JP2015121988A - 画像データ転送システム及び画像データ転送システムの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像データを他の端末に転送する際に、端末間の認証の手続きと画像データの転送動作の手続きの操作性を向上させる。【解決手段】送信端末は、画像データの送信指示を入力する操作子認識手段と、操作者の認証情報を取得する認証情報取得手段とを備え、受信端末は、画像データの受信指示を入力する操作子認識手段と、操作者の認証情報を取得する認証情報取得手段とを備え、送信端末は、送信指示の入力と略同時に操作者の認証情報を取得して一定期間有効な送信準備状態に移行し、受信端末、受信指示の入力と略同時に操作者の認証情報を取得して送信端末に転送要求を送信し、送信準備状態の期間において、送信端末が取得した情報と受信端末が受信した情報とが一致したと判断した場合に、送信端末から受信端末への画像データの転送を許可する。【選択図】図3
Description
本発明は画像データ転送システム及び画像データ転送システムの制御方法に関し、特に、操作者の認証情報を取得して、認証情報が一致した場合にのみ画像データの転送を許可するために用いて好適な技術に関するものである。
近年、デジタル技術の発展等に伴い、撮影した画像情報を電子的に処理するデジタルカメラが普及してきている。更に最近は、画像を撮影できる機能を有する携帯電話やビデオカメラ等も増えている。このような機器の普及に伴い、撮影された画像を、有線あるいは無線の通信手段を介して接続されたコンピュータや他のデバイスに送信することが行われている。
例えば特許文献1には、撮影した画像を、通信手段を介して指定された送信先へ自動的に送信する通信装置が記載されている。
また特許文献2には、他のデバイスから、当該他のデバイスに関する送信先情報を含む画像ファイルの配信要求を受信したときに、画像ファイルの他のデバイスへの送信の可否を判定する画像送信装置が記載されている。この画像送信装置は、配信可否判断プログラムで、送信先情報に含まれる機器のIDなどの情報に基づいて、画像ファイルの他のデバイスへの送信の可否を判定し、判定結果に応じて画像ファイルを送信するようにしている。
また特許文献2には、他のデバイスから、当該他のデバイスに関する送信先情報を含む画像ファイルの配信要求を受信したときに、画像ファイルの他のデバイスへの送信の可否を判定する画像送信装置が記載されている。この画像送信装置は、配信可否判断プログラムで、送信先情報に含まれる機器のIDなどの情報に基づいて、画像ファイルの他のデバイスへの送信の可否を判定し、判定結果に応じて画像ファイルを送信するようにしている。
さらに特許文献3には、複数の電極結合を行って信号検出を行うことで、操作者の指が表示部に非接触の状態で指の位置を検出することを可能にしたタッチパネルが記載されている。
しかしながら、前述のような従来例の多くは、デジタルカメラからコンピュータなどに画像のバックアップやアップロードをすることを目的としている。そのため、特許文献1に記載された通信装置では、あらかじめ設定された送信先にすべての画像ファイルを一括して送信することは容易に行える。しかし、送信先を頻繁に変更して画像ファイルを送信するような場合には、送信元のデジタルカメラで送信先を設定する作業をその都度行う必要があり、処理が繁雑となりユーザの負担が増えてしまう問題点があった。
一方、特許文献2に記載された画像送信装置では、記録媒体などに格納された画像ファイルを簡単な操作で他のデバイスに選択的に送信することが可能である。しかし、配信要求を受け付けるデバイスの認証に関する情報は、予めデジタルカメラの操作部材を使って入力されていたり、デジタルカメラと接続されたホストコンピュータによって入力されていたりする必要があり、ユーザの負担が増えてしまう問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、画像データを他の端末に転送する際に、端末間の認証の手続きと画像データの転送動作の手続きの操作性を向上させることを目的とする。
本発明は前述の問題点に鑑み、画像データを他の端末に転送する際に、端末間の認証の手続きと画像データの転送動作の手続きの操作性を向上させることを目的とする。
本発明の画像データ転送システムは、受信端末からの取得要求に応答して、画像データを送信する送信端末と、送信端末から画像データを受信する受信端末とから構成される画像データ転送システムであって、前記送信端末は、送信候補の画像データのビットマップイメージを表示する表示手段と、送信する画像データの選択、および画像データの送信指示を入力するための操作子を認識する操作子認識手段と、前記操作子を操作する操作者の認証情報を取得する認証情報取得手段とを備え、前記受信端末は、画像データの受信指示を入力するための操作子を認識する操作子認識手段と、前記操作子を操作する操作者の認証情報を取得する認証情報取得手段とを備え、前記送信端末は、送信指示の入力とともに操作者の認証情報を取得して一定期間有効な送信準備状態に移行し、前記受信端末は、受信指示の入力とともに操作者の認証情報を取得して送信端末に転送要求を送信し、前記送信準備状態の期間内において、前記送信端末が取得した認証情報と、前記受信端末が受信した認証情報とが一致したか否かの判断を行い、認証情報が一致したと判断した場合に、選択された画像データの送信端末から受信端末への転送を許可し、前記送信準備状態の期間外において、選択された画像データの送信端末から受信端末への転送を許可しないことを特徴とする。
本発明によれば、送信端末は、送信指示の入力と略同時に操作者の認証情報を取得して一定期間有効な送信準備状態に移行し、受信端末は、受信指示の入力と略同時に操作者の認証情報を取得する。送信端末と受信端末の認証情報が一致したと判断した場合に、選択された画像データの送信端末から受信端末への転送を許可するので、簡単な操作で端末間の認証をとることができて画像データの転送の操作性を向上させることができる。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の画像データ転送システムの好適な実施形態を説明する。
