JP2015121802A - 音声符号化装置及び音声符号化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声品質を劣化させることなく、音声コーデックの計算量を削減すること。
【解決手段】ベクトル量子化装置において、第1参照ベクトル算出部(201)が、ターゲットベクトルxに対して聴感重み付けLPC合成フィルタHを掛けることにより、第1参照ベクトルを算出し、第2参照ベクトル算出部(202)が、ハイパス特性を有するフィルタを第1参照ベクトルの要素に掛けることにより、第2参照ベクトルを算出する。そして、極性予備選択部(205)が、第2参照ベクトルの要素の極性に基づいて、極性として正または負のいずれかが選択された単位パルスを、前記要素の位置に配置することにより、極性ベクトルを生成する。
【選択図】図3

Description

本開示は、音声符号化装置及び音声符号化方法に関する。
移動体通信においては伝送帯域の有効利用のために音声または画像のディジタル情報の圧縮符号化が必須である。その中でも携帯電話で広く利用されている音声コーデック(符号化/復号)技術に対する期待は大きく、圧縮率の高い従来の高効率符号化に更によりよい音質の要求が強まっている。また、音声通信は公衆で使用されるため、標準化が必須であり、それに伴う知的財産権の価値の大きさゆえに世界各国の企業において研究開発が盛んに行われている。
近年、多層構造を持つスケーラブルコーデックは、ITU−T(International Telecommunication Union - Telecommunication Standardization Sector)およびMPEG(Moving Picture Experts Group)で標準化が検討されており、より効率的で高品質の音声コーデックが求められている。
20年前に確立された音声の発声機構をモデル化してベクトル量子化を応用した基本方式であるCELP(Code Excited Linear Prediction)によって大きく性能を向上させた音声符号化技術は、ITU−T標準G.729、G.722.2、ETSI(European Telecommunications Standards Institute)標準AMR(Adaptive Multi-Rate)、AMR−WB(Wide Band)、3GPP2(Third Generation Partnership Project 2)標準VMR−WB(Variable Multi-Rate -Wide Band)等の標準方式として広く使用されている(例えば、非特許文献1参照)。
上記非特許文献1の固定符号帳探索("3.8 Fixed codebook - Structure and search”に記載)には、代数的符号帳によって構成された固定符号帳の探索についての説明がある。この固定符号帳の探索では、まず、式(53)の分子項を算出するために用いられる、聴感重み付けフィルタを通した入力音声から聴感重み付けLPC合成フィルタを乗じた適応コードブックベクトル(式(44))を減じて得られたターゲットシグナル(x’(i)、式(50))に、聴感重み付けLPC合成フィルタを用いた合成(式(52))により得られたベクトル(d(n))を求め、そのベクトルの要素の極性(正負)により、各要素に対応する位置のパルスの極性を予備選択する。次に、多重ループでパルスの位置を探索する。このとき、極性の探索は、省略される。
また、特許文献1には、非特許文献1に開示されている極性(正負)の予備選択と、計算量を節約するための前処理とに関する記載がある。特許文献1に開示されている技術により、代数的符号帳の探索の計算量は、大きく削減される。このため、特許文献1に開示されている技術は、ITU−T標準G.729に採用され、広く使用されている。
特表平11−501131号公報
ITU−T標準G.729 ITU−T標準G.718
しかしながら、予備選択により選択されたパルスの極性は、位置及び極性を全探索した場合のパルスの極性とかなりの割合で同じになるものの、極性が合わない「誤選択」の場合が出てくる。この場合には、パルスの極性として最適でないものを選んだことになり、結果として、音質の劣化に繋がる。一方、広帯域音声のコーデックでは、固定符号帳のパルスの極性を予備選択する方法は、上述のように計算量削減に大きな効果がある。従って、固定符号帳のパルスの極性を予備選択する方法は、ITU−T標準G.729の様な国際標準方式にも採用されている。しかし、極性の誤選択による音質劣化は、重大な問題として残っている。
本開示の一態様は、音声品質を劣化させることなく、音声コーデックの計算量を削減することができる音声符号化装置及び音声符号化方法を提供することである。
