JP2015125235A - 固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物、固体撮像素子用カラーフィルタおよび固体撮像素子 - Google Patents

固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物、固体撮像素子用カラーフィルタおよび固体撮像素子 Download PDF

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吉隆 松原
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Abstract

【課題】パターン形状を垂直形状に保つことができ、形成される着色層の膜厚バラツキを抑えることのできる固体撮像素子用カラーフィルタ用感光性組成物、それを用いた固体撮像素子用カラーフィルタ4及び固体撮像素子1を提供する。
【解決手段】光重合性モノマー(A)、樹脂バインダー(B)、重合開始剤(C)、着色剤(D)、体質顔料(E)、溶剤(F)を含有する固体撮像素子用カラーフィルタ4感光性組成物であって、前記固体撮像素子用カラーフィルタ4感光性着色組成物の全固形分中に含まれる体質顔料(E)の含有量が、1質量%以上30質量%未満であること。
【選択図】図1

Description

本発明は、CMOSやCCD等に代表される光電変換素子上に形成される固体撮像素子用カラーフィルタに用いられる固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物、固体撮像素子用カラーフィルタおよび固体撮像素子に関する。
近年、撮像装置は画像の記録、通信、放送の内容の拡大に伴って広く用いられるようになっており、撮像装置として種々の形式のものが提案されているが、小型、軽量で多色高性能のものが安定して製造されるようになり、固体撮像素子を用いた撮像装置が、普及してきている。
固体撮像素子は、撮影対象物からの光学像を受け、入射した光を電気信号に変換する複数の光電変換素子を有する。光電変換素子の種類はCCD(電荷結合素子)タイプとCMOS(相補型金属酸化物半導体)タイプとに大別される。また、光電変換素子の配列形態は、光電変換素子を1列に配置したリニアセンサー(ラインセンサー)と、光電変換素子を縦横に2次元的に配列させたエリアセンサー(面センサー)との2種類に大別される。
いずれのセンサにおいても光電変換素子の数(画素数)が多いほど撮影された画像は高精細になる。また、光電変換素子に入射する光の経路に、特定の波長の光を透過する各種のカラーフィルタを設けることで対象物の色情報を得ることを可能としたカラーセンサーも普及している。
カラーフィルタの色としては、赤色(R)、青色(B)、緑色(G)の3色の色層で構成された3原色系、あるいは、シアン色(C)、マゼンタ色(M)、イエロー色(Y)の3色の色層で構成された補色系が一般的である。
固体撮像素子のカラーフィルタの形成方法はフォトリソグラフィープロセスによりパターンを形成する手法が一般的である(特許文献1)。
すなわち、所定の色の着色感光性樹脂を塗布した塗膜に、パターン露光、現像、必要により硬膜処理などを行い、所定の部位に着色感光性樹脂を残し、その残存物をもって色層とするという方法である。色の異なる色層を有するカラーフィルタを得る場合、色の異なる着色感光性樹脂を各々用い、樹脂塗膜の形成、樹脂塗膜へのパターン露光、現像、必要により硬膜処理などの工程を、必要な色の回数繰り返すことになる。
固体撮像素子に要求される性能の一つに、入射する光への感度を向上させることが挙げられる。また、撮影した画像の情報量を多くするためには受光部となる光電変換素子を微細化して高集積化する必要がある。しかし、光電変換素子を微細化した場合、各光電変換素子の面積が小さくなり、光を取り込む面積も小さくなるため、光電変換素子に取り込める光の量が少なくなる。
また、カラーフィルタを設けた固体撮像素子では、カラーフィルタを光が通過する際に所定の波長の光を分離して通過させるが、光が通過する際にカラーフィルタによる光の吸収が生じるため、光電変換素子に入射する光量が低下する。そのため、固体撮像素子として光への感度の低下が生じる。
このような、固体撮像素子の感度の低下を防止するための手段として、光電変換素子(受光部)に効率良く光を取り込むために、対象物から入射される光を集光して光電変換素子(受光部)に導くマイクロレンズを形成する技術が提案されている(特許文献2)。
マイクロレンズで光を集光して光電変換素子(受光部)に導くことで、受光部の見かけ上の開口率(面積)を大きくすることが可能になり、固体撮像素子の感度を向上させることが可能になる。
近年、600万画素を超える高精細CCD撮像素子への要求が大きくなり、これら高精細CCDにおいて付随する固体撮像素子用カラーフィルタの画素サイズが2μm×2μmを下回るレベルのものも多くなっており、フォトリソグラフィープロセスにより形成されたカラーフィルタのパターン形状不良や残渣が固体撮像素子の特性に悪影響を及ぼすという問題が生じている。
このようなパターン形状不良は、2.5μm以下、あるいは1.5μm近傍の画素サイズでは、色むらとなって現れる。また、画素サイズが小さくなるとアスペクト比が大きくなる(幅に対して厚みが大きい)ので、本来除去されるべき部分(画素の有効外部分)を完全に除去することができず、残渣やパターン形状のテーパー化が発生する。残渣は、他の色の画素部に先に入色したレジストの残渣が残ることで、固体撮像素子の再現画像においては、ノイズが大きくなり、ざらつきが目立ち、画質を損なうことになる。
満足する分光特性を得ようとすると、固体撮像素子用カラーフィルタの膜厚が厚くならざるを得ず、固体撮像素子用カラーフィルタの膜厚が厚くなると、画素の微細化が進むに従って、パターンの角が丸まるなど解像度が低下する傾向となる。
さらに、固体撮像素子用カラーフィルタが厚い場合、製造工程による問題だけではなく、斜め方向から入射した光が隣接する他の色フィルターパターンを透過して光電変換素子に入光し、混色や感度低下という問題も発生する。この問題は固体撮像素子用カラーフィルタの画素サイズが小さくなるにつれて顕著になる。
以上のことから、近年では、固体撮像素子用カラーフィルタの高精細パターンに加えて、薄膜化も重要な問題である。
固体撮像素子用カラーフィルタの薄膜化においては、着色層に含まれる顔料濃度が上がるため、光硬化反応に必要な光が着色層の底部まで届かないので硬化が不充分となり、フォトリソグラフィーにおける現像工程で剥離し、画素欠陥を生ずるという問題とパターン形成時の露光照射量を多くしなければならないという課題がある。さらに、着色層に含まれるアルカリ現像性成分の減少で現像残渣の発生や、塗膜形成に必要な樹脂成分の減少で塗膜形成時の膜厚均一性などが悪くなることがある。
