JP2015122972A - 背負体及び背負式タンク - Google Patents

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正彦 高嶋
武士 前野
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Abstract

【課題】 背負心地を一層向上させ、疲労軽減効果もより高めることができる背負体を提供する。【解決手段】 背負本体2と、該背負本体2の背負人Wが両肩に掛ける左右一対の背負ベルト3,3と、を備える背負体1であって、前記背負本体2における前記背負人側の面8が、前記背負人Wの背中16に対応する位置にある上部領域17と、前記背負人Wの腰18に対応する位置にある中間領域19と、前記背負人Wの臀部の上部20に対応する位置にある下部領域21と、を備え、前記背負本体2の荷重の一部が前記背負人Wの臀部の上部20で支持されるように、前記下部領域21が前記中間領域19から前記背負人Wの後方Rへ傾斜して延在している。【選択図】 図4

Description

本発明は、人が背負って使用する背負体に関するものであり、例えば、背負式噴霧機、背負式散粉機、背負式送風機等の背負式作業機に関するものである。本発明はまた、背負式噴霧機や背負式散粉機の構成要素である背負式タンクに関するものである。
背負式作業機の一例としての背負式噴霧機は、液体タンク内の噴霧液が満量の状態で総重量が25kg程度になるので、作業者にとって噴霧作業は重労働であり、肩や背中や腰の疲労が大きい。そこで、特許文献1,2,3に示すように、作業者の背負心地の向上、疲労軽減等の目的で、背負部の形状を人体に合わせて形成することが提案されている。
具体的には、特許文献1に、「薬剤タンクと該薬剤タンクを支持する架台とが一体成形された作業機本体の背当部を、作業者の背中及び腰部に適合する湾曲形状に形成」(実用新案登録請求の範囲)することが記載されている。
特許文献2には、「背負枠の背面形状を、上部よりも下部が突出した形状に形成したこと」(請求項4,図4)、「背負枠の背面形状を、左右両端部よりも中央部が内側に湾曲した形状に形成し、該背面の湾曲度合を上部から下部に行くに従って大きくしたこと」(請求項5,図9)が記載されている。
特許文献3には、「背負パットの上部は上方から下方に向けて、正面方向であるエンジン側に湾曲され、下部に移行するにつれて背面方向に突出するように、側面視略S字型となるように滑らかに形成したこと」(請求項1,図2)、「背当パットの上下方向に沿って、左右略中心に溝である凹部を形成し、平面視において、左右上部と下部の、左右の端部が背面方向に湾曲するように形成し、該背当パットの左右端部によってオペレータの腰部をホールドするように形成したこと」(請求項2,図13,図14)が記載されている。
また、特許文献4には、背負式作業機を構成するタンクに対する左右一対の背負ベルトの取付態様として、「作業者の両肩に掛ける左右一対の背負ベルトの上端部を、液体タンクのうち、作業者の背中に対面し得る前向面の上端部に取り付ける態様が知られている。」(0003段落)ことが記載され、その場合の問題点として、「タンクの重心から遠く離れた箇所に背負ベルトの上端部を取り付けているため、重心のバランスが取れず、タンクが作業者の背中から離間する方向へ倒れ、作業機全体が作業者の体から離れようとし、良好な背負心地を得ることができず、作業能率も劣るという問題があった。」(0004段落)ことが記載されている。
さらに、特許文献4には、前記のような問題を解決するための手段の一例として、「タンクの頂部における中央部に背負ベルトの上端部を取り付けた態様も知られているが、通常、タンクの頂部における中央部には、投入口が設けられているため、この投入口を回避した位置、すなわち投入口を挟んだ位置に背負ベルトの上端部を取り付けた態様になる。」(0005段落)との記載がある。
実開平4−78958号公報 特開2002−18333号公報 特開2007−159588号公報 特許第4997134号公報
