JP2015124547A - 隅肉溶接プレートの撤去方法 - Google Patents

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保昭 市江
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敏宏 峯田
建史 吉嶺
Kenji Yoshimine
建史 吉嶺
慎平 荒川
Shimpei Arakawa
慎平 荒川
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Abstract

【課題】作業の安全性を向上させつつ、作業品質及び作業時間を安定させることができて、プレートを早く撤去することができる隅肉溶接プレートの撤去方法を提供すること。
【解決手段】隅肉溶接プレートの撤去方法では、先ず、各ビード10a1〜10d1の各内側ライン10a2〜10d2より内側に位置する各切断ラインLa〜Ldで、平面方向と直交する縦方向から縦方向切断機20を用いて直線状に切断する。これにより、ベースプレート10を、周縁側で各ビード10a1〜10d1がある各溶着プレート部10A〜10Hと、中央側でビードがない未溶着プレート部10Xとに分ける。次に、未溶着プレート部10Xを主桁2の上フランジ2aから取り外す。続いて、各溶着プレート部10A〜10Hの各ビード10a1〜10d1を平面方向から水平方向切断機40を用いて直線状に切断し、各溶着プレート部10A〜10Hを上フランジ2aから取り外す。
【選択図】 図7

Description

本発明は、橋梁の橋桁に全周で隅肉溶接されているプレートを撤去する隅肉溶接プレートの撤去方法に関し、特に、プレートを早く且つ安全に撤去することができる隅肉溶接プレートの撤去方法に関する。
高度経済成長期に製作された多くの橋梁では、製作時から50年以上経過していて、錆びやひび割れに対応するため、現在では補修作業が必要になってきている。また、大地震に対応できるように、橋梁を補強するような補修作業も進められている。こうして、全国の橋梁で必要な補修箇所は非常に多く存在していて、近年急ピッチで補修作業が行われている。このため、この補修作業を如何に効率良く且つ低コストで行うかが非常に重要な問題になっている。
例えば、補修対象である橋梁の橋桁には、ベースプレートやソールプレートが接合されている。ベースプレートは、橋桁の上フランジの上側に配置されていて、上方に設けられている柱部材等から荷重を受けるプレートである。このベースプレートは、橋桁の上フランジに対して全周で隅肉溶接によって接合されている。
ソールプレートは、橋桁の下フランジの下側に配置されていて、支承を介して橋脚に支持されている。このソールプレートによって、橋桁から支承に荷重が伝達される際に、荷重の流れを円滑にして、応力集中を緩和している。このソールプレートは、橋桁の下フランジに対して全周で隅肉溶接によって接合されていて、車両等の走行による荷重を受けることになる。
こうして、ベースプレートやソールプレートでは、全周で隅肉溶接されたビードが形成されていて、接合強度を確保している。しかし、橋梁は長期間に渡って車両等が通過する度に大きな荷重を受けるため、ビードに繰り返し大きな圧縮荷重及び引張荷重が作用して、疲労による亀裂が発生するという問題がある。ビードに亀裂が生じていると、亀裂が成長して橋桁本体に延伸すると、橋桁の破壊につながる可能性がある。このため、最近ではビードに亀裂が生じることを未然に防止するため、古いベースプレートやソールプレートを橋桁から撤去して新しいプレートに交換することが行われている。
ここで、図15は、従来方法において、ベースプレートを橋桁から撤去して、新しいベースプレートを橋桁に取付ける工程を説明するための図である。また、図16は、ベースプレート110のビード110aをグラインダー120で切断する状態を示した断面図である。従来方法では、図15(A)及び図16に示すように、先ず、グラインダー120を用いてベースプレート110のビード110aを切断する。これにより、図15(B)に示すように、ベースプレート110を橋桁101の上フランジ101aから取り外す。そして、図15(C)に示すように、新しいベースプレート110を上フランジ101aに高力ボルト122を介して接合している。一方、下記特許文献1には、ソールプレートのビードを、XYテーブルを搭載したグラインダーによって水平方向に切断する方法が記載されている。
特開2004−346518号公報
