JP2015120212A - ねじ締付け装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ねじ締付け時に生じる反力による大きな振動の設備側への伝達を抑制する設備のコストを低減する。設備コストの低減を簡単かつコンパクトな構成で実現する。
【解決手段】パルス制御のナットランナを備えたねじ締付け装置であって、基部B(設備側)に連結された支持アーム6とナットランナ1との間にショックアブソーバ3を設けた。このショックアブソーバ3により、ナットランナ1のパルス制御によるねじ締付け動作時に発生する反力を吸収し、設備側への伝達を抑制する構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】パルス制御のナットランナを備えたねじ締付け装置であって、基部B(設備側)に連結された支持アーム6とナットランナ1との間にショックアブソーバ3を設けた。このショックアブソーバ3により、ナットランナ1のパルス制御によるねじ締付け動作時に発生する反力を吸収し、設備側への伝達を抑制する構成とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、ナットランナを用いてねじの締付けを行うねじ締付け装置、特にパルス制御のナットランナを備えたねじ締付け装置の改良に関するものである。
自動車等の組立ラインにおいては、組立作業効率を高めるため、ナットランナを用いてボルト、ナット等のねじの締付けが行われる。ナットランナは、モータの回転力によって、ねじを高速で締付けることができるが、締付けトルクに応じた反力が発生するため、この反力を支持する必要がある。
しかし、例えばサスペンションユニット等をボディに固定する場合等、大きな締付けトルクが必要になる場合には、その反力を作業者が支持することは極めて難しい。
しかし、例えばサスペンションユニット等をボディに固定する場合等、大きな締付けトルクが必要になる場合には、その反力を作業者が支持することは極めて難しい。
そこで従来、床面等に据付けられた支柱等からなる物品保持用バランサの先端部に、反力打ち消しバ−を介してねじ締付け回転工具を連結させた、反力打ち消し技術が開発されている(特許文献1)。
しかしながら上記従来技術では、ねじ締付け回転工具(ナットランナ)を、L字状の反力打ち消しバーを介して支柱等からなる物品保持用バランサに単に連結されている構成である。したがって、ねじ締付け時に生じる反力は上記支柱等、生産や組立を行う設備側の剛性で受けることになる。
このため、上記反力に耐えうる剛性をもつ大型の支柱等を設備内に設ける等の対策が必要となり、設備コストが著しく増大する虞がある。
そこで、ねじ締付けを短い時間で繰返し行うパルス制御のナットランナを備えたねじ締付け装置を用いて、ナットランナから上記支柱や支柱据付け床面等、設備側へ伝わる反力を軽減することが考えられる。
しかし、このようなパルス制御のナットランナを備えたねじ締付け装置を用いても、例えば自動車の足廻り部品のねじ締付けのように目標トルクが高くなると、ねじ締付け時に一定時間間隔(制御パルス間隔)で生じる反力が大きな振動として支柱等、設備側に伝わる。特に、締付け終了に近づくとその程度はより大きなものとなる。このため、高剛性な、つまり大型の設備構造が必要になり、設備コストが増大する虞がある。
このため、上記反力に耐えうる剛性をもつ大型の支柱等を設備内に設ける等の対策が必要となり、設備コストが著しく増大する虞がある。
そこで、ねじ締付けを短い時間で繰返し行うパルス制御のナットランナを備えたねじ締付け装置を用いて、ナットランナから上記支柱や支柱据付け床面等、設備側へ伝わる反力を軽減することが考えられる。
しかし、このようなパルス制御のナットランナを備えたねじ締付け装置を用いても、例えば自動車の足廻り部品のねじ締付けのように目標トルクが高くなると、ねじ締付け時に一定時間間隔(制御パルス間隔)で生じる反力が大きな振動として支柱等、設備側に伝わる。特に、締付け終了に近づくとその程度はより大きなものとなる。このため、高剛性な、つまり大型の設備構造が必要になり、設備コストが増大する虞がある。
本発明は、上記のような実情に鑑みなされたもので、ねじ締付け時に一定時間間隔で生じる反力による大きな振動の設備側への伝達を抑制する設備のコストを低減でき、しかもそれが簡単かつコンパクトに実現できるねじ締付け装置を提供することを課題とする。
上記課題は、ねじ締付け装置を下記各態様の構成とすることによって解決される。