本開示の一態様に係るベクトル量子化装置は、複数のコードベクトルにより構成される代数的符号帳を用いたパルス探索を行い、符号化歪みが最小となるコードベクトルを示す符号を得るベクトル量子化装置であって、符号化対象であるターゲットベクトルに対して、音声のスペクトル特性に関するパラメータを適用することにより、第1参照ベクトルを算出する第1ベクトル算出手段と、ハイパス特性を有するフィルタを、前記第1参照ベクトルに掛けることにより、第2参照ベクトルを算出する第2ベクトル算出手段と、前記第2参照ベクトルの要素の極性に基づいて、極性として正または負のいずれかが選択された単位パルスを、前記要素の位置に配置することにより、極性ベクトルを生成する極性選択手段と、を具備する。
本開示の一態様に係る音声符号化装置は、入力される音声信号を、複数のコードベクトルにより構成される代数的符号帳を用いたパルス探索を行うことにより符号化する音声符号化装置であって、前記音声信号を用いて、聴感的特性に関する第1パラメータとスペクトル特性に関する第2パラメータとを算出し、前記第1パラメータと前記第2パラメータとを用いて、符号化対象であるターゲットベクトルを生成するターゲットベクトル生成手段と、記第1パラメータと前記第2パラメータとを用いて、前記聴感的特性及び前記スペクトル特性の両方の特性に関する第3パラメータを生成するパラメータ算出手段と、前記ターゲットベクトルに対して前記第3パラメータを適用することにより、第1参照ベクトルを算出する第1ベクトル算出手段と、ハイパス特性を有するフィルタを、前記第1参照ベクトルに掛けることにより、第2参照ベクトルを算出する第2ベクトル算出手段と、前記第2参照ベクトルの要素の極性に基づいて、極性として正または負のいずれかが選択された単位パルスを、前記要素の位置に配置することにより、極性ベクトルを生成する極性選択手段と、を具備する。
本開示の一態様に係るベクトル量子化方法は、複数のコードベクトルにより構成される代数的符号帳を用いたパルス探索を行い、符号化歪みが最小となるコードベクトルを示す符号を得るベクトル量子化方法であって、符号化対象であるターゲットベクトルに対して、音声のスペクトル特性に関するパラメータを適用することにより、第1参照ベクトルを算出するステップと、ハイパス特性を有するフィルタを、前記第1参照ベクトルに掛けることにより、第2参照ベクトルを算出するステップと、前記第2参照ベクトルの要素の極性に基づいて、極性として正または負のいずれかが選択された単位パルスを、前記要素の位置に配置することにより、極性ベクトルを生成するステップと、を具備する。
本開示の一態様に係る音声符号化方法は、入力される音声信号を、複数のコードベクトルにより構成される代数的符号帳を用いたパルス探索を行うことにより符号化する音声符号化方法であって、前記音声信号を用いて、聴感的特性に関する第1パラメータとスペクトル特性に関する第2パラメータとを算出し、前記第1パラメータと前記第2パラメータとを用いて、符号化対象であるターゲットベクトルを生成するターゲットベクトル生成ステップと、前記第1パラメータと前記第2パラメータとを用いて、前記聴感的特性及び前記スペクトル特性の両方の特性に関する第3パラメータを生成するパラメータ算出ステップと、前記ターゲットベクトルに対して前記第3パラメータを適用することにより、第1参照ベクトルを算出する第1ベクトル算出ステップと、ハイパス特性を有するフィルタを、前記第1参照ベクトルに掛けることにより、第2参照ベクトルを算出する第2ベクトル算出ステップと、前記第2参照ベクトルの要素の極性に基づいて、極性として正または負のいずれかが選択された単位パルスを、前記要素の位置に配置することにより、極性ベクトルを生成する極性選択ステップと、を有する。
本開示の一態様によれば、固定符号帳のパルスの極性の予備選択における誤選択を少なくすることにより、音声品質を劣化させることなく、音声コーデックの計算量を削減できる。
本発明の一実施の形態に係るCELP符号化装置の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る固定符号帳探索装置の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係るベクトル量子化装置の構成を示すブロック図
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るCELP符号化装置100の基本構成を示すブロック図である。多くの標準方式に採用されているように、CELP符号化装置100は、適応符号帳探索装置、固定符号帳探索装置、およびゲイン符号帳探索装置を含んでいる。図1は、これら3つの装置をまとめて簡略化した基本構成を示している。
図1において、CELP符号化装置100は、声道情報と音源情報とからなる音声信号を、声道情報については、LPCパラメータ(線形予測係数)を求めることにより符号化し、音源情報については、予め記憶されている音声モデルのいずれを用いるかを特定するインデックスを求めることにより符号化する。すなわち、音源情報については、適応符号帳103および固定符号帳104でどのような音源ベクトル(コードベクトル)を生成するかを特定するインデックス(符号)を求めることにより符号化する。