しかしながら、上述したように、隅肉溶接されたベースプレートやソールプレートのビードを切断する際には、以下の問題点があった。図15(A)に示すように、ベースプレート110のビード110aをグラインダー120を用いて手作業で切断する場合、グラインダー120では、回転するディスク121の径外方端121aがビード110aの内側の隙間(ベースプレートと上フランジとの間の僅かな隙間)に急に入り込む場合があり、ディスク121の挙動が不安定になるおそれがある。このため、接合対象である橋桁101の上フランジ101aを傷付けないようにビード110aを切断することは難しい。従って、作業員の技量に応じて、切断面の状態及び切断に要する時間が異なることになり、作業品質及び作業時間が安定しなかった。また、上述したように、回転するディスク121の挙動が不安定になるため、作業の安全性が高いものではなかった。
特に、古いベースプレートやソールプレートを新しいものに交換する作業では、如何に早くビードを切断できるかが非常に重要になってくる。従来方法においては、1日で交換できる個数にバラツキがあり、1個交換できたのか又は3個交換できたのかでは、施工費用も大きく異なってくる。こうして、作業の安全性を向上させつつ、作業品質及び作業時間を安定させることができ、ベースプレートやソールプレートを早く撤去できる撤去方法が求められていた。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、ベースプレートやソールプレートのような橋桁に全周で隅肉溶接されたプレートを撤去する際に、作業の安全性を向上させつつ、作業品質及び作業時間を安定させることができて、プレートを早く撤去することができる隅肉溶接プレートの撤去方法を提供することを目的とする。
本発明に係る隅肉溶接プレートの撤去方法は、橋梁の橋桁にプレートが全周で隅肉溶接されていて、前記プレートの各縁部に形成される各ビードを切断して前記プレートを前記橋桁から撤去する方法であって、前記プレートのうち前記各ビードの各内側ラインより内側で、前記プレートの平面方向と直交する縦方向から縦方向切断機を用いて直線状に切断し、前記プレートを周縁側で前記ビードがある複数の溶着プレート部と中央側で前記ビードがない未溶着プレート部とに分ける縦方向切断工程と、前記未溶着プレート部を前記橋桁から取り外す未溶着プレート部撤去工程と、前記各溶着プレート部の前記各ビードを前記プレートの平面方向から水平方向切断機を用いて直線状に切断し、前記各溶着プレート部を前記橋桁から取り外す溶着プレート部撤去工程と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る隅肉溶接プレートの撤去方法によれば、プレートを、周縁側でビードがある複数の溶着プレート部と中央側でビードがない未溶着プレート部とに分けて、未溶着プレート部を橋桁から取り外す。これにより、各溶着プレート部は小さく分割されていて、各溶着プレート部の内側が空間になる。このため、各溶着プレート部のビードをプレートの平面方向から直線状に切断する際に、1枚の大きなプレートの周縁のビードを切断する場合に比べて、切断する長さが短くなる。従って、ビードが切断し易くなると共に、平面方向に切断する際に切断面が正しい位置からずれ難い。こうして、切断に要する時間を短くできると共に、切断面の状態を良くすることができる。この結果、作業員の技量に依らずに、作業品質及び作業時間を安定させることができて、プレートを早く撤去することができる。また、従来のようにグラインダーを用いてビードを切断しないため、回転するディスクの挙動が不安定になるような事態がなくて、作業の安全性を向上させることができる。
また、本発明に係る隅肉溶接プレートの撤去方法において、前記縦方向切断工程では、前記縦方向切断機を用いて切断する際に、前記プレートの一辺より長いバンドソーの鋸歯によって前記縦方向から一度に直線状に切断することが好ましい。
この場合には、縦方向切断機がバンドソーの鋸歯によって一度に直線状にプレートを切断するため、例えばグラインダーでディスクを回転させながら切断する場合に比べて、切断する歯先(鋸歯)の挙動を安定させることができると共に、より短時間で切断作業を行うことができる。
また、本発明に係る隅肉溶接プレートの撤去方法において、前記縦方向切断工程では、前記バンドソーを自重によって下降させて、ストッパによって前記バンドソーの下降を止めると良い。