図1に、本実施形態の画像データ転送システムで送信端末、及び受信端末として使用するデジタルカメラ1の外観図を示す。表示部2は画像や各種情報を表示する表示部である。シャッターボタン3は撮影指示を行うための操作部である。電源スイッチ4は、撮影モードでの電源オン、再生モードでの電源オン、電源オフを切り替える。操作入力用撮像部5は、デジタルカメラ1を操作する操作子である指の動作を撮影するための撮像部であり、表示部2の周囲に配置されている。記録媒体7はメモリカードやハードディスク等の記録媒体であり、デジタルカメラ1の本体から着脱可能な構成である。
以下、図面を参照して本発明の画像データ転送システムの好適な実施形態を説明する。
図1に、本実施形態の画像データ転送システムで送信端末、及び受信端末として使用するデジタルカメラ1の外観図を示す。表示部2は画像や各種情報を表示する表示部である。シャッターボタン3は撮影指示を行うための操作部である。電源スイッチ4は、撮影モードでの電源オン、再生モードでの電源オン、電源オフを切り替える。操作入力用撮像部5は、デジタルカメラ1を操作する操作子である指の動作を撮影するための撮像部であり、表示部2の周囲に配置されている。記録媒体7はメモリカードやハードディスク等の記録媒体であり、デジタルカメラ1の本体から着脱可能な構成である。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ1の構成例を示すブロック図である。
図2において、9はフォーカスレンズを含む撮影レンズ、10は絞り機能を備えるシャッター、11は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像部である。
図2において、9はフォーカスレンズを含む撮影レンズ、10は絞り機能を備えるシャッター、11は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像部である。
12はA/D変換器であり、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器12は、撮像部11から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。8はバリアであり、デジタルカメラ1の、撮影レンズ9を含む撮像部を覆うことにより、撮影レンズ9、シャッター10、撮像部11を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
13は画像処理部であり、A/D変換器12からのデータ、または、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部13では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部21が露光制御、測距制御を行う。
これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部13では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器12からの出力データは、画像処理部13及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ19に直接書き込まれる。メモリ19は、撮像部11によって得られA/D変換器12によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部2に表示するための画像データを格納する。メモリ19は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ19は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。18はD/A変換器であり、メモリ19に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部2に供給する。こうして、メモリ19に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器18を介して表示部2により表示される。表示部2は、LCD等の表示器上に、D/A変換器18からのアナログ信号に応じた表示を行う。
不揮発性メモリ26は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ26には、システム制御部21の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態において後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部21は、デジタルカメラ1全体を制御する。前述した不揮発性メモリ26に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。27はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ27には、システム制御部21の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ26から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部21はメモリ19、D/A変換器18、表示部2等を制御することにより表示制御も行う。
シャッターボタン3は、第1シャッタースイッチ、第2シャッタースイッチを備えており、システム制御部21に各種の動作指示を入力するための操作手段として用いられる。
第1シャッタースイッチは、デジタルカメラ1に設けられたシャッターボタン3の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第1シャッタースイッチは、デジタルカメラ1に設けられたシャッターボタン3の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチは、シャッターボタン3の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部21は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部11からの信号読み出しから記録媒体7に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