さらに、現像後に感光性成分が低下することで、現像時に光照射部においても、パターンが削られ、仕上がり膜厚の均一性が悪くなり、集光性を向上させるための固体撮像素子用カラーフィルタ上にマクロレンズを形成しているが、固体撮像素子用カラーフィルタの表面の平坦性が悪いと、所望のマイクロレンズ形状が得られないという問題を有している。
固体撮像素子用カラーフィルタとして、上記の課題を改善すべく、アルカリ現像性の改善提案があり、光重合性モノマーに酸性官能基及び/又は炭素数2以上のアルキレンオキシ鎖を有する多官能光重合性モノマーを用いる検討が実施されている。しかし、この光重合性モノマーを用いる場合、酸価を付与していることで形成した塗膜の現像にかかる時間
は短くなるもの露光感度が低いという課題がある。そのため、露光量を多く照射する必要があり、露光時間が長くなり、製造上の歩留まり低下が顕著になる(特許文献3、4)。
また、残渣改善のために、光重合性モノマーに酸価を付与していることからパターン形状が1.8μm近傍の画素サイズでは、パターンの角が丸まるなど解像度が低下するという課題や、光照射部(パターン形成部)の膜厚が現像により削られ、膜厚の均一性が悪くなる。さらに、塗膜形成時の膜厚が厚くなることで、パターン形成において、アスペクト比が高くなり、現像によりパターンのハガレなどが発生することになる。
固体撮像素子の解像度の向上から、画素寸法が小さくなり、薄膜化することで、カラーフィルタを形成する上での課題が、前記の通り顕在化している。重要な課題としては、画素寸法が小さくなることでのパターン形状のテーパー化と、形成される着色層の膜厚バラツキによる光電変換素子(受光部)に導く光の集光効率の低下や、ノイズの発生である。
特開2005−5419号公報 特開2004-200360号公報 特開平10−62986号公報 特開2009−244807号公報
本発明は、パターン形状を垂直形状に保つことができ、形成される着色層の膜厚バラツキを抑えることのできる固体撮像素子用カラーフィルタ用感光性組成物、それを用いた固体撮像素子用カラーフィルタ及び固体撮像素子を提供することにある
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、光重合性モノマー(A)、樹脂バインダー(B)、重合開始剤(C)、着色剤(D)、体質顔料(E)、溶剤(F)を含有する固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物であって、
全固形分中に含まれる体質顔料(E)の含有量が、1質量%以上30質量%未満であることを特徴とする固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物である。
また、請求項2に記載の発明は、前記重合開始剤(C)が、オキシムエステル系重合開始剤であることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物である。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物を用いたことを特徴とする固体撮像素子用カラーフィルタである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の固体撮像素子用カラーフィルタを具備したことを特徴とする固体撮像素子である。
本発明によれば、形成される着色層の膜厚均一性のよい固体撮像素子用カラーフィルタ用感光性組成物、それを用いた固体撮像素子用カラーフィルタ及び固体撮像素子を提供することができる
本発明の一態様に係る技術により製造可能な固体撮像装置の一例を概略的に示す断面図である。 図1の固体撮像装置1を構成する固体撮像素子用カラーフィルタ4を概略的に示す平面図である。
以下、本発明の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物、並びに、それを用いてなる固体撮像素子用カラーフィルタについて詳細に詳述する。
本発明の撮像素子の作製方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、全ての図面を通じて、同様又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示す固体撮像装置1は、例えば、CCDイメージセンサ及びCMOSイメージセンサなどの二次元イメージセンサである。この固体撮像装置1は、半導体チップ2と平坦化層3と固体撮像素子用カラーフィルタ4とマイクロレンズアレイ5とを含んでいる。
半導体チップ2は、平面視で二次元的に配列した複数の画素を含んでいる。各画素は、入射した光の量に応じた信号電荷を発生する光電変換素子21を含んでいる。光電変換素子21は、例えば、画素電極と対向電極とそれらの間に介在した半導体層とを含んだフォトダイオードである
半導体チップ2は、図示しない読出し回路をさらに含んでいる。読出し回路は、光電変換素子21が発生した電荷を読み出す。光電変換素子21は、例えば、CCDやCMOSデバイスなどで構成することができる。
平坦化層3は、半導体チップ2上に形成されている。平坦化層3は、カラーフィルタ4に平坦な下地を提供する。平坦化層3は、光透過性を有しており、典型的には無色透明である。また、典型的には、平坦化層3は、紫外線吸収特性を有している。平坦化層3は、例えば透明樹脂からなる。平坦化層3の厚さは、例えば0.8μm以下である。なお、半導体チップ2が表面平坦性に優れている場合や、固体撮像装置1の厚みを薄くしたい場合などには、平坦化層3は省略することができる
カラーフィルタ4は、平坦化層3上に設置されている。カラーフィルタ4は、緑色着色層と青色着色層と赤色着色層とを含んでいる。
この例では、緑色着色層は、平面視で市松模様状の配列パターンを形成している複数の緑色着色層からなる。青色着色層は、互いから離間すると共に正方格子状の配列パターンを形成している複数の青色着色層からなる。赤色着色層は、互いから離間すると共に正方格子状の配列パターンを形成している複数の赤色着色層からなる。
緑色着色層、青色着色層及び赤色着色層は、面内方向に隣り合っており、ここでは、正方配列を採用している。これらフィルタ緑色着色層、青色着色層及び赤色着色層は、それぞれ画素と向き合っている。
緑色着色層、青色着色層及び赤色着色層の平面視での縦横の寸法は、例えば約0.7μm乃至約10μmの範囲内にあり、典型的には約0.9μm乃至約2.5μmの範囲内にある。なお、一般的な液晶表示装置における画素の寸法は、数100μmである。これらの比較から明らかなように、固体撮像装置用のカラーフィルタには、表示装置用のカラーフィルタと比較して、遥かに高い寸法及び形状精度が要求される。
カラーフィルタ4上には、マイクロレンズアレイ5が形成されている。マイクロレンズアレイ5は、例えば、画素の行若しくは列に対応して複数のシリンドリカルレンズを並べた構造を有しているか、又は、画素に対応して複数の半球レンズを並べた構造を有している。