この場合には、バンドソーを自重によって降ろすため、切断する高さ位置が急に下がることがなくて、ストッパによってバンドソーの下降を止めることができる。従って、グラインダーで手作業によって切断する場合のように切断し過ぎることを防止でき、接合対象である橋桁を傷付ける事態を防止できる。
また、本発明に係る隅肉溶接プレートの撤去方法において、前記溶着プレート部撤去工程では、前記水平方向切断機を用いて切断する際に、前記プレートの一辺より長いバンドソーの鋸歯によって前記平面方向から一度に直線状に切断することが好ましい。
この場合には、水平方向切断機がバンドソーによって平面方向から一度にビードを切断するため、グラインダーでディスクを回転させながら切断する場合に比べて、切断する歯先(鋸歯)の挙動を安定させることができると共に、より短時間で切断作業を行うことができる。
また、本発明に係る隅肉溶接プレートの撤去方法において、前記未溶着プレート部撤去工程では、前記未溶着プレート部に前記縦方向に延びるネジ穴を形成し、前記ネジ穴にボルトの軸部を螺着させた状態で、前記ボルトの頭部を引き抜くことで前記未溶着プレート部を取り外すと良い。
この場合には、ボルトの軸部を未溶着プレート部に螺着させると、未溶着プレート部の平面から固定されたボルトの頭部が飛び出た状態になる。これにより、ボルトの頭部を引き抜くことで、未溶着部プレート部を容易に取り外すことができる。
本発明の隅肉溶接プレートの撤去方法によれば、作業の安全性を向上させつつ、作業品質及び作業時間を安定させることができて、プレートを早く撤去することができる。
橋梁の一部を示した正面図である。 図1に示した橋梁の一部の斜視図である。 (A)図2に示したベースプレートと主桁の上フランジとを示した平面図である。(B)図3(A)の断面図である。 縦方向切断機がベースプレートを切断ラインで切断する状態を示した平面図である。 図4を左側から見た側面図である。 ベースプレートを切断ラインで切断する状態を示した斜視図である。 (A)図3(A)に示したベースプレートが各切断ラインで切断された状態を示した平面図である。(B)図7(A)の断面図である。 (A)図7(A)に示したベースプレートにネジ孔が形成された状態を示した平面図である。(B)図8(A)の断面図である。 図8(B)に示したネジ孔にボルトの軸部が螺着された状態を示した断面図である。(B)図9(A)に示したボルトの頭部が引き抜かれている状態を示した断面図である。 水平方向切断機が溶着プレート部のビードを切断する状態を示した平面図である。 図10を下側から見た側面図である。 グラインダーで残ったビードを削り落としている状態を示した斜視図である。 打込み矢及びハンマーを用いて未溶着プレート部を取り外している状態を示した斜視図である。 ソールプレートを下側から見たときの斜視図である。 (A)ベースプレートのビードをグラインダーで切断する状態を示した斜視図である。(B)ベースプレートが橋桁の上フランジから撤去された状態を示した斜視図である。(C)新しいベースプレートを高力ボルトで橋桁の上フランジに接合した状態を示した斜視図である。 ベースプレートのビードをグラインダーで切断する状態を示した断面図である。
本発明に係る隅肉溶接プレートの撤去方法の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の隅肉溶接プレートの撤去方法は、例えば道路橋や歩道橋等の橋梁に適用される方法である。図1は、橋梁1の一部を示した正面図である。図2は、図1に示した橋梁1の一部の斜視図である。
橋梁1では、図1に示すように、橋幅方向(図1の左右方向)に離れた2つの主桁2が橋軸方向(図1の紙面に直交する方向)に延びていて、各主桁2が橋幅方向に延びる横桁3の両端部に接合されている。各主桁2は、上フランジ2aとウェブ2bと下フランジ2cとを有するI形断面である。横桁3は、図2に示すように、橋軸方向に所定の間隔を空けて複数配置されている。
各主桁2の上フランジ2aの上側には、ベースプレート10が配置されていて、ベースプレート10の上側に、連結板4及び柱部材5が配置されている。連結板4は、柱部材5の下端部に固定されていて、ボルト6を介してベースプレート10に接合されている。
このため、車両の走行等による荷重が、柱部材5及び連結板4を介してベースプレート10に伝達される。つまり、ベースプレート10は、上方に設けられている柱部材5等から荷重を受ける基礎のプレートである。ここで、図3(A)は、図2に示したベースプレート10と主桁2の上フランジ2aとを示した平面図であり、図3(B)は、図3(A)の断面図である。
