JP2015125171A - 表札 - Google Patents

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Abstract

【課題】表札板の取付けが簡単で、後日の表札板の交換の自由度も高い表札を提供する。
【解決手段】表札1をなす表札板12の支持体11が、表札板12を3方から囲んで支持する支持枠であって、表札板12の上辺121に沿って延びる第1の枠部材111aに設けられたスリット111eから差し込まれた表札板12を支持する支持枠111と、第1の枠部材111aの枠外側に第2の枠部材111bへと向かって上辺121に沿ったスライド方向にスライドして被せられるカバー112と、カバー112が被せられた第1の枠部材111aの、第2の枠部材111bとは反対側の端部に固定され、カバー112の移動を規制するキャップ113と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、矩形板形状の表札板と、表札板を支持した支持体と、を有する表札に関するものである。
従来、門柱等の支持体に矩形板形状の表札板を取り付けた表札が知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。このような表札の中に、例えば、次のような構造を有するものがある。
図6は、従来の表札の一例を示す図である。この図6に示されている表札5は、角柱状の門柱51に矩形板形状の表札板52を取り付けたものとなっている。表札板52は、門柱51において道路側を向く前面51aに、その四隅をネジ53によってネジ止めされている。
実公平7−55271号公報 特開2006−241877号公報 特開2008−280755号公報
ここで、図6に示したように、表札板を門柱にネジ止めするタイプの表札では、その施工現場において、取り付ける表札に開けられている貫通孔に合わせて門柱にネジ孔を開ける必要が生じることが多く、このような作業が作業者の負担となっている。また、表札板が、施工主の所望の書体で彫刻を施す特注品等の場合、門柱の設置時に表札板が納品されているとは限らない。このような場合、門柱の設置後、表札板が納品されたときに、改めて上記のような孔開け作業を行う必要があり施工上の効率が低くなることがある。さらに、表札板については、施工主の好みで、後日に別の表札板に取り換えられることがある。しかしながら、図6に示したタイプの表札では、門柱に既に開けられているネジ孔によって、交換可能な表札が制限されることがある。このような事情に鑑み、表札板の取付けが簡単で、後日の表札板の交換の自由度も高い表札が求められている。
したがって、本発明は、表札板の取付けが簡単で、後日の表札板の交換の自由度も高い表札を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1に記載の表札は、矩形板形状の表札板と、該表札板を支持した支持体と、を有する表札において、前記支持体が、前記表札板の第1の辺に沿って延びる第1の枠部材と、前記第1の辺に直交する第2の辺に沿って延びる第2の枠部材と、前記第1の辺に対向する第3の辺に沿って延びる第3の枠部材と、からなり、これら3つの枠部材で前記表札板を3方から囲んで支持する支持枠であって、前記第1の枠部材に、前記表札板を枠内へと抜き差し自在に通すスリットが設けられ、該スリットから差し込まれた前記表札板を、前記第1の辺乃至その近傍が前記スリット内に収まった状態で前記表札板を支持する支持枠と、前記第1の辺に沿って前記第2の枠部材へと向かう方向にスライドして、前記第1の枠部材の枠外側に被せられるカバーと、前記カバーが被せられた前記第1の枠部材の、前記第2の枠部材とは反対側の端部に固定され、前記カバーの移動を規制するキャップと、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の表札は、請求項1記載の表札において、前記キャップが、前記第1の枠部材に、前記第3の枠部材側からネジ止めされていることを特徴とする。
請求項3に記載の表札は、請求項1又は2記載の表札において、前記カバーの前記第1の枠部材側に、前記第1の辺に向かって突出して該第1の辺を押圧する凸部が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の表札は、請求項1から3のうちいずれか1項記載の表札において、前記第3の枠部材に、前記第3の辺が当接し、該第3の辺を弾性を持って受け止める弾性部材が取り付けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の表札は、請求項4記載の表札において、前記第3の枠部材に、前記第3の辺が嵌まり込む受け溝が設けられており、前記弾性部材が、前記受け溝の中に配置されていることを特徴とする。