この固体撮像装置1は、例えば、以下の方法により製造する。まず、半導体チップ2上に、平坦化層3を形成する。次に、平坦化層3上に、緑色着色層を形成する。即ち、緑色顔料を含んだ感光性組成物を平坦化層3上に塗布し、塗膜をパターン露光し、その後、塗膜を現像し、さらに例えば220℃程度の温度でベークを行う。パターン露光には、例えば紫外線を使用し、現像には例えばアルカリ現像液を使用する。これにより、パターン露光の際に未露光部とした部分が開口部となった緑色着色層を得る。なお、緑色着色層の平面視での形状は、図2に示すように市松模様とするのが一般的である。
次いで、平坦化層3上に、緑色着色層について説明したのと同様の方法により、青色着色層及び赤色着色層を形成する。青色着色層及び赤色着色層は、どちらを先に形成してもよい。
これにより、固体撮像素子用カラーフィルタ4を得る。その後、このようにして得られた固体撮像素子用カラーフィルタ4上に、マイクロレンズアレイ5を形成する。以上のようにして、図1に示す固体撮像装置1を完成する。
なお、人間の視感度は、青色光及び赤色光と比較して緑色光の方が高い。そのため、パターン形成された緑色着色層のパターン寸法及びパターン形状精度は、青色及び赤色着色層のパターン寸法及びパターン形状精度と比較して、再生画像の画質に及ぼす影響が大きい。したがって、ここでは、緑色着色層を第1番目に形成している。
緑色着色層を形成する上で、パターン形状精度については、パターン寸法が1.5μm程度になることで形状に丸みを帯びるようになってしまう。その丸みであるパターンのテーパー部から光が光電変換素子に入射するとノイズが多くなってしまう。
また、感光性組成物により着色層を形成する場合に、現像工程や、焼成工程を経て、パターンを形成する。その現像工程はアルカリ現像液を用い、不要部を現像するが、パターン形成部においても、表面が少なからずパターンが削られることになる。そのため、塗膜形成時の膜厚を厚く塗布することが必要となる。塗膜が厚くなることで、基板端分で膜厚が厚くなるという課題もある。
また、焼成工程においても、現像工程同様に、熱により、形成したパターンが収縮するということがある。現像工程の場合と同様に塗膜時に膜厚を厚くする必要がある。本発明は上記の課題を解決すべく、固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物である。
以下に、本実施形態に係る、固体撮像素子に用いられる固体撮像素子用カラーフィルタ感光性着色組成物について説明する。
本実施形態に係る固体撮像素子用カラーフィルタ感光性着色組成物は、光重合性モノマー(A)、樹脂バインダー(B)、重合開始剤(C)、着色剤(D)、体質顔料(E)、溶剤(F)を含有する。
本発明の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物に用いることのできる重合性多官能モノマーおよびオリゴマー(A)としてはフェノキシテトラエチレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシヘキサエチレングリコール(メタ)アクリレート、EO変性
フタル酸(メタ)アクリレート、PO変性フタル酸(メタ)アクリレート、アクリル化シソシアヌレート、ビス(アクリロキシネオペンチルグリコール)アジペート、ポリエチレングリコール200ジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール400ジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート、PO変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、カプロラクトン変性トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、ヒドキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニルジ(メタ)アクリレート、EO変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、アルキル変性ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等が挙げられこれらは、単独でまたは2種類以上混合して用いることができる。
これらの市販品としては、日本化薬社製のKAYARAD R526、KAYARADPEG400DA、KAYARAD MAND、KAYARAD R−167、KAYARAD HX−220、KAYARAD R−551、KAYARAD R712、KAYARAD R−604、KAYARAD R−684、KAYARAD GPO−303、KAYARAD TMPTA、KAYARAD DPHA、KAYARAD DPEA−12、KAYARAD DPHA−2C、KAYARAD D−310、KAYARAD D−330、KAYARAD DPCA−20、KAYARAD DPCA−30、KAYARAD DPCA−60、KAYARAD DPCA−120、及び東亜合成社製M210、M220、M225、M305、M309、M325、M350、M402、大阪有機社製V#310HP、V#335HP、V#700、V#295、V#330、V#360、V#400、V#GPT等を好適に使用することができる。
本発明の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物に用いることのできる樹脂バインダー(B)としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、および活性エネルギー線硬化性樹脂が含まれ、その前駆体には、活性エネルギー線照射により硬化して透明樹脂を生成するモノマーもしくはオリゴマーが含まれ、これらを単独で、または2種以上混合して用いることができる。
熱可塑性樹脂としては、例えば、ブチラール樹脂、スチレンーマレイン酸共重合体、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、アルキッド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ゴム系樹脂、環化ゴム系樹脂、セルロース類、ポリエチレン(HDPE、LDPE)、ポリブタジエン、ポリイミド樹脂等が挙げられる。また、熱硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フマル酸樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂等が挙げられる。
活性エネルギー線硬化性樹脂としては、水酸基、カルボキシル基、アミノ基等の反応性の置換基を有する線状高分子にイソシアネート基、アルデヒド基、エポキシ基等の反応性置換基を有する(メタ)アクリル化合物やケイヒ酸を反応させて、(メタ)アクリロイル基、スチリル基等の光架橋性基を該線状高分子に導入した樹脂が用いられる。また、スチレン−無水マレイン酸共重合物やα−オレフィン−無水マレイン酸共重合物等の酸無水物を含む線状高分子をヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート等の水酸基を有する(メタ)アクリル化合物によりハーフエステル化したものも用いられる。
モノマーおよびオリゴマーとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、β−カルボキシエチル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリシクロデカニル(メタ)アクリレート、エステルアクリレート、メチロール化メラミンの(メタ)アクリル酸エステル、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタンアクリレート等の各種アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸、スチレン、酢酸ビニル、ヒドロキシエチルビニルエーテル、エチレングリコールジビニルエーテル、ペンタエリスリトールトリビニルエーテル、(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ビニルホルムアミド、アクリロニトリル等が挙げられ、これらを単独でまたは2種類以上混合して用いることができる。
本発明の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物に用いることのできる重合開始剤(C)としては、オキシムエステル化合物が用いられ、電子部品用途等の感光性組成物の光重合開始剤として知られている公知の化合物を使用することができる。例えば、特開昭57−116047号公報、特開昭61−24558号公報、特開昭62−201859号公報、特開昭62−286961号公報、特開平7−278214号公報、特開2000−80068号公報、特開2001−233842号公報、特開2004−534797号公報、特開2002−538241号公報、特開2004−359639号公報、特開2005−97141号公報、特開2005−220097号公報、WO2005−080337A1、特開2002−519732号公報、特開2001−235858号公報、特開2005−227525号公報などの各公報に記載の化合物から選択して使用することができる。
オキシムエステル化合物としては、1−〔4−(フェニルチオ)フェニル〕−オクタン−1−オン−2−オンオキシム−O−アセテート、1−〔4−(2−メチルフェニルチオ)フェニル〕−オクタン−1−オン−2−オンオキシム−O−アセテート、1−〔4−(2,4,6−トリメチルフェニルチオ)フェニル〕−オクタン−1−オン−2−オンオキシム−O−アセテート、1−〔4−(2−エチルフェニルチオ)フェニル〕−オクタン−1−オン−2−オンオキシム−O−アセテート、1−〔4−(フェニルチオ)フェニル〕−オクタン−1−オン−2−オンオキシム−O−ベンゾエート、1−〔4−(2−メチルフェニルチオ)フェニル〕−オクタン−1−オン−2−オンオキシム−O−ベンゾエート、1−〔4−(2,4,6−トリメチルフェニルチオ)フェニル〕−オクタン−1−オン−2−オンオキシム−O−ベンゾエート、1−〔4−(2−エチルフェニルチオ)フェニル〕−オクタン−1−オン−2−オンオキシム−O−ベンゾエート1,2−オクタジオン−1−[4−(フェニルチオ)フェニル−、2−(O−ベンゾイルオキシム)] 、1−〔9−エチル−6−ベンゾイル−9.H.−カルバゾール−3−イル〕−オクタン−1−オンオキシム−O−アセテート、1−〔9−エチル−6−(2−メチルベンゾイル)−9.H.−カルバゾール−3−イル〕−エタン−1−オンオキシム−O−ベンゾエート、1−〔9−エチル−6−(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−9.H.−カルバゾール−3−イル〕−エタン−1−オンオキシム−O−ベンゾエート、1−〔9−n−ブチル−6−(2−エチルベンゾイル)−9.H.−カルバゾール−3−イル〕−エタン−1−オンオキシム−O−ベンゾエート、エタノン,1−[9−エチル−6−(2−メチルベンゾイル)−9H−カルバゾール−3−イル]−1−(O−アセチルオキシム)等が挙げられるが本発明は、これらに限定されるものではない。
また、これらの市販品としてはADEKA社製アデカクルーズN−5050、アデカクルーズN−1919、BASF社製OXE−01、OXE−02、東洋インキ社製TRG−N562などが挙げられる。
また、オキシムエステル化合物と併用して、4−フェノキシジクロロアセトフェノン、4−t−ブチル−ジクロロアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1−オン等のアセトフェノン系光重合開始剤、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンジルジメチルケタール等のベンゾイン系光重合開始剤、ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、アクリル化ベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4'−メチルジフェニルサルファイド等のベンゾフェノン系光重合開始剤、チオキサンソン、2−クロルチオキサンソン、2−メチルチオキサンソン、イソプロピルチオキサンソン、2,4−ジイソプロピルチオキサンソン等のチオキサンソン系光重合開始剤、2,4,6−トリクロロ−s−トリアジン、2−フェニル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−トリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−ピペロニル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−スチリル−s−トリアジン、2−(ナフト−1−イル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(4−メトキシ−ナフト−1−イル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2,4−トリクロロメチル−(ピペロニル)−6−トリアジン、2,4−トリクロロメチル(4'−メトキシスチリル)−6−トリアジン等のトリアジン系光重合開始剤、ボレート系光重合開始剤、カルバゾール系光重合開始剤、イミダゾール系光重合開始剤等も用いても良い。
増感剤として、α−アシロキシエステル、アシルフォスフィンオキサイド、メチルフェニルグリオキシレート、ベンジル、9,10−フェナンスレンキノン、カンファーキノン、エチルアンスラキノン、4,4'−ジエチルイソフタロフェノン、3,3',4,4'−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、4,4'−ジエチルアミノベンゾフェノン等の化合物を併用することもできる。また、本発明の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物は、連鎖移動剤としての作用を有する多官能チオールを含有することができる。