図1において、CELP符号化装置100は、LPC分析部101と、LPC量子化部102と、適応符号帳103と、固定符号帳104と、ゲイン符号帳105と、乗算器106、107と、LPC合成フィルタ109と、加算器110と、聴感重み付け部111と、歪み最小化部112とを有する。
LPC分析部101は、音声信号に対して線形予測分析を施し、スペクトル包絡情報であるLPCパラメータを求め、求めたLPCパラメータをLPC量子化部102および聴感重み付け部111に出力する。
LPC量子化部102は、LPC分析部101から出力されたLPCパラメータを量子化し、得られた量子化LPCパラメータをLPC合成フィルタ109に出力する。また、LPC量子化部102は、量子化LPCパラメータのインデックスを、CELP符号化装置100の外部へ出力する。
適応符号帳103は、LPC合成フィルタ109で使用された過去の駆動音源を記憶する。そして、適応符号帳103は、後述する歪み最小化部112から指示されたインデックスに対応する適応符号帳ラグに従って、記憶している駆動音源から、1サブフレーム分の音源ベクトルを生成する。この音源ベクトルは、適応符号帳ベクトルとして乗算器106に出力される。
固定符号帳104は、所定形状の音源ベクトルを複数個予め記憶している。そして、固定符号帳104は、歪み最小化部112から指示されたインデックスに対応する音源ベクトルを、固定符号帳ベクトルとして乗算器107に出力する。ここで、固定符号帳104は代数的音源であり、代数的符号帳を用いた場合について説明する。代数的音源とは、多くの標準コーデックに採用されている音源である。
なお、上記の適応符号帳103は、有声音のように周期性の強い成分を表現するために使われ、一方、固定符号帳104は、白色雑音のように周期性の弱い成分を表現するために使われる。
ゲイン符号帳105は、歪み最小化部112からの指示に従って、適応符号帳103から出力される適応符号帳ベクトル用のゲイン(適応符号帳ゲイン)、および固定符号帳104から出力される固定符号帳ベクトル用のゲイン(固定符号帳ゲイン)を生成し、それぞれ乗算器106、107に出力する。
乗算器106は、ゲイン符号帳105から出力された適応符号帳ゲインを、適応符号帳103から出力された適応符号帳ベクトルに乗じ、乗算後の適応符号帳ベクトルを加算器108に出力する。
乗算器107は、ゲイン符号帳105から出力された固定符号帳ゲインを、固定符号帳104から出力された固定符号帳ベクトルに乗じ、乗算後の固定符号帳ベクトルを加算器108に出力する。
加算器108は、乗算器106から出力された適応符号帳ベクトルと、乗算器107から出力された固定符号帳ベクトルとを加算し、加算後の音源ベクトルを駆動音源としてLPC合成フィルタ109に出力する。
LPC合成フィルタ109は、LPC量子化部102から出力された量子化LPCパラメータをフィルタ係数とし、適応符号帳103および固定符号帳104で生成される音源ベクトルを駆動音源としたフィルタ関数を生成する。すなわち、LPC合成フィルタ109は、LPC合成フィルタを用いて、適応符号帳103および固定符号帳104で生成される音源ベクトルの合成信号を生成する。この合成信号は、加算器110に出力される。
加算器110は、LPC合成フィルタ109で生成された合成信号を音声信号から減算することによって誤差信号を算出し、この誤差信号を聴感重み付け部111に出力する。なお、この誤差信号が符号化歪みに相当する。
聴感重み付け部111は、加算器110から出力された符号化歪みに対して聴感的な重み付けを施し、歪み最小化部112に出力する。
歪み最小化部112は、聴感重み付け部111から出力された符号化歪みが最小となるような、適応符号帳103、固定符号帳104およびゲイン符号帳105の各インデックス(符号)をサブフレームごとに求め、これらのインデックスを符号化情報としてCELP符号化装置100の外部に出力する。すなわち、このCELP符号化装置100に含まれる3つの装置は、それぞれサブフレームにおける符号を求めるために、適応符号帳探索装置、固定符号帳探索装置、ゲイン符号帳探索装置の順番で用いられ、それぞれの装置は、歪みが最小化されるように探索を行う。
ここで、上記の適応符号帳103および固定符号帳104に基づいて合成信号を生成し、この信号の符号化歪みを求める一連の処理は、閉ループ制御(帰還制御)となっている。従って、歪み最小化部112は、各符号帳に指示するインデックスを1サブフレーム内において様々に変化させながら各符号帳を探索し、最終的に得られる、符号化歪みを最小とする各符号帳のインデックスを出力する。
なお、符号化歪みが最小となる際の駆動音源は、サブフレームごとに適応符号帳103へフィードバックされる。適応符号帳103は、このフィードバックにより、記憶している駆動音源を更新する。