請求項6に記載の表札は、請求項1から5のうちいずれか1項記載の表札において、前記第2の枠部材に、前記スリットから前記表札板が差し込まれるときに前記第2の辺に内部を移動させることで、該表札板を前記第3の枠部材へと案内する案内溝が設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の表札は、請求項1から6のうちいずれか1項記載の表札において、前記第1の枠部材に、前記第3の枠部材の方向に光を発して前記表札板を照らす光源が取り付けられていることを特徴とする。
請求項1に記載された表札によれば、支持体への表札板の取付けは、スリットから表札板を差し込み、第1の枠部材にカバーをスライドして取り付け、最後にキャップを第1の枠部材に固定することで行われる。このような一連の作業では、表札板については、スリットから差し込むだけでよくネジ止め等の固定作業が不要となる。つまり、請求項1に記載された表札によれば、上述したような門柱(支持体)への孔開け作業が不要であり、施工における作業者の負担を軽減することができる。また、表札板はスリットから差し込むだけでよいことから、仮に表札板の納品が門柱(支持体)の施工後となったとしても、表札板の取付けを簡単に行うことができる。さらには、同様の理由により、表札板の交換も簡単に行うことができるため、図6を参照して説明したような交換上の制限を受けることがなく、表札板の交換の自由度も高い。つまり、請求項1に記載された表札は、表札板の取付けが簡単で、後日の表札板の交換の自由度も高い。
請求項2に記載された表札によれば、ネジは、キャップの第3の枠部材側つまり枠内側という、人の目に触れ難い場所に取り付けられる。その結果、請求項2に記載された表札は、例えば表札板の四隅等といった人の目に触れやすい位置にネジが現れず、表札板の見栄えについて向上されたものとなっている。
請求項3に記載された表札によれば、カバーに設けられた凸部で表札板の第1の辺を押圧することにより、表札板のガタつきを抑えることができる。
請求項4に記載された表札によれば、表札板を弾性部材で受け止めることにより、表札板のガタつきを抑えることができる。
請求項5に記載された表札によれば、弾性部材を、上記のような受け溝の中に配置することにより、表札板の弾性部材による受け止めの確実性を高めることができるので、表札板のガタつきを一層抑えることができる。
請求項6に記載された表札によれば、上記の案内溝を設けることにより、表札板のスリットから枠内への差込みが安定するので、一層簡単に施工できるものとなる。
請求項7に記載された表札によれば、カバーを被せられる第1の枠部材に光源が取り付けられるので、この光源がカバーで隠されて人の目に付き難くなる。これにより、表札全体の見栄えを損なうことなく、夜間でも表札板の視認性を高めることができる。
本発明の実施形態にかかる表札を示す斜視図である。 図1に示されている表札の、道路側を向いた前面、その前面側から見た左右の両側面、及び上面の平面図である。 図1及び図2に示されている表札の分解斜視図である。 図1及び図2に示されている表札の、図2中におけるA−A切断線に沿った断面図である。 図3に示されている門柱(支持体)の門柱本体への支持枠の固定と、この支持枠へのキャップの固定とについて示す図である。 従来の表札の一例を示す図である。
本発明の実施形態にかかる表札を図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる表札を示す斜視図である。図2は、図1に示されている表札の、道路側を向いた前面、その前面側から見た左右の両側面、及び上面の平面図である。図1及び図2に示されている表札1は、角柱状の門柱11(支持体)に矩形板形状の表札板12を取り付けたものとなっている。図1には、この表札1を、道路側を向いて表札板12に記載された名前12aが読める前面側から見た斜視図が示されている。
図1及び図2に示されているように、表札板12は、3方向から囲まれて門柱1に支持されている。この門柱1は、表札を支持する支持構造として、以下に説明する構造を有している。
図3は、図1及び図2に示されている表札の分解斜視図である。この図3には、図1と同様に、表札1を前面側から見た図が示されている。この図3に示されているように、門柱1は、表札を支持する支持構造として、支持枠111と、カバー112と、キャップ113とを有している。