しかしながら、特許文献1,2,3の提案のものは、作業者の背中や腰に当接する部分について配慮がなされているのみであり、作業者が直立した状態では、背負式作業機の全重量が作業者の両肩に掛けた背負ベルトでのみ支持されるようになっているので、両肩への負担が大きく、両肩の疲労が大きいという問題がある。
また、特許文献4に記載されている通り、背負心地の向上や疲労軽減の観点から、重量物である作業機全体が作業者の体から離れようとするのを抑制する工夫が求められるが、特許文献1,2,3のものは、特段そのような配慮がなされたものとはなっていないため、作業機の重心が激しく移動したりして作業者にとって重量負担感が大きかった。
本発明は、前記のような事情に鑑みてなされたもので、両肩のみにかかっていた荷重を分散させることにより、背負人の両肩の疲労を軽減できる背負体を提供しようとするものである。さらに、本発明は、背負体を背負人の体により近い位置に保持することができ、背負人の疲労をさらに軽減できる背負体を提供しようとするものである。
本発明はまた、前記背負体の構成要素として用いて好適な背負式タンクを提供しようとするものである。
前記課題を解決するため、本発明に係る背負体は、背負本体と、該背負本体の背負人が両肩に掛ける左右一対の背負ベルトと、を備える背負体であって、前記背負本体における前記背負人側の面が、前記背負人の背中に対応する位置にある上部領域と、前記背負人の腰に対応する位置にある中間領域と、前記背負人の臀部の上部に対応する位置にある下部領域と、を備え、前記背負本体の荷重の一部が前記背負人の臀部の上部で支持されるように、前記下部領域が前記中間領域から前記背負人の後方へ傾斜して延在していることを特徴とする(請求項1)。
背負人が前記左右一対の背負ベルトを両肩に掛けて前記背負本体を背負って直立すると、該背負本体は、前記下部領域を支点として上部が背負人の後方へ倒れようとし、前記下部領域が背負人の体を強く押圧することになる。
ここで、本発明では、前記背負本体の荷重の一部が前記背負人の臀部の上部で支持されるように、前記下部領域が前記中間領域から前記背負人の後方へ傾斜して延在しているので、背負本体の荷重が背負人の両肩と臀部の上部とに分散して支持される。これにより、作業者の両肩への負担が軽減され、両肩の疲労が軽減される。
一方、背負人が背負本体を背負って歩行する場合等、背負人がやや前かがみ姿勢を取ると、前記上部領域が背負人の背中を広い面積で押圧することになり、背負本体の重さが背負人の背中でしっかりと受け止められる。よって、背負本体の荷重が背負人の両肩と背中とに分散して支持される。
なお、限定はされないが、前記背負体は、前記背負本体と背負人の体との間に背当クッションを介装して使用するのが通常である。該背当クッションは、前記背負本体の背負人側の面に沿って延在する形状を予め付与されたものであってもよいし(請求項4参照)、背負本体と背負人の体との間に挟まれることでそれらに沿った形状に変形する柔軟な素材からなるものであってもよい。
好適な実施の一形態として、前記上部領域が前記背負人の背中の後方への膨らみに対応するように滑らかに窪み、前記上部領域と前記下部領域の双方が、前記背負本体を横から見た状態で前記背負本体の上部前端部よりも後方に位置している態様とすることもできる(請求項2)。このようにすれば、背負人が直立姿勢を取る場合も前かがみ姿勢を取る場合も、前記背負本体の重心が背負人の体のより近くに位置するので、背負人の疲労感が尚一層軽減される。
好適な実施の一形態として、前記背負本体を上から見た状態において、前記背負本体における前記背負人側の面の左右方向の中央部よりも左右の両側部が前記背負人の前方寄りに位置するように、前記上部領域、前記中間領域及び前記下部領域が湾曲している態様とすることもできる(請求項3)。このようにすれば、上から見た状態における前記上部領域、前記中間領域及び前記下部領域の背負人の体へのフィット感が一層向上する。
好適な実施の一形態として、前記背負本体の前記背負人側の面に背当クッションが配設され、該背当クッションの前記背負人への当接面は、前記上部領域に対応する上部クッション面と、前記下部領域に対応する下部クッション面と、を備え、前記上部クッション面及び前記下部クッション面が、それぞれ、前記上部領域及び前記下部領域に沿うように延在している態様とすることもできる(請求項4)。このようにすれば、前記背当クッションにより、背負心地が一層向上し、疲労感の軽減効果もより大きくなる。