ここで、適応符号帳103の探索方法について説明する。一般的に、適応符号帳ベクトルと固定符号帳ベクトルとは、それぞれ適応符号帳探索装置および固定符号帳探索装置により、オープンループで(別々のループで)探索される。適応音源ベクトルの探索とインデックス(符号)の導出とは、以下の式(1)の符号化歪みを最小化する音源ベクトルを探索することにより、行われる。
Figure 2015121802
E:符号化歪み、x:ターゲットベクトル(聴感重み付け音声信号)、p:適応符号帳ベクトル、H:聴感重み付けLPC合成フィルタ(インパルス応答の行列)、g:適応符号帳ベクトルの理想ゲイン
ここで、ゲインgが理想ゲインであるとすると、上式(1)をgで偏微分した式が0になることを利用して、gを消去できる。従って、上式(1)は、以下の式(2)のコスト関数に変形できる。なお、式(2)において添字tはベクトルの転置を示す。
Figure 2015121802
つまり、上式(1)の符号化歪みEを最小にする適応符号帳ベクトルpは、上式(2)のコスト関数を最大にするものである。ただし、ターゲットベクトルxと、インパルス応答Hが畳み込まれた適応符号帳ベクトル(合成された適応符号帳ベクトル)Hpとが正の相関を持つ場合に限定するために、式(2)の分子項を2乗せずに、分母項の平方根を取ることとする。すなわち、式(2)の分子項は、ターゲットベクトルxと、合成された適応符号帳ベクトルHpとの相関値を表し、式(2)の分母項は、合成された適応符号帳ベクトルHpのパワの平方根を表す。
よって、適応符号帳103の探索の際、CELP符号化装置100は、上式(2)に示すコスト関数を最大にする適応符号帳ベクトルpを探索し、コスト関数を最大にする適応符号帳ベクトルのインデックス(符号)を、CELP符号化装置100の外部へ出力する。
次に、固定符号帳104の探索方法について説明する。図2は、本実施の形態に係る固定符号帳探索装置150の構成を示すブロック図である。上述のように、符号化対象のサブフレームにおいて、適応符号帳探索装置(図示せず)による探索の次に、固定符号帳探索装置150による探索が行われる。図2は、図1のCELP符号化装置から、固定符号帳探索装置150を構成する部分を取り出すとともに、実際に構成する際に必要とする具体的な構成要素も追加して記載したものである。図2において、図1の構成要素と同じ機能・動作を行うものは、図1と同様の構成要素番号を付して説明を省略する。なお、以下の説明においては、パルス数2本、サブフレーム長(ベクトルの長さ)64サンプルとする。
固定符号帳探索装置150は、LPC分析部101、LPC量子化部102、適応符号帳103、乗算器106、LPC合成フィルタ109、聴感重み付けフィルタ係数計算部151、聴感重み付けフィルタ152および153、加算器154、聴感重み付けLPC合成フィルタ係数計算部155、固定符号帳対応テーブル156、および、歪み最小化部157を有する。
固定符号帳探索装置150に入力された音声信号は、LPC分析部101および聴感重み付けフィルタ152に入力される。LPC分析部101は、音声信号に対して線形予測分析を施し、スペクトル包絡情報であるLPCパラメータを求める。ただし、通常は適応符号帳探索時に求められているので、ここではそれを用いる。このLPCパラメータは、LPC量子化部102および聴感重み付けフィルタ係数計算部151に送られる。
LPC量子化部102は、入力されるLPCパラメータを量子化して量子化LPCパラメータを生成し、LPC合成フィルタ109に出力するとともに、量子化LPCパラメータを、LPC合成フィルタパラメータとして、聴感重み付けLPC合成フィルタ係数計算部155へ出力する。
LPC合成フィルタ109は、すでに適応符号帳探索により求められている適応符号帳インデックスに対応して適応符号帳103から出力された適応音源を、ゲインを乗算する乗算器106を介して入力する。LPC合成フィルタ109は、ゲインを乗算されて入力された適応音源に対して、量子化LPCパラメータを用いてフィルタリングを行い、適応音源ベクトルの合成信号を生成する。
聴感重み付けフィルタ係数計算部151は、入力するLPCパラメータを用いて聴感重み付けフィルタ係数を算出し、聴感重み付けフィルタパラメータとして、聴感重み付けフィルタ152、153、および聴感重み付けLPC合成フィルタ係数計算部155へ出力する。
聴感重み付けフィルタ152は、入力される音声信号に対して、聴感重み付けフィルタ係数計算部151から入力される聴感重み付けフィルタパラメータを用いて聴感重み付けフィルタリングを行い、聴感重み付けされた音声信号を加算部154に出力する。
聴感重み付けフィルタ153は、入力される適応音源ベクトルの合成信号に対して、聴感重み付けフィルタ係数計算部151から入力される聴感重み付けフィルタパラメータを用いて聴感重み付けフィルタリングを行い、聴感重み付けされた合成信号を加算部154に出力する。
加算部154は、聴感重み付けフィルタ152から出力された聴感重み付けされた音声信号と、聴感重み付けフィルタ153から出力された聴感重み付けされた合成信号の極性を反転した信号とを加算することにより、符号化対象であるターゲットベクトルを生成して、歪み最小化部157へ出力する。