多官能チオールは、チオール基を2個以上有する化合物であればよく、例えば、ヘキサンジチオール、デカンジチオール、1,4−ブタンジオールビスチオプロピオネート、1,4−ブタンジオールビスチオグリコレート、エチレングリコールビスチオグリコレート、エチレングリコールビスチオプロビオネート、トリメチロールプロパントリスチオグリコレート、トリメチロールプロパントリスチオプロピオネート、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトブチレート)、ペンタエリスリトールテトラキスチオグリコレート、ペンタエリスリトールテトラキスチオプロピオネート、トリメルカプトプロピオン酸トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、1,4−ジメチルメルカプトベンゼン、2,4,6−トリメルカプト−s−トリアジン、2−(N,N−ジブチルアミノ)−4,6−ジメルカプト−s−トリアジン等が挙げられる。これらの多官能チオールは、1種または2種以上を混合して用いることができる。
本発明の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物に用いることのできる着色剤(D
)としては、赤色着色層を形成する場合には、C.I.Pigment Red7、9、14、41、48:1、48:2、48:3、48:4、81:1、81:2、81:3、122、123、146、149、168、177、178、179、184、185、187、192、200、202、208、210、216、220、223、224、226、240、254、255、264、272等の赤色顔料を用いることができる。感光性赤色組成物には、黄色顔料、オレンジ色顔料を併用することができる。
緑色着色層を形成する場合には、C.I.Pigment Green7、10、36、37、58等の緑色顔料を用いることができる。感光性緑色組成物には黄色顔料を併用することができる。
青色着色層を形成する場合には、C.I.Pigment Blue15、15:1、15:2、15:3、15:4、15:6、16、64、80等の青色顔料を用いることができる。感光性青色組成物には紫色顔料を併用することができる。
黄色着色層を形成する場合には、C.I.Pigment Yellow1、2、3、4、5、6、10、12、13、14、15、16、17、18、24、31、32、34、35、35:1、36、36:1、37、37:1、40、42、43、53、55、60、61、62、63、65、73、74、77、81、83、93、94、95、97、98、100、101、104、106、108、109、110、113、114、115、116、117、118、119、120、123、126、127、128、129、138、139、147、150、151、152、153、154、155、156、161、162、164、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、179、180、181、182、185、187、188、193、194、198、199、213、214等の黄色顔料を用いることができる。
紫色着色層を形成する場合には、C.I.Pigment Violet1、19、23、27、29、30、32、37、40、42、50等の顔料を用いることができる。
マゼンタ色着色層を形成する場合には、C.I.Pigment Red7、14、41、48:1、48:2、48:3、48:4、81:1、81:2、81:3、146、177、178、184、185、187、200、202、208、210、246、254、255、264、270、272等の顔料を用いることができる。感光性マゼンタ色組成物には黄色顔料を併用することができる。
シアン色着色層を形成する場合には、C.I.Pigment Blue15:1、15:2、15:3、15:4、15:6、16、80等の顔料を用いることができる。
オレンジ色着色層を形成する場合には、C.I.Pigment Orange36、43、51、55、59、61、71、73等の顔料を用いることができる。
本発明で使用される着色剤の色素を分散させる色素担体中に三本ロールミル、二本ロールミル、サンドミル、ニーダー、アトライター等の各種分散手段を用いて微細に分散して製造することができる。また、各色素を別々に色素担体中に微細に分散したものを混合して製造することもできる。色素を色素担体中に分散する際には、適宜、樹脂型顔料分散剤、界面活性剤、色素誘導体等の分散助剤を含有させることができる。分散助剤は、顔料の分散に優れ、分散後の顔料の再凝集を防止する効果が大きいので、分散助剤を用いて顔料を色素担体中に分散してなる着色組成物を用いた場合には、透明性に優れた固体撮像素子用カラーフィルタが得られる。
樹脂型顔料分散剤は、顔料に吸着する性質を有する顔料親和性部位と、色素担体と相溶性のある部位とを有し、顔料に吸着して顔料の色素担体への分散を安定化する働きをするものである。樹脂型顔料分散剤として具体的には、ポリウレタン、ポリアクリレートなどのポリカルボン酸エステル、不飽和ポリアミド、ポリカルボン酸、ポリカルボン酸(部分)アミン塩、ポリカルボン酸アンモニウム塩、ポリカルボン酸アルキルアミン塩、ポリシロキサン、長鎖ポリアミノアマイドリン酸塩、水酸基含有ポリカルボン酸エステルや、これらの変性物、ポリ(低級アルキレンイミン)と遊離のカルボキシル基を有するポリエステルとの反応により形成されたアミドやその塩などの油性分散剤、(メタ)アクリル酸−スチレン共重合体、(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンなどの水溶性樹脂や水溶性高分子化合物、ポリエステル系、変性ポリアクリレート系、エチレンオキサイド/プロピレンオキサイド付加化合物、燐酸エステル系等が用いられ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ソーダ、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ、スチレン−アクリル酸共重合体のアルカリ塩、ステアリン酸ナトリウム、アルキルナフタリンスルホン酸ナトリウム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ステアリン酸モノエタノールアミン、ステアリン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、スチレン−アクリル酸共重合体のモノエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステルなどのアニオン性界面活性剤;ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリエチレングリコールモノラウレートなどのノニオン性界面活性剤;アルキル4級アンモニウム塩やそれらのエチレンオキサイド付加物などのカオチン性界面活性剤;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタインなどのアルキルベタイン、アルキルイミダゾリンなどの両性界面活性剤が挙げられ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