好適な実施の一形態として、前記左右一対の背負ベルトの上端部が、前記背負本体を横から見た状態において、該背負本体の重心の真上に近い位置で前記背負本体の上部に接続されている態様とすることもできる(請求項5)。このようにすれば、前記左右一対の背負ベルトによって前記背負本体の重心の真上に近い位置で該背負本体が吊り下げられることになるので、背負状態において背負本体の上部が背負人の後方へ倒れようとする傾向が抑止される。これにより、背負人が直立姿勢を取る場合に、前記背負本体の重心が背負人の体に近い位置にくるので、背負心地が一層向上し、疲労感の軽減効果もより大きくなる。
好適な実施の一形態として、前記左右一対の背負ベルトの上端部が、左右に離間した位置で前記背負本体に接続され、前記左右一対の背負ベルトにおいて背負人の両肩に当たる部分よりも前記背負本体への接続端部寄りの位置を互いに連結する連結部材を備える態様とすることもできる(請求項6)。このようにすれば、前記連結部材によって前記左右一対の背負ベルトの背負人の両肩よりも後ろの部分が互いに連結されるので、例えば、前記背負本体が投入口を上面に有するタンクを含む場合等、前記左右一対の背負ベルトの上端部を左右に離間した位置で前記背負本体に接続しなければならない場合でも、前記左右一対の背負ベルトが背負人の肩から抜け落ちてしまうことが確実に防止できる。
好適な実施の一形態として、前記背負本体がタンクを含み、該タンクの前記背負人側の面の左右方向の中央部よりも左右の両側部が前記背負人の前方寄りに位置するように前記タンクの平面視での全体形状が湾曲している態様とすることもできる(請求項7)。このようにすれば、前記タンクと背負人の体との一体性がより高まるので、背負心地が一層向上し、疲労感の軽減効果もより大きくなる。
好適な実施の一形態として、前記上部領域の左右方向の中央部に縦溝が形成される態様とすることもできる(請求項8)。このようにすれば、前記縦溝内に背負人の背骨が位置することになるので、背骨に負荷がかかることがなく、良好な背負心地が得られる。
好適な実施の一形態として、前記上部クッション面の左右方向の中央部にクッション縦溝が形成され、該クッション縦溝に通気孔が貫通形成され、前記背負本体における前記クッション縦溝に対応する位置に重量物縦溝が形成され、前記クッション縦溝と前記重量物縦溝とが前記通気孔を介して連通し、前記重量物縦溝が外部へ連通している態様とすることもできる(請求項9)。
このようにすれば、前記クッション縦溝内に背負人の背骨が位置することになるので、背骨に負荷がかかることがなく、良好な背負心地が得られる。加えて、前記クッション縦溝と前記重量物縦溝とが前記通気孔を介して連通し、前記重量物縦溝が外部へ連通しているので、背負人の背中側の熱気が外部に逃げ易くなるとともに、背中が外気によって冷やされ易くもなり、快適な背負感が得られる。
本発明に係る背負式タンクは、背負式作業機の構成要素としての背負式タンクであって、背負状態における作業者側の面が、平面視で前記作業者の体に沿うように湾曲していることを特徴とする(請求項10)。
好適な実施の一形態として、前記作業者側の面の左右方向の中央部よりも左右の両側部が前記作業者の前方寄りに位置するように平面視での全体形状が湾曲している態様とすることもできる(請求項11)。
好適な実施の一形態として、前記作業者側の面の左右方向の中央部に縦溝が形成されている態様とすることもできる(請求項12)。
本発明の実施の一形態に係る背負体の一例を示す背負式噴霧機の側面図である。 図1の背負式噴霧機の背負本体の斜視図である。 図2の背負本体に背当クッションを取り付けた状態の斜視図である。 図3の背負本体の、背負人の体に沿う輪郭線を示す中央縦断側面図である。 図1のV−V矢視断面図(上部領域及び上部クッション面の横断平面図)である。 図1のVI−VI矢視断面図(中間領域及び中間クッション面の横断平面図)である。 図1のVII−VII矢視断面図(下部領域及び下部クッション面の横断平面図)である。 図1の平面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の一形態について説明する。