24は電源制御部であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部24は、その検出結果及びシステム制御部21の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体7を含む各部へ供給する。
25は電源部であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。20はメモリカードやハードディスク等の記録媒体7とのインターフェースである。記録媒体7は、メモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
その他の操作部として、表示部2に対する接触を検知可能なタッチパネル23を有する。タッチパネル23は表示部2と一体化して形成されている。タッチパネル制御部22はタッチパネル23への以下の操作を検出できる。タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。
これらの操作や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標はタッチパネル制御部22からシステム制御部21に通知され、システム制御部21は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。ムーブについては、タッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。
また、タッチパネル上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。
タッチパネル23はまた、複数の電極結合を行って信号検出を行うことで、操作者の指が表示部2に非接触の状態で近接していることを検出し、さらに近接状態において表示部2の表示画面の領域に対する指の位置を検出することが可能である。
5は操作入力用撮像部であり、操作者の指などの操作子を撮像するためのものである。操作入力用撮像部5で撮像された操作子画像データは、画像処理部13及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ19に直接書き込まれる。
17はジェスチャ認識部であり、操作入力用撮像部5により撮像した指の形状の認識する処理を行う。認識された指の形状から操作者のジェスチャを識別する。
17はジェスチャ認識部であり、操作入力用撮像部5により撮像した指の形状の認識する処理を行う。認識された指の形状から操作者のジェスチャを識別する。
図7は、本実施形態のデジタルカメラ1において識別するジェスチャの一例を示したものである。図7(A)は、親指と人さし指を離した形状であり「離すジェスチャ」を意味する。図7(B)は、親指と人さし指をくっつけた形状であり「つまむジェスチャ」を意味する。
システム制御部21は、タッチパネル制御部22から通知される操作者の指の位置に関する情報や指の動作に関する情報、ジェスチャ認識部17から通知される操作者のジェスチャ動作の情報に基づいてデジタルカメラ1全体を制御している。
表示画像生成部14は、表示部2に表示する表示データを生成する。
無線通信部6は、無線通信に関する機能を有し、システム制御部21から受信した信号を受け取り、RF信号に変調した後で送信する。また、外部から受信したRF信号を復調してシステム制御部21に出力する。
無線通信部6は、無線通信に関する機能を有し、システム制御部21から受信した信号を受け取り、RF信号に変調した後で送信する。また、外部から受信したRF信号を復調してシステム制御部21に出力する。
本実施形態においては、2台のデジタルカメラ1を使って、一方のデジタルカメラの画像データを、他方のデジタルカメラに転送する。このときの操作方法を、図5を使って説明する。
図5は送信端末51、受信端末52を示す図である。送信端末51と受信端末52は1人のユーザが両方を操作できる程度に近づけて配置されているものとする。送信端末51、受信端末52はそれぞれ操作入力用撮像部5を使って操作子画像を撮像して、操作者のジェスチャを識別する。また、送信端末51、受信端末52はそれぞれ表示部2と一体化して形成されたタッチパネル23を使って、近接状態にある指の位置を検出する。
図5は送信端末51、受信端末52を示す図である。送信端末51と受信端末52は1人のユーザが両方を操作できる程度に近づけて配置されているものとする。送信端末51、受信端末52はそれぞれ操作入力用撮像部5を使って操作子画像を撮像して、操作者のジェスチャを識別する。また、送信端末51、受信端末52はそれぞれ表示部2と一体化して形成されたタッチパネル23を使って、近接状態にある指の位置を検出する。
送信端末51の表示部2の表示画面の領域上で、操作者の指501が「離すジェスチャ」から「つまむジェスチャ」を連続して行うと、送信する画像データを選択することができる。これにより、操作者の指501の位置に表示されている画像データが送信対象として選択される。操作者の指501が「つまむジェスチャ」のまま、送信端末51の表示部2の表示画面の領域503上から、受信端末52の表示部2の表示画面の領域504上に指を移動する。そして、「つまむジェスチャ」から「離すジェスチャ」に変えると、送信端末51の画像データが受信端末52に転送される。このときに、操作者の指502の位置に表示されているフォルダが、画像データの保存先として選択される。
図6は、2台の本実施形態のデジタルカメラ1を使って、画像データを一方のデジタルカメラから他方に転送するときに、システム制御部21が表示部2に表示する画面内容を示したものである。
図6において、612は操作者の指を示している。図6の(A)、(B)、(C)は送信端末61の画面内容を示したものであり、601、602、603、604は画像データから生成した表示用イメージを表示したものである。操作者の指612によって、画像データの転送が指示されるのを待っている状態では、送信端末は、例えば画像の再生表示の状態にあるものとする。
送信端末61の表示部2には、図6(A)に示すように複数の画像データ601〜604が表示されており、これらの画像データ601〜604が送信対象として選択可能である。すなわち、画面内容が表示されている状態で、図6(B)に示すように、表示部2の表示画面において、602の表示用イメージが表示されている領域上で、操作者が指612を使って「離すジェスチャ」から「つまむジェスチャ」に連続してジェスチャ動作する。すると、送信する画像データとして602が選択される。画像データ602が選択されると、選択された画像データ602の枠を、他の画像データと比べて太く描画することで、選択された画像データが操作者に明示的に識別できるように表示する。