支持枠111は、表札板12を3方から囲んで支持するものであり、表札板12の4辺のうちの3辺それぞれに沿って延びる第1の枠部材111aと、第2の枠部材111bと、第3の枠部材111cと、で構成されている。第1の枠部材111aは、表札板12の上辺121(第1の辺)に沿って延びる矩形板状の部材である。第2の枠部材111bは、表札板12において図3にも示されている前面側から見たときの右辺122(第2の辺)に沿って延びる矩形板状の部材である。第3の枠部材111cは、表札板12の下辺123(第3の辺)に沿って延びる矩形板状の部材である。
第1の枠部材111aは、前面側から見たときの右端部が、2本のネジ111dによって第2の枠部材111bの上端に固定される。また、第3の枠部材111cは、前面側から見たときの右端部が、2本のネジ111dによって第2の枠部材111bの下端に固定される。このようにして、3つの枠部材111a,111b,111cが、表札板12を3方から囲む逆C字型に組まれて、支持枠111が構成される。
第1の枠部材111aには、表札板12を支持枠111の枠内へと矢印D1方向に抜き差し自在に通すスリット111eが、その長手方向に設けられている。また、第3の枠部材111cには、スリット111eから差し込まれた表札板12の下辺123が嵌まり込む受け溝111fが、その長手方向に設けられている。さらに、第2の枠部材111bには、スリット111eの前面側から見たときの右端と、受け溝111fの前面側から見たときの右端とを繋ぎ、スリット111eから差し込まれる表札板12を次のように案内する案内溝111gが設けられている。この案内溝111gは、表札板12の右辺122に溝の内部を移動させることで、表札板12を第3の枠部材111cの受け溝111fへと案内する。
カバー112は、表札板12の上辺121に沿ったスライド方向(矢印D2方向)に、第2の枠部材111bへと向かってスライドして第1の枠部材111aの枠外側に被せられる。尚、第1の枠部材111aに一旦被せたカバー112を取り外すときには、第2の枠部材111bから離れるようにこのスライド方向(矢印D2方向)にスライドされる。このカバー112は、第1の枠部材111aに被せられると、表札板12の上辺121を第3の枠部材111cへと向かって次のように押圧する。
図4は、図1及び図2に示されている表札の、図2中におけるA−A切断線に沿った断面図である。この図4に示されているように、第1の枠部材111aの長手方向の両縁からは、カバー112を、図3に示されているスライド方向(矢印D2方向)に案内するスライドレール111hが突出している。そして、カバー112の、長手方向に延びる2つの側壁112aの内面からは、スライドレール111hの下面に当接するスライド棚部112bが突出している。また、カバー112の、上壁112cの、第1の枠部材111a側を向いた内面からは、スリット111eに向かって突出した凸部112dが設けられている。
カバー112は、第1の枠部材111aのスライドレール111hの下面にスライド棚部112bを当接させ、このスライド棚部112bで、スライドレール111hの下面を摺擦しつつ、図3に示されているスライド方向(矢印D2方向)にスライドされる。このとき、スライド棚部112bはスライドレール111hから下方(矢印D3方向に)に押圧力を受ける。この押圧力は、凸部112dを介して、スリット111e内に収まった状態の表札板12の上辺121に伝わる。即ち、凸部112dは、この上辺121を下方(矢印D3方向に)に押圧する役割を果たす。
ここで、第3の枠部材111cの受け溝111fの中には、表札板12の下辺123(第3の辺)が当接し、この下辺123を弾性を持って受け止める弾性部材111iが取り付けられている。本実施形態では、カバー112の凸部112dからの押圧と、この弾性部材111iによる受止めとで、表札板12が、ガタつきを抑えられて枠部材111の枠内に支持されることとなる。
また、第1の枠部材111aには、枠内側に向かって光を発して表札板12を照らすLED光源13が取り付けられている。本実施形態では、このLED光源13は、表札板12の前面と背面とのそれぞれの側に1列づつ、合計で2列、各列について複数個ずつ配列されている。
ここで、図3に示されているように表札板12がスリット111eから差し込まれた支持枠111は、門柱11における門柱本体114に固定される。その後、上記のようにカバー112がスライドして取り付けられ、さらに、そのカバー112取付後の支持枠111にキャップ113が固定される。