本発明の実施の一形態に係る背負体は、例えば、背負式噴霧機、背負式散粉機、背負式送風機等の背負式作業機として具現化される。図1には、その一例として、背負式噴霧機が示されている。
図1に示すように、本実施の形態に係る背負式噴霧機1は、背負本体2と、該背負本体2を作業者(背負人)Wが背負うための左右一対の背負ベルト3,3を備える。作業者Wは、前記背負ベルト3,3を両肩に掛けて背負本体2を背負い、図示しない噴霧竿を用いて、例えば野菜等に対して薬剤等の噴霧作業を行う。前記背負本体2の作業者側の面には、背当クッション4が配設されている。この背当クッション4は、発泡ウレタン等の、クッション性の良好な材料で形成され、作業者Wの体への背負本体2の当たりを和らげる。
前記背負本体2は、散布液を貯留する液体タンク5と、該液体タンク5を支持する架台6と、該架台6内に搭載される動力部(図示せず)を備える。前記背負本体2は、前記液体タンク5に散布液が満量の状態で、総重量が25kg程度にもなる。前記動力部は、ポンプと、該ポンプを駆動する原動機を備える。該原動機が電動モータの場合には、電源となるバッテリが前記動力部に含まれ、前記原動機が内燃エンジンの場合には、燃料タンクが前記動力部に含まれる。動力部については本発明の要旨とは関係がないので詳細な説明を省略する。
図1の例では、前記架台6の上に前記液体タンク5が載置され、前記架台6に対して前記液体タンク2がねじ等で固定されている。
前記左右一対の背負ベルト3,3は、前記背負本体2の左右両側に配設され、各背負ベルト3,3の上端部3aが前記液体タンク5の上部に、下端部3bが前記架台6の下部に、それぞれSカン等の接続具7を用いて接続される。
次に、図2と図3を参照して説明する。図2は前記背負本体2の斜視図であり、図3は、図2の背負本体2に前記背負クッション4を取り付けた状態の斜視図である。前記背当クッション4は、抜き差し自在な抵抗付きのピンやねじ等の適宜の固定手段(図示せず)を用いて、前記背負本体2に取り外し可能に固定される。
図2に示すように、前記背負本体2の作業者側の面8(以下、「クッション配設面」という)は、作業者Wの体へのフィット感が良好となるように、作業者Wの体に沿う湾曲形状を有する。本実施の形態では、前記架台6の上に前記液体タンク5が載置され、前記架台6も前記液体タンク5も作業者側の面を有するので、前記架台6と前記液体タンク5双方の作業者側の面が、作業者の体に沿う湾曲形状を有している。図3に示すように、本実施の形態では、前記背当クッション4にも、前記クッション配設面8の湾曲形状に沿う湾曲形状が付与されている。
本実施の形態では、図5乃至図7に示すように、前記背当クッション4は、作業者Wの背中に接触するクッション本体4aの全周に周壁部4bを有する。この周壁部4bは、前記背負本体2のクッション配設面8に向かって前記クッション本体4aから立ち上がっている。前記背当クッション4は、前記周壁部4bを前記クッション配設面8の周囲に密着させて前記背負本体2に取り付けられる。その取付状態において、前記クッション本体4aは、前記周壁部4bの作用で前記クッション配設面8との間に緩衝空間Sをおいて、前記クッション配設面8の湾曲形状に沿って延在している。
図2に示すように、前記背負本体2のクッション配設面8には、溝9やリブ10や開口部11等が形成されている。同じく図3に示すように、前記背当クッション4にも、溝12や凹部13,14や孔15が形成されている。これらの配設理由は次の通りである。
図2に示すように、前記液体タンク5の作業者側の面には、左右方向の中央部にタンク縦溝(重量物縦溝)9が形成される。これに対応して、前記背当クッション4にも、左右方向の中央部にクッション縦溝12が形成される(図3参照)。これらの縦溝9,12は、作業者Wが前記背負本体2を背負った状態において、該背負本体2及び前記背当クッション4が作業者Wの背骨を圧迫することがないようにするためのものである。