タッチパネル23は、近接状態にある操作者の指612の位置を連続的に検知している。
図6(C)に示すように、操作者が指612を「つまむジェスチャ」のまま送信端末61の表示部2上を移動すると、送信する画像データの表示用イメージ605が操作者の指612の位置に連動して移動する。これによって、操作者が指で画像データを持っているような操作感を操作者に対して提供する。
図6(C)に示すように、操作者が指612を「つまむジェスチャ」のまま送信端末61の表示部2上を移動すると、送信する画像データの表示用イメージ605が操作者の指612の位置に連動して移動する。これによって、操作者が指で画像データを持っているような操作感を操作者に対して提供する。
受信端末62も、操作者によって画像データの転送が指示されるのを待っている状態では、例えば画像の再生表示の状態にあるものとする。受信端末62の表示部2には、図6(A)に示したのと同様に複数の画像データが表示されている。
図6の(D)、(E)、(F)は、操作者によって画像データの転送が指示された後の受信端末62の画面内容を示したものであり、606、607、608、609は転送先フォルダの候補を表示したものである。操作者の指612が「つまむジェスチャ」のまま送信端末61の表示部2上から、受信端末62の表示部2上に移動して、受信端末62が受信可能な状態に移行すると、受信端末62の表示は、画像の再生表示の状態から、図6(D)の表示内容に切り替わる。
図6(D)で、610は受信予定の画像データを表示したものである。送信端末61から受信する画像データの表示用イメージを受信していない状態では、点線の矩形領域で表現する。図6(D)に示すように、操作者が指を「つまむジェスチャ」のまま受信端末62の表示部2上を移動すると、受信する画像データの表示610が操作者の指612の位置に連動して移動する。これによって、操作者が指で画像データを持っているような操作感を操作者に対して提供する。
図6(D)で、操作者の指612の位置に表示されているフォルダ607が転送予定のフォルダになる。フォルダ607が選択されると、選択されたフォルダの表示イメージの枠を、他のフォルダと比べて太く描画することで、選択されたフォルダが操作者に明示的に識別できるように表示する。
送信端末61から受信する画像データの表示用イメージを受信すると、図6(E)に示すように、操作者の指612の位置に連動して、受信する画像データの表示用イメージ611が表示される。表示用イメージを受信した状態においても、操作者が指を「つまむジェスチャ」のまま受信端末の表示部2上を移動すると、受信する画像データの表示用イメージ611が操作者の指612の位置に連動して移動する。
図6(F)に示すように、操作者が指612を「つまむジェスチャ」から「離すジェスチャ」に変えると、その時点で選択しているフォルダを転送先のフォルダとして決定する。同時に、画像データの受信動作を行う。画像データの受信中はダイアログボックス614を表示して、画像データを受信中であることを識別可能に表示する。
画像データの受信動作が完了するまでの間は、受信端末のタッチパネル23を使っての操作を無効にするなどして、操作者による受信端末62の操作を制限してもよい。これによって、画像データの受信動作中の誤操作を抑制することができる。また、操作者が「つまむジェスチャ」のまま送信端末61の表示部2上から、受信端末62の表示部2上に指612を移動した後は、送信端末61のタッチパネル23を使っての操作を無効にするなどして、送信端末61の操作を制限してもよい。
図6(F)に示すように、操作者が受信端末62の表示部2上で、指612を「つまむジェスチャ」から「離すジェスチャ」に変えると、操作者による送信端末61の操作を制限してもよい。これによって、画像データの転送先の端末が決定するまでの間の誤操作を抑制することができる。
図3のフローチャートを参照しながら、本実施形態のデジタルカメラ1が送信端末として動作する場合の、送信動作と認証動作の流れについて示す。このフローチャートに示す処理は、システム制御部21により、システムメモリ27に読み出されたプログラムに基づいて実行される。
操作者が電源スイッチ4を再生モードでの電源オンに切り替えることで、図3のフローチャートをスタートさせる。このとき、システム制御部21は、記録媒体7に保存されている画像データを読み出して、メモリ19に展開する。そして、図6(A)に示すように、画像データから生成した表示用イメージを、送信候補の画像データのビットマップイメージとして表示部2に表示する表示処理を行う。
S301でシステム制御部21は、操作入力用撮像部5を起動制御して、操作子画像の入力を開始する。
S302でシステム制御部21は、操作者の操作子を検出したか否かを判断する。操作子を検出したと判断した場合、S303に進み、検出していない場合はS302の判断のステップに戻る。
S303では、ジェスチャ認識部17で指の形状の認識する操作子認識処理を行う。認識された指の形状から操作者のジェスチャを識別する。
S302でシステム制御部21は、操作者の操作子を検出したか否かを判断する。操作子を検出したと判断した場合、S303に進み、検出していない場合はS302の判断のステップに戻る。
S303では、ジェスチャ認識部17で指の形状の認識する操作子認識処理を行う。認識された指の形状から操作者のジェスチャを識別する。
S304でシステム制御部21は、ジェスチャ認識部17の出力結果から、操作者が「離すジェスチャ」から「つまむジェスチャ」に連続してジェスチャ動作をしたか否かを判断する。操作者が「離すジェスチャ」の状態から図6(B)に示すように「つまむジェスチャ」に連続してジェスチャ動作すると、システム制御部21はS305に進み、そうでない場合はS302の判断のステップに戻る。
S305でシステム制御部21は、操作者の認証情報を取得する認証情報取得処理を行う。認証情報の取得は、操作入力用撮像部5で撮像された操作子画像データを分析して得られる、操作子である指の大きさや指の形状の特徴に係るデータに基づいて得られたり、複数の指同士の位置関係のデータであったり、指紋情報である。たとえば、爪の形状や指の色も認証情報として使用しても構わない。