本発明の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物に用いることのできる体質顔料(E)は、酸化ケイ素、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムの群れから選ばれる少なくとも一種を用いることができる。また、固体撮像素子用組成物製造時に1.0μm以下のフィルタでろ過する点から、体質顔料の平均粒子径は500nm以下であることが好ましい。
また、発明の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物に用いることのできる体質顔料(E)は、感光性着色組成物の全固形分に対して1〜30質量%、好ましくは3〜10質量%の透明体質顔料を含有する。感光性着色組成物の全固形分中に含まれる透明体質顔料量が1質量%未満では増粘効果が発揮されず、流動性の制御による垂直形状には至らない。30質量%を超えると、現像性の悪化により残渣が発生したり、保存安定性の悪化が発生してしまう。
本発明の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物に用いることのできる溶剤(F)としてはシクロヘキサノン、エチルセロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、1−メトキシ−2−プロピルアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチルベンゼン、エチレングリコールジエチルエーテル、キシレン、エチルセロソルブ、メチル−nアミルケトン、プロピレングリコールモノメチルエーテルトルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブチルケトン、石油系溶剤
等が挙げられ、モノマー組成、用いる重合開始剤の種類等に応じて、これらを単独でもしくは混合して用いることができる。
また、固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物には、組成物の経時粘度を安定化させるために貯蔵安定剤を含有させることができる。貯蔵安定剤としては、例えばベンジルトリメチルクロライド、ジエチルヒドロキシアミンなどの4級アンモニウムクロライド、乳酸、シュウ酸などの有機酸およびそのメチルエーテル、t−ブチルピロカテコール、テトラエチルホスフィン、テトラフェニルフォスフィンなどの有機ホスフィン、亜リン酸塩等が挙げられる。
固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物は、遠心分離、焼結フィルタ、メンブレンフィルタ等の手段にて、5μm以上の粗大粒子、好ましくは1μm以上の粗大粒子さらに好ましくは、0.3μm以上の粗大粒子および混入した塵の除去を行うことが好ましい。
次に、本発明の固体撮像素子用カラーフィルタについて説明する。なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、同様な作用効果を奏するものは、本発明の技術的範囲に包含される。
本発明の固体撮像素子用カラーフィルタは、少なくとも1つの赤色着色層、少なくとも1つの緑色着色層および少なくとも1つの青色着色層を具備し、本発明の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物を用いてそれぞれ形成することができる。
上述した固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物を使用すると、パターン形状を垂直形状に保つことができ、その結果、形成される着色層の膜厚バラツキ少なくなり、平坦性に優れた固体撮像素子用カラーフィルタを形成することができる。固体撮像素子用カラーフィルタの平坦性が高い場合、平坦性が低い場合と比較して、画素の実効的な感度を向上させることが容易である。
以下、本発明について実施例により具体的に説明する。実施例、及び比較例の結果を表1にまとめを示す。なお、実施例、比較例においては、代表的な緑色固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物について説明する。
<アクリルワニスAの合成>
反応容器に
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 370質量部を入れ、容器に窒素ガスを注入しながら80℃に加熱して、同温度で
メタクリル酸 12.3質量部メタクリル酸ベンジル 49.2質量部パラクミルフェノールエチレンオキサイド変性アクリレート 24.2質量部
アロニックスM−110(東亞合成社製)
2−ヒドロキシエチルメタクリレート 14.3質量部の混合物を1時間かけて滴下して重合反応を行った。
滴下終了後、さらに80℃で3時間反応させた後、
アゾビスイソブチロニトリル 1.0質量部プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 50質量部の溶液を添加し、さらに80℃で1時間反応を続けて、アクリル樹脂の溶液を得た。
得られたアクリル樹脂の重量平均分子量は、約30000であった。室温まで冷却した後、樹脂溶液約2gをサンプリングして180℃、20分で加熱乾燥し、不揮発分を測定
し、先に合成した樹脂溶液に不揮発分が20質量%になるように、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートを添加して、アクリルワニスA溶液を得た
下記の要領で固体撮像素子用カラーフィルタ作製に用いる感光性組成物1を調製した。
<緑色顔料分散体>
下記組成の混合物を均一に攪拌混合した後、直径1mmのガラスビースを用いて、サンドミルで5時間分散した後、5μmのフィルタで濾過して緑色顔料分散体1を作製した。
緑色顔料:C.I. Pigment Green 36 7.5質量部
リオノールグリーン 6YK(東洋インキ製造社製)
黄色顔料:C.I. Pigment Yellow 150 6.5質量部
ファンチョンファーストイエロー Y-5688(バイエル社製)
分散剤: 1.17質量部
Disperbyk-163(ビックケミー社製)
アクリルワニス(固形分20%): 24.18質量部PGMAC: 60.65質量部緑色顔料分散体の固形分は20%である。
<感光性組成物1>
その後、下記組成の混合物を均一になるように攪拌混合した後、0.45μmのフィルタで濾過して、体質顔料の固形分中含有量が24.1%の感光性組成物1を得た。