各態様は、請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも本発明の理解を容易にするためであり、本明細書に記載の技術的特徴及びそれらの組合わせが以下の各項に記載のものに限定されると解釈されるべきではない。また、1つの項に複数の事項が記載されている場合、それら複数の事項を常に一緒に採用しなければならないわけではなく、一部の事項のみを取り出して採用することも可能である。
各態様は、請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも本発明の理解を容易にするためであり、本明細書に記載の技術的特徴及びそれらの組合わせが以下の各項に記載のものに限定されると解釈されるべきではない。また、1つの項に複数の事項が記載されている場合、それら複数の事項を常に一緒に採用しなければならないわけではなく、一部の事項のみを取り出して採用することも可能である。
以下の各項のうち、(1)項が請求項1に、(2)項が請求項2に、(3)項が請求項3に、(4)項が請求項4に、各々対応する。
(1) パルス制御のナットランナを備えたねじ締付け装置であって、所定の基部に連結された支持アームと前記ナットランナとの間に、前記ナットランナの前記パルス制御によるねじ締付け動作時に発生する反力を吸収するショックアブソーバを有してなる反力吸収機構を具備することを特徴とするねじ締付け装置。
(2) 前記反力吸収機構は、前記支持アームの先端部に連結され、前記ナットランナを回転可能に支持する取付け部材を備えてなり、前記ショックアブソーバは、前記ナットランナと前記取付け部材との間に設けられていることを特徴とする(1)項に記載のねじ締付け装置。
(3) 前記反力の方向を回転方向から直線方向に変換するリンク機構が設けられ、
前記ショックアブソーバは、そのリンク機構で変換された直線方向の反力を吸収するように設けられていることを特徴とする(2)項に記載のねじ締付け装置。
(4) 前記ショックアブソーバは、前記反力の方向が変換されて直線方向に移動する前記リンク機構のリンク部材の移動方向と交差する方向の両端側に各々設けられ、このリンク部材の両端側に設けられた一対のショックアブソーバにより前記直線方向の反力を吸収することを特徴とする(3)項に記載のねじ締付け装置。
(2) 前記反力吸収機構は、前記支持アームの先端部に連結され、前記ナットランナを回転可能に支持する取付け部材を備えてなり、前記ショックアブソーバは、前記ナットランナと前記取付け部材との間に設けられていることを特徴とする(1)項に記載のねじ締付け装置。
(3) 前記反力の方向を回転方向から直線方向に変換するリンク機構が設けられ、
前記ショックアブソーバは、そのリンク機構で変換された直線方向の反力を吸収するように設けられていることを特徴とする(2)項に記載のねじ締付け装置。
(4) 前記ショックアブソーバは、前記反力の方向が変換されて直線方向に移動する前記リンク機構のリンク部材の移動方向と交差する方向の両端側に各々設けられ、このリンク部材の両端側に設けられた一対のショックアブソーバにより前記直線方向の反力を吸収することを特徴とする(3)項に記載のねじ締付け装置。
(1)項に記載の発明によれば、パルス制御のナットランナを備えたねじ締付け装置において、ねじ締付け時の反力による大きな振動の設備側への伝達を抑制する設備のコストを低減できる。しかもその設備のコストの低減が、簡単かつコンパクトな構成で実現できる。
(2)項に記載の発明によれば、(1)項に記載のねじ締付け装置を小型、低コストで具現化できる。
(3)項に記載の発明によれば、(2)項に記載のねじ締付け装置において、ショックアブソーバによる反力の吸収を効率よく行うことができる。
(4)項に記載の発明によれば、(3)項に記載のねじ締付け装置において、ショックアブソーバによる反力の吸収を確実に行うことができる。
(2)項に記載の発明によれば、(1)項に記載のねじ締付け装置を小型、低コストで具現化できる。
(3)項に記載の発明によれば、(2)項に記載のねじ締付け装置において、ショックアブソーバによる反力の吸収を効率よく行うことができる。
(4)項に記載の発明によれば、(3)項に記載のねじ締付け装置において、ショックアブソーバによる反力の吸収を確実に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、各図間において、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1は、本発明の実施形態に係るねじ締付け装置の全体構成をその支柱と共に示す側面図で、図中、Aは本発明装置、Bは本発明装置Aを支持する基部である。