聴感重み付けLPC合成フィルタ係数計算部155は、LPC量子化部102からLPC合成フィルタパラメータを入力するとともに、聴感重み付けフィルタ係数計算部151から聴感重み付けフィルタパラメータを入力し、これらを用いて聴感重み付けLPC合成フィルタパラメータを生成し、歪み最小化部157へ出力する。
固定符号帳対応テーブル156は、固定符号帳ベクトルを構成するパルスの位置情報と極性情報とを、インデックスと対応付けて格納する。固定符号帳対応テーブル156は、歪み最小化部157からインデックスを指定されると、そのインデックスに対応するパルスの位置情報を、歪み最小化部157へ出力する。
歪み最小化部157は、加算部154からターゲットベクトルを、聴感重み付けLPC合成フィルタ係数計算部155から聴感重み付けLPC合成フィルタパラメータを入力する。また、歪み最小化部157は、固定符号帳対応テーブル156に対してインデックスを出力し、インデックスに対応するパルスの位置情報と極性情報とを入力することを、あらかじめ設定した探索ループの回数だけ繰り返す。歪み最小化部157は、ターゲットベクトルおよび聴感重み付けLPC合成パラメータを適用し、符号化歪みが最小となる固定符号帳のインデックス(符号)を探索ループにより求めて出力する。歪み最小化部157の具体的な構成および動作については、以下に詳述する。
図3は、本実施の形態にかかる歪み最小化部157の内部構成を示すブロック図である。歪み最小化部157は、ターゲットベクトルを符号化対象として入力し、量子化を行う、ベクトル量子化装置である。
歪み最小化部157は、ターゲットベクトルxを入力とする。このターゲットベクトルxは、図2における加算器154から出力される。算出式は、次の式(3)で表される。
Figure 2015121802
x:ターゲットベクトル(聴感重み付け音声信号)、y:入力音声(図1の「音声信号」に相当)、g:適応符号帳ベクトルの理想ゲイン(スカラ)、H:聴感重み付けLPC合成フィルタ(マトリクス)、p:適応音源(適応符号帳ベクトル)、W:聴感重み付けフィルタ(マトリクス)
すなわち、式(3)に示すように、ターゲットベクトルxは、聴感重み付けフィルタWを乗ぜられた入力音声yから、適応符号帳探索の際に得られる理想ゲインgおよび聴感重み付けLPC合成フィルタHを乗じた適応音源pを減ずることにより、求められる。
図3において、歪み最小化部157(ベクトル量子化装置)は、第1参照ベクトル算出部201と、第2参照ベクトル算出部202と、フィルタ係数格納部203と、分母項前処理部204と、極性予備選択部205と、パルス位置探索部206とを有する。パルス位置探索部206は、一例として、分子項計算部207、分母項計算部208、および、歪み評価部209により構成される。
第1参照ベクトル算出部201は、ターゲットベクトルxと、聴感重み付けLPC合成フィルタHとを用いて、第1参照ベクトルを算出する。算出式は、次の式(4)で表される。
Figure 2015121802
v:第1参照ベクトル、添字t:ベクトルの転置
すなわち、式(4)に示すように、第1参照ベクトルは、ターゲットベクトルxに対して、聴感重み付けLPC合成フィルタHを掛けることにより、求められる。
分母項前処理部204は、式(2)の分母項を算出するためのマトリクス(以下、「参照マトリクス」と呼ぶ)を算出する。算出式は、次の式(5)で表される。
Figure 2015121802
M:参照マトリクス
すなわち、式(5)に示すように、参照マトリクスは、聴感重み付けLPC合成フィルタHのマトリクスを掛け合わせることにより、求められる。この参照マトリクスは、コスト関数の分母項であるパルスのパワを求めるために、使用される。
第2参照ベクトル算出部202は、フィルタ係数格納部203に格納されたフィルタ係数を用いて、第1参照ベクトルにフィルタを掛ける。ここでは、フィルタの次数を3次とし、このフィルタ係数を{−0.35、1.0、−0.35}とする。このフィルタにより第2参照ベクトルを算出するアルゴリズムは、次の式(6)で表される。
Figure 2015121802
:第2参照ベクトル、i:ベクトルの要素のインデックス
すなわち、式(6)に示すように、第2参照ベクトルは、第1参照ベクトルに対してMA(Moving Average)型のフィルタを掛けることにより、求められる。ここで用いられるフィルタは、ハイパス特性を有している。なお、本実施の形態では、ベクトルからはみ出た部分を計算に使用する場合にはその部分の値をゼロと仮定する。
極性予備選択部205は、第1に、第2参照ベクトルの各要素の極性を調べて、極性ベクトル(つまり、+1と−1を要素とするベクトル)を生成する。すなわち、第2参照ベクトルの要素の極性に基づいて、極性として正または負のいずれかが選択された単位パルスを、前記要素の位置に配置することにより、極性ベクトルを生成する。このアルゴリズムは、次の式(7)で表される。
Figure 2015121802