図3(A)(B)に示すように、ベースプレート10は、矩形状の平板になっていて、主桁2の上フランジ2aに対して全周でアーク溶接によって隅肉溶接されている。こうして、ベースプレート10の各長辺縁部10a,10b及び各短辺縁部10c,10dには、それぞれビード10a1,10b1,10c1,10d1が形成されている。このベースプレート10は、鋼板であって、例えば橋軸方向長さが約300mmであり、橋幅方向長さが約150mmであり、厚さが約15〜16mmである。
そして、各ビード10a1〜10d1は、ベースプレート10の各辺より内側まで溶け込んで形成されたものであり、ビード幅が約7〜8mmである。このベースプレート10は隅肉溶接のみによって主桁2の上フランジ2aに接合していて、ベースプレート10の下面と上フランジ2aの上面の間には微小な隙間SMが形成されている。なお、図3(B)では、隙間SMの大きさが誇張して示されている。
ところで、この橋梁1は製作されてから50年以上経過していて、長期間に渡って大きな荷重を受けている。このため、各ビード10a1〜10d1には、繰り返し大きな圧縮荷重及び引張荷重が作用していて、疲労による亀裂が発生し易い状態になっている。仮に、各ビード10a1〜10d1に亀裂が生じていると、亀裂が主桁2まで進展して主桁2本体に延伸すると、主桁2の破壊につながる可能性がある。このため、各ビード10a1〜10d1に亀裂が生じることを未然に防止するために、ベースプレート10を主桁2の上フランジ2aから撤去して、新しいベースプレートを高力ボルトで上フランジ2aに取付けるようになっている。
ここで、ベースプレートを撤去する際に、従来では、図15(A)に示すように、グラインダー120を用いてビード110aを切断していた。しかし、グラインダー120を用いる場合、回転するディスク121の径外方端121aがビード110aの内側の隙間に急に入り込む場合があり、ディスク121の挙動が不安定になるおそれがある。このため、接合対象である橋桁101の上フランジ101aを傷付けないようにビード110aを切断することは難しい。従って、作業員の技量に応じて、切断面の状態及び切断に要する時間が異なることになり、作業品質及び作業時間が安定しなかった。また、上述したように、回転するディスク121の挙動が不安定になるため、作業の安全性が高いものではなかった。
そして、橋梁1が道路橋等である場合には、車両が走行しない夜間に補修作業を行わなければならない状況がある。この場合に、限られた時間で古いベースプレート10を撤去して、新しいベースプレートに交換しなければならない。このため、短い時間の中で、如何に早くベースプレート10の各ビード10a1〜10d1を切断できるかが非常に重要になってくる。
従来方法においては、1日で交換できるベースプレート10の個数にバラツキがあり、1個交換できたのか又は3個交換できたのかでは、施工費用も大きく異なってくる。こうして、作業の安全性を向上させつつ、作業品質及び作業時間を安定させることができ、ベースプレート10を早く撤去できる撤去方法が求められていた。
そこで、本実施形態では、上記した問題点を解消できるようになっている。以下、本実施形態の隅肉溶接プレートの撤去方法について、詳細に説明する。本実施形態では、ベースプレート10を、周縁側で各ビード10a1〜10d1がある各溶着プレート部10A〜10H(図7参照)と、中央側でビードがない未溶着プレート部10X(図7参照)とに分けて、上フランジ2aから撤去することに特徴がある。なお、ベースプレート10を撤去する前には、吊り上げ装置等を用いて柱部材5及び連結板4をベースプレート10の上方から撤去しておく。
図3(A)では、ベースプレート10において、ビード10a1の内側ライン10a2より内側に、直線状の切断ラインLaが示されている。この切断ラインLaは、ベースプレート10を切断する位置を示したものであり、この切断ラインLaでベースプレート10が平面方向と直交する縦方向(図3(A)の紙面に直交する方向)から切断される。なお、内側ライン10a2とは、長辺縁部10aより内側まで溶け込んだビードの位置である。こうして、切断ラインLaは、ビード10a1が切断されないように、内側ライン10a2より必ず内側に設定されていて、切断ラインLaとビード10a1の外側ライン10a3との間の距離t1は約10mmである。
同様に、ベースプレート10において、ビード10b1の内側ライン10b2より内側に、直線状の切断ラインLbが示されている。また、ビード10c1より内側に、直線状の切断ラインLcが示されている。また、ビード10d1より内側に、直線状の切断ラインLdが示されている。各切断ラインLa,Lb,Lc,Ldは、ベースプレート10の各辺とそれぞれ平行である。