加えて、前記クッション縦溝12には、通気孔15が上下方向に間隔をおいて複数形成される。また、前記背負本体2への前記背当クッション4の取付状態において、前記クッション縦溝12と前記タンク縦溝9との間には隙間Cがあり(図5参照)、この隙間Cは、前記液体タンク5の上部にある前記タンク縦溝9の開放部(図3参照)を介して外部へ連通する。このように、前記クッション縦溝12と前記タンク縦溝9とが前記通気孔15を介して連通し、前記タンク縦溝9が外部へ連通しているので、作業者Wの背中側の熱気が外部に逃げ易くなるとともに、背中が外気によって冷やされ易くもなり、快適な背負感が得られる。
図2に示すように、前記背負本体2のクッション配設面8において、前記架台6の作業者側の面の左右方向の中央部には、開口部11が形成される。この開口部11は、前記背負本体2の組立工程の便宜のために形成される。すなわち、組立工程では、前記架台6内に前記動力部を配設し、前記架台6上に前記液体タンク5を載せて固定する。その後、該液体タンク5の底部にある液体出口と前記ポンプの吸液口とをホースで連結する。このホース連結作業の便宜のために、前記開口部11が形成される。
なお、前記クッション配設面8への前記背当クッション4の取付時には、前記開口部11がプラスチック製等の硬質の薄板(図示せず)で閉鎖される。この硬質の薄板は、前記開口部11上における前記背当クッション4の支持体として作用する。
前記架台6には、前記開口部11の周りを取り囲むように、補強用のリブ10が多数形成されている。
図3に示すように、前記背当クッション4には、作業者Wの背中の上下方向の中央部を左右に横切るように、第一の凹部13が形成される。この第一の凹部13は、作業者Wの背中への前記背当クッション4の当接面積を小さくして、背中のムレを防止し、背負感を良好にするためのものである。同様に、前記第一の凹部13の下方位置には、前記背当クッション4を横断するように第二の凹部14が形成される。この第二の凹部14は、作業者Wの腰の括れ部分への前記背当クッション4の当接を避け、腰の後ろのムレを防止し、背負感を良好にするためのものである。
以上のように、前記背負本体2のクッション配設面8や前記背負クッション4には溝やリブや開口部等が形成されているのであるが、前記背負本体2のクッション配設面8と前記背当クッション4の作業者側の面の全体としての輪郭は、作業者の体に沿って滑らかに連続する面となっている。この輪郭面の中央縦断側面図が図4に表されている。図4は、図3の背負本体2及び背当クッション4の中央縦断側面図を元にして作成したものであり、前記背負本体2のクッション配設面8と前記背当クッション4の、人体に沿って延びる上下方向の輪郭線を示している。
図4に示すように、前記背負本体2のクッション配設面8は、作業者Wの背中16に対応する位置にある上部領域17と、作業者Wの腰18に対応する位置にある中間領域19と、作業者Wの臀部の上部20に対応する位置にある下部領域21を備える。前記上部領域17は、作業者Wの背中の後方Rへの膨らみに対応するように滑らかに窪んでいる。前記中間領域19は、作業者Wの腰の括れに対応するように作業者Wの前方Fへ向けて滑らかに膨らんでいる。また、前記下部領域21は、前記背負本体2の荷重の一部が前記作業者Wの臀部の上部20で支持されるように、前記中間領域19から前記作業者Wの後方Rへ傾斜して延在している。
前記下部領域21の傾斜の度合いθは、一般的な体格の人の臀部の上部20の傾斜角度に対応する大きさである。ここで、臀部の上部20とは、人の体を横から見たときに腰18の括れの部分から臀部の頂部22(後方へ最も膨らんだ部分)へかけて斜め下向きに広がる部分をいう。具体的な数値を例示すると、前記下部領域21の後方への傾斜角度θは、人の体を横から見たときに鉛直線Lに対して人の体の後方へ18〜20°傾斜した大きさである。なお、前記下部領域21は、前記中間領域19から後方斜め下向きに直線状に延びていても良いし、湾曲して延びていてもよい。すなわち、前記下部領域21は、前記背負本体2の荷重の一部が前記作業者Wの臀部の上部20で支持され得る態様で延在していればよい。