本発明装置Aは、ねじ締付けを短い時間で繰返し行うパルス制御のナットランナ1と反力吸収機構2とを備える。反力吸収機構2は、ナットランナ1の上記パルス制御によるねじ締付け動作時に発生する反力を吸収するショックアブソーバ3を有する。
図1は、本発明の実施形態に係るねじ締付け装置の全体構成をその支柱と共に示す側面図で、図中、Aは本発明装置、Bは本発明装置Aを支持する基部である。
本発明装置Aは、ねじ締付けを短い時間で繰返し行うパルス制御のナットランナ1と反力吸収機構2とを備える。反力吸収機構2は、ナットランナ1の上記パルス制御によるねじ締付け動作時に発生する反力を吸収するショックアブソーバ3を有する。
図1に示すように、ナットランナ1の上部には、ボルト、ナット等を締付けるねじ締付け用の工具本体4を備え、ナットランナ1の下部は、ナットランナ回転用モータ等が収納された胴部5とされている。ナットランナ1は、反力吸収機構2を通って上下に長く形成されている。
上記工具本体4はナットランナ1に着脱自在で、複数種類の中から所望の工具本体4を選択使用可能である。
上記ナットランナ回転用モータとしては、電動モータやエアーモータ等が挙げられるが、ここでは電動モータが用いられている。
上記工具本体4はナットランナ1に着脱自在で、複数種類の中から所望の工具本体4を選択使用可能である。
上記ナットランナ回転用モータとしては、電動モータやエアーモータ等が挙げられるが、ここでは電動モータが用いられている。
本発明装置Aは、後端部が基部Bに連結された支持アーム6の先端部6aに連結されている。この支持アーム6は、本実施形態では平行リンクによって構成され、基部Bと連結された後端部を支点に先端側が上下動可能であり、また基部Bを中心軸として軸回り方向に回動させることができる。
これにより本発明装置Aは、上記胴部5や、必要に応じて取り付けられるハンドル7を握り、支持アーム6の上記上下動、回動による可動範囲内の所望の位置に移動させることができる。これにより本発明装置Aは、ねじ締付け位置までナットランナ1(工具本体4)を移動させ、その位置でのねじ締付けが可能である。
ナットランナ1の短い時間で繰返される回転動作、すなわちパルス制御のねじ締付け動作は、上記胴部5やハンドル7に設けられたスイッチ8の操作によってオン、オフされる。
なお、本発明装置Aを支持する基部Bは、本実施形態では生産や組立を行う設備の床面11に据付けられた支柱12等により構成されているが、これに代えて基部Bを、上記設備内を走行可能な移動台車上に搭載された支持構造部によって構成してもよい。
これにより本発明装置Aは、上記胴部5や、必要に応じて取り付けられるハンドル7を握り、支持アーム6の上記上下動、回動による可動範囲内の所望の位置に移動させることができる。これにより本発明装置Aは、ねじ締付け位置までナットランナ1(工具本体4)を移動させ、その位置でのねじ締付けが可能である。
ナットランナ1の短い時間で繰返される回転動作、すなわちパルス制御のねじ締付け動作は、上記胴部5やハンドル7に設けられたスイッチ8の操作によってオン、オフされる。
なお、本発明装置Aを支持する基部Bは、本実施形態では生産や組立を行う設備の床面11に据付けられた支柱12等により構成されているが、これに代えて基部Bを、上記設備内を走行可能な移動台車上に搭載された支持構造部によって構成してもよい。
以上述べた本発明装置Aでは、ナットランナ1のパルス制御によるねじ締付け動作時に発生する反力を反力吸収機構2によって吸収、減衰し、上記反力を基部B(設備側)に伝達することを抑制する。しかも上記反力を、反力吸収機構2のショックアブソーバ3によって吸収、減衰させる構成である。
したがって本発明装置Aによれば、パルス制御のナットランナ1を備えたねじ締付け装置において、ねじ締付け時の反力による大きな振動の設備側への伝達を抑制する設備のコストを低減できる。しかもその設備のコストの低減が、簡単かつコンパクトな構成で実現できる。
発明者らの実験によれば、支持アーム6側に振動として伝わる反力は反力吸収機構2によって約25%低減されるという結果が得られた。また、反力吸収機構2を備えた本発明装置Aを、その基部B(支持構造部)と共に移動台車上に搭載した場合に、その重量は約100kgであった。これに対して、反力吸収機構2を備えていない従来のねじ締付け装置を、その基部B(支持構造部)と共に移動台車上に搭載した場合の重量は約1000kgであった。つまり本発明装置Aによれば、約1/10の軽量化が可能となり、設備コストが大幅に低減されるという結果が得られた。