ここで、ベースプレート10を縦方向に切断する縦方向切断機20について説明する。図4は、縦方向切断機20がベースプレート10を切断ラインLaで切断する状態を示した平面図である。また、図5は、図4を左側から見た側面図である。図4及び図5に示すように、縦方向切断機20は、主に、本体カバー21と、磁石固定部22と、3つのシリンダ23と、取付台24と、2つのプーリ25と、バンドソー26と、電動モータ27とを備えて構成されている。
この縦方向切断機20では、図5に示すように、本体カバー21に取付けられている磁石固定部22が、磁力によってベースプレート10の上面に固定するようになっている。そして、本体カバー21と取付台24とが、各シリンダ23によって、上下方向に相対移動可能である。このため、取付台24が本体カバー21に対して上下動すると、各プーリ25とバンドソー26と電動モータ27とが一体的に上下動する。各プーリ25は、図4に示すように、ベースプレート10の各長辺縁部10a,10bより長く離れていて、取付台24に回転可能に取付けられている。
そして、バンドソー26は、長円状で各プーリ25に架け渡されていて、一方側(図4の右側)のプーリ25が電動モータ27によって回転する駆動側プーリになっていて、他方側(図4の左側)のプーリ25が従動側プーリになっている。こうして、電動モータ27が回転駆動すると、各プーリ25が回転して、バンドソー26が回転する。また、バンドソー26の図5の下端には鋸歯26aが形成されていて、この鋸歯26aによって上記した各切断ラインLa,Lb,Lc,Ldを一度に直線状に切断するようになっている。即ち、バンドソー26の長さは、各プーリ25に架け渡された状態で、鋸歯26aが各切断ラインLa,Lb,Lc,Ldを一度に直線状に切断できるように、設定されている。
また、この縦方向切断機20では、バンドソー26が、各プーリ25及び取付台24と共に、自重によって下降することができる。そして、取付台24には図示しないストッパが取付けられていて、このストッパの下端位置が、バンドソー26の鋸歯26aの先端位置に一致している。このため、バンドソー26が自重によって下降するときに、ストッパが主桁2の上フランジ2aと当接すると、バンドソー26の下降が止まるようになっている。
次に、縦方向切断機20を用いてベースプレート10を切断する工程(縦方向切断工程)について説明する。先ず、図5に示すように、磁石固定部22を磁力によってベースプレート10の上面に固定させると共に、図4に示すように、バンドソー26の鋸歯26aが切断ラインLaの真上に位置するように位置調整を行う。そして、電動モータ27によってバンドソー26を回転させながら、バンドソー26を自重によって下降させて、ベースプレート10を切断ラインLaで縦方向から直線状に切断する。このとき、ストッパが主桁2の上フランジ2aに当接することで、バンドソー26の下降が自動的に止まる。
以下同様に、縦方向切断機20を固定させる位置を変えて、ベースプレート10を切断ラインLb,Lc,Ldで縦方向から切断する。なお、図6は、ベースプレート10を切断ラインLcで切断する状態を示した斜視図である。各切断ラインLa,Lb,Lc,Ldのうち、1つの切断ラインを切断するのにかかった時間は、約3分である。
こうして、縦方向切断機20がバンドソー26の鋸歯26aによって各切断ラインLa,Lb,Lc,Ldで一度に直線状に切断するため、例えばグラインダーでディスクを回転させながら切断する場合(図15(A)参照)に比べて、切断する歯先(鋸歯26a)の挙動を安定させることができると共に、より短時間で切断作業を行うことができる。更に、バンドソー26を自重によって下降させるため、切断する高さ位置が急に下がることがなくて、ストッパによってバンドソー26の下降を止めることができる。従って、グラインダーで手作業によって切断する場合のように切断し過ぎることを防止でき、主桁2の上フランジ2aを傷付ける事態を防止できる。
この結果、図7に示すように、ベースプレート10は、周縁にビード10a1,10b1,10c1,10d1がある溶着プレート部10A,10B,10C,10Dと、中央にビードがない未溶着プレート部10Xとに分かれる。つまり、各溶着プレート部10A,10B,10C,10Dでは、矩形状である4辺のうち、外側の1辺のみが各ビード10a1,10b1,10c1,10d1で接合され、残りの3辺は接合されていない。