次に、S306で、システム制御部21は、S304でジェスチャ動作したと判断した時点での、操作者の指(親指と人さし指)の位置の情報をもとに、送信する画像データを選択する。図6(B)に示すように、表示画面の602の表示用イメージが表示されている領域上に操作者の指612があると判断した場合、送信する画像データとして602が選択される。
次に、S307で、システム制御部21は、無線通信部6を起動制御し、S308で送信準備状態を開始する(t=0)。送信準備状態では、経過時間を計測して一定期間内に受信端末との認証情報のマッチングがとれない場合、画像データの送信動作を停止する。
システム制御部21は、送信準備状態では、無線通信部6を制御して、画像データ送信準備状態であることの通知をBeaconなどの信号に乗せて周囲の端末に対して送信する。
送信端末61が送信準備状態にいる間は、操作者が指を「つまむジェスチャ」のまま送信端末61の表示部2上を移動すると、図6(C)に示すように、送信する画像データの表示用イメージ605が操作者の指612の位置に連動して移動する。
送信端末61が送信準備状態にいる間は、操作者が指を「つまむジェスチャ」のまま送信端末61の表示部2上を移動すると、図6(C)に示すように、送信する画像データの表示用イメージ605が操作者の指612の位置に連動して移動する。
操作者が「つまむジェスチャ」のまま送信端末61の表示部2上の領域から外れると、送信端末61のタッチパネル23を使っての操作を無効にするなどして、送信端末61の操作を制限してもよい。
S309でシステム制御部21は、送信準備状態に移行してからの経過時間が一定期間に達したか否かを判断し、一定期間に達するか、超えて期間外になった場合はS318に進み、達していない場合はS310に進む。
S310では、システム制御部21は受信端末62からの認証情報を受信したか否かを確認する。受信した場合はS311に進み、そうでない場合はS309の判断のステップに戻る。
S310では、システム制御部21は受信端末62からの認証情報を受信したか否かを確認する。受信した場合はS311に進み、そうでない場合はS309の判断のステップに戻る。
S311でシステム制御部21は、S305で取得した送信端末61の操作者の認証情報と、受信端末62からの認証情報のマッチング(これらの情報をつき合わせて照合する処理)を行う。送信端末61で送信動作を指示した操作者と、受信端末62で受信動作を指示した操作者が同一の場合、認証情報が一致することで、画像データの転送動作が許可されて実行される。送信端末61で送信動作を指示した操作者と、受信端末62で受信動作を指示した操作者が同一でない場合や、他の端末からの認証情報を一定期間内に受信しなかった場合は、画像データの転送動作は実行しない。
S312で認証情報が一致したと判断した場合S313に進み、一致しなかった場合S309に戻り新たな認証情報の受信を待つ。
S313でシステム制御部21は、認証情報が一致したことを受信端末62に送信する。
本実施形態の送信端末は、送信準備状態で、複数の受信端末から取得要求を受信した場合、最初に認証情報が一致したと判断した受信端末にのみ応答し、選択された画像データの転送を許可する
次にS314で、システム制御部21は送信準備状態を解除する。これ以降は、S312で認証情報が一致した受信端末以外から認証情報が送られてきても、認証情報のマッチングは行わない。
S313でシステム制御部21は、認証情報が一致したことを受信端末62に送信する。
本実施形態の送信端末は、送信準備状態で、複数の受信端末から取得要求を受信した場合、最初に認証情報が一致したと判断した受信端末にのみ応答し、選択された画像データの転送を許可する
次にS314で、システム制御部21は送信準備状態を解除する。これ以降は、S312で認証情報が一致した受信端末以外から認証情報が送られてきても、認証情報のマッチングは行わない。
次に、S315でシステム制御部21は、選択した画像データの表示用イメージを受信端末62に送信する。表示用イメージは、画像データ本体に縮小処理を施した画像データや、サムネール画像を用いる。表示用イメージは、画像データ本体と比べて小さい画像サイズで構成されるため、画像データ本体の送信時間と比べて容認できる程度に短い時間で送信できるものとする。
次に、S316でシステム制御部21は、受信端末62からの画像データ転送要求を受信したか否かを判断する。画像データ転送要求を受信するまでS316の処理を繰り返す。システム制御部21は、画像データ転送要求を受信すると、S317に進み、受信端末62に画像データを送信する。
送信端末61の操作を制限していた場合、システム制御部21は、画像データ転送要求を受信したタイミングで送信端末61の操作の制限を解除してもよい。これによって、操作者は次の画像データ転送を指示可能になる。
画像データの送信が完了すると、S318でシステム制御部21は無線通信部6を停止して終了する。
画像データの送信が完了すると、S318でシステム制御部21は無線通信部6を停止して終了する。
次に、図4のフローチャートを参照しながら、本実施形態のデジタルカメラ1が受信端末として動作する場合の、受信動作と認証動作の流れについて示す。このフローチャートに示す処理は、システム制御部21により、システムメモリ27に読み出されたプログラムに基づいて実行される。操作者が電源スイッチ4を再生モードでの電源オンに切り替えることで、図4のフローチャートをスタートさせる。
このとき、システム制御部21は、記録媒体7に保存されている画像データを読み出して、メモリ19に展開し、図6(A)と同様に、画像データから生成した表示用イメージを表示部2に表示している。
S401からS403までは、図3のフローチャートのS301からS303と同様である。
S401からS403までは、図3のフローチャートのS301からS303と同様である。
S401でシステム制御部21は、操作入力用撮像部5を起動制御して、操作子画像の入力を開始する。
S402でシステム制御部21は、操作者の操作子を検出したか否かを判断する。操作子を検出したと判断した場合、S403に進み、検出していない場合はS402の判断のステップに戻る。
S403でシステム制御部21は、ジェスチャ認識部17で指の形状の認識する操作子認識処理を行う。認識された指の形状から操作者のジェスチャを識別する。
