能となるように前記カバーに支持され、
    前記カバーが前記閉鎖位置にあるときに前記露光装置が前記露光位置に位置し、前記カバーが前記開放位置にあるときに前記露光装置が前記退避位置に位置するように、前記露光装置の移動を前記カバーの移動に連動させる連動機構を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記露光装置は、前記偏向器で偏向されたレーザ光を前記感光ドラムへ向けて反射する反射面を有する反射部材を有し、
    前記反射部材は、前記カバーが前記閉鎖位置にあるときに、前記偏向器よりも前記感光ドラムから離れて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記露光装置は、筐体を有し、前記反射部材は、前記筐体内に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記露光装置は、筐体を有し、前記反射部材は、前記筐体外に配置され、前記カバーに固定されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記露光装置は、前記退避位置において、前記レーザ光の光路が前記反射部材の前記反射面から外れるように構成されたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記反射部材は、鏡面ではない表面を有し、当該表面は、前記露光装置が前記退避位置に位置するときに、前記レーザ光の光路上に位置するように構成されたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記感光ドラムの軸方向に対する前記レーザ光の走査方向の傾きを調整するために、前記反射部材の向きを調整する調整機構を備えることを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記露光装置は、前記感光ドラムの軸方向の大きさが前記感光層の範囲よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記感光ドラムは複数設けられ、前記露光装置は、前記感光ドラムに対応して複数設けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 現像剤を収容し、前記本体フレームに着脱可能に構成された複数のカートリッジを備え、
    複数の前記カートリッジと複数の前記露光装置は、前記カバーが前記閉鎖位置にあるときに、一の方向に並んで配置され、かつ、前記カートリッジと前記露光装置は、交互に並んで配置されたことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 複数の前記カートリッジを支持する支持部材をさらに備え、当該支持部材は、前記本体フレーム内に位置する内側位置と、当該内側位置よりも前記本体フレームの外側に位置した外側位置との間で前記本体フレームに対して移動可能に構成されたことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記露光装置は、前記カバーに回動可能に支持された保持部材に固定されており、
    前記感光ドラムの軸方向に対する前記レーザ光の走査方向の傾きを調整するために、前記露光装置と前記保持部材の間隔を調整するためのスペーサを備えることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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