:極性ベクトル、i:ベクトルの要素のインデックス
すなわち、式(7)に示すように、極性ベクトルの要素は、第2参照ベクトルの各要素の極性が正または0ならば、+1となり、負ならば、−1とする。
極性予備選択部205は、第2に、得られた極性ベクトルを用いて、第1参照ベクトルと参照マトリックスとのそれぞれに予め極性を乗じることにより、「調整済み第1参照ベクトル」と「調整済み参照マトリクス」とを求める。この算出方法は、次の式(8)で表される。
Figure 2015121802
v^i:調整済み第1参照ベクトル、M^i,j:調整済み参照マトリクス、i,j:インデックス
すなわち、式(8)に示すように、調整済み第1参照ベクトルは、第1参照ベクトルの各要素に、各要素に対応する位置の極性ベクトルの値を乗じることにより、求められる。また、調整済み参照マトリクスは、参照マトリクスの各要素に、各要素に対応する位置の極性ベクトルの値を乗じることにより、求められる。こうすることで、調整済み第1参照ベクトルおよび調整済み参照マトリクスには、予備選択されたパルスの極性が織り込まれる。
パルス位置探索部206は、調整済み第1参照ベクトルおよび調整済み参照マトリクスを用いて、パルスの探索を行う。そして、パルス位置探索部206は、探索結果であるパルスの位置と極性とに対応する符号を出力する。すなわち、パルス位置探索手段206は、符号化歪みが最小となる最適パルスの位置を探索する。このアルゴリズムについては、非特許文献1の3.8.1章の(58)式、(59)式の前後に詳細に示されている。本実施の形態におけるベクトルおよびマトリクスと、非特許文献1の変数との対応関係は、次の式(9)に示される。
Figure 2015121802
このアルゴリズムの一例を、図3を用いて簡単に説明する。パルス位置探索部206は、極性予備選択部205から調整済み第1参照ベクトルと調整済み参照マトリクスとを入力し、調整済み第1参照ベクトルを分子項計算部207へ、調整済み参照マトリクスを分母項計算部208へ、入力する。
分子項計算部207は、入力される調整済み第1参照ベクトルに、固定符号帳対応テーブル156から入力される位置情報を適用して、非特許文献1の(53)式の分子項の値を計算する。求めた分子項の値は、歪み評価部209へ出力される。
分母項計算部208は、入力される調整済み参照マトリクスに、固定符号帳対応テーブル156から入力される位置情報を適用して、非特許文献1の(53)式の分母項の値を計算する。求めた分母項の値は、歪み評価部209へ出力される。
歪み評価部209は、分子項計算部207から分子項の値を、分母項計算部208から分母項の値を、入力して、歪み評価式(非特許文献1の(53)式)を計算する。歪み評価部209は、あらかじめ設定した探索ループの回数だけ、固定符号帳対応テーブル156に対してインデックスを出力する。固定符号帳対応テーブル156は、歪み評価部209からインデックスが入力されるごとに、そのインデックスに対応するパルスの位置情報を分子項計算部207および分母項計算部208へ出力し、そのインデックスに対応するパルスの極性情報を分母項計算部208へ出力する。このような探索ループを行うことにより、パルス位置探索部206は、符号化歪みが最小となる固定符号帳のインデックス(符号)を求めて出力する。
ここで、本発明の実施の形態の効果を検証するために行った、シミュレーション実験の結果について説明する。実験に用いたCELPは、最新の標準方式である、「ITU−T G.718」(非特許文献2参照)である。この標準方式における、2パルスの代数的符号帳を探索するモード(非特許文献2の6.8.4.1.5章を参照)に対して、従来法である非特許文献1および特許文献1の極性予備選択と、本実施の形態とのそれぞれを適応して、それぞれの効果を見ることとした。
上述した「ITU−T G.718」の2パルスモードは、本実施の形態で説明した例、つまり、パルス数2本、サブフレーム長(ベクトルの長さ)64サンプルと、同様の条件である。「ITU−T G.718」における位置と極性との探索方法としては、同時最適となる組み合わせの全探索方法が採用されているため、計算量が多い。
そこで、まず、非特許文献1および特許文献1の双方で用いられている極性予備選択方法を適用してみた。試験データとしては、様々なノイズを付加させた16音声(日本語)を用いた。
この結果、非特許文献1および特許文献1の双方で用いられている極性予備選択によって、計算量は約半分に削減される。しかしながら、同極性予備選択によって探索された極性の中には、標準方式である全探索方法で探索された極性と異なるものがかなり見られた。具体的には、平均0.9%の誤選択が見られた。この誤選択が、そのまま音質の劣化に繋がることになる。
これに対して、本実施の形態の極性予備選択を適用した場合には、計算量の削減度合いは、非特許文献1および特許文献1の双方で用いられている極性予備選択を適用した場合と同様に、約半分に削減される。本実施の形態の極性予備選択を適用した場合には、誤選択率は平均0.4%にまで減少した。すなわち、本実施の形態の極性予備選択を適用した場合には、誤選択率は、非特許文献1および特許文献1の双方で用いられている極性予備選択を適用した場合の半分以下に減少した。