一方、前記背当クッション4の作業者Wへの当接面は、前記上部領域17に対応する上部クッション面23と、前記中間領域19に対応する中間クッション面24と、前記下部領域21に対応する下部クッション面25を備える。前記上部クッション面23、前記中間クッション面24及び前記下部クッション面25は、それぞれ、前記上部領域17、前記中間領域19及び前記下部領域21に沿うように延在する。すなわち、前記上部クッション面23は、作業者Wの背中の後方Rへの膨らみに対応するように滑らかに窪んでいる。前記中間クッション面24は、作業者Wの腰の括れに対応するように作業者Wの前方Fへ向けて滑らかに膨らんでいる。また、前記下部クッション面25は、前記背負本体2の荷重の一部が前記作業者Wの臀部の上部20で支持されるように、前記中間クッション面24から作業者Wの後方Rへ傾斜して延在している。前記下部クッション面25の傾斜角度θは前記下部領域21の前記傾斜角度と同じである。
作業者Wが前記左右一対の背負ベルト3,3を両肩に掛けて前記背負本体2を背負って図4のように直立すると、該背負本体2は、前記下部クッション面25を支点として上部が作業者Wの後方Rへ倒れようとし、前記下部クッション面25が作業者Wの体を強く押圧することになる。
ここで、本実施の形態では、前記背負本体2の荷重の一部が前記作業者Wの臀部の上部20で支持されるように、前記下部クッション面25が前記中間クッション面24から作業者Wの後方Rへ傾斜して延在している。このため、背負本体2の荷重が作業者Wの両肩と臀部の上部とに分散して支持される。これにより、作業者の両肩への負担が軽減され、両肩の疲労が軽減される。
一方、作業者Wが前記背負本体2を背負って歩行する場合等、作業者Wがやや前かがみ姿勢を取ると、前記上部クッション面23が作業者Wの背中を広い面積で押圧することになり、前記背負本体2の重さが作業者Wの背中でしっかりと受け止められる。
なお、背負心地をより良好なものにするために、本実施の形態では前記背負本体2に沿う形状に成形した前記背当クッション4を用いているが、これに限定されないことはもちろんである。すなわち、特段の工夫がなされていない単純な平板状の柔軟な背当クッションを用いることもできる。この場合には、背負状態において、作業者Wの背中と前記クッション配設面8とで挟まれることで、平板状の背当クッションが作業者の背中とクッション配設面8に従った形状に適宜変形することになる。
平板状の柔軟なクッションを用いた場合、作業者Wが前記左右一対の背負ベルト3,3を両肩に掛けて前記背負本体2を背負って直立すると、該背負本体2は、前記下部領域21を支点として上部が作業者Wの後方Rへ倒れようとし、前記下部領域21が前記クッションを介して作業者Wの体を強く押圧することになる。
ここで、前記背負本体2の荷重の一部が前記作業者Wの臀部の上部20で支持されるように、前記下部領域21が前記中間領域19から作業者Wの後方Fへ傾斜して延在しているので、前記背負本体2の荷重が作業者Wの両肩と臀部の上部20とに分散して支持される。これにより、作業者の両肩への負担が軽減され、両肩の疲労が軽減される。
一方、作業者Wが前記背負本体2を背負って歩行する場合等、作業者Wがやや前かがみ姿勢を取ると、前記上部領域17が前記クッションを介して作業者Wの背中を広い面積で押圧することになり、前記背負本体2の重さが作業者Wの背中でしっかりと受け止められる。
さらに、図4に示すように、前記背負本体2においては、前記上部領域17と前記下部領域21の双方が、前記背負本体2を横から見た状態で前記背負本体2の上部前端部2aよりも後方Rに位置している(前記背負本体2の上部前端部2aを通る鉛直線である一点鎖線Lを参照)。このため、作業者Wが直立姿勢を取る場合でも前かがみ姿勢を取る場合でも、前記背負本体2の重心Gが作業者Wの体の近くに位置するので、背負心地の一層の向上と作業者の疲労感の一層の軽減が得られる。
さらにまた、本実施の形態では、図5、図6及び図7に示すように、前記背負本体2を上から見た状態において、前記背負本体2及び前記背当クッション4における作業者側の面の左右方向の中央部よりも左右の両側部が作業者Wの前方寄りに位置するように、前記上部領域17及び前記上部クッション面23、前記中間領域19及び前記中間クッション面24、前記下部領域21及び前記下部クッション面25が湾曲している。このため、上から見た状態における前記上部領域17及び前記上部クッション面23、前記中間領域19及び前記中間クッション面24、前記下部領域21及び前記下部クッション面25の作業者Wの体へのフィット感が一層向上する。