また、四隅に位置する各溶着プレート部10E,10F,10G,10Hでは、矩形状である4辺のうち、外側の2辺のみが各ビード10a1,10b1,10c1,10d1で接合され、残りの2辺は接合されていない。一方、中央に位置する未溶着プレート部10Xでは、矩形状である4辺全てが接合されていない。こうして、未溶着プレート部10Xが、主桁2の上フランジ2aから取り外し易い状態になっている。
続いて、未溶着プレート部10Xを主桁2の上フランジ2aから取り外す工程(未溶着プレート部撤去工程)について説明する。図8(A)(B)に示すように、先ず、未溶着プレート部10Xに、縦方向に延びる二つのネジ孔10eを形成する。このネジ孔10eは、挿通孔を形成した後にタップを切ることによって形成されている。なお、ネジ孔10eの数及び位置は、2個及び図8(A)に示す位置に限られるものではなく、適宜変更可能である。
次に、図9(A)に示すように、各ネジ孔10eにボルト30の軸部30aを螺着させる。これにより、未溶着プレート部10Xの上面から、固定されたボルト30の頭部30bが飛び出た状態になる。そして、図9(B)に示すように、ボルト30の頭部30bを上方へ引き抜くことで、未溶着プレート部10Xを比較的小さい力で容易に取り外すことができる。こうして、主桁2の上フランジ2aの上側では、各溶着プレート部10A〜10Hの内側が空間SPになっている。
その後、水平方向切断機40を用いて各溶着プレート部10A〜10Hの各ビード10a1〜10d1を、ベースプレート10の平面方向から切断する。ここで、水平方向切断機40について説明する。図10は、水平方向切断機40がビード10d1を切断する状態を示した平面図である。また、図11は、図10を下側から見た側面図である。図10及び図11に示すように、水平方向切断機40は、主に、本体カバー41と、2つのガイド部材42と、2つのプーリ43と、バンドソー44と、電動モータ45とを備えて構成されている。
この水平方向切断機40では、図11に示すように、本体カバー41が主桁2の上フランジ2aの上に載置されている。そして、各ガイド部材42によって、各プーリ43とバンドソー44と電動モータ45とが、本体カバー41に対して水平方向に相対移動可能である。各プーリ43は、本体カバー41に回転可能に取付けられている。バンドソー44は、長円状で各プーリ43に架け渡されていて、一方側(図10の上側)のプーリ43が電動モータ45によって回転する駆動側プーリになっていて、他方側(図10の下側)のプーリ43が従動側プーリになっている。
こうして、電動モータ45が回転駆動すると、各プーリ43が回転して、バンドソー44が回転する。また、バンドソー44の図10左端には鋸歯44aが形成されていて、この鋸歯44aによって各ビード10a1〜10d1を一度に直線状に切断するようになっている。即ち、バンドソー44の長さは、各プーリ43に架け渡された状態で、鋸歯44aで各ビード10a1〜10d1を一度に直線状に切断できるように、設定されている。
この水平方向切断機40を用いて各ビード10a1〜10d1を切断する工程(溶着プレート部撤去工程)について説明する。図10に示すように、ビード10d1と鋸歯44aが平行になるように、本体カバー41を主桁2の上フランジ2aの上に固定させる。このとき、図11に示すように、バンドソー44に形成されている鋸歯44aは、上フランジ2aの上面にほぼ接触している状態で帯状に延びている。そして、電動モータ45によってバンドソー44を回転させながら、バンドソー44を図11の左側へ移動させることで、ビード10d1を平面方向から直線状に切断する。
以下同様に、水平方向切断機40を固定させる位置を変えて、各ビード10a1,10b1,10c1を平面方向から切断する。これにより、各溶着プレート部10A〜10Hが主桁2の上フランジ2aに接合されなくなり、各溶着プレート部10A〜10Hを上フランジ2aから取り外すことができる。各ビード10a1,10b1,10c1,10d1のうち、1つのビードを切断するのにかかった時間は、約3分である。
こうして、本実施形態では、水平方向切断機40がバンドソー44の鋸歯44aによって各ビード10a1〜10d1を一度に直線状に切断するため、例えばグラインダーでディスクを回転させながら切断する場合に比べて、切断する歯先(鋸歯44a)の挙動を安定させることができると共に、より短時間で切断作業を行うことができる。そして、各ビード10a1〜10d1を切断する際に、内側に未溶着プレート部10Xがないため、切断し易い。