したがって本発明装置Aによれば、パルス制御のナットランナ1を備えたねじ締付け装置において、ねじ締付け時の反力による大きな振動の設備側への伝達を抑制する設備のコストを低減できる。しかもその設備のコストの低減が、簡単かつコンパクトな構成で実現できる。
発明者らの実験によれば、支持アーム6側に振動として伝わる反力は反力吸収機構2によって約25%低減されるという結果が得られた。また、反力吸収機構2を備えた本発明装置Aを、その基部B(支持構造部)と共に移動台車上に搭載した場合に、その重量は約100kgであった。これに対して、反力吸収機構2を備えていない従来のねじ締付け装置を、その基部B(支持構造部)と共に移動台車上に搭載した場合の重量は約1000kgであった。つまり本発明装置Aによれば、約1/10の軽量化が可能となり、設備コストが大幅に低減されるという結果が得られた。
図2は、上記反力吸収機構2の第1実施例を示す図であって、図1中の反力吸収機構2を上方から概略的に示した図である。図2(a)は反力吸収機構2の非動作時(ナットランナ1の非回転時)、同(b)は反力吸収機構2の動作時(ナットランナ1の回転時)を示す。
この第1実施例において、反力吸収機構2は、その台板21が支持アーム6の先端部6a(図1参照)に連結され、ナットランナ1を回転可能に支持する取付けブラケット22を備えてなる。取付けブラケット22は反力吸収機構2の台板21に固定されている。
ショックアブソーバ3は、ナットランナ1と取付けブラケット22との間にキャリア23を介して設けられている。
ここで、ナットランナ1は、その外周がキャリア23に保持固定され、取付けブラケット22に回転可能に取り付けられたキャリア23は、ナットランナ1と一体に回転可能である。キャリア23には、ナットランナ1の回転中心側とは反対側に突出する突部23aが形成されている。
上記ショックアブソーバ3は、そのピストンロッド先端部(以下先端部と略記する。)3aが常にキャリア23の突部23aの回転方向側の側面に当接するように、取付けブラケット22に固定されている。これは、ショックアブソーバ3の先端部3aが、ナットランナ1の回転動作に伴って進退して上記のねじ締付け時に生じる反力を吸収させるためである。
なお、ナットランナ1は、上記の反力をショックアブソーバ3で吸収できるように、その回転範囲が規制されている。
この第1実施例において、反力吸収機構2は、その台板21が支持アーム6の先端部6a(図1参照)に連結され、ナットランナ1を回転可能に支持する取付けブラケット22を備えてなる。取付けブラケット22は反力吸収機構2の台板21に固定されている。
ショックアブソーバ3は、ナットランナ1と取付けブラケット22との間にキャリア23を介して設けられている。
ここで、ナットランナ1は、その外周がキャリア23に保持固定され、取付けブラケット22に回転可能に取り付けられたキャリア23は、ナットランナ1と一体に回転可能である。キャリア23には、ナットランナ1の回転中心側とは反対側に突出する突部23aが形成されている。
上記ショックアブソーバ3は、そのピストンロッド先端部(以下先端部と略記する。)3aが常にキャリア23の突部23aの回転方向側の側面に当接するように、取付けブラケット22に固定されている。これは、ショックアブソーバ3の先端部3aが、ナットランナ1の回転動作に伴って進退して上記のねじ締付け時に生じる反力を吸収させるためである。
なお、ナットランナ1は、上記の反力をショックアブソーバ3で吸収できるように、その回転範囲が規制されている。
この第1実施例において、ナットランナ1がパルス制御によるねじ締付け動作(回転動作)を開始すると、キャリア23の突部23aは、1パルス毎に図2(a)の位置から同(b)の位置側への回転及びその反対方向の回転(復帰)が瞬時に繰り返される。この間、ナットランナ1(工具本体4)によりねじ締付けが行われる。
図2において、矢印αはねじ締付け時に生じる反力の方向、矢印βはねじ締付け方向を示す。図2は上面図であるので、工具本体4による実際のねじ締め方向(締め付けるねじを正面視した際のねじ締め方向)は矢印βとは逆方向(時計回り)になり、反力の方向も矢印αとは逆方向になる。
実際のねじ締め方向が反時計回りの場合もあり、この場合は、矢印βがねじ締付け時に生じる反力の方向、矢印αがねじ締付け方向を示す。これに伴い、キャリア23の突部23aの回転方向、ショックアブソーバ3の位置や先端部3aの向きは、図2とは左右反対になる。なお矢印γは、上記反力に起因してショックアブソーバ3において発生し、取付けブラケット22及び台板21を介して基部B(図1参照)側に伝達される振動を示す。