図5の例では、前記液体タンク5の作業者側の面だけでなく、前記液体タンク5の平面視での全体形状が作業者Wの体に沿うように湾曲している。このため、前記液体タンク5と作業者Wの体との一体性がより高まるので、背負心地が一層向上し、疲労感の軽減効果もより大きくなる。
加えて、本実施の形態では、図1に示すように、前記左右一対の背負ベルト3,3の上端部3aが、前記背負本体2を横から見た状態において、該背負本体2の重心Gの真上に近い位置で前記背負本体2の上部に接続されている。このため、前記左右一対の背負ベルト3,3によって前記背負本体2の重心Gの真上に近い位置で該背負本体2が吊り下げられることになるので、背負状態において背負本体2の上部が作業者Wの後方へ倒れようとする傾向が抑止される。これにより、作業者Wが直立姿勢を取る場合に、前記背負本体2の重心Gが作業者Wの体に近い位置にくるので、背負心地が尚一層向上し、疲労感の軽減効果も尚一層大きくなる。
具体的には、図8に示すように、前記左右一対の背負ベルト3,3の上端部3a,3aは、前記液体タンク5上において左右方向に離間した位置、すなわち、前記液体タンク5の上部中央の投入口26を挟む左右両側位置に、それぞれ接続される。この位置には、背負ベルト接続用の耳27が前記液体タンク5に一体形成されており、この耳27に設けた孔に前記Sカン7が掛止され、このSカン7に各背負ベルト3の上端部3aが接続される。
また、前記左右一対の背負ベルト3,3には、連結部材としての連結ベルト28が設けられる。この連結ベルト28は、前記左右一対の背負ベルト3,3において作業者Wの両肩に当たる部分よりも前記液体タンク5への接続端部寄りの位置を互いに連結する。前記連結ベルト28を設けることにより、前記左右一対の背負ベルト3,3が左右外方に開いてしまうことが抑止されるので、左右一対の背負ベルト3,3が作業者Wの肩から抜け落ちてしまうことが確実に防止できる。
前記連結ベルト28は、長さ調整自在とするのが好ましい。これは、前記液体タンク5への接続端部寄りの位置における前記左右一対の背負ベルト3,3の相互間隔を作業者Wの体格等に応じて調整できるようにするためである。図8の例では、前記左右一対の背負ベルト3,3にそれぞれ左右一対の連結ベルト28a,28bの外端部を固着し、一方の連結ベルト28aの内端部に設けたバックル29に他方の連結ベルト28bの自由端30を挿通してある。
本実施の形態では、架台6の上に液体タンク5を固定したタイプの背負式噴霧機を例示して説明したが、これに限るものではなく、本発明は、作業者の背中に接触する部分がすべて液体タンクである背負式噴霧機や、作業者の背中に接触する部分がすべて架台である背負式噴霧機について適用することもできる。
また、本発明は、液体を噴霧するものには限定されず、粉粒体を散布する背負式散粉機について適用することも可能である。この場合、前記液体タンクに替えて背負式の粉粒体タンクを備え、粉粒体散布用の気流を供給する送風機と、該送風機を駆動する原動機を備える。この場合も、作業者の背中に接触する部分がすべて前記粉粒体タンクであってもよいし、すべて架台であってもよいし、これら双方が背中に接触する形式であってもよい。
さらに、本発明に係る背負体は、落ち葉の吹き寄せ作業等に用いる背負式送風機について適用することもできるし、背負式の運搬具について適用することもできる。
1 背負式噴霧機(背負体)
2 背負本体
2a 背負本体の上部前端部
65535,3 左右一対の背負ベルト
3a 背負ベルトの上端部
4 背当クッション
5 タンク
8 クッション配設面(背負本体における背負人側の面)
9 縦溝(重量物縦溝)
12 クッション縦溝
15 通気孔
16 背中
17 上部領域
18 腰
19 中間領域
20 臀部の上部
21 下部領域
23 上部クッション面
25 下部クッション面
28 連結部材(連結ベルト)
F 作業者の前方
G 背負本体の重心
R 作業者の後方
W 作業者(背負人)

Claims (12)