以上のことから、本実施の形態の極性予備選択方法は、計算量も大幅に削減できる上に、非特許文献1および特許文献1の双方で用いられている従来の極性予備選択方法に比べて、誤選択率を圧倒的に少なくすることができるので、音声品質を向上することができることが検証された。
以上のように、本実施の形態によれば、CELP符号化装置100において、第1参照ベクトル算出部201が、ターゲットベクトルxに対して、聴感重み付けLPC合成フィルタHを掛けることにより、第1参照ベクトルを算出し、第2参照ベクトル算出部202が、ハイパス特性を有するフィルタを、第1参照ベクトルの要素に掛けることにより、第2参照ベクトルを算出する。そして、極性予備選択部205が、第2参照ベクトルの各要素の正負に基づいて、各要素位置のパルスの極性を選択する。
このように、本発明のハイパス特性を有するフィルタを用いて第2参照ベクトルを算出するという特徴により、第2参照ベクトルの要素の極性は、パルスの極性が正負に変動しやすくなる。(すなわちハイパスフィルタによって低周波成分が抑えられ、周波数の高い「形」になるということである)基礎実験の結果により、パルスの極性の誤選択は、「隣りあった位置のパルスが選ばれるときに、第1参照ベクトルでは同じ極性であっても、全探索では異なる極性のパルスが最適になる場合」に、起こる確率が高くなる傾向にあることが明らかである。したがって、本発明の「極性の変動しやすさ」により、上記の誤選択が起こる可能性を低減させることができる。そして、極性予備選択部205がこの第2参照ベクトルの各要素の正負に基づいて、各要素位置のパルスの極性を選択するので、誤選択の割合を減少させることができる。従って、音声品質を劣化させることなく、音声コーデックの計算量を削減することができる。
なお、上記説明では、パルス数2、サブフレーム長64であることを前提としたが、これらの数値は一例であり、他のどのような仕様でも本発明が有効であることは明らかである。また、式(6)に記載したように本発明ではフィルタの次数を3次にしたが、これも他の次数でもよいことは明らかである。また、上記説明で用いたフィルタの係数も、これに限ったものではない。いずれも、本発明において制限される数値や仕様ではないことは明らかである。
また、上記説明では、第1参照ベクトル算出部201で生成される第1参照ベクトルは、ターゲットベクトルxに対して、聴感重み付けLPC合成フィルタHを掛けることにより求められている。しかし、歪み最小化部157を、複数のコードベクトルにより構成される代数的符号帳を用いたパルス探索を行うことにより符号化歪みが最小となるコードベクトルを示す符号を得るベクトル量子化装置と考えた場合、ターゲットベクトルに対して適用するのは、必ずしも聴感重み付けLPC合成フィルタでなくてもよい。例えば、音声的な特徴を反映させるパラメータとして、スペクトル特性に関するパラメータのみを適用してもよい。
また、上記説明では、代数的符号帳の量子化に対して本発明を適用する場合について説明をおこなったが、本発明は、他の形態の多段(マルチチャネル)の固定符号帳に対して適用できることは明らかである。すなわち、本発明は、極性を符号化する符号帳の全てに対して適用することができる。
また、上記説明では、CELPにおける実施例を示したが、本発明はベクトル量子化に利用できる発明であるので、適用先がCELPに限られないことは明らかである。本発明は、例えば、MDCT(Modified Discrete Cosine Transform)又はQMF(Quadrature. Mirror Filter)を利用したスペクトルの量子化でも利用できるし、帯域拡張技術における低周波数領域のスペクトルの中から類似したスペクトル形状を探索するアルゴリズムにも利用できる。これにより計算量が削減される。すなわち、本発明は、極性を符号化する符号化方式の全てに適用することができる。
また、上記説明では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
2009年12月14日出願の特願2009−283247の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本開示の一態様は、音声品質を劣化させることなく、音声コーデックの計算量を削減することができるものとして有用である。
100 CELP符号化装置
101 LPC分析部
102 LPC量子化部
103 適応符号帳
104 固定符号帳
105 ゲイン符号帳
106,107 乗算器
108,110,154 加算器
109 LPC合成フィルタ
111 聴感重み付け部
112,157 歪み最小化部
150 固定符号帳探索装置
151 聴感重み付けフィルタ係数計算部
152,153 聴感重み付けフィルタ
155 聴感重み付けLPC合成フィルタ係数計算部