図2において、矢印αはねじ締付け時に生じる反力の方向、矢印βはねじ締付け方向を示す。図2は上面図であるので、工具本体4による実際のねじ締め方向(締め付けるねじを正面視した際のねじ締め方向)は矢印βとは逆方向(時計回り)になり、反力の方向も矢印αとは逆方向になる。
実際のねじ締め方向が反時計回りの場合もあり、この場合は、矢印βがねじ締付け時に生じる反力の方向、矢印αがねじ締付け方向を示す。これに伴い、キャリア23の突部23aの回転方向、ショックアブソーバ3の位置や先端部3aの向きは、図2とは左右反対になる。なお矢印γは、上記反力に起因してショックアブソーバ3において発生し、取付けブラケット22及び台板21を介して基部B(図1参照)側に伝達される振動を示す。
上記のようにナットランナ1がパルス制御による回転動作(ねじ締付け動作)を開始すると、その回転トルクが発生した瞬間、ナットランナ1(工具本体4)において、その回転トルクに応じた、それとは反対方向αの反力が生じる。この反力は、矢印αに示すように、キャリア23を介して、同キャリア23の突部23aに先端部3aが常に当接するショックアブソーバ3に伝達され、同ショックアブソーバ3により吸収、減衰される。
したがって、ナットランナ1において生じた上記反力は、ショックアブソーバ3で吸収、減衰されて取付けブラケット22に伝達され、台板21、図1に示す支持アーム6を経て支柱12、床面11等、設備側に伝達される。
ショックアブソーバ3による反力の吸収、減衰は、ねじ締付け動作の各回(1パルス)毎に行われ、各回毎に減衰した反力は、支柱12、床面11等、設備側へは小さな振動となって伝達される。
したがって、パルス制御のナットランナ1を備えたねじ締付け装置において、ねじ締付け時の反力による大きな振動の設備側への伝達を抑制する設備のコストを低減できる。しかもその設備のコストの低減が、ショックアブソーバ3及びキャリア23で主構成をなす簡単かつ小型・コンパクトな構成で実現できる。
したがって、ナットランナ1において生じた上記反力は、ショックアブソーバ3で吸収、減衰されて取付けブラケット22に伝達され、台板21、図1に示す支持アーム6を経て支柱12、床面11等、設備側に伝達される。
ショックアブソーバ3による反力の吸収、減衰は、ねじ締付け動作の各回(1パルス)毎に行われ、各回毎に減衰した反力は、支柱12、床面11等、設備側へは小さな振動となって伝達される。
したがって、パルス制御のナットランナ1を備えたねじ締付け装置において、ねじ締付け時の反力による大きな振動の設備側への伝達を抑制する設備のコストを低減できる。しかもその設備のコストの低減が、ショックアブソーバ3及びキャリア23で主構成をなす簡単かつ小型・コンパクトな構成で実現できる。
図3は、反力吸収機構2の第2実施例を示す図であって、図1中の反力吸収機構2を上方から概略的に示した図である。図3(a)は反力吸収機構2の非動作時(ナットランナ1の非回転時)、同(b)は反力吸収機構2の動作時(ナットランナ1の回転時)を示す。
この第2実施例においても、反力吸収機構2は、その台板21が支持アーム6の先端部6a(図1参照)に連結され、ナットランナ1を回転可能に支持する取付けブラケット22を備える。取付けブラケット22は反力吸収機構2の台板21に固定されている。
第2実施例では、ねじ締付け時に生じる反力の方向を回転方向から直線方向に変換するリンク機構31が設けられる。
ショックアブソーバ3は、ナットランナ1と取付けブラケット22との間にキャリア23及びリンク機構31を介して設けられている。またこのショックアブソーバ3は、リンク機構31で回転方向から変換された直線方向の反力を吸収するように設けられている。
この第2実施例においても、反力吸収機構2は、その台板21が支持アーム6の先端部6a(図1参照)に連結され、ナットランナ1を回転可能に支持する取付けブラケット22を備える。取付けブラケット22は反力吸収機構2の台板21に固定されている。
第2実施例では、ねじ締付け時に生じる反力の方向を回転方向から直線方向に変換するリンク機構31が設けられる。
ショックアブソーバ3は、ナットランナ1と取付けブラケット22との間にキャリア23及びリンク機構31を介して設けられている。またこのショックアブソーバ3は、リンク機構31で回転方向から変換された直線方向の反力を吸収するように設けられている。
リンク機構31は、第2実施例ではリンク部材31aと、このリンク部材31aの長孔31b内を往復動するカムフォロア31cとを備えてなる。リンク部材31aは、図中、左右方向の平行移動のみ可能に構成されている。
ナットランナ1は、外周がキャリア23に保持固定され、取付けブラケット22に回転可能に取り付けられたキャリア23は、ナットランナ1と一体に回転可能である。
キャリア23には、ナットランナ1の回転中心側とは反対側に突出する突部23aが形成され、同突部23aの先端には、リンク機構31の上記カムフォロア31cが取り付けられている。
このカムフォロア31cは、リンク部材31aの長孔31b内に位置する。またこのカムフォロア31cは、ナットランナ1の非回転時にはリンク部材31aの長孔31bの図中、上端に位置し〔図3(a)参照〕、ナットランナ1の回転時には上記長孔31bの図中、下端まで直線移動可能である〔図3(b)参照〕。カムフォロア31cの、長孔31bの下端方向への移動に応じてリンク部材31aは、図中、左方向に平行移動する(矢印δ参照)。
カムフォロア31cは、キャリア23の回転及びその反対方向の回転(復帰)に伴って長孔31b内をその上端及び下端間で往復動可能である。
上記ショックアブソーバ3は、先端部3aが常にリンク機構31のリンク部材31aの移動方向側の側面に当接するように、取付けブラケット22に固定されている。これは、ショックアブソーバ3の先端部3aが、ナットランナ1の回転動作に伴って進退して上記のねじ締付け時に生じる反力を吸収させるためである。
なお、ナットランナ1は、上記の反力をショックアブソーバ3で吸収できるように、その回転範囲が規制されている。
ナットランナ1は、外周がキャリア23に保持固定され、取付けブラケット22に回転可能に取り付けられたキャリア23は、ナットランナ1と一体に回転可能である。
キャリア23には、ナットランナ1の回転中心側とは反対側に突出する突部23aが形成され、同突部23aの先端には、リンク機構31の上記カムフォロア31cが取り付けられている。
このカムフォロア31cは、リンク部材31aの長孔31b内に位置する。またこのカムフォロア31cは、ナットランナ1の非回転時にはリンク部材31aの長孔31bの図中、上端に位置し〔図3(a)参照〕、ナットランナ1の回転時には上記長孔31bの図中、下端まで直線移動可能である〔図3(b)参照〕。カムフォロア31cの、長孔31bの下端方向への移動に応じてリンク部材31aは、図中、左方向に平行移動する(矢印δ参照)。
カムフォロア31cは、キャリア23の回転及びその反対方向の回転(復帰)に伴って長孔31b内をその上端及び下端間で往復動可能である。
上記ショックアブソーバ3は、先端部3aが常にリンク機構31のリンク部材31aの移動方向側の側面に当接するように、取付けブラケット22に固定されている。これは、ショックアブソーバ3の先端部3aが、ナットランナ1の回転動作に伴って進退して上記のねじ締付け時に生じる反力を吸収させるためである。
なお、ナットランナ1は、上記の反力をショックアブソーバ3で吸収できるように、その回転範囲が規制されている。
この第2実施例において、ナットランナ1がパルス制御によるねじ締付け動作(回転動作)を開始すると、キャリア23の突部23aに取り付けられたカムフォロア31cは、1パルス毎に図3(a)の位置から同(b)の位置側への回転及びその反対方向の回転(復帰)が瞬時に繰り返される。これにより、リンク機構31のリンク部材31aは、図中、左右方向に瞬時に往復動する。この間、ナットランナ1(工具本体4)によりねじ締付けが行われる。
図3における矢印α、矢印βが示す方向は、図2に示す第2実施例の場合と同様である。ねじ締め方向が反時計回りの場合は、キャリア23の突部23aの回転方向、リンク機構31のリンク部材31aの位置、ショックアブソーバ3の位置等は、図3とは上下反対になる。
図3における矢印α、矢印βが示す方向は、図2に示す第2実施例の場合と同様である。ねじ締め方向が反時計回りの場合は、キャリア23の突部23aの回転方向、リンク機構31のリンク部材31aの位置、ショックアブソーバ3の位置等は、図3とは上下反対になる。
上記のようにナットランナ1がパルス制御による回転動作(ねじ締付け動作)を開始すると、その回転トルクが発生した瞬間、ナットランナ1(工具本体4)において、その回転トルクに応じた、それとは反対方向αの反力が生じる。
この反力は、矢印αに示すようにキャリア23、リンク機構31を介して同リンク機構31のリンク部材31aに先端部3aが常に当接するショックアブソーバ3に伝達され、同ショックアブソーバ3により吸収、減衰される。
したがって、ナットランナ1において生じた上記反力は、ショックアブソーバ3で吸収、減衰されて取付けブラケット22に伝達し、台板21、図1に示す支持アーム6を経て支柱12、床面11等、設備側に伝達される。
ショックアブソーバ3による反力の吸収、減衰は、ねじ締付け動作の各回(1パルス)毎に行われ、各回毎に減衰した反力は、支柱12、床面11等(図1参照)、設備側へは小さな振動となって伝達される。
したがって、パルス制御のナットランナ1を備えたねじ締付け装置において、ねじ締付け時の反力による大きな振動の設備側への伝達を抑制する設備のコストを低減できる。しかもその設備のコストの低減が、ショックアブソーバ3、キャリア23及びリンク機構31で主構成をなす簡単かつコンパクトな構成で実現できる。
特に、この第2実施例では、リンク機構31によって反力の方向を回転方向から直線方向に変換した。そして、この直線方向に変換した反力を、この反力と同方向に先端部3aが進退動するショックアブソーバ3で吸収するように構成したので、ショックアブソーバ3による反力の吸収を効率よく行うことができる。
この反力は、矢印αに示すようにキャリア23、リンク機構31を介して同リンク機構31のリンク部材31aに先端部3aが常に当接するショックアブソーバ3に伝達され、同ショックアブソーバ3により吸収、減衰される。
したがって、ナットランナ1において生じた上記反力は、ショックアブソーバ3で吸収、減衰されて取付けブラケット22に伝達し、台板21、図1に示す支持アーム6を経て支柱12、床面11等、設備側に伝達される。
ショックアブソーバ3による反力の吸収、減衰は、ねじ締付け動作の各回(1パルス)毎に行われ、各回毎に減衰した反力は、支柱12、床面11等(図1参照)、設備側へは小さな振動となって伝達される。
したがって、パルス制御のナットランナ1を備えたねじ締付け装置において、ねじ締付け時の反力による大きな振動の設備側への伝達を抑制する設備のコストを低減できる。しかもその設備のコストの低減が、ショックアブソーバ3、キャリア23及びリンク機構31で主構成をなす簡単かつコンパクトな構成で実現できる。
特に、この第2実施例では、リンク機構31によって反力の方向を回転方向から直線方向に変換した。そして、この直線方向に変換した反力を、この反力と同方向に先端部3aが進退動するショックアブソーバ3で吸収するように構成したので、ショックアブソーバ3による反力の吸収を効率よく行うことができる。
上述した第2実施例では、リンク機構31のリンク部材31aに対してショックアブソーバ3を1個設けたが、図4(第3実施例)に示すように2個設けてもよい。図示例では、リンク機構31のリンク部材31aを上下方向に長く形成し、その上端側及び下端側にショックアブソーバ3を各1個設けている。この構成によれば、ショックアブソーバ3による反力の吸収を確実に行うことができる。
なお、この図4に示す第3実施例では、リンク部材31aは長孔31bも含めて上下方向に長く形成し、カムフォロア31cが反力吸収機構2の非動作時(ナットランナ1の非回転時)に長孔31bの上下方向の中央位置に位置するように設定されている〔図4(a)参照〕。また、ナットランナ1が時計回り及び反時計回りのどちらの方向に回転した場合でも、リンク部材31aが、図4(a)に示す位置から同(b)、(c)に示すように左方向に平行移動する(矢印δ参照)ように設定されている。
したがって、この第3実施例によれば、ねじ締め方向が時計回り及び反時計回りのどちらであっても、上記反力は2個のショックアブソーバ3でほぼ同時に吸収、減衰され、ショックアブソーバ3による反力の吸収を確実に行うことができる。
なお、この図4に示す第3実施例では、リンク部材31aは長孔31bも含めて上下方向に長く形成し、カムフォロア31cが反力吸収機構2の非動作時(ナットランナ1の非回転時)に長孔31bの上下方向の中央位置に位置するように設定されている〔図4(a)参照〕。また、ナットランナ1が時計回り及び反時計回りのどちらの方向に回転した場合でも、リンク部材31aが、図4(a)に示す位置から同(b)、(c)に示すように左方向に平行移動する(矢印δ参照)ように設定されている。
したがって、この第3実施例によれば、ねじ締め方向が時計回り及び反時計回りのどちらであっても、上記反力は2個のショックアブソーバ3でほぼ同時に吸収、減衰され、ショックアブソーバ3による反力の吸収を確実に行うことができる。
この第3実施例においても、ナットランナ1において生じた反力は、ショックアブソーバ3(第2実施例とは異なり2個)で吸収、減衰されて取付けブラケット22に伝達し、台板21、図1に示す支持アーム6を経て支柱12、床面11等、設備側に伝達される。
ショックアブソーバ3による反力の吸収、減衰は、ねじ締付け動作の各回(1パルス)毎に行われ、各回毎に減衰した反力は、支柱12、床面11等(図1参照)、設備側へは小さな振動となって伝達される。
したがって、パルス制御のナットランナ1を備えたねじ締付け装置において、ねじ締付け時の反力による大きな振動の設備側への伝達を抑制する設備のコストを低減できる。しかもその設備のコストの低減が、ショックアブソーバ3、キャリア23及びリンク機構31で主構成をなす簡単かつコンパクトな構成で実現できる。
特に、この第3実施例では、2個のショックアブソーバ3で反力を吸収するように構成したので、反力吸収を確実に行うことができる。
ショックアブソーバ3による反力の吸収、減衰は、ねじ締付け動作の各回(1パルス)毎に行われ、各回毎に減衰した反力は、支柱12、床面11等(図1参照)、設備側へは小さな振動となって伝達される。
したがって、パルス制御のナットランナ1を備えたねじ締付け装置において、ねじ締付け時の反力による大きな振動の設備側への伝達を抑制する設備のコストを低減できる。しかもその設備のコストの低減が、ショックアブソーバ3、キャリア23及びリンク機構31で主構成をなす簡単かつコンパクトな構成で実現できる。
特に、この第3実施例では、2個のショックアブソーバ3で反力を吸収するように構成したので、反力吸収を確実に行うことができる。
A:本発明装置、B:基部、1:ナットランナ、2:反力吸収機構、3:ショックアブソーバ、4:工具本体、6:支持アーム、11:床面、12:支柱、21:台板、22:取付けブラケット(取付け部材)、23:キャリア、31:リンク機構、α:反力の方向。
Claims (4)
- パルス制御のナットランナを備えたねじ締付け装置であって、
所定の基部に連結された支持アームと前記ナットランナとの間に、前記ナットランナの前記パルス制御によるねじ締付け動作時に発生する反力を吸収するショックアブソーバを有してなる反力吸収機構を具備することを特徴とするねじ締付け装置。 - 前記反力吸収機構は、前記支持アームの先端部に連結され、前記ナットランナを回転可能に支持する取付け部材を備えてなり、
前記ショックアブソーバは、前記ナットランナと前記取付け部材との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のねじ締付け装置。 - 前記反力の方向を回転方向から直線方向に変換するリンク機構が設けられ、
前記ショックアブソーバは、そのリンク機構で変換された直線方向の反力を吸収するように設けられていることを特徴とする請求項2に記載のねじ締付け装置。 - 前記ショックアブソーバは、前記反力の方向が変換されて直線方向に移動する前記リンク機構のリンク部材の移動方向と交差する方向の両端側に各々設けられ、このリンク部材の両端側に設けられた一対のショックアブソーバにより前記直線方向の反力を吸収することを特徴とする請求項3に記載のねじ締付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013264141A JP2015120212A (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | ねじ締付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013264141A JP2015120212A (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | ねじ締付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015120212A true JP2015120212A (ja) | 2015-07-02 |
Family
ID=53532358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013264141A Pending JP2015120212A (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | ねじ締付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015120212A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114850845A (zh) * | 2021-02-03 | 2022-08-05 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 一种适用于狭窄空间的自动化拧紧机构 |
-
2013
- 2013-12-20 JP JP2013264141A patent/JP2015120212A/ja active Pending
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