図5は、図3に示されている門柱(支持体)の門柱本体への支持枠の固定と、この支持枠へのキャップの固定とについて示す図である。この図5にも、図1や図3と同様に、表札1を前面側から見た図が示されている。
まず、門柱本体114への支持枠111の固定は次のように行われる。門柱本体114は、図3にも示されているように、表札1を前面側から見たときの右側の側壁が上方へと延びて、支持枠111を受け入れる受けレール114aとなっている。この受けレール114aは、支持枠111における第2の枠部材111bの長手方向の一対の側縁が嵌め込まれる一対の支持枠用受け溝114bを有している。上記のように表札板12が差し込まれた支持枠111は、受けレール114aの支持枠用受け溝114bに第2の枠部材111bの側縁が嵌め込まれて、矢印D4方向にスライドして門柱本体114に取り付けられる。
ここで、門柱本体114における受けレール114a以外の部分は角筒となっている。そして、支持枠111における第3の枠部材111cは、この角筒の内部に嵌まり込む本体部111jと、矢印D4方向に直交する方向にこの本体部111jよりも若干広がったフランジ部111kと、を有している。支持枠111は、第3の枠部材111cの本体部111jが角筒の内部に嵌まり、フランジ部111kが角筒の上縁に当接するまで矢印D4方向にスライドされる。そして、このフランジ部111kの当接後、表札1を前面側から見たときの右側から1本のネジ111mによって第3の枠部材111cの本体部111jが門柱本体114に固定される。ここで、本実施形態では、この門柱本体114の、表札1を前面側から見たときの左側の側壁114cが、矢印D5で示した上下方向にスライド可能となっている。第3の枠部材111cの本体部111jのネジ止め時には、この側壁114cが下げられて、門柱本体114内部のネジ止め箇所114dが露わとなる。そして、ネジ止め終了後にこの側壁114cが上げられて、図1や図2に示されている表札1の完成状態では、このネジ止め箇所は側壁114cに覆われて見えなくなる。
また、支持枠111の固定は、受けレール114aに対しても行われる。本実施形態では、支持枠111の第1の枠部材111aにおける、表札1を前面側から見たときの右側の端部が、受けレール114aの上縁に1本のネジ111nによってネジ止めされる。
このように合計で2本のネジ111m,111nによって支持枠111が門柱本体114に固定されると、カバー112が、第1の枠部材111aに上記のように被せられる。第1の枠部材111aについての上記のネジ止め箇所は、このカバー112によって覆われて見えなくなる。
カバー112の取付けに続いて、キャップ113の固定が行われる。このキャップ113は、キャップ本体113aと、フランジ部113bと、を有している。キャップ本体113aは、支持枠111における第1の枠部材111aに取り付けられたカバー112の内側に入り込むとともに、第1の枠部材111aにおける表札1を前面側から見たときの左端に重なる。フランジ部113bは、キャップ113の、表札1を前面側から見たときの左側の側壁をなし、カバーのスライド方向(矢印D2方向)と直交する方向に、キャップ本体113aよりも若干広がったものとなっている。
キャップ113は、キャップ本体113aが第1の枠部材111aにおける表札1を前面側から見たときの左端に重なるようにカバー112に嵌め込まれる。この嵌め込みは、フランジ部113bが、カバー112における表札1を前面側から見たときの左縁に当接する位置で止まる。そして、このフランジ部113bの当接後、キャップ本体113aが、第1の枠部材111aに、第3の枠部材111c側から2本のネジ111oによってネジ止めされる。キャップ本体113aがこのように固定されたキャップ113のフランジ部113bは、第1の枠部材111aに被せられたカバー112の移動を規制する押えの役割を果たす。
以上に説明したキャップ113の固定をもって、本実施形態の表札1は完成する。尚、ここまでの説明では、支持枠111の門柱本体114への固定が、支持枠111への表札板12の差込み後に行われることとなっている。しかしながら、表札板12の差込みは、支持枠111の門柱本体114への固定後に行われてもよい。また、表札1の施工時に表札板12が未納である場合には、次のような手順で施工してもよい。
表札板12が未納である場合、まず、表札板12無しの支持枠111のみを門柱本体114に固定し、その支持枠111にカバー112及びキャップ113を取り付けておく。そして、表札板12が納品されたときに、キャップ113を固定する2本のネジ111oを取り外してキャップ113とカバー112を外し、露わとなったスリット111eから表札板12を差し込む。その後、カバー112とキャップ113とを取り付けて表札1が完成することとなる。