上記緑色顔料分散体1: 60.0質量部光重合性モノマー: 5.0質量部
M−402(東亜合成製)
アクリルワニス(固形分20%) 1.49質量部光重合開始剤:オキシムエステル系開始剤 0.2質量部
OXE−02(BASF社製)
体質顔料:オルガノシリカゾル:PMA−ST(SiO固形30%) 18.5質量部 日産化学社製
増感剤:EAB−F(保土ヶ谷化学社製) 0.01質量部溶剤:シクロヘキサノン 14.8質量部である。
下記の要領で固体撮像素子用カラーフィルタ作製に用いる感光性組成物2を調製した。
<黄色顔料分散体>
下記組成の混合物を均一に攪拌混合した後、直径1mmのガラスビースを用いて、サンドミルで5時間分散した後、5μmのフィルタで濾過して黄色顔料分散体2を作製した。
黄色顔料:C.I.Pigment Yellow150 14.0質量部
ファンチョンファーストイエロー Y-5688(バイエル社製)
分散剤:Disperbyk‐163(ビックケミー社製) 1.17質量部アクリルワニス(固形分20%): 24.18質量部溶剤:PGMAC 60.65質量部黄色顔料分散体の固形分は20%である。
<感光性組成物2>
その後、下記組成の混合物を均一になるように攪拌混合した後、0.45μmのフィルタで濾過して、体質顔料の固形分中含有量が13.5%の感光性組成物を得た。
上記黄色顔料分散体: 25.0質量部光重合性モノマー:M−402(東亜合成製) 5.0質量部アクリルワニス(固形分20%): 44.99質量部光重合開始剤:OXE−02オキシムエステル系開始剤(BASF社製) 0.2質量部体質顔料:PMA−ST(オルガノシリカゾルSiO固形30%) 10.0質量部 (日産化学社製)
増感剤:EAB−F(保土ヶ谷化学社製) 0.01質量部溶剤:シクロヘキサノン 14.8質量部である。
実施例2記載の感光性緑色組成物中の光重合開始剤にADEKA社製「N−5050」を代わりに用いる以外は同様の処方に配合し、体質顔料の固形分中含有量が13.5%の感光性組成物3を得た。
実施例2記載の感光性緑色組成物中の光重合開始剤にBASF社製「Irg379」(α-アミノアルキルフェノン系の開始剤)を代わりに用いる以外は同様の処方に配合し、体質顔料の固形分中含有量が13.5%の感光性組成物4を得た。
<比較例1>
<感光性組成物5>
その後、下記組成の混合物を均一になるように攪拌混合した後、0.45μmのフィルタで濾過して体質顔料の固形分中含有量が0.2%の感光性組成物5を得た。
上記緑色顔料分散体1: 60.0質量部光重合性モノマー:M−402(東亜合成社製) 5.0質量部アクリルワニス:(固形分20%) 19.8質量部光重合開始剤:OXE−02オキシムエステル系開始剤(BASF社製) 0.2質量部体質顔料:オルガノシリカゾル:PMA−ST(SiO固形30%) 0.2質量部
(日産化学社製)
増感剤:EAB−F(保土ヶ谷化学社製) 0.01質量部溶剤:シクロヘキサノン 14.8質量部である。
<比較例2>
<感光性組成物6>
その後、下記組成の混合物を均一になるように攪拌混合した後、0.45μmのフィルタで濾過して体質顔料の固形分中含有量が31.0%の感光性組成物6を得た。
上記黄色顔料分散体: 25.0質量部光重合性モノマー:M−402(東亜合成社製) 5.58質量部アクリルワニス:(固形分20%) 29.39質量部光重合開始剤:OXE−02 オキシムエステル系(BASF社製) 0.22質量部体質顔料:オルガノシリカゾルPMA−ST(SiO固形30%) 25.0質量部
(日産化学社製)
増感剤:EAB−F(保土ヶ谷化学社製) 0.01質量部溶剤:シクロヘキサノン 14.8質量部である。
<比較例3>
<感光性組成物7>
その後、下記組成の混合物を均一になるように攪拌混合した後、0.45μmのフィルタで濾過して、体質顔料の固形分中含有量が0.3%の感光性組成物7を得た。
上記黄色顔料分散体: 25.0質量部光重合性モノマー:M−402(東亜合成社製) 6.23質量部アクリルワニス:(固形分20%) 53.51質量部光重合開始剤:OXE−02 オキシムエステル系(BASF社製) 0.25質量部
体質顔料:オルガノシリカゾルPMA−ST(SiO固形30%) 0.20質量部
(日産化学社製)
増感剤:EAB−F(保土ヶ谷化学社製) 0.01質量部溶剤:シクロヘキサノン 14.8質量部である。
上記、実施例1〜4および比較例1〜3で得られた感光性緑色組成物を用いて、シリコンウエハ上にパターン形成した後、形状、残膜率、露光感度、密着性の評価を行った。
<パターン形成>
6インチシリコンウエハ上に、平坦化膜用レジスト液HL−18s(新日鐵化学社製)をスピンコートで塗布し、プリベイクとして、100℃のホットプレートで6分加熱処理した。さらに、230℃のオーブンにて1時間処理して、塗布膜を硬化させて0.5μmの平坦化膜を形成した。
上記で得られた感光性組成物を平坦化膜付シリコンウエハ上に、スピンコーターで塗布し、プリベイクとして、100℃のホットプレートで1分加熱処理した。プリベイク後の膜厚を測定した。
次に、i線ステッパーFPA−5510iZ(キャノン社製)を用い、1.1μm角の正方形ピクセルパターンのマスクを介し、焦点距離を−0.3μmにて露光を行った。露光量を1000Jから1000Jずつ上げながら露光を行った。露光後の塗膜を有機アルカリ現像液OD210(ADEKA社製)で1分現像し、パドル水洗1分し、スピン乾燥で、基板を乾燥させた。現像、水洗後、緑色パターンを得た。
得られた緑色パターンを230℃のホットプレートで4分熱処理を行い緑色パターンの形成を完了した。形成した緑色パターンの膜厚BをAFM(原子間力顕微鏡)東陽テクニカ社製(i−nano)で測定した。
<形状評価>
形成されたパターンの形状については、イメージセンサの枠から32画素分の形状を測長SEM(走査電子顕微鏡)eCD2−XP(KLA−Tencor社製)で観察し評価した。
形成したパターン部の上底線幅と、下底線幅の差がテーパー長であり、
0.3μm未満の場合:○
0.3μm以上の場合:×
とした。
<残膜率評価>
塗布し、プリベイク後の膜厚をAとし、露光、現像、230℃/4分の焼成後の膜厚をBとした時の膜厚変化率(残膜率=B/A×100)が
90%以上 :○
80%以上、90%未満:△
80%未満 :×
とした。
<露光感度>
i線ステッパーFPA−5510iZ(キャノン社製)を用い、1.1μm角の正方形ピクセルパターンのマスクを介し、焦点距離を−0.3μmて露光を行い、露光量1,000J〜10,000Jの範囲で1,000J間隔で露光照射し、現像、230℃/4分の焼成後の下底線幅が1.1μmになる露光量を適正感度として、適正感度が
4000J未満の場合 :○
4000J〜6000Jの場合:△
6000J以上の場合 :×
とした。
<密着性>
積層パターンを形成する際のマスク寸法を0.8、1.0、1.2、1.4、1.6、1.8μm角の正方形ピクセルパターンのマスクを介し、焦点距離を−0.3μmで露光を行い、形成されるパターンの解像性を評価した。