156 固定符号帳対応テーブル
201 第1参照ベクトル算出部
202 第2参照ベクトル算出部
203 フィルタ係数格納部
204 分母項前処理部
205 極性予備選択部
206 パルス位置探索部
207 分子項計算部
208 分母項計算部
209 歪み評価部

Claims (6)

  1. 入力された音声信号を分析して得られたLPCパラメータを用いて聴感重み付けフィルタ係数を算出する聴感重み付けフィルタ係数算出手段と、
    前記LPCパラメータを量子化して得られたLPC合成フィルタ係数と、前記聴感重み付けフィルタ係数とを用いて、聴感重み付けLPC合成フィルタを表すマトリクスに対応するパラメータを計算するパラメータ計算手段と、
    前記聴感重み付けフィルタ係数により聴感重み付けされた音声信号から、適応音源ベクトルに前記聴覚重み付けLPC合成フィルタをかけてゲインを乗じた信号を減じることにより、符号化対象であるターゲットベクトルを生成するターゲットベクトル生成手段と、
    前記聴感重み付けLPC合成フィルタを表すマトリクスに対応するパラメータと前記ターゲットベクトルが入力される歪み最小化手段と、を備え、
    前記歪み最小化手段は、
    前記ターゲットベクトルに対して、前記聴感重み付けLPC合成フィルタを表すマトリクスを乗算することにより、第1参照ベクトルを算出する第1参照ベクトル算出手段と、
    ハイパス特性を有するフィルタを、前記第1参照ベクトルに掛けることにより、第2参照ベクトルを算出する第2参照ベクトル算出手段と、
    前記第2参照ベクトルの要素の極性に基づいて、極性として正または負のいずれかが選択された単位パルスを、前記要素の位置に配置することにより、極性ベクトルを生成する極性選択手段と、
    前記パラメータを用いて前記マトリクスに前記マトリクスの転置行列を前方から乗じて参照マトリクスを算出する参照マトリクス算出手段と、
    符号化歪みが最小となる最適パルスの位置を探索するパルス位置探索手段と、
    を具備し、
    前記極性選択手段は、前記第1参照ベクトルに対して前記極性ベクトルを乗じることにより調整ベクトルを生成し、前記参照マトリクスに対して前記極性ベクトルを乗算することにより調整マトリクスを生成し、
    前記パルス位置探索手段は、前記調整ベクトルおよび前記調整マトリクスを用いて、前記最適パルスの位置を探索する、
    音声符号化装置。
  2. 前記ハイパス特性を有するフィルタは、MA(Moving Average)型のフィルタである、 請求項1に記載の音声符号化装置。
  3. 前記パルス位置探索手段は、
    歪み評価部と、
    前記調整ベクトルと、前記代数的符号帳から入力されるパルスの位置情報とを用いて、歪み評価式の分子項の値を計算する分子項計算部と、
    前記調整マトリクスと、前記代数的符号帳から入力されるパルスの位置情報とを用いて、前記歪み評価式の分母項の値を計算する分母項計算部と、
    を有し、
    前記歪み評価部は、前記分子項の値と前記分母項の値とを前記歪み評価式に適用して前記符号化歪みを計算する、
    請求項1に記載の音声符号化装置。
  4. 請求項1記載の音声符号化装置を有する通信端末装置。
  5. 請求項1記載の音声符号化装置を有する基地局装置。
  6. 入力された音声信号を分析して得られたLPCパラメータを用いて聴感重み付けフィルタ係数を算出し、
    前記LPCパラメータを量子化して得られたLPC合成フィルタ係数と、前記聴感重み付けフィルタ係数とを用いて、聴感重み付けLPC合成フィルタを表すマトリクスに対応するパラメータを計算し、
    前記聴感重み付けフィルタ係数により聴感重み付けされた音声信号から、適応音源ベクトルに前記聴覚重み付けLPC合成フィルタをかけてゲインを乗じた信号を減じることにより、符号化対象であるターゲットベクトルを生成し、
    前記ターゲットベクトルに対して前記聴感重み付けLPC合成フィルタを表すマトリクスを乗算することにより、第1参照ベクトルを算出し、
    ハイパス特性を有するフィルタを、前記第1参照ベクトルに乗算することにより、第2参照ベクトルを算出し、
    前記第2参照ベクトルの要素の極性に基づいて、極性として正または負のいずれかが選択された単位パルスを、前記要素の位置に配置することにより、極性ベクトルを生成し、
    前記パラメータを用いて前記マトリクスに前記マトリクスの転置行列を前方から乗算して参照マトリクスを算出し、
    符号化歪みが最小となる最適パルスの位置を探索し、
    前記最適パルスの位置の探索において、前記第1参照ベクトルに対して前記極性ベクトルを乗算することにより生成される調整ベクトル、および、前記参照マトリクスに対して前記極性ベクトルを乗じることにより生成される調整マトリクスを用いる、
    音声符号化方法。
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