  1. 背負本体(2)と、該背負本体(2)の背負人(W)が両肩に掛ける左右一対の背負ベルト(3,3)と、を備える背負体(1)であって、前記背負本体(2)における前記背負人側の面(8)が、前記背負人(W)の背中(16)に対応する位置にある上部領域(17)と、前記背負人(W)の腰(18)に対応する位置にある中間領域(19)と、前記背負人(W)の臀部の上部(20)に対応する位置にある下部領域(21)と、を備え、前記背負本体(2)の荷重の一部が前記背負人(W)の臀部の上部(20)で支持されるように、前記下部領域(21)が前記中間領域(19)から前記背負人(W)の後方(R)へ傾斜して延在している、背負体。
  2. 前記上部領域(17)が前記背負人(W)の背中(16)の後方(R)への膨らみに対応するように滑らかに窪み、前記上部領域(17)と前記下部領域(21)の双方が、前記背負本体(2)を横から見た状態で前記背負本体(2)の上部前端部(2a)よりも後方(R)に位置している、請求項1に記載の背負体。
  3. 前記背負本体(2)を上から見た状態において、前記背負本体(2)における前記背負人側の面の左右方向の中央部よりも左右の両側部が前記背負人(W)の前方(F)寄りに位置するように、前記上部領域(17)、前記中間領域(19)及び前記下部領域(21)が湾曲している、請求項1又は2に記載の背負体。
  4. 前記背負本体(2)の前記背負人側の面に背当クッション(4)が配設され、該背当クッション(4)の前記背負人(W)への当接面は、前記上部領域(17)に対応する上部クッション面(23)と、前記下部領域(21)に対応する下部クッション面(25)と、を備え、前記上部クッション面(23)及び前記下部クッション面(25)が、それぞれ、前記上部領域(17)及び前記下部領域(21)に沿うように延在している、請求項1,2又は3に記載の背負体。
  5. 前記左右一対の背負ベルト(3,3)の上端部(3a,3a)が、前記背負本体(2)を横から見た状態において、該背負本体(2)の重心(G)の真上に近い位置で前記背負本体(2)の上部に接続されている、請求項1,2,3又は4に記載の背負体。
  6. 前記左右一対の背負ベルト(3,3)の上端部(3a,3a)が、左右に離間した位置で前記背負本体(2)に接続され、前記左右一対の背負ベルト(3,3)において背負人(W)の両肩に当たる部分よりも前記背負本体(2)への接続端部寄りの位置を互いに連結する連結部材(28)を備える、請求項5に記載の背負体。
  7. 前記背負本体(2)がタンク(5)を含み、該タンク(5)の前記背負人側の面の左右方向の中央部よりも左右の両側部が前記背負人(W)の前方寄りに位置するように前記タンク(5)の平面視での全体形状が湾曲している、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の背負体。
  8. 前記上部領域(17)の左右方向の中央部に縦溝(9)が形成される、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の背負体。
  9. 前記上部クッション面(23)の左右方向の中央部にクッション縦溝(12)が形成され、該クッション縦溝(12)に通気孔(15)が貫通形成され、前記背負本体(2)における前記クッション縦溝(12)に対応する位置に重量物縦溝(9)が形成され、前記クッション縦溝(12)と前記重量物縦溝(9)とが前記通気孔(15)を介して連通し、前記重量物縦溝(9)が外部へ連通している、請求項4,5,6又は7に記載の背負体。
  10. 背負式作業機(1)の構成要素としての背負式タンク(5)であって、背負状態における作業者(W)側の面(8)が、平面視で前記作業者(W)の体に沿うように湾曲している、背負式タンク。
  11. 前記作業者(W)側の面(8)の左右方向の中央部よりも左右の両側部が前記作業者(W)の前方寄りに位置するように平面視での全体形状が湾曲している、請求項10に記載の背負式タンク。
  12. 前記作業者(W)側の面(8)の左右方向の中央部に縦溝(9)が形成されている、請求項10又は11に記載の背負式タンク。
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