即ち、各ビード10a1〜10cd1のみを切断しようとして、それらの最下端の位置で平面方向から切断することが理想的であるが、実際にはそれらの最下端より僅かに上方の位置で母材まで切断する場合がある。この場合に、仮に未溶着プレート部10Xがあると、各溶着プレート部10A〜10Hだけでなく、未溶着プレート部10Xまで切断しなければならず、切断する労力及び時間が非常に大きい。これに対して、本実施形態のように、各溶着プレート部10A〜10Hの内側が空間SPになっていると、仮に各ビード10a1〜10d1の最下端より僅かに上方の位置で切断したとしても、各溶着プレート部10A〜10Hだけを切断すれば良くなる。従って、切断する長さが短くて、切断する労力及び時間を短くすることができる。
更に、各溶着プレート部10A〜10Hの内側が空間SPになっているため、上述したように、各溶着プレート部10A,10B,10C,10Dでは、外側の1辺のみが各ビード10a1〜10d1で接合され、四隅に位置する各溶着プレート部10E,10F,10G,10Hでは、外側の2辺のみが各ビード10a1〜10d1で接合されている。このため、各溶着プレート部10A〜10Hをそれぞれ単独で見れば、ベースプレート10のように4辺(各長辺縁部10a,10b及び各短辺縁部10c,10d)全てで接合されているわけではないため、接合強度が弱くなっている。従って、小さく分割された各溶着プレート部10A〜10Hを上フランジ7aから取り外す場合の方が、1枚の大きなベースプレート10を上フランジ7aから取り外す場合に比べて、総合的に取り外す労力及び時間が少なくなる。
こうして、各溶着プレート部10A〜10Hを上フランジ2aから取り外した後、図12に示すように、残った各ビード10a1〜10d1をグラインダー50の回転するディスク51で削り落とす。こうして、上フランジ2aの上面を凹凸がない平面状に整形する。その後、新しいベースプレートを上フランジ2aの上面に載置して、そのベースプレートを高力ボルトによって接合する。以上により、新しいベースプレートに交換する作業が完了する。
本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態の隅肉溶接プレートの撤去方法によれば、図7(A)(B)に示すように、ベースプレート10を、周縁側でビード10a1〜10d1がある複数の溶着プレート部10A〜10Hと、中央側でビードがない未溶着プレート部10Xとに分けて、図9(A)(B)に示すように、未溶着プレート部10Xを主桁2から取り外す。これにより、各溶着プレート部10A〜10Hは、小さく分割されていて、各溶着プレート部10A〜10Hの内側が空間SPになる。このため、各溶着プレート部10A〜10Hの各ビード10a1〜10d1を平面方向から直線状に切断する際に、1枚の大きなベースプレートの周縁のビードを切断する場合に比べて、切断する長さが短くなる。
従って、ビード10a1〜10d1が切断し易くなると共に、平面方向に切断する際に切断面が正しい位置からずれ難い。こうして、切断に要する時間を短くできると共に、切断面の状態を良くすることができる。この結果、作業員の技量に依らずに、作業品質及び作業時間を安定させることができて、ベースプレート10を早く撤去することができる。また、従来のようにグラインダーを用いてビード10a1〜10d1を切断しないため、回転するディスクの挙動が不安定になるような事態がなくて、作業の安全性を向上させることができる。そして、経験の浅い作業員であっても、交換できるベースプレート10の個数が多くなり、施工費用を大きく削減することができる。
以上、本発明に係る隅肉溶接プレートの撤去方法の実施形態について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、図9(A)(B)に示すように、ボルト30を用いて未溶着プレート部10Xを主桁2の上フランジ2aから取り外したが、図13に示すように打込み矢60及びハンマー61を用いて未溶着プレート部10Xを主桁2の上フランジ2aから取り外しても良い。又は、マグネットを未溶着プレート部10Xに吸着させて取り外しても良い。
また、本実施形態では、主桁2(橋桁)の上フランジ2aに隅肉溶接されているベースプレート10の各ビード10a1〜10d1を切断して、ベースプレート10を撤去したが、図14に示すように、主桁2の下フランジ2cに隅肉溶接されているソールプレート7のビード7aを切断して、ソールプレート7を撤去しても良い。なお、ソールプレート7は、支承を介して橋脚に支持されていて、主桁2から支承に荷重が伝達される際に、荷重の流れを円滑にして応力集中を緩和するプレートである。また、本実施形態の隅肉溶接プレートの撤去方法は、ベースプレート10やソールプレート7だけでなく、例えば橋桁のウェブに隅肉溶接されているプレートに対して適用しても良い。