0.8μmから1.4μm未満の解像性を得られるもの:○
1.4μm以上1.8μm以下の解像性を得られるもの:△
それ以外の解像性又は、剥がれについては :×
とした。
<残渣評価>
露光後の塗膜を現像し、水洗、乾燥工程後の基板を乾燥させた。基板のパターンが形成されていない基板部を測長SEM(走査電子顕微鏡)で観察し、基板上に
残渣がないもの:○
残渣があるもの:×
とした。
評価結果を表1に示す。
次に、上記実施例1の感光性緑色組成物1と、以下に記載の感光性青色組成物および感光性赤色組成物を用いて固体撮像素子用カラーフィルタを作製した。
<感光性青色組成物の調整>
下記組成の混合物を均一に攪拌混合した後、直径1mmのガラスビースを用いて、サンドミルで5時間分散した後、5μmのフィルタで濾過して青色顔料分散体を得た。
・青色顔料:C.I.Pigment Blue15:6 3.6質量部
リオノールブルーES(東洋インキ製造社製)
分散剤:ソルスバーズ20000(ゼネカ社製) 0.6質量部アクリルワニス:(固形分20%) 22.1質量部である。
その後、下記組成の混合物を均一になるように攪拌混合した後、0.45μmのフィルタで濾過して感光性青色組成物を調整した。
上記青色顔料分散体: 35.5質量部光重合性モノマー:M−402(東亜合成社製) 13.0質量部アクリル系透明樹脂: 11.8質量部光重合開始剤:OXE−01オキシムエステル系(BASF社製) 2.6質量部
溶剤:シクロヘキサノン 37.1質量部である。
<感光性赤色組成物の調整>
下記組成の混合物を均一に攪拌混合した後、直径1mmのガラスビースを用いて、サンドミルで5時間分散した後、5μmのフィルタで濾過して赤色顔料分散体を得た。
赤色顔料:C.I.Pigment Red254 18質量部
イルガーフォーレッドB-CF(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
赤色顔料:C.I.Pigment Red177 2質量部
クロモフタールレッドA2B(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
アクリルワニス:(固形分20%) 70.5質量部である。
その後、下記組成の混合物を均一になるように攪拌混合した後、0.45μmのフィルタで濾過して感光性赤色着色組成物を調整した。
上記赤色顔料分散体: 48.0質量部光重合性モノマー:M−402(東亜合成社製) 16.7質量部アクリル系透明樹脂: 15.2質量部光重合開始剤:OXE−01オキシムエステル系(BASF社製) 3.0質量部溶剤:シクロヘキサノン: 17.1質量部である。
<固体撮像素子用カラーフィルタの作製>
6インチシリコンウエハ上に、平坦化膜用レジスト液 HL−18s(新日鐵化学社製)をスピンコートで塗布し、プリベイクとして、100℃のホットプレートで6分加熱処理した。さらに、230℃のオーブンにて1時間処理して、塗布膜を硬化させて1.0μmの平坦化膜を形成した。以上のようにして、平坦化膜付きシリコンウエハを得た。
上記平坦化膜付シリコンウエハ上に、実施例1の感光性緑色組成物1をスピンコーターで塗布し、プリベイクとして、100℃のホットプレートで1分加熱処理した。プリベイク後の膜厚を0.7μmになるように調整した。
次に、i線ステッパーFPA−5510iZ(キャノン社製)を用い、1.1μm角の正方形ピクセルパターンのマスクを介し、焦点距離を−0.6μmにて露光を行った。露光量5,000J照射した。
露光後の塗膜を有機アルカリ現像液OD210(ADEKA社製)で1分現像し、パドル水洗1分し、スピン乾燥で、基板を乾燥させた。その後、230℃のホットプレートで1時間熱処理を行い緑色パターンを形成した。形成した緑色パターンの膜厚は0.71μmで露光量以外は同様の方法で、前記シリコンウエハ上に順次、感光性青色組成物及び感光性赤色組成物を用いて、青色パターン及び赤色パターンを形成して固体撮像素子用カラーフィルタを得た。
なお、青色パターンの露光量10,000J、赤色パターン4,000Jを照射した。形成した青色パターンの膜厚は、0.68μm、赤色パターンの膜厚は0.71μmであった。
次に、前記カラーフィルタ上に、平坦化膜用レジスト液HL−18s(新日鐵化学社製)を用い平坦化層を形成し、その上に、アクリル樹脂の塗布液を用いて透明樹脂層を形成した。次に、透明樹脂層の上にフェノール樹脂からなるレンズ母型材料を塗布して、フォトリソグラフィーブロセスを使用して、レンズ母型となる領域を残すようにパターニングした。残されたレンズ母型材料を熱処理して熱リフローし、半球状に変形させてレンズ母型を形成した。
リフロー量を片側0.1μm程度の適正量にすることにより、単位レンズ母型間のギャップが0.24μm程度のスムースな半球状を形成した。次に、ドライエッチング装置により、CF、Cの混合ガスを用い、レンズ母型をマスクとして透明樹脂層に対してレンズ母型の形状の転写処理を行い、高さが1μm、単位レンズ間のギャッブが0.03μmのマイクロレンズを形成し、固体撮像素子用カラーフィルタを作製した。
<比較評価>
重合開始剤として、オキシムエステル系重合開始剤を使用した、実施例1〜3と比較例1〜3を比較すると、体質顔料の含有量が、1質量%以上30質量%未満のものは、比較品の固体撮像素子用カラーフィルタに比べて、残膜率、すなわち平坦性も優れて、形状において優れた結果を示した。なお、開始剤にオキシムエステル系を用いることで、実施例1〜3と、α-アミノアルキルフェノン系を用いた実施例4と比較して、残膜率、露光感度、密着性において、さらに優れた結果が得られた。この固体撮像素子用カラーフィルタを用いた撮像素子は、入射光の取り込み効率をこれまで以上に向上することができた。
1・・・固体撮像素子
2・・・導体チップ
3・・・平坦化層
4・・・固体撮像素子用カラーフィルタ
5・・・マイクロレンズアレイ
21・・・光電変換素子

Claims (4)

  1. 光重合性モノマー(A)、樹脂バインダー(B)、重合開始剤(C)、着色剤(D)、体質顔料(E)、溶剤(F)を含有する固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物であって、
    全固形分中に含まれる体質顔料(E)の含有量が、1質量%以上30質量%未満であることを特徴とする固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物。
  2. 前記重合開始剤(C)が、オキシムエステル系重合開始剤であることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物。
  3. 請求項1または請求項2に記載の固体撮像素子用カラーフィルタ感光性組成物を用いたことを特徴とする固体撮像素子用カラーフィルタ。
  4. 請求項3に記載の固体撮像素子用カラーフィルタを具備したことを特徴とする固体撮像素子。
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