S402でシステム制御部21は、操作者の操作子を検出したか否かを判断する。操作子を検出したと判断した場合、S403に進み、検出していない場合はS402の判断のステップに戻る。
S403でシステム制御部21は、ジェスチャ認識部17で指の形状の認識する操作子認識処理を行う。認識された指の形状から操作者のジェスチャを識別する。
S404でシステム制御部21は、ジェスチャ認識部17の出力結果から、操作者が「つまむジェスチャ」のジェスチャ動作をしたか否かを判断する。「つまむジェスチャ」のジェスチャ動作をしたと判断した場合、S405に進み、していないと判断した場合、S402の判断のステップに戻る。
S405でシステム制御部21は、操作者の認証情報を取得する認証情報取得処理を行う。認証情報の取得は、送信端末61の場合と同様に、操作入力用撮像部5で撮像された操作子画像データを分析して得られる。
次に、システム制御部21は、S406で無線通信部6を起動制御し、S407で送信準備状態である送信端末が周囲にないかを探索する。送信端末がBeaconなどの信号で発信している場合は、システム制御部21はその信号を探索することで接続する端末を判断する。
次に、システム制御部21は、S406で無線通信部6を起動制御し、S407で送信準備状態である送信端末が周囲にないかを探索する。送信端末がBeaconなどの信号で発信している場合は、システム制御部21はその信号を探索することで接続する端末を判断する。
送信端末が見つかると、S408でシステム制御部21は、S405で取得した認証情報を送信端末に送信して、S409で送信端末から認証情報が一致したことの通知を待つ。認証情報が一致しなかった場合、認証情報が適切に取得できなかったり、意図した送信端末に認証情報を送信しなかったりすることが原因として考えられるため、S406の認証情報の取得に戻る。
S409で認証情報が一致した場合S410に進む。受信端末62のシステム制御部21は、S409で認証情報が一致したことの通知を受信すると、図6の(A)の画面内容が表示されている状態から、図6(D)の表示内容に切り替えて、転送先フォルダの候補606、607、608、609を表示する。
図6(D)では、転送される画像データの表示用イメージがないため、システム制御部21は点線の矩形領域で転送予定の画像データを表示する。図6(D)の表示内容に切り替えることによって、操作者に対して、送信端末61から受信端末62に選択した画像データの転送が可能であることを識別可能に表示できる。
S410で送信端末61から受信する画像データの表示用イメージを受信すると、S411でシステム制御部21は、図6(E)に示したように、操作者の指612の位置に連動して受信する画像データの表示用イメージ611を表示する。また、システム制御部21は、操作者の指612の位置に表示されているフォルダ607を転送予定のフォルダとして選択する。
次に、S412でシステム制御部21は、操作者が「離すジェスチャ」のジェスチャ動作をしたか否かを判断する。「離すジェスチャ」のジェスチャ動作をしたと判断した場合、S413に進み、していないと判断した場合、S412の判断のステップに戻る。
S413でシステム制御部21は、図6(E)に示したように、操作者の指612の位置に表示されているフォルダ607を転送先のフォルダと決定して、S414で画像データの転送要求を送信端末61に送信する転送要求送信処理を行う。
S415で画像データを受信する画像データ受信処理を行う。また、これと同時に、画像データの受信中であることをダイアログボックスなどを使って表示する。画像データの受信を完了すると、S416で転送先のフォルダ607に受信した画像データを保存する。
次に、S417でシステム制御部21は無線通信部6を停止して終了する。
S415で画像データを受信する画像データ受信処理を行う。また、これと同時に、画像データの受信中であることをダイアログボックスなどを使って表示する。画像データの受信を完了すると、S416で転送先のフォルダ607に受信した画像データを保存する。
次に、S417でシステム制御部21は無線通信部6を停止して終了する。
以上説明したように、本実施形態の送信端末は、操作者が「離すジェスチャ」から「つまむジェスチャ」に連続してジェスチャ動作することで、送信指示が入力されると略同時に、操作子画像から認証情報を取得して一定期間有効な送信準備状態に移行する。
操作者が「つまむジェスチャ」のジェスチャ動作のまま受信端末の画面上に操作子を移動することによって、受信端末は、受信指示が入力されるのと略同時に操作子画面から認証情報を取得するよう動作する。これによって、あらかじめ、画像データの送信を許可する機器のIDを登録するといった作業が不要で、送信指示および受信指示と連動した簡単な操作で端末間の認証をとることができる。これにより、わかりやすい操作方法を実現することができる。
さらに、送信指示および受信指示と連動して無線通信部6の起動を行うため、無線通信部6を常時稼働させる必要がなく、消費電力を軽減できる。無線通信部6の他に有線による通信部を設けてもよい。
また、操作者の送信指示入力から一定期間有効な送信準備状態の最中だけ、受信端末からの転送要求を待てばよいため、処理の負荷を軽減できる。また、不特定期間の転送要求を想定しなくてよいため、セキュリティ上の安全性が高い。
また、操作者の送信指示入力から一定期間有効な送信準備状態の最中だけ、受信端末からの転送要求を待てばよいため、処理の負荷を軽減できる。また、不特定期間の転送要求を想定しなくてよいため、セキュリティ上の安全性が高い。
また、あらかじめ、画像データの送信を許可する機器のIDを登録するといった場合、送信を許可する機器の分だけ、IDを登録する記憶領域を定常的に必要とする。それに対して、本実施形態によれば、画像データの転送をするときに、送信端末と受信端末でそれぞれ認証情報を取得するため、一時的な記憶領域で実現できる。
また、送信端末で認証情報を取得するときと、受信端末で認証情報を取得するときに、操作入力用撮像部5で操作子画像データを撮像するときの明るさや光源といった撮影条件が同一になるので、認証精度が高い。
以上説明した実施形態は、デジタルカメラとデジタルカメラとの間の画像データの転送の例を説明した。しかし、本発明はこれに限定されることがなく、デジタルビデオカメラ、携帯型情報端末(PDA)、携帯電話、携帯型オーディオプレーヤー、プリンタ等の電子機器間の画像データの転送にも適用できる。