また、後日に表札板12を別の表札板12と交換する場合には、その交換は、次のような手順で行われる。キャップ113を固定する2本のネジ111oを取り外してキャップ113とカバー112を外し、露わとなったスリット111eから、既に取り付けられている表札板12を引き抜く。そして、新たな表札板12をスリット111eから差し込む。その後、カバー112とキャップ113とを取り付けて交換が完了することとなる。
このように、本実施形態の表札1によれば、門柱11への表札板12の取付けは、スリット111eから表札板12を差し込み、第1の枠部材111aにカバー112をスライドして取り付け、最後にキャップ113を第1の枠部材111aに固定することで行われる。このような一連の作業では、表札板12については、スリット111eから差し込むだけでよくネジ止め等の固定作業が不要となる。つまり、本実施形態の表札1によれば、図6を参照して説明した従来の表札5のような門柱への孔開け作業が不要であり、施工における作業者の負担を軽減することができる。また、表札板12はスリット111eから差し込むだけでよいことから、仮に表札板12の納品が門柱11の施工後となったとしても、表札板12の取付けを簡単に行うことができる。さらには、同様の理由により、表札板12の交換も簡単に行うことができるため、図6を参照して説明したような交換上の制限を受けることがなく、表札板12の交換の自由度も高い。つまり、本実施形態の表札1は、表札板12の取付けが簡単で、後日の表札板12の交換の自由度も高い。
また、本実施形態の表札1では、外部からのアクセスのために露出しているネジは、キャップ113の固定用のネジ111oのみである。そして、このネジ111oは、キャップ113の第3の枠部材111c側つまり枠内側という、人の目に触れ難い場所に取り付けられる。その結果、本実施形態の表札1は、例えば表札板12の四隅等といった人の目に触れやすい位置にネジが現れず、表札板12の見栄えについて向上されたものとなっている。
また、本実施形態の表札1では、カバー112に設けられた凸部112dで表札板12の上辺121を押圧することにより、表札板12のガタつきが抑えられている。
また、本実施形態の表札1では、表札板12を弾性部材111iで受け止めることによっても、表札板12のガタつきが抑えられている。
さらに、本実施形態の表札1では、弾性部材111iが、表札板12の下辺123が嵌まり込む受け溝111fの中に配置されている。これにより、表札板12の弾性部材111iによる受け止めの確実性が高められており、表札板12のガタつきが一層抑えられている。
また、本実施形態の表札1は、表札板12の右辺122が嵌まり込む案内溝111gを設けることにより、表札板12のスリット111eから枠内への差込みが安定するので、一層簡単に施工できるものとなっている。
また、本実施形態の表札1では、カバー112を被せられる第1の枠部材111aに光源13が取り付けられるので、この光源13がカバー112で隠されて人の目に付き難くなる。これにより、表札1全体の見栄えを損なうことなく、夜間でも表札板12の視認性を高めることができる。
尚、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の表札の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
例えば、上記の実施形態では、本発明にいう表札の一実施形態として、支持体の一例としての門柱11に表札板12のみが取り付けられた形態が例示されているが、本発明にいう表札はこの形態に限るものではない。本発明にいう表札は、例えば門柱などの支持体に、ドアホンや新聞受け等といった表札以外の機能部品が取り付けられた形態のものであってもよい。
また、上記の実施形態では、本発明にいう支持体の一例として、門柱11が例示されているが、本発明にいう支持体はこれに限るものではない。本発明にいう支持体は、例えば住宅を囲む外塀等であってもよい。支持体をこのような外塀とする形態では、外塀において人の出入り口として切れている部分の上隅等に上記の支持枠を取り付け、その支持枠に表札板を支持させることとなる。