また、本実施形態では、図7に示すように、ベースプレート10を4つの切断ラインLa,Lb,Lc,Ldで切断して各溶着プレート部10A〜10Hに分けたが、ベースプレート10を切断するラインは4つ以上であっても良く、適宜変更可能である。また、ベースプレート10を切断するラインの位置は、各ビード10a1〜10d1の各内側ライン10a2〜10d2に近いほど好ましいが、図7に示した位置に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
なお、本実施形態の説明において、「縦方向」及び「平面方向」という名称を用いたが、ベースプレート10が配置されている向きを基準にした名称であって、必ずしも「縦方向」が上下方向で「平面方向」が水平方向に限られるものではない。
1 橋梁
2 主桁
7 ソールプレート
10 ベースプレート
10a,10b 長辺縁部
10c,10d 短辺縁部
10a1〜10d1 ビード
10a2〜10d2 内側ライン
10e ネジ孔
La〜Ld 切断ライン
10A〜10H 溶着プレート部
10X 未溶着プレート部
20 縦方向切断機
26 バンドソー
26a 鋸歯
30 ボルト
30a 軸部
30b 頭部
40 水平方向切断機
44 バンドソー
44a 鋸歯
SP 空間

Claims (5)

  1. 橋梁の橋桁にプレートが全周で隅肉溶接されていて、前記プレートの各縁部に形成される各ビードを切断して前記プレートを前記橋桁から撤去する隅肉溶接プレートの撤去方法において、
    前記プレートのうち前記各ビードの各内側ラインより内側で、前記プレートの平面方向と直交する縦方向から縦方向切断機を用いて直線状に切断し、前記プレートを周縁側で前記ビードがある複数の溶着プレート部と中央側で前記ビードがない未溶着プレート部とに分ける縦方向切断工程と、
    前記未溶着プレート部を前記橋桁から取り外す未溶着プレート部撤去工程と、
    前記各溶着プレート部の前記各ビードを前記プレートの平面方向から水平方向切断機を用いて直線状に切断し、前記各溶着プレート部を前記橋桁から取り外す溶着プレート部撤去工程と、を備えることを特徴とする隅肉溶接プレートの撤去方法。
  2. 請求項1に記載された隅肉溶接プレートの撤去方法において、
    前記縦方向切断工程では、前記縦方向切断機を用いて切断する際に、前記プレートの一辺より長いバンドソーの鋸歯によって前記縦方向から一度に直線状に切断することを特徴とする隅肉溶接プレートの撤去方法。
  3. 請求項2に記載された隅肉溶接プレートの撤去方法において、
    前記縦方向切断工程では、前記バンドソーを自重によって下降させて、ストッパによって前記バンドソーの下降を止めることを特徴とする隅肉溶接プレートの撤去方法。
  4. 請求項1又は請求項3の何れかに記載された隅肉溶接プレートの撤去方法において、
    前記溶着プレート部撤去工程では、前記水平方向切断機を用いて切断する際に、前記プレートの一辺より長いバンドソーの鋸歯によって前記平面方向から一度に直線状に切断することを特徴とする隅肉溶接プレートの撤去方法。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載された隅肉溶接プレートの撤去方法において、
    前記未溶着プレート部撤去工程では、前記未溶着プレート部に前記縦方向に延びるネジ穴を形成し、前記ネジ穴にボルトの軸部を螺着させた状態で、前記ボルトの頭部を引き抜くことで前記未溶着プレート部を取り外すことを特徴とする隅肉溶接プレート撤去方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015151814A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 株式会社ニチワ 隅肉溶接プレートの切断機
JP2020012275A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 佐藤鉄工株式会社 床版の撤去方法およびレール固定具

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