また、以上説明した実施形態は、画像データの転送を対象としたが、動画ファイルや音声ファイル、ドキュメントファイルなどでもよい。
また、以上説明した実施形態は、画像データの転送を対象としたが、動画ファイルや音声ファイル、ドキュメントファイルなどでもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、認証情報として操作者の顔画像データを使用する構成について述べる。
この場合、送信端末と受信端末は、それぞれ操作入力用撮像部5とは別に、操作者の顔画像を撮像し、顔画像データを取得するための撮像部を表示部2の周囲に持つようにする。それ以外の構成は図2と同様である。
第2の実施形態では、認証情報として操作者の顔画像データを使用する構成について述べる。
この場合、送信端末と受信端末は、それぞれ操作入力用撮像部5とは別に、操作者の顔画像を撮像し、顔画像データを取得するための撮像部を表示部2の周囲に持つようにする。それ以外の構成は図2と同様である。
送信端末で、顔画像データを取得するタイミングは、図3のフローチャートのS305の認証情報取得処理の段階になる。それ以外の動作の流れは図3のフローチャートと同様である。
受信端末で、顔画像データを取得するタイミングは、図4のフローチャートのS405の認証情報取得処理の段階になる。それ以外の動作の流れは図4のフローチャートと同様である。
受信端末で、顔画像データを取得するタイミングは、図4のフローチャートのS405の認証情報取得処理の段階になる。それ以外の動作の流れは図4のフローチャートと同様である。
送信端末のシステム制御部21は、S305で取得した送信端末の操作者の認証情報である顔画像データと、受信端末からの認証情報である顔画像データの特徴量を比較するなどしてマッチングを行う。そして、認証情報が一致したと判断した場合、送信端末のシステム制御部21は、認証情報が一致したことを受信端末に送信する。
なお、認証情報は、顔画像データから得られる情報と、操作子画像データを分析して得られる情報を併用してもよい。
なお、認証情報は、顔画像データから得られる情報と、操作子画像データを分析して得られる情報を併用してもよい。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、タッチパネル23を使って操作者のジェスチャを識別する構成について述べる。
この場合、S302とS303で、操作入力用撮像部5で撮像された操作子画像データを使って操作者のジェスチャを識別する代わりの処理を行う。例えば、操作者が送信端末のタッチパネル23を指で触れると(タッチダウン操作)、システム制御部21は、表示画面上でタッチダウンした位置に表示されている画像データを送信対象として選択する。
第3の実施形態では、タッチパネル23を使って操作者のジェスチャを識別する構成について述べる。
この場合、S302とS303で、操作入力用撮像部5で撮像された操作子画像データを使って操作者のジェスチャを識別する代わりの処理を行う。例えば、操作者が送信端末のタッチパネル23を指で触れると(タッチダウン操作)、システム制御部21は、表示画面上でタッチダウンした位置に表示されている画像データを送信対象として選択する。
また、S403で、操作入力用撮像部5で撮像された操作子画像データを使って操作者のジェスチャを識別する代わりの処理を行う。例えば、操作者が受信端末のタッチパネル23を指で触れると(タッチダウン操作)、システム制御部21は、表示画面上でタッチダウンした位置に表示されているフォルダが転送先のフォルダと判断する。
それ以外の送信端末の動作の流れは、図3のフローチャートと同様であり、受信端末の動作の流れは、図4のフローチャートと同様である。認証情報は第1の実施形態で説明したように、操作子画像データを分析して得られる情報を使用してもよいし、第2の実施形態で説明したように顔画像データから得られる情報を使用してもよい。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワークまたは各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワークまたは各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
1 デジタルカメラ
2 表示部
3 シャッターボタン
4 電源スイッチ
5 操作入力用撮像部
6 無線通信部
7 記録媒体
8 バリア
9 レンズ
10 シャッター
11 撮像部
12 A/D変換部
13 画像処理部
14 表示画像生成部
15 メモリ制御部
17 ジェスチャ認識部
18 D/A変換部
19 メモリ
20 I/F
21 システム制御部
22 タッチパネル制御部
23 タッチパネル
24 電源制御部
25 電源部
26 不揮発性メモリ
27 システムメモリ
2 表示部
3 シャッターボタン
4 電源スイッチ
5 操作入力用撮像部
6 無線通信部
7 記録媒体
8 バリア
9 レンズ
10 シャッター
11 撮像部
12 A/D変換部
13 画像処理部
14 表示画像生成部
15 メモリ制御部
17 ジェスチャ認識部
18 D/A変換部
19 メモリ
20 I/F
21 システム制御部
22 タッチパネル制御部
23 タッチパネル
24 電源制御部
25 電源部
26 不揮発性メモリ
27 システムメモリ
Claims (12)
- 受信端末からの取得要求に応答して、画像データを送信する送信端末と、送信端末から画像データを受信する受信端末とから構成される画像データ転送システムであって、
前記送信端末は、送信候補の画像データのビットマップイメージを表示する表示手段と、
送信する画像データの選択、および画像データの送信指示を入力するための操作子を認識する操作子認識手段と、
前記操作子を操作する操作者の認証情報を取得する認証情報取得手段とを備え、
前記受信端末は、画像データの受信指示を入力するための操作子を認識する操作子認識手段と、
前記操作子を操作する操作者の認証情報を取得する認証情報取得手段とを備え、
前記送信端末は、送信指示の入力とともに操作者の認証情報を取得して一定期間有効な送信準備状態に移行し、
前記受信端末は、受信指示の入力とともに操作者の認証情報を取得して送信端末に転送要求を送信し、
前記送信準備状態の期間内において、
前記送信端末が取得した認証情報と、前記受信端末が受信した認証情報とが一致したか否かの判断を行い、
認証情報が一致したと判断した場合に、選択された画像データの送信端末から受信端末への転送を許可し、
前記送信準備状態の期間外において、選択された画像データの送信端末から受信端末への転送を許可しないことを特徴とする画像データ転送システム。 - 前記送信端末は、操作者の認証情報を取得したことを操作者に識別可能に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像データ転送システム。
- 前記送信端末は、認証情報が一致したことを操作者に識別可能に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の画像データ転送システム。
- 前記受信端末は、認証情報が一致したことを操作者に識別可能に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像データ転送システム。
- 前記送信端末の送信準備状態で、複数の受信端末から取得要求を受信した場合、
最初に認証情報が一致したと判断した受信端末にのみ、選択された画像データの転送を許可することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像データ転送システム。 - 前記送信端末は無線あるいは有線による通信手段を備え、
送信指示の入力と同時に前記通信手段を起動させることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像データ転送システム。 - 前記受信端末は無線あるいは有線による通信手段を備え、
受信指示の入力と同時に前記通信手段を起動させることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像データ転送システム。 - 前記操作子は操作者の指であり、
前記送信端末および前記受信端末の認証情報取得手段は、操作者の認証情報として操作子の形状に関する情報、大きさに関する情報、指紋情報の少なくともひとつを取得することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の画像データ転送システム。 - 前記送信端末および前記受信端末の認証情報取得手段は、操作者の認証情報として操作者の顔画像データを取得することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の画像データ転送システム。
- 受信端末からの取得要求に応答して、画像データを送信する送信端末と、送信端末から画像データを受信する受信端末とから構成される画像データ転送システムの制御方法であって、
前記送信端末として動作する場合は、送信指示の入力とともに操作者の認証情報を取得して一定期間有効な送信準備状態に移行する工程と、
前記送信準備状態の期間内において、
前記送信端末が取得した認証情報と、前記受信端末が受信した認証情報とが一致したか否かの判断を行う工程と、
認証情報が一致したと判断した場合に、選択された画像データの送信端末から受信端末への転送を許可する工程と、
前記送信準備状態の期間外において、選択された画像データの送信端末から受信端末への転送を許可しない工程とを備え、
前記受信端末として動作する場合は、受信指示の入力とともに操作者の認証情報を取得して送信端末に転送要求を送信する工程を備えることを特徴とする画像データ転送システムの制御方法。 - 受信端末からの取得要求に応答して、画像データを送信する送信端末と、送信端末から画像データを受信する受信端末とから構成される画像データ転送システムの制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記送信端末として動作する場合は、送信指示の入力とともに操作者の認証情報を取得して一定期間有効な送信準備状態に移行する工程と、
前記送信準備状態の期間内において、
前記送信端末が取得した認証情報と、前記受信端末が受信した認証情報とが一致したか否かの判断を行う工程と、
認証情報が一致したと判断した場合に、選択された画像データの送信端末から受信端末への転送を許可する工程と、
前記送信準備状態の期間外において、選択された画像データの送信端末から受信端末への転送を許可しない工程とをコンピュータに実行させ、
前記受信端末として動作する場合は、受信指示の入力とともに操作者の認証情報を取得して送信端末に転送要求を送信する工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項11に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013265995A JP2015121988A (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | 画像データ転送システム及び画像データ転送システムの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013265995A JP2015121988A (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | 画像データ転送システム及び画像データ転送システムの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015121988A true JP2015121988A (ja) | 2015-07-02 |
Family
ID=53533536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013265995A Pending JP2015121988A (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | 画像データ転送システム及び画像データ転送システムの制御方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2015121988A (ja) |
-
2013
- 2013-12-24 JP JP2013265995A patent/JP2015121988A/ja active Pending
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