また、上記の実施形態では、本発明にいう支持枠の一例として、表札板12を前面側から見たときの上辺121に沿って延びる第1の枠部材111a、右辺122に沿って延びる第2の枠部材111b、及び下辺123に沿って延びる第3の枠部材111cからなる支持枠111が例示されているが、本発明にいう支持枠はこれに限るものではない。本発明にいう支持枠は、例えば、表札板の左辺に沿って延びる枠部材、下辺に沿って延びる枠部材、及び右辺に沿って延びる枠部材からなるものであってもよい。このように、本発明にいう支持枠は、表札板を3方から囲んで支持するものであれば、各枠部材が具体的に表札板のどの辺に沿っているかは問うものではない。
また、本実施形態では、本発明にいう支持枠の一例として、3つの枠部材111a,111b,111cがネジ止めによって逆C字型に組まれて構成された支持枠111が例示されているが、本発明にいう支持枠はこれに限るものではない。本発明にいう支持枠は、例えば樹脂成型や、あるいはインモールド成形等によってこのような形状に一体的に形成されたもの等であってもよい。
また、本実施形態では、本発明にいう支持枠の一例として、表札板12の上辺121(第1の辺)がスリット111e内に収まった状態となる支持枠111が例示されているが、本発明にいう支持枠はこれに限るものではない。本発明にいう支持枠は、表札板の第1の辺がスリットから枠外に出て、第1の辺の近傍がスリット内に収まった状態となるものであってもよい。この場合、カバーに設けられる凸部は、この枠外に出た第1の辺を押圧することとなる。
また、本実施形態では、本発明にいう光源の一例として、表札板12の前面と背面とのそれぞれの側に配列されたLED光源13が例示されているが、本発明にいう光源はこれに限るものではない。本発明にいう光源は、例えば、表札板12の前面と背面との何れか一方の側にのみ配列されたものであってもよい。また、その列数についても、前面と背面とのそれぞれの側、あるいは何れか一方の側に複数列配列してもよい。
1 表札
11 門柱(支持体)
12 表札板
13 LED光源
111 支持枠
111a 第1の枠部材
111b 第2の枠部材
111c 第3の枠部材
111e スリット
111f 受け溝
111g 案内溝
111i 弾性部材
112 カバー
113 キャップ
121 上辺(第1の辺)
122 右辺(第2の辺)
123 下辺(第3の辺)

Claims (7)

  1. 矩形板形状の表札板と、該表札板を支持した支持体と、を有する表札において、
    前記支持体が、
    前記表札板の第1の辺に沿って延びる第1の枠部材と、前記第1の辺に直交する第2の辺に沿って延びる第2の枠部材と、前記第1の辺に対向する第3の辺に沿って延びる第3の枠部材と、からなり、これら3つの枠部材で前記表札板を3方から囲んで支持する支持枠であって、前記第1の枠部材に、前記表札板を枠内へと抜き差し自在に通すスリットが設けられ、該スリットから差し込まれた前記表札板を、前記第1の辺乃至その近傍が前記スリット内に収まった状態で前記表札板を支持する支持枠と、
    前記第1の辺に沿って前記第2の枠部材へと向かう方向にスライドして、前記第1の枠部材の枠外側に被せられるカバーと、
    前記カバーが被せられた前記第1の枠部材の、前記第2の枠部材とは反対側の端部に固定され、前記カバーの移動を規制するキャップと、
    を備えたことを特徴とする表札。
  2. 前記キャップが、前記第1の枠部材に、前記第3の枠部材側からネジ止めされていることを特徴とする請求項1記載の表札。
  3. 前記カバーの前記第1の枠部材側に、前記第1の辺に向かって突出して該第1の辺を押圧する凸部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の表札。
  4. 前記第3の枠部材に、前記第3の辺が当接し、該第3の辺を弾性を持って受け止める弾性部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の表札。
  5. 前記第3の枠部材に、前記第3の辺が嵌まり込む受け溝が設けられており、前記弾性部材が、前記受け溝の中に配置されていることを特徴とする請求項4記載の表札。
  6. 前記第2の枠部材に、前記スリットから前記表札板が差し込まれるときに前記第2の辺に内部を移動させることで、該表札板を前記第3の枠部材へと案内する案内溝が設けられていることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項記載の表札。
  7. 前記第1の枠部材に、前記第3の枠部材の方向に光を発して前記表札板を照らす光源が取り付けられていることを特徴とする請求項1から6のうちいずれか1項記